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岡村 昌樹, 荒井 (三王) 裕見子, 大平 陽一, 石川 淳子, 小林 伸哉 日本作物学会紀事 93 (1), 9-23, 2024-01-05
<p>出穂から収穫適期 (収量のみならず,玄米品質や籾水分も考慮に入れて収穫可能となる時期) までの長さ,すなわち登熟期間は水稲の生産性を決める重要な形質の1つである.しかし収穫適期の客観的な判断が困難であるため,登熟期間の品種間差をもたらす要因については不明な点が多い.そこで本研究では収穫適期の指標のひとつである黄化籾率を画像解析により客観的に測定する方法を開発し, …
DOI Web Site 参考文献6件
石原 久代, 加藤 千穂, 鷲津 かの子, 小町谷 寿子, 熊田 亜矢子, 戸田 賀志子, 畑 久美子 日本家政学会誌 75 (2), 56-69, 2024
...</p><p> 本実験では, ムーン・スペンサーの調和論, オストワルトの調和論, PCCSの調和論を取り上げ, <i>L</i><sup>*</sup>, <i>a</i><sup>*</sup>, <i>b</i><sup>*</sup>色空間にて調和範囲の比較検討を行った. その結果, 表色系の色相間隔の均等性は認められず, 調和範囲が不明確であることが確認された....
DOI
小川 恵美悠, 伊藤 颯人, 熊谷 寛 日本レーザー医学会誌 44 (2), 143-146, 2023-07-15
...を用いて評価を行った結果,CIELAB色空間は光線過敏反応による発赤の定量評価に最も効果的であった.これらの光線過敏症リスクの定量的な評価の実現は,患者のQOL改善および医療コスト削減の両方のメリットを生むものと期待される....
DOI Web Site 参考文献18件
滝 伸次 日経パソコン = Nikkei personal computing (913) 53-58, 2023-05-08
...sRGBやAdobe RGBは色空間規格で、数値が大きいほど豊かな色彩が表現が可能だ。標準的な製品の場合は公表されていないことが多く、通常はあまり気にする必要はない。...
PDF Web Site
畔津, 忠博, 倉田, 研治 山口県立大学学術情報:国際文化学部紀要 16 91-100, 2023-03-31
本稿では、画像処理の古写真への応用について議論する。具体的な応用として、立札に記載された文字の可読性の向上と既存の深層学習に基づいた方法で着色された画像の品質改善を試みる。また、画像処理にPythonを用いることで、オープンソースのソフトウェアのみで処理が完結できることを目指す。
機関リポジトリ
岡村 昌樹, 荒井(三王) 裕見子, 大平 陽一, 石川 淳子 日本作物学会講演会要旨集 255 (0), 171-171, 2023-03-27
奥村 紀之, 花田 美和子, 水沼 千枝 神戸松蔭女子学院大学研究紀要 4 99-112, 2023-03-05
DOI 機関リポジトリ
雨宮, 達佳, チーシャン, レオ, プラウィット, ブアヤイ, 牧野, 浩二, 茅, 暁陽, 西崎, 博光 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 221-222, 2023-02-16
...提案モデルでは,RGB以外の色空間としてLAB空間を採用し,RGBのGBチャンネルとLABのLチャンネルを組み合わせることで,色推定の精度が改善することが分かった。...
情報処理学会
李, 泰英, 長名, 優子 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 113-114, 2023-02-16
...この手法は、従来のHSV色空間における座標とPSPNetから出力されるラベルを利用した類似画像検索に基づいた手法である。形状が少しでも違うと似ていないと判断されてしまう問題に対しては、画素ごとではなく領域ごとにラベルの分布を比較することで解決する。...
中村 広基 医学検査 72 (1), 43-54, 2023-01-25
...解析は,HSV表色系,CIE L*a*b*表色系の色空間と,ヒトの知覚特性を考慮したCIE ΔE2000色差式を用いており,6種類の比較方法が可能である。また,背景を除外して解析するためのフィルターや,色を選択して解析するフィルターを実装しており,これらを適切に選択して解析することで,多くの染色標本に対して簡便に安定した比較,評価が実行できる。...
浦井 努, 張 英夏, 向井 信彦 画像電子学会研究会講演予稿 22.04 (0), 166-167, 2023
...色誘導効果を計算するためにはヒトの知覚に沿った色空間の選定が重要であると考えられるが、従来の計算機モデルでは、色空間選定に関する議論が詳しくなされていない。そこで本研究では、いくつかの代表的な直交反対色空間を用いて、色空間の知覚均等性について調査を行った。...
菊地 一輝, 成瀬 元 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 340-, 2023
...教師データを得にくい.また,生痕化石の充填物と母岩との色のコントラストが小さい<i>Palaeophycus</i>は色情報に基づいた分類が行いにくいと考えられる.今後の課題として,クラス間不均衡を補正した損失関数の採用や画像生成モデルを用いたドメイン適応によるデータ拡張によって,産出頻度の低い生痕属の分類を補助するような学習方法を検討する必要があるだろう.また,生痕化石の形態の特徴を抽出しやすい色空間...
宇都 翼, 近藤 佑亮, 高橋 秀徳 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 4Xin163-4Xin163, 2023
...更に、適応的ヒストグラム平滑化を適用する際のパラメータおよび色空間の選択による影響を評価、論ずる。</p>...
大橋 優一郎, 柳澤 秀吉 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 302-, 2023
...未知なものへの恐れの臨界点であるMAYA(Most Advanced, Yet Acceptable)段階が良いデザインの条件だと主張した.本研究では、自由エネルギーで定式化されたBerlyneの覚醒ポテンシャルに基づき,新奇色に対する受容性の数理モデルを提案した.次に,2つの実験により,このモデルの妥当性を検証した.最後にこの数理モデルを応用して,新奇色の推薦システムを構築した.このシステムでは,色空間上...
矢部 涼介, 廣瀬 郁美, 井上 利之, 橋本 孝志, 有薗 悦克, 原田 一徳, 津村 徳道 日本印刷学会誌 60 (4), 240-244, 2023
<p>Compared with RGB, CMYK has a limited range of colors that can be expressed. Therefore, color information is lost during printing. Therefore, printers and other companies are currently manually …
Hashimoto Ryuichi, Kuga Morihiro 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 341-342, 2022-09-15
<p>Image processing technology is used in a wide range of fields and is being actively researched. We focused on saliency detection in image processing. There is a saliency detection method called …
土門, 快杜, 三浦, 大和, 阿部, 颯人, 石井, 雅樹, 伊東, 嗣功, 堂坂, 浩二, Domon, Kaito, Miura, Yamato, Abe, Hayato, Ishii, Masaki, Ito, Hidekatsu, Dohsaka, Kohji 秋田県立大学学生自主研究研究成果 令和3年度 2022-06
胡 浩楠 法政大学大学院紀要. 理工学研究科編 63 1-2, 2022-03-24
type:Article
服部, 真吾, 平木, 剛史 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 63-64, 2022-02-17
...2種類の以上の色をある一定以上の速度で入れ替えて表示すると,人間の目には色が融合して見えることが知られている.この色振動を利用すると,人間には不可視な形で情報を埋め込むことが可能である.本研究では,不可視の色振動を用いた情報埋め込み技術を用いることで埋め込み可能な情報を,2種類の色空間を用いて高速に探索するプログラムを作成し,埋め込み可能な情報と色の組み合わせにを探索することでその生成可能条件について...
沖田, 真樹, 小林, 真, 新, 浩一, 西, 正博 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 529-530, 2022-02-17
近年の宇宙天気予報は,主に太陽と上流の惑星間監視に焦点を当てて,早期警告を発している.そして,数分前の警告を高精度にしていくために地上/電離層レベルにおける短時間予報が必要である.短時間予報は,異なる場所のオーロラ画像や地磁気と組み合わせることにより実現が期待できる.我々の研究グループでは,スウェーデン宇宙物理研究所と共同で,オーロラ活動を調査しており,2014 …
興津, 祐人, 長名, 優子 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 465-466, 2022-02-17
...本研究では、HSV色空間における座標とPSPNetのラベルを利用した風景画像検索を提案する。従来手法のどこにどのようなオブジェクトが含まれているかを考慮できないという問題に対しては、PSPNetのラベルを用いることで解決する。...
森 俊夫, 石田 実紅, 國見 圭奈子, 嘉陽 美智, 淺海 真弓 日本家政学会誌 73 (4), 206-211, 2022
...<p> CIEL<sup>*</sup>a<sup>*</sup>b<sup>*</sup>均等色空間を利用した画像解析が天然染料と合成染料で染めた布の色彩的特徴の評価に適用された. これらの染色布の測色が市販のカラースキャナで行われた....
青山 大輝, 福本 晃, 永田 信二 日本小腸学会学術集会プログラム・抄録集 6 (0), 42-42, 2022
...色彩評価はL<sup>*</sup>a<sup>*</sup>b<sup>*</sup>色空間色度(L<sup>*</sup>は明度で、0:黒、100:白)を使用した。また、慢性便秘症例のうち、L<sup>*</sup>>50(小腸液が明るく、胆汁濃度が低いこと示唆する)となる背景因子(年齢、性別、併存疾患、内服薬)を検討した。...
DOI 医中誌
亀田 昌志, 大﨑 真, 高橋 亮, 武田 利明 看護理工学会誌 9 (0), 81-95, 2022
...肉眼的所見と呼ばれている.このとき,発赤に対する唯一の評価である肉眼的所見で正しい結果を得るためには,複数人での評価が必要となる.主観的評価における人的負荷を軽減するために,肉眼的所見と同一の評価を行うことができる客観評価尺度が望まれている.本論文では,発赤の時間的変化を伴う撮影画像から抽出した輝度の変化と色の変化を表すL<sup>*</sup>a<sup>*</sup>b<sup>*</sup>色空間...
鎮野 智宏, 仲川 太陽, 石黒 大樹, 細川 大意, 押鐘 悠貴, 尾関 智子 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 1O1GS702-1O1GS702, 2022
...<p>宝飾品画像は特徴的な光の反射特性を持っているため,風景画像などよりも精巧な補正が必要になる.本研究では,撮影画像とPhotoshopを用いて熟練者が加工した画像との間の変換をCycleGANにより学習するシステムを構築する.様々な低照度画像補正の手法を宝飾品に適用し,PSNRやSSIM,LAB色空間上での色の類似度の評価指標を用いて比較した.その結果,CycleGANは他の手法よりも良い値を示...
