検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 173 件

  • 1 / 1

  • フェムト秒パルスレーザーを利用したPDMSの超撥水性と氷柱の形成抑制について

    櫻井 俊光, 染川 智弘, 平井 悠司, 松下 拓樹 雪氷 85 (6), 327-338, 2023-11-15

    ...PDMS表面に連続的に滴下し,強制的に氷柱を形成させる室内実験を実施した.その結果,水滴は超撥水性PDMSを即座に転がり落ちるため,氷や氷柱の形成を抑制する可能性が示された.ただし,超撥水性PDMS表面にも水滴が凍結する現象が確認されたことから,多重微細凹凸構造を有する超撥水表面は一定の氷柱形成の抑制効果はあるものの,完全な防氷効果を有するわけではないことも明らかになった....

    DOI Web Site Web Site 参考文献32件

  • 地域の産業・学術を担う研究組織の紹介

    藤井 英司, 中村 竜太, 大久保 義真, 久住 孝幸, 落合 剛, 濱田 健吾, 小林 慶一, 石黒 斉, 波多野 諒, 中野 万敬, 山中 基資, 松井 則男 Colloid & Interface Communications 48 (1), 2-19, 2023-03-10

    ...</p><p> </p><p>〔5〕ゲル化と結晶化を利用した超撥水表面の形成</p><p> 名古屋市工業研究所 材料技術部 中野 万敬・山中 基資</p><p>接触角が150°以上である超撥水表面を植物由来原料から作製する手法を開発した。この表面は、低分子ゲル化剤が形成する一次元の自己組織体と脂肪酸が形成する微結晶とで構成された階層的な凹凸構造により超撥水性を発現している。...

    DOI

  • モスアイ構造による機能表面

    田口 登喜生, 箕浦 潔 日本画像学会誌 61 (3), 271-279, 2022-06-10

    ...物体表面の光反射を低減する有力な技術の一つであるモスアイ技術は,優れた低反射性能を低コストで実現することから注目を集めてきた.蛾 (モス) の目 (アイ) の表面に形成されているナノ突起構造を模した構造を表面に敷き詰めたフィルムであるモスアイフィルムは,超低反射特性を活かしたディスプレイ用途に加えて,特異な表面機能を活用したさまざまな新規用途提案がなされている.ナノ構造により発現する蓮の葉効果,すなわち超撥水性...

    DOI

  • 生物がもつ不思議な能力に着目した超撥水コートの開発と実用化

    堀田 芳生, 松川 義彦, 藤本 幸司 色材協会誌 95 (1), 9-11, 2022-01-20

    ...<p>蓮の葉とペンギンの羽根の構造に着目した生体模倣技術による超撥水コーティングの形成とその効果について紹介する。蓮の葉を模した構造では表面粗さを種々用意し,撥液性の違いについて評価した。超撥水(撥液)領域においては表面粗さの増大と接触角上昇には良好な相関が見られた。Cassie-Baxter状態の表面において水はもちろんのこと,水よりも表面張力の低い液体を弾くことが可能となる。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • Bubble-Pixels:気泡を用いた図形描画のための水中ディスプレイ

    宇川, 拓人, 小川, 剛史 情報処理学会論文誌デジタルコンテンツ(DCON) 9 (1), 11-20, 2021-02-26

    ...を提示するインタフェースの需要が高まっている.水を媒体としたディスプレイは,形状やサイズなど自由度が高く,感触や温度など多感覚に訴えかけることが可能であり,神秘性や幻想性という要素を持つことから新たなインタフェースとして注目されている.本論文では,気泡を画素とし,手で触れて操作可能な新たな水ディスプレイBubble-Pixelsにおける気泡の動きを制御する機構の設計と実装について述べる.実験では,超撥水面...

    情報処理学会

  • リエントラント構造による超撥水表面の創製

    山口 昌樹 生体医工学 Annual58 (Abstract), 344-344, 2020

    ...以上より,リエントラント構造は物理的な手法で超撥水表面を実現するのに有用な方法であることを示した。本技術は,医療分野においても,血液ハンドリングや生体材料の表面改質に有用であると考えられる。</p>...

    DOI

  • 高強度・低反射率で防汚性を有するモスアイ構造フィルム

    谷口 淳, 日和佐 伸 色材協会誌 92 (12), 340-344, 2019-12-20

    ...また,作製されたモスアイ構造フィルムは可視光領域で0.3%の反射率を示し,スチールウールの擦過試験にも耐え,擦過前後でも水の接触角は150°以上の超撥水を示した。また,人工指紋液を用いた防汚性評価においても100回のふき取り後も低反射率を維持し,モスアイ構造も壊れていなかった。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 透明性・防汚性・低摩擦性を有するウツボカズラ模倣π-OH相互作用型平滑表面

    真部 研吾, 中野 美紀, 日比 裕子, 三宅 晃司 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2019 (0), 1Fa04R-, 2019

    ...<p>ウツボカズラ模倣である液体注入表面(LIS)は、従来の超撥水表面では実現が困難であった透明性や低表面張力液体に対する防汚性能から近年注目を集めている。本研究においては、これまで対液体の議論のみ行われてきたLISをトライボロジー領域へと拡張する。作製された表面は、透明性、防汚性、低摩擦性(平均摩擦係数0.05)を有し、様々な固体物質を容易に滑落させる超滑性表面を実現する可能性を示唆した。...

