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検索結果 224 件

  • 会陰アプローチによる修復術術後に再燃した難治性直腸尿道瘻に対してYork-Mason法が有効であった1例

    小島 正継, 三宅 亨, 植木 智之, 清水 智治, 谷 眞至 日本大腸肛門病学会雑誌 75 (6), 297-301, 2022

    ...<p>症例は76歳男性.前立腺癌に対して腹腔鏡下前立腺全摘術施行後10日目に気尿が出現し直腸尿道瘻と診断された.膀胱瘻およびS状結腸人工肛門を造設したが自然治癒に至らなかった.薄筋皮弁を用い会陰アプローチによる直腸尿道瘻修復術を施行したが直腸尿道瘻が再燃した.そのため経括約筋的アプローチであるYork-Mason法を施行したところ直腸尿道瘻は閉鎖した.瘻孔再燃のないことを確認し膀胱瘻および人工肛門とも...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • O6-3 人工股関節全置換術後早期における股関節内転筋へのダイレクトストレッチングの効果

    松井 拓巳, 平尾 利行, 妹尾 賢和 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 38-, 2021

    ...評価と介入は同一検者が行い、薄筋と長内転筋に対し、DS またはSS を30 秒2 セットずつ実施した。統計解析は、群間と時期の2 要因で分割プロットデザインによる分散分析を用いて検討し、交互作用を認めた項目に対し下位検定を行った(P<0.05)。</p><p>【倫理的配慮】本研究はヘルシンキ宣言に基づき、当院の倫理委員会の承認(承認番号:2019033)を得て実施した。...

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  • O2-1 ACL 再建術後6 カ月時のACL-RSI に関連する術前因子について

    原田 拓実, 渋谷 悠太, 妹尾 賢和 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 16-, 2021

    ...</p><p>【方法】2018 年1 月から2020 年3 月までに当院にて半腱様筋腱,薄筋腱による初回ACL 再建術を施行した71 例</p><p>(男性25 例,女性46 例),平均年齢28.2(13~57)歳を対象とした.調査項目はBMI,術後6 カ月時のACL-RSI,術前のHeel Height Difference(以下HHD),膝関節前後動揺性健患差,大腿周径左右差,Tegnar activity...

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  • 放射線化学療法後に根治切除を行ったFournier壊疽合併局所進行直腸癌の1例

    吉岡 隆文, 宮崎 彰成, 丸山 尚嗣, 田中 元, 貝沼 修, 夏目 俊之, 清水 辰一郎 日本臨床外科学会雑誌 82 (9), 1715-1720, 2021

    ...<p>症例は70歳の男性.会陰部痛を主訴に救急搬送となり,左臀部の腫脹と熱感を認め,CTで狭窄を伴う直腸癌とその周囲にairと液体貯留を認め,左臀部まで広がっていた.直腸癌によるFournier壊疽の診断でデブリドマンと人工肛門造設を行い,術後感染コントロールがついたため,局所進行直腸癌に対して,術後29日目から術前放射線化学療法を行い,PRの判定で術後117日目に骨盤内臓全摘術・左大腿薄筋皮弁再建...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 肩広範囲腱板断裂に対する半腱様筋・薄筋腱移植の適応

    日野 雅仁, 松田 智 肩関節 44 (1), 90-93, 2020

    ...一次修復が困難な広範囲腱板断裂は治療に難渋する.半腱様筋腱と薄筋腱移植術(以下ST/G移植)の術後成績を評価し,術式の適応について検討した.2012年から2018年までの対象患者101例に対し,術前後の肩関節可動域,前方挙上筋力,JOAスコア,Quick DASH,術前単純X線のHamada分類,術後1年時MRIでSugaya分類を用いて検討した.肩関節自動可動域,前方挙上筋力,JOAスコア,Quick...

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  • 深部感染を伴った両肘関節重度熱圧損傷に対し,両側の有茎広背筋皮弁移植にて肘関節機能を温存した1症例

    大野 義幸, 白井 之尋 日本肘関節学会雑誌 27 (2), 350-355, 2020

    ...は壊死に陥り前腕切断ならびに肘関節露出状態となった.右上肢も前腕屈筋群切除,正中,尺骨神経切除,尺骨動脈切除,肘関節露出状態で受傷2.5か月後に当院転院となった.左肘は同側広背筋皮弁で被覆再建した.右上肢は上腕部で下尺側側副動脈茎の血管柄付き尺骨神経を挙上して前腕へ移行し正中神経を架橋修復後,同側の広背筋皮弁で被覆再建した.追加手術を要したが創治癒ならびに両肘関節の機能温存が得られた.右上肢は遊離薄筋皮弁移植...

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  • トレーニング期前後の スプリントパフォーマンス向上に伴う筋の形態的特徴の変化

    吉本 隆哉, 髙橋 英幸, 杉崎 範英, 千葉 佳裕 デサントスポーツ科学 40 (0), 196-205, 2019-06-07

    ...陸上競技実験場においてスパイクを着用させたうえで,60mの全力走を2本行わせた.トレーニング期の前後で,疾走速度が向上した被検者をV+群,減少した被検者をV-群に振り分け,両群の筋横断面積の変化からスプリント能力に関与する骨格筋を探索することとした.その結果,最大疾走速度と13筋(外側腹筋群,大腰筋,脊柱起立筋,大臀筋,中・小臀筋,外側広筋,中間広筋,内側広筋,縫工筋,大腿二頭筋,半腱様筋,半膜様筋および薄筋...

    DOI Web Site 医中誌

  • 下行結腸癌管腔内implantationによる転移性痔瘻癌の1例

    森岡 広嗣, 小針 文, 五藤 倫敏, 山崎 滋孝, 岡澤 裕, 青木 順 日本大腸肛門病学会雑誌 72 (5), 226-233, 2019

    ...したところ病理組織検査で瘻管に高分化管状腺癌を認めた.免疫組織学的検査ではCK7陰性,CK20陽性であり,組織型も下行結腸癌と一致したことから転移性痔瘻癌と診断した.切離断端に癌遺残を認め,残存瘻管の局所切除術を施行したが,再度癌遺残となったため放射線療法を行った.治療後1.5年に会陰部に腫瘍出現を認めたため生検を行ったところ転移性痔瘻癌の再発であった.遠隔転移はなく,根治切除が可能と判断し,直腸切断術+薄筋皮弁形成術...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 前立腺全摘出後の直腸尿道瘻に対して腹腔鏡による経腹的操作を併用した経会陰的薄筋弁充填術を施行した1例

    笹本 真覇人, 渡邉 純, 小暮 悠, 諏訪 雄亮, 諏訪 宏和, 樅山 将士, 石部 敦士, 大田 貢由 日本大腸肛門病学会雑誌 72 (1), 26-31, 2019

    ...に瘻孔部の切除施行後に,右薄筋弁を採取し,腹腔鏡による経腹的操作を併用することで瘻孔部に完全に右薄筋弁を充填することが可能であった.術後合併症なく経過し,術後8日目に退院となった.術後4ヵ月目に施行した膀胱造影で瘻孔閉鎖を確認し,同月に回腸人工肛門閉鎖術を施行した.術後2年5ヵ月現在再発なく経過している.経会陰的到達法に腹腔鏡による経腹的操作を併用することで低侵襲かつ,より確実に瘻孔部に薄筋弁を充填...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 4回目の尿道形成術により再建し得た後部尿道外傷の一例

    山田 真海, 堀口 明男, 河村 一樹, 尾島 健一郎, 新地 祐介, 伊藤 敬一, 淺野 友彦, 東 隆一 日本泌尿器科学会雑誌 109 (3), 173-177, 2018-07-20

    ...膀胱瘻管理されていた.外尿道口は度重なる治療により医原的に閉塞していた.陰囊正中から陰茎根部右側を経由し,下腹部まで皮膚切開を加えた.陰茎根部で陰茎海綿体を全周に剥離,瘢痕内に埋没する尿道を授動し,盲端で離断した.中枢側盲端を膀胱瘻から挿入したブジーの触感で同定し,周囲の瘢痕を充分に除去して健常な尿道粘膜を露出した.4-0吸収糸で8針結節縫合により尿道端々吻合を行い,吻合部および授動した尿道周囲を有茎薄筋弁...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献5件

  • G-CSF産生の外陰部有棘細胞癌の1例

    原藤 緑, 田中 隆光, 鎌田 昌洋, 大西 誉光, 多田 弥生, 野澤 慶次郎, 武藤 智, 綾部 琢哉, 渡辺 晋一 Skin Cancer 33 (1), 45-49, 2018

    ...骨盤内臓器を切除し骨盤内と右鼠径リンパ節郭清術施行,薄筋皮弁で再建。切除標本も高分化SCCで断端陰性。右鼠径リンパ節に2/9個転移。抗G-CSF抗体の免疫染色で腫瘍細胞が点状に染色された。術後白血球数,血清SCC値,G-CSF値は低下。術後50日目に再発,肺転移を伴い白血球数,血清SCC値,G-CSF値は再上昇し術後63日目に永眠。</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 三期的に手術を行った臀部慢性膿皮症から続発した有棘細胞癌の1例

    市川 善章, 溝尻 岳, 丸山 憲太郎, 石川 慧, 萩 隆臣, 岡 博史 日本臨床外科学会雑誌 78 (4), 881-887, 2017

    ...して切開排膿等の手術の既往があった.造影CTやMRIにて左臀部皮下を首座とする広範囲の腫瘍性病変を認め,遠隔転移は認めなかった.生検にて有棘細胞癌と診断された.腫瘍の出血や難治性膿瘍および疼痛のコントロールが困難であり,QOLやADL改善目的で腫瘍切除の方針とした.一期目に人工肛門造設を行い,局所の感染制御を行った.二期目に広範囲腫瘍切除術を行った.病理検査にて切除断端の陰性を確認した後に三期的に薄筋弁...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 腹腔鏡下手術で根治しえた直腸癌術後難治性直腸膣瘻の1例

    田中 涼太, 中澤 一憲, 河本 真大, 亀谷 直樹, 平川 俊基, 加藤 幸裕, 金原 功, 山田 靖哉, 西村 重彦, 妙中 直之 日本消化器外科学会雑誌 50 (2), 146-151, 2017

    ...排出を認め,直腸膣瘻と診断された.回腸人工肛門造設術が施行されたが,子宮付属器炎を繰り返すため,精査加療目的に当施設へ紹介受診となった.下部消化管内視鏡検査で直腸吻合部の前壁に径2 cm大の膣との瘻孔を確認した.十分な説明を行い,腹腔鏡下吻合部・瘻孔切除,経肛門的再吻合,経膣的膣壁縫合閉鎖術を施行した.術後経過は良好であり,術後10日目に退院となった.低位前方切除後の直腸膣瘻に対する根治手術として薄筋筋皮弁充填術...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献8件

  • 筋骨格モデルシミュレーションによる歩行中の股関節安定化機構に寄与する筋の検討

    川田 将之, 木山 良二, 大渡 昭彦, 前田 哲男 理学療法学Supplement 2016 (0), 0492-, 2017

    ...対象筋は,右股関節をまたいで走行する筋である,腸腰筋,小・中・大殿筋,大腿筋膜張筋,梨状筋,薄筋,長・大・短内転筋,双子筋,内閉鎖筋,外閉鎖筋,恥骨筋,大腿方形筋,大腿直筋,ハムストリングス,縫工筋とした。本研究では,前額面における筋張力を,頚体角に平行な分力(平行分力)と直交する分力(直交分力)に分解し,平行分力が股関節の安定に寄与すると仮定して分析を行った。...

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  • 介護予防におけるフラダンスの効果について

    笹野 弘美, 平野 孝行, 森田 良文, 佐藤 徳孝 理学療法学Supplement 2016 (0), 1546-, 2017

    ...これらの動きには主に腰方形筋,内腹斜筋,外腹斜筋,腹直筋,脊柱起立筋,中殿筋,小殿筋,大腿筋膜張筋,大内転筋,長内転筋,短内転筋,恥骨筋,薄筋が働いている。インストラクターの動きはこれらの筋を必要に応じて個々にコントロールしている。介入前の高齢者は筋を上手く利用できていないが,レッスンにより徐々に可能となってきた。...

