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検索結果 240,997 件

  • いじめの集団力学への序説

    八ッ塚 一郎 Journal of Group Dynamics 41 (0), 3-14, 2024-12-28

    ...さらに唯一共通するはずの、被害者の苦痛という要素についても、それを訴え出ることができず、被害としての認すら持てないケースまで存在するため、いじめの把握は原理的に極めて困難である。それに対し、被害者の苦痛をもたらす集団力学的な構造を検討して、そこに通底する一意的かつ一方向的な関係の存在を見出した。...

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  • UDLの理論に基づく小学校算数科における実践とその効果の検証

    大橋 均 日本教育工学会論文誌 advpub (0), 2024-07-20

    ...また,学習の理解を深めるために,同級生や教師に援助要請を出せる割合が高まることや,学力面では一時的に当該授業内の知・技能に限り,その獲得を促す傾向等が示された。これらの結果から,本研究で用いた授業デザインが発達支持的生徒指導の場としての授業づくりの一助となる可能性が示唆された。</p>...

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  • 2021年度RI利用者アンケート調査報告書

    (公社)日本アイソトープ協会理工・ライフサイエンス部会RI利用推進専門委員会 RADIOISOTOPES 73 (2), 147-159, 2024-07-15

    ...<p>日本アイソトープ協会理工・ライフサイエンス部会RI利用推進専門委員会は,利用者の意調査及び今後のRI製造者との橋渡しに向けた基礎調査を目的とし,2021年度にRI利用者アンケート調査を実施し,164名から回答を得た。本資料では,各専門分野における使用核種や量,また今後使用したい核種などの調査結果をまとめ,今後のRI利用推進に向けた考察を述べた。</p>...

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  • 多周波PDOA測位に適したチャネル状態別法

    原 嘉孝 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (5), 320-332, 2024-05-01

    ...本論文では,多周波PDOA測位に適したチャネル状態別法を提案する.多周波PDOA測位の精度はチャネル状態に大きく依存するため,高精度測位を行えるチャネル状態か否かを事前に別し,高精度測位を行えると別された状態で測位を行うことが望ましい.提案法では,無線局間での電波の到来時間差に含まれるキャリア周波数の周期の数の推定値が正しい可能性が高い場合に,高精度測位を行えるチャネル状態として別する.特性評価...

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  • 形・色の特徴に着目したウキクサ科植物の面積と枚数の推定

    奥田 萌莉, 石澤 秀紘, 大島 裕明 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (5), 323-334, 2024-05-01

    ...つの部分から構成される.ここで,コロニーとは,コウキクサの葉が1から複数枚集まった状態のことを指すこととする.コロニーの領域認では,Mask R-CNNというインスタンスセグメンテーション手法を用いた.この手法では,枯れた葉についても,正常な葉と区別せず認してしまう傾向にあった.そこで,コロニーの健康状態推定のため,コロニーとして認された画像領域を入力として,ResNet152と分類層を用いた...

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  • 導電糸を用いた表情別マスクによる個人認証の実現可能性の検討

    山口 慶太郎, 奥山 和輝, 厚海 慶太, 松居 和寛, 谷口 和弘, 平井 宏明, 西川 敦 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (5), 469-470, 2024-05-01

    <p>In recent years, wearable interfaces have gained significant research attention. Additionally, since wearing masks have become a common practice due to the spread of the new coronavirus, our …

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  • ARDS診療ガイドライン2021一般の方向け解説の作成に関する委員会報告

    一般社団法人日本集中治療医学会/一般社団法人日本呼吸器学会/一般社団法人日本呼吸療法医学会ARDS診療ガイドライン2021作成委員会 日本集中治療医学会雑誌 31 (3), 219-225, 2024-05-01

    ...本解説がARDS診療に関わる医療の提供者および患者や支援者(家族など)などの医療の利用者に広く認され,コミュニケーションツールとして広く使われ,意思決定の助けとなることを期待する。</p>...

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  • VRを用いた対人距離に対する表情認特性に関する研究

    小越 康宏, 南川 直紀, 林 大雅, 齋藤 幸江, 小越 咲子 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (5), 457-458, 2024-05-01

    <p>As an elemental technology for an expression recognition training system, a head mounted display with gaze detection function was used to display three-dimensional facial expressions, and the …

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  • 原著論文 知の組織化と哲学:「統合的レベル」概念に焦点を当てて

    横山 幹子 情報の科学と技術 74 (5), 161-168, 2024-05-01

    ...この概念は,知の組織化システムとしての「統合的レベル分類(Integrative Levels Classification: ILC)」を中心となって構築してきたClaudio Gnoliが,知の組織化と哲学,特に存在論との関係をどのように考えているかを検討する際に重要な概念である。...

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  • 原著論文 領域を超えた利活用のためのメタデータ設計

    神崎 正英 情報の科学と技術 74 (5), 172-179, 2024-05-01

    ...利用者タスク分析をふまえると,発見のために項目の共通化,典拠形URIによるアクセスポイント,別子ハブとのリンクが有効であり,別・選択タスクには構造化ノードで情報を適切に束ねた記述が役立つ。両者を組み合わせた二層モデルは,使いやすさと詳細さのバランスを取り,さまざまなデータの記述に応用できる。ジャパンサーチ利活用スキーマでの取り組みを中心に,具体例を示してメタデータ設計の考え方を検討する。...

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  • 酸素センシングにおけるTRPA1チャネルの普遍的役割

    中尾 章人, 劉 可, 高橋 重成, 森 泰生 日本薬理学雑誌 159 (3), 165-168, 2024-05-01

    ...して組織へ適切に酸素供給を制御する仕組みを好気性生物は備えている.低酸素に対する生理的な応答には,急性と緩徐な相があり,急性の低酸素応答における酸素センシングの分子機構は特に未解明である.我々は高Redox感受性を示すカチオンチャネルTRPA1が,末梢組織から中枢神経系に至るまでの生体内各所で酸素センシング機構の鍵となっていることを見出した.本稿では,古くから急性の酸素センシングにおける重要性が認されている...

