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検索結果 202 件

  • <調査報告>沖永良部島の生物文化多様性

    盛口 満 地域研究 (31) 161-169, 2024-02

    ...今回、奄美諸島の沖永良部島において、ソテツ食利用、稲やアワなどの穀物、養蚕といった、昭和30年代以前の半ば自給自足の暮らしの中で見られた生物利用の文化(生物文化)について聞き取り調査を行ったので、その内容を報告する。...

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  • IoT機器の自給自足的な製作による施設園芸のIoT化の検討

    佐藤, 永欣, 檜山, 稔, 佐々木, 毅, 高橋 敦彦, 佐藤, 清忠, 猿舘, 貢 第31回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 46-51, 2023-10-18

    ...人口減少や農業者の高齢化に伴い農業の効率化が問題となっている.効率化を進める手段にスマート農業の導入があるが,機器自体の価格が高いため経営規模が大きく法人化された農業経営体でなければ導入が困難である.そこで,安価になってきたセンサ・マイコンを使用して,農家が自給自足的に農場向け IoT 機器を製作しスマート農業化を進めることを考える.しかし,これには農家が IoT 機器の製作をマスターすること,製作...

    情報処理学会

  • アンダーグラウンド・プレスにみる1970 年代コミューン運動の展開とヒッピーによる理想郷の模索

    市川 康夫 埼玉大学紀要. 教養学部 59 (1), 1-18, 2023-09

    ...都市に残存するコミューンは、政治・社会運動の性格を弱め、共同生活の場としての意味を有するようになった一方、オルタナティブな生活の実現を目指す若者たちは、農村にてアルティザン、自給自足、有機農業、畜産などを組み合わせた複合的生業で日々の糧を得ようとした。彼らが農村にて築こうとした理想郷イメージには、社会逃避や脱都市だけではなく、人間関係の修復や安らぎ、自然やエコロジーとの関わりが存在していた。...

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  • 台湾総督府公文書「紅頭嶼流行病調査復命書」

    足立, 崇, ADACHI, Takashi 大阪産業大学論集 人文・社会科学編 48 111-120, 2023-07-28

    ...日本統治時代,蘭嶼は紅頭嶼と呼ばれ,ヤミの人々は傾斜地に半地下の独自の家屋に建て,自給自足の生活を行っていた。この紅頭嶼で1916年に流行病が発生し,多くのヤミの人々が亡くなった。本稿は,このとき行われた流行病調査の報告書類を一部翻刻するものである。...

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  • 自給自足住宅の多面的評価

    山田 愛花, 西尾 健一郎, 岩船 由美子 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 143 (4), 226-238, 2023-04-01

    <p>This study evaluates the economic and environmental performance of several households with different PV power generation and power demand characteristics. The analysis was multidimensional, …

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  • ラオス北部における遠隔地農村の人口動態と水田所有

    横山 智, 高橋 眞一, 丹羽 孝仁, 西本 太 E-journal GEO 18 (2), 291-308, 2023

    ...<p>本研究は,ラオス北部の盆地に位置するラオ族が設立した2村において,人口動態と水田所有の変化を3世代にわたって明らかにした.1970年代以降,政府の政策により高地から低地への移住が進められたが,研究対象地域では新しく水田を造成する土地は限られていた.したがって,高地から移住してきた住民であるクム族の多くは,水田を得ることができず,高地に住んでいた時と同様に自給自足的な焼畑農業を継続していた.1970...

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  • インド北西部ラダックにおける農村の変化

    神品 芳孝 地理学評論 Series A 95 (1), 75-88, 2022-01-01

    ...<p>山地に住む人々は,自給自足的な農業によって生活を維持してきたが,近年山地に住む人々の生活は急速に変化している.本研究ではインド北西部ラダックにある,インダス川支流沿いの標高の異なる3つの村を事例に,農村地域の農業と土地利用の変化を明らかにした.この地域は配給によって住民の食糧が保障されており,多くの住民がラダック域内で出稼ぎ労働を行っていた.都市部へのアクセシビリティの高い村では,主食をつくる...

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  • 沖永良部島の経済と環境

    三橋 正枝, 澤田 成章, 古川 柳蔵, 松八重 一代 日本LCA学会誌 18 (3), 152-158, 2022

    <p>沖永良部島をはじめ、小さい島嶼地域では、現代の暮らしに必要なものを全て島内で作り出すことは困難で、様々な生活物資の多くを島外からの輸送に頼らざるを得ない状況である。航空便による貨物輸送が困難な島ではすべての物資が船舶輸送となるが、船舶輸送は天候に左右され、悪天候が続くと長期保存できない生鮮食品等の調達に影響が出る。同時に島外向けの農産物の出荷も停滞し、経済的な打撃も少なくない。輸送に頼る暮…

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  • 大都市圏郊外地域の類型の変遷とその要因

    曹 奕 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 88-, 2022

    ...</b><b>はじめに</b></p><p>日本の郊外開発は「自給自足、職住近接」の田園都市構想に対して、中心都市への鉄道通勤を前提として行われたものが多いため、中心都市に依存する立場にあった。1910年の室町住宅地(現・池田市)の開発をはじめ、高度経済成長期にいたるまで大規模な郊外住宅地やニュータウンが開発されてきた。...

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  • コロナ対応からみた徳之島の地誌

    永迫 俊郎, 尾島 圭祐, 堀 信行 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 155-, 2022

    ...印象を持たれがちだが,熱狂しやすくも切り替えも早いと捉える方が適切である.米軍普天間基地の移設先候補に島の名前が挙がった時の全島反対集会に象徴的なように,徳之島は平和主義で一貫している.それぞれのシマがあり,それらを三町が包含し,その三つ巴が島を構成している.若干のライバル意識やお隣さん問題はあるにせよ,オール徳之島で団結でき,全体として絶妙なバランスの中にまとまっている.こうした三重構造の素地には自給自足...

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  • 東南アジアの水力発電プロジェクトにおける移転地保全スキームに関する研究 ―持続的なごみ処理システムの確立―

    冨岡 健一, 村上 嘉謙, 筒井 勝治 土木学会論文集F5(土木技術者実践) 78 (1), 37-49, 2022

    ... ラオスでは,都市と農村部にかかわらずごみが散乱しており,特にビニール袋やペットボトルなど「土に還らないごみ」が目立つ.住民たちには「ごみの分別」という概念が無いようにみえる.関西電力が関わったラオスの水力発電プロジェクトでは,貯水池に住む少数民族モン族520世帯3,500人に対して,移転村を建設するとともに固形廃棄物埋立て処理場を建設,運用を開始した.住民らは,山間部で焼畑や狩猟・採集を主とする自給自足...

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  • 宇宙における動物性タンパク質源としての昆虫の可能性

    大庭 広明, オオニシ タクヤ 日本デザイン学会研究発表大会概要集 69 (0), 170-, 2022

    ...</p><p>今日様々な形で実現されている植物工場のような技術は,宇宙への応用も期待されており,宇宙における食糧の自給自足実現へと少しずつ進化している.ただ,この中でも特に事例が少ないのが,動物性タンパク質の生産といえる.特に畜産動物(牛,豚,鶏)の宇宙進出は皆無であり,今後地上で常識化している畜産業の延長としての宇宙進出は,現段階では非現実的であると言わざるを得ない.そんな中,すでに宇宙での飼育実験...

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  • 明治40 年(1907 年)時点での山梨県の小作料に関して

    深澤, 竜人 経済学季報 71 (2), 79-96, 2021-10-22

    ...明治40 年時点での山梨県内における小作料に関して,今回得られた一史料から詳細を追究した.当県ではこの頃,農家には米の換金化,米作に要する費用,生活必需品の購入,これらの負担があって,農業による自給自足的な側面から,商品経済・資本主義経済に山梨県の農村・農民がこの当時巻き込まれていく,そこでの問題のいくつかを把握していく....

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  • フランス田園回帰にみる農村移住の展開ー

    市川 康夫 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 53-, 2021

    ...</p><p> 第3の波は、2000年代以降であり,「新たな自給自足経済」を求める人々の出現である。彼らはリベラル運動やラディカルな思想,アルテルモンディアリストやエコロジストであり,「新たな社会運動」に属する人々である。それと同時に、富裕層やベビブーマーの退職移動なども進んでいる。</p><p> フランスの田園回帰は全体で一様に進展しているわけではない。...

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  • 大分県の家庭料理 行事食の特徴

    西澤 千惠子, 篠原 壽子, 立松 洋子, 望月 美左子, 高松 伸枝, 宇都宮 由佳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 187-, 2021

    ...自然が豊かなため新鮮で豊富な食材に恵まれていて、日常食は自給自足を基本としていた。大分県の行事食は2つに分類される。...

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  • 『御後園諸事留帳』におけるコイの食習慣

    畦 五月 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 119-, 2021

    ...その場合、予め行事前にコイは漁獲され(鯉川と称した)、入用分を取り置き(生置、活置)して自給自足で使用された。漁獲数と魚種は毎回詳細に記録され、魚種毎に、あるいは大きさ(大中小)毎に分類され、良品のみ上層階層には提供されていた。余剰品や雑物は鳥の餌として、あるいは漁獲者や役人に被下され、誰に何の魚種を何匹の詳細な記録も残っていた。...

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  • ヒト集団における毒性学

    渡辺 知保 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), SL5-, 2020

    ...</p><p></p><p>ヒ素による地下水汚染から範囲を広げ,00年代の後半(2006〜2009年)には,東南および南アジアの主として農村部におけるライフスタイルの転換(自給自足農耕→市場型農業)に伴う化学物質への曝露状況を三十余りの集落において調査した.この研究においては,ライフスタイルの転換のレベルが異なると考えられる集落を選び,栄養状態・化学物質への曝露その他,多角的な調査を行なったが,多くの...

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  • 中村医師が“山田堰”をもとにアフガン沙漠を緑の大地に拓く

    徳永 哲也, 細川 吉晴, 首藤 美満, 熊谷 敏幸 農業農村工学会誌 88 (12), 991-994,a1, 2020

    ...「緑の大地計画」ではそのほかにも多くの堰を新設・改修し農地を復旧させ,ガンベリ沙漠の一角に農場を開拓し「自給自足の農村復興」を目指している。本報では現地訪問記録も併せ紹介する。</p>...

