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検索結果 1,862 件

  • 体重増加により歩行能力が低下した成人脳性麻痺に対する訪問リハビリでの関わり

    仲村 我花奈, 小口 和代, 後藤 進一郎, 姫岩 奈美 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 136-136, 2024-03-31

    ...</p> <p>【考察】</p> <p> 体重や歩行スピード,歩行手段に大きな変化はみられなかった.これは転倒の恐れがあり一人で外出が困難なこと,通勤時の歩 行機会が減ったことから減量に必要な運動量が十分に確保できなかったためと考えた.またグループホームや就労支援施設の食事は,平等の観点から,症例のみ変更することが困難で,食事での体重コントロールも有効ではなかった.しかし1年間の 関...

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  • 治療と仕事の両立支援の基本的流れおよびPTとの連携経験の紹介

    本田 優子, 坂本 和歌子, 井谷 美幸, 髙矢 央子, 浅田 史成, 久保田 昌詞 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 128-128, 2024-03-31

    ...</p><p>ガイドラインによる両立支援の流れは,まず病院は,患者・企業から勤務情報の提供を受け,次にその情報をもとに就労に関する医学的な意見を返答するというものである.そのツールとして勤務情報提供書(患者・企業作成)と主治医意見書がある.ここに多職種連携の必要性が生じる.主治医意見書は就労上の配慮の詳細な記載欄があり,ガイドライン記載例からもわかるように就労動作上の注意点や通勤の工夫についての記載...

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  • 睡眠時間,残業時間,運動習慣,ストレスが慢性疼痛へ与える影響と業種別関連性

    渡 良太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 427-427, 2024-03-31

    ...</p><p>【方法】</p><p>当院健診を利用する勤労者804名を対象に自記式質問紙調査を実施.項目は年代,性別,睡眠時間,運動習慣,ストレス.仕事の就業有無や業種,勤務形態,通勤,残業時間.慢性疼痛有無.統計解析は生活習慣,慢性疼痛との関連に多重ロジスティック回帰分析を用いて影響を検討した.目的変数は慢性疼痛の有無で疼痛群と非疼痛群の2群に分類.説明変数は睡眠,残業,通勤時間,運動習慣, ストレ...

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  • 身体活動の視点から見た通勤手段の実態と活動的な通勤への切替可能性:地域別の記述疫学研究

    福西 厚子, 町田 征己, 菊池 宏幸, 小田切 優子, 高宮 朋子, 福島 教照, 天笠 志保, 中谷 友樹, 樋野 公宏, 井上 茂 産業衛生学雑誌 66 (2), 90-97, 2024-03-20

    ...<b>結果:</b>2,683名から回答を得た.そのうち労働者は1,647名,通勤をしている者は1,551名であった.通勤をしている者のうち不活動通勤者の割合は41.4%であり,地域別にみると地方で高かった.また,不活動通勤者のうち32.9%が活動的通勤への切替可能性があると回答し,労働者全体の12.8%を占めていた.不活動通勤者のうち活動的通勤へ切替可能性がある者の割合は都市部で高かった.一方で,...

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  • COVID-19パンデミック下の通勤交通を対象としたナッジインセンティブによるシェア型交通の選択行動

    吉田 長裕 IATSS Review(国際交通安全学会誌) 48 (3), 193-200, 2024-02-29

    ...このシェア型交通の持つ公共交通に対する補完的機能の可能性に着目し、東京都心部における通勤目的の交通行動を対象に、 WEBアンケート調査を行った。調査では、シェアサイクルと公共交通の組み合わせによる手段選択において、交通行動の変容を促すためにナッジインセンティブを考慮した。これらのマルチモーダルの交通手段の組み合わせ条件による選択要因を分析することで、通勤交通における行動変容に関する知見を得た。...

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  • シンポジウム10(大会事務局企画)過労死等事案の医学研究

    高橋 正也, 北島 洋樹 産業精神保健 32 (1), 143-146, 2024-02-20

    ...めている.その元資料となるのが過労死等として労災申請された事案である.この事案解析は労働安全衛生総合研究所の過労死等防止調査研究センターが担っている.本シンポジウムでは,精神障害事案について以下の解析結果を報告し議論した:①精神障害の過労死等事案における業種別経年変化,②過労自殺事案における長時間労働や医療機関への受診状況,③長時間労働等の過重労働と精神障害.総合討論では,過労死等事案の持つ限界,通勤時間...

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  • 日本の慣習と法規制を考慮した通勤カープールモデル

    橋上 英宜, Yu Li, 繁野 麻衣子 電子電子情報通信学会論文誌A 基礎・境界 J107-A (1), 19-22, 2024-01-01

    ...日本独特の文化や慣習に適合かつ法規制に対応するための要件であろう受容性・安全性・収益性を統合した通勤カープールモデルを提案する....

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  • 遠隔会議の発話衝突を自動的に肯定化するシステムの提案

    木村, 仁, 大仲, 健汰, 桑宮, 陽, 小林, 稔 ワークショップ2023 (CN Workshop 2023) 論文集 2023 9-16, 2023-11-16

    ...遠隔会議には通勤時間や費用の削減,感染症のリスク対策,環境保護などの利点がある一方,映像や音声に遅延が生じること,取得できる非言語情報が限られていることから,2 名以上が同時に発話を行う「発話衝突」が頻繁に起こる.また,この現象が盛んに起こる遠隔会議では参加者がストレスを顕著に感じることが報告されている.そのため,本研究では発話衝突により生じるストレスの軽減を目的とし,参加者に発話衝突を肯定的に捉えさせる...

    情報処理学会

  • 右折禁止規制を設けた放射・環状型交通網の移動について

    塩野 直志, 鵜飼 孝盛 都市計画論文集 58 (3), 1117-1123, 2023-10-25

    ...<p>放射・環状路からなる都市での通勤において,右折禁止が導入されると,通勤時に住居から職場,職場から住居のいずれかの距離が増えることがある.そこで,本研究では稠密な放射・環状型交通網からなる円盤都市において右折制限が設けられた場合の移動距離,流動量の変化に関して分析を行った.右折制限による二通りの大回り経路を考え,距離分布および流動量を求めることで小回り経路と比較を行うとともに,大回り経路と小回り...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 自治体別通勤・通学時利用交通手段構成の変化パターンとコンパクトシティ政策との関係性

    髙野 裕作 都市計画論文集 58 (3), 1654-1661, 2023-10-25

    ...本研究では、2000年、2010年、2020年の国勢調査における通勤・通学時利用交通手段の自治体別集計データから、自治体特性と交通手段構成の関係性、交通手段構成の変化パターンを分析した。結果として、コンパクトシティ政策への取組みがモータリゼーションの抑制に寄与しているという傾向は示されなかったが、今後の計画の検討、制度の改善のための基礎的な知見を示すことができた。</p>...

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  • 天候情報を活用した大型小売店舗の来客数予測

    田中 博生, 野村 忠慶, 西山 昇 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (FIN-031), 154-155, 2023-10-10

    ...対象となった店舗は都心へ電車通勤できる郊外に位置する。大型小売店舗にとって毎日の来客数予測は、仕入れ数量に関係することもあり重要である。通常の来客数予測は、店長等の現場責任者がそれまでの経験から2,3日後の来客数を予測している。本プロジェクトでは、各店舗の来客数をモデルにより予測、情報共有する仕組みを検討した。...

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  • フィリピン・南北通勤鉄道事業CP01工区におけるRRR工法適用事例

    内田 裕之, 吉田 朋広, 田中 哲也, グエン ホークアン ジオシンセティックス論文集 38 (0), 186-192, 2023-10-10

    本論文(報告)は,フィリピン国にて初めてRRR盛土補強土擁壁を適用した当該工事の実施状況を報告するものである.当該対象工法は,ODAの有償資金協力対象案件(STEP案件)であり,既設高速道路下に計画されている本線部の盛土,車両基地から本線に繋がる分岐線部及び車両基地外周擁壁工事の軌道近接範囲の盛土に適用されている.施工着手前に検討した事項や写真を用いた状況報告に基づき,今後の改善・要望点について…

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  • 都市部における在宅勤務の増加がCO<sub>2</sub>排出量に与える影響の分析

    金森 有子, 池田 晃一, 有賀 敏典, 松橋 啓介, 森田 舞, 増井 利彦 環境科学会誌 36 (5), 173-184, 2023-09-30

    ...その結果,現在の都市部における在宅勤務者は,(a)もともと公共交通を利用して通勤していたことにより,在宅勤務になっても,通勤に伴うエネルギー消費削減効果がほとんどないこと,(b)在宅勤務が浸透し,出勤人数は減っているにもかかわらず,オフィスの面積を削減する等の対策が実施されていないケースが多く,オフィスにおけるエネルギー削減効果があまり見込めない,(c)全体としては,むしろエネルギー消費量が増加している...

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  • 運動習慣の心理的プロセスの探究

    髙見 和至 スポーツ心理学研究 50 (2), 62-75, 2023-09-30

    <p>The objective of present study was to investigate psychological process of exercise habit from the perspective of habit strength. In study1, undergraduate students and adults answered two kinds …

    DOI Web Site 参考文献39件

  • 社会地区分析を用いた筑波研究学園都市の変容の記述

    広兼 靖也, 雨宮 護 都市計画報告集 22 (2), 268-274, 2023-09-07

    ...における社会の変化を捉えるために,社会地区分析を用いて,その結果からつくば市の変容の様子を記述した.分析の結果,①研究学園地区,TX沿線開発地区,周辺開発地区という区分に対応した社会地区が形成される一方で,この10年間で社会地区が多様化したこと,②特にTX沿線開発地区において大きな社会変化があったこと,③国家公務員宿舎廃止後の社会変化は,社会地区を変えるほどのものではなかったこと,④市南部で,他県に通勤...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • コロナ禍1年目・2年目の家事労働――コロナ禍で増えた男性の家事は維持されているのか――

    柳田 愛美, 柳下 実, 不破 麻紀子 家族社会学研究 35 (1), 20-31, 2023-04-30

    ...<p>2020年に始まった日本における新型コロナウイルスの感染拡大により,働き方や生活に大きな変化が生じ,先行研究からは男性の家事遂行が増加したことが示されている.本稿は,働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査および同調査のオンライン特別調査を用い,コロナ禍で増加した男性の家事遂行が定着したのかを検討した.また,補完的に男女の家事頻度に労働時間・通勤時間・同居子が与える影響がコロナ禍1年目と2...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 世帯効用モデルと基幹統計に基づく全国都市雇用圏の効用の推計

    紀伊 雅敦, 奥村 夏音, 玉置 哲也, 梶谷 義雄, 鈴木 達也 都市計画論文集 58 (1), 110-117, 2023-04-25

    ...示した.この結果は,国土交通省の都道府県別の経済的豊かさの調査結果と整合的だが,本研究では都市間比較のためのモデル世帯を設定し,世帯効用モデルに基づき所得,住宅費,通勤所要時間の都市間の違いを効用として統合的,実証的に評価した点に学術的意義がある....

