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検索結果 1,669 件

  • 焼酎,泡盛,ブランデー,ウイスキーの香りに寄与する成分の解析

    松原 英隆, 今村 弥生, 原 かす美, 浦野 紘平 におい・かおり環境学会誌 55 (2), 98-106, 2024-03-25

    ...alcoholは焼酎と泡盛の香りに,Ethyl caprylateは4種全ての蒸留酒の香りに,β-Damascenoneはブランデーの香りに, Vanillinは泡盛,ブランデー,ウイスキーの香りに,Isovaleric acidは,焼酎,泡盛,ブランデーの香りに,それぞれ強く寄与していることが示された.さらに,蒸留酒に含まれている6種類の主要香気成分を定量値の濃度で混合することにより,各蒸留酒...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • プロサッカー選手におけるスポーツ関連脳振盪の既往とオフシーズン中のthe modified Balance Error Scoring Systemの関連性

    飛田 広大, 生 祥之, 武井 隼児, 谷口 徹, 吉田 昂平, 内田 卓郎, 青戸 克哉, 小林 裕幸, 平野 篤 スポーツ理学療法学 2 (1), 32-35, 2024

    <p>【目的】スポーツ関連脳振盪直後の簡易的な姿勢制御評価として,the modified Balance Error Scoring System(mBESS)は最も用いられている手法である。一方,本邦において脳振盪の既往による姿勢制御への影響に関する調査は未だ少ない。したがって,今回はプロサッカー選手を対象にmBESSを実施し,脳振盪の既往との関連性を調査することを目的とした。</p><p>…

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  • ポルノグラフィティのファンが聖地・因島に移住するメカニズム

    和田 崇, 麓 穂乃佳 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 36-, 2024

    ...</p><p> このように因島では,巡礼者や移住者の受入れに寛容で,直接的・間接的支援を行う住民や地域団体の存在と,ファン(移住者)がファン(巡礼者・移住者)を呼び込むづる式の移住メカニズムが確認できた.ただし,ポルノグラフィティの聖地であることだけが彼らに因島移住を決断させたわけでなく,因島の自然・生活環境に魅力や安心を感じたこと,彼ら自身がライフイベントや人生の転機というタイミングにあったことも...

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  • 2型糖尿病モデルKK-Ayマウスの糖代謝及び脂質代謝に及ぼすトゲドコロとジオスゲニン摂取の影響

    永田 純一, 古場 一哲, 前田 剛希 日本食品科学工学会誌 advpub (0), 2024

    ...<p>今回我々は,糖尿病モデルマウスであるKK-Ayマウスに沖縄自然薯(トゲドコロ)と血糖値低下作用が知られているキクイモや沖縄で食用として用いられる里の一種であるタイモを含む食餌を5週間与えた時のトゲドコロの血糖および脂質代謝に及ぼす影響を比較検討した.またトゲドコロに含まれるジオスゲニンの影響を調べるため,ジオスゲニン量の異なる食餌を2週間与えた時の血糖および脂質代謝に及ぼす影響を調べた.その...

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  • 金武湾闘争における生存思想に関する存在論的研究

    中島 弘二 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 291-, 2024

    ...『海と大地と共同の力』と題された2回目訴訟の準備書面では,金武湾沿岸の住民・漁民の沖縄戦中・戦後体験の聞き書きが詳細に記され,集落での畑の均等な配分や海アサリ(イザリ)による海産物の調達,とサトウキビなどによってかろうじて命をつないでいくことができたという極限状態における「生存」の状況が述べられている.金武湾闘争の生存思想は,このように海と大地のおかげで沖縄戦の極限状況を生き抜いてこられたという具体的...

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  • GPC分画とGC-MS分析および官能試験による焼酎の香りに寄与する成分の解析

    松原 英隆, 浦野 紘平 におい・かおり環境学会誌 54 (4), 245-253, 2023-07-25

    ...,キンモクセイのような華やかな香りの焼酎Dは,焼酎Eと焼酎Fに比較してLinalool,β-Ionone,およびVanillinの寄与が大きかった.また,類似した香りの焼酎Eと焼酎Fについて比較したところ,焼酎EはPhenethyl alcoholの寄与が大きく,焼酎FはVanillinの寄与が大きかった....

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献6件

  • レモンとポッカレモンの殺菌・抗菌効果の比較解析

    川, 浩, 上鶴, 紗也 福岡県立大学看護学研究紀要 20 1-8, 2023-03-31

    【緒言】レモンには高い殺菌・抗菌効果がある。そこで、濃縮還元レモンであるポッカレモンとレモン果汁の効果について比較解析した。 【方法】ポッカレモン、レモンはスーパーで購入した。細菌は表皮ブドウ球菌と大腸菌を使用した。殺菌抗菌効果判定には、ディスク拡散法(阻止円形成法)を利用した。 【結果】表皮ブドウ球菌に対して、ポッカレモンでは15.8±2.59㎜、レモン果汁では13.3±2.05㎜の阻止円が形…

    機関リポジトリ 医中誌

  • 栽培方法の違いが自然薯ペーストのテクスチャーにおよぼす影響

    應地 芽生, 鴻池 優佳, 丸岡 紗也, 津嘉山 泉, 山本 登志子 岡山県立大学保健福祉学部紀要 = BULLETIN OF FACULTY OF HEALTH AND WELFARE SCIENCE, OKAYAMA PREFECTURAL UNIVERSITY 29 53-60, 2023-03-12

    ...本研究では、栽培様式(波板様式、パイプ様式)、肥料(無施肥、化成肥料40g、化成肥料+菜種油粕各 40g、化成肥料 80g)、部位(クビ、太)、種(切り、一本苗)などの違いが、自然薯のテクスチャーにおよぼす影響を Texture Profile Analysis 試験によって解析した。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 津山産アピオス長期摂取の肝機能への影響

    渡邉, 理江, 森岡, 優衣, 儀間, 章託, 坂本 , 実由, 小原, 瑞祈, 山本, 汐里, 林 , 香里, 松永, 祐輔, WATANABE, Rie, MORIOKA, Yui, GIMA, Shota, SAKAMOTO, Miyu, OHARA, Mizuki, YAMAMOTO, Shiori, HAYASHI, Kaori, MATSUNAGA, Yusuke 機能性食品と薬理栄養 16 (4), 243-249, 2023

    ...アピオスは,インディアンのスタミナ源といわれるほど栄養価が高く,南米アンデス原産のヤーコン,北米原産の菊(キクイモ)と共に「世界三大健康野菜」と呼ばれるスーパーフードとして知られる。...

    機関リポジトリ

  • 埼玉県所沢市の地下における更新統の層序

    加藤 進 埼玉県立自然の博物館研究報告 17 (0), 1-12, 2023

    ...所沢市から提供された水道井34 坑井の坑井資料(地質柱状図および比抵抗曲線)を用いて,2枚の含軽石層に注目して所沢市の地下地質を検討した.窪層基底の地下構造は大局的には南西から北東に向かって傾斜しており,調査域の南西部には南西-北東方向の2 つの高まりが認められ,地表における窪層の分布域と調和的である.同時間面を示す2 枚の含軽石層(A, B)が狭山層中に認められるが,カッティングス記載での分布...

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  • ミネラル塩のバランスがの風味に及ぼす影響

    下畑 陽美, 吉村 由祐子, 波多野 由美, 吉岡 希, 上地 利征 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 134-, 2023

    ...</p><p> 【方法】蒸しに,ミネラル含有量の異なる調理塩5種類を用いて作成した各塩水を混ぜ,冷却したのち,5℃で保管し翌日に風味の差を確認した。塩辛味,甘味,の風味,味の奥深さ,好ましさの5項目を,0.5刻みの5点法で評価した。官能評価結果と塩のミネラル成分量の分析結果を合わせて,主成分分析を実施した。...

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  • ポテトサラダの喫食時温度がおいしさへ与える影響

    波多野 由美, 吉岡 希, 下畑 陽美, 吉村 由祐子, 上地 利征 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 133-, 2023

    ...</p><p> 【方法】蒸し,マヨネーズ,また一般的な配合で試作したポテトサラダのそれぞれについて,約10℃のものと,レンジで温めて約25℃にしたものを用意し,官能評価を実施した。また,市販惣菜のポテトサラダについて,同様に温度条件が異なるものを用意し,味認識装置による測定と,SPME-GC-MSによる香気成分分析を行った。...

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  • 桜島・錦江湾ジオパーク、錦江湾エリアのジオストーリー

    森野 善広, 高木 宏二, 谷 彩音, 片野 真帆, 紫垣 真充, 山口 裕史 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 50-, 2023

    ...生活:交通の利便性 集落の移設から生まれた特産品「つらさげ」<b>5.まとめと課題</b> 桜島・錦江湾ジオパークでは、「火山と人と自然のつながり」をメインテーマとし、ジオサイト等を通して、観光客や地域住民にわかりやすく伝えるために6つのストーリーで紹介している。構築したジオストーリーを6つのストーリーに組み込むことで、錦江湾エリアの活性化に繋げていく必要がある。...

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  • 戦後沖縄の食生活と食文化に関する一考察

    田原 美和, 浅井 玲子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 100-, 2023

    ...</p><p>【結果】終戦後の食べ物が少なかった時期は,主に(甘藷),野菜,配給のメリケン粉などを工夫しながらの食生活を営んでおり,外来の配給食料の食体験は,生業,近隣に米軍基地の有無などによって異なる事例がみられた。...

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  • 自動種植付ロボットの検討

    松嶋 一輝, 白石 裕貴, 高橋 良彦 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2023 (0), 1P1-A15-, 2023

    <p>A robot system for automatically planting potato seed potatoes is being investigated. First, a survey of the method of planting potato seed potatoes was carried out. Subsequently, actual …

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  • サトイモ疫病発病圃場から得た塊茎が次作の伝染源となる可能性の検証

    中田 菜々子, 髙橋 真秀, 鐘ヶ江 良彦 関東東山病害虫研究会報 69 (0), 16-18, 2022-12-01

    ...サトイモは栄養繁殖性の植物であり,種として用いる塊茎が伝染源のひとつと考えられている。そこで,発病圃場より収穫した塊茎から,ベイト法を用いて本菌の検出を試みた。その結果,調査に用いた収穫直後の 11 月の塊茎と土中保存後の 4 月の塊茎のいずれについても本菌が検出された。また,他病害に対して種処理の適用がある殺菌剤を処理した塊茎を 1 ヶ月間ポットで栽培した後にも本菌は検出された。...

