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検索結果 163 件

  • 1 / 1

  • 会田安明著『天文簡要論』にみる伊能忠敬の測量

    佐藤 賢一 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 141-, 2022

    ...</p><p><b> (4)山岳の標高に関するデータ</b></p><p>  「諸国山高測量」の項目で、会田は12箇所の山岳(月山、赤城山、磐梯山、岩木山、鳥海山、他)の標高を記している。伊能から会田に提供されたデータは象限儀で計測した山頂を見通した際の仰角であった。これらの数値は、伊能が測量した山岳に関わるデータを集成した史料『山島方位記』(現存67 冊)には記載されていないものである。...

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  • 昭和初期における群馬県の観光プロモーションの特徴

    関戸 明子 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000114-, 2018

    ...殊に上毛三山の一たる赤城山には,昨秋 畏くも 聖駕を枉げさせ給ひ次で奥利根一帯の地は国立公園に指定されて景勝群馬の名声は愈々揚り,正に錦上花を添うるの趣がある」。 このように群馬県は風光明媚の勝地であり,史蹟や温泉も多く,東京に近いことをうたっている。「聖駕を枉げ」とあるのは,1934年11月,群馬県庁に大本営を置いて陸軍特別大演習が行われて,さらに県内を昭和天皇が行幸したことによる。...

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  • リアルタイムGPS首輪によるニホンジカの行動圏調査

    坂庭, 浩之 研究報告 (20) 33-43, 2016-05

    ...・赤城山鳥獣保護区内の5頭のニホンジカにGPS首輪を装着し、その行動を把握した。・シカの行動圏(95%カーネル)は0.17~2.1km2の範囲であった。・季節移動型と定住型の2種タイプが確認され、季節移動も3.7kmと1日で移動可能な範囲であった。・狩猟圧がシカの行動に与える影響も確認され、95%カーネルで猟期中は猟期前の2.6倍の行動圏となり移動距離も1.3倍増加していた。...

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  • ニホンジカの効率的な捕獲に関する研究(1)

    坂庭 浩之 研究報告 (20) 1-8, 2016-05

    ...群馬県中部の赤城山南面の鳥獣保護区内において、ニホンジカの効率的な捕獲技術の確立に必要なシカを集合化させるための餌について研究した。長期間にわたる餌の選択性を評価し、効率的な捕獲技術につながる誘引餌を総合的に判断し、3種(鉱塩、配合飼料、ヘイキューブ)を決定した。...

    日本農学文献記事索引

  • 上信越山岳域における2013年8月晴天日気温・気圧日変化の再現計算

    中川 清隆, 渡来 靖, 重田 祥範, 吉﨑 正憲 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100155-, 2015

    ...再現計算</b><b>結果</b><b>の特徴<br><br></b>   再現計算により得られた結果を図2~4(上)(省略)に示す.当該期間の晴天日気温・気圧日変化の基本的な特徴はほぼ再現されている.特に日変化位相差の特徴は極めて良く再現されており,昨年度秋季大会において強調した低標高地点における日中の気温日変化位相差の負の標高依存性や大気潮汐の影響も明瞭である.ただし,標高が最高の1400m である赤城山白樺高原...

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  • 鹿沼土利用による水中ヒ素の除去法

    後藤 啓 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 301-, 2015

    ...となっている.こうしたヒ素汚染の対策として,溶存ヒ素を沈殿させたり,担体に吸着させたりするなど,様々な水中ヒ素の除去方法が開発されてきた.しかし,自然素材を用いた除去方法についての研究例は少ない.そこで本研究では,リンとヒ素の化学的性質が類似している事に着目し,リン吸着容量の大きい鹿沼土がヒ素の吸着材としても適応し得るのではないかと考え,鹿沼土を用いた水中ヒ素の除去法を検討した.鹿沼土は約5万年前の群馬県赤城山...

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  • 江戸時代における山林への人為介入に起因した土砂移動の発生の可能性

    町田 尚久 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100211-, 2015

    ...以上のことから町田(2013)が経路を復元した台風による土砂移動は,浅間山周辺から丹沢山地までと,赤城山の一部で発生したことが認められる。資料の多い千曲川流域では数多くの崩壊や地すべりが発生したことから,資料の少ない荒川流域と利根川流域でも,同様の状況にあったと考えられる。...

