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検索結果 2,969 件

  • サスペンションのジャッキング効果が車両運動特性へ及ぼす影響について

    小圷 慎吾, 沢頭 孝承, 近藤 洋平, 芝端 康二 自動車技術会論文集 55 (2), 250-256, 2024

    ...これまで過渡域におけるジャッキング効果が車両挙動に及ぼす影響・メカニズムについて解明された例は少なく,その良否を判断することができなかった.本稿では5自由度モデルを用い,過渡操により生じるジャッキング力がタイヤの過渡的な接地荷重変動を引き起こし,車両の平面運動へ影響を及ぼすことを明らかにする....

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  • 手作り模型を用いたイルカ胸ビレのsteering機能の実証実験

    関谷 伸一 日本セトロジー研究 34 (0), 1-8, 2024

    ...イルカの胸ビレは方向としての役割があるが,その具体的なメカニズムについては未だに詳しく解明されていない.胸ビレの動きとsteering機能がどのような関係にあるかを明らかにするために,木製イルカ模型を用いた遊泳実験を行った.模型の胸ビレはポリ塩化ビニール製で,その長軸は腹側に約45°傾き,かつ後方に約45°振られた状態とし,ボルトを用いて本体に取り付けた.この状態を胸ビレの中立位とした.このボルト...

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  • 国立公園に関わる登録 DMO が環境保全に果たす役割と課題

    今井 昌行, 小林 翔, 山本 咲恵, 難波 美帆 グロービス経営大学院紀要 2 (0), 59-65, 2023-11-30

    ...本稿では,国立公園を有する地域に着目し,観光地域づくりを行う取り役であるDMOが,利用と保全の両立に取り組む上で多様なステークホルダーと合意形成する際の参考となるモデルの提示を目的として,研究を行った.研究方法は,国立公園を対象に,観光・環境・行政の各指標間の因果関係について,回帰分析を用いて定量的に示したSDモデルの策定を試みた....

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  • 文化,工学を融合するヴァーナキュラーな「社会システム・デザイン」

    横山 禎徳 生産研究 75 (3), 249-252, 2023-08-01

    ...された.しかし今日,住宅は土地固有の性格を反映した,ヴァーナキュラーな(土地に根差した)ものに帰っている.日常的に使われる住宅には気候風土とそれに由来する文化と人々の育んできた心情,美意識が反映される.一方の自動車も近現代の工業製品の典型だが,やがてヴァーナキュラーな製品として見做されるようになるだろう.ガソリン車からEV へという発想自体が時代遅れになり,EV だけでなく多様な駆動系とその他の操系...

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  • スティーヴン・ミールドマン ―出版から見るエドワード六世時代―

    冨田, 爽子, Tomita, Soko 拓殖大学論集. 人文・自然・人間科学研究 49 51-77, 2023-03-25

    ...エドワード六世時代は政府がプロテスタント政策へとを切り,時代が大きく動いた。政府はプロテスタント振興政策のプロパガンダとして,活版印刷を積極的に活用した。その結果,大陸に大きく後れを取っていた英国の印刷技術は急速な発展を遂げる。本論では時代の印刷業者の特徴を体現する人物として,アントワープ出身のスティーヴン・ミールドマンを取り上げる。...

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  • 「高大接続」への英語教育 : 医学部受験英語を視座として

    小出, 信夫 環境創造 29 79-116, 2023-02-28

    ...我が国における英語教育が実用英語へと大きくを取る状況で、これまでの文法に特化した伝統的な英語教育法が総括を求められている。それ自体は決して間違っていない。しかし、それが実用性だけに焦点をあてて論じられるならば、論説を読み社会問題を論じることで知性と人間性を育てるという言語教育の重要な目的が見失われることになる。...

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  • オーストラリアにおけるスポーツと不平等~葛藤と止揚

    尾崎 正峰 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 8-, 2023

    ...<p>オーストラリアの社会には「主流」のアングロ=ケルティック系の人々と移民や先住民との間に不平等が長く、そして根深く横たわっていたが、1970年代、政治主導で「白豪主義」から多文化主義にを切った。その後の道のりは決して平坦ではなかったとはいえ、現在に至るまでの彼の地の経験は今後への示唆を多く含んでいる。では、オーストラリアのスポーツは不平等にどのように向き合ってきたのだろうか。...

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  • 独立機構を有する4輪駆動草刈ロボットの開発

    神林 恭平, 浦下 修, 小池 暁士, 内田 敬久 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2023 (0), 2P1-B01-, 2023

    <p>In the agricultural field in recent years, unmanned mowing robots that can perform mowing work safely and efficiently have attracted attention as a solution to the challenges posed by aging and …

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  • 視覚応答遅れと運転者の運転頻度が運転の操作感知覚に与える影響の評価

    福田 悠人, 岡本 真也, 岩瀬 勉, 澤田 直巳知, 殿垣 佳治, 花輪 和人, 土屋 謙仕, 菊地 千一郎 自動車技術会論文集 55 (3), 489-494, 2023

    ...本稿では,車両特性と運転者の属性,運転の操作感知覚の間の関係を調査した.運転者の運転頻度に注目し,運転頻度の異なる実験参加者に対して,操遅れを設定可能なドライビングシミュレータで運転タスクを行う官能評価実験を実施した.実験の結果,車両特性,運転者の属性が運転の操作感知覚に寄与することを確認した....

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  • レベル3 自動運転車の緊急回避制御中におけるドライバの介入行動(第2報)

    本間 亮平, 栗山 あずさ, 小高 賢二 自動車技術会論文集 54 (1), 88-93, 2023

    ...SAEレベル3自動運転中,突発的に生じた緊急場面に対するシステムの操による回避制御中のドライバ介入行動をDS実験にて調べた.多くのドライバが介入操作を行い,横方向の制御力が大きい時点で介入すると,リスクが増加する傾向がみられた.実験結果に基づき,緊急回避制御中のドライバ介入に対する配慮事項をまとめた....

