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検索結果 1,707 件

  • Dr. ユーバーシャールと甲南学園

    出口 晶子 甲南大學紀要.文学編 174 147-170, 2024-03-30

    ...本論は,甲南学園のドイツ語教育に力を尽くした故ユーバーシャール博士の足跡を,第一次世界大戦後から1965年に神戸で没するまで,主に学園との関わりに注目し,住まい・交友・教育の観点から記憶語り・聞書き・旧蔵写真・甲南学園史資料等を用いて明らかにしている。一人の人物のライフヒストリーを民俗学的に再構成する方法は,日独交流の時代性や体現された阪神間モダニズムの諸相を究明するにも有効であることを示した。...

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  • 戦う女性マネタリスト、 アンナ・ジェイコブソン・シュウォーツ

    宮川 重義 京都先端科学大学経済経営学部論集 2024 (7), 1-37, 2024-03-27

    ...<p>あのクルーグマンをして、「世界で最も偉大な貨幣経済学者の一人」と言わしめ、女性経済学者のパイオニアとして大きな足跡を残した、アンナ・ジェイコブソン・シュウォーツの生涯とその研究について論じる。ユダヤ移民の子供として生を受けたシュウォーツは貧しいながらも両親の寵愛を受けバーナード大学に進学し、ゲイヤー教授との出会いから経済学者を志すことになるが、その道は決して平坦なものではなかった。...

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  • 埼玉育児院初期の軌跡 2:小島乘眞と發智庄平

    大塚, 良一 教育学部論集 35 1-23, 2024-03-01

    ...また,「埼玉育児院初期の軌跡1:小島乘眞の足跡と思想」については,すでに,佛教大学教育学部論集第34号にて発表している。本研究では,小島乘眞と發智庄平との関係を追求し,乘眞がなぜ埼玉育児院を辞するのかについて考察していくものである。...

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  • 北海道厚岸町別寒辺牛湿原におけるアライグマの初記録についての報告

    田村 里, 立木 靖之 哺乳類科学 64 (1), 65-71, 2024

    ...には国定公園である別寒辺牛湿原が位置しており,湿原への分布拡大や生息する在来種への影響が懸念される.そこで本研究では,別寒辺牛湿原におけるアライグマの生息の有無を明らかにするため,湿原を流れる別寒辺牛川流域において10箇所の調査地点を設定し,2021年6月~11月に痕跡調査・カメラトラップ調査・餌トラップ調査を行った.その結果,別寒辺牛湿原の北東部に位置するトライベツ川流域に設定した1地点において,足跡...

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  • 大野雅二先生を偲んで

    大塚 雅巳 ファルマシア 60 (4), 356-356, 2024

    ...Corey教授に師事され,有機化学者としての強固な基盤を確立されました.帰国後アカデミアと企業の両分野で活躍され,大きな足跡を残されました....

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  • 角海浜村毒消し行商人の足跡

    茗荷 傑 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 125-, 2024

    <p>日本大震災以降原子力発電に対する風当たりが強くなって久しい。しかしながら昨今はウクライナにおける戦争の影響で、燃料価格の高騰から逼迫する電力需要を背景にして政府は2022年7月には原発再稼働を本格化する方針を表明し、2023年10月現在では12基が稼働することとなる等、原発をめぐる事情は世相を如実に反映している。2024年元旦の石川県を中心とする大地震発生にもかかわらず、今回の大規模地震災…

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  • 地理教育改革序説2 地理学術論文とエッセイとの分水嶺

    河野 光浩 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 30-, 2024

    ...したが,21世紀に入るとアニメーション作品で取上げられた場所をファンが訪れる行為も包摂し,コンテンツツーリズムの一部となった.他方,映画やドラマのロケ地探訪や古戦場等を観光資源として活用する行為,特定の歴史上の人物のゆかりの地を巡る行為は従前より行われており,これらも広義の「聖地巡礼」と捉えて,場所をウィーンに求めて幾つかの事例を紹介してみた.具体的には,リンツ出身の作曲家ブルックナーのウィーンでの足跡...

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  • 九州地域の若齢スギ造林地におけるシカ被害リスクの広域評価

    山川 博美, 濱田 辰広, 長渕 直, 森 秀紀, 木學 良広, 鈴木 圭, 野宮 治人 森林総合研究所研究報告 22 (4), 209-215, 2023-12-22

    ...そこで、若齢スギ造林地に対するシカによる被害リスクを広域で明らかにするため、九州地域を対象として、簡単なシカの痕跡調査 (スギおよびヒノキの成木に対する剥皮痕、シカ糞、下層植生への採食痕の多寡、シカ道および足跡の有無) によって、スギおよびヒノキ人工林に対するシカの影響度合を評価し、若齢スギ造林地へのシカ被害リスクの広域マップを作成した。...

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  • カメラの自動化技術の歴史(第三報)

    豊田 堅二 日本写真学会誌 86 (4), 392-396, 2023-11-20

    ...一眼レフのオートフォーカスは,コンパクトカメラとは違った難しさがあった.本報ではその技術開発の足跡を辿り,さらにデジタルカメラ,ミラーレスカメラのオートフォーカスについて解説する....

