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検索結果 422 件

  • AEダブルロジスティック解析によるコンクリートコアの損傷度評価に関する実験的研究

    柴野 一真, Nadezhda MOROZOVA, 島本 由麻, 鈴木 哲也 農業農村工学会論文集 91 (1), I_57-I_68, 2023

    ...<p>農業水利施設や農道は老朽化に伴う機能低下のために適切な維持管理が求められている.農業水利施設や農道の多くはコンクリート材料が用いられており,その損傷度の定量的な評価は既存施設の維持管理において重要な技術課題である.本論ではコンクリートの圧縮強度試験にAcoustic Emission(AE)計測を導入し,検出されたAEエネルギ特性を用いてAEダブルロジスティック解析を行い,定量的損傷度評価を試...

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  • 史跡保存管理計画における地形分類図の意義(4)

    阿子島 功 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 45-, 2022

    ...崩壊のひとつは高さ4m、幅8m、農道を横切って延長20m、ひとつは高さ1m,幅2m, 直下の舗装農道の肩を洗掘して路盤を破壊した。崩壊源を鉄棒で探るとパイピング跡がみられた。(3)の手法では水みちを認識するのがやや難かしい。...

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  • 機械作業技術による除染作業への取り組み

    八谷 満 農研機構研究報告 = Journal of the NARO Research and Development 8 19-27, 2021-10-31

    ...<p>東京電力福島第一原子力発電所事故からの速やかな復旧・復興を目指して,著者らは食料生産の基盤である農地の復旧を目的として放射性物質除去のための技術開発に取り組んだ.特に,農地土壌や畦畔,農道,水路,周辺の森林等に蓄積した放射性物質からの放射線による外部被ばく対策を取り上げ,汚染表土の削り取りを目的として開発した農地周辺除染用作業機の特徴と,これを用いた現地実証試験等の結果を中心に報告する.併せて...

    DOI DOI 機関リポジトリ ほか2件

  • ロボットコンバインのガレージ出庫と農道走行を目的とした自動運転システム

    壽山 智也, 飯田 訓久, 李 楊, 中村 俊輔, 小西 修平, 村主 勝彦, 増田 良平 農業食料工学会誌 83 (5), 376-382, 2021-09-01

    <p>ロボット農機による作業の省人化・効率化をさらに進めるには,ほ場内の作業だけではなく,ガレージからほ場までの自動走行が有効である。本研究では,ロボットコンバインがガレージからほ場まで自動走行することを最終目的として,ガレージ出庫の自動化を行った。LIDARで計測されるコンバイン周辺の点群を用いたSLAMにより,コンバインの位置推定を行った。この位置推定結果に基づき,出口中心から約4 …

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  • 狭山丘陵における長期間放棄された二次林の林分構造

    三木 友貴, 大久保 敏宏, 平塚 基志 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 438-, 2021-05-24

    ...なお、階層化にあたっては、旧道(農道を含む)からの距離や地形(尾根谷指数)等を用いた。管理放棄された二次林は過去の土地利用のレガシーエフェクトが顕著に確認された。とくに旧道(農道を含む)沿いや屋敷林に植栽されたシラカシ等の常緑樹の更新が局所的に進んでいた。...

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  • 農業資源保全組織の広域的再編の効果と課題

    小林 勇志, 中村 勝則, 渡部 岳陽, 長濱 健一郎 農村経済研究 37 (2), 81-88, 2020-02-01

    ...<p>農家数の継続的な減少に伴い,農道や水路などの資源保全活動におけるマンパワー確保が課題として顕在化している.こうした中,集落の範域を超えて資源保全活動を再編することによって対応する試みがなされている.さらに近年,農村集落における集落機能の低下が懸念される中で,資源保全活動のみならずコミュニティ活動にも展開する動きが広がりつつある.本研究では,秋田県横手市の樽見内地域資源保全委員会を対象として広域的再編...

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  • 基盤整備と農薬・肥料の使用量に関する分析

    山下 正 農業農村工学会誌 88 (3), 211-214,a1, 2020

    <p>農業競争力強化には農薬や肥料のコスト削減が求められているが,このコスト削減には農薬や肥料の価格の引き下げだけではなく,その使用量の削減が必要と考えられる。しかし,農薬や肥料の使用量と基盤整備や法人経営体との関係についての分析はいまだ充分に行われていない。そのため,基盤整備率と農薬や肥料の使用量との関係および基盤整備率や法人経営体数の農薬や肥料の使用量に対する影響について分析した。その結果,…

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  • 湯沢市稲川地区のウルシ林の現状について

    成田 憲二, 石沢 真貴, 林 武司 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 178-, 2020

    ...ウルシ個体はそのほとんどが農道または畑の境界に植えられたものであり、面的に植林されたものは存在しなかった。個体群は大きく成長した老齢と思われる個体で構成され、また腐朽が進んだりツル植物に覆われた個体が目立った。新規加入個体は一部の大径木からの出根による無性繁殖による可能性が高い事が推察された。</p>...

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  • 地域住民と農業者の連携を目指した地域活動の事例

    矢挽 尚貴, 上野 勇人, 髙橋 賢一, 佐藤 昌貴 農業農村工学会誌 88 (8), 647-650,a1, 2020

    ...用排水施設や農道などの維持管理体制の弱体化が懸念されていることから,非農家も含めた地域住民と連携した地域農業の維持体制を構築すべく,土地改良区が中心となり,地域の農業関係団体から構成される地域活動組織が新たに設立された。この組織の活動として,地域住民の意向調査を行った。初年度は5集落の446人に対してアンケート調査を行った(回収率約7割)。...

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  • GPSトラックデータを利用した農道および農家の移動経路の判別手法と経路選択の評価

    佐藤 赳, 高橋 太郎, 合崎 英男, 山田 七絵, 中嶋 康博 農業農村工学会論文集 86 (1), I_35-I_45, 2018

    ...<p>圃場分散は,多くの地域において農業の生産性を低下させると考えられているが,その十分な解決の方策は講じられていない.圃場分散の影響を正確に評価し,社会経済的な改善施策を検討するためには,圃場の位置や道路地図といった集落全体での地理情報と,各農家の実際の通作経路を把握することが望ましい.本研究では,GPSトラックデータを用いて圃場と農道および各農家の移動経路を判別し,農家の経路選択を評価する一連の...

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  • 欧米人の目から見た明治期の耕地整理

    藤本 直也, 小山 知昭, 松田 彩花 農業農村工学会誌 86 (9), 805-808,a2, 2018

    ...田区改正・耕地整理への変遷を経て確立された日本の圃場整備は,その規模の拡大や農道・用排水施設などの新たな技術発展を取り込みながら現制度へと継続されている。近年東南アジアで日本の協力により開始された圃場整備においても現地の実態と要請に適合した整備を推進すべきであろう。</p>...

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  • 地方都市の移動手段としての自転車の可能性

    成田 勝彦, 菊池 義浩 日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集 16 (0), 33-36, 2018

    ...本研究では、人口減少・少子高齢化により、公共交通ネットワークの縮小が起きている地方都市の路地、堤防天端、農道などを自転車走行空間として捉え、地理情報システムによるシミュレーションで自動車と自転車との到達エリアの分析を行った。比較検討した結果、地方都市での自転車の移動手段として可能性が明らかになった。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 踏圧処理が畦畔雑草植生に及ぼす影響

    稲垣 栄洋, 稲垣 舜也, 加藤 百合子, 河合 眞, 砂川 利広 日本緑化工学会誌 43 (1), 183-186, 2017

    ...農道法面や畦畔法面の草刈り管理に代わり,踏圧により畦畔雑草を抑制するロボットを開発する基礎として,踏圧処理が畦畔の植生に及ぼす影響について調査した。その結果,踏圧処理により,匍匐性のシロツメクサが優占する植生となり,斑点米カメムシの発生源として問題となるイネ科雑草のネズミムギが抑制された。また,その効果は週に 1度,自重 4 kgの園芸用台車を走行させるという低頻度の刺激で可能であった。...

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  • バングラデシュ・デルタ地帯における破砕レンガを有効活用した住民参加型農道整備

    大東 優馬, 福林 良典, 木村 亮 土木学会論文集F5(土木技術者実践) 73 (1), 1-11, 2017

    ...バングラデシュの国土の大部分はデルタ地帯であり,雨季に未舗装農道は泥濘化し通行性能が低下する.本論文では農道通行性改善を目指し,沿線住民が実施可能な簡便な道路整備手法を検討した.廃棄処分されるレンガを破砕し土のう中詰材と表層材に利用する手法を提案し,試験施工と雨季の状況確認から,施工性,単価,有効性を確認した.さらに破砕レンガや粘性土との混合物の,道路材料としての力学的特性を把握した.実践結果を他地域多様...