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  • 多様性 ~海外での研究生活を通じて学んだこと~

    高橋 明彦 MEDCHEM NEWS 34 (2), 69-73, 2024-05-01

    ...近年、「多様性」もしくは「ダイバーシティ」という言葉がさまざまな媒体で取り上げられており、我々の創薬の現場においてもその重要性が広く認されている。一方で、「多様性」という言葉についてはさまざまな意味で使われており、多様性とは何か、また多様性がどのように創薬に貢献できるかという点については、各個人で意見が異なると思われる。筆者は幸運にも2019年4月から約1年半、米国で研究生活を送る機会を得た。...

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  • 急激な経過を辿り救命できなかった腸炎ビブリオによる壊死性筋膜炎の1例

    中山 美里, 中山 雄二朗, 前田 将, 具嶋 泰弘, 前原 潤一 日本臨床救急医学会雑誌 27 (2), 112-116, 2024-04-30

    ...<p>65歳,男性が発熱,意障害のため救急搬送された。来院時はショックで,右下肢痛を訴え,患部に紫斑と水疱形成が認められた。重症軟部組織感染症として緊急入院し,メロペネム,バンコマイシン,クリンダマイシンの投与を開始した。Finger testが陽性であり,直ちに右下肢切断術を施行した。術後は集学的全身管理を継続したが,紫斑が全身に拡大し第3病日に死亡した。...

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  • 遠隔医療や治療アプリ(デジタル療法)を用いた新しい禁煙治療

    阿河 光治, 佐竹 晃太 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 133-137, 2024-04-30

    ...<p>外来の時間的制約や外来通院の間に生じる指導の空白期間が禁煙治療の課題であった.それらを解決するために「CureApp SC<sup>®</sup> ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」が開発され,2020年に治療アプリとして日本で初めて保険適用となった.治療アプリを利用することで,外来通院の間でも個別化された行動療法ガイダンスを配信し,知やセルフ・コントロールの手段を提供することができるようになった...

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  • 髄膜脳炎を合併した日本紅斑熱の1例

    中山 美里, 尾崎 諒吏, 具嶋 泰弘, 前原 潤一 日本臨床救急医学会雑誌 27 (2), 108-111, 2024-04-30

    ...<p>75歳,男性が意変容と全身の発疹,発熱のため受診した。7日前に山中で右下腿を虫に刺され,黒色痂皮が付着していた。血液検査で炎症反応上昇と肝腎機能障害,DICを認め,リケッチア感染症を疑いミノサイクリン投与を開始した。入院後に意障害が増悪し,髄液検査では単核球優位の細胞数増加と軽度の糖低下を認めた。...

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  • 教職志望の学生への一次救命処置に関する講義方法と課題

    関 由起子, 桐淵 博 日本臨床救急医学会雑誌 27 (2), 93-101, 2024-04-30

    ...<b>結論</b>:学校での事故の実態と事例を理解することにより,子どものいのちを守ることが教員の使命との認が高まり,救命活動への自信が高まることが明らかとなった。 </p>...

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  • タバコに対する認のギャップは埋まるのか?

    吉井 千春 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 125-129, 2024-04-30

    ...<p>【背景と目的】喫煙率は低下傾向にあるが,未だに喫煙を擁護する人達がおり,社会の禁煙推進の障害となっている.喫煙擁護側と禁煙推進側のタバコに対する認のギャップを検証する目的で,加濃式社会的ニコチン依存度調査票(KTSND)による研究をレビューした....

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  • NPPV慢性呼吸不全患者に対する遠隔看護プログラム介入前後のセルフケア能力の比較

    霜山 真, 三塚 由佳, 高橋 至, 小川 浩正, 佐藤 冨美子 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 205-211, 2024-04-30

    <p>【目的】非侵襲的陽圧換気(NPPV)を受けている慢性呼吸不全患者に対する遠隔看護プログラムの効果を,介入前後のセルフケア能力の比較で検討した.</p><p>【方法】総合病院呼吸器内科外来のNPPV患者を対象に,遠隔看護プログラムを3カ月間実施した.低セルフケア能力群と非低セルフケア能力群に分けて,介入前後のSelf-Care Agency …

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  • Lynch症候群の人々が置かれている状況に対する認に関する質的研究

    上田 真由美, 青木 美紀子, 島袋 林秀 遺伝性腫瘍 23 (4), 140-145, 2024-04-30

    ...歩む自己の確立の4テーマと,対応する7カテゴリおよび20サブカテゴリが抽出された.LSの人々は自身の置かれている状況に対し,遺伝とがんの両方を背負い続けることの覚悟と折り合いという認だけではなく,LSとともに歩む自分を肯定的に捉え,家族や仕事,趣味に価値や生きがいを見出し,自己確立していた.また,他者の理解と良好な関係性の構築がLSの健康管理への動機付けにつながり得ることが示唆された....

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  • 当院における脳波検査の緊急報告について

    津藤 有子, 若杉 志穂, 杉山 嘉史, 海老名 俊明, 廣瀬 春香 医学検査 73 (2), 205-214, 2024-04-25

    ...非けいれん性てんかん重積56症例のうち21例で意障害の改善が確認されたが,死亡が12例であり,23例に改善はみられなかった。加えて,設定した緊急報告値以外にも医師が予測していなかった患者の状態や波形を報告したことで,患者のQOLが維持された事例があった。今回の調査により脳波検査の緊急報告は,患者への早期治療介入および神経学的予後改善に貢献できる可能性があると考えられた。</p>...