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  • シロテテナガザルにおける二足歩行時の体幹・下肢筋活動の基本パターン

    後藤 遼佑, 岡 健司, 中野 良彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0387-, 2017

    .../p><p></p><p>【方法】</p><p></p><p>1.対象:シロテテナガザル1個体(メス,21歳,体重:6 kg)</p><p></p><p>2.データ収集:表面筋電計(BioLog, S&ME社)を用いて,二足歩行時の身体左側の17の体幹・下肢筋の活動を計測した:脊柱起立筋,腹直筋,外腹斜筋,浅殿筋,中殿筋,大腿筋膜張筋,坐骨大腿筋,縫工筋,大腿直筋,外側広筋,半腱様筋,大腿二頭筋,薄筋...

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  • 前十字靭帯再建術後の片脚ジャンプ動作における股関節内外転運動とジャンプ距離の関係

    福田 航, 横山 茂樹, 山田 英司, 片岡 悠介, 濱野 由夏, 池野 祐太郎, 近石 宣宏, 五味 徳之 理学療法学Supplement 2016 (0), 1196-, 2017

    ...</p><p></p><p>【方法】対象は半腱様筋腱と薄筋腱を用いたACL再建術後1年時の患者19名(平均年齢23.3±7.3歳,男性12名,女性7名)である。測定課題は最大努力での前方片脚ジャンプとした。測定機器は赤外線カメラ10台を用いた三次元動作解析装置VICON MX(VICON Motion Systems,Oxford)と床反力計(AMTI社)4枚を用いた。...

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  • 顔面神経機能再建の進歩と将来

    多久嶋 亮彦 日本耳鼻咽喉科学会会報 120 (2), 97-103, 2017

    ...笑いの再建方法としては, これまでには腓腹神経移植による顔面交叉神経移植術と薄筋移植術を二期的に行ってきた. しかし, この方法は治療期間が長くかかるため, 1990年代後半より広背筋を用いた一期的再建術が主流となっている. さらに最近では, 移植筋の動きがより大きくなるように, 動力源としての神経を2つ選択し, 二重支配を受ける筋肉移植術を行い始めている.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • ボツリヌス療法は中枢性麻痺後の関節拘縮の予防と治療において有効であるが,筋萎縮を助長する

    崎谷 直義, 渡部 大地, 野村 将人, 岩澤 裕之, 島谷 俊亮, 高野 祥子, 小笠原 慎, 脇本 祥夫, 小原 雄太, 鈴木 崚太, 水野 絵理子, 小澤 淳也, 森山 英樹 理学療法学Supplement 2016 (0), 0945-, 2017

    ...BTXは,膝関節屈筋群(大腿二頭筋,半膜様筋,半健様筋,薄筋,腓腹筋)に2週に1回の頻度で筋注した。対照群,脊髄損傷群,脊髄損傷・BTX予防群は実験開始2,4週後に,脊髄損傷・BTX治療群は実験開始4週後に,膝関節をまたぐ筋の切断前後の膝関節伸展ROM(伸展ROM)を測定し,その測定値から,筋による制限(筋性要因)と関節構成体による制限(関節性要因)をそれぞれ算出した。...

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  • 膝前十字靭帯再建術後患者の術後1ヶ月の伸展制限に術前の恐怖心が与える影響

    伊佐次 優一, 岡 智大, 赤宗 一輝, 森 一晃, 和田 治 理学療法学Supplement 2016 (0), 1239-, 2017

    ...</p><p></p><p>【方法】対象は当院にて半腱様筋・薄筋腱による解剖学的一重束再建法によるACL再建術を施行された31名(男性12名,女性19名,平均年齢17.6±1.8歳,Body Mass Index 22.4±1.9 kgm<sup>2</sup>,Tegner activity score7以上)とした。除外基準は複合靭帯損傷例,両側再建例,再々建例とした。...

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  • 前十字靭帯損傷前後におけるカッティング動作の変化

    樋口 武史, 木村 慎之介, 小山 晃生, 竹内 尚人, 北岡 克彦, 木村 剛, 佐々木 賢太郎 理学療法学Supplement 2016 (0), 1200-, 2017

    ...受傷から1週後に損傷側の半腱様筋腱と薄筋腱を用いた再建術が施行された。術後経過は順調で,再建術から6ヶ月後に競技復帰している。</p><p></p><p>動作解析には3次元動作解析装置と床反力計を用いた。運動課題として,被験者は床反力計の前40cmの位置に膝関節屈曲45°の姿勢で立ち,3m前方からボールを受け取る。...

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  • P-166 等速性膝伸展筋力とインピーダンス法を用いた筋肉量の関係性について

    田中 太一, 朝日 達也, 吉井 諒 関東甲信越ブロック理学療法士学会 36 (0), 266-266, 2017

    ...</p><p>【方法】</p><p>平成27 年2 月~平成28 年10 月に当院にて自家半腱様筋および薄筋腱を用いて前十字靭帯再建術を施行、術後リハビリを当院にて継続し術後6 ヶ月を迎えた39 名(男15 名女24 名26.3 ± 11.9 歳)と術後9 ヶ月を迎えた28 名(男11 名女17 名28.9 ± 12.8 歳)を対象とし、膝伸展筋力患健比の高い群、低い群の2 群を中央値で分けた。...

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  • 足関節機械的不安定性に対する鏡視下前距腓靭帯/踵腓靱帯再建術で片脚立位時重心動揺が改善した1例

    倉坪 亮太, 渡邊 裕之, 東山 礼治, 田原 直裕, 門倉 和成, 水野 公輔, 宮城 しほ, 高相 晶士, 福田 倫也 理学療法学Supplement 2015 (0), 1282-, 2016

    ...陳旧性右ATFL損傷,陳旧性右外果裂離骨折,右三角靭帯損傷と診断され,X年2月13日に術側薄筋腱を用いた鏡視下ATFL/CFL再建術,外果裂離骨片切除が施行された。術後の理学療法は術後2日目から底背屈のみの関節可動域練習,術後5日目から装具装着下での歩行練習,術後1か月からジョギングを開始。術後2か月から部分的競技復帰,術後3か月で完全復帰した。...

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  • 外傷性総腸骨動脈損傷後の度重なる人工血管感染に対し薄筋下経路を通した非解剖学的血行再建術の1 例

    山下 洋一, 阪本 浩助, 北本 昌平, 堀井 泰浩 日本血管外科学会雑誌 24 (5), 809-813, 2015

    ...われたが感染は完全に制御されず治療は断念されていた.長期の抗生剤投与により腎機能も廃絶し,維持透析を行っていた別の病院から当科紹介となった.3 カ所に皮膚瘻が形成され,膿が排出しており,造影CT ではバイパス以外からの左下肢への血流は乏しく,一期的な血行再建と感染グラフと除去を予定した.手術は右総大腿動脈-左膝上膝窩動脈バイパス術と感染した人工血管の除去を行った.左大腿部においては新たな人工血管を薄筋下...

    DOI 医中誌

  • 早期運動療法による疼痛の改善に着目した膝内側側副靭帯単独損傷gradeIIIの一症例

    望月 一磨, 早川 和秀, 加藤 純一郎 理学療法学Supplement 2014 (0), 1038-, 2015

    ...KapandjiらによるとMCLの脛骨内側面への付着は脛骨内側にある3つの筋(縫工筋,薄筋,半腱様筋)の停止の上方であると述べており,これはMCLと内側ハムストリングスの癒着や接触によるものであると考えられる。また浅層MCLは内側支持機構で最も重要な安定機構である。田中らは修復MCLの最大破断強度は正常靱帯の40%に満たないと述べており,内側支持機構の筋力強化中心に運動療法を実施した。...

    DOI

  • ACL再建術後における復帰時期の膝筋力の目標値の検討

    田中 龍太, 今屋 健, 藤島 理恵子, 中山 誠一郎, 遠藤 康平, 川村 麻衣子, 戸渡 敏之 理学療法学Supplement 2014 (0), 1008-, 2015

    ...【方法】対象は2010年1月から2013年12月までの間に,当院スポーツ整形外科で半腱様筋・薄筋腱による解剖学的二重束再建法によるACL再建術を施行し,受傷時のスポーツがサッカー,フットサルであった症例である。症例数は,男性167例(27.4±7.9歳,体重98.2±8.4kg),女性:39例(25.1±7.7歳,体重56.6±8.4kg)であった。...

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  • 前十字靱帯再建術後3ヶ月の筋力回復に影響を与える因子の検討

    森 一晃, 和田 治, 赤山 僚輔, 飛山 義憲 理学療法学Supplement 2014 (0), 0034-, 2015

    ...【方法】対象は2013年5月から2014年7月までに当院にて半腱様筋・薄筋腱による解剖学的一重束再建法によるACL再建術を施行され,術後1ヶ月から3ヶ月までの追跡調査が可能であった54名(男性25名,女性29名,平均年齢29.2±12.8歳,Body Mass Index23.0±3.3 kg/m2)とした。除外基準は,複合靭帯損傷例,両側例,再々建例とした。...

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  • 粘液型脂肪肉腫の1例

    今福 恵輔, 秦 洋郎, 森田 裕介, 中山 ちひろ, 北村 真也, 本間 英里奈, 青柳 哲, 安藤 佐土美, 清水 宏 Skin Cancer 29 (2), 206-209, 2015

    ...術前に施行したCTでは薄筋に接して内部の均一な,楕円形の腫瘤を認めた。MRIではT1強調画像で均一な低信号,T2強調像で均一な高信号を認めた。エコーでは境界明瞭で全域に血流の豊富な腫瘤を認め,内部は大小の隔壁で区切られていた。エラストグラフィでは辺縁部で硬く,内部で柔らかい像を認めた。腫瘍細胞は多数の隔壁で区切られており,周囲との境界は明瞭であった。...

    DOI 医中誌 参考文献4件

  • 下肢筋群の活動量と下肢のlateralizationの関係

    岩本 博行, 松岡 健, 江口 淳子, 藤原 賢吾, 中山 彰一 理学療法学Supplement 2013 (0), 0933-, 2014

    ...右リーチ動作時の%MVCは,右中殿筋は平均9.2±4.0%,左中殿筋は平均18.4±9.9%,右薄筋は平均10.1±6.1%,左薄筋は平均16.9±7.1%,右大腿直筋は平均8.1±3.3%,左大腿直筋は平均13.2±8.1%であった。...

    DOI 医中誌

  • ACL再建後の大腿周径と筋組織厚と筋力の関係

    大町 聡, 宮本 梓, 岩崎 翼, 鈴木 美幸, 金子 貴俊, 村山 俊樹, 藤井 廉 理学療法学Supplement 2013 (0), 0978-, 2014

    ...臨床において,前十字靭帯(以下ACL)再建後に周径の測定を用いることが多く,非再建側(以下健側)に比べ再建側(以下患側)は,術式によって半腱様筋や薄筋といった腱採取部の影響が考えられ,健側と患側では周径と筋組織厚,筋力との関係性が異なることが推察される。...

    DOI 医中誌

  • 膝屈筋腱を用いた膝前十字靱帯再建術前後における歩行時立脚期の外部膝関節屈曲モーメントの検討

    池野 祐太郎, 田中 聡, 山田 英司, 福田 航, 片岡 悠介, 二宮 太志, 五味 徳之 理学療法学Supplement 2013 (0), 1418-, 2014

    ...一方,近年多く行われている半腱様筋腱・薄筋腱(膝屈筋腱)を用いたACL再建術後におけるQAGに関する検討はない。そこで今回,膝屈筋腱を用いたACL再建術後患者において,3次元動作解析装置を用いてACL再建術前後でのQAGの検証を目的とする。【方法】対象は,当院で同一術者により膝屈筋腱を用いた多重折二重束解剖学的ACL再建術を施行された12例24肢とした。...

    DOI 医中誌

  • コモンマーモセット下肢骨格筋の肉眼解剖学的解析

    荒川 高光, 寺島 俊雄 霊長類研究 Supplement 30 (0), 54-54, 2014

    ...その遠位部では浅層に薄筋、深層に半腱様筋が停止した。縫工筋と薄筋の間から、大腿動脈・神経から分岐した伏在動脈・神経が現れ、下腿内側部を下行した。長内転筋と大内転筋の境界は不明瞭であった。大内転筋の閉鎖神経支配の筋束と脛骨神経支配の筋束の間を、大腿動脈が前方から後方へと通り抜けていた。下腿では、腓腹神経が脛骨神経の束から分かれ、足底筋の下方、踵骨腱の浅層を内側上方から外側下方へ走行した。...

