検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 1,902 件

  • 上下水道事業における電気技術の役割

    大森 由明, 野澤 光徳, 熊谷 治彦 電気学会誌 143 (3), 130-131, 2023-03-01

    ...これらの都市や東京など大都市では人口増加によるし尿処理の不備や井戸水の汚染などにより,明治初期には毎年のようにコレラや腸チフス,赤痢などの疫</p>...

    DOI Web Site

  • 中咽頭癌化学放射線療法中に発症したアメーバ赤痢の1例

    三輪 好, 松村 聡子, 蝦原 康宏, 中平 光彦, 菅澤 正 頭頸部外科 32 (1), 61-65, 2022

    ...【はじめに】アメーバ赤痢赤痢アメーバ原虫による感染症で,重症化すると消化管穿孔など重篤な合併症を生じうる。今回,癌化学放射線療法中に発症したアメーバ赤痢を経験した。 <br>【症例】60歳男性,既往に2型糖尿病あり。中咽頭癌に対しシスプラチン併用化学放射線療法を行った。加療中に下痢が出現し,下部消化管内視鏡検査でアメーバ赤痢と診断された。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • アメーバ性大腸炎を合併した直腸癌に対し大腸ステント留置後に腹腔鏡下高位前方切除術にて切除しえた1例

    杉本 智樹, 井上 彬, 小森 孝通, 西沢 佑次郎, 賀川 義規, 小松 久晃, 宮﨑 安弘, 友國 晃, 本告 正明, 伏見 博彰, 藤谷 和正 日本消化器外科学会雑誌 54 (12), 884-891, 2021-12-01

    ...<p>症例は45歳の男性で,過去に男性との性交渉の経歴があった.半年前からの左側腹部痛を主訴に当科を紹介受診した.下部消化管内視鏡検査で直腸S状部に全周性の狭窄を伴う2型病変を認め,生検結果より直腸癌と診断した.腫瘍の肛門側に浮腫状で白苔を伴うタコイボ様隆起と多発する糜爛を認めた.内視鏡検体より赤痢アメーバ中体が検出され,アメーバ性大腸炎の合併と診断した.腹部造影CTでは直腸に造影効果を伴う壁肥厚と...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 赤痢アメーバ抗体測定試薬「Entamoeba histolytica IgG-ELISA」の基礎的検討

    秋田 有香, 町田 邦光, 中村 一人, 坪井 五三美 医学検査 70 (3), 443-447, 2021-07-25

    ...<p>我々は,酵素免疫測定法を基本原理とした「Entamoeba histolytica IgG-ELISA」(以下,本試薬)を用いて,血清中赤痢アメーバ抗体価の精度,検出限界,希釈直線性,基準値の検証と対照試薬(蛍光色素標識抗体を用いた抗体測定法)との相関性試験を実施した。同時再現性は3.5%以内,日差再現性は7.5%以内と良好であった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 術後に腹壁壊死・腸管穿孔・感染性心筋炎を合併したアメーバ性虫垂炎の1例

    杉山 祐之, 逢坂 由昭, 加藤 文昭, 河北 英明, 櫻井 徹, 土田 明彦 日本臨床外科学会雑誌 82 (8), 1537-1542, 2021

    ...盲腸部分切除・小腸部分切除・膿瘍ドレナージ術を施行した.術後の感染コントロールは極めて不良であり,腹壁壊死・盲腸穿孔・感染性心筋炎による急性心不全を合併しCCU管理となった.術後20病日にドレーン排液よりアメーバ虫体が確認されメトロニダゾール投与を開始したが,その後は炎症反応も速やかに改善し感染コントロールは良好となり,術後99病日目に退院となった.今回われわれは,急性虫垂炎の術後管理に難渋するも,赤痢...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 間接赤血球凝集反応を用いた赤痢アメーバ感染症の血清診断

    増田 剛太, 今村 顕史, 関谷 紀貴, 前田 卓哉, 橘 裕司, 小林 正規 感染症学雑誌 94 (1), 102-108, 2020-01-20

    ...<BR> 非アメーバ性腸炎28 例を陰性対照とすると全例が抗体陰性であり,その結果,赤痢アメーバ性腸炎での赤痢アメーバ抗体の特異度は100%,また,肝臓の空間占拠性疾患16 例(非アメーバ性肝膿瘍8 例,肝腫瘍8 例)を陰性対照とすると全症例で血清抗体陰性であり,アメーバ性肝膿瘍に対する血清赤痢アメーバ抗体の特異度も100%だった.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 温病

    高橋 秀実 ファルマシア 56 (3), 240_1-240_1, 2020

    ...ウイルス感染症をさす.特に,我が国が鎖国政策に入った1640年頃より呉有性の著した「温疫論」の中には,「癘気(れいき)」という強烈な伝染性を有した口や鼻から侵入する邪気の存在が記載されているが,この「癘気」こそが現代のウイルスに相当するものと考えられ,癘気が起こす疾病が「温病」である.細菌感染が抗生物質によって制御可能となった現代では,こうした「癘気」に起因する病態が蔓延していると考えた場合,チフス,赤痢...

    DOI

  • HIV感染を合併した梅毒性直腸炎の1例

    中内 脩介, 大川 清孝, 小野 洋嗣, 宮野 正人, 佐野 弘治, 山口 誓子, 青木 哲哉, 倉井 修, 小野寺 正征 日本消化器内視鏡学会雑誌 61 (11), 2491-2497, 2019

    ...<p>症例は20歳代の男性で同性愛者である.しぶり腹と血便を主訴に近医を受診し,直腸に隆起性病変を指摘されたため,当院を受診した.大腸内視鏡検査では,直腸前壁に縦走配列する潰瘍性病変を3個認め,口側の2病変は周囲に隆起を伴っていた.表面には白苔が付着した潰瘍を伴っており,アメーバ性大腸炎に類似する所見であった.血液検査では梅毒TP抗体陽性,HIV抗体陽性,赤痢アメーバ抗体陰性であった.生検ではアメーバ...

    DOI 医中誌

  • 大腸憩室多発領域に炎症が限局したアメーバ性大腸炎の1例

    山路 卓巳, 山本 章二朗, 小村 杏奈, 前村 幸輔, 後藤 敏之, 三池 忠, 田原 良博, 丸塚 浩助, 菊池 郁夫, 下田 和哉 日本消化器内視鏡学会雑誌 61 (4), 381-386, 2019

    ...診断にてステロイドの内服,吸入が開始されたが症状増悪し,当院で心房細動,急性心不全と診断され入院となった.心房細動に対する塞栓予防として抗凝固薬を投与したところ血便が生じ,大腸内視鏡検査で肝彎曲部に多発憩室とその領域に限局して潰瘍と白苔の付着を認めた.当初は憩室性大腸炎を疑ったが,生検組織中に栄養型アメーバが確認されたためアメーバ性大腸炎と診断し,メトロニダゾールの投与にて潰瘍が治癒した.無症候性の赤痢...

    DOI 医中誌

  • 腸管スピロヘータ症の3例

    服部, 直, 井上, 雅文, 原田, 亮, 梶谷, 聡, 佐藤, 亮介, 上田, 英次郎, 稲生, 祥子, 安井, 稔博, 永原, 照也, 歳森, 淳一, 小橋, 春彦 岡山赤十字病院医学雑誌 29 63-67, 2018-11

    ...2例は血清赤痢アメーバ抗体価が陽性を示し、うち1例は大腸内視鏡検査所見においてもアメーバ性大腸炎に合致する所見であった。しかしながら大腸内視鏡検査所見において3例に共通する腸管スピロヘータ感染を示唆する所見は認められなかった。3例とも病理組織学的検査で確診し、メトロニダゾール内服により症状は改善した。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • I.市中感染下痢症と旅行者下痢症の動向

    後藤 哲志 日本大腸肛門病学会雑誌 71 (10), 435-446, 2018

    ...市中感染性下痢症には食中毒と散発性下痢症が含まれ,両者で病原体の多くが共通する.細菌性ではカンピロバクター属,ウェルシュ菌,サルモネラ属,腸炎ビブリオ,下痢原性大腸菌が代表的で夏季に多い.ウイルス性ではノロウイルスとロタウイルスが代表的であり冬季に多い.旅行者下痢症は細菌性が約8割,寄生虫性,ウイルス性がそれぞれ約1割を占める.下痢原性大腸菌,カンピロバクター属の頻度が高い.他にジアルジア,赤痢菌,...