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  • 下川貞文の平良小を中心とした足跡

    片岡, 慎泰 拓殖大学論集. 人文・自然・人間科学研究 (50) 36-61, 2023-10-31

    下川貞文という一教育者の半生をたどることで,沖縄における明治新政府による初等教育の一端を明らかにした。沖縄では,その歴史的地理的言語風習的理由で,明治新政府による初等教育の普及が進まなかったが,中でも宮古八島では「旧慣温存」という守旧派の勢力が強く,初等教育の普及が特に遅れた。これまでは,下川凹天という漫画家の父という位置づけでしかなかった貞文を生国の肥後國から始め,沖縄本島を経て,宮古島にわた…

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  • 医真菌学と病理

    澁谷 和俊 日本医真菌学会雑誌 64 (4), 103-105, 2023-10-31

    ...概説した.基礎医学や臨床医学のみならず,農学や獣医学などの幅広い研究分野からなる医真菌学の一部は,病理学ときわめて近い連関性を有している.医真菌学が学会として組織的に活動を開始した当初は,病理学に造詣の深い医真菌学者の講演が目立つ.やがて,病理診断学の発達や研修医制度の施行と相まって病理学の専門性が高まり,病理学の専門家として病理医が医真菌学に関与するようになった.この過程でわが国の医真菌学に大きな足跡...

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  • 英国女王エリザベス二世とスコットランド

    古家 弘幸 徳島文理大学研究紀要 106 (0), 17-29, 2023-09-30

    ...本稿ではその足跡を振り返りつつ,英国における君主制の仕組み,英国の王室財政,勲章をめぐる日本の皇室とのあまり知られていないやり取りなどについて取り上げる。その上で本題として,私の専門であるスコットランド経済史・思想史学の視点から,エリザベス二世とスコットランドの関わりについて論じる。...

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  • 沖縄県今帰仁城の建築群創造復元と一連の研究のまとめ

    三上, 訓顯 芸術工学への誘い 27 29-38, 2023-03-31

    ...これらから中世琉球時代に中国や東南アジア諸国との海外交易の足跡をうかがい知ることができる。もう一つは空間量である。城壁の発見によって往事の城壁が復元され現代に至っている。こうした城壁によって形成される空問量もまた往事の空間規模であり、建築群を読み解く鍵である。...

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  • ドローンで空撮した可視画像と土壌含水比による土壌表層の炭素量の推定法

    小越 将行, 中野 有加, 三宅 康也, 野田 晋太朗, 飯嶋 渡 農研機構研究報告 2023 (13), 63-69, 2023-03-31

    ...タイミングの制限や,雲量の影響も受ける.撮影の自由度が高いドローンの可視画像を用いて土壌腐植含量の目安となる表層の炭素量の推定に取り組んだ.可視画像は農研機構内圃場で2022 年3 月15,29 日に撮影した.炭素量は,2022 年3 月14 日に1 m メッシュで調査圃場の土壌を採取しNC アナライザーで測定した.画像から炭素量を推定する手法として3 つの特徴を有するフローを提案した. 1.画像上の紐と足跡...

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  • 自然保護とNGO

    遠藤 孝一, 安西 英明 環境情報科学 52 (1), 36-41, 2023-03-30

    ...本稿では,日本野鳥の会が,いかなる足跡をたどり,どのように活動を展開してきたかを素描し,今後に向けて環境NGO として果たすべき役割と課題を考察する。「鳥の科学と芸術の融合」を目指して創設された日本野鳥の会は,自然保護そのものに加え,自然観察や保護の普及活動,自然系施設の運営活動,ファンドレイジング活動,収益活動などを多角的に進め,公益財団法人化することにより運営を安定化させてきた。...

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  • 埼玉育児院初期の軌跡1 : 小島乘眞の足跡と思想

    大塚, 良一 教育学部論集 34 23-43, 2023-03-01

    ...論文構成としては,創始者である乘眞についての全体像を抑える「埼玉育児院初期の軌跡1―小島乘眞の足跡と思想―」,さらに,なぜ,小島乘眞が埼玉育児院を離れたのかを中心とする「埼玉育児院初期の軌跡2―小島乘眞と發智庄平―」の2部構成とする。 ...

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  • 『探究』の姿を引き出す理科の学び : 適切なしかけをうつことで

    久保 文人, 角谷 和杜 和歌山大学教育学部付属小学校紀要 45 44-61, 2023-03-01

    ...主体の姿を引き出すために,「子どもに実験方法を考えさせる」,「学びの足跡を掲示する」,「実験で使えそうな物を手に取れるようにする」,「ワークシートやタブレットを活用させる」の4つのしかけをうった。主体の姿を引き出すことにはつながったしかけもあれば,効果的に作用したといえないしかけもあった。...