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  • 緊急場面におけるドライバの回避操作に関する研究(第2報)

    鈴木 崇, 菊地 一範, 若杉 貴志, 千賀 雅明, 味村 寛, 占部 博之, 平田 直 自動車技術会論文集 54 (2), 430-435, 2023

    ...交通事故低減の社会的ニーズに対して,交通事故シーンでのドライバ操作特性・傾向を知ることは,自動車開発はもちろん運転支援装置の基準を議論する際にも重要である.本報では,オーバーラップ率が小さい出会い頭場面でのドライバの緊急操回避の特徴を,ドライビングシミュレータを用いた参加者実験の結果から把握した....

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  • 介護保険施行20年の時点における関連情報知識の現状と課題

    小林 房代, 木下 直彦, 度會 裕子, 谷川 奈々, 山田 智子, Luong Thi Hai Yen, 宇田 優子, 柴山 純一, 瀧口 徹 新潟医療福祉学会誌 22 (3), 78-90, 2023

    ...<p>わが国の介護保険制度は2000年に一気に家族介護を社会化へとを切った。今回、概ね四半世紀経過した現状で、性別、年齢階級別に必要な知識がどの程度定着しているかを検証し、介護保険制度の質の向上に寄与する情報を得ることを目的とした。</p><p>研究デザインは断面調査で、Web調査会社の全国モニターシステムを利用して総計1,008人の無記名のアンケート調査を行った。...

    DOI 医中誌

  • 感性評価および生理特性に基づく操感の評価法

    橋本 駿太郎, 神邊 篤史, 鈴木 桂輔 自動車技術会論文集 54 (1), 81-87, 2023

    ...評価ドライバと一般ドライバを対象として,オンセンタ領域の操反力特性を評価する実験を行った.実験の結果,38語の感性評価語を用いて評価が可能であることを明らかにした.また,心拍と脳波,操角を基にした評価指標について感性評価との相関分析を行い,ドライバ群ごとに評価に適した評価指標を明らかにした....

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  • 保健師基礎教育における地域ケア会議ロールプレイの学習成果

    藤井 智子, 塩川 幸子, 水口 和香子 日本看護学教育学会誌 33 (3-1), 57-69, 2023

    ...</p><p>〔結果〕学生は【討論を活発にする取りの技術】を学び【失敗から捉えた根回しの技術】から【企画を練り上げるプロセス】を振り返り【地域ケア会議の意味づけ】をしていた。教員は【リアリティに近づく役づくり】と【ロールプレイの場面を踏まえたフィードバック】をし【臨場感のあるロールプレイが導く学習の成果】を捉え【技術を深化させる教材の工夫】を考えていた。...

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  • 応答の振動現象のエネルギー伝達特性による記述*

    黒川 明仁, 山崎 徹, 岩田 和朗, 栗原 海, 川越 雅典, 中村 幸宣 自動車技術会論文集 54 (1), 56-62, 2023

    ...本報では,ヨー運動とロール運動を対象に,二自由度振動系のエネルギー伝達特性を用いて,ステア特性およびロール剛性とロール減衰係数が操応答に与える影響を評価,考察する.以上より,車両運動性能に振動エネルギーの伝達による解釈を新たに導入でき,振動や騒音と共にエネルギー伝達の視点での同時検討が可能になる....

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  • 横力然として振る舞うタイヤ前後力が車両運動性能に及ぼす影響

    勝山 悦生 自動車技術会論文集 54 (5), 1044-1050, 2023

    ...タイヤ横力は車両運動性能を左右する最も重要な役割を果たしている.本稿では,その横力発生メカニズムを考察し,前後力にもそれを模擬する駆動力制御を適用した.その結果,車両の操応答性や外乱安定性の向上,ならびにタイヤ負荷率の均等化にも寄与する等,多岐にわたる運動性能の改善が確認できた....

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  • タイヤバースト発生直後の車線維持支援システムに関する研究

    安藝 雅彦, 髙𣘺 直希, 堀内 伸一郎 自動車技術会論文集 54 (6), 1177-1184, 2023

    ...走行中におけるタイヤバーストは車両の操縦安定性を低下させ,ドライバの異常行動を引き起こして重大な交通事故に発展する可能性がある.著者らはバースト発生直後の運転支援に関する研究を行っており,本報では支援システムとドライバ操間の競合を低減するための支援システムを提案し,DS実験で評価したので報告する....

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  • 二輪車の後フレームねじれ剛性モデルを用いたウィーブモードの解析

    片山 硬, 吉野 貴彦 自動車技術会論文集 54 (6), 1275-1280, 2023

    ...エネルギーフロー法による解析を実施した.その結果,フレームの変形によりウィーブモードの不安定化は前後タイヤの横力を通じて発生していることを明らかとなる.後タイヤ横力に関してはフレームのねじれ変形の発生によりウィーブモードを不安定化させる.前タイヤ横力の場合には,横速度および操角の位相が変化した結果としてウィーブモードが不安定化する....

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  • パラレルターン習得過程に用いられるプルークターン、シュテムターン動作のキネマティクス的特徴

    寿上 瑚太郎, 山口 雄大, 西山 哲成 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 406-, 2023

    ...一般的には、プルークターンにてスピードコントロールを学んだ後に、シュテムターンにてターン始動時の外スキーの取りと内スキーの操作方法を学んでいくとされている。また、4種の滑走技術を上級者、中級者で比較した研究(Müller、1998)ではターン局面ごとの動作の違いを示したが、各滑走動作の共通動作は示されていない。また、各滑走技術における共通した動作の特徴を客観的に示した研究データは数少ない。...