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  • 熊本地震に伴う阿蘇地方への道路網及び公共交通における影響について

    能津 和雄 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100302-, 2017

    ...一方、南郷谷へもやはり険しい山道である広域農道「南阿蘇グリーンロード」に頼らざるを得ない状況にあったが、2016年12月24日に県道28号線俵山バイパスが一部迂回しつつも復旧したため、状況はかなり改善した。<br> 小国町・南小国町方面では国道212号線が大分県日田市内で土砂崩落のため2016年8月まで通行止めとなり、福岡県方面からの宿泊客が多い杖立温泉や黒川温泉は大打撃を受けた。...

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  • 長野県飯山市福島地区における復田棚田の保全

    羽田 司, 松原 伽那 日本地理学会発表要旨集 2016a (0), 100153-, 2016

    ...年代より条件不利な農地より荒廃が進行した.福島棚田周辺の水田は傾斜が急で不整形なため,漸次,耕作放棄が進み,1985年前後には集落近くの数筆を残すのみとなった.しかし,1998年に福島棚田保存会「棚田の里三部」(以下,保存会)が地区住民により発足すると,それを機に荒廃した水田の一部が農地として復元された.保存会では90aを水田として復元し,2000~2003年には補助事業を活用して,福島棚田周辺の農道...

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  • 基盤構造に着目した農作業事故の発生要因に関する考察

    田村 孝浩, 内川 義行, 松井 正実, 守山 拓弥 農業農村工学会誌 84 (8), 669-672,a1, 2016

    ...その結果,縦支線農道を乗用型機械で移動中に発生した事故は,走行路面の縦横断勾配に問題があったことを指摘した。こうした環境的要因に属するリスクは,農業土木の知見に基づいた小規模かつ部分的な整備によって,相当程度減じることが可能であることを指摘した。</p>...

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  • 自然災害に対する沿岸農地のレジリエンス

    久米 崇, 山本 忠男, 清水 克之 農業農村工学会論文集 84 (3), I_301-I_306, 2016

    ...レジリエンス理論にあてはめて解釈を行った.その結果,モンスーンの降雨と砂質土壌からなる水循環系に依存する水田システムが除塩機能を有することを明らかにした.この機能は,津波前には一般レジリエンス(想定外の撹乱に対するシステムの回復能力)であったが,津波後には特定レジリエンス(特定の撹乱に対するシステムの回復能力)として定義され得る.本事例から用排分離による水資源の除塩利用,農業用水・水田の多面的機能や広域農道整備...

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  • 農家減少による規模拡大時の安全な農業を支える基盤整備

    北川 巌, 村上 則幸, 塚本 康貴 農業農村工学会誌 84 (8), 677-680,a1, 2016

    ...また,安全な農作業を支えるには,①大型コンバインや収穫物を運送業者がトラック・トレーラにより安全に運搬できる幅広い作業道,②トラクタの転落・落下事故を防止する排水路の管路化,③漏水や草刈り面積を抑制して圃場管理を容易にする農区・圃区外周の畦畔への作業道の配置,④これら作業道の圃場側への農道ターン設置が必要と指摘した。</p>...

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  • 等高線区画整備による農作業効率および安全性の確保

    佐藤 太郎, 吉川 夏樹, 坂田 寧代 農業農村工学会誌 84 (8), 685-688,a2, 2016

    ...<p>傾斜地において,平坦地と同様に長方形区画による圃場整備を実施した地域では,農道や進入路の急勾配化や区画間法面の長大化などにより,整備後の営農および維持管理の作業に大きな支障が生じている。本報では,新潟県内で災害復旧の一環として実施された農地整備を事例として,省力的で安全な農作業の確保という視点から整備計画の概要について報告する。...

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  • 農業機械事故の要因と基盤構造の関係

    積 栄, 岡田 俊輔, 志藤 博克 農業農村工学会誌 84 (8), 673-676,a1, 2016

    ...本報では,まず基盤構造が影響した農業機械事故として,農道における2件の転落死亡事故の要因を考察する。次に,基盤構造が機械作業安全に与える影響について,稲収穫にかかる各種作業を題材に,その可能性を論じ,今後の農作業事故対策における,農業機械分野と農業土木分野の連携の重要性を示す。</p>...

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  • 発生源の広域管理による水稲病害虫の防除技術

    藪, 哲男, 安達, 直人, 宮下, 奈緒, 濱崎, 貴史, 塚本, 昇市 石川県農林総合研究センター農業試験場研究報告 = Bulletin of the Agricultural Experiment Station, Ishikawa Agriculture and Forestry Research Center (31) 7-15, 2015-02

    ...斑点米カメムシについては、生息場所である畦畔、農道の雑草を広域一斉に除草剤によって防除することにより、斑点米の発生を顕著に抑制できた。以上のことから、広域的な発生源の除去が重要であることが示唆された。...

    日本農学文献記事索引

  • 長崎県橘湾における海水中の亜鉛の農道と存在状態

    金 泰辰, 武田 重信, 蒲生 俊敬, 小畑 元 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 79-, 2015

    亜鉛は生体内では鉄についで存在量の多い重金属元素と言われている。海洋植物プランクトン中においても、亜鉛は炭酸脱水酵素の一部であるとともにアルカリホスフォターゼに含まれ、リン酸エステルの分解にも関わっている。海水中の亜鉛は外洋域においては栄養塩型の鉛直分布を示し、濃度レベルは10-10 -10-9M程度となっている(Bruland et al., …

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  • 空気揚土撹拌式洗浄装置を用いた放射性セシウム汚染土壌の減容化

    惣田 訓, 舟橋 彌典, 森本 成樹, 大槻 宗司, 堀出 文男, 橋本 卓典, 池 道彦, 山下 学, 東 利保, 西嶋 茂宏 環境技術 43 (12), 729-738, 2014

    ...14~17%の重量の土壌粒子(3.0×10<sup>4</sup>~7.4×10<sup>4</sup> Bq/㎏)として理想的に回収できた.笹薮の土壌(1.9×10<sup>4</sup> Bq/㎏)からは87~89%の<sup>137</sup>Csを回収できたが(3.0×10<sup>4</sup>~7.4×10<sup>4</sup> Bq/㎏),その重量は元の53~55%もあった.川内村の農道...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 通学路における不安箇所のマッピングとその空間的特徴

    王尾 和寿, 村山 祐司, 温井 達也, 相澤 道代 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100269-, 2014

    ...犯罪不安については、民家や人気が無い農道での不安感が高かった。災害不安については、周辺に民家が無く、災害発生時に避難する場所も無い地域での密度が高く、2012年調査と比較して不安感の高まりが見られた。また、道幅が狭く家屋が密集する地域での不安感も高く、塀や壁が崩れる恐れを指摘する声が多かった。...

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  • 耕うん機の稼働率を向上するための用途の多様化とその課題

    成岡 道男, 丹治 肇, 桐 博英, 中矢 哲郎, 安瀬地 一作 農業農村工学会誌 82 (10), 795-800,a1, 2014

    ...そして,これらの技術普及の課題として,耕うん機以外の機材を購入するための補助金制度や支援制度の改善,水田への機材の搬入・搬出のための農道やバーチカルポンプを利用するための共同取水場の整備,わが国で使われなくなった技術を支援するための南南協力の推進などが必要なことが分かった。</p>...

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  • 農道の設計および機能保全における自動車荷重の一考察

    緒方 英彦, 坂本 康文, 竹内 康 農業農村工学会誌 82 (2), 131-135,a2, 2014

    ...<p>農道の設計および機能保全では,農道の種類に応じた適切な自動車荷重を設定することが重要になる。農道は,高速車両と低速車両の混合交通となる特徴を有しているが,基幹的農道およびほ場内農道のうち幹線農道を除く農道においては,車両制限令や道路構造令で定められている49kNの輪荷重,荷重分担比1:4のT荷重とは異なる乗用トラクタや軽トラックの通行が一般に多い。...

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  • 農地輪換利用保全工法の水田への適用における実用性評価

    五伝木 一, 坂本 康文, 芳賀 潤一, 兵頭 正浩, 緒方 英彦 農業農村工学会誌 82 (4), 317-320,a2, 2014

    <p>農地輪換利用保全工法は,多様な農業生産・経営に対応する際の機動的な区画整理による農地の利用,災害時や農業地域の公共工事における農地の一時的な転換利用を図るための工法であり,その転換利用後の土地を容易に,速やかに,確実に農地に回復するための工法である。本報では,この農地輪換利用保全工法について,試験施工後から復田までの間に実施した現地試験の結果を示し,試験施工で適用した路面材料,路面材料と水…

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  • 資源循環型緑化工法を用いた自然侵入促進工の植生モニタリング

    山田 守, 上野 勝也, 植松 信行 日本緑化工学会誌 38 (1), 180-183, 2012

    ...長崎県大村市および東彼杵町に建設中の広域農道の切土法面緑化は,種子や苗を導入しない自然侵入促進工<SUP>2)</SUP>が適用されている。また,自然侵入促進工の具体的な適用工法として,現地伐採木の生チップを利用した資源循環型緑化工法<SUP>2)</SUP>が実施されている。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • 竜巻によるアスファルト剥離・飛散事例からの風速推定

    野田 稔, 長尾 文明 風工学シンポジウム論文集 22 (0), 85-90, 2012

    ...2012年5月6日に発生した北関東広域突風被害の原因である3つの竜巻のうち、最も北側を通過した竜巻によって栃木県益子町において農道の厚さ50㎜のアスファルトが長さ27m、幅4mに渡って剥離飛散した。...

