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検索結果 1,580 件

  • 先天性心疾患患者のきょうだいの経験―ライフストーリーの語りから―

    新妻 靖子, 藤岡 寛 家族看護学研究 29 (0), 14-26, 2024-03-31

    <p>先天性心疾患患者のきょうだいの経験をきょうだい本人の語りから明らかにするために,A氏(20代・女性)に対して,半構成的面接を行い,ライフストーリー法を参考に分析を行った.A氏は3歳年下の先天性心疾患患者を弟に持つ.</p><p>幼少期のA氏は,親の不在や同胞との分離・同胞が優先される経験等をして,先天性心疾患患者のきょうだいであることに対してマイナスなイメージを強く持っていた.しかし,知識…

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  • 「作業に根ざした実践」の現状調査と関連要因の検討

    佐々木 剛, 新泉 一美, 春口 麻衣, 清田 直樹, 山田 孝 作業療法 43 (1), 51-60, 2024-02-15

    <p>作業に根ざした実践(Occupation-Based Practice;以下,OBP)の現状を領域包含的,領域別に明らかにすることを目的に全国規模でアンケート調査を実施した.結果,OBPの知識を持ちOBPを実施しているものは半数に満たなかったが,85.6%がOBPの必要性を認識していた.OBP実施には介入時期とOBPの知識が影響を与え,特にOBPの知識の影響が大きいこと,高齢期障害領域では…

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  • 作業を用いた観察評価技術講習会への参加が作業を用いた実践および障壁に与える影響

    木口 尚人, 齋藤 さわ子 作業療法 43 (1), 42-50, 2024-02-15

    <p>作業を用いた実践を促進するより良い講習会のあり方の示唆を得るため,作業を用いた評価技術講習会に参加した作業療法士の作業を用いた実践における困難や不安感(以下,障壁)および作業を用いる実践頻度に対する認識の変化を調査した.受講後,セラピストに起因する作業を用いた評価に加え介入への障壁が低減し,講習会1ヵ月後の時点で作業を用いる実践頻度が増加していた.環境とクライアントに起因する障壁の変化はな…

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  • 手の遠位横アーチにおける利き手・非利き手,性別,年齢での比較調査

    白石 英樹, 唯根 弘 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (11), 974-982, 2023-11-18

    <p>はじめに:手の遠位横アーチにおいて,どれくらいの可動域があるのか,利き手や非利き手,性や年齢などによる違いがあるのか明確に示されていない.</p><p>目的:本研究は,手の遠位横アーチの可動域において,利き手・非利き手,性,年齢での違いについて明らかにすることを目的とした.</p><p>対象:20~60代の健常成人118名(男性52名,女性66名)の両手を対象とした.</p><p>方法:ゴ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 脳卒中後の上肢機能評価における臨床的に意義のある最小変化量と最小可検変化量の検証

    唯根 弘, 宮田 一弘, 神保 和正, 倉形 裕史, 白石 英樹 作業療法 42 (5), 572-580, 2023-10-15

    <p>【目的】脳卒中患者の上肢機能評価の臨床的に意義のある最小変化量(MCID)を統合し質を評価すること.【方法】Fugl-Meyer assessment(FMA),Action Research Arm Test(ARAT),Motor Activity Log(MAL)のMCIDを算出した研究を複数の検索データベースから抽出した.【結果】FMAが4編(4.0~12.4点),ARATが1編(…

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  • 妊娠中の運動

    宗田 聡 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (7), 566-571, 2023-07-18

    <p>妊娠中の運動は,以前であれば基本的に体を動かさずに安静に過ごすことが妊婦として最もよいと思われていたが,最近では妊娠経過に問題なく,胎児発育も順調で,合併症などがなければ,妊娠中の運動は推奨されている.運動することのメリットはあるが,一方で運動の内容や状況によっては,勧められない運動もある.妊娠中望ましいと考えられているスポーツとしては,ウォーキング,水泳,ジョギング,エアロビクス,ヨガ,…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 脊髄小脳失調症を対象としたBalance Evaluation Systems Test各セクションのKeyform開発

    近藤 夕騎, 宮田 一弘, 板東 杏太, 中村 拓也, 原 貴敏, 髙橋 祐二 神経理学療法学 2 (1), 24-34, 2023-03-31

    <p><b>【目的】</b>脊髄小脳失調症(spinocerebellar ataxia: 以下、SCA)患者個々のバランス能力を評価するために、Balance Evaluation Systems Test(以下、BESTest)が使用されることがある。近年、理学療法の優先順位を明確にできるKeyformが注目されている。Keyformは評価指標における項目毎の難易度を数値化および序列化するこ…

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  • 受動ステッピング中の下肢筋活動時空間パターンによる脊髄損傷者の歩行機能評価

    愛知 諒, 高村 優作, 彦坂 幹斗, 河島 則天 神経理学療法学 2 (1), 12-23, 2023-03-31

    <p>脊髄損傷者の麻痺下肢にステッピング運動を与えると、歩行周期に同調した筋活動(歩行様筋活動)が生じる。この活動は歩行運動の発現に関わる脊髄神経回路網を介した出力であることが明らかにされている。本研究では、脊髄損傷者44名から得た歩行様筋活動を集約解析し、歩行機能の評価手法としての有効性を検証した。ロボット型歩行装置を用いて全ての対象者に統一の受動ステッピング運動を実施し、左右下肢各7筋群から…

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  • 被殻出血患者に対し、Berg Balance Scale Keyformを用いた理学療法の実践:症例報告

    海津 陽一, 大塚 勇輝, 田屋 七海, 宮田 一弘 神経理学療法学 3 (1), 10-19, 2023-03-29

    <p><b>目的</b>:本症例報告の目的は、バランス機能低下を認めた症例に対し、Berg Balance Scale(BBS) Keyformを用いた理学療法の経過について記述することであった。</p><p><b>症例</b>:右被殻出血後にバランス機能低下を認め、保存加療を受けた50歳代の男性である。</p><p><b>方法</b>:BBS …

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  • 精神障害者に対する入院早期からの作業療法介入の現状と課題

    佐々木 剛, 谷村 厚子 作業療法 42 (1), 34-42, 2023-02-15

    <p>日本における入院精神障害者に対する早期作業療法の既存の研究結果を要約し,今後の研究や実践の示唆を得るためにスコーピングレビューを実施した.データベース検索とハンドサーチにて早期作業療法に関する事例研究,介入研究計14論文を抽出し分析した.早期作業療法では精神症状,作業遂行,認知機能の評価の利用が多く,認知心理機能,健康管理能力,日常生活活動,社会生活適応能力の改善を目的に介入が実施されてい…

