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検索結果 3,138 件

  • 古代山城にみる渡来系技術

    亀田,修一 鞠智城シンポジウム成果報告 : 渡来系技術と古代山城・鞠智城 14 (2023), 45-88, 2024-03-28

    ...1 はじめに 2 渡来系知識・情報・技術を使用した古代山城の遺跡・遺構 (1)選地・周辺遺跡・規模・縄張・高さ・比高差 (2)外郭構造 (3)内部施設 3 渡来系知識・情報・技術を使用した古代山城の遺物 4 渡来系知識・情報・技術を使用した古代山城の遺跡・遺構・遺物の系譜...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • [論文] 越後国奥山荘の基礎的研究 (第四部 遺構とモノからみる武家領主)

    水澤, 幸一 国立歴史民俗博物館研究報告 245 257-295, 2024-02-29

    本論文では,越後国奥山荘研究の全体を俯瞰する試みを提示した。 まず,中世における奥山荘の立地を当時の地理的状況を整理して提示し,奥山荘がおかれていた新潟平野の状況を明らかにした。その結果,阿賀北地域で最も重要だったのは,阿賀野川の水運であり,湿地帯を縦横にめぐる水路網が荘園の存立基盤であったことがわかった。 …

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  • [論文] 備後「草津」と御家人長井氏 : 領主拠点としての港湾集落 (第四部 遺構とモノからみる武家領主)

    鈴木, 康之 国立歴史民俗博物館研究報告 245 237-255, 2024-02-29

    草戸千軒町遺跡は,広島県福山市に所在する13世紀中頃から16世紀初頭にかけて存続した集落の遺跡である。この集落は福山湾岸に位置する港湾集落で,鎌倉時代には「草津」,室町時代には「草土」などと呼ばれていたと考えられる。遺跡は,文字資料では明らかにしがたかった中世における民衆生活の実態を明らかにしたことが評価され,集落の住人は文字資料に記されることのない庶民が主体であったと考える傾向が強かった。しか…

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  • 遺構を再生する小水力発電事業の意義と課題

    中尾 京子, 野津 喬 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 145-, 2024

    ...しかし稼働から数十年後には、多くの施設が当時の社会情勢から継続を断念することとなり、遺構となって地域に埋もれてしまった<sup>[1]</sup>。これは他の再生可能エネルギーにはない特徴である。 埋もれていた遺構に再び光が当たるようになったきっかけは、2011年に起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故である。...

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  • 江の島国際芸術祭 2023:サムエル・コッキングと杉浦六右衛門の深い関わり

    内田 孝幸 日本写真学会誌 86 (4), 375-382, 2023-11-20

    ...神奈川県の藤沢にある「江の島」は観光名所の一つであり,そこに「サムエル・コッキング植物園温室遺構」がある.こ の温室遺構はその名の通り,コッキングが造ったものであり,その業績が有名である.しかし,彼の業績はその植物園を 造っただけに留まらず,日本の写真や印刷に係る,企業や学校の創業,創立のきっかけになっていることはあまり知られ ていない.小西写真専門学校(現在の,東京工芸大学)は今年 100 周年を...

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  • 比良山麓におけるシシ垣遺構の実態と解体要因

    落合 知帆, ワン ジンイン 都市計画論文集 58 (3), 759-766, 2023-10-25

    ...1) シシ垣に関する絵図を確認しながら各地区におけるシシ垣の配置を明らかにし、2) 現存するシシ垣の配置、形状、石積み方法および現在の状態を比較分析することで、地域に残されたシシ垣遺構の特徴や実態を示す。また、3) これらの解体要因を明らかにする。</p>...

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  • 古代山城にみる渡来系技術

    亀田,修一 鞠智城シンポジウム発表要旨 : 渡来系技術と古代山城・鞠智城 14 (2023), 21-42, 2023-10-01

    ...1.はじめに 2.渡来系知識・情報・技術を使用した古代山城の遺跡・遺構    選地・周辺遺跡・規模・縄張・高さ・比高差 / 外郭構造 / 内部施設 3.渡来系知識・情報・技術を使用した古代山城の遺物 4.渡来系知識・情報・技術を使用した古代山城の遺跡・遺構・遺物の系譜 5.おわりに...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 中世における桜島火山噴火の年代と災害

    桒 畑,光 博, 水 野,嶺 第2回 日本災害・防災考古学会研究会資料・予稿集 40-49, 2023-09-25

    桜島火山の文明年間の大規模な噴火イベントは、文明8(西暦1476)年に起こった可能性が高いが、季節比定に関して問題が残されており、さらなる検証が必要である。桜島文明テフラの現存層厚0.3m以上のエリアでは、耕地の大半は放棄されたと考えられる。現存層厚10㎝前後のエリアでは、水田・畠ともに復旧されており、その方法はいわゆる天地返し法だった。噴火が起きた文明年間は戦乱期であり、当時の社会的状況の中で…

