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検索結果 423 件

  • 妊娠高血圧症候群を併発した胎児共存奇胎から臨床的侵入奇胎へ進展した1例

    保科 涼真, 三杦 卓也, 田原 三枝, 羽室 明洋, 中野 朱美, 橘 大介, 古山 将康 産婦人科の進歩 74 (1), 179-187, 2022

    ...<p>胎児と胞状奇胎が認められる胎児共存奇胎は,22,000~100,000妊娠に1例と発症頻度は低い.全胞状奇胎では妊娠24週以降まで妊娠継続ができた場合,生児を得られる確率は約70%との報告もある.今回われわれは,胎児共存奇胎と診断し十分なインフォームドコンセントのうえ妊娠継続したが,妊娠高血圧腎症を併発し,妊娠終結となった1例を経験したので報告する.症例は39歳,3妊1産.妊娠12週で子宮内に...

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  • 人工妊娠中絶後に母体に肺うっ血及び胸水貯留を認めた胎児共存奇胎の1例

    加藤 優里, 川村 裕士, 品川 明子, 折坂 誠, 黒川 哲司, 服部 由香, 吉田 好雄 日本周産期・新生児医学会雑誌 58 (1), 163-168, 2022

    ...<p> 胎児共存奇胎は,全胞状奇胎と正常胎児が共存する稀な双胎妊娠であり,妊娠継続により妊娠高血圧腎症の発症リスクを伴う.我々は,妊娠初期に母体高血圧および蛋白尿を呈した胎児共存奇胎の1例を経験した.母体適応で人工妊娠中絶が選択されたが,子宮内掻爬術後1日目に肺うっ血と胸水貯留の増悪を認め,加療を要した.妊娠初期であっても妊娠高血圧腎症様の徴候を呈するリスクを認識しておくことは,胎児共存奇胎の妊娠母体...

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  • 内膜細胞診で胞状奇胎を推定しえた 1 例

    河嶋 友美, 武田 遼, 橋本 哲夫, 佐藤 勝明, 上田 善道, 田中 卓二 日本臨床細胞学会雑誌 60 (1), 28-32, 2021

    ...絨毛癌は否定的で, 胞状奇胎を疑った. 全摘子宮では, 20 mm 大まで水腫状に腫大した絨毛が確認され, 絨毛周囲には栄養膜細胞が全周性に軽度増殖していた. 免疫染色では細胞性栄養膜細胞が p57<sup>Kip2</sup> 陰性であり, 全胞状奇胎と診断された.</p><p><b>結論</b> : 内膜細胞診で胞状奇胎を推定することができ, 絨毛癌との鑑別において有用であった.</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 正常胎児と全奇胎の双胎(complete hydatidiform mole coexistent with a fetus)の3症例

    吉澤 ひかり, 蝦名 康彦, 今福 仁美, 鈴木 嘉穂, 若橋 宣, 宮原 義也, 出口 雅士, 山田 秀人 産婦人科の進歩 71 (1), 9-16, 2019

    <p>正常胎児と全奇胎の双胎(complete hydatidiform mole coexistent with a fetus;CHMCF)はまれな疾患であり,2~10万妊娠あたり1例とされる.CHMCFは母体合併症が高率であり,また存続絨毛症などの続発性疾患(gestational trophoblastic …

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  • 胞状奇胎に伴う異常hCG高値により心不全をきたした1例

    古谷 元樹, 岡田 武規, 中野 貴之, 出井 尚美, 大橋 紀彦, 加世田 俊一 心臓 50 (9), 1034-1040, 2018-09-15

    ...<p> 絨毛性疾患において血中ヒトゴナドトロピン(human chorionic gonadotropin;hCG)の上昇により甲状腺機能亢進症を認めることが知られている.今回我々は,胞状奇胎に伴う異常hCG高値,それに伴う甲状腺機能亢進状態により心不全をきたした1例を経験したので報告する.症例は35歳女性.生来健康であったが,当院受診2カ月前より10 kgの体重増加あり.受診1週間前より労作時息切...