    DOI

  • 大腿部の巨大骨外性Ewing肉腫と考えられた1例

    西村 景子, 岩田 洋平, 有馬 豪, 西 和歌子, 山之内 芳雄, 鈴木 加余子, 黒田 誠, 野島 孝之, 松永 佳世子 Skin Cancer 27 (3), 333-338, 2013

    ...画像検査では深部は薄筋まで浸潤していたため,筋肉を含めて全摘し遊離植皮術を施行した。腫瘍の全摘出により全身状態は改善し歩行も可能となるなどQOLの改善が得られた。現在術後8ヵ月で局所再発は認められていないが,肺転移を認めている。全摘標本の病理組織所見では小円形の腫瘍細胞が不均一に増殖しており,腫瘍細胞はMIC2およびPAS陽性であり,骨外性Ewing肉腫が最も考えられた。...

    DOI 医中誌 参考文献1件

  • 直腸癌低位前方切除・器械吻合後の直腸膣瘻に対する薄筋筋弁充填術の経験

    藤原 有史, 高塚 聡, 貝崎 亮二 日本大腸肛門病学会雑誌 66 (8), 622-627, 2013

    ...症例は82歳,女性.直腸癌に対し低位前方切除を施行し,再建はdouble stapling techniqueで行った.術後30日目頃より膣より便の排出を認め,直腸吻合部口側縁に直径約2cmの瘻孔形成を確認した.術後直腸膣瘻に対して,薄筋筋弁充填による修復術を選択した.会陰部横切開をおき膣後壁を切開し,瘻孔周囲を剥離した.直腸瘻孔部を閉鎖し,右薄筋筋弁を用いて直腸膣間隙を充填した.膣後壁および会陰部...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献26件

  • Point Cluster法を用いた落下着地時の膝の動態解析

    廣濱 賢太, 木藤 伸宏, 田中 彩, 佐々木 美紀子 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101594-48101594, 2013

    ...すべての被験者のACL再建材料は半腱様筋,薄筋であった。身体特性は,身長1.62±0.06m,体重58.3±5.6kg,肥満度22.1±1.4であった。また下肢に既往のない健常女性(18歳~22歳:平均年齢20±0.87歳)をcontrol群の被験者とした。身体特性は,身長1.59±0.06m,体重52.5±7.1kg,肥満度20.7±3.0であった。...

    DOI

  • ACL損傷再受傷症例の競技復帰時期における膝関節伸展・屈曲筋力および股関節外転筋力の検討

    中田 周兵, 松本 尚, 青木 喜満 理学療法学Supplement 2012 (0), 48102119-48102119, 2013

    ...【方法】 対象は,当院でACL再建術を施行後、ACL損傷再受傷と診断された8例(男性2例,女性6例)とした.取り込み基準は,術後9ヶ月における筋力測定データがある者とし,除外基準は,ACL再建術以外の手術歴がある者、ACL再々受傷の者,明らかな再受傷機転のない者とした.初回再建術式は,全症例で半腱様筋腱および薄筋腱を用いた解剖学的二重束ACL再建術であった.術後リハビリテーションは,術翌々日より患部外...

    DOI 医中誌

  • BTBを用いたACL再建術後の臨床成績の検討

    北島 正透, 饗庭 甲人, 西川 雄二, 松竹 裕輝, 武田 寧, 今屋 健, 下川 元継 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101332-48101332, 2013

    ...【目的】当院では膝前十字靭帯(ACL)再建術はスポーツ種目や競技レベルによって、半腱様筋腱、薄筋腱での再建術(STG法)と骨付き膝蓋腱による再建術(BTB法)を使い分けて行っている。BTB法に関しては文献的に、1.グラフト採取部の疼痛、2.大腿四頭筋筋力回復の遅れが指摘されている。...

    DOI

  • 外性器合併切除を伴う骨盤内臓器全摘にて治癒切除した局所進行痔瘻癌の1例

    西和田 敏, 向川 智英, 高 済峯, 石川 博文, 稲次 直樹, 渡辺 明彦 日本臨床外科学会雑誌 74 (6), 1643-1649, 2013

    ...紹介受診した際には,肛門周囲に多数の二次口を認め,尿道狭窄と膿尿がみられた.痔瘻癌と前立腺部尿道,尿道海綿体球部への瘻孔形成が疑われたが,再三の細胞診,内視鏡的病理検査で悪性細胞を認めなかった.炎症の鎮静化のためシートン法を施行し,その際の生検で腺癌と診断した.横行結腸人工肛門を造設し,手術までの待機期間にmFOLFOX6+panitumumabを4クール行った後,骨盤内臓器全摘,外性器合併切除,左薄筋皮弁再建...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献19件

  • 膝前十字靭帯再建術後における術前・術後筋力の回復の推移について

    田中 龍太, 今屋 健, 藤島 理恵子, 中山 誠一郎, 遠藤 康平, 川村 麻衣子, 戸渡 敏之 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100208-48100208, 2013

    ...【方法】対象は2006から2009年に当院で半腱様筋・薄筋腱によるACL再建術を施行した311例、男性135例(27.6±7.2歳)、女性176例(25.2±7.9歳)である。当院ではスポーツレベルを、レベル0:スポーツ活動なし、レベル1:趣味レベル(下級)、レベル2:趣味レベル(上級)、レベル3:地方(県)大会レベル、レベル4:全国大会レベル、レベル5:トップレベルの6段階に設定している。...

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  • 当院におけるアスレチックリハビリテーション事業の効果検証

    松田 孝史, 水谷 準, 岡澤 武士, 星野 遼, 宮尾 益尚 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100975-48100975, 2013

    ...また、膝前十字靱帯(以下ACL)損傷後、当院にて半腱様筋、薄筋腱で再建術を施行し、スポーツ復帰を目標とする症例の中で、術後3ヶ月以降からアスリハ事業を利用した症例をアスリハ群10名(男性1名、女性9名、平均年齢18.9±4.8歳)、アスリハ事業を希望せず外来リハビリと自主トレーニングを継続した症例を非アスリハ群10名(男性3名、女性7名、平均年齢17.8±4.8歳)とし、術前、術後3、6ヶ月での膝伸筋屈筋筋力...

    DOI

  • 股関節選択的筋解離術後、GMFCSがレベルIIIからIIへ改善した脳性麻痺の1症例

    高木 健志, 楠本 泰士 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101514-48101514, 2013

    ...さらに大内転筋・薄筋・腸腰筋群・ハムストリングスの筋緊張亢進・短縮などにより股関節周囲の拮抗筋間のバランスが崩れ股関節運動の安定性の低下をもたらしていた。また大腿四頭筋の筋力低下や肥満体形も影響し、立位保持時間が短く歩行能力の制限となっていた。股関節の内転拘縮はなかったが、大内転筋や薄筋などの多関節筋の筋緊張が運動時に亢進しやすく、遊脚期の股関節内転を引き起こしていたと考えられた。 ...

    DOI 医中誌

  • 重症心身障害児者へのボツリヌス治療

    根津 敦夫 日本重症心身障害学会誌 38 (2), 243-243, 2013

    ...重症のハサミ足には、長内転筋、内側ハムストリング、薄筋、腸腰筋へ投与し、股関節脱臼の予防を試みる。長袖の着替えが困難な場合には、大円筋、大胸筋、上腕筋、上腕2頭筋、腕橈骨筋に投与する。 有効性 42例の自験例では、39例(93%)に有効で再投与を行った。特に、疼痛はよく軽減し、睡眠障害の改善にもつながった。 股関節脱臼の長期的予防効果も示唆されたが、側彎などの脊柱変形の予防効果は不明であった。...

    DOI 医中誌

  • 人工血管バイパス術後の鼠径部難治性リンパ瘻に対する大網充填による治療経験

    上田 翔, 谷村 信宏, 三里 卓也, 納庄 弘基, 戸部 智 日本血管外科学会雑誌 21 (4), 611-614, 2012

    ...することも多いが,今回われわれは有茎大網充填が有効であった症例を経験した.症例は69歳女性,両側のFontaine分類IV度,Rutherford分類V度の重症下肢虚血に対し,両側総大腿動脈内膜摘除,右腋窩動脈-両側総大腿動脈バイパス術,右総大腿動 脈-膝下膝窩動脈バイパス術を施行した.術後,鼠径部難治性リンパ瘻となり,再縫合閉鎖,癒着術,局所圧迫など施行したが再発した.鼠径部の充填でよく利用される薄筋...

    DOI 医中誌

  • 形態的特徴からみた大内転筋の機能

    滝澤 恵美, 鈴木 大輔, 伊東 元, 藤宮 峯子, 内山 英一 理学療法学Supplement 2011 (0), Ab1332-Ab1332, 2012

    ...なお,内転筋群のうち外閉鎖筋は他の内転筋と明らかに異なる走行と作用を示すため,薄筋は二関節筋であり他の内転筋と異なる特徴を持つため比較群から除外した。大内転筋の筋束および比較群の筋は骨付着部をメスで切離し,表面の結合組織,血管,神経を除去した後に次の計測を行った。体積は,水を入れたメスシリンダーに筋または筋束を入れ増量分を計測した。...

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  • ハムストリング腱を用いたMPFL再建術の短・中期成績

    飯田 奈津子, 真柴 賛, 千頭 憲一郎, 山本 哲司, 中溝 寛之, 森川 健一郎 中国・四国整形外科学会雑誌 24 (2), 381-387, 2012

    As the medial patellofemoral ligament (MPFL) has recently been shown to provide the primary restraint in lateral patellar translation, MPFL reconstruction has become a common procedure. The purpose …

    DOI 医中誌

  • 2平面DYJOCにおける筋活

    久保 雅昭, 鈴木 謙介, 鈴木 文子, 小泉 周也, 武田 直人, 加藤 知生 理学療法学Supplement 2011 (0), Cb0475-Cb0475, 2012

    ...当院ではACL再建術を自家半腱様筋、薄筋腱による二重束再建術を施行している。術後リハビリプログラムは再建ACLに対して愛護的で効果的な下肢荷重連鎖の概念によるスクワットや早期歩行練習などを施行している。2平面DYJOCは下肢先端での2平面同時運動様式であり、動的関節制御と同等の効果が期待されるが、実際の筋活動について研究は行われていない。...

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  • 鵞足部痛が出現した症例を経験して ~C3-7椎弓形成術後の症例~

    山下 託矢, 川村 将司, 河合 秀哉 東海北陸理学療法学術大会誌 28 (0), 91-, 2012

    ...<br> 理学療法は、縫工筋、薄筋に対し選択的反復収縮によるリラクゼーション。膝蓋骨可動性改善目的・脛骨回旋改善目的に大腿筋膜張筋の反復収縮によるリラクゼーション、ストレッチ、大腿二頭筋短頭のフレクションマッサージ、外側膝蓋支帯のストレッチ。足部に対し、後脛骨筋誘導での足部回外運動と足関節底屈位での内在筋強化を実施。...

    DOI 医中誌

  • 膝前十字靭帯再建術の術後筋力に影響を与える術前因子について

    上野 弘樹, 後藤 伸介, 木下 潤子, 岡本 江美, 中村 立一 東海北陸理学療法学術大会誌 28 (0), 106-, 2012

    ...<br><b>【方法】 </b>対象はACL断裂の初回受傷例で、当院にて平成22年2月から平成23年12月の間に半腱様筋腱または半腱様筋腱及び薄筋腱を用いたACL再建術を施行した症例とした。その中から両側損傷例や複合靭帯損傷例を除外し、術前及び術後での等速性膝屈曲・伸展筋力の測定が可能だった22例について分析した。平均年齢は32.4±13.5歳で、性別は男性6例、女性16例であった。...

