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検索結果 33 件

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  • 奈良女子大学附属小学校所蔵資料の実物保存にむけての取り組みについて

    阪本 美江 アーカイブズ学研究 30 (0), 38-46, 2019-06-30

    ...奈良女附小には、1911年開校時からの資料が保管されているが、それら資料の多くが酸性紙で作成されているため、劣化が生じている。そのような状況を踏まえて、2014年、大学を中心とした資料保存事業が発足した。一般に酸性紙の寿命は100年であると言われる中、奈良女附小資料も劣化のため既に解読困難な資料も多い。...

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  • 印刷博物館における収蔵資料の保存と管理

    山口 美佐子 情報の科学と技術 66 (8), 406-411, 2016

    <p>コレクション対象である印刷物並びに関連資料は時代的には幅広いが,印刷・発行年代が明らかな資料の大半を占めるのが,近現代の資料である。すなわち,大量印刷時代の印刷物であり,消耗品的色合いが濃い。これまで,博物館や美術館とは縁遠かった近現代の資料も,時を経て,当時の社会を知る上で重要な資料という認識が広まり,その価値も見直されてきている。しかし,こうした印刷物には,長期保存に適さない素材が用い…

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  • 表面処理剤の変遷と最新動向

    渡邉 将希 紙パ技協誌 70 (10), 1000-1006, 2016

    ...表面処理剤の中でも代表的な表面サイズ剤の過去からの変遷について,酸性紙が主流であった当時には,スチレン(オレフィン)/マレイン酸系共重合物が開発され,中性化が進んでくるとスチレン/アクリル系重合物が使用されるようになった。更にサイズ性能を高める目的でエマルジョンタイプの表面サイズ剤が開発されてきている。...

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  • 経年劣化紙資料の加速劣化試験

    李 壃, 稲葉 政満 紙パ技協誌 68 (2), 191-197, 2014

    ...酸性紙のような保存性の低い紙試料をより良い状態で長期間保存し,劣化を阻止するための対策を立てるためには,個々の紙の経年劣化速度を推定し,期待寿命を予測する必要がある。<BR>従来の紙の保存性評価において単一の温度条件による加速劣化では,紙試料間で劣化機構が異なる場合,高温と常温で評価した保存性が異なり得ることが報告されている。...

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  • 光照射によるECF漂白パルプのヘキセンウロン酸除去技術の開発

    辻(勝川) 志穂, 宮脇 正一, 小柳 知章 紙パ技協誌 66 (3), 281-286, 2012

    ...<BR>これらのパルプは未照射のパルプと比較してHexAに由来する酸性紙特有の熱退色が抑制されることを確認した。しかし,現状では多大な電気エネルギーを必要とする上,長時間の光照射はパルプ粘度の低下と中性紙での退色を招く。効率を向上し,短時間処理を可能にすることが今後の課題である。...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 八戸工場における塗工紙中性紙化の技術確立(後編)

    中性紙技術 調査チーム 紙パ技協誌 66 (4), 367-380, 2012

    ...近年では,印刷用紙のほとんどが中性から弱塩基性で製造される中性紙となっており,酸性紙を探す方が難しくなりつつある。更には,毎朝目を通す新聞用紙でさえ中性紙化が進んでいる。1980年代は世界的に図書館での書籍の劣化が世間の注目を集め,日本においても印刷用紙は劣化の原因物質である硫酸根を最小限とする,保存性に優れた中性紙化への転換が望まれた時期でもあった。...