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  • 芥川龍之介の「創作」

    五島 慶一 日本近代文学 107 (0), 1-16, 2022-11-15

    ...しかしそこには同時期に「粥」を『新小説』に発表してメジャーデビューを果たした芥川による、文壇動向把握と自身の創作手法提示が明に暗に窺われる。即ち、「モデル問題」という語を提示して自然主義を、更に「トルストイヤン」ら人道主義者をも揶揄して「僕」が示す独特な「創作」の態度は、偏に末尾で『ジャン・クリストフ』を引用しつつ示される「ものの観方」の独自性に強く依拠するというものであった。...

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  • 『壽親養老新書』に掲載されている山薬について

    山﨑 民子 帯広大谷短期大学地域連携推進センター紀要 9 (0), 11-22, 2022-10-31

    ...『壽親養老新書』に掲載されている処方の中で山薬(薯蕷・山)が使用されているものを取り上げた.巻之一では,食治老人諸疾方第十四の食治養老益氣方より食治老人養老以薬水飲牛取乳服食方,巻之二では集方より秘傳六和丸,少丹,八味丸,還少丹を,食治方より山薬酒,山羹を取り上げ,婦人小兒食治方の治妊娠諸病方より山麪棊子を取り上げた.巻之三では晨朝補養薬糜法より山粥及び造山薬麪法を取り上げた.それぞれの処方...

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  • 巨大な外傷性腹壁ヘルニアの1例

    箕輪 啓太, 野田頭 達也, 十倉 知久 日本腹部救急医学会雑誌 42 (5), 573-576, 2022-07-31

    ...長掘りをしていたときに収穫機のバケットが腹部にぶつかって受傷し,近医を受診した。外傷性腹壁ヘルニアの診断で,手術加療目的に同日当院へ紹介された。上腹部に20×10cmの打撲痕を認め,同部位が膨隆していた。遅発性臓器損傷の可能性も考慮して,待機的手術の方針として入院。入院3日目に直接縫合による開腹ヘルニア修復術を施行した。経過良好で入院12日目に退院。術後3ヵ月経過しても再発は認めていない。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 焼酎もろみの腐造に関与するクエン酸資化性乳酸菌Limosilactobacillus fermentumの調査

    高山, 清子, 喜田, 珠光, 山本, 英樹, 水谷, 政美, 藤原, 絵美, 梶原, 康博, 高下, 秀春 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 117 (5), 355-363, 2022-05

    ...腐造性乳酸菌の指標とされるmleP遺伝子は,焼酎一次もろみ1試料及び二次もろみ33試料で検出され,そのうち32試料は焼酎もろみであった。mleP遺伝子が検出された焼酎製造場において汚染状況を調査したところ,もろみ輸送ポンプや一次もろみと蒸した甘藷の混合機でmleP遺伝子が検出された。mleP遺伝子が検出された菌株はクエン酸資化性が確認され,培地中のクエン酸を全て資化し酢酸を生成した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ドクダミの殺菌・抗菌効果の解析 -揮発性成分の有効性-

    川, 浩, 山井, ゆり 福岡県立大学看護学研究紀要 19 25-33, 2022-03-31

    【緒言】ドクダミは以前から薬効を持つ植物として利用されている。本研究ではドクダミの殺菌抗菌効果について、揮発性成分、水溶性成分に分けて解析を行った。 【方法】ドクダミをペースト状にし使用した。細菌は表皮ブドウ球菌と大腸菌を使用した。殺菌抗菌効果判定には、ディスク拡散法(阻止円形成法)を利用した。 …

    機関リポジトリ 医中誌

  • 鹿児島県のサツマイモの伝統品種の特性に関する研究

    上野, 祐輔, 中野, 八伯, 志水, 勝好 鹿児島大学農学部農場研究報告 = Bulletin of the Experimental Farm Faculty of Agriculture,Kagoshima University 43 5-18, 2022-03-25

    ...実験2 として焼酎に加工した時の源氏, 種子島ゴールド, 安納紅の香り, 味についてコガネセンガンと比較し, 伝統作物の焼酎の特徴としてはフローラルの香りが強く, 香りの刺激が抑えめで, 味が濃くキレがあることが挙げられた....

    機関リポジトリ Web Site

  • 「丸系八つ頭」の種増産技術

    石田, 紘子, 道祖土, 博一, 戸倉, 一泰 埼玉県農業技術研究センター研究報告 = Bulletin of the Saitama Agricultural Technology Research Center (21) 35-40, 2022-03

    ...「丸系八つ頭」の種を効率的かつ安定的に確保するための栽培技術の開発と,種として未利用の極小及び親の活用を検討した。種重30g,株間30cmでの栽培が,面積当たりの種数が多くなるために最適な条件だと考えられた。また,慣行より小さい15gのも種として利用可能だった。極小および親は種として利用可能だがコスト面から種不足時の緊急技術といえる。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • P-13 微細藻によるアンモニア臭気除去のための基礎的研究

    本山 夏子, 古橋 賢一, 長谷川 文生, 海津 裕, 生 憲司 バイオマス科学会議発表論文集 17 (0), 73-74, 2022-01-12

    <p>Composting process of livestock waste produces a strong odor containing high concentrations of ammonia and carbon dioxide. In this study, we aimed to develop a system to deodorize the odor and …

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  • 岐阜県の家庭料理 地域の特徴

    長屋 郁子, 堀 光代, 西脇 泰子, 木村 孝子, 辻 美智子, 長野 宏子, 坂野 信子, 山澤 和子, 山根 沙季, 横山 真智子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 196-, 2022

    ...里は「地(じ)いも」と呼ばれ、「あぶらえあえ」(飛騨)、「雑煮の具」(中濃)など様々な料理に用いていた。茎は全域にわたり酢の物などで食されていた。冬場の野菜の保存食として漬物を作り、二次利用の工夫として「煮たくもじ」(飛騨)がみられた。行事食では、春に採取した山菜を保存し、年取りのおかず「手しゅう盛り」や「ほんこさま料理」(飛騨)に利用していた。...

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  • 長野県の家庭料理 地域の特徴

    中澤 弥子, 小木曽 加奈, 小川 晶子, 吉岡 由美, 高崎 禎子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 192-, 2022

    ...だいこん漬(上野大根、前坂大根、牧大根、山口大根など)、赤蕪の甘酢漬(赤根大根、保平蕪)、粕漬(鈴ヶ沢うり、沼目越瓜など)、あかたつ漬(木曽、上伊那・下伊那:赤茎の里の葉柄の塩漬)などがあった。以前に比べ作る量は減ったと話す人が多かったが、各種漬物が減塩や調味料の多様化などのアレンジも加えて作り続けられていた。...

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  • 長崎県の家庭料理 地域の特徴

    冨永 美穂子, 植村 百江, 久木野 睦子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 214-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】聞き書き調査を行った5地域において日常食として必ず出てきたものはさつまいも(甘藷)で地形的特徴より救荒作物として県内全域で食されていた.蒸しあるいは薄くスライスして生干しあるいはゆで干しして保存性をもたせ,そのままかじる,蒸す,米と混合(こっぱ飯,かんころ飯,かんころ餅),さらには粉や発酵団子(せん)にして麺類(ろくべえ)にも加工されていた.ちゃんぽん,皿うどん,手延べうどんに...

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  • 岩手県の家庭料理 地域の特徴

    長坂 慶子, 髙橋 秀子, 村元 美代, 魚住 惠, 菅原 悦子, 渡邉 美紀子, 冨岡 佳奈絵, 佐藤 佳織, 阿部 真弓, 岩本 佳恵, 松本 絵美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 177-, 2022

    ...中部地域・北上高地南部地域では,米,小麦,野菜で,「の子汁」「ずぼぬき」「ひなまんじゅう」などの料理がある。県南地域では,米(特にモチ米),小麦,野菜で,「もち料理」「小豆ばっと」などの料理がある。沿岸地域では雑穀,魚介類,海藻類で,「鮭料理」や「どんこ料理」「かまやき」「くるみ雑煮」などの料理がある。...

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  • 青森県の家庭料理 地域の特徴

    安田 智子, 北山 育子, 今井 美和子, 熊谷 貴子, 真野 由紀子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 176-, 2022

    ...その特徴を見ると、穀倉地帯である津軽地域では米粉使用の「しとぎもち」「がっぱらもち」、下北地域は粉を用いた「いももち」、雑穀や豆、小麦文化の南部地域では「豆しとぎ」「そば串もち」「かますもち」など、各地域の特産物を利用したおやつがあがった。 また、3地域の沿岸部では次のような特徴がみられた。...

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  • 和歌山県の家庭料理 地域の特徴

    青山 佐喜子, 川島 明子, 川原﨑 淑子, 橘 ゆかり, 千賀 靖子, 三浦 加代子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 202-, 2022

    ...一方、ケの料理としては、米の不足を補う「おかいさん」が広い範囲で「茶粥」として食べられ、自家製の番茶、ほうじ茶、ハブ茶などを煮だして米から炊き上げ、時には、豆を入れて食べられていた。果実の総生産は全国1位で、みかん、梅が有名で、さらに味噌・金山寺味噌などの発酵調味料も古くから作られていた。家庭料理の「茶粥」に加えて、加工食品、保存食品など、農産物や水産物を様々に利用した丁寧な暮らしが見られた。...

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  • ガスダッチオーブンで焼成したさつま「なると金時」の水分量,糖量,テクスチャー特性

    戸松 美紀子, 水馬 義輝, 佐藤 英男, 林 秀之, 山本 克也, 野村 知未, 杉山 寿美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 37-, 2022

    ...また,焼成時の庫内温度とさつまの内部温度も測定した。</p><p>【結果・考察】ダッチオーブンで焼成した焼きは,オーブントースターと比較して重量減少が大きく,外周部の水分量が低かった。また,有意ではないもののマルトース量が多かった。さらに,ダッチオーブンで焼成した焼きの外皮の破断強度は大きく,内部の付着性は小さかった。...

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  • 江戸時代の料理書にみる里料理

    三宅 紀子, 寺田 絢香 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 150-, 2022

    ...本研究では、江戸時代の里を用いた料理の特徴を明らかにすることを目的とした。</p><p>【方法】『翻刻江戸時代料理本集成』(臨川書店)に所収の江戸時代の17種の料理書を資料として用いた。里を用いた料理は72件記載されており、その調理法、里以外の材料、里の利用部位などについて調査した。...

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  • 宮城県の家庭料理 地域の特徴

    矢島 由佳, 和泉 眞喜子, 宮下 ひろみ, 野田 奈津実, 濟渡 久美, 高澤 まき子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 178-, 2022

    ...おやつは、どの地域においてもふかし、干し柿や干し栗、凍みもちなど自家製の素朴なものが多く、小麦の栽培が盛んな県北地域ではみょうがの葉焼き、全域でしそ巻きがあげられた。</p>...