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  • 「エネルギー学20年の歩みと次の20年」

    岡島 敬一, 山地 憲治, 内山 洋司, 坂西 欣也, 秋澤 淳 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 101 (6), 624-640, 2022-11-20

    ...世界が脱炭素化に大きくを切る中で,今後,わが国がいかにしてこの大きな目標を実現していくのか,喫緊でありながら低・脱炭素社会システム構築へまだ多くの議論が必要です。</p><p>一方で,現在もなお,わが国を含む世界は新型コロナウィルス感染症拡大の難局に直面し,依然として不透明な状況が続いています。...

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  • 呼吸器領域での免疫チェックポイント阻害薬の歴史とエビデンス

    橋本 康佑, 解良 恭一 日本気管食道科学会会報 73 (5), 325-331, 2022-10-10

    ...そのため,悪性腫瘍に対峙する医師は内科・外科問わずに免疫チェックポイント阻害薬に対する正しい取りができるようになる必要がある。治療方法が目まぐるしく変化していく中で,呼吸器悪性腫瘍に対する免疫チェックポイント阻害薬治療の歴史から,マイルストーンとなった臨床試験を紹介する。使用する状況ごとに分類することで,整理し理解を深める。</p>...

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 離散化アテンションによる説明可能AIの説明能力向上

    田代, 悠馬, 粟野, 皓光 DAシンポジウム2022論文集 2022 180-187, 2022-08-24

    ...現代の深層学習アルゴリズムは非常に複雑な人工神経網から成り立っており,人間による推論過程の追跡は困難を極める.深層学習の社会実装が進む一方で,推論誤りがもたらす人的・経済的損失が問題視されており,深層学習アルゴリズムの判断根拠を説明する手法が求められている.例えば,自動運転タスクでは,ステアリング操角予測に寄与する領域をアテンション機構によって視覚化する手法が提案されているが,説明能力は依然として...

    情報処理学会

  • 化学物質管理及び作業環境管理に関する教育制度の拡充

    香山 不二雄 産業保健法学会誌 1 (1), 56-59, 2022-07-10

    ...国は化学品製造業のステークホルダーに、自律的な化学物質のリスク評価とリスク管理の責任を負わせる方向にを切った。これは、職域における化学物質関連の職業病の8割が、特定化学物質(特化物)に指定されていない化学物質によるものであることからである。...

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  • 世界はなぜ脱炭素に向けてを切ったのか?

    山崎 大, 北 祐樹, 木野 佳音, 坂内 匠, 野村 周平, 神戸 育人, 庄司 悟, 金子 凌, 芳村 圭 水文・水資源学会誌 35 (3), 202-232, 2022-05-05

    ...リスク情報の開示を求めるTCFD といった新たな気候変動対策ツールの整備が脱炭素の動きを後押していることが確認できた.また,民間企業でも気候リスク低減と経済的利益がTCFD等を通して結びつき,「気候変動対策はもはや社会貢献ではなく自己の存続のために必要」という当事者意識のパラダイムシフトが起きていることが示唆された.これらの気候変動対策をサポートする社会情勢の変化を背景として,世界は脱炭素に向けてを...

    DOI Web Site Web Site 参考文献25件

  • 生理特性を用いたオフセンタ領域における操感の評価

    三宅 正樹, 西尾 誠人, 神邊 篤史, 鈴木 桂輔 自動車技術会論文集 53 (2), 430-436, 2022

    ...感性評価に基づく操感の定量評価手法の構築に取り組んだ.オフセンタ領域の反力特性を模擬したドライビングシミュレータを用いて,被験者の生理指標と感性評価値の主成分との相関分析を行ったところ,交感神経指標の心電図LF/HFとLF/(LF+HF)は快適感と強い相関があり,好みの反力特性においてより集中して運転できる可能性を示した....

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  • 江戸時代の治水思想が流域治水プロジェクトの計画と実践に与えるヒントについて

    石川 忠晴 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (6), II_509-II_521, 2022

    ...<p> 国交省は河道改修主体の従来の治水から氾濫域における社会の組織的対応を含む「流域治水」にを切りつつある.しかし具体的内容には未定の部分も多く,特に河道対策と氾濫域対策の連携についてはほとんど触れられていない.一方,江戸時代には河川と氾濫原を一体とした治水が広く実施されており,今後の流域治水の参考になる可能性がある.しかし当時の治水事業の多くは文書や絵図のみで記載されているため,治水効果等の定量的把握...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 霊長類iPS細胞に基づく幹細胞ヒト進化生物学

    今村 公紀 霊長類研究 Supplement 38 (0), 14-, 2022

    ...こうした大脳発生進化の「ヒト特異性」を解明するためには、共通プログラムに基づく「普遍性」の研究から、種特異的な「特殊性」や「多様性」の研究にを切る必要がある。...

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  • 先端折返し伸展機構のための方向操メカニズム

    高橋 知也, 釼持 優人, 阿部 一樹, 渡辺 将広, 多田隈 建二郎, 昆陽 雅司, 田所 諭 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2022 (0), 2P1-J04-, 2022

    <p>The long mobile mechanism isfor exploration in narrow spaces and has been used as a disaster countermeasure robot. In particular, the tip extension mechanism, which consists of a flexible …

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  • CX-60 クルージング&トラフィック・サポート(CTS)開発

    原田 翔次, 川原 康弘, 元谷 章博, 福井 聡一郎, 大岩根 拓馬 マツダ技報 39 (0), 102-108, 2022

    ...ドライバー操特性は,ドライバー走行時とCTS制御時のドライバー操特性の一致性を高め,CTS制御中でも意のままの操作を実現した。本稿では,CX-60において2つの性能をより高い次元で両立させた。その開発経緯,及び,採用した技術について紹介する。</p>...