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 東京都心オフィスワーカーの働き方および通勤形態の特徴と将来の定着可能性に関する研究

    三浦 詩乃, 三牧 浩也, 中村 文彦, 北崎 朋希, 大森 啓史, 湯川 俊一 交通工学論文集 9 (3), 47-60, 2023-04-01

    ...<p>企業の自己判断でリモートワークの継続・縮小・取りやめを選択しやすくなったコロナ禍第6波時点に着目し、本研究は、東京都心3区のオフィスワーカーの働き方と通勤形態の特徴を明らかにすること、コロナ禍収束後に向けた同ワーカーの通勤形態に関する意向およびその通勤圏に立地する企業の総務・人事担当者の方針から、ピーク時通勤を望まないワーカー層の意向の実現における課題を提示すること、これらを総括して通勤形態の...

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  • 観光地への混雑課金導入が周遊行動に与える影響の分析

    櫻井 陸斗, 五百藏 夏穂, 福田 大輔 交通工学論文集 9 (4), A_128-A_137, 2023-04-01

    ...その対策の一つとして混雑課金の導入が検討されている地域もあるが,既存の導入事例の多くは通勤交通が卓越した都市中心部を対象としており,過去の事例を参考に観光地での施策導入効果を予測することは難しい。本研究では,観光周遊行動を対象としたアクティビティ型交通行動モデルを混合整数計画問題の枠組みを拡張して構築した。...

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  • 健康問題をもつ老年期の看護職が就労継続を可能にする工夫

    櫻井 理恵, 杉本 知子, 相馬 由紀子, 佐伯 恭子 千葉県立保健医療大学紀要 14 (1), 1_94-1_94, 2023-03-31

    ...</p><p> 老年期の看護職は,現在,仕事を制限するほどの影響は生じていないものの,年齢的に不調をきたしやすいことを考慮し,「日勤中心の勤務への変更」「通勤しやすい職場の選択」など【気力・体力に合った就業環境の選択】をしていた.また,細かい文字を見る,腰部に負担がかかるなど「精神的・肉体的負担の重い業務の回避」をしながら,「自分ができる業務を率先して実施」し,「他スタッフと業務の協力」を行い,【自分...

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  • テレワーク実施で観光行動は変化するのか?

    高尾 美鈴, 中村 知誠, 後藤 孝夫, 中村 彰宏 交通学研究 66 (0), 63-70, 2023-03-31

    ...あわせて、旅行経験のある旅行者のなかで①通勤時間が長く時間制約の強い人ほど、②小中高生など場所の制約の強い人が同行者であるほど、テレワーク実施で観光行動を変更させる可能性が高いことが明らかとなった。...

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  • コロナ禍における都市鉄道の通勤需要変化に関する分析

    安達 晃史, 水谷 淳, 平田 一彦, 藤井 成弥 交通学研究 66 (0), 23-30, 2023-03-31

    ...本研究では、COVID-19が都市鉄道の通勤需要に与えた影響について3種類の定量分析を行い、以下の4点を明らかにした。①テレワークの進展による出勤率の低下が都市鉄道の通勤需要減少と連動している、②通勤距離が長くなるほど、テレワークの選択確率が上がる、③通勤距離が長くなるほど、通勤手段の変更は難しくなる、④通勤手当支給の変化はテレワークの選択や通勤手段の変更と強く相関している。...

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  • テレワーカーの地域分布に関する実証研究

    鳩貝 耕一, 佐藤 彰男, Koichi HATOGAI, Akio SATOU 甲南大学全学共通教育センター紀要 = Memoirs of the Center for Education in General Studies, Konan University 1 23-33, 2023-03-23

    ...標準地域コードを用いたテレワークの実態解析では、テレワーカー率が衛生都市に居住し政令指定都市に通勤する就業者で最も高く、その理由のひとつとして通勤時間の長さが挙げられることを示した。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 通勤形態の変容を踏まえた都市構造評価指標の再考

    宮木 祐任, 小松﨑 諒子 都市計画報告集 21 (4), 524-531, 2023-03-10

    ...本報告では、通勤形態の変容を踏まえた昼間の滞在者数の変化を評価する指標を既存の指標をベースに再考し、東京都市圏の市区町村を対象にその感度を把握した。その結果、週当たり昼間滞在者数は多くの市区町村で増加する一方、都心では減少する傾向が明らかとなり、今後、都市構造等の評価を行う上で通勤や在宅勤務の頻度を考慮する重要性が示唆された。</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 双葉郡8町村における自治体職員の現状と課題

    鈴木 伶音, 髙橋 和詩, 荒川 知輝, 田澤 士琉, 佐藤 陽菜乃, 川﨑 興太 都市計画報告集 21 (4), 439-446, 2023-03-10

    ...本研究を通じ、原発事故後には非正規職員が増加しており、原発事故前の行政経験がある正規職員は全体の3割にすぎないということ、業務量が多いと感じている職員が多く、遠距離通勤や家族との別居など、原発事故による被害を引きずっている者が少なくないことが明らかになった。...

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  • 大規模GPSデータを用いた人流変化の分析

    土井, 一磨, 大西, 正輝 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 67-68, 2023-02-16

    ...携帯端末の普及およびICT技術の発展により,ユーザのさまざまな情報をリアルタイムで取得できるようになりつつある.その中でも特にGPS機能から得られるデータは,大規模な人の移動の分析を可能にし,広く活用されている.現在,世界的な感染症の蔓延により,日本では外出自粛が求められ,人々の生活が変化していると考えられる.本稿では,長期にわたって計測された日本全国規模のGPSデータを用いて通勤,通学や娯楽などの...

    情報処理学会

  • 上信越地域における高速交通体系を利用した医療従事者の通勤圏拡大と医療提供体制の変化

    三原 昌巳, 大谷 友男, 櫛引 素夫 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 268-, 2023

    ...</p><p>そのような問題意識を背景に、三原ほか(2022)では、新潟県の上越医療圏と長野県の北信医療圏の2医療機関において、常勤医と非常勤医の双方にみられた新幹線通勤通勤圏は関西圏から東京圏まで広範囲であること、それゆえ、新幹線通勤の交通費負担が病院経営を圧迫していることなどを明らかにした。...

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  • 全国郵便番号界ウォーカビリティ指標の整備と有用性の検討

    谷本 涼, 埴淵 知哉, 中谷 友樹 季刊地理学 75 (1), 16-26, 2023

    ...分析の結果,通勤通学,日常生活,散歩といった目的別の歩行時間とJPWIの間には,いずれも有意な正の相関が確認された。さらに,住所レベルのWIを用いた分析との比較を通じて,JPWIが近隣レベルのウォーカビリティ指標として有用であることが示された。</p>...

    DOI Web Site 研究データあり 参考文献15件

  • 保育所送迎から捉える父親の育児協力要因

    佐藤 将 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 154-, 2023

    ...通勤時間・勤務時間・勤務先関係の比較</p><p> 今回の分析では1日の生活行動の通勤時間,勤務時間の平均値で比較と,都心5区(ここでは千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区を対象)への通勤者比率の比較を行う.保育送迎者の通勤時間は自宅から送迎先を経由して勤務先までの所要時間とした....

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  • 生体組織の光学的特性に基づいた非接触血流計測における脈波抽出手法に関する検討

    五十嵐 朗, 山本 裕大, 種池 緋菜, 松下 航大, 林 拓世 生体医工学 Annual61 (Abstract), 244_1-244_1, 2023

    ...通勤時間が削減でき,集中して効率的に働けるとの声がある一方,オンライン会議などで疎外感・孤独感を感じ,仕事の達成感や貢献度が得られにくく,テレワークを行うことで逆にストレスが増えていると感じる労働者も多い。また,教育現場においてもCOVID-19 の感染拡大により対面での授業が制限され,オンライン授業が大半を占めることになり,テレワークを行う労働者と同様にストレスや孤独感を感じている学生が多い。...

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  • 軽井沢町およびその周辺の新興別荘地区における現役世代のアメニティ移住

    鈴木 修斗 地理学評論 Series A 96 (1), 1-32, 2023-01-01

    ...<p>本稿では,軽井沢町およびその周辺の新興別荘地区へと移住した現役世代移住者の価値観・ライフスタイルと移住行動の関係を分析することを通して,アメニティ移住の現代的特徴を考察した.軽井沢町では北陸新幹線軽井沢駅開業後,東京圏からの移住者が増加している.特に町西部の新興別荘地区である追分地区で人口増加が著しい.そこに移住した調査対象者たちはホワイトカラー職に従事し,新幹線通勤やテレワークを利用する者もいる...

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  • 自動改札データを活用した鉄道利用者の通勤行動の変化の実態把握

    橋本 真基, 日比野 直彦, 森地 茂 土木学会論文集 79 (7), n/a-, 2023

    ...<p> 働き方改革の推進,新型コロナウイルス感染症拡大を背景に,テレワークが急速に進展し,通勤行動が大きく変化した.この行動変化を把握することは,今後の鉄道サービスを検討する上では重要であるものの,実行動に基づく定量的な分析は少なく,実態が明らかにされていない.そこで,本研究では,筆者らの先行研究を踏まえ,自動改札データを用い,鉄道利用者の通勤行動の変化を分析する.コロナの影響により,対象路線をほぼ...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 携帯電話基地局データを用いた鉄道の計画運休の運転再開時における滞在人口の時空間分析 -東京圏を対象として-

    佐野 拓真, 金子 雄一郎 土木学会論文集 79 (8), n/a-, 2023

    ...の計画運休を対象に,モバイル空間統計を用いて運転再開時の駅を含む500mメッシュ内の滞在人口の推移を把握した.その結果,9月の計画運休では多数のメッシュで9時台から12時台にかけて滞在人口が増加したこと,10月の計画運休では各時間帯で滞在人口に大きな変化はなかったことがわかった.以上の滞在人口の動向と各路線における運転再開時刻の明示の有無及び実際の運転再開時刻を照合した結果,9月の計画運休は平日で通勤需要...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • コロナ禍のテレワークによるCO<sub>2</sub>排出量低減効果の推定

    青木 えり, 平松 あい, 花木 啓祐 土木学会論文集 79 (26), n/a-, 2023

    ...<p> テレワーク実施者に対し,その頻度と通勤行動変化の調査を行い,CO<sub>2</sub>排出量低減効果を推定するとともに,ICT利用に伴うCO<sub>2</sub>排出量を概略評価し,地域特性も含めて比較した.通勤交通の鉄道依存が高い東京23区と,自動車依存が高い栃木県を対象に,2020年4–6月,11月をテレワーク最多時期とし1週間当たりの勤務と通勤状況を尋ね,東京23区(n=1032)...