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 沖縄県うるま市沿岸に設置された護岸の銃座 の調査

    横 尾,昌 樹, 仲 田,眞一郎 第2回 日本災害・防災考古学会研究会資料・予稿集 58-67, 2023-09-25

    ...調査では、考古学的調査手法により遺構調査を実施し、銃座の形態的特徴及び遺跡全域における銃座の設置箇所の傾向が明らかとなった。また護岸の後方に掩体壕を掘ったという情報が得られていたため、試掘調査を実施した結果、銃座に伴って地中を円形に掘った掩体壕を検出することができた。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 神奈川県の遺跡から 見つかった地震跡

    上本,進二 第2回 日本災害・防災考古学会研究会資料・予稿集 174-175, 2023-09-25

    ...台地・丘陵の遺跡では、関東ローム層特有の層面すべりによる遺構の水平移動、軽石が風化して粘土化した層に発生するパミスダイクなどが多数検出されている。低地の遺跡では、液状化による側方流動、噴砂・噴礫が検出されている。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 災害・防災考古学の方法

    斎野,裕彦 第2回 日本災害・防災考古学会研究会資料・予稿集 184-197, 2023-09-25

    ...防災痕跡には、防災遺構と防災行動痕跡があり、特に後者は、突発的で大規模な災害だけでなく、継続的で小規模な災害においても、考古学的に明らかにできることを示し、人類の行動を共通項として現代の防災に大きな貢献が期待されることを指摘した。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 淀川の氾濫と河川改修

    三田村 宗樹 地質学雑誌 129 (1), 405-413, 2023-08-09

    ...1946年昭和南海地震に伴う地殻変動,第二次世界大戦後の復興期の過剰な地下水揚水に伴う地盤沈下によって,基標の変動が生じ,水準基標は茨木市福井に移設された.現在の毛馬には,改築された洗堰や大規模排水機場があり,大阪市内の洪水防止を担う重要な箇所となっている.本巡検では,毛馬から大川沿いを歩き,災害履歴や河川改修をもとに地域の水害リスクを考える素材としての明治18年淀川大洪水や淀川改修工事にかかわる石碑や遺構...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 京都大学芦生研究林における木地師遺構の保全について

    坂野上 なお 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 86-, 2023-05-30

    ...研究林内には,木地師らの墓所と伝わる遺構や,明治中期に最後の木地師らが住んだという屋敷跡などが残っているが,いずれも学術調査は進んでおらず,文化財としての評価や保全については課題が多い。本研究では,文献資料が残されていない奥地林での木地師らの生活の痕跡を学術的に評価し,保全へと繋ぐことの意義,およびそのための課題について検討を行った。</p>...

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  • 熊本大学埋蔵文化財調査センター年報28 : 2021年度

    熊本大学埋蔵文化財調査センター 熊本大学埋蔵文化財調査センター年報 28 1-59, 2023-03-31

    ...本荘北地区の1904調査地点では、ピット等が検出され、病院敷地南縁の緑地帯下に遺構面が残存している状況が確認された。大江地区と京町地区では薬学部および附属中学校グラウンドの防球ネット取設工事が実施され、両者ともに遺物包含層の堆積が確認された。...

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  • [論文] 節合される声とモノ,共創される「津波文化」 : リアス・アーク美術館の震災展示から

    川村, 清志 国立歴史民俗博物館研究報告 240 201-259, 2023-03-31

    ...本論では,組織的な展示や遺構の保存活用においても,個別の経験や記憶を担保しつつ,災害の記憶を分有しうる仕掛けと枠組みの可能性について検証を試みたい。 そのために本稿が注目するのは,宮城県気仙沼市にあるリアス・アーク美術館の震災をテーマとした常設展示である。リアス・アークの震災に関する展示はすでに多方面から注目され,いくつもの論考が記されている。...

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  • 沖縄県今帰仁城の建築群創造復元と一連の研究のまとめ

    三上, 訓顯 芸術工学への誘い 27 29-38, 2023-03-31

    ...先ず発掘調査による遺構や出土品資料。これらから中世琉球時代に中国や東南アジア諸国との海外交易の足跡をうかがい知ることができる。もう一つは空間量である。城壁の発見によって往事の城壁が復元され現代に至っている。こうした城壁によって形成される空問量もまた往事の空間規模であり、建築群を読み解く鍵である。...

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  • 宮古市田鎖車堂前遺跡における居館の構造と機能

    福島,正和 紀要 42 17-36, 2023-03-24

    ...田鎖車堂前遺跡の堀を有する12世紀代の居館は、遺構の配置やその構造を検討した結果、堀内区、東側堀外区に区分できる。検出遺構や出土遺物等の考古学的検討を経て堀内区は日常の居住域と想定される。一方、東堀外区は東西の2つの区画に区分可能であり、東側堀外区西半の方形区画を馬事関連、東側堀外区東半を武器・武具類を含む鉄製品製作や保守管理の工房域であると推定した。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録が地域にもたらした変容

    櫛引 素夫 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 119-, 2023

    ...その結果、考古学的に貴重な遺物や遺構が相次いで出土したことから、1994年に保存が決定した。翌1995年に本格整備が始まり、2000年には国の特別史跡に指定された。ビジターセンターは2002年の東北新幹線・八戸開業に合わせて、また、遺跡から出土した重要文化財の展示スペース「さんまるミュージアム」は2010年の東北新幹線・新青森開業に合わせる形で建設された。...

