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検索結果 25 件

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  • 神経ブロックを併用した人工股関節置換術後に腓骨神経麻痺を呈し診断に苦慮した1例

    絹川 友章, 田村 高廣, 竹上 靖彦, 関 泰輔, 西脇 公俊 日本ペインクリニック学会誌 28 (9), 194-198, 2021-09-25

    ...<p>【症例】46歳女性,身長157 cm,体重58 kg.20歳ごろより両股関節痛を生じ,変形性関節症と診断され保存的に加療していた.当院整形外科紹介受診し,左人工股関節置換術施行予定となった.腰神経叢ブロックと傍仙骨部の坐骨神経ブロックを施行後,全身麻酔導入し,手術を行った.術後のレントゲンで脚延長は20 mmであった.覚醒後,両下肢に運動障害と感覚障害があった.症状は数時間以内に改善し,腰神経叢...

    DOI 医中誌

  • 超音波ガイド下神経ブロックの進歩─腰神経叢~内転筋管ブロックと閉鎖神経ブロック─

    中本 達夫 日本臨床麻酔学会誌 38 (2), 258-264, 2018

    ...<p>超音波解剖学の発展によって,腰神経叢とそれに由来する大腿神経,閉鎖神経,外側大腿皮神経,およびそれらの終枝のブロックは,より多くのアプローチが可能となった.腰神経叢は,Shamrock viewにより超音波画像上で周囲の解剖を鮮明に観察して実施できる.大腿神経は内転筋管ブロックまたは縫工筋下管アプローチにより,伏在神経とそれ以外の神経の分枝への効果を調節できる.閉鎖神経はその走行に基づいてさまざまな...

    DOI Web Site 医中誌

  • 硬膜外鎮痛の反復により放射線治療を継続し得た悪性腸腰筋症候群の1例

    滝本 佳予, 小野 まゆ Palliative Care Research 12 (3), 547-551, 2017

    ...<p>悪性腸腰筋症候群(malignant psoas syndrome: MPS)は,悪性腫瘍が腸腰筋に浸潤して生じる,侵害受容性痛と腰神経叢領域の神経障害性痛を特徴とする病態である.痛みは強く,症状緩和に難渋することも多い.53歳の女性,子宮癌肉腫で広汎子宮全摘術施行後,骨盤内リンパ節病変が増大し左MPSを生じた.この病変に対し放射線治療(radiation therapy: RT)が予定されたが...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • リアルタイムMEPモニタリング下に腸腰筋に浸潤した後腹膜腫瘍を摘出した1例

    平川 雄介, 帖佐 悦男, 濱中 秀昭, 猪俣 尚規, 黒木 修司, 比嘉 聖, 永井 琢哉, 李 徳哲, 横江 琢示 整形外科と災害外科 65 (3), 561-564, 2016

    ...合同で腫瘍切除を行った.腹腔鏡補助下に腎動静脈,尿管の処置を行い,その後腹膜外アプローチにて腫瘍部を展開した.腸腰筋部分の剥離の際にMEPモニタリングで神経接近を示す特有の黄・赤信号は認めないまま,充分な切除縁を持って手術を終えた.術後下肢麻痺,膀胱直腸障害など神経症状は発生しなかった.通常のBr-MEP法での波形変化は,神経損傷の結果をみている可能性があり,腸腰筋内浸潤腫瘍切除の大きな合併症である腰神経叢損傷回避...

    DOI Web Site 医中誌

  • 腰神経叢ブロックにより放射線照射治療可能となった脊柱管狭窄症の1症例

    樋田 久美子, 境 徹也, 原 哲也 日本ペインクリニック学会誌 22 (4), 558-561, 2015

    ...治療に必要な体位保持が困難であり,治療が延期となっていた.当院放射線科でプレガバリン75 mg/日,トラマドール・アセトアミノフェン配合錠(TA配合錠)2錠/日が投与されたが,体位保持は困難であったため,当科紹介受診となった.脊椎MRIと身体所見から脊柱管狭窄症による左L3神経根症と考え,プレガバリンおよびTA配合錠の増量とプレドニゾロン5 mg/日の内服投与を開始し,痛みは軽減した.2日後に透視下腰神経叢...

    DOI Web Site 医中誌

  • 大腿神経麻痺の患者に対する歩行を中心とした急性期理学療法

    伊東 浩樹, 岩倉 将, 松田 拓海 理学療法学Supplement 2014 (0), 1511-, 2015

    ...【はじめに,目的】腰神経叢の中でも大腿神経麻痺を呈した場合,腸腰筋,大腿四頭筋などの大腿前面筋の麻痺が出現する。大腿神経麻痺を呈した症例では,膝関節伸展機能,歩行,階段昇降等の日常生活動作が困難となることが多いとされている。また,大腿神経麻痺は全末梢神経麻痺の1%前後と非常に稀な疾患とされており,急性期理学療法に関する報告は少ない。...

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  • チンパンジー分岐神経の解析

    時田 幸之輔 霊長類研究 Supplement 30 (0), 55-55, 2014

    ...腹壁から下肢への移行領域に着目し,ヒト及びニホンザルにて腰神経叢と下部肋間神経の観察を行ってきた.その結果,下肢へ分布する神経(腰神経叢)の起始分節(構成分節)が尾側へずれる変異が存在するが明らかになった(2012, 2011, 2010, 2009, 2008).同様な形態的特徴がチンパンジーにおいても存在するか否かを明らかにすることを目的にチンパンジーの体幹と下肢帯の境界領域における脊髄神経前枝...