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  • 自己視が可能な主体感インターフェースの実現に向けた検討

    菰淵 寛仁, 丸野 進 画像電子学会研究会講演予稿 22.01 (0), 9-12, 2022

    ...自転車走行時の操角の計測値を脳内制御で扱う信号の構成比で分割し対応付けできる予測誤差推定法を提案し、360度映像を投影する仮想サイクリング実験を通じて、評価ツールとしての有効性を検証した....

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  • 旋回時に内傾するパーソナルモビリティビークル(PMV)の ステア特性の一考察

    原口 哲之理, 金子 哲也, 景山 一郎 自動車技術会論文集 53 (1), 58-64, 2022

    ...二輪車同様,内傾するPMVでは横力は主にキャンバ角で得られ,同一軌跡走行に必要な操角は車速で変化しない.このステア特性を乗用車や二輪車と比較し,旋回限界の予告方法を考察する.US特性や操トルクの飽和がなく,旋回時の車体接地も適さないPMVでは,追加操トルクで限界への近接を抑制する必要がある....

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  • 過渡状態におけるDYC 制御の原理と応用

    芝端 成元, 芝端 康二 自動車技術会論文集 53 (3), 510-515, 2022

    ...ヨーモーメントを過渡的に制御することによりヨー慣性モーメントを1/2にした車両と完全に同一の操応答特性が得られる事がわかった。操角速度と同時にヨーレートに応じたヨーモーメントを車両に加えることにより、ヨー慣性モーメントを1/2にした車両とほぼ同一の操応答特性を得られることを示した。...

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  • レベル3 自動運転車の緊急回避制御中におけるドライバの介入行動

    本間 亮平, 栗山 あずさ, 小高 賢二 自動車技術会論文集 53 (3), 669-674, 2022

    ...SAEレベル3自動運転中,突発的に生じた緊急場面に対するシステム回避制御中のドライバ介入行動をDS実験にて調べた.ドライバの介入で制御を止めた場合,リスク低下・増加する両ケースがみられた.ドライバが隣接車に向かって操介入した場合など,介入操作を抑制するなどの工夫が必要な状況もあることが示唆された....

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  • 日本における動物実験代替法の歴史ならびに動向

    秋田 正治, 吉山 友二 日本薬理学雑誌 157 (5), 326-329, 2022

    ...Wistarラットが誕生して以降,様々な実験動物が開発され,実験動物は人間のために偉大な貢献を収めてきた.いわば我々は実験動物により,豊かに生き延びてきたと言っても過言ではない.しかし,この実験動物の使用数は1990年代をピークに少しずつ減少してきている.その理由の一つに,動物実験代替法の存在が挙げられる.1980年前後から動物実験代替法の重要性を唱える声が高まり,動物を使用しない実験へと世界中でが...

    DOI Web Site PubMed 参考文献2件

  • 世界はなぜ脱炭素に向けてを切ったのか?気候変動問題認識のパラダイムシフト

    山崎 大, 北 裕樹, 木野 佳音, 坂内 匠, 野村 周平, 神戸 育人, 庄司 悟, 金子 凌, 芳村 圭 水文・水資源学会研究発表会要旨集 35 (0), 123-, 2022

    ...情報の開示を求めるTCFDといった新たな気候変動対策ツールの整備が脱炭素の動きを後押しているこ とが確認できた.また,民間企業でも気候リスク低減と経済的利益がTCFD等を通して結びつき,「気候変動 対策はもはや社会貢献ではなく自己の存続のために必要」という当事者意識のパラダイムシフトが起きている ことが示唆された.これらの気候変動対策をサポートする社会情勢の変化を背景として,世界は脱炭素に向け てを...

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  • ステアバイワイヤシステムを用いた運転支援システムの開発

    平井 隆雅, 内野 大悟, 池田 圭吾, 遠藤 文人, 加藤 太朗, 加藤 英晃, 成田 正敬 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2022 (0), 1A1-I09-, 2022

    <p>Currently, the elderly people have shown a strong desire to purchase ultra-compact mobility vehicle for one or two people, but since the body of the ultra-compact mobility vehicle is small, there …

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  • 静岡方式による市民社会の組織化

    津富 宏 ノンプロフィット・レビュー 21 (1+2), 15-23, 2022

    ...<p>NPO法人青少年就労支援ネットワーク静岡は,静岡方式と呼ばれる就労支援に取り組んできた.この取り組みは,働きたいけれども働くのが困難な人たちに対する個別支援から始まったが,次第に地域に相互扶助の関係性をつくりだすという方向へとを切った.私たちは,孤立化させられた「とるに足らない者たち」同士として関係性を紡ぎ直し,支援者―被支援者の関係を超えた相互変容を通じて,新たな価値観をつくりだし,「とるに...

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  • 過渡状態におけるDYC 制御の原理と応用(第2報)

    芝端 康二, 芝端 成元 自動車技術会論文集 53 (4), 743-750, 2022

    ...本論文ではその復元ヨーモーメントが車両の操過渡応答特性へ与える影響を調べた。次に車両の操過渡応答特性を改善するためのデファレンシャルギヤのフリクショントルクを制御する方法の原理を解明し制御方法を提案した。...

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  • 過渡状態におけるDYC 制御の原理と応用(第3報)

    芝端 成元, 芝端 康二 自動車技術会論文集 53 (6), 1154-1159, 2022

    ...このフリクションによって生じる復元ヨーモーメントにより、四輪駆動車は二輪駆動車に対して操応答性及び外乱感受性が向上することがわかった。...