    DOI 医中誌

  • 異所性妊娠後に発症した存続絨毛症の1例

    吉泉 絵理, 佐々木 康, 濱田 尚子, 岡田 あかね, 丸山 大介, 竹中 慎, 中林 裕貴, 福谷 梨穂, 村元 勤, 岡崎 美寿歩, 山下 有加, 中山 健, 森岡 幹, 小川 公一, 磯邊 友秀, 大池 信之, 九島 巳樹 昭和学士会雑誌 78 (4), 372-377, 2018

    ...の場合には,管理指針に則りhCGの再上昇から診断できるが,非胞状奇胎妊娠の場合にはその発症を疑うことは容易ではない.本症例では,組織学的に胎芽成分の一部を認めており全胞状奇胎は否定されたが,部分胞状奇胎と正常妊娠の判別を行うためにマイクロサテライトマーカーを用いたDNA多型解析を施行した.その結果,正常2倍体妊娠であると推定された.一般に流産後の管理において,hCGを測定するか否かの指針はない.存続絨毛症発症...

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  • 原発性か転移性かの判断に苦慮した肺絨毛癌の1例

    高田 昌彦, 眞庭 謙昌 肺癌 56 (4), 268-272, 2016

    ...</b>36歳女性,2度の正常分娩の間に胞状奇胎の治療歴あり.検診で右肺に境界明瞭な26 mmの腫瘤を指摘された.翌月無月経となり婦人科を受診,妊娠反応陽性で血中hCGは高値だが,胎芽は認められなかった.検診の4ヶ月後,右肺腫瘤は31 mmに増大,気管支鏡検査では確定診断に至らず,FDG-PETではSUV max 8.73の高集積を認めたが,肺門や縦隔リンパ節および骨盤腔などの他部位に集積を認めなかった...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 妊娠初期の超音波検査

    市塚 清健, 長谷川 潤一, 松岡 隆, 仲村 将光, 関沢 明彦 超音波医学 41 (3), 301-308, 2014

    ...妊娠初期における超音波検査の役割は,妊娠週数・出産予定日の確認,流産,異所性妊娠,胞状奇胎など異常妊娠の診断,比較的大きな胎児形態異常の有無,多胎妊娠の場合の膜性診断,子宮筋腫,卵巣腫瘍など婦人科疾患合併の有無などの検索である.最近では,それらに加え後頸部無エコー領域(nuchal translucency: NT)をはじめとした胎児染色体異常のリスク評価も加わってきた.NT以外の検査項目は,特に倫理的...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 生児を得た胎児共存奇胎の1例

    伊藤 崇博, 川北 かおり, 小菊 愛, 秦 さおり, 奥杉 ひとみ, 近田 恵里, 佐原 裕美子, 竹内 康人, 片山 和明, 橋本 公夫 産婦人科の進歩 65 (1), 75-82, 2013

    ...子宮内に胎児と奇胎が併存する場合,多くは部分胞状奇胎であるが,正常胎児と胞状奇胎が併存する胎児共存奇胎の可能性もある.胎児共存奇胎であれば児の生存も期待できるが,生児を得ることができるのは半数以下とされる.今回われわれは,生児を得られた胎児共存奇胎の1例を経験したので報告する.症例は30歳,排卵誘発周期に妊娠成立した.経腟超音波検査にて正常絨毛と奇胎を別々に認め,初診時(妊娠9週)の血中hCG値は349,619...