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  • 縁辺地域における住民の買い物環境評価

    岩間 信之, 浅川 達人, 田中 耕市, 佐々木 緑, 駒木 伸比古, 池田 真志, 今井 具子, 瀬崎 彩也子, 野坂 咲耶, 藤村 夏美 E-journal GEO 15 (2), 200-220, 2020

    ...<p>本研究は,縁辺地域における住民の買い物環境の解明を目的とし,食料品アクセスと食料品充足率を用いた買い物環境の評価と,住民に対するアンケート・インタビュー調査を実施した.研究対象地域は,西日本某県の農山漁村X町である.同町は少子高齢化が進む地域であり,かつ食料品店が少ない.しかし調査の結果,高齢者の自家用車利用や食料品の一部自給自足,住民の相互扶助などにより,現在は一定の生活環境が保たれていることが...

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  • FiCCを用いたCMOS互換な不揮発性メモリ素子の閾値電圧特性の測定ならびに読み出し方式検討

    田中, 一平, 宮川, 尚之, 木村, 知也, 今川, 隆司, 越智, 裕之 DAシンポジウム2019論文集 2019 9-14, 2019-08-21

    ...本稿では,低廉な通常のCMOSプロセスで製造でき,かつ,書き込みや消去に必要な電流が極めて小さい不揮発性メモリ素子と,その特性測定用回路を提案する.近年,オンチップ太陽電池を用いたマイクロエナジーハーベスティングにより半永久的に電力を自給自足できるセンサチップの研究が行われているが,このようなセンサチップでは夜間にデータを保持する不揮発性メモリが不可欠である.本稿では,メタルフリンジキャパシタの一種...

    情報処理学会

  • ケニア中央部における<i>Arundinaria alpina</i>の利用状況について

    笹原 千佳 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 480-, 2019-05-27

    ...インド北東部のアッサム地方では約8割の人々が農業を中心とした生活を営んでおり、現金収入が極めて少ない自給自足に近い生活形態を保っている。各家庭には住居の周囲に小規模の畑、魚用の池、バナナ、竹等の植栽が見られる。この地域における伝統的生態学的知識を活用した生活改善を検討することを目的として、2018年12月に40世帯の家庭に生活と竹に関する聞き取り調査を行った。...

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  • 南東アラスカ先住民コミュニティ・ハイダバーグHydaburg の現状と今後の課題

    奥田, 郁夫 芸術工学への誘い = Bulletin Graduate School of Design & Architecture Nagoya City University 23 3-16, 2019-03-31

    ...ハイダバーグ・コミュニティのひとびとは、今日なお自給自足的な漁労・採取・狩猟によって生活のかなりの部分を支えており、かつ、コミュニティの財政基盤は、連邦政府および州政府からの助成に多くを負っているのが実情である。そのようなコミュニティにおいて、ひとびとが今後もくらし続けるためには、自給自足的生活の安定と、その財政基盤の強化が不可欠である。...

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  • 京都府の家庭料理 副菜の特徴

    坂本 裕子, 桐村 ます美, 豊原 容子, 福田 小百合, 湯川 夏子, 米田 泰子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 220-, 2019

    ...北部や南部では野菜や豆は自給自足,市内では店での購入が多かった。調理法としてはお揚げと炊く煮物,和え物,汁物が多く,大根をはじめ野菜はさらに多様な漬物や干し物にして保存性を高め料理に利用していた。古漬け沢庵はひと手間をかけ,「ぜいたく煮」として府下それぞれで食べられていた。...

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  • 文化と身体の交差点としての食

    風戸 真理 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2019 (0), D0-, 2019

    ...具体的には、自給自足の食生活から、農産物の流通・加工・産業化、トランスカルチュラルな状況での扱い、観光産業との結びつきに至る「食文化」の連続性と断絶の様相を検討する。...

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  • 島嶼地域における土地資源利用の効率と持続性

    乃田 啓吾, 飯田 晶子, 渡部 哲史, 大澤 和敏 水文・水資源学会研究発表会要旨集 32 (0), 46-, 2019

    ...,土地利用効率は,自己供給,自然保護,資源開発の順に高かった.一方,土地資源利用の持続性は人口増加に応じて,人口密度が15人/ km <sup>2</sup>以下の場合は自給自足,それ以上の場合は自然保護が最も持続性が高かった....

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  • 今治市島嶼部における地域おこし協力隊の展開

    井口 梓 日本地理学会発表要旨集 2019a (0), 165-, 2019

    ...「中途半端にはしたくない」等の語りにみられるように、農漁業の従事など「自給自足」への志向や「島らしい生活」を強く志向すると隔絶性の高い岡村島を選択する傾向が見られ、一方で飲食店やサイクリスト用の宿泊施設の経営の経営など「しまなみ海道」「サイクリスト」を意識した起業を目指す者は残りの3島を選択しており、都市との一定の距離感、大山祗神社等の観光資源との近接性、移住者コミュニティの重要性を指摘する。...

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  • ヒト集団における毒性学

    渡辺 知保 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), SP-, 2019

    ...</p><p></p><p>ヒ素による地下水汚染から範囲を広げ,00年代の後半(2006〜2009年)には,東南および南アジアの主として農村部におけるライフスタイルの転換(自給自足農耕→市場型農業)に伴う化学物質への曝露状況を三十余りの集落において調査した.この研究においては,ライフスタイルの転換のレベルが異なると考えられる集落を選び,栄養状態・化学物質への曝露その他,多角的な調査を行なったが,多くの...

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  • 製作者研究NEO<地域にこだわる> 【第2回】佐々木 聰(山口放送)

    水島 宏明 放送研究と調査 69 (9), 36-59, 2019

    ...山口刑務所の所内ラジオの音楽番組に寄せられるリクエストカード、そこに綴られる受刑者たちの心模様を描いたデビュー作『塀の中のリクエストカード』(2001年)、山奥で自給自足で暮らす老夫婦を長期取材した映画『ふたりの桃源郷』(2016年)、そして「加害」と「被害」が入り乱れた戦争体験の記憶をえぐり出した近作『記憶の澱』(2017年)まで。...

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  • 朝鮮民主主義人民共和国の工業配置と企業-地域間ネットワーク

    柳 学洙 比較経済研究 56 (2), 2_37-2_55, 2019

    ...<p>北朝鮮の工業企業の配置と,企業-地域間ネットワークの特徴を分析することは重要な研究課題である.筆者は独自に作成したデータセットを用いて,この課題を実証的に分析した.その結果,北朝鮮の工業配置は,戦略的に重要な大企業を工業拠点に集中配置する一方,中小企業は全国に広く分散する形になっていたことが判明した.また,各地域単位で自給自足が可能な企業-地域間ネットワークが形成されたことを示唆する結果が出た...

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  • 電力自給システム導入による環境負荷削減効果 塩尻市の小規模事務所における実証実験に基づく検討

    勝地 夢斗, 高村 秀紀 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.10 (0), 25-28, 2019

    <p>小規模事務所においてPVSと蓄電池併用による電力自給率及び発電電力の自家消費率について明らかにすることを目的とした。そこで、長野県塩尻市に立地する小規模事務所を対象とした実証実験を行った。電灯電源のみの場合及び動力電源を含めた場合において電力自給率及び自家消費効果の検討を行った。一方、大規模災害による影響を最小限に抑えるために、BCPに対応した建築が求められていることから、対象事務所におけ…

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  • ターシャ・テューダーのナチュラルライフな生き方についての一考察 ~自給自足を旨とした食生活に焦点をあてて~

    ニシカワ, タカコ, オオクボ, イクコ, ナカノ, サワコ, Nishikawa, Takako, Ookubo, Ikuko, Nakano, Sawako 神戸女子短期大学紀要論攷 63 69-77, 2018-03-01

    ターシャ・テューダーの食生活に焦点を当て考察した。ターシャの食生活は,食品の摂取においてその種類が多く,栄養バランスがとれていたこと,また,新鮮な食材を使った食生活であり,健康的であったことの2点が優れていたと推察できる。さらに,家族や子どもたちとともに,楽しく美味しい食事をするために,子どもたちや孫には,野菜の収穫や料理の手伝いをさせるなど,ターシャ家の伝統を伝える機会を多く作り,食文化の伝承…

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  • ターシャ・テューダーのナチュラルライフな生き方についての一考察 ~自給自足を旨とした食生活に焦点をあてて~

    西川 貴子, 大久保 郁子, 中野 佐和子, Takako Nishikawa, Ikuko Ookubo, Sawako Nakano 神戸女子短期大学紀要論攷 = The Ronko (63) 69-77, 2018-03-01

    ターシャ・テューダーの食生活に焦点を当て考察した。ターシャの食生活は,食品の摂取においてその種類が多く,栄養バランスがとれていたこと,また,新鮮な食材を使った食生活であり,健康的であったことの2点が優れていたと推察できる。さらに,家族や子どもたちとともに,楽しく美味しい食事をするために,子どもたちや孫には,野菜の収穫や料理の手伝いをさせるなど,ターシャ家の伝統を伝える機会を多く作り,食文化の伝承…

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  • 小規模事務所における電力自給自足に関する研究 (第2報)電灯電源を対象とした電力自給自足の検討

    忠 充, 高村 秀紀 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.10 (0), 181-184, 2018

    ...<p>長野県に立地している小規模事務所における、太陽光発電システムと蓄電池の併用による電力自給自足について研究を行っている。2017年4月に前報より適切と判断した容量の太陽光発電システムと蓄電池を当該事務所に導入した。本報では、電灯電源における電力自給自足達成を目的として、まず対象の負荷を照明のみとした場合において電力自給自足が可能であるのか、実証実験を行い検討した。</p>...

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  • 宮城県の家庭料理 主菜の特徴

    高澤 まき子, 和泉 眞喜子, 宮下 ひろみ, 野田 奈津実, 濟渡 久美, 矢島 由佳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 209-, 2018

    ...<br>【結果】仙台市街の中心部は新鮮な食材が入手しやすく料理に大きな特徴はみられなかったが、他の地域においては自給自足が主で、その地域で獲れるものを利用しおかずとしていた。肉類は、栗駒山麓、船形山麓、仙南・亘理平地、阿武隈丘陵地域では、家畜の鶏、山羊、牛、また野生の熊や兎などがあげられ、これらは主に汁物として食されていた。...

