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検索結果 325 件

  • コツメカワウソ(<i>Aonyx cinerea</i>)における腹腔鏡下卵巣子宮摘出術

    伊東 隆臣, 金井 浩雄, 伊藤 このみ, 宮側 賀美 日本野生動物医学会誌 28 (1), 59-64, 2023-04-05

    <p> 水族館動物園で飼育されているメスのコツメカワウソ(<i>Aonyx cinerea</i>)は,疾病予防や血統管理のために避妊手術が必要な場合がある。一般的に,避妊手術は開腹による卵巣子宮摘出術や卵巣摘出術が選択される。しかし,広い切開を必要とする開腹術では,コツメカワウソが切開部位を自傷することにより,様々な合併症を引き起こすことが懸念される。そこで,大阪・海遊館のコツメカワウソに対し…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献18件

  • 骨と筋組織の超音波の反射特性と散乱特性の差異に基づく胸椎の描出

    横山 智大, 森 翔平, 荒川 元孝, 大西 詠子, 山内 正憲, 金井 浩 超音波医学 49 (2), 141-149, 2022

    <p><b>目的</b>:医用超音波は,硬膜外麻酔時の穿刺位置の特定に用いられている.しかし,胸椎の構造は複雑であり,胸椎と筋組織の描出の区別は難しい.本研究では,超音波の反射・散乱特性の差異に基づき,骨と筋組織の描出を区別することを目的とする.<b>方法</b>:骨と筋組織からの受信信号の差を実験的に調べた.骨を強調するための新しいパラメータとして,理想的な遅延線上のみの受信信号の振幅と,その…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献19件

  • エコーダイナモグラフィーによって解明された,左室の血液駆出に対する心室内渦流の役割

    田中 元直, 坂本 二哉, 西條 芳文, 片平 美明, 菅原 重生, 中島 博行, 黒川 貴史, 金井 浩 超音波医学 48 (1), 25-34, 2021

    <p><b>目的</b>:エコーダイナモグラフィーを使用して分析した左室(LV)の血流動態と壁動態との間の相関関係から,LV駆出前の非常に短い期間である駆出前過渡期(pre-ETP)中の駆出メカニズムと心室内渦の役割とを詳細に解明した.<b>手法</b>:研究には10名の健康なボランティアが参加した.エコーダイナモグラフィーを使用して血流構造を分析し,LV壁動態を,我々が開発した高フレームレート…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 左室心筋伸縮伝搬様式の高時間分解能計測

    黒川 貴史, 中島 博行, 高橋 伸一郎, 田中 元直, 金井 浩, 西條 芳文 超音波医学 48 (2), 73-80, 2021

    <p><b>目的</b>:本研究の目的は多方向からビーム軸上ストレインレート(aSR)計測を行い,左室心筋伸縮伝搬様式を可視化することである.<b>対象と方法</b>:同意を得た成人健常例20例および6例の追試験により検討を行った.スパーススキャンにより高フレームレートを実現して取得したRF信号に位相差トラッキング法を適用し高時間分解能aSR計測を行った.左室長軸断面およびアプローチを変え多方向…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 動脈硬化症の極早期診断を目指した超音波プローブの開発

    荒川 元孝, 金井 浩 応用物理 88 (11), 740-743, 2019-11-10

    <p>動脈硬化症の早期段階では血管内皮機能に障害が現れる.この段階では病変は可逆的であることから,動脈硬化症の極早期段階での診断法の開発が期待される.この開発を目指し,我々は血圧と血管径変化の計測による血管壁の粘弾性特性の評価を行ってきた.本稿では,血圧と血管径を同位置で同時に計測するために開発した超音波プローブと,そのプローブを用いて計測した橈骨(とうこつ)動脈における血圧と血管径の間のヒステ…

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  • ブタ心臓壁における収縮応答の伝播速度の心筋虚血による低下の超音波計測

    林 あかね, 荒川 元孝, 山本 裕朗, 諸沢 薦, 下川 宏明, 金井 浩 超音波医学 45 (6), 595-603, 2018

    <B>目的</B>:心筋虚血を発症した際,早急な再灌流により心筋の壊死を回避するため,心筋虚血部の範囲と程度の迅速な同定が虚血性心疾患の診断とその後の的確な治療において重要となる.本論文では,複数のブタ心臓において,虚血後の数秒間で,心筋の収縮応答の伝播速度が低下することを超音波計測により定量的に検出する.<B>方法</B>:開胸ブタ5頭の心室中隔壁に関して超音波計測し,その後,左前下行枝を駆血…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献32件

  • ヒト心臓の心室中隔壁から左室後壁への心筋収縮応答伝播の超音波計測

    林 あかね, 荒川 元孝, 金井 浩 超音波医学 45 (2), 191-198, 2018

    <B>目的</B>:虚血性心疾患の初期段階である心筋虚血部は,速やかに再灌流を図ることで壊死を回避できる.そのため,虚血部の範囲の迅速な同定が,虚血性心疾患の治療や診断において重要である.本研究は,心臓内の電気的興奮の伝播特性の解明を目的として,ヒト心臓の心室中隔壁と左室後壁両方の各点における壁の微小速度波形を超音波によって<i>in …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献23件