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  • ほ場内農道における土砂系舗装の供用性に関する研究

    坂本 康文, 篠塚 政則, 鎌田 修, 緒方 英彦 農業農村工学会論文集 80 (2), 199-206, 2012

    ...ほ場内農道における土砂系舗装の供用性は明らかにされておらず,そのために土砂系舗装の性能規定化が進展していない.そこで,鳥取大学付属農場内のほ場内道路にて試験舗装を構築し,土砂系舗装の供用性を評価することとした.試験舗装には,土圧計や水分計を埋設して,舗装内部の応力状態や水分の状態を把握するとともに,定期的に追跡調査を実施して縦断の路面形状および振動加速度などを測定した.本文では,土砂系舗装の路面高さおよび...

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  • 土砂系舗装の路面形状と車両振動特性に関する研究

    坂本 康文, 五傳木 一, 芳賀 潤一, 緒方 英彦 土木学会論文集E1(舗装工学) 68 (3), I_37-I_44, 2012

    ...農道の舗装は,アスファルト舗装,コンクリート舗装,土砂系舗装に分類される.アスファルト舗装,コンクリート舗装については性能規定化が進められているが,土砂系舗装については,要求される性能指標の設定が困難なため,性能規定化への移行が滞っている.本研究では,農作物輸送時の荷傷みに大きく影響すると考えられる路面形状と車両走行時の荷台の振動特性に着目し,実道で実測した振動加速度と車両運動シミュレーションソフト...

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  • 高松クレーター地域に分布するゼオライトの特徴、その2

    岡本 真琴, 上野 禎一 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2012 (0), 64-, 2012

    ...本研究は、岡本他(1998)により発見された高松クレーター内に産出するゼオライトの鉱物記載をさらに発展させ、近年の農道開発で明らかとなった自然露頭での詳細な調査結果と、分布する岩石及び鉱物の産状について検討するものである。今回は新たに確認されたゼオライトを福岡教育大の走査型電子顕微鏡(日本電子社製JSM-6510)により観察し、結晶形態や表面構造の特徴をまとめたものを中心に報告する。...

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  • 福島県松川浦周辺における東北地方太平洋沖地震の津波堆積物

    林崎 涼, 白井 正明 日本地理学会発表要旨集 2012s (0), 100149-, 2012

    ...<br> Loc.5の水田上では津波堆積物は6cmの厚さだが,水田脇の用水路では26cmの厚さであった.Loc.6は水田と微高地である農道との境であり,水田上よりも厚い17cmの津波堆積物を確認することが出来た.これらは津波堆積物の厚さが微地形により容易に変化する特徴を示している....

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  • 農地輪換利用保全工法の試験施工

    緒方 英彦, 兵頭 正浩, 坂本 康文, 五伝木 一, 芳賀 潤一, 横引 功三 農業農村工学会誌 80 (5), 369-372,a2, 2012

    ...<p>農業地域の農道を含む農地は,その時の農業生産・経営方針に応じて機動的に輪換利用され続けることで,国内の農業生産の基盤となる土地として保全することを考える必要がある。...

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  • 寒冷地におけるアスファルト舗装道路の凍上被害と技術的課題

    川端 伸一郎, 亀山 修一, 久保 裕一 農業農村工学会誌 80 (6), 445-448,a1, 2012

    ...<p>北海道のような寒冷地のアスファルト舗装農道では,低温による多数の舗装ひび割れが発生している。このようなひび割れは道路の寿命を低下させる要因となり,さらに凍上が原因の場合には,平坦性の悪化や路面の段差など,車両走行の安全性や農産物運搬時の荷傷みに対する問題にも波及する恐れがある。...

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  • 既設土砂系舗装の路面プロファイルに関する研究

    坂本 康文, 達増 康隆, 緒方 英彦 土木学会論文集E1(舗装工学) 67 (3), I_81-I_86, 2011

     In the general road in recent years, the sediment pavement attracts attention as pavement which considered environment. On the other hand, many sediment pavement in which the road surface was …

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  • 中・小区画水田における畦畔管理による斑点米抑制技術の検討

    高橋 良知, 菊池 英樹 北日本病害虫研究会報 2011 (62), 106-111, 2011

    ...<p>20~30a 規模の水田において,チアメトキサム(8%)・ピロキロン(12%)(TP)箱粒剤と畦畔管理を組み合わせた体系防除を行ったところ,TP 箱粒剤の防除効果は判然としなかったが,農道への除草剤散布と畦畔草刈り後のジノテフラン剤を用いた畦畔防除により,出穂期頃の畦畔および出穂期以降の水田内のカスミカメムシ類密度を低下させ,斑点米混入率が0.1%未満となった事例が確認された.一方,水田内のヒエ...

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  • 水田地域におけるほ場内農道の要求機能と土砂系舗装の性能評価に関する一考察

    緒方 英彦, 野田 智之, 坂本 康文, 篠塚 政則, 鎌田 修, 中村 和明 農業農村工学会論文集 79 (3), 223-229, 2011

    ...農業生産活動,農産物流通,農村社会生活において重要な役割を果たす農道の舗装率は低く,走行性や快適性及び農産物輸送時の荷傷み防止等の機能が確保されていない農道が多くある.農道の舗装率の向上を含めた整備は,供用環境や周辺環境を踏まえ,農道の種類に応じた要求機能に基づいて経済的に実施されなければならない.本研究では,ほ場内農道の管理者である土地改良区に対するアンケート調査から水田地域における農道の問題抽出...

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  • 農業農村開発協力に関する主要ドナーの援助動向

    御前 孝仁 農業農村工学会誌 79 (4), 275-278,a2, 2011

    ...<p>灌漑システムや農道の整備,施工技術移転や水利組合組織強化などの農業農村開発分野への援助は,わが国のみならずアメリカやドイツなどの先進国,世界銀行や国連食糧農業機関などの国際機関が世界各地であまねく展開しているところである。...

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  • 葡萄畑除草ロボットのための軌道生成手法

    石上 大祐, 石上 陽一, 高橋 悟, 高須賀 直一, 田中  孝之 自動制御連合講演会講演論文集 53 (0), 55-55, 2010

    ...,整備されている環境下で成されており,不整地や未知環境を余り想定していない.しかし,実際に作業を行う農作業場は,不整地であり,かつ障害物等が多く配置され,このような環境に適した移動ロボットの軌道生成手法が必要となる.このため,著者らはレーザーレンジファインダにより取得される距離情報に基づき,移動ロボットを目的地に到達させる手法を提案する.すなわち,本稿において,除草ロボットが葡萄畑上の畝と畝の間の農道...

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  • 畦畔等の植生がアカヒゲホソミドリカスミカメの増殖に及ぼす影響

    菊地 淳志, 小林 徹也 北日本病害虫研究会報 2010 (61), 107-110, 2010

    ...<p>畦畔・農道等の植生が斑点米カメムシ類の重要種アカヒゲホソミドリカスミカメの増殖に及ぼす影響を検討した.ハルガヤの植生ではカメムシは発生しなかった.ナガハグサ・コヌカグサの植生では越冬世代と第1 世代の成虫,幼虫ともに発生量が最も多く,世代間でピーク時成虫数は約4 倍に増加した.スズメノカタビラの植生でも越冬世代の成虫からは発生量が有意にハルガヤの植生よりも多くなり,世代間でピーク時成虫数は約2...

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  • 圃場整備前後における維持管理作業面積の評価

    田村 孝浩, 守山 拓弥 農業農村工学会誌 78 (11), 895-898,a1, 2010

    ...そこで本報では,維持管理労力の省力化や負担感削減を図る圃場整備手法を体系化するための基礎として,事例地区を設定し,圃場整備前後における畦畔・水路・農道の管理作業面積を定量的に評価した。その結果,事例地区では,耕作者個人に帰属する畦畔の管理作業面積は大幅に減少した一方,共同組織が管理する水路の法面面積は増加傾向を示した。...

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  • 阿蘇地域の畜産開発と地域振興

    今村 修三, 清水 修 農業農村工学会誌 78 (5), 395-398,a2, 2010

    ...飼料用の草刈り場として利用されてきたが,粗放的な利用に留まっていたため,森林農地整備センターは国の農業政策に基づき,阿蘇地域を国の重要な畜産基地として畜産農家の経営規模の拡大と経営の体質強化を図り,肉用牛生産の低コスト化,畜産物の生産の安定供給と農業所得の増大を目的として,阿蘇郡旧12カ町村にまたがる約9,300haの広大な原野を開発整備し,主に肉用牛の飼養のための共同利用牧場の建設を行うとともに基幹農道...