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  • ISO 15189の要求事項に適応した機材管理システムの構築と評価

    三宅 雅之, 飯尾 耕治, 池田 亮, 東影 明人, 大塚 文男 医学検査 73 (2), 316-322, 2024-04-25

    ...RDB構築にあたってISO 15189の要求事項を過不足なく管理できることを意し,なおかつ変更履歴を容易に確認できるようにするため一部のテーブルでは世代管理の仕組みを取り入れた。構築した機材管理システムは2019年6月から運用開始し,これまで複数回のバージョンアップを繰り返しながら稼動している。...

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  • ビオチン-ストレプトアビジンELISAによる馬鈴薯由来の自然毒成分の検出

    岡田 光貴, 松尾 佳乃 医学検査 73 (2), 258-270, 2024-04-25

    ...試料中のSOおよびCHAをELISAプレートにコーティングし,そこにビオチン標したanti-Sold antibodyを添加,さらにペルオキシダーゼ標したストレプトアビジンを添加するELISAを試みた。本法により,10 mMリン酸緩衝液で調製したSOとCHAを含む試料の吸光度は,従来のELISAの約5倍に増強した。...

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  • 自発的なまちづくり活動の担い手の動機・展開過程に見出される担い手同士の関係

    助川 達也, 中島 直人, 窪田 亜矢 都市計画論文集 59 (1), 1-7, 2024-04-25

    ...さらに、必ずしもはっきりした意志に基づくわけではない、当事者たちにとっても即座には認しづらい担い手同士の間接的な関係が、担い手の活動の動機・展開過程に影響を及ぼすことが明らかとなった。これは、既存のキーパーソン論が、顕在化した働きや意志を持った役割について述べていることとは違い、本研究の新たな知見である。</p>...

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  • 大豆およびとうもろこし加工食品の遺伝子組換えDNA検査におけるDNA抽出精製方法の同等性確認試験

    江木 智宏, 高畠 令王奈, 岸根 雅宏, 曽我 慶介, 吉場 聡子, 柴田 人, 近藤 一成, 髙嶋 康晴 食品衛生学雑誌 65 (2), 25-30, 2024-04-25

    <p>わが国における食品に関する表示のうち,遺伝子組換え食品の表示については,大豆,とうもろこし等の農産物およびこれらを主な原材料とする加工食品が対象となっている.遺伝子組換え食品の表示が適正になされているかどうかを科学的に検証するために,リアルタイムPCRによるDNA検査法が公定法として定められている.大豆およびとうもろこし加工食品からのDNA抽出精製方法として,公定法には代表的なものが示され…

    DOI PubMed

  • 糖鎖模倣ペプチドの取得と腫瘍標的能を利用した治療法への応用

    野中 元裕 生化学 96 (2), 184-191, 2024-04-25

    ...糖鎖構造の化学合成は一般的に困難であり,専門的な知と技術が必要とされる.一方で,レクチンなどの糖認分子の阻害において,ペプチドが代替物として利用可能であることは以前より示されている.これまで,ファージディスプレイ法などを用いて糖鎖認分子に対してスクリーニングを行うことで,糖鎖を模倣するペプチドが取得されてきた.著者が過去に所属していたMichiko N....

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  • 糖鎖バイオマーカーの新展開とレクチン治療

    左近 太佑, 近藤 純平, 三善 英知 生化学 96 (2), 207-214, 2024-04-25

    ...本稿では,我々が長年研究を続けてきた糖鎖バイオマーカーであるフコシル化ハプトグロビンに関する研究を中心に概説し,次世代型糖鎖抗体(糖鎖とペプチドを同時に認する抗体)の出現によってみえてきた新しい展開を紹介する.nativeな糖タンパク質を認できる抗体の作製は予想どおり至難で,我々が作製した次世代型糖鎖抗体10-7G mAbは,糖鎖の構造変化に伴って出現した新たなエピトープを認したものであったが...

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  • 電位依存性ホスホイノシチドホスファターゼVSP

    岡村 康司 生化学 96 (2), 255-268, 2024-04-25

    ...voltage-sensing phosphatase:VSP)は,膜電位変化を感知し,細胞質領域であるホスホイノシチドホスファターゼを活性化する.単一タンパク質分子で電気化学連関を起こすユニークな分子である.その動作原理や生物機能の解明には,その分子の特徴から,生化学と生理学の両面でアプローチすることはもちろん,両者を融合させた新しい解析手段が求められてきた.また分子を取り出して利用することで思いもしない有用性が認されるようになった...

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  • 1.解剖と病態から考える炎症性爪疾患の診断と治療

    川島 裕平 日本皮膚科学会雑誌 134 (4), 701-709, 2024-04-20

    ...<p>爪疾患や爪トラブルで皮膚科を受診する患者は少なくなく,その中でも炎症性爪疾患に遭遇する機会は稀ではない.そのため,診断や治療に関する正確な知を習得しておくことが求められる.本稿では代表的な炎症性爪疾患である爪乾癬,爪扁平苔癬,さらにこれらの疾患との鑑別が重要となる特発性トラキオニキアの症例を提示し,皮膚科医として知っておくべき炎症性爪疾患の特徴的な爪症状や診断のプロセス,治療に対する考え方について...

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  • IT企業の女性管理職が少ない構造要因とマネジメント課題の分析

    平田 貞代 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 103-119, 2024-04-20

    ...その主な理由として、女性は責任を負いたくないという後ろ向きの意がある、という指摘がある。産業別に比較すると、IT産業は険作業、重作業は殆ど無く、資格や経験による技能が重視されるため評価の性別差は比較的少ないにもかかわらず、女性管理職比率は他の産業に比べて高くない。そこで、本研究では、IT企業における女性管理職が少ない原因について実態調査に基づき分析を行った。...