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  • 香川県の家庭料理 地域の特徴

    次田 一代, 村川 みなみ, 渡辺 ひろ美, 川染 節江, 加藤 みゆき 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 209-, 2022

    ...副菜16のうち、野菜の煮しめ以外はすべてケの料理で、その食材は、旬の野菜や収穫後乾燥させて保存した切干大根、ずいき(里の葉柄部の皮をむいて乾燥させたもの)、そらまめ、大豆、干ししいたけ、乾燥わかめなどであり、それらを水で戻し、加熱後和え物や煮物にしていた。...

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  • 徳島県の家庭料理 地域の特徴

    三木 章江, 高橋 啓子, 後藤 月江, 川端 紗也花, 長尾 久美子, 松下 純子, 坂井 真奈美, 近藤 美樹, 金丸 芳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 208-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】徳島県全域において、主食では「かき混ぜ寿司」、「魚の姿寿司(ボウゼ)」、主菜では「すき焼き」、副菜では「なます」、汁物では「そば米汁」、おやつでは「ういろ」、「柏餅(練り込み)」、「干し」、「餅(のし餅・おへぎ・あられ)」が挙げられた。...

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  • ポテトサラダにおける撹拌条件の違いによる食感及び味の変化と嗜好性への影響

    吉岡 希, 田村 佳子, 古川 陽美, 上地 利征 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 111-, 2022

    ...結果2:おいしいポテトサラダの特徴は、自然なの味が感じられて口どけが良いものであることが明らかとなった。一方、調味料の味が強いもの、また油っぽく口どけの悪いものは評価を落とした。 以上のように、おいしいポテトサラダには撹拌時の乳化状態とのつぶれ具合が重要であること、さらにおいしいポテトサラダの物性や味の特徴を明らかにすることができた。</p>...

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  • 京都府の家庭料理 地域の特徴

    福田 小百合, 桐村 ます美, 坂本 裕子, 豊原 容子, 湯川 夏子, 米田 泰子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 200-, 2022

    ...一方で内陸部(丹波、美山)は水田、山間地帯で、農業や林業、養蚕業の従事者が多く、良質の米は出荷し、家では「ひっこもち」などのくず米を利用した餅や、くずで飴を作るなど工夫をして、おやつや料理が作られていた。京都市内は商家が多く、計画的に食材調達が行われており、毎月決まった日に食べる「小豆ごはん」や「あらめと油揚げの炊いたん」などのおきまり料理が定着していた。...

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  • 栃木県の家庭料理 地域の特徴

    藤田 睦, 名倉 秀子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 187-, 2022

    ...いも類ではじゃがいもは日常の食が中心であったのに対し,里は行事食にも欠かせないものであり,神様にお供えする意味合いから大切に扱われていた。</p>...

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  • 福井県南条山地美濃帯の中生界石灰岩礫岩

    中川 登美雄 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 273-, 2022

    ...<p>福井県南条山地の美濃帯湯尾C(中江ほか,2013,2015)に分布するヶ平石灰岩は,多くのペルム紀化石が産出する(中村・伊藤, 1985).中川ほか(2019)はこの石灰岩が石灰岩礫岩で,後期三畳紀のコノドントや放散虫を含む薄殻二枚貝石灰岩礫や前期ジュラ紀以降に生息期間を持つ放散虫を得た.このような礫質石灰岩は石灰岩の起源や付加様式を考える上で重要と考えられるので,石灰岩礫の産状および岩相,...

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  • 新系統甘藷の焼酎醸造特性評価 : 九州200号および九州194号について

    山本, 英樹, 水谷, 政美, 祝園, 秀樹, 福良, 奈津子, 喜田, 珠光, 菊池, 祐一郎, 小林, 晃 研究報告 = Report of Miyazaki Prefecture Industrial Technology Center & Miyazaki Prefectural Food & R&D Center (65) 45-50, 2021-11

    ...焼酎の試験醸造において,新系統甘藷を使用したもろみの発酵経過は対照と比較して順調であり,得られた熟成二次もろみのアルコール分および純アルコール数量は対照より高かった。焼酎の一般成分(pH,酸度,紫外部吸収)および主要香気成分(アルコール類,エステル類)について,九州200号製焼酎は対照と顕著な差は認められなかった。...

    日本農学文献記事索引

  • 焼酎のメタノール量を低減化するための麹の改質

    水谷, 政美, 祝園, 秀樹, 福良, 奈津子, 喜田, 珠光, 山本, 英樹 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 116 (11), 761-768, 2021-11

    ...さらに,原料の系統(白系,紫系,橙系)や加熱方法(蒸煮,電子レンジ)は,改質麹のメタノール量の低減効果に何ら影響はなかった。また,改質麹を40℃で通風乾燥してもメタノール量の低減効果は保持されており,乾燥麹としての活用も可能であることがわかった。なお,本研究の成果は特許出願中(特願2021-000952)である。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • こんにゃく精粉におけるグルコマンナン粒子表面の付着物

    釘宮 正往, 大野 婦美子 日本食品科学工学会誌 68 (8), 360-367, 2021-08-15

    ...部分に比べて濃く染まっていた.粒子によっては様々な形態のパッチが離れ離れになって付着しているものが観られた.また,パッチがすじ状に損傷あるいは大きく壊れたものが観られた.付着物の染色は主としてペクチンを含む細胞壁や中葉の存在に起因すると考えられる.これらの結果および考察から,膨潤粒子表面の場合と同様に,こんにゃく精粉におけるGM粒子表面の付着物は,精粉製造工程中に部分的に損傷・破壊を受けたこんにゃく組織由来...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献14件

  • イモ類焼酎のメタノール含量調査

    向井, 伸彦, 武藤, 彰宣, 芳村, 俊広, 小野寺, かおり, 利田, 賢次, 韓, 錦順, 長船, 行雄 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 116 (5), 347-351, 2021-05

    ...原料甘藷系統別では,米麹製の甘藷焼酎の中で,コガネセンガン製に比べ紫系製ではメタノール含最が有意に多く,白系製では有意に少なかったが,紅系製及びカロチン系製では多い傾向があったが有意な差は見られなかった。さらに,原料甘藷品種別では,米麹製の甘藷焼酎の中で,コガネセンガン製に比ベベニサツマ製,エイムラサキ製及びアヤムラサキ製ではメタノール含量が有意に多く,ベニアズマ製では有意に少なかった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 味噌の殺菌・抗菌効果の解析

    川, 浩, 藤野, 真璃花 福岡県立大学看護学研究紀要 18 1-11, 2021-03-31

    【緒言】日本は台風や地震など自然災害が多い。このような緊急災害時に、一般家庭にあるものを利用した応急処置法を検討開発するため、味噌の殺菌・抗菌効果に注目した。 【方法】味噌は合わせ味噌を使用した。細菌は大腸菌と表皮ブドウ球菌を用いた。殺菌・抗菌効果の解析は、ディスク拡散法で行った。細菌培養は37℃、15~18時間で行い、阻止円の大きさを測定した。 …

    機関リポジトリ 医中誌

  • 『稲芉経』という経典の名称について

    﨑山 忠道 印度學佛教學研究 69 (2), 917-914, 2021-03-25

    ...The rest (Taishō 709, 710, and 712) contain in their titles the word <i>dao </i>稲 corresponding to the Sanskrit <i>śāli</i>, i.e, <i>daoyu </i>稲, <i>daogan </i>稲𦼮, <i>daogan </i>稲芉, <i>daogan </i>稲稈...

    DOI Web Site Web Site

  • 小学校社会科における合意形成型授業実践の検討

    生, 潤, 坂井, 清隆, IMOO, Jun, SAKAI, Kiyotaka 福岡教育大学大学院教育学研究科教職実践専攻(教職大学院)年報 11 35-46, 2021-03

    本研究の目的は,小学校社会科の授業づくりを手がかりにして,来るべきVUCA社会における社会科単元・授業実践の検討を行うことである。特に「学習デザイン」「意思決定」「合意形成」を実践のキーワードに,小学校6 年生の社会科実践を通して,検討を行った。その結果,本実践で教材化した「S 市のコミュニティバスの在り方について考えよう」は,VUCA …

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 太陽光利用型植物工場における電力エネルギー需要分析とエネルギー管理指標の設定

    花形 将司, 海津 裕, 丸尾 達, 生 憲司 農業食料工学会誌 83 (2), 105-118, 2021-03-01

    <p>空気熱源ヒートポンプを活用してトマトを栽培する,関東地方に設置された2棟の太陽光利用型植物工場において,電力需要特性を分析し,エネルギー管理指標を提案した。電力エネルギーの85 %以上がヒートポンプで使用され,外気温と高い相関があった。通年の指標として,「栽培施設の単位表面積あたりの月間電力使用量」(面積原単位)が有効であった。管理の基準値は外気温をもとに求められたが,作型や栽培施設内設定…

    DOI

  • 土壌水分がサトイモ(<i>Colocasia esculenta</i>(L.)Schott)の規格別収量に及ぼす影響

    印南 ゆかり 日本作物学会紀事 90 (1), 38-42, 2021-01-05

    ...<p>サトイモは干ばつに弱い作物であるが,灌水のタイミングやその量についての指針がない.そこで, 収益性の観点から適正な土壌水分とその制御法について検討した.2015年に雨よけ条件下で土壌水分を体積含水率で15%,25%および35%に設定した3試験区,2017年には露地条件下で慣行区(7日おき灌水),土壌水分25%区および無灌水区の3試験区を設けた.商品収量(商品として取り扱われる孫とひ孫の収量...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 麹菌菌種の違いが焼酎の香味形成に及ぼす影響(1) : 酵素活性と焼酎醪の差異

    白石, 洋平, 竹浦, 澪, 奥津, 果優, 吉崎, 由美子, 二神, 泰基, 玉置, 尚徳, 和久, 豊, 高峯, 和則 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 116 (1), 39-48, 2021-01

    ...焼酎の製造に用いられている,黄麹,白麹,黒麹を用いて,麹以外はすべて同一条件で行い,焼酎における麹が違うことで生じる差異を検討した。市販種麹を用いて作製した麹は,麹酸度は白麹および黒麹で高く,黄麹は非常に低い値であった。酵素活性ではAA活性は黄麹が白麹および黒麹と比較して非常に高い活性であったが,酸性条件下での液化に関与するAsAA活性は白麹および黒麹で黄麹の10倍の活性となった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 麹菌菌種の違いが焼酎の香味形成に及ぼす影響(2) : 香気成分と官能評価での差異

    白石, 洋平, 奥津, 果優, 吉崎, 由美子, 二神, 泰基, 玉置, 尚徳, 和久, 豊, 高峯, 和則 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 116 (1), 49-58, 2021-01

    ...焼酎の製造に用いられている,黄麹,白麹,黒麹を用いて,麹以外はすべて同一条件で行い,焼酎における麹が違うことで生じる香気成分及び官能評価の差異を検討した。GC-MSによる香気成分は,黄麹製では一般的な焼酎香気成分を基本として,高級アルコールおよび酢酸エチルエステル,含硫化合物含量が高かった。白麹および黒麹製は類似した傾向を示している中で,黄麹製よりもアルデヒド類,テルペン類が多かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 埼玉県の家庭料理 行事食の特徴

    駒場 千佳子, 加藤 和子, 河村 美穂, 木村 靖子, 島田 玲子, 土屋 京子, 徳山 裕美, 名倉 秀子, 成田 亮子, 松田 康子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 154-, 2021

    ...埼玉県は、里の栽培が多く、がら(ずいきの茎)を甘酢漬けにしたり(十日夜)、は雑煮(角餅・すまし汁)の具としても利用されていた。地域の野菜を使ったかて飯、七福なます、ゆず巻きなども食べられている。また、小麦の栽培も多いことから、行事食にはうどんだけでなく、小麦を使ったお菓子(酢まんじゅう、炭酸まんじゅう、ゆでまんじゅう)がつくられた。...