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  • 滋賀県野洲川河畔の古琵琶湖層群(鮮新-更新統)デルタサクセッションの再検討

    増田 富士雄, 糸本 夏実 堆積学研究 81 (1-2), 19-26, 2023-02-28

    ...<p>ゾウやシカなどの足跡化石の産地として有名な滋賀県野洲川河畔の約260万年前の古琵琶湖層群の露頭について,堆積相解析を用いて再調査した.その結果,この地層が小型の湖沼デルタの前進によってできたものであることを確認し,その堆積物の特徴を明らかにした.デルタの頂置層は分岐流路砂層,氾濫原泥層,河口州砂泥層からなり,足跡化石や立ち木化石を含む水平層である.前置層は砂泥互層で,下位の地層にダウンラップして...

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  • 長野県北部,野尻湖西方で発見された活断層の垂直変位量

    竹下 欣宏, 関 めぐみ, 近藤 洋一, 花岡 邦明, 宮下 忠, 中川 知津子, 廣内 大助, 野尻湖 地質グループ 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 485-, 2023

    ...である可能性が高い.なお,池尻川低地東側の国道18号野尻バイパスにともなう発掘では[赤スコ]に覆われるナウマンゾウの足跡化石が多数見つかっている(長野県埋蔵文化財センター,2004).以上のことから[赤スコ]や[青ヒゲ]が堆積した当時,MT22の周辺は砂質シルトが堆積し,それらが変形可能な場所,すなわち岸辺のような環境(水際)であったと考えられる.一方,断層東側(下盤側)の池尻川低地(標高651.07m...

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  • 人類学史の新たな視点

    中生 勝美 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2023 (0), B00_01-, 2023

    ...本分科会では、これまでフィールドワークの経験を活 かしながら、みずからのテーマやフィールドで対話を進 めた人類学者の研究足跡や学説の波及が、従来作られて いたものと異なる視点から分析することを目的として いる。...

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  • 地域ゆかりの人物に由来するスポーツ・イベントの文化的価値と可能性

    山田 理恵 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 626-, 2023

    ...大会では、日本の野球史に多大な足跡を遺した中馬と子規、そして往時の野球文化に思いを馳せながら、両チームの交流が深められている。</p><p>  試合は、子規らがプレイを楽しんでいた明治20年頃のルール(「の・ボール野球」)に基づいて行われ、また用具やユニフォーム(衣装)も可能な限り当時のものに近づけるなど、固有の文化的特徴と風情を有する。...

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  • 道の考古学

    小杉 康 北海道大学考古学研究室研究紀要 2 1-24, 2022-12-06

    ...最初に、ラエトリ (タンザニア)で発見された 360万年前の足跡化石を取り上げ、それが道であるか否かを問う。次に、古代国家の維持のために登場した七道駅路を取り上げ、その成立から現代の高速道路にいたるまでの道に関する問題群を考察する。さらに、七道駅路が成立する以前の道に関する問題群を整理して、道が人類の定住生活の開始と密接にかかわりあいながら成立したことを論じる。...

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  • 過去を想起させる足跡インターフェースの検討

    根岸, 彩香, 桑宮, 陽, 越後, 宏紀, 小林, 稔 ワークショップ2022 (GN Workshop 2022) 論文集 2022 67-72, 2022-11-17

    ...足跡は視覚的な情報量は少ないにも関わらず,それを見た人には多くの情報を与える.特に,過去を想起させることは痕跡が持つ独自的なものであり,これを利用することで日常生活において有益な情報提示インタフェースの実現が期待できると考える.本研究では,足跡の情報量の多さや「過去を想起させる」特徴を利用した足跡インターフェースの検討を行う.それにあたって,本稿では,足跡の「痕跡らしさ」を示す特徴を考察し,足跡インターフェース...

    情報処理学会

  • 青少年期の福島安正と情報活動の起源

    澤田, 次郎, Sawada, Jiro 拓殖大学論集. 人文・自然・人間科学研究 48 1-27, 2022-10-31

    ...本稿は明治後期に陸軍の情報活動、インテリジェンスの中核を担った福島安正が、明治初年の青少年期、どのような足跡を示し、いかなる思想形成過程をたどったかを検証するものである。結論として以下の諸点を指摘することができる。 第一に、幕末の松本藩時代から新式の軍事教練などを通じて西洋化の波を受け始めていた福島は、明治維新直後、開成学校、大学南校で英学を学んだ。...

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  • Avoidance of ant chemical traces by spider mites and its interpretation

    矢野, 修一, 小西, 麻結, 秋野, 順治 Experimental and Applied Acarology 88 (2), 153-163, 2022-10

    Spider mites become easy prey for ants when they leave their protective webs; therefore, the ability to avoid traces of ongoing ant activity should confer a selective advantage to mites. We examined …

    DOI HANDLE PDF ほか1件 被引用文献1件 参考文献37件

  • 中国の租界地と使館界における演劇活動 -晩清民初を中心に-

    吉川, 良和 非文字資料研究 = The study of nonwritten cultural materials (25) 39-98, 2022-09-30

    ...それは、当時の資料から、主にこの四都市を巡演した足跡を知りうるからだ。 旧社会の中国で、演劇は冠婚葬祭に限らず、宴会や接待に不可欠であった。この時期、各地に拡張した商業活動に、北方語劇が共通の娯楽になり、「京劇(Peking Opera)」「梆子劇(BangziDrama)」の名称も定着し名優が多く輩出した。 演劇が人々の風紀に影響することを、歴代政府は十分心得ていた。...