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  • 頚髄損傷者に特化した上肢機能評価Capabilities of Upper Extremity Test(CUE-T)の信頼性,妥当性,反応性の検証

    神保 和正, 白石 英樹, 宮田 一弘, 唯根 弘, 高浜 功丞, 吉村 友宏, 岡 駿之介, 筧 麻里, 村上 菜穂, 安森 太一, 菊地 尚久 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (1), 58-69, 2023-01-18

    <p>はじめに:頚髄損傷(cervical spinal cord injury:CSCI)者の詳細な上肢機能評価は数が少ない.Capabilities of Upper Extremity Test(CUE-T)はCSCI者に特化した上肢機能評価であるが,本邦での報告は乏しい.本研究はCUE-Tの信頼性,妥当性,反応性を検証した.</p><p>方法:回復期,慢性期CSCI者に対して信頼性(評価…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献24件

  • 性暴力被害直後の女性支援において産婦人科医療で求められる看護実践能力

    家吉 望み, 加納 尚美 日本看護科学会誌 43 (0), 18-27, 2023

    <p><b>目的:</b>性暴力被害直後の女性が産婦人科医療を受診した際に求められる看護実践能力を明らかにする.</p><p><b>方法:</b>性暴力被害女性,支援経験のある看護職者,産婦人科医,支援員ら合計21名に半構造化面接にてデータを収集し,質的記述的に分析した.</p><p><b>結果:</b>求められる看護実践能力は,【支援者としての準備】を基盤とし,自身の安全が著しく脅かされた性暴…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 頸部固定補助具の背景抑制広範囲拡散強調MRIでの有効性評価

    神永 直崇, 小林 智哉, 石森 佳幸, 金居 啓介, 羽部 正徳, 井田 正博 日本放射線技術学会雑誌 79 (6), 555-564, 2023

    <p>近年,diffusion-weighted whole-body imaging with background suppression(DWIBS)の利用が広がっており悪性腫瘍の全身検索に有用である.一方,問題点として頭頸部領域では咀嚼等の動きや身体の形状変化に伴う磁場不均一に起因する画質不良がある.これを解決すべくネックカラーと磁場均一性補正材の組み合わせによる固定補助具の有効性を検証…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献19件

  • 金属および樹脂製アプリケータを用いた子宮頸がん腔内照射における線量分布の検証

    富田 史紘, 布施 拓, 藤崎 達也, 安江 憲治, 宮川 真, 生駒 英明, 吉沢 知行, 大山 勝彦, 大山 哲史, 奥村 敏之, 玉木 義雄 日本放射線技術学会雑誌 79 (7), 682-692, 2023

    <p>【目的】子宮頸がん腔内照射では,施設により金属製か樹脂製アプリケータが使用されるが,治療計画装置ではアプリケータの組成や密度を考慮した線量計算ができない.本研究では,モンテカルロシミュレーションにより,金属製と樹脂製アプリケータを詳細に再現し,アプリケータの素材の違いによるA点線量および線量分布を検証した.【方法】egs_brachyコードにより,子宮頸がん腔内照射に使用されるタンデムとオ…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献21件

  • 開業助産師が捉えている分娩期におけるWomen-centered careとその実践

    石引 かずみ, 家吉 望み, 加納 尚美 日本看護科学会誌 43 (0), 831-841, 2023

    <p><b>目的:</b>開業助産師が捉えている分娩期におけるWomen-centered careとその実践を明らかにすること.</p><p><b>方法:</b>分娩取扱のある有床助産所に3年以上勤務する助産師12名を対象に,半構造化面接にてデータを収集し質的記述的に分析した.</p><p><b>結果:</b>次のコアカテゴリが生成された.【女性の生涯を見据えて分娩期を理解する】,【女性と子ど…

    DOI Web Site 参考文献17件

  • Mobile stroke unitとその車載用診断装置の最新動向

    廣木 昌彦, 河野 豊, 三澤 雅樹 脳卒中 45 (5), 369-380, 2023

    <p>最速の脳卒中治療とより良好な患者転帰を目的として,mobile stroke unit(MSU)が欧米を中心に運用されている.MSUは,頭部専用CT装置と遠隔通信装置を備えたドクターカーで,救急要請現場または救急車との合流点で,脳卒中の診断と治療および最適な搬送先決定を行う.MSUによる急性期脳梗塞rt-PA静注療法は2021年,通常救急搬送と比較した前向き試験により,有意に転帰良好である…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献26件

  • 訪問リハビリテーションによる環境因子の介入効果

    有竹 愛理, 浅川 育世 理学療法科学 38 (4), 300-306, 2023

    <p>〔目的〕訪問リハビリ利用者の環境因子介入効果を,活動参加をアウトカムに検討した.〔対象と方法〕視床出血後症例1名に対し各3ヵ月のA期B期を比較した.事前調査で訪問リハビリ利用者36名の活動参加の変化量を算出し,機能的自立度評価(FIM)9点,Life Space Assessment(LSA)5.9点,Community Integration …

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 深部静脈血栓症の予防を目的に手術前リハビリテーションを実施した10例の検討

    竹歳 竜治, 樋口 基明, 和田 敏裕, 唯根 弘 静脈学 33 (3), 311-315, 2022-12-26

    <p>静脈血栓塞栓症の予防の一つに早期歩行が挙げられるが,手術後は運動機能低下や合併症により早期歩行が阻害される場合がある.手術前リハビリテーションによる手術前評価を行うことは早期歩行を阻害する要因の予測に繋がる可能性がある.今回,手術前リハビリテーション時に下肢筋力評価,運動耐容能評価,呼吸機能評価の身体機能評価に加え,精神機能評価を行った10例を対象に手術後の早期歩行の可否,深部静脈血栓症の…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 脊髄損傷領域における観察的歩行評価

    草野 凌, 吉川 憲一, 宮田 一弘, Neil David Parry, 石本 立, 古関 一則, 冨田 洋介, 佐野 歩, 矢吹 惇, 水上 昌文 理学療法学 49 (6), 399-407, 2022-12-20

    <p>【目的】Spinal Cord Injury Functional Ambulation Inventory(以下,SCI-FAI)を翻訳し,信頼性を検討した。【方法】国際基準に準じてSCI-FAIを日本語へ翻訳した。不全脊髄損傷者34名を対象とした。評価者2名が動画上でSCI-FAI評価を2回実施した。級内相関係数,Cronbachのα係数,Weighted …