    DOI

  • 超撥水微細構造加硫ゴム表面の延伸による濡れ性変化

    田村 陸, 平井 悠司, 眞山 博幸, 松尾 保孝, 岡松 隆裕, 下村 政嗣, 有田 稔彦 表面と真空 61 (6), 348-353, 2018-06-10

    <p>There have been a lot of artificial superhydrophobic surfaces, however, those are difficult to use in daily purposes because of their brittle, stiff and breakable properties. We have been …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献18件

  • ポリプロピレン樹脂の射出成形による超撥水表面と家庭用樹脂製品への応用

    梅田 章広, 堀端 文枝, 平井 千恵, 梅本 大輝 色材協会誌 91 (4), 115-120, 2018-04-20

    ...<p>本研究では,ポリプロピレン樹脂の射出成形によって,製品筐体の樹脂成形と同時に,製品表面に超撥水性を付与する試みを行った。</p><p>本論文では,表面凹凸構造によって発現される撥水性において,マイクロメートルオーダーの形状寸法によって,接触角150°を超える超撥水性の可能性について検討した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 三次元マイクロ光造形鋳型からの表面構造転写法の開発

    鈴木 宏明, 増田 有行, 渡邉 暖, 川畑 遼太, 岡野 太治, 辻 知章, 津金 麻実子 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 423-424, 2018-03-01

    ...<p>三次元的なミクロスケールの構造を持つ機能性表面の研究と応用は多岐にわたるが,その汎用的製造法は確立されていない.本研究では,マイクロスケールの光造形物を鋳型とした樹脂転写法により,オーバーハングを有する三次元構造体の簡易製造法を開発した.1細胞解析用のマイクロチャンバ,および超撥水・撥油面への応用例を報告する.</p>...

    DOI

  • ゴミムシダマシを模倣した水滴捕集材料の開発

    大竹 智也, 平井 悠司, 下村 政嗣 表面科学学術講演会要旨集 37 (0), 220-, 2017

    世界中で問題となっている慢性的な水不足の解消のため、本研究では背面の親水-疎水性の凹凸パターンにより過酷な砂漠環境下でも大気中から水滴を捕集しているゴミムシダマシという昆虫に着目した。ゴミムシダマシの背面構造を模倣した水滴捕集材料を表面修飾や加工が容易なアルミニウムを用いて作製し、捕集効率の測定を行ったので結果を報告する。

    DOI

  • 微細加工による加流ゴムの機能化

    平井 悠司, 田村 陸, 松尾 保孝, 岡松 隆裕, 有田 稔彦, 下村 政嗣 表面科学学術講演会要旨集 37 (0), 299-, 2017

    ...我々はシリコンの鋳型を用いて未加流ゴムをホットプレス加流することでマイクロスケールの微細突起構造を成形、超撥水性を発現させることに成功している。本報告では超撥水性以外にも、加流ゴム特有の柔軟性を利用した微細構造の再配列などについても報告する。...

    DOI

  • 熱加硫プレスによる微細構造転写超撥水ゴムシート

    平井 悠司, 田村 陸, 江本 智, 下村 政嗣, 松尾 保孝, 岡松 隆裕, 有田 稔彦 日本ゴム協会誌 90 (6), 277-282, 2017

    <p>There are a lot of functional surfaces in nature, for example, a superhydrophobic surface of lotus leaves. Although there have been various artificial superhydrophobic surfaces, those are …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献20件

  • 大気圧低温プラズマを用いた防汚性酸化亜鉛薄膜の作製

    須崎 嘉文, 馬 暁媛, 小川 一文 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 459-460, 2017

    屋外に設置された太陽電池パネルの表面の汚れは発電効率の低下の原因となる。また、電子機器のタッチパネルにおいては指油の付着が視界悪化の原因になる。これらの問題解決のため、本研究では透明で撥水・撥油性をもつ表面を作製することを目的とした。第1に基板上に直径100nmの酸化ケイ素粒子を付着させ、第2に大気圧低温プラズマ成膜装置を用いて酸化亜鉛の凹凸表面を作製、最後に撥水性の単分子化学吸着膜を付着させた。

    DOI

  • ダクト用換気扇羽根向け防汚コーティング技術の開発

    山本 義則, 小崎 雄大, 広瀬 悦子, 泉谷 佑, 吉田 育弘 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.4 (0), 81-84, 2017

    ...<p>ダクト用換気扇羽根用に、超撥水性の換気扇羽根膜を開発した。構成材料を疎水性に改良し、さらに膜表面に深さ10μmの凹凸構造を持つ超撥水膜を開発、付着する汚れの接触面積を小さくすることで、湿度環境に左右されない防汚性能をもつコーティング材料を開発した。...

    DOI

  • 表面開始原子移動ラジカル重合による電界紡糸繊維の表面改質

    檜垣 勇次, 矢野 貴大, 陶 迪, 椛山 博文, 高原 淳 高分子論文集 73 (3), 225-232, 2016

    ...ポリメチルメタクリレート共重合体の電界紡糸繊維,アミノリシスとシランカップリング剤処理によりSI-ATRP開始骨格を導入した半結晶性芳香族ポリエステルであるポリブチレンテレフタレート(PBT)の電界紡糸繊維を,ポリスルホベタインブラシやフッ素系ポリマーブラシのグラフト化により改質し,濡れ性,水/油分離特性を評価した.フッ素系ポリマーブラシを付与することで,微細径繊維不織布はCassie-Baxter状態となり超撥水性...

