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検索結果 918 件

  • 局所電気化学測定を可能とするナノ電気化学セル顕微鏡とその応用

    熊谷 明哉, 佐藤 覚仁, 堀口 佳子, 珠玖 仁 顕微鏡 58 (1), 13-17, 2023-04-30

    ...<p>走査型プローブ顕微鏡の一種である電気化学顕微鏡技術は,ミクロスコピックな電気化学反応を分析・検証する.その中でも,ナノ電気化学セル顕微鏡(SECCM)は,開口径を制御したガラスピペットに電解液と参照電極を挿入し,測定試料表面に接近させた際に生じる微小液滴を電気化学反応セルとして利用することで反応場を制御した計測を可能とする.SECCMの動作原理とその応用を,メディエーターによる酸化還元反応,リチウムイオン...

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  • 義歯表面を模倣したQCMセンサを利用した牛脂汚垢付着に関する評価

    田代 悠一郎, 三宅 晃子, 小正 聡, 松本 卓巳, 前川 賢治 歯科医学 86 (1), 38-44, 2023-03-25

    ...</p><p>市販のAu QCMセンサ(initium社製)にポリメチルメタクリレート(PMMA)を成膜してPMMA QCMセンサを作製した.まず,QCMセンサの表面を走査型プローブ顕微鏡およびX線光電子分光分析装置で観察した.また,QCM装置(AffinixQNμ: Initium,東京,日本)を使用し,Au QCMセンサおよびPMMA QCMセンサにおける牛脂汚垢付着量を定量化した....

    DOI Web Site 医中誌

  • 窒化ガリウム高電子移動度トランジスタの内部構造評価

    加藤 圭一郎, 山本 秀和, 佐藤 宣夫 電気学会論文誌E(センサ・マイクロマシン部門誌) 142 (12), 316-324, 2022-12-01

    <p>Improving the performance of power devices is necessary to perform highly efficient power conversion. Therefore, better power devices made of wide bandgap semiconductors have come to be used. …

    DOI Web Site 参考文献21件

  • ダブルバレルナノピペットを用いた静電容量補償による走査型イオン伝導顕微鏡の測定時間短縮化(第2報)

    福澤 直人, 中澤 謙太, 岩田 太 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 91-92, 2022-08-25

    <p>近年,細菌などの微小な生体試料を液中環境にて生きた状態で非接触・非侵襲な観察が可能な走査型イオン伝導顕微鏡(Scanning Ion Conductance Microscope : SICM)が注目されている.本研究ではダブルバレルナノピペットを用いた静電容量の相殺による検出信号の応答性改善に加えて,高さ方向に動作するアクチュエータの広帯域化を図ることでSICM観察の更なる高速化を行った…

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  • プローブ顕微鏡を用いた“Local Probe Chemistry”によるナノ物質の創出

    川井 茂樹 応用物理 91 (6), 356-360, 2022-06-01

    ...<p>走査型プローブ顕微鏡は,原子分解能で物質の構造および電子状態の計測を可能とするだけでなく,探針を用いて原子や分子のマニピュレーションや表面構造の加工にも用いることはできる.また,一酸化炭素分子で終端したプローブ顕微鏡の探針を用いることで,表面に吸着させた単分子の構造を直接的に解析できる計測技術も開発された.この2つの先端計測技術を融合させることで,有機化学で合成した小分子を前駆体としたナノ物質...

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  • Martin P. Seah博士の表面化学分析における特筆すべき功績

    藤田 大介 Journal of Surface Analysis 28 (3), 197-204, 2022

    ...オージェ電子分光法やX線光電子分光法などの表面電子分光に関連した著作が最も多く,6割近くを占める.次にランクされるのが二次イオン質量分析法(SIMS)関連分野と表面/粒界偏析に関する分野である.走査型プローブ顕微鏡法(SPM)に関連する分野も4%を占めている.Seah博士の研究対象分野は年代とともに変遷が見られる.1970年代においては,粒界偏析や表面偏析の研究が主であったが,1980年代から表面電子分光法...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • ダブルバレルナノピペットを用いた静電容量補償による走査型イオン伝導顕微鏡の測定時間短縮化