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  • 京都府の家庭料理 行事食の特徴

    湯川 夏子, 桐村 ます美, 坂本 裕子, 豊原 容子, 福田 小百合, 米田 泰子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 171-, 2021

    ...京都市内と南部では、白味噌仕立てにし、材料は、頭(里の親)、子(里)、大根、金時にんじんが主であった。南部でも農村部では、材料は同様であるが白味噌ではなく、手作りの味噌と焼いた丸餅を使用した。白味噌は贅沢品であり、当時白味噌雑煮が食べられていたのは比較的裕福な家庭であった。北部の丹後地域では、小豆雑煮(ぜんざい)と味噌雑煮があり、海沿いでは、味噌雑煮に餅の上に、海藻を入れた。...

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  • 静岡県の家庭料理 行事食の特徴

    新井 映子, 高塚 千広, 川上 栄子, 市川 陽子, 伊藤 聖子, 神谷 紀代美, 清水 洋子, 竹下 温子, 中川 裕子, 村上 陽子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 161-, 2021

    ...中部は正月に黒豆、田作り、数の子を用意し、里やごぼう、椎茸の「煮しめ」、大根と人参の「なます」にいかやしめ鯖を加える。かつおだしに大根と里、角餅の「雑煮」やまぐろの「にぎりずし」を作る。おせちに練り製品を入れる。クチナシで色づける「菱餅」や「染飯」がある。...

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  • 沖縄県の家庭料理 行事食の特徴

    喜屋武 ゆりか, 森山 克子, 大城 まみ, 名嘉 裕子, 田原 美和 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 190-, 2021

    ...</p><p>【結果・考察】</p><p>沖縄の年中行事の主な料理として、正月は、中身汁(豚胃腸の吸い物)、イナムドゥチなどの豚肉料理やクーブイリチー(昆布の炒め煮)、ターンムディンガク(田でんがく)などがある。十六日や清明祭、旧盆などの祖先祭祀は、乾肴と餅を対にした重箱料理を供え、盛大に行われる。...

    DOI

  • レシピ検索データからみたジャガイモ料理の地域別・世代別の特徴

    関本 美貴, 小川 睦美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 123-, 2021

    ...「里」および「さつまいも」についても同様に調査し,比較検討をおこなった。</p><p>【結果】「里」は年末にすべての世代と地域において検索頻度が上昇し、キーワードの上位をお節や煮しめが占めたことから,里が正月のハレ食の材料として広く定着していることが認められた。「さつまいも」は秋に検索頻度が著しく上昇し,菓子・おやつの材料としての検索が全世代で多くみられた。...

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  • 岐阜県の家庭料理 行事食の特徴

    木村 孝子, 堀 光代, 西脇 泰子, 長屋 郁子, 坂野 信子, 辻 美智子, 山根 沙季, 長野 宏子, 山澤 和子, 横山 真智子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 167-, 2021

    ...東濃圏域は蒲鉾を入れる場合や飛騨圏域は富山の赤巻き蒲鉾、焼き豆腐、かしらを入れるなど圏域ごとで特徴がみられた。</p>...

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  • 麴菌菌種の違いが焼酎の香味形成に及ぼす影響(第2報)香気成分と官能評価での差異

    白石 洋平, 奥津 果優, 吉﨑 由美子, 二神 泰基, 玉置 尚徳, 和久 豊, 髙峯 和則 日本醸造協会誌 116 (1), 49-58, 2021

    ...<p>焼酎の製造に用いられている,黄麴,白麴,黒麴を用いて,麴以外はすべて同一条件で行い,焼酎における麴が違うことで生じる香気成分及び官能評価の差異を検討した。 GC-MSによる香気成分は,黄麴製では一般的な焼酎香気成分を基本として,高級アルコールおよび酢酸エチルエステル,含硫化合物含量が高かった。...

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  • ジネンジョ(<i>Dioscorea japonica </i>Thunb.) ‘稲武2号’ の窒素吸収特性

    中村 嘉孝, 田中 哲司, 糟谷 真宏, 瀧 勝俊, 井上 栄一 園芸学研究 20 (1), 49-55, 2021

    ...</p><p>窒素を無施肥で栽培した新生の重量,Brixおよび粘度は,窒素施肥(30 g-N・m<sup>–2</sup>)した場合と同程度であった.試験土壌からの窒素無機化量の推定値は,各時期の窒素吸収量の合計値よりも多かった.また,ポリマルチ敷設を行えば土壌中の窒素を無施肥としても土壌からの窒素供給で必要な窒素量を賄える可能性が示唆された.</p>...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 山形県の家庭料理 行事食の特徴

    齋藤 寛子, 平尾 和子, 佐藤 恵美子, 宮地 洋子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 150-, 2021

    ...村山地方の人日の節句には、積雪のため七草など青物が調達できないことから、がらを入れた納豆汁を作る。また置賜地方ではお歳取りや祝儀の膳には祝い魚として鯉の甘煮を準備する。いずれの地方でも特徴ある行事食が伝承されていることがわかった。</p>...

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  • 大阪府の家庭料理 行事食の特徴

    東根 裕子, 阪上 愛子, 澤田 参子, 原 知子, 八木 千鶴, 山本 悦子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 169-, 2021

    ...用いられた共通の材料は、里(小)、大根(雑煮大根)であった。睨み鯛(塩焼きあるいは生)が供される地域も多く、祝い肴はごまめ、数の子、黒豆、たたきごぼうであった。また、大阪の代表的な祭りである天神祭りでは、はもやはも皮を使った料理、だんじり祭りでは、がざみとかんと炊き、大豆あんのくるみもちなどが準備され、現在も伝承されている。...

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  • 奈良県の家庭料理 行事食の特徴

    島村 知歩, 喜多野 宣子, 志垣 瞳, 三浦 さつき 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 173-, 2021

    ...行事食に欠かせないすし・もちだけでなく、地域でとれる野菜や、果物、小麦などを活用した料理や、行事に合わせて普段は食べない魚・肉などをご馳走として食べる料理が多くみられた。</p>...

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  • 鹿児島県の家庭料理 行事食の特徴

    木之下 道子, 木下 朋美, 大山 典子, 山下 三香子, 久留 ひろみ, 進藤 智子, 山﨑 歌織, 新里 葉子, 森中 房枝 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 189-, 2021

    ...</p><p>【結果】餅が貴重だった時代、鹿児島の正月料理には里を用いる風習があった。正月飾りに里と餅を並べたり、子孫繁栄を願った「八つ頭の雑煮」に「かしわのうま煮」「煮豆」「刺身」「なます」「干し柿」など手作りの家庭の味を楽しんだ。年始客のもてなしには「焼き海老の雑煮」「春羹」「こがやき」なども加えられた。...

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  • 和歌山県の家庭料理 行事食の特徴

    三浦 加代子, 川島 明子, 川原﨑 淑子, 橘 ゆかり, 千賀 靖子, 青山 佐喜子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 174-, 2021

    ...また,大塔では,雑煮として餅を食べず,その代わりに親の煮もの「ぼうり」が約600年もの間供されてきた。正月の祝い魚は,鰹,鯖,いがみ(赤ぶだい)など地域により異なった。正月料理としてすしを食べる習慣があり, 鮎やさんまのなれずしや昆布ずし(勝浦,熊野川)などが食べられていた。すしは正月以外の行事食でもよく食べられていた。雛祭りには,海苔巻きやわかめずしを食べる地域があった。...

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  • 栃木県の家庭料理 行事食の特徴

    名倉 秀子, 藤田 睦 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 157-, 2021

    ...さらに,十五夜のけんちん汁,収穫祭には串や里の煮物,梵天祭りでは鮎のくされずしなど,いずれも米作りを中心に五穀豊穣を願い,年中行事の行事食がご馳走として調理されていた。また,通過儀礼の弔い時には,白飯,うどん,豆腐の汁物,がんもどきの煮物,酢の物や白和え,煮豆などの精進料理が近隣の人に作られていた。...

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  • 茨城県の家庭料理 行事食の特徴

    石島 恵美子, 渡辺 敦子, 飯村 裕子, 荒田 玲子, 野口 元子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 156-, 2021

    ...県北の常陸太田市では、「串」が正月に供されていた。三が日の三食とも、戒めの意味で「串」だけを食していた。県央の水戸市では、「子安講」(関東地方で見られる既婚の女性が当番の家に集まって毎月19日に安産祈願のために子安神をまつる講)の際のもてなし料理として供されていた「煮和え」がある。県西の結城市では、初午の時期に近所で分けあう「すみつかれ」がある。...

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  • 新潟県の家庭料理 行事食の特徴

    立山 千草, 太田 優子, 山口 智子, 佐藤 恵美子, 松田 トミ子, 伊藤 知子, 玉木 有子, 小谷 スミ子, 山田 チヨ, 長谷川 千賀子, 渡邊 智子, 伊藤 直子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 160-, 2021

    ...佐渡地域の「煮しめ」は冠婚葬祭で食し、国仲地区では里を、両津地区では焼いた“スケト”(鱈)を入れる。年末年始に特徴の見られる新潟県の行事食は、年取り・正月にかける想いを食事に託した代表的な伝統料理といえる。</p>...

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  • 福井県の家庭料理 行事食の特徴

    森 恵見, 佐藤 真実, 岸松 静代, 谷 洋子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 165-, 2021

    ...</p><p>【結果・考察】福井県の報恩講料理は各地域や寺院によって違いがあるが、現在においても、食材としては油揚げやがんもどき・里の利用頻度がとても高く、次いでかぶ・きのこの利用頻度が高い。料理としては、油揚げやがんもどきの煮物・里の煮っ転がし・すこ・豆腐の汁物の提供頻度が高い。</p><p> 油揚げは、行事も含め福井の郷土料理に多く利用される。...