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  • がんゲノム医療を受ける患者の看護と看護師の死生観との関連

    林 真紀子, 山田 忍 日本看護研究学会雑誌 47 (1), 1_61-1_72, 2024-04-20

    ...<p>目的:がんゲノム医療を受ける患者は標準治療がない,もしくは終了した状態にあり,死を意する病を抱える状況にある。そのような患者の看護と,死を意する病を抱える患者の看護に必要とされる「看護師の死生観」との関連を明らかにすることを目的とした。...

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  • 神経症状を契機に診断された傍腫瘍性神経症候群関連抗体陽性の小細胞肺癌の2例

    岡崎 優太, 吉岡 弘鎮, 上硲 敬介, 奥野 祐希子, 中西 健太郎, 生駒 龍興, 竹安 優貴, 勝島 詩恵, 山中 雄太, 倉田 宝保 肺癌 64 (2), 124-132, 2024-04-20

    ...</b>63歳.女性.意障害で救急搬送となった.画像検査では,意障害の原因は特定できなかった.その後,胸部に増大傾向の腫瘤を認めた.精査の結果,限局型小細胞肺癌に伴うPNSの診断となりシスプラチンとエトポシド,加速過分割照射で治療を開始した.神経症状は治療奏効により改善し,PNS関連抗体の低下を得られた.<b>症例2....

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  • P2Mの視座による移動体の設計・製作を行うPBL科目の考察

    岡崎 昭仁, 片岡 大也, 舟岡 智哉 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 168-182, 2024-04-20

    ...本研究では工学知や技能を習得した後に、ゼミ単位で移動体の設計・製作を課して、移動体の性能評価を行う科目群を対象にして、P2Mの視座(主として3Sモデルと6つのマネジメント知)より、科目群全体像の考察、学習者の学修状況、グッドプラクティスの考証、教育改善提案について報告する。...

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  • 精神障害者の病の意味に関する文献検討

    栗原 淳子, 中林 誠 日本看護研究学会雑誌 47 (1), 1_149-1_156, 2024-04-20

    ...結論:医療者は病を生物学的な構造や機能の変化と捉えがちであるが,精神障害者にとって病は主観的な経験であることを認する必要がある。</p>...

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  • 教職課程履修大学生が想起する「総合的な学習の時間」−中学時代の学習経験から教職課程における指導法を考える−

    栗山, 靖弘, 山本, 一生, 浜田, 幸史, Kuriyama, Yasuhiro, Yamamoto, Issei, Hamada, Koji 鹿屋体育大学学術研究紀要 62 1-12, 2024-04-16

    ...まず,自由記述の回答からは,「総合」として学生が覚えている事項には限界があることが指摘できる.特に「総合」を修学旅行についての事前学習や調べ学習と混同しており,特別活動との違いを認できていない事例が目立った.この点を学校における教育課程の編成の実態という視点から考察した.その結果,「総合」と「特別活動」が教育課程上も重なりを持ちつつ運用されていること,そして,生徒の学習経験という側面に加えて,教職課程...

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  • 上下顎骨切り術での術中オンダンセトロン塩酸塩水和物投与の術後悪心・嘔吐予防効果

    藤岡 瑛美, 花本 博, 髙津 芙美, 森田 弥生, 木村 里咲, 柳樂 拓夢, 丹羽 均 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 106-113, 2024-04-15

    ...postoperative nausea and vomiting:PONV)の発生率が高く,プロポフォールによる全静脈麻酔で管理しても残存している.われわれは,全静脈麻酔で管理した上下顎骨切り術でのPONV発生率を,オンダンセトロン塩酸塩水和物投与の有無で比較した.2020年4月から2023年3月までにプロポフォールによる全静脈麻酔で上下顎骨切り術を受けた患者を対象とした.年齢,性別,肥満度,手術時間,出血量,意下挿管...

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  • 特集:多言語文化が混在する環境下において幼児に危険を伝える方法

    松田 文子 人間工学 60 (2), 75-78, 2024-04-15

    ...<p>標・案内表示におけるピクトグラムの有用性はよく知られている.これらを幼児向けの安全対策に活用できる可能性について検討した.幼稚園・保育園等における手作り文化との融合を考え,ピクトグラムのデザインを,就労現場の幼稚園教諭・保育士自身が容易にアレンジできるようなツールを作ることができれば,幼児が状況に応じて安全状態について知ることができ,幼稚園・保育園等での事故防止につながる可能性がある.ひいては...

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  • 小児麻酔の実際

    名和 由布子 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 136-140, 2024-04-15

    ...<p> <b>【要旨】</b> 日常診療の対象は成人が圧倒的に多く,小児医療に関わる医療者も成人に比べると少なく,さらに周術期管理となると職種にかかわらず苦手意をもたれがちである.小児は成長や発達の過程にあり,麻酔に際して成人とは異なる配慮が必要である.歯科麻酔と小児麻酔はその対象となる患者背景や麻酔管理に関していくつもの共通点がある.小児症例の多い施設であっても,その周術期管理や麻酔方法は施設により...

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  • これからの歯科麻酔科医

    深山 治久 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 80-85, 2024-04-15

    ...<p> <b>【要旨】</b> 本学会の若手の先生方は各大学に所属して歯科麻酔学の研究・教育・臨床に携わっていると思う.その後,本学会認定医・専門医を取得し,1)大学に残り研究,教育,臨床に携わる,2)病院歯科や種々の診療施設で歯科麻酔の知・技術を活かす,3)歯科を開業して,それまで培ってきた安全な診療を目指す,4)求めに応じて鎮静や全身麻酔を出張して行う,の4通りがあるかと考える.一方,1)や2...

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  • デジタルトランスフォーメーションの推進に影響を与える組織文化の要因

    河村 智行, 野口 晴康, 鷲谷 佳宣, 当麻 哲哉 情報処理学会論文誌 65 (4), 875-886, 2024-04-15

    ...,「DX推進組織の独立性と協業」,「DX推進組織のメンバの意と特性」,および「DX推進組織の能力」が相互に影響を与えながらDXの推進に影響を与えていることを明らかにした.これらの要因の影響を考慮して改善を進めることで,企業は効率的にDXを推進できると期待する....