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  • 群衆の状態に応じた最適な人数計数手法に関する一考察

    今井 龍一, 山本 雄平, 姜 文渊, 中原 匡哉, 神谷 大介, 野村 圭哉 土木学会論文集 79 (22), n/a-, 2023

    ...<p> イベント時や通勤時間帯に群衆の人数を計数することは,事故を未然に防ぐために重要である.近年,深層学習の高速化・高精度化により,画像から手軽に人数を計数する手法が開発されている.しかし,群衆の撮影条件は多様であるため,動画像中の人物のサイズやオクルージョンの度合いで人物の映り方も多様となる.そのため,1つの計数手法で様々な条件下の群衆の人数を正確に計数するのは困難である.そこで,群衆を撮影する...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 静岡県三島市の水辺空間における地域住民の場所イメージと環境行動

    中村 瑞歩, 山下 亜紀郎, 坂本 優紀 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 146-, 2023

    ...つの構成要素が抽出された.さらに,回答者の因子得点をもとにクラスター分析をした結果,「理想的な自然」と「静寂性」,「心理的親密性」の点数が正の方向に高い「癒しの場」型,「高揚感」と「牧歌性」の点数が正の方向に高い「好奇心刺激」型,それぞれの因子得点の絶対値が前二者に比べて相対的に低い「後景化」型に分類できた.また,アンケート調査と聞取り調査から回答者の環境行動を分析した結果,「癒しの場」型は移動や通勤...

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  • ポスト郊外化期における東京大都市圏外部郊外の選別

    清水 友輝 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 289-, 2023

    ...</p><p>3) 列車速度の高い鉄道路線の駅周辺は,都心への通勤利便性の高さと郊外の居住環境を両立できる地域であり,東京就業者,郊外核就業者の両者にとっての居住地選択の対象になる.このため,東京大都市圏における「選ばれる郊外」として位置づけられる.</p><p></p><p>付記</p><p>本研究は,東京大学CSIS共同研究(No. 1079)による成果である....

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  • 砺波市における都市機能の分散と田園地帯における都市機能の特性

    山本 沙野香, 村田 華子, 山本 充 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 312-, 2023

    ...田園における製造業の立地は,砺波市内外から田園への通勤流動をもたらしている.2015年国勢調査によると,砺波市から高岡市への通勤者は3694人,砺波市から富山市へは1745人であるのに対し,砺波市へは,高岡市から3534人,富山市から907人の通勤者をみている.富山県における,より上位の都市からの通勤流動がかなりあり,田園が雇用の面で,都市の一部として機能しているとみることができる.  ...

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  • 長野県御代田町における移住者の社会関係からみた定住化の進展

    本多 一貴 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 85-, 2023

    ...農村部への人口移動は1990年前後においては,就業(通勤)のために宅地化された都市近郊の農村部に移住する形態が多かった.2000年代に入ると,就農をはじめとする「田舎暮らし」を希求する移住がみられるようになった.そして,近年では田舎暮らしに限らず,理想的なライフスタイルの希求にともなう移住が増加傾向にある.そこには多様な背景がみられるため,混住化の様相も絶えず変化し続けていることが予想される.農村部...

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  • 『フェミニスト・シティ』を読む(3)

    久木元 美琴, 関村 オリエ, 熊谷 圭知 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 204-, 2023

    ...<p><b>都市とケア</b></p><p>報告者はこれまで,保育・子育て支援の地理学として,都市における保育サービス不足や子育て世帯の就業・育児の両立困難とその地域的背景を検討してきた.都市の保育サービス拡充や労働環境や長時間通勤の改善が急務であることは間違いない.しかし,それだけでは不十分であり,育児や介護,家事,コミュニティ活動など広義のケア行為やそれを担う人々が称揚されながらも周縁的な位置に...

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  • 千葉ニュータウンにおける21世紀初頭の居住地選択の新しい動向

    稲田 大晟, 坪本 裕之, 若林 芳樹 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 144-, 2023

    ...2022年10月に実施した質問紙調査から得られたものである.調査対象は千葉NT中央駅圏と印西牧の原駅圏に居住する世帯の世帯主またはその配偶者である.住区ごとに50~100軒ずつ合計1000軒にポスティング形式で依頼状を配布した.回答はGoogleフォームを用いたオンライン形式で行い,回収数は94件(回収率は9.4%)であった.質問内容は,個人・世帯属性,就業(労働状態,現在の就業地,片道の所要時間,通勤手段...

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  • 都市鉄道の需要構造変化を踏まえた時間帯別課金シミュレーション

    木村 彗留, 福田 大輔 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (5), I_919-I_937, 2023

    ...<p>本研究では,ポストコロナにおける都市圏の通勤鉄道需要の構造変化とラッシュアワーにおける時間帯別課金導入の影響分析を念頭に置いたマルチクラス乗客配分モデルを構築した.具体的には,2 種類の通勤スタイルが異なる通勤者を想定し,その出発時刻選択に関する均衡配分モデルと最適課金導出のためのシステム最適配分モデルを構築した.ポストコロナを想定した 3 種類の需要構造変化シナリオ((1) 在宅勤務の増加,...

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  • テレワークおよび時間集積の経済・不経済を考慮した通勤均衡モデル

    和田 健太郎, 岩見 悠太郎 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (5), I_899-I_909, 2023

    ...<p>本稿は,都市における通勤ラッシュに関わる時間集積の経済・不経済にテレワークが与える影響を分析する.具体的には,時間集積の経済・不経済を扱う Takayama<sup>1)</sup> の通勤均衡モデルをテレワーク(特に在宅勤務)を含むモデルへと拡張し,その均衡状態と社会的最適状態を理論的・数値的に分析する.そして,(i) テレワークの普及は始業時刻の集積を引き起こす(時差出勤と整合しない)こと...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 東京西郊の私鉄沿線における将来推計人口の時空間分析

    井上 孝, 井上 希 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 129-, 2023

    ...すなわち,これらの路線は,単に通勤・通学路線としてだけでなく,3都心とその後背地を結ぶ役割をも担ってきたと考えられ,比較的類似した成立基盤を有すると考えられる。そこで,本研究では東京西郊の3都心をターミナルとする私鉄沿線に着目し,その将来推計人口の時空間分析を行うことを目的とする。...

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  • 理学療法士を対象とした転倒災害に関するアンケート調査と好事例のヒアリング調査

    岡原 聡, 加藤 芳司, 明日 徹, 佐藤 友則, 川村 有希子, 山崎 重人, 川又 華代 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 59-59, 2022-12-01

    ...項目別に重複回答の多い順として、転倒の発生場所は通勤を含む屋外が52件、屋内では玄関・階段が26件であり、発生時間帯は午前42件、わからない41件、午後34件であり、要因は急ぎ、小走り時の転倒49件、わからない36件、滑りやすい床など25件であった。</p><p>転倒ヒヤリハット発生は、131施設(14.0%)で生じていた。...

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  • 就労者の疼痛に着目したアンケート調査

    青木 真也, 小保方 千穂 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 60-60, 2022-12-01

    ...</p><p>調査項目は(1)基礎情報(年代・性別・職種)(2)生活要因{平均睡眠時間・運動習慣(月間の運動日数)・ストレスの程度(NRS)}(3)仕事内容(残業時間・通勤時間)(4)疼痛詳細{疼痛の有無・疼痛部位(身体部位を10箇所に分けた中から複数選択可)・疼痛を感じる動作(自由記載)疼痛の程度(NRS)}(5)希望(PT派遣・運動器健診)とした.(1)・(4)~(5)は選択式とした.疼痛群と非疼痛群...

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  • コロナ禍におけるスマートフォンアプリの専門職監修プログラム介入による労働者の体重管理効果

    川村 有希子, 大谷 遼子, 長田 直記, 鈴木 芳恵, 小林 寿之 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 120-120, 2022-12-01

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>近年、新型コロナウイルス感染症の影響により、企業は「働き方」の変化を余儀なくされ、リモートワークによる通勤機会の減少や活動自粛から、健康被害やコロナ太り等のリスクが懸念されてきた。このような中で、スマートフォンアプリのようなICTを利用した健康施策は、集団・密を避け、企業の労働者に遠隔から介入を促すことができるツールとして、よりその注目度が増している。...

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  • 大学生のロコモ度調査 : コロナ禍前後での比較

    松永 直人 聖学院大学論叢 = 第35巻 第1号 (9152539), 77-84, 2022-10-28

    ロコモ度テストは移動機能が低下しているあるいはそれが進行しているロコモティブ・シンドロームを評価する簡便なツールである。本調査は本学学生7名を対象に,コロナウィルス感染の影響を受ける前の2019年度と影響後の2021年度でロコモ度テストを行い,その結果を比較した。その結果,移動機能が低下し始めているロコモ度1と判別された者が2019年度には2名であったのに対し,2021年度では6名と,対象者のほ…

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  • COVID-19パンデミックによる既存住宅取引量の傾向変化

    鈴木 雅智, 武藤 祥郎 都市計画論文集 57 (2), 320-328, 2022-10-25

    ...すなわち、都心の職場への通勤を前提に交通利便性を重視して住宅を選ぶのではなく、より快適性の高い、広い住宅や自然豊かな周辺環境を選ぼうとする傾向が生じつつあると考えられる。</p>...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 平成の大合併における自治体隣接関係の変化と遠隔型連携の可能性

    田宮 圭祐, 川辺 怜, 鈴木 勉, 大澤 義明 都市計画論文集 57 (3), 1484-1490, 2022-10-25

    ...<br />外部性や移動抵抗を考えると,広域連携では,地理的に一体性を有する地面でつながる隣接が本質である.そこで本研究では地理的隣接性の影響を抽出する.そのため,人口規模や面積,人流や物流の流動性,通勤・通学などを考慮しない.広域連携では施策内容を想定せず,また市町村合併でも編入と新設とを区別せず,自治体の組み合わせのみに注目する.</p>...

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  • COVID-19流行下での「郊外への分散」の発生要因

    武田 陸, 久米山 幹太, 谷口 守 都市計画論文集 57 (3), 1132-1139, 2022-10-25

    ...えられる.そこで本研究では,独自アンケートをもとに,「郊外への分散」のもととなったCOVID-19流行の影響を反映させた転居を行った人の特徴を捉え,転居者の属性や転居先選択志向の変化の観点から「郊外への分散」の発生要因を分析した.その結果,1)COVID-19流行の影響を反映させた転居の実施には職業,世帯年収,在宅勤務実施頻度などの要因が影響を与えていること,2)個人の転居先選択志向の変化には感染不安,通勤...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 中京都市圏における通勤・通学フローに着目した最適な立寄り型施設の配置駅

    田中 健一 都市計画論文集 57 (3), 1010-1017, 2022-10-25

    ...<p>中京圏の鉄道網を利用する通勤・通学フローを対象として,フローの空間特性の分析ならびに立寄り型の施設の配置場所を求めることを目的とする.大都市交通センサスの中京圏の調査対象地域の鉄道路線をもとに鉄道網データを作成し,経路情報が再現可能な通勤・通学フローをデータ化する.そして,通勤・通学フローのうち,途中通過する鉄道駅のどこかに施設が存在するようなフローの流量に着目し,流量を最大化するように,指定個数...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 大都市圏郊外自治体における個人市民税の減少と人口・職業構成との関係

    佐藤 洋 経済地理学年報 68 (3), 195-215, 2022-09-30

    ...よりも税収増減率が低く,財政運営が厳しくなる.特に中区,青葉区,都筑区を中心として人口増減率と税収増減率の乖離が大きくなり,市全体へ拡大する.②税収増減率には所得水準が高い団塊ジュニア世代(1970年代前半コーホート)男性,1960年代前半・後半コーホート男性の割合が大きく影響する.③当該3コーホート男性の割合が高い区では当該男性の減少率が高く,職業構成と通勤先,転出者割合と転出先の特徴には差異がある...