    DOI Web Site

  • アメーバ性大腸炎症例の臨床的検討

    深野, 雅彦, 高, 蓮浩, 岡村, 陽子, 中島, 光一, 白倉, 立也, 髙橋, 敬二, 野澤, 博, 福島, 恒男, 西野, 晴夫, 松島, 誠 横浜医学 68 (4), 499-503, 2017-10

    【対象と方法】2011年1 月から2016年12月までに,アメーバ性大腸炎と診断された53例を対象とし臨床的に検討した.【結果】①男性46例,女性7 例で男性に多かった.年齢は平均54才であった.②主訴は下血27例,便潜血陽性13例,大腸ポリープの定期検査9 例,下痢3 例,人間ドック1 例であった.特に自覚症状のない症例が23例(便潜血陽性13例,大腸ポリープの定期検査9 …

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • HIV感染に合併した劇症型アメーバ性赤痢による直腸穿孔の1例

    木下 満, 中山 裕史, 片岡 政人, 近藤 建 日本大腸肛門病学会雑誌 70 (4), 238-242, 2017

    ...アメーバ抗体が3,200倍と高値であり,アメーバ性赤痢による直腸穿孔と診断した.HIV未治療にて早急に抗HIV薬およびメトロニダゾールを開始するも第13病日に死亡した.穿孔性腹膜炎を伴う劇症型アメーバ性大腸炎は予後不良であり免疫不全患者においてはさらに救命率が低下する....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献2件

  • 肝静脈血栓・肺動脈塞栓を伴ったアメーバ性肝膿瘍の1例

    巽 亮二, 小関 至, 山口 将功, 木村 睦海, 荒川 智宏, 中島 知明, 桑田 靖昭, 大村 卓味, 髭 修平, 狩野 吉康, 豊田 成司 肝臓 58 (10), 574-581, 2017

    ...となった.第1病日よりビアペネム投与を開始し,第3病日に播種性血管内凝固症候群を疑い,血栓・塞栓症の治療も兼ねてダナパロイドナトリウムを開始した.しかし,改善が乏しいことから第5病日に経皮経肝膿瘍ドレナージを施行し,ドレナージtubeを留置した.肝膿瘍の細菌培養が陰性であり,抗生剤の反応性が乏しいことからアメーバ性肝膿瘍を疑い,第6病日よりメトロニダゾール投与を開始したところ,病状の改善を認め,血中赤痢...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • ザンビアにおける都市化と住宅問題,土地紛争

    ズール リチャード, 大山 修一 人文地理 69 (1), 73-86, 2017

    ...これらの地域では,水や電気の供給,下水道やゴミ収集といった衛生に関する行政サービスは乏しく,洪水が起きたり,あるいは,コレラや赤痢などの感染症の発生もみられる。ザンビアでは,1964年の独立時に,人々の移動が自由となった結果,都市の住宅不足が深刻な問題となった。さらに1995年に土地法が改正されたことにより,貧困削減を目的として,土地の資産価値を認め,首都への資本集中を進めた。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • 劇症型アメーバ症の術後残存潰瘍病変を内視鏡的に経時観察できた1例

    久保 孝文, 村上 正和, 佃 和憲 日本腹部救急医学会雑誌 36 (7), 1205-1209, 2016

    <p>症例は65歳,男性。右下腹部痛を主訴に来院。腹部造影CT検査で盲腸に腫瘤を認め,大腸内視鏡検査で同部に2型腫瘤と,横行結腸からS状結腸に多発潰瘍を認めたため,リンパ腫を疑い生検を施行した。翌日腹痛が増強し,腹部CT検査で盲腸腫瘤の腹壁穿通を認めたため,リンパ腫の穿通性腹膜炎の診断で緊急回盲部切除術を施行した。他の潰瘍病変は抗癌剤の効果に期待し,残存させた。術後腹腔内膿瘍をきたしたが,切除病…

    DOI 被引用文献1件

  • III.海外由来の腸管感染症の実態と問題点

    齊藤 剛仁, 大石 和徳 日本内科学会雑誌 105 (11), 2126-2132, 2016

    ...<p>コレラ,細菌性赤痢,腸チフス,パラチフスは「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症法)の3類感染症である.これらの疾患は海外渡航者における国外での感染が大半を占めており,その報告数は年々減少している.一方で,国内において腸チフスや赤痢による食中毒・集団感染が発生している.また,報告数減少の一因として,2007年の検疫法改正が影響していると考えられ,近年は輸入腸管感染症の...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 高知県梼原町における地域包括ケアの地理的多様性

    中村 努 日本地理学会発表要旨集 2016a (0), 100001-, 2016

    ...また,1960年前後に赤痢が集団発生したことから,安定した医師確保に加えて,疾病予防や健康づくりに向けて,行政が住民と連携して地域保健,地域福祉の推進,月1回の地域ケア会議(2000年4月~)や週1回のケアプラン会(2008年度~)の実施などを進めてきた。...

    DOI

  • 宮島沼周辺の環境水における病原細菌の挙動

    石井  聡, 中村 隆光, 岡部  聡 湿地研究 6 (0), 19-23, 2016

    ...宮島沼にはマガンが多数飛来し休息するため,沼の水はマガン糞便に汚染されている可能性がある.そこで本研究では宮島沼からの流出水について,マガン糞便由来の微生物汚染を調べることを目的とした.マイクロ流体工学に基づく定量的遺伝子検出技術を利用して病原微生物遺伝子を定量的に検出した結果,宮島沼流出水から病原性大腸菌,赤痢菌,カンピロバクター,ウェルシュ菌といったヒトに病気を起こしうる微生物が検出された.これらの...

    DOI Web Site

  • 下咽頭癌の化学放射線併用療法中に発症したアメーバ赤痢症例

    河村 陽二郎, 下鑪 裕子, 中村 泰介, 池谷 洋一, 庄司 育央, 藤居 直和, 五味渕 寛, 小林 斉, 嶋根 俊和 耳鼻咽喉科臨床 108 (11), 871-876, 2015

    We report a case of amebic dysentery during combination chemoradiotherapy for hypopharyngeal cancer. The patient was a 52-year-old man with suspected hypopharyngeal cancer who was referred by his …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献1件

  • 急性虫垂炎の術後に腹壁壊死と腸管穿孔をきたした赤痢アメーバ感染の1例

    竹ノ谷 隆, 平田 泰, 小林 隆, 南村 圭亮, 真船 健一, 森 正也 日本臨床外科学会雑誌 76 (4), 797-802, 2015

    ...アメーバ感染と診断した.メトロニダゾール投与後,感染は消退し,肉芽による腹壁の閉鎖が得られ,第189病日に退院した.虫垂炎術後に発症し,感染コントロールに難渋したが,確定診断後の治療が著効した赤痢アメーバ感染の稀な1例を経験したので報告する....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献2件

  • 果物の女王マンゴスチンは果皮も機能的

    前嶋 一宏 ファルマシア 51 (2), 158-158, 2015

    ...マンゴスチン(<i>Garcinia mangostana</i> L.)は東南アジアで栽培される果樹で,非常に美味であることから「果物の女王」と呼ばれている.タイでは,古くから紫色の果皮を民間薬として皮膚感染症,外傷,赤痢,下痢などに用いてきた.果皮にはα-マンゴスチン(図1)に代表されるキサントンが豊富に含まれるほか,ベンゾフェノン,フラボノイド,アントシアニンなどの化合物が含まれることが報告されている...