    DOI 情報処理学会

  • 音楽×情報処理:4.打楽器と情報処理

    悪原 至 情報処理 65 (5), e12-e15, 2024-04-15

    ...自身の情報感度を上げることや,自身のイメージした理想の音とのギャップを認し解決策を探る情報処理が行われている.複数人で演奏する際には,打楽器奏者は特にアインザッツをそろえることに神経を使い演奏を行っている.打楽器の音は噪音であることが,他の楽器と大きく異なる要素である....

    DOI 情報処理学会

  • 認知バイアス

    川合 伸幸 作業療法 43 (2), 159-163, 2024-04-15

    ...の判断は,簡単に歪められてしまうことを理解することである.このような自身の認知や知の状態についての認知(=メタ認知)を涵養することが認知バイアスから逃れる第一歩である....

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  • 作業中心のEvidence-based practiceを支援する臨床教育

    廣瀬 卓哉, 丸山 祥, 増田 雄亮, 久保 大輔, 京極 真 作業療法 43 (2), 222-229, 2024-04-15

    ...Evidence-based practice(以下,EBP)を支援する臨床教育について事例に基づき探索的に検討することである.対象者は回復期リハビリテーション病院に勤務する作業療法士1名であった.教育内容は,作業中心のEBPのコンピテンシーを参考にした臨床教育を約6ヵ月間実施した.担当する事例の臨床場面における指導や助言に加えて,介入の進捗状況に応じて個別のレクチャーを行った.臨床教育の前後でEBPに対する態度や認ならびに...

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  • 高速道路における ACC 機能の利用実態に関する分析

    石田 貴志, 大口 敬, 邢 健, 糸島 史浩, 舌間 貴宏, 阪本 浩章 交通工学論文集 10 (3), A_15-A_24, 2024-04-01

    ...<p>本研究では、近年における交通性能の経年変化の要因を考察するため、ACC 利用者を対象とした WEB アンケート調査を実施し、ACC 機能の利用実態や、ACC に対する意の経年的な変化を分析した。...

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  • Agreement Loss: 削減率に対して頑健なData Pruning Metric

    東 遼太, 和田 俊和 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 273-280, 2024-04-01

    ...サンプルの難しさを,重要度を表すスコアとして測定し,そのスコア順にサンプルを必要個数選択することで削減している.このような戦略は,データセットの削減率が小さい場合には学習後の精度を維持するが,削減率の増加に伴って精度は低下し,一定以上になるとランダム選択の精度を下回る.この現象は,極端に難しいサンプルだけを学習したモデルは,全サンプルから学習したモデルとは大きく異なる特徴空間を獲得し,難しいサンプルを別境界...

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  • ワイヤロープ設置区間の新たな接触事故対策が交通挙動に与える影響分析

    小野 ひかり, 柿元 祐史, 松戸 努, 浜岡 秀勝 交通工学論文集 10 (3), B_1-B_7, 2024-04-01

    ...具体的には秋田自動車道をフィールドとして、走行位置を明示させる「車線中央ドットライン」および「立体路面表示」を設置し、アンケート調査やビデオ調査により利用者意や車両走行位置の変化を把握した。その結果、新たな対策を実施することによって、車線中央へ誘導する効果やドライバーの漫然運転を防止する効果が発現することを明らかにした。</p>...

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  • 海外の日本語学習者における自己表現と他者理解

    佐々木 瑛代 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 101-101, 2024-04-01

    ...しかし、学習者Aは、質問内容との連動による質問場面の位置づけ、学習者Bは、質問者という立場との連動による質問場面の位置づけにより、待遇意の段階では敬語使用を選択しようという意思があったことがわかった。...

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  • 日本語学習者の内省と他者の視点から生じた待遇意の変容に関する考察

    韋 夢瑶 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 102-102, 2024-04-01

    ...<p>待遇意は、蒲谷(2013)において、「人間関係の位置づけをした上で,それをコミュニケーション主体自身がどう捉え,どのように待遇コミュニケーションにつなげようとするかという意である」(p.37)と定義されており、待遇コミュニケーションを考えるための重要な枠組みの一つとなる。...

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  • 交流場面における経験の語りと共感的な反応の特徴

    釜田 友里江 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 16-32, 2024-04-01

    ...また、自らの経験に関連させながら文化を紹介することで、知量の差を相手に感じさせずに対等な立場から語ることができる。このような語り方から、「相手に教える⇔相手から学ぶ」という構造ではなく、互いに「学ぶ⇔学ぶ」という構造ができ、交流場面においてどちらも経験が語りやすくなることがわかった。...

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  • 戦後の山村における食用野生植物資源利用の変遷

    小柳 知代, 松浦 俊也, 古川 拓哉, 小山 明日香 日本森林学会誌 106 (4), 77-87, 2024-04-01

    ...<p>農山村で継承されてきた野生生物資源の生態や利用の知(地域知)は,生活様式変化や人口減少・高齢化のなかで消失の危機にある。本研究では,福島県西部の山間地にある只見町における多様な食用野生植物資源利用の変容過程とその要因を明らかにした。まず,出版物や聞き取り資料から,戦後から現在までの同町の自然資源利用と時代背景の変遷を年表にまとめた。...

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  • ウェブ閲覧履歴の流出範囲を示唆するウェブ検索スニペットがプライバシー意や検索行動に与える影響

    清水 勇祐, 大木 哲史, 山本 祐輔 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 140-154, 2024-04-01

    ...本論文では,ウェブ検索中のユーザに対し,ウェブページの閲覧履歴がどういった第3者(ウェブサイト運営者)にどの程度共有される可能性があるのかについての情報を提供するスニペットが,ウェブ検索ユーザのプライバシー意や検索・閲覧行動に与える影響について分析を行った.オンラインユーザ実験の結果,実験協力者は単にトラッキングの有無を表示するスニペットよりも,提案スニペットの方が閲覧履歴の共有範囲を知る上で効果的...

