検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 788 件

  • 邦楽管楽器を中心とした現代邦楽作品の新たな可能性

    菊池 幸夫 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 57 243-246, 2023-03-31

    ...本研究は、2021年の篠笛奏者金子弘美氏の依頼による邦楽管楽器のための二重奏作品の創作、さらには所属する作曲家同人団体の演奏会への出展に向けての邦楽管楽器作品の創作を通して、現代邦楽作品の新たな可能性について探究していくことを目的としてなされたものである。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 幻視識別支援のための人物視検出システムの開発

    大久保 友幸, 金子 弘祐, 田部井 賢一, 小林 一行 知能と情報 35 (1), 615-623, 2023-02-15

    <p>2021年現在,日本や先進諸国は高齢化が進展しており,高齢化の進展につれ認知症患者も増加している.認知症患者のうち一定の割合で,レビー小体型認知症(DLB)患者が存在し,DLBの中核症状に幻視がある.幻視は実際には存在しないものがリアリティを持って見えることで患者のパニックを引き起こす.本研究では患者の生活支援を目的とし,幻視の識別を支援するシステムを構築する.幻視識別支援システムは物体検…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 『日本国語大辞典』で学ぶ語誌 ─「歴史」─

    金子, 弘, Hirosh, KANEKO 日本語日本文学 (32) (36)-(47), 2022-03-18

    本稿は,演習等の授業において,学生が『日本国語大辞典』(以下『日国』と略称)を使って語を調べるにあたっての注意書きを兼ねている。  最初に確認しておくのは,『日国』は日本語研究の成果が盛り込まれた優れた資料だということである。以下の研究ノートでは,『日国』に見られる間違いを指摘することもあるが,それは決して『日国』をおとしめたり,自身の指摘を誇ったりするためのものではない。その点をまずことわって…

    機関リポジトリ HANDLE

  • 曲面形状モデルとNCサーボ情報を利用した切削加工面の分析手法

    金子 弘樹, 佐藤 剛 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 544-545, 2022-03-02

    <p>NC工作機械による切削加工では、運動誤差などの影響で仕上げ加工面に発生する予期せぬ品位低下の要因特定や修正作業に手間を要するという課題がある。本研究では、加工中のNC工作機械のNCサーボ情報と加工目標の曲面形状モデルを突き合わせて解析を行い、加工誤差や加工中の特徴情報を可視化することで加工面の分析を支援する手法を提案する。また提案手法を加工事例へ適用した結果について報告する。</p>

    DOI

  • 初級日本語のオンライン試験における不正行為対策

    河内 彩香, 米谷 章子, 村田 道明, 山本 そのこ, 金子 広幸 多文化社会と言語教育 2 (0), 48-55, 2022

    2020 年度に続き、所属大学の日本語教育プログラムでは 2021 年度の春学期と秋学期もほぼ全面的にオンライン授業が実施された。本稿は 2020 年度に実施した教員アンケート調査の結果から初級総合クラスの課題をまとめ、2021 年度のオンライン授業における「クイズ・試験の不正行為対策」の実践を報告した。また、教員が注意してもクイズや試験で辞書や翻訳ツールの使用が疑われる解答が見られたため、20…

    DOI

  • 在宅における呼吸リハビリテーション

    金子 弘美, 石橋 由里子, 山中 悠紀, 大平 峰子, 石川 朗 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 30 (1), 20-22, 2021-12-25

    <p>少子高齢社会を迎える我が国において必要な医療・介護サービスを確保していくためには限られた医療・介護資源を有効に活用する必要がある.北信ながいき呼吸体操研究会は長野県北信地域において在宅呼吸リハビリテーションの実践と普及のための活動を行うなかで地域連携の在り方を模索してきた.在宅での呼吸リハビリテーションは継続が要であり,そのためには患者を支える医療・介護の関係機関が連携し,共通認識を持って…