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  • 耕作地におけるオオバコ(Plantago asiatica L.)の定着に及ぼす引抜き・覆土の影響

    玉井, 富士雄, 松嶋, 賢一, 名越, 時秀, 平野, 繁, 福山, 正隆, Tamai, Fujio, Matsushima, Ken-ichi, Nagoshi, Tokihide, Hirano, Shigeru, Fukuyama, Masataka 東京農業大学農学集報 54 (3), 192-197, 2009-12

    ...オオバコは畦畔および農道では旺盛に繁殖するが,耕起地では繁茂しないことが知られている。その要因を解明するため,オオバコおよび比較植物としてメヒシバ,オヒシバおよびスベリヒユを用いて,耕耘を想定した引抜き,埋没処理に対する再生反応,および耕耘後の種子再生産能力推定のための播種期別生殖成長到達日数について検討した。...

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  • 開発途上国農村部の小規模インフラ整備に向けた技術移転手法の開発

    福林 良典, 木村 亮 土木学会論文集C 65 (2), 550-563, 2009

    ...開発途上国の多くは農業国である.それらの国々の農業収入向上のためには,農道やため池などの小規模なインフラの整備が欠かせない.農村部のインフラ整備には日常的に利用する住民自身が持続的に維持管理を行うことが重要である.この実現を目指し筆者らはこれまでに「土のう」による農道整備手法を開発したが,開発手法がより多くの現地の人々に定着し彼ら自身で運用することが課題であった.そのために本論文ではどのように技術移転...

    DOI 参考文献3件

  • 石垣島白保嘉良嶽周辺の遺跡で確認された地震と津波の痕跡

    山本 正昭 日本地理学会発表要旨集 2009f (0), 162-162, 2009

    ...遺跡の大半が戦後の土地改良によって破壊されているが、わずかに農道部分のみが攪乱を免れ、遺物包含層と東西方向に走る亀裂、そして広い範囲での白砂層が堆積しているのを確認することができた(写真1)。亀裂は黒褐色シルト層を裂くように断面で4箇所確認された。最も浅いもので約40_cm_、深い亀裂では1mを越え、何れも上方から下方に向けて漸次、幅が狭くなり収束していく。...

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  • 総合治水対策による農業農村整備の排水影響の低減について

    前田 勉 農業農村工学会誌 77 (11), 885-888,a2, 2009

    ...このため,圃場整備と広域農道の2つの影響事例について,その検討結果や対策について示し,洪水到達時間の短縮を遅水対策により軽減することでピーク流量の低減を行う,総合治水対策について紹介を行った。</p>...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 高松クレーター地域に分布するゼオライトの特徴

    岡本 真琴, 上野 禎一 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2009 (0), 76-76, 2009

    ...今回は、岡本他(1998)によって高松クレーター内で発見された熱水変質によるゼオライトの記載をさらに発展させて、近年の農道開発によって明らかとなった露頭の詳細な記載と岩石・鉱物の産状及び分布について、新たに確認されたゼオライトの特徴を中心にまとめた結果の概略を報告する。...

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  • 農道空港の現状とその将来

    平田, 正治, Masaharu, HIRATA 中央学院大学社会システム研究所紀要 = Bulletin of the Social System Research Institute Chuo Gakuin University 8 (2), 249-259, 2008-03-01

    The Farm Road Air Fields, which are considered as a waste of the tax payers' money were constructed for the improvement of Farm Road Air Field by the Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries. …

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  • 傾斜地果樹用多目的モノレールの開発 (第3報)

    金光 幹雄, 山本 聡史, 安食 惠治, 久保田 興太郎, 長木 司, 小川 幹雄, 久保田 太郎, 藤原 惠, 池田 彰美, 山内 嘉人, 田中 健治, 米山 徹朗, 藤井 初郎, 大塚 豊史 農業機械学会誌 70 (4), 107-114, 2008

    We developed an E-shaped multipurpose monorail system for use in hillside orchards with slopes of up to 35°. A transfer car on the main monorail, which runs up- and downslope, transfers devices …

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 橋脚大口径深礎工の設計と施工

    吉田 好広 農業農村工学会誌 76 (1), 48-49,a3, 2008

    ...本報では, 広域農道整備事業大村東彼杵地区の6号橋梁において実施した橋脚大口径深礎工の設計までの過程, および施工時に発生した課題とその対応事例について紹介する。...

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  • 広域営農団地農道整備事業におけるPCコンポ橋の施工

    立石 雄三 農業農村工学会誌 76 (6), 540-541,a2, 2008

    ...千葉県北東部に位置する広域営農団地農道整備事業東総台地2期地区は, 谷津が発達している東総台地上に10基の橋梁が計画されており, 現在5基の橋梁が完成している。従来コンクリート橋は現場作業が多く, 床版型枠作業や床版および地覆鉄筋作業の煩雑さなどが高所作業ということもあって問題となっていた。...

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  • 新潟県中越地震による耕作放棄地拡大の可能性

    瀬戸 真之, 高田 明典 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 207-207, 2008

    ...<BR><BR> II.調査地の概要<BR>  今回の調査では 新潟県中越地震による棚田の被害を明らかにするため,長岡市(旧栃尾市)の半蔵金地区に2つの調査地を設定した.調査地(1)は半蔵金地区の最北部に位置しており,地震による農道への被害が調査地(2)と比べて少なかった地区である.調査地(1)の棚田総数は519筆である.調査地(2)は半蔵金地区中央部に接する谷の中に広がる農地である.この谷の最上流部...

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  • 総合評価方式による農道橋の一般競争入札の事例

    神庭 和彦, 大石 晋二 農業農村工学会誌 76 (3), 254-255,a3, 2008

    平成17年4月に施行された「公共工事の品質確保の促進に関する法律」では, 従来の価格による競争から, 入札参加者に技術提案を求め, 価格と価格以外の要素 (技術力) を総合的に評価する総合評価方式への取組みが求められた。島根県では, 平成18年度から試行的に導入を始め, 平成19年度には, 2億円以上のすべての工事と1億円以上の50%の工事を対象として「総合評価落札方式」に取り組んでいるところで…

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  • 急傾斜地における鋼製桟道橋の計画設計

    菊地 和明, 荻野 隆男, 高信 元康 農業農村工学会誌 76 (3), 248-249,a3, 2008

    ...広域農道東白川地区は, 福島県中通り南東部の東白川郡矢祭町から北に向かって, 塙町, 鮫川村, 棚倉町の4町村を結ぶ, 総延長27.6kmの農道であり, 現在, 1期~3期の3地区に分割して整備を進めている。このうち, 起点側の東白川2期地区 (5,420m) は, 地形勾配が特に急峻であること, 工事が片側からの進入に限られること等から, 橋梁形式を鋼製桟道橋とした。...

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  • 伐採木を利用した法面緑化

    山邊 達也 農業農村工学会誌 76 (3), 252-253,a3, 2008

    ...広域営農団地農道整備事業奥三河地区では,これまで道路工事に伴い大量に発生する枝葉や根株といった有価物とならない伐採木の処理に苦慮していた。近年,伐採木を破砕し現場内で緑化基盤材として再利用する工法が普及し始めてきたため,平成16年度より環境負荷の低減およびコスト縮減に向けた取組みとして本工法の検討を開始した。ここでは工法選定に当たり注意した点や試験施工の結果について紹介する。...

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  • 環境に配慮した農道づくりへの取組み

    日根 直哉 農業農村工学会誌 76 (6), 542-543,a3, 2008

    ...そこで, 本事業を実施するに当たり,「環境に配慮した, より良い農道づくり」を目指し実践するため, 行政や環境団体等が自由に提案でき, 互いに協働・連携できるように「堺南部の里山に配慮した農道づくり検討会 (以下, 検討会という)」を設置し, さまざまな検討を行ってきた。本報では, この検討会で議論した内容と実施する対策工法について報告する。...

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  • 平成20年岩手・宮城内陸地震による岩手県内の被害の概要

    千葉 匡 農業農村工学会誌 76 (8), 703-703,a1, 2008

    ...岩手県の農地・農業用施設では, 主要な農業地帯である奥州市や一関市を中心に, 水田, 農道, ダムやため池に亀裂等の被害が発生。このため, 緊急に, 用水確保や被災したダム等における安全性の調査が行われた。7月9日現在における岩手県の被害と初動対応の概要について報告する。...

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  • 農作業死亡事故の発生状況とその情報収集方法について

    臼田 誠, 広澤 三和子, 佐々木 眞爾, 前島 文夫, 浅沼 信治, 夏川 周介 日本農村医学会学術総会抄録集 57 (0), 53-53, 2008

    ...事故発生場所は畑がもっとも多く46件(21.8%)、道路44件、農道37件、果樹園26件、水田20件と続く。作業内容は移動86件(40.8%)、耕耘46件、運搬23件、防除13件の順であった。農業機械に関わる事故は全体の9割に当たる190件あり、そのうち乗用型トラクターによるものがもっとも多く72件(37.9%)、ついで歩行型トラクター45件、スピードスプレア22件、運搬車11件の順であった。...