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  • 支援機器開発における多分野多職種連携の課題と専門医がリハビリテーション科医師に求める能力

    中尾 真理, 大西 秀明, 浅川 育世, 田上 未来, 出江 紳一 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 59 (12), 1248-1258, 2022-12-18

    <p>リハビリテーション科専門医を対象として,支援機器開発現場の課題と,機器開発において専門医がリハビリテーション科医師に求める能力についてのアンケート調査を実施し366名より回答を得た.支援機器開発に関与経験をもつ専門医の8割が課題を感じていた.課題とは,医工の共通言語の欠如と現場での使用方法や使用者の障害像の共有の困難さであった.支援機器開発に求める医師の能力は,「患者にとっての機器の必要性…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献2件

  • 主観的実感を認識するまでに必要な身体パフォーマンステストの客観的変化量

    有田 真己, 岩井 浩一, 万行 里佳 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 39-39, 2022-12-01

    <p>【目的】</p><p>本研究の目的は、まず、運動による効果の主観的実感と身体パフォーマンステストの客観的結果との関連を定量化し、主観的実感を認識するまでに必要な身体パフォーマンステストの客観的変化量のカットオフ値を明らかにすることである。</p><p>【方式】</p><p>要支援・要介護者48名を対象に5種類の在宅筋力トレーニングを2か月間にわたり週5日実施した。身体パフォーマンステスト(…

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  • 通所リハビリテーション利用者の入浴状況と心身機能およびADLとの関連

    村田 和隆, 岩井 浩一, 堀田 和司, 白石 英樹 理学療法科学 37 (2), 237-245, 2022

    <p>〔目的〕通所リハビリテーション(デイケア)利用者の入浴状況に関連する各種要因について調査を行った.〔対象と方法〕デイケア2施設の利用者102名(男性35名,女性67名,平均年齢82.1 ± 7.2歳)とした.データ収集は調査票を用いて行い,研究対象者の入浴状況から,自宅入浴群,デイケア入浴群,併用群の3群に分類し統計処理を行った.〔結果〕デイケア入浴群は移動能力,入浴関連ADL遂行能力が低…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 母性看護学実習における看護学生の学び

    小野 加奈子, 山波 真理, 加納 尚美 日本看護科学会誌 42 (0), 222-230, 2022

    <p><b>目的:</b>本研究は,母性看護学実習における看護学生の学びについて正統的周辺参加の視点から明らかにすることを目的とした.</p><p><b>方法:</b>母性看護学実習を履修した大学4年次の看護学生9名を対象に半構造化面接を実施し,質的記述的に分析した.</p><p><b>結果:</b>母性看護学実習において看護学生は,看護者と【段階的な看護実践】を行ない,正統的周辺参加の過程の中…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 地域理学療法実践者に対する評価指標の使用増加を目的としたKnowledge Translationプログラムの介入効果

    合田 秀人, 岩井 浩一 理学療法科学 37 (1), 1-7, 2022

    <p>〔目的〕Knowledge Translation(KT)プログラムが,評価指標の使用頻度を高める効果があるか,その効果は持続性があるかについて検討する.〔対象と方法〕対象は地域理学療法実践者17 名とし,6種類の評価指標に関する資料の配布およびe-メールによるコミュニケーションを用いた介入を12週間実施した.介入前後および介入終了3ヵ月後の評価指標の使用頻度を調査した.〔結果〕介入直後,…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献18件

  • 学部教育における科目「作業科学」の成り立ちと変遷,そして今後

    齋藤 さわ子, 伊藤 文香, 真田 育依, 木口 尚人 作業科学研究 15 (1), 9-13, 2021-12-25

    ...茨城県立医療大学保健医療学部での「作業科学」科目の誕生の経緯と授業内容の変遷を報告し,作業 科学と作業療法学科の他の科目との連携や,今後の本学における作業科学教育の見通しと課題を考察した....

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  • 潜在ランク理論を用いた大腿骨近位部骨折患者におけるバランス能力ステージの検討

    岩本 紘樹, 田村 俊太郎, 小林 壮太, 武田 廉, 宮田 一弘 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 58 (10), 1169-1180, 2021-10-18

    <p>目的:潜在変数の順序性を検討できる潜在ランク理論(latent rank theory:LRT)を用いて,大腿骨近位部骨折患者のバランス能力ステージを明らかにすること.</p><p>方法:対象は3施設の回復期リハビリテーション病棟へ入院した高齢の大腿骨近位部骨折患者252名から得られた延べ475データとした.バランス評価には,Berg Balance …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献16件

  • ウシの飼育管理作業が大学生の心理・生理的状態に及ぼす影響

    安江 健, 平山 望, 武田 愛生, 小針 大助, 岡山 毅, 小松﨑 将一, 山川 百合子, 佐々木 誠一, 豊田 淳 日本畜産学会報 92 (2), 191-197, 2021-05-25

    <p>ウシの飼育管理作業が農学系大学生の心理・生理的状態に及ぼす影響を調べた.ブラッシング,体重測定,除糞,給餌作業を各5分間実施し,各作業の前後には5分間の安静を含んだ.被験者の心電図と体軸の加速度を連続記録し,試験開始前と終了後には唾液アミラーゼ(sAA)とストレスレスポンススケール(SRS)を測定した.心電図のR-R間隔をスペクトル解析し,それぞれ交感神経と副交感神経活性の指標であるLF/…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献9件

  • Mini-Balance Evaluation Systems Test と Berg Balance Scale の minimal clinicallyimportant difference の検証

    宮田 一弘, 朝倉 智之, 篠原 智行, 臼田 滋 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 58 (5), 555-564, 2021-05-18

    <p>目的:Mini-Balance Evaluation Systems Test(Mini-BESTest)とBerg Balance Scale(BBS)の臨床的に意義のある最小変化量(MCID)に関するシステマティックレビューを行った.</p><p>方法:3つのデータベースとハンドサーチにて検索および収集し,Mini-BESTestとBBSのMCIDを報告している論文を特定した.受信者動…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献22件

  • 理学療法学生における実習前客観的臨床能力試験 (OSCE) と臨床参加型実習到達度との関連性

    上岡 裕美子, 篠崎 真枝, 橘 香織, 山本 哲, 宮田 一弘, 青山 敏之, 富田 美加 医学教育 52 (2), 97-101, 2021-04-25

    <p>背景 : 理学療法学生において効果的な臨床参加型実習に向けた実習前の客観的臨床能力試験 (OSCE) のあり方を検討するため, 実習前OSCEと実習到達度との関連を明らかにすることを目的とした. 方法 : 理学療法学科4年生79人を対象に, OSCEと知識試験成績, 実習中の経験症例種類数, 実習到達度を分析した. 結果 : OSCE成績は知識試験成績, 経験症例種類数, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 在宅でインスリン療法を行う要介護者支援のために看護師が介護支援専門員と共有すべき最重要情報項目