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  • 超小型電気自動車のアクティブステアリングホイールシステム

    内野 大悟, 平井 隆雅, 池田 圭吾, 遠藤 文人, 加藤 太朗, 加藤 英晃, 成田 正敬 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2022 (0), 1A1-I10-, 2022

    <p>Ultra-compact electric mobility vehicle is a vehicle with a short wheelbase and has a small turning radius. It has become widespread in situations such as transportation for narrow roads area and …

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  • カム操機構を用いたからくりによる無人搬送車の開発

    小林 聖英, 松下 尚平, 吉田 悠乃, 内田 敬久 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2022 (0), 2P1-D01-, 2022

    <p>In this research, we propose an AGV with a simplified mechanism and structure using “Karakuri” technology. The developed AGV can be driven and steered by a DC motor. A pair of two cams that can …

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  • 線形3 自由度モデルを用いた操時のロール応答とヨー応答の関係解析

    山本 真規, 香村 伸吾 自動車技術会論文集 53 (1), 45-51, 2022

    ...操に対して,車は主に横,ヨー,ロールの3方向に運動する.運動の性質を俯瞰的に理解するには,各応答間の相互関係を知る必要がある.横運動とヨー運動の関係は,平面モデルによりその基本性質が説明できる.横運動に対するロール運動は断面モデルにより理解できる.本稿では,これまで研究例の少ない操時のヨー応答とロール応答の関係に焦点を当て,その性質を理論的実験的に考察し,両者の応答関係を決定づける設計パラメータ...

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  • システムのための車両モデルの開発

    西尾 誠人, 久代 育生 自動車技術会論文集 53 (3), 648-654, 2022

    ...操システム開発には車両モデルが不可欠であるが,サプライヤにとってフルビークルモデルは開発プロセスに組み込むには複雑で把握すべきパラメータも多いという課題があった.そこで,実車の実測によるシステム同定を用いて,操性能のシステム要件が検討可能な2輪モデルベースの車両モデルを開発し,有効性を確認した....

    DOI

  • 潜在的な性能と経済性から見た直進自動操機能付田植機の将来展望

    白井 康裕, 村上 則幸, 澁谷 幸憲, 吉田 晋一, 吉田 和正, 佐々木 亮, 山田 洋文, 松本 匡祐 農作業研究 56 (4), 255-262, 2021-12-20

    ...<p>本研究では,直進自動操機能を搭載した田植機において自動操機能の稼働中にオペレータが離席し,田植機を停止させることなく苗を補給する条件下での作業精度と作業能率を計測した.これを基に,有人を前提に直進走行をアシストする田植機の将来性を検討した.代かきや自動操の有無により植付株間,植付深さ,植付姿勢に差が生じておらず,移植精度に関する問題は確認されなかった.また,供試機の直進性は,代かきや自動操...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 求められる作業療法マインド

    大野 宏明 作業療法 40 (6), 711-711, 2021-12-15

    ...コロナ禍において,国内外のニュースや政治的な判断に疑心暗鬼になることがよくある.イギリスでは7月末にすべての規制を緩和し,経済回復にをきるというニュースに驚かされた.その背景には,イギリスでは人口の約7割がワクチン接種を完了しており,感染拡大期に見られたような死者数の増加は起きていないことが根拠にあるという.コロナ禍の国の政策は非常に難しい判断である.わが国ではどうであろうか.この原稿を執筆中の9...

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  • I.世界のCOVID-19の流行と対策の歩みと今後の見通し

    中島 一敏 日本内科学会雑誌 110 (11), 2348-2354, 2021-11-10

    ...<p>新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)は,現代における感染症危機の真の姿を突きつけている.変異を重ねるウイルスに対し,私たちはこれまでの備えや調査研究から,行動制限等の公衆衛生対策,医療体制整備やワクチン等を駆使して制御を図ってきた.世界的にはデルタ株による感染拡大の中だが,長期に及ぶコロナ禍に人や社会は疲弊し,国々は難しい取りに迫られている...

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  • Erratum:わが国造船造機技術の年鑑

    日本船舶海洋工学会誌 KANRIN(咸臨) 99 (0), 74-74, 2021-11-10

    ...</p><p>2)バウスラスター,シリング,可変ピッチプロペラを装備し,港内での操船性能を高めている。</p><p>3)A.S. FIN,PBCF等の装備と低摩擦塗料の採用により省エネルギー化を図っている。</p><p>4)女性用の衛生設備室を設置し,女性乗組員に配慮した配置としている。</p><p>(写真2.4-4)</p>...

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  • Erratum:令和3年度日本船舶海洋工学会賞等受賞者

    日本船舶海洋工学会誌 KANRIN(咸臨) 99 (0), 74-74, 2021-11-10

    ...</p><p>■第97号 P4 学会賞(論文)タイトル</p><p>誤)旋回運動する船のトルクに関する研究-模型試験による特性の把握と推定法の検討-</p><p>正)Application of optimal control theory based on the evolution strategy (CMA-ES) to automatic berthing</p>...

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  • 欧州グリーンディールは共通農業政策(CAP)を変えるか

    平澤 明彦 農業経済研究 93 (2), 172-184, 2021-09-25

    ...環境対策の手段としてCAPを重視し,財政面でも依存している.各種数値目標にはCAPと環境規制を組み合わせて対処する.次期CAP改革案はEGDに対応する独自の環境・気候対策を備えているが,その実現には改革案の審議と加盟国の裁量拡大の両面で不確実性がある.今後,温室効果ガス排出削減策などEGDの進展によりCAPはさらなる適応を求められよう.農業部門の負担拡大や政策立案権限浸食と農業予算維持の間で難しい取...