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  • ジオパーク秩父のジオ多様性

    高木 秀雄, 吉田 健一 地質学雑誌 128 (1), 131-141, 2022-08-17

    ...<p>ジオパーク秩父は1市4町(秩父市,横瀬町,皆野町,長瀞町,小鹿野町)をエリアとしており,2011年に国内で15番目の日本ジオパークに認定された.ジオパークのメインテーマは「大地の守人を育むジオ学習の聖地」であり,東京から比較的近いこともあり明治時代より多くの研究者がこの地を訪れて,近代地質学を発展させた地学の歴史が盛り込まれているとともに,宮沢賢治の足跡を辿ることもできる.また,秩父札所34ヶ...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 在米日本古写真資料に写る交流の記憶 : 古写真の中にみる国際交流と異文化理解のかたち

    研谷 紀夫 情報研究 : 関西大学総合情報学部紀要 55 1-24, 2022-07-20

    ...本論では在米日本古資料調査の中で確認された日本と諸外国との国際交流を示す写真資料に着目し,それらの写真資料が過去の交流の場面をより具体的に想起させる特質を考察する.そして写真資料から見える交流のかたちを分類し,各ジャンルにおける写真資料の米国内における保存・公開状況を概説する.その上で,国際交流や異文化接触の足跡を辿ることのできる写真資料のアーカイビングやドキュメンテーションが今後どのようにあるべきかについて...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • <論説>近江国崇福寺の草創と「官寺」化

    村上 孟謙 史林 105 (3), 377-414, 2022-05-31

    ...本稿は、天智天皇が近江国大津に創建した崇福寺について、草創期の宗教活動や天平期までの足跡を再検討し、七・八世紀における同寺の歴史像を再構築したものである。草創期の崇福寺は、天武系王権と対立的な大友皇子をも追善し、王権と一定の距離を保った比較的自由な立場で宗教活動を営んだ。一方、人的基盤たる常住僧が置かれず、物的基盤たる封戸の保有にも時間的制約が設けられ、存立基盤の不安定さも抱え込んでいた。...

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  • 三つの文学散歩

    岡野 裕行 日本近代文学 106 (0), 160-175, 2022-05-15

    ...<p>野田宇太郎は一九五〇年末に文学散歩を考案し、東京のまちを皮切りとして、全国各地の「近代文学の足跡」を訪ね歩いた個人的記録を書き始め、関連著作を継続的に刊行した(第一の文学散歩)。その後、野田の文学散歩を模倣したような案内記の出版が続くようになった(第二の文学散歩)。...

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  • 梅浦精一の足跡と活動(Ⅲ) : 連合生糸荷預所および倉庫会社と渋沢栄一との関わり

    松本, 和明 京都マネジメント・レビュー 40 173-187, 2022-03-01

    梅浦精一は,東京商法会議所の書記として,会頭の渋沢栄一のもとで処務に精励し,信頼を獲得した.梅浦は,渋沢から勧奨されて,1881 年に創設された連合生糸荷預所の創設および運営の実務を担うこととなった.本稿は,同所の事業展開および渋沢の関わりについて立ち入って検討することを課題とする.加えて,渋沢や安田善次郎および同所関係者が発起し梅浦が実務責任者として参画した倉庫会社の設立過程に関しても考察して…

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  • カズオ・イシグロの「ある家族の夕餉」における語りの構造

    戸田 勉 常葉大学大学院国際言語文化研究科研究紀要 (3) 19-31, 2022-03

    ...この問題点を検証するために、まず、この心中説について先行研究の足跡を辿りながら再解釈を試みる。次に、イシグロの小説の中心的なテーマである記憶の観点から、「物語の現在」を軸とした語りの構造を浮かび上がらせ、作品の曖昧性を見直してゆく。また、この短編小説と創作時期が近い『遠い山なみの光』(A Pale View of Hills)の冒頭の語りの構造との類似性についても触れる。...

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  • 福建の呉服行商人と近代日本の農村社会

    張 玉玲 日本民俗学 309 (0), 65-93, 2022-02-28

    ...</p><p> 一九二〇年に来日した福建の呉服行商人江氏の回想録を手がかりに、彼の足跡をたどることで、福岡の鉱業や足利の織物業など、明治以降の近代産業の隆盛が農村にもたらした物質的繁栄とともに、依然として生活必需品を行商人に頼らざるを得ない、近代化に取り残された「伝統的」な農村の一面を浮き彫りにした。逆説的に言えば、これらは福建出身の呉服行商人を引き寄せ、彼らの生業を可能にした要素であった。...