    DOI 医中誌

  • アメーバ腸炎を契機として発見されたHIV関連腎症の1例

    鈴木 克典, 齋藤 和義, 田中 良哉 日本老年医学会雑誌 51 (6), 576-580, 2014

    症例は64歳日本人男性.内視鏡検査前の感染症スクリーニング検査にてHIV抗体陽性を指摘された.精査の過程で,尿蛋白陽性,β2ミクログロブリン高値,クレアチニンクリアランスの低下を認め,経皮的腎生検よりHIV関連腎症と診断した.ARTを導入し,HIV関連腎症が急性腎不全に進行せず,12年間にわたって長期生存がえられている.

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献17件

  • 食品取り扱い従事者糞便からのPCR による 腸管系病原菌保菌者検索の検討

    馬場 洋一, 林田 瑞穂, 高岡 直子, 西村 直行, 伊藤 武 感染症学雑誌 88 (5), 685-694, 2014

    ...食品取り扱い従事者の衛生管理としての腸管系病原菌保菌者検索は,従来,赤痢菌,サルモネラ属菌,腸管出血性大腸菌を対象とした培養法により実施されてきた.近年,混合糞便検体から直接それらの細菌の遺伝子を増幅し,高感度で迅速,かつ簡便に検出できる方法が開発された.本研究では,その一つである『腸管系病原菌遺伝子検出キット(島津製作所)』を使用したスクリーニング法(以下遺伝子スクリーニング法)が,実用的な検査法...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献7件

  • <i>Entamoeba histolytica</i>による肝膿瘍の1症例

    万力 麻美, 桑原 隆一, 安原 眞由美, 三重野 寛 医学検査 63 (3), 317-321, 2014

    ...histolytica</i>(<i>E. histolytica</i>)による肝膿瘍を経験した.症例は39歳,男性.38℃台の熱が持続し,肝膿瘍疑いにて当院入院となった.CT所見よりアメーバ性肝膿瘍が疑われ,ドレナージにより採取された膿瘍検体の直接塗抹法にて,赤血球を捕食し,偽足を出して運動するアメーバの栄養型が認められた.病理細胞診標本(Papanicolaou,Giemsa,PAS)からも栄養型が検出され,抗赤痢...

    DOI 医中誌

  • NKT細胞刺激作用を有するイノシトールリン脂質の合成

    相羽 俊彦, 佐藤 昌紀, 梅垣 大地, 中川 翔, 田中 慎二, 北村 雅人, 深瀬 浩一, 藤本 ゆかり 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Oral6-, 2014

    ...序論[YF1] </p><p> 赤痢アメーバEntamoeba histolyticaの細胞膜由来の免疫刺激物質としてイノシトールリン脂質EhPIaおよびEhPIb (Fig. 1[YF2] )が見出されている。...

    DOI

  • 『日本三代実録』にみる医学記事について

    鈴木 英鷹 大阪河﨑リハビリテーション大学紀要 7 (2), 79-95, 2013-03

    ...この年表から『三代実録』で採り上げられている医学記事のうち、①感染症に関する記事(咳逆、赤痢)、②精神医学に関する記事(病名、自殺、アルコール精神障害)、③多産に関する記事、④奇形に関する記事について解説を行った。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • C型慢性肝炎に対する3剤併用治療中に発症したアメーバ性肝膿瘍の1例

    道免 和文, 田中 博文, 春野 政虎, 音羽 弘, 下田 慎治 肝臓 54 (11), 787-795, 2013

    ...,発熱,右季肋部痛が出現した.白血球数9,100/μ<i>l</i>,CRP 15.17 mg/d<i>l</i>と炎症所見を呈し,超音波検査,断層撮影検査にて多発性の肝膿瘍を認めた.細菌性肝膿瘍を疑い,抗生剤の投与を開始したが,解熱は得られず,肝膿瘍は増大し,一部は腹腔へ膨出した.入院時の血清アメーバ抗体価が高値を示し,肝膿瘍の穿刺内容液は粘稠で白色~薄黄緑色のクリーム状を呈した.穿刺内容液中に赤痢...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • 消化管壊死,穿孔を合併した肺癌の3例

    粟野 暢康, 近藤 圭介, 安藤 常浩, 生島 壮一郎, 熊坂 利夫, 武村 民子 肺癌 53 (6), 809-814, 2013

    ...<b>症例</b>.当院で発症した例は小腸転移の壊死穿孔,アメーバ赤痢,非閉塞性腸管梗塞と,原因は多様であった.<b>結論</b>.肺癌診療中に様々な原因で消化管壊死,穿孔を合併した3例を経験した.その予後は不良で時に致死的な経過をたどるため,多様な原因を念頭に置いた検索が重要であると考えられた.<br>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • どうして予防接種で病気から身を守れるのか?

    小安 重夫 バイオフィリア リハビリテーション学会研究大会予稿集 2013 (0), 8-, 2013

    ...赤痢やインフルエンザなどがそうです。</p><p> 今回の講演では、どうして私達の体が微生物と戦えるのか、どうして予防接種が病気から私達の身を守るのか、どうして効果的な予防接種が作れる病気とそうでない病気があるのか、などに関してお話をさせていただくつもりです。</p>...

    DOI 医中誌

  • 栃木県内地域中核病院における寄生虫・衛生動物関連疾患症例の検討

    島田, 瑞穂, 小松本, 悟, 桐木, 雅史, 千種, 雄一, 松岡, 裕之 自治医科大学紀要 34 141-148, 2012-03

    ...原虫症として,赤痢アメーバ症,ランブル鞭毛虫症,現在は真菌症に分類されるニューモシスチス肺炎を免疫機能低下例に認めた。三日熱マラリアは,5月にバヌアツ共和国内にて発症した20歳代女性に認め,若年女性を中心にアメーバ性角膜炎,膣トリコモナス症を認めた。蠕虫症として,裂頭条虫症,アニサキス症,回虫症に加え,健康診断で無症候性に蟯虫症・鉤虫症を認めた。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • アジスロマイシン単回服用が奏功したキノロン耐性細菌性赤痢の1例

    田村 格, 藤井 達也, 高橋 亮太, 箱崎 幸也 日本内科学会雑誌 101 (2), 451-453, 2012

    症例は26歳,女性.5日間のインドのデリー,アグラ,ジャイプールへの観光旅行から帰国した翌日に発熱と血便が出現.自宅近くのクリニックを複数回受診しスパルフロキサシン(SPFX),セファクロル(CCL)を投与されるが症状改善なく当院受診.便培養にて同定された<i>Shigella flexneri</i>(2a型)に対してアジスロマイシン(AZM)2g単回投与を実施したところ,翌日にはすべての症状…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献11件

  • 2度の大腸穿孔をきたすも救命した劇症型赤痢アメーバ大腸炎の1例

    北村 祥貴, 前田 一也, 平能 康充, 道傳 研司, 海崎 泰治, 服部 昌和, 橋爪 泰夫 日本大腸肛門病学会雑誌 65 (3), 140-144, 2012

    ...ほぼ全体が壊死および潰瘍となっていた.術後8日目に摘出標本からアメーバ性大腸炎と診断し,メトロニダゾールを経口投与した.しかし,術後10日目に再穿孔し,緊急手術を施行した.開腹すると腹腔内に便汁が充満し,下行結腸に3ヶ所の穿孔を認めた.穿孔部結腸を切除し,横行結腸に人工肛門を造設,さらに回腸瘻も造設とした.術直後より人工肛門からメトロニダゾールを投与し,軽快退院した.原因不明の大腸穿孔の際には劇症型赤痢...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献16件