    DOI Web Site Web Site 参考文献18件

  • アノード酸化によるアルミナナノファイバーの作製と表面機能化

    菊地 竜也, 中島 大希, 夏井 俊悟, 鈴木 亮輔 表面技術 67 (10), 527-532, 2016

    ...本論文においてはその一つとして、アルミニウムのピロリン酸(脱水素重合二リン酸、H4P2O7)アノード酸化によって生成するアルミナアナノファイバーの成長機構とナノファイバー形成アルミニウム表面が発現する超親水性、超撥水性についてご紹介したい。...

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • ナノ秒パルスレーザを照射した金属表面の濡れ性に関する研究

    水谷 正義, 湯田 彩香, 小茂鳥 潤, 嶋田 慶太, 厨川 常元 砥粒加工学会誌 60 (1), 35-39, 2016

    ...性を制御することを狙っている.とくに本報では,生体材料としても広く用いられているSUS316L鋼に対して,ピッチ間隔を変化させた条件でレーザを照射した際の照射面の濡れ性について,表面性状と関連付けて評価を行った.その結果,レーザ照射により,撥水性を有する表面を創成可能なこと,またピッチ間隔によってその撥水性が異方性をもつようになることを明らかにした.さらに,材料表面の清浄度(有機物の有無)によって超撥水性...

    DOI Web Site

  • ハニカムフィルムを用いた水中での酸素供給デバイスの開発

    柳 直樹, 平井 悠司, 下村 政嗣 表面科学学術講演会要旨集 35 (0), 417-, 2015

    ...その昆虫は腹部に持つ超撥水性の微細毛構造により水中で気泡をトラップし、気孔から酸素を取り込むことで呼吸する。気泡内で消費されたO<sub>2</sub>は水中の溶存酸素から補給することが可能となっており、昆虫は水中でも呼吸をし続けられる。本研究では模倣材料としてハニカムフィルムに着目、ハニカムフィルムの水中での酸素透過性及び溶存酸素による影響について評価した。...

    DOI

  • Water apart: 水の物質性を活用した実体ディスプレイの提案

    橋場 康人, 五十嵐 浩也 日本デザイン学会研究発表大会概要集 62 (0), 14-, 2015

    ...本論では,超撥水加工を施したステージ上の水滴を通してソフトウェア上の情報の状態を操作,呈示する実体ディスプレイWater apartを提案する.ステージに内蔵される電極を通じて水滴の位置,挙動のセンシングを行い,水滴をわける(divide),あわせる(unify),加える(add),配置する(positioning)ことで,ソフトウェア情報の状態の操作を行う.また,ステージ四方直下に設置された振動トランスデューサ...

    DOI

  • 生体表面における濡れ現象のダイナミクス

    野々村 美宗 Oleoscience 14 (4), 149-156, 2014

    ...<p>生体表面では,ワックスで被覆された超凸凹表面における超撥水現象や,霧の中の水の凝縮現象,表面張力勾配を利用した滑らかな水滴移動など,興味深い界面現象が起こっている。なかでも舌や小腸など粘膜で覆われた凸凹な臓器表面では,味物質の知覚や栄養吸収に影響を及ぼす,特徴的な界面現象が起こっているものと推察される。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献27件

  • バイオミメティックアプローチによる水滴pHにより吸着制御可能な超撥水表面

    石井 大佑, 高橋 章仁, 下村 政嗣 高分子論文集 70 (5), 209-213, 2013

    ...から成るドーム構造を超撥水表面に複合することで,酸性の液滴は吸着し,塩基性の液滴は脱離するpH応答性をもつ吸着性超撥水表面を作製できた.これらの結果は,超撥水表面における学術的な知見を与えるだけでなく,超撥水表面の産業応用の可能性を広げる重要な要素となる....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献23件

  • 超撥水表面上の水滴の分裂と帯電

    下川 博文, 渡邊 達也, Shimokawa Hirofumi, Watanabe Tatsuya 神奈川工科大学研究報告.B,理工学編 36 19-26, 2012-03-20

    It is known that a few highly charged, very tiny drops eject from the relatively large drop which charge-to-mass ratio increases with the evaporation. This phenomenon is known as a Rayleigh limit. …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • ランダムな粗さをもつ超撥水表面上での水滴の蒸発過程での濡れ転移の直接観察

    古田 勤, 磯部 敏宏, 酒井 宗寿, 松下 祥子, 中島 章 色材協会誌 85 (5), 191-195, 2012

    ...ランダムな粗さをもつ超撥水上での,nLレベルの微小液滴の蒸発過程での濡れ転移を,水滴の上面と側面から高速度カメラを用いて連続的に観察した。液滴は初期にはCassieモードで撥水をしていたが,蒸発が進むにつれてWenzelモードへ濡れ性が転移し,その際,液滴の内部には完全に濡れずに気泡が残る様子が観察された。...