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  • 模擬食塊の飲み込み易さに及ぼす油脂含有量の影響

    中川 裕子, 高橋 智子, 大越 ひろ 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 97-, 2021

    ...また、飲み込みにくい食品として焼きやゆで卵の黄身、カステラが挙げられるが、経験的にお茶や牛乳などの飲料と共に摂取することで飲み込みやすくしている。本研究では、油脂量を調整した液体で模擬食塊を調製し、飲み込みやすさに及ぼす油脂含有量の影響を検討する事を目的とした。...

    DOI

  • 麴菌菌種の違いが焼酎の香味形成に及ぼす影響(第1報)酵素活性と焼酎醪の差異

    白石 洋平, 竹浦 澪, 奥津 果優, 吉﨑 由美子, 二神 泰基, 玉置 尚徳, 和久 豊, 髙峯 和則 日本醸造協会誌 116 (1), 39-48, 2021

    ...<p>焼酎の製造に用いられている,黄麴,白麴,黒麴を用いて,麴以外はすべて同一条件で行い,焼酎における麴が違うことで生じる差異を検討した。 市販種麴を用いて作製した麴は,麴酸度は白麴および黒麴で高く,黄麴は非常に低い値であった。酵素活性ではAA活性は黄麴が白麴および黒麴と比較して非常に高い活性であったが,酸性条件下での液化に関与するAsAA活性は白麴および黒麴で黄麴の10倍の活性となった。...

    DOI

  • 国産農産物の海外における消費者評価

    上西 良廣, ルハタイオパット プウォンケオ, 山本 淳子, 西中 未央, 河野 恵伸 フードシステム研究 27 (4), 189-194, 2021

    This study analyzed the consumer preferences for Japanese baked sweet potatoes in Singapore and Thailand. We conducted tasting surveys on consumers using three different types of Japanese baked …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • 千葉県の家庭料理 行事食の特徴

    渡邊 智子, 梶谷 節子, 柳沢 幸江, 今井 悦子, 石井 克枝, 大竹 由美, 中路 和子, 鈴木 亜夕帆 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 155-, 2021

    ...千葉県独自のはば海苔を使う「はば雑煮」は、東金地域、安房地域及び市川地域で食され、全国の生産量の2位である八つ頭を含む里は、東金地域、安房地域及び船橋地域で用いられていた。いずれの雑煮も醤油と塩で味付けし煮た餅を加えて食する。餅は自宅や地域で作ることも多かった。正月に「かいそう」を食すのは、東金地域と九十九里海岸であった。...

    DOI

  • 宮崎県の家庭料理 行事食の特徴

    篠原 久枝, 長野 宏子, 磯部 由香, 秋永 優子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 188-, 2021

    ...白和えのこんにゃくもから作っていた。煮しめのぜんまい、たけのこ、椎茸、栗おこわの勝ち栗等、旬の食材を乾燥し保存したものを正月料理に用いていた。</p><p> 駄祈念は旧暦9月15日、稲の収穫後に豊作を感謝し、家内安全・牛馬安全・五穀豊穣を水神様に願う行事である。...

    DOI

  • 滋賀県の家庭料理 行事食の特徴

    久保 加織, 石井 裕子, 小西 春江, 中平 真由巳, 山岡 ひとみ, 堀越 昌子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 172-, 2021

    ...神事・祭りの料理には、農産物を主役にしたものも多く、餅や団子、おこわ、すし、その他、大豆の打ち豆や田楽、里などがよく登場していた。人生儀礼においては、慶事の餅や団子、赤飯、弔事の座禅豆、豆腐汁、葬式菜や塩切なすの煮物などが伝わっていた。人々が工夫を重ねて各種行事を伝え継いでいる様子を聞き取ることができた。</p>...

    DOI

  • 抽出物がグリオブラストーマへ与える影響

    笹沼 いづみ, リュウ ピンフォア 小山工業高等専門学校研究紀要 53 (0), 20-25, 2020-12-10

    Glioblastoma is a fast-growing glioma that develops from star-shaped glial cells that support the health of the nerve cells within the brain. Although researches about glioblastoma are increasing, …

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  • 新しい加工用米(宮崎52号)を用いた焼酎試験醸造(2)

    山本, 英樹, 山田, 和史, 水谷, 政美, 祝園, 秀樹, 福良, 奈津子, 喜田, 珠光 研究報告 = Report of Miyazaki Prefecture Industrial Technology Center & Miyazaki Prefectural Food & R&D Center (64) 59-64, 2020-11

    ...焼酎製造における一次および二次もろみの発酵経過も順調であった。焼酎の一般成分(pH,酸度,紫外部吸収)も良好で,主要香気成分(アルコール類,エステル類)および特徴香微量成分(モノテルペンアルコール,β-ダマセノン)も十分量含有していた。宮崎52号製焼酎は,官能検査の評価は良好で,「原料特性がある」,「甘味がある」,「香ばしい」,「旨みがある」等のコメントが得られて品質は高かった。...

    日本農学文献記事索引

  • 低コスト1周波GNSSコンパスとRTK-GNSSを用いたロボット草刈機の自律走行制御システムの開発

    五十嵐 翔, 海津 裕, 堤 俊雄, 生 憲司 農業食料工学会誌 82 (6), 609-616, 2020-11-01

    <p>草刈作業の省力化を目的として,低コスト1周波GNSSコンパスと低コスト1周波RTK-GNSSを用いたロボット草刈機の自律走行制御システムの開発を行った。自律走行試験を行った結果,横方向の誤差は2.4 cm RMS,ヘディングの誤差は2.1°RMSであった。横方向の誤差10 cm以内ならば刈り残しが発生しないため,本研究で開発した自律走行制御の有効性が確認された。そして,低コスト1周波GNS…

    DOI Web Site

  • ローラー損傷に合併した上肢コンパートメント症候群の3例

    井上 隆広, 井上 三四郎, 菊池 直士, 増田 圭吾, 岩崎 元気, 田中 宏毅, 中村 良, 川本 浩大, 泊 健太, 阿久根 広宣 整形外科と災害外科 69 (3), 522-524, 2020-09-25

    ...【症例】症例1.41歳女性.職場でローラーに巻き込まれ受傷.骨傷・血管障害なし.手指運動感覚障害・他動伸展時痛なく,橈骨動脈触知良好で経過観察した.受傷翌日水泡形成を認め,内圧測定で上昇あり.減張切開施行した.症例2.43歳男性.掘り機に右前腕を挟まれ受傷.右前腕腫脹・緊満感や手指運動感覚障害あり.内圧測定で上昇あり,同日減張切開を施行した.症例3.79歳男性.掘り機に右上肢を巻き込まれ受傷.上肢...

    DOI Web Site

  • エリアンサスの茎の組織構造の観察

    森田 茂紀, 髙槗 拓真, 石島 雄大, 長谷川 文生, 生 憲司, 金井 一成 日本作物学会紀事 89 (3), 258-259, 2020-07-05

    <p>石油枯渇対策や地球温暖化対策の一つとして,バイオマスエネルギーが注目されており,著者らは,不良環境下でも高バイオマス生産性を示すエリアンサスに着目し,栽培研究を進めている.高バイオマス生産性の背景となる大型の葉群構造を支えるメカニズムを検討する一貫として茎の組織構造について走査型電子顕微鏡観察を行った.その結果,維管束の分布や厚壁細胞の分布に特徴があり,このことが茎の機械的強度に貢献してい…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 新聴覚機構論 : 外有毛細胞共振説の提唱

    森満 保 耳鼻と臨床 66 (3), 79-98, 2020-05-20

    ...このバックグラウンドは、畑での雑草の根土の畝、聴覚電気生理研究班での EM、CM の記録、そして聴覚関連著書や論文である。要するに、外有毛細胞体短縮で生じた蓋膜の共振畝で、ヘンゼン条が斜め外下方に押し下げられ、内有毛細胞感覚毛と興奮位で接触するという新説である。...

    DOI 医中誌

  • 常在菌に対する生ワサビ抗菌効果の解析

    川, 浩, 古谷, 弥椰 福岡県立大学看護学研究紀要 17 17-25, 2020-03-31

    【目的】生ワサビは、飛鳥時代から様々な薬用として利用されている。本研究では、生ワサビの抗菌効果の有無を確かめるため、揮発性成分と水溶性成分に分けて解析した。 【方法】市販の生ワサビをすりおろして使用した。すりおろした生ワサビについては、揮発性成分と水溶性成分に分け、抗菌効果を阻止円形成で解析した。使用細菌は表皮ブドウ球菌と大腸菌である。 【結果】 …

    機関リポジトリ 医中誌

  • 焼酎醸造において発酵遅延を引き起こす黄変黒麹から見出された抗菌物質の抗菌効果

    瀬戸口, 翔, 章, 超, 飯島, 遼平, 二神, 泰基, 河野, 邦晃, 岩井, 謙一, 玉置, 尚徳 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 115 (3), 151-158, 2020-03

    ...黄変黒麹は抗菌物質を有しており,焼酎の一次醪では酵母の増殖を抑制することで発酵を阻害していた。本研究では黄変黒麹に含まれる抗菌物質を精製し,各種酵母および糸状菌に対する抗菌効果を調査した。1) 黒麹菌A. luchuensis MEM-Cを用いて製造した黄変黒麹から抗菌効果を有する粗精製画分Fraction 3を得た。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 鋳鉄ラップ工具の高性能化に関する検討

    谷 泰弘, 桐野 宙治, 川波多 裕司, 大石 尚己, 石原 忠弥 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 482-483, 2020-03-01

    ...<p>粗ラッピング工程で一般的に用いられている球状黒鉛鋳鉄定盤は,含有する球状の黒鉛によって砥粒が保持されることで研磨性能が高められている.しかしながら球状の黒鉛では保持できる砥粒の個数は少なく,研磨加工にとって最適な形状ではない.そこで球状の黒鉛よりも多くの砥粒を保持できる虫状の黒鉛を含有するCV鋳鉄を鋳鉄ラップ工具として用いて,鋳鉄ラップ工具の高性能化を試みた結果を報告する.</p>...

    DOI

  • 画像認識を用いた草刈機の距離センサシステムの開発

    井上 航輔, 海津 裕, 生 憲司 農業食料工学会誌 82 (2), 162-168, 2020-03-01

    <p>本研究では,ディープラーニングによる物体検出とステレオカメラによる距離検出を組み合わせたロボット草刈機のための距離センサシステムを提案する。このセンサシステムは検出対象の一部が植物によって遮蔽されている状況においても対象までの距離及び方向を取得することができる。検出対象を人として草の中で距離と方向を測定する実験を行った。実験の結果,高さ1 mの草の中であっても距離7 …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 津山産アピオスの血糖コントロールへの影響

    渡邉, 理江, 儀間, 章託, 森岡, 優衣, 小原, 瑞祈, 坂本 , 実由, 松永, 祐輔 日本機能性食品医用学会(口演発表) 14 (3), 168-168, 2020

    ...⾷感はジャガイモのような、⼭のような、味は栗のような、落花生のような、サトイモのような感じで、ほのかに甘みがある。 慢性便秘、新陳代謝、⾼血圧、アレルギー、肌荒れ、肥満・糖尿病、虚脱体質、産前・産後の体⼒回復などに効果があると言われている。 これまでの継続研究として、津山産アピオスの血糖コントロールへの影響を検討したので報告する。...