    渡辺 忍, 柴山 大賀 日本糖尿病教育・看護学会誌 25 (1), 23-31, 2021-03-31

    <p>インスリン療法を行う要介護高齢者の在宅支援のために医師・看護師と介護支援専門員が連携する上で共有すべき最重要情報項目を明らかにするため,デルファイ法による調査を行った.まず,文献をもとに85項目の情報を選定した.次に糖尿病や在宅医療を専門とする医師と看護師,インスリン療法を行う要介護者支援経験がある介護支援専門員を対象にインタビュー調査で情報が追加され,最終的に選定された140項目の網羅性…

    DOI 医中誌

  • 本学が目指す協働作業型実習導入の現状と効果

    大橋 ゆかり, 篠崎 真枝 理学療法科学 36 (1), 47-51, 2021

    <p>〔目的〕本学科で導入を図ってきた協働作業型実習の現状を調査し,効果を検証することを目的とした.〔対象と方法〕本学科の4年次臨床実習を2017年度から2019年度に履修した学生124名を対象に,実習前後のObjective Structured Clinical Examination (OSCE)得点と理学療法士としてのアイデンティティスコア(ID)および実習内容に関する質問紙調査を行った…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 野球の打撃における左右打者の相違について

    川村 卓, 波戸 謙太, 小池 関也, 阿江 数通 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 397-, 2021

    <p>野球において右投げにもかかわらず、左打ちが多く存在する理由として、指導書では、川村(2009)は①一塁ベースまで近いこと②体の回転方向が一塁方向であり、走りやすいこと③多くいる右投手は左打者に対して体に近づいてくる投球が多いために左打者が対応しやすいことなどを挙げており、こうした違いがあることは指導現場では指摘されてきた。しかし、これまでの研究のほとんどが左右の区別をすることなく、行われて…

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  • 回復期リハビリテーション病棟における理学療法士の評価指標使用状況およびその選択理由

    合田 秀人, 岩井 浩一, 杉水流 健, 石山 海, 石山 純菜 理学療法科学 36 (5), 675-681, 2021

    <p>〔目的〕回復期リハビリテーション病棟における標準的な評価指標の確立と普及に向けた研究の一環として,評価指標の使用状況および選択理由を明らかにすることにした.〔対象と方法〕回復期リハビリテーション病棟の理学療法部門責任者500名を対象に,質問紙調査を行った.評価指標の使用状況は,運動器および脳血管疾患の2群に分類し比較した.〔結果〕152施設の回答を分析対象とした.2群間の比較では,片脚立位…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献18件

  • O9-2 急性期脳卒中片麻痺者に対するFunctional Ambulation Category(FAC)評価の再現性

    渡邉 大貴, 犬田 知成, 巻 直樹, 丸島 愛樹, 石川 栄一, 松丸 祐司, 松村 明 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 52-, 2021

    <p>【目的】脳卒中片麻痺者の歩行自立度の評価としてFunctional Ambulation Category(以下,FAC)がある.FAC は臨床研究のアウトカムとして既に使用されているが,少なくとも評価者の主観的な要素がスコアに反映されていると予測できる.本研究では,FAC 評価の再現性を確認するために多施設共同研究で得られた患者データを解析し,考察した.</p><p>【方法】対象は急性期…

    DOI

  • P13-2 透析導入前後の一症例における身体活動量の推移と特徴

    大谷 知浩, 海津 陽一, 高橋 悠, 春日 壮晃, 宮田 一弘, 石井 大祐 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 186-, 2021

    <p>【目的】 透析患者における7 年間の生存率をみた疫学調査において、身体活動量が生命予後に影響すると報告されている。透析導入前後の身体活動量(Physical Activity:PA)に焦点を当て調査し、具体的な目標値を示すことは重要と考えられる。そこで本研究の目的は、一症例における透析導入前後のPA を実測し、PA …

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  • 理学療法の介入効果判定におけるMinimal clinically important difference(MCID)の必要性

    宮田 一弘 理学療法学Supplement 48S1 (0), C-77-1-C-77-1, 2021

    <p> 理学療法において評価尺度は,対象者の状態の把握,介入効果の判定,意思決定のために用いられる重要なツールである。評価尺度は,妥当性,信頼性,反応性,解釈可能性という尺度特性が検証されているものを用いることが望ましいが,理学療法で用いられる評価尺度では反応性や解釈可能性の検討が十分でないものも多い。反応性は評価尺度が経時的な変化を検出する能力の程度,解釈可能性は評価尺度の得点に対して意味を割…

    DOI

  • 重症心身障害児と共に生活するきょうだいの想い

    沼口 知恵子, 西垣 佳織, 涌水 理恵, 藤岡 寛, 佐藤 奈保 日本重症心身障害学会誌 46 (3), 315-322, 2021

    本研究は、在宅で生活する重症心身障害児(以下、重症児)のきょうだいが、家族との生活の中で、重症児と自分自身、親・祖父母に対してどのような想いを持っているかを明らかにし、支援を検討する目的で実施した。12歳以上の重症児のきょうだい11名に、半構成面接を実施した。結果、重症児のきょうだいは、重症児を普通のきょうだい、障がいは当たり前と捉えながらも、障がいをもたらす状況への困惑や煩わしさを認識するとい…

    DOI Web Site 医中誌

  • 傾斜板の角度が足部・足関節の骨挙動に及ぼす影響

    福田 有紗, 丸山 将史, 白木 仁 バイオメカニズム学会誌 45 (3), 158-163, 2021

    本研究の目的は,立位撮影機能搭載型 MRIを用いて,足関節外反位荷重時に足部・足関節において生じる骨挙動について明らかにすることである.対象は,健常成人男性 13名とした.対象者の右足部を,平面板, 10 deg傾斜板, 20 deg傾斜板の 3条件にて,立位撮影機能搭載型 MRI(G-scan brio 0.25T(E-saote社))を使用して撮像した.得られた …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献24件