    DOI Web Site 参考文献29件

  • (平成22年度学術賞受賞講演)固体表面の静的・動的撥水性の制御

    中島 章 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 25-25, 2012

    液体による固体表面の濡れ性の制御は、セラミック材料などに防曇、着雪着氷防止、潤滑性向上、セルフクリーニングなどの様々な機能を付与する上で重要である。これらの機能を更に向上させ、様々な部材に付与できるようにするためには、固体表面の構造や組成、並びに、それらの配列や分布が、液体の静的・動的濡れ性とどのように関係するのかを明らかにする必要がある。我々は、様々な方法で固体表面のナノレベルでの構造や組成の…

    DOI

  • (平成22年度進歩賞受賞講演)溶液中でのナノ構造制御技術の開発と環境・エネルギーデバイスへの応用

    細野 英司 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 649-649, 2012

    環境・エネルギー問題が注目される中、高性能Li電池や低コスト太陽電池等のクリーンエネルギーデバイスが必要であり、金属酸化物はこれを構成する主材料のひとつである。これらの特性向上のためには、ナノ材料の作製とナノ構造制御が重要であると考え、研究活動を行ってきた。本発表では、ナノ構造制御法の中でも注目して行ってきた溶液中での結晶成長を利用したナノ構造制御技術について報告する。

    DOI

  • 自己組織化によるバイオミメティック金属–高分子複合吸着性超撥水表面の創成

    石井 大佑 高分子論文集 69 (10), 588-597, 2012

    ...化学物質を分泌し,微細構造を自己組織化により形成している.本報では,これらの自然界にみられる水を自発操作可能な超撥水表面に倣い,新規な高分子微細構造複合超撥水表面の自己組織化を利用した作製法を構築する.さらに,その表面上で観察される微小水滴操作技術の創成について述べる.これらの結果は,超撥水表面における学術的な知見を与えるだけでなく,超撥水表面の産業応用の可能性を広げる重要な要素となる....

    DOI Web Site 参考文献50件

  • 水熱法を用いた超撥水酸化チタン表面の作製と濡れ特性評価

    別役 倫彰, 西本 俊介, 亀島 欣一, 三宅 通博, 藤井 英司 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 22-22, 2012

    ...そこで本研究では、チタン板を水熱処理することで多孔質酸化チタン層が形成することに着目し、得られた試料表面への有機物修飾による超撥水化および紫外光照射下での親水化挙動について評価を行ったので、その結果を報告する。...

    DOI

  • バイオシリカに学ぶセラミクス薄膜のナノ構造制御と超撥液機能

    袁 建軍, 金 仁華 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 455-455, 2012

    最近、バイオシリカに学ぶゾルゲル反応によるセラミクスの合成が注目を浴びている。我々は、直鎖状ポリエチレンイミン(LPEI)がbiomimeticシリカ合成のプログラム分子としてきわめて有効であることを見出した。また、基材上に吸着したLPEIを自己組織化させることにより、特異な構造をもつLPEI 結晶性会合体の膜を得ることができる。この基板をシリカあるいは酸化チタンソースの水溶液に浸漬すると,基板…

    DOI

  • 自己組織化を利用したモスアイ構造の作製とその物性評価

    松永 光由, 平井 悠司, 藪 浩, 下村 政嗣 表面科学学術講演会要旨集 32 (0), 18-, 2012

    ...中でも表面にナノサイズの突起が規則的に配列している蛾の眼は超撥水性や無反射特性を有することが知られており、実用化に向けて多くの研究がされている。本研究ではマイクロレンズアレイに微粒子を配列させることでモスアイ構造を作製し、その物性を評価したので報告する。...

    DOI

  • 溶液プロセスによる酸化亜鉛の形態と機能性制御

    殷 シュウ, 佐藤 次雄 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011F (0), 10-10, 2011

    ...これらの異なる形態に由来する超親水性、超撥水性、異なる発光特性、センサー応答性、光触媒活性などが確認でき、さらに、酸化チタンとの複合化によって、優れた光触媒活性及び量子収率の環境浄化システムを実現した。...

    DOI

  • 水熱法を用いた超撥水酸化チタン表面の作製

    別役 倫彰, 西本 俊介, 亀島 欣一, 三宅 通博 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011F (0), 726-726, 2011

    ...本研究では、チタン板を水熱法を用いて処理することで多孔質な酸化チタン表面を作製し、それを有機物で修飾することにより超撥水表面が得られた。水接触角は170度に達し、また紫外光照射により有機物を分解・超親水化することが観察された。...

    DOI

  • バイオミメティック金属-高分子複合超撥水表面を利用した微小液滴操作

    石井 大佑, 藪 浩, 下村 政嗣 表面科学学術講演会要旨集 31 (0), 162-162, 2011

    ...水滴吸着性のドーム構造と高分子ピラー構造とのバイオミメティック複合超撥水表面は、ドーム構造の数量密度の変化により水滴の吸脱着が制御可能である。この複合超撥水表面を用いた、微小液滴の動力レス移動、可視化サイズ分離、液滴捕集などの微小液滴操作について報告する。...

