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検索結果 183 件

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  • 空間論から見たカント批判哲学への道

    犬竹, 正幸, Inutake, Masayuki 拓殖大学論集. 人文・自然・人間科学研究 47 1-28, 2022-03-25

    ...カントはその哲学活動の開始以来,自然哲学と形而上学との関係というテーマ,より正確には,ニュートン力学に代表される近代自然科学の形而上学的基礎づけというテーマを自己の主要な哲学的課題の一つとしていた。...

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  • 自然科学の現象学へ : シェリング『自然哲学の理念』を読む

    松村, 健吾 大東文化大学紀要. 人文科学 59 105-124, 2021-02-28

    ...シェリングの『自然哲学の理念』の本論の「第一章 燃焼」と「第二章 光について」をブーフシュタビーレンする。ここにおいてシェリングは自然哲学を統一する原理を求め、それを酸素・生命空気として見つけ出した。統一原理の発見は自然哲学の成立であり、現代科学の諸理論を哲学でもって批判することによって、「自然科学の現象学」が可能となり、カントからヘーゲルへと繋がる現象学の道が拓かれた。...

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  • 米国のハイスクール「物理」の成立期における「蒸気機関」教材の変遷

    荒谷 航平, 郡司 賀透, 丹沢 哲郎 日本科学教育学会研究会研究報告 35 (3), 49-52, 2020-12-13

    ...<p>本研究の目的は,19世紀~20世紀初頭の米国のハイスクール「自然哲学」及び「物理」教科書における「蒸気機関」教材の変遷を明らかにすることである.本研究では,両科目の教科書計17冊を対象に,蒸気機関に関する記述と図・写真を分析した.その結果,両科目の教科書において,蒸気機関の効率が重視されるようになる傾向と,蒸気機関の内部構造が提示されなくなる傾向の2つが見られた.これらの傾向と「物理」の成立過程...

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  • 人新世とシェリング自然哲学の復権

    中島 新 シェリング年報 28 (0), 4-12, 2020

    Um über die Zeitalter der „Anthropozän“ und insbesondere ihrer ökologischen Krise nachzudenken, ist die Naturphilosophie Schellings sehr relevant und anregend. Erstens hat sie die „Vernichtung der …

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  • 「移行」プロジェクトと「エーテル演繹」

    松山 壽一 シェリング年報 28 (0), 36-45, 2020

    In der zweiten naturphilosophischen Schrift Von der Weltseele (1798) hat Schelling die Ansicht geäußert, dass die alte Lehre vom Äther, die auch in der Neuzeit wieder aufgegriffen wurde, aufhöre …

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  • 紙パ技協誌の新たな発展に期待して

    尾鍋 史彦 紙パ技協誌 74 (8), 824-826, 2020

    ...<p>紙パ技協誌の文理融合という課題を考える前に,学術の起源に遡り,古代ギリシア哲学を端緒とする自然哲学の深化の後,近代に至り自然科学が発生,文化科学の分離,さらには長い歴史的過程を経た現代の文理融合に至るまでの学術の系譜を辿った。ドイツ流の科学の分類法に従うと自然科学とそれ以外の分野,すなわち文化科学がある。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 00哲-11-口-06 体育学における時間論の展望

    平川 武仁 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 91_3-91_3, 2019

    ...これらはニュートン「自然哲學の數學的原理」に基づく物理学的時間を特に排除した観念論となる一方、フッサールの師ブレンターノによる観念論から心理学への展開、W・ジェームズによる運動の心理学的理解へと至る。ここで、現実世界は「腹水、盆に帰らず」のように時間を逆再生できない世界であることを顧みる。つまり「時間の矢」である。この点を踏まえ、本研究では力学系理論から「時間に関する問い」を展望する。</p>...

