今田 達也, 有馬 純孝, 梅野 寿実, 副島 伸一郎, 二見 喜太郎
日本臨床外科医学会雑誌
45
(5),
661-664,
1984
...<br> 症例は36歳,男.主訴は嚥下障害.現病歴として昭和56年11月5日,青酸化合物を自殺目的として服用し,解毒剤(チオ硫酸ナトリウム)にて一命は取り留めたが,中枢神経障害が現われた.食道レ線検査で気管分岐部より2~3cm肛門側より噴門部まで約10cmの高度狭窄が認められた.食道鏡では, EDチューブがぎりぎり通る程度の高度狭窄が認められた.手術は栄養改善と共に非開胸下食道抜去術により食道亜全摘術...
DOI
Web Site
医中誌