    機関リポジトリ 機関リポジトリ 医中誌

  • 酸性プロテアーゼを高生産する黒麹菌の育種と焼酎醸造試験

    瀬戸口, 翔, 益留, 綾菜, 大岩, 達郎, 二神, 泰基, 河野, 邦晃, 岩井, 謙一, 玉置, 尚徳 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 115 (1), 54-61, 2020-01

    ...AP高生産黒麹菌の取得を目的として重イオンビームを用いた変異育種と育種した黒麹菌株を用いた焼酎の小仕込み試験を行った。得られた結果を以下に要約する。1)黒麹菌A. luchuensis J7-2を親株として重イオンビームによる変異導入およびカゼインプレートを用いたスクリーニングにより,ハロー形成能が高かったAP高生産株APH-1を選抜した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 2019年秋季の千葉県の連続災害

    近藤 昭彦 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 109-, 2020

    ...関東ローム層底部には常総粘土層が発達しており、昔から湿潤な土壌を好む里の産地である。台地上によく見られる皿状地(台地の離水過程で形成された地形)では従前から夕立程度の雨でも広く湛水する地点が多数存在した。</p><p>・長柄町、長南町の氾濫(台風21号)</p><p> 丘陵地帯に位置する長柄町、長南町でも氾濫が発生した。ハザードマップはできていたが、浸水想定区域外でも浸水が発生した。...

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  • 福島県川俣町における外来音楽文化の受容

    坂本 優紀 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 135-, 2020

    ...</p><p></p><p>2.コスキンの拡大とフォルクローレの普及</p><p> コスキンは現在,日本最大級のフォルクローレイベントとなっているが,その始まりはハンドメイドによる学芸会のようなものであり,当初は知り合い伝いに参加団体を募り13組で開催した.演奏会の翌日は,煮会で交流するなど現在と比べて小規模であった.その後,参加団体は増加し2018年には205組,演奏者約1,180人となった.205...

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  • 酸性プロテアーゼを高生産する黒麴菌の育種と焼酎醸造試験

    瀬戸口 翔, 益留 綾菜, 大岩 達郎, 二神 泰基, 河野 邦晃, 岩井 謙一, 玉置 尚徳 日本醸造協会誌 115 (1), 54-61, 2020

    ...<br>3)APH-1を用いて焼酎の小仕込み試験を行った結果,醪のアミノ酸度がJ7-2よりも高くなり,焼酎中の高級アルコールや酢酸イソアミルの濃度が低くなった。<br>4)官能試験の結果,香味に大きな違いはなかったが,香気成分の分析値が異なることや,アルコール収得量が増加することからAPを指標として麴菌の育種を行うことで酒質の多様化や原料利用率の向上が期待される。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 焼酎醸造において発酵遅延を引き起こす黄変黒麴から見出された抗菌物質の抗菌効果

    瀬戸口 翔, 章 超, 飯島 遼平, 二神 泰基, 河野 邦晃, 岩井 謙一, 玉置 尚徳 日本醸造協会誌 115 (3), 151-158, 2020

    ...黄変黒麴は抗菌物質を有しており,焼酎の一次醪では酵母の増殖を抑制することで発酵を阻害していた。本研究では黄変黒麴に含まれる抗菌物質を精製し,各種酵母および糸状菌に対する抗菌効果を調査した。<br>1)黒麴菌<i>A. luchuensis</i> MEM-Cを用いて製造した黄変黒麴から抗菌効果を有する粗精製画分Fraction 3を得た。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 華やかで濃厚な香味の低アルコール焼酎の製造法

    髙峯 和則 日本醸造協会誌 115 (11), 623-630, 2020

    ...このような中,花や紅茶の香りを有する個性的な低アルコール焼酎なども商品化され需要を伸ばしている。しかし,通常の製品に比較して,風味の不足が課題となっている。<br>筆者らは,原料の麴米およびサツマイモの配合を従来比から変化させること,並びに,コガネセンガン以外の品種のサツマイモを使用することによる,華やかで原料の香味が濃厚な低アルコール焼酎の製造法について,丁寧に解説していただいた。...

    DOI Web Site

  • 焼酎における蒸留時の各種成分の留出挙動

    瀬戸口 智子, 神渡 巧 日本醸造協会誌 115 (8), 479-492, 2020

    ...<br>11.官能評価では,初留区分はエステル類などの華やかな香り,中留区分~後留区分は蒸したの甘い香り,後留後区分は末垂れ臭や加熱臭と表現された。<br>12.これらのデータは,焼酎の酒質の向上や製品の多様化などにつながると考えられる。...

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  • 津山産アピオスの血糖コントロールへの影響

    渡邉 理江, 儀間 章託, 森岡 優衣, 小原 瑞祈, 坂本 実由, 松永 祐輔 日本機能性食品医用学会(口演発表) 2020

    ...⾷感はジャガイモのような、⼭のような、味は栗のような、落花生のような、サトイモのような感じで、ほのかに甘みがある。慢性便秘、新陳代謝、⾼血圧、アレルギー、肌荒れ、肥満・糖尿病、虚脱体質、産前・産後の体⼒回復などに効果があると言われている。これまでの継続研究として、津山産アピオスの血糖コントロールへの影響を検討したので報告する。第18回日本機能性食品医用学会総会(オンライン)...

    機関リポジトリ

  • P-07 UAVを用いた資源作物の草高測定

    長谷川 文生, 吉川 慎悟, 海津 裕, 生 憲司 バイオマス科学会議発表論文集 15 (0), 55-56, 2019-12-04

    <p>Recently photographic survey using small UAV (Unmanned Aerial Vehicle) has attracted attention. The SfM (Structure from Motion) method is a powerful tool to create a 3D model from multiple 2D …

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  • 新しい加工用米(宮崎52号)を用いた焼酎試験醸造

    山本, 英樹, 山田, 和史, 水谷, 政美, 祝園, 秀樹, 福良, 奈津子, 藤田, 依里, 喜田, 珠光 研究報告 = Report of Miyazaki Prefecture Industrial Technology Center & Miyazaki Prefectural Food & R&D Center (63) 53-59, 2019-11

    ...早期加工用米宮崎52号の焼酎用麹米としての適性を把握するために,2酒造場における焼酎の工場規模試験醸造,試験醸造焼酎の成分分析および官能評価を行った。製麹においては,蒸し上がりに大きな塊が多く,さばけがやや悪く,浸漬や水切り条件を調整する必要があるものの,出麹ではハゼ廻りおよびハゼ込みも良好で,優良な麹を製造できた。焼酎製造における一次および二次もろみの発酵経過も順調であった。...

    日本農学文献記事索引

  • 焼酎の特徴香気成分の探索と生成メカニズムの解明

    吉﨑 由美子 におい・かおり環境学会誌 50 (5), 343-349, 2019-09-25

    ...<p>焼酎は,日本を代表する伝統的蒸留酒である.その製造方法および微生物は,焼酎の特徴香気に重要な役割を果たしている.本稿では焼酎の中でも特に焼酎の特徴香気成分とその生成メカニズムについて紹介する.焼酎の特徴香気成分の一つであるモノテルペンアルコールやβ-ダマセノンはサツマイモに由来し,発酵過程における麹の酵素の働きや,酵母の代謝,蒸留時の加熱による化学変化によって生成する.また焼酎の香味には,...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 「焼き」の甘さの秘密

    片山 健二 化学と教育 67 (7), 318-319, 2019-07-20

    ...<p>サツマイモを直に焼きあげた「焼き」は,冬の定番スイーツとして人気がある。サツマイモには,加熱調理するとイモに含まれるデンプンが熱により糊化し,β-アミラーゼが糊化デンプンを糖化してマルトースを生成し,甘味が増すという性質がある。加熱調理により生じるマルトースと生イモに含まれるスクロース等の遊離糖の含量の総和,及びそれらの甘味度が,焼きの甘さを決める主な要因である。...

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  • 栽培初期の高地温が焼酎原料用サツマイモ「コガネセンガン」の塊根へ与える影響

    伊川 秀治, 大西 真人, 中村 優, 藤田 剛嗣, 河野 邦晃, 岩井 謙一 日本作物学会紀事 88 (3), 214-215, 2019-07-05

    <p>栽培初期の高地温がコガネセンガンへ与える影響を調査するため,南九州地域のサツマイモ栽培で一般的な2種類のマルチ (黒マルチと透明マルチ,以後,黒と透明) を用いて4月植と5月植の2期で栽培を行った. 地温解析の結果,2016および2017年5月植両マルチ深度5 cmの最高地温は40℃以上となり,2017年透明は48℃まで上昇した.掘取調査の結果,2017年5月植両マルチとも上いも重が他栽培…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 継ぎ手 部材同士の連結を簡単に 継ぎ認めたガイドライン

    日経コンストラクション = Nikkei construction (713) 62-63, 2019-06-10

    プレキャスト・コンクリート(PCa)の利用ニーズが高まる一方で、導入を妨げてきた3つの壁がある。「煩雑な継ぎ手」、「高いコスト」、「曖昧な設計」だ。PCaの普及に向けて、これらの壁を技術基準や制度の整備で打ち破ろうとする動きが出てきた。

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  • はんぺんの物性に及ぼす卵白,山と添加物の影響

    黒沼 有里, 下村 道子 日本調理科学会誌 52 (3), 169-175, 2019-06-05

    ...起泡材としての卵白や山のほかに近年は増粘多糖類(主成分はグアルガム)が使われることが多い。そこで,卵白,山,増粘多糖類がはんぺんの食味,硬さなどにどう影響しているのか,味覚検査,物性測定,光学顕微鏡観察を行って調べた。はんぺんの製造にはサメの鮮肉を用い,一般的なはんぺん製造の材料から卵白,山あるいは増粘多糖類を除いたオミッションテストを行ってその作用を検討した。...