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  • 神城断層地震震災アーカイブと連携した看板の設置について

    横山 俊一, 内山 琴絵, 廣内 大助 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 215-, 2023

    ...震災遺構近くに設置した看板は、通常の看板とは異なり、看板内容の変更が比較的容易にできるとともに、地域で維持管理できる仕様とした。これにより新たな研究成果等を随時修正することができるとともに、地域で発信したい内容等を入れることが容易になる。また、看板の多くは道路脇に設置していることから、雪崩や冬季の除雪作業の影響を受けやすい。...

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  • 災害危険区域における土地利用と震災伝承活動の変容

    松岡 農 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 141-, 2023

    <p><b>1.研究経過</b> 松岡2022は,東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)後に,仙台市若林区の災害危険区域である荒浜地区で展開される震災伝承活動について,震災伝承施設を用いた行政による活動と元住民による活動の双方に着目し,2020年から2021年かけて調査を行った。この結果,災害危険区域に立地する震災伝承施設には,震災以前の地域の景観や生活のすがたを記録,展示する機能,いわば「地域伝…

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  • 相模原市周辺の1923年関東地震の伝承碑

    河尻 清和, 山本 菜摘, 鈴木 汐歩音 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 387-, 2023

    ...相模原市,2009,旧相模原地域石造物・景観調査報告書(20年度),p133.相模原市,2010,旧相模原地域石造物・景観調査報告書(21年度),p150.武村雅之・都築充雄・虎谷健司,2014,神奈川県における関東大震災の慰霊碑・記念碑・遺構(その1 県中央部編),p100.宇佐美龍夫,1996,新編日本被害地震総覧,31-493....

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  • 台湾と韓国における日本統治時代遺産の現状に関する文化遺産学的研究

    LAI SHANGYU, 于 濰赫, 池田 真利子 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 233-, 2023

    ...<p>日本統治時代を経験した台湾・韓国には,現在でも数多くの有形・無形の関連遺構が存在する。戦後,両地域の政府は戦後体制の確立のなか,日本統治時代の遺構の撤去・破壊を行った。一方で,1990年代にはこの撤去・破壊に対する市民運動が発生し,これを機に日本統治時代の遺構を文化財として認識する機運が高まり,以降,これらの遺構は「遺産化」されるようになった。...

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  • 高解像度衛星画像分析による南部アフリカ初期国家の形成過程の検討

    宮内 洋平, 小野 映介, 小岩 直人, 野中 健一 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 121-, 2023

    ...</p><p> 今後はドローンによる大縮尺の空中写真を撮影,地上基準点のGNSS測量を実施し,得られた地形情報をもとに10cm程度の解像度のDSMを作成し,遺構と地形条件を高精度で検討する予定である.衛星画像の解析および現地調査で得られた情報については,GISを用いて統合する.当地には,リンポポ川および支流によって形成されたテーブル状の地形が存在する.こうした自然条件に都市機能がどのように配置され,...

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  • 遺構図作成支援を目的とする輪郭追跡法の最小二乗法を用いた拡張

    岩瀬 隆志, 岩切 宗利, 田中 清 画像電子学会研究会講演予稿 22.03 (0), 89-92, 2023

    ...本稿では、より滑らかな輪郭線抽出を実現するために、部分点群から抽出した線分の始点に対応する点集合に対して最小二乗法を適用する拡張について検討し、実際の遺構データに対する実験により、どのような追跡線が得られるか検証する...

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  • 栗駒山麓ジオパークにおける荒砥沢地すべり地の防災教育への活用

    原田 拓也, 佐藤 英和 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 314-, 2023

    ...栗駒山麓ジオパークでは,荒砥沢地すべりや冷沢崩落地などの災害遺構を防災教育に活用している.例えば,藍染湖ふれあい公園からの荒砥沢地すべりの展望や冷沢崩落地にある寸断された道路を見学し,岩手・宮城内陸地震により発生した現象や被害の様子を体感してもらう学習プログラムを提供している.現在,市内のほぼすべての小・中学校が導入しているほか,市外の中学校からの依頼も増加している.ただし,岩手・宮城内陸地震から15...

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  • 関東大震災を今に伝える

    武村 雅之 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 34-, 2023

    ...特に注目すべきは土砂災害であり、神奈川県内の土砂災害を慰霊碑や遺構に即してまとめると26件にのぼる。小田原市根府川では熱海線(現在の東海道線)の根府川駅裏の崖が崩れ、下り109列車を押し流し131名が犠牲となった。根府川集落では白糸川の上流約4kmから山津波が押し寄せ5分後に集落を埋め尽くし、海岸で遊んでいた児童20名を含む289名が犠牲となった。津波も押し寄せ、遺体の行方すら分からない。...