    DOI Web Site 医中誌

  • 甲状腺中毒症を呈した胞状奇胎の1症例

    梅田 杏奈, 澤田 育子, 山口 博文, 兪 史夏, 数見 久美子, 宮西 加寿也, 朴 康誠, 山本 敏也 産婦人科の進歩 63 (4), 505-509, 2011

    ...絨毛性疾患患者において,血中ヒト絨毛性ゴナドトロピン(human chorionic gonadotropin : hCG)の上昇により甲状腺機能亢進症を認めるということは一般的に知られている.血液検査にてホルモン値の上昇を認める症例は多く認めるが,臨床的に甲状腺中毒症の症状を呈する症例の発生頻度は不明である.今回われわれは,甲状腺中毒症を呈した胞状奇胎の1症例を経験したので報告する.症例は52歳,...

    DOI Web Site 医中誌

  • 卵管に発生した全胞状奇胎の1例

    広田,泰, 田村,和也, 四方,寛子, 高本,真弥, 武知,公博 日本産科婦人科學會雜誌 52 (11), 1645-1648, 2000-11-01

    We report an extremely rare case of complete hydatidiform mole in the Fallopian tube. A 51-year-old woman presented complaining of lower abdominal pain. The pregnancy test result was positive, and a …

    NDLデジタルコレクション 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • 日産婦管理基準による胞状奇胎後管理の問題点

    飯塚,美徳, 松井,英雄, 関谷,宗英 日本産科婦人科學會雜誌 50 (1), 29-33, 1998-01-01

    ...当科でも1993年5月以降, この測定キットを用い現在までに胞状奇胎113例を管理してきた.このうち日産婦の管理基準で経過非順調型と判定された症例は27例あり, 22例は化学療法を行ったが.5例(18.5%)は何ら加療を行わず血中hCG値がカットオフ値以下となり現在まで絨毛癌などの続発を認めていない.以上の結果より現在の日産婦管理基準では治療を必要としない症例に対し化学療法を施行する可能性があり,...

    NDLデジタルコレクション 医中誌 参考文献10件

  • DNA多型解析およびFISH法を用いた胞状奇胎の診断

    三春,範夫, 林,聡, 佐村,修, 中岡,義晴, 三田尾,賢, 小松,正伸, 宮岡,繁樹, 小田,博宗, 上田,正典, 占部,武, 松岡,敏夫, 洪,伝昌, 藤井,恒夫, 砂堀,公二, 保里,昌彦, 大濱,紘三 日本産科婦人科學會雜誌 49 (10), 797-804, 1997-10-01

    ...成績: DNA多型解析では25例中20例が雄核発生の全胞状奇胎(全奇胎)で, うち17例はホモ奇胎, 3例はヘテロ奇胎と診断された. また, 残る5例は部分胞状奇胎(部分奇胎) と診断され, うち3例は2精子受精による3倍体, 2例は通常の受精による妊卵からの発生とされた....

    NDLデジタルコレクション 医中誌 参考文献20件

  • 集学的治療により寛解に至った脳,肺転移を有するじゅう毛癌の1例

    石河 顕子, 廣瀬 雅哉, 和久田 晃司, 山出 一郎, 高倉 賢二, 野田 洋, 大橋 経昭, 中澤 拓也, 手塚 則明, 井上 修平 産婦人科の進歩 49 (5), 547-553, 1997

    A case of gestational choriocarcinoma with lung and brain metastases was reported in this paper, and the complete remission was achieved by multidisciplinary treatments comprising chemotherapy, …

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  • 千葉県における過去20年間の胞状奇胎登録管理制度の登録成績

    松井,英雄, 飯塚,美徳, 関谷,宗英, 高見澤,裕吉 日本産科婦人科學會雜誌 48 (3), 199-205, 1996-03-01

    ...千葉県では1974年以降県下の日本産科婦人科学会(日産婦), 日本母性保護産婦人科医会(日母)会員の協力により胞状奇胎登録管理制度が施行されてきた. 今回過去20年間の管理成績を検討し, 以下の結果を得た. 1.胞状奇胎(以下奇胎)発生数は出生率の低下を受け年々減少傾向を示している. 一方奇胎発生率は出生1,000あたり2.8でほぼ一定であったが, 最近3年間の発生率は低下している....

