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検索結果 951 件

  • 定常環境事業体を対象とした水道管路のインフラメンテナンス体制の経年変化についての考察

    酒井 宏治 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 145-153, 2024

    <p> 水道管路のインフラメンテナンスを推進していくためには,統計データに基づき,その効率的な体制を提案できることが望ましい.本研究では,平成13年度から令和2年度の過去20年間の間に,一度も事業体の合併を行わず,かつ給水区域面積に変化がない事業体を定常環境事業体として抽出して分析し,指標値の推移と変数間の相関関係を分析した.さらに,その中から無効率及び超過管率が改善した事業体群の傾向を分析した…

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  • シリカ及びアルカリ度を用いた水源涵養機能の評価手法の検討及び適用

    花形 惇史, 酒井 宏治, 小泉 明, 酒井 健治, 髙橋 大樹, 小林 貢 土木学会論文集 80 (3), n/a-, 2024

    <p> 閉鎖性水域である貯水池は,流入河川及びその流域の影響を強く受けるため,流域からの水源管理は重要である.本研究では,森林が卓越する流域の最下流付近において採水した水のシリカ,アルカリ度を計測し,対象流域中の森林の下層土壌,基岩などの地理的情報との関係性について検討した.さらに,計測したシリカ及びアルカリ度の長期的な変遷を分析することで,森林の持つ水源涵養機能の長期的な変遷をマクロ的に把握す…

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 配合飼料へのアロエベラの混合が嗜好性とヤギの栄養および内臓器官の代謝機能に及ぼす影響

    長嶺 樹, 渡谷 真月, 砂川 勇人, 酒井 宏 日本暖地畜産学会報 66 (2), 53-59, 2023-09-30

    <p>輸入飼料依存による飼料費増大の抑制は畜産農家の課題であり,その解決策の1つがエコフィードで あるが,開発には嗜好性と有用性の解明が必須である.本研究では廃棄されているアロエベラに着目し,アロエベ ラ配合飼料の嗜好性と有用性の解明を試みた.ヤギ8頭(雄雌各4頭,2群に無作為配置)を供試し,対照区(市販飼料)と試験区(アロエベラ飼料)を設定した.嗜好性試験では採食量と採食時間を調査した.給与試…

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  • “人工赤血球”の外科・代謝栄養学への応用の可能性

    酒井 宏水, 小林 直子, 久禮 智子, 東 寛 外科と代謝・栄養 57 (4), 100-103, 2023-08-15

    <p> 人工赤血球 (ヘモグロビンベシクル) 製剤の投与による外傷性出血, 周術期出血の治療の可能性については, 各種動物モデル試験のデータに基づき本誌54巻4号 (2020) に概説した1). それから3年が経過したが, その間に, 本製剤の実用化を目指す研究開発プロジェクトにおいて, 重要なイベントがあった. 先ず1つ目は, アカデミア主体による治験薬の小規模GMP製造が実施できたこと, …

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 理学の本棚 第58回/お知らせ

    酒井, 広文, 広報委員会, 大越, 慎一 東京大学理学系研究科・理学部ニュース 55 (2), 12-15, 2023-07-20

    「強光子場分子科学」/新任教員紹介/レーザー研究の泰斗 霜田光一名誉教授のご逝去を悼む/東京大学理学部オープンキャンパス2023 Online開催のお知らせ/博士学位取得者一覧/人事異動報告/東大理学部基金

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  • Superconducting spin reorientation in spin-triplet multiple superconducting phases of UTe₂

    金城, 克樹, 藤林, 裕己, 松村, 拓輝, 堀, 文哉, 北川, 俊作, 石田, 憲二, 徳永, 陽, 酒井, 宏典, 神戸, 振作, 仲村, 愛, 清水, 悠晴, 本間, 佳哉, 李, 徳新, 本多, 史憲, 青木, 大 Science Advances 9 (30), 2023-07

    Superconducting (SC) state has spin and orbital degrees of freedom, and spin-triplet superconductivity shows multiple SC phases because of the presence of these degrees of freedom. However, the …

    HANDLE

  • トピックス

    Berta, Emese, 三尾, 典克, 飯野, 雄一, 佃, 達哉, 広報誌編集委員会 東京大学理学系研究科・理学部ニュース 55 (1), 12-15, 2023-05-20

    ...理学系研究科・理学部の新たな伝統/酒井広文教授が2023年度文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞/第35回理学部公開講演会の開催/2022年度 理学系研究科・理学部諮問会が開催されました/祝 2022年度学位記授与式・卒業式・学修 : 研究奨励賞...

    HANDLE HANDLE HANDLE ほか3件

  • NMRで探るウラン系スピン三重項超伝導の物理

    徳永 陽, 酒井 宏典, 北川 俊作, 石田 憲二 日本物理学会誌 78 (5), 267-272, 2023-04-25

    <p>1911年の水銀での超伝導の発見以来,固体物理の分野では,様々な新しいタイプの超伝導体が発見されてきた.例えば,強いクーロン斥力により有効質量が増大した電子による重い電子系超伝導体,伝導性をもつ有機物質で発見された有機超伝導体,そして超伝導転移温度が初めて液体窒素温度を超えた銅酸化物超伝導体などである.その中で明らかになってきたことは,超伝導の性質やその発現の機構は,当初に考えられていたよ…

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  • 統語構造の証拠として韻律パターンを使用することの有効性ー現代韓国語の属格主語構造を一例としてー

    金 英周, 五十嵐 陽介, 宇都木 昭, 酒井 弘 Evidence-based Linguistics Workshop 発表論文集 2 74-80, 2023

    統語論、音韻論、意味論など言語学の各分野においては、それぞれの現象を検討するために、細分化されたそれぞれの分野内のデータが証拠とされることが多い。しかし有効な証拠は分野内に限らず、分野外のデータから得られることもある。本発表では、現代韓国語の属格主語構造を一例として、統語構造に関する仮説の検証に韻律パターンを証拠として使用することの有効性を示す。現代日本語では、「母親が焼いたチジミ/母親の焼いた…

    DOI NINJAL

  • 小河内貯水池流域におけるGISを用いた森林特性の分析と土壌浸食モデルの改良

    岩間 友宏, Charles John GUNAY, 小山 勇太, 横山 勝英, 酒井 宏治, 小泉 明, 川植 真希, 高橋 大樹 土木学会論文集 79 (27), n/a-, 2023