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  • 荷傷みを考慮した農道舗装の路面性状評価手法に関する研究

    細見, 康文, 竹内 康, 江向 俊文, 牧 恒雄, HOSOMI, Yasuhumi, TAKEUCHI Yasushi, EMUKAI Toshifumi, MAKI Tsuneo 東京農業大学農学集報 51 (4), 177-184, 2007-02

    ...農道舗装の整備の目的の一つとして,農産物の品質を下げず,安全に輸送することがあげられる。しかし,農道整備における舗装の平たん性の低下は,車両の荷台に振動を発生させ,これによる農産物の荷傷み被害が報告されている。京都府をはじめとする高級野菜の産地などでは,荷傷みによる損失の試算が行われていることから,農産物の荷傷みに考慮した農道舗装の平たん性評価指標を検討する必要がある。...

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  • 開発途上国農村部における貧困削減に向けた未舗装道路改修方法

    福林 良典, 木村 亮 土木学会論文集C 63 (3), 783-796, 2007

    ...開発途上国農村部の未舗装道路は,雨季に部分的に車両通行不能となる.農民は収穫した換金作物を市場へ運搬できず,現金収入を得ることができない.本研究ではこのような農道の通年通行性確保のために,現地住民自身で持続的に整備することができる住民参加型の未舗装道路改修方法を開発した.この手法は「土のう」による道路改修方法で,現地調達可能材料を用い,人力施工が可能である.この手法の拡大が「貧困削減」への土木工学的...

    DOI 被引用文献1件 参考文献4件

  • 農業基盤に関するGISの整備と活用

    鷹箸 俊孝, 田中 秀明, 中谷 勝巳, 安實 実 農業農村工学会誌 75 (10), 889-892,a1, 2007

    ...農地の区画形状や農道・用水施設の整備状況, 排水状況, 傾斜, また基幹水利施設等の農業基盤の整備状況に係る唯一のデータベースである。このGISデータは現在, 事業計画に係る検討等に活用されている。また, 今後は基盤整備が農業・農村構造に与える影響の分析や政策検討への活用が課題となっている。...

    DOI

  • 広域農道整備事業における石丁場遺構の保存

    岸田 智好 農業農村工学会誌 75 (12), 1122-1123,a2, 2007

    ...広域農道小田原湯河原線は, 神奈川県西部の小田原市と湯河原町を結ぶ, 柑橘類の樹園地を主な受益地とした農道である。その路線の一部に出現した江戸時代初期の石丁場遺構について, 一部現状保存を求められ, 検討の結果, 遺構を跨ぎ超す橋梁形式に設計を変更した。遺構に影響を与えずに施工できるよう「単純合成飯桁橋」を採用し, また切土量を減らすため「段差フーチング」を採用した。...

    DOI

  • 広域農道におけるメタルロード工の施工

    井坂 誠博 農業土木学会誌 75 (3), 233-234,a3, 2007

    本報では, 崖錐が想定よりも厚く堆積し補強土壁工等によって盛土横断することが困難な沢で, 盛土工法に代わって, 急傾斜地の道路拡幅工事等のために開発された新工法である「メタルロード工法」を採用したので, その施工状況等について報告する。

    DOI

  • 亀岡地区ニツ橋架替工事下部工の施工

    廣谷 行治, 大浦 利久 農業土木学会誌 75 (2), 131-132,a2, 2007

    ...亀岡地区農免農道整備事業の「ニツ橋」の橋台施工に当たり, 場所打杭の一工法であるオールケーシング工法を採用し, 施工した。また, 橋台本体の施工のための仮締切の施工に当たり, 鋼矢板を用いた山留支保工を採用することとしたが, 従来のH形鋼を用いた切梁方式からアウトケーブル状にPC鋼材を配置し, プレストレスを導入するPS山留支保工に変更することとした。これらの施工事例について紹介するものである。...

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  • 島根県中山間地域におけるGISの利活用の取組み

    藤山 浩, 岡 篤雄, 森山 昌幸, 中山 大介 農業農村工学会誌 75 (10), 893-897,a1, 2007

    ...<BR>本報では, 集落GISデータベースを活用した農道の整備効果の検証や農地一筆マップ作成による土地利用計画支援二そしてWeb-GISを活用した住民参加型の情報共有等の事例を通じて, 中山間地域におけるGIS利活用の成果と可能性を明らかにしようとするものである。...

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  • ライフサイクルコストの縮減を考慮した無電極蛍光ランプによるトンネル照明

    勝田 鉄次 農業農村工学会誌 75 (10), 926-927,a3, 2007

    ...大規模な農道トンネルでは, 事業完了後に維持管理が重要な課題になる場合がある。ここでは, 基本照明に一般的なランプ類に比べ長寿命 (60,000時間) の無電極蛍光灯を採用することにより, メンテナンス回数を1/5に減らし, ライフサイクルコストで37%の削減を図った事例を紹介する。...

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  • 落石法面における危険度評価および対策工

    長岡 学, 小沼 典男 農業農村工学会誌 75 (8), 734-735,a3, 2007

    ...農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業糸沢地区は, 福島県の西南に位置する南会津町の4集落を結ぶ総延長4,180mの事業である。計画路線にある阿賀川左岸の岩藤山斜面は, 多数の落石堆積が認められ, 落石の常襲区域である。...

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  • 乗用トラクターによる農作業事故発生状況について

    臼田 誠, 広澤 三和子, 前島 文夫, 佐々木 眞爾, 浅沼 信治, 夏川 周介 日本農村医学会学術総会抄録集 56 (0), 137-137, 2007

    ...作業内容は移動が59%、耕耘31%であり、発生場所は道路が29%、農道23%、次いで畑、水田の順であった。発生月は5月が31%と最も多く、4月、11月と続く。発生時刻は9時~11時と15時~18時が多かった。発生原因はトラクターが転落・横転して運転者が下敷きなるが78%で、運転者がトラクターから転落してロータリーに巻き込まれるが9%となっていた。...

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  • 2004年新潟県中越地震における農地の液状化被害

    稲葉 一成, 中野 俊郎, 田中 聡 農業土木学会誌 75 (5), 389-392,a1, 2007

    ...中越地震では, 過去に砂利採取を行って埋め戻した農地において, これまでの地震で見られたような噴砂現象に加え, 広範囲で陥没が生じて, 暗渠・水路・農道などに多大な被害が生じたケースも見られた。本報は, 長岡市本条・神谷地区と小千谷市高梨地区を例に, 農地の液状化被害とその要因について検討したものである。...

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  • 高橋脚農道橋の設計・施工

    北島 秀行, 江頭 隼人, 鶴田 誠 農業土木学会誌 75 (3), 239-240,a3, 2007

    ...広域営農団地農道整備事業多良岳地区では, 地形特性から高橋脚の橋梁が多く, これまでもさまざまな型式の橋脚を施工してきたが, 平成17年度から佐賀県として初めて鋼管コンクリート複合構造橋脚を採用し, 施工した注ここでは, その設計・施工について紹介する。...

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  • 谷津田周辺に存在する各種半自然草地の植物種組成からみた相互関係

    伊藤 浩二, 加藤 和弘 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2007 (0), 59-59, 2007

    ...谷津田景観において立地条件の異なる様々な半自然草地(裾刈り斜面、畦畔平坦面、休耕田、放棄田、農道等)が認められる。しかし各草地の特徴的な種組成や成立要因については、その一部を取り上げて研究はなされているものの、相互に比較検討された例は少ない。...

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  • 発生源への除章剤散布によるアカヒゲホソミドリカスミカメの防除

    新山, 徳光, 糸山, 享 北日本病害虫研究会報 (57) 129-133, 2006-12

    ...アカヒゲホソミドリカスミカメが優占する一般圃場において、発生源となる畦畔・農道を対象に第1世代発生盛期である6月下旬〜7月上旬に除草剤を散布し、畦畔・農道における発生密度を低下させることにより、斑点米被害の防止が可能か検討した。その結果、除草剤を散布すると8月上旬の水田侵入期までに畦畔・農道から本種の発生は認められなくなり、穂揃期の水田内密度は草刈りを行った対照区の1/4〜1/5に低下した。...

    日本農学文献記事索引

  • 山口県中山間地域農業集落の動態とその要因

    原, 裕美, 遠藤, 祐子, 高橋, 一興 山口県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Yamaguchi Agricultural Experiment Station (55) 20-28, 2006-03

    ...減少集落は農家数、農家人口等の規模が小さく、寄り合いの回数や実行組合組織率、農道・用排水路・生活関連施設の管理率などが高齢化及び農家人口の減少にともない下がることを明らかにした。特に、農家人口30人以下でその傾向が顕著であり、連携する人数規模の目安になると考えられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 7.13水害の破堤による水田での土砂堆積被害

    稲葉 一成, 早川 嘉一 農業土木学会誌 74 (4), 325-328,a2, 2006

    ...見附市の宮之原地区では, 刈谷田川の破堤によって16.6haが浸水し, このうち, 水田, 畑, 農道, 水路では計11.5haが堆砂の被害を受けた。破堤によって5.44×10<SUP>5</SUP>m<SUP>3</SUP>もの濁流水が流入し, 21.2×10<SUP>3</SUP>tもの土砂が運び込まれた。水田の冠水深は最高時には3.4mにまで達した。...