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  • 世界のハンセン病政策に関する研究Ⅰ

    森 修一 日本ハンセン病学会雑誌 86 (3), 189-211, 2018

    ...政府は当初、カラワオで患者が自給自足する農業コロニーを目指したが、地理的特性や予算不足などが要因となり、農業コロニー構想は失敗し、カラワオは無法地帯となり、多くの混乱が生じた。1873年にはダミアン神父がカラワオに赴き、患者の救済を開始、政府との交渉にも務め、混乱は収拾された。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • インド・ラダックにおける山岳観光と地域ガバナンス

    辰己 佳寿子, ダス アルン, デルダール アミン, 木本 浩一 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 84-, 2018

    ...いずれも、限られた土地を有効に利活用し、自給自足の生活をしている。山岳観光のトレッキングルートとして、観光客が訪問することもある。その際には、地域住民は、観光客をホームステイという形態で受け入れている。旅行会社は、彼らの取組に対して理解を示し、ひとつの家庭に観光客が集中しないように、ローテーションで各家庭に案内している。...

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  • 藤本敏夫の「自給」構想にみる〈理念距離〉の意味

    大石 和男 ソシオロジ 62 (2), 21-38, 2017-10-01

    ...「自給」とは生活物資等の充足行為である自給自足を原義としつつ、そこに変革性を有したなんらかの意味拡張を施すことによって成立する思想であり、一九七〇年代の「農産物自給運動」から、近年における宇根豊の「農本主義」まで、さまざまな事例が存在している。本稿ではこの思想が、<高度な自給自足>という理念からは、事実上距離を置いた地点において実践されてきた点に着目し、両者の差異を<理念距離>と名付ける。...

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  • 水素エネルギーを用いた自給自足型循環発電システムの性能評価および効率改善

    渡邉 貴尚, 柳生 義人, 西口 廣志, 川﨑 仁晴, 大島 多美子 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2017 (0), 278-278, 2017-09-19

    ...<p>エネルギー環境の変化にともない水素が新エネルギーとして注目されている.水素の供給場所となる水素ステーションは1基あたり3億円程度と高額な費用がかかるため、地方への普及には時間がかかると懸念されている.本研究では,水素エネルギーの普及をめざし、船舶において、水素を製造・貯蓄・消費する自給自足型の自立発電移動体を開発している.この移動体を実現するために水素の製造・貯蓄・消費の一連の動作をシステム化...

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  • 住宅用太陽光発電のための高効率EV充電器

    又吉 秀仁, 千住 智信 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2017 (0), 451-451, 2017-09-19

    ...特に家庭用の太陽光発電器(PV)はわが国で広く導入されており, 家庭内におけるエネルギーの自給自足に関心が高まっている. しかし, 一般的にはPVによって発電された電力は一度AC電力に変換されるため, その利用効率は十分高いと言えない. そこで本研究では, オフグリッドシステムで電気自動車(EV)のバッテリーを充電するためのインタフェースとして高効率DC / DC充電器を検討する....

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  • 自給自足型溶融塩高速炉の特性

    三田地 紘史 日本原子力学会和文論文誌 16 (4), 173-179, 2017

    <p> A study is performed on a molten salt fast reactor (MSFR) of 1.5 GWe output. The reactor is started up by using transuranium elements reprocessed from spent fuel of a BWR. The fuel salt of the …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • <b>過疎地域への人とお金の流れをつくるクラウドファンディング</b><b> </b>

    近藤 乃梨子 Journal of Group Dynamics 34 (0), 321-376, 2017

    ...<p><tt> 過疎地域において、人口減少という問題は依然進行しているが、過疎地域を「気候や自然に恵まれた場」、「ロハスやスローライフのできる場」、「自給自足のできる場」、「子育てに適した場」として、暮らしや自己実現の観点から肯定的に捉える機運が生まれており、田園回帰志向が高まっている。...

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  • 岩手県の家庭料理 おやつの特徴

    長坂 慶子, 高橋 秀子, 魚住 惠, 菅原 悦子, 村元 美代, 渡邊 美紀子, 冨岡 佳奈絵, 阿部 真弓, 佐藤 香織, 松本 絵美, 岩本 佳恵 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 209-, 2017

    ...昭和30~40年代のおやつは,自給自足で賄える材料を使い,穀類を余さず使って食べる工夫がなされていた。現在は地域差がなくなっている。「うちわもち(そば粉)」、「わらびもち」はほとんど見られない。「かますもち」「がんづき」「うちわもち(米粉)」は日常のおやつとして食べている。また「ひなまんじゅう」「果報だんご」は行事のおやつとして食べ継がれているが,「きりせんしょ」は日常のおやつとして食べている。...

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  • ウガンダ南西部の農村における女性世帯の土地所有の脆弱性と経済格差

    中澤 芽衣 人文地理 69 (1), 57-72, 2017

    <p>アフリカ農村社会では,性別役割分業が存在し,夫と妻はお互いに与えられた役割を果たしながら生存基盤を確立している。近年,世界的に女性が世帯主の世帯(以下,女性世帯)が増加傾向にあり,女性世帯は,男性が世帯主の世帯と比較すると貧困に陥る傾向がある。調査国であるウガンダ共和国も,女性世帯が全世帯の30%を占めている。本稿は,女性世帯の配偶者との離別の経緯や土地の所有状況,世帯の収支に着目しながら…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献15件

  • 島嶼地域における土地資源利用効率の検証

    乃田 啓吾, 飯田 晶子, 渡部 哲史, 大澤 和敏 水文・水資源学会研究発表会要旨集 30 (0), 84-, 2017

    ...太平洋島嶼国において,人間活動による過剰な土地資源の利用は,陸域における土壌侵食および海域への土砂および栄養塩類の流出を加速させ,物質循環や生態系の持続性を低下させる.本発表では,筆者らが提案した土地資源利用効率を検証として,各時期における流域ごとの人口密度と土砂流出量を比較することを目的とする.研究対象はパラオ共和国バベルダオブ島で過去の人口データが利用可能な4流域群(Zone)とした.土地資源利用形態が自給自足...

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  • 小規模事務所における電力自給自足に関する研究 (第1報)電灯電源を対象とした電力自給率の推計

    忠 充, 高村 秀紀, 青山 純也 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.10 (0), 69-72, 2017

    <p>我が国では、2012年7月に固定価格買取制度が導入されて以降、太陽光発電システムの設備認定量が著しく増加している。また、将来余剰電力は売電よりも自家消費が主流になると考えられており、自家消費の有効な手段の1つとして蓄電池の利用が注目されている。本研究では、長野県に立地している小規模の総合建設会社事務所を対象に、電灯電源において太陽光発電システムと蓄電池を導入した場合の電力自給率や余剰電力量…

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  • 沖縄本島北部におけるホームガーデンの利用に関する調査研究

    藤井 理子, 仲間 勇栄, 陳 碧霞 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the College of Agriculture, University of the Ryukyus (63) 19-33, 2016-12

    ...自給自足を目的とし、おもに家の後ろ側と左右に設ける。炊事をしながら利用できる近さにあり、大根・ニンジン・シマナー(タカナ)・ネギ類・豆類などを植えた。アタイが広い場合はトウガ、サトイモなども植える。」とされる。アタイという言葉は「【(家の)辺り】(屋敷内の)畑[菜園]」が語源になっている。沖縄は亜熱帯島嶼地域に属し、たびたび台風や干ばつなどに見舞われる過酷な自然環境下にある。...

    日本農学文献記事索引

  • フィジー沿岸集落における漁業関連制度への認知度に関する研究

    鳥居 享司, キトレレイ ジョキム 地域漁業研究 57 (1), 79-93, 2016-10-01

    ...<p>フィジーの沿岸集落では,自給自足を目的にした漁業操業が盛んに行われてきた。しかし,人口増加,需要の増加などによって販売を目的にした漁業操業が広がるにつれて,漁獲圧力の高まりによる資源水準の低下が懸念されるようになった。一部の沿岸集落においては,漁獲量の減少や漁獲魚のサイズ小型化などが確認されている。...

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  • <b>黄土高原の小城鎮におけるコムギ・コメの供給元の立地特性と流</b><b>通形成の背景</b>

    原 裕太, 淺野 悟史, 西前 出 環境情報科学論文集 ceis30 (0), 195-200, 2016

    ...<p><tt>中国・黄土高原では環境保全策「退耕還林」にともなう食糧・現金補助や労働構造の転換によって,地域住民は雑穀を中心とした自給自足を辞め,コムギ,コメを購買するようになった。しかし,こうしたコムギ,コメの産地の構成や食生活の変化が生じた背景には不明な点が多い。本研究では陝西省呉起県を事例にコムギ,コメの販売の生産元を調査した。...

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  • 東京近郊の一農村における近現代の食生活

    関本 美貴, 大橋 きょう子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 28 (0), 14-, 2016

    ...②明治後期、当該地域では麦混合飯と野菜類を中心とした自給自足の食生活が営まれていた。大正以降はさまざまな園芸作物を東京・横浜方面に出荷し、得られた現金収入をだし素材や魚、ごくたまに肉類等の購入に充てていた。しかし食事の内容は明治後期から大きな変化はなく、麦混合飯が昭和30年代まで食べられていた。  ...

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  • P-100 サービス間連携から在宅復帰を果たしQOL が向上した一方で、予防的な介入が困難となった一 症例

    田口雅大, 山田友春, 益永真理, 山崎紗由利 関東甲信越ブロック理学療法士学会 35 (0), 284-, 2016

    ...病前は自給自足の生活、持家を自然園として開放するなど生活スタイルには強い拘りがあった。 【経過】 注意障害等から持家での生活は困難と判断され、村営アパートへ退院となったが、在宅復帰への希望が強く退院2 か月後に訪問リハ開始となる。多くのサービスが関わる中で、当初は連携を図ることが難しかったが、次第にチームとしてまとまった関わりが行えるようになり、訪問リハ開始5 か月後に在宅復帰することができた。...