    <p> 河川上流域の森林は,水源涵養や土砂流出防止などの機能がある.特に土砂流出は,流域の地形や地質,植生などの多くの要因が複雑に関係しており,様々な土砂流出モデルが提案されているものの森林管理を考慮したモデルはほとんど見当たらない.本研究の対象地である小河内ダム流域は,東京都水道局が長年管理し,森林の様々なデータを記録してきた.そのため本研究では,森林管理の特徴について分析を行い,さらに現地調…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • タイヤ由来の黒色マイクロプラスチックの交差点内における存在実態の解明

    髙城 翔吾, 酒井 宏治, 柳原 正実 土木学会論文集 79 (25), n/a-, 2023

    <p> 近年,粒径5mm以下のプラスチック粒子と定義されているマイクロプラスチック(以下,MPsとする)による水環境の汚染が報告されている.中でもタイヤ由来のMPsは一次MPs発生の28%を占めていることからタイヤ由来のMPsの発生状況を把握することは海洋流出抑制に寄与すると考えられる.本研究では,多摩市乞田と亀戸で道路粉塵のサンプリングを行い,FTIRを用いてタイヤ粉塵由来のMPsの同定を行っ…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 深層学習のための病害虫被害画像データベースの構築

    岩崎 亘典, 井上 康宏, 光永 貴之, 下田 武志, 大西 純, 津田 新哉, 彌冨 仁, 鍵和田 聡, 岡 美佐子, 下元 満喜, 山脇 美樹, 野口 佳奈, 酒井 宏, 池田 健太郎, 三木 静恵, 横山 薫, 星野 啓佑, 谷口 高大, 星野 航佑, 菊池 優以, 新井 美優, 川部 眞登, 西村 麻実, 八重樫 元, 金城 雄司, 青木 由美, 向井 環, 西野 実, 徳丸 晋, 北澤 勝好, 岩川 秀行, 門馬 悠介, 松田 浩, 中西 善裕, 西 八束, 和山 亮介 1-, 2022-10-05

    DOI

  • iPSC-derived mesenchymal cells that support alveolar organoid development

    玉井, 浩二, 酒井, 宏治, 山城, 春華, Moriguchi, Keita, 伊倉, 宏一, 前花, 祥太郎, 末澤, 隆浩, 竹原, 一明, 萩原, 正敏, 平井, 豊博, 後藤, 慎平 Cell Reports Methods 2 (10), 100314-, 2022-10

    Mesenchymal cells are necessary for organ development. In the lung, distal tip fibroblasts contribute to alveolar and airway epithelial cell differentiation and homeostasis. Here, we report a method …

    DOI HANDLE Web Site ほか1件 参考文献39件

  • 地域統合評価モデルを活用した循環共生社会の将来シナリオ構築

    五味 馨, 藤田 壮, 永富 聡, 酒井 広平 地球環境 27 (1), 41-50, 2022-09-30

    <p>地域における環境・経済・社会の様々な課題を解決し,持続可能な社会づくりを進めるには各種の取組による様々な分野の将来にわたる効果を考慮した施策立案が有用と思われる。そこで本研究ではステークホルダーと分析グループによる双方向型の将来シナリオ構築プロセスと,そこで利用する地域統合評価モデルを用いた定量的な将来像の描写と取組による総合的な効果の事前的な推計手法を開発した。推計手法においては感度分析…

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  • 水質及び薬品使用量に着目した水道事業体の評価指標の検討及び分析

    大石 結愛, 酒井 宏治 土木学会論文集G(環境) 78 (2), 71-80, 2022

    <p> 現在,日本の水道事業では新たな水道施設の建設が終わり,既存の水道施設を維持管理する時代へと変化している.本研究では多くの水道事業が小規模で経営基盤が脆弱という問題に着目し,全国の事業体の水源の種別や人口規模ごとの特徴を分析する.日本水道協会の水道統計を用いて,水質と関連する次亜塩素酸ナトリウム,ポリ塩化アルミニウムなどの薬品使用量を分析対象とした.年間取水量小計当たりの給水純利益や技術系…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • マウス気管移植モデルにおける上皮下血管へのヘモグロビン小胞体による早期再潅流

    小野沢 博登, 河野 光智, 酒井 宏水, 岩﨑 正之 移植 57 (Supplement), s343_2-s343_2, 2022

    <p>【緒言】</p><p>ヘモグロビン小胞体(Hemoglobin vesicle; HbV)は、期限切れ輸血用 ヒト赤血球から抽出した濃縮ヘモグロビンをリポソーム化した人工酸素運搬体である.HbVは粒子径が250nmと小さいため毛細血管を効率的に灌流できる可能性がある。</p><p>【目的】気管移植モデルにおいて、HbVによる毛細血管の再灌流を評価しRBCによる再灌流と比較すること。</p>…

    DOI 医中誌

  • 水道事業体の経営状況に関する評価指標の検討及び分析

    佃 成槻, 酒井 宏治 土木学会論文集G(環境) 78 (7), III_165-III_176, 2022

    <p> 水道事業体の経営状況を適切に把握するための指標として,「ヒト・モノ・カネ」の3観点からそれぞれ2指標ずつを取り上げたほか,用水供給からの受水についても2指標を取り上げ,相関分析やクラスター分析などの手法を用いて分析を行った.その結果,給水人口規模が小さくなるにつれ,営業収支比率・料金回収率が小さくなり,特に1万人未満の事業体の多くが給水収益だけで費用を十分に賄えていないことがわかった.ま…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • コロナ禍前後における生活用水の原単位水量変化に及ぼす影響要因の分析

    荒井 康裕, 井上 怜音, 酒井 宏治, 國實 誉治, 小泉 明, 藤川 和久, 堺 総一郎, 佐々木 慶太 土木学会論文集G(環境) 78 (6), II_129-II_140, 2022