    DOI 医中誌

  • 薄筋弁により修復,治癒した難治性直腸膣瘻の手術経験

    中田 泰彦, 間宮 孝夫, 神野 大乗, 濱田 良機 日大医学雑誌 71 (3), 198-201, 2012

    ...症例は 38 歳女性,正常分娩 6 ヶ月後に膣からの排便を自覚した.双孔式人工肛門造設術を施行し経過観察したが瘻孔部が完全閉鎖しないため大腿部薄筋を用いて修復し治癒に至った.長期に渡り経過観察してきたが再発はなく,経過中第 2 子を正常分娩で出産したことから直腸膣瘻に対する外科的治療の一つとして薄筋弁による修復は有用な手技であると考えられた....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献15件

  • 膝前十字靱帯再建術後における術前・術後膝筋力の関連性について

    田中 龍太, 今屋 健, 中山 誠一郎, 藤島 理恵子, 遠藤 康平, 戸渡 敏之 関東甲信越ブロック理学療法士学会 30 (0), 121-121, 2011

    ...<BR> <B>【対象と方法】</B>対象は2006年から2009年に当院で半腱様筋・薄筋腱によるACL再建術を施行した148例、そのうち男性は75例(28.6±8.8歳)、女性は73例(27.9±11.3歳)であった。筋力測定はBiodex System3を用い、60deg/secで行った。...

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  • 膝前十字靱帯再建術にて膝深屈曲機能温存のため屈筋腱部分採取を施行した症例の検討

    倉田 勉, 小口 敦, 本所 泰子, 藤原 慎也, 鈴木 徹, 矢内 宏二, 笹原 潤, 鮫島 康仁, 小黒 賢二 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI1317-CbPI1317, 2011

    ...我々は2008年11月より深屈曲機能を温存することを目的に、移植腱に用いる腱(半腱様筋(以下ST)腱単独、またはST腱、薄筋(以下G)腱の両方)を筋から付着部まで数mm幅残し、部分的に腱採取することで深屈曲筋力低下を防止できる可能性を報告してきた。...

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  • 膝屈筋腱を用いた膝前十字靭帯再建術後の膝蓋骨高の変化

    神原 雅典, 島田 周輔, 石原 剛, 水元 紗矢, 加藤 彩奈, 浅海 祐介, 吉川 美佳, 千葉 慎一, 大野 範夫 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI1320-CbPI1320, 2011

    ...目的】<BR>我々は,第45回本学術大会において,膝蓋腱を用いた膝前十字靭帯(以下,ACL)再建術後患者における術後の膝蓋骨高の変化を検討し,スポーツ復帰等には問題ないものの,再建術前と比較し膝蓋骨高は矢状面上で低下している事を報告した.一方,本邦でのACL再建術は膝屈筋腱を用いた方法(以下,STG)が広く施行されている.膝蓋腱を用いた方法(以下,BTB)と異なりSTGでは鷲足部から半腱様筋腱及び薄筋腱...

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  • 著明な股関節可動域制限を有する症例の人工股関節全置換術後の理学療法

    河井 祐介, 井上 菜奈, 上野 英俊, 小野 志操, 片山 裕子, 清岡 一人, 松本 卓也, 吉田 伊佐久, 吉塚 隼人, 長岡 孝則, 山下 文治 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI1239-CbPI1239, 2011

    ...<BR> 左股関節は後外側アプローチでセメントレスTHAが施行され、臼蓋上方への骨頭を用いたブロックでの骨移植術と薄筋、長短内転筋、恥骨筋腱切離術が追加された。術中ROMは屈曲80度、外転30度であった。股関節伸展位で内旋60度、80度屈曲位で内旋80度まで脱臼しなかった。<BR>【説明と同意】<BR> 患者様に、今回の発表に対し、充分な説明を行い、同意を頂いた。...

    DOI 医中誌

  • 膝前十字靱帯再建術後におけるジョギング開始指標の検討

    長壁 円, 川崎 秀和, 鵜飼 啓史, 松本 康嗣, 武田 和之, 内藤 浩一 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI2273-CbPI2273, 2011

    ...鏡視下手術は、半腱様筋腱もしくは薄筋腱も加えたST(G)法、2重束2ルートもしくは4重束1ルートを同一整形外科医がおこなった。平均年齢は16.9±1.9歳、身長161.6±5.8cm、体重55.0±7.4kg、ジョギングおよび測定をおこなった期間は術後94.4±5.4日だった。...

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  • 膝前十字靱帯損傷女性患者の受傷機転と術後筋力の推移の特徴

    青木 幹昌, 雫田 研輔, 野口 朋希, 井原 典恵, 田島 泰裕, 畑 幸彦 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI1324-CbPI1324, 2011

    ...<BR><BR>【方法】対象は,2007年7月から2009年10月までに,当院おいて自家膝屈筋腱(半腱様筋:ST,薄筋:G)によるACL再建術(ST,ST+G法)を施行された35例(男性11例女性24例)35膝とした.手術時平均年齢27歳(13歳から54歳),受傷から手術までの期間は平均12.7ヵ月(2ヵ月から48ヵ月)であった.対象を男性群と女性群に分け,手術時年齢,手術待機期間,受傷機転,身長,...

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  • 内側型変形性膝関節症に合併した鵞足炎の発生機序

    斉藤 正佳, 赤羽根 良和, 永田 敏貢, 栗林 純 東海北陸理学療法学術大会誌 27 (0), 100-100, 2011

    ...が少ないと考えられる.特に,薄筋腱は大腿骨内側顆の内側かつ深層を走行するため,内側偏位に対して直接的にストレスを受けやすいと考えられる.一方,半腱様筋腱の表層には,縫工筋腱・薄筋腱を覆っている様な組織・線維は存在しないため,可動性・活動性があり大腿骨内側偏位に対するストレスから免れやすいと考えられる....

    DOI 医中誌

  • 恥骨結合部損傷が仙腸関節機能不全を引き起こし腰痛症となった一症例

    磯田 真理, 森川 美紀, 大津 顕司, 椙本 剛史, 西田 美紗子, 上杉 光臣, 宮本 啓治, 有川 功 東海北陸理学療法学術大会誌 27 (0), 127-127, 2011

    ...薄筋は恥骨結合部から脛骨鷲足へ走行している。薄筋は股関節内転・膝関節屈曲・下腿内旋に作用している。膝関節伸展位保持の動作で薄筋は股関節と仙腸関節に作用する。薄筋の起始部は恥骨円板部から恥骨下枝にかけてである。薄筋は恥骨結合部の高さより脛骨鷲足が背側へ行くと股関節伸展とともに腸骨前傾に作用する。本症例は右恥骨結合部に圧痛を認めた。...

    DOI 医中誌

  • VI.便失禁の外科的治療法

    勝野 秀稔, 前田 耕太郎, 山名 哲郎, 吉岡 和彦 日本大腸肛門病学会雑誌 64 (10), 873-878, 2011

    ...<br> 便失禁の外科治療が今回のテーマである「標準化」となるためには,それぞれの治療法の特徴を十分に周知する必要がある.そのために,本邦で行われている肛門括約筋形成術,有茎薄筋移植術やストーマ造設術以外に,現時点では本邦において未承認の仙骨神経刺激療法などの外科治療も含めて文献的考察を加えて紹介する.<br>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献35件

  • 膝前十字靱帯損傷症例における全身の関節柔軟性と膝関節弛緩性との関連性について

    曽我 孝, 宮本 礼人 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI1323-CbPI1323, 2011

    ...<BR>【方法】<BR> 今回ACL損傷と診断され、当院で半腱様筋腱、薄筋腱を用いてACL再建術を施行した31名(男性11名、女性20名、平均年齢30.6±11.4歳)を対象とした。<BR>関節柔軟性の評価は中嶋のLooseness Testを使用し、手関節、肘関節、肩関節、股関節、膝関節、足関節に脊柱を加えた7部位を評価した。7項目中3項目以上が陽性であれば全身の関節柔軟性は高いと判定した。...

    DOI

  • 膝蓋骨不安定症に対する内側膝蓋大腿靭帯再建後の筋力回復に難渋した一例

    吉本 真樹, 西野 學, 片田 圭一, 上島 謙一, 安竹 秀俊 東海北陸理学療法学術大会誌 27 (0), 108-108, 2011

    ...再建した薄筋腱のリモデリングを考慮すれば、負担が増大するとされる60度を一つの目安に、それ以上の屈曲ではより繊細な配慮が必要であったと考えられた。筋力においては大腿四頭筋の低下によるH/Q比の逆転傾向が遷延し、特に徒手による抵抗では膝関節屈曲90度からの伸展で出力の著明な低下を認めた。...

    DOI 医中誌

  • 膝前十字靱帯再建術後6ヶ月の筋力と重心動揺性の回復について

    山木  健司, 西野  加奈子, 矢野 正剛, 安田  真理子, 長尾 卓, 小杉 正, 大垣 昌之, 欅 篤, 平中  崇文 近畿理学療法学術大会 2011 (0), 8-8, 2011

    ...【方法】 対象は、2009年9月~2010年12月までの間に当院にて半腱様筋腱と薄筋腱を用いた2重束ACL再建術を施行した25例25膝(平均年齢28.9歳)とした。そのうち男性11例(平均年齢29.3歳)と女性14例(平均年齢29.2歳)の2群とした。調査項目は術後6カ月での膝伸展筋力と膝屈曲筋力の健患側比、重心動揺性とした。...

    DOI

  • 膝前十字靱帯再建術後における膝伸展方向に関与する固有感覚機能の特性

    青木 信裕, 金子 文成, 速水 達也, 青山 敏之, 金森 章浩 理学療法学Supplement 2009 (0), C4P2178-C4P2178, 2010

    ...再建術は自家半腱様筋腱および薄筋腱を用いて行われた。運動検出閾値検査は等速性運動機器(Cybex Norm)を使用し,膝関節60度の状態から他動的に膝関節を伸展させた。運動速度は1 deg/secとし,被験者は運動を主観的に知覚した時点で合図をした。...

    DOI

  • 膝前十字靱帯損傷患者の受傷から再建術までの期間と筋力との関係

    青木 幹昌, 雫田 研輔, 山田 朋希, 井原 典恵, 田島 泰裕, 畑 幸彦 理学療法学Supplement 2009 (0), C4P2181-C4P2181, 2010

    ...<BR><BR>【方法】対象は,2005年4月から2009年4月までに当院おいて自家膝屈筋腱(半腱様筋:ST,薄筋:G)によるACL再建術(ST,ST+G法)を施行された29例(男性11例女性18例)29膝とした.手術時平均年齢27歳(13歳から54歳),受傷から手術までの期間は平均11.6ヵ月(2ヵ月から62ヵ月)であった.筋力測定は,同一検者が等速性筋力測定装置(Biodex Medical社製...

    DOI

  • 膝前十字靱帯損傷者の自動運動を用いた関節固有感覚の評価

    小田 桂吾, 金森 章浩, 鈴木 恒, 児玉 真知子, 吉田 怜, 松尾 節子, 吉田 和歌子, 藤沼 綾子, 成田 崇矢, 髙木 祥, 平野 篤, 宮川 俊平 理学療法学Supplement 2009 (0), C4P2177-C4P2177, 2010

    ...術式は自家半腱様筋腱(および薄筋腱)を用いた解剖学的二重束でACL再建術を施行した11例(男性6例、平均年齢24±5歳、女性5例、平均年齢18±2歳)、可動域の測定はBIODEX SYSTEM3を使用。被検者はショートパンツ着用、膝窩部がシートの端から2~3横指離れるように着席し、アイマスクを着用し視覚を遮断する。...

    DOI

  • 前十字靱帯再建術後における歩行時踵荷重量の経時的変化

    小口 敦, 倉田 勉, 本所 泰子, 松本 徹, 矢内 宏二, 鮫島 康仁, 小黒 賢二 理学療法学Supplement 2009 (0), C3O1100-C3O1100, 2010

    ...術式は半腱様筋、もしくは薄筋を加えた自家腱、多重折1ルート法を行った。歩行時の足底圧測定はFscan(NITTA社製)を用いた。予備実験として下肢関節に既往のない健常者(男性10名、女性10名)の右膝に30°の伸展制限装具を装着し、歩行時の足底圧測定を行った。ACL術後患者の測定時期は術後2週(全荷重)、4週(歩容安定)、12週時(装具なし)に行った。...

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  • 手術を要した高度屈曲拘縮膝のリウマチ患者に対する理学療法の取り組み

    大城 早智子, 當山 武弥, 森山 慎, 富山 聡 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2010 (0), 9-9, 2010

    ...<BR>【経過・取り組み】<BR> 2008年11月観血的膝関節授動術(半腱様筋腱、薄筋腱切離)施行。伸展矯正ギプスの巻き直しを1週ごとに3回実施。術後は創部の疼痛だけでなく、アライメント変化により股・足関節に対する多くの問題が予測された。介入当初は起立練習をすることで起こる腰椎前彎への負担を考慮し、股関節屈曲拘縮の改善や股関節周囲筋の筋力改善を優先的に取り組んだ。...