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  • 酵母混合醸造が焼酎の発酵と酒質に与える影響

    安藤, 義則, 冨吉, 彩加, 亀澤, 浩幸, 瀬戸口, 眞治 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 114 (6), 377-384, 2019-06

    ...酒質の多様化を目的とし,焼酎における酵母混合醸造について検討した。その結果,以下のことが明らかとなった。(1)仕込み時に2種類の酵母を同量混合しても,1次もろみの段階で酵母比率が大きく変化していた。また,混合醸造のアルコール収量,香気成分の生成量及び酒質は,両酵母の比率に依存したものであった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • しょうゆと郷土料理の相性に関する研究(第1報)

    今村 美穂, 牛尼 翔太, 宮田 慎吾 日本調理科学会誌 52 (2), 67-80, 2019-04-05

    ...<p>郷土料理としょうゆの相性を検討するために,北海道の郷土料理「もち」と全国共通の料理「冷奴」を北海道,関東および九州のしょうゆで調味し,北海道在住の女性6世代(幼児,小学生,中学生,大学生,成人,高齢者)約50人ずつを対象に官能評価を行った。その結果,北海道の郷土料理であるもちは,香り,色,味のいずれにおいても北海道のしょうゆで調味したものが好まれた。...

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  • 焼きの製品テストによるかんしょ貯蔵技術の評価

    河野 恵伸, 荒木田 尚広, 西中 未央, 中村 善行, 此村 瞬, 河野 隆徳 農研機構報告 食農ビジネスセンター = Bulletin of the NARO,Agri-Food Bussiness Innovation Center 3 15-26, 2019-03-25

    This paper clarifies the appropriate storage conditions that provide high-quality sweet potato that meet the needs of consumers in September, the early harvest season of sweet potato.First,we …

    DOI 機関リポジトリ

  • ショウガの殺菌・抗菌効果とその実用化に向けた解析

    川, 浩, 有馬, 萌美, 水城, 明美 福岡県立大学看護学研究紀要 16 83-94, 2019-03-20

    目的:ショウガは、古くから防腐剤や調味料などとして使われていた。近年では、ガンや動脈硬化などに及ぼす生理学的影響についても注目されている。このようなショウガの殺菌・抗菌効果の有無とその実用化に向けた解析を行った。 方法:①ショウガの殺菌・抗菌効果を解析するため、阻止円形成法等を使用した。②ヘアレスマウスを用いて、ショウガ汁の塗擦による殺菌・抗菌効果を調べた。 …

    機関リポジトリ 医中誌

  • 韓国、大邱韓医大学校における韓方医学及び看護短期研修プログラムの開発

    鳥越, 郁代, 加藤, 法子, 松井, 聡子, 許, 棟翰, 川, 浩, 清原, 智佳子, 松浦, 賢長 福岡県立大学看護学研究紀要 16 111-119, 2019-03-20

    本研究は、2016年~2017年にわたり実施したプロジェクト研究であり、韓国、大邱韓医大学校韓方医学部(韓医学科・看護学科)の教員ならびに国際教育交流センタースタッフとともに専門分野の学習意欲を高める国際研修プログラムの開発を行うことを目的とした。2016年度は、本学と交流協定を結んでいる大邱韓医大学校を訪問し、看護学科教員、国際教育交流センターのスタッフと会議をもち、現行の教育カリキュラムにつ…

    機関リポジトリ

  • 栄養機能食品表示に向けたサトイモのカリウム含量に関する研究

    石々川, 英樹 愛媛県農林水産研究所企画環境部・農業研究部研究報告 (11) 29-35, 2019-03

    ...その結果,可食部である子・孫の100kcal当たりカリウム含量は,いずれの条件においても表示基準の280 mgを大きく上回った。また,サトイモを調理する際の下処理として,熱湯浸漬による下茹で処理を行った場合のカリウム損失割合は15~25%程度であり,下処理後においても栄養機能食品の表示基準以上のカリウム含量を維持できることが示された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 新系統甘藷の焼酎醸造特性評価

    山本, 英樹, 水谷, 政美, 祝園, 秀樹, 藤田, 依里, 喜田, 珠光, 高山, 清子, 菊池, 祐一郎, 小林, 晃 研究報告 = Report of Miyazaki Prefecture Industrial Technology Center & Miyazaki Prefectural Food & R&D Center (62) 41-45, 2019-02

    ...焼酎の試験醸造において,新系統甘藷を使用したもろみの発酵経過は対照と同様に順調であり,得られた熟成二次もろみのアルコール分および純アルコール数量は高かった。焼酎の一般成分(pH,酸度,紫外部吸収)および主要香気成分(アルコール類,エステル類)について,新系統甘藷製は対照と顕著な差は認められなかった。...

    日本農学文献記事索引

  • 栃木県の家庭料理 副菜の特徴

    藤田 睦, 名倉 秀子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 206-, 2019

    ...秋〜冬にかけては大根,白菜,青菜類,里などのほか,こんにゃくも手作りした。調理法は,茹でる,煮る,炒めるが多くみられた。また,料理分類としての漬物は,旬の時期に大量にとれた野菜類をぬか漬け,塩漬け,おから漬けなどにして上手に保存利用し,年間を通して副菜として食していた。</p>...

    DOI

  • 製造方法の違いによるポテトサラダのおいしさ

    下畑 陽美, 入江 知紗, 吉村 由祐子, 上地 利征 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 161-, 2019

    ...</p><p>(1)冷却はマヨネーズの乳化粒子が微細なまま分散していて,マヨネーズとの風味がバラバラに感じられた。</p><p>(2)粗熱はマヨネーズの乳化粒子がやや粗大化したものが混在していて,マヨネーズとの風味がバランスよく感じられた。</p><p>(3)熱々はマヨネーズの乳化粒子が粗大化したものが大部分をしめていて,油の風味が強く感じられた。...

    DOI

  • 愛媛県の家庭料理 副菜の特徴

    皆川 勝子, 武田 珠美, 亀岡 恵子, 香川 実恵子, 宇高 順子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 230-, 2019

    ...</p><p>【結果および考察】昭和30〜40年頃の副菜の食材は,季節の・豆・山菜・海藻を取り合わせて,煮物・炒め煮・寄せ物・酢物・漬物等に料理し,ケの食で用いられることが多かった。里が多く使われ,また,いりこのうま味を活かした「もみ大根」や「かきざい」などの料理がみられた。野菜は漬物にしたり,干して保存し,煮物等に用いていた。...

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  • 岐阜県の家庭料理 副菜の特徴

    西脇 泰子, 堀 光代, 長屋 郁子, 木村 孝子, 坂野 信子, 辻 美智子, 山根 沙季, 長野 宏子, 山澤 和子, 横山 真智子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 216-, 2019

    ...また,飛騨県域では,保存食の利用に特徴がみられ,塩いかときゅうりを和えた「塩いかの酢の物」,赤かぶ・茸類・きくをあわせ漬けた「品漬け」や白菜を用いた「切り漬け」など,冬野野菜不足をしのぐ利用する知恵もみられた。茎(だつ)は,岐阜・中濃・飛騨圏域の広範囲で利用され,生・干しの両方を酢の物や煮物として食していた。...

    DOI

  • 高知県の家庭料理 副菜の特徴

    野口 元子, 福留 奈美, 小西 文子, 五藤 泰子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 231-, 2019

    ...そのほか,りゅうきゅう(ハス)は炒め物や酢の物など県内全域で広く食べられており,高知の特徴的なおかずといえる。</p>...

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  • 学生の家庭料理に対する意識と喫食状況

    鷲見 裕子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 175-, 2019

    ...洋風様式の料理で,料理構成では主食が,食材別では主食食材や料理で嗜好が高い傾向にあった。一方,和風様式,副菜料理,食材別では豆と野菜料理が低かった。喫食頻度は主食材(p&lt;0.05)で有意差があり,主食食材の料理を食べる頻度が高く,豆と野菜料理の頻度は低い傾向がみられた。調理実践力を高める調理教育において,副菜料理の認知を高め,調理実践を取り入れた学習内容とすることが有効と考える。</p>...

    DOI

  • いも類の異なる調理操作における物理的特性と機能性成分変化

    山本 淳子, 森山 三千江 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 66-, 2019

    ...</p><p>【結果および考察】色調は調理直後ではすべてのイモにおいて,冷蔵後ではジャガイモおよび長において真空調理法の方が従来法に比べて明度が高く見た目がきれいであった。破断応力はジャガイモ,長の真空調理法の方が従来法に比べて有意に高く,煮崩れしにくいことが分かった。サツマイモの破断応力は両調理法で有意な差はなかったが,真空調理法の方が高い傾向が見られた。...

    DOI

  • 静岡県の家庭料理 副菜の特徴

    川上 栄子, 高塚 千広, 新井 映子, 市川 陽子, 伊藤 聖子, 神谷 紀代美, 清水 洋子, 中川(岩崎) 裕子, 竹下 温子, 村上 陽子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 210-, 2019

    ...<p>【目的】 静岡県に伝承されてきた家庭料理の中から,副菜(野菜・きのこ・・海藻料理)として食されてきた料理を県内の各地域別について明らかにすることを目的とした。...

    DOI

  • 京都府の家庭料理 副菜の特徴

    坂本 裕子, 桐村 ます美, 豊原 容子, 福田 小百合, 湯川 夏子, 米田 泰子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 220-, 2019

    ...野菜やの煮物は全域で「○○の炊いたん」と呼んでいたが,わかめ等の海産物利用は北部の海寄りで多くみられた(料理例「わかめのパ−」)。...

    DOI

  • 頭頚部外傷後のめまいにより競技復帰困難であったプロサッカー選手に対して理学療法が著効した症例

    飛田 広大, 生 祥之, 武井 隼児, 谷口 徹, 小野瀬 慎二, 吉田 昂平, 吉田 和歌子, 小林 裕幸 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-108_1-H2-108_1, 2019

    <p>【症例紹介】</p><p>本邦では頭頚部外傷後の良性発作性頭位めまい症(Benign Paroxysmal Positional Vertigo:以下BPPV)の理学療法は少数ながら報告されている一方で、アスリートに対しての報告は渉猟した限り見当たらない。今回、頭頚部外傷後のめまいの改善に難渋した症例に対して徒手療法と運動療法を施行した結果、めまいが消失しバランス能力の向上を認め試合復帰す…

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  • 福井県の家庭料理 副菜の特徴

    佐藤 真実, 森 恵見, 岸松 静代, 谷 洋子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 214-, 2019

    ...秋冬には,だいこんやを用いた料理を作った。これらの野菜には,大豆・大豆加工品(打ち豆,油揚げ,豆腐),北前船の影響で入荷される乾燥ニシンなどが組み合わせ食材として使用された。中でも,だいこんは,葉っぱを「あえもん飯」,根を「から大根」「たくあん・たくあんの煮たの」「長寿なます」「こじわり」「みがきかぶし」などに利用した。「だいこんおろし」は,おろしそばや油揚げ飯にも利用される。...