    <p> 本研究の目的は,水使用に関するアンケート調査結果と当該世帯の原単位水量データを用い,コロナ禍における生活用水の利用状況に関する変化とその要因を統計的に分析することである.具体的には,2019年度(コロナ禍前)に対する2020年度(コロナ禍)の原単位水量の比(前年比)に着目し,基準より大きい世帯を「高値群」,小さい世帯を「低値群」とした2値変数をアウトカムに設定し,差の検定及びロジスティッ…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 航空における安全文化とJAL グループの取り組み

    福田 久, 酒井 宏彰 安全工学 60 (6), 432-439, 2021-12-15

    <p>1903 年にライト兄弟が人類初の飛行機による有人動力飛行を成し遂げてから,航空は飛躍的な発展を遂げてきたが,その陰には航空事故による多くの犠牲がある.航空の安全の多くは事故からの学びに立脚するが,航空安全の進化の過程の中で,特に1990 年代からは組織的な要因についても注目されるようになり,安全文化醸成が大きな課題になっている.そのため,国際民間航空機関加盟国や航空に関わる組織は,安全管…

    DOI Web Site

  • 人工血液 ~外傷治療における明日にかける橋~

    木下 学, 萩沢 康介, 石田 治, 齋藤 大蔵, 酒井 宏水, 武岡 真司 日本外傷学会雑誌 35 (4), 275-282, 2021

    <p> 私たちは止血能と酸素運搬能を有し, 血液型に関係なく投与できる人工血液を研究開発している. 人工血液は人工血小板と人工赤血球から成り, 室温静置で長期保存可能で, 備蓄や病院前治療に適していると考える. 人工血小板はリポソームに血小板活性化因子であるアデノシン二リン酸 (ADP) を内包し, 表面に人工的に合成したフィブリノーゲンの活性部位を付着させている. 出血部位に集積し, …

    DOI 医中誌

  • クラスター分析を用いた小河内貯水池集水域における流域特性の比較検討

    原島 康輔, 酒井 宏治, 小泉 明, 酒井 健治, 黒木 直也 土木学会論文集G(環境) 77 (5), I_69-I_76, 2021

    <p> 現在,日本の水道普及率は98%を超え,安全で美味しい水の供給が求められている.このような中,貯水池の水質の管理は極めて重要な課題である.特に森林の水源涵養機能は,水資源の貯留,洪水の緩和,水質の浄化など様々な機能を有し,雨水の川への流出量の平準化やおいしい水の供給に大きく貢献している.東京都水道局は水道水源林の機能向上のために荒廃した民有林を購入し,整備することで小河内貯水池の水源管理を…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 水道水源林の土砂流出防止機能に関する評価指標の検討及び分析

    酒井 宏治, 石山 勇輝, 小泉 明, 横山 勝英, 酒井 健治, 小林 貢, 黒木 直也 土木学会論文集G(環境) 77 (7), III_285-III_292, 2021

    <p> 多摩川上流の小河内貯水池流域には,東京都水道局が管理する水道水源林と,民間で所有する民有林が広がっている.ダムを管理する上で大きな懸案事項であるダムの堆砂に対して,民有林では手入れ不足による土砂流出が懸念される一方で,水道水源林には土砂流出防止機能による効果が期待されている.本研究では,水源管理事務所の定期水質調査のデータを基にした長期時系列データを活用し,影響度の大きな事象を抽出した分…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 東京都大田区における作業療法士の復職・就労支援の実態と課題

    池田 晋平, 佐藤 さとみ, 田中 由紀, 田中 克一, 酒井 弘美 作業療法 39 (3), 355-364, 2020-06-15

    本研究は東京都大田区の作業療法士(以下,OT)を対象に,復職・就労支援(以下,支援)の実態を調査し,今後OTが取り組むべき課題を明らかにすることを目的とした.医療・介護・福祉領域のOT 105名の分析から,平成28(2016)年度の一年間で支援を実施したOTは47.6%で,その内容は身体機能訓練やパソコン操作が主であり,健康管理や日常生活技能など職業準備性に関する支援は少ない実情が伺われた.医療…

    DOI Web Site 医中誌

  • 水道施設の老朽化と維持管理に関する評価指標の検討

    佃 成槻, 酒井 宏治 土木学会論文集G(環境) 76 (7), III_65-III_75, 2020

    <p> 水道施設の老朽化と維持管理に関する指標として,法定耐用年数超過率・経年経過率のほか,職員数などの人的資源,給水収益などの金銭的資源に関する指標を取り上げ,検討・分析を行った.その結果,給水人口規模が大きくなるにつれ,法定耐用年数超過率・経年経過率が大きくなり,施設能力あたりの職員数や給水収益も多く確保されていることがわかった.また,人的・金銭的資源が増加している事業体には,施設能力を減少…

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 水道水源林における山林排出負荷原単位の推定及び評価

    韓 燕ジ, 酒井 宏治, 小泉 明, 西間木 千智, 岩﨑 浩美, 上野 俊明, 千葉 徹也 土木学会論文集G(環境) 76 (5), I_33-I_42, 2020

    <p> 多摩川上流における東京都水道水源林の保全は安全でおいしい水の安定供給の原点であるため,環境負荷を把握した上で水道水源林の管理を行い,森林を良好に整備することが求められている.本研究では,水道水源林における環境負荷を評価するために,GISを利用して各流域の土地利用を把握した上で,各流域の森林からの総窒素,総リン,COD排出原単位を推定することを行った.計算から得られた山林負荷原単位を既存資…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 新規複雑変異転座t(12;17;15)(p13;q21;q22)を持つ急性前骨髄球性白血病の白血病細胞動態

    齊木 祐輔, 酒井 広隆, 内田 晶子, 上村 悠, 松縄 学, 磯部 泰司, 加藤 雅之, 富田 直人, 三浦 偉久男, 新井 文子 臨床血液 61 (2), 103-109, 2020

    <p>69歳,女性。白血球減少と血小板減少で当科を紹介された。異常前骨髄球は骨髄の70.5%を占め,MPO・CD33・CD117陽性,CD13弱陽性,CD2・CD34・CD56・HLA-DR陰性であった。染色体分析でt(12;17;15)(p13;q21;q22)を認め,FISHで<i>PML-RARA</i>融合シグナルが派生15番染色体にのみ検出された。急性前骨髄球性白血病(APL)と診断し…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 外側型盲腸周囲ヘルニアによる小腸閉塞の1例