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  • 準同型暗号を用いた人物対応付けのための特徴量次元圧縮による距離計算時間の削減

    田代 耕平, 西山 正志, 岩井 儀雄 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 221-230, 2024-04-01

    ...本論文では準同型暗号を用いた人物対応付けシステムにおける距離計算時間を削減するために,人物対応付けシステム内の暗号化手法と特徴量抽出手法について評価した.人物対応付けで用いる特徴量は個人別符号に該当するため特徴量を暗号化し保護する必要がある.準同型暗号は復号することなく特徴量間の距離を計算できるため,システムの安全性を高めることができる.しかし,暗号化された特徴量のサイズは大きくなるため距離計算時間...

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  • ブロッコリー根こぶ病対策の意思決定支援ツールの開発・実装―島原雲仙地域における根こぶ病発生の実態と対策の検証―

    大林 憲吾, 小池 聡, 田中 慶輔, 西崎 昌宏, 石津 直彦, 栗澤 傑, 楠本 亮也, 柳井 瑞帆, 渡邊 亘, 向島 信洋, 大川 英敏, 林 和昭 農業情報研究 33 (1), 44-58, 2024-04-01

    ...生産者圃場ごとの根こぶ病菌密度・診断結果類型(菌密度レベル)・土壌pH・診断結果・対処方法,等の項目を営農支援プラットフォーム「あい作」上のマップで確認できる.見える化ツールは,生産者である部会員とJAの営農指導員が,情報を共有しながら,営農指導員による根こぶ病対策指導の下,対策を実施することが可能である.見える化ツールの導入により,生産者の60.9%が見える化ツールの情報と営農指導に基づいた対策実施を意するようになった...

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  • ヒトパピローマウイルス(HPV)感染と子宮頸がん

    小川 千加子 小児の精神と神経 64 (1), 42-48, 2024-04-01

    ...予防による撲滅が可能ながんである.多くは性交によるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染が原因であるため,HPVワクチンは理にかなった方法である.HPVワクチンは小6~高1の女児を対とした定期接種で,現在はキャッチアップ接種も行われているが,接種率は30%程度と低迷している.子宮がん検診の受診率も約40%であり,本邦では適切ながん予防行動がとられていない.すべての子どもたちが適切な時期に正しい知を...

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  • 学術的文章へのコメントのコミュニケーションに関する考察

    曺 旼永 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 103-103, 2024-04-01

    ...まず、良い経験と「気になる経験」に共通して見られたカテゴリーとして、《コメントのコミュニケーション自体に対する認や捉え方》が提示された。次に、個別の経験に見られたカテゴリーとして、「気になる経験」では、《コメントに対する相手の反応》が見られ、良い経験では、《コメントをする主体自身への良さ》が見られた。...

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  • 内省と他者の視点から生じた日本語学習者の待遇意の変容

    韋 夢瑶 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 33-49, 2024-04-01

    ...③本研究で提示した学習者の母語と日本語の通訳を調査に採り入れる方法は、学習者の待遇意を聞き出し、深める際に有効である。</p><p>今後の待遇コミュニケーション教育において、学習者は他者との関わりを通して、自分自身の経験を再認するという学びの方法が考えられる。...

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  • 待遇コミュニケーションにおける「丁寧さ」に関する考察

    蒲谷 宏, アドゥアヨムアヘゴ 希佳子, 任 ジェヒ, 徳間 晴美 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 82-100, 2024-04-01

    ...</p><p>待遇コミュニケーションにおける「丁寧さ」を考えると、その基本的な枠組みとなる、【前提】―コミュニケーション主体―【場面】―意―内容―形式のすべてにわたって関わるものであることがわかる。...

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  • 視覚障がい学生の実習施設への情報提供とその効果

    渡邊 昌宏, 松井 康, 松嶋 美正 理学療法教育 4 (1), 1_67-1_73, 2024-04-01

    ...一方,実習指導者が履修してきた教育環境では,視覚障害に関しての医学的知が乏しいことが多いため,シートの情報が上手く活用されていない可能性も考えられた。今後は,シート作成することによって学生が障害と向き合える機会を作っていくとともに,実習指導者に対しても視覚障害に関しての医学的な情報を提供していく必要がある。</p>...

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  • 針筋電図検査の基礎知

    児玉 三彦 臨床神経生理学 52 (2), 149-157, 2024-04-01

    ...本稿は初学者を対象とした基礎知についての解説である。まず, 針電極の構造と活動電位記録の原理について述べた。針電極で観察できる範囲は非常に狭く, また, 振幅や持続時間といったパラメータによって異なる。実際の検査にあたっての筋電計の設定, 感度 (ゲイン) や掃引速度について触れた。実際の検査と同様, 安静時に続いて随意収縮時の評価という流れに従い観察される主な活動電位の特徴について記載した。...

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  • 臨床神経生理研修カリキュラムが定める到達目標グレードの妥当性の検討

    神 一敬, 植松 明和, 内山 真, 川合 謙介, 川端 茂徳, 小林 勝弘, 酒田 あゆみ, 高橋 修, 内藤 寛, 花島 律子, 藤原 俊之, 矢部 博興, 園生 雅弘 臨床神経生理学 52 (2), 95-111, 2024-04-01

    ...専門制度委員会が「臨床神経生理専門医・専門技術師研修カリキュラム (案) 」としてまとめた, 身につけるべき知・技能の到達目標としてのグレードの妥当性を検証するためのアンケート調査を行った。委員会設定グレードが妥当であるという回答が80%未満に留まったものを, 委員会設定との間に解離ありと定義した。...