陣内 浩, 小山 善行 コンクリート工学 60 (10), 894-901, 2022
<p>カラーコンクリートは一般的な強度のコンクリートへの適用を中心に技術が普及してきたため,水結合材比の低い高強度領域で研究を行った例などは限られる。そこで,カラーコンクリートの表面の色を決定づけるモルタル部分に着目し,モルタルの水結合材比の変化が,顔料を混合して着色したモルタルの圧縮強度や色の変化などに及ぼす影響について検討することとした。この結果,綺麗な色に着色された圧縮強度140/mm<s…
DOI Web Site 参考文献3件
中野 飛彩, 横井 良直, 渡部 陸矢, 常安 翔太, 佐藤 利文 日本写真学会誌 85 (4), 265-268, 2022
...反射型表示媒体である電子ペーパーは,広視野角かつ低消費電力という特徴から,電子書籍などに活用されている.しか しながら,階調再現性が乏しいことから,写真作品へと展開されていなかった.本研究では,モノクロ電子ペーパーによ る写真作品の制作指針を構築するため,HSV 色空間に着目し,入力する画像の色情報と出力される画像の分光反射率の 相関関係を定量的に評価した.その結果,電子ペーパーの反射率は,カラー画像...
DOI Web Site
日髙 杏子 情報の科学と技術 71 (3), 101-106, 2021-03-01
<p>表色系とは,なんらかのルールに沿って配置された人間の色知覚,色刺激,または物体色による色彩の体系で,コミュニケーションのために編み出された。本稿では,歴史背景を踏まえた上で,表色系のしくみ,原色・純色,補色(反対色)を比較する。色相環は,虹の色を単純に丸く並べただけでなく,補色残像のような生理学的知覚現象を説明するのにも役立つ。また,マンセル表色系によって広まった3属性(色相・明度・彩度)…
升本 眞二, 水落 啓太, 野々垣 進, 根本 達也 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 144-, 2021
...</p><p> 学習と高分解能化の流れをFigure 1(a)に示す.分解能5 mのDEMをBicubic法で1 mの分解能にリサイズ(アップサンプリング)し,傾斜方位と傾斜量を求める.傾斜方位をH(色相),傾斜量をV(明度)に割当て,S(彩度)を固定してHSV色空間モデルを作成し,RGB(各0.0~1.0)の3chに変換する.実際には,情報の劣化を防ぐために画像化はしていない.高分解能DEMも同様...
松岡 浩仁, 吉沢 彰洋, 櫻井 和徳 日本交通科学学会誌 20 (2), 9-17, 2021
...また定量的には、画像をHSB色空間で表すことによって、光の当たり方などによる微妙な色の違いをグラフ上に表すことができ、マーキングの効果を検証する方法として有効であることを確かめた。...
阪本 光翼, 吉村 宏紀, 西山 正志, 岩井 儀雄 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J103-D (10), 733-743, 2020-10-01
...本論文では,従来手法である明るさ可変背景モデル(ABM)を拡張した手法(IGLABM)を提案する.照明変動や移動物体の影の除去に対応可能な手法として提案された明るさ可変背景モデルは,草木の揺れなどの周期的な背景変動に対応していない点,入力画像の色空間にリニアRGB空間を仮定しておりγ補正値が未知の公開画像データベース等を用いた場合,精度が低下してしまう点などが問題として挙げられる.これらの問題に対して...
永井 香織, 田中 良, 杉江 夏呼 建築歴史・意匠 (2020) 861-862, 2020-09
日本建築学会
森 俊夫, 淺海 真弓 繊維製品消費科学 61 (8), 616-623, 2020-08-25
...<p>CIELAB 色空間を利用した色彩特徴解析が綿,絹および羊毛織物の様々な色柄模様の視覚的特徴の評価に適用された.これらの織物の測色が市販のカラースキャナで行われた.画像内の各画素(i,j)に対してCIE カラーシステムのL*,a*,b*,C* およびh が求められた.すべての画素に対するL*,a*,b*,C* およびh の平均値(AVE-L*,AVE-a*,AVE-b*,AVE-C* およびAVE-h...
加藤 雅大, 溝上 陽子 日本色彩学会誌 44 (3+), 102-, 2020-07-01
...<p>顔色は人の健康状態や表情等の重要な情報を提供する.Nakajima et al.は,赤みがかった顔は怒りの認識を高めることを示した.しかし,そこではCIELAB色空間のa*方向に大きく色変調しており,自然な肌色の変化の範囲における,顔色が表情の認識に与える効果は検証されていない.よって,本研究では,肌色をメラニン・ヘモグロビン増減方向に変調したとき,表情認識に与える肌色の影響を調べる.男女それぞれについて...
張 宇航, 篠田 博之 日本色彩学会誌 44 (3+), 11-, 2020-07-01
...対応が可能となる.その際,LMS色空間とRGB色空間の間の色変換はXYZ色空間を経由するため,XYZ色空間とRGB色空間の間の関係を事前に得ておく必要があるが,多くのユーザに測色機器を用いたディスプレイキャリブレーションを行うことは現実的ではない.本研究では,ディスプレイRGB色空間に,直接,ユーザー個人の混同色線方向あるいはLMS軸方向と色覚異常強度を求めることにより,測色機器によるキャリブレーション...
寺嶋 優太, 山田 祥理, 田代 知範, 山内 泰樹 日本色彩学会誌 44 (3+), 83-, 2020-07-01
...程度を定量的に評価できる可能性が示唆された.しかしながら,既存のトレンドラインではトレンドライン上に存在しない色に対する一貫性再現を直接的に評価することはできない.本研究では,トレンドライン上に存在しない色の色再現評価を行うために,トレンドラインから外れた色を含む色群に対して,一貫性の評価実験を行い,トレンドラインとの差異が,一貫性評価に影響を与えるのかを調査した.その結果,色群の一貫性の評価は均等色空間上...
石原 久代, 加藤 千穂, 鷲津 かの子, 浅井 徹 日本色彩学会誌 44 (3+), 118-, 2020-07-01
...</p><p>研究はL*a*b*色空間において色相を20分割した試料を用いて配色実験を行った.試料はプリントした色票を分光色彩計にて測色し,各色票間の色相角を均等になるように調色し,高彩度域20色,高明度域20色を作成した.実験は,それらを2色配色し,高彩度域400試料,高明度域400試料をN6の背景に提示し,200名の被験者から6段階の調和度データを回収した.得られた計160,000データを基にディープラーニング...
浅野(村木) 千恵, 大場 友貴, 佐々木 貴子, 浅野 晃 日本色彩学会誌 44 (3+), 279-, 2020-05-01
<p> 色彩に対する感性は,年齢や性別によって嗜好性に多様性があることが知られているが,それと発達段階に関わる問題の詳細な調査は少ない.とくに,「色彩感覚」に対する年齢や性別の影響を明らかにするためには,配置の仕方を含めた色に対する理解と把握能力,経験や表現能力も考慮に入れなければならないが,そのような研究例もほとんど見られない.最近,流行色なども含めた色に関する情報はファッションや様々な生活情…
阿山 みよし, 川目 康平, 四俵 桃子, 石川 智治, 有本 晃佑, 木村 元春, 秦 英夫 日本色彩学会誌 44 (3+), 151-, 2020-05-01
...<p>ディスプレイ上の顔画像の肌色の重要性はポートレートなど様々なシーンで増加しており,白さや好ましさ評価に関する多くの研究が行われている.しかしテスト画像数は50枚程度までで,各種の感性評価値が色空間内でどのように変化しているのかは明らかにされていない.本研究では,色空間における主観評価値の変化の様相の把握を目的とし,4種の素肌画像各々についてCIELAB色空間でほぼ均等に分布する343枚の画像群...
斎藤 了一, 富永 昌治, 堀内 隆彦 日本色彩学会誌 44 (2), 61-, 2020-03-01
...そこで,各画家における絵画の測色撮影から色特徴抽出に至る一連の解析方法を整理して包括的に述べる.はじめに,美術館でデジタルカメラを用いて絵画を撮影し,絵画の測色データを獲得する方法を述べる.このとき,一般に美術館によって照明環境が異なる.そこで,照明環境に依存しない標準絵画データベースを作成するために,撮影画像の基準化を行う.次に,画像サイズを均一化して画家ごとの作品の集合を作り,全絵画の画素を均等色空間...
下前, 知世, 藤尾, 智彰, 塚田, 晃司 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 127-128, 2020-02-20
災害発生時には、既存の情報インフラが機能しなくなることがある。さらに夜間は、被災地の捜索や被災者の安否確認が困難となってしまう。本研究では、夜間でも発見が容易に行える可視光の色変化を利用した可視光通信に着目する。受光したRGB成分を空間ベクトルから極座標に投影することで色の角度を取得し、時間変化を考慮した三次元曲線を求める。受け取った結果とあらかじめ想定される時系列変化パターンとの類似度を計算し…
藤尾, 智彰, 下前, 知世, 塚田, 晃司 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 129-130, 2020-02-20
...本研究では、その問題を解決するために、カメラから取得したフレームをHSV色空間に変換し、複数のフレームにおける色相の変化をベクトルを用いて計算することによって昼夜を問わず、光源を自動で特定する手法を提案する...
千葉, 康太郎, 亀田, 昌志, 武田, 利明, 高橋, 亮 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 349-350, 2020-02-20
...発赤は,虫刺されや発疹のように炎症により皮膚が局所的に赤くなる症状である.発赤の評価においては評価者によって結果が異なってしまうこと,わずかな変化を見落とす可能性があることが問題である.そこで,発赤の変化に正確に対応し,評価者の違いに依存しない安定した客観価手法が望まれている.先行研究ではL*a*b*色空間のL*とb*の第1四分位数の変化を捉え,発赤の肉眼的所見に対応する客観評価尺度を定義した.本研究...