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  • ベトナム北部ナムディン省の新農村建設と公民館

    神田, 嘉延 鹿児島大学稲盛アカデミー研究紀要 5 143-169, 2015-03

    ...ベトナムの紅河デルタ地方では、自然生態系に依存した食と健康の自給自足生活を伝統的に続けてきた。VAC運動は、このベトナム北部の伝統的生活を現代に再評価して、市場経済に対応した新しいむらづくりをすすめている。ベトナム政府は、2020年までに工業国を目標にしているが、この経済発展戦略のなかで、農村に暮らしていても豊かな生活と文化を保障される新農村建設を2010年度からはじめている。...

    機関リポジトリ Web Site

  • パキスタン北部地域コ゛シ゛ャール地区で発生した自然災害とこの影響

    水嶋 一雄, 落合 康浩 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100099-, 2015

    ...1980年代半ばまで、パキスタン北部地域コ゛シ゛ャール地区は、小麦や豆類などの穀物の輪作と移牧形態の牧畜で、自給自足生活を維持してきた。ところが、1987年にこの地区を貫通するカラコラム・ハイウエーの開通は、この地区に商品貨幣経済の市場経済化を浸透させ、この結果、これまでの自給自足生活を大きく変化させた。...

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  • 岩手県西和賀町におけるGISを活用した地域連携手法の研究

    今井 修 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100042-, 2015

    ...豪雪は暮らしに深く影響を及ぼし、茅葺の家の中で家畜(馬)とともに自給自足を行う暮らしを知ることができた。集落の萱場などは現在も残っており、薪ストーブを利用している家も見られる。 さらに、ヒアリングした内容に基づき現地写真を撮影しGIS化を行った。...

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  • 岩手県北部沿岸の一農村における食生活

    岩本 佳恵, 松本 絵美, 長坂 慶子, 魚住 惠 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 67 (0), 35-, 2015

    ...食生活の基本は自給自足であり、食べることと働くことが直結しており、店で購入するものはほとんどなかった。現在の食生活では店で購入するものが増えたが、野菜、芋、豆などは依然、畑や庭で複数の作物を育て、日常生活で使用している。自給自足の習慣は残っているが、家族員の減少や行政等による健康情報は調査対象者の調理方法に影響を与え、料理が変化していることが窺えた。...

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  • 静岡県山間部における雑穀食を中心とした食文化の伝承

    日置 梨沙, 高根 恵美, 望月 里奈, 柴山 晴香, 原田 美奈子, 森下 紗帆, 川上 栄子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 27 (0), 178-, 2015

    ...副菜にも、自給自足で多様な野菜を組み合わせていた。また、独自の調理法として、胡桃を擦る時にお茶を加えて白色にして作る「胡桃和えの衣」、粥の素材に灰汁を加える「栃粥用アクヌキ法」が根付いていきた。水窪地域の伝え継ぎたい料理としては、糸蒟蒻の胡桃和え、栃もち、手打そば、小豆たてこ等がある。<br><br> ...

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  • 離島における生業活動の多様性と複合性

    藤永 豪 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100164-, 2015

    ...もちろん、こうした生業は自給自足を基本的な前提としたものである。この他、食料に加え、燃料や肥料、飼料、建築資材など、生活の各種側面において必要な物資を調達(採集)するための多様な活動がみられた。これらの生業活動は、マイナー・サブシステンス的なものも含めた複合的な性格を有していた。...

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  • 後期高齢者となった瀬戸内地区A療養所のハンセン病回復者が語った生活困窮

    谷川 貴浩, 宮脇 秀子, 新上 仁美, 天野 芳子, 近藤 真紀子 日本ハンセン病学会雑誌 84 (1), 37-50, 2015

    ...自給自足の生活防衛、2. 苦境を乗り切る人間的逞しさ、3. 知恵者の集まり、4. 自主自衛の組織形成、5. 互助相愛、6. 支援を勝ち取る国との闘いに集約された。人生の最終段階を生きる回復者は、自給自足・自主自衛・互助相愛のシステムを備えたコミュニティーを形成することで、孤島での生活困窮を切り抜けたと意味づけており、老年期の発達課題 (統合vs絶望) の達成が順調であることを示唆する。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 事例研究からみた広島県の伝統料理(第6報)三原・尾道地域

    石井 香代子, 高橋 知佐子, 山口 享子, 木村 安美, 桒田 寛子, 渕上 倫子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 26 (0), 210-, 2014

    ...野菜類は自給自足、白米が主食であった。鶏・山羊の飼育で卵・鶏肉や山羊乳・肉を食していた。山間部は主食が麦飯で芋類を入れることもあり、うどんなど食べていた。野菜は大根、芋、ほうれん草など種類は少なかった。猪、うさぎの肉を食べることもあり、きのこ類も豊富にあった。沿岸部も山間部もだしには煮干を使用し、大量購入していた。...

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  • 事例研究からみた広島県の伝統料理(第7報)福山地域

    木村 安美, 桒田 寛子, 石井 香代子, 高橋 知佐子, 山口 享子, 渕上 倫子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 26 (0), 211-, 2014

    ...昭和40年代に入り,大規模製鉄所の立地を契機として重化学工業化が進み,30年代までの自給自足の食生活は変化するとともに,昭和40年代後半以降には農業の機械化も進み,牛肉も食べるようになった。行事の時には,代々続くという意味をもつ餅を搗き,婚礼には「鯛そうめん」が作られた。代表的な伝え継ぎたい家庭料理には,江戸時代の倹約政治から庶民が考え出した「うずみ」がある。...

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  • 事例研究からみた広島県の伝統料理(第3報)中部台地

    渡部 佳美, 奥田 弘枝, 岡本 洋子, 坂井 真奈美, 塩田 良子, 政田 圭子, 海切 弘子, 前田 ひろみ, 村田 美穂子, 上村 芳枝, 木村 留美, 小長谷 紀子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 26 (0), 207-, 2014

    ...<br><b>【結果】</b>昭和30年代は地域経済の中心は農業であり,日常食は飯,味噌汁,漬物が中心の自給自足であった。味噌汁はいりこだしを用いて,いりこも食していた。鶏を飼育している家庭は鶏肉や卵を食していた。魚は塩サバ等保存性の高い食材を利用している地域が多く,鯨肉も食されていた。...

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  • 事例研究からみた広島県の伝統料理(第5報)東部台地

    高橋 知佐子, 石井 香代子, 木村 安美, 桒田 寛子, 山口 享子, 渕上 倫子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 26 (0), 209-, 2014

    ...昭和30年代日常食は麦ご飯,野菜・芋・豆の煮物,漬物が中心の自給自足の生活であった。季節の野菜,山菜,きのこ等を漬物や乾燥させ保存食とした。いりこはだしに使うだけでなく,煮物,和え物の中に入れて使った。魚は塩さば等塩ものが中心であり,生の魚は無塩(ぶえん)と言い貴重なものであった。肉は廃鶏やうさぎを祭りなどの時に食した。味噌,しょうゆも自家製であった。...

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  • 事例研究からみた広島県の伝統料理(第4報)瀬戸内沿岸地域

    坂井 真奈美, 岡本 洋子, 塩田 良子, 政田 圭子, 奥田 弘枝, 渡部 佳美, 海切 弘子, 前田 ひろみ, 村田 美穂子, 上村 芳枝, 木村 留美, 小長谷 紀子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 26 (0), 208-, 2014

    ...温暖な気候であるため農業も盛んで,野菜は自給自足であった。しかし,米は不足しがちで,麦ごはんやいも入り麦ごはんが日常であった。米食の代用として「茶がゆ(広島市南区)」や「大豆うどん(江田島市)」を食した。日常の食は,麦ごはん・味噌汁・漬物が中心の食事であり,夕食には「野菜の炊いたん」や「ぎざみ味噌(大崎上島町)」や「音戸てんぷら(呉市)」など魚料理を食した。...

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  • 大分県北部地域の昭和30~40年代における食生活

    西澤 千惠子, 麻生 愛子, 室屋 かおり, 立松 洋子, 篠原 壽子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 26 (0), 163-, 2014

    ...自給自足を原則として、不足している物だけを購入するという生活である。ハレの日の料理である物相寿司、よしのみ、みとりおこわ、がん汁、かたぎの実のイギスなどは、この地方独特の料理である。...

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  • パキスタン北部地域ゴジャール地区フセイニ村の灌漑用水問題

    水嶋 一雄 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100311-, 2014

    ...研究対象地域のパキスタン北部地域ゴジャール地区フセイニ村は、1980年代半ばまで麦類や豆類などの穀物を輪作する栽培と移牧を基本とした伝統的農牧業で自給自足生活を維持してきた。ところが、1987年にこのゴジャール地区を貫通するカラコラム・ハイウエーの開通は、村に商品・貨幣経済の市場経済化を浸透させ、村の自給自足生活は大きく変化した。...

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  • 絵画・スケッチ・対話をとおして見る京都・大原の人と暮らしの風景

    稲荷 瑞季, 落合 知帆, 小林 正美 都市計画報告集 11 (4), 180-183, 2013-03-10

    ...大原を描く画家が最もよく好んだ主題は「大原女」であり、彼らは自給自足の生活を営み、自ら労働する女性の姿に“素朴の美”を見出していた。一方で、大原女経験を持つ個人の語りから明らかになったのは、美しさの背後にある労働の苛酷さや悲哀や苦悩を抱いた生身の人間の姿であり、本研究では口述とスケッチを通して人とその人の営み(暮らし)の風景を描き出した。</p>...

    DOI Web Site

  • 全国の市区町村における太陽光発電による電力自給自足の潜在的可能性―居住地でのスマートグリッド導入を踏まえ―

    落合 淳太, 中川 喜夫, 松橋 啓介, 谷口 守 土木学会論文集G(環境) 69 (6), II_217-II_225, 2013

    ...環境問題や原発事故の影響により,スマートグリッドを用いた分散型電源による電力の自給自足の重要性が高まってきている.しかし,技術開発が進む一方で,これらの技術を用いて電力の自給自足がどこで,どれだけできるのかを十分に把握できていない.そこで,本研究では居住地へのスマートグリッド導入を想定し,居住者の交通行動までを含めた全国の市区町村における自給率の算出を試み,都市特性との関係や,施策実施による影響度を...