    DOI 医中誌

  • メディカルスタッフ連携ツールの活用

    大平 峰子, 金子 弘美, 山中 悠紀, 石川 朗, 藤本 圭作 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 29 (3), 416-418, 2021-06-20

    <p>少子高齢社会のなかで限られた医療・介護資源を有効活用するには関係機関が連携し,共通認識を持って効果的かつ効率的な支援を行うことが必要となる.我々が実施している慢性呼吸不全患者に対する訪問看護を導入した多施設間包括的呼吸リハビリテーションプログラムにおいてもデイサービスやホームヘルパーとの関わりは欠かせないものとなっており,地域における多職種連携の重要性は益々高まっている.ただ,医療職と非医…

    DOI 医中誌

  • キャッシュレス化とアクセシビリティをめぐる法的問題

    金子 宏直 情報法制研究 10 (0), 91-100, 2021

    キャッシュレス決済が急速に普及している。生活に不可欠な決済においても障がい者のバリアフリーの実現が求められる。キャッシュレス決済も,広い意味で情報法制に係るものであり,アクセシビリティ実現へ向けた障害関連法の課題を考察する必要がある。まず,アクセシビリティの実現に係る国連障害者権利保障条約,障害者差別解消法等の関連法を整理する。また,これまでの障がい者の日常生活で直面する問題に関する調査,金融庁…

    DOI

  • 全国の若手外科医アンケートからみたwork life balanceの改善策と外科医減少抑制策の提案

    上尾 裕昭, 小西 敏郎, 金子 弘真, 万代 恭嗣 日本臨床外科学会雑誌 82 (1), 1-13, 2021

    <p>外科医減少を抑制する目的で,全国各支部の若手外科医を対象に学会主導のアンケートを実施し,210名の匿名回答から次の点が示された.</p><p>若手外科医は「若者(学生・研修医)が外科を敬遠する理由」にwork life balance(WLB)の不足(家庭生活とのバランスなど)を挙げ,若者が外科を進路から除外する時期は43%が学生時代,40%が研修医時代と指摘した.若手外科医自身も43%が…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 安全かつ合理的な施工のための地質文献のテキストマイニング

    戸邉 勇人, 金子 弘幸, 升元 一彦, 松川 剛一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 1E4GS901-1E4GS901, 2020

    <p>トンネル・ダム・橋梁などの土木構造物の設計・施工において,基礎地盤あるいは周辺地盤の情報を収集し取りまとめることは,安全かつ合理的な工事を行うために重要である.しかしながら,これらの設計・施工にあたり閲覧すべき地質文献は大量であり,また,文献を解読・要約できる地質技術者が常に不足している.そこで,地質文献から施工にかかわる重要な情報を自動的かつ迅速に解析・抽出するための,テキストマイニング…

    DOI

  • 屋外を模擬した会議空間における心理・生理および知的生産性に関する被験者実験 (第3報)UUTを用いた協働活動の生産性比較

    金子 弘幸, 権藤 尚, 坂田 克彦, 矢入 幹記, 伊香賀 俊治, 稲葉 岳, 伊藤 勇貴, 柳瀬 友輝 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.8 (0), 145-148, 2020

    <p>本報では「複数人がグループ活動をする際,屋外を模擬した会議空間の方が,独創性や実用性の高いアイディアを生みだしやすい」という仮説について,UUTを用いた心理実験を実施した。場の影響を受けやすいグループが存在し,そのグループはそと部屋で評価点の高いアイディアが生まれる割合が高いこと,リラックスできる場の雰囲気が単位発言時間を延ばすこと等がわかり,参加者を雄弁にする効用が独創性や実用性の高いア…

    DOI

  • 屋外を模擬した会議空間における心理・生理および知的生産性に関する被験者実験 (第1報)実験概要と心理等の日変動

    権藤 尚, 金子 弘幸, 坂田 克彦, 矢入 幹記, 伊香賀 俊治, 稲葉 岳, 伊藤 勇貴, 柳瀬 友輝 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.8 (0), 137-140, 2020