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  • New NormalにおけるGLP試験実施現場の変化に関するアンケート調査結果

    辻 暁司, 宅見 あすか, 甲田 章, 山口 晃輝, 児玉 晃孝 谷本学校 毒性質問箱 2022 (24), 80-87, 2022-09-17

    ...一方、就業面では、職場への通勤時の感染リスク及び職場でのクラスター発生等を避けるために、テレワーク勤務の導入が進んだ。本邦における2020年1月~2022年2月の新規感染者数の推移<sup> 1)</sup>及び東京都におけるテレワーク導入率<sup> 2)</sup>を<b>図1</b>に示す。2020年3月からの新規感染者数の増加に伴って最初の緊急事態宣言が発令された。...

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  • コロナ渦中の子育て世帯の通勤とケア労働に関する暫定的所見

    松尾 美和 国民経済雑誌 226 (3), 49-60, 2022-09-10

    本研究では,コロナ禍が子育て世帯の父親・母親の雇用に及ぼした影響,就労していた父親・母親の在宅許可率と実施頻度,そして父親や母親の在宅勤務増加が子供のケア労働分担に及ぼした影響について,オンラインアンケート調査を用いてデータを収集し,分析した。その結果,コロナ禍が子育て世帯の就労とケア労働負担に大きな影響を及ぼした様子が明らかになった。第一次緊急事態宣言時には,非正規職やパートタイム職を中心に雇…

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  • 特集:「ウェルビーイングとインフォプロ」の編集にあたって

    野村 紀匡 情報の科学と技術 72 (9), 327-327, 2022-09-01

    ...テレワークには,通勤時間が減る,オフィスよりも仕事に集中しやすい等の利点があります。一方で,同僚とのコミュニケーション不足や働き過ぎ等の欠点もあり,テレワーク中にメンタルの不調を感じた方もいるでしょう。また,コロナ禍でライフワークバランスや,自分にとっての幸せについて見つめ直す機会を持たれた方もいるかもしれません。...

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  • 遠隔会議における会議参加者の発話衝突への意識とストレス量の関連

    木村, 仁, 阿部, 花南, 築舘, 多藍, 小林, 稔 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 1061-1069, 2022-07-06

    ...COVID-19 の流行により,Web 会議システムの利用率が増加した.Web 会議システムを用いた遠隔会議には,通勤,出張などにかかる時間・費用の削減,環境負荷対策などの利点があるが,映像や音声に遅延が生じるなどの制限があるため,複数会議参加者が同時に話し出す発話衝突がさかんに起こる.これまで,遠隔会議で発話衝突が起こりやすいとされる要因や発話衝突確率の許容範囲について研究されてきたが,発話衝突がさかんに...

    情報処理学会

  • 自転車走行中の表情に基づく地点に対する潜在的快適性分析システムの検討

    山口, 琉太, 栗, 達, 義久, 智樹, Panote, Siriaraya, 下條, 真司, 河合, 由起子 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 1021-1027, 2022-07-06

    ...近年,健康的,経済的な交通手段として二輪車の利用が世界的で促進されている.また,COVID-19 の流行による自転車通勤の増加に伴い MaaS におけるラストマイルの移動手段となる二輪車が注目されている.本研究では,二輪車で走行中の表情と走行後の記憶から走行環境に対する潜在的な快適性を抽出し,得られたデータを用いて快適な経路推薦システムを実現する.二輪車走行中は歩行時と違い文字入力等のスマホ操作ができない...

    情報処理学会

  • COVID-19流行における交通手段の転換パターンと公共交通機関の利用継続・停止の特性把握

    岡田 将範, 氏原 岳人, 堀 裕典 都市計画論文集 57 (1), 106-113, 2022-04-25

    ...2)乗用車の利用は,「通勤・通学」では有意に増加したが,「趣味や娯楽」では乗用車の利用に有意差はみられなかった。3)「通勤・通学」では地方圏から首都圏にかけて代表交通手段の変化は大きくなったが,「趣味や娯楽」では居住地域による差は小さかった。4)公共交通の利用継続・停止においては、首都圏は駅への近接性が影響していたが,地方圏では運行間隔がそれに影響していた。</p>...

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  • 家計内生産を含んだ地代決定の分析

    竹中, 昂平 京都産業大学論集. 社会科学系列 39 349-378, 2022-03-31

    これまで標準的な都市経済学は付け値関数を用いて,都市の地代を分析してきた。しかし,都市経済学の主な研究の一つであるFujita [1989] が示した付け値関数は,効用水準を含むために具体的な付け値の値を導出できない。また,DiPasquale & Wheaton [1996] が示した付け値関数では,具体的な付け値の値は得られるものの,敷地面積が正常財ではない。本稿ではBecker …

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  • 1940 年代の女性教師の多忙感 ―特徴的な多忙感の語り方―

    滝川 弘人 教師学研究 25 (1), 1-10, 2022-03-31

    ...1年半に亘る調査期間の中で収集した 1940 年代に教職に就いた 11 人の元女性教師の語りから,多忙感の語り方の特徴を,通勤時間と自転車の役割,緩やかな学校の時間,助けられた人間関係に分類した。元女性教師の語り方の特徴を分析することで,ゆとりを生み出し学校の時間を作り,ネットワークの結び目となった新たな女性教師の姿を見出した。...

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  • 通勤と居住地

    紀伊 雅敦 IATSS Review(国際交通安全学会誌) 46 (3), 169-169, 2022-02-28

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  • 実都市データに基づいた3次元仮想空間におけるドライビングシミュレータの提案

    宮本, 華帆, 齊藤, 真生, 川合, 康央 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 91-92, 2022-02-17

    ...自動車は,現代社会に欠かせない存在であり,物資輸送,救急搬送,遠方への移動などに広く利用されている.また,近年では,新型コロナウイルスの影響により,電車やバスなどの公共交通機関の3密による感染を避けるために,通勤・通学に自動車を使用することも見られた.しかし,一方で,自動車利用者の増加は,交通事故発生率の増加につながる可能性もある.近年,自動車による交通死亡事故は減少傾向にあるが,交通量の多い地域では...

    情報処理学会

  • 新型コロナウィルスが世界の公共交通に与える影響と地理学上の考察

    田中 圭介 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 193-, 2022

    ...他方、公共交通は、医療従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーの交通手段として重要な役割を果たすとともに、特に開発途上国においては、他の代替交通手段がないことから、市民の通勤・通学手段として必要不可欠な存在となっている。そのため、世界の公共交通事業者は、新型コロナウィルス禍においても、様々な対策を講じつつ、安全な公共交通の運行に向けて様々な対策を講じている。...

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  • 短距離交通体系の日韓比較に関する予備的報告

    柴田 卓巳 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 197-, 2022

    ...<p>Ⅰ 初めに</p><p>日本の植民地支配に伴い,戦前の朝鮮半島には,日本と類似した鉄道による交通体系が形成されていた.すなわち,駅間距離が比較的短かったため,鉄道は中・長距離輸送のみならず,短距離(通勤・通学による日常的な移動が行われる距離で,概ね30km以内を想定)輸送をも担うことが可能であった.戦後,日本では鉄道が短距離輸送も中・長距離輸送も担い続けた.特に,モータリゼーションの進行と共に...

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  • 地方総合病院における医療従事者確保の動向

    三原 昌巳, 櫛引 素夫, 大谷 友男 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 224-, 2022

    ...非常勤医は、首都圏だけでなく京都や名古屋から通勤していることが特徴である。常勤医はA病院と同様に、近県からの新幹線通勤がみられる。 A、B病院ともに、新幹線で通勤する医師が一定数確保されており、地域医療の提供体制を充足することに貢献している。しかし、新幹線通勤により通勤費の支給額は多く、病院の経営を圧迫している。...

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  • 2014年人口・住宅センサスからみたヤンゴンの居住分化

    日野 正輝, TIN MOE LWIN, RANDANI Fatwa 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 17-, 2022

    ...都市内での住民の移動手段は主にバスに依存しており、通勤時間のことを考慮すると、都心部から遠く離れた場所に居住することは難しい。さらに、ヤンゴン市域外では、電気・水道の普及も遅れている。自動車の保有世帯率もヤンゴン管区全体では8%である。これらのことが人口の郊外移動を押しとどめる要因と考えられる。...

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  • マーケティング概念を援用したエコ通勤のリブランディングとその効果の実践的検証

    中道 久美子, 片桐 暁, 井村 祥太朗, 萩原 剛, 菅原 鉄幸 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (6), II_651-II_667, 2022

    ...<p> クルマから環境にやさしいエコな通勤手段に転換する「エコ通勤」に取り組んでいると認められる事業所を公的に認証する「エコ通勤優良事業所認証制度」の登録数は,近年頭打ちとなっていた.そこで,登録数獲得に向け,意匠だけでなく計画も含む本来の意味の「デザイン」の専門知識を取り入れたリブランディングが進められている.本稿では,1) マーケティング理論の一概念であるカスタマー・ジャーニーに沿った計画に基づく...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 習慣解凍の影響を考慮したCVMによる首都圏満員電車の不効用評価

    田中 皓介, 福井 智也, 柳沼 秀樹, 寺部 慎太郎 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (6), II_760-II_770, 2022

    ...供給側のさらなる対策や需要側の態度・行動変容を促すには,まず,現状の満員電車による負担を正確に把握し見える化する必要がある.ただし,通勤者は習慣的な行動がその不効用の主観的評価に影響をおよぼし,実際の行動データもそうした影響が反映されたものと想定される.そのため本研究では,仮想的市場評価法を用いて,満員電車通勤による不効用を評価し,習慣行動の影響も考慮した.結果,満員電車通勤・通学の不効用は朝だけで...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献7件

  • エコ通勤の普及促進戦略づくりに向けた認証制度登録要因の現状に関する一考察

    中道 久美子, 井村 祥太朗, 萩原 剛, 菅原 鉄幸 土木学会論文集F5(土木技術者実践) 78 (1), 26-36, 2022

    ...<p> 通勤手段を過度に自動車に頼る状態から公共交通や自転車などをかしこく使う方向へと自発的に転換することを促す「エコ通勤」は,環境対策とともに,健康増進,駐車場経費削減,企業イメージ向上,渋滞対策,公共交通活性化等にも重要である.しかし,「エコ通勤優良事業所認証制度」の登録事業所数は,近年頭打ちとなっていた.そこで,本稿では,1) 最新のブランディング戦略を取り入れたエコ通勤プロモーション刷新の検討状況...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 自動運転車における空間特性とコミュニティ形成の検証(その2)

    村上 諒叡, 杉山 弥優, 伊藤 孝紀, 杉戸 亮介 日本デザイン学会研究発表大会概要集 69 (0), 290-, 2022

    ...テンポの遅いBGMは読書や休憩といった一人の行為、テンポの速いBGMは雑談や会議といった複数人の行為や通勤・通学といった行為をおこないやすいと感じていることがわかった。また、テンポの速いBGMが会話が多いことがわかったのでBGMが会話を促したと考えられる。</p>...