  • 通所リハビリテーションにおける余暇活動の活発さに移動の自立度と手段が及ぼす影響

    山本 光, 滝澤 恵美, 岩井 浩一 理学療法学 48 (5), 482-489, 2021

    <p>【目的】通所リハビリテーションで実施される余暇活動の活発さに,移動能力が及ぼす影響を調べた。【方法】通所リハビリテーションを利用する65 歳以上の97 名(男性30 名,女性67 名)を対象者とした。余暇活動の活発さは評価者1 名が対象者を観察し,活動性と対人関係を評価した。移動能力は施設内での移動の自立度(介助,見守り,自立)と手段(車いす,歩行)を調べ,他の独立変数として年齢,性別,主…

    DOI 医中誌

  • O9-3 急性期脳卒中患者におけるBerg Balance Scale のMinimal clinically important difference の検 討

    武田 廉, 宮田 一弘, 林 翔太, 五十嵐 達也, 飯塚 隆充, 臼田 滋 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 53-, 2021

    <p>【目的】脳卒中患者におけるバランス能力と歩行自立度の関連は強いとされるが,歩行自立度の変化に伴うバランス能力の改善を,評価尺度を使用して定量的に示した報告は少ない。本研究ではバランス評価指標であるBerg Balance Scale(BBS)と歩行自立度の指標であるFunctional Ambulation Category(FAC)の変化量の関連と,BBS のMinimal …

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  • 医療系学生におけるヘルスリテラシーとその関連要因についての検討

    谷口 圭佑, 坂本 晴美, 高田 祐, 六倉 悠貴, 久保田 智洋, 犬田 和成, 岩本 記一, 岩井 浩一 理学療法科学 36 (6), 877-884, 2021

    <p>〔目的〕医療系学生のヘルスリテラシーと関連要因について検討した.〔対象と方法〕医療系専門学校生(193名)を対象に,調査項目は2つのヘルスリテラシー尺度The 14-item Health Literacy ScaleおよびThe European Health Literacy Survey Questionnaire 47(HLS-EU-Q47),Self-Management …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 研究の芽を育て、花を咲かせるために

    方波 見美幸, 市川 睦, 藤岡 寛, 涌水 理恵 日本重症心身障害学会誌 46 (2), 218-218, 2021

    ...20分程度) 以下のメンバーと研究のプロセスと経験を振り返る 研究指導者  市川睦(茨城県立医療大学 看護学科 助教)  藤岡寛(茨城県立医療大学 看護学科 教授) ファシリテータ  涌水理恵(筑波大学 医学医療系 発達支援看護学 准教授, 日重障誌編集委員)...

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  • 床運動における後方伸身宙返り2回ひねりの三次元分析

    針谷 理栄子, 阿江 通良, 阿江 数通, 沼津 直樹, 有井 さやか 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 425-, 2021

    <p>ひねり技に関する研究の大部分は男子選手を対象としたものであり、形態、筋力・パワー等に相違のある女子選手を対象とした研究はあまりみられない。ひねり技を指導するうえでは、選手の形態、筋力・パワー、動作的特徴などを考慮する必要があり、男女のひねり動作を比較することにより指導に役立つ有益なデータが得られるものと考えられる。そこで、本研究では、男子および女子体操選手のロンダート後転とび後方伸身宙返り…

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  • アスリートのリーダーシップに関する研究の動向と今後の展望

    村上 大記, 松元 剛 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 410-, 2021

    <p>スポーツにおけるリーダーシップに関する研究は時流のリーダーシップ理論に沿って行われてきた。特性理論・行動理論・条件適合理論・リーダーメンバー交換理論・変革型リーダーシップ理論と、理論が変遷していく中で長い間研究の中心となっていたのは、コーチをスポーツ集団におけるリーダーとして位置づけた、コーチのリーダーシップを対象とした研究であった。しかしながら、後にアスリートが発揮するリーダーシップがチ…

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  • 地域在住老々世帯における社会参加活動の特性について-横断調査-

    久保田 智洋, 谷口 圭佑, 坂本 晴美, 六倉 悠貴, 巻 直樹, 高田 祐, 中村 茂美, 黒川 喬介, 岩井 浩一 国際エクササイズサイエンス学会誌 4 (1), 1-9, 2021

    [目的] 地域在住の老々世帯における社会参加活動の特性を把握することを目的とする. [対象と方法] 地域在住の老々世帯に該当し,要介護認定を受けていない700名. [方法] 郵送調査.調査項目は,年齢,性別,家族構成,要介護認定の有無,「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」の「地域での活動について」の8項目.[結果] …

    DOI Web Site 医中誌

  • ICU中堅看護師のリハビリテーション看護の実践

    林 諒子, 市村 久美子, 川波 公香 日本看護研究学会雑誌 43 (4), 4_757-4_767, 2020-09-20

    <p>本研究の目的は,ICU看護師のリハビリテーション看護の実践を明らかにすることである。ICUにおけるリハビリテーション看護に積極的に取り組む施設で,ICUでの看護経験が5年以上ある看護師7名を対象に半構成的面接を行い,質的帰納的に分析した。ICU看護師のリハビリテーション看護の実践として,《ICUにいる時点だけでなく患者の今後を見据えたICUでの援助》,《臥床患者の機能維持・全身状態の調整》…

    DOI 医中誌

  • 若手保育士の早期離職にセルフ・コンパッションが及ぼす影響

    水野 雅之, 菅原 大地, 谷 秀次郎, 吹谷 和代, 佐藤 純 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PD-011-PD-011, 2020-09-08

    <p>本研究の目的は,セルフ・コンパッションがストレス,バーンアウト,ワークエンゲージメントを媒介して,若手保育士の早期離職意図に及ぼす影響を明らかにすることであった。入職後5年以内の保育士194名を対象に調査を実施した。セルフ・コンパッションが保育士のストレス,バーンアウト,ワークエンゲージメントを媒介して,早期離職意図に及ぼす影響を検討するために,共分散構造分析を実施したところ,モデル適合度…

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  • アパシーが地域在住高齢者の身体活動量に及ぼす影響

    徳永 智史, 堀田 和司, 藤井 啓介, 岩井 浩一, 松田 智行, 藤田 好彦, 若山 修一, 大藏 倫博 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 10 (2), 73-79, 2020-07-22

    <p>【目的】地域在住高齢者におけるアパシーの身体活動量に及ぼす影響を明らかにする。【対象】2017年7月に茨城県笠間市で行われた長寿健診に参加した地域在住高齢者328名とした。【方法】アパシー評価としてやる気スコア,身体活動量評価としてPhysical Activity Scale for the Elderly,抑うつ評価としてGeriatric Depression Scale …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献9件