  • 混合糞便からの直接PCR による食中毒菌核酸検査に向けた検討

    西村 直行, 高岡 直子, 馬場 洋一, 林田 瑞穗, 伊藤 武 感染症学雑誌 86 (6), 741-748, 2012

    ...混合糞便検体からの直接PCR で食中毒3 菌種(ベロ毒素産生菌,サルモネラ属菌,赤痢菌)の同時検出を試みた.蒸留水で約2.5%の濃度に調製した検便懸濁液を95℃5 分間熱処理した後の遠心上清5μLを45μL のPCR master mixture に添加してPCR を実施し,MCA(Melting Curve Analysis)で検出した.その結果,50 混合糞便検体に混入させた1 つの食中毒菌陽性糞便...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • O-1-A-18 給食職員を感染源とするKlebsiella pneumoniaeによる嘔吐下痢症の院内小流行

    澤田 晃子, 月野 隆一 日本重症心身障害学会誌 37 (2), 263-263, 2012

    ...同時期に給食職員19名の便について赤痢菌、サルモネラ菌、O-157、Klebsiella pneumoniaeを検査した。 給食職員4名と利用者10名からKlebsiella pneumoniaeが検出された。給食職員4名、利用者3名の分離株を材料に制限酵素Spe1を用いて遺伝子解析(パルスフィールド電気泳動解析)を実施した。...

    DOI

  • インド、アルナーチャル・プラデーシュ州における野生食用・薬用植物利用の特徴

    小坂 康之, Saikia Bhaskar, Mingki Tasong, Tag Hui, Riba Tomo, 安藤 和雄, 奥宮 清人 ヒマラヤ学誌 : Himalayan Study Monographs 12 101-116, 2011-05-01

    ...薬用植物の中では, 胃痛に用いる種が最も多く46種, ついで傷薬・血液凝固を目的とする種が40種, 赤痢・血便が39種, 皮膚病・発疹・膿瘍が34種であった. アディ族とニシ族では下痢や赤痢・血便に用いる薬用植物の種数が多かったが, アパタニ族とメンバ族では少なかったことから, 標高2000m 前後の冷涼な高地では下痢や赤痢・血便の症状が少ないことが推察された....

    DOI HANDLE

  • Human Immunodeficiency Virus感染合併の有無によるアメーバ性大腸炎の臨床像の差異の検討

    松本 知訓, 猪熊 哲朗, 占野 尚人, 井上 聡子, 木本 直哉, 藤田 幹夫, 杉之下 与志樹, 岡田 明彦, 河南 智晴, 今井 幸弘 日本消化器内視鏡学会雑誌 53 (4), 1303-1309, 2011

    アメーバ性大腸炎の,Human Immunodeficiency Virus(HIV)感染合併の有無による臨床像の差異を明らかにすることを目的に,2005年から2009年までの間に当院にてアメーバ性大腸炎と診断された19例を後ろ向きに検討した.HIV感染合併例では非合併例に比べ,内視鏡上広範囲にびらん・潰瘍を形成する傾向があり,Cytomegalovirus腸炎の合併が高率であった.アメーバ性大…

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献11件

  • 知的障害者施設内における細菌性赤痢事例

    樽本 憲人, 松本 千秋, 山口 敏行, 前﨑 繁文 日本環境感染学会誌 26 (3), 172-176, 2011

      2007年4月6日に知的障害児施設の入所者の数名が発熱を伴う頻回の下痢を発症した.<i>Shigella sonnei</i>による腸炎と判明し,その後入所者全員と職員の一部が腸炎を発症した.早期から施設内の感染対策を徹底し,終息をみたと思われたが,同年7月にかけて同一敷地内にある2つの知的障害者更生施設において,複数名が発熱・下痢を発症し,<i>S. …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 多剤耐性菌の細菌学と臨床対応~多剤耐性緑膿菌,多剤耐性アシネトバクター,NDM-1産生菌を中心に~

    松本 哲哉 日本内科学会雑誌 100 (10), 3072-3078, 2011

    ...耐性菌をとりまく状況は時代とともに変化している.多剤耐性アシネトバクターによる院内感染例や,NDM-1産生菌およびKPC産生菌など国内初の報告例が注目を集めた.これらの多剤耐性菌はコリスチンやチゲサイクリンなどの抗菌薬のみが有効である.また耐性菌は国や地域によっても広がりに大きな差があり,MRSAを除く耐性菌は諸外国,特にアジア各国を中心に拡大傾向にあり深刻な状況となっている.さらに赤痢菌やコレラ菌...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献12件

  • 肺癌全身化学療法中に難治性直腸膀胱瘻を形成したアメーバ赤痢の1例

    玉木 一路, 間中 大, 馬場 慎司 日本臨床外科学会雑誌 72 (3), 727-731, 2011

    ...アメーバ赤痢は,アメーバ原虫の経口感染により下痢,腹痛,血便などを生じる疾患で,消化管穿孔を生じて致死的となることがある.保菌者の免疫機能低下が発症,重症化と関連することが知られている.今回われわれは肺癌に対する全身化学療法の開始を契機として直腸の巨大潰瘍で発症したアメーバ赤痢を経験した.潰瘍の重症化により直腸膀胱瘻を形成し,また多発肝膿瘍の合併により高度の炎症反応を認めた.アメーバ赤痢に対して抗アメーバ...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献11件

  • アメーバ性大腸炎50症例の臨床的検討

    指山 浩志, 辻仲 康伸, 浜畑 幸弘, 堤 修, 星野 敏彦, 矢野 匡亮, 田中 浩司, 松尾 恵五, 中島 康雄, 新井 健広, 北山 大祐, 高瀬 康雄, 赤木 一成 日本大腸肛門病学会雑誌 64 (4), 224-229, 2011

    当院とその関連施設で経験したアメーバ性大腸炎50症例について検討した.性別は男性48例,女性2例,平均年齢は43.3歳.初回内視鏡検査の正診率は62%(31/50例)であり,IBDと誤診された症例が10例見られた.罹患部位は回盲部のみが14例(28%),直腸のみが12例(24%),回盲部と直腸が13例(26%),広範囲の大腸が11例(22%)であった.症状として顕性出血を認めた症例は36例(72…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献21件

  • 地域中核病院としての足利赤十字病院における寄生虫・衛生動物関連疾患患者受診動向についての解析

    島田 瑞穂, 小松 本悟, 桐木 雅史, 千種 雄一, 松岡 裕之 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 63 (0), 66-66, 2011

    ...【結果】原虫症としてアカントアメーバ症、赤痢アメーバ症、ジアルジア症、ニューモシスチス肺炎、膣トリコモナス症を認めた。条虫症では日本海裂頭条虫症、線虫症では、アニサキス症、回虫症、鉤虫症、蟯虫症を認めた。衛生動物関連疾患としては、他院にて診断がつかず重篤化してから受診したツツガムシ病症例を2009年11月に1例(ミノサイクリン開始後速やかに軽快)経験した。...