    DOI

  • 便失禁は稀な疾患か?:当施設における便失禁患者に対する診療の検討

    吉岡 和彦, 岩本 慈能, 徳原 克治, 畑 嘉高, 中根 恭司 日本大腸肛門病学会雑誌 63 (2), 51-55, 2010

    便失禁は患者にとっては精神的にも社会的にも大きな負担となる.当施設における便失禁患者の診療の現況を明らかにすることを目的として,レトロスペクテイブに検討した.1998年4月より2008年3月までの間に,134人(男性42人,女性92人,平均年齢57.5歳)の初診便失禁患者が受診した.受診契機は他院からの紹介あるいは事前に何らかの情報を得て受診した患者が102人(76.1%)であり,何らの事前情報…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献17件

  • 40歳以上の中高年者ACL再建術後の筋力回復について

    永瀬 数馬, 石田 佳子, 鈴木 勝, 高間 省吾, 加藤 邦大, 森川 嗣夫, 土屋 敢 関東甲信越ブロック理学療法士学会 29 (0), 16-16, 2010

    ...【方法と対象】  2007年4月1日から2009年3月31日までに当院で半腱様筋腱、薄筋腱による鏡視下ACL再建術を施行した症例185例を対象とした。このうち39歳以下群154例と、40歳以上群31例の術後1年時でのWBIについて比較検討した。筋力測定にはトルクマシンを用いて膝屈曲60°での等尺性膝伸展筋力を測定しWBIを算出した。なお統計にはt検定を用いて両群間の比較を行った。...

    DOI

  • 自動背臥位一側下肢伸展挙上後下降動作時痛に対する恥骨結合部損傷の関与

    磯田 真理, 森川 美紀, 中西 義治, 大津 顕司, 椙本 剛史, 山代 啓太, 西田 美紗子, 有川 功 理学療法学Supplement 2009 (0), C4P3151-C4P3151, 2010

    ...【考察】自動背臥位一側下肢伸展挙上後下降動作(以下:一側下降動作)20~0°は股関節内・外転0°位・膝関節伸展位を保持した状態で股関節伸展,腸骨前傾運動を引き起こす動作である.薄筋は恥骨結合部から脛骨鷲足へ走行している.薄筋は股関節内転・膝関節屈曲・下腿内旋に作用している.一側下降動作では膝関節伸展位保持であるため薄筋は股関節と仙腸関節に作用する.薄筋の起始部は恥骨円板部から恥骨下枝にかけてである....

    DOI

  • 膝前十字靭帯再健術後患者における動的アライメントへ関与する体幹機能

    川崎 秀和, 長壁 円, 鵜飼 啓史, 松本 康嗣, 内藤 浩一 理学療法学Supplement 2009 (0), C3O2172-C3O2172, 2010

    ...鏡視下手術は自家膝屈筋腱(半腱様筋・薄筋)を使用し、同一整形外科医が施行した。理学療法評価は、動的アライメントを動的T test(片脚で30度膝屈曲した際に,遊脚側腸骨翼が立脚側と同じか下降するのを陽性とする)にて確認した。...

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  • 前十字靱帯再建術前後における片脚スクワット中の筋活動による脛骨前方変位の抑制作用

    福田 航, 片岡 悠介, 大西 由夏, 五味 徳之, 河村 顕治, 横山 茂樹, 平上 二九三 理学療法学Supplement 2009 (0), C3O3060-C3O3060, 2010

    ...一方,我が国では薄筋腱と半腱様筋腱を用いる解剖学的二重束ACL再建術が選択されることが多く,術後早期の手術侵襲により膝屈筋群の筋活動が低下し,ATTの抑制作用も低下すると予測される。したがって解剖学的二重束ACL再建術前後における膝伸筋群と膝屈筋群の筋活動を検討することは,術後の理学療法を行う上で安全面から重要な研究課題である。...

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  • 女性アスリートにおける前十字靭帯再建術後の競技復帰と筋力

    青野 達, 原 順子, 鶴田 崇, 湯朝 友基, 張 敬範, 緑川 孝二, 江本 玄 理学療法学Supplement 2009 (0), C3O3047-C3O3047, 2010

    ...これらの要因としてBTB法の膝蓋腱採取による膝伸展機構の破綻よりも、STG法の半腱様筋腱・薄筋腱採取による膝屈曲機構の破綻は、大腿二頭筋・半膜様筋が侵襲されないため機能破綻が少なく、BTB法において術後早期の筋力回復がSTG法と比較し遅延したのではないかと考えられる。...

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  • Lupus Erythematosus Profundusに伴って筋の線維化を認めた1例

    高野 優佳子, 局 隆夫, 後藤 瑞生, 加藤 愛子, 片桐 一元, 藤原 作平, 横山 繁生, 迫 祐介, 熊本 俊秀 西日本皮膚科 71 (1), 11-16, 2009

    ...左薄筋の筋生検を行ったところ,肉眼的に筋膜,筋肉ともに灰白色調を呈しており,病理組織では,筋炎と筋の線維化を認めた。経過中,クレアチニンキナーゼ,アルドラーゼ,ミオグロビンなどの上昇が間歇的に見られたが,両上肢,右下肢の筋力低下,嚥下困難,その他の全身症状は認めなかった。2007年に抗Sm抗体,抗U1-RNP抗体が陽転化したが,やはり,肺,腎を含め,皮膚,筋以外の症状はなかった。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 膝前十字靱帯再建術後に対する積極的な超早期運動療法における膝屈曲筋力推移

    久保 雅昭, 山下 茂雄, 山崎 達司, 菊谷 文子, 津田 清美, 河崎 賢三 理学療法学Supplement 2008 (0), C3P2417-C3P2417, 2009

    ...<BR>【対象および方法】<BR>平成19年3月~平成20年3月に当院にて自家半腱様筋と薄筋を用いた解剖学的2重束再建による方法でACL再建術を受けた58名中、半月板処置や骨軟骨移植術を除き2平面DYJOCを施行したA群13名(男性7名、女性6名、年齢平均26.9±8.1歳)と旧運動療法を施行したB群7名(男性5名、女性2名、年齢平均21.4±7.1歳).倫理規定について、対象者には事前に訓練及びデータ...

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  • 腰痛症に恥骨結合部損傷が関与していた一症例

    西田 美紗子, 森川 美紀, 磯田 真理, 中西 義治, 大津 顕司, 椙本 剛史, 山代 啓太, 有川 功 東海北陸理学療法学術大会誌 25 (0), 106-106, 2009

    ...<BR>【考察とまとめ】BSLRで右薄筋へのテーピングが著効した.薄筋はBSLR動作で股関節内転保持に作用している. BSLR70°以降で薄筋の付着部が起始部を乗り越えると,腸骨後傾運動にも作用し更に収縮し,右薄筋起始部に侵害刺激が入力されたと考えた....

    DOI 医中誌

  • 成人脳卒中片麻痺に対する筋解離術後の理学療法

    橘 恭子, 小和板 仁, 水元 紗矢, 高橋 裕司, 齊藤 哲也, 大久保 圭子, 真野 英寿 理学療法学Supplement 2008 (0), B3P3323-B3P3323, 2009

    ...<BR>【症例】56歳、男性.3年前に内包梗塞発症.右片麻痺Brunnstrom Stage上肢3手指2~3下肢3~4.表在感覚は軽度鈍麻、深部感覚は中等度鈍麻.ADL自立.T字杖・オルトップ使用にて歩行可能.手術の希望は、杖・装具なしでの歩行自立であった.手術は右後脛骨筋腱・長母趾屈筋腱をスライド延長.右後脛骨筋・腓腹筋・大腿四頭筋・半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋を筋腱移行部延長.右長趾屈筋腱、薄筋腱...

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  • ACL再建術後に再断裂した症例の検討

    小田 桂吾, 吉田 和歌子, 藤沼 絢子, 児玉 真知子, 鈴木 恒, 吉田 怜, 成田 崇矢, 馬見塚 尚孝, 金森 章浩, 宮川 俊平, 平野 篤 理学療法学Supplement 2008 (0), C3P3435-C3P3435, 2009

    ...<BR>【対象および方法】平成15年4月から平成20年9月までの期間に、当院で自家半腱様筋腱(および大腿薄筋腱)を用いた解剖学的二重束でACL再建術施行例のうち経過観察可能であった155名(男性70名,女性85名,平均年齢24±10歳)のうちACL再受傷した4名を対象とした.調査項目はACL再受傷発生頻度,性別,年齢,競技種目,競技レベル,再受傷期間,受傷機転について検討した.なお本研究は当院の倫理委員会...

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  • 前十字靱帯再建術における術後筋力回復不良要因の分析

    伊東 孝洋, 田口 浩之, 定松 修一, 坪内 健一, 中嶋 裕子, 田中 寛高, 磯野 祐介, 安本 正徳 理学療法学Supplement 2008 (0), C3P2376-C3P2376, 2009

    ...<BR>【対象】<BR> 平成15年10月1日から平成19年9月30日の間に、当院でACL再建術(再建材料は半腱様筋・薄筋)を施行した患者134例(男性65例、女性69例、平均年齢25.1±9.3歳) <BR>【方法】<BR> ACL再建術施行患者の筋力を術前と術後3、6、9、12ヶ月に測定した.筋力の測定はCYBEX NOREを用い角速度は60°/秒、5回反復して計測し、膝伸展筋力のピークトルク...

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  • 半腱様筋腱・薄筋腱を用いた膝前十字靭帯再建術後の下腿回旋筋力の回復経過

    北川 和彦, 近藤 崇史, 大島 基紀, 笹沼 和利, 筒井 稔久, 金子 雅明, 三谷 玄弥, 高垣 智紀 理学療法学Supplement 2008 (0), C3P2360-C3P2360, 2009

    ...【目的】<BR>膝屈筋腱を用いた膝前十字靱帯(以下ACL)再建術では下腿内旋作用を担う半腱様筋腱(以下ST)・薄筋腱(以下G)が使用される.現在までに我々は下腿内旋筋力に関して、再建術後の回復が膝関節伸展・屈曲・下腿外旋筋と比べ遅延すること、健常女性において下腿回旋筋力がアライメントに影響を及ぼすことを報告した.女性は膝関節外反・下腿回旋を呈しやすいことから回旋に作用する内旋筋採取の影響は男性よりも...

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  • 脳性まひ児における歩行獲得へ向けて

    武智 あかね, 藤井 満由美, 久保田 珠美, 廣瀬 賢明 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2009 (0), 32-32, 2009

    ...H21年5月、両側の長内転筋・薄筋・大腰筋・大腿直筋・内側ハムストリングスの筋膜解離術と両側腓腹筋Vulpius法を受けた。その結果、関節可動域で改善が見られた。術後9ヵ月時の運動能力としてはロフストランド杖歩行(以下、杖歩行)で20~30mの屋内歩行が行えるようになった。筋力は分離した運動が難しいため正確にはMMTを実施できなかったが左側が強く、股関節屈曲3程度、膝関節伸展3程度であった。...

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  • 静的ストレッチングと実験的ストレッチングの比較検証

    岩島 隆, 松野 尚仁, 池田 雅志, 小島 誠, 南谷 さつき, 田上 裕記, 村瀬 優, 太田 清人, 酒向 俊治 東海北陸理学療法学術大会誌 25 (0), 118-118, 2009

    ...今回、股関節内転筋群の伸張を感じない位置で長内転筋、恥骨筋の起始部(鼠径靱帯より2横指遠位)と薄筋の停止部(大腿骨内転筋結節部より近位部)を徒手で横断的に圧迫しながら、股関節を軽度内旋させることで股関節外転角度の増加が得られた。実験的ストレッチングと静的ストレッチングとの比較検証を試みた。...

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  • 薄筋弁で修復した難治性回腸新膀胱膣瘻の1例

    岡本, 亜希子, 古家, 琢也, 橋本, 安弘, 神村, 典孝, 大山, 力, 石村, 大史, 成田, 知 泌尿器科紀要 54 (10), 673-676, 2008-10

    ...臨床経過から血流良好な組織の補填が必要と考え, 腹部手術の既往もあることから薄筋弁を用いた閉鎖術を選択した。術後約2年の現在, 外来経過観察中であるが, 瘻孔の再発, 残尿は認めず, 尿失禁パッドの使用は1日2枚程度であった。...