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  • 古代難波に営まれた特異なる〈海の都〉

    佐藤 隆 大阪歴史博物館研究紀要 21 (0), 1-18, 2023

    ...筆者は近年に行なった難波宮や推定難波京域に関する検討の成果をもとに、大川南岸と四天王寺周辺とにおける遺構・遺物の二極集中をふまえ、前者の地区でその分布が時代とともに西へ拡大することや、さらに北の旧中津川流域や、三国川など北摂山系からの河川流域まで開発が進んでいることを発掘調査成果から示した。...

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  • (エントリー)中世城館跡で発生した土砂移動への地質の影響

    猪股 雅美 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 141-, 2023

    ...による調査遺構図に土砂崩れ跡が記載された城跡を抽出した結果,遺構図が有る城跡のうち,土砂崩れ跡が記載されている割合(土砂崩れ跡記載率)は,東広島市が45.1%,呉市や竹原市もそれぞれ30.8%,58.3%であった.しかし,安芸高田市では6.8%と記載率が低い結果となった.さらにそれらを立地する地質別に分類すると,東広島市・呉市・竹原市では「花崗岩」が80.4%・100%・42.9%で,安芸高田市は「...

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  • 城館遺構と土地利用の関係からみる城館跡地の市街化の実態

    安武 覚, 饗庭 伸 都市計画論文集 57 (3), 848-854, 2022-10-25

    <p>城館跡地の市街化の経緯と現状を踏まえた検討の基礎的な研究として、城館跡地の「境界」と「内部構造」の残存状況と土地利用に注目し、東京都の中世城館を対象とした63事例における城館跡地の市街化の実態を明らかにするものである。「境界」では、城館跡地の外周とその周囲の市街地との関係の分析として、城館跡地の土地利用と立地から境界の構成要素を調査し、航空写真を用いて年代ごとの構成要素の変化とその残存状況…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 災害考古学と防災・減災への貢献

    斎野,裕彦 第1 回 日本災害・防災考古学会 研究会資料・予稿集 1-16, 2022-09-22

    ...この研究活動の大きな成果は、文献史料(プリニウスの手紙)の内容を被災遺構の調査で検証していることと、遺跡を現地で一般に公開して防災・減災に役立てていることであり、災害考古学の原点といえる。  ...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 沖縄の戦跡考古学

    當眞,嗣一 第1 回 日本災害・防災考古学会 研究会資料・予稿集 165-172, 2022-09-22

    ...そうした情況を踏まえ、人類の負の遺産である戦争遺跡や遺構・遺物の保存を図り調査・研究・活用していくことで失われいく戦争の記憶を後世に伝え、さらにまた、戦争遺跡を再び「つくらない、つくらせない」ために戦跡考古学を深化、発展させていくことが強く求められているように思われる。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 多賀城「鴻の池」地区周辺調査の学史的検討と展望

    相原,淳一 第1 回 日本災害・防災考古学会 研究会資料・予稿集 73-100, 2022-09-22

    ...7.津波堆積層を識別するための展望  前章までに,2011年3月11日以前から研究史を追って,「砂の薄層」から津波堆積物へ,さらに条件が整えば,遺構内に封じ込められた津波堆積層,あるいは津波固有の堆積構造について論じて来た。基本層序に対する漫然とした観察や,学術発掘のために調査目的が限定的な場合は,本来の津波堆積層の最も大きな特質と言える水成堆積によるラミナ構造ですら,見落とされることになる。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 史料と遺構からみた17世紀以前の大黒柱

    安田 徹也 日本建築学会計画系論文集 87 (797), 1305-1315, 2022-07-01

    <p>This paper demonstrates the following points:</p><p>1. By the end of the 16th century, thick pillars began to emerge in <i>kuri</i>—meal preparation areas of temples—and kitchens of upper-class …

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  • 遺構からみた福山城周辺の変遷

    上ヶ内 聡太, 岡松 道雄, 宋 俊煥 日本建築学会技術報告集 28 (69), 894-899, 2022-06-20

    <p>This study is to clarify the transition of the vicinity of Fukuyama castle focused on the historical remains related to the castle. By clarifying the transition, we aim to utilize the historical …

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  • 熊本大学埋蔵文化財調査センター年報27 : 2020年度

    熊本大学埋蔵文化財調査センター 熊本大学埋蔵文化財調査センター年報 27 1-57, 2022-03-31

    ...1708調査地点で検出された近世・近代の道路跡や溝を1904調査地点においても検出し、さらに敷地の南側には古代の遺構群が良好に包蔵されている状況を確認した。病院敷地北縁で実施された2003調査での検出遺構も含めて、本調査は本荘地区における土地利用の解明に資する成果となることが期待される。 ...

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  • 震災遺構中浜小学校

    本江 正茂, 野澤 和意, 西沢 有美, 西野 孝弘, 岩澤 拓海, 小野寺 志乃, 小山田 陽, 玉田 義一, 門傳 一彦, 松井 健太郎 デザイン学研究作品集 27 (1), 1_2-1_7, 2022-03-31

    ...震災遺構の設計では被災住民との協議が難航するケースも少なくないが、丁寧なプロセスで遺構に残るモノの意味を同定し、実現に漕ぎ着けた。被災経験を伝承し、地域の災害文化を担っていく施設である。<br> </p>...