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  • 近代の紙媒体記録資料の保存修復技術(<特集>資料保存:メディアの劣化と対策)

    木部 徹 情報の科学と技術 60 (2), 61-67, 2010

    近代の紙を媒体とした記録物は酸性化,酸化等の化学的な原因により著しい傷みが生じており,図書館やアーカイブに所蔵されている膨大な書籍や文書の多くが,利用できない状態になっている。本稿ではこうした紙媒体記録資料の劣化メカニズムを解説し,現段階での現物を対象にした保存修復技術,特に群としての資料を対象にしたマス・コンサベーションと,傷ませないことを優先させるプリベンティブ・コンサベーションの技術を概観…

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  • 5M/C1次スクリーン通過流速適正化について

    曽田 幸太郎 紙パ技協誌 62 (11), 1383-1386, 2008

    ...<BR>現在は中性・酸性紙併抄を行っており,主に一般上質紙,感熱原紙およびノーカーボン原紙を抄造している。平均日産は約300tである。<BR>稼動当初は酸性紙のみを抄造していたが,中性紙化に伴い填料として炭酸カルシウム(以後,炭カル)を使用するようになった。当初はメーカー品の炭カルを使用していたが,自製しているスラリー状炭カルへ切替えた。...

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  • ECF漂白パルプの褪色防止について

    河江 綾乃, 内田 洋介 紙パ技協誌 61 (1), 59-62, 2007

    The aim of this work was to inhibit the heat-and moisture-induced yellowing of ECF bleached hard wood kraft pulp (LBKP) in acidic paper. We have already reported that one of the derivatives of …

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  • 図書館と現物保存  ニコルソン・ベイカー『ダブル・フォールド』をめぐって

    小原 由美子 情報管理 45 (1), 8-21, 2002

    ニコルソン・ベイカー著『ダブル・フォールド』は,議会図書館はじめ多くの米国の図書館が,19世紀後半以降の新聞原紙をマイクロフィルム化後廃棄していることに端を発し,図書館の資料保存政策全般を痛烈に批判した書である。マイクロフィルム化・デジタル化よりも現物資料の保存を最優先するよう訴えるベイカーに対し,図書館側は,資料の内容保存と利用者の利便性を考えると,媒体変換は必須であると反論した。その一方,図…

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  • 資料保存(V. 図書館資料論,<特集>300号記念「図書館・図書館学の発展-21世紀を拓く」)

    竹内 秀樹 図書館界 53 (3), 345-354, 2001

    ...我が国図書館界において資料保存への本格的な取り組みが開始されたのは,酸性紙問題が広く知られるようになった1980年代のことである。近代の抄紙技術を用いて製造された用紙は耐久性に乏しく,紙中の酸の作用により,わずか50〜100年でボロボロになってしまう。短命な酸性紙の問題を我が国で最初に紹介したのは,金谷博雄氏の『本を残す-用紙の酸性問題資料集』(1982年)とされる。...

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  • 大学図書館における保存活動の比較研究

    大城 善盛 図書館界 52 (1), 12-21, 2000

    ...アメリカの大学図書館が劣化しつつある大量の酸性紙資料の保存策をマイクロ化に見出し,積極的にマイクロ化に乗り出しているのに対し,わが国の大学図書館界は未だ模索の状態であることを指摘した。また,アメリカでは,デジタル情報の保存についても積極的に実験プロジェクトを実施したり,タスクフォースを設置して長期的な保存策を検討したりしていることを指摘した。...

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  • コート損紙の再生に関する研究 (第1報)

    李 鎔奎, 黄 錫佑 紙パ技協誌 54 (4), 545-549,023, 2000

    This study was carried out to investigate the influence of binder latex on the white water system. The coated brokes containing polystyrene-butadiene latex or polyacrylate latex were prepared from …

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 中性上質紙の耐久性

    呉 宗華, 川畑 桂, 田中 浩雄 九州大學農學部學藝雜誌 52 (1/2), 43-49, 1997-12

    Filter paper (FP), acidic wood-free paper (AP), neutral wood-free paper (WP) and neutral wood-free paper containing recycled fibers (RP) were heated to investigate the permanence of the neutral …

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  • 繰返し衝撃に対する紙の破壊寿命

    上薗 勉, 臼田 誠人, 門屋 卓 マテリアルライフ 2 (1), 52-58, 1990

    A new testing method for determining the rupture life of paper was developed. The principle of the method lies on the measurement of the number of repeating impulese of low energy. Impulse force is …

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