村山, 築, 西垣, 貴央, 小野田, 崇 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 253-254, 2020-02-20
...近年,インターネット上での動画コンテンツの増加に伴い,様々な動画の利活用が行われている.その一つに,動画の要約を作成するために,動画から特徴的な画像を抽出するものがある.動画から特徴的な画像を抽出する方法として,動画全体のRGB色空間の変化を追跡する手法が用いられている.しかし,ブロックの組み立てのような細かい作業を含んだ動画からの画像抽出には,作業対象の変化が小さすぎて適用できない.そこで本研究では...
小原 香澄, 本間 香貴, 田島 亮介, 牧 雅康, 齋藤 裕樹, 橋本 直之, 山本 修平, 本郷 千春 日本作物学会紀事 89 (1), 50-51, 2020-01-05
...平均値と標準偏差が変数として選択された.Lab色空間を用いた推定はRGBを用いた推定よりも決定係数が高く,明度を分離することができるなどが利点であると考えられた.これらの結果は葉色板を用いた検討からも妥当性が示唆された.今後は葉の画素の抽出と反射率を用いた一般化が課題であると考えられた....
DOI Web Site 参考文献4件
村山 築, 西垣 貴央, 小野田 崇 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 2Q6GS1003-2Q6GS1003, 2020
...<p>近年,スマートフォンをはじめとしたカメラ付き端末の普及に伴い,様々な動画の撮影と利活用が行われている.その一つに,作業を動画として撮影し,動画から特徴的な画像を抽出することで,作業内容の要約を作成するなどが行われている.動画から特徴的な画像を抽出する方法では,動画像全体のRGB色空間の変化を追跡する手法が用いられているものが多いが,レゴブロックの組み立てのような手を使った作業動画からの画像抽出...
寺島 裕貴, HO Hsin-Ni, 若松 滉太, KWON Jinhwan, 坂本 真樹, 中内 茂樹, 西田 眞也 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 2Q6GS1005-2Q6GS1005, 2020
...10素材1934枚の自然テクスチャ画像に対する温度感の心理評定を取得し、その温度評定の予測をLab色空間における特徴量の線形結合で試みた。素材依存性を捉えるため、特徴量空間はfrustratingly easy domain adaptationを用いて素材特異的な次元を追加した。...
津村 徳道 生体医工学 Annual58 (Abstract), 153-153, 2020
...まず、顔の陰影の影響除去は、生体光学の知識に基づいた単純な色空間でのベクトル分析によって実現されます。陰影除去された画像は、独立成分分析による色素成分分離法により、ヘモグロビン成分とメラニン成分に分離されます。抽出した総ヘモグロビンの時間軸の分析は、心拍からの脈波と高い相関をしていることを示します。この方法により、リアルタイムの顔のビデオから感情や情動を監視することができます。</p>...
水野 貴斗, 氏原 嘉洋, 中村 匡徳, 杉田 修啓 生体医工学 Annual58 (Abstract), 311-311, 2020
...とHSV色空間に分解し,各チャンネルの輝度値の変化からCRTを算出したところ,Greenチャンネルで計測毎のばらつきが最小となった.これは,爪上から見られる白から赤への輝度値の変化が,Greenチャンネルで最大となり,ノイズの影響が最小になるためと考えられる....
李 鵬, 呉 海元 映像情報メディア学会誌 74 (4), 719-728, 2020
...<p>本論文では,短時間では人物の服や髪の色および体格は変わらないと仮定し,俯瞰視カメラの下を通った人物画像を対象として個人再識別を実現する.人物の頭頂部と肩部の色情報と見えている体格情報を拡張記述するために,UV色平面内に,頭頂部と肩部の画素について,1)色のヒストグラムと,同じ色の輝度yの合計値の分布を求める.2)色の種類数と色空間内の各色の相対的な距離関係を反映するため,色空間におけるユークリッド...
孫 芸珂, 伊藤 貴之 画像電子学会研究会講演予稿 19.04 (0), 150-152, 2020
...顔画像の印象は顔の形状的特徴や肌の色調に深く関係している.本研究では肌の色調に注目して,顔 画像の肌領域を抽出した画像について,閲覧者がもつ印象との関係を分析している.具体的には,色調に基づく肌 領域のクラスタリング結果と,顔画像の印象評価結果の相関を発見しようとしている.我々の研究では,AIが生成 した架空の人物の顔画像90枚から,RGB色空間での領域分割により肌領域だけを抽出した画像を生成する....
小原 香澄, 本間 香貴, 田島 亮介, 牧 雅康, 齋藤 裕樹, 橋本 直之, 山本 修平, 本郷 千春 日本作物学会講演会要旨集 248 (0), 43-43, 2019-09-23
角田 英俊, 秋葉 教充, 黒木 健郎, 日比野 和人, 黒沢 健至, 土屋 兼一, 横田 亮, 井元 大輔, 平林 学人, 田辺 鴻典, 羽合 佳範 日本色彩学会誌 43 (3+), 21-, 2019-05-01
...ニンヒドリン処理などの有色化処理によって指紋を可視化することが従来から広く行われている.しかし有色化後の指紋と,指紋が付着している背景物体の明るさや色が近い場合は,有色化処理後も指紋が背景に埋もれて視認困難となり証拠として活用できない場合が多い.そこで有色化処理後の指紋を画像化し,画像処理による指紋の鮮明化について検討した.ニンヒドリン処理により有色化した指紋を含む紙のRGBカラー画像をCIELAB色空間上...
吉賀 なお, 深井 英和 日本色彩学会誌 43 (3+), 148-, 2019-05-01
...</p><p>本研究では,Moon & Spencerが定義した「美度」の妥当性を投稿パレットデータで検証した.Moon & Spencerはマンセル色空間における調和領域と曖昧領域を決定し,それらを基にした複雑性と秩序から「美度」を定義した.我々はMoon & Spencerの定義に従って美度を計算したうえで,投稿されたパレットデータと,ランダムに生成したパレットデータで美度の統計を比較した....
桶田, 洋明 鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編 = Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science 70 93-102, 2019-03-11
...この色彩計はL*a*b* 色空間で示され、この数値により主観的な人の目による印象だけではなく、客観的な分析が可能となる。測定の結果、明度対比による明暗表現の明部ではL* 値が100 に近づき、a*b* 値は0 に近づいており、暗部はその逆を示すことが判明した。...
池之上, 槙哉, 亀田, 昌志, 大崎, 真, 武田, 利明 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 179-180, 2019-02-28
...本稿では,症例画像からL*a*b*色空間のパラメータL*とb*を抽出し,2つのパラメータの変化を組み合わせたヒートマップ図を用い,発赤の客観的な評価基準を設定可能とする評価システムを提案する....
加藤 洋子, 中村 芳樹 日本建築学会環境系論文集 84 (759), 487-494, 2019
<p> It is vitally important to estimate visibility of all visual targets in real environments to maintain the visual safety. As luminance images or luminous color images in real lit environments are …
DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献8件
加藤 洋子, 中村 芳樹 日本建築学会環境系論文集 84 (755), 39-46, 2019
Authors have argued that <i>C-A</i> graphs can estimate visibility using luminance images. In this study, a method of handling luminous color was suggested and visibility evaluation experiments …
DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献4件
水口 淳 日本写真学会誌 82 (1), 41-48, 2019
...<p>カラーマネジメントのための基本的な方法論を,歴史的な背景も参照しつつ解説した.さらに,ディジタルアーカイブのために選択する色空間に関する議論や,入力機器として用いられる市販ディジタルカメラの色再現における制約などについても言及した.</p>...
蛭田 興明, 梁木 俊冴, 高屋 英知, 伊藤 千輝, 荒牧 大樹, 稲垣 隆雄, 山岸 典生, 栗原 聡 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 1C4J302-1C4J302, 2019
...時間軸で異なる次元を持つ時系列変数を光の三原色であるRGBに見立て色変化画像とし,畳み込みニューラルネットワークを適用する.これにより,色の視覚刺激の活用により変数間の関連性を最大限抽出可能なデータ分析手法を提案する.我々人間はRGBを一つの色として認識できるが,計算機で処理する場合は,RGB独自に処理されてしまう.そこで,計算機でも人のようにRGBを取り扱うために,RGBを基軸にしたXYZ,Lab色空間...
西村 文暁, 河合 俊和, 岩本 憲泰, 西川 敦, 西澤 祐吏, 中村 達雄 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2019 (0), 1A1-A13-, 2019
<p>A new image processing method using luminance and hue of L*a*b* color space for real time processing and detecting achromatic surgical instrument in endoscopic view has been developed. The …
小寺 宏曄 日本色彩学会誌 42 (6+), 44-, 2018-11-01
...Cohen) の提唱である.等色関数は色彩を三刺激値として定量化したが,人が分光的に何を視ているかは解らない.射影子Rは,分光分布Cから人に視える基本分光成分C*=RCを抽出する.残差B=C ‒ C*は感知されない.射影子Rは,三刺激値に隠れていた分光情報に光を当て,初めてメタメリズムに明解な数学的解釈を与えた.本稿では,視覚の基本色空間(FCS)の構成法を論ずる.FCSは,Rから任意の3列E=[E1...
小寺 宏曄 日本色彩学会誌 42 (6), 265-, 2018-11-01
...</p><p> 本稿では,ROGU錐体をもつ相思鳥を例に,マトリクスR理論を4色覚に拡張する.拡張射影子R4は分光入力C(λ)を,相思鳥の基本色空間FCS(Fundamental Color Space)へ写像する.相思鳥に視えるのは,この写像された基本分光成分(fundamental)C *4(λ)である.まずsRGBカメラ画像の3刺激値からROGU 4刺激値の線形推定を行い,次にその逆写像からC...
小坂 晏子, 篠田 博之 日本色彩学会誌 42 (3+), 163-, 2018-05-01
...色光が重畳することで起こる色調変化は,提示画像の輝度とコントラストを制御することで物理的に再現できる.これを利用して,複数の基準画像にRGB各方向について輝度,コントラスト変化を施した様々な色光をシミュレーションしてディスプレイに重畳させた評価画像を作成し,両画像を比較して主観的に画質を評価する実験を繰り返し行った.この結果得られた評点は,CIEu’v’均等色度図と心理計測明度L*を組み合わせた均等色空間上...