    <p>本研究では、オフィス空間においてデザインだけでなく音・光環境を含めて屋外を模擬した空間に着目し、被験者実験を行い、空間が心理、生理、知的生産性に与える影響に関して、定量的な検証を行った。全体の傾向として、心理・生理・知的生産性ともに午前中に良く、午後に悪くなった、最後に良くなる傾向が見られた。学生を対象とした被験者実験ではあるが、心理・生理・知的生産性の一日の変動が関連している可能性が示さ…

    DOI

  • 肝囊胞に対するインドシアニングリーン蛍光法を用いた腹腔鏡下天蓋切除術の6例

    木村 和孝, 大塚 由一郎, 片桐 敏雄, 久保田 喜久, 石井 淳, 前田 徹也, 土屋 勝, 野崎 達夫, 金子 弘真 日本消化器外科学会雑誌 52 (1), 76-82, 2019-01-01

    <p>肝囊胞に対するインドシアニングリーン(indocyanine green;以下,ICGと略記)蛍光法を用いた腹腔鏡下天蓋切除術を6例に施行した.全例女性で年齢の平均値は63歳(52~82),手術時間は152.3分(103~232),出血量14.6 ml(1~70)で,周術期合併症は認めなかった.手術開始時のICG蛍光法による観察では,全例で囊胞内容液は蛍光を発していなかった.囊胞内容液を吸…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献25件

  • モデルの適用範囲の考慮したアンサンブル学習法の開発

    佐藤 圭悟, 金子 弘昌 Journal of Computer Chemistry, Japan 18 (4), 187-193, 2019

    <p>定量的構造活性相関や定量的構造物性相関では,それぞれ化合物の活性・物性 y と化学構造の特徴を数値した分子記述子 x との間の関係を定量的にモデル化する.回帰モデルの予測性能を向上させるため,アンサンブル学習では複数のサブモデルを構築し,サブモデルからの y の予測値を統合して最終的な y の予測値を計算する.各サブモデルの適用範囲 (applicability domain, AD) …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 膵腫瘍との鑑別が困難であった肝外門脈瘤併存十二指腸GISTの1例

    伊藤 悠子, 土屋 勝, 前田 徹也, 大塚 由一郎, 船橋 公彦, 金子 弘真 日本臨床外科学会雑誌 80 (7), 1297-1302, 2019

    <p>症例は55歳,女性.健診にて胆嚢ポリープを指摘され当院へ紹介受診となった.CT検査およびMRI検査で膵頭部右縁壁に石灰化を認め,腫瘤内尾側に充実成分を伴う30mm大の嚢胞性腫瘤を認めた.また,上腸間膜静脈と脾静脈の合流部近傍に29mm大の門脈瘤を認めた.EUSでは膵鉤部に低エコーを示す石灰化を伴う腫瘤として認められたが,FNAでは確定診断は得られなかった.画像所見よりSPNやP-NETを疑…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • マイクロターゼを使用した初めての腹腔鏡下肝切除術の経験

    伊藤 悠子, 大塚 由一郎, 岡田 嶺, 松本 悠, 木村 和孝, 久保田 喜久, 前田 徹也, 土屋 勝, 船橋 公彦, 金子 弘真 Journal of Microwave Surgery 37 (2), 1-5, 2019

    A 74-year-old woman visited our hospital for consultation for a liver mass that was found during treatment at another hospital for alcoholic hepatitis and cirrhosis. Two subtypes of hepatocellular …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 心身医学のダイナミズム

    金子 宏 心身医学 59 (2), 116-123, 2019

    <p>医学部生のとき, 末期白血病患者の高校生との出会いから, 心身医学を専門にすることを決意した. 真実に基づいたがん治療がよい患者-医師関係をもたらす臨床研究を, 消化器PSM研究会で発表して約30年が経つ. 大学では 「機能性ディスペプシア (functional dyspepsia : FD) と心理的特性」 を研究した. 胃機能を測定できる簡便法であるドリンクテストを開発し, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 高屈折率および高ガラス転移温度をもつ高分子材料のモノマー設計