    青木 亮太, 橋本 晋一, 山口 敏之, 小松 信男, 林 征洋, 酒井 宏司 日本外科系連合学会誌 45 (1), 25-30, 2020

    <p>症例は81歳の女性で,来院前日からの嘔吐と腹痛を主訴に当院へ救急搬送された.腹部はやや膨隆し,右側腹部に圧痛と筋性防御を認めた.腹部造影CTでは広範囲な小腸拡張を認め,また盲腸,上行結腸は内側へ偏位しており,その背外側に造影効果の乏しい拡張した小腸を認めた.以上から盲腸周囲ヘルニアによる絞扼性腸閉塞と診断し,緊急手術を施行した.腹腔内を観察すると,盲腸外側の小孔に小腸が嵌頓しており,外側型…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 人工赤血球(ヘモグロビンベシクル)製剤による 出血性ショック治療の可能性

    酒井 宏水 外科と代謝・栄養 54 (4), 170-174, 2020

     現行の献血-輸血システムの安全性はきわめて高いが課題も存在する. 赤血球輸血治療の補完を目的として, 人工赤血球製剤(ヘモグロビンベシクル, HbV)の研究開発が日本で進められ, 間もなく臨床試験が開始されようとしている. 本稿では, これまでに動物投与試験から明らかにされてきた出血性ショック蘇生液としての有効性についてまとめた. …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献11件

  • 低濃度放射能測定におけるISO 11929に従った測定の不確かさと特性値の導出

    酒井 宏隆, 吉居 大樹, 川﨑 智 RADIOISOTOPES 68 (9), 659-673, 2019-09-15

    <p>本稿では,低濃度放射能測定における測定の不確かさと,関連する特性値である決定しきい値,検出限界及び包含区間の上下限の導出とその適用について述べる。特に測定対象物を放射性廃棄物としての規制の管理下から解放することを目的としたクリアランス測定におけるISO 11929に従った考え方を整理する。</p>

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献3件

  • 光沢反射を考慮した多光源レンダリングのための誤差推定法

    岩崎, 陸人, 名畑, 豪祐, 酒井, 広和, 岩崎, 慶 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 527-528, 2019-02-28

    大域照明の効率的なレンダリングをするための手法に仮想的な点光源(Virtual Point Light:VPL)を用いる多光源レンダリング法がある.先行研究ではVPLとシェーディング点をそれぞれクラスタリングし,真値との相対誤差を確率的に推定することで効率的なレンダリングを実現した.しかしながら,先行研究では拡散反射のような反射率が一定の反射モデルしか考慮されていない.そこで,提案法では先行研究…

    情報処理学会

  • EuPtSiのNMRによる研究II

    比嘉 野乃花, 與儀 護, 徳永 陽, 服部 泰佑, 酒井 宏典, 神戸 振作, 中島 美帆, 本間 佳哉, 仲村 愛, 清水 悠晴, 本多 史憲, 青木 大, 垣花 将司, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 74.1 (0), 2365-2365, 2019

    DOI

  • NMRで見たURhSnの二つの相転移

    徳永 陽, 清水 悠晴, Maurya A., 本多 史憲, 仲村 愛, 佐藤 芳樹, 李 徳新, 本間 佳哉, 青木 大, 比嘉 野乃花, 服部 泰佑, 酒井 宏典, 神戸 振作 日本物理学会講演概要集 74.1 (0), 1941-1941, 2019

    DOI

  • 水道管路の老朽化と維持管理に関する評価指標の検討

    酒井 宏治, 佐竹 明, 滝沢 智 土木学会論文集G(環境) 75 (7), III_413-III_423, 2019

    <p> 水道管路の老朽化と維持管理に関する指標として,無効率・超過管率のほか,管種などの物的資源,職員数などの人的資源,給水収益などの金銭的資源に関する指標に加え,維持管理に関する指標として管路更新率・超過管更新率・漏水修繕率を取り上げ,指標相互間の関係性について検討した.その結果,無効率はダクタイル管率,塩ビ管率,技術系職員数,給水収益などと関連があること,超過管率は職員数・給水収益・管路更新…

    DOI Web Site Web Site

  • 人工赤血球(ヘモグロビンベシクル)の臨床への橋渡し研究

    東 寛, 酒井 宏水 臨床血液 60 (9), 1084-1091, 2019

    <p>我が国の血液供給システムは,十分に機能しているが,突然の大量出血による出血性ショックに直面した場合に,必要な赤血球製剤を迅速に調達できない場合がある。特に,離島・へき地の医療や産科医療は常にこのような状況に陥る危険がある。補液による循環ボリュームの確保だけでは,重要臓器の機能を温存することはできない。もし,人工赤血球が手元にあれば,赤血球製剤が届くまで,それを一時的に血液代替物として使用す…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • EuPtSiのNMRによる研究III

    比嘉 野乃花, 與儀 護, 徳永 陽, 服部 泰佑, 酒井 宏典, 神戸 振作, 岡澤 赳, 伊藤 孝, 髭本 亘, 中島 美帆, 本間 佳哉, 仲村 愛, 清水 悠晴, 本多 史憲, 青木 大, 垣花 将司, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 74.2 (0), 1903-1903, 2019

    DOI

  • 人工赤血球(ヘモグロビン ベシクル)製剤の新しい利用法

    酒井 宏水 日本輸血細胞治療学会誌 64 (4), 589-596, 2018-08-31

    <p>輸血治療は現行の医療に不可欠であり,国民の医療と健康福祉に多大の貢献をしている.しかし,危機的出血にある傷病者に対し輸血が出来ない状況がある.我々は輸血治療を「補完」するため,人工赤血球(Hemoglobin vesicles,Hb-V)を開発し,その性能を多角的に研究してきた.日赤や医療機関等で発生する使用期限の過ぎたNAT検査済み赤血球からウィルス不活化・除去工程を経てヘモグロビンを精…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献41件

  • 皮膚白血球破砕性血管炎の経過中に発症したt(X;14)(p11.2;q32)を持つMALTリンパ腫

    上村 悠, 酒井 広隆, 齊木 祐輔, 内田 晶子, 佐藤 和之, 鶴岡 由佳, 横井 聡, 西尾 有司, 松縄 学, 鈴木 義則, 磯部 泰司, 加藤 雅之, 富田 直人, 井上 靖之, 三浦 偉久男 臨床血液 59 (3), 269-274, 2018