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  • 韓国の古代山城の集水施設からみた鞠智城の研究課題

    全,赫基 鞠智城跡「特別研究」論文集 : 鞠智城と古代社会 10 79-98, 2022-03-20

    ...鞠智城の貯水池と韓国の古代山城の集水遺構を、立地、構造、機能的側面に分けて比較、分析した。鞠智城の貯水池は、韓国古代山城の集水遺構と立地+構造+機能的な面で親縁性が高いことが確認された。そして、築造技術的には百済、立地と構造的には百済・高句麗と類似しているといえる。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • [論文] 鹿児島市不動寺遺跡の古代・中世

    永山, 修一 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 232 287-300, 2022-03-16

    ...不動寺遺跡では、奈良時代の明確な遺構は確認されておらず、奈良時代の遺構は、不動寺遺跡の範囲外、埋没河川の上流側にあると考えられる。平安時代のものとして緑釉陶器・初期貿易陶磁(越州窯系青磁など)・硯(風字硯・転用硯)などの遺物が出土し、遺構としては館跡・遣水状遺構・池状遺構・火葬墓・円形周溝墓・土師甕埋納遺構が検出されている。...

    機関リポジトリ

  • 初期王朝時代Ⅰ期のハムリン盆地における社会形成に関する考察

    神田, 翔太郎 21世紀アジア学研究 = Bulletin of Asian Studies 20 97-117, 2022-03-15

    ...この時代の遺跡は他に確認されていないが、次の初期王朝時代Ⅰ期には、円形遺構、墓域を持つ遺跡が複数確認されるようになる。つまり、遺跡数の増加が指し示すことは、人口の増加がこの地域、この時期にあったということをうかがわせる。これを踏まえて本稿では、各遺跡の位置関係から、遺跡毎で機能(祭祀、行政、墓域)が分化し、それぞれが連帯した形で社会生活が営まれていたということを考察した。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 特徴的な遺構・遺物

    首藤,久士, 乗松,真也 公益財団法人愛媛県埋蔵文化財センター発掘調査報告書 : 中村田所遺跡 中村田所東遺跡 西喜光地遺跡 第203集 220-223, 2022-03

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  • 遺構の変遷

    首藤,久士 公益財団法人愛媛県埋蔵文化財センター発掘調査報告書 : 中村田所遺跡 中村田所東遺跡 西喜光地遺跡 第203集 217-220, 2022-03

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  • [論文] 酸素同位体比年輪年代法による韓国南部古代資料の高精度年代測定

    箱﨑, 真隆 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 231 299-315, 2022-02-25

    ...金海市退来里1057-1遺跡建物遺構群では,木柱6点の年代が西暦287〜333年と決定した。慶州市月城垓子(堀)跡では,木柱5点の年代が西暦424〜433年と決定した。これらの木材資料に暦年代を与えたのは日本の針葉樹から構築された標準年輪曲線であった。これらの研究によって,韓国の三国時代の木材資料に初めて誤差のない暦年代が付与された。...

    機関リポジトリ

  • 史跡内を移動可能な AR アプリ「AR 永福寺」の制

    井上, 道哉, 小島, 章太郎, 長澤, 可也 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 547-548, 2022-02-17

    ...観光地において、ARを活用し、遺構の上に復元CGを重畳表示することで、埋蔵文化財のイメージを理解しやすい工夫をしている事例が増えている。しかし初期のARでは、太陽光など周囲の環境による影響を受けやすく、位置がずれやすい問題があった。筆者らが鎌倉市と協働で制作している「AR永福寺」では、表示精度が高まり、遺構上への復元CG表示を、移動しながら表示することが可能となった。...

    情報処理学会

  • 北条義時法華堂のCG復元

    杉山, 英介, 飯田, 大樹, 井上, 道哉, 坂内, 悦子, 長澤, 可也 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 549-550, 2022-02-17

    ...両者とも法華堂と同時期の遺構であり、同じ三間四方、柱間の寸法も法華堂と同程度である事から、これらに習い復元を行った。法華堂は瓦葺であり常行堂の瓦屋根を、軒下の組み物は阿弥陀堂の出三斗、壁や天井の意匠は常行堂を参考にした。...

    情報処理学会

  • 農業水利空間にそなわる多面的水利用形態とその価値(4)(最終回)

    渡部, 一二 水利科学 65 (6), 91-128, 2022-02

    ...1980年になり,農村環境整備センターから「水利遺構」調査委員の依頼があった。この委員会では,全国的な規模のアンケート/調査がなされ,500件を超える情報を収集ができた。その後,「水利遺構の調査報告書」(1988年)となってまとめられた。本文では,この報告書に掲載された各地の農業水利空間の事例のうち,筆者が関心あるものから現地調査を行い,本文に加えさせていただいた。...