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  • ビット重要度の違いに着目した符号アテンションによる説明能力向上

    田代, 悠馬, 粟野, 皓光 DAシンポジウム2021論文集 2021 105-111, 2021-08-25

    ...現代の深層学習アルゴリズムは非常に複雑な人工神経網から成り立っており,人間による推論過程の追跡は困難を極める.深層学習の社会実装が進む一方で,推論誤りがもたらす人的・経済的損失が問題視されており,深層学習アルゴリズムの判断根拠を説明する手法が求められている.例えば,自動運転タスクでは,ステアリング操角予測に寄与する領域をアテンション機構によって視覚化する手法が提案されているが,説明能力は依然として...

    情報処理学会

  • SDGsの向こう側

    中島 皇 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 58-, 2021-05-24

    ...<p> 遂に2050年を目指して日本もしぶしぶを切った。二度の大震災、そして今回のコロナ禍で多くの当たり前がそうではないこと。今の社会の問題点が露呈され、工学や経済における局所最適化一辺倒で上辺を取り繕う哲学のない・余裕のない社会が行き詰った時である。</p><p> SDGsは国連が2030年までに達成すべきと掲げている17の目標と具体的な169のターゲットである。...

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  • 教育における多文化主義とその実践 : ノルウェーの中学校の事例から

    北山 夕華 大阪大学教育学年報 26 3-13, 2021-03-31

    ...1960年代から始まった移民や難民の受け入れにともなう社会の多文化化を受け,ノルウェーでは2000年代以降,同化主義的教育政策から多文化主義へとを切ってきた.2004年に発表された白書ではノルウェー人の多様なあり方が言及され,2020年の新コアカリキュラムにおいても文化的多様性の尊重が一層強調された.本論文では,ノルウェーにおいて多文化化の急激な進行が教育政策にどのように反映され,教育現場で実践されてきたのかを...

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  • ドライバの操行動の安全性評価手法の検討

    田中, 義弘, 宮島, 千代美 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 115-116, 2021-03-04

    ...カーブにおける事故は死亡事故などの重大事故に繋がる可能性が高いと報告されている.そこで,ドライバの操行動の安全性の評価手法について検討する.道路の曲率と超過速度の関係を用いた評価手法,横方向ジャークを用いた評価手法,ドライバのクラスタリングに基づく評価手法について検討し,評価手法の妥当性を検証するため,自動車学校の教習員と一般ドライバとの評価結果を比較した.その結果,教習員の操行動は全体的に安全傾向...

    情報処理学会

  • 2台のモジュールトレーラを用いた連結車両システムの実験機の開発

    山田 雅貴, 山口 博明, 米澤 直晃 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 515-516, 2021-03-03

    ...本連結車両システムは2台の駆動力を持つ車両と2台の操機能を持つ荷台、1台の荷台がそれぞれオフフック型の関節で連結されている構造を有している。本実験機は、4つのステアリングを同時に操することで、高い操性を実現している。</p>...

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  • 幼児期プログラミング教育用教材の分析

    柴田, 雅博 福岡県立大学人間社会学部紀要 29 (2), 103-114, 2021-03-01

    ...高等学校の学習指導要領が改訂され、問題解決のための論理的思考(Logical Thinking)力の修得に大きくが切られた。2020年度より小学校でのプログラミング教育必携化が始まり、中・高・大へと順々にプログラミング教育推進が進んでいくことになる。...

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  • 産業集積の再生序説―集団の行動原理からみた一考察―

    北, 真収, KITA, Masanobu 経営情報研究:摂南大学経営学部論集 28 (1・2), 33-54, 2021-02

    ...本研究では、縮小・衰退に向かう産業集積が再生へとを切るための布石をどのように打つべきかについて、社会心理学における集団の行動原理の観点を交えて考慮すべきシナリオを検討した。産業集積の衰退に対してソーシャル・キャピタルからみた視点と集団の行動原理を交差させて論理を組み立てた。つまり、情報入手の限界を社会的創造の側面、関係性の希薄化を互恵性の期待の側面から捉え直して議論を深めた。...

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  • 非線形モデル予測制御を用いたレーンチェンジにおける行動決定・経路計画・制御の同時実行

    本田 康平, 奥田 裕之, 鈴木 達也 自動車技術会論文集 52 (1), 100-105, 2021

    ...自動走行における経路計画と車両制御には共通して考慮すべき点が多く,同時に最適化されることが望ましい.本研究ではレーンチェンジタスクを対象に,C/GMRES法を用いた非線形モデル予測制御を適用し,簡易的な経路計画と入力(加速度,操角)の決定を実時間で行う手法を提案,シミュレーションによりその有効性を検証する....

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  • 言語流暢課題下における操精度と眼球運動特性の解析

    中井 裕真, 小濱 剛, 上田 慎一, 松田 康太, 角野 彩, 吉田 久 映像情報メディア学会技術報告 41.09 (0), 9-12, 2021

    ...本研究では,発話が運転等の操作に及ぼす影響を定量的に評価することを目的として,自動車運転を抽象化した動的ランダムドットに対する操課題の遂行中に言語流暢課題を課し,発話による操精度への影響を評価した.また,この時の眼球運動を計測し,操中に自由観察を許可した際の注視点分布を評価するとともに,注視の維持を課した際の固視微動の特徴についての解析を行った.その結果,言語流暢課題を遂行時には操誤差量が増加...

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  • 長崎県小値賀町における合併反対運動の地域的展開

    内田 成昭 日本地理学会発表要旨集 2021a (0), 52-, 2021

    ...</p><p> これらの資料を時系列ごとに整理すると,商工会議所は当初中道的 な内容の広報誌だったものが,議会の提出した合併に関する中間報告 書が認知されて以降,合併反対にを切り替えた.それに対し,同時期に この広報誌と対立する関係にある民間の広報誌は確認できず,合併推 進派が広報誌などの大きな活動を始めたのは,合併反対派の候補者が 町長として当選して以降となる.このことから,町内の合併に関する社...