    <p>73歳,男性。20年前から下肢の紫斑が消長を繰り返し,201X年1月に左耳下腺が腫大して3月に当院を受診した。耳下腺の生検ではCD10陰性,CD19・CD20・κ鎖陽性の異常リンパ球がびまん性に増殖し,Ki67陽性率は10%未満でリンパ上皮性病変を伴っていた。以上から節外性濾胞辺縁帯粘膜関連リンパ組織リンパ腫(MALTリンパ腫)と診断した。G分染法でt(X;14)(p11.2;q32)を認…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 貯水池の周辺流域土壌におけるマンガン及び全りんに着目した影響要因分析

    小林 将之, 酒井 宏治, 小泉 明, 山崎 公子, 稲員 とよの, 村木 瑞穂, 岩﨑 浩美 土木学会論文集G(環境) 74 (5), I_109-I_115, 2018

    閉鎖性水域である貯水池は流入河川の影響を受け,水質が変化しやすいため,流入河川の水質を良好に保つことが必要である.そのため河川流域から,土壌と挙動を共にするマンガンおよびリンの流出を防ぐことで水道原水中のマンガンの高濃度化およびアオコ発生の抑制に寄与できると考えられる.そこで本論文では,小河内貯水池に流入する河川の流域土壌に着目した.まず,土壌中マンガンおよび全リンの含有量を測定し,重回帰分析で…

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 超音波ガイド下神経ブロックの進歩─Wide Awake Hand Surgeryの麻酔─

    臼井 要介, 鈴木 重哉, 酒井 宏明, 寺田 哲, 山内 正憲 日本臨床麻酔学会誌 38 (1), 123-128, 2018

    <p>超音波ガイド下神経ブロックの進歩により,運動機能を温存し,知覚だけをブロックする工夫も進んでいる.手指の運動機能再建術において,知覚神経だけに局所麻酔薬を作用させて行われるWide Awake Hand Surgery(WAHS)は,手術中に再建筋と拮抗筋の適切な筋緊張を残しながら運動機能が把握できるため,近年注目されている.われわれは簡単にWAHSを行えることを目的に,まず手指の各筋肉の…

    DOI Web Site 医中誌

  • EuPtSiのNMRによる研究

    比嘉 野乃花, 與儀 護, 徳永 陽, 服部 泰佑, 酒井 宏典, 神戸 振作, 中島 美帆, 本間 佳哉, 仲村 愛, 清水 悠晴, 本多 史憲, 青木 大, 垣花 将司, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 73.2 (0), 1480-1480, 2018

    DOI

  • CeIn<sub>3</sub>のパルス強磁場NMR研究

    徳永 陽, 青木 大, Sheikin Ilya, Orlova Anna, Bruyant Nicolas, Mayaffre Hadrien, Kraemer Steffen, Horvatic Mladen, 服部 泰佑, 酒井 宏典, 神戸 振作 日本物理学会講演概要集 73.1 (0), 2128-2128, 2018

    DOI

  • URu_2Si_2の2回対称性秩序の分布

    神戸 振作, 徳永 陽, 酒井 宏典, 服部 泰佑, Walstedt, R. E. Journal of Physics; Conference Series 868 (1), 012003_1-012003_7, 2017-07

    In the hidden-ordered state of URu$_2$Si$_2$, a modest breaking of the fourfold symmetry was suggested in previous $^{29}$Si NMR basal-plane field rotation measurements. Based on the detail analysis …

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 参考文献15件

  • YbRh_2Si_2のスピンエコー減衰の低温温度依存

    神戸 振作, 酒井 宏典, 徳永 陽, 服部 泰佑, Lapertot, G., 松田 達磨, Knebel, G., Flouquet, J., Walstedt, R. E. Physical Review B 95 (19), 195121_1-195121_8, 2017-05

    The authors report $^{29}$Si nuclear spin-echo oscillations and decay measurements on a single crystal of YbRh$_2$Si$_2$. These quantities are found to be $T$ independent from 300 K down to $\sim$20 …

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献35件

  • La-Co置換系 M 型 Sr フェライトの<sup>57</sup>Fe, <sup>59</sup>Co-NMR

    酒井 宏典, 服部 泰佑, 徳永 陽, 神戸 振作, 下田 愛子, 和氣 剛, 田畑 吉計, 中村 裕之 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1227-1227, 2017

    <p>Sr の一部を La で、Fe の一部を Co で同時に置換したM型Srフェライトについて、NMR実験を行った。その結果、Fe核とCo核NMRを測定した。M型フェライトには、結晶学的に異なる5つのFeサイトがあり、Coイオンがどのサイトに置換されたか、微視的見地から検討したい。また、Coイオンの磁気状態について、議論する。</p>

    DOI

  • YbRh<sub>2</sub>Si<sub>2</sub>におけるFermi面の温度依存

    神戸 振作, 酒井 宏典, 徳永 陽, 服部 泰佑, Lapertot G., 松田 達磨, Knebel G., Flouquet J., Walstedt R.E. 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2034-2034, 2017

    <p>Si核間のRK相互作用、及び擬ダイポール相互作用の温度依存をスピンエコー減衰実験から求めた。その結果から、Fermi面の温度依存について議論する。</p>

    DOI

  • 21q22/<i>RUNX1</i>の新規単純変異転座t(3;21)(q13;q22)を伴う急性骨髄性白血病

    鶴岡 由佳, 酒井 広隆, 内田 晶子, 上村 悠, 佐藤 和之, 横井 聡, 西尾 有司, 松縄 学, 鈴木 義則, 磯部 泰司, 加藤 雅之, 富田 直人, 井上 靖之, 三浦 偉久男 臨床血液 58 (1), 3-8, 2017

    <p>69歳,男性。201X年7月白血球増多で当科を紹介された。骨髄異形成/骨髄増殖性腫瘍と診断され同年9月に白血化した。骨髄の染色体分析では46,XY[20]であった。イダルビシン・シタラビン療法で完全寛解に至り,地固め療法を3回受けた。しかし翌年5月に再発し,t(3;21)(q13;q22)が検出された。分裂中期細胞を用いたFISHでRUNX1(runt related …