    福澤 直人, 中澤 謙太, 岩田 太 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 344-345, 2021-09-08

    <p>近年,細胞などの微小な生体試料を液中環境において生きた状態で非接触・非侵襲の観察が可能な走査型イオン伝導顕微鏡(Scanning Ion Conductance Microscope : SICM)が注目されている.しかしSICMのプローブであるナノピペットの浮遊容量により電流信号の応答の遅れが生じ,走査時間が長期化するという問題がある.本研究ではダブルバレルナノピペットを用いて浮遊容量を…

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  • 堆積中の光強度モニタリングを用いたレーザー支援局所電気泳動堆積法の加工再現性向上

    田中 匠, 中澤 謙太, 岩田 太 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 838-839, 2021-03-03

    <p>我々は,レーザートラップと電気泳動堆積法を組み合わせたレーザー支援局所電気泳動堆積法による金属の微細立体造形技術を開発してきた.本手法は加工再現性の向上が課題であった.本研究では,堆積中の光強度をモニタリングすることで,加工状態を制御し,本手法の加工再現性の向上に取り組んだ.本報告では,モニタリング制御による加工再現性の向上を確認した結果について報告する.</p>

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  • 静電容量補償した電流源アンプを有する走査型イオン伝導顕微鏡の開発

    塚本 照輝, 潤間 威史, 中澤 謙太, 岩田 太 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 840-841, 2021-03-03

    <p>走査型イオン伝導顕微鏡(SICM)は大きな凹凸を有する試料を液中で非接触・低侵襲で観察可能なため生体試料の観察に優位な点がある.しかしながら,一般的なSICMは長い測定時間が必要となるという問題点がある.本研究では,SICM観察系の信号感度を改善するために静電容量補償回路を用いた電流源信号検出方式のSICMを開発した.さらに,高速駆動可能な微動機構を作製し,SICM測定時間の短縮化に取り組…

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  • 大気圧誘導結合型プラズマ局所照射可能な走査型ナノピペットプローブ顕微鏡の開発および表面微細加工への応用

    戸田 竣, 中澤 謙太, 岩田 太 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 834-835, 2021-03-03

    <p>近年,大気圧プラズマジェット(APPJ)は加工技術などへの応用が研究されている.我々はこれまでに,精密位置決めが可能なAPPJ生成技術として,走査型ナノピペットプローブ顕微鏡を開発した.しかし,低周波APPJであることから,エッチングレートに課題があった.そこで本研究では,誘導結合型プラズマ局所照射可能な走査型ナノピペットプローブ顕微鏡を開発した.本装置による,加工特性およびエッチングレー…

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  • 大気圧プラズマジェット照射可能なナノピペットプローブ顕微鏡の開発

    岩田 太 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2021 (0), 2Ba06-, 2021

    ...<p>大気圧プラズマジェットは表面改質や殺菌処理,治療など多義にわたる応用が期待され,近年,盛んに研究されている.プラズマ照射範囲を局在化することで微細加工が可能であることからマイクロデバイスの作製技術としての応用が期待される.我々は走査型プローブ顕微鏡(SPM)を援用した大気圧プラズマジェット微細加工装置を開発している.本発表では,このSPMを用いた様々な加工法について紹介する.</p>...

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  • アクリル共重合体/エポキシ混合系の相分離構造の定量化と機械特性

    市川 功, 柳本 海佐 SPring-8/SACLA利用研究成果集 8 (2), 341-345, 2020-08-21

    ...高輝度放射光を利用して小角X線散乱(SAXS)測定を行い、相分離状態の観察を試み、走査型プローブ顕微鏡(SPM)観察像の画像解析結果と併せて考察した。SAXS 測定結果より一次元相関関数を算出し、相間厚みを求めたところ、SPM より観測される構造を再現する情報を得るに至らなかった。...