    DOI 被引用文献6件

  • 日本における循環型農業の産業化 : 環境経済学の視点から

    王, 玉 農業および園芸 = Agriculture and horticulture 87 (8), 801-812, 2012-08

    ...このシステムを支えるのは全国に散在している原料の自給自足供給(物質条件)とバイオ技術(技術条件)である。このバイオ技術を代表する現代農業技術と原材料供給は日本国内で100%確保できる。要点はこの2つの条件を生かした資金の運用(既存の補助金制度を改革)に合理化に取り組む政策会社の出現である。この政策会社の早期出現を促すために,中国江蘇省蘇州市で行われている循環型農業の実践-生態農業を紹介する。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 長野県六農村の主食と副食物の変化

    中澤 弥子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 64 (0), 79-, 2012

    ...現在に至る変化としては、現金収入が増加し自給自足が崩れ、主食は米を食べるように変化し、副食物は一部に自家用野菜を利用するが、多くを購入して食べるように変化した。...

    DOI

  • バングラデッシュにおける農業者の収益性改善に向けた野菜作マーケティングの現状と課題

    エイ・ケイ・エム ナキブル・イスラム(三重大学), 内山 智裕 農林業問題研究 48 (2), 195-203, 2012

    ...バングラデッシュでは多くの農民の間で商業的な野菜作が活発化している.野菜の生産は,多くの小規模農業生産者にとって,市場向けに生産を行うことで,自給自足的な営農に追加的な所得をもたらす.本研究では,ダッカ近郊のカラティア村における40戸の生産農家を対象とした調査から,野菜作による追加所得を実証的に示すとともに,洪水などの生産上の問題点を確認した.また,市場出荷にかかる問題点として,価格の不安定性(出荷最盛期...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献22件

  • 「田舎暮らし」の特徴とその変遷

    井口 梓 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100150-, 2012

    ...有機農業や自給自足、農地や家屋、生活財の手作りにこだわるライフスタイルは、現在の「田舎暮らし」でも志向されており、都市とは対極の存在として「田舎」を認知する農村観は、30年経過した現在も変化していない。...

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  • 室戸ジオパークにおける諸問題

    柚洞 一央 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100149-, 2012

    ...その背景には、欲のなさ、他者に対するやっかみ、他者依存意識の高さといった住民気質や、自給自足的な生活スタイルといった室戸の住民性が効いている。なにをもって室戸にとっての地域活性化なのかということが整理されていない問題もある。ジオパーク実践は、地球との共存を目指して、人はこれからどう生きるべきかという哲学の追求である。...

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  • パプアニューギニア、テワーダの狩猟と漁撈からみた人間と動物との境界

    田所 聖志 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2012 (0), 9-9, 2012

    ...本発表は、自給自足型経済を比較的維持している農耕社会における狩猟と漁撈に関わる実践と語りに着目することで、彼らの人間と動物の関係をめぐる認識と行為図式を明らかにすることを目的としている。具体的には、パプアニューギニアのテワーダの人びとによる狩猟と漁撈の実践と動物についての語りを見たうえで、人間と動物の関係についての民俗論理を支える諸要因を考察する。...

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  • 高度経済成長が川上と川下の住民にもたらした影響 : 太田川を例として

    千田 武志 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 171 263-281, 2011-12-25

    ...川上に位置する戸河内,筒賀などの町村の営みは,かつては農業と林業を主要産業とし,自給自足に近い生活をしながら,木材と余剰農産物を太田川の水運によって川下に運び販売し,その資金で日用品を購入することで成り立っていた。こうした継続性のある再生産の可能な関係は,高度経済成長期に太田川において電力の一貫完全開発が完成し,国の指導により経済林を目指した山林経営が強力に推進されて以降,一変した。...

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  • 高度経済成長と生活変化 : 第6展示「現代」のテーマから

    関沢 まゆみ 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 171 157-180, 2011-12-25

    ...第二に,それはたとえば昭和30年代には憧れの団地であったのが昭和40年代には郊外の1戸建てマイホームが憧れとなるなど変化が早かったこと,ダム建設によって水底に沈んだ村ではそれまでの自給自足的な山の生活が失われた一方,現在でも鎮守社の秋祭りを継続して村人の親睦の会が継承されていること,など変化と継続との両方の視点が有効である。...

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  • 住宅特集 停電に強い住まいを:非常用から「自給自足」まで:住宅各社は太陽光+蓄電池に着目

    日経アーキテクチュア = Nikkei architecture (953) 35-37, 2011-06-10

    家庭用蓄電池の相次ぐ商品化を受けて、住宅メーカー側でも積極的な取り組みが進む。目指すは太陽光発電と一体となったシステムだ。電気をためながら使うことで、効率的なエネルギー管理が可能となる。 09年に太陽光発電装置の設置に対する国の補助金が復活した。同年、電力会社による余剰電力の買い取り制度が始まったことも、太陽光発電の普及に弾みを付けている。

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  • ベトナム中部とラオス中南部にまたがる中部チュオンソン山地系地域の生物多様性とその保護

    濱田 穣 哺乳類科学 51 (2), 337-368, 2011

    ...地域は従来,開発が遅れていたが,インドシナ戦争後に独立したラオスおよびベトナムは著しい経済発展を遂げつつあり,とくに市場経済の導入によって農林業の開発が急速に進んだ.それとともに山地・森林に住み,循環農業と非木材森林産物の採集などによる伝統的農林業を営んでいた,おもに少数民族(山岳民族)の住民を山から低地へ,森林から道路付近へ移住させる政策,あるいは伝統的農林業を規制する政策が実施された.小規模で自給自足的農業...

    DOI Web Site 参考文献67件

  • 生産財から環境財へ

    権 允義 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2011 (0), 139-139, 2011

    ...森林のなかに埋め込まれて自給自足的に営為された山村住民の生活は、時代の変化とともに森林から切り離され、森林は公益的存在、生態的機能として新しく位置づけられるようになった。いわゆる生産財から環境材への意味変化である。...

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  • 近世の百姓と煙草 -金沢平野を事例に-

    武井, 弘一, Takei, Koichi 地理歴史人類学論集 (1) 33-42, 2010-03

    ...近世の百姓といえば、田畠を耕しても領主に重い年頁を取り立てられ、自給自足で生きるためで精一杯だったと考えられている。しかし、近年、そのような百姓の暮らしの見直しが進んでいる。そこで、煙草に注目し、百姓の暮らしのなかで、どれくらい喫煙の風習が広まっていたのかを明らかにすることを課題とした。事例としたのは近世中期の金沢平野で、絵農書『農業図絵』を解読することで分析した。...

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  • 現代アフリカの都市-農村間関係

    伊藤 千尋 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 191-191, 2010

    ...アフリカの都市は,植民地期以前から一定の社会的機能を果たしていた都市と,植民地体制下で建設された都市の2つに分類される.ザンビアは,植民地期の鉱山開発によって都市形成が進んだ後者の代表例である.1920年代末の国内鉱山の発見によって,自給自足の生活を営んでいた農民は都市の賃金経済へと構造的に組み込まれ,都市の発達は農村からの人口移動によって支えられていた....

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  • 貨幣の機能不全と需要管理政策

    片岡, 孝夫 經濟學研究 58 (4), 87-100, 2009-03-12

    ...貨幣供給量が上の水準を上回るときには,比較的好ましい鞍点安定的定な常均衡が存在するが,その水準に僅かでも及ばない場合には,貨幣は機能不全を起こし,経済は常に自給自足経済と同程度の劣悪な状態に収束してしまう。このような状況下で,政府が増発した貨幣で実物財を購入するならば,その財が廃棄されたとしても,パレートの意味で改善がなされる場合があることが示される。...

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  • 中国オロチョン族の樺皮活用文化の特質 : 樺皮生活用具の制作・使用の参与観察を通して

    王 海冬, 宮崎 清, 植田 憲 デザイン学研究 55 (6), 67-76, 2009

    ...(3)「地産地消・自給自足」:当該地域で生産し、当該地域で使用する、自らがつくり、自らが使う文化。(4)「縦型世代伝承」:家庭における父母から子どもに、子どもから次世代に伝承される生活文化。(5)「相扶相助」:樺皮活用のすべての所作において相互扶助しながら生存・生活を図ってきた文化。(6)「身土不二・天人合一」:厳しい気候・風土と一体化して、自らがつくり伝えてきた文化。...

    DOI 参考文献16件

  • ルーマニア、ドナウデルタにおける環境保全とエコツーリズム

    佐々木 リディア 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 151-151, 2009

    ...1989年以前のドナウデルタは、自然保全エリアを除き、漁業、葦の採取販売、自給自足的農牧業、零細な観光業などが複合的に機能していたが、1990年以降厳密な自然保護地域に指定されたため、これまでの生業の継続が難しくなり新たな収入源が必要になった。当初、観光業は有望な選択肢と見られ、観光客は徐々に増加した。...

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  • 中山間集落における「食」をめぐる高齢者世帯の孤立

    岩間 信之, 田中 耕市, 佐々木 緑, 駒木 伸比古, 斎藤 幸生 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 67-67, 2009

    ...中山間地域における高齢者の生活環境</B><BR> 中里地区では現在,単身・夫婦高齢者世帯が急増している.住民の大半は自給自足を中心とした食生活を送ってきたが,近年では高齢化により離農する農家も目立つ.自家用車を利用できない高齢者世帯は,市街地に住む子供世帯が週末毎に送ってくる生鮮食料品や,週に1回集落を訪れる移動式スーパーに食料品の大半を依存せざるを得ない状態にある.高齢者世帯数軒のみで構成される...

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  • スワヒリ海村キルワ島のマングローブ内海地域社会

    中村 亮 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2009 (0), 59-59, 2009

    ...自給自足的な「なりわい」の生業形態は,それだけにとどまると脆弱なものであるが,周辺地域と結びつくことによってその脆弱性は相互補完のうちに克服される。...

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  • 熔融塩炉を中心とするトリウムエネルギーシステムの起動

    三田地 紘史 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2009s (0), 217-217, 2009

    ...自給自足型熔融塩炉(Fuji-U3)を中心とするトリウムエネルギーシステムを想定し,発電50GWe規模に展開するのに必要な年数を推算する。Fuji-U3の運転に必要なU-233は,BWRを利用して,軽水炉使用済み燃料のPuより生産するものとする。...