    日本農学文献記事索引

  • 谷頭凹地の埋積速度に対する中世以降の人間活動の影響

    八反地 剛, 古賀 亘, 河野 孝俊, 古市 剛久, 土志田 正二, 田中 靖 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 142-, 2022

    ...(A1~A5),山口県防府市剣川流域の2009年豪雨に伴う崩壊跡地2か所(B1, B2)を調査対象とした.崩壊地A1とA2はコナラやシイなどの樹林になっており,集水域内に明確な土地利用の痕跡はみられない.崩壊地A3の尾根部には16世紀頃に使用されたとみられる城郭跡(中城)があり,斜面にはアカマツやシダ類が分布する.崩壊地A4・A5の尾根部には13~16世紀頃使用されたとみられる城郭(高松城)の一部遺構...

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  • 前期難波宮造営過程の再検討

    佐藤 隆 大阪歴史博物館研究紀要 20 (0), 21-40, 2022

    ...本論では、前期難波宮の内裏前殿が孝徳朝の建造ではなく天武朝まで遅れるとする説について、その前提となる近年の飛鳥宮跡Ⅱ期遺構を飛鳥板蓋宮、Ⅲ-A期を後飛鳥岡本宮、Ⅲ-B期を飛鳥浄御原宮とする宮名比定を出土土器の型式やその出土状況から再検討し、Ⅱ期を後飛鳥岡本宮、Ⅲ期を飛鳥浄御原宮と結論づけた。その結果、内裏前殿の建造が遅れるという説も否定するに至っている。...

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  • 三次元地理空間情報とVR技術を用いた遺構の散策アプリの試作と評価―地理教育への応用に向けて―

    山内 啓之, 鶴岡 謙一, 小倉 拓郎, 田村 裕彦, 早川 裕弌, 飯塚 浩太郎, 小口 高 E-journal GEO 17 (1), 169-179, 2022

    <p>近年,バーチャルリアリティ(VR)の技術が様々な分野の教育実践において注目されている.地理教育においてもVRを活用することで,対象者の地理的事象への関心や理解を向上できる可能性がある.そこで本研究では,仮想空間に再現した現実性の高い環境を観察したり,散策したりするVRのアプリケーションを構築した.対象は横浜市にある人工の横穴洞窟の「田谷の洞窟(田谷山瑜伽洞)」とした.アプリケーションは,田…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 3 次元特徴量を用いた遺構の輪郭線抽出に関する検討

    岩瀬 隆志, 岩切 宗利, 田中 清 画像電子学会研究会講演予稿 21.03 (0), 35-39, 2022

    ...そこで本研究では, 実際の遺構から取得した 3 次元点群データに対して 3 種類の指標(DoN, 曲率, ND-PCA)を用いて特徴量を算出し、これを利用して輪郭線を引く新たなアルゴリズムを提案し、実験により有効性を検証している....

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  • 遺跡内堆積土の透水性と岩石の風化過程について~溶結凝灰岩の風化皮膜に着目して~

    猪股 雅美 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 136-, 2022

    ...一般的に中世の山城は防御と攻撃を可能とする戦略的な構造を目的に斜面などを人工的に改変している<sup>2)</sup>.分析には,そうした山城遺構の一つであり,敵の侵入を防ぐために尾根を絶ち切る深さ数mの水のない空堀である「堀切」跡深さ25-30㎝に混在していた岩石礫を用いた.現在は「堀切」のほとんどが堆積土で埋没している....

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  • 地質状況に適したシシ垣型式の選定 -沖縄県大宜味村の猪垣を例に-

    筬島 聖二 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 135-, 2022

    ...<p><b>はじめに</b></p><p> 古来より人々は,イノシシやシカなどの野生動物から田畑の作物を守るために知恵を絞ってきた.その手段には,追い払いや狩猟による害獣の駆除のほか,本稿で紹介するシシ垣がある.シシ垣は野生動物の耕地への侵入を防ぐバリアーであり,現代では電気柵や鋼製柵が用いられているが,伝統的なシシ垣は,石塁や土塁,木柵などであった(高橋春成編,2010).今回,伝統的なシシ垣遺構...

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  • 中学校段階における「対話的な防災教育」の検討

    松岡 農 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 29-, 2022

    ...<p><b>1.研究背景 </b></p><p> 筆者は大学及び大学院の在学中に宮城県仙台市若林区に所在する震災遺構仙台市立荒浜小学校を事例として,震災伝承施設が地域で果たす機能に関する研究に取り組んだ.2021年10月には,研究を取り組むに至る動機や筆者の人物像についてNHK仙台放送局から取材を受け,その模様は2021年11月10日にNHKEテレにて『ハートネットTV「あの日、何をしていましたか?...

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  • ⾧崎原爆モニュメントの集中と拡散

    大平 晃久 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 126-, 2022

    ...すなわち,対面関係を「地域」(近隣の有縁・無縁の原爆死者・生者を対象),「組織」(学校,企業などの原爆死者・生者を対象),非対面関係を「全域」(あらゆる原爆死者・生者を対象,あるいは平和,反戦といった主張を表示),「遺構・跡地」(遺構・跡地であることを表示)に分け,生/死の軸は問わず,さらに主たるメッセージから4 類型のいずれかに分類できるものとした。...