城戸 今日子, 桂 重仁, 須長 正治 日本色彩学会誌 42 (3+), 158-, 2018-05-01
...<p> カラーユニバーサルデザインの新しい配色手法として,2色覚が知覚している色空間内の色で配色した後,混同色線に沿って色を変更して3色覚向け配色を決定する手法が提案されている.我々は,この新たな配色手法を確立するため,2色覚が知覚している黄青-明度平面上の色において,配色に適した複数の色カテゴリを明らかにした(城戸ら,2017).本研究では,黄青-明平面外の色が黄青-明度平面上のどの色カテゴリと類似...
高田 瑠美子, 原 直也 日本色彩学会誌 42 (3+), 91-, 2018-05-01
...誘目性に影響する主要因として,順応輝度,離角(中心視からの偏心角),色の三属性の差,対象の配色,大きさ,形状がある.本研究では,離角と色の三属性の差に着目し,モニタを使用した一対比較法(浦の変法)で被験者実験を行った.具体的には, 均等色空間(CIECAM02)において,背景と視標の色差を系統的に調整した刺激を用いて,5°, 15°, 30°, 45°の4離角を実験変量として採用した.その結果,信頼区間...
丸山 眞澄, 平林 由果, 乾 宏子, 市場 丈規 日本色彩学会誌 42 (3+), 190-, 2018-05-01
...<p> パーソナルカラー4シーズンの各色をNCS色空間に分布し,その特徴を2015,2016年日本色彩学会で報告した.結果c>05の有彩色は,NCS色相環上の緑と赤を境にした黄色側か青色側のどちらに属するか,明清色,暗清色,中間色のどこに属するかの2点によって,フォーシーズンに分類されているのではないかと論じた.この分類に基づき,ファッションを想定した配色調和と嗜好を考察するため,配色を同じ属性内で...
紅谷, 浩彰, 亀田, 昌志, 大崎, 真, 武田, 利明 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 165-166, 2018-03-13
...本稿では,症例画像からL*a*b*色空間の各パラメータを抽出し,それぞれのヒストグラムの変化を組み合わせることで,発赤の客観的な評価基準を設定可能な評価システムを提案する.提案手法により,従来手法では困難であった発赤の変化を捉えられることを確認した....
長縄 祐太郎, 吉田 大海, 飯國 洋二 画像電子学会研究会講演予稿 18.01 (0), 37-40, 2018
近年,ディスプレイ技術の向上により画質が重要視されている.画質向上を行う最も一般的な方法に高解像度化があり,高解像度化には高周波成分の推定が重要になるが,カラー画像を対象とする場合は色彩を考慮することが重要である.本研究では,ラプラシアンピラミッドを用いたカラー画像の高解像度化を提案する.従来研究は1チャンネルの画像を想定しており,カラー画像の3チャンネルを独立に高解像度化すると,色彩が保存でき…
川上 一郎 映像情報メディア学会誌 72 (9), 676-683, 2018
遠藤 航, 岩本 憲泰, 河合 俊和, 鈴木 寿, 片井 均, 西川 敦 生体医工学 Annual56 (Abstract), S174-S174, 2018
...において,この領域は基本的にR成分の値がG,B成分の値に比べて相対的に大きいという点,HSV色空間において,彩度は一定値以上であるという点に着目した二値化処理を行う.次にクロージングを3回行った後,ラベリングを行い300ピクセル以下の領域を削除する.さらに手術器具が常に画像端から現れることに着目し,画像端に接していない領域を削除することにより,画像中の手術器具の抽出を目指す.その後,領域の重心と傾きを...
武田, 悠暉, 高田, 秀志 ワークショップ2017 (GN Workshop 2017) 論文集 2017 1-6, 2017-11-09
...本論文では,カラーセンサを用い,平面上の座標によって色が一意に定まるように配置したカラーパターンの一点を読み取ることでデバイスの位置を検出する手法を提案する.位置の検出に用いるカラーパターンとしては,HSV 色空間の色相と彩度の2 つのパラメータを変化させて極座標系に配色し,円形のパターンを生成する.この手法によって,絶対的な平面上の位置認識が行えることと,機器の準備やコスト面からの簡易さの両立が期待...
後藤 典宏, 北﨑 訓, 田中 昭代, 平田 美由紀, 中津 可道, 古閑 一憲, 白谷 正治 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2017 (0), 418-418, 2017-09-19
...照射後写真をとり,画像解析によりRGB色からXYZ色に変換し,CIE XYZ色空間色度図を用いてプラズマ照射の影響を評価した。照射時間の違いにより色度は変化し,日数の経過とともに回復もしくは悪化する条件を明らかにした。</p>...
小篠 裕子, 岩田 健司, 榎並 直子, 佐藤 雄隆 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J100-D (6), 639-648, 2017-06-01
...情報と知覚色の関係と,知覚色の識別性について分析を行う.識別性にはSVMを用いるのが一般的であるが,高次元でのハイパースペクトルデータに対し,知覚色識別に影響を与える次元と,与えにくい次元の重みを最適に学習するため,MKL SVMを用いる.五つの基本色の分類実験において,ハイパースペクトルにより高精度な知覚色空間を構築できることを示す....
木澤, 栄一, 森本, 正志 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 327-328, 2017-03-16
...本研究では、均等色空間の一つであるCIE-Lab色空間を色特徴表現に用い、形状特徴を表現するPFH特徴量と統合した記述子を用いた3次元部分検索手法を提案する。Kinectによる部分形状データおよび3次元モデルデータを用いた評価実験の結果、PFH単体およびPFHとRGBを用いた場合に対する検索性能向上が認められ、本手法の有効性が確認された。...
白井 啓一郎, 馬場 達也, 小野 峻佑, 奥田 正浩 IEICE FUNDAMENTALS REVIEW 11 (1), 40-53, 2017
...本稿では,雑音除去や色補正などの様々な画像処理問題を画像の特徴を正則化として取り入れた一種の連続最適化問題として定式化することで見通し良く解決できること,及びそれらの最適化問題を実際に効率的に解く方法について解説する.具体的には,"Color-Lines特徴" と呼ばれるカラー画像の色分布が色空間において線状に広がる特徴を利用した応用に焦点を絞り,画像処理に伴う最適化特有の定式化・解法テクニックについて...
DOI Web Site 参考文献34件
杉田 純一, 高橋 時市郎 画像電子学会研究会講演予稿 16.03 (0), 63-68, 2017
絵具の混色は,幼少期より多くの人々が親しんできた混色方法である.美術教育では Itten の RYB カラーモデルが用いられる.RYB カラーモデルは,赤,黄,青を三原色とする減法混色モデルである.一方,コン ピュータで色を扱う場合は,RGB カラーモデルが用いられる.RGB カラーモデルは,赤,緑,青を三原色とする 加法混色モデルである.RGB …
原 勝志, 金子 卓巳, 柳内 智和 日本画像学会誌 56 (4), 327-334, 2017
...<p>光沢紙写真プリントにおいて黒濃度や色再現は重要な画質項目である.従来からこれらの定量化手法としては,45°入射/0°受光で計測された分光反射率に基づく色空間 (CIEL<sup>*</sup>a<sup>*</sup>b<sup>*</sup>) や光学濃度 (OD) が用いられてきた.しかし観察環境によってはL<sup>*</sup>a<sup>*</sup>b<sup>*</sup>値と目視...
町田 芳恵, 林 篤司, 相良 直哉, 七夕 高也, 冨田 桂, 田野井 真, 小林 麻子 育種学研究 19 (3), 103-108, 2017
...<p>炊飯米の外観のうち,つや及び白さを定量できる画像解析ソフトを開発した.炊飯直後の炊飯米をデジタルカメラで撮影して得た画像について,OpenCVを利用した特徴点抽出を行い,特徴点の数を炊飯米のつや評価値とした.同様に画像中の各ピクセルについてL*a*b*色空間のb*値を求め,その平均値の負の数を炊飯米の白さ評価値とした.これらの画像解析によるつや及び白さ評価値は,11品種・系統を用いた食味官能試験...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献2件
石井 雅樹, 草田 育美, 山根 治起 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 137 (9), 1209-1218, 2017
<p>In fruit farming, the appropriate time of harvesting high-quality and high-value fruits is determined by comparing the surface color of tree's fruit and a fruit color chart defined for each fruit …
DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献1件
吉村 由利香, 大江 猛 日本色彩学会誌 41 (3+), 125-127, 2017
...であるのに対し,CRI値がU*V*W*色空間であることが要因と考えられた....
桂 重仁, 須長 正治 日本色彩学会誌 41 (3+), 137-140, 2017
...があるかを知ることは重要である.本研究では,クレヨンを測色・解析し,2色覚にとってどのような色が混同色となりうるか,また,混同している色使いから色覚異常であるかどうかの判断ができるかを検討した.方法として,市販されている7銘柄のクレヨンを測色し,クレヨンのL*a*b*と,Brettelら(1997)による2色覚シミュレーションを適用したLMS錐体三刺激値からL*a*b*を算出した.さらに,CIELAB色空間...
平井 経太 映像情報メディア学会誌 71 (5), 306-314, 2017
DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献29件
牧野 義雄, 若月 碧衣, 網野 元貴, 大下 誠一, 佐藤 朱里, 塚田 正人 日本食品工学会誌 = Japan journal of food engineering 17 (4), 107-115, 2016-12
...本研究で提案した色空間値の範囲あるいは閾値は,農家あるいは集出荷場の都合により変更可能であり,閾値を変更することで,適切な選別を行えると考える。いずれにしても,本研究で提案した方法は,客観的かつ自動的なブロッコリーの選別に有効であることが明らかになった。...
日本農学文献記事索引
石井, 雅樹, 山根, 治起, 土谷, 響造, Ishii, Masaki, Yamane, Haruki, Tsuchiya, Kyouzou 秋田県立大学ウェブジャーナルB(研究成果部門) 3 157-161, 2016-09-30
牧野 義雄, 若月 碧衣, 網野 元貴, 大下 誠一, 佐藤 朱里, 塚田 正人 日本食品工学会誌 17 (4), 107-113, 2016
...した.アントシアニン濃度が低くクロロフィル濃度が高い個体(0L)が高品質のブロッコリーと言える.Fig. 1のプロット結果から,高品質の花蕾を示す色空間値の範囲を<i>a</i>*<-12かつ-<i>a</i>*/<i>b</i>*>0.94と決定した....
