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  • 2021年に熱海市で発生した盛り土の崩壊により土石流を生じた原因の考察

    安田 進 地下水学会誌 65 (1), 5-15, 2023-02-28

    ...<p>2021年の豪雨時に静岡県熱海市の逢初川で土石流が発生し,住宅地に甚大な被害をもたらした。これは一般の土石流と大きく異なり,渓流の源頭部に盛っていた捨土が降雨によって崩壊し,土石流が発生したものであった。被災後に静岡県により行われた調査によると,逢初川だけでなく隣接する鳴沢川からも地下水が流れ込んできていて,多量の水が盛り土にはいって崩壊を生じさせたことが明らかになった。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 干渉SAR解析と斜面ベクトル解析を用いたハザードモニタリングについて

    中村 貴子 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 482-, 2023

    ...これまで、2021年7月3日に土石流が発生した静岡県熱海市伊豆山地区の逢初川周辺地域や平成30年北海道胆振東部地震により被災した北海道厚真町などを中心に、過去に土砂災害が発生した場所で、さらに台風19号の被災地である宮城県、関東北部地域、長野県、愛知県、広島県南西部、岡山県南部、愛媛県、佐賀県などをテスト解析地として選定してきた。...

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  • 2021年熱海土石流災害の発生原因の究明のための地球科学的研究(その2)

    北村 晃寿 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 228-, 2023

    ...<p>2021年7月3日に,静岡県熱海市伊豆山地区の逢初川源頭部にあった盛土の崩壊で土石流が発生し,死者28人,全・半壊家屋64棟の被害をもたらした.崩落した盛土の体積は約55,500 m<sup>3</sup>と推定されている.盛土は,2009年6月期前の盛土層,褐色盛土層,黒色盛土層の順に重なり,褐色盛土層よりも黒色盛土層のほうが低所にある(木村,2021, 深田地質研究所年報,22,185–202...

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  • 熱海市で発生した泥流の流動特性を考慮した土砂災害対策

    竹林, 洋史 自然災害科学総合シンポジウム講演論文集 59 83-88, 2022-09-26

    ...2021年7月3日に複数回の泥流が発生した熱海市逢初川流域の泥流の流動特性について現地調査を実施するとともに,土砂災害危険度の高い谷地形の宅地における土砂災害対策について検討した.対象流域は明確な谷地形が形成されており,泥流は横断的にはあまり広がらず,幅80m以下の範囲で流れている.これは,渓流・河川の流れ方向に対して直角方向(横断方向)に数十メートル移動するだけで避難できることを示している.また,...

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  • 使いながらつくり続けた散歩道

    日経コンストラクション = Nikkei construction (786) 16-22, 2022-09

    ...国特別史跡で日本最大級の古墳群を有する宮崎県西都市が、17年の歳月をかけて整備した逢初川(あいそめがわ)歩行者専用道路「記紀の道」だ(資料1)。 全長約1.3km、標準幅員2.5mの道沿いには、…...

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  • 2021年7月の梅雨前線豪雨により静岡県熱海市で発生した土石流災害の被害調査

    山本 晴彦, 兼光 直樹, 古場 杏奈, 辻本 ひかり, 縞居 和哉, 坂本 京子, 岩田 潔 自然災害科学 41 (2), 121-143, 2022-08-31

    ...3 日10時55分頃には伊豆山地区の逢初川で盛土の崩落が原因と推察される大規模な土石流が発生し,死者・行方不明者27人(10月28日現在),建物被害は筆者の調査では129棟の甚大な被害となった。本地区は急傾斜地の崩壊特別警戒区域(通称:レッドゾーン)・崩壊警戒区域(通称:イエローゾーン)と土石流警戒区域(イエローゾーン)に指定されており,土地条件図でも「土石流堆」の地形を呈している。...

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  • 逢初川上流部での地形改変と土石流発生との関連性

    中野, 晋, 蒋, 景彩, 上月, 康則 河川技術論文集 28 397-402, 2022-06

    ...令和3年7月に熱海市の逢初川源頭部で大規模盛土が崩壊し,深刻な土石流災害が発生した.逢初川源頭部付近で複数行われた地形改変に注目し,これらの地形改変が流出過程に及ぼした影響について数値解析により検討した.地形改変前と後の地形データを用いて令和3年7月豪雨時の雨水流出過程を計算し,逢初川源頭部付近の断面通過水量の比較を行った.その結果,尾根部を削って谷を埋めるなどの宅地造成に伴う地形改変の結果,北側を...

    機関リポジトリ

  • 逢初川上流部での地形改変と土石流発生との関連性

    中野 晋, 蒋 景彩, 上月 康則 河川技術論文集 28 (0), 397-402, 2022

    ...<p>令和3年7月に熱海市の逢初川源頭部で大規模盛土が崩壊し,深刻な土石流災害が発生した.逢初川源頭部付近で複数行われた地形改変に注目し,これらの地形改変が流出過程に及ぼした影響について数値解析により検討した.地形改変前と後の地形データを用いて令和3年7月豪雨時の雨水流出過程を計算し,逢初川源頭部付近の断面通過水量の比較を行った.その結果,尾根部を削って谷を埋めるなどの宅地造成に伴う地形改変の結果,...

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  • 2021年熱海土石流災害の発生原因の究明のための地球科学的研究

    北村 晃寿 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 251-, 2022

    ...<p>2021年7月3日に,静岡県熱海市逢初川の源頭部(標高390 m,海岸から2 ㎞上流)にあった約56,000 m<sup>3</sup>の盛土のうちの約55,500m<sup>3</sup>が崩壊して発生した土石流は,死者・行方不明者28人,全・半壊家屋64棟の被害を出した.同様の盛土崩壊は周辺地域では起きていないので,逢初川源頭部の盛土は災害危険性が最大であったこととなる.よって,この盛土の...

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  • 静岡県熱海市伊豆山地区の土砂災害現場の盛土に含まれる軟質泥岩礫

    北村 晃寿, 亀尾 浩司, 本山 功, 守屋 和佳, 齊藤 毅, 渡辺 真人, 森 英樹 第四紀研究 61 (4), 143-155, 2022

    ...<p>2021年7月3日に静岡県熱海市伊豆山地区の逢初川沿いで土石流が発生し,大量の土砂が相模湾まで流下した.その後の調査で,逢初川の源頭部にあった盛土のうちの約55,500 m<sup>3</sup>が崩落し,流下したことが分かった.この源頭部の崩壊していない盛土の黒色の土砂から3個の軟質泥岩礫を採取した.これらは塊状で,貝類などの大型化石は含まない.色調は灰色から灰白色を呈する.含泥率は66.9...

    DOI Web Site 参考文献17件

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