    HANDLE Web Site 医中誌

  • 前十字靭帯二重束再建術の臨床成績 ~一重束再建術との前向き比較~

    岩目, 敏幸, 高砂, 智哉, 浜田, 大輔, 藤井, 幸治, 武田, 芳嗣, 成瀬, 章 徳島赤十字病院医学雑誌 13 (1), 15-21, 2008-03-01

    ...我々の行っている解剖学的二重束再建術(DB)の臨床成績を,一重束再建術(SB)との比較にて前向きに検討した.対象は1年以上経過観察できた片側ACL 損傷40症例で,DBとSBは各20症例であった.性別以外の年齢,スポーツレベル,平均経過観察期間等に両群間で有意差はなかった.移植腱は半腱様筋腱と薄筋腱を使用し,DBは安田らに準じて骨孔を作成し,SBは脛骨側をACL stump中央,大腿骨側を2(10時...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 半腱様筋腱および薄筋腱を用いた膝前十字靭帯再建術後における下腿内旋筋と下腿外旋筋バランスの変化

    市川 毅, 大島 基紀, 北川 和彦, 金子 雅明, 筒井 稔久, 笹沼 和利, 三谷 玄弥 理学療法学Supplement 2007 (0), C0894-C0894, 2008

    ...膝前十字靭帯(ACL)再建術に用いられる半腱様筋腱(ST)および薄筋腱(G)は膝関節屈曲の他に下腿内旋の作用があるため、ACL再建術後では下腿回旋の筋性制御機構は変化すると考えられる。我々は他の研究において、膝関節屈曲筋力および下腿外旋筋力は術前に比べて術後6ヶ月で有意に増強するのに対して、下腿内旋筋力は術後9ヶ月であると報告した。...

    DOI 医中誌

  • 半腱様筋・薄筋腱を用いた膝前十字靭帯再建術後の膝筋力の回復経過

    大島 基紀, 市川 毅, 北川 和彦, 笹沼 和利, 金子 雅明, 筒井 稔久, 三谷 玄弥 理学療法学Supplement 2007 (0), C0519-C0519, 2008

    ...<BR>【方法】<BR>対象は2004年11月から2006年10月の間に当院にて半腱様筋(ST)・薄筋(G)を用いたACL再建術を行った症例35名(男18名、女17名)で平均年齢26±10歳、平均体重63±11kgであった。症例には測定の主旨を説明し同意を得た。...

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  • 荷重時に多方向から加えられる受動抵抗に対する方向依存的筋活動の様態

    青木 信裕, 金子 文成, 速水 達也, 金森 章浩, 和田野 安良 理学療法学Supplement 2007 (0), A0061-A0061, 2008

    ...この方向の受動抵抗では,大腿直筋,内側ハムストリング,外側ハムストリング,腓腹筋内側頭,長内転筋,薄筋,縫工筋の特異性が高かった。これらの筋がTOKIを防ぐために関連している可能性がある。同様に,ALPM,LMはToe-in, Knee-out(TIKO)を模擬した状況であり,この方向では中殿筋,大腿筋膜張筋の特異性が高く,これらの筋がTIKOの予防に関連する可能性がある。...

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  • 腫瘍用人工膝関節置換術後患者の運動機能

    三戸 由美子, 南角 学, 坪山 直生, 中山 富貴, 中村 孝志 近畿理学療法学術大会 2008 (0), 51-51, 2008

    ...<BR>【対象】大腿骨遠位部骨腫瘍の22歳男性(症例A)と脛骨近位部骨腫瘍の24歳男性(症例B)を対象とした.症例Aはヒンジレス,症例Bはヒンジタイプの腫瘍用人工膝関節置換術を施行された.骨の切除量は,症例Aが大腿骨遠位部12cm,症例Bが脛骨近位部12cmであった.また症例Aは外側広筋・中間広筋の外側部,症例Bは膝窩筋を切除した.さらに症例Bは,膝蓋腱を脛骨付着部で切離し,半腱様筋・薄筋腱を用い再建...

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  • 前十字靭帯再建術前後における運動習慣の違いによる等速性筋力の比較検討

    山下 茂雄, 久保 雅昭, 西沢 岳之, 粕谷 綾, 小玉 博幸, 河崎 賢三 理学療法学Supplement 2007 (0), C0518-C0518, 2008

    ...【目的】<BR> 膝前十字靭帯(以下ACL)再建術後リハビリテーション(以下リハ)において加藤らは半腱様筋腱、薄筋腱(以下STG)による再建術後のスポーツ復帰には不特定な疼痛と筋力回復が影響すると報告している。ACL再建術後の早期運動療法では再建ACLに対して愛護的で効果的な筋力低下の予防が目標となる。...

    DOI 医中誌

  • 膝前十字靭帯再建術後の筋力回復と膝関節アライメントとの関係性について

    金子 雅明, 筒井 稔久, 市川 毅, 大島 基紀, 北川 和彦, 南谷 晶, 三谷 玄弥, 柿崎 藤泰 理学療法学Supplement 2007 (0), C0520-C0520, 2008

    ...【目的】膝前十字靭帯(以下ACL)再建術の再建材料として多く用いられているのは、半腱様筋腱(以下ST)、STと薄筋腱(以下G)である。このSTとGは膝関節屈曲・下腿内旋作用の約20%に関与しているため、腱採取により膝関節深屈曲位の筋力低下や下腿外旋傾向などの影響がある。...

    DOI 医中誌

  • 膝前十字靱帯再建術後に対する積極的な超早期運動療法における膝屈曲筋力

    久保 雅昭, 山下 茂雄, 藤森 大吾, 笹生 勝一, 西沢 岳之, 河崎 賢三 理学療法学Supplement 2007 (0), C0517-C0517, 2008

    ...当院では自家半腱様筋と薄筋(以下STG)による再建術を施行している。田邊らは膝屈曲筋力について術後1ヶ月で有意に低値を示したが3ヶ月では術前同様の回復が得られたと報告している。当院では術後筋力低下を予防する目的で運動療法を施行しているが、術後3ヶ月での筋力低下傾向がみられる。熊本らは下肢先端部の全方向性運動により下肢二関節筋群と単関節筋群との円滑な筋収縮が得られると報告している。...

    DOI 医中誌

  • 大腿部における筋の特性

    南野 大佑, 丸山 倫司 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2008 (0), 92-92, 2008

    ...:9.84大腿四頭筋43.98:29.76縫工筋2.3:1薄筋1.48:0.77長内転筋0.75:1.65大腿二頭筋12.8:7.59半腱様筋3.49:3.44半膜様筋8.6:7.93<BR>□50%(男性21cm:女性19cm)<BR>大腿直筋5.83:4内側広筋10:2.1中間広筋18:9.45外側広筋12.66:6.58大腿四頭筋46.49:32.1縫工筋1.75:1.13薄筋2.27:1.09...

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  • 脳卒中発症後、鷲足痛を呈し歩行困難となった症例へのアプローチ

    山本 龍誠 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2008 (0), 105-105, 2008

    ...右長内転筋・薄筋・縫工筋、ハムストリングスの筋緊張亢進。右腹斜筋低緊張。 <BR>【動作分析及び臨床推論】<BR> 右遊脚期で右下部体幹と骨盤の連結が不十分で骨盤は左回旋する事なく右回旋位のままであった。骨盤右回旋位で右立脚初期を向かえるため骨盤から下肢への運動連鎖により、右下肢では股関節内転・内旋、膝関節内反、足関節底屈、踵骨回外のアライメントを呈していた。...

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  • 鵞足構成筋は立位2足歩行獲得にどう関与したか

    高橋 裕, 藤野 健, 松村 秋芳, 木村 邦彦 霊長類研究 Supplement 24 (0), 78-78, 2008

    ...今回は、脛骨上部に停止する縫工筋(大腿神経支配)、薄筋(閉鎖神経支配)、半腱様筋(坐骨神経支配)がつくる鵞足に注目した。支配神経が異なる3つの筋群から1つずつの筋が脛骨上部にまとまって停止するには、それなりの利点があると考えられる。あるいは、必要に迫られたのであろうか。ヒト、カニクイザルに加えて、地下に洞を堀り、内壁を上り下りするアズマモグラを比較検討材料に加えた。...

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  • 当院における膝前十字靭帯再建術後リハビリテーション期間の現状と課題

    森田 英隆, 篠田 雄一, 青山 敏之, 高石 直紀, 竹内 靖揮, 能波 亜紀, 水梨 将宏, 栁沢 香織, 池田 耕太郎 理学療法学Supplement 2006 (0), C0235-C0235, 2007

    ...<BR> 当院では半腱様筋腱(以下ST)に必要に応じて薄筋腱(以下G)を追加し、多重折りによる再建術を施行している。プロトコールはACL再建術後6ヶ月以降でのスポーツ復帰を目標としている。今回、ACL再建術後のリハ期間を調査し、今後の課題を含め検討した。...

    DOI 医中誌

  • 強直性脊椎炎に腰椎圧迫骨折を合併した一症例

    柴本 圭悟, 嶋津 誠一郎, 桑田 佳紀, 小竹 伴照, 鈴木 重行 東海北陸理学療法学術大会誌 23 (0), O024-O024, 2007

    ...1)仙骨後面多裂筋、両側の腸腰筋、大腿直筋、薄筋、長内転筋の疼痛改善を目的としたマッサージ、2)両側の大殿筋・腸腰筋・大腿筋膜張筋・ハムストリングに伸張性改善を目的としたストレッチと股関節可動域訓練、3)両側下肢の筋力強化訓練、4)基本動作訓練などを実施した。...

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  • 直腸肛門の機能性疾患  IV.直腸肛門機能性疾患に対する治療―有茎薄筋移植を中心に―

    吉岡 和彦, 畑 嘉高, 岩本 慈能, 中根 恭司 日本大腸肛門病学会雑誌 60 (10), 906-910, 2007

    ...有茎薄筋移植を利用した外科的療法は重度の便失禁患者で人工肛門を造設する以外に治療法がない場合に行う最終的な外科的治療法の一つとして行われてきた. 術式に関してさまざまな工夫がなされてきたが, 有茎薄筋移植の基本的な手技は単純であり, 薄筋の遊離と薄筋の肛門管への巻きつけにより肛門管に適切な圧を得ることである. 術後合併症の頻度は高いが, 肛門機能の有効率は約70%であると報告されてきた....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献19件

  • 長時間歩行時の下肢筋の活動状態

    島田 裕之, 平田 崇, 古名 丈人, 及川 清, 木村 裕一, 杉浦 美穂, 石渡 喜一, 鈴木 隆雄 理学療法学Supplement 2006 (0), A0520-A0520, 2007

    ...股関節屈筋は腸骨筋、大腿直筋、縫工筋、薄筋、股関節伸筋、外転筋は大殿筋、中殿筋とした。膝関節屈筋は半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋長頭、膝関節伸筋は内側広筋、外側広筋、中間広筋を設定し、足関節底屈筋はヒラメ筋、腓腹筋、長指屈筋、足関節背屈筋は長指伸筋、長母指伸筋を選択した。...

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  • 脳卒中片麻痺に対する整形外科的痙性コントロール治療後の理学療法の検討

    橘 恭子, 井口 暁洋, 島田 周輔, 藤井 杏美, 齊藤 哲也, 大久保 圭子, 真野 英寿 理学療法学Supplement 2006 (0), B0740-B0740, 2007

    ...運動や動作の指示従事はほぼ良好である.起居,起立動作は自立.歩行は,短下肢装具使用,屋外ではT字杖併用.明らかな高次脳機能障害は認めなかった.手術目的は,装具なしでの歩行獲得,屋内つたい歩行 (夜間のトイレ歩行) の自立,入浴動作の自立であった.手術は,後脛骨筋,長母趾屈筋,半腱様筋,半膜様筋をスライド延長.長母趾屈筋,短趾屈筋,半腱様筋,半膜様筋を筋腱移行部延長.長趾屈筋,腓腹筋腱,大腿四頭筋腱,薄筋...