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  • 首都圏外縁部における高冷地農業の新戦略としての水平的分業システム

    菊地 俊夫 日本地理学会発表要旨集 2015a (0), 100017-, 2015

    ...S農場は赤城山北西麓の高冷地に位置し、白菜やレタスなどの夏野菜を大規模に生産し、東京などの大都市市場に出荷していた。昭和村における夏野菜の従来のフードシステムは、収穫した夏野菜を農業協同組合(JA)の集荷場に出荷し、農業協同組合の差配によって大都市市場に輸送され、市場で仲買人のセリによって価格が決められて小売店で販売された。 ...

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  • 赤城山のマツに関する研究~枯れたクロマツ林に注目して~

    科学部所属 杉山拓、小林勇太、中澤颯、間仁田和樹 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 197-, 2014

    ...<br> 聞き取り調査、文献調査の結果、赤城山では酸性雨が降っていたがマツの生育には影響しない程度であり、枯れた原因はマツクイムシが道管を破壊するためであると分かった。<br>文献調査から、赤城山のマツ林は90年前と比べ、約90分の1まで面積が減っていたことが分かった。また、現地調査や現存植生図からは、かつては広い林も多くあったが、現在は数本が点在している場所が多くなっていることが分かった。...

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  • 上信越山岳域における2013年8月晴天日の気温日較差と気圧日較差の関係

    中川 清隆, 重田 祥範, 渡来 靖, 吉﨑 正憲 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 69-, 2014

    ...<br> 日最低気温起時はほぼ等しく, 日最大負気温偏差も高標高の赤城山▲以外はほぼ等しいが,赤城山以外の低標高地点の日最高気温起時には標高に依存する位相差と日較差が存在する.この特性が,関東平野北西部猛暑日の日最高温部を山麓域から隔離する重要な要因となっている可能性がある.赤城山と平野部との間に顕著な位相差は認められないので,この特性は標高の相違だけに起因するのではなく,谷の深さ等の地形の影響を受...

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  • 群馬県大間々扇状地における地下水硝酸態窒素濃度の地域特性

    小島 千鶴 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100256-, 2014

    ...大間々扇状地が位置する赤城山南麓一帯は県内最大の農業生産額を誇る地域であり、過去の井戸調査結果からは高濃度の硝酸態窒素が確認されている。これを踏まえ、本研究では大間々扇状地における地下水の水質の現状を調査し、地域特性を明らかにすることを目的とする。 分析結果から大間々扇状地の地下水のNO3-Nは環境基準値である10mg/Lを超過する値が広範囲で確認され、一番高い値は63.4mg/Lであった。...

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  • 夏季関東内陸部におけるオゾン濃度への混合層の発達が与える影響

    桐山 悠祐, 速水 洋, 阿波崎 たかね, 三浦 和彦, 熊谷 貴美代, 山口 直哉 大気環境学会誌 47 (2), 81-86, 2012

    ...また、赤城山におけるドップラーライダ観測とオゾン濃度の測定から、夜間山頂付近のオゾン濃度がほぼ一定でかつ風速が大きいという現象が観測された。これらより関東地方北部の上空が濃度のほぼ等しいオゾンによって覆われており、その気塊が常に内陸へ輸送され続けることでオゾン濃度がほぼ変化しない状態が実現していると推察された。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献9件

  • 地下水環境の長期変遷に関する水文地理学的研究

    小寺 浩二, 小島 千鶴 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100133-, 2012

    ...特に大間々扇状地のある赤城山南麓一帯は県内最大の農業生産額を誇る地域であり、過去の井戸調査からも高濃度の硝酸態窒素が確認されている。本研究では大間々扇状地薮塚面の地下水環境の長期的な変遷を明確にし、地下水汚染源の特定と今後の対策について考察する。...