    DOI

  • 病原細菌の病原性遺伝子群の発現調節と病因に関する研究

    渡邉 治雄 日本細菌学雑誌 66 (1), 1-5, 2011

    ...赤痢菌,腸管出血性大腸菌,レンサ球菌を例に,病原性に関与する遺伝子の発現がどのような巧みな仕組みで制御されているのかの研究成果を報告する。また,その調節の破綻が,新規な感染症の出現となる例を劇症型レンサ球菌感染症に見ることができることを示す。<br>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献56件

  • プロテインチップを用いた腸管出血性大腸菌O-157 : H7由来ベロ毒素の高感度検出法

    田邊 りま, 車 炳允, 米澤 貴之, 禹 済泰, 永井 和夫 食品衛生学雑誌 51 (1), 28-31, 2010

    ...腸管出血性大腸菌O-157 : H7が産生するベロ毒素には免疫学的性状および物理化学的性状が異なるが,互いに60%のアミノ酸相同性を有するtype 1とtype 2が存在する.Type 1は志賀赤痢菌が産生する毒素と同じアミノ酸配列を有することから志賀毒素や志賀様毒素とも呼ばれ,感染すると水様便,血便,発熱,腹痛などの症状を引き起こす.現在,ベロ毒素はELISAやPCRなどで検出されるが,高感度検出...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献13件

  • 食品における赤痢菌検出法の感度の向上

    門田 修子, 楠本 晃子, 牧野 壮一, 川本 恵子 日本獣医師会雑誌 63 (4), 297-300, 2010

    ...細菌性赤痢は,近年食品媒介感染が危惧されており,赤痢菌の食品からの迅速かつ高感度な検出法確立は急務である. 本研究では,厚生労働省より配布された参考試験法中,検出結果に影響を与えると思われた手順に改良を加え新規試験法とし,検出系の感度や迅速性の向上を図った....

    DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 ほか3件 参考文献9件

  • 異性間性交渉を契機に感染したアメーバ性肝膿瘍の2例

    谷本 匡史, 杉原 誉明, 藤瀬 幸, 加藤 順, 徳永 志保, 的野 智光, 永原 天和, 植木 賢, 岡本 欣也, 大山 賢治, 岡野 淳一, 前田 直人, 孝田 雅彦, 村脇 義和, 米田 一彦 肝臓 51 (11), 620-627, 2010

    ...下血を契機に発症しており,腹部超音波検査,腹部CT検査にて肝S8に膿瘍を認めた.1例は胸腔への穿破を合併していた.膿汁の塗抹検査や糞便からはアメーバ原虫は確認されなかったが,抗アメーバ抗体が陽性であり,メトロニダゾール750 mg-1500 mg/日の内服を開始したところ,速やかに解熱し回復した.海外渡航歴が無くても,20代から60代までの男女で慢性の下痢・下血が認められる場合,性行為感染症としての赤痢...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献26件

  • 細菌性腸炎関連性腸重積症の1例

    前田 将宏, 三浦 昭順, 宮本 昌武, 加藤 剛, 出江 洋介, 中野 夏子, 比島 恒和 日本消化器外科学会雑誌 43 (5), 565-571, 2010

    ...同日緊急手術を施行した.術中所見では回盲部腸重積症を認め,用手的に整復が可能であった.しかし,盲腸は腫大し腫瘤様に触知され,周囲の腸間膜リンパ節の腫大も認められたため悪性病変も否定できず回盲部切除術を施行した.病理組織学的診断では,パイエル板の著明な肥厚と盲腸の鬱血・浮腫性変化を認め,非特異的腸炎の診断であった.後日,便培養からカンピロバクター(<i>Campylobacter jejuni</i>)および赤痢菌...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献33件

  • 無症候性アメーバ性大腸炎の2症例

    竹田 晃, 齋藤 義修, 入江 孝延, 田中 聡司, 藤永 哲治, 原田 直毅, 西山 範, 鈴木 貴弘, 春名 能通, 井上 敦雄 日本内科学会雑誌 99 (5), 1055-1057, 2010

    ...症例1は57歳,男性.健診のPET検査で回盲部に異常集積像を認めた.内視鏡検査で,盲腸・上行結腸はアメーバ性大腸炎に特徴的な所見を呈し,血清赤痢アメーバ抗体価1,600倍,病理組織検査でアメーバ栄養体を認めた.症例2は22歳男性.アメーバ性肝膿瘍で加療中,大腸炎症状はなかったが,内視鏡検査で盲腸・上行結腸に特徴的所見を認めた.生検組織の検鏡でもアメーバ虫体が確認された.両症例ともメトロニダゾール経口投与...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 明治期における香川県下の市町村財政(4)

    西山 一郎, Nishiyama Ichiroh 経済情報論集 9 (2), 1-74, 2009-12-31

    まずお断りをしなければならない。本稿(4)の大部分は前号(3)の、5.2 衛生費をめぐる予算審議と財政、を増補改訂し、5.3 避病院・伝染病院の建設をめぐる審議と財政、を増補したものである。なぜそのようになったのかの理由は以下の通りである。第1 に、(3)を執筆した際に筆者は学部長を仰せつかり、充分な研究の時間が取れず不十分なままに原稿を提出せざるをえなかったことである。 第2は、2009 …

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 穿孔をきたした劇症型アメーバ性大腸炎の1例

    速水 克, 藤井 昭芳, 松本 匡浩, 木村 恒人, 荒武 寿樹, 亀岡 信悟 日本臨床外科学会雑誌 70 (8), 2408-2415, 2009

    症例は51歳,男性.他院で急性虫垂炎と診断され手術目的に当院搬送され,緊急手術となった.手術所見では右側結腸の著明な炎症性変化と回盲部穿孔を認めた.また横行結腸に触診上腫瘍性病変が疑われ,右半結腸切除術+大量洗浄ドレナージを施行した.摘出標本では,右半結腸全域に周堤を持つ多発性潰瘍を認めた.病理で栄養型アメーバが検出され,アメーバ性大腸炎と確定診断.第13病日よりメトロニダゾール1,500mg/…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献21件

  • 診断が困難であったアメーバ性肝膿瘍の1例

    平光 高久, 永田 二郎, 間瀬 隆弘, 西 鉄生, 大西 英二, 橋本 昌司 日本臨床外科学会雑誌 70 (6), 1791-1794, 2009

    診断が困難であった肝膿瘍の1例を経験したので報告する.症例は,42歳の男性で2006年12月,発熱,心窩部痛にて近医より急性胆嚢炎の疑いにて紹介となった.入院時,発熱,右季肋部に圧痛,筋性防御を認めた.腹部超音波検査にて,胆嚢の壁肥厚と軽度腫大を認め,肝S5に低エコー域を認めた.腹部CTでも胆嚢壁の肥厚,肝S5に低吸収域を認め,内部に一部隔壁を伴っていた.肝膿瘍ドレナージを施行したところ内容物は…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献8件

  • 都道府県別心疾患・脳血管疾患年齢調整死亡率と気候との関係

    北島 晴美, 太田 節子 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 131-131, 2009

    ...第二次大戦後(1952~56)には,夏に多発していた疾病のうち赤痢と下痢・腸炎を残して冬季多発に変わり,疾病の冬季集中現象が現れた。1957~61には赤痢だけ夏に残り,他は冬季集中となった。医療技術の進歩,生活水準の向上などにより夏季の山が克服され,冬山が残ったとされている。...

    DOI

  • 全大腸に多発する浅い打ち抜き様の潰瘍を認めたアメーバ性大腸炎の1例

    浜本 哲郎, 野口 美智子, 高野 友爾, 堀 立明, 鶴原 一郎, 米川 正夫, 元井 信, 福本 宗嗣 日本消化器内視鏡学会雑誌 51 (10), 2717-2722, 2009

    ...症例は51歳,男性.粘血下痢で受診.大腸内視鏡検査で,盲腸からS状結腸まで白苔を伴わない浅い打ち抜き様の潰瘍が多発していた.直腸には辺縁が浮腫状に隆起し,汚い白苔を伴った潰瘍を認めた.生検組織検査で赤痢アメーバ原虫を認め,アメーバ性大腸炎と診断した.メトロニダゾールの投与で,すべての病変は改善した.浅い打ち抜き様潰瘍もアメーバ性大腸炎の多彩な内視鏡所見の一つと認識して診断を行うべきである....