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  • 1821-1930年の米国ハイスクール用教科書に見られる「自然哲学」及び「物理学」の目的

    荒谷 航平, 丹沢 哲郎 日本科学教育学会年会論文集 43 (0), 618-619, 2019

    ...~1899年)では数式や実験活動に関する記述,そして,第3期(1900~1930年)では大気圧の発見などの物理学史に関する記述が見られた.以上の結果は,荒谷・丹沢(2019)が明らかにした「自然哲学」や「物理学」の第1期と第3期の目的の妥当性を裏付けた一方で,第2期の目的について再考する必要性を示唆した....

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  • 00哲−26−口−17 「体育学者」とは何か?

    林 洋輔 日本体育学会大会予稿集 67 (0), 83_2-83_2, 2016

    ...当の結論はわが国学術界における体育学の位置および「学問の使用」と自然哲学の再考をめぐる議論、さらに「体育」概念の再定義に向けた緒論の糸口となるものである。</p>...

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  • 自然哲学者としてのマイケル・ファラデー(ヘッドライン:「人物化学史」の現在)

    河野 俊哉 化学と教育 63 (2), 60-63, 2015

    ファラデーは,一般には「科学者」だと考えられているが,彼自身は,「科学者(scientist)」という呼び名を好まなかった。さらに,サンデマン派と呼ばれる信徒が極めて少数の宗派に属していた。これらのことは,彼の自然研究とも密接な関係があるが,一般には知られていない。本稿においては,近年の研究成果をもとに,当時のイギリスの大学における化学教育制度にも言及しながら,彼の自然研究はもとより,彼の経歴に…

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  • ソクラテス以前哲学者の解明 : DK.断片とカント

    森, 哲彦 人間文化研究 18 167-192, 2012-12-21

    ...本論文の構成について、哲学の兆候を示す哲学以前、前期自然哲学で自然の原理を問うミレトス学派、また別個にピュタゴラス学派、ヘラクレイトスを取り上げる。更に存在と静止のエレア学派、後期自然哲学の多元論と原子論、そして認識論のソフィスト思潮の特質をそれぞれ論述する。この試論は、「哲学的自己省察」の一つである。...

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  • 伝統的「秦淮灯彩」の社会的・文化的役割

    劉 俊哲, 植田 憲, 宮崎 清 デザイン学研究 59 (3), 3_103-3_112, 2012

    ...総じて、「秦淮灯彩」の文化は、まさに当該地域の人びとの人生観や倫理観を育んできた自然哲学や天人合一に基づく精神世界に関わるさまざまな「もの」「こと」と深く結び付いて構築されてきたものであった。...

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  • シラーの自然哲学

    坂本 貴志 シェリング年報 20 (0), 70-, 2012

    Schillers Naturphilosophie gründet sich auf die pantheistische Weltanschauung, die die Natur mit der Manifestation des einzigen Gottes gleichsetzt und besonders im traditionellen Begriff von …

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  • 「エコフィロソフィー」の基本課題をめぐって

    嶋崎 隆 一橋社会科学 4 1-48, 2008-06

    ...エコフィロソフィーの分野として、第一に自然哲学と狭義のエコロジー、自然科学の分野が考えられ、第二に環境倫理における多様な議論が考察される。さらに第三に、経済現象を中心に、環境問題を社会批判・社会認識との関連で考察する。そして第四に、エコロジカルなライフスタイルの形成の問題を、生活文化を背景に展開したい。以上四つの分野で、エコフィロソフィーの課題は尽くされているように考えられる。...

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  • 力学教科書のルーツ : 「トムソン=テイト」以前

    塚本 浩司 物理教育 56 (1), 2-9, 2008

    ...本論文では,"ニュートンカ学"的な教科書の古典とされるトムソン=テイト『自然哲学論』(1867)以前の英語圈の教科書における古典力学の記述を追い,『自然哲学論』以前に先駆的な役割を果たした教科書の存在を明らかにする。...