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  • ARを用いた新しい本との出会い方の研究

    柴崎 真里, 渡邉 慎二 日本デザイン学会研究発表大会概要集 69 (0), 442-, 2022

    ...</p><p>2つのデザイン要件をもとに文字、足跡、キャラクターの3つプロトタイプを制作・検証し、文字とキャラクターを組み合わせたAR表現を最終制作の方針とした。 </p><p>サブジャンルを表すキャラクターが、一文を軌跡に残しながら本まで誘導するAR表現を最終制作とした。 来客者がAR表現に誘導され、今まで目に留まらなかった本に出会っていく書店空間を想定している。</p>...

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  • 白老における津波に関するアイヌ民族の口承:17世紀の巨大津波の解明に向けて

    シン ウォンジ, 八幡 巴絵 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 139-, 2022

    ...高清水康博ほか(2007)第四紀研究,46,119-130.中西諒ほか(2014)地学団体研究会専報,60,169-178.Nishimura & Miyaji(1995)Tsunamis: 1992–1994,719-733.北海道ウタリ協会白老支部(1998)『白老支部の50年-白老支部設立50周年記念誌-』社団法人北海道ウタリ協会白老支部,32p.満岡伸一(2003)『アイヌの足跡』財団法人アイヌ...

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  • 無人島に漂着するのは人間だけだろうか?

    中江 太一 フランス語フランス文学研究 120 (0), 67-82, 2022

    <p>L’île « déserte ouverte » de <i>L’Empreinte à Crusoé</i></p><p>les animaux naufragés chez Defoe, Tournier, Chamoiseau</p><p>Taichi NAKAE</p><p> </p><p>  Chamoiseau creuse, pour renouveler le …

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  • D.B.マッカーティと「琉球処分」問題

    バレット トーマス 史学雑誌 131 (2), 1-38, 2022

    ...<br>  清朝駐日公使館の下級館員だったマッカーティは、従来ほとんど注目されることはなかったが、私的活動を通じて清琉間の旧来の「宗属関係」の復活のために尽力し、琉球問題をめぐる外交に「透明」な足跡を残した。...

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  • 地域の史実に由来するスポーツ・イベントの可能性(人,史)

    山田 理恵, 藤谷 雄平 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 79-, 2022

    ...「北灘ワンデリング大会」とは、第一次世界大戦時、徳島県の板東俘虜収容所に収容されていたドイツ兵俘虜たちが遠足や競歩大会で地元の人々との交流を深めた北灘町一帯を、彼らの足跡をたどって歩くという企画で、同町住民有志により2018年に始められた(山田、2019)。当初は年に2回開催されていたが、コロナ禍の2020年、2021年は、年1回、規模を縮小し予防対策を充分行ったうえで開催された。...

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  • <特集>水谷雅彦教授のご退職に寄せて

    児玉, 聡, 定延, 利之, 出口, 康夫, 上村, 崇, 江口, 聡, 伊勢田, 哲治, 板井, 孝壱郎, 奥野, 満里子, 鈴木, 真, 奥田, 太郎, 林, 芳紀, 神崎, 宣次, 佐々木, 拓, 島内, 明文, 山本, 圭一郎, 相澤, 伸依, 小城, 拓理, 林, 誓雄, 杉本, 俊介, 永守, 伸年, 鈴木, 崇志 実践哲学研究 44 67-159, 2021-10-28

    水谷雅彦先生の退職記念特集にあたって/ 児玉 聡 [67]

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  • 梅浦精一の足跡と活動(Ⅱ) : 東京商法会議所の創設および展開と渋沢栄一との関わり

    松本, 和明 京都マネジメント・レビュー 39 103-125, 2021-09-01

    梅浦精一は,渋沢栄一を中心として1878 年に創設された東京商法会議所の書記に採用され,その運営の実務を担うこととなった.創設直後から,東京商法会議所の活動は,経済や外交などの諸問題への民間としての意見の集約,政府や東京府への建議の発出,政府や東京府からの諮問事項への答申,景気や物価動向の調査,国内外との情報の受発信,業者間の紛議の仲裁,国際親善など多岐にわたった.これらを遂行するにあたり,会頭…

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  • 古琵琶湖層群の鮮新世伊賀非海生動物群

    松岡 敬二, 井上 恵介, 川瀬 基弘 地質学雑誌 127 (6), 333-344, 2021-06-15

    <p>鮮新-更新統古琵琶湖層群は,三重県から滋賀県にかけて分布する湖沼および河川堆積物からなる.古琵琶湖層群からの哺乳類や貝類化石は,江戸時代の弄石(ろうせき)仲間では広く知られる存在であった.今回の巡検地である伊賀盆地(上野盆地)東方の大山田地域は,古琵琶湖層群の下部が分布し,日本の鮮新世を代表する化石を産出している.その熱帯~亜熱帯要素を含む淡水生動物化石は,伊賀非海生動物群としてまとめられ…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 皆伐地の食痕によるシカ出現頻度の推定

    大谷 達也, 米田 令仁, 野宮 治人 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 233-, 2021-05-24

    ...シカの痕跡としてフン、足跡、シカ道、樹皮剥ぎ、および下草に残る食痕を記録したものの、食痕のある植物種数のみでシカの出現頻度をもっともよく再現できることがわかった。すなわち、皆伐地外周部の3ヶ所に設定した長さ50m幅2mの調査区を長さ5mずつに区切り、区画ごとに食痕がなければ0点、1種あれば1点、2から4種で2点、5種以上で3点を与え、全区画の平均値によってシカの出現頻度を推定できた。...