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  • ミャンマー連邦カレン州東部メプレー川水系を事例とした自給自足社会における経済力価値観に関する研究

    佐々木 研, 斎藤 馨 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2009 (0), 89-89, 2009

    ...自給自足を基本とする「循環型社会」はわが国ではすでに消失しているが、本稿の対象地である、ミャンマー連邦カレン州東部では、現在でも「自給自足社会」が維持され、「循環型社会」を実現している。本稿では、1)文献調査によってカレンの伝統的な社会制度の概要と農畜産物の利用形態を把握した。2)現地調査によって、現在の社会制度の概要と農畜産物の利用形態を把握した。...

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  • 米国における農生態学(Agroecology)の取組みについて : 国際農生態学ショートコースに参加して

    小松崎, 将一 農業および園芸 = Agriculture and horticulture 83 (2), 233-240, 2008-02

    ...農生態学は、1980年代、Gliessmanら(1981)によって、南アメリカなどの途上国で展開している“暮らし”をベースに置いた自給自足的農業と先進国の大規模農業経営の生態学的比較解析を通して、持続可能な農業への転換へ向けたアプローチを体系化した科学である。その後、アメリカ生態学会では農生態学の部会が設立され、境界領域である農学諸分野との協働関係を築くなど、徐々に各界に浸透してきている。...

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  • 自給自足型トリウム熔融塩炉の特性

    三田地 紘史, 山本 高久, 吉岡 律夫, 杉本 哲也 日本原子力学会和文論文誌 7 (2), 127-133, 2008

      In this paper, the burn-up characteristics of a 200 MW<sub>e</sub> molten-salt reactor are studied. This reactor has a three-region core in order to reduce the peak in fast neutron flux …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献18件

  • ハーブ栽培を取り入れた食育カリキュラムの実践

    民谷 万里子, 加藤 里美, 栗原 宏美, 佐藤 幸子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 20 (0), 143-143, 2008

    ...そこで、農作物として比較的容易に栽培できるハーブ類の自給自足に着目し、食の営みと自然の恵みを体験する食農教育を実践し、短大生の食生活に対する意識向上を図るプログラムとしての効果を考察した。<BR>【方法】<BR>  ハーブ類は、春撒きとしてワイルドストロベリーなど15種類、秋撒きとしてサフランを栽培した。本学八王子実習農園内にハーブ畑を開墾し、大学休校日を利用して、毎月1~2回実施した。...

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  • ポーランドの山地集落にみる森林の持続的な利用と拡大家族

    中台 由佳里 日本地理学会発表要旨集 2008f (0), 14-14, 2008

    ...各世帯から一人以上は国内外への出稼ぎに出ているが,集落内に店舗はなく,生活の基盤はほぼ自給自足といえる。しかし豊富ではない自然資源を充分に活用するためには,他の要因が推定される。本発表では,森林の持続的な利用と拡大家族について焦点をあてる。...

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  • 拡大EU加盟後の山村集落の選択

    中だい 由佳里 日本地理学会発表要旨集 2007s (0), 34-34, 2007

    ...国内外への出稼ぎが顕著ではあるが,現在においても基本的には血縁という家族を中心として生活維持のため自給自足的な生活を継続させている。<BR> <B>3.研究方法</B><BR>  2001~2005年の聞き取り調査及びアンケート調査結果と,2006年8月に行った個別の全戸アンケート調査と参与観察とを比較し,EU加盟直後の変化の分析と考察を行う。...

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  • 燃料自給自足型トリウム熔融塩炉の特性

    三田地 紘史, 杉本 哲也, 山本 高久 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2007s (0), 178-178, 2007

    ...燃料自給自足型のトリウム熔融塩炉に関して,炉心寸法を系統的に変化させて臨界計算を行い,最適炉心仕様を求めた。この炉心について燃焼計算を遂行し,運転20年間の炉特性の変化を明らかにした。...

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  • EU諸国産業連関表の標準化と国際産業連関表の作成

    良永 康平 Input-Output Analysis 15 (1), 46-59, 2007

    ...21世紀に入り,EUが新たな枠組みの産業連関表を公表している.EUが各国表を作成する段階から95ESA(ヨーロッパ国民経済計算)に基づく標準産業連関表を作成・公表し始め,以前と比べて統一化・標準化が進んでいる.本稿ではその枠組みを紹介しつつ,新たに作成・公表された中欧(チェコ・ハンガリー・ポーランド)の産業連関表に基づいて,まずその自給自足構造を検討する.また,基本価格評価でEU13カ国及び11カ国...

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  • 作物資源の人類学 : エチオピア西南部の少数民族における多様な作物の動態

    藤本 武 文化人類学 72 (1), 21-43, 2007

    ...また自給自足的だった経済は国家編入を契機に変化し、二十世紀に外部供出用の余剰生産を企図した穀物栽培が拡大するなかでその品種への関心は低下し、一部の穀物品種はすでに失われ、あるいは現在消失の危機に直面している。その一方、果樹や香辛料、野菜などの副次的な作物が外部から次々ともたらされ、庭畑に積極的に植えられることで全体の作物の種類は増えてきている。つまり、近年の作物の多様性の動態は一様ではない。...

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  • イギリスのCAT(代替技術研究所)とコミュニティの持続的開発

    槇村, 久子, MAKIMURA, Hisako 現代社会研究 9 167-179, 2006-12-26

    ...CAT は当初採石場跡地に自給自足の理想をめざして開始されたが、エコビレッジ計画では不可能であると判明し、環境ビジターセンターとして多数の訪問客を受け入れることで、組織運営と地域への経済的、社会的、文化的影響を及ぼした。中間技術から高度なエコテクノロジーの開発は地域に企業を生み、行政や地元企業、NGO の共同組織は社会事業体として成功している。...

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  • 婦人科癌-探索医療の現状と将来 蛋白質機能阻害薬の開発

    和氣 德夫 福岡醫學雜誌 97 (11), 311-314, 2006-11-25

    ...遺伝子機能の異常により, がん細胞は①増殖シグナルの自給自足化, ②増殖抑制シグナルへの抵抗性, ③細胞死の回避, ④無限増殖能, ⑤血管新生, ⑥浸潤・転移, といったがん細胞特有の表現形質を獲得する. これらの表現形質は正常細胞が保有するシグナル伝達の制御機構が蛋白質の機能異常や発現量の変化により破綻することによって出現する....

    DOI HANDLE Web Site ほか2件

  • 資源活用システムからみた山村の生活維持構造

    中台 由佳里 日本地理学会発表要旨集 2006s (0), 251-251, 2006

    ...2.山地の生活維持構造1) 日本の奥多摩、日原の事例 日原は東京の西端にあり、大正期まで焼畑を利用し複合的な生業によって自給自足的な生活を維持させていた。近世に幕府直轄林があり、その後は東京都の水源林として管理されてきた経緯により、山の天然資源を享受することができた。...

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  • 後発開発途上国における行政情報化の効果

    宮田 真弓, 松井 啓之 日本社会情報学会全国大会研究発表論文集 20 (0), 1-4, 2005

    ...開発途上国においても行政情報化が進められているが、人口の大半が農村で自給自足生活をするような国において、一体どのような効果が期待できるのだろうか。本論では、ブータン王国道路安全交通局の自動車登録・運転免許証発行業務システム化案件を事例に取り上げ、受益者への影響や内部の事務コストの削減率などを調査する。その中で特に、「行政サービスの公平化」効果に注目する。...

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  • アルジェリア国・ムザップ峡谷における都市化過程の特徴に関する分析

    メジヤニ リム, 兼田 敏之 日本建築学会計画系論文集 70 (596), 75-83, 2005

    ...この時期を特徴づけるのは自給自足性であると言える。植民地期(1850-1962):フランス植民地局はこの地に交通網整備と工業開発をもたらした。これを支える水資源は、近代技術により拡大した。植民地局による遊牧民の定住化政策をきっかけとして、ムザップ峡谷の人口増加が始まる。これはサハラ砂漠の油田発見をきっかけとする化学工業の労働需要増加によって加速化された。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献18件

  • ペルー東部ワヤワヤ峠周辺の氷食斜面を覆う土層から得られた14C年代

    佐々木 明彦, 苅谷 愛彦, 山本 紀夫 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 227-227, 2005

    ...■はじめに  アマゾン川源流域に属するアンデス東山系東面では,標高1000 m 前後の熱帯降雨林帯から同5000 m 前後の氷雪帯に至る多様な自然環境が,水平距離100 km 程度の狭い範囲内に連続して現れる.この地域では,インカ時代以前から自給自足を基本とする持続的農牧が営まれており 1-3),その土地利用法は流域の地形特性を反映したものとなっている.たとえば,牧畜はおもに高原上の氷食台地や,氷食谷内...

    DOI 参考文献5件

  • ペルー東部・クスコ県マルカパタ村ワヤワヤ峠ーキンセミル・ルートにおける農耕土地利用と地形システム

    苅谷 愛彦, 佐々木 明彦, 山本 紀夫 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 148-148, 2005

    ...■アマゾン川源流域に属するアンデス東山系東面では,標高1000 m前後の熱帯降雨林帯から同5000 m前後の氷雪帯に至る多様な自然環境が,水平距離100 km程度の狭い範囲内に連続して現れる.住民は大きな高度差を活かし,自給自足を基本とする持続的農牧を営んできた.すなわち,彼らは年間を通じ垂直方向に移動し,異なる環境を利用しつつ農牧を行ってきた.こうした環境利用は西山系を含むアンデス各地で認められ,...

    DOI 参考文献4件

  • 柿渋の染色性

    道明 美保子, 作本 末利 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 56 (0), 63-63, 2004

    ...柿渋は現在、合成繊維の登場以来、特殊な用途を除いて殆ど省みることのない存在となっているが、中世以降の庶民生活の中ではタンニンの効用性から、防水・防虫・防腐を目的として、自給自足的な生活の中で利用されてきた。そこで本研究では、柿渋染色において、様々な条件下でどのような色合いの変化が現れるのか、またそれぞれの染色物における各種性能について検討した。...