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  • 農業水利空間にそなわる多面的水利用形態とその価値(3)

    渡部, 一二 水利科学 65 (5), 93-122, 2021-12

    ...1980年になり,農村環境整備センターから「水利遺構」調査委員の依頼があった。この委員会では,全国的な規模のアンケート/調査がなされ,500件を超える情報を収集ができた。その後,「水利遺構の調査報告書」(1988年)となってまとめられた。本文では,この報告書に掲載された各地の農業水利空間の事例のうち,筆者が関心あるものから現地調査をおこない,本文に加えさせていただいた。...

    日本農学文献記事索引

  • 農業水利空間にそなわる多面的水利用形態とその価値(その3 )

    渡部 一二 水利科学 65 (5), 93-122, 2021-12-01

    ...1980年になり,農村環境整備センターから「水利遺構」調査委員の依頼があ った。この委員会では,全国的な規模のアンケート/調査がなされ,500件を超える情報を収集ができた。その後,「水利遺構の調査報告書」(1988年)となってまとめられた。 本文では,この報告書に掲載された各地の農業水利空間の事例のうち,筆者が関心あるものから現地調査をおこない,本文に加えさせていただいた。...

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  • [論文] 貝殻集積の炭素14年代測定から見た貝塚時代後期土器編年 : 貝塚時代後期土器の研究(VII)

    宮城, 弘樹 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 229 45-85, 2021-10-29

    ...本論は,弥生時代から古墳時代に並行する沖縄貝塚時代の貝殻集積遺構のゴホウラやイモガイの炭素14年代測定結果を受け,沖縄諸島の在地土器編年に絶対年代を付与することを目的に整理・分析を行った。沖縄貝塚時代前期末の仲原式から同後期前半の阿波連浦下層式,浜屋原式,大当原式の4型式の土器が貝殻集積遺構とどのような関係で出土するのかについて整理を行った。...

    機関リポジトリ

  • 農業水利空間にそなわる多面的水利用形態とその価値(2)

    渡部, 一二 水利科学 65 (4), 78-112, 2021-10

    ...1980年になり,農村環境整備センターから「水利遺構」調査委員の依頼があった。この委員会では,全国的な規模のアンケート/調査がなされ,500件を超える情報を収集ができた。その後,「水利遺構の調査報告書」(1988年)となってまとめられた。本文では,この報告書に掲載された各地の農業水利空間の事例のうち,筆者が関心あるものから現地調査を行い,本文に加えさせていただいた。...

    日本農学文献記事索引

  • 農業水利空間にそなわる多面的水利用形態とその価値(その2 )

    渡部 一二 水利科学 65 (4), 79-112, 2021-10-01

    ...1980年になり,農村環境整備センターから「水利遺構」調査委員の依頼があ った。この委員会では,全国的な規模のアンケート/調査がなされ,500件を超える情報を収集ができた。その後,「水利遺構の調査報告書」(1988年)となってまとめられた。 本文では,この報告書に掲載された各地の農業水利空間の事例のうち,筆者が関心あるものから現地調査を行い,本文に加えさせていただいた。...

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  • 農業水利空間にそなわる多面的水利用形態とその価値(1)

    渡部, 一二 水利科学 (380) 1-44, 2021-08

    ...1980年になり,農村環境整備センターから「水利遺構」調査委員の依頼があった。この委員会では,全国的な規模のアンケート/調査がなされ,500件を超える情報を収集できた。その後,「水利遺構の調査報告書」(1988年)となってまとめられた。本文では,この報告書に掲載された各地の農業水利空間の事例のうち,筆者が関心あるものから現地調査をおこない,本文に加えさせていただいた。...

    日本農学文献記事索引

  • 農業水利空間にそなわる多面的水利用形態とその価値(その1)

    渡部 一二 水利科学 65 (3), 1-44, 2021-08-01

    ...1980年になり,農村環境整備センターから「水利遺構」調査委員の依頼があった。この委員会では,全国的な規模のアンケート/調査がなされ,500件を超える情報を収集できた。その後,「水利遺構の調査報告書」(1988年)となってまとめられた。 本文では,この報告書に掲載された各地の農業水利空間の事例のうち,筆者が関心あるものから現地調査をおこない,本文に加えさせていただいた。...

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  • 旧真壁町「明治35年調製家屋台帳」間取図の図面特性

    秋葉 正美, 藤川 昌樹 日本建築学会技術報告集 27 (66), 1068-1073, 2021-06-20

    <p>The drawings of the house register of Makabe in 1902 basically matches the actual floor plan of the remains. These drawings are only single-line floor plans, but for example, they are color-coded …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献2件

  • 沖縄県中城城建築群の創造復元について

    三上, 訓顯 芸術工学への誘い = Bulletin Graduate School of Design & Architecture Nagoya City University 25 3-12, 2021-03-31

    ...出土品からは当時の高麗瓦や大和瓦といった屋根材が発掘されず、また遺構も残されていないことから、木造茅葺きで琉球民家様式に近似の建築であったとする解釈をおこない、施設機能やゾーニング、動線といった建築学上の手法を用いて、建築群の創造復元を試みた。その結果、いくつかの不明点も残るが、建築空間の機能と規模面では、南山時代に、この程度の建築群は存在していたとする復元像を形成することができた。...