    DOI

  • シリカ粒子表面の疎水/親水ナノコーティングおよびエタノール吸着特性

    大幸 裕介, 舩岡 達也, 矢澤 哲夫, 神 哲郎 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011S (0), 438-438, 2011

    植物資源(バイオマス)を原料とする燃料用バイオアルコー ルは,石油代替エネルギーとして注目され,今後もさらに世界各国 で生産量を増加させる計画が進められている。酵母による発酵法で は,濃度4~10 重量%のアルコールが得られるが,車載用燃料な どとして利用する場合,エタノールを99.5 重量%程度にまで濃縮 する必要がある。現在のところ,バイオアルコールの濃縮には多量 …

    DOI

  • 刺激応答性超撥水表面の温度およびpHによる水滴吸着性制御

    高橋 章仁, 石井 大佑, 藪 浩, 下村 政嗣 表面科学学術講演会要旨集 31 (0), 163-163, 2011

    ...自己組織的に形成されるハニカム状多孔質膜の表面層剥離により、超撥水ナノピラー表面を作製できる。ピラー表面中に親水性のドーム構造を導入する事で超撥水性を保ちつつ水滴吸着性を付与できる。本報告では、側鎖に刺激応答性分子をもつ高分子のドーム構造を導入し、表面温度および水滴のpHにより水滴吸着性を制御可能な刺激応答性超撥水表面を作製した。ドーム導入量や孔径を変える事で水滴吸着性制御を試みた結果も報告する。...

    DOI

  • 撥水基板上でのハイブリッド光共振用微小球の作製

    梅田 雅史, 瀬川 浩代, 矢野 哲司, 柴田 修一 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2010S (0), 1H29-1H29, 2010

    ...泳動電着法により、銅基板に撥水処理したシリカ粒子を付着させ、超撥水基板を作製した。滴下されたTMOSゾル液滴は10秒程で縮小・固化し、粒径25~50ミクロンの微小球が作製できた。5MOPS-95TMOSゾル液滴は半球状となった。...

    DOI

  • 異なる表面粗さを有する超撥水性表面上での濡れモードの転移

    古田 勤, 酒井 宗寿, 磯部 敏宏, 中島 章 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2010S (0), 3D04-3D04, 2010

    ...マイクロオーダーの表面粗さを有する超撥水性コーティング(HIREC; NTT-AT社製)と、自作したナノオーダーの表面粗さを有するBoehmite-FAS17超撥水性コーティング上での微小水滴(70 nL)の蒸発挙動を観察し、CassieモードからWenzelモードへの濡れモード転移現象の粗さサイズ依存性を検討した。また、比較のために2 μL水滴の蒸発挙動も各コーティング上で観察した。...

    DOI

  • (平成20年度学術賞受賞講演)セラミック表面の濡れ性を制御する

    渡部 俊也 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2010S (0), 3D02A-3D02A, 2010

    ...しかしこの値は、表面の微細構造制御や光化学反応などによって、接触角が180度に近い超撥水性接触角から、接触角がほとんど0度の状態である超親水性まで広範に制御することが可能である。さらに最近の研究成果としては、接触角であらわされる静的濡れ性とは別に、水滴の転落角や転落速度で表わされる動的濡れ性に関しても、静的濡れ性とは独立に制御することが可能になってきた。...

    DOI

  • マイクロ波を利用したCo-Mo担持薄膜触媒の調製とカーボンナノチューブ合成による超撥水性表面の形成

    清水 佑樹, 堀内 悠, 亀川 孝, 森 浩亮, 山下 弘巳 表面科学学術講演会要旨集 30 (0), 329-329, 2010

    ...マイクロ波照射を利用したTi含有メソポーラスシリカ薄膜へのCo-Mo触媒の担持、および超撥水性表面の形成を目的としたカーボンナノチューブ(CNT)の合成を行った。SEM・TEM観察およびRaman測定から、欠陥の極めて少ないCNTの合成が確認された。合成後の薄膜は超撥水性を発現した。また、マイクロ波照射およびTi含有量が撥水性の向上に重要な役割を果たしているがわかった。...

    DOI

  • 親水性高分子マイクロ構造を導入した吸着性超撥水高分子構造表面の作製と応用

    高橋 章仁, 石井 大佑, 藪 浩, 下村 政嗣 表面科学学術講演会要旨集 30 (0), 427-427, 2010

    ...自己組織化を用いて作製したハニカム状多孔質膜から得られるナノピラー構造をもつ超撥水表面に、親水性のマイクロ構造を導入することで吸着性をもつ超撥水表面を作製できる。本報告では、親水性高分子のポリビニルアルコールが主骨格のマイクロドーム構造をもつ吸着性超撥水表面を作製し、その導入量の違いによる微小液滴の吸着制御を試みた。また、その他の機能性親水性高分子を導入した例についても報告する。...

    DOI

  • 超撥水表面上における流体挙動:水滴の転落と水流下での空気層の剥離

    酒井 宗寿, 中島 章 色材協会誌 83 (12), 522-529, 2010

    ...接触角が150°を超える超撥水性表面の作製事例が報告されており,幅広く応用が期待されている。本稿では,超撥水性表面の流動抵抗の低減効果を定量的・視覚的に捉えた研究成果を中心に,“水滴転落挙動の物理モデル”,“電場で水滴が移動する際の流動状態と駆動メカニズム”,“水流中における空気層の保持性”について紹介する。...