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  • VRを用いた自転車利用者の通行場所選択に及ぼす要因分析

    石川 雄大, 嶋田 喜昭, 三村 泰広, 坪井 志朗, 菅野 甲明 日本都市計画学会中部支部研究発表会論文集 33 (0), 75-78, 2022

    ...自転車は環境負荷の低い交通手段として、短距離の移動や、コロナ禍において通勤・通学時に公共交通の利用を避けるためなど、利用ニーズが高まっている。2012年11月に国土交通省道路局および警察庁交通局が「安全で快適な自転車利用環境 創出ガイドライン」を作成し、自転車通行空間の計画・設計の基本方針等を明確化にし、自転車通行空間の整備が進められている。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 短時間屋外歩行が屋内での仕事・学習能力に及ぼす影響: 都市街区を想定した被験者実験

    浅野 裕樹, 中村 祐輔, 鈴木パーカー 明日香, 相場 祥平, 日下 博幸 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 79-, 2022

    ...<p>学生やオフィスワーカーは、通勤・通学や昼食などで、空調が効いた室内と暑い屋外とを日常的に行き来する。夏季の都市街区内での屋外歩行は強い熱ストレスがかかる。その様な環境では、たとえ短時間であっても、屋外歩行がその後の屋内での仕事や勉強のパフォーマンス(認知能力)を低下させる可能性がある。...

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  • 副業保有が労働者の就業姿勢に与える影響

    門 美月 Works Discussion Paper 62 (0), 1-30, 2022

    ...2019年以降の新型コロナウイルス拡大を契機に、通勤混雑の緩和や繁華街への人流抑制を目的とした企業による新しい働き方の模索が急速に進められてきた。リモートワーク拡大に伴い、副業や兼業を促進する企業の動きは活発化しており、2017年の働き方改革以降の追い風となっている。...

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  • テレワーク進展社会における都市鉄道戦略のための通勤行動の変化に関する研究

    阿久津 友宏, 日比野 直彦, 森地 茂 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (6), II_190-II_201, 2022

    ...<p> 働き方改革の推進および新型コロナウイルス感染症の拡大を背景に,テレワークは急速に進展し,通勤行動が大きく変化している.しかしながら,この通勤行動をはじめとする都市鉄道需要の変化については,今後の鉄道サービスやまちづくり等に関係する重要な変化であるものの,実行動に基づく定量的な分析が少なく,実態が明らかにされていない.本研究では,自動改札データと定期券情報を用いることにより,延べ利用回数を利用者数...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • 東京大都市圏における2人目出産前後の子育てと仕事の両立化に関する研究

    佐藤 将 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 121-, 2022

    ...<p>通勤動向の視点から2人目出産後の子育てと仕事の両立可能性に関する分析を試み,育休からの職場復帰を困難にしている要因を長時間通勤が起因していることを指摘されており,就業継続にある程度の成果が示されている.一方で,この10年で共働き世帯も大きく増加している点や,2015年に施行された子ども・子育て支援新制度によって子育て環境が変化したことにより就業継続要因が変容していることが考えられる.これを踏まえて...

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  • 観光地への混雑課金導入が周遊行動に与える影響の分析

    櫻井 陸斗, 五百藏 夏穂, 福田 大輔 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 109-116, 2022

    ...<p>近年,観光客数増加に伴うオーバーツーリズムが世界的に問題視されている.その対策の一つとして混雑課金の導入が検討されている地域もあるが,既存の導入事例の多くは通勤交通が卓越した都市中心部を対象としており,過去の事例を参考に観光地での施策導入効果を予測することは難しい.本研究では,観光周遊行動を対象としたアクティビティ型交通行動モデルを混合整数計画問題の枠組みを拡張して構築した.その上で,混雑による...

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  • 地方都市における自動車保有動機と交通手段の使い分けに関する研究

    浅野 周平, 大門 創 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 793-799, 2022

    ...第一に、通勤目的では、移動頻度に差がなく、交通手段の使い分けをしている人が少ない。第二に、買い物目的で、移動頻度が低い層では、交通手段の使い分けをしている人が少ない。第三に、買い物目的で、移動頻度が高い層の「移動利便性重視層」では、既に交通手段の使い分けをしている人が多い。...

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  • 政治地理学における新たなリスケーリングの展開

    花谷 和志 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 114-, 2022

    ...他方, 行政地理学の分野では森川の通勤圏との関係からみた「平成の大合併」に関する研究(森川2011)があるが, その後市町村合併を日常生活圏との関係から論じた研究は管見の限りローカル・ガバナンスの観点から論じた研究(久井2019)にとどまっている....

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  • 大都市圏郊外地域の類型の変遷とその要因

    曹 奕 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 88-, 2022

    ...</b><b>はじめに</b></p><p>日本の郊外開発は「自給自足、職住近接」の田園都市構想に対して、中心都市への鉄道通勤を前提として行われたものが多いため、中心都市に依存する立場にあった。1910年の室町住宅地(現・池田市)の開発をはじめ、高度経済成長期にいたるまで大規模な郊外住宅地やニュータウンが開発されてきた。...

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  • 改修事業後のヤンゴン環状鉄道への手段転換意向に関する研究

    桑山 翔也, 松行 美帆子, 中村 文彦, 田中 伸治, 有吉 亮 土木学会論文集D3(土木計画学) 77 (5), I_687-I_696, 2022

    ...アンケート調査を実施し,その結果を二項ロジットモデルにより分析を行った.その結果,改修事業後も主要な利用者は,駅周辺に居住し,駅周辺に通勤する者であり,バスを乗り継いでの YCR の利用については抵抗が大きいこと,長時間通勤や交通渋滞による遅延時間の長い利用者は YCR 利用意向が高いことなどが明らかになった....

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 日本における「場所の力」の議論の展開可能性

    市道 寛也 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 27-, 2022

    ...この劇は、脚本を担当した舞台女優A氏と、港区役所職員、港区の住民、港区への通勤者で構成されるチームが制作した。出演者全員が港区に関係する人物であるように、朗読劇の制作と上演を通じて、地域活動の活性化が目指された。本研究では、朗読劇を制作したチームや、NPO法人南市岡地域活動協議会などに対して実施した聞き取り調査の情報を用いる。...

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  • テレワークに関する障害者のニーズ等実態調査

    堂井 康宏, 伊藤 丈人, 野澤 紀子, 安房 竜矢, 布施 薫 調査研究報告書サマリー 2 (0), 41-48, 2022

    ICT(情報通信技術)を活用したテレワークについては、障害者雇用においても、その有用性が指摘されている。本調査研究では、就労や求職活動を行っていない人々も含めたアンケート調査により、障害者のテレワークに対するニーズ等を明らかにするとともに、テレワークを経験した障害当事者と、障害のある社員がテレワークで働いている企業の人事担当者等にヒアリングを行い、障害者のテレワークが直面する課題とそれらへの対処…

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  • 郊外住宅団地という場所性の生成

    市道 寛也 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 55-, 2022

    ...</p><p> 一方で、高度経済成長期には、住宅や道路などの社会資本の整備が遅れ、郊外住宅団地では、通勤通学難や保育所不足などの「初期不良」問題が発生した(住宅金融公庫20年史編さん委員会 1970: 204; 金子 2017: 137)。このような問題を郊外住宅団地の住民が克服する過程は、原(2012)、和田(2015)、金子(2017)、市道(2020)などで明らかにされてきた。...

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  • 女性の社会進出と新型コロナウイルス感染症拡大が居住地・従業地選択に与えた影響

    町島 庸介, 森地 茂, 日比野 直彦 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (6), II_785-II_797, 2022

    ...があるが,鉄道利用実態から分析された研究はなされていない.本研究では今後の首都圏路線の沿線活性化に向けた基礎分析とするため東武伊勢崎線・東上線をケーススタディ対象として,男女別鉄道利用実態と利用変化の影響を明らかにする.鉄道利用データ分析からは両線において女性の23区従業者が増えており,居住地・従業地選択として乗り換えの容易さが重要視されていること,COVID-19により都心3区とその周辺区における通勤者...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 並行在来線が地域医療に持つ可能性と課題

    櫛引 素夫, 大谷 友男 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 66-, 2022

    ...</p><p></p><p><b>3.導入の背景</b></p><p> 取り組みの端緒は通勤・通学と並ぶ「第三の利用の柱」を開拓しようという20代男性社員の発案だった。コンセプトの核は、公共交通機関の使命、および「安心感の提供」である。「見守られての通院」、さらに「何かあった時に鉄道を使える、という選択肢の提供」を強く意識している。...

    DOI

  • 集積の経済を考慮した都市経済分析手法の開発

    杉本 達哉, 高山 雄貴, 髙木 朗義 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (4), 166-177, 2022

    ...では,都市内スケールの社会資本整備の長期的効果を評価可能な都市経済分析手法を開発する.そのために,集積の経済を考慮し,かつ,複数都心の内生的形成・崩壊現象を説明可能なモデルを構築した.そして,安定均衡状態を効率的に得るための分析手法と,実空間での分析を可能とするための系統的なパラメータ設定方法を提示した.さらに,本分析手法が詳細・広域な実空間に適用可能であることを示すため,金沢都市雇用圏を対象に,通勤費用改善...

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 郊外住宅地における高齢者の帰属意識

    岩井 優祈, 岡田 晃暉, 中村 瑞歩, 久保 倫子 地理空間 15 (3), 283-293, 2022

    ...調査参加者は郊外第一世代に相当し,都心通勤を経験した男性と専業主婦の女性で構成される。分析の結果,調査参加者の帰属意識は主に住民同士の社会的つながりによって形成されていたことがわかった。女性居住者は入居当初から交友関係を長く形成してきた一方,男性居住者は退職後に新たな関係を構築する傾向が確認された。...

    DOI

  • 中国・南京大都市圏の拡大にともなう都市間通勤行動の出現

    阿部 康久, 朱 姝尭 都市地理学 17 (0), 32-, 2022

    ...本稿では,中国・南京大都市圏における馬鞍山市から南京市中心部への長距離通勤者を対象として,長距離通勤を選択した背景を,通勤者の職種や居住形態,通勤手段,通勤費用等の面から検討した.調査方法としては,主に南京市に通勤する馬鞍山市民17人を対象としたインタビュー調査を行い,上記の点を検討した.調査結果として,調査対象者らは大卒以上の学歴を持ち,ICT技術者等の比較的高収入な専門職として就業している人たちであり...