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献26件
岩村 俊輔, 市ヶ谷 敦郎, 西田 幸博 映像情報メディア学会技術報告 40.14 (0), 9-12, 2016
...超高精細度テレビジョンの放送方式においてHDR映像フォーマットとして規定されるHybrid Log-Gamma (HLG)方式とPerceptual Quantizer (PQ)方式のHEVCにおける符号化性能評価を報告する.異なる信号方式の符号化劣化を比較するため,CIE 1976で規定されるL*a*b*色空間上での色差ΔEによるHEVC Main10符号化映像品質の客観評価を行った,本実験により...
木下 武志, 河南 翔太, 三浦 まゆ, 長田 和美, 西本 奈央 日本デザイン学会研究発表大会概要集 63 (0), 214-, 2016
...CRTモニターに呈示した、PCCSの色空間での有彩色と無彩色からなる刺激を用いた。得られた知見として、快さの評価値が低い場合、見易さの評価値も低いということなどが明らかになった。<br>...
山田 邦男 映像情報メディア学会技術報告 40.17 (0), 1-4, 2016
...一般的なBT. 709規格の色域で制作されたコンテンツを、スーパーハイビジョン規格であるBT. 2020の色空間に適合させ、さらにその広色域を生かした色域拡大を行うような変換処理手法の開発を行い、映像情報メディア学会の4K/8K性能超高精細・広色域標準画像を用いて評価した。...
酒井,英樹 日本色彩学会誌 39 (5_SUPPLEMENT), 87-88, 2015-09-26
NDLデジタルコレクション
高松,操, 石上,桂子, 乾,宏子, 丸山,眞澄, 市場,丈規, 高橋,晋也 日本色彩学会誌 39 (5_SUPPLEMENT), 164-167, 2015-09-26
高松,操, 石上,桂子, 乾,宏子, 丸山,眞澄, 市場,丈規, 高橋,晋也 日本色彩学会誌 39 (5), 207-208, 2015-09-01
中山, 仁, 桶谷, 新也, 藤田, 和弘 情報科学技術フォーラム講演論文集 14 (3), 221-222, 2015-08-24
劉, 月晴, 齋藤, 豪 第77回全国大会講演論文集 2015 (1), 93-94, 2015-03-17
...鄭らは多変量データの可視化にそれを利用する手法の提案し、その評価実験を報告しているが、本稿ではその手法に対して表示色空間を拡大し、影の模様を変更した場合の評価実験について報告する。また光源方向を強く認識させるよう、カラーパッチの表示法を立体感のある形に変更した場合の効果についても報告する。...
中間, 翔大, 西尾, 孝治, 小堀, 研一 第77回全国大会講演論文集 2015 (1), 211-212, 2015-03-17
...情報を伝達する手段である配色は,正常色覚者が識別できることが前提であることが多く,色覚異常者が情報を誤認識する場合が考えられる.しかし,色覚異常者のみを考慮した配色では,正常色覚者にとって大きく印象の異なる配色となる.そこで,本研究では,入力された配色から少ない変化で,色覚異常者にとって識別可能である配色を実現する.提案手法では,均等色空間であるL*a*b*色空間における各色との関係から遷移する色を...
近藤,桂司 都市経営 : 福山市立大学都市経営学部紀要 = Urban Management : Bulletin of the Faculty of Urban Management, Fukuyama City University 7 63-70, 2015-02-15
application/pdf
DOI 機関リポジトリ Web Site
元永 佳孝, 根津 潔, 鈴木 剛伸, 小林 一樹, 斉藤 保典 農業情報研究 24 (1), 1-14, 2015
...では,果色の色変化が直線モデルで表現できることが分かった.これは,果色は一つの固定色成分ともう一つの変動色成分によって成り立ち,変動色成分の変化によって色変化が生じることを意味する.また,HSL色空間では,果色の変化は,色相の減少に伴い,彩度は増加することなど色変化特性の把握が行なえた.これらの解析結果にもとづいて,未熟果を1,完熟果を12とした12段階の色スケールの果実カラーチャートを試作した.この...
DOI 参考文献2件
上村 健二, 青木 塁, 高橋 章 映像情報メディア学会技術報告 39.31 (0), 25-28, 2015
カラー画像からモノクローム画像へと変換する際には,三原色から単一色への情報の削減を伴う.従来は,人間が感じる明るさ情報である輝度情報のみを残すことで情報削減を行っていた.人間は輝度情報から最も多くの情報を得ており,この手法で得られる画像は知覚的には自然な変換であるといえる.一方で,同程度の明るさで色数が多い画像において,カラー画像でははっきりと見分けることができた物体が,モノクローム画像では同一…
岡崎 あかね, 小室 友理奈, 髙野 ルリ子, 大久保 紀子, 桐谷 佳惠 日本デザイン学会研究発表大会概要集 62 (0), 13-, 2015
...本研究は,小室ら(2014)の実験を踏まえ,色彩による影響をより深く検討するため<i>L*a*b*</i>色空間をもとに設定したアイシャドウによる肌色への影響を検討した。肌色は赤みと黄みの2色,アイシャドウは知覚的に同程度の色味の7色と物理的に同程度の彩度の8色を用い,それぞれにアイシャドウなしを加えた。...
原田 将, 朱 疆, 田中 智久, 吉岡 勇人, 斎藤 義夫 生産システム部門講演会講演論文集 2015 (0), 109-110, 2015
Color marking of titanium by titanium oxide coatings are widely used in many fields such as medical implants because they are environment friendly and safe to human body due to no dyes used. Laser …
岩田 基, 江口 健太, 黄瀬 浩一 日本画像学会誌 54 (4), 284-291, 2015
...均等色空間とは,人の知覚的な色の違いと均等色空間での画素値の違いが一致するという特性を持つ色空間である.そのため,画素値の変更量と人の知覚との関係を数値化できることが大きな利点となる電子透かしの分野において,注目されてきた.しかしながら,一般的な画像フォーマットであるRGB表色系と均等色空間は非線形な式によって変換される上に,RGB表色系は整数値で表現されるため丸め誤差が生じ,透かしを正しく抽出できない...
栗木 一郎 映像情報メディア学会技術報告 39.43 (0), 31-32, 2015
...この輝度に依存する特性は、CIEXYZなど錐体応答の線形変換に基づく色空間では非線形な軌跡を描くため、色の見えの基準点として定式化しにくいという問題があった。本発表では、色の見えを表す色空間(CIELAB, RLABなど)では無彩色点軌跡が直線で近似できる事を示し、その応用可能性について示す。...
中間 翔大, 西尾 孝治, 小堀 研一 映像情報メディア学会技術報告 39.14 (0), 31-34, 2015
...できることが前提であることが多く,色覚異常者が情報を誤認識する場合が考えられる.このような配色に対して,色覚異常者が識別可能となるように再配色することは重要である.従来提案されている色覚異常者を考慮した再配色手法では,正常色覚者にとって元の色と大きく印象の異なった配色となる場合が多い.そこで本研究では,色覚異常者にとって効果的である明度と混同色線に注目し,より少ない変化で再配色する手法を提案する.また,色空間...
DOI DOI Web Site
三宅 宏明, 長 篤志, 木下 武志 デザイン学研究 62 (4), 4_51-4_60, 2015
...その結果、参加者が共通した色カテゴリーに認識している色は、平均値データをカラーデザインへ利用できる可能性があり、色空間中で近い位置関係にあるデータから補間できる可能性があった。一方、色カテゴリーの認識が参加者に依存する色の結果は、3種類の傾向に分かれることがわかった。...
星川 健史, 渡井 純, 池田 潔彦 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 51-, 2015
...木口面が暗い場合は、前処理としてHSV色空間から色相を抽出しRGB色空間のR(赤)を抽出することで、認識率の低下が抑えられた。...
五十嵐 知樹, 亀田 裕介, 松田 一朗, 伊東 晋 映像情報メディア学会冬季大会講演予稿集 2015 (0), 12B-5-, 2015
We previously proposed a lossless coding method for color quantized images. In this method, a 3D position of each representative color in a RGB color space is directly predicted from neighboring …
王 治, 渡部 大志, 曹 建庭 映像情報メディア学会冬季大会講演予稿集 2015 (0), 14B-4-, 2015
We propose a fast dehazing method for car vision. Depending on the input image, the method can be automated to provide the level of haze to be removed. More importantly, our method is capable of …
上村 健二, 青木 塁, 高橋 章 画像電子学会研究会講演予稿 15.01 (0), 25-28, 2015
カラー画像からモノクローム画像へと変換する際には,三原色から単一色への情報の削減を伴う.従来は,人間が感じる明るさ情報である輝度情報のみを残すことで情報削減を行っていた.人間は輝度情報から最も多くの情報を得ており,この手法で得られる画像は知覚的には自然な変換であるといえる.一方で,同程度の明るさで色数が多い画像において,カラー画像でははっきりと見分けることができた物体が,モノクローム画像では同一…
小寺 宏曄 日本色彩学会誌 = Journal of the Color Science Association of Japan 39 (2), 67-75, 2015
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > 電子書籍・電子雑誌 > 学術機関 > 学協会
NDLデジタルコレクション Web Site
依田 侑也, 寺本 篤史, 黒田 泰弘 材料施工 (2014) 211-212, 2014-09-12
黒田 泰弘, 寺本 篤史, 依田 侑也 材料施工 (2014) 209-210, 2014-09-12
寺本 篤史, 依田 侑也, 黒田 泰弘 材料施工 (2014) 213-214, 2014-09-12
加藤,輝実, 矢口,博久, 溝上,陽子 日本色彩学会誌 38 (3), 138-139, 2014-05-01
吉田 直人, 鴈野 佳世子 保存科学 = Science for conservation 53 97-104, 2014-03-26
The purpose of this study is to investigate the possibility of analyzing apparent color from monochrome photographs directly. For this,the relationship between B/W levels of photographs of colored …
猪瀬直人, 齋藤豪 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 317-318, 2014-03-11
...色彩調和は色空間における色同士の位置関係で表現可能であると考えられており、これまでに様々な色彩調和論が提案されている。これらの理論は色彩設計や色変換の研究で利用されているが、従来の色彩調和を利用した研究の多くは色相しか考慮していない。...
