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西田 昌司, Masashi NISHIDA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 68 (1), 47-55, 2021-06-20
肥満は美容上の問題のみならず様々な生活習慣病の原因となる。日常的な温浴が運動と同様に肥満を解消するか否かを、マウス前駆脂肪細胞 3T3-L1 の温熱刺激モデルを用い、温熱刺激が脂肪細胞の表現型に及ぼす影響から検討した。脂肪細胞に42℃、1時間の温熱負荷を加えて熱ショック蛋白70(HSP70)の発現を検討すると、負荷30分後から発現の亢進が認められ、細胞が負荷を受けていることが確認できた。ミトコン…
DOI 機関リポジトリ Web Site
西田 昌司, Masashi NISHIDA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 67 (1), 35-46, 2020-06-20
背景 デスクワークの増加やスマートフォンの頻用により、肩こりや腰痛、眼精疲労などの筋疲労が増加している。その回復方法として温熱療法がよく用いられ、血流の改善や神経系のリラックス効果が報告されているが、筋肉への直接的な効果は明らかにされていない。 目的 温熱療法が直接筋肉に作用して疲労を予防するかを、C2C12(マウス骨格筋由来筋芽細胞)の温熱負荷モデルを用い、温熱が筋細胞のエネルギー代謝とCa…
西田 昌司, Masashi NISHIDA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 66 (1), 15-25, 2019-06-20
高齢化の進行に伴うアルツハイマー型認知症の増加は、社会全体で取り組む喫緊の課題となっているが、その病因や治療法は確立されていない。本研究では、アルツハイマー型認知症の病因としてのアミロイド仮説と疫学的な性差を細胞モデル検討するため、培養神経細胞PC-12のアミロイド負荷モデルを用いて、(1)アミロイドβが神経細胞内に取り込まれるか、(2)アミロイドβが細胞内で活性酸素を産生するか、(3)女性ホル…
山本 智美, 西田 昌司, Tomomi YAMAMOTO, Masashi NISHIDA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 65 (1), 45-56, 2018-06-20
アルツハイマー型認知症の発症には性差が存在し、その原因として女性ホルモンのエストロゲンが神経細胞の保護効果を発揮することが示唆されている。本研究では神経細胞にアミロイドβを負荷したアルツハイマー型認知症の細胞モデルを用い、エストロゲンがエストロゲン受容体との結合を介して小胞体ストレスを修飾し、神経細胞を保護しているか否かを検討した。ラット神経系由来のPC-12細胞に、アミロイドβ、または小胞体ス…
山本 智美, 西田 昌司, Tomomi YAMAMOTO, Masashi NISHIDA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 64 (1), 141-152, 2017-06-20
大脳皮質でのアミロイドβ沈着は、アルツハイマー型認知症(AD)の病態と密接に関連している。神経細胞は、異常蛋白質を修復する小胞体にアミロイドβ沈着物を取り込む。異常蛋白質の蓄積によって小胞体ストレスが増加すると、細胞はシャペロン蛋白の誘導などの小胞体ストレス応答(UPR)を惹起して小胞体ストレスに対処する。しかしUPRの惹起が十分でない場合は、アポトーシスによる細胞死に至る。今回我々は、アミロイ…
山本 智美, 西田 昌司, Tomomi YAMAMOTO, Masashi NISHIDA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 63 (2), 129-140, 2016-12-20
加齢と共に発症する認知症は高齢化が進行する先進国に共通の社会問題となっており、中でもアルツハイマー型認知症患者の増加が問題視されている。アルツハイマー型認知症では大脳萎縮により認知機能が低下するが、その原因は老人斑として知られている大脳へのアミロイドβの沈着による神経細胞脱落と考えられている。一方、アルツハイマー型認知症の発症には性差があることも知られている。閉経前の女性は男性より発症が少なく、…
森本 紗貴子, 西田 昌司, Sakiko MORIMOTO, Masashi NISHIDA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 63 (1), 43-53, 2016-06-20
繊維芽細胞と細胞外基質からなる真皮組織は、皮膚の構造と機能を維持している。コラーゲンは細胞外基質に最も豊富に存在する蛋白質で、細胞表面に在るコラーゲンの受容体であるインテグリンと結合し、真皮の繊維芽細胞を活性化する。しかし、真皮のコラーゲン量は加齢とともに減少し、シワやたるみのような皮膚の構造と機能の破壊をもたらす。老化した真皮に、経皮的、経口的にコラーゲンを補うことは、分子の大きさのために不可…
西田 昌司, 野出 絵里, Masashi NISHIDA, Eri NODE 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 62 (1), 63-73, 2015-06-20
日光に含まれる紫外線A波は、真皮まで到達して水分を分解し、活性酸素を発生する。発生した活性酸素は、真皮の線維芽細胞を構成する脂質や蛋白質、核酸に障害を与え、細胞死をもたらす。その結果、皮膚の構造が乱れ、シワが生じ、日光老化と呼ばれる病態を発症する。温熱負荷が熱ショック蛋白質70(HSP70)を誘導することによって紫外線による細胞障害を軽減するかいなかを、線維芽細胞の過酸化水素負荷モデルに熱ショッ…
萩原 康子, 西田 昌司, Yasuko HAGIHARA, Masashi NISHIDA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 60 (1), 33-50, 2013-06-20
type:P(論文)
西田 昌司, 寺嶋 正明, 遠藤 知二, Masashi NISHIDA, Masaaki TERASHIMA, Tomoji ENDO 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 58 (2), 55-64, 2011-12-20
西田 昌司, Masashi NISHIDA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STDIES 56 (1), 115-126, 2009-06-20
平林 玲子, 西田 昌司, Reiko HIRABAYASHI, Masashi NISHIDA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 55 (1), 105-117, 2008-06-20
濱田 陽子, 西田 昌司, YOKO HAMADA, Masashi NISHIDA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 54 (1), 95-109, 2007-06-20
西田 昌司, 寺嶋 正明, Masashi NISHIDA, Masaaki TERASHIMA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 53 (3), 83-92, 2007-03-15
杉本 香奈, 西田 昌司, Kana SUGIMOTO, Masashi NISHIDA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 53 (1), 115-130, 2006-07-20
西田 昌司, Masashi NISHIDA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 52 (3), 49-62, 2006-03-20
福島 久美, 西田 昌司, Kumi FUKUSHIMA, Masashi NISHIDA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 52 (1), 135-148, 2005-07-15
西田 昌司, 近藤 奈津子, Masashi NISHIDA, Natsuko KONDOH 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 51 (1), 107-117, 2004-07-20
西田 昌司, 別井 美穂, Masashi NISHIDA, Miho BETSUI 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 50 (1), 197-210, 2003-07-20
西田 昌司, 青木 和浩, 葛谷 恒彦 呼吸と循環 47 (6), 565-570, 1999-06-15
DOI 医中誌
西田 昌司, 葛谷 恒彦, 堀 正二 medicina 35 (4), 690-691, 1998-04-10
DOI
西田 昌司, 葛谷 恒彦, 多田 道彦 呼吸と循環 43 (3), 251-255, 1995-03-15
五十嵐 淳介, 西田 昌司, 葛谷 恒彦, 多田 道彦 呼吸と循環 42 (6), 522-527, 1994-06-15
西田 昌司, 葛谷 恒彦, 多田 道彦 JAPANESE CIRCULATION JOURNAL 57 (supplementIV), 1211-1214, 1993
DOI Web Site 医中誌