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  • COVID -19 pandemic がオレゴン州ポートランドのMobility Mix に与える影響

    近藤 紀章, 田中 勝也 環境情報科学論文集 ceis35 (0), 49-54, 2021-11-30

    ...Pandemic は健康,収入に影響を与える一方で,通勤や子育て,介護といった社会属性によって影響が変わる。交通意識と通勤実態から,15 分以内の近距離通勤には大きな変化はないものの,徒歩による公共交通のFirst mile とLast mile が減少している。...

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  • アメリカの都市郊外化と「交通カルチャー」の変容

    塙 武郎 IATSS Review(国際交通安全学会誌) 46 (2), 130-138, 2021-10-31

    ...富裕層は大都市郊外のカウンティに居住し、クルマ通勤を、貧困層は都心に居住し、公共交通機関を利用している。本稿は、アメリカ大都市圏の交通に関する人々の経済的・文化的な価値や慣習を「交通カルチャー」と定義した上で、都心の貧困層を交通面から支援する福祉政策の意義について、再分配政策の視点から評価する。</p>...

    DOI Web Site

  • 混んでいる時ほど高い料金?

    栗田 啓子 IATSS Review(国際交通安全学会誌) 46 (2), 113-120, 2021-10-31

    ...第一の側面として、フランスでは、通勤・通学客を主体とする都市内交通と観光客を主体とする都市間交通が明確に区別されていること、第二の側面として、フランスに固有の政府のエンジニアが公共交通の価格設定や差別料金の理論化に取り組み、差別料金が社会全体の利益に貢献することが納得的に示されたことを明らかにした。</p>...

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  • 職住融合型暮らし実現による郊外住宅地の再生にむけての課題

    齊藤 広子 都市計画論文集 56 (3), 1261-1267, 2021-10-25

    ...テレワークの希望は、職種、年齢、勤務場所、通勤時間、自宅の立地、家族構成等により異なる。通勤から解放されることが一番大きな理由である。テレワークを住宅地において推進するには、食、運動、気分転換、仕事の支援(場や機会)等の機能を住宅地に導入することが必要である。</p>...

    DOI Web Site

  • 東京圏における保育士不足がもたらした地方圏の保育労働市場への影響

    甲斐 智大 経済地理学年報 67 (3), 149-171, 2021-09-30

    ...<BR>    これまで各保育所は自宅からの通勤を前提として新卒保育士を募集してきた.東京圏を中心に保育ニーズが拡大するなかで,東京圏の法人は保育士の待遇を改善し,地方圏へと採用エリアを拡大させた.その結果,宮城県では東京圏への労働力の流出が顕在化し,それに歯止めをかけるべく宮城県での保育士に対する待遇は向上し,宮城県の保育士の就職先の選択肢は拡大した.他方,青森県へも東京圏法人の参入がみられるものの...

    DOI

  • 日常的な移動と主観的幸福感の関係性

    毛海 千佳子 同志社商学 73 (2), 593-623, 2021-09-17

    ...本稿では交通行動の視点から、これまであまり明確にされていなかった日常的移動(通勤移動含む)とSWBの関係性を、2010年以降10年にわたる主要英文雑誌の論文を対象に類型化してレビューすることから整理した。特に、両者の関係性を示す主な概念モデルと実証研究結果を結びつけて議論することで、確認されている関係性と今後の研究課題を明らかにした。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 〈論文〉新型コロナ感染者(人口あたり)の都道府県別差異の経済的背景

    安孫子, 勇一 生駒経済論叢 19 (1), 17-32, 2021-07-31

    ...人口10万人あたりの累積感染者数を被説明変数として回帰分析を行ったところ,人口密度,宿泊業・飲食業従事者の割合,県外就業率(他の都道府県への通勤者の割合),空港の旅客数などが有意にプラスの影響を与えている一方,第一次産業従事者の割合がマイナスの影響を与えているとの推計結果が得られた。本稿の知見が今後の感染症対策を検討する際の一助となることを期待したい。...

    機関リポジトリ

  • 地方観光地の宿泊業における労働力確保の特徴

    綱川 雄大 経済地理学年報 67 (2), 84-104, 2021-06-30

    ...が可能なローカルなスケールとなっている.これは,求人にかかるコスト負担の可否や,寮などの居住設備を提供できるか否かといった,宿泊施設の経済力の違いによる.宿泊業は職住近接な環境が望ましく,大規模宿泊施設は自らの持つ資本力に基づき,居住設備を整備することで労働の時間変動の問題を克服し,小規模宿泊施設は軽井沢町周辺からの通勤が可能な範囲によって,労働の時間変動の問題に対処していた.加えて長年,軽井沢町に...

    DOI

  • 世代間差異を考慮した地域公共交通計画における社会的便益評価手法の検討

    森谷 健太, 徳永 幸之 都市計画報告集 20 (1), 73-78, 2021-06-08

    ...公共交通利用者を,通勤利用者を想定した時間抵抗重視グループ,高齢者を想定した移動抵抗重視グループに分けて評価を行った。その結果,それぞれの視点によって評価が異なること,それぞれの特徴に応じた課題の抽出を行うことができ,世代の違いを考慮して評価検討していくことの重要性を示すことができた。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 「新しい日常における森林活用の意向調査」の概要について

    田中 伸彦, 武田 惇奨 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 43-, 2021-05-24

    ...日本では2020年の初頭から、新型コロナウイルスへの感染が社会問題化し、旅行や通勤、出張等の国内外の移動や日常生活が大きく変化した。その様な状況下で、人々の森林に対する意向がどこへ向かうのかを予測するため、「移住」と「観光」をキーワードに3,200人規模のWEBアンケート調査を実施した。...

    DOI

  • 日本の都市部におけるシェアサイクル運営の課題

    鈴木 美佳 地理学評論 Series A 94 (3), 152-169, 2021-05-01

    ...<p>本稿では自転車の共同利用システムであるシェアサイクルについて,利用目的ごとの傾向と,現状における運営上の課題を明らかにすることを目的とする.三つの都市での事例から得た利用データの分析により,通勤・通学目的での利用が多い場合は駅を発着地とする移動が多く,観光目的での利用が多い場合は地域の観光拠点を結ぶ移動が多いことが判明した.一方,主な利用目的にかかわらず,駅周辺ポートの利用数が全体に占める割合...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献8件

  • 都市部の中高年就労者における地域活動への参加

    小林 江里香, 原田 謙, 斎藤 民 老年社会科学 43 (1), 36-48, 2021-04-20

    ...の短い人や仕事の裁量度が高い人ほど参加する傾向は地域貢献型活動のみでみられ,通勤時間との関連は男性より女性で強かった.また,SWBについての重回帰分析では,活動の種類やSWBの指標(人生満足度,幸福感)による違いはあるが,就労者においても地域活動に参加する人ほどSWBが高い傾向が示された....

    DOI

  • 連携中枢都市圏とスピルオーバーに関する実証分析

    宮下, 量久, Miyashita, Tomohisa 拓殖大学論集. 政治・経済・法律研究 23 (2), 23-39, 2021-03-25

    ...本稿では,スピルオーバー指標を通勤・通学データから新たに構築したうえで,連携中枢都市圏の形成要因を実証的見地から分析した。その結果,次の点が明らかになった。まず,連携中枢都市および連携市町村ともに,自地域から他地域へのスピルオーバーが大きい場合には,連携中枢都市圏の形成インセンティブは低下していた。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 機械学習を用いた高頻度路線における遅延予測手法の構築

    辰井, 大祐, 中挾, 晃介, 國松, 武俊, 坂口, 隆 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 5-6, 2021-03-04

    ...筆者らはこれまでに、大都市圏の通勤路線を対象に、実績の遅延データ、乗車率を用い、ニューラルネットワークや深層学習のモデルの一つであるLong Short Term Memoryを活用した遅延予測手法を構築し、有効性を示した。今回、構築した手法について、より高頻度な大都市圏の路線の朝ラッシュ時間帯における予測精度を検証した結果を報告する。...

    情報処理学会

  • 就職への意思決定過程からみた新卒保育士の労働力供給──千葉市における保育所の事例──

    畔蒜 和希 地理学評論 Series A 94 (2), 82-100, 2021-03-01

    ...<p>本稿では,千葉県千葉市における社会福祉法人運営の保育所に就職した保育士を対象に,出身養成校や就職先を選択する際の意思決定を明らかにすることで,新卒保育士の労働力供給の実態を検討した.一般に保育士養成校と社会福祉法人は実習や人的つながりを通じて採用ネットワークを組織化しており,実習や教員の紹介を就職先決定の理由とする例が多くみられた.加えて,本事例の多くは実家から通勤可能な範囲での就職を積極的に...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献2件

  • プローブデータとミクロ交通流シミュレーションを連携活用した信号現示改良施策の効果予測と事後検証

    阿部 和規, 藤井 秀樹, 吉村 忍, 田淵 健太, 妹尾 俊彦 交通工学論文集 7 (2), B_14-B_24, 2021-02-01

    ...<p>都市部の通勤時間帯の交通混雑に対する軽減策として,信号現示の変更による混雑緩和は現実的であるものの,予想通りの改善効果が得られない場合もある.近年,プローブデータの充実によりミクロな視点からの交通分析が可能になってきているが,本研究では,警察の実務者と大学の研究者が協働して,プローブデータとトラフィックカウンターデータを連携活用してミクロ交通流シミュレータの現況再現性能を高め,混雑軽減施策の効果...

    DOI 被引用文献1件

  • ライフステージ・時代・世代に着目した交通行動特性の変化に関する分析 ~東京都市圏の5時点PTデータを用いて~

    河上 翔太, 杉田 浩, 森尾 淳, 森田 哲夫 交通工学論文集 7 (2), A_207-A_215, 2021-02-01

    ...その結果、①外出率が増加している要因は「時代」よりも「世代」の影響が強いこと、②ネット生成原単位・通勤目的のネット原単位の変化の要因は「年齢」と「世代」の影響によるものであること、③私事目的のネット原単位の変化の要因は「年齢」の影響によるものであり、「時代」、「世代」による時間的な変化の影響が小さいこと、④自動車分担率の変化の要因は「時代」、「年齢」、「世代」の全ての影響を受けていること等が示された...

    DOI 被引用文献1件

  • コロナ禍における行動と意識の変化

    松原, 淳, 秋山, 哲男, 酒向, 正春, 山中, 英生, 池田, 典弘, 江藤, 和昭, 薮内, 一彦, 千葉, 真, 海保, 裕一, 井上, 俊孝, 竹浪, 仁, 平塚, 秀樹 交通科学 52 (2), 3-12, 2021

    ...新型コロナウイルスの感染症の拡大と長期化に伴い,世の中はパンデミック状態にある一方でテレワークの普及によって,個人生活にとってはメリットもあると考えられる.そこで現在の行動やコミュニケーション等の意識の変化,さらにフレイルなど健康面の課題について①生活,行動と意識に関するアンケート,②通勤,勤務と行動と意識に関するアンケート2種類のWeb調査により実態を明らかにした.その結果,未知のウイルスに対する...