    DOI Web Site 参考文献29件

  • 伝統医学と先端医学の融合に向けて

    酒谷 薫 日本東洋医学雑誌 59 (2), 181-191, 2008

    ...陰陽五行学説は古代中国の自然哲学であり,難解で不可解なものとして日本漢方では重視されてこなかった。しかし,陰陽五行学説を現代科学の視点から見直してみると,両者には共通している点が少なくない。本講演では,陰陽五行学説の考え方を現代科学の観点から読み解き,これを基にして中医学の人体機能や病態に対する考え方について解説する。...

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  • 最近のシェリング自然哲学研究動向

    松山 壽一 シェリング年報 12 (0), 67-, 2004

    Die Forschungen zur Naturphilosophie Schellings, die bei den Züricher Tagungen von 1979 und 1983 vorgetragen wurden, habe ich in meinem letzten Bericht in vier Gebiete gegliedert: 1) …

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  • 現代に甦るシェリング : 人間・自然・歴史と悲劇的なもの

    渡邊, 二郎, Watanabe, Jiro 放送大学研究年報 19 47-77, 2002-03-31

    ...シェリングは、18世紀末から19世紀前半にかけて活躍したドイツ観念論の哲学者であるが、先行のフィヒテに対しては自然哲学を、後続のヘーゲルに対しては積極哲学を提唱した点で、独自性をもつ。それは結局、自然の根源性と、論理で割り切れない歴史の不透明な現実とを、強調したことにほかならない。その自然観と歴史観は、21世紀を迎えた私たちに対しても大きな示唆を与える。...

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  • ハィデッガーの自然哲学について

    藤本 武, Fujimoto Takeshi 新潟青陵大学紀要 2 (2), 93-105, 2002-03

    ハィデッガーの自然観は前期・中期・後期の三期に分けられる。前期は1920年代から30年代初頭に至る基礎的存在論の時代である。中期は1930年代後半からの,古代ギリシア哲学のピユシス研究による,根源的自然ピユシスという自然理解の時代である。後期は1949年以後の思惟で,ハィデッガー哲学の中心に根源的自然が捉えられた時代である。この論において,初頭の自然観として,主著『存在と時間』(1927年)に示…

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  • ドストエフスキーと催眠術

    越野,剛 Japanese Slavic and East European studies 21 43-56, 2001-03-31

    ...F.A.メスメルを創始者とする動物磁気説(後の催眠術)は、19世紀にすでに人間の無意識の現象を発見しており、ロマン派の文学や自然哲学に大きな影響を与えた。ドストエフスキーはK.G.カールスの無意識論やホフマン、バルザック、グレチ、V.オドーエフスキー等の文学作品を通じてメスメルの説を知っていた。...

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  • 自然哲学としての環境美学の試み

    伊東 多佳子 シェリング年報 9 (0), 83-, 2001

    The present confrontation with the ecological crisis is the time to begin a new philosophy of nature, to revise the relationship between humans and nature. As part of it, environmental aesthetics …

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  • 自覚における自然

    長谷 正當 シェリング年報 8 (0), 4-, 2000

    French Spiritualism is a trend of thought which flowed through the realm of ideas in France from the beginning of the 19th century to the first half of the 20th century. This trend developed an idea …

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  • 新しい自然哲学を求めて(II)

    粟屋 かよ子 四日市大学環境情報論集 1 (1_2), 155-169, 1998-03-20

    We show a direct proof of the incompleteness of the quantum mechanical description in an interference experiment using a fast beam chopper. For further investigation, it is suggested that there may …

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  • 変態叙説 : 想像的身体性を探究するための

    江藤 正顕 比較社会文化研究 3 33-47, 1998-02

    ...方で、虞松渉の主張する疎外論」から「物象化論」へという認識構成にも異議を唱えつつ、自然哲学、社会哲学、歴「史哲学にわたる認識論的変換への某本的視角を、動植鉱物やAI(人工頭脳)、ロボットも視野に入れた「想像的身体」という方法において呈示しようとする。...