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  • 超小型モビリティのドライビングアシストシステム

    荒井 柊吾, 内野 大悟, 加藤 英晃, 成田 正敬 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集 2021.27 (0), 11F09-, 2021

    <p>In recent years, ultra-compact mobilities have become popular. They are used a lot of situation as short distance transportation tool like in tourist spot or community area. However, it is …

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  • オフロード環境下における無人運搬トラックのための自動操制御

    植月 悠記, 渥美 友喜, 倉鋪 圭太, 菅原 宏, 大場 優人, 前田 元気, 福水 洋平, 深尾 隆則 自動車技術会論文集 52 (5), 1155-1160, 2021

    ...オフロード環境下では,白線などは存在せず,道路の境界はセンサにより検出される.その境界は滑らかではなく検出された境界に基づく自動操制御には問題がある.本論文では,非線形重み付きのPath Followingを提案する.提案手法により車両は走行可能領域内で滑らかにかつ安全に走行できることを確認した....

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  • 乾式回収した焼却主灰からの金属分回収検討

    山 航介, 福本 康二, 山口 大輔, 雄関 康隆, 谷口 暢子 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 32 (0), 231-, 2021

    <p>当社は、焼却主灰を乾式回収する乾式コンベアの導入を進めており、この乾式コンベアの後段に物理選別である開発中の「金属濃縮プロセス」を導入し「乾灰選別システム」の構築を目指している。このシステム構築により、有価金属を含む金属濃縮灰を回収し金属リサイクルを可能にする。さらに、有害金属を同時に回収することで、残りの無害化灰について土木資材等への有効利用が見込まれ、最終処分場に排出する灰を低減可能に…

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  • 園長はいかに持続可能なインクルーシブ保育を創出しているのか

    市川 奈緒子, 仲本 美央 質的心理学研究 20 (Special), S219-S226, 2021

    ...その結果,理想とするインクルーシブ保育にを切った園長は,インクルーシブ保育の実践とそのことによって生じるさまざまな困難への対処とのバランスを取るための陰の努力をしながら,目の前で変化していく子どもや保護者,保育者の姿や新たな保育実践からエンパワメントされ,「よりよい保育」に向けて努力し続けていることが明らかになった。...

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  • 「等高線法」を用いた車両運動性能の解析(第1報)

    毛利 宏, 小山 陸, 湯原 隆博, 菅沢 深 自動車技術会論文集 52 (2), 456-461, 2021

    ...車両の定常特性,過渡特性を決める状態変化率の場をタイヤ特性から求める方法を「等高線法」として提案する.操の影響等を等高線の平行移動で調べることができ,線形,非線形領域を問わず,1つの簡単な図で車両運動性能の全体像を見通しよく把握することが可能になる.第1報では,その背景となる考え方について記す....

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  • 内傾機構を有するパーソナルモビリティビークル(PMV)の操トルクヒステリシス特性

    原口 哲之理, 金子 哲也, 景山 一郎 自動車技術会論文集 52 (5), 987-993, 2021

    ...操角に応じて内傾角を与えるパーソナルモビリティビークルにて,操トルクの復元側への補正手段が提案されているが,そのヒステリシスの与え方は明確になっていない.本報では,車両の内傾挙動によるヒステリシス発生メカニズムを分析し,その内傾角に比例した補正トルク付加による,ヒステリシスの解消方法を示した....

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  • 運転環境要因変化がモデル同定したドライバの一次遅れ時定数τ<sub>L</sub> に及ぼす影響

    中山 祥平, 山門 誠, 狩野 芳郎, 安部 正人 自動車技術会論文集 52 (5), 1107-1112, 2021

    ...レーンチェンジ時の操角と走行軌跡を用い,同定したドライバモデルの一次遅れパラメータτLで操特性を定量的に評価する手法の適用範囲拡大を検討している.本報では,同一車両運動(横運動及びヨー運動)をドライビングシミュレータで実現し,シートのホールド性など運転環境要因のみを変化させた評価結果を報告する....

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  • 快適性向上のための複合操作入力による乗員姿勢制御の検討

    牧田 光弘, 高松 敦, 落合 清史, 今村 昌幸, 林 豊 自動車技術会論文集 52 (5), 1101-1106, 2021

    ...車両運動加速度による乗員への慣性力は,乗員姿勢変動の起因となり快適性に影響を及ぼす.そこで,操による横慣性力と制駆動系による前後慣性力の複合による乗員姿勢制御の可能性検討を行った.複合慣性力の乗員姿勢影響を実験から同定・モデル化して最適化に適用することで,効果的な姿勢制御の可能性を確認した....

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  • タイヤを平行リンク機構で連結したリーン機構を有する3輪モビリティの数値解析

    山内 克哉, 中川 智皓, 新谷 篤彦 関西支部講演会講演論文集 2021.96 (0), 3705-, 2021

    ...<p>日本では少人数・短距離での自動車利用が多いため,近年,パーソナルモビリティ・ビークル(PMV)が注目されている.本稿では,前2輪をリンク機構で繋いだリーン機構3輪モビリティに関して,運動方程式を導出し数値解析を行った.固有値解析とモード解析により,当該モビリティは2輪バイク特有の振動モードに加え,リーン機構の振動モードが確認できた.走行シミュレーションより,2輪バイク同様逆操となった....

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  • 日本陸軍と対国際連盟政策

    大窪 有太 史学雑誌 130 (10), 1-33, 2021

    ...だがその構想が挫折し連盟脱退へとを切ると、陸軍は軍縮本会議への参加を実質的に放棄し、ここにおいて対連盟政策は終焉することになる。<br> 日本陸軍にとって国際連盟とは、その政治的変容を外形的に抑制する拘束力であった。その制約の喪失過程において、国防政策の焦点が軍縮から軍拡へと最終的に移行し、ヨーロッパと東アジアの国際政治を連動させて対応する二国間政治提携の思考・行動様式が現出したと言えよう。...