    DOI Web Site 参考文献51件

  • 超撥水性シリカ粒子を利用した水/アルコール高速分離技術の開発

    大幸 裕介, 矢澤 哲夫, 神 哲郎 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2010S (0), 3D07-3D07, 2010

    植物資源(バイオマス)を原料とする燃料用バイオアルコールは、石油代替エネルギーとして注目され、今後もさらに世界各国で生産量を増加させる計画が進められている。穀類や糖類に代わり、木質セルロースや廃材など様々な原料からエタノールやブタノールなどを製造する技術開発が盛んに進められている。酵母による発酵法では、濃度4~10 …

    DOI

  • 微小液滴を吸着制御可能な超撥水表面の自己組織的作製

    石井 大佑, 藪 浩, 下村 政嗣 表面科学学術講演会要旨集 30 (0), 310-310, 2010

    ...ナノピラー構造をもつ超撥水表面に、親水性金属からなるマイクロ構造を自己組織的に導入することで、吸着性をもつ超撥水表面を作製できる。吸着性は親水性マイクロ構造の導入量で制御可能であり、導入量は温度や濃度等の自己組織化条件により、容易に変えることができる。この手法を用いると、リソグラフィーなどの作製法では困難な同一表面上で吸着力の制御された超撥水表面を作製でき、微小液滴操作への応用が可能である。...

    DOI

  • 自己組織化微細構造を用いた超撥水-超親水パターン化表面の作製

    平井 悠司, 藪 浩, 松尾 保孝, 居城 邦治, 下村 政嗣 表面科学学術講演会要旨集 30 (0), 426-426, 2010

    ...本研究ではピラー構造化膜をシリコンのドライエッチングマスクとして用いたシリコンナノスパイクアレイの作製とフォトマスクを用いた超撥水と超親水表面のパターニングに付いて報告する。...

    DOI

  • 垂直配向単層カーボンナノチューブ膜と金属面との接合

    渡辺 誠, 石川 桂, 大川 潤, 塩見 淳一郎, 丸山 茂夫 日本伝熱シンポジウム講演論文集 2009 (0), 329-329, 2009

    ...超撥水性や大きな熱伝導率を有する垂直配向単層カーボンナノチューブ膜を伝熱面とした相変化現象や対流伝熱についての検討に向けて,カーボンナノチューブ膜と金属面との強固な接合を試みた.カーボンナノチューブ膜に真空蒸着によって金などの薄膜を形成し,薄膜面を他の金属面と接触させて,高温でのアニールを行うことでの接合を試みた.電子顕微鏡を利用して接合部の詳細な画像観察を行なった。...

    DOI

  • 気液マイクロメニスカス界面の力学に関する理論解析

    杉山 和靖, Rathgen Helmut 理論応用力学講演会 講演論文集 58 (0), 226-226, 2009

    ...本研究では,超音波を照射した気液マイクロメニスカス界面の動的挙動の理論解析を行っている.水中に設置された水平平板上に,超撥水性処理を施した数マイクロメータの径を有する孔を加工し,その孔中に空気を溜めている系を対象としている.Hankel変換を利用して非定常ストークス方程式に解き,音場中の気液界面振動を解析的に求め,界面に働く力の釣り合いから,その周波数応答を求めている.本解析結果は,光ファイバ干渉計...

    DOI

  • 金属アルミニウムの温水処理による直立ナノシート膜の超撥水特性

    細野 英司, 王 雅蓉, 市原 正樹, 周 豪慎 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2009S (0), 100-100, 2009

    ...表面の凹凸構造を用いた超撥水膜の研究が多数報告されている。これは、Cassie-Baxterの式より、表面凹部に空気をトラップすることにより高接触角が得られるためである。今回、我々は金属アルミニウム膜の温水処理によりナノシート膜を作製し、透明性を有する超親水膜、超撥水膜を作製した。また、市販のAlフォイルを用いても同様のナノシート形態を作製することができた。...

    DOI

  • 光および熱刺激応答性超撥水表面の創製

    藪 浩, 中西 貴之, 平井 悠司, 児島 美季, 下村 政嗣 表面科学学術講演会要旨集 29 (0), 84-84, 2009

    ...本報告では、光あるいは熱に応答する種々の官能基を量親媒性ポリマーに導入することで、これらの刺激により濡れ性が変化する超撥水表面を創製し、その表面物性について検討した。...

    DOI

  • ナノファイバとクレータ構造の組み合わせによる透明超撥水コーティングの作製

    柳澤 智大, 中島 章, 岡田 清, 亀島 欣一 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2008S (0), 1J32-1J32, 2008

    ...クレータ状構造を持つシリカ粒子とベーマイトの粒子を組み合わせた表面粗さをガラスに付与し、超撥水コーティングを作製した。その結果、従来の単一粗さで作製した超撥水ガラスに比べ、耐摩耗性を向上させることができた。...