    機関リポジトリ

  • 総括

    内藤,京 彦根市埋蔵文化財調査報告書 : 彦根城下町遺跡第3次発掘調査報告書 86 5-5, 2021-03-31

    ...遺構が希薄ではあるものの、安永3年の火災痕跡と思われる炭層が確認されたことは史料の裏付けとなる成果といえる。また、周辺での調査がこれまで行われていないため、事例が蓄積できたことは大きい。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 歴史的建造物の情報保存と情報継承に関する研究 明治・大正・昭和初期に建設された近代建築

    内藤 , 旭惠, NAITO, Akie 静岡産業大学情報学部研究紀要 23 143-180, 2021-03-01

    ...「降る雪や明治は遠くなりにけり」は、中村草田男の有名な句であるが、 既に明治元年から150 年以上が経過し、当時を偲ぶ遺構は少なくなりつつあ る。明治・大正・昭和初期の写真を見ることがあっても、その都市景観の多 くは失われており、過去の情景を知るのは難しい状況である。そこで本研究 では、失われた情報に着目し、歴史的建造物の情報保存と情報継承に関して 明らかにしたいと考えている。...

    機関リポジトリ

  • 効果的な災害伝承とは

    内山 琴絵 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 174-, 2021

    ...</p><p> 3点目は,保存だけでなく利活用を目的としている点である.資料の収集・保存にとどまってしまうことが,多くの既存のアーカイブの問題点であったが,神城アーカイブは利活用を想定したうえで基盤を構築している.例えば防災教育への活用事例,震災遺構とデジタルアーカイブを連動させるためのオフサイト構築など生涯学習事業との連携が紹介されている.将来的には,住民主体の運営を目指すことを目的に,継続的に利活用...

    DOI

  • 韓半島西岸交易都市唐城(タンソン)の成立と放棄をもたらした自然科学的背景

    鹿島 薫, Yang Dong-Yoon, Han Min 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 43-, 2021

    ...</p><p></p><p> 城址のふもとに立地していたと推定される港湾施設において掘削されたTS17-09からは、港湾施設遺構を覆うように5回の高潮波浪堆積層が観察された。ここでは珪藻類に代わって、黄金色藻休眠胞子が急増し、台風などの災害イベントに伴う攪乱と急激な堆積状態が示唆された。...

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  • 非可住域における震災伝承活動

    松岡 農 日本地理学会発表要旨集 2021a (0), 103-, 2021

    ...実際に非可住域である仙台市若林区荒浜地区における、震災伝承活動を調査した結果、行政が設けた震災伝承施設である「震災遺構仙台市立荒浜小学校」では、地域伝承の機能の充実が認められた。しかし、荒浜地区内で伝承活動などに取り組む住民団体「海辺の図書館」は,荒浜小学校を活動に使用しておらず,荒浜地区の震災伝承施設である荒浜小学校に住民活動の拠点機能は存在しなかった。...

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  • 災害デジタルアーカイブを活用した災害伝承の場づくり

    内山 琴絵, 廣内 大助 日本地理学会発表要旨集 2021a (0), 95-, 2021

    ...災害のスケールと記録の残し方</p><p> 東日本大震災における三陸沿岸地域では,国からの交付金を原資として自治体主導で記録誌類が刊行されてきた(田村・岩船2021).また,1995年兵庫県南部地震,2016年熊本地震など大規模かつ広域な災害,社会的認知の高い災害被災地では,後世に実態や教訓を伝えるため,自治体や公的機関による各種災害誌の作成,遺構やメモリアル施設の建設等が進められてきた(鈴木2021...

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  • 記憶と慰霊を媒介にした社会の新しい形

    高倉 浩樹 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2021 (0), A07-, 2021

    ...遺体・遺構などをめぐる対応や被災地の場のもつ意味について民族誌的理解を提示しながら、記憶は社会をどう変えるかについて考察する。...

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  • 天明噴火災害からの復興に果たした鎌原用水の役割とその後の利用

    鈴木 秀和, 関川 優樹, 宮﨑 光男 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 103-, 2021

    ...また地元の語り部により、天明噴火の様子などについて話を聞くこともでき、東日本大震災以降は災害遺構として再注目されている。</p><p> これだけ甚大な被害を受けたにもかかわらず、生き残った鎌原村の住人達は、集団移転はせずに代々暮らしてきたこの土地(埋もれてしまった集落上)での再建を決めた。...

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  • 被災した自然物をなぜ災害遺構ととらえるのか

    坂口 奈央 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2021 (0), A10-, 2021

    ...本報告では、一般的には災害遺構として捉えられてこなかった、被災樹木や島などの自然物を、被災地域の住民たちが、生活の脈絡の中で息づいた「生活遺構」として意味づけていることを、明らかにする。自然物は、回復する力を備えていて、人びとは、かつての日常を想起させながら、自分の人生を新たに位置付けていく対象となる。...

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