柿沼泰, 丸山一貴 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 121-122, 2014-03-11
...実験を通じ、複数の色空間において、人間の感覚的に同一色と判定できる閾値を考察し、本方式の有効性を評価する。...
関口 頌一朗, 成田 長人 映像情報メディア学会誌 68 (8), J339-J343, 2014
...画像データを均等色空間L<sup>*</sup>a<sup>*</sup>b<sup>*</sup>データに変換し,a<sup>*</sup>b<sup>*</sup>円平面上で,原点を中心に均等に分割した各領域に異なる名称を割当てる従来の方法には,人の知覚に正確に対応しない可能性があった.筆者らは,この問題を解決するため,マンセル色空間における人の知覚に対応した新たな色名解析方法と,JIS規格の基本色名...
DOI Web Site 参考文献1件
小野 英理, 鈴木 樹理, 石田 貴文 霊長類研究 Supplement 30 (0), 62-63, 2014
...ニホンザル(<i>Macaca fuscata</i>)とアカゲザル(<i>Macaca mulatta</i>)は先行研究において同様の性皮変化を示すとされてきたが、我々が測色計を用いて性皮色を測定しCIELAB色空間に展開したところ、ニホンザルの性皮はアカゲザルに比べて暗く赤いことが判った(第29回大会発表)。今回、我々はこの紅潮の種差に寄与する組織学的背景を調べた。...
谷村 祐, 納富 一宏, 斎藤 恵一 バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌 16 (1), 49-55, 2014
...手指画像におけるカラーヒストグラムによる生体認証手法の提案とシステム実装について述べる.また,理想環境での実験と条件差による精度差検証実験それぞれの精度評価の結果および考察についても述べる.さらに,異なる画像類似度計算方法での精度検証の結果についても述べる.条件差による精度差検証実験の結果として,ズームをすることで手領域を拡大した場合や照度を高くした場合に,精度が高くなることを確認した.照度を高くして,色空間...
吉野 剛史, 張 英夏, 向井 信彦 映像情報メディア学会年次大会講演予稿集 2014 (0), 14-2-1_-_14-2-2_, 2014
In this paper, we have confirmed deformation of color similarity distribution in CIELAB color space by experiments. Analyzing the results suggests that basic-color category affects the similarity …
飯田 義彦, 今西 純一, 森本 幸裕 日本緑化工学会誌 40 (1), 66-71, 2014
デジタル画像から抽出した色彩学的指標(L<SUP>*</SUP>a<SUP>*</SUP>b<SUP>*</SUP>)を用いて 2ヶ年におけるヤマザクラ 50個体の樹冠色変化を比較し,樹木の開芽特性について年による差異を検討した。集団内の L<SUP>*</SUP>a<SUP>*</SUP>b<SUP>*</SUP> …
DOI Web Site Web Site 参考文献3件
長浜 佑樹, 下馬場 朋禄, 角江 崇, 伊藤 智義 映像情報メディア学会誌 68 (4), J162-J164, 2014
...反復最適化計算でカラーホログラムのスペックルノイズを軽減するGS法を適用する場合の計算量を削減するために,RGB色空間からYCbCr色空間への色空間変換と色差成分のダウンサンプリングを利用したカラーホログラムの計算量低減手法を適用し,その結果について報告する....
畔津 忠博, 上田 千晶, 末竹 規哲, 内野 英治 映像情報メディア学会誌 68 (11), J482-J487, 2014
...人間の視覚は色相の変化に敏感であるため,カラー画像の強調処理を行った場合,色相が保持されることが望ましい.色相を直接的に扱うためにはHSI色空間やCIELAB色空間等を利用する方法が考えられるが,工学的にカラー画像はRGB色空間やCMY色空間で取り扱われることが多いため,画像処理もこれらの空間内で行えると便利である.NaikらはRGB色空間での色相保存の条件を示し,これを用いた画像強調の方法を提案している...
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献7件
劉 海龍, 谷口 忠大, 高野 敏明, 竹中 一仁, 坂東 誉司, 田中 雄介 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2014 (0), 3H3OS24a3i-3H3OS24a3i, 2014
...<p>車両を流れる信号は年々増加しており,それらの時系列信号を人間が直感的に理解するのは困難である.本稿では Deep Sparse Autoencoder を用いて車両の運転挙動データを表現する低次元特徴量を抽出することで,運転状況の可視化を試みる.ここでは 100 次元の運転挙動データから 3 次元の特徴量を抽出し,RGB の色空間に対応させて地図上に可視化する手法を提案する.</p>...
河合 幸子, 大谷 芳夫 日本色彩学会誌 = Journal of the Color Science Association of Japan 38 (1), 13-20, 2014
中野, 倫靖, 後藤, 真孝 情報処理学会論文誌 54 (6), 1771-1783, 2013-06-15
...を構成し,その結果を用いてユーザ歌唱の声色変化を反映して合成する.市販の歌声合成システムを用いて実験した結果,構成された声色空間は聴取印象を反映しており,音高と音量に加えて声色変化も真似ることができていた....
那須野,信行, 小松原,仁, 小林,信治, 渕田,隆義, 橋本,健次郎 日本色彩学会誌 37 (3), 274-275, 2013-05-01
NDLデジタルコレクション 参考文献2件
岡, 正明, 井畑, 恵理奈 宮城教育大学情報処理センター研究紀要 : COMMUE (20) 61-64, 2013-03-31
40019736308
機関リポジトリ Web Site
猪瀬直人, 齋藤豪 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 263-264, 2013-03-06
...本研究では、カラー画像の色彩調和度を3次元色空間上に可視化する手法を提案する。画像に用いられている色の分布を3次元色空間上に表示し、その画像の調和が取れているかどうか、調和が取れていない場合にはどの部分が原因となっているのかを確認する。...
三角, 隆, 山田, 邦彦, 内藤, 浩光, 小川, 昇, 宿谷, 珠美 植物防疫所調査研究報告 (49) 19-27, 2013-03
...グレープフルーツとミカンでは、重量、硬度、L*a*b*色空間による果実色、糖度及び食味について、くん蒸7日後では、処理区のミカンがやや軟化する傾向を示したものの、無処理区とくん蒸区の間に差異は認められなかった。6. 茎葉野菜類では、パセリとブロッコリーをくん蒸した場合のギ酸エチル濃度は、未成熟インゲンの場合と比較して、くん蒸直後から大きく低下し、また、それらの重量はくん蒸後7日間で大きく減少した。...
日本農学文献記事索引 Web Site
古濱 裕樹 繊維製品消費科学 54 (12), 1075-1082, 2013
<p><tt>天然染料や天然顔料,合成染料を用いて,日本の染色家や染色業者が染めた多数の布,糸,和紙を分光測色計によって測色した.得られた</tt>L<sup>*</sup>a<sup>*</sup>b<sup>*</sup><tt>値(</tt>CIELAB<tt>)から,天然染料の色彩的特徴を考察した.天然染料では,鮮やかな黄色や赤色が染まり,特にウコン,エンジュ,キハダ,オウレン,タマネギ…
長浜 佑樹, 下馬場 朋禄, 角江 崇, 伊藤 智義 映像情報メディア学会冬季大会講演予稿集 2013 (0), 5-1, 2013
In case of color hologram, GS(Gerchberg-Saxton) algorithm takes much calculation time. Therefore, we have devised a fast method of speckle noise reduction of color hologram using the color space …
山根 岳志, 谷口 拓弥, 吉田 正道, 柴柳 敏哉 化学工学論文集 39 (4), 280-286, 2013
本研究では感温液晶の計測温度幅拡大を目的に,呈色温度域が異なる2種類の感温液晶を同時使用し,広い温度域における液相内温度場測定を試みた.2種類の感温液晶を同時使用するとき,色と温度の関係が多寡関数となるが,感温液晶の濃度に差をつけて懸濁することにより,これに起因した呈色の彩度と輝度に有意の差が現れ,これらを組み合わせて判断することで感温液晶の区別が可能であった.また,個々の感温液晶については,低…
DOI Web Site Web Site 参考文献16件
田中 法博, 望月 宏祐 画像電子学会誌 42 (4), 466-476, 2013
...全方位画像から,全方位分光画像を簡便に推定する手法を提案する.この方法では分光的に較正したカメラの情報を再利用することで,特別な計測装置を用いずに他の分光感度が未知のRGBカメラで簡易的に全方位の分光分布を推定する.ここでは第1に基準となるカメラを分光放射輝度計とカラーチャートを用いて分光的に較正する.そして,第2に任意のRGBカメラを用いて全方位画像とカラーチャートを計測する.その画像を基準カメラの色空間...
山口 信, 平居 孝之, 近藤 正一 Cement Science and Concrete Technology 67 (1), 618-625, 2013
...その結果として、①着色効果が最大となる顔料混入率が存在する可能性が認められること、②顔料混入により、モルタルの色彩はL<sup>*</sup>a<sup>*</sup>b<sup>*</sup>色空間を直線的に変化すること、③顔料混入がモルタルの力学的特性に及ぼす影響は小さいこと、④顔料混入セメントペーストの色彩は、内部よりも表面で高明度となり、その傾向は6か月間の屋外暴露を経ても殆ど変化しないこと...
DOI 被引用文献1件
大野 知子, 内藤 徹, 阿南 壽, 佐藤 博信 日本歯科保存学雑誌 56 (1), 69-77, 2013
...システム(Beyond Whitening System, Beyond Dental & Health, USA)を用いて製造業者の指示どおり漂白剤塗布と光照射を3回繰り返して漂白を行い,14日後にも再び同処置を行った.歯の色の測定は,非接触型歯科用分光光度計Crystaleye (CE100-DC, Olympus)を用い,術前,漂白直後および1カ月後の計3回行った.色は,CIEL*a*b*均等知覚色空間...
DOI 医中誌 参考文献32件
小野 英理, 鈴木 樹理, 石田 貴文 霊長類研究 Supplement 29 (0), 234-, 2013
...として機序は不明である.我々はマカク性皮の紅潮に着目し,色変化をもたらす組織学的背景を調べた.非繁殖期(2011年 7月 , 2012年 8月)と繁殖期(2011年 10月 , 2012年 11月)に京都大学霊長類研究所のアカゲザル <i>Macaca mulatta<i>16頭とニホンザル <i>Macaca fuscata<i>15頭を対象とし,測色計によって性皮色変化を評価した(CIELab色空間...