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  • 徳島県の家庭調理 副菜の特徴

    長尾 久美子, 坂井 真奈美, 松下 純子, 近藤 美樹, 後藤 月江, 三木 章江, 高橋 啓子, 川端 紗也花, 金丸 芳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 228-, 2019

    ...</p><p>【結果および考察】<u>煮物では</u>,「けんちゃん煮」が県西・吉野川北岸・県南山間部に見られ,「干しと小豆の煮物」は県西・県南山間部に,「ゼンマイの煮物」は吉野川北岸部に,「くさぎとじゃがいもの炊き合わせ」は県南山間部に,「カンパチの煮物」・「たけのことアンロクの煮物」・「さつまとねぎの煮物」が県南沿岸部に見られた。...

    DOI

  • 群馬県の家庭料理 副菜の特徴

    綾部 園子, 堀口 恵子, 神戸 美恵子, 永井 由美子, 阿部 雅子, 高橋 雅子, 渡邊 静 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 207-, 2019

    ...また,自宅でとれた野菜をたっぷり入れたみそ汁は副菜を兼ねるもので,牛蒡,大根,にんじん,里,ねぎなどの野菜に油揚げ,豆腐,こんにゃく等をいれたけんちん汁はその代表ともいえる。野菜の煮物にはさつま揚げなど「買ったもの」を入れることも多かった。...

    DOI

  • 千葉県の家庭料理 副菜の特徴

    渡邊 智子, 梶谷 節子, 柳沢 幸江, 今井 悦子, 石井 克枝, 大竹 由美, 中路 和子, 鈴木 亜夕帆, 峰村 貴央 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 204-, 2019

    ...</p><p>日常の副菜は,野菜やや海藻や豆の煮物,葉野菜のお浸し,漬物,貝類や小魚の佃煮,落花生みそなど多彩である。一方,ハレの副菜は,野菜やや豆の煮物,野菜の揚げ物など日常の副菜を応用したもの(食材を増やす,器を変更する等)が多かった。...

    DOI

  • 大阪府の家庭料理 副菜の特徴

    原 知子, 阪上 愛子, 澤田 参子, 東根 裕子, 八木 千鶴, 山本 悦子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 218-, 2019

    ...<p>【目的】平成24年から実施している日本調理科学会「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理」研究において,大阪府にて聞き書きした家庭料理における「おかず」より,野菜・海草・・豆を主とする副菜の特徴を考察する。...

    DOI

  • 樹脂吸着・加熱脱離法による焼酎と清酒に含まれる香気成分のGC-MS分析

    松原 英隆, 浦野 絋平 日本醸造協会誌 114 (4), 238-245, 2019

    ...<br>(1)GC-MS-TICピークパターンによる酒類香気の評価方法として,ヘッドスペース-GC-MS法,SPME-GC-MS法,溶媒抽出-GC-MS法,および樹脂吸着・加熱脱離-GC-MS法について焼酎を用いて検討した結果,樹脂吸着・加熱脱離-GC-MS法が最も適切であることが明らかとなった。...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献2件

  • 麹菌を用いたサツマイモ焼酎粕発酵物の体脂肪蓄積抑制効果及び血清コレステロール低下効果

    小境 敏揮, 野別 亮, 章 超, 河野 邦晃, 岩井 謙一, 髙瀬 良和, 西山 和夫, 山﨑 正夫 日本醸造協会誌 114 (5), 294-301, 2019

    焼酎粕の液体部分を培地として,麹菌を液体培養することにより,食品素材を開発した。本素材をFPsとし,マウスを用いた摂食試験を実施したところ,食餌量の10%をFPsに置換した群ではコントロール群と2%群と比較して終体重が有意に低下した。10%群では,腎周囲脂肪組織重量と精巣上体脂肪組織重量がコントロール群と2%群に比べて有意に減少した。さらに10%群の血清コレステロールレベルは,コントロール群と2…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献26件

  • 酵母混合醸造が焼酎の発酵と酒質に与える影響

    安藤 義則, 冨吉 彩加, 亀澤 浩幸, 瀬戸口 眞治 日本醸造協会誌 114 (6), 377-384, 2019

    ...酒質の多様化を目的とし,焼酎における酵母混合醸造について検討した。その結果,以下のことが明らかとなった。<br>(1)仕込み時に2種類の酵母を同量混合しても,1次もろみの段階で酵母比率が大きく変化していた。また,混合醸造のアルコール収量,香気成分の生成量及び酒質は,両酵母の比率に依存したものであった。...

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  • 滋賀県の家庭料理 副菜の特徴

    石井 裕子, 小西 春江, 久保 加織, 中平 真由巳, 堀越 昌子, 山岡 ひとみ 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 221-, 2019

    ...湖周辺の漁業,半農半漁の生活様式であっても種々の野菜類,豆類,類を栽培し副菜にしていた。山村域では,多様な山菜料理を楽しんでいた。山菜は,地域で採れるクルミなどと合わせて季節の幸を楽しみ,おいしく無駄なく食べる工夫がなされていた。</p>...

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  • 宮崎県の家庭料理 副菜の特徴

    篠原 久枝, 長野 宏子, 磯部 由香, 秋永 優子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 237-, 2019

    ...</p><p>【結果および考察】宮崎県は温暖な気候に恵まれ,どの家庭でも家の周りで多くの種類の野菜類(茄子,南瓜,玉葱,苦瓜等)や豆類(大豆,小豆等),類(唐,里)などが栽培され,日常の食事にはこれらを具とした味噌汁や煮物,漬物などが食されていた。味噌や豆腐,蒟蒻も手作りしていた。...

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  • 鰹だしが減糖料理の呈味に与える影響

    森 勝哉, 来島 壮, 藤原 佳史 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 154-, 2019

    ...里の煮物では,鰹だしの濃度が高くなると,うま味,塩味および味全体の濃さの評価点が上昇し,甘味の評価点は上昇傾向であった。一方,ひじき煮では,酸味以外は呈味の変化が認められなかった。以上の結果より,鰹だしは減糖料理の呈味に関連しており,里の煮物では甘味に影響する可能性がある。</p>...

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  • 三重県の家庭料理 副菜の特徴

    乾 陽子, 阿部 稚里, 飯田 津喜美, 磯部 由香, 萩原 範子, 奥野 元子, 久保 さつき, 小長谷 紀子, 駒田 聡子, 鷲見 裕子, 成田 美代, 平島 円, 水谷 令子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 217-, 2019

    ...古漬けたくわんを塩抜きして煮た「あほ炊き(ぬくとめ)」,きゅうりを使った「冷や汁」,野菜や海藻・貝を使った「煮味噌」,シロミトリを使った煮物,伊勢の「とろろ汁」,大根を鬼おろし器でおろした「ガラガラおろし」,「坂本なます」「あいまぜ」「煮あえ(ちゃつ)」「ちーちなます」「せんば」などのなます,「伊勢たくわん」「朝熊小菜の漬物」「日野菜漬」「八つ頭の茎漬け」などの漬物,昆布の代わりにあらめを使った「...

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  • 焼酎原料用サツマイモ─品種開発の変遷と今後の展望─

    小林 晃 日本醸造協会誌 114 (2), 71-78, 2019

    ...焼酎の柔らかな甘みを醸し出す焼酎好適サツマイモ「コガネセンガン」は,昭和41年にでん粉生産用として品種登録された。黄金色の肌を持ち,反収が千貫(3.75トン)もある(これまでのサツマイモは2〜2.5トン程度)サツマイモになることを期待し黄金千貫と命名された。サツマイモの品種は紫系や橙系,白系からなり,それらが焼酎の酒質にバラエティーを与える。...

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  • 若年女性のボディイメージ認識と栄養摂取状況に関する検討

    渡會 涼子, 安友 裕子, 北川 元二 名古屋栄養科学雑誌 = Nagoya Journal of Nutritional Science 4 55-65, 2018-12-25

    ...食品群別における主食・類摂取量は、やせ願望群の方が有意に低かった。【結論】ボディイメージの誤った認識が過度の痩身傾向に影響している可能性が示唆された。若年女性に対する正しいボディイメージ認識の啓発が重要であると考えられた。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 異なる黒麹菌を用いた本格焼酎の酒質の多様化

    白石, 洋平, 原口, 愛美, 村田, 梨恵, 久, 遼馬, 奥津, 果優, 吉崎, 由美子, 二神, 泰基, 玉置, 尚徳, 和久, 豊, 高峯, 和則 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 113 (12), 757-765, 2018-12

    ...焼酎の小仕込み試験の結果,AP活性に相応して醪中のアミノ酸総量が1.25倍に増加した。しかし,アミノ酸増加に伴う高級アルコール類とアルデヒド類生成量は対照と比べて顕著な差は認められなかったが,1-オクテン-3-オールが顕著に増加し,甘香や麹香,果実香などが強く,濃厚な焼酎となることがわかった。...

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  • アンケート結果からみた愛知県内のジネンジョ生産の実態

    田中, 哲司, 中村, 嘉孝, 渡邊, 靖洋, 糟谷, 真宏, 瀧, 勝俊 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (50) 103-106, 2018-12

    ...新生を誘導するための栽培容器・資材は塩ビパイプが最も用いられていたが、波板の利用も多かった。この栽培資材は、販売戦略に応じて選択されていた。畝幅の平均値は170 cm、株間は24 cm、栽植密度は2.7株・m-2であったが、栽培者間で差がみられた。窒素施肥量の平均値は、22 g・m-2、1株あたり8.1 gであった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ダサチニブが原因で炎症反応性大腸ポリポーシスをきたした1例

    小林 真理子, 池澤 和人, 山浦 正道, 萩原 悠也, 岩井 健太郎, 越智 大介, 大塚 公一朗, 添田 敦子 日本消化器病学会雑誌 115 (11), 977-984, 2018-11-10

    ...<p>症例は慢性骨髄性白血病に対してダサチニブ内服中の51歳男性.下部消化管内視鏡検査でびらん,白苔をともなった虫状の大腸ポリポーシスを認めた.ポリープの病理組織像は過形成性腺管と平滑筋の樹枝状,放射状増生が特徴的で,慢性炎症を原因とする炎症反応性ポリポーシスと考えられた.ダサチニブ中止によりポリポーシスは著明に改善したことから,ダサチニブによる下部消化管の慢性炎症が原因のポリポーシスと考えた....

    DOI PubMed 医中誌

  • 粉砕玄米を給与した林内放牧豚の産肉性

    髙山 耕二, 東原 大, 中村 南美子, 大島 一郎, 中西 良孝 有機農業研究 10 (2), 25-30, 2018-09-30

    ...<p>本研究では,粉砕した玄米を主体とした自給飼料の給与が林内放牧豚の産肉性に及ぼす影響について検討した.2013年5〜12月にかけて鹿児島大学農学部附属演習林唐湊林園で放牧試験を行った.18週齢の去勢バークシャー種8頭(平均体重28kg)を市販配合飼料(TDN77〜78%,CP14〜15%)を給与した対照区と発酵させた自給飼料(2mm以下の破砕玄米60%,クズ20%および米ヌカ20%で配合:TDN69...

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