    DOI Web Site PubMed

  • 3q26.2/<i>EVI1</i>の単純変異転座t (3;8) (q26.2;q24)を伴う急性骨髄性白血病

    佐藤 和之, 酒井 広隆, 内田 晶子, 上村 悠, 鶴岡 由佳, 横井 聡, 西尾 有司, 松縄 学, 鈴木 義則, 磯部 泰司, 加藤 雅之, 富田 直人, 井上 靖之, 三浦 偉久男 臨床血液 58 (4), 315-322, 2017

    <p>70歳,男性。汎血球減少で当科を紹介された。骨髄の芽球比率は75.4%で,微小巨核球が増加していた。芽球はミエロペルオキシダーゼ陽性,CD2・CD13・CD33・CD34・CD56・CD117・HLA-DR陽性で,MYCを発現していた。染色体分析の結果は45,XY,t(3;8) (q26.2;q24),−7[6]/46,XY[14]で,FISHにより<i>ecotropic viral …

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 全国の水道事業体における有効率の経年変化と無効率上昇要因の解析

    西村 智之, 滝沢 智, 小熊 久美子, 橋本 崇史, 酒井 宏治 土木学会論文集G(環境) 73 (7), III_495-III_504, 2017

    全国の水道事業体における有効率の経年変化の傾向を明らかにし,無効率増大の要因を解析することを目的として、平成5年~25年の水道統計のデータを解析した.その結果、全国の水道事業体の有効率は,平成5年~平成15年の10年間は上昇したが、平成15年~25年には45%の事業体で低下しており、有効率が低い事業体はさらに低下する傾向が見られた.無効水量と漏水量との差から潜在的漏水件数を推定したところ,無効率…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • URhGe単結晶のNMRによる研究

    徳永 陽, 青木 大, Mayaffre H., Kraemer S., Julien M.-H., Berthier C., Horvatic M., 酒井 宏典, 服部 泰佑, 神戸 振作, 荒木 新吾 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1949-1949, 2017

    <p>強磁性超伝導体URhGeの磁性と超伝導について、NMRによる研究を単結晶試料において行った結果について報告する。</p>

    DOI

  • UPS、UPSeの単結晶育成と物性

    山本 悦嗣, 酒井 宏典, 芳賀 芳範 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2017-2017, 2017

    <p>強磁性体UPS、UPSeの単結晶を気相成長法で育成し、電気抵抗などの基礎物性を測定した。</p>

    DOI

  • URu<sub>2</sub>Si<sub>2</sub>におけるスピン磁化率の強い一軸異方性

    服部 泰佑, 酒井 宏典, 徳永 陽, 神戸 振作, 松田 達磨, 芳賀 芳範 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2016-2016, 2017

    <p>URu2Si2は、17.5 Kで「隠れた秩序」に相転移し、1.5 Kで超伝導を示す。「隠れた秩序」と共存する新奇な超伝導状態の詳細を明らかにするために、純良単結晶に対するSi NMR測定を行った。結果、磁化容易軸方向のナイトシフトは超伝導転移に伴い減少したが、磁化困難軸である面内ナイトシフトの変化は見られなかった。異方的なナイトシフトの変化について詳細を議論する。</p>

    DOI

  • FPGAを用いた機械学習によるレーザーポインタ検出

    酒井 宏基, 牧田 光平, 福間 慎治, 森 眞一郎 映像情報メディア学会技術報告 41.29 (0), 37-40, 2017

    レーザーポインタの検出において,従来法では経験則でパラメータの設定を行っていたが,機械学習を用いて線形回帰式を導出することで,高精度化を図る.また,求めた線形回帰式による予測を高位合成を用いてハードウェアとして実装する.

    DOI Web Site

  • 29Si NMRスピンエコー減衰

    神戸 振作, 酒井 宏典, 徳永 陽, 服部 泰佑, Lapertot, G., 松田 達磨, Knebel, G., Flouquet, J., Walstedt, R. E. Journal of Physics; Conference Series 683 (1), 012006_1-012006_7, 2016-02

    By means of nuclear magnetic resonance (NMR) spin-lattice relaxation time ($T_1$) measurements on a single crystal sample YbRh$_2$Si$_2$, the magnetic excitations around quantum critical phase …

    機関リポジトリ

  • 第6回 エラーとリスク

    酒井 弘憲 ファルマシア 52 (4), 336-337, 2016

    どの検査にも必ず測定誤差や、エラーが含まれる。また、品質管理的にも工程(項目や回数)が増えれば増えるほどエラーやミスも増えることになる。このようなエラーにはいくつかの種類があることが知られている。<br>リスクは確率である。リスクの基本的な特徴は、「繰り返す」、「変化する」、「潜んでいる」、「連鎖する」ことである。

    DOI

  • マイクロビーズ製クッション上での臥位が脳卒中後片麻痺患者に及ぼす即時効果

    松田 雅弘, 楠本 泰士, 酒井 弘美, 伊藤 公一, 田上 未来, 阿部 紀之, 関 亮祐, 本藤 伸男, 山﨑 友豊, 赤池 優也, 二瓶 篤史, 新田 收 理学療法科学 31 (4), 495-499, 2016

    〔目的〕マイクロビーズ製クッション上での臥位が,関節可動域と筋緊張に及ぼす影響を通常のベッド上臥位と比較して明らかにすることとした.〔対象と方法〕回復期脳卒中後片麻痺患者9名(52~84歳)とした.同一対象者に20分の臥床をクッション(クッション条件),およびベッド上背臥位で(臥位条件)行わせ,前後でのROMt,筋緊張(MAS),僧帽筋上部線維の筋硬度の変化と変化量を対応のあるt検定により統計学…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • Virtual Reality (VR) 技術を用いた失語症者の 総合的認知機能検査の開発

    小嶌 麻木, 岡橋 さやか, 羅 志偉, 長野 明紀, 酒井 弘美, 関 啓子 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 36 (2), 296-303, 2016

    <p>  失語症者の日常生活における包括的な認知機能の評価用として, Virtual Reality 技術を用いた Virtual Shopping Test-easy version ( VST-e) を開発し, 失語症者への適用および妥当性と信頼性を検討した。 VST-e において被験者は, 買い物内容を暗記した後, PC …