  • 3年課程の看護専門学校の新人教員におけるロールモデル

    髙村 祐子, 柳 久子, 川野 道宏, 北島 元治 リハビリテーション連携科学 21 (1), 70-80, 2020-06-30

    <p>【目的】看護専門学校の3年課程に勤務する新人教員の継続教育として集合研修を行い, 受講前後での看護学教員ロールモデル行動の変化を明らかにするとともに, 研修プログラムの有効性を検討する. 【方法】A県内の3年課程に勤務する専任教員を対象に集合研修を2回開催した. その前後で看護学教員ロールモデル行動の自己評価を実施し, 経験年数別に分析した. 【結果】ロールモデル行動自己評価得点は, …

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  • 虚弱高齢者におけるセルフモニタリングを用いた転倒予防方法の検討

    久保田 智洋, 坂本 晴美, 六倉 悠貴, 岩井 浩一 作業療法 39 (3), 282-291, 2020-06-15

    本研究では,セルフモニタリングによる効果的な転倒予防の指導方法を検討した.65歳以上の地域在住虚弱高齢者を対象に,3ヵ月間の介入研究を実施した.介入群は,転倒予防体操に加え活動スケジュール表の作成をした.コントロール群は,転倒予防体操のみであった.介入群は,①下肢筋力の向上や動的バランス能力の向上,歩行能力の向上,②認知機能の改善,③転倒恐怖感・転倒リスクの軽減,④身体的QOLの向上,⑤身体活動…

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  • 男子大学生ラグビー選手における肉離れの疫学調査

    大垣 亮, 大竹 源人, 中根 聡子, 小笹 由希子, 菅野 陽介, 村上 大記, 谷川 聡, 竹村 雅裕 日本アスレティックトレーニング学会誌 5 (2), 123-132, 2020-04-30

    <p>本研究は,男子大学生ラグビー選手を対象に,肉離れの発生率,重症度,外傷負担,発生要因について分析することを目的とした.男子大学生ラグビー選手113名を対象に,2017年から2018年の2年間に発生した肉離れを記録した.肉離れの発生率は,練習時(0.66/1000 player hours)よりも試合時(13.38/1000 player …

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  • 糖尿病神経障害者の歩行変化の検討

    大関 直也 日本臨床生理学会雑誌 50 (1), 33-38, 2020-02-01

    <p>目的:本研究の目的は,糖尿病神経障害(Diabetic Neuropathy;DN)者の速度上昇にともなう歩行指標の変化を明確にすることである.</p><p>方法:DN 者と歩行指標に影響すると思われる背景因子である年齢,性別,BMI を調整した神経障害を有しない糖尿病(Diabetes Mellitus;DM)患者および非糖尿病(non …

    DOI 医中誌

  • 糖尿病足病変の予防に向けた糖尿病神経障害者の歩行中の中足趾節関節角度変化の研究

    大関 直也 日本臨床生理学会雑誌 50 (1), 27-32, 2020-02-01

    <p>目的:本研究の目的は糖尿病神経障害(DN)者の快適歩行中の中足趾節関節(MTPj)の角度変化を明らかにすることである.</p><p>対象と方法:対象は安静時MTPj 伸展角度制限のないDN 群19 例と非糖尿病者(non DM 群)15 例とした.三次元動作解析装置を用いて,快適歩行におけるMTPj の角度を計測した.各対象における歩行計測5 試行の平均値を算出した.歩行中のMTPj …

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  • 地域在住高齢者における外出記録表を用いた 外出支援プログラムの効果

    若山 修一, 堀田 和司, 藤田 好彦, 藤井 啓介, 白石 英樹, 藪下 典子, 巻 直樹, 中野 聡子, 柳 久子 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 9 (4), 167-173, 2020-01-31

    <p>【目的】高齢者の健康増進や介護予防には,外出頻度を高めるとともに身体活動を促すことが重要である。本研究は,地域高齢者に対して外出記録表を用いたプログラムを実施し,その効果について検討した。【対象】介護予防教室に参加された地域在住高齢者を対象とし,対照群45名,介入群22名に振り分けた。【方法】介入群には,対照群のプログラムに加えて外出記録表を用いたセルフモニタリング及び支援者との対話を含め…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 動作能力と家族介護力から予後予測を行い自宅退院が困難と考えられた症例

    荻野 沙月, 五十嵐 達也, 田中 真稔, 宮田 一弘 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), F-066-, 2020

    <p>【はじめに】大腿骨近位部骨折を呈した患者の退院先に関わる要因として,認知機能,受傷前歩行能力,退院時Functional Independence Measure(FIM),同居者の有無などが挙げられる.それらに加え,家族介護力を定量的に評価する「家族介護力スコア」の重要性も示唆されている.今回,この家族介護力スコアとActivities of Daily …

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  • 急性期脳梗塞患者におけるMini-Balance Evaluation Systems Testの反応性の検討

    武田 廉, 大熊 彩, 小山 智寛, 星野 雄哉, 菅 博貴, 高橋 直哉, 五十嵐 達也, 宮田 一弘 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), O-085-, 2020

    <p>【目的】動的バランス評価指標であるMini-Balance Evaluation Systems Test(MB)は、Berg Balance Scale (BBS)等の他のバランス評価指標と比較し天井効果が少なく、より多くのバランス構成要素を有する評価であると報告されている。本研究の目的は、急性期脳梗塞患者におけるMBの反応性の検証を行い、その他のバランス評価指標と比較することで、MBの…

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  • 茨城県における小児リハビリテーションと特別支援学校の連携の歩みとこれからの課題

    高橋 一史 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), 0013-, 2020

    <p> 2007年に障がいの種類や程度に応じ特別の場で指導を行う「特殊学級」から、障がいのある児童生徒一人ひとりのニーズを把握し適切な教育的支援を行う「特別支援教育」が改正学校教育法において法的に位置付けられた。特別支援教育は教育のみでなく、医療、福祉、労働と様々な側面からの取り組みが求められ、専門家の活用が積極的に行われるようになった。理学療法士も専門家として学校現場で指導、助言を求められるニ…

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  • 3軸加速度センサーを用いた通所型介護予防事業 対象高齢者における身体活動の検討

    藤田 好彦, 堀田 和司, 藪下 典子, 中野 聡子, 巻 直樹, 若山 修一, 柳 久子 理学療法科学 35 (1), 95-100, 2020

    <p>〔目的〕地域在住虚弱高齢者を対象に,加速度センサーを用いて身体活動(PA)を定量的に測定し,特徴を捉えること.〔対象と方法〕2014年6月~2015年9月に開催された介護予防教室に参加した高齢者32名(男性11名,女性21名)とした.ミニメンタルステート検査(MMSE),生活移動尺度(LSA),身体機能評価(握力,5回椅子立ち上がり,Timed-Up …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 理学療法学生の感じた臨床実習の困難ならびに学生の望む実習指導の検討