    高野 森乃介, 金子 弘昌 Journal of Computer Chemistry, Japan 18 (2), 115-121, 2019

    <p>本研究ではポリマー物性として屈折率 (refractive index, RI) およびガラス転移温度 (glass transition temperature, Tg) を対象にして,モノマーの化学構造から計算される構造記述子 X とそのモノマーを重合して得られるポリマーの物性 y との間で,高分子データベースを用いて物性推定モデルを構築し,構築されたモデルを用いて高い RI …

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献12件

  • キルティングの伝熱特性の非接触評価

    金子 宏樹, 佐久間 淳, 林 千尋 Journal of Textile Engineering 64 (6), 185-188, 2018-12-15

    <p>The behavior of heat transfer in various pad as quilting materials is evaluated by analyzing kinetics of layered cloth. In the analysis of heat-transfer kinetics, physical properties of …

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • IPMNの長期経過観察により診断した膵癌の1例

    山田 悠人, 木村 祐介, 渡辺 浩二, 吉本 憲介, 渕ノ上 和弘, 岩崎 将, 岸本 有為, 伊藤 謙, 岡野 直樹, 五十嵐 良典, 土屋 勝, 金子 弘真, 渋谷 和俊 Progress of Digestive Endoscopy 92 (1), 178-179, 2018-06-15

    <p>A 60-year-old woman was referred to our hospital with pancreatic cyst found by abdominal ultrasonography. Abdominal CT and MRCP demonstrated a multilocular cyst 30 mm in diameter in the pancreas …

    DOI Web Site 医中誌

  • わが国の地域医療における外科診療の現状と問題点に関するアンケート調査

    上尾 裕昭, 小西 敏郎, 金子 弘真, 炭山 嘉伸, 跡見 裕 日本臨床外科学会雑誌 78 (6), 1163-1178, 2017

    第78回日本臨床外科学会総会で特別企画の一つのテーマとして「地域医療における外科診療の実態と問題点」が取り上げられたのを契機に,日本臨床外科学会の全国45支部の支部長を対象に各支部における地域医療の現状と問題点に関してアンケート調査を行った.その結果,すべての支部から回答が得られ,次の点が示された.<BR>現行の臨床研修制度が施行された平成16年以降,全国各地で「外科入局者数の減少→外科医の不足…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件

  • ―事上麻錬の日々―肝臓外科における内視鏡手術の導入

    金子 弘真 日本臨床外科学会雑誌 78 (9), 1947-1954, 2017

    腹腔鏡下肝切除の導入と検証には紆余曲折はあったが,患者さんに対して低侵襲というメリットがあると信じてここまで前向きにオールを漕いできた.腹腔鏡下肝切除は1993年にわれわれが導入して以来,徐々に普及はされてはいたが,更なる推進をめざし2007年に肝臓内視鏡外科研究会が発足した.その後,腹腔鏡下肝切徐を導入する施設ならびに症例数は着実に増加した.そして,近年では腹腔鏡手術の利点である低侵襲だけを強…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献27件

  • 活動性低下の要因として二次性副腎皮質機能低下症が疑われた重症心身障害者の1例

    櫻井 篤志, 増田 俊和, 金子 広司 日本重症心身障害学会誌 41 (3), 429-434, 2016-12-01

    症例は発症時53歳、男性の重症心身障害者である。数日の経過で四つ這い移動や歩行器を用いた介助歩行を行わなくなり、下肢痛を思わせる素振りもみせるようになった。身体所見や諸検査から骨折、感染、リウマチ性疾患などは否定的であった。コルチゾールとACTHの基礎値、ACTH負荷に対するコルチゾールの反応性などはある程度保たれていたが、続発性副腎皮質機能低下症を完全には否定できなかった。さらにCRH負荷試験…