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  • 群馬県赤城山大沼における湖沼学的研究

    近藤, 智子, 濱田, 浩美 千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University 59 319-332, 2011-03

    本研究では,群馬県赤城大沼において結氷期も含めた1年間12回の調査を行い,水温,水質の鉛直分布,主要イオン濃度の分析を実施し,年変化を明らかにした。流入・流出河川や湧水は,水温,pH,電気伝導度,流量,主要イオンに着目し,赤城大沼の水質特性との関係と水収支について明らかにした。さらに,赤城大沼には近年作られた湖盆図がないため,光波測量により,湖盆図の作成を行った。

    機関リポジトリ Web Site 被引用文献1件

  • 群馬県平野部および山岳部における微小粒子状物質の季節特性

    熊谷 貴美代, 田子 博, 飯島 明宏, 小澤 邦壽, 坂本 和彦 大気環境学会誌 45 (1), 10-20, 2010

    ...関東平野の内陸に位置する群馬県前橋市および赤城山において,大気中粒子状物質を粒径別(<2.1μm,2.1-11 μm,> 11 μm)に捕集し,無機イオン成分,炭素成分分析を行った。炭素成分分析では,熱分離法と熱光学補正法の比較により補正を行った。微小粒子濃度の年平均値は,前橋で20.2~22.7 μg/m<SUP>3</SUP>,赤城で8.2~10.5 μg/m<SUP>3</SUP>であった。...

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  • エアロゾル、酸性霧、酸性雨、アンモニア、越境大気汚染研究の30年間

    村野 健太郎 大気環境学会誌 44 (3), 129-135, 2009

    ...東京首都圏地域からの大気汚染物質の流入地帯である北関東の赤城山で、酸性霧の研究を開始し、低pH、高硝酸イオン濃度の酸性霧の存在を明らかにした。越境大気汚染問題は大気汚染物質観測、酸性雨長距離輸送モデル、大気汚染物質発生源インベントリーの3者の連携が必須であると考え、3者の研究を連携させて行ってきた。酸性雨自動IC分析装置を開発し、三宅島の噴火に基づく強酸性雨を解析した。...

    DOI Web Site 参考文献33件

  • 群馬用水における水路橋耐震補強について

    飯田 直宏, 小林 淳, 岡村 康弘, 中川 秋男 農業農村工学会誌 76 (2), 103-107,a1, 2008

    ...群馬用水施設は, 昭和45年度の管理開始以来, 赤城山麓および榛名山麓の農地約7,500haに対して農業用水を供給し, 前橋市など9市町村に水道用水を供給するなど, 群馬県県央地域におけるライフライン施設となっている。幹線水路は, 地形的に急峻な谷や河川を横断しており, 23橋の水路橋・水管橋が建設されている。それらは, PC水路橋, 鋼製橋などの形式があり, 群馬用水の特徴の一つとなっている。...

    DOI 被引用文献1件

  • 天明三年浅間焼け絵図からみる災害観と空間把握

    玉井 建也, 福重 旨乃, 馬場 章 人文地理学会大会 研究発表要旨 2008 (0), 104-104, 2008

    ...「信州浅間焼之図」(三井文庫所蔵)、「浅間焼見聞実記」(東京大学地震研究所所蔵)、「浅間焼吾妻川利根川泥押絵図」(群馬県立歴史博物館所蔵)などには、絵図の主題となる浅間山をはじめ、白根山・万座山・赤城山・榛名山などの山々が描かれ、それらはランドマークであるとともに、絵図の範囲を設定する。<BR>  さらに、江戸を絵図中に含めることで絵図の構図が変化する。...

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  • 小学校「理科」におけるGISの利用

    吉田 努 日本地理学会発表要旨集 2006s (0), 192-192, 2006

    ...WebGISの活用と効果 水と火山のはたらきできた地層を観察させる場面では、渡良瀬川流域の桐生市と赤城山麓の前橋市等の地層を、WebGISを活用して提示した(図1)。児童は、標高が色分けされたレイヤーと地層の位置から渡良瀬川や赤城山と地層成因との関連性を推論するとともに、その特徴も理解することができた。 ...