    機関リポジトリ

  • スパース非負値行列因子分解を用いたCOVID-19流行期の県間旅行行動の変容分析

    原田 魁成, 山口 裕通, 寒河江 雅彦 土木学会論文集D3(土木計画学) 77 (2), 160-173, 2021

    ...この疑問に答えるには,人口分布の推定精度が高く,かつ広範囲・長期の日変動が入手できる携帯電話位置情報データが有効である.本稿では,モバイル空間統計による都道府県単位の居住地−旅行先表を用いて上述の疑問に答えていく.このとき,膨大な次元のデータに対して,スパース非負値行列因子分解を適用することで,時間変化の特徴を簡潔に分解・記述するアプローチをとっている.その結果,首都圏での通勤の抑制効果,週末の外出控...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • LightGBM並びにSHAP値による知覚ストレスに対する重要度分析

    渡辺 宗一郎, 大野 ゆう子 ITヘルスケア誌 16 (1), 21-28, 2021

    ...調査は、職業性ストレッサー(営業所、通勤時間、業務内容、労働時間、深夜勤務、仕事余暇、心理的安全性、仕事要求度、仕事調整)、個人要因(年齢、職種、社歴、同居、ストレス対処能力)、業務外要因(BMI、喫煙、飲酒、運動、家事、介護、睡眠の質)、緩衝要因(上司支援、同僚支援)、以上31の因子に加えて、知覚ストレスについて自記式アンケートにて実施した。...

    DOI 医中誌

  • 少数民族の農外就業と凝集力

    雨森 直也 日本地理学会発表要旨集 2021a (0), 34-, 2021

    ...県政府が所在する県内最大の街からおよそ4kmに位置するため、バイクや自家用車(電動のものを含む)によって日帰り通勤は可能な位置にある。</p><p></p><p>当該村落の農業は、水稲耕作を中心にトウモロコシ、桑(養蚕を含む)を栽培し、冬季には裏作としてソラマメ、ニンニクを栽培している。...

    DOI

  • 長崎県小値賀町における合併反対運動の地域的展開

    内田 成昭 日本地理学会発表要旨集 2021a (0), 52-, 2021

    ...</p><p> 合併問題に関する既存研究では,合併の全国的な傾向に関して,通勤 圏や広域市町村圏との整合性を示したもの(久井 2018),地方交付税 削減策と市町村合併の関係について示したもの,合併後の行政や地域 振興の課題を議論するもの(久井2020)が挙げられる....

    DOI

  • 新型コロナウイルス感染拡大前後における地域住民の受診行動比較に関する分析―国民健康保険データを用いた検討―

    森崎 裕磨, 藤生 慎, 高山 純一, 平子 絋平 AI・データサイエンス論文集 2 (J2), 121-127, 2021

    ...<p>2021年現在,世界中で新型コロナウイルス感染症の拡大は続いている.新型コロナウイルス感染症は,生命を脅かすだけでなく,各国の政治,経済にまで影響を及ぼしている.さらには,通勤・通学行動,受療行動,購買行動等,人々の日常生活行動に変化をもたらしている.本研究では,受療行為の変化に着目し,国民健康保険データを用いて新型コロナウイルス感染症拡大前後の外来受診行動の変化に関する把握を行った.国民健康保険...

    DOI

  • O12-4 ICT を活用し訪問リハビリテーションを実施した1 例

    冨田 淳, 森田 将矢, 山田 敏昭, 鈴木 貴博, 宮坂 康之 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 69-, 2021

    ...</p><p>【経過及び結果】再骨折後はPickup 歩行器を使用し歩行可能.自室を父と同室かつ1階に変更.骨折前は通勤で外出をしていたが,骨折後は通勤頻度が減り訪リハ時以外は運動習慣もなく頸髄症状が悪化.リハ会議を月1 回開催し現状に合わせた目標設定と予後の検討を医師含む多職種と共有した.両親が高齢で移乗や介助での転倒,転落リスクがあり日常での車椅子導入の検討,さらに症状憎悪時対応の検討をする必要...

    DOI

  • 東京大都市圏郊外における保育士の職業キャリアとライフコース

    畔蒜 和希 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 44-, 2021

    ...</p><p> 個々の職歴をみる限り,保育士の職業キャリアは流動的に形成される傾向にある.しかし対象者の勤務地歴をみると,過去の就業地の空間スケールは狭域に収束している.さらに調査対象である保育所への就職経緯をみると,多くは知人による紹介や同僚の転職経験など,人づてによる情報から現在の職場を認知している.人材紹介サービスを用いて転職活動を行っていた対象者についても,通勤時間を重視しつつ自宅の近隣で転職先...

    DOI

  • 多様な働き方が鉄道通勤の時刻選択に与える影響-東京圏における働き方の変化を踏まえて-

    山田 敏之, 安部 遼祐, 田邉 勝巳 土木学会論文集D3(土木計画学) 76 (5), I_1477-I_1484, 2021

    ...<p>本研究は,近年の東京圏における働き方の変化を踏まえて,働き方が鉄道通勤の時刻選択に与える影響を実証的に分析する.まず,鉄道通勤者を対象に実施したアンケート調査の結果から,行政主体の時差通勤やテレワークを促す取り組みの期間前と期間中における通勤行動や多様な働き方制度の利用状況などを示す.次に,混雑路線の通勤者を対象とした出社時刻選択モデルの推定結果から,時差通勤利用の通勤者は,早出と遅出に分散,...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 公共交通における規模の経済を考慮した出発時刻・交通手段選択モデル

    苗 璐, 野田 幸太, 高山 雄貴 土木学会論文集D3(土木計画学) 77 (2), 72-82, 2021

    ...<sup>3)</sup>を組み合わせることで,通勤者の出発時刻・交通手段選択行動,公共交通事業者の運賃選択行動をモデル化する.そして,公共交通事業者が独占的な行動をするケース,運賃が限界費用/平均費用の水準に規制されるケースの各々について,均衡状態の性質を調べる.その結果から,公共交通運賃の設定に関する規制の有無・種類が,均衡状態における公共交通の利用者数,通勤費用に与える影響を明らかにする....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献17件

  • コロナ禍における行動と意識の変化

    松原 淳, 秋山 哲男, 酒向 正春, 山中 英生, 池田 典弘, 江藤 和昭, 薮内 一彦, 千葉 真, 海保 裕一, 井上 俊孝, 竹浪 仁, 平塚 秀樹 交通科学 52 (2), 3-12, 2021

    ...新型コロナウイルスの感染症の拡大と長期化に伴い,世の中はパンデミック状態にある一方でテレワークの普及によって,個人生活にとってはメリットもあると考えられる.そこで現在の行動やコミュニケーション等の意識の変化,さらにフレイルなど健康面の課題について①生活,行動と意識に関するアンケート,②通勤,勤務と行動と意識に関するアンケート2種類のWeb調査により実態を明らかにした.その結果,未知のウイルスに対する...

    DOI 被引用文献1件

  • 地域格差からみた都市郊外地域の持続性について

    曹 奕 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 92-, 2021

    ...</p><p></p><p><b>調査地域の概要と研究方法</b></p><p></p><p> 近畿大都市圏は日本国内において,首都圏に次ぐ規模の都市圏であり,本研究の事例地域となる近畿大都市圏の郊外の定義について,京都市・大阪市・堺市・神戸市を中心都市とし,都市雇用圏の定義により中心都市への通勤率が10%以上のものを郊外市町村とする。...

    DOI

  • 新しい生活の兆しとテレビ視聴の今

    渡辺 洋子, 伊藤 文, 築比地 真理, 平田 明裕 放送研究と調査 71 (8), 2-31, 2021

    ...・通勤のピークに通勤する人が減り、東京圏・大阪圏で自宅内で仕事をする人が1割を超え、時差通勤や在宅勤務が広がる兆しがみられた。 ・長時間労働の減少に伴う男性の家事時間の増加、子育て世代の子どもの世話の増加、70歳以上の家事時間の増加により、成人男女ともに家事時間が増加した。 ・中年層では早寝で睡眠時間が増加、高齢層ではテレビや録画番組視聴による夜更かしで睡眠時間が減少した。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 日常生活の適応力を高めるために歩んだ道

    堀井 孝佳 理学療法学Supplement 48S1 (0), C-64-C-64, 2021

    ...通勤や遠出の際には乗降時には乗務員の介助を依頼している。</p><p> </p><p>1.克服すべきリハビリのバリアと実生活のバリア</p><p> 一歩外に出れば,屋内のリハビリでは想定しなかったバリアが多々ある。健常時代には気にも留めなかった道路の傾斜,荒れた舗装道路に足を取られるなど,至る所にある小さな段差・傾斜が全て転倒リスクに繋がる恐怖に足が竦んでしまうことがある。...

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  • 高齢者の外出状況における地域間格差

    鈴木 美佳 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 88-, 2021

    ...の利便性と,徒歩圏内における店舗網の充実度が影響していると考えられる.地方都市の中でも外出率に差があり,クラスター1〜3に属する都市について,自転車分担率は外出率と正の相関が,75歳以上人口割合は負の相関がそれぞれ有意にあったことから,高齢の人ほどあまり外出をしない傾向が確認できる.しかしこれらの傾向にそぐわない都市もいくつかみられる.今回使用した調査データの高齢者に関する集計項目では,外出目的が通勤...

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  • 新幹線と地域医療の関係性

    櫛引 素夫, 三原 昌巳, 大谷 友男 日本地理学会発表要旨集 2021a (0), 66-, 2021

    ...</p><p> 加えて、同病院の副院長は八戸市から新幹線通勤しており、前の職場だった同市内の病院よりも、通勤時間が短縮しているという。</p><p> 一方、医療スタッフについては、県外からUターンしてきた人が3分の1を占めているといい、新幹線駅前という立地が、地元出身の県外在住者への知名度アップに貢献している可能性があるという。...

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  • バス停混雑度可視化システムitocon(いとこん)

    髙橋, 遼, 林, 健太, 光来出, 優大, 二俣, 雅紀, 井上, 隼英, 松尾, 周汰, 石田, 繁巳, 荒川, 豊, 高野, 茂 第28回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 227-230, 2020-11-04

    ...教職員と学生を合わせて約 2 万人が在籍しており,学生の 23.1%,職員の 46%がバスで通っている.現在,コロナウイルス感染症の広がりにより,密を避ける行動が求められており,大学の講義もオンラインで実施されているが,教職員は在宅勤務を組み合わせつつも,出勤している状況である.また,秋以降は対面講義が再開され,学生の通学が再開される可能性もある.その際,こうしたバス利用者が自主的に時差通学,時差通勤...