    DOI

  • W/P構造を有するパウダー製剤の開発とその有用性

    五十嵐 啓二, 相良 圭祐, 江川 淳一郎 日本化粧品技術者会誌 42 (4), 313-318, 2008

    A Water-in-Powder cosmetic is one encapsulating a large amount of water with powders. In this study we explain why the cosmetic is possible. First we focused on hydrophilic and hydrophobic balance …

    DOI

  • 垂直配向単層カーボンナノチューブ膜を接着した高温加熱面と液滴間の伝熱特性

    渡辺 誠, 関根 哲彦, 福冨 隆弘, 石川 桂, 丸山 茂夫, 庄司 正弘 日本伝熱シンポジウム講演論文集 2008 (0), 50-50, 2008

    ...超撥水性や大きな熱伝導率を有する垂直配向単層カーボンナノチューブ膜を伝熱面とした相変化現象の検討にむけて、銅ブロックに接着した垂直配向単層カーボンナノチューブ膜を高温加熱表面に利用し、液滴を高温加熱面上に衝突させた。 高速度ビデオカメラにより液滴の挙動を観察し、同時に伝熱特性について測定することで、従来の銅表面とSWNTs膜表面とを比較し、検討した。...

    DOI

  • 溶存酸素を利用したMnOOH直立ナノロッド膜の作製と超撥水特性

    細野 英司, 市原 正樹, 周 豪慎 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2008F (0), 358-358, 2008

    酸素バブリングを行った酢酸マンガン(_II_)水溶液を用いた化学溶液析出法により、直立ナノロッド膜を直接基板上に得た。溶存酸素によるマンガンの酸化反応により、反応初期には二価と三価のマンガンからなるMn<SUB>3</SUB>O<SUB>4</SUB>が生成し、その後、三価のみから構成されるMnOOHナノロッドが生成した。 …

    DOI

  • 光触媒と極限濡れ性:親水性と撥水性、動的撥水性

    渡部 俊也, 吉田 直哉 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2008F (0), 11-11, 2008

    ...屋外などの環境雰囲気中では、極端な濡れ性、すなわち超親水性や超撥水性を長期にわたって維持することは難しい。しかし光触媒作用を利用することによって、極限濡れ性とも言うべき状態を維持することが可能となった。親水性と光触媒との組み合わせに関して90年代に大きな技術的飛躍があったが、最近になって超撥水性に関する研究にも進展があり、さらには、高度な動的撥水表面と光触媒の組み合わせが可能になりつつある。...

    DOI

  • 超臨界二酸化炭素を用いて作製した水-水素同位体交換反応用白金触媒

    林田 和之, 澤田 佳代, 杉山 貴彦, 榎田 洋一 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2008f (0), 654-654, 2008

    ...プラズマCVDを用いて超撥水処理したDixon Gauze Ring表面の超撥水膜に超臨界二酸化炭素を用いて白金ナノ粒子を担持させ,水-水素同位体交換反応用の白金触媒を作製した.その触媒について重水素を用いた水-水素同位体交換反応実験により,活性評価を行った....

    DOI

  • 撥水性固体表面上における「液滴転落挙動解析システム」の開発 -液滴転落挙動と固液界面付近の内部流動の関係-

    酒井 宗寿, 橋本 綾子, 杉渕 美穂, 鈴木 俊介, 吉田 直哉, 亀島 欣一, 中島 章 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2007S (0), 139-139, 2007

    ...超撥水表面や平滑性の高い(Ra 1 nm 未満)撥水処理を施された表面では、一定の傾斜角で液滴が高速滑落する。本研究では高速度カメラを用いて転落時の映像を、独自のアルゴリズムにより動画処理することから、液滴の転落挙動(転落(加)速度と形態変化)を計測可能にした。また、粒子画像速流速測定(PIV)法を応用し、液滴と撥水性固体表面の界面付近の速度ベクトル分布解析にも成功した。...

    DOI

  • 溶液反応による酸化亜鉛粒子の発達した微細構造制御

    高畠 康太, 殷 しゅう, 李 鋭星, 佐藤 次雄 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2007S (0), 535-535, 2007

    ...これまで我々は異なったナノ構造を有する酸化亜鉛粒子膜は超親水性或いは超撥水性など正反対な性質を示すことを見出した。本研究では溶液反応を用い、酸化亜鉛粒子の形態制御について検討を行った。前躯体種類、濃度及び沈殿剤など制御することによって、ナノロッド、ナノスクリュー、ナノプレート、ナノボールなど様々な形態を示す酸化亜鉛粒子の合成に成功した。...

    DOI

  • フルオロアルキルアクリレート系高分子薄膜の表面特性と表面分子鎖凝集構造

    本田 幸司, 森田 正道, 高原 淳 高分子論文集 64 (4), 181-190, 2007

    ...される.すなわち,R<sub>f</sub> 基の炭素数 8 以上では側鎖の結晶化により分子鎖の熱運動性が低下し,水の接触に伴う表面構造の再編成による接触角の低下が起こりにくいと考えられる.乾燥状態および水和状態の PFA-C<sub>y</sub> 薄膜の XPS 測定と,水中での接触角測定の結果より,側鎖の配向の再編成により接触角が低下するという機構が支持された.また,表面微細形状制御により,超撥水撥油表面...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献32件

  • 撥水管内に形成する逆チャーン流の流動特性

    安部 和也, 邢 東昌, 波津久  達也, 賞雅 寛而, 日引 俊 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2006s (0), 214-214, 2006

    ...超撥水性塗料を塗布した垂直管内を上昇する空気-水系逆チャーン流の界面構造をステレオ画像撮影し、逆チャーン流特有のリガメントの管断面分布や径の時間変化および擾乱波通過頻度等の諸特性を整理した。...