    DOI Web Site

  • 胃空腸吻合+Braun吻合術後に腸重積症をきたした1例

    白鳥 史明, 本田 善子, 島田 英昭, 金子 弘真, 島田 長人 日本外科系連合学会誌 41 (5), 755-761, 2016

    <p>症例は72歳女性.30年前に胆石症の手術を施行されており,術後通過障害を呈したことから胃空腸吻合術が施行されていた(詳細不明).また慢性腎不全で血液透析中である.今回,肺炎の治療中に腹痛と嘔吐が出現した.腹部単純CT検査で腸重積症が疑われ,上部消化管造影検査を施行したところBraun吻合を介した腸重積と診断した.胃管挿入による腸管内減圧で腹部症状は軽快した.2日後に再度腹部単純CT検査と上…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献4件

  • 直腸切断術後の会陰創管理における陰圧閉鎖療法の有用性

    金子 奉暁, 船橋 公彦, 後藤 麻祐, 吉田 公彦, 小池 淳一, 栗原 聰元, 塩川 洋之, 牛込 充則, 長嶋 康雄, 鈴木 孝之, 甲田 貴丸, 金子 弘真 日本大腸肛門病学会雑誌 69 (7), 367-373, 2016

    背景:腹会陰式直腸切断術(APR)や骨盤内臓器全摘術(TPE)における会陰創の合併症の発生率は高い.陰圧閉鎖療法(NPWT)は,閉鎖環境下に陰圧をかけて創傷治癒を促進する療法であり,難治性の創部に用いられ良好な成績が得られている.<BR>目的:NPWTの会陰創合併症防止に対する効果を検討する.<BR>対象と方法:2014年9月から2016年1月に,APR,TPE術後の会陰創管理にNPWTを使用し…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献26件

  • 新設されたMembrane Bioreactorにおける膜抵抗予測手法の開発

    小俣 真吾, 金子 弘昌, 船津 公人 Journal of Computer Chemistry, Japan 15 (2), 23-31, 2016

    <p>Membrane bioreactor (MBR)とは微生物による汚濁物質の生分解と膜ろ過による固液分離を組み合わせた技術であり,省スペースで水処理を行えるという利点がある.しかし,MBRが抱える主要な問題の一つとしてファウリングがある.ファウリングとは膜が目詰まりする現象であり,膜の透過性能を低下させて運転コストを増大させる.そのため膜を薬品によって定期的に洗浄する必要…

    DOI Web Site 参考文献20件

  • ソフトコンタクトレンズ装用時の眼の矯正に及ぼすレンズ形状の影響

    石崎 諒, 格内 敏, 比嘉 昌, 阿保 政義, 金子 弘 視覚の科学 37 (3), 88-92, 2016

    <p>ソフトコンタクトレンズ(SCL)は軟質材料であるので,眼の装用時に角膜に沿って形状が変化する。本研究では,SCLの光学領域,中間領域,ベベル領域の形状が異なる3種類のSCLの装用における形状変化について評価した。はじめに,有限要素法により装用時のSCLの形状変化を解析した。次に,この形状変化がSCLの度数に及ぼす影響を光線追跡によって求めた。得られた主な知見は,1)SCLの形状は,装用によ…

    DOI

  • 地域在住COPD患者の身体活動量と運動実施に対する自己効力感に関する検討

    山田 莞爾, 山口 卓巳, 沖 侑大郎, 足立 絵美, 渡邊 佑, 岩田 健太郎, 山田 洋二, 三谷 有司, 道上 可奈, 村上 茂史, 藤本 由香里, 高橋 一揮, 金子 弘美, 大平 峰子, 石川 朗 理学療法学Supplement 2015 (0), 0745-, 2016

    【はじめに,目的】慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)患者の身体活動量(physical activity:PA)は予後と関連があり,COPD死亡率の最大危険因子であることが明らかとなった。しかし,COPD患者の多くは座ったまま日常生活を過ごしていると報告されており,COPD患者のPA阻害因子の究明が急務である。COPD患者のP…

    DOI

  • 縮約グラフを利用した化学グラフ生成に関する研究

    宮尾 知幸, 金子 弘昌, 船津 公人 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2016 (0), O7-, 2016