  • 超音波による橈骨動脈の血管径-血圧同位置計測

    工藤 広太, 金井 浩, 小林 和人 生体医工学 55Annual (5PM-Abstract), 471-471, 2017

    <p>血管内皮機能障害の早期診断のために、橈骨動脈の血圧と血管径を異なる位置で計測し、血管壁の粘弾性を評価する技術が開発された。しかしながら、この手法においては測定された波形にわずかに時間的なずれが存在し、それにより粘弾性特性の正確な評価が難しいという問題があった。そこで、本研究においては血圧と血管径を同位置で計測するために、血管径の測定と同一の超音波診断によって血圧を測定する手法の提案を行う。…

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  • 超音波による橈骨動脈の血管径—血圧同位置計測

    工藤 広太, 金井 浩, 小林 和人 生体医工学 55Annual (Proc), 599-600, 2017

    <p>For early detection of disorder in the vascular endothelial function, a technique to evaluate the viscoelastic characteristic of the vascular wall was developed by measuring the blood pressure of …

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  • 心内腔血流の速度ベクトルイメージングのための二次元相関関数の時間平均化

    高橋 広樹, 長谷川 英之, 金井 浩 超音波医学 44 (3), 275-285, 2017

    <B>目的</B>:心内腔血流の超音波イメージングはヒトの心臓のポンプ機能を評価するのに非常に有用なツールである.スペックルトラッキング法は血流速度ベクトルの推定を可能にする.しかし,微小な血球からのエコーの信号対雑音比が低いため,血流速度ベクトルを安定的に推定することは難しい.本研究では,血流速度ベクトルの推定精度向上のために,2次元相関関数の時間平均化を行うスペックルトラッキング法を用いた.…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献22件

  • 組織性状推定のため双方向超音波加振における組織応答の周波数特性に関する検討

    渡辺 諒一, 瀧 宏文, 金井 浩 生体医工学 55Annual (4AM-Abstract), 257-257, 2017

    <p>病変が進行するとともに生体組織の硬さが変化するといった報告がされている。従って、組織の硬さの定量的計測は病変の存在やその進行度を知る指標となるといえる。本研究では筋組織を対象とした粘弾性特性の非侵襲かつ定量的な計測方法の開発を目的としている。周波数が僅かに異なる2つの連続正弦波信号を重ね合わせた超音波を対象物に双方向から照射し、発生する音響放射圧によって対象物を振動させる。この組織の振動の…

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  • 位相差トラッキング法

    宮下 進, 室月 淳, 室本 仁, 小澤 克典, 長谷川 英之, 金井 浩 超音波医学 43 (3), 483-490, 2016

    位相差トラッキング法(phased-tracking method)は,東北大学大学院工学研究科の金井らにより開発された,微細な運動計測を可能とする次世代の超音波計測モードである.超音波探触子からの送受信により,運動している関心点の変位を観測するためには,受信信号のフレーム間の受信遅延時間の変化を検出する必要がある.位相差トラッキング法では受信した超音波RF信号の直交検波信号に相関法を適用して受…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 超高フレームレート超音波を用いた局所脈波速度の測定

    長谷川 英之, 本江 和恵, 金井 浩 超音波医学 42 (6), 701-709, 2015

    <B>目的</B>:脈波速度(pulse wave velocity: PWV)は心拍に起因する動脈に沿った圧力波の伝搬速度である.PWVは動脈硬化の進行に伴って上昇するため,動脈硬化の診断指標として用いることができる.PWVの測定は動脈硬化の診断に対する非侵襲的アプローチとして知られており,臨床の場で広く用いられている.従来のPWV測定法では平均PWVは2点間,すなわち頸動脈と大腿動脈の間の数…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献34件

  • 拡散ビーム送信と受信並列ビームフォーミングを用いた高フレームレート心臓超音波断層法

    長谷川 英之, 金井 浩 超音波医学 41 (3), 375-388, 2014

    <B>目的</B>:心臓超音波断層法は心臓の診断に広く用いられている.心臓超音波検査により心臓の形状を観察することができ,BモードおよびMモード画像に基づいて駆出率など心臓全体としての機能を評価することができる.また,局所の心機能を評価するために心筋ストレインおよびストレインレートを評価する方法も開発されている.さらに最近,心筋の収縮/弛緩時の壁の変位や心臓弁閉鎖により惹起される振動の伝搬の計測…

    DOI 医中誌 参考文献23件

  • 基礎・境界ソサイエティの活動紹介

    貴家, 仁志, 石浦, 菜岐佐, 三好, 正人, 金井, 浩, 伊丹, 誠, 引原, 隆士, 若杉, 耕一郎 電子情報通信学会誌 95 (2), 168-171, 2012-02-01

    本文データは学協会の許諾に基づきCiNiiから複製したものである

    HANDLE

  • 心筋ストレインレート空間分布の高時間分解能計測による収縮・弛緩の遷移過程の描出

    吉新 寛樹, 長谷川 英之, 金井 浩, 田中 元直 超音波医学 34 (4), 439-448, 2007

    <B>はじめに</B>:心筋ストレインやストレインレートのイメージングは局所心筋機能の評価に有用な技術であることが示されてきたが,心臓の収縮から弛緩への移行期においてはその機序について不明な点が多い.本論文では時間分解能を向上させた心筋ストレインレート計測を行い,その機序について検討した結果を述べる.<B>方法</B>:22歳と23歳男性健常者2名の左室長軸像において,通常のBモード像よりも超音…

    DOI 医中誌 参考文献13件

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