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  • 清水で潤う赤城の西麓

    酒井 一夫 農業土木学会誌 74 (6), 511-512,a2, 2006

    ...赤城山西麓台地は用水に恵まれず保水力が乏しい火山灰質土壌で不安定な農業経営を余儀なくされていた常襲的な干ばつ地帯に国営農業水利事業により「夢の用水」と待望されていた農業用水が導水された。併せて末端県営事業の農業基盤整備が着々と進み, 地域と一体となった営農推進協議会の活動によりコンニャク主体の農業経営から用水を活用した生鮮野菜生産地帯へと大きく変貌しつつあるその事例について紹介する。...

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  • 日本海拡大時の東北日本弧と西南日本弧の境界

    高橋 雅紀 地質学雑誌 112 (1), 14-32, 2006

    ...関東地方に分布する中新統の地理的および年代層序学的分布を総括し,現在の利根川を挟んで岩相,層厚,地質構造,堆積様式,構造方向等に顕著な不連続を認めた.この地質学的不連続は,西は赤城山の南麓下から伊勢崎と太田および館林の間を通り,さらに利根川に沿って柏付近から東方へ成田と竜ヶ崎の間に延び,さらに多古の北東付近で南東に向きを変え,銚子の南の片貝海底谷へと延びる伏在断層である.この断層を挟んで東北日本弧と...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献38件 参考文献132件

  • 赤城山鈴ヶ岳山頂の石碑について

    狩野,千代子, 桑原,美枝子, 桑原,恵美子, 名塚,エミ子, 津久井,美恵子, 須田,輝子, 高橋,秀子, 大畠,賀子, 近藤,多美子, 小林,修 赤城村歴史資料館紀要 8 23-33, 2005-12-22

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  • 群馬県赤城村三原田諏訪上遺跡の仏堂跡

    小林 修 日本考古学 11 (17), 97-110, 2004

    This article examines the late Nara-early Heian temple hall that is thought to have had gato (Sue ware grave markers shaped like a pagoda) excavated at the Miharada Suwagami site, Akashiro-son, …

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  • 大深度オールコア解析による関東平野中央部における中期更新世以降の古環境復元

    松島 紘子, 須貝 俊彦, 八戸 昭一, 水野 清秀, 杉山 雄一 日本地理学会発表要旨集 2004f (0), 75-75, 2004

    ...ラハール堆積物を除いてほとんどが関東山地起源の砂岩とチャートで構成される.GS-FK-1ではU1基底礫層にのみ安山岩が含まれ,SA-GD-1は深度48m以深においてほとんどの礫層に安山岩が含まれているが,これは礫の供給源が赤城・榛名山を上流にもつ利根川流域であった可能性が考えられる.これまで本地域において礫種による流域の考察を行った研究は少ないが,礫種の違いが荒川・利根川の河川争奪等の流路変遷や上流域の赤城山等...

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  • 奥日光亜高山帯林の衰退は酸性雨だったのか?

    谷本 丈夫, 貝瀬 佑介, 小川 瞳 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P1045-P1045, 2004

    ...1.はじめに〈BR〉1990年代はじめより奥日光・足尾及び赤城山地において亜高山性針葉樹林やダケカンバ林の衰退、枯死が顕在化し、その原因として酸性雨、霧説(村野1991、1993)が有力視されていたが、台風害(長谷川1993、室井1994)、凍害(長谷川1989)、ハバチの食害(吉武ら1992)あるいはナラタケ病説(高橋ら1990)も報告されていた。...

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  • 赤城山の霧水に及ぼす三宅島噴火の影響

    田子 博, 今井 克江, 大谷 仁己, 嶋田 好孝 大気環境学会誌 38 (5), 339-346, 2003

    We investigated a influences of volcanic emissions on fogwater at the top of Mt. Akagi located in Gunma Prefecture. After September 2000 when volcanic emissions from Miyake-jima increased rapidly, …

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  • SSRマーカーを用いた日本産ダケカンバ(Betula ermanii)の地理的分化解析

    宮下 直哉, 練 春蘭, 呉 炳雲, 寳月 岱造 日本林学会大会発表データベース 114 (0), 239-239, 2003

    ...東京大学農学部北海道演習林、八甲田山、八幡平、栗駒岳、鳥海山、蔵王山、吾妻山、赤城山、八ヶ岳、富士山(11プロット)、塩見岳、権兵衛峠、乗鞍岳の計13山系、各5__から__30個体から新鮮葉あるいは冬芽を採取、乾燥の後、改良CTAB法によりDNAを抽出し解析に用いた。...