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  • マーシャル諸島共和国の環境問題とグローバル・テクノスケープの視座

    川村, 千鶴子 環境創造 5 37-56, 2003-10-30

    ...伝統的自給自足の離島の生活から本島マジュロヘの移住と都市化による急激な文化変容は、様々なひずみを生み出した。不登校の子ども達は30%、失業率も同じく30%を超えた。マーシャルの経済は、太平洋島嶼諸国の典型的なMIRAB型経済(MI : 移民・出稼ぎ、R : 送金・仕送り、A : 援助、B : 官僚リーダーシップ)である。消費水準は、国内の生産能力をはるかに超え、海外からの援助に頼り続けてきた。...

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  • パーソナリティ研究序説 : 曾国藩の事例を通して

    清水, 稔 文学部論集 87 17-30, 2003-03-01

    ...ここではパーソナリティ研究の序説としてまず中国近代史上における曾国藩を取り上げ、彼のパーソナリティ形成の要因となった故郷や家族に対する彼の考え方に着目し、その結果として彼が現在あるのは祖先の積徳善行の賜物、治家が生活・人生の基本と考え、自給自足的な農村的気風を維持し、勤と倹によって慎ましく暮らす寒土の家とするのを理想としたことについて、『家訓』『家書』などを通して明らかにした。...

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  • 柿渋染め労働着ガルオッとその変容 : 韓国済州島における柿渋染めの文化

    梁 慧正, 宮崎 清 デザイン学研究 50 (2), 9-18, 2003

    ...(2)自給自足・自律経済のなかで生み出された柿渋染め文化は、すぐれて、自然との共存の所産である。そこには、エコロジカルな循環型システムが形成されている。(3)柿渋染めによるガルオッづくりは、済州島の人びとの一年間の生活スタイルとすぐれて対応していた。...

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  • 民俗調査の既往報告書にみられる野菜資源利用に関する情報とスローフード

    茂木 美智子, 西村 浩一 日本調理科学会大会研究発表要旨集 15 (0), 103-103, 2003

    ...結果)昭和30年代頃までは、首都郊外においても自給自足の形態が残存していたことが確認できた。また、これら報告書では、具体的野菜名が記述されているケースは期待に反して高くはなく、現在我々が認識している蔬菜というより、広範囲の植物性資源を括って“野菜”として認識し、活用していたことが推測できる。...

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  • 人間・野生動物の共生と農山村経済振興 : 中国洋県トキ保護の事例(第3報)

    蘇, 雲山, 河合, 明宣, Su, Yunshan, Kawai, Akinobu 放送大学研究年報 19 19-45, 2002-03-31

    ...しかし、これは閉鎖的で、自給自足的な慣習経済の下で可能であった。近年、外部経済との関係が強まり、農民経営は商品生産への指向をますます増大させている。トキ生息地保全のための環境保全型農業は、同時に農業の商品生産化を進め、農民の所得を増大させるものでなければならない。  中国でも日本でも有機農業や「生態農業」の重要性は次第に認識されてきている。...

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  • 红河上游花腰傣的文化与変迁

    郑 晓云, Xiaoyun Zheng 国立民族学博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Ethnology 26 (3), 449-472, 2002-03-15

    ...彼らの経済活動は、自給自足の伝統的様式から市場経済の様式に変わっている。花腰タイの文化も、ますます注目され、その知名度が高くなりつつある。観光産業はこの地域において、迅速な発展を成し遂げてきた。人口の流動も激しくなってきて、地元の人々が出稼ぎやビジネスのために外に出ることが以前より頻繁になっている。...

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  • 長屋王家の消費と流通経済 : 労働力編成と貨幣・物価を中心に(1. 古代の流通経済)

    櫛木 謙周 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 92 7-33, 2002-02-28

    ...巨大な家産経済の消費を支える上で、自給自足的な物資の生産が行われていたことは事実であるが、その活動に必要な労働力は、長屋王家直属の諸階層の労働力のみでなく、広く外部の雇傭労働力に依存していた。このことは、労働の場として邸内・邸外いずれにも指摘できる重要な特色である。そのための財源も、米あるいは銭や布などの「貨幣」が広く用いられていた。...

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  • 市場性に基づく主体の需要行動と貨幣の生成

    篠原, 修二 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 40 (SIG09(TOM2)), 111-121, 1999-12-15

    ...行動規則に従って取引を行うならば システム内に貨幣が生成することが明らかにされた.我々は 自らの欲望とともに「他主体の行動規則を模倣する」というより根元的な行動規則に従う主体からなる取引システムのモデルを構築し シミュレーションを行った.その結果 模倣とともに模倣の失敗 すなわち誤解が「市場性の高い財を受け取る」をはじめとする様々な行動規則と売り買い構造を伴う貨幣交換や欲望のみに基づいた行動である自給自足等...

    情報処理学会 Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献16件

  • 江戸時代の経済思想における市場原理の概念についての一考察

    シーコラ ヤン 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 18 83-94, 1998-09-30

    徳川時代は、ヨーロッパで経済学が独立した学問として登場してきた思想的な激動期に対応している。西洋の思想のある分野――とりわけ自然科学思想――は日本学者に研究され普及してきたが、しかし西洋の政治・経済思想が日本に紹介されることは多かれ少なかれ制約されていた。一方、同時に日本の経済・社会がますます複雑になり、貨幣経済が進展していくにつれて、ヨーロッパの経済学者が考察を深めていったのとよく似た経済現象…

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  • 北海道における食生活用具の変遷 : 道央を中心に

    山塙, 圭子 北海道女子大学短期大学部研究紀要 34 57-70, 1998

    ...1)明治初期の開拓期この時代は衣食住すべてにおいて自給自足の生活である。また暖かい本州での生活文化をそのまま持ち込み,北の厳しい寒さへの対応が殆ど見られない。食生活の基盤である水については湧き水やそれから通じる川水などの自然水の利用が多い。しかし屯田兵村では道内どこでも最初から井戸の布設があった。いずれにしても,荷桶を使い人手で水を運んだ。...

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  • 「保健婦の教育課程の変遷」 : 時代の要請とのかかわりを通して

    浪川, 京子 佛教大學大學院紀要 25 193-205, 1997-03-01

    ...元々保健婦の養成は都道府県が,それぞれに自給自足の養成をしてきた経緯がある。看護系大学では保健婦(士),看護婦(士)の国家試験受験資格が同時に取得できる教育課程(指定規則)を基本にしている。国は何を求めて,保健婦養成の指定規則を定め,教育課程を編成してきたかを,社会の動きに沿って検証する。...

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  • 台湾の林野制度が及ぼした原住民への影響

    陳 元陽, 堺 正紘 九州大学農学部演習林報告 75 57-68, 1996-12-26

    ...台湾の原住民族は上述のような異民族からいろいろな影響を数百年にわたって受けてきたが,現在では,原始的な自給自足の生活をしている者はほとんどいない.かれらは,台湾の商品経済体制の一環に編入されている.しかし,生産力や資本力の違いによって競争力が欠けているため,かれらの生活は困難を余儀なくされている.それゆえ,1987年に戒厳法が廃棄された後,原住民族は活発に「土地返還」,「狩猟権開放」,「軽蔑称呼禁止...

    DOI HANDLE Web Site 被引用文献1件

  • 国際コメ市場の特徴と貿易摩擦 : 自由貿易命題への反証

    辻井, 博 京都大学生物資源経済研究 1 119-136, 1995-12-25

    ...世界のコメ供給の90%を生産し消費するアジア諸国は, 30億人ほどのアジア人の大多数の主食であり, 必需品で賃金財で政治財であるコメの安定供給を確保するため, 多くの国が戦後コメの自給自足達成を追求し, それが達成した後には自給自足維持政策をとってきた。この政策は世界コメ貿易市場の薄さと不安定性をを強化し, 薄さと自給の循環構造を定着させた。...

    HANDLE

  • 国際コメ市場の特徴と貿易摩擦 : 自由貿易命題への反証

    辻井 博 京都大学生物資源経済研究 (1) 119-136, 1995-12-25

    ...世界のコメ供給の90%を生産し消費するアジア諸国は, 30億人ほどのアジア人の大多数の主食であり, 必需品で賃金財で政治財であるコメの安定供給を確保するため, 多くの国が戦後コメの自給自足達成を追求し, それが達成した後には自給自足維持政策をとってきた。この政策は世界コメ貿易市場の薄さと不安定性をを強化し, 薄さと自給の循環構造を定着させた。...

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  • ネパール王国西北部山岳地に居住するタカリ族の形態および最大酸素摂取量

    大柿 哲朗, 吉水 浩, 川崎 晃一, 伊藤 和枝, Ghimire Pradeep K., Acharya Gopal P. 健康科学 17 93-101, 1995-02-25

    ...摂取エネルギーは必ずしも多くないにも関わらず,体重や体脂肪などは自給自足的な丘陵地農民や都市近郊農民より大きかった。3)男性のMAPは必ずしも低くなく,シェルパ族や丘陵地農民と大差が認められなかった。女性では世代間のMAPの差は大きくなく,それは20歳代の低体力化の影響によると考えられた。...

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • 産業廃棄物処理と地域環境問題

    保母 武彦 経済科学論集 19 57-81, 1993-02-25

    ...都市の生活様式を特徴づける要素のひとつは,自給自足型の農村的生活様式とは異なる商品消費の生活様式である。都市人口の増大は,それ自体が国民経済規模では大量商品消費社会の出現を意味した。都市的生活様式は,次第に,農村部にも浸透していった。住宅以外の生活水準は,1955年には,戦前水準を超えたといわれる。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 「ポラーノの広場」論 : 初期形態と最終形態

    多田 幸正 日本文学 37 (3), 42-53, 1988

    ...前者の鉛筆稿の執筆は昭和二〜三年頃、後者の修正稿は昭和六〜七年頃の成立だが、そこにはその改稿に照応した作者賢治の考えの変化-物々交換の制度を理想とした自給自足経済方式から、製品の商品化を前提とした産業組合方式是認への変化=転換-がはっきりとうかがえる。本稿では、そうした初期形態と最終形態の相違を作品に即して具体的に検討するとともに、賢治の内的変化の推移を明らかにする。...