    DOI

  • アクリルシリコーン/シリカ・ナノ複合材料の撥水性 (2) 撥水膜の表面特性におよぼす合成時における水の添加効果

    木本 正樹, 日置 亜也子, 西田 英夫, 有本 邦夫, 池田 能幸, 佐々木 宗夫 Journal of The Adhesion Society of Japan 42 (10), 408-414, 2006

    ...さらに水分含有率が増大し 10-15vol%を越えると接触角および表面粗さは急激に増大し,接触角は 150°以上の超撥水性を示した。得られた結果から,撥水膜表面の凹凸度の増大に伴って接触角が増大する機構 (Wenzelの式)と,ある粗さの閾値以上では,水滴下部にエアポケットを生じ接触角が急激に増大する機構 (Cassie-Baxterの式)の二つの撥水機構の存在が示された。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献13件

  • 酸化チタン表面の光誘起濡れ性制御

    入江 寛, ティー シューピン, 柴田 竜雄, 橋本 和仁 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005S (0), 244-244, 2005

    ...一方、超親水性とは全く逆の特性である超撥水性も、固体表面と水との接触面積を大幅に低減できるため、着雪・雨滴防止、防錆、電気絶縁性など様々な効果が期待できる。そこで本研究では、同一表面上で光による超親水、超撥水の濡れ性制御を目指して検討した。...

    DOI

  • 製紙機械に適用する非汚染性皮膜の要素技術開発

    田口 純志, 藤田 得生, 仲井 啓治, 鄭 容宝 紙パ技協誌 59 (10), 1459-1465, 2005

    ...そこで, 本技術開発では, フッ素コーティングに代替できるだけでなくこれを凌駕する非汚染性を有する新規めっき皮膜の開発を目指して, 検討を重ねた結果, 水との接触角が150°以上の超撥水性を有するだけでなく, 皮膜厚も自由に制御できる新規皮膜を創製できる見通しを得た。...

    DOI

  • ナノニードル水酸化コバルト/ラウリン酸を用いた超撥水

    細野 英司, 藤原 忍, 本間 格, 周 豪慎 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005F (0), 375-375, 2005

    ...得られた水酸化コバルト膜表面にラウリン酸をコートすることにより、超撥水膜を得た。これは、水酸化コバルト膜が、先端が数ナノメートルの針状結晶が基板から垂直方向に成長することによって、表面凹凸が形成され、空気との接触割合を高めることにより高接触角が得られたと考えられる。...

    DOI

  • 各種シランを用いた機能撥水表面の創製

    中島 章 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005F (0), 694-694, 2005

    ...特に超撥水、超撥油、超平滑コーティングの作製方法とその特性について述べる。...

    DOI

  • 光触媒リソグラフィー法

    立間 徹 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2004F (0), 99-99, 2004

    ...また、超撥水化したガラスなどの表面もパターニングできる。この手法は、バイオチップ、ラボオンチップ、カラーフィルターなどの作製に応用できると考えられる。その機構についても解説する予定である。...

    DOI

  • 超撥水伝熱面における沸騰(熱工学(相変化伝熱))

    浦口 尊史, 日高 澄具, 高田 保之 日本機械学会九州支部講演論文集 2004.57 (0), 155-156, 2004

    Boiling feature on a super-water-repellent surface with contact angle of 152° has been studied. The stable film boiling occurs in very small superheating and there is no nucleate boiling region. The …

    DOI Web Site

  • C131 超撥水伝熱面における沸騰

    日高 澄具, 浦口 尊史, 高田 保之 熱工学コンファレンス講演論文集 2003 (0), 91-92, 2003

    Boiling feature on a super-water-repellent surface with contact angle of 152°has been studied. The stable film boiling occurs in very small superheating and there is no nucleate boiling region. The …

    DOI Web Site

  • 2242 超撥水表面における沸騰様相

    高田 保之, 日高 澄具 年次大会講演論文集 2003.3 (0), 259-260, 2003

    Boiling feature a super-water-repellent surface with contact angle of 152° has been studied. The stable film boiling occurs in very small superheating and there is no nucleate boiling region. The …

    DOI Web Site

  • 着積雪に及ぼす表面コーティングの効果の検討 3

    加古 哲也, 中島 章, 入江 寛, 渡部 俊也, 橋本 和仁 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2002F (0), 232-232, 2002

    ...そこで、超撥水性表面に親水性チャンネルを超撥水性表面と同一平面(2次元)に或いは表面に溝を彫り、その凸部に親水性、凹部に超撥水性(3次元)を付与した材料を作製し、それらの着落雪特性について検討した。...

    DOI

  • 架空送電線表面の超撥水処理によるコロナ騒音低減

    宮島 清富, 田辺 一夫 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 121 (1), 136-137, 2001

    The purpose of this study is to clarify the wetting property of conductors for the reduction of audible noise generated from transmission lines during rain. This report shows that the audible noise …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献4件

  • フラクタル表面の超はっ水・親水現象

    恩田 智彦 日本物理学会誌 53 (2), 107-110, 1998

    ...非整数次元で特徴づけられる固体表面(フラクタル表面)は, 超撥水性あるいは超親水性を示す. フラクタル表面が非常に大きな表面積をもつため, 固体表面の本来のぬれ性が拡大されるためである. この現象を例に, ぬれ現象の理論的側面について解説する....

    DOI

  • 1 / 1
ページトップへ