    情報処理学会

  • 動く横浜の中心 : 海側に移動するビジネス中心地と内陸に移動する鉄道中心駅

    田林, 雄 経済系:関東学院大学経済経営学会研究論集 281 1-10, 2020-11

    ...本稿では横浜の街の発展を埋立地,中心ビジネス市街地,通勤・通学,中心駅の移動等の多角的な面から明らかにする。横浜には平坦な土地は少なく江戸時代以来営々と埋立地が造成されて街が発展してきた。時代の変遷とともに中心市街地はより海側に造成された広い埋立地に移動した。また,横浜市内に通勤する者が多いと同時に,東京への通勤者も多く東京のベッドタウンとしての性質もあわせ持つ。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 通勤者間の嗜好を考慮するCar Pooling問題

    橋上 英宜 電子電子情報通信学会論文誌A 基礎・境界 J103-A (11), 274-277, 2020-11-01

    ...Car pooling問題は通勤車両数の削減を目的とし,同乗者を送迎する運転者の実行可能経路を決定する問題である.通勤者間の嗜好を考慮することにより,運転者と同乗者の組み合わせに対する満足度を高める手法を提案する....

    DOI

  • 災害拠点病院であることと被災経験が事業継続計画に基づく病院災害対応計画に及ぼす影響

    冨樫 千秋, 石津 みゑ子, 鈴木 康宏, 大塚 朱美 日本健康医学会雑誌 29 (3), 327-335, 2020-10-26

    ...</p><p>災害拠点病院でも非災害拠点病院でも取り組んでいるBCPに基づいた災害対応計画の項目として,医療機器・棚などの転倒・転落の防止措置,エレベーターが停止した場合の配膳方法,災害時における徒歩または自転車で通勤可能な看護師数の把握の3つがあることが明らかになった。これには東日本大震災での教訓が影響していると考えられた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 首都圏鉄道通勤者のサテライト型テレワーク利用意向と生活行動パターン変化に関する研究

    河井 智弘, 福田 大輔 都市計画論文集 55 (2), 174-181, 2020-10-25

    ...<p>近年の情報通信技術の発達やテレワーク制度の普及等により,労働者自身が就業場所を選択できるようになってきた.そこで,郊外に大規模サテライトオフィスのような職場環境を設置することで,鉄道混雑の激しい都心を避けて通勤する働き方を提供できる可能性や,それに伴う生活の質の向上が期待される.本研究では,首都圏鉄道通勤者を対象に,こうした都市政策によって起こり得る人々の生活行動パターンの変化について分析した...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献3件

  • COVID-19に対する日本型ロックダウンの外出抑制効果に関する研究

    廣井 悠 都市計画論文集 55 (3), 902-909, 2020-10-25

    ...結果として調査時点では,何らかの目的で外出を控えた人は9割いることや,「食事・交際・娯楽」のために外出を控える人が7割、「買い物」のために外出を控える人が5割、「通勤」のために外出を控える人が3割いたことが明らかになった。また、外出目的によって自粛を促す施策が異なることがわかった。</p>...

    DOI Web Site 被引用文献13件 参考文献4件

  • 車載用PVパネルのための薄型MPPTコンバータ用フレキシブルチョークコイルの開発

    宇都宮 太一, 西嶋 仁浩 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 29-30, 2020-09-18

    ...<p>現在,太陽光パネルを搭載した電気自動車が注目されており,1日の充電による30km~40kmの走行が可能である.そのため通勤などの移動であれば発電した電力だけで賄える.しかし,移動体に太陽光発電を搭載するにあたっては,建物や街路樹の日陰,さらにはボディーの汚れなどで発電量が低下する問題がある.これに対し,太陽光パネルを分割し,それぞれに電源回路を取り付けて,常に最大電力を取り出す検討を行っている...

    DOI

  • 特集2:さらば通勤ラッシュ:公共交通の「密」回避テック

    田中 陽菜 日経コンピュータ = Nikkei computer (1025) 42-49, 2020-09-17

    ...これまで当たり前の光景だった朝晩の通勤ラッシュは新型コロナ感染拡大防止の観点から「避けるべき」こととなり、鉄道会社などがITを駆使した混雑解消の取り組みを急ピッチで進めている。通勤ラッシュは過去のものになるのか。...

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  • ダマスカスにおける地域特性を踏まえた交通行動の実態分析

    岡野 圭吾, 松原 康介, 谷口 守 都市計画報告集 19 (2), 125-130, 2020-09-07

    ...り組む市街地(城壁に囲まれたオールドダマスカス)が形成されてきた.近年ダマスカスでは,日本の技術協力のもと,歴史の保全と近代化という狭間で都市計画が行われてきた.JICAにより実施されたパーソントリップ調査の結果を用い,ダマスカスの交通行動(トリップ目的と交通手段)について分析し,東京都市圏PTと比較しながら考察した.その結果以下のようなことが明らかとなった.(1) トリップ目的は,郊外から都心へ通勤...

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  • 都道府県ごとの新型コロナウイルス(COVID-19)累積感染割合と人口密集度の指標との関連に関する研究

    調 憲, 播本 憲史, 小山 洋 北関東医学 70 (3), 235-242, 2020-08-01

    ...</p><p><b>【結 果】</b> 単変量解析では都道府県別の累積感染割合とすべての因子は有意な相関を示した.多変量解析では累積感染割合では人口密度が独立した因子として選択された.さらに感染経路不明割合とすべての因子は単変量解析で相関した.同様に多変量解析では人口密度と公共交通機関を用いて通勤・通学する人の割合が独立した因子として選択された.回帰直線の95%信頼区間を超えて感染率の高い都道府県には...

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  • 通勤型車両のユーザー評価の分析

    迫坪 知広 デザイン学研究 67 (1), 1_49-1_58, 2020-07-31

    ...そこで,「学生」「社会人」「高齢者」へのフォーカスグループ調査を実施し,聴取された意見を参考に通勤型車両全般に関するアンケート調査を実施し,デザイン課題を抽出することを目的とした。調査対象は,通勤型車両を多数運行し混雑率も高い西日本鉄道天神大牟田線大橋駅ユーザーとし,その属性分布から回答者として適切と判断した。...

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  • 語られる「団地妻」——ロマンポルノ言説の戦後史

    今井 瞳良 映像学 104 (0), 95-113, 2020-07-25

    ...ところが、団地妻シリーズの第1作『団地妻 昼下りの情事』(西村昭五郎監督、1971年)は、専業主婦として家にいる女性と仕事で通勤している男性を分割するジェンダー化された空間である団地を舞台に、性別役割分業を前提とした中流階級の安定性を支える高度経済成長期以後の戦後史の語りに組み込まれることで、「団地妻」イメージを室内で退屈する専業主婦として固定する「団地妻」言説を生み出していった。...

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  • 名古屋地域に立地する介護施設の介護職員採用行動と採用地域

    加茂, 浩靖, KAMO, Hiroyasu 日本福祉大学社会福祉論集 142 113-129, 2020-03-31

    ...つは,通勤圏外から新規学卒の介護福祉士を採用する方法,さらには海外から外国人を受入れる方法である.国内では社会福祉士を養成する学校の生徒が減少しているため,採用できる新規学卒介護福祉士の数は限られている.また,EPA 外国人介護福祉士候補者を受入れる法人がある一方で,多くの法人は,受入れ期間の短さ,費用や担当職員の負担の大きさ等から候補者受入れに慎重である....

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • A県内にUI ターンした看護職員の実態調査- UI ターン時の背景と生活・仕事の支援ニーズ-

    樺澤 三奈子, 岩永 喜久子, 酒井 禎子, 水口 陽子 新潟県立看護大学紀要 9 1-8, 2020-03-09

    ...回答が得られた108 名の対象者は平均年齢33.1 歳でU ターン者が7割を占めた.UI ターンの理由では「親または家族がいる」「愛着がある地域であった」を,UI ターン前の心配事では「降雪の程度など,自然環境」をあげる者が多かった.UI ターン前に重視した生活情報は「生活環境の利便性」,就職情報は「通勤時間や通勤手段」などで,生活相談や遠隔地での就職支援を求める者が多かった.  ...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 移動者インサイト

    高橋 伸治, 佐々木 康成 マーケティングレビュー 1 (1), 48-57, 2020-03-04

    ...<p>「移動者」とは通勤や通学で移動中の生活者のことで,本研究では主に鉄道を利用して通勤する「移動者」を対象とする。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 利用者の歩行特性と乗降車順を考慮したバス内混雑状況推定手法の提案

    細川, 諒, 白石, 陽 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 221-222, 2020-02-20

    ...都市部の路線バスは,通勤や帰宅によるラッシュ時だけでなく,日中も混雑しており,同時間帯に複数車両を運行している.同時間帯にバスが到着する場合,先発のバスは混雑し,後発のバスは混雑しない場合がある.そのため,利用者にリアルタイムに混雑状況を提示できることが望ましい.普及率の高いスマートフォンを利用することにより,機器の導入コストが発生しない混雑状況推定を実現できると考えられる.本研究では,参加型センシング...

    情報処理学会

  • 通勤電車の混雑緩和のための経路選択方法

    浦郷, 遼太郎, 真鍋, 義文 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 263-264, 2020-02-20

    電車の混雑緩和をおこなうため、乗客に準最短ではあるが経路の混雑が小さい経路を提示する手法を提案する。しかし、混雑具合を重視しすぎると、迂回による乗客の滞在時間が増えてしまい、それに伴い時間当たりの車内滞在数が増えて混雑を誘発する場合もあるため、提示する経路の選択は難しい問題である。本稿では、各経路の所要時間と最も混雑している駅・線路(最混雑地点)に注目し、さらに二要素の影響度を調整する定数を加え…

    情報処理学会

  • 平成30年大阪府北部を震源とする地震時の大学生の避難行動分析

    生田 英輔, 三田村 宗樹, 重松 孝昌, 佐伯 大輔, 河本 ゆう子 都市防災研究論文集 5 41-44, 2020-02

    ...2018年(平成30年)6月18日7時58 分頃に大阪府北部を震源として発生した地震は, 平日の月曜日の通勤時間帯に発生した地震であったため, 多くの交通機関が運転見合わせとなり, いわゆる帰宅困難者が大量に発生した. 大阪市立大学の学生も同様であり, 通学途上で地震に遭遇し, 情報収集をしつつ, 大学へ向かうか, 帰宅するか等の判断が求められた....

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  • 直流電化と交流電化について

    松塚 祐貴 電気学会誌 140 (2), 104-104, 2020-02-01

    ...<p>通勤,通学等,普段から多くのお客様にご利用いただいている電車。電車がどのような原理で動いているのか意識して乗車される方は少ないかと思います。ここでは鉄道で,電車や電気機関車などの車両(電気車)に外部から電気を供給する仕組みを解説しますが,以下では,「電気車」より</p>...

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  • 空間的相互作用モデルにおける介在機会の新たな定式化

    小坪 将輝, 中谷 友樹 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 26-, 2020

    <p>空間的相互作用モデルは地域間のつながりを予測・説明するモデルであり、古典的に重力モデルと介在機会モデルに大別される。重力モデルが多用されてきたが、近年Simini et al. (2012)によるパラメターフリーな介在機会モデルである放射モデルの登場によって介在機会モデルに改めて注目が集まっている。放射モデルは移動者の着地選択過程を、距離を基準として発地から近い順に着地となり得る地域を探索…

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