関沢 秀和, 鈴木 雅洋, 上平 員丈 画像電子学会研究会講演予稿 12.03 (0), 171-174, 2013
ドキュメントカラースキャナーなどでは文字のエッジでの色滲みや色付きが問題となる.特に黒文字は黒一色で印刷しないと,印刷工程での位置ずれなどにより画像が大変見難くなるなどの問題がある.このためレンズ等の光学系に色収差の無い高精度なものが要求されている.また,読取系でのレスポンス特性の低下を補正するためにエッジ強調処理が行われるが,この時さらに色滲みを強調してしまう.本報告ではエッジ強調を行っても色…
河村 圭, 吉野 知伸, 内藤 整 映像情報メディア学会年次大会講演予稿集 2013 (0), 13-3-1-_13-3-2_, 2013
A standardization work of High Efficiency Video Coding (HEVC) version 1 has been finished and its extensions to a non-4:2:0 chroma format is currently studied. In this paper, we propose a coding …
榊原 直紀, 山崎 駿, 亀田 裕介, 松田 一朗, 伊東 晋 映像情報メディア学会年次大会講演予稿集 2013 (0), 17-5-1-_17-5-2_, 2013
This paper proposes an efficient lossless coding method for color quantized images each of which consists of an array of indices and corrsponding RGB values of representative colors. In the …
守田 了, 石津 拓 画像電子学会誌 42 (1), 56-63, 2013
...と関心領域色空間を用いた尤度と両眼の大きさのパーティクルを導入する.本論文では実際にユーザの両眼眼球運動を推定するカメラとユーザの両眼眼球運動に追従するパンチルトカメラとそのカメラからの映像をリアルタイム3D として表示するディスプレイからなる3D 視覚環境を構築し,10fps 程度で動作させることで,遠隔操作の没入感と臨場感について本システムの有効性を示す....
森近優人, 寶珍輝尚, 野宮浩揮 平成24年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 2012 2012-09-14
...カラー動画において、各フレームから色空間YUVでの色差情報であるUVを用いてヒストグラムを作成する。このヒストグラムを比較した際の類似度によって、類似した動画を高速に検出する手法を提案する。...
網村,眞弓 日本色彩学会誌 36 (2), 154-, 2012-07-01
繁田,法子, 矢口,博久, 溝上,陽子 日本色彩学会誌 36 (Supplement), 38-39, 2012-05-01
吉田 直人, 早川 泰弘, 村岡 ゆかり, 杉本 史子 保存科学 = Science for conservation 51 31-45, 2012-03-31
Scientific analysis was conducted on painting materials and apparent colors of maps made in Genroku era (1688-1703)and Tempo era (1830-1843)in Japan,Genroku Kuniezu and Tempo …
加藤 晴久, 米山 暁夫, 内藤 整, 酒澤 茂之, 松本 修一 映像情報メディア学会誌 66 (9), J310-J317, 2012
We propose a coding method that reduces inter-channel correlation of 4:4:4 chroma format in high-resolution images more than HDTV. The proposed method adaptively conducts color conversion on the …
篠崎 眞太郎, 中島 克人 知能と情報 24 (2), 637-647, 2012
...動的背景推定・差分法は,変動の激しい画像において物体追跡のための大変有効な方法とされている.動的背景推定は,動画像中の時系列方向のフレームの同一座標において動的に逐次背景画素を推定する.本稿では,照度変動の影響を受けにくい色空間と,この空間上の色距離に基づく類似度を独自に定義し,高い平均類似度を持つ画素を背景と推定する比較的簡便で高速な動的背景推定法および背景差分法を提案する.提案手法では平均類似度...
DOI 参考文献9件
関 晴之, 宇都 有昭, 小杉 幸夫 日本画像学会誌 51 (6), 613-621, 2012
Nowadays LED lights have been spread rapidly in use for efficiency and life time. However, sometimes LED lights obviously degrade color appearances between different spectral conditions because of …
ZHU You Mei Medical Imaging Technology 30 (1), 22-26, 2012
...皮膚温の変化は交換神経系の皮膚血管収縮機能を評価するのに有用である.そこで,皮膚温と交換神経活動の関係を検討するために画像による皮膚色測定装置を活用し,皮膚温と皮膚色変化の測定から明らかにした.撮影画像から均等色空間に基づいて特徴量を数値化して評価した.これらの指標により皮膚温と皮膚色の関係が客観的に表現できることが確認できた....
井上 光平, 原 健二, 浦浜 喜一 映像情報メディア学会誌 66 (7), J227-J229, 2012
We propose a method for enhancing the contrast of color images by transforming the original colors into the colors on the boundary of RGB color space. Experimental results show that the proposed …
末竹 規哲, 田中 豪 IEICE FUNDAMENTALS REVIEW 6 (2), 102-113, 2012
...ディジタルカメラやディスプレイ,カラープリンタ等の発達・普及に伴い,カラー画像を扱うことが身近になった.テレビやインターネットの世界でも様々な色によって情報が表現されている.このように,色は現代における情報伝達手段の一翼を担っている.一般に,色は三次元色空間上に広がる色域を持つ.しかし,特定の場面では,低次元化された色域で色を表現する必要が生じる.例えば,カラー画像をモノクロ印刷する場合には,一次元...
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献17件
濱地 達也, 阿部 貴義, 田鍋 浩之, 山脇 彰, 芹川 聖一 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2012 (0), 375-375, 2012
...道路交通標識や顔認識等において,RGB色空間よりも色の判別に適したHSV色空間が利用されている.小規模な組込み機器などへ適用するにあたって,RGB色空間からHSV色空間への変換をハードウェアで実施することは性能や省電力の面から有益と考える.本研究では,処理の高速化と省電力化を図った色空間変換の汎用的なハードウェアライブラリを開発する.本稿では,処理を固定小数点化し,単精度浮動小数点版に対する精度と速度向上...
関沢 秀和, 鈴木 雅洋, 上平 員丈 画像電子学会研究会講演予稿 11.04 (0), 61-65, 2012
...デジタルカメラなどカラー画像入力装置の高精細化が進んでいるが,低照度環境下でのカラーノイズの改善が課題になっている.先に視覚モデルをヒントに色空間制限(カラー信号と輝度信号の相関関係)を利用したカラー画像の低ノイズ化処理を提案し,LMS分光特性のセンサに適用した結果,低照度ではRGB分光特性センサより高感度で、低ノイズ化が可能なことをシミュレーションで示した.さらに,この低ノイズ化処理は一定条件下で...
杉本憲治郎, 鎌田清一郎 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2011)論文集 2011 277-282, 2011-07-20
...本稿では閾値に一致する累積寄与率を持つ部分色空間記述子を構築する手法を提案する.一般に相互部分空間法などは部分空間の次元数の選択の際,累積寄与率がある閾値をこえる次元を選択する.しかしながら色空間のような低次元空間では選択できる次元数が極めて少ないために,部分空間の持つ累積寄与率と閾値とで大きな差が生じやすい.提案手法では従来の次元選択手法を累積寄与率の線形補間と重みづけによって一般化し,閾値に一致...
タケダ, サトシ 大学院研究年報 理工学研究科編 41 2011-07-01
コジマ, タカノリ 大学院研究年報 理工学研究科編 41 2011-07-01
兒嶋 隆典 大学院研究年報 理工学研究科編 (41) 2011-07-01
武田 智史 大学院研究年報 理工学研究科編 (41) 2011-07-01
勝俣,貴紀, 矢口,博久, 溝上,陽子 日本色彩学会誌 35 (Supplement), 8-9, 2011-05-01
NDLデジタルコレクション 被引用文献1件 参考文献1件
辛,恩僖, 近江,源太郎 日本色彩学会誌 35 (Supplement), 78-79, 2011-05-01
NDLデジタルコレクション 参考文献6件
杉本憲治郎, 井上昻治, 黒木祥光, 鎌田清一郎 第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 539-540, 2011-03-02
...本論文では固有色空間の照合による薬剤パッケージ認識について述べる.薬剤パッケージにとって色は重要なグローバル特徴の一つである.提案法は低レベルな色記述子の一つであり,色分布の固有空間を表す.従来の低レベル色記述子である色分布ヒストグラムや色クラスタと比較して,パラメータ設定が不要でありサイズも小さいといった利点がある.性能評価実験では,従来法より高速処理・高認識率であることを確認した....
吉満麻菜美, 西尾孝治, 小堀研一 第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 231-232, 2011-03-02
...現代では,路線図や案内板など様々な場面で色を使い情報を伝達している.しかし,正常色覚者が色を区別できるかという点しか考慮されないため,色覚異常者が色を誤って認識してしまうことがある.そこで本研究では,正常色覚者が区別できる色の組み合わせからなるべく変化しないように,色覚異常者が区別できる色の組み合わせに変更する.そのため,L*a*b*色空間で色をノードとしてばねモデルをつくる.具体的には,正常色覚者...
高田 佳栄, 大井 尚行, 高橋 浩伸 日本建築学会研究報告. 九州支部. 2, 環境系 (50) 45-48, 2011-03
小林, 政司 大阪樟蔭女子大学研究紀要 1 217-222, 2011-01-31
P(論文)
西原, 弘晃, 矢田, 紀子, 長尾, 智晴 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 4 (1), 36-47, 2011-01-26
...本論文では,複数の平面によって構成された物体を仮定し,照明効果による色度遷移についてのモデルを用いて,照明効果の影響による疑似輪郭線の発生を抑制した画像の領域分割手法を提案する.1 つの表面に対応する画素群の色空間中での分布を光源との位置関係や Shadow,Shade など照明効果の影響によるものと見なし,隣接する領域が同一の表面に対応しているのか,それぞれが異なる表面に対応しているのか判定を行う...
情報処理学会 Web Site
服部 鷹, 山内 泰樹 映像情報メディア学会技術報告 35.51 (0), 25-28, 2011
...本研究では,2色覚者の色記憶特性に対する周囲刺激の影響を調べるため,周囲刺激の呈示条件に対する継時的な色弁別実験を行った.実験では,周囲刺激なし(一様灰色),周囲刺激ありの2条件を設定し,周辺刺激ありでは,等輝度からなる8色を呈示し,継時的に呈示される2刺激について,同一かどうかを応答させ,色の変化の検出閾値を求めた.なお,参照実験として,3色覚者においても検出閾値を求めた.L^*a^*b^*色空間上...