    DOI Web Site 医中誌

  • 量子相転移近傍のまだらな電子状態(最近の研究から)

    神戸 振作, 酒井 宏典, 徳永 陽 日本物理学会誌 71 (1), 22-26, 2016

    絶対零度で起きる相転移は,量子揺らぎに支配されるため量子相転移と呼ばれる.近年,凝縮系物理学分野では,量子相転移近傍において現れる新規な電子物性(例:非フェルミ液体,異方的超伝導)の研究が精力的に行われている.Ce,U系に代表されるf電子化合物の重い電子系は,量子相転移研究の格好な対象物質である.磁性を相殺させる近藤効果と磁気秩序を安定化させるRKKY(Ruderman-Kittel-糟谷-芳田…

    DOI Web Site

  • マイクロビーズ製クッション(GAI)が脳卒中後片麻痺患者に及ぼす即時効果について

    松田 雅弘, 楠本 泰士, 酒井 弘美, 伊藤 公一, 田上 未来, 阿部 紀之, 関 亮祐, 本藤 伸男, 山﨑 友豊, 赤池 優也, 二瓶 篤史, 万治 淳史 理学療法学Supplement 2015 (0), 0845-, 2016

    【はじめに,目的】脳卒中後の片麻痺患者では姿勢保持能力低下や筋緊張の亢進により,骨盤後傾・円背などアライメントの変化が生じ,長時間の座位によって過剰な緊張で姿勢を保持することが臨床上みられる。そのため,リハビリテーションでは筋のリラクセーションや関節可動域練習,または姿勢保持練習を実施するが,重力の影響下では過剰に麻痺側を固めている。重力による影響を軽減するために臥位用クッションGAI(アシスト…

    DOI

  • 重い電子系115化合物の磁気励起のNMRによる研究

    神戸 振作, 服部 泰佑, 酒井 宏典, 徳永 陽, Walstedt R.E. 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2165-2165, 2016

    <p>反強磁性体UPtGa5のPt,GaサイトでのT1測定を行った。以前のナイトシフトの結果を用いて、動的磁化率のq,omega依存を決定した。他の115化合物の動的磁化率との比較から、115系の動的磁化率全般について議論する。</p>

    DOI

  • 22aPS-41 URhGeのNMRによる研究

    徳永 陽, 青木 大, Mayaffre H., Kraemer S., Julien M. -H., Berthier C., Horvatic M., 服部 泰佑, 酒井 宏典, 神戸 振作, 荒木 新吾 日本物理学会講演概要集 71.1 (0), 2434-, 2016

    DOI

  • 単結晶URu<sub>2</sub>Si<sub>2</sub>における超伝導状態の<sup>29</sup>Siナイトシフト測定

    服部 泰佑, 酒井 宏典, 徳永 陽, 神戸 振作, 松田 達磨, 芳賀 芳範 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1751-1751, 2016

    <p>URu2Si2は、17.5 Kで「隠れた秩序」に相転移し、1.5 Kで超伝導を示す。「隠れた秩序」と共存する新奇な超伝導状態の詳細を明らかにするために、純良単結晶に対するSi NMR測定を行っている。前回学会では磁化困難軸方向のナイトナイトシフトに超伝導転移に伴う変化が見られないことを報告した。今回、磁化容易軸方向の測定を行ったので詳細を報告し、本系の超伝導スピン対称性について議論する予定…

    DOI

  • 第5回 統計学の巨人

    酒井 弘憲 ファルマシア 52 (2), 164-165, 2016

    生物学や遺伝学の世界に統計学を持ち込んだのは,進化論で著名なチャールズ・ダーウィンの従弟,フランシス・ゴルトンである.ゴルトンは,気象図の等圧線を考案し,気圧という概念を発見したり,指紋による個人の識別をスコットランドヤードに提唱したりするなど,幅広い知識人でもあった.コナン・ドイルも,いち早くその意義を認め,「ノーウッドの建築業者」(作品集:ホームズの帰還)で,ホームズにも指紋による個人鑑別に…

    DOI

  • 主膵管内進展を伴う膵グルカゴノーマの1切除例

    寺田 立人, 古澤 徳彦, 小林 聡, 横山 隆秀, 清水 明, 酒井 宏司, 北川 敬之, 荒居 琢磨, 代田 智樹, 宮川 眞一 日本消化器外科学会雑誌 49 (3), 216-224, 2016

    患者は72歳の女性で,糖尿病加療のため近医通院中に,半年間で10 kgの体重減少を認めた.腹部CTで膵腫瘍を指摘され,精査目的に当院を紹介された.腹部造影CTならびに腹部造影MRIでは,膵体部に淡い造影効果を呈する3 cm大の腫瘤と,腫瘤から連続して主膵管内に進展し管内を占居する腫瘍陰影を認めた.ERPでは,膵頭部にカニ爪状の主膵管閉塞像を認めた.会陰,膝関節を中心に壊死性遊走性紅斑を認めた.血…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献24件

  • 肝細胞癌盲腸転移の1切除例

    今井 紳一郎, 小林 聡, 横山 隆秀, 清水 明, 古澤 徳彦, 酒井 宏司, 北川 敬之, 荒居 琢磨, 石曽根 聡, 宮川 眞一 日本消化器外科学会雑誌 49 (6), 548-555, 2016

    症例は64歳の男性で,62歳時に初発肝細胞癌に対して肝右葉切除術を施行した.術後9か月目に両側多発肺転移を認めたため,sorafenibによる化学療法を施行した.肺転移巣は増大するも新規転移巣の出現を認めなかったことから肺転移巣の二期的切除を行う方針とし,肝切除後25か月目に左肺転移巣を,26か月目に右肺転移巣を切除した.肝切除後29か月目の胸腹部造影CTで,盲腸に多血性腫瘤性病変を指摘され,精…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • 将来の人口動態を考慮した給配水システム再構築の検討と評価~多摩ニュータウンにおけるケーススタディ~