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  • 「社会福祉発達史」研究の射程と展望(その1) -高島進の研究を中心に-

    伊藤, 文人, ITO, Fumihito 日本福祉大学社会福祉論集 (143・144) 57-79, 2021-03-31

    ...方法に関する戦後社会福祉学史上の意義と限界を明らかにしていく作業の一環として設定される.本論考では,「社会福祉発達史」という研究対象が生まれた背景としての戦後社会科学の知性史の一端にも触れつつ,そうした当時の知的環境のなかでこの研究領域を開拓した故高島進(1933-2016)がどのような問題意識を以てこれと対峙してきたのか,1970 年代初頭において提起された「社会福祉三段階発達史論」の到達点までの足跡...

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  • 梅浦精一の足跡と活動(Ⅰ)

    松本, 和明 京都マネジメント・レビュー 38 85-102, 2021-03-31

    ...渋沢栄一の絶大なる信頼を受けてビジネスパートナーの一人として活躍し,「渋沢の股肱」(実業之世界社編輯・発行『財界物故傑物伝』1936 年)と評された,長岡出身の梅浦精一の足跡と活動について考察していきたい. 梅浦は長岡藩医の脩介の長男として生まれた.脩介は長岡藩の藩医を務め,東洋,西洋医学ともに長ずる,先進的でかつ優れた漢蘭折衷医であった....

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  • 上山珊瑚の足跡 : 新劇/映画女優としての位置

    佐藤 未央子 同志社国文学 (94) 38-53, 2021-03-20

    女優上山珊瑚は、上山草人の妻浦路の妹にあたり、谷崎潤一郎の映画製作にも携わりながら、その立ち位置に比して十分に検討されてこなかった。本稿では関係言説をもとに珊瑚の演劇・映画観および、彼女を取り巻く文化状況を調査した。珊瑚は大正期に混交する演劇・映画・文学の磁場にいた一方で、新劇/純映画劇運動のポリティクスを過剰に内面化したさまが窺え、近代女優をめぐる問題系の一端が明らかとなった。

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  • コロナ禍における健康・スポーツ科学実習

    前田 正登, 秋元 忍, 関 典子, 本間 正信 大學教育研究 29 131-141, 2021-03

    ...本報では、実習科目「健康・スポーツ科学実習基礎」について、健康・スポーツ科学教育部会としてのコロナ禍対応の方針及び運営の足跡を報告するとともに、それら授業を履修した学生による振り返りアンケートの結果をもとに点検・評価した。本年度の「健康・スポーツ科学実習基礎」は、前期授業期間の途中で対面授業に切り替えることを考えず、全11 回の授業はすべてBEEF を用いたオンデマンド型の授業とした。...

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  • 胃X線検査の現状と展望

    中島 寛隆 日本消化器がん検診学会雑誌 59 (1), 9-19, 2021-01-15

    ...本稿では「胃X線検査の現状と展望」をテーマとして,がん検診の視点から胃X線診断法の足跡を振り返り,病変の局所診断と背景粘膜診断について概説した。更に,コンピュータ技術を取り入れた新しい胃X線診断法の研究についても紹介し,将来の展望を述べた。</p>...

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  • 新潟県妙高市笹ヶ峰地域におけるドローンを活用したニホンザル生息状況調査

    杉山 茂, 赤見 理恵, 鏡味 芳宏, 星野 智紀, 北原 愛子, 森村 成樹, 伊谷 原一 霊長類研究 Supplement 37 (0), 38-38, 2021

    ...また天候等の条件にもよるが、対地高度50~60m程度でも足跡を確認できることもわかった。これらの調査の結果を総合すると、笹ヶ峰には現在、妙高個体群とは別に20~30頭程度の群れが2群以上生息していると推定された。今後は個体識別可能な個体の発見や群れ構成の把握をすすめ、群れの同定をおこない、生息状況を明らかにしていきたい。</p>...

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  • 日本帝国における植民地森林官の思想と行動

    竹本 太郎 林業経済研究 67 (1), 16-30, 2021

    ...本稿では,日本帝国を対象として,本国と植民地における森林管理を比較するため,齋藤音作という森林官の前半期の足跡として,日本統治初期の台湾と,森林法施行後の山梨県における経験をみた。台湾では,原住民教育に従事し,玉山東峰への登頂やヒノキ属の発見に貢献するが,阿里山森林の調査中に事件を起こして帰国した。...