    DOI 医中誌 参考文献16件

  • パーリ文Mahaparinibbanasuttantaにおける世尊の死因

    吉次 通泰 南アジア研究 2009 (21), 133-151, 2009

    ...血性下痢をもたらす疾患には、感染性腸炎、腸間膜動脈閉塞症、虚血性腸炎、大腸癌、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸憩室症などがあるが、患者の年齢、症状、経過、糞便の性状などより、細菌(とくに赤痢菌)あるいは赤痢アメーバに汚染された食物ないし飲料水による重症の感染性腸炎であったと推測する。...

    DOI Web Site

  • 複数の性感染症を合併したアメーバ性大腸炎の1例

    吉汲 祐加子, 池井 洋子, 藤森 真子, 本田 弥生, 大竹 寛雄 Progress of Digestive Endoscopy 75 (2), 92-93, 2009

    ...生検組織像で,赤痢アメーバとスピロヘータを認めた。感染症検査で,赤痢アメーバ,梅毒,クラミジア,HIV,HBVが陽性だった。今回,アメーバ性大腸炎を契機に,複数の性感染症を合併した症例を経験したので報告する。腸管スピロヘータ症をみた場合,日和見感染を疑い,各種感染症検査を検討する必要があると考えられた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 明治期における香川県下の市町村財政(3)

    西山 一郎, Nisiyama Ichiro 経済情報論集 8 (2), 1-51, 2008-12-31

    本稿では「富田村会議事録」を主要な資料として富田村の行財政の実態を明らか にする。先ず富田村の村長、助役外の選任の過程を見る。 その後、富田村の行財政 分析の中心である予算審議と財政運営を取り上げる。 その際に明治期の財政運営に おいて重要かつ注目すべきと思われる教育費と衛生費を取り上げ、議会における審 議の模様をできる限り詳しく分析する。 本稿が目指すのは明治期の行財政を住民レ …

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • わが国における寄生虫病・熱帯病薬物治療の実際

    丸山 治彦 日本薬理学雑誌 132 (5), 292-296, 2008

    ...わが国における寄生虫病・熱帯病治療の問題点は,国内承認薬が少なく,保険適用の効能の範囲も狭いことである.たとえば,重要な熱帯感染症であるマラリアに対してはメフロキンとキニーネ末が承認されているが,重症マラリアには対応できず,三日熱マラリアと卵形マラリアに必要な根治療法もおこなえない.また,近年増加傾向にある赤痢アメーバ症,国内の寄生虫病で比較的多い幼虫移行症に有効な薬剤は,承認されてはいるが効果効能...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献17件

  • 劇症型腸アメーバ症の1救命例

    武藤 頼彦, 渡辺 義二, 丸山 尚嗣, 須ノ内 康太, 上原 敏敬, 清水 辰一郎 日本臨床外科学会雑誌 69 (5), 1134-1139, 2008

    ...症例は72歳,男性.下血・腹部膨満感を主訴に受診.下部内視鏡検査で直腸癌が強く疑われ,下血が著明となり入院となった.入院後,急速な全身状態の悪化と内視鏡検査像の変化により壊死性腸炎の診断のもと緊急手術施行.左半結腸全体が融解壊死を起こしていたため,腹会陰式直腸切断+左半結腸切除術を施行した.術前の内視鏡生検結果で赤痢アメーバ原虫(栄養型)を認めたため,術後第1病日目,劇症型腸アメーバ症の診断となった...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献7件 参考文献15件

  • 腹会陰式直腸切断術を要した HIV陽性男性の劇症型アメーバ腸炎の1例

    鈴村 潔, 加藤 岳人, 鈴木 正臣, 柴田 佳久, 平松 和洋, 吉原 基, 池山 隆 日本腹部救急医学会雑誌 28 (1), 109-112, 2008

    ...採血上,赤痢アメーバ抗体,サイトメガロウイルス抗体は陰性であった。肛門部痛は徐々に増悪し,多量の下血を伴うようになったため,人工肛門作成目的で外科紹介となった。骨盤部CTでは直腸壁のび慢性肥厚所見を認めた。下血に対する止血目的で動脈塞栓術を施行したが,動脈塞栓術後も出血が持続し,また,直腸潰瘍が肛門周辺に波及し,周辺皮膚の壊死を伴ったため,入院後36日目に腹会陰式直腸切断術を施行した。...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献16件

  • アメーバ肝膿瘍の3例

    道免 和文, 田中 博文, 春野 政虎, 音羽 弘, 下田 慎治 肝臓 49 (6), 260-267, 2008

    ...アメーバの感染経路が多様化しており,赤痢アメーバ保因者が広範囲で存在することが推定された....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献28件

  • HTLV‐1ウイルスキャリアーに発症したアメーバ性肝膿瘍が腹腔内穿破した1例

    藍澤 哲也, 岡村 一樹, 内田 雄三, 野口 剛 日本臨床外科学会雑誌 69 (12), 3228-3233, 2008

    ...症例は57歳,男性.腹痛および食欲不振を主訴に当院外来受診した.肝右葉に12.6×11.7cm大の膿瘍性病変を認め,一部腹腔内穿破をきたしていた.血液検査にて炎症反応の亢進と赤痢アメーバIgG抗体を認め,アメーバ肝膿瘍の腹腔内穿破裂による汎発性腹膜炎と診断した.HTLV-1および梅毒陽性であった.治療は経皮経肝膿瘍ドレナージ術と2週間のメトロニダゾール投与を行い,膿瘍径の著明な縮小および炎症所見の改善...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献37件

  • HIV感染に合併した劇症型アメーバ性大腸炎の1救命例

    石山 哲, 鶴田 耕二, 武市 智志, 高橋 慶一, 森 雅江, 今村 顕史, 菅沼 明彦, 味澤 篤, 根岸 昌功 日本消化器外科学会雑誌 41 (1), 135-140, 2008

    A 37 year-old homosexual man admitted to our hospital with right lower abdominal pain and severe diarrhea in April 2002. Colonoscopy revealed extensive mucosal necrosis of the colon and rectum, and …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献10件 参考文献13件

  • SPF

    新本 洋士 日本食品科学工学会誌 54 (3), 142-142, 2007-03-15

    ...<BR>実験動物とは別に,食肉としてSPF豚が販売されている.SPFであるので無菌豚というわけではないが,日本SPF豚協会によると,萎縮性鼻炎,豚赤痢,オーエスキー病,トキソプラズマ感染症,マイコプラズマ肺炎の5つの病気については,SPF豚はこれらに感染していないことが保証されている....

    DOI Web Site 参考文献1件

  • HIV感染症患者の理学療法

    前野 里恵, 松坂 理加, 吉田 信江, 大澤 美代子, 若井 亮子, 足立 徹也 理学療法学Supplement 2006 (0), D0821-D0821, 2007

    ...Tリンパ球数200個/μl未満(14%未満)でAIDS(Acquired immunodeficiency Syndrome)指標疾患を有するC3に8例が属した.診断・障害はサイトメガロウイルス(CMV)脳炎,悪性リンパ腫,進行性多巣性白質脳症(PML) 5例, CMV網膜炎4例,発熱,体重減少,持続性下痢等の全身症状4例,カリニ肺炎,C型肝炎,精神機能低下,糖尿病各3例,CMV大腸炎,アメーバー赤痢腸炎...

