検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 281 件

  • ある種の山辺ソリトンとその一般化に対する分類について (部分多様体論と幾何解析の新展開)

    前田, 瞬 数理解析研究所講究録 2239 1-12, 2023-01

    ...Hamiltonは1980年代に山辺フローの概念を導入した.勾配山辺ソリトンはこの自己相似解として現れる.勾配山辺ソリトンは田代らにより研究されてきたconcircular fieldをもつリーマン多様休の特別なものと見ることができる.本要約では,非自明なconcircular fieldをもつ3次元完備リーマン多様体の分類,特に,非自明な3次元完備勾配山辺ソリトンの分類を紹介する.また,部分多様体...

    HANDLE

  • リーマン多様体上の半線形熱方程式の可解性 (部分多様体論と幾何解析の新展開)

    山本, 光 数理解析研究所講究録 2239 108-114, 2023-01

    ...本稿では高橋仁氏(東京工業大学)との共著誰文「Solvability of a semilinear heat equation on Riemannian manifolds」(本稿執筆時点では雑誌投稿中であり,arXiv版の番号はarXiv:2207.03731)の結果の一部について日本語で簡単に紹介する.紹介の方法は基本的には研究集会「部分多様体論と幾何解析の新展開」での講演に沿って行うことにする...

    HANDLE

  • 三重周期極小曲面におけるMorse指数と符号数の関係について (部分多様体論と幾何解析の新展開)

    庄田, 敏宏 数理解析研究所講究録 2239 42-48, 2023-01

    三重周期極小曲面は界面活性剤の膜の数学的モデルであることが知られており,数学以外の分野でも多く研究されている.この10年間,江尻典雄氏との共同研究によって,三重周期極小曲面の幾何的量,具体的には,Morse指数・退化次数・符号数を計算し,三重周期極小曲面全体のModuli空間の分類を試みてきたその成果の一部として,1990年代に物理学者たちによって構成された種数3の変形族に対する幾何的量を数値計…

    HANDLE

  • 対称空間論の離散化とカンドル代数,Part V (部分多様体論と関連する幾何構造研究の深化と融合)

    田丸, 博士 数理解析研究所講究録 2210 57-65, 2022-01

    カンドル(quandle)は,Joyceによって導入された代数系であり,主として結び目の研究に用いられてきた.我々の研究テーマは,カンドルを離散的な対称空間と考え,対称空間論を参考にして,その構造理論を構築することである.本稿では,カンドルあるいは対称空間内の“s₋可換集合”の基本的な性質と具体例を紹介する.特に,極 や対臨集合との差異についても述べる.

    HANDLE

  • 統計多様体の部分多様体

    古畑, 仁 日本数学会2021年度秋季総合分科会幾何学分科会講演アブストラクト 2021-09

    A statistical manifold is a Riemannian manifold endowed with a torsion-free affine connection satisfying the Codazzi equation. The submanifold theory in such a space is now developing. The words “ …

    HANDLE

  • 同じ曲率を持つ空間型の間の特異点を許容する等長はめ込み (部分多様体論の潮流)

    本田, 淳史 数理解析研究所講究録 2068 116-127, 2018-04

    波面とは, 特異点を許容する(超)曲面のクラスである. 波面の内在的な構造をモデルとした連接接束はリーマン多様体の特異点を許容する概念とみなすことができる. 本稿では, そのような連接接束に「空間形」の概念を導入し, 同じ曲率を持つ空間形の間の等長はめ込みを波面の枠組みで定式化し, それらの分類や性質を調べた結果を紹介する[8, 9].

    HANDLE Web Site

  • 平均曲率流の特異点について (部分多様体論の潮流)

    山本, 光 数理解析研究所講究録 2068 22-36, 2018-04

    本講究録の前半では, 平均曲率流の定義から始まり, その特徴付け, 短時間存在と一意性, 解の爆発, また, 解が爆発するときには何が起きるかということまでを, できるだけ前提知識が少なくても理解できるように説明した. しかし, その代償として, 多くの命題の証明は厳密なものではなく, 概要を述べるに留めた. また, 後半では発展的な話題として, 解の爆発の際に現れる特異点に対して, …

    HANDLE Web Site

  • 3次元Lorentz-Minkowski空間の平均曲率0曲面 (部分多様体の微分幾何学的研究)

    藤森, 祥一 数理解析研究所講究録 2017 1-11, 2017-01

    本稿では3次元Lorentz-Minkowski空間の平均曲率0曲面について, 最近得られた結果[2]を中心に紹介する. また, 川上裕氏(金沢大学), 國分雅敏氏(東京電機大学), Wayne Rossman氏(神戸大学), 梅原雅顕氏(東京工業大学), 山田光太郎氏(東京工業大学)との共同研究で得られた結果[4, 5]についても紹介する.

    HANDLE Web Site

  • A construction of weakly reflective submanifolds in compact symmetric spaces

    大野, 晋司 数理解析研究所講究録 2017 33-58, 2017-01

    ...本講演では, 既約制限ルート系の拡張である対称三対の概念を用いて, 可換なHermann作用の軌道が弱鏡映部分多様体になるための十分条件を与える. この十分条件を用いて, コンパクト対称空間内の弱鏡映部分多様体の新しい例を与える....

    HANDLE Web Site

  • Volume Subdivisionの滑らかさ

    川原田 寛 精密工学会学術講演会講演論文集 2009A (0), 919-920, 2009

    ...四面体メッシュ,六面体メッシュなどのボリュームメッシュに対して施すvolume subdivisionは滑らかな形状要素を発生させる手法として知られているが,volume subdivisionの滑らかさの定義をきちんと行っている論文はない.本稿ではボリュームつまり三次元多様体に対してではなく部分多様体に対してしか滑らかさは定義できないことを示し,現状の滑らかさの解析の問題点を述べる....

    DOI

ページトップへ