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  • 関東平野の土壌中微量有害元素(As, Sb, Pb, Cr, Mo, Bi, Cd, Tl)の地球化学的研究 -土壌地球化学図の基礎研究(第3報)-

    寺島 滋, 太田 充恒, 今井 登, 岡井 貴司, 御子柴 真澄, 谷口 政碩 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 53 (11-12), 749-774, 2002

    ...した.柱状試料における元素濃度の鉛直分布を支配する要因としては,土壌母材の起源,堆積環境,粒度組成,生物濃集,続成・風化作用の影響等が重要である.Mo, Cr以外の元素は最表層部で高濃度を示す場合が多いが,これは人為的な汚染ではなく,主として生物濃集と考えられた.かって海水の影響下にあった土壌はAs, Sbに富む傾向があり,海水中元素の吸着を示唆する.関東平野の火山灰質土壌の母材は,北部では主として赤城山...

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  • 低コスト尿汚水処理技術の開発(1)

    鈴木, 睦美, 山田, 正幸, 高橋, 朋子, 浦野, 義雄 群馬県畜産試験場研究報告 = Bulletin of the Gunma Animal Husbandry Experiment Station (7) 113-121, 2001-03

    ...土壌種類別試験では、佐波地域土壌(淡色黒ボク土)の利用が最も良好な結果が得られたが、使用した榛名南面地域や赤城山南面地域土壌でも浄化処理は実施可能と推察された。汚水負荷量は1日当たり20t/10a程度が適当であると考えられた。しかしながら、本試験は天井を覆った状態で実施したため、現場では雨水の影響により滞留時間が短くなること等を考慮すると、1日当たり15t/10a程度の負荷量が適当と推定された。...

    日本農学文献記事索引

  • 赤城山(群馬県)におけるヒメギフチョウの保護

    松村 行栄 蝶と蛾 52 (2), 91-100, 2001

    ...1940年,群馬県の赤城山でヒメギフチョウの生息が確認されて以来,生息環境の変化は著しく,その生息数は減少の一途をたどっている.今回,赤城山における土地利用の変遷を検討し,その衰退の大きな要因は落葉広葉樹林の針葉樹林および畑地への改変にあり,林業従事者の減少が林の荒廃にさらに拍車をかけていることが明確になった.さらなる生息数の減少をくい止めるために産卵食草への網掛けを行い,良好な結果を得ることができた...

    DOI Web Site 参考文献23件

  • 亜高山帯における森林動態調査

    小島, 正, 曲沢, 修 研究報告 (6) 41-51, 1999-07

    ...黒檜山(赤城山域)・黒斑山(長野県境)頂周辺について、航空写真と現地調査より森林の動態を把握した。その結果、黒檜山頂東斜面では樹冠粗密度の高い森林からササが優先する森林に変化したことが確認できた。また、黒斑山頂西斜面では、風倒木が多い状態からシラビソの優先する森林に変化したことが確認できた。...

    日本農学文献記事索引

  • 2235 高低差185mg圧送距離600mの高所・長距離圧送(施工,舗装・ダム)

    黒田,泰弘, 山崎,庸行, 柳澤,保治, 小笹,寿幸 コンクリート工学年次論文報告集 21 (2), 1405-1410, 1999-06-21

    ...そこで,赤城山無線中継所建替工事で行った高低差185m,圧送距離600mの高所・長距離圧送について,コンクリートポンプや調合の選定,施工方法およびコンクリートの品質管理結果を示すとともに,圧送前後のコンクリートの品質変化やポンプの主油圧の計測を行い,ポンプ圧送性への影響を評価した。...

    NDLデジタルコレクション 参考文献5件

  • 南東北・北関東集中豪雨の生起・伝播特性

    中北, 英一, 矢神, 卓也, 鈴木, 善晴, 池淵, 周一 京都大学防災研究所年報. B 42 (B-2), 153-168, 1999-04-01

    ...集中豪雨に関して一般的に言われている生起・伝播特性ならびにその予測に関する現状を踏まえ, 数値予報(GPV)情報およびAMeDAS情報から同定した大気場情報, 建設省赤城山レーダー情報をベースに1998年8月末に生起した東北豪雨の内, 26‐27日の豪雨の生起・伝播特性の解析をメソα, β, γのスケール別に行うとともに, 短時間降雨予測手法へ導入可能ないくつかの力学的指標と豪雨特性の関連性を明らかにした...