    DOI

  • 半腱様筋腱(ST),薄筋腱(G)を用いた膝前十字靱帯再建術における下腿回旋筋力の検討

    筒井 稔久, 大島 基紀, 室井 良太, 笹沼 和利, 三谷 玄弦, 金子 雅明 理学療法学Supplement 2006 (0), C0244-C0244, 2007

    ...半腱様筋腱(ST)と薄筋腱(G)は,それぞれ膝関節屈曲(以下屈曲)・膝関節内旋(以下内旋)の主動筋または補助動筋であるため,屈曲,内旋筋力への影響を報告しているものが多いが統一の見解はない。本研究では,屈曲・内旋・外旋筋力を術前から術後12ヶ月間で経時的に追い,比較検討したので報告する。...

    DOI 医中誌

  • 膝前十字靭帯再建術後の筋力回復状況

    今屋 健, 勝木 秀治, 園部 俊晴, 藤島 理恵子, 堤 文生 理学療法学Supplement 2006 (0), C0240-C0240, 2007

    ...<BR>【対象と方法】対象は当院で半腱様筋・薄筋によるACL再建術を施行した253名である。筋力測定はBiodex system3を用い術後5、8、11ヶ月に行った。角速度は60、180、300°/secの等速度運動とし、膝の伸展(Q)、屈曲(H)筋力を測定した。調査には再建側の筋力を健側の筋力で除した健患比(%)を用いた。尚、各時期で同角速度の健側筋力の絶対値に差がないことを確認した。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 前十字靭帯再建術後における早期大腿四頭筋筋力強化訓練の検討

    阿部野 悦子, 西村 樹奈, 神尾 昌利, 高原 康弘, 中嶋 正明 理学療法学Supplement 2006 (0), C0231-C0231, 2007

    ...<BR>【方法】対象は当院にてACL再建術(半腱様筋、薄筋を使用)を施行した男性6名、女性5名の計11名で平均年齢23.2±6.7歳とした。なお本実験の前にすべての被験者に対して本研究の趣旨を十分に説明し同意を得た。...

    DOI 医中誌

  • スポーツ選手における鵞足炎の臨床的特徴と我々の運動療法成績についての検討

    林 優, 赤羽根 良和, 近藤 照美, 笠井 勉, 林 典雄 東海北陸理学療法学術大会誌 23 (0), O064-O064, 2007

    ...【治療】原則として薄筋、縫工筋と半腱様筋停止部へのtraction forceを排した形での選択的ストレッチングを実施し、疼痛が軽減しないもの及び本人の都合上早期スポーツ復帰を希望するものにはインソールを作成した。 【結果】_丸1_圧痛は全例に認め、鵞足部単独1例、鵞足部+薄筋腱部11例、鵞足部+薄筋腱部+縫工筋腱部5例、鵞足部+縫工筋腱部1例、鵞足部+半腱様筋腱部1例であった。...

    DOI 医中誌

  • ホームエクササイズによる前十字靭帯再建術後のリハビリテーション

    武田 芳嗣, 湊 省, 成瀬 章, 小川 貴之, 東田 武志, 千見寺 貴子 リハビリテーション医学 43 (10), 668-674, 2006

    ...本研究の目的は,前十字靭帯再建術後のリハビリテーションを自主訓練として行った場合,通院にて理学療法士の指導の下に行った場合と同様の結果が得られるか否かを前向きに検討することである.対象は当院にて薄筋腱•半腱様筋腱を使用して前十字靭帯再建術を行い,術後 1 年以上経過観察が行えた 38 例である.このうち自主訓練を行った群が 17 例(男性 11 例,女性 6 例,平均年齢 28.4 歳),通院リハビリテーション...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献31件

  • 前十字靭帯再建術後のリハビリテーション

    平塚 沙織 関東甲信越ブロック理学療法士学会 25 (0), 60-60, 2006

    ...術式は、半腱様筋腱と薄筋腱を用いたquad-STG法。平均年齢は31.1±10.3歳(13歳から52歳)。受傷機転は、スポーツ外傷37名、その他3名。測定機器は、BIODEX SYSTEM3Cを使用し、術後約4ヶ月時の膝伸展・屈曲筋力を測定した。角測定は60,180deg/secに設定し求心性収縮運動とした。測定結果の最大トルク値における欠損に注目した。...

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  • 膝前十字靭帯再建術後の治療成績の検討

    豊田 和典, 橋本 貴幸, 大西 弓恵, 村野 勇, 中安 健, 小林 公子, 山口 梢, 大山 朋彦, 秋田 哲, 矢口 春木, 瀧原 純, 岡田 恒夫, 杉原 勝宣, 渡辺 敏文 理学療法学Supplement 2005 (0), C0410-C0410, 2006

    ...ACL再建術:主に半腱様筋腱を使用し、必要に応じて薄筋腱を用い4重折りTransFix ACL Reconstruction。...

    DOI

  • ACL再建術後の理学療法プロトコール

    橋本 貴幸, 大西 弓恵, 豊田 和典, 村野 勇, 小林 公子, 山口 梢, 大山 朋彦, 中安 健, 矢口 春木, 瀧原 純, 秋田 哲, 岡田 恒夫, 杉原 勝宣, 渡邉 敏文 理学療法学Supplement 2005 (0), C0409-C0409, 2006

    ...<BR>【手術方法】<BR> ACL再建には、主に半腱様筋腱を使用し、必要に応じて薄筋腱を用い4重折りTransFix ACL Reconstruction<BR>【対象】プロトコールは、61症例(男性38名、女性23名)、61膝(右36膝、左25膝)に施行した。...

    DOI 医中誌

  • wavelet変換を用いた前十字靭帯再建術後患者における着地動作時の動的筋電図周波数解析

    山田 英司, 加藤 浩, 森田 伸, 田仲 勝一, 内田 茂博, 伊藤 康弘, 有馬 信男, 山本 哲司, 田中 聡 理学療法学Supplement 2005 (0), C0401-C0401, 2006

    ...<BR>【方法】対象はACL再建術を施行され,ジャンプ動作が可能となった8名(男性5名,女性3名,平均年齢24.6歳,手術から測定までの期間:平均19か月±19か月)とした.手術は全例関節鏡視下で施行され,術式は半腱様筋・薄筋腱による再建術が3名,解剖学的2重束再建術が5名であった.方法は床から約30cmの高さとなるように調整された鉄棒にぶら下がり,合図とともにつま先から着地し,同時に内側広筋の表面筋電図...

    DOI 医中誌

  • 前十字靭帯再建術後早期からの脚伸展筋力の経時的変化

    佐藤 正裕, 椎名 美沙, 丸尾 莉紗, 太附 広明, 加賀谷 善教 関東甲信越ブロック理学療法士学会 25 (0), 24-24, 2006

    ...術側は右9名,左5名,術式は全例半腱様筋腱・薄筋腱を用いたSTG法であった。<BR><B>【方法】</B>脚伸展筋力はStrengthErgo.240(三菱電機社製)を用いた等速性筋力測定とし,回転数は60,100rpmとした。これは角速度180,300deg/secに相当する。両側5回ずつ測定し,ピークトルクを体重で除した体重比と,健側値で除した患健比を算出した。...

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  • 前十字靱帯再建術後のアスリートに対する積極的早期リハビリテーションの効果

    吉田 宏史, 定松 修一, 山下 淳一, 坪内 健一, 田中 寛高, 中田 裕子, 磯野 祐介, 伊東 孝洋, 山本 美香, 川島 英子, 矢野 由梨佳, 河野 宏美, 山中 舞子, 田口 浩之, 森 孝久 理学療法学Supplement 2005 (0), C0412-C0412, 2006

    ...<BR><BR>【方法】2004年1月から2005年8月までに当院で半腱様筋腱、薄筋腱にてACL再建術を施行した77例のうち、アスリートであった31例31膝(年齢22.3歳、男性22例、女性9例)を対象とした。そのうち、APを希望したのは26例(年齢22.4歳、男性19例、女性7例)、希望せず一般的なプロトコルを実施したのは5例(年齢21.8歳、男性3例、女性2例)だった。...

    DOI 医中誌

  • 前十字靭帯再腱術後の大腿四頭筋筋機能に関する筋電図学的考察

    田川 維之, 中島 あつこ, 石元 泰子, 竹田 俊也, 有木 隆太郎, 中川 哲朗, 池田 勘一 理学療法学Supplement 2004 (0), C1011-C1011, 2005

    ...<BR>【対象及び方法】半腱様筋・薄筋腱による鏡視下ACL再建術を施行された7例(男性5名,女性2名,平均年齢26.2±7.7歳,手術から測定までの期間:1&#12316;17カ月)を対象とした....

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  • 膝前十字靱帯再建術後の等速性筋力と脛骨の前方動揺性との関係について

    染谷 卓志, 池田 耕太郎, 齋藤 友香, 能波 亜紀, 水梨 将宏, 森田 英隆 理学療法学Supplement 2004 (0), C0961-C0961, 2005

    ...【はじめに】bisocket法(以下B法)は膝前十字靭帯(以下ACL)再建術の一方法で,大腿骨孔を2つ作製し,半腱様筋腱単独または半腱様筋腱と薄筋腱を用いてACLの前内側束と後外側束に近似した靭帯を再建するものである。これに対し,従来の1本の再建靭帯を用いる方法をsingle socket法(以下S法)と呼んでいる。...

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  • 足底面の傾斜がサイドランジの運動特性に及ぼす影響

    田中 則子, 中江 徳彦, 淵岡 聡, 木村 佳記, 岡田 亜美, 船本 明子, 得平 果奈, 小柳 磨毅 理学療法学Supplement 2004 (0), A1030-A1030, 2005

    ...4)筋活動:腓骨筋、内側広筋、外側広筋、薄筋、大腿二頭筋の筋活動は、回外傾斜で有意に増加していた。<BR><BR>【考察】<BR>足底支持面の傾斜方向によって、サイドランジにおける支持脚の動的なアライメント変化と関節に加わる力学的負荷が変化することが明らかとなった。...

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  • 膝前十字靭帯再建術後の追跡調査

    唐沢 和彦, 今野 敬貴, 奥平 裕子, 金城 拓人, 赤井 寛之, 半田 学, 中川 和昌 理学療法学Supplement 2004 (0), C0011-C0011, 2005

    ...アンケートを送付した.内容は,1)現在のスポーツ活動状況,2)日常生活動作(以下ADL)レベル,3)膝の状態,4)手術に対する満足度を質問した.方法は無記名選択式(一部記述)とした.有効回答数は18人(回収率51%)であり,それを対象者として再建方法により2群に分類した.A群は腸脛靭帯+人工靭帯(以下ITB)にて再建(術後12.1ヶ月±2.9)した10名(男:6人,女:4人)である.B群は半腱様筋+薄筋...

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  • 骨端線閉鎖前におけるACL再建術例の検討

    杉本 和也, 岩井 誠, 藤間 保晶, 藤澤 義之, 三馬 正幸 中部日本整形外科災害外科学会学術集会 抄録集 105 (0), 185-185, 2005

    ...手術は9例でBTBを採取、interference screwで固定、3例では半腱様筋腱・薄筋腱(ST-G)をEndobuttonとpost screwの組合せで単ルートとして固定した。BTB群では腸脛靭帯による腱補強を6例で、外側補強を2例に行った。外側半月板を1例で縫合、1例で部分切除した。術後は1週間のギプス固定後、ブレースに変更、術後1ヵ月で全荷重とした。...

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  • 大腿骨内顆部骨壊死様病変に対する自家骨軟骨移植術の2例

    米田 憲司, 堀部 秀二, 夏梅 隆至, 西塔 進, 中田 研 中部日本整形外科災害外科学会学術集会 抄録集 105 (0), 169-169, 2005

    ...左膝陳旧性前・後十字靭帯損傷に対し、骨付膝蓋腱を使用したACL再建術と半腱様筋腱+薄筋腱によるPCL再建術を施行(同時に内側半月板切除術施行)後、経過良好であったが、再建術後約1年半経過後より疼痛出現した。MRIにより大腿骨内顆部の骨壊死様病変を有する病変を認め、疼痛が強度となったため、再建術後約2年半後に、病巣部(2x1cm)に対して自家骨軟骨柱4個を移植した。...