塩崎 正人, 菊地 典明, 前川 了重, 益山 茂樹, 石坂 哲宏, 佐田 達典 土木学会論文集F3(土木情報学) 67 (2), I_119-I_124, 2011
...<br> 一方で,画像計測では段差・ひび割れといった変状とそれ以外の汚れ等を選別することが困難であるため,変状抽出には経験者による確認が必要である.筆者らはこの選別に関して照明と色空間を用いた選別手法について研究を進めており,併せてその結果を報告する....
関沢 秀和, 鈴木 雅洋, 上平 員丈 画像電子学会研究会講演予稿 10.05 (0), 43-48, 2011
...定色空間に閉じ込めるときのパラメータを利用し、色の違いを検出し、この情報からエッジ部を検出する方式を開発した。特に従来難しいとされていた印刷物などの網点画像でのエッジ部の検出が可能となるなど優れた性質を有することが分かった。...
小野 英理, 鈴木 樹理, 石田 貴文 霊長類研究 Supplement 27 (0), 52-52, 2011
...評価に用いる色空間はCIELABである。CIELAB色空間は3軸(赤-緑、青-黄、明-暗)で構成されており、他の一般的な色空間であるRGBやCMYKよりも、視覚的な色変化と色空間内の数値変化との整合性が高く本研究に適している。...
矢口 博久 日本画像学会誌 50 (6), 539-542, 2011
...人間の視覚情報処理の流れと対応させながら,CIE色の見えモデル (CIECAM02) の概要について解説する.また,その応用として,均等色空間及び色差式への発展についても述べる....
DOI Web Site 被引用文献1件
藤嶋 教彰, 星野 聖 映像情報メディア学会技術報告 35.15 (0), 47-50, 2011
立体映像とジェスチャーのインタラクションシステムには,ジェスチャー認識に爪位置情報も使えると有利である.シルエットを用いた手指形状推定の場合爪の位置情報が手の裏表,先端位置を特定する上で重要要素となるが,現在,手の裏表双方で有効な爪抽出法は確認されていない。本研究では白色光下において色情報を用いた分離で特に問題となる肌と爪の共通領域の存在に注目した.そして,共通領域を無くすための照明光の条件の検…
DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献5件
長谷川 和博, 相良 直哉, 杉山 賢二 映像情報メディア学会技術報告 35.10 (0), 11-14, 2011
...1色が欠落した場合には、参照画像の色空間において最も確からしい値を既存2色より予測する。2色が欠落した場合には、各プレーンの領域分割を行い、参照画像の間で類似領域を推定し、領域ごとに色を予測する。...
小松 久美子, 柳原 圭雄, 中野 秀男, 辰巳 昭治 映像情報メディア学会技術報告 35.39 (0), 13-16, 2011
本論文では画像の感性情報としての色彩のグラデーションに着目する.画像の色分布をグラデーションのかたまりとして捉え,グラデーションの持つ特徴を数値化して扱うことにより,画像の色情報を変換する方法を提案する.そして,別の画像のグラデーションの特徴を使って変換された画像の印象が,別の画像の印象に近づくかどうかについて感性評価実験を行った.実験における定性的評価の結果,変換された画像には別の画像の印象が…
井上 光平, 原 健二, 浦浜 喜一 映像情報メディア学会年次大会講演予稿集 2011 (0), 6-11-1-_6-11-2_, 2011
横井 健司 映像情報メディア学会誌 65 (12), 1723-1725, 2011
DOI Web Site Web Site
福山 育也, 三宅 哲夫, 今村 孝, 章 忠 自動制御連合講演会講演論文集 54 (0), 177-177, 2011
...起因する交通事故を防ぐため,ドライバの視線と車両前方画像を基に運転に対する集中度を評価する安全運転支援システムの開発を目的としている.車両前方画像からは,道路標識,車両等ドライバが注視する可能性があるものを,自車からの距離とともに抽出する.さらに,ヒトの視覚特性を考慮し画像中に複数個存在する注視対象を,見る可能性が高い順に順位付けを行う.車両前方画像は天候の影響を受けやすいため撮影した画像を最適な色空間...
畑中 直人, 鹿嶋 雅之, 佐藤 公則, 渡邊 睦 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2011 (0), 369-370, 2011
...現在,情報化が進むに伴って個人認証の重要性が注目されている.現在の個人認証の方法としてはパスワードやICカードを用いる方法が挙げられるが,これらの場合,紛失や盗難などの問題が発生する恐れがある.本研究では,偽造が容易でなく紛失等の心配のない筆記動作に注目し,ペン等を用いず空中において指先で筆記し認証を行うシステムの構築を目的とした.指先のトラッキングは,HSV色空間の色相情報を用いる.パーティクルフィルタ...
矢口 博久 日本写真学会誌 74 (5), 215-218, 2011
多種のLED光源で照明されたカラーチェッカーを多種のデジタルカメラで撮影した.17種類のLED光源,7種類のデジタルカメラの組み合わせの色再現の現状を報告する.<br>
関沢 秀和, 鈴木 雅洋, 上平 員丈 画像電子学会年次大会予稿集 39 (0), 6-6, 2011
荒井, 雄介, 金, 義鎭 情報科学技術フォーラム講演論文集 9 (4), 339-340, 2010-08-20
神農 悠聖, 原 直也, 大野 治代 学術講演梗概集. D-1, 環境工学I, 室内音響・音環境, 騒音・固体音, 環境振動, 光・色, 給排水・水環境, 都市設備・環境管理, 環境心理生理, 環境設計, 電磁環境 (2010) 447-450, 2010-07-20
大島 哲 大学院研究年報 理工学研究科編 (40) 2010-07-01
藤稿 航平 大学院研究年報 理工学研究科編 (40) 2010-07-01
渡辺,明日香, 城,一夫, 小西,克巳 日本色彩学会誌 34 (Supplement), 78-79, 2010-05-01
NDLデジタルコレクション 参考文献4件
小林,光夫 日本色彩学会誌 34 (Supplement), 6-7, 2010-05-01
NDLデジタルコレクション 被引用文献1件 参考文献3件
森 俊夫, 内田 裕子, 小見山 二郎 繊維製品消費科学 51 (5), 433-440, 2010
...<p>CIELAB色空間を利用した色彩特徴解析が様々な色彩や模様をもつ24種類の布の色彩テクスチャの特徴づけに適用された.これらの布の測色が市販のカラースキャナで行われた.色彩テクスチャの画像内の各画素(i,j)に対してCIEカラーシステムのX,Y,Z,L<sup>*</sup>,a<sup>*</sup>,b<sup>*</sup>,C<sup>*</sup><sub>ab</sub>およびh<sub...
藤稿 航平, 趙 晋輝 映像情報メディア学会技術報告 34.6 (0), 29-34, 2010
...符号によって測地線の振る舞いが決まる.現在,色空間におけるRiemann幾何学は測地線や計量については十分な検討がなされているが,曲率については十分な考察がなされていない.そこで本論文では,Riemann幾何学の性質の中でも曲率に着目し,Riemann正規座標系は負曲率の色空間でしか存在しないことを示す.また,CIELAB色空間とCIELUV色空間において,2組の色弁別楕円データとそのデータから計算...
DOI Web Site 参考文献15件
関沢 秀和, 鈴木 雅洋, 上平 員丈 画像電子学会研究会講演予稿 09-06 (0), 79-84, 2010
...先に視覚モデルをヒントに色空間での高精細・低ノイズ化を図った画像入力処理について提案した。その画像依存性と改善方法について視覚特性との関連を交えて報告する。...
神農 悠聖, 原 直也, 北村 薫子, 大野 治代 照明学会誌 94 (8A), 429-435, 2010
This study aimed to understand the subjective contrast between a chromatic patch and its achromatic background by using equivalent color difference. It also aimed to examine whether the color …
奥田 正浩 映像情報メディア学会誌 64 (3), 299-305, 2010
DOI Web Site 参考文献21件
新福 吉秀 映像情報メディア学会誌 64 (10), 1458-1460, 2010
趙 晋輝 知能と情報 22 (6), 791-791, 2010
外崎 公知 ランドスケープ研究(オンライン論文集) 3 (0), 26-31, 2010
The ratio of vertical green coverage has generally been used in landscape evaluations. Until now, measurements of this ratio were calculated manually by researchers. However, it was difficult to …
山内 泰樹, 広原 陽子, 不二門 尚, 三橋 俊文 視覚の科学 31 (2), 67-76, 2010
...本論文では,照明光としてD65, D50, A光源の3種類の標準光源を想定し,分光画像からカラー眼底写真を合成し,均等色空間上に表現することを検討した。その結果,照明光の分光分布に応じて画像の色度が異なること,とくに光の長波長成分が増加することによって色度が黄方向(a*b*平面内でb*方向)に変化することがわかった。...
DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件
関沢 秀和, 鈴木 雅洋, 上平 員丈 画像電子学会年次大会予稿集 38 (0), 5-5, 2010
近藤 桂司 日本色彩学会誌 = Journal of the Color Science Association of Japan 34 (1), 50-57, 2010
NDLデジタルコレクション Web Site 被引用文献3件 参考文献12件
小林,光夫 日本色彩学会誌 33 (supplement), 40-41, 2009-05-01
NDLデジタルコレクション 被引用文献2件 参考文献3件
片山 ゆかり, 黒川 能毅, 内田 裕介, 赤井 亮仁, 工藤 泰幸, 笠井 成彦, 長澤 秀昭, 本間 和樹 映像情報メディア学会技術報告 33.29 (0), 9-12, 2009
...低消費電力技術として,フレームメモリを搭載し転送電力を削減する方法がある.しかし,液晶パネルの高精細化に伴いフレームメモリに格納すべきデータ量が増大し,メモリサイズが大きくなることによるコスト増が問題となる.そこで,メモリサイズを縮小するためのデータ圧縮方式を提案する.提案方式では,画像の内容によらず1/2に圧縮でき,標準画像であるSIDBA 15画像で圧縮伸張後の平均PSNR47.9dB(YCbCr色空間上...