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  • 三戸望郷大橋での長大スパンを考慮した橋梁形式の選定

    波柴 淳弘, 丸谷 有希, 黒見 太 農業土木学会誌 74 (12), 1111-1114,a2, 2006

    三戸望郷大橋は, 点在する埋蔵文化財包蔵地を迂回し, 青い森鉄道 (旧JR東北本線), 町道, 一級河川馬淵川を同時に跨ぐ橋長400mで200mの長大スパンを有する長大橋梁である。<BR>総合評価による橋梁形式選定の結果, 経済性に最も優れ, 周辺環境との違和感が無く, シンボル的機能を発揮するものと期待される中央径間200mの3径間エクストラドーズドPC橋を選定した。<BR>本橋は, …

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  • ロアリング工法によるアーチ橋の架設

    上川 浩二 農業土木学会誌 74 (11), 1003-1004,a3, 2006

    ...鹿児島県が県営農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業南種子西部2期地区にて建設しているアーチ橋は, アーチ支間105mのコンクリートアーチ橋である。アーチ橋にはさまざまな架設方法があるが, 本報で紹介する島間大橋は, ロアリング工法により架設されたアーチ橋で, コンクリートアーチ橋の中では全国でも6例目でありアーチ支問の長さでは全国で2番目に長い橋梁となる。...

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  • 森谷トンネルの坑口補助工法について

    深川 正二 農業土木学会誌 74 (8), 747-748,a3, 2006

    ...島根県が県営広域営農団地農道整備事業那賀西部地区において建設した森谷トンネルにおける坑口処理の補助工法,並びに掘削中に発生した崩落への対応と対策について紹介する。...

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  • 法面崩壊兆候における対応と対策

    伊藤 豊, 辻 章宏 農業土木学会誌 74 (8), 745-746,a3, 2006

    ...岐阜県郡上市高鷲町 (旧: 郡上郡高鷲村) の農道施工現場において, 現場吹付枠の施工中に, 擬灰角礫岩の層に局部的に存在した破砕帯が原因となって法枠にクラックが発生し, 法面崩壊の兆候が見られた。ここでは, その際にとった事故防止のための応急措置と新たに施工した法面保護工について紹介する。...

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  • 山梨県峡東地域の生産基盤整備

    福嶋 一郎 農業土木学会誌 74 (6), 497-498,a1, 2006

    ...<BR>本報では, この地域で進められてきた畑地灌漑や基幹農道などの整備の状況と今後の課題を報告する。...

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  • 農業農村整備を契機とした地域資源の創造 (開成北部地区)

    尾登 博文, 木下 秋彦 農業土木学会誌 74 (6), 499-500,a1, 2006

    開成町の北部は典型的な都市近郊地域で, 北は丹沢山, 西には足柄峠, そして富士山を背後に箱根山を望む, 豊かな自然に囲まれた地域で, 休日には, 神奈川県内だけでなく, 首都圏からも多くの行楽客が訪れる。<BR>この地域で実施された農業農村整備事業は, 農業生産環境の向上はもとより, さまざまな多面的効果を発揮している。そこで, 事業実施により, …

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  • モジュラーチエのフーチンブ部に発生した温度ひび割れ

    池森 龍一 農業土木学会誌 74 (6), 523-524,a3, 2006

    ...<BR>本報では, 県営広域農道整備事業大村東彼杵地区で施工したモジュラーチエ (コンクリート構造物) のアウトフーチング (マスコンクリート) に発生した「温度ひび割れ」について, 発生状況から調査・原因を究明し, その対策について紹介する。...

    DOI

  • 広域農道工事中における環境との調和への取組み

    高田 善雄 農業土木学会誌 74 (6), 521-522,a3, 2006

    ...広島県北部で建設中の備北南部地区広域農道は, 環境との調和に配慮した農道整備のモデルとして, 計画路線周辺の環境調査を実施し, その結果に配慮した路線設計を行い, 工事へ着手したところである。...

    DOI

  • 街外れ星座教室の提唱

    渡辺 勇三 日本科学教育学会研究会研究報告 21 (1), 17-22, 2006

    ...視界の広がる相模川の堤防、農道、街灯を避ける高い塔などでささやかな星ウォッチングが行なわれていた。夏の日のタ刻、南の空にさそり座の雄姿を眺めた時の感動は終生忘れられない。今でも心が安らぐ。精神的な豊かさを得るには星座観測が一番だが星空学習は危機的状況にある。大気汚染とネオン光害で都会の低い空には星が無い。夜は誘惑が多く事故や事件で危険が一杯だ。...

    DOI 参考文献1件

  • 施設生産における作業労働の実態と改善策

    鶴崎, 孝 野菜茶業研究集報 = Proceedings of vegetable and tea science (2) 37-43, 2005-03

    ...解決を上げ,施設生産における作業労働の実態と改善に関する人間工学的な事例研究の成果を概説した.人間労働は主に,歩行・運搬と作業姿勢,そして周囲の環境に左右されることに注目し,前者では傾斜地での人力運搬が厳しいこと,中者では低位・高位姿勢および拘束姿勢が低能率で身体負担の大きいこと,さらに後者では至適温度(20℃前後)を越える高温下で身体負担が増すこと,等々を明示して検討した.それぞれ改善の方向は,農道...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 中越地震による農地の液状化被害

    稲葉, 一成, 中野, 俊郎, 田中, 聡 新潟大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Niigata University 57 (2), 139-144, 2005-03

    ...特に,小千谷市高梨地区のように砂利採取が行われた後に埋め戻をした所では,液状化により広範囲にわたって農地の陥没が生じており,水路,農道などにも被害が生じている。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件 被引用文献2件

  • 駒止湿原周辺の耕作跡地における植物群落構造と土壌との関係

    伊藤 祥子, 星 理恵, 藤井 哲次郎, 谷本 丈夫 森林立地 47 (2), 65-75, 2005

    ...特にススキ生育不良亜型は農道に接していた。ブナ林の土壌型は適潤性褐色森林土(偏乾亜型)B_D(d)であった。一方,耕作跡地の土壌表面はブナ林よりも30〜40cm低くなっており,土壌断面はにぶい黄褐色を呈し,粒状構造の埴土の耕耘層と黄褐色でカベ状構造の埴土のB層から成っていた。しかし,ススキ生育良好亜型や牧草型ではススキ不良亜型よりも耕耘層が厚く,根系が多く認められ,腐植の浸透も深かった。...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献27件

  • 新潟県中越地震による農地の被害とその復旧の諸問題

    瀬戸 真之, 高田 明典, 松尾 忠直, 中村 洋介 日本地理学会発表要旨集 2005f (0), 55-55, 2005

    ...・融雪による被害については,現在のところ復旧工事の予算がないため,来年度以降の復旧となる.また,集落周辺の林道,農道を優先して復旧させるため,入道沢への農道の復旧は数年後になる見通しである.これは復旧工事を請け負う業者の作業量に限界があるためである. ...

    DOI

  • 昭和初期の京都市周辺における水害による農地の荒廃とその復旧過程

    赤石 直美 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 146-146, 2005

    ...,溜池,水路,井堰の復旧に掛かった補助金額を,申請のあった事業毎に記した資料である.これによると,事業の申請件数は京都市で116件,愛宕郡大原村で60件,愛宕郡静原村で84件であった.申請年度は,1936(昭和11)年_から_1939(昭和14)年の間で,それらの工事は着工から2_から_3年の間に完了していた.なかでも,溜池・水路・農道・井堰は公共の施設の復旧事業として取り扱われていた.その一方で,...

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  • 棚田整備と村おこし

    上野 竜二 農業土木学会誌 73 (12), 1115-1116,a3, 2005

    ...また, 坂元地区で行われている, 里地棚田保全整備事業は, 坂元棚田周辺の環境や景観等に配慮しながら, 用排水路や農道の整備を行い, 併せて都市との交流を促進するための駐車場等の整備を行っている。そして, 地域住民によるオーナー制度等, 地域住民が主体となり地域活性化のために活動している。...

    DOI 参考文献1件

  • 広域営農団地農道整備事業若狭西地区における施工事例

    村上 明聰 農業土木学会誌 73 (5), 413-414,a3, 2005

    ...広域営農団地農道整備事業若狭西地区は, この若狭西街道にかかる路線延長のうち, 8割強を整備する事業である。本報では, 本地区における主要構造物である今富大橋の上部工について, 施工方法の紹介とともに, 品質の高い構造物を構築するうえでの施工管理の留意点ならびに施工上での自然環境への対応や危機管理対策について, 現場において実践したことを報告する。...