    DOI 医中誌

  • 中国産カニクイザルの輸入検疫における一般臨床所見および微生物学的検査成績

    劉 艶薇, 坂本 紘, 戸門 洋志, 福崎 好一郎, 宮嶌 宏彰 日本獣医師会雑誌 60 (11), 809-812, 2007

    ...148頭の実験用カニクイザルについて, 35日間の輸入検疫を行い, 体重測定を含む一般臨床観察, 細菌学的ならびにウイルス学的検査を実施した.このうち165頭が一時的に食欲不振, 258頭が1回以上の下痢を示したが, 大多数は健康状態に異常を認めず, 体重増加は平均雄0.26kg, 雌0.16kgであった.臨床的にマールブルグ病ならびにエボラ出血熱を疑う個体は1例も観察されなかった.サルモネラ属菌と赤痢菌...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献12件

  • 病原性大腸菌および赤痢菌における環境応答による病原性発現調節

    戸邉 亨 日本細菌学雑誌 62 (3), 337-346, 2007

    ...病原性大腸菌や赤痢菌の病原性遺伝子の発現も環境因子の変化に応答して調節されている。病原性遺伝子は, 水平伝播により獲得された外来性遺伝子であるが, 環境応答の制御システムは非病原性大腸菌にも共通の基本骨格ゲノムにある環境応答システムに組み込まれていることが明らかとなった。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献48件

  • 小児腸管出血性大腸菌感染症とその発症メカニズム

    山本, 達男 新潟医学会雑誌 120 (9), 485-493, 2006-09

    ...志賀毒素サブタイプの中ではStx2が最も臨床的に強毒である.一方で,タイプIII分泌システム非依存的にHUSを発症し,死亡した小児例がわが国で発生した.原因大腸菌は,血清型O86:H-で,Stx2産生菌であった.このO86腸管出血性大腸菌は,120.73kbの粘着性プラスミドpO86Aをもち,外膜蛋白HdaA (15.5kDa)を産生して,分散型粘着(diffuse adherence)を示した.また,赤痢菌...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • HIV感染に合併した劇症型アメーバ性大腸炎の1例

    荒井 武和, 味村 俊樹, 安達 実樹, 大見 琢磨, 山田 英樹, 白 京訓, 野澤 慶次郎, 松田 圭二, 小平 進, 沖永 功太 日本腹部救急医学会雑誌 26 (1), 91-95, 2006

    A 49-year-old man presented with abdominal pain and diarrhea in August, 2003. Twelve days later, he developed rectal bleeding and a high fever and was admitted to a local hospital with a diagnosis …

    DOI 医中誌 被引用文献7件 参考文献14件

  • 自転車乗車時に右側腹部痛が出現する75歳男性

    秋山 佳子, 榎本 実, 石橋 令臣, 根本 隆章, 浜田 久美子, 信岡 祐彦, 品川 俊人 日本未病システム学会雑誌 12 (2), 284-287, 2006

    ...便培養でも<i>Entamoeba histolytica</i>/<i>dispar</i>が検出され, 抗赤痢アメーバ抗体も400倍と高値であった。以上より赤痢アメーバ症と診断し, メトロニダゾールの内服を開始したところ, 症状は消失し, 自転車を漕いでも腹痛の出現は認めなくなった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 感染経路不明のアメーバ性肝膿瘍の2例

    斎藤 由理, 斉藤 孝, 村越 智, 鈴木 克彦 日本腹部救急医学会雑誌 26 (5), 683-686, 2006

    We report on two cases of amebic liver abscess treated with drainage and metronidazole. The patients came to our hospital with a spike fever for over 2 weeks. Their abdominal CT films showed a liver …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献15件

  • B型急性肝炎にアメーバ性肝膿瘍を合併した2症例

    清水 一亘, 永瀬 寿彦, 保本 卓, 熊野 貴文, 中嶋 千賀, 石原 慎一, 長生 幸司, 森田 安重, 黒島 俊夫, 椿尾 忠博 肝臓 47 (9), 425-432, 2006

    ...B型急性肝炎はかつて輸血後肝炎といわれていたが,現在では性行為によって感染することが多く,sexually-transmitted disease(以下STD)の1つと考えられるようになっている.一方,赤痢アメーバ症は戦後の衛生環境の改善とともに感染者数は激減していたが,近年男性同性愛者の感染が報告されるようになり,性行為の多様化とともにSTDの1つと考えられるようになっている.今回我々はB型急性肝炎...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献6件 参考文献14件

  • VII. まとめ

    松田 保秀 日本大腸肛門病学会雑誌 59 (10), 846-850, 2006

    A special edition on sexually transmitted diseases (STD) of the anus and rectum was planned by a mediator to identify differences of STD among five specific institutes such as rural clinics, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • C型慢性肝炎を有する糖尿病患者に発症したアメーバ性肝膿瘍の1例

    田代 充生, 田原 章成, 千手 倫夫, 松橋 亨, 大東 岳司, 山崎 琢士, 成田 竜一, 阿部 慎太郎, 大槻 眞 糖尿病 49 (1), 35-40, 2006

    ...退院した.入院時のグリコヘモグロビン6.2%, 75 g経口糖負荷試験2時間血糖値263mg/d<i>l</i>であった.アメーバ性肝膿瘍は,本邦では輸入感染症や性感染症の1つと考えられている比較的稀な疾患である.感染経路は不明であったが,糖尿病や肝硬変の存在は感染症を発症しやすいことから,慢性肝疾患を伴う糖代謝異常を背景として赤痢アメーバの不顕性感染が顕性化した可能性が示唆された....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献22件

  • 虫垂炎として発症したアメーバ性大腸炎の1例

    奥村 憲二, 李 哲柱, 遠藤 善裕, 栗岡 英明, 榎 泰之, 細川 洋平, 谷 徹 日本消化器外科学会雑誌 39 (9), 1547-1552, 2006

    We report a case of amoebic colitis presenting as acute appendicitis in a 25-year-old Japanese woman. The patient visited our hospital complaining of lower abdominal pain, vomiting, and fever after …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件

  • 盲腸に限局したアメーバ性大腸炎の2例

    川﨑 彩子, 小笠原 ちか, 高林 馨, 中里 圭宏, 加藤 祥子, 関根 理恵子, 南雲 大暢, 落合 康利, 雨宮 こずえ, 藤山 洋一, 古宮 憲一, 高橋 正彦, 金子 博, 鈴木 雅之, 箭頭 正徳, 田中 伸 Progress of Digestive Endoscopy 69 (2), 86-87, 2006

    ...3カ月後の再検時の生検で赤痢アメーバ栄養型を認めた。症例2 55歳男性。主訴は便潜血陽性。近医にて内視鏡検査施行したが診断に至らなかった。5カ月後便潜血再度陽性であり当院受診した。内視鏡にて盲腸に限局したびらん認め生検で赤痢アメーバ栄養型を認めた。盲腸に限局する潰瘍性病変の鑑別疾患として本疾患を念頭におく必要がある。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 赤痢アメーバ症

    源河 いくみ 日本化学療法学会雑誌 54 (5), 435-439, 2006

    Amebiasis caused by ingestion of cysts of the protozoan parasite <I>Entamoeba histolytica</I> through fecally contaminated food develops when cysts pass through the stomach and are excystated in the …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献20件

  • 急性感染性腸炎の内視鏡診断

    林 繁和, 神部 隆吉, 本田 亘, 佐々木 昌輝 日本消化器内視鏡学会雑誌 47 (10), 2345-2352, 2005

    Colonoscopic diagnosis of acute infectious enteritis was performed mainly in bacillary dysentery with the rectoscope in the past. As the observation range widens from the rectum and sigmoid colon to …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献44件

  • 戦後神戸市におけるバラック住宅地区の形成とクリアランス

    本岡 拓哉 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 181-181, 2005

    ...一つ目は赤痢などの伝染病が蔓延する劣悪な環境として取り上げられる衛生的側面である。二つ目は,戦前から展開する「ミナト神戸」「国際港都」としてのイメージとはかけ離れた,バラック住宅地区の無秩序が示される景観的側面である。そして三つ目が建築構造上の問題と密集度との関係から大規模火災が多発するという防災的側面である。...