    NDLデジタルコレクション 医中誌 参考文献21件

  • Microscopic moleの形態学的検討

    伊藤,耕造 日本産科婦人科學會雜誌 44 (7), 853-858, 1992-07-01

    ...今回私は自然流産例より得た流産絨毛と正常絨毛, 全胞状奇胎(以下全奇胎)絨毛との間に存在する種々の絨毛形態の変化を観察し, いわゆるmicroscopic moleの有する問題点について検討した. 検討した症例は人工妊娠中絶40例, 自然流産60例, 全奇胎5例である....

    NDLデジタルコレクション 医中誌

  • 部分胞状奇胎の疫学的, 臨床病理学的検討

    児玉,省二, 金沢,浩二, 本間,滋, 青木,陽一, 田中,憲一, 高橋,完明 日本産科婦人科學會雜誌 43 (9), 1219-1225, 1991-09-01

    ...絨毛性疾患の地域登録成績及び入院管理例から, 部分胞状奇胎 (以下部分奇胎) の疫学並びに臨床像を全胞状奇胎 (以下全奇胎) と対比分析し, 以下の結果を得た. 1. 地域登録成績では, 胞状奇胎数は年次的に減少するが, 妊娠に対する割合はほぼ一定である. 部分奇胎数は, 昭和57年以降に増加し, 昭和61年には全奇胎の数を上回つた. その理由として, 新しい分類の影響が示唆された....

    NDLデジタルコレクション 医中誌

  • 絨毛性疾患患者尿中hCGの分子多様性とその臨床的意義

    北島,隆史, 望月,眞人, 西村,隆一郎 日本産科婦人科學會雜誌 43 (3), 297-303, 1991-03-01

    ...血清, 尿中のfree hCGβもほぼパラレルに推移し, whole hCGとよく相関したが, その濃度は血清ではwhole hCGに比べ, 絨毛癌では約4分の1, 胞状奇胎では10分の1以下であった. 一方, β-CFは血清では全く検出されなかったが, 尿中には大量に含まれており, その尿中総hCGβ様免疫活性に占める比率は, 胞状奇胎で約40%, 絨毛癌では約70%にも達した....

    NDLデジタルコレクション 医中誌 被引用文献1件

  • 絨毛性疾患の予後因子に関する検討 : 寛解率, 再発率の面から

    松井,英雄, 小林,治, 高見沢,裕吉 日本産科婦人科學會雜誌 43 (2), 131-137, 1991-02-01

    ...患者年齢, (6)化学療法の種類, (7)手術療法の施行時期および, (8)追加化学療法コース数による寛解率, 再発率を検討し以下の結果を得た. (1)寛解率の面から有意差を認めた項目は転移部位, 化学療法の種類の2項目であり, 治療前尿中hCG, 潜伏期間は寛解率にほとんど影響を与えなかった. (2)再発率の面から有意差を認めた項目は, 手術施行時期の1項目のみであったが, 治療前尿中hCG低値群, 胞状奇胎...

    NDLデジタルコレクション 医中誌 被引用文献1件

  • HCG産生肺へん平上皮癌の一例

    斎藤 拓朗, 大石 明雄, 管野 隆三, 菅野 智之, 井上 仁, 元木 良一 肺癌 31 (4), 573-578, 1991

    A case of human chorionic gonadotropin (HCG)-producing squamous cell carcinoma of the lung is reported.A 47-year-old woman was admitted to our hospital with an abnormal shadow on chest X-ray without …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 奇胎trophoblastによるMHC class I抗原の表現に関する研究

    笹川,基, 山田,潔, 藤田,和之, 塩田,敦子, 佐々木,敏江, 広川,雅晴, 山崎,俊彦, 黒瀬,高明, 大野,正文, 半藤,保 日本産科婦人科學會雜誌 42 (10), 1277-1283, 1990-10-01

    ...胞状奇胎において, 全奇胎では雄性発生が, 部分奇胎では三倍体が主要病因であることが報告されており, 全奇胎ではすべての遺伝子が, また部分奇胎では2/3の遺伝子が父系由来と考えられる. こうした遺伝学的背景をもった奇胎組織に対し, なぜ拒絶現象が起こらないのかは移植免疫学的に興味深い問題である....