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  • 圧電収音に基づく接触点位置推定のためのBivariate Mixup

    米澤 祥吾, 谷口 行信, 入江 豪 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 155-165, 2024-04-01

    ...情報通信技術の進歩や生活様態の変化により人が机の前で過ごす時間が増加している一方,人物動作認において机の前での動作の認に着目した研究例は少ない.机の前での動作は手と机のインタラクションが中心であり,然るに手が机上のどこに触れているかを正確に認できることが重要となる.本研究では,手が机に触れた際の接触音からその位置を推定する新たな問題に取り組む.机に設置した3機のピエゾマイクで収音した接触音から...

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  • 特集:「研究データ管理の実践に向けて」の編集にあたって

    尾城 友視 情報の科学と技術 74 (4), 123-123, 2024-04-01

    ...</p><p>本特集では,自機関の各種ポリシーをふまえて研究データ管理支援を実践していく方々を主な読者として想定し,研究データ管理に関する包摂的な知や,先行事例,課題とその整理の方法を提供することを目指しました。それぞれのトピックに関し,者であり先駆者である方々にご執筆をお願いしました。...

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  • ビジネス場面における普通体と笑いの共起

    チッターラーラック チャニカー 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 1-15, 2024-04-01

    ...しかし、新しい話題に展開させるという文脈における普通体使用はタイ人にのみ確認でき、さらにその普通体使用に《談話標》の機能が見られた。また、笑い伴いの普通体使用から、その笑いで会話内容に楽しさや面白さを加えたり、会話を盛り上げようとしたりするという特徴についても考察できた。以上のように、本研究では、タイ人と日本人による普通体の使用文脈と機能の特徴が明らかになった。...

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  • 新型コロナウィルス感染症パンデミックが教育に与える社会心理学的影響

    ナイト, ジェームズ 文化学園大学紀要 55 77-86, 2024-03-31

    ...このような要素の重要性を認することは、高い自己評価と自負心を得る貴重な意を持った多才な生徒を育成するためには最も重要なことである。パンデミックは非合法で違法な児童労働産業に何百万人の若者を陥れた。多くの生徒たちの将来収入に大打撃を与え、低収入と決して逃れられない貧困の連鎖に陥らせた。...

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  • 長野県在来カブ品種‘開田蕪’における自家採種の現況

    小原, 涼太郎, 松島, 憲一, 根本, 和洋 信州大学農学部AFC報告 22 31-36, 2024-03-31

    ...‘開田蕪’は依然として多くの農家によって採種されているが,高齢化などから今後採種農家が減少することが予想され,遺伝的多様性を維持・保全するために地域内で別のカブを開花させない等の採種意の向上が効果的であると考えられた...

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  • 年中児を対象とした名前書字の評価方法の検討 : パイロットスタディ

    中村, 哲也, 小林, マヤ 東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科紀要 : リハビリテーション科学 20 (1), 3-11, 2024-03-31

    ...本研究の目的は,年中児を対象に名前を書けるようになるまでの発達について検討するとともに,名前書字を評価するための評価マトリックスを作成することである.保育園に在籍する40 名の年中児を対象に名前書字をさせるとともに,語彙理解検査,語彙表出検査,音読検査,音韻意の言語検査を実施した.名前書字の反応をLiberman(1985)の評価マトリックスに準じて分類した結果,正確な文字ではない記号,文字を書くことを...

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  • わが国における催眠療法家に対する意的・非意的信頼性 ―心理療法家や催眠術師との比較から―

    中谷, 智美, 福井, 義一, 今井田, 貴裕, 堀, 孝司, 磯和, 壮太朗, 大浦, 真一 人間と環境 20 55-66, 2024-03-31

    ...本研究では,催眠療法家に対する社会的信頼性の意的・非意的側面を,催眠を悪用する催眠術師と,心理の専門職の総称である心理療法家に対するそれと比較した。大学生47名を対象に,各専門家に対する意的・非意的信頼性得点をSD法とIATでそれぞれ得た。分析の結果,意的・非意的信頼性は,心理療法家>催眠療法家>催眠術師の順に有意に高いことが分かった。...

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  • 校内研究への支援:校内研究は子供の成長のため

    石鍋,浩 明海大学教職課程センター研究紀要 (7) 27-33, 2024-03-31

    ...校内研究の進め方や研究主題の捉え方,研究発表の方法・内容などについて,国の考え方や有者の考え方に私の学校現場や教育行政での経験を加えてアドバイスさせていただいている。本稿では,その一部を紹介する。校長先生,副校長先生,教頭先生や研究主任をはじめとしたミドルリーダーの先生方にとって,参考にしていただけたら幸いである。...

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  • 国語科授業における教師の発話の特徴分析-学年固定の方法に着目して-

    大山摩希子 関西福祉大学研究紀要 27 37-46, 2024-03-31

    ...教師の力量を測る上で最も有効な場面は,授業実践場面であると言われる.しかし,教師の授業力は「手続き的知」であり,獲得した本人でさえそのプロセスを認することは難しい知である.つまり,教師の授業力は,客観視することが難しい能力の一つと言える.そこで先行研究では,発話という定量化が可能な指標を用いて,経験年数の違いが発話に反映されるという仮説のもと,教師の授業力を客観視することを目指してきた.しかし...

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  • 21世紀と夏目漱石(2) : 漱石の時代と現代

    金戸, 清高 心理・教育・福祉研究:紀要論文集 (23) 37-49, 2024-03-31

    ...「しらけ世代」「Z 世代」と呼ばれる現代の 若者の精神は漱石の文学作品に多く表された高等遊民すなわち明治大正期の植民地政策における経済繁 栄から離れたところにいた知人の「ニル・アドミラリ」的感情と遠くない。あるいは新型コロナウイ ルスによるパンデミックは,明治期にコレラ等の感染症が蔓延したことと相通じる。現代日本は既に人 口減少社会に突入しており2100年には明治期の人口に戻るとも言われている。...