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  • 足底面の形状がサイドランジの運動特性に及ぼす影響

    淵岡 聡, 中江 徳彦, 田中 則子, 木村 佳記, 中島 充子, 伊左地 弘基, 清水 由希子, 小柳 磨毅 理学療法学Supplement 2004 (0), A1053-A1053, 2005

    ...筋電図は中殿筋,薄筋,内側広筋,外側広筋,半腱様筋,大腿二頭筋,腓骨筋,前脛骨筋から導出した。運動課題は足部を棘果長の75%の長さに開脚した立位を開始肢位とし,右脚へ可能な限り十分に荷重し3秒間静止させる試行を3回行わせ,その平均値を個人データとして解析に用いた。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 肛門領域の進行悪性腫瘍の外科治療 形成外科学的再建を中心に

    松本 隆, 篠塚 望, 小山 勇, 工藤 聡, 中塚 貴志 日本外科系連合学会誌 29 (2), 262-268, 2004

    ...一方, 会陰部にPaget様病変を形成した直腸癌症例と, 肛門から一部会陰におよぶ肛門癌は会陰部を中心とする欠損部を生じ, 共に病変は長径10cm以下の欠損ではあったが薄筋皮弁などの筋皮弁や, 複合筋皮弁による再建を必要とした。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献11件

  • 当院における膝前十字靱帯(ACL)再建術後の早期理学療法

    今屋 健, 藤島 理恵子, 林 宏樹, 内山 英司, 岩噌 弘志, 平沼 憲治, 武田 寧 理学療法学Supplement 2003 (0), C0135-C0135, 2004

    ...<B>【はじめに】</B>当院におけるACL再建術は半腱様筋・薄筋を使用し、大腿骨側の骨孔を2つにしたBi-socket法を施行している。手術手技の進歩により、良好な再建靱帯の等張性と固定性が得られている。これに伴い術後早期から積極的な理学療法が可能となっている。さらに日々の臨床経験から細かくプログラムを改善し、現在の理学療法プログラムに至っている。...

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  • 早期スポーツ復帰を目指した膝前十字靭帯再建術とリハプロトコール

    野上 千絵, 工藤 昌弘, 中濱 正利, 佐野 勇介, 下村 景太, 楢松 雅裕, 橋本 視法 理学療法学Supplement 2003 (0), C0042-C0042, 2004

    ...<BR>【手術法】鏡視下にて骨孔の作成と顆間形成を行う.再建靱帯は半腱様筋腱・薄筋腱を有茎で採取しこれをダブルループ(4重束)とし,大腿骨側をBone Mulch Screw,脛骨側をWasherLocにてそれぞれ骨内で強固に固定する.さらに骨孔内に骨移植を追加する....

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  • 閉鎖神経を切除した2症例の運動学的考察

    加藤 典子, 市橋 則明, 坪山 直生 理学療法学Supplement 2003 (0), C0110-C0110, 2004

    ...【はじめに】股関節内転筋群は恥骨筋、薄筋、長内転筋、短内転筋、大内転筋で構成され、非常に大きな容量をもち、また外転筋群の1、5倍の仕事量をもつとされている。しかし、内転筋群の機能や歩行に与える影響など運動学的に検討した報告は少ない。内転筋群は全て閉鎖神経支配であり、恥骨筋は大腿神経との2重神経支配である。...

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  • 膝前十字靱帯再建術後の前方不安定性再発に影響を与える因子について

    中川 ふみよ, 有賀 保博, 松田 徹也, 竹内 良子, 奥座 奇世子, 山口 基, 吉矢 晋一, 松下 績 理学療法学Supplement 2003 (0), C0139-C0139, 2004

    ...使用腱は半腱様筋+薄筋腱(STG)が102名(男28名、女74名)、骨付き膝蓋腱(BTB)が25名(男19名、女6名)であった。前方安定性はMEDmetric社製KT-2000を用いて徒手最大ストレスの前方移動量を測定し、術後1年時に健患側差が3mm以上の症例を不安定群とした。使用腱による不安定例出現率の差を比較した。...

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  • 前十字靭帯再建術後のリハヒ゛リテーション

    高橋 佳子, 児嶋 友貴子, 田口 祐介, 平林 弦大, 大塚 一寛 理学療法学Supplement 2003 (0), C0043-C0043, 2004

    ...<BR>【対象と方法】対象は当院にて半腱様筋・薄筋腱によるACL再建術を受けた患者72名72膝とした.平成13年12月までを従来群,それ以降を早期群とした.内訳は従来群57例(平均年齢26.1歳),早期群15例(平均年齢23.1歳)であった.従来群は全荷重を術後4週後,スクワットは2/3部分荷重となる3週後からとした.早期群は術後2週間大腿四頭筋最大収縮法,下肢伸展挙上練習を中心に行い,2週間後に全荷重...

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  • ウェーブレット変換を用いた前十字靭帯再建術後患者の動的筋電図周波数解析

    山田 英司, 加藤 浩, 田中 聡, 森田 伸, 田仲 勝一, 宮本 賢作, 辻 伸太郎, 真柴 賛, 五味 徳之, 森 諭史, 乗松 尋道 理学療法学Supplement 2003 (0), A0104-A0104, 2004

    ...<BR>【方法】当院にて半腱様筋・薄筋腱による鏡視下ACL再建術を施行され,スポーツ活動が可能となったACL再建術後患者13例(手術から測定までの期間:平均42か月±31か月)を対象とした.方法はCybex770を用いて,角速度 60,180,240,300deg/secで最大努力による膝伸展運動を3回施行し,同時に内側広筋の表面筋電図を測定した.表面筋電図の測定にはMyosystem1200sを使用...

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  • 股関節外旋位でのStraight Leg Raise exerciseが下肢筋活動に及ぼす影響

    野中 紘士, 中嶋 正明, 秋山 純一, 祢屋 俊昭 理学療法学Supplement 2003 (0), A0244-A0244, 2004

    ...その際、被験者の内側広筋斜頭(VMO)、内側広筋長頭(MVL)、大腿直筋(RF)、外側広筋(VL)、縫工筋(Sa)、薄筋(Gr)、長内転筋(AL)から表面筋電計ニコレー・バイキングIV(Nicolet)を用い、筋電位を導出し積分筋電図(IEMG:integrated EMG)を得た。計測は3回行われ、その平均をデータとした。...

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  • 膝前十字靱帯損傷に関する検討

    今屋 健, 藤島 理恵子 理学療法学Supplement 2002 (0), 467-467, 2003

    ...【対象と方法】対象はACL初回受傷後H7年4月からH14年9月までに当院にて半腱様筋・薄筋によるACL再建術を行い、筆者と共同筆者が担当した701名である。調査方法は問診にてカルテに記載した情報から後方視的に、受傷時のスポーツ種目、受傷機転〔コンタクト(以下con)受傷、ノンコンタクト(以下non)受傷、不明(以下?)〕を男女別に調査した。...

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  • 膝前十字靭帯再建術後の関節可動域と前方安定性の関係

    中川 ふみよ, 松田 徹也, 有賀 保博, 奥座 奇世子, 松下 績, 田口 絵理, 吉矢 晋一 理学療法学Supplement 2002 (0), 209-209, 2003

    ...使用健は半腱様筋+薄筋腱(STG)である。屈曲ROMは訓練直前患者自身が可能な屈曲角(以下自力屈曲)と、訓練後最大に可能であった屈曲角(以下最大屈曲)を測定した。また、伸展についてはhell-height difference(以下HHD)を訓練前後に測定した。測定時期は手術前日、手術後1,2,3,4,5,6週,2ヶ月,3ヶ月,1年である。...

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  • 膝前十字靭帯再建術における自家腱採取部の違いが術後の膝屈曲筋力に及ぼす影響について

    道端 ゆう子, 嶋田 郁子, 岩田 章史, 藤原 淳詞, 馬庭 壮吉, 酒井 康生, 内尾 祐司 理学療法学Supplement 2002 (0), 469-469, 2003

    ...【はじめに】膝前十字靭帯(以下、ACL)再建に自家膝屈筋腱を用いる際、半腱様筋腱単独の場合と薄筋腱を追加して行われる場合がある。今回、半腱様筋腱単独で再建を行なった群(以下、ST群)と薄筋腱を追加して再建を行なった群(以下、STG群)の膝屈曲筋力を測定し、経時的変化について検討したので報告する。...

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  • 前十字靭帯再建術後の超音波筋厚測定について

    田中 聡, 山田 英司, 森田 伸, 田仲 勝一, 乗松 尋道, 宮本 賢作, 真柴 賛, 五味 徳之 理学療法学Supplement 2002 (0), 582-582, 2003

    ...術式は,全例半腱様筋腱・薄筋腱による再建術で術後同一のリハビリテーションプログラムを実施した。方法は,超音波での筋厚測定としてGE横河メディカル社製超音波測定装置LOGIQα100を使用し, Bモード,5MHzのプローブを用いて内側広筋(以下VM),大腿直筋(以下RF),中間広筋(以下VI)の筋厚を安静時と膝最大伸展位での最大等尺性収縮時で測定した。...

    DOI

  • wavelet変換を用いた前十字靭帯再建術後患者の動的筋電図周波数解析

    山田 英司, 加藤 浩, 田中 聡, 森田 伸, 田仲 勝一, 宮本 賢作, 真柴 賛, 五味 徳之, 乗松 尋道 理学療法学Supplement 2002 (0), 192-192, 2003

    ...【対象及び方法】当院にて半腱様筋・薄筋腱による鏡視下ACL再建術を施行され,スポーツ活動が可能となったACL再建術後患者10例(手術から測定までの期間:平均38か月±31か月)を対象とした.方法はCybex770を用いて,角速度 60deg/secで最大努力による膝伸展運動を3回施行し,同時に内側広筋の表面筋電図を測定した.表面筋電図の測定にはMyosystem1200sを使用し,A/D変換後,MATLAB...

    DOI

  • 前距腓靭帯再建術後患者に対するアプローチ

    田中 和重, 落合 裕之, 野田 喜寛, 勝見 良子, 小林 智子, 石丸 智之, 土屋 隆之 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2002 (0), 54-54, 2003

    ...<BR>今回、陳旧性前距腓靭帯損傷に対し、薄筋での靭帯再建術を施行し、日常生活において装具除去は術後3ヶ月、レクリエーションレベルの運動は装具装着にて2.5_から_3ヶ月、競技レベルの運動は術後半年より開始とした。膝屈伸筋トルクの健側との比較も行い術後3ヶ月の時点で膝屈曲:64.0%(60°/sec)、67.3%(180°/sec)、伸展80.3%、96.4%へと改善見られた為、ジョギング開始。...

    DOI

  • 肛門周囲膿瘍を併発した直腸癌の2例

    山本 聖一郎, 固武 健二郎, 清水 秀昭, 奥村 拓也, 五十嵐 誠治, 小山 靖夫 日本臨床外科学会雑誌 61 (3), 757-761, 2000

    We report two cases of rectal carcinoma presented with perianal abscess. Although perianal abscess is not uncommon, rectal carcinoma is rarely associated with the disease in a frequency of about 1%. …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献7件

  • 薄筋弁を用いた放射線直腸ちつろう修復術の1例

    井上 靖浩, 大井 正貴, 竹内 謙二, 本泉 誠, 福西 茂二 日本大腸肛門病学会雑誌 52 (7), 601-604, 1999

    A 78 year-old female suffered from vaginal discharge of flatus and stool for 20 years after the radiation therapy for cervical cancer. Digital and endoscopic examinarion of the rectum and the vagina …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献8件

  • 管外性に巨大発育を呈した痔瘻癌の1例

    川西 勝, 小杉 光世, 中島 久幸, 清原 薫, 酒徳 光明, 安念 有声 日本臨床外科医学会雑誌 57 (5), 1184-1187, 1996

    A 77-year-old man was seen at the department becausse of a tumor on the right side of the anus.There was a past history of undergoing an operation for fistula-in-ano at the age of 69, which, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献5件 参考文献12件

  • 女性外陰部Paget病に対する手術治療の検討

    岩崎 泰政, 森 保, 宮本 義洋, 波多野 裕二, 山本 昇壯 西日本皮膚科 58 (1), 94-97, 1996

    ...しかしその欠損が8∼13cmとなれば大腿内側から採取する薄筋皮弁を用いた再建を余儀なくされ, 欠損が19cmの症例では腹部より採取する腹直筋皮弁と分層植皮術を併用することにより再建することができた。...

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献27件

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