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  • 群馬県における家畜ふん尿発生の分析

    鈴木, 睦美, 山田, 正幸, 高橋, 朋子, 浦野, 義雄, 福光, 健二 群馬県畜産試験場研究報告 = Bulletin of the Gunma Animal Husbandry Experiment Station (5) 57-61, 1998-12

    ...また、県内においては、赤城山の北面を除く周辺地域と榛名山の東南面地域に家畜ふん尿の発生が集中している。そこで、年間還元量が少ない利根地域や東毛地域、嬬恋村等に利用推進を図ることが重要であると同時に、隣接県で年間還元量の比較的少ない新潟県、長野県、埼玉県等に、製造した堆肥を積極的に流通・販売するように推奨すべきと考えられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 利根川水系片品川流域の地形発達史

    竹本 弘幸 Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron 71 (11), 783-804, 1998

    ...して,伊閑礫層以降には赤城山起源の礫の混入率が徐々に減少し,貝野瀬I礫層以降には30%以下となる.この傾向は赤城山の火山活動と調和的である.伊閑面は,最大層厚35mの砂礫からなる堆積段丘面である.本面の形成には,断ある程度火山活動の影響も認められるが,中部日本などに広く認められる気候性の堆積段丘面と同様の成因が想定される.粒径や礫種構成から判断して,現河床への赤城山の影響はほとんど認められない....

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  • 群馬県『赤城山のヒメギフチョウ人工増殖に関する要望書』とその後(<特集>自然保護)

    松村 行栄 やどりが 1998 (175), 10-12, 1998

    1993年,標記の要望書を群馬県に提出するにあたって,日本鱗翅学会からも『推進のお願い』を同時に提出していただき,我々の人工増殖計画を支持していただいた。残念ながら現在までのところ,この要望書は効果を発揮していないが,その顛末と保護の現状について報告する。地域における活動の細部にわたる紹介ではあるが,共通する課題を抱えておられる地域の方々に少しでも参考になれば幸いである。

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  • 利根川中流低地の変動と古代地震(<特集>最も新しい時代における変動と地震)

    堀口 萬吉 地球科学 51 (1), 40-50, 1997

    ...また,上流側の妻沼低地では,9世紀(弘仁9年,818)に生じた「古代地震」の液状化による「地下の割れ目系」およびそれを充填する「噴砂・脈状砂」が各所で発見されている.これらの結果をまとめると,古代地震の液状化現象は,深谷市付近の規模が大きく周辺の地域にその規模を小さくしている状況がよく示される.さらに,赤城山南麓において,広域的な山地の崩壊と土石流による遺跡の埋積が報じられている.これらの調査から,...

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  • 奥日光・足尾・赤城山地における森林衰退と立地環境(講演会特集 -関東北部山地における森林の衰退現象-)

    谷本 丈夫, 劉 岩, 里道 知佳, 大久保 達弘, 二瓶 幸志 森林立地 38 (1), 1-12, 1996

    奥日光における森林衰退の実態とその原因を明らかにする目的で,空中写真と踏査により衰退地域の確認や地形との対応,代表的な枯死域から健全域に移り変わる場所の毎木調査を行い,枯死の形態や樹形と地形,土壌などの立地環境要因との関係を検討した。衰退・枯死の発生時期と原因を特定するため,枯死木に近接する生存木の年輪成長経過を調べ,主に台風との関連を解析した。酸性雨・霧の樹木や土壌への影響についても枝葉の変色…

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  • 赤城山のヒメギフチョウ

    松村 行栄 やどりが 1996 (165), 20-21, 1996

    ...赤城山は,現在,関東地方におけるヒメギフチョウの唯一の生息地である。長野県の生息地域からも隔離され,孤立し,特異な個体群が形成されている。私どもは1987年よりここで生息状況の調査と,保護活動を続けてきた。しかし,環境悪化が著しく,毎年の発生数は100頭以下と推定される。更なる環境の変化,数人による採集等が加われば,いつ絶滅してもおかしくない状況にある。...