    DOI

  • 肺炎:診断と治療の進歩  V.寄生虫性肺疾患

    大西 健児 日本内科学会雑誌 94 (11), 2307-2312, 2005

    ...臨床医がその存在を知っておくべき寄生虫による肺疾患として,肺赤痢アメーバ症,胸腔赤痢アメーバ症,ヒト回虫性肺炎,ブタ回虫性肺炎,イヌ回虫性肺炎,ブラジル鉤虫性肺炎,糞線虫性肺炎,肺イヌ糸状虫症,熱帯性肺好酸球症,肺吸虫症,肺包虫症が挙げられる.これらの疾患のうち,ヒト回虫性肺炎,ブタ回虫性肺炎,イヌ回虫性肺炎,ブラジル鉤虫性肺炎,糞線虫性肺炎,熱帯性肺好酸球症,肺吸虫症では末梢血あるいは気管支肺胞洗浄液...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献11件

  • 『日本疾病史』データベース化の試み

    浜野, 潔 關西大學經済論集 54 (3-4), 433-444, 2004-11-11

    富士川游の古典的著作『日本疾病史』(1912)に掲載された疾病事例に『日本災異誌』(1894)「疫病の部」の事例を加え、古代から近世までの疾病史データベースを作成した。このデータから近世以前の伝染病発生頻度について、次の観察結果が得られた。8世紀から15世紀までは、データの性質を考慮すると頻度に大きな変化はなかったと推定される。16-17世紀には伝染病の頻度が低下しており、この要因については、さ…

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • アメーバ性大腸炎穿孔にアスペルギルス肺炎を併発した1症例

    大谷 俊介, 平澤 博之, 織田 成人, 志賀 英敏, 中西 加寿也, 松田 兼一, 仲村 将高, 横張 賢司 日本集中治療医学会雑誌 11 (1), 31-36, 2004

    An 81-year-old man with history of hypertension and chronic renal insufficiency was admitted to a hospital because of diarrhea and melena. The patient was diagnosed as inflammatory bowel disease …

    DOI

  • 十二指腸に穿孔したアメーバ性肝膿ようの1例

    新国 恵也, 岩谷 昭, 角田 和彦, 西村 淳, 河内 保之, 清水 武昭 日本臨床外科学会雑誌 65 (9), 2435-2439, 2004

    A 33-year-old man was admitted to the hospital because of high fever and right hypochondralgia. Abdominal CT scan revealed a liver abscess, 12cm in diameter, in the medial segment. To investigate …

    DOI Web Site

  • 細胞診が診断に有用であったアメーバ性肝膿ようの1例

    三谷 美湖, 高橋 保, 森木 利昭, 植田 庄介, 一圓 美穂, 根本 禎久, 熊澤 秀雄 日本臨床細胞学会雑誌 42 (1), 45-48, 2003

    <B><I>Background</I>:</B> Amebic liver abscess (ALA) is commonly diagnosed by detecting moving ameba and serological tests. Few reported ALA cases were diagnosed based on …

    DOI

  • アメーバ性肝膿ようとの鑑別が困難であった肝内胆管癌の1剖検例

    山崎 勇一, 桑原 英真, 柿崎 暁, 高山 尚, 高木 均, 森 昌朋, 山内 秀雄, 長嶺 竹明 肝臓 44 (4), 145-149, 2003

    ...臨床及び画像所見から肝膿瘍が疑われ, 血清中のアメーバ抗体陽性及び体液中の赤痢アメーバの検出よりアメーバ性肝膿瘍と診断した. 抗原虫薬を投与したにも拘わらず, 肝病変は改善せず, 入院後61日で肝不全で死亡した. 剖検ではアメーバ性肝膿瘍はなく, 中分化型の肝内胆管癌が確認された....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 穿孔をきたした劇症型アメーバ大腸炎の1救命例

    湯川 寛夫, 永野 篤, 藤澤 順, 松川 博史, 清水 哲, 富田 康彦 日本臨床外科学会雑誌 64 (9), 2211-2216, 2003

    A 60-year-old woman was admitted to the hospital because of diarrhea and melena. She had never been abroad. The peripheral blood and stool examinations did not reveal amebiasis. Colonoscopic …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献14件 参考文献13件

  • 劇症型アメーバ性大腸炎の1例

    平川 昭彦, 田中 孝也, 梶本 心太郎, 石倉 宏恭, 岩瀬 正顕, 中谷 壽男 日本臨床外科学会雑誌 64 (10), 2516-2519, 2003

    A 53-year-old man with bloody mucous diarrhea and anal pain was found to have an abscess around the anus and underwent incision and drainage. Since bloody mucous diarrhea continued after surgery and …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献12件

  • HIVキャリアに発症したアメーバ性肝膿ようの1例

    加治 亮平, 坂田 研二, 小川 浩平, 田宮 芳孝, 渡邉 雅秀, 久保 保彦, 荒川 正博, 佐田 通夫 肝臓 43 (12), 575-580, 2002

    HIVキャリアに発症したアメーバ性肝膿瘍の1例を経験したので報告する。症例: 49歳男性。同性愛経験者であり, 発熱, 食欲不振を主訴に来院した。既往歴として慢性C型肝炎, 梅毒の治療歴がある。当初, 膿瘍ドレナージ, 抗生剤の動注療法等を施行したが無効であり感染性腹膜炎を併発し開腹ドレナージ術を施行した。その後アメーバを病理学的に検出し血清学的にも陽性であった。同時にHIV positive …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献14件

  • 『感染性腸炎の最近の動向』

    小花 光夫, 相楽 裕子, 青木 知信, 金 龍起, 滝沢 慶彦, 角田 隆文, 入交 昭一郎, 山下 和予 感染症学雑誌 76 (5), 355-368, 2002

    ...赤痢菌属, サルモネラ属では国内例の方が海外由来例より重症であった.<BR>赤痢菌属でのOFLX耐性は1.7%, FOM耐性は9, 3%であった. サルモネラ属でのABPC耐性は13.5%で, OFLX耐性はなかった.<I>C.jejuni</I>でのOFLX耐性は26.0%と高かったが, EM耐性は25%であった....

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献10件 参考文献10件

  • サッカーワールドカップ2002に伴う輸入感染症の発生予測

    高橋 央, 加來 浩器, 田中 毅, 松井 珠乃, 小坂 健, 大山 卓昭, 岡部 信彦 感染症学雑誌 76 (2), 102-108, 2002

    ...国土交通省が開催期間中に日本へ入国する関係者が約43万人と発表されたのを受けて, その間発生すると予想される主要な輸入感染症の数を, 感染症発生動向調査と出入国統計のデータを元に推定したところ, 赤痢5.88件, マラリア3.41件, チフス性疾患1.40件, コレラ0.42件, 流行性脳脊髄膜炎0.0032件, と推定された. 1類感染症に指定されるウイルス性出血熱の発生予想は, アフリカ由来のマラリア...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献17件

  • 感染性腸炎のCT検査所見

    堀木 紀行, 丸山 正隆, 藤田 善幸, 鈴木 由布子, 田中 剛史, 井本 一郎, 足立 幸彦 日本消化器病学会雑誌 99 (8), 925-934, 2002

    Computed tomography (CT) is useful for evaluating the diagnosis of gastrointestinal disease, such as infectious colitis, in patients with severe pain and bloody diarrhea. During the 7 years between …

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献2件 参考文献35件

  • 赤痢菌のアクチン重合に基づく細胞間感染機構の研究

    鈴木 敏彦 日本細菌学雑誌 57 (2), 443-452, 2002

    ...赤痢菌が引き起こす細菌性赤痢は, 発展途上国において乳幼児の死亡原因の1つとなっており, 今なお国際的視野から重要な感染症の1つである。本菌はヒトの結腸粘膜上皮へ侵入し, さらに周囲の上皮細胞へ再感染を繰り返しながら, 粘膜上皮に激しい炎症を引き起こして, 粘血性下痢を惹起する。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献40件

ページトップへ