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  • 南方熊楠の鉱物・化石標本コレクション

    石橋 隆, 土永 知子 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 193-, 2021

    ...10数ヶ国語を自由に使いこなして国内外に多くの論文を発表し、日本に「ミナカタ」ありと世界の学者を振り向かせ、自然科学、民族学などに多くの足跡を残す。生涯在野の学者に徹した熊楠の活動や研究範囲は非常に広範で、現在も全容が解明されるには至っていない。業績面では特に粘菌(変形菌)の分類学の基礎を固めた生物学者としてや、柳田国男らと日本における民俗学ソサエティの立ち上げを行ったことで知名度が高い。...

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  • 家族、先祖の戦争体験と子孫による VFR

    永井 孝充 日本観光研究学会全国大会学術論文集 36 (0), 275-280, 2021

    ...アジア太平洋戦争の終結から 76 年、戦争体験者の減少が続くなか、家族や先祖の戦争体験を伝え聞き、足跡やゆかりの地を訪ねる旅について考察する。この場合、ダークツーリズムではなく、むしろ VFR の要素が大きくなる。...

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  • 琉球王国におけるフュレ神父の足跡

    宮里 厚子 島嶼地域科学 2 (0), 1-17, 2021

    19世紀中頃に琉球王国に滞在した8人のフランス人宣教師の中で,ルイ・テオドール・フュレ神父は6年3か月の最も長い期間琉球で過ごした。本来の目的であるキリスト教の布教活動ができない状況の中,フランス人宣教師たちは後の日本上陸に向けて語学学習に励んだが,フュレ神父はそれ以外にも学術的関心を持って多岐にわたる活動を行い,その資料や記録を残している。本稿では,まずフュレ神父の気象学,地震学,民俗学等にお…

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  • 三次元データスケール付与プログラムを用いた3Dモデルによる脊椎動物化石の計測

    近藤 洋一, 田中 清, 竹前 和幸, 畔上 宏夫 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 299-, 2021

    ...デジタル化がすすみ,3Dデータを作成するにあたりさまざまな手法が開発されてきた.その主なものは,CTスキャン,3Dスキャナ,フォトグラメトリーなどである.CTスキャンは機器が高価であまり大きな化石には使えない.3Dスキャナでは機器が高価でなおかつ解像度が低いという課題がある.そこでフォトグラメトリーを用いた標本の3Dモデル化が多く用いられるようになってきた.日本では古生物の復元(新村,2020)や足跡化石研究...

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  • 岩相解析に基づいた山陰海岸ジオパーク但馬御火浦~浜坂周辺に分布する北但層群の古環境復元およびFT・U-Pb年代測定

    松原 典孝, 郡山 鈴夏, 佐野 恭平, 羽地 俊樹, 檀原 徹, 平田 岳史, 岩野 英樹 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 256-, 2021

    ...</p><p><b><但馬御火浦~浜坂エリアに分布する北但層群の堆積相></b></p><p> 岩相解析の結果,砕屑岩類は主に,斜交層理やトラフ型斜交層理が発達し,しばしば上方細粒化を示す河川堆積物,河川堆積物と挟在する土石流堆積物,塊状で局所的に分布する崖錐堆積物,しばしば炭質物を含み一部でコンボリュート層理が顕著な湖沼堆積物および浅海~内湾成堆積物からなり,一部で貝化石や材化石,根痕化石,足跡化石...

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  • 鈴木康之先生の足跡を辿って

    福田 雅文 日本重症心身障害学会誌 46 (2), 195-196, 2021

    ...鈴木先生と東京小児療育病院のスタッフに感謝を込めて足跡を辿りたい。 1)ボランティア活動が人生を決めた 医学生のときのボランティア活動が自分の原点であると言われ、園で遊ぶ障がい児との触れ合いで「私にとってまぶしい出会いであった」と語られている。 2)医師になり迷わず障がい児に関係が深い小児神経の道へ 最初に有馬正高先生の下で学ぶ。...

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  • 第46回日本重症心身障害学会学術集会開催にあたって

    後藤 一也 日本重症心身障害学会誌 46 (2), 171-171, 2021

    ...3.超重症児スコアの考案について 重症心身障害医療や福祉になくてはならない超重症児スコアですが、考案者の一人である鈴木康之先生の足跡ととともにスコアの考案について福田雅文先生に紹介していただきます。...

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  • ジョージ・ミュラーの来日をめぐる日本のキリスト教界の反応と社会福祉史への影響

    木原 活信 キリスト教社会問題研究 (69) 1-30, 2020-12-20

    ...本研究はイギリスの孤児院の創設者ジョージ・ミュラー研究の一貫であるが,本稿では,ミュラーの来日(1886~1887)をめぐる宣教の足跡を明らかにしたものである.それを通してミュラーという人物に当時の日本のキリスト教界がどのように反応し,また影響されたのかについて議論した.具体的には新栄教会など東京,横浜の諸教会のミュラーの受け入れに関する経緯,そして同志社でのミュラーの説教内容とその経緯と意義を明らかにした...