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  • 寒冷少雪地域の農地保全技術

    土谷 富士夫, 辻 修, 宗岡 寿美 農業土木学会誌 72 (6), 483-486,a1, 2004

    ...さらに, 農道側溝の凍上抑制対策を考えるとき, 側溝側方に位置する切土法面の方位・法高さや背後地・周辺の土地利用 (施工環境条件) を考慮する必要性が指摘された。...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 中山間地域における耕作放棄地の分布と発生要因

    作野 広和 日本地理学会発表要旨集 2004f (0), 137-137, 2004

    ...これは日照時間等耕作条件の悪さや,農道・農地の未整備によるものと推測される。また,既存の耕作放棄地が周囲の農家や農地に影響を与え,連鎖的に耕作放棄を誘発させた地点もみられた。(4)耕作放棄地発生の属人的要因: 大きく3点が要因としてあげられる。第1は農業従事者の兼業化や転出者の帰省等による耕作援助の有無など,農家世帯の世帯経済や世帯構成によるものである。...

    DOI 参考文献1件

  • 官民共同研究が基盤整備研究に果たす役割と展望

    藤森 新作 農業土木学会誌 72 (10), 851-854,a1, 2004

    ...ソイルセメントとして利用する場合には, 重量比で土100に対して10%程度の添加量でよく, 水田畦畔の整備や農道舗装, 土水路の舗装, 建設残土の硬化・再利用, グラウトなどが可能である。また, 二次製品としてブロックやU字溝などが製造でき, 土の感触と土の種類に応じた色調が演出できる。従来のセメントとは異なる特性を持つため, 施工方法や周辺機器の開発が今後必要である。...

    DOI

  • 東北農業研究センターたより 第9号

    東北農業研究センターたより 9 1-10, 2003-07-01

    ...〈巻頭〉元気な東北を担ぐ知恵と技〈研究情報〉・消費者ニーズを調べる方法とその適用の仕方を紹介します・真珠のごとく炊飯白度が高い食用大麦新品種「シンジュボシ」・畦畔・農道の草刈りはカメムシを水田に追い込むか?...

    DOI 機関リポジトリ

  • デジタル航空センサーADS40によるデジタルオルソ画像と標高データの位置精度

    福本 昌人, 島 武男, 小川 茂男 農業工学研究所技報 201 47-53, 2003-03-28

    ...デジタルオルソ画像は,航空写真を地図と同様の正射投影にした画像であり,農地区画や農道等の空間データを作成するための基図として利用される。標高データは,デジタルオルソ画像を作成する過程で作成される数値地形データである。 農地環境緊急対策事業では,作業規程が定められ,これらのデータはその作業規程に従って作成する必要があった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • 農道整備事業によるアクセス改善がもたらす生活利便性向上効果の評価法

    蘭 嘉宜, 三橋 初仁, 遠藤 和子, 合崎 英男 農業工学研究所研究成果情報 (旧 農業工学関係研究成果情報) H14 (0), 13-14, 2003

    ...農道整備事業によるアクセス改善がもたらす生活利便性向上効果は、ヘドニック法により定量的に評価することができる。この方法によって、生活利便性向上効果を、オプション価値も含めて、生活交通量を使わずに算定できる。...

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  • 韓国智異山地における棚田の現状

    丁 致榮 日本地理学会発表要旨集 2003f (0), 7-7, 2003

    ...1970年代以降、智異山地の棚田は圃場の拡張と整理、農道の整備、農機械の導入などにより、生産性がかなり向上したが、一方では耕作放棄地も拡大した。このような状況の原因は、韓国全体の問題と智異山地のみの問題とに分けて見ることができよう。全体の問題としては、稲作の競争力の弱化、工業化‧都市化による急速な山村人口の減少などがある。...

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  • 中山間地域等直接支払制度について

    松尾 史弘 日本地理学会発表要旨集 2003f (0), 1-1, 2003

    ...(2) 集落協定の活動内容・集落協定に位置付けられている活動の中で、「農道管理」「水路管理」「農地法面点検」等の農地の維持管理に関わる活動の割合が高い。・協定の締結により「話し合いの復活・回数の増加」したものが80%、「共同作業・機械の共同利用の復活・回数の増加」したものが36%などとなっている(H13年度中間点検結果)。...

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  • 生きもののにぎわいある農村を目指して

    高石 洋行, 生玉 修一, 大黒 理 農業土木学会誌 71 (11), 961-965,a1, 2003

    平成13年度の土地改良法の改正により, 農業農村整備事業の実施において環境との調和への配慮が原則化された。農林水産省農村振興局では, 環境との調和への配慮の取組みを促進するため, 事業担当者が環境配慮を検討する際の技術書となる「環境との調和に配慮した事業実施のための調査計画・設計の手引き」の整備を進めている。ここでは, 平成14年度に作成した「手引き (第2編)」の取りまとめ経緯と, …

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 沖縄農業における生産性の変化と地域的分化 : 日本復帰後30年の変貌

    仲地, 宗俊 農業経済論集 53 (2), 1-12, 2002-12

    ...圃場整備、農道整備、灌漑施設など生産基盤の整備も急速に進んだ。地域によっては風景が変わってしまったほどである。また、作目の構成も大きく変わった。かつて沖縄農業の基幹作物と言われたサトウキビは大きく後退し、それに代わって野菜や花卉、肉用牛が伸びた。しかし、それも近年は頭打ちの状況にある。さらに、農業粗生産額は、1985年までは増大したものの1986年以降は漸減の傾向にある。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献9件

  • 傾斜地における農地基盤の整備水準とその保全の方向

    山路 永司 農業土木学会誌 70 (3), 229-232,a2, 2002

    ...<BR>傾斜地における農地の整備水準については, 水田の区画形状, 農道, 用水, 畑地の農道の面で, 傾斜とともに整備水準が低くなっている一方で, 水田排水および畑地灌漑では逆の傾向にあった。傾斜地ではまた労働生産性が低くなるため, 耕作放棄された農地も多い。...

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  • 農耕地域におけるネズミ類の分布と孤立林の利用形態

    出羽 寛 哺乳類科学 42 (2), 139-151, 2002

    ...北海道旭川市に隣接する当麻町において,孤立林を含むモザイク的な生息環境である農耕地域でのネズミ類の分布,種類構成,孤立林の利用形態を明らかにするために,森林域(屏風山),3つの孤立林(親山5.1ha,子山 4.1ha,窪山 0.3ha)と農耕地(水田,ビート畑,麦畑,JR 沿線草地,農道横草地,納屋·ビニールハウス)に調査区を設定,1986年6月から1988年11月まで毎月1回(12月から4月までの...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献27件

  • 農道のレクリエーション促進効果の事前判定手法

    蘭 嘉宜, 八木 洋憲 農業工学研究所研究成果情報 (旧 農業工学関係研究成果情報) H13 (0), 3-4, 2002

    ...農道整備による都市からのアクセス改善は農村のレクリエーション空間としての利用を促進する。ゾーン型トラベルコスト法を使って農道によるレクリエーション促進効果を算定できるが、個々の事業への適合性を簡便に判定するには、一般化費用と圏域人口の関係を示すアクセス図が有効である。...

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  • 棚田の整備·利用と保全—岡山県佐伯町·中央町の事例を中心として—

    神田 竜也 日本地理学会発表要旨集 2002a (0), 93-93, 2002

    ...両地区とも団地化した棚田の放棄·荒廃が見られ、農業従事者の死亡、農道の未整備、農業機械の導入困難、地形との関連も指摘できる。保全の現状として、奥塩田は石積み畦畔を整備して残すようにした。一方、大垪和西では経営基盤の確立が棚田での営農とその条件につながっている。...

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  • 寒冷少雪地域における農道側溝の凍上抑制対策への留意点

    宗岡 寿美, 辻 修, 土谷 富士夫 農業土木学会誌 70 (12), 1127-1132,a3, 2002

    ...北海道十勝管内 (15地区) において, 農道側溝 (トラフ) の開口たわみ量および周辺土壌の凍結深さを5冬期間継続調査した。その結果, 年次最大トラフ開口たわみ量は, 積雪深が20cmに達するまでの積算寒度 (F<SUB>20</SUB>) および最大凍結深さと同様の挙動を示した。...