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  • 農業法人の人材育成に関する課題

    武田, 圭太 年報・中部の経済と社会 2023 2024-03-31

    ...その結果、機械化やICT 化等が進んでも、農作業の基本は肉体労働であることは変わらず、一定時間の労力を農作業に費やして、個別作物の栽培に必要な技能と知を習得し多様な経験知や経験則を獲得することが、一人前の農業人材の要件と推察される。...

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  • 自然言語処理で障害を持った人をサポートするユーザインタフェースの開発

    宮崎, 英一, 坂井, 聡 香川大学教育学部研究報告 10 35-39, 2024-03-31

    重度重複障害を持った人は、発話、表情や身振り等の対人関係のコミュニケーションが困難な場合が多く、自分の意見を伝える事が困難なため、小さい時から周囲の意見に同調させられる事が多かった。このため、多くの人は自分の持つコミュニケーションの可能性を諦めてしまい、成人になっても受動的態度となる事が多かった。しかし、何らかの方法で「自分の意思を他人に伝えられる=コミュニケーション」が取れる事に気づけば、自分…

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  • Lost 30 Years: Perspective from Toyota and Panasonic

    Kobayashi, Kazumasa 商経学叢 70 (4), 37-53, 2024-03-31

    ...このことについて,多くの研究者や者が様々な観点から論を展開しており,本稿前半では筆者はそれらを比較して考察する。その上で,それらの論が経営,経済,社会,文化などで日本全体に帰結して一般化される傾向があることを指摘し,経済とは最終的にはすべての企業の集合体であるとの考えに立ち,日本を代表する企業であるトヨタ自動車とパナソニックのケーススタディを行い,比較論を展開する。...

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  • 架け橋プログラムへの教育実践方法学からのアプローチ

    小野間正巳 関西福祉大学研究紀要 27 63-73, 2024-03-31

    ...幼稚園から小学校への進学にあたり,その間の幼児と児童の間で生じる小1ギャップが問題となって久しい.幼児教育と小学校教育の接続の問題は,戦前の旧制度下から戦後の教育改革を経て現在に至るまで続いている.幼児期と小学校をつなぐ(連携,接続)架け橋が必要であるのか.その必要性や改革の理念は何なのか.小学校に入学してどのような問題が生じているのか.共通認はされているのか.遊び中心の幼児教育を科学的に分析した...

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  • 昭和・平成・令和の時代に和漢診療学に携わって

    嶋田, 豊 Toyama medical journal 34 1-7, 2024-03-31

    ...平成の時代は漢方のエビデンスが徐々に蓄積し医学教育にも導入されたが,一方で新たな副作用が認された時代であった。令和の時代は現時点では何とも言えないが,我が国の貴重な医療資源として,漢方が今後とも適切に活用され続けることを祈念する。...

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  • 生活科講義における植物の育成の実践

    久保, 幸貴 心理・教育・福祉研究:紀要論文集 (23) 1-11, 2024-03-31

    ...また,ペアごとに分析を行うことで, パートナー同士の活動に対する意が大きく離れてしまうとペアの学修のパフォーマンスに悪影響が出 ることを発見した。...

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  • ケアが紡ぐ人間関係と抵抗──『上海宝貝』再読

    花尻,奈緒子 人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 (41) 35-50, 2024-03-31

    ...意からの離脱を志向するものである。明治期半ばには、勉学(とりわけ「虚学」)や学校教育とは異なり、また、非道徳的な「虚業」とも異なる実地の民業が「実業」として正当化される。彼らはそうした思想的な趨勢に倣いながら、明治後期において新聞・雑誌で自らを道徳的な「実業家」として語った。...

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  • 過食行動のメカニズム理解における食物手がかり反応性の学習モデルの役割

    田中, 久美子 京都産業大学教職研究紀要 19 21-29, 2024-03-31

    ...過食行動の根底にある食物手がかり反応性の学習モデルの詳細な知は、肥満を永続させるプロセスを理解し、食物摂取の衝動を自己制御することが難しい人々を支援するのに役立つ可能性がある。 そこで本研究では、食物手がかりに関する学習の個人差が、どのように過食行動の発達と維持に影響を与えるかについての理解を深め、将来の研究課題と介入の機会を導くための枠組みを提供することを目的とする。...

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  • 児童養護施設における子どもの社会参加に向けた一考察 -子どもの文化権保障の観点から-

    原  弘輝 関西福祉大学研究紀要 27 81-88, 2024-03-31

    ...ならびに子どもの権利に関する実情を概観する中で,教育に関連する支援が拡充する一方で,子どもの文化権を保障するための動きが少ないことが明らかとなった.その背景にはイギリスの新救貧法で打ち出された劣等処遇原則が影響し,今もその名残があることについて述べるとともに,その解決策として欧州で普及している社会文化アニマシオンの概念を紹介した.また,児童養護施設において子どもたちが第三者と出会う経験は,他者への認を...

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  • 国内外のCOVID-19パンデミックにおける職場環境改善への 取り組みに関する研究の動向

    髙原, 有貴, 宮林, 郁子, 佐藤, 佳子, 嶋﨑, 昌子, 日下, 和代 清泉女学院大学看護学研究紀要 4 (1), 25-41, 2024-03-31

    ...本研究ではCOVID-19パンデミックにおける医療従事者の職場環境の改善に関する取り組みを対象文献(国内文献6編・国外文献17編)から抽出することを目的とした.職場環境改善への取り組みを知・情報・技術提供・物品支援,コミュニケーション・メンタルヘルス対策,管理・リーダーシップの3つに分類した.結果,COVID-19により国内外の医療従事者のメンタルヘルスリスクが増加し,国内文献ではメンタルヘルスの...

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