    山本 俊輔, 酒井 宏治, 滝沢 智 土木学会論文集G(環境) 72 (7), III_373-III_385, 2016

    我が国の都市では,人口減少に加えて今後の都市政策による人口移動により水需要が変動し,給配水システムに影響を与えることが考えられる.そこで本研究では,東京都内に位置する多摩ニュータウン(NT)を対象として5つの将来の都市構造シナリオに基づいて,給配水システムのダウンサイジングや直結直圧給水化等による効果と課題を検討した.その結果,コンパクト化は管路更新費用の削減では有利だが,水理学的滞留時間や給水…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献2件

  • サイクロイド型磁気秩序を示すUPtGeのPt-NMRによる研究

    徳永 陽, 仲村 愛, 青木 大, 服部 泰佑, 酒井 宏典, 神戸 振作, 本多 史憲, 本間 佳哉, 李 徳新, 清水 悠晴 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2167-2167, 2016

    <p>UPtGeは強磁性超伝導UCoGeおよびURhGeと類似の結晶構造を持ち、ウラン系では唯一サイクロイド型の磁気秩序を示す。また最近この物質の強磁場磁化過程において多段の磁化異常が存在することも報告された。発表ではこの物質で行ったPt-NMRの結果について報告する。</p>

    DOI

  • CeRh<sub>2</sub>Si<sub>2</sub>の反強磁性量子臨界点

    荒木 新吾, 恩地 太紀, 北川 俊作, 小林 達生, 宮崎 美里, 摂待 力生, 酒井 宏典 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2009-2009, 2016

    <p>反強磁性CeRh2Si2のネール温度は約1GPaで消失する。その臨界圧力近傍ではフェルミ面の不連続変化,圧力誘起超伝導の存在が確認されている。本研究では,圧力下の精密なホール効果と電気抵抗測定をを行い,臨界圧力近傍の相図を明らかにし,超伝導の引力起源となる揺らぎの探索を行う。</p>

    DOI

  • La-Co置換系 M 型 Sr フェライトのNMR

    酒井 宏典, 服部 泰佑, 徳永 陽, 神戸 振作, 下田 愛子, 和氣 剛, 田畑 吉計, 中村 裕之 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1001-1001, 2016

    <p>Sr の一部を La で、Fe の一部を Co で同時に置換したM型Srフェライトについて、NMR実験を行った。その結果、Fe核とCo核NMRを測定した。M型フェライトには、結晶学的に異なる5つのFeサイトがあり、Coイオンがどのサイトに置換されたか、微視的見地から検討したい。また、Coイオンの磁気状態について、議論する。</p>

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  • フェムト秒2波長レーザーパルスで励起されたCO分子の回転波束からの偶数次高調波の発生機序

    峰本 紳一郎, 小松原 航, 酒井 広文 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 544-544, 2016

    <p>フェムト秒2波長レーザーパルスでCO分子の回転波束を励起し、CO分子の回転周期近傍(8.85 ps)で偶数次高調波の信号強度を最大化する様にポンプ光の条件を最適化し、その同じポンプ光を用いて実際にCO分子がどれだけ配向しているかをクーロン爆裂イメージング(CEI)で明らかにした。CEIの回転温度の方が高調波実験のそれよりも低いので、マクロな分子配向が実現しているのであれば、偶数次高調波と奇…

    DOI

  • 講義支援システムの高解像度化のためのポインタ重畳回路の設計

    吉村 勇哉, 酒井 宏基, 福間 慎治, 森 眞一郎 映像情報メディア学会技術報告 40.28 (0), 73-76, 2016

    近年,プロジェクタとスクリーンを用いた講義は日常的に行われており,講師は講義室前面スクリーンに投影されたプロジェクタ像にポインタを照射し講義をするが,広い講義室ではサブスクリーンやサブディスプレイを備えている場合もあるが,映像は分配器を通して配信できてもサブディスプレイにはポインタは表示されないため,サブディスプレイのみを見ている受講者は示されている箇所がわからないという問題がある.そこで本論文…

    DOI Web Site

  • 京都大学言語学懇話会2015年度発表要旨

    植田 尚, 酒井 弘, 白田 理人, 西村 周浩, 伊藤 雄馬, 梶 茂樹 京都大学言語学研究 34 118-124, 2015-12-31

    第97回例会 日時・場所 2015年4月11日(土)13:30-16:45 於文学部校舎第一講義室: 発表題目: 「モンゴル語の母音調和と母音体系」植田 尚樹(京都大学), 「言語研究における説明の3水準 -坂本(1995, 1997, 2005)の『三位一体説』を再考する-」酒井 弘(早稲田大学)

    DOI HANDLE

  • <b>6. 日本製薬工業協会データサイエンス部会からの RMP に対する活動成果と提言について </b>

    川口 源太, 今井 啓之, 兼山 達也, 神浦 俊文, 川野 正記, 小森 哲志, 阪口 元伸, 武井 啓典, 田嶋 雄樹, 木村 友美, 松下 泰之, 酒井 弘憲, 小宮山 靖 薬剤疫学 19 (2), 143-151, 2015

    2012年4月,医薬品のリスクを開発段階から製造販売後まで適正に管理するため,厚生労働省から医薬品リスク管理計画指針が発出された.本指針では,ICH の E2E ガイドラインに準拠して安全性検討事項,安全性監視計画を設定し,リスク最小化策を策定することが要求されている.しかし,2014年8月時点で公開されている医薬品リスク管理計画(RMP)の中には,リスクの大きさ,重大性,特性にかかわらず,従来…

    DOI 医中誌

  • リハビリテーションを併用し, 高度鎖骨下動脈狭窄が改善した大動脈炎症候群の1例

    岩井 宏治, 林 秀樹, 飛田 良, 木下 妙子, 川口 民郎, 酒井 宏, 堀江 稔 心臓 47 (2), 180-186, 2015

    症例は65歳, 女性. 右上肢の乏血症状をきたし精査加療目的に入院となった. 右橈骨動脈の触知はできず, 右上腕での血圧測定は不可であった. 造影CTにて右鎖骨下動脈の閉塞を認め, ヒト白血球型抗原-B52が陽性であり, 大動脈炎症候群と診断された. 副腎皮質ホルモンと抗血小板剤の内服に加え, 上肢のリハビリテーションを実施した. 負荷制御装置を用いて上肢のアイソキネティック運動 …

    DOI 医中誌

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