    NDLデジタルコレクション 医中誌 被引用文献1件

  • 子宮膣上部切断術後の頚癌(いわゆる断端癌) : 226例の臨床的検討

    中山,一武, 平井,康夫, 陳,瑞東, 清水,敬生, 浜田,哲郎, 藤本,郁野, 山内,一弘, 荷見,勝彦, 増淵,一正 日本産科婦人科學會雜誌 41 (6), 702-706, 1989-06-01

    ...た. 1) 対象の年齢分布は,32~78歳で,50~59歳が101例(44.7%)と最も多く,平均年齢は53.8歳であつた. 2) 腔上部切断術の施行年齢は,23~64歳で,40~49歳が105例(46.5%)と最も多く, 平均年齢は39.5歳であつた. 3) 腔上部切断術の理由は, 181例(80.1%)が子宮筋腫であり, ほかに良性卵巣腫瘍12例(5.3%), 子宮外妊娠10例(4.4%), 胞状奇胎...

    NDLデジタルコレクション 医中誌

  • 神奈川県における絨毛性疾患発生状況 : 出生数との対比および年齢階層からの検討

    岩田,嘉行, 雨宮,清, 内田,勝次, 岡島,弘幸, 蔵本,博行, 見常,多喜子, 小清水,勉, 小菅,興正, 後藤田,祐宏, 斉藤,真, 坂倉,啓一, 鈴木,健治, 高橋,哲也, 高橋,通, 滝,雅史, 豊田,正治, 林,和彦, 平原,史樹, 福島,務, 本間,遵, 松崎,浩, 松本,譲二, 松山,明美, 宮原,敬明 日本産科婦人科學會雜誌 41 (1), 48-54, 1989-01-01

    ...胞状奇胎の出生数対比発生率のパターンは全胞状奇胎, 部分胞状奇胎とも絨毛性疾患と同様な傾向がみられた。侵入奇胎も絨毛癌も年齢階層が高くなるにつれて急激な上昇を示した。6. 本県における出産時年齢と全胞状奇胎の年齢分布を比較すると, 両者とも25~29歳にピークを示すものの, 全胞状奇胎では40歳以上にとくに高い分布がみられた。...

    NDLデジタルコレクション 医中誌

  • 正常妊娠と絨毛性疾患におけるc-myc, c-fms, c-sis癌遺伝子の発現に関する研究

    横山,志郎, 新美,茂樹, 鶴岡,三知男, 木島,武俊, 福田,容子, 小室,順義, 寺島,芳輝 日本産科婦人科學會雜誌 40 (12), 1867-1874, 1988-12-01

    ...また, 胞状奇胎や絨毛癌では発現は認められなかった。以上の結果より, c-myc, c-sis, 癌遺伝子は正常絨毛の増殖発育を制御し, c-fms癌遺伝子は主に絨毛の分化に関与していることが明らかとなった。なかでもc-myc, c-fms癌遺伝子は絨毛の癌化機構や胞状奇胎の発生機序とも深く関与するものと思われた。...

    NDLデジタルコレクション 医中誌

  • 絨毛性疾患患者尿中hCGの分子量とそのfragmentation

    井手,一夫, 西村,隆一郎, 北島,隆史, 宇都宮,卓, 田辺,恭三, 幸,義和, 望月,真人 日本産科婦人科學會雜誌 40 (2), 160-166, 1988-02-01

    ...標準hCGと胞状奇胎及び侵入奇胎hCGにおけるCTP'の分子量は全て22,000であつたが, 標準hCGと6例中5例の胞状奇胎hCGにおいては2μgの添加ではCTP'は殆ど観察されなかつたのに対し, 続発性変化した胞状奇胎の1例と侵入奇胎の2例では極めて明瞭なバンドとして観察された....