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  • 圃場区画の大きさ・形状が大型機械の作業能率に及ぼす影響

    鶴岡, 康夫, 小野, 敏通 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (42) 7-14, 2001-03

    ...これらの結果から、稲作の大型機械化作業に好適な圃場区画の大きさ・形状は農道と直交する辺が200m、平行する辺が50~100mの100~200a区画であると考えられた。 2.圃場の大きさを拡大した時の圃場作業量の増加程度は、乗用管理機など圃場作業量の多い高能率な機械で大きかった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • 盛土基礎補強地盤の動態観測

    吉田 眞輝, 伊藤 修二, 横田 善弘, 荒井 克彦, 市川 東 ジオシンセティックス論文集 16 97-102, 2001

    Among various kinds of soil reinforcement methods, as a foundation ground treatment measure for reinforced earth method, a method to wrap filling materials such as sands or crushed stones with a …

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  • 1999年8月豪雨による室戸市中の川地区農地災害と復旧計画

    佐藤 泰一郎, 伴 道一, 松浦 寛, 畠中 隆史 農業土木学会誌 69 (3), 283-288,a3, 2001

    1999年7月21日から8月11日にかけて, 高知県では台風第5, 7, 8号と熱帯低気圧に伴う豪雨により各地で災害が発生した。8月10日から翌日未明にかけて紀伊半島から近畿へ北上した熱帯低気圧に伴う局地的な豪雨により, 県東部では土砂崩れ, 河川氾濫堤防決壊, 農地流出・埋没などの災害が発生した。<BR>室戸市では, 羽根川の中・下流域, …

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  • 農地・農道等の災害復旧工法と復旧結果

    小川 至紀 農業土木学会誌 69 (8), 879-881,a4, 2001

    震災により, 農地・農業用施設も多くの個所において被災を受けた。農地については, 被災個所全体の約3割を占めるとともに, 被災の形態も亀裂・段差・崩壊とさまざまである。また, その復旧にあたっては, 一律の基準による画一化が困難であり, 地形・被災の形態および程度等により, その個所にあった工法を検討する必要があり, 被災の形態別に一定の基準を設け, 対応することとなった。<BR>また, …

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  • 台湾の農業土木行政

    蔡 明華 農業土木学会誌 69 (4), 355-357,a1, 2001

    ...台湾における農業土木の業務とは, 土木技術を農業に応用したすべてのことを指しており, 農田水利, 圃場整備, 水土保全, 農道, 農村建築, 畜舎建築, 養殖工程, 農業施設工程などを含めている。台湾では, 事業の推進機関および法律と条例がまとまっておらず, 今のところ農業土木業務の関係者と自覚している者は, 主に農田水利事業に携わる者である。つまり, 農業土木は農田水利を中心として行われている。...

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  • 除草がアカヒゲホソミドリカスミカメの増殖に及ぼす影響

    菊地 淳志, 小林 徹也 北日本病害虫研究会報 2001 (52), 143-145, 2001

    ...畦畔・農道の除草が斑点米カメムシ類の重要種アカヒゲホソミドリカスミカメの増殖に及ぼす影響を調査した。越冬世代成虫 (第1回成虫) から第1世代成虫 (第2回成虫) への個体数の増加は, 無除草区では約8倍であったのに対し, 2, 3週間毎に機械除草した場合はほぼ等倍と抑制された。...

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  • トラクタ車体部の固有振動数の決定

    ガルシアノ リロイ, 鳥巣 諒, 武田 純一, 吉田 純 農業機械学会誌 63 (6), 45-50, 2001

    The dynamic behavior of a larger size tractor at higher working speeds was investigated using two types of frequency response tests by conducting a vertical and pitch mode experiment and roll mode …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献12件

  • 鳥取県西部地震、芸予地震におけるため池被害について

    谷 茂 地震工学研究発表会講演論文集 26 61-64, 2001

    ...農道、干拓堤防、ため池等の農業用の施設が過去の地震でたびたび被害を受けてきている、2000年10月6日に発生したマグニチュード7.3の鳥取県西部地震ではため池の約68箇所が被災している。さらに2001年3月24日に発生したマグニチュード6.4の芸予地震においても約187箇所のため池が被災している。本報告では被害の状況と特徴について述べる。...

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  • 農免農道 “鮎の瀬大橋”

    有田 正信, 永木 卓美 農業土木学会誌 69 (7), 759-764,a3, 2001

    ...鮎の瀬大橋は, 地域農業の振興のために農免農道整備事業の一環として建設された。橋長390m, 有効幅員8mのY形橋脚を持っラーメン橋とPC斜張橋を組合わせた, 周囲の景観と調和のとれた美しい橋となっている。約6年間の歳月をかけて橋は完成し, 同時に開通した緑川農免農道とともに, 地域に密着した農道となっており, 地域の活性化に大きく役立っている。...

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  • 農道整備事業における費用便益分析 : 内部収益率, 純現在価値及び便益率の算定

    伊藤,寛幸, 出村,克彦, 佐藤,和夫 農村計画論文集 2 61-65, 2000-12-08

    社会資本整備にあたり、公共事業の効率性及び事業の採算性が近年問われ政策評価の手法としての費用便益分析の重要性及び必要性が認識されている。特に農業農村整備事業の土地改良事業においては、投資に対する便益という側面から、投資の妥当性検証が重要な課題となっている。本研究では、事業の評価手法として費用及び便益から費用便益比率を算定し事業の妥当性を検証する土地改良事業において、従来の費用便益比率算定に替えて…

    NDLデジタルコレクション

  • 特集 単純ミスの原因:熟練技術者:[ミスの要因5]

    日経コンストラクション = Nikkei construction (251) 66-68, 2000-03-10

    ...農道と県道を接続するために川の上に橋を架ける。岡山県が農道整備事業の一環として発注した。 橋は三味線のばちのような形をしている。橋と県道がほぼ直角に交差する右岸側は,大型車両でも通行しやすくなるように,橋の左右にそれぞれ三角形の床版が張り出す設計にしたからだ。 ミスは,この張り出し床版を設計する際に生じた。...

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  • 中能登農道橋の設計と施工

    前川 久義, 池田 俊文, 村田 信之, 内田 秀樹 農業土木学会誌 68 (5), 469-478,a3, 2000

    ...中能登農道橋は, 石川県中島町と七尾湾に浮かぶ能登島を結ぶ全長620mの海上橋で, 橋長170mのPC2径問連続箱桁と, 橋長450mのPC3径間連続斜張橋で構成されている。<BR>PC斜張橋の中央支間は230mであり, わが国最大級の規模であるとともに, 支持層が約50mと深く多数の転石を含む悪条件下において鋼管矢板井筒基礎が採用されている。...

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  • 自然環境にやさしい土壌硬化剤マグホワイトの開発

    藤森 新作, 小堀 茂次 農業土木学会誌 68 (12), 1297-1300,a3, 2000

    ...ソイルセメントとして利用する場合には, 重量比で土100に対して10%程度の添加量でよく, 水田畦畔の整備や農道舗装, 土水路の舗装, 建設残土の硬化・再利用, グラウトなどが可能である。また, 二次製品としてブロックやU字溝などが製造でき, 土の感触と土の種類に応じた色調が演出できる。従来のセメントとは異なる特性を持っため, 施工方法や周辺機器の開発が, 今後必要である。...

    DOI 被引用文献2件

  • 鹿児島県指宿市水迫遺跡の発掘調査の成果

    下山 覚, 鎌田 洋昭, 中摩 浩太郎, 渡部 徹也 日本考古学 7 (9), 137-146, 2000

    The Mizusako Site, located at Mizusako in Ibusuki City, Kagoshima Prefecture, is positioned at the end of a ridge, and at an elevation of 126 m.<BR>It is one of the sites that came to be widely …

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  • 印旛沼流域での水利形態と土地改良区による環境資源管理

    中村 好男, 増野 途斗, 高橋 修, 渡部 智之 農業土木学会誌 68 (11), 1159-1164,a3, 2000

    ...また, 農道と水路での除草, 排水機場でのゴミ除去などの維持管理作業が地域の環境保全に役立っていた。谷津田の存在と反復・循環灌漑システムは, 斜面林の保全とともに, 畑地から浸出する富栄養化成分の浄化作用にも有効と考えられる。土地改良区では流域的な排水管理のために開発行為負担金制度を設け, その中の水質限度超過負担金の徴収によって不当な排水を抑止する効果を期待している。...

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  • 土木の風景 ほたる見橋公園(山梨県櫛形町):山梨県櫛形町 ほたる見橋公園

    日経コンストラクション = Nikkei construction (241) 112-116, 1999-10-08

    ...一本の農道建設をきっかけに景観を意識した公園が完成した。山梨県櫛形町を縦断する広域農道沿いにつくられた「ほたる見橋公園」だ。 農道を建設した際,小さな川を渡るほたる見橋の取り付け部に土盛りがされ,道路下に高さ10mほどの法面が生じた。普通ならば,コンクリートなどで平面的に覆った法面にしてしまうところだろう。...

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  • 特集 キーワードで読み解く建設新時代:建設新時代の扉

    日経コンストラクション = Nikkei construction (236) 46-55, 1999-07-23

    ...利用頻度の低い農道空港や,利用のめどが立たない苫小牧東部開発はマスコミでも大きく取り上げられ,税金の無駄使いだと非難された。諌早湾干拓のように,環境保護の観点から造る価値を疑われた事業も多い。...

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  • 計画技術

    中島 克己 農業土木学会誌 67 (10), 1069-1085,a1, 1999

    バブル経済とその崩壊に伴う国民の価値観の多様化やガット・ウルグァイラウンド農業合意関連対策という農政の大きな流れのなかで, 農業農村整備事業はこの10年間に新たな展開を見せており, 計画技術も進展してきた。<BR>計画の対象は, 農地や農業用水路を包含し, 計画の目標 (あるべき姿) も農地の生産性の向上に加えて快適な生活環境の整備, さらには自然環境への配慮等と多様化してきている。また, …

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