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  • シェリングにおける「無限者」の問題

    長島 隆 シェリング年報 6 (0), 30-, 1998

    In diesem Referat habe ich folgende Punkte erläutert. 1. Das Grundmotiv der Naturphilosophie besteht in der Auseinandersetzung Schellings mit Kant-Fichteschen philosophischen Tendenzen, nämlich dem …

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  • シェリング自然哲学における個体性の意義

    林 理江 シェリング年報 5 (0), 66-, 1997

    In den beiden naturphilosophischen Texten Schellings aus dem Jahr 1799 werden die Aktionen oder die ,Naturmonaden' als ideale Prinzipien der Natur gesetzt, welche durch den Streit untereinander die …

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  • 自然観における機械論と目的論、及びその調停的な両立性―環境問題を考察する視座のために

    井上, 義彦 長崎大学教養部創立30周年記念論文集(Bull. Faculty of Liberal Arts) 35 (Special issue), 1-24, 1995-03-27

    ...アリストテレスの自然哲学は、生物学的な発想により、万物を質料と形相の結合として、エンテレケイア(自己実現的な力)の発展によって説明し、目的論的哲学を大成的に確立した。アリストテレスの目的論的自然観は古代以来、キリスト教的世界観ともうまく調和するところから、中世を通して近代初頭までヨーロッパ精神世界の支配的な自然観であった。...

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  • 光の粒子説と波動説(連載 科学誌)

    鬼塚 史朗 物理教育 43 (4), 425-432, 1995

    ...それまで神学研究の一環として行われてきた光の研究は,自然哲学の研究対象へと姿を変えた。17世紀,フックやホイヘンスらによって唱えられた光の波動説とニュートンを嚆矢とする光の粒子説は,以後200年にわたって論争を展開した。18世紀には粒子説,19世紀には波動説が優位に立った。そして20世紀に入ってアインシュタインが両説を折衷的に統一した光量子説を提唱し,論争には終止符がうたれた。...

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  • 根源的自然への回帰

    伊坂 清司 シェリング年報 3 (0), 16-, 1995

    Diese Abhandlung setzt sich es zum Ziel, die Motive der deutschen Natur- philosophie von dem Standpunkt der romantischen Naturanschauug aus zu erk- lären. In der bisherigen Forschung nach der …

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  • 自然哲学に現代的意義はあるか?

    中島 義道 哲学 1994 (44), 58-64,2, 1994-04-01

    Today "Philosophy of Nature" has no positive meaning, because it has no influence on present scientific experiments or theories, and no actual power to change the idea of nature which supports any …

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  • 自然哲学のアクテュアリティ

    松山 寿一 哲学 1994 (44), 44-57,2, 1994-04-01

    Die vorliegende Arbeit versucht, anhand eingehender Betrachtung der folgenden vier Aspekte die Aktualität der Naturphilosophie zu verdeutlichen: 1. Analyse der Grundbegiffe der Naturwis-senschaften, …

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  • 生物学史から見た死

    小川 眞里子 生命倫理 3 (1), 66-70, 1993

    ...古代ギリシャ時代から、自然哲学者にしろ生物学者にしろ、基本的には自然死すなわち老化過程を扱ってきており、一般に、老化過程は何ものかが失われていく過程として捉えられてきた。第二点については、ドイツのヴァイスマンが19世紀後半の進化論的考察の中から初めて明らかにしたものである。...

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  • 南方熊楠の自然哲学とシステム認識

    出口 弘 理論と方法 5 (1), 101-114, 1990

    ...南方熊楠は,偉大な博物学者であり粘菌学の大家であると同時に日本民俗学の生みの親の一人として広く知られている.しかし,彼の学際的な学の背後にあった方法論としての自然哲学そのものについては,殆ど関心は払われてはこなかった.本論では,我々は,南方熊楠の自然哲学に着目し,それを思想史的な観点からではなく,今日の諸学の錯綜し方法論の混乱する学の状況に於ける生きた思想として再把握することを試みる.彼の社会科学に...

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  • 一般相対論における運動方程式

    二間瀬 敏史 日本物理学会誌 43 (4), 292-294, 1988

    ...ニュートンが「自然哲学の数学的原理」, いわゆるプリンキピアとよばれる力学の古典を書いたのは, 今から約300年前である. そこで初めて重力や運動という自然法則が数学を用いて表現された....