    NDLデジタルコレクション 医中誌

  • 絨毛性疾患の間質組織の増殖性における特徴

    金子,正博, 宮崎,幸雄, 椎名,美博, 一戸,喜兵衛 日本産科婦人科學會雜誌 40 (1), 31-35, 1988-01-01

    ...同時にまたTrophoblast (Tr.)のMIも算定し, 間質細胞のMIと比較検討し, 絨毛性疾患について特徴ある若干の知見が得られたので報告する. 1) 全胞状奇胎(奇胎)の絨毛では間質細胞およびTr.のMIは, 正常絨毛の値に近く, 間質組織の増殖性はほぼ正常に維持されている. 2) これに対して部分胞状奇胎(部分奇胎)の間質細胞およびTr.のMIは著しく低値である. 3) 侵入奇胎(侵奇)...

    NDLデジタルコレクション 医中誌

  • 絨毛性疾患におけるhCG, hPL遺伝子のMethylationと遺伝子制御機構に関する研究

    房,正規, 保科,眞, 望月,眞人 日本産科婦人科學會雜誌 39 (12), 2144-2150, 1987-12-01

    ...DNA中のメチル化シトシン量は一般に遺伝子活性と逆相関し,遺伝子制御の中心的役割を担っているとされている.そこで妊娠の進行あるいは,腫瘍化に伴う絨毛組織中DNAのシトシン塩基のメチル化と,遺伝子発現との関連性を推察した.ヒト妊娠初期,中期,末期絨毛ならびに,胞状奇胎,絨毛癌組織,絨毛癌培養株,白血球よりDNAを抽出し各々をヌクレオシドに分解後,HPLCを用いて総DNA中のメチル化シトシンを定量した....

    NDLデジタルコレクション 医中誌 被引用文献1件

  • ULTRASONIC EVALUATION OF TROPHOBLASTIC DISEASE AND THE RESPONSE TO CHEMOTHERAPY :

    Murao,Fuminori,Takamori,Hisazumi,Aoki,Showa,Hata,Kohkichi,Hata,Toshiyuki,Takahashi,Kentaro,Kitao,Manabu 日本産科婦人科學會雜誌 39 (7), 1137-1142, 1987-07-01

    ...超音波断層法は、胞状奇胎の診断上、確立された検査法である。しかし、他の報告でもみるように、我々も、本疾患の超音波断層像上、当初報告されたほど特異的ではない症例にしばしば遭遇した。このことを明らかにするために、26例の絨毛性疾患と27例のその他の疾患のエコーパターンを検討した。...

    NDLデジタルコレクション 医中誌

  • 部分胞状奇胎の臨床病理学的研究

    小幡,憲郎, 佐々木,綾子, 竹内,正七 日本産科婦人科學會雜誌 39 (4), 553-558, 1987-04-01

    ...部分胞状奇胎(以下部分奇胎)156例(A群75例;案体顕微鏡で診断したもの,B群81例;病理組織標本スライドで診断したもの)を臨床病理学的に検討した,対照として流産302例を用いた(案体顕微鏡で全ての絨毛の直径が2mm未満の流産絨毛,以下"流産絨毛").1.子宮内稽留期間の推定率は"硫産絨毛",部分奇胎(A群)の子宮内稽留期間はそれぞれ,24.8±13.1日(n=63),45.9±10.7日(n=37...

    NDLデジタルコレクション 医中誌

  • 産科領域における超音波断層法の応用

    島 功, 池野 暢子, 渡辺 正昭, 遠藤 紘, 高橋 克幸 医療 41 (4), 336-340, 1987

    Since the advent of the real time B-mode scanner, ultrasonic diagnosis has become indispensable in the field of obstetrics for fetal diagnosis on the basis of observation of the fetal movement. In …

    DOI 医中誌

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