    篠崎 真枝, 深谷 隆史, 浅川 育世, 大橋 ゆかり 理学療法科学 35 (3), 371-379, 2020

    <p>〔目的〕理学療法学生が感じた臨床実習の困難ならびに学生の望む実習指導を明らかにする.〔対象と方法〕臨床実習を修了した学生16名に対し半構造化面接を行い,内容分析した.〔結果〕記録単位数の多かったカテゴリーは,臨床実習の困難では,【C⑪学生が患者に評価や治療介入を実施するうえでの困難】や【C⑥学生と指導者の質問や助言のやりとりで生じる困難】などの15カテゴリーであり,学生の望む指導では,【D…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献1件

  • 健康行動の変化を促す介護予防活動の効果検証

    篠原 智行, 齊田 高介, 田中 繁弥, 宮田 一弘, 山上 徹也 理学療法学Supplement 47S1 (0), I-10-I-10, 2020

    <p> 【はじめに】</p><p> 近年の介護予防では,健康行動の変化を含めた多角的アプローチが注目されている。今回,健康行動の変化を目的に,地域在住高齢者が体力測定結果のフィードバックを受け,集団で課題分析を行い,活動内容を考える展開を実践した。その介入の有効性を,体力測定結果のフィードバックのみの群との比較にて検証した。</p><p> 【方法】</p><p> …

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  • 地域在住高齢者における前頭葉機能と作業遂行能力の関係について

    久保田 智洋, 坂本 晴美, 六倉 悠貴, 谷口 圭佑, 黒川 喬介, 高田 祐, 岩井 浩一 国際エクササイズサイエンス学会誌 3 (1), 5-12, 2020

    [目的] 地域在住高齢者の遂行機能,日常生活に関する作業遂行の特性を把握することで,地域生活維持に向けた取り組みを検討することである.[対象と方法] 対象者は,地域在住高齢者42名.調査項目は,年齢,性別,前頭葉機能検査(FAB),作業に関する自己評価短縮版(OSA-SF),動的バランス能力(TUG),認知機能検査(MMSE),SF-8とした. [結果] …

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  • 転倒歴のある超高齢患者に動作練習を中心に介入したことで転倒恐怖感が改善した症例

    谷 友太, 平澤 直己, 五十嵐 達也, 宮田 一弘 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), F-044-, 2020

    <p>【はじめに】近年,転倒と転倒恐怖感との関連が注目されているが,その評価指標は臨床において頻用されていない.転倒恐怖感を持つ超高齢患者に対し動作練習を中心に介入したところ,Modified Falls Efficacy Scale (MFES)の特定の項目が改善したため報告する.</p><p>【説明と同意】本発表はヘルシンキ宣言に基づき,本症例に説明し同意を得た.</p><p>【症例情報】症…

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  • 基本動作およびバランスに関する臨床評価指標の実態調査

    岩本 紘樹, 篠原 智行, 朝倉 智之, 大角 哲也, 宮田 一弘, 臼田 滋 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), P-026-, 2020

    <p>【目的】理学療法士の基本動作とバランスに関する臨床評価指標の認知度と使用度を明らかにする。</p><p>【方法】対象は群馬大学大学院に在籍歴のある理学療法士56名とし、アンケート調査を実施した。Berg Balance Scale(BBS)、Functional Reach test(FRT)、Timed up &amp; go …

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  • 当院のリハ専門職を対象とした人生の最終段階における医療に関する意識調査について

    荒木 綾平, 五十嵐 達也, 宮田 一弘 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), P-094-, 2020

    <p>【目的】Advance Care Planning(以下ACP)とは、人生の最終段階における医療・ケアについて、本人が家族や医療・ケアチームと、事前に繰り返し話し合うプロセスのことで、これに関連した人生の最終段階における医療に関する意識調査が、厚生労働省主体で実施されている。現在、リハビリテーション専門職(リハ専門職)に向けて行われた調査は見当たらない。そこで、ACPの啓蒙も含めて、当院の…

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  • 大学野球選手の投球側肩関節における上腕骨頭-肩甲骨関節窩後縁の骨間距離と外旋角度との関係

    髙橋 真, 岩本 浩二, 門間 正彦, 水上 昌文 理学療法学 47 (2), 138-145, 2020

    <p>【目的】大学野球選手における投球側肩関節の外旋角度の増大に伴う上腕骨頭-肩甲骨関節窩後縁の骨間距離(以下,PGHD)を明らかにすることである。【方法】対象は大学野球選手11 名の投球側肩関節11肢とした。MRI 撮像時の肩関節肢位は肩90°外転位から90°,100°,110°外旋位の3 肢位とし,各肢位のPGHD を計測した。【結果】PGHD …

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  • 地域在住高齢者におけるアパシーと身体機能および 認知機能の関連

    徳永 智史, 堀田 和司, 藤井 啓介, 岩井 浩一, 松田 智行, 藤田 好彦, 大藏 倫博 理学療法科学 35 (2), 223-227, 2020

    <p>〔目的〕地域在住高齢者におけるアパシー有症率の調査および,アパシーと身体・認知機能との関連を明らかにする.〔対象〕2017年7月茨城県笠間市で実施した長寿健診に参加した,地域在住高齢者328名とした.〔方法〕アパシー評価としてやる気スコアを,身体機能評価として握力,5回椅子立ち上がりテスト,開眼片足立ちテスト,Timed up and go …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • 地域在住高齢者を対象とした姿勢時間と座位行動時間における前期・後期高齢者の比較検討

    藤田 好彦, 若山 修一, 藤井 啓介, 堀田 和司 理学療法科学 35 (2), 199-204, 2020

    <p>〔目的〕地域在住前期・後期高齢者を対象とし,在宅生活における各姿勢時間と座位行動(SB)時間の特徴を明らかにすること.〔対象と方法〕一般介護予防教室の参加者137名(男性22名,女性108名,年齢74.0 ± 4.7歳)を対象に年齢・性別および質問紙調査(入院歴・運動習慣・家庭内役割・社会的役割),身体機能評価(握力,開眼片脚立ち,5回椅子立ち上がり,Timed-Up and Go …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 地域在住高齢者における歩行の 加齢変化にみる自己調整