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  • ゲーテと顎間骨

    "本間,邦則" 日本歯科医史学会会誌 12 (4), 246-249, 1986-06-25

    ..."詩人ゲーテJohann Wolfgang von Goethe(1749~1831)は多くの文学的作品によって知られているのみならず,自然科学においてもひろく研究業績があり,顎間骨の発見者としてもまた著名である.ゲーテは自然哲学的生物学から進化の思想を有した学者として知られている.そのような自然科学者ゲーテと彼の発見した顎間骨について考察したいと思う."...

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  • 古代ギリシア人の生命観 : 原初時代からプラトンまで

    川田 殖, Kawada Shigeru 山梨医科大学紀要 2 29-40, 1985

    ...本稿は古代ギリシア人の生命観の特徴を、アニミズム、ホメロス、オルペウス教、初期自然哲学者たち、ヒッポクラテス集典、ソフィスト、ソクラテス、プラトンの順にとり上げ、その相互のつながりとそれぞれの意味をさぐり、あわせてそれが今日に与える示唆を考察しようとするものである。...

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  • 近世的自然観の形成と形而上学(四)

    小林, 道夫 人文研究 36 (4), 193-211, 1984

    ...デカルト自然学の形成(二) : いずれにせよ, デカルトはベークマンとの出会いによって「物理数学」の理念, 及び中世的伝統を超えた新たな自然哲学に接する機会を得る。この時デカルトはベークマンの研究記録ともいうべき『日記』に眼を通す事も許されており, 多くの啓発を受けたであろうと思われる。……...

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  • 近世的自然観の形成と形而上学(三)

    小林, 道夫 人文研究 35 (8), 562-568, 1983

    ...第二部デカルトの自然学と古典力学 : §I.デカルト自然学の形成 : 第一部で我々は中世科学からガリレオの「位置運動論」の形成に至る過程を検討し, 同時にガリレオにおける自然哲学の体系としての一貫性の欠如を確認した。……...

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  • フランシス・ベイコンにおける自然哲学

    若林 明 木更津工業高等専門学校紀要 4 (0), 47-53, 1971

    Francis Bacon, who was by nature a reformer, could not content himself with the traditional philosophies and learnings. He intended to reform them and published Instauratio Magna (The Great …

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  • ヘーゲルの「論理学」における生命の概念

    渡辺 祐邦 哲学 1970 (20), 186-198, 1970

    ...<BR>ところでドイツ自然哲学の諸問題も全く同じ観察によって提起されたのである。ドイツの啓蒙主義的思想家も、超自然主義的信仰や自然神学に対する彼らの戦いにおいて、必然的に生物学の諸問題を考察しなければならなかったからである。...

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  • 九州大学新聞

    九州大学新聞 520 1965-01-25

    ...学生 茫洋とした「社会」への恐怖心 対象はすべて現実的事がら(あ)/私の文学遍歴(7) <中村健次の手紙>(島尾敏雄)/松原 黄色いツバキと青い金魚(執行嵐)/九大、東洋大に惜敗 全国ラグビー大会/第八回松原賞小説募集(九州大学新聞)/盲点/九大人事 [異動] [出張]/次号予告/吉本隆明論(九) 思想(四) <マルクス>の再検討 -「自立」の坑道を掘る作業の開始 二重存在の表出としての疎外を説く 自然哲学...

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  • ヘーゲルの天體論

    本多 修郎 哲学 1952 (2), 27-37, 1952-12-01

    ...ヘーゲルの自然哲学は、実証的な自然研究者の業績との食い違いによつて彼の思弁哲学の缺陷を暴露し、彼の体系の弱点となつたものであるが、この宿命はすでにこの就職論文に胚胎していた。しがしながらこの論文にはじまるニュートンの数学的方法に対する批判が、彼の弁証法論理の形成にとつて深い意味を持つていたことは興味がある。...

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