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  • 血液製剤の選択とその適正使用

    湯浅 晋治 順天堂医学 34 (1), 1-8, 1988

    ...国ではこれら血漿分画製剤の国内自給自足を目ざし, 昭和61年4月戦後長く続いてきた採血基準を改め, 新たに400ml採血と成分採血の導入に踏み切った. そして一方, 使用者側である医師に対しては血液製剤の適正使用のガイドラインが示され, 献血による貴重な血液の適正, かつ有効な使用が強く望まれるに至った. ここでは各成分の適応について述べる....

    DOI Web Site 参考文献3件

  • トルコのブドウ栽培とワイン醸造について (1)

    渡辺 正平 日本釀造協會雜誌 82 (5), 325-328, 1987

    ...有史以前からの長い歴史の間に自然の力で選抜されたぶどう品種を用いてのワイン醸造, さらに近い将来自給自足からワイン供給国へ転換を図ろうと努めるトルコの現状について解説していただいた。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • ネパール人(中部山岳民)の身長、体重および身体組成

    大柿 哲朗, 今野 道勝, 安永 誠 健康科学 4 19-24, 1982-03-30

    ...このほとんどが自給自足的な農民であった。結果は,次のとおりである。1)身長(年令群別平均)は,20才代から60才以上群まで大差なく,世代差が認められなかった。これらの値は,比較的若いネパール人についての従来の報告値と大差ないものであった。日本人と比較すると,若い世代では有意に低かったが,高年令者群ではほとんど差がなかった。2)体重および除脂肪体重(LBM)も,従来の報告値と大差なかった。...

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  • 第 2 次世界大戦前におけるアメリカ統治下のフィリピン林業開発(林学科)

    篠原, 武夫, Shinohara, Takeo 琉球大学農学部学術報告 (20) 343-355, 1973-12-01

    (1)アメリカ帝国主義は, 米西戦争の勝利によって, スペイン領フィリピンを分割支配することになった。アメリカ帝国主義はフィピンを自国経済にとっての良き資本輸出, 製品販売, 原料供給市場として位置づけたばかりでなく, 該領を中国市場へ進出するための軍事的拠点としても高く評価していた。アメリカの植民地政策は, 産業資本の未成熟なスペイン時代における消極的な植民地政策とは異なり, …

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  • 古代オリンピア祭典競技の起源とその周辺

    加藤 元和 体育学研究 16 (2), 61-66, 1971

    ...出現したのでなく,それら三者の間には,密接な相互関係があった. 2) ゼウス崇拝とオリュンピア祭典競技との結びつきは,エリス人のゼウス崇拝とピザ人のべロプス崇拝及び両ポリス市民間に於けるオリュンピア祭典競技の主催権を巡る対立・抗争を通して確立されてきたのである. 3) オリュンピア祭典競技の起源は,最もギリシア的国制としてのポリス共同体の存在を前提とせねばならなかったのである.それは,自由,自治,自給自足...

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  • 農協系統組織の市場対応について

    佐原, 甲吉 島根大学農学部研究報告 4 198-211, 1970-12-15

    ...しかしながら,自給自足の原始経済を別にするならば,生産とはそれに用いられる生産要素の価値を実現して所得を獲得しようとする一連の経済行為なのであり,もしなんらかの生産物がその生産に用いられる生産要素のなにほどか−−それがプラスにせよマイナスにせよ−−の価値を実現しないならば,それはもはや生産でもなければ,生産物でもない.技術的な生産行程の途中で枯死してしまったたとえば野菜は生産物ではなく,その野菜作は...

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  • 京都府宮津市木子・駒倉地区住民の栄養摂取状況について(B. 生活科学)

    北島, 洋子 京都府立大学学術報告. 理学・生活科学・福祉学 4 (2), 39-47, 1965-09-25

    ...(3)食糧構成の点から見れば, 殆んどが自給自足により摂取しているため, 著しく米食偏重による食形態が依然として営れている現状で, 時期的なものとして, 馬鈴薯・玉葱の摂取が目立ち, その他肉・卵・乳類の摂取は殆んどなく, ついで油脂類の摂取が少ない。(4)両地区住民の有症者は多く, 膝蓋腱反射減弱が目立ち, 次いで高血圧症, 腰痛を訴える者が多く, 寄生虫卵保有率も高い。...

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  • 東南アジア農業技術援助の方法論的研究

    中田 正明 熱帯農業 6 (4), 194-201, 1963

    The countries of South and South-East Asia have launched their development programs with much enthusiasm. Needless to say large scale development effort needs equipment and services, technical skill …

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  • <論説>中世の頼母子について

    三浦 圭一 史林 42 (6), 773-794, 1959-11-01

    ...また中世を通じて領主制のあり方の構造的な移行過程にあつて、やはり基本的な課題は、商品流通から疎外された自給自足経済を基盤にした封建的小農民の確保にあつた以上、過重な収奪によつて疲弊してゆく農村の中で農民の相互救済的な経済組織として結ばれる頼母子は、領主層にとつてはむしろ積極的に保護すべきものであつた。...

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  • 流れ藻についたブリ・カンパチの養魚について

    茂野 邦彦 水産増殖 7 (1), 1-6, 1959

    ...宮崎県において大量に養魚するには, 今少し種苗の稚魚の自給自足のため漁具漁法について研究を要するが, 見通しは極めて明るく, 浦尻湾は好適漁場と認める。...

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  • 日本消費組合の性格について

    水野, 作子 大阪市立大学家政学部紀要 3 (1), 47-53, 1956-03

    ...(一) 生産力の発展に従つて自給自足的経済から商品経済へと移行した結果、今日では家庭生活は、もつばら消費生活として観念されている。そして、本来孤立分散的な家庭経済の消費に関聯して、共同化・合理化を担うものとしての消費組合がとりあげられる。……...

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  • ホルマル線使用の紡織用電動機について

    戸井田 重俊 繊維機械學會誌 4 (10), 592-599, 1951

    ...(3) ホルマル線がE.S.C.C.のように綿とか支那桐油とかの輸入品によらず、石灰石コークス電力等国内資源のみにより自給自足出来る。即ち日本の国情に最もよく適している。以上の点からホルマル線が紡織用電動機界においては従来のE.S.C.C.線にとって代るべき日は近いものと信ずる。...

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  • 信州菅平の地域性

    桝田 一二 地理 3 (1), 29-51, 1940

    ...此間自給自足農業で肥料は馬の厩肥に大部分依存した。最近縣道の改修延長に伴ひ自動車の連絡はスキー客を招致し、廣大な蠶室を宿舍に提供し、これに誘因して今日の躍進を來たし、餘剰勞力は活用せられ、スキー客の人肥は新しく蔬菜栽培の新作物の獲得を見、低位平地作に比し早期出荷に於て特殊の經濟的市場圈を獲得するに至つた。...

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  • 國際石油戦争と極東に於ける石油資

    小林 儀一郎 燃料協会誌 13 (2), 133-145, 1934

    ...極東に波及し日本、支那、満洲は將に其渦中に投ぜんとす、爲に此兩者の間に介在する日本の石油業者は未曾有の苦境に陥り其存在をすら危ふせられんとす、從つて最も重要なる日本の燃料問題は全く是等外國の支配下にありとするも過言に非ざるの状態に在り、其非常時に當り日本の石油資源、北樺太油田の將來、支那に豊富なる油田開發の可能性の有無、カムチヤッカ等地理的に日本に接近し一朝有事の際日本の勢力範圍に果して液體燃料の自給自足...

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  • 國産標準自動車の製造に就て

    朝倉 希一 燃料協会誌 13 (5), 579-587, 1934

    ...近時交通機關の發達に伴ひその樞要をなすべき自動車は將來共に之を輸入品にのみ俟つ可きに非ず、殊に現下の國際情勢に照し之が自給自足は三日も忽にすべからず、著者が此見地より創案せる國産標準型式自動車の設計の由來並にその製造工程等を述べ最後に之が規格に就き言及せんとす...

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  • 世界に於ける油頁岩工業の趨勢

    植村 癸巳男 地学雑誌 45 (6), 279-282, 1933

    ...油頁岩工業の隆盛な國、或は之を待望して居る國は、次表に於て明かなる如く、石油の自給自足の途を打開せんと努力して居る石油輸入國が多い。然し、其の所産はエストニア、スコットランド及び近き將來に於ける満洲を除いては、各國共誠に微々たるものである。...

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  • 九州大学新聞

    九州大学新聞 73 1932-06-08

    .../新国家は優秀な人物を要求す 革命的情熱丈では駄目 鹿子木法文学部長談/就職に関しては気永に期待せよ 荒川工学部長談/工学部航空科新設 各方面からの期待を担って/一段落をつけた就職戦線 昨年とあまり変らぬ/一般の期待を集めた史学会講演 干潟・竹岡両教授講演/本学出身技師 人質として拉致 安否気づかはる/自給自足主義も不景気には勝てぬ 病院の収入源で医学部大弱り 東大 京大 東北大北大/体育部便り 一...

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  • 低壓瓦斯放電回路特性と電源周波數との關係(第五報告)

    淺見 義弘 電氣學會雜誌 51 (520), 777-784, 1931

    ...かかる條件に於いて,間隙に左右振動する電子が相當増加し,それ等が殆ど間隙に靜止せる正イオンの間を電場の作用によつて左右に振動する間に,イオン化衝突によりて新イオン及び電子を作り,失はれたるものを補給して自給自足の放電をなす。之がA型放電であつて,直流に於ける暈光放電とはその趣を異にし,それが必然的に具有せねばならぬ負極に於ける放電要素を缺いて居る。...

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  • 家庭燃料に就て

    大島 義清 燃料協会誌 8 (6), 642-644, 1929

    ...家庭に於ける燃料消費量は各戸に就ては僅少なるも全國の累計は決して輕視すべきものにあらず、燃料の選擇宜しきを得且使用方法に就て注意する所あらば國家に寄與する所大なるべし一家の燃料費はその生計費の一部分なれども此が節約を計ると否とは國家經濟上に影響する所尠からず、現在に於ける我が家庭燃料は決して國産品を以て自給自足せるに非ずして既に一部の供給を外國に求めつゝあるのみなず逐年其の増進を見んとするの状況にあり...

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  • 佛國に於ける電機製造工業に就いて

    本野 亨 電氣學會雜誌 45 (446), 757-765, 1925

    The progress and development in the manufacturing industries of electrical machinery in Prance have been extraordinarily advanced during past ten years. The figures in the statistics of the exports …

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