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  • ニホンザル仙骨神経叢の観察-特に胴体(胸部)の延長に関連した形態的特徴

    時田 幸之輔, 姉帯 飛高 霊長類研究 Supplement 29 (0), 74-, 2013

    ... 我々は,腹壁から下肢への移行領域に着目し,ヒト及びニホンザルにて腰神経叢と下部肋間神経の観察を行ってきた.その結果,下肢へ分布する神経(腰神経叢)の起始分節(構成分節)が尾側へずれる変異が存在すること,この変異にともない最下端の胴体(胸腹部)に特徴的な神経の起始分節も尾側へずれることが明らかになった.これらの変異に伴い最下端の肋骨の長さの延長や肋骨の数の増加(腰椎肋骨突起の肋骨化,腰肋)も観察している...

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  • ニホンザル分岐神経の解析

    時田 幸之輔 霊長類研究 Supplement 28 (0), 79-, 2012

    ...<br> 筆者は,ヒト腰神経叢および下部肋間神経の観察を行ってきた. その結果,ヒトにおいてもニホンザル腰神経叢と同様な変異が存在することを明らかにした(2010,2009,2008). いずれも胴体の延長に関連した変異であると考えたい....

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  • 広鼻猿類腰神経叢の観察

    時田 幸之輔 霊長類研究 Supplement 27 (0), 57-57, 2011

    ... 2007~2009年にカニクイザル、ニホンザル、チンパンジー腰神経叢の観察を行った。今回、広鼻猿類腰神経叢の観察として、リスザルとアカテタマリンの観察を行った。いかに観察結果の概要を記す。Th13:腹壁に進入し外側皮枝(RcL)を分枝し、側腹壁の内腹斜筋(Oi)と腹横筋(Ta)の間(第2-3層間)を走行し、腹直筋鞘に入る。腹直筋(R)の後面から筋枝を与え、筋を貫いて前皮枝(Rca)を分枝する。...

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  • 第一肋骨低形成と頚腕神経叢

    時田 幸之輔, 米良 佳余子, 小坂 雅代, 熊木 克治, 佐藤 昇 理学療法学Supplement 2008 (0), C3P3457-C3P3457, 2009

    ...前回,我々は「第12肋骨の長さが短くなる(腰椎化)」と「腰神経叢由来の各神経の起始分節の上方へのズレ」との関連を報告した. 今回も同様に「胸椎の頚椎化」と「頚腕神経叢の下方へのズレ」は関連した変異と言える. 以上より,第一肋骨低形成を原因とする胸郭出口症候群では「頚腕神経叢の下方へのズレ」という特徴があるので根症状を解釈する際には注意を要すると言える....

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  • ニホンザル腰神経叢の観察

    時田 幸之輔 霊長類研究 Supplement 25 (0), 76-76, 2009

    ...以上より,ニホンザル腰神経叢では,L2まで標準的な肋間神経と同様な経路を走ることがわかった。また,錐体筋支配神経の走行もヒトとは差異があることがわかった。本研究は,京都大学霊長類研究所の共同利用研究として実施された。...

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  • 腰神経叢の多様性と体表解剖学

    時田 幸之輔, 浅本 憲, 中野 隆, 佐藤 昇, 熊木 克治, 永島 雅文 理学療法学Supplement 2007 (0), A1343-A1343, 2008

    ...【緒言】腰椎部神経根症状の多様性の原因としていくつかの解剖学的異常が考えられる.今回,腰神経叢と仙骨神経叢に参加する分岐神経の起始分節に着目した....

    DOI 医中誌

  • 腰部脊柱管狭窄症における下垂足の予後

    中馬 啓介, 山下 導人, 牛ノ濱 政喜, 中道 将治, 大迫 信哉, 尾辻 栄太, 小城 琢朗 理学療法学Supplement 2006 (0), C0973-C0973, 2007

    ...腰神経叢の運動支配に関してMuCullochはL5神経根は前脛骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋を支配するが、足関節の背屈はL4、母趾の背屈はS1神経根の支配も受けると報告している。以上より下垂足はL5神経根を中心にL4、またはS1神経根、馬尾障害が合併して発症すると考えられる。A-P径また、不良群4例、良好郡2例に膀胱直腸障害を呈しており、強度の馬尾の圧迫が予後に関与していると考えられる。...

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  • 外側大腿皮神経の絞扼性神経障害に関する局所解剖学的検討

    工藤 慎太郎, 木原 雅子, 山北 和幸, 牧野 淳, 小崎 琢也, 中野 隆 理学療法学Supplement 2005 (0), A0601-A0601, 2006

    ...大腰筋を筋裂孔の高さで切離反転しながら外側大腿皮神経の腰神経叢からの分岐部位、同神経と大腰筋の位置関係の2項目について調査した。<BR>【結果】<BR>外側大腿皮神経の腰神経叢からの分岐様式は、1本の分枝が同神経を形成する場合(6肢)と2本の分枝が吻合して同神経を形成する場合(3肢)が認められた。...

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  • 腰神経叢より発生した後腹膜神経鞘腫の1例

    安東 立正, 飯野 佑一, 大和田 進, 横江 隆夫, 小山 徹也, 森下 靖雄 日本臨床外科医学会雑誌 57 (12), 3082-3085, 1996

    A retroperitoneal tumor, which was incidentally pointed out beside the aorta by CT and MRI in a 58-year-old man under the close examination for the kidney, was successfully excised. The excised …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献14件

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