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  • 走査型プローブ顕微鏡を援用した酸素添加大気圧プラズマジェットによるPMMA膜のサブマイクロ加工

    中澤 謙太, 山本 将, 中川 英, 荻野 明久, 下村 勝, 岩田 太 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 505-506, 2020-08-20

    ...<p>本研究では,酸素添加大気圧プラズマジェットをキャピラリによってサブミクロンまで局在化し,走査型プローブ顕微鏡を用いて位置決めすることで実現する高精度なPMMA膜のマスクレス加工法を提案する.酸素を添加することによるエッチングレートへの有効性を確認し,500 nm以下の直径の点加工や線幅のライン加工を実現した.さらに,プラズマジェットのエッチング中の発光分光分析が可能な光学系を開発し,計測を行った...

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  • 分子‐基板間相互作用が互変異性化反応に与える影響 −走査型プローブ顕微鏡による検証−

    清水 智子, クスタンセ オスカル 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2020 (0), 234-, 2020

    <p>Ag(111)とNaCl二層膜に吸着したメソジベンゾポルフィセン分子を高分解能原子間力顕微鏡と走査型トンネル顕微鏡で観察し、第一原理計算結果との比較から吸着分子の安定性と2つの異性体の互変異性化反応について考察した。金属と絶縁薄膜上では、吸着エネルギーや構造が異なるだけでなく、それらが互変異性化反応へも影響を与え、金属上や気相とは異なる振る舞いをすることが明らかとなった。</p>

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  • 走査型プローブ顕微鏡によるスラグ内の導電性酸化物の調査

    松葉 正寛, 石田 欽也, 児玉 真二 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 276-277, 2020

    ...自動車足回り部材の塗装後耐食性を向上させるため,アーク溶接部の電着塗装性の向上が必要となる.溶接部の電着塗装性は溶接スラグの成分によって異なり、スラグ内に低SiのMn系酸化物がある場合は電着塗膜が成膜することを確認した.そこで本報では,低SiのMn系酸化物が電着塗膜の成膜に及ぼす影響を明らかにするため,走査型プローブ顕微鏡でスラグ内の導電性酸化物を可視化した結果について報告する....

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  • 生体組織観察用走査型イオン伝導顕微鏡の走査速度向上化に関する研究

    塚本 照輝, 水谷 祐輔, 牛木 辰男, 中澤 謙太, 岩田 太 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 394-395, 2019-08-20

    <p>走査型イオン伝導顕微鏡(SICM)は大きな凹凸を有する試料を液中で非接触・低侵襲で観察可能なため生体試料の観察に優位な点がある.一般的なSICMは倒立顕微鏡を用いることで試料表面と探針先端との位置決めを行うが,光学的に不透明な試料の場合,位置決めが困難である.本研究では,光学的に不透明な試料である生体組織上へ位置決め可能な光学系を構築し,SICMによる走査時間の短縮が可能な装置構成および手…

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  • ABS樹脂上に無電解めっきしたNi薄膜の密着強度影響因子の定量評価

    八木 祐介, 天野 久美, 光岡 拓哉, 加藤 雄一 分析化学 68 (5), 307-314, 2019-05-05

    ...<p>アクリロニトリル─ブタジエン─スチレン共重合体(ABS樹脂)/無電解NiめっきにおけるABS樹脂のエッチング処理が密着強度に影響を及ぼす因子の定量評価法を検討した.ABS樹脂をエッチング液(CrO<sub>3</sub>/H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>溶液)に浸漬する時間を変えた際のABS樹脂表面を走査型電子顕微鏡,走査型プローブ顕微鏡(SPM),赤外分光法(IR),リアルタイム...

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  • 走査型イオン伝導顕微鏡による組織・細胞観察

    水谷 祐輔, 牛木 辰男 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 540-541, 2019-03-01

    ...<p>走査型イオン伝導顕微鏡(Scanning Ion Conductance Microscopy: SICM)は、液中のサンプルの立体形状をナノスケールで、非侵襲かつ非標識で可視化することができるユニークな走査型プローブ顕微鏡である。また凹凸の大きい試料の解析にも対応できることから、組織レベルから細胞レベルまでの生物試料観察に適している。...

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