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  • GIGA スクールが拓く教育イノベーション(特別講演)

    山西 潤一 バイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集 34 (0), ps1-, 2021

    ...OECD Education 2030 では、予測困難で不確実、複雑で曖昧な VUCA の時代にあって、ラーニング・コンパスという表現で「生徒が教師に教わるだけではなく、未知の状況においても、自分たちの進むべき方向を見つけ、自分たちを取りしていくための学習の必要性」を強調している。学習指導要領で求められるアクティブ・ラーニングもその道へのファーストステージだ。...

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  • 微小操角域のライントレースのバラツキを低減するピッチ特性に関する研究

    田尾 光規, 町田 直也, 林 豊, 長棹 謙 自動車技術会論文集 52 (2), 286-292, 2021

    ...既報の「微小操角領域のライントレース性を向上する操力とヨー特性に関する研究」に対し、操極初期にわずかなピッチ挙動を付加して車両の応答をドライバに感知させることによって、走行軌跡のばらつきを低減できること、そしてそれらの定量的な関係を抽出したので紹介する。...

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  • ギガスクールに向けて動き出した一歩 教員の意識改革、そして前進

    北辻 研人, 多賀 健介, 井坂 直矢 日本デジタル教科書学会発表予稿集 10 (0), 33-34, 2021

    ...<p>昨年秋頃からICT教育係のメンバーが中心となり、コロナ禍の余波に備えることを目的にし、教育の補償を念頭に、ギガスクール構想に大きくをきっていった。教室のモニタに無線でミラーリングし、生徒の一人一台端末が実現した後には、相互通信のやりとりができるシステムを導入し、全教室にWi-Fiを設置。冬頃には、教員にタブレットが配布され、授業や公務でタブレットが使えるようになった。...

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  • タイヤ緩和長が低ステアリングギア比車両の挙動に及ぼす影響と対策

    野田 凌平, 藤井 康夫, 毛利 宏 自動車技術会論文集 52 (6), 1192-1197, 2021

    ...ステアリングギア比を小さくすると,低速において特定の周波数の操入力に対する車両応答が敏感になり,乗り心地が悪化する.本研究では,上記挙動の原因がタイヤ緩和長の影響であることを明らかにし,これまでできなかった低速での低ギア比化の可能性を開拓した.本報では現象のメカニズムと対策について述べる....

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  • 1930年代後半の中国の食料貿易

    荒木 一視 日本地理学会発表要旨集 2021a (0), 23-, 2021

    ...また,1939年は日本の米の海外依存が大きな変貌を余儀なくされ,東南アジアからの調達にをきる年であるが,中国はそれ以前から東南アジアからの米調達を続けてきたこと,1939年と40年の間に価格の急上昇が認められることも注目できる。こうしたことは一国の食料貿易のみを追っても把握できないことであり,当時の東アジアをめぐる食料貿易を多国間の関係から把握していく必要がある。</p>...

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  • イタリアにおけるフィリピン系第1.5世代移住者たちのトランスナショナリズム

    長坂 格 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2021 (0), D09-, 2021

    ...イタリア、およびフィリピンでの調査にもとづき、イタリア在住のフィリピン系第1.5世代移住者たちのイタリア、フィリピン、そして他国に広がりつつある実際上の、そして想像上の社会圏を、「社会生活の取り(social navigation)」[Vigh 2009]として描写し、併せてそれを彼ら/彼女らを取り巻く、絶えず変化する社会環境との関連で考察する。...

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  • コロナ禍のオンライン授業を支えてみて見えてきたもの

    林 敏浩 日本科学教育学会年会論文集 45 (0), 9-10, 2021

    ...<p>コロナ禍において特に大学では対面授業からオンライン授業に大きくを切った.オンライン授業は賛否両論があったがウィズコロナの新しい日常では特別な授業ではなくなったという現実がある.一方,アフターコロナの日常におけるオンライン授業については現時点では議論百出の状況である.平時,香川大学でICTインフラを支える情報メディアセンターの教員も兼担し,コロナ禍に突入して大学のオンライン授業が継続的に実施できるように...

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  • 設立初期の DMO の収入構造と事業展開に関する一考察

    佐々木 秀之, 中沢 峻, 森谷 健太 日本観光研究学会全国大会学術論文集 36 (0), 19-23, 2021

    ...このような中、地域の観光の稼ぐ力を引き出すための取り役として DMO が登場し、その数は年々増え続けている。2020 年には「観光地域づくり法人」と呼称されるようになり、地域の担い手不足を解消する役割が期待されるようになってきた。一方で、DMO は安定した財源の確保が課題となっており、議論の必要性がある。そこで本研究では、DMO の収入計画のデータをもとに、その収入構造の分析を行った。...

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  • 摩擦帯電センサの耐久性向上に関する研究

    下向 直樹, 谷 弘詞, 多川 則男, 小金沢 新治, 呂 仁国 関西支部講演会講演論文集 2021.96 (0), 2401-, 2021

    ...<p>近年,自動車の安全性向上のため,車両制御システムの研究が行われている.安定した操を行うため,タイヤの摩耗状態や路面間との摩擦係数を測定するセンサの開発が求められている.センサをタイヤ内部に設置して使用する場合,高速走行時の非常に大きな加速度にセンサが耐えられなければならない.本研究では,摩擦帯電センサを覆うバックの材料や形状を変更することで,摩擦帯電センサの耐久性向上を試みた.</p>...

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  • はじめに

    山本 哲也 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2020.2 (0), 43-43, 2020-08-26

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  • おわりに

    西川 博昭 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2020.2 (0), 56-56, 2020-08-26

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