    滝澤 恵美, 岩井 浩一, 伊東 元 理学療法科学 35 (4), 557-563, 2020

    <p>[目的]本研究は歩行変数の加齢変化の様式とタイミングを調べ,高齢者の歩行を調整の観点から解釈することを目的とした.[対象と方法]8年にわたる全6回の測定に3回以上参加した65歳以上の高齢者53名を対象者とした.5 m歩行テストによる最大および自由歩行速度,10 m歩行テストによる自由歩行の重複歩距離,歩隔,重複歩距離の変動係数(CV)を調べた.[結果]加齢に伴い,最大および自由歩行速度は低…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献22件

  • 軽微な頭部外傷後にKlüver-Bucy症候群を来した小児の1例

    大黒 春夏, 中山 智博, 白井 謙太朗, 渡辺 章充, 渡慶 次香代, 中山 純子, 中島 光太郎, 岩﨑 信明 脳と発達 52 (6), 403-407, 2020

    <p> Klüver-Bucy症候群 (KBS) は側頭葉障害によって精神的盲目や視覚失認, 視覚性過反応, 口唇傾向, 情動の変化, 過度な性的反応等の特徴的な症状を示す症候群である. 今回, 軽微な頭部外傷にもかかわらずKBSの症状を呈した小児を経験した. 症例は5歳の男児. 転倒による頭部打撲後に口唇傾向, 視覚刺激に対する極端な無反応, 易怒性の出現, …

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  • 回復期リハビリテーション病棟脳卒中入院患者における栄養状態の程度と栄養支援の効果の関連性

    松井 智子, 長谷川 智, 宮田 一弘, 幸地 大州, 渡辺 真樹, 柳澤 正, 臼田 滋 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), O-082-, 2020

    <p>【目的】回復期リハビリテーション(リハ)病棟へ入院する脳卒中患者の6 〜62%に低栄養を認めるとされている。当院では平成26年より栄養支援が開始され、Albumin(ALB)2.9g/dL以下、または体重減少や食事摂取量低下を認めた患者に対して栄養支援を行っている。本研究の目的は、栄養状態の程度と栄養支援の効果の影響を検討することである。</p><p>【方法】対象は回復期リハ病棟へ入院した…

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  • 大腿骨近位部骨折後の高齢女性の歩行速度に関連するBalance Evaluation Systems TestのセクションのCutoff値

    宮田 一弘, 長谷川 智, 岩本 紘樹, 篠原 智行, 臼田 滋 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), O-069-, 2020

    <p>【目的】大腿骨近位部骨折は高齢女性で受傷率が高く、歩行能力については受傷前まで回復しにくい。歩行速度にはバランス能力の関与が大きいが、どのバランス構成要素が歩行速度と関連しているかは不明である。そこで、本研究ではBalance Evaluation Systems Test (BESTest)のセクションを用いて、大腿骨近位部骨折後の高齢女性の歩行速度を判別するCutoff値を明らかにする…

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  • 受傷後3週以内の前十字再建術の有用性

    山梨 裕貴, 絹笠 友則, 佐藤 祐希, 渡辺 新, 六崎 裕高, 池田 耕太郎 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 40 (1), 84-87, 2020

    <p>目的:受傷後3週以内に施行した前十字靱帯再建術の有用性と合併症の検討.</p><p>対象と方法:2012年4月から2017年6月に,Tegner activity level 5以上でハムストリング腱による1重束再建術を施行した86例.受傷後3週以内の再建例(早期群)が36例,受傷後3週での再建例(待機群)が50例.術後1ヵ月,3ヵ月,1年の可動域,術後3ヵ月,6ヵ月の筋力健患比,膝安定性…

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  • 急性期脳卒中患者におけるMini-Balance Evaluation Systems Test の尺度特性の検討

    武田 廉, 五十嵐 達也, 大熊 彩, 小山 智寛, 星野 雄哉, 宮田 一弘 理学療法学 47 (6), 507-514, 2020

    <p>【目的】急性期脳卒中患者におけるMini-Balance Evaluation Systems Test(以下,Mini-BESTest)の妥当性,信頼性,反応性,解釈可能性を検討した。【方法】対象は脳卒中患者 42 名とした。Mini-BESTest と他の評価尺度の相関関係,内的一貫性,既存のバランス評価尺度との変化量の相関関係,および歩行自立度の判別精度を検討した。【結果】バランスお…

    DOI 医中誌

  • 核医学治療における放射線技術

    花岡 宏平, 宮司 典明, 米山 寛人, 尾川 松義, 前田 貴雅, 坂口 健太, 飯森 隆志, 對間 博之 日本放射線技術学会雑誌 76 (12), 1237-1247, 2020

    <p>Targeted radioisotope therapy (TRT) is a radiotherapy using radioisotope or drug incorporating it and has been used as a treatment for selectively irradiating cancer cells. In recent years, …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献65件

  • 地域在住独居高齢者と同居高齢者における作業遂行能力の比較について

    久保田 智洋, 坂本 晴美, 六倉 悠貴, 谷口 圭佑, 岩本 記一, 高田 祐, 黒川 喬介, 岩井 浩一 国際エクササイズサイエンス学会誌 3 (2), 1-7, 2020

    [目的] 本研究の目的は,地域在住の独居高齢者および同居高齢者の作業遂行能力を比較し,独居生活を継続する支援方法を検討することである. [対象と方法] 地域在住の独居および同居高齢者124名. [方法]郵送調査.調査項目は,基本情報(年齢および性別),同居家族の有無,OSA-SF有能性 とした. [結果] …

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  • 左視床梗塞によりAtaxic Hemiparesisを呈した一症例のバランス能力の長期経過

    阿久澤 知恵, 五十嵐 達也, 高根 和希, 宮田 一弘 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), F-012-, 2020

    <p>【はじめに】視床の損傷による小脳性運動失調は視床性運動失調と言われる。また、運動失調と同側に運動麻痺を伴うとAtaxic Hemiparesisとされ、その症例の予後やリハビリテーションにまで言及した報告は少ない。今回はAtaxic Hemiparesisを呈した症例のバランス能力に着目した長期経過を報告する。</p><p>【説明と同意】本発表はヘルシンキ宣言に基づき、本症例に口頭で説明し…

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  • 国内の核医学検査における追加撮像の実態調査

    加藤 豊大, 市川 肇, 三輪 建太, 奥田 光一, 澁谷 孝行, 長木 昭男, 對間 博之 日本放射線技術学会雑誌 76 (3), 285-294, 2020

    <p>The aim of the present study was to clarify the routine protocols and the frequency of added or omitted imaging on nuclear medicine imaging in Japan. A nationwide survey on routine protocols and …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献48件

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