島 功, 岩渕 照男, 門間 俊彦, 森塚 威次郎, 赤間 二郎, 山田 千里, 並木 恒夫
医療
33
(5),
503-506,
1979
腹膜妊娠における治療の要点は胎盤処理法にあり, 処置いかんによつては母体の危険性も極めて大きい. 本症例は, 妊娠初期より子宮外妊娠を疑いながらも確診し得ず, 末期に至り胎内死亡を来し開腹により腹膜妊娠と判明した. 胎盤処理は開放性胎盤残置法を採用, 後再開腹により二次的胎盤摘出に成功し術後の経過は良好である. 今回, 自験例における妊娠経過, 匪腹時所見, 術後経過, …
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医中誌