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  • 赤城山で発生する酸性霧と大気汚染の解析

    池田 有光, 安田 龍介, 東野 晴行, 渡辺 竜馬, 畠山 史郎, 村野 健太郎 大気環境学会誌 30 (2), 113-125, 1995

    Acid fog and pollution have been observed on Mt. Akagi almost every fall since 1984. In this study, we considered the transportation process of air pollutants from the Kanto plain to Mt. Akagi, …

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  • わが国の火山灰土壌にみる腐植特性の高度分布

    渡邊 眞紀子, 坂上 寛一, 青木 久美子, 杉山 真二 Geographical review of Japan, Series B 67 (1), 36-49, 1994

    ...<br> 4っの調査地域を総合的に比較すると,赤城山の事例において腐植特性と気候・植生環境の空間分布の対応が最も明瞭に示された。これにっいては,赤城山で対象とした斜面の水平距離および垂直高度が,気候・植生因子の影響を抽出あるいは強調し,さらに地形,地質母材,人為的影響といった他因子の影響を消去あるいは最小限にするたあに適したスケールとなっていることが指摘できる。...

    DOI 参考文献11件

  • 赤城山大沼・小沼の湖沼環境

    河野, 忠, KONO, Tadashi 地域研究 33 (2), 21-30, 1993-03-20

    ...赤城山のカルデラ内にある大沼,小沼は,類似した地形,地質,気候環境にあるにも関わらず,湖沼学的に異った性質を持つ湖沼である,そこで本研究は,大沼,小沼について湖盆のスケールの違いを考慮し,湖沼の物理,化学的環境などの面から湖沼学的特性を明らかにすることを目的とした.調査期間は1983年3月から1984年3月までの13ヶ月である.大沼の面積は0.866㎢,最大水深17.5m,容積は6,640,290㎥...

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  • 酸性霧研究の現状

    村野 健太郎 大気汚染学会誌 28 (4), 185-199, 1993

    With the research work conducted in order to clarify the effect of acid fog to vegetation and tree, acid fog affected directly to vegetation and tree. In the early 1980's, an extensive survey on …

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  • 鹿沼土の圧縮特性と構造変化

    富田 平四郎, 中野 政詩 農業土木学会論文集 1993 (167), 1-10,a1, 1993

    Kanumatsuchi (Kanuma pumice stratum) consists of pyroclastics originated from Akagi volcano (Gunma prefecture). This stratum composes the Takaragi loam stratum which exists in the Northern Kanto …

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  • 民家の生活文化史 : 赤城型民家の時代と社会(Ⅰ. 歴史研究方法の模索)

    高橋 敏 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 35 211-240, 1991-11-11

    ...本稿は,上州赤城山麓の村々をフィールドに18世紀後半~19世紀前半にかけて起こった生活文化史上の変革を追求する。赤城型民家というこの地域特有の住居に凝集されてくる民衆の生活文化の実態を文献史料の見直しを通し,またこれに近世考古学,民具学の成果を援用しつつ,具体相をもって明らかにしたいと思う。...

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  • 榛名山の二ツ岳軽石および八崎軽石中の重金属濃度

    斎藤 武夫 日本化学会誌(化学と工業化学) 1986 (10), 1348-1351, 1986-10-10

    ...火山別比較では,榛名山のCdおよびZnは赤城山および浅間山より大きく,榛名山および赤城山のCuおよびNiは浅間山より顕著に小さかった。既報に示したHPの採取地点の異なる試料の値と今回の層準別の値を比較したが,両者間に大きな差はなく,軽石層の地域による違いは認められなかった。...

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  • マイズルソウ属の進化 生物学的研究

    河野 昭一, 井原 正昭, 鈴木 昌友 植物学雑誌 81 (964), 473-490, 1968

    ...しかし, 北海道登別, 本州日光, 赤城山などの地域集団にみられた著しい地域変異は, 離島以外の集団においても変異の浮動があることを示している....

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