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  • 端末アンテナシステム技術:30年にわたる研究開発の足跡

    小川 晃一 電子情報通信学会論文誌B 通信 J103-B (11), 491-504, 2020-11-01

    ...本論文の目的は,ダイバーシチからアダプティブアレー,そしてMIMOアレーアンテナと進化し続けてきた端末アンテナシステム技術の30年にわたる進化の足跡を,筆者が携わってきた研究開発を中心にまとめ,第5世代以降(B5G: Beyond 5G)の移動体通信に向けた技術開発に対する教書的役割を担うことである.すなわち,第2世代以前の一見古典的と見える研究成果を現在の応用技術と結びつけることによって,その研究当時...

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  • 十勝地方中央部における積雪期のエゾユキウサギの生息状況に関する調査

    野崎 司春 帯広大谷短期大学地域連携推進センター紀要 7 (0), 51-57, 2020-10-31

    ...本調査は,雪面に残る足跡を手掛かりにエゾユキウサギが生息する地点とその密度を記録し,十勝地方中央部における生息状況を明らかにすることを目的とした。<br>調査の結果,主な生息域として日高山脈に沿った山ろく地域,芽室市街地の北に位置する高台から然別川を挟みさらに北に広がる地域,さらに大きな河川の河畔林を拠りどころとした河川域などが確認された。...

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  • Wntシグナル研究の歴史と展望

    菊池 章 生化学 92 (4), 498-516, 2020-08-25

    Wntシグナル研究は1970年代半ばにショウジョウバエの遺伝学研究として始まったが,1980年代半ばにショウジョウバエ変異体winglessとウイルス誘導性乳がんマウスの原因遺伝子の相同性が高いことが明らかになったことをきっかけに,遺伝学者,発生生物学者,生化学者,腫瘍生物学者等の共通の興味となり,生物学,生命科学,医学における学際的な研究対象となった.2000年以降は技術革新とともに,Wntシ…

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  • 上州,上越地方の山岳信仰と修験者の医学的知識

    三枝 里江, 戸部 賢, 高澤 知規, 麻生 知寿, 齋藤 繁 北関東医学 70 (3), 199-206, 2020-08-01

    ...<p><b>【目 的】</b> 上州,上越地方では古くから山岳信仰が盛んであり,多くの修験者や行者が活動していた.その足跡を山中の遺跡や古文書で解析することは地域住民の医学・保健学的認識を理解することに有効と考えられる....

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか3件 参考文献4件

  • 分子生物学的手法を用いたシカ・カモシカの判別法の再検討

    津田 吉晃, 平野 莉帆, 黒江 美紗子, 岸元 良輔, 陸 斉, 岸田 麻美子, 中山 章洋, 中村 太郎, Leanne Kay Faulks, 高橋 裕史, 相川 拓也 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 843-, 2020-05-25

    ...しかし、これら2種は生息地が重複し、足跡や糞の形状、食痕などが類似していることから、農林業被害地などで残された痕跡から種を特定することが困難なケースもある。...

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  • 痕跡調査によるニホンジカ皆伐地利用頻度の推定

    大谷 達也, 米田 令仁, 金谷 整一 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 206-, 2020-05-25

    ...カメラの設置期間内において、林縁部に長さ50m幅2mの調査区を3カ所ずつ設置し、食痕の残る植物個体数、およびフンや足跡などの有無を5m区画ごとに記録した。その結果、一般への普及を目指した単純なスコアの算出方法、すなわち植物を4タイプだけに分類した場合の食痕個体の有無、フン・足跡・獣道・樹皮剥ぎの有無だけでスコアを算出しても、カメラによる出没頻度をおおよそ再現できることがわかった。</p>...

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  • ソフトウェア工学を推進した木村泉君を悼む

    和田, 英一, 久野, 靖 情報処理 61 (5), 494-499, 2020-04-15

    ...木村泉氏は我が国のソフトウェア工学の発展に尽力され,また多くの訳書・著書により,一般に広くコンピュータサイエンスのことがらを伝えた伝導師でもあった.本文では木村氏の多岐にわたる活動を改めて振り返り,その足跡を記録するものである....

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  • 六朝閨怨詩の本質 : 日本古代文学との比較

    馬, 銘浩, 吉村, 誠 東アジア研究 18 289-303, 2020-03

    ...一方、それらの詩文が日本にもたらされ、『万葉集』にその足跡を見ることが出来る。ただ中国文学とは異なり、実質的な内容に自発的に表現が獲得されたのではなく、中国文学の思潮の中で表現が用いられたと言ってよい。従って文学的作為の中で「閨怨詩」の影響はあると指摘出来る。...

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  • カウツキーと歴史的人口法則

    石井, 穣 関東学院大学経済経営研究所年報 42 40-57, 2020-03

    ...カール・カウツキー(Karl Johann Kautsky 1854-1938)は,マルクス主義の理論家であっただけでなく,歴史研究においても多くの足跡を残した。カウツキーは史的唯物論を歴史研究に適用することに強い関心を持つ一方,ダーウィニズムおよびマルサス人口論からの影響も受けていた。そのような基礎の上で,カウツキーは歴史的人口法則について独自の考察を展開している。...

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