    ビルディングブロックを組み合わせることで仮想的な化学構造を生成する試みは、コンピュータプログラムを利用することで頻繁に行われている。このような単純な試みであっても、組み合わせにより生成された構造群には重複構造が含まれることが多く、構造生成の非効率化につながる。仮に重複構造の発生を抑制した場合であっても、組み合わせ論的爆発に陥ることもあり、その際には、多様な構造を生成する等の生成構造数を削減する方…

    DOI

  • 機能性ディスペプシア治療の期待される展開―心療内科的アプローチを中心に―

    金子 宏, 福井 義一 日本消化器病学会雑誌 113 (6), 947-958, 2016

    ガイドラインでは,治療抵抗性機能性ディスペプシア(FD)で心理社会的因子の関与が強い場合に,心療内科的治療(自律訓練法,認知行動療法,催眠療法など)が専門治療に位置づけられた.長期的な効果が期待できるのが催眠療法であり,うつ病への保険適用もあり聞き慣れた心理療法が認知行動療法といえる.両者の過敏性腸症候群への有効性のエビデンスは多いが,FDでは乏しい.自律訓練法は心療内科ではリラックス法として広…

    DOI PubMed 医中誌

  • 嵌頓ヘルニアにおけるメッシュの適応

    本田 善子, 島田 長人, 澤口 悠子, 木村 和孝, 吉田 公彦, 松本 悠, 竹山 照明, 皆川 輝彦, 島田 英昭, 金子 弘真, 瓜田 純久 日本腹部救急医学会雑誌 36 (3), 565-569, 2016

    <p>鼠径部ヘルニア・閉鎖孔ヘルニアの待機手術ではメッシュによる修復が標準術式となっている。しかし嵌頓症例の手術ではメッシュ感染が危惧されるため,メッシュ使用の適応についてはコンセンサスが得られていない。そこで当科の嵌頓ヘルニア緊急手術例におけるメッシュ使用の現状について報告する。約10年間で緊急手術となった鼠径部ヘルニアは73例であった。そのうち,腸管切除術を行わなかった症例:腸切(-)は61…

    DOI 医中誌

  • 機能性消化管疾患診療ガイドライン2014

    金子 宏 心身医学 56 (2), 104-112, 2016

    2014年4月,代表的な心身症である機能性ディスペプシアの診療ガイドライン2014が日本消化器病学会から刊行された.診療を左右する重要なクリニカルクエスチョン (CQ) を63個とし,概念・定義・疫学,病態,診断,治療,予後・合併症について実地臨床に即してステートメントと推奨レベルが示された.ガイドライン2014の診断と治療のフローチャートでは,酸分泌抑制薬,運動機能改善薬を初期治療に使用し,抗…

    DOI Web Site 医中誌

  • Generative Topographic Mapping Visualization Performance allied to Root Mean Square Error of Midpoint among Nearest Neighbors

    Matt Escobar, 金子 弘昌, 船津 公人 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2016 (0), O17-, 2016

    データ可視化プロセスにおいては、高次元空間内に分布しているデータを低次元へ写像することにより、データの特徴を把握する。本研究では、Generative Topographic Mapping (GTM) を利用した最適なマップ構築をするために、GTMにおけるハイパーパラメータを最適化する新規指標を検討した。GTMとは、確率分布を利用した非線形次元削減手法である。GTMに用いられるハイパーパラメタ…

    DOI

  • アンサンブル学習を活用した産業プラントにおける異常検出および異常状態推定

    金子 弘昌, 船津 公人 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2016 (0), O20-, 2016

    産業プラントの安全かつ安定的な運転のためにはプラントの運転状態を監視しなければならない。プラントにおける異常の検出には主に主成分分析が用いられてきたが、プロセス変数間の関係が非線形の場合およびデータ分布が複数である場合には対応できなかった。さらに、異常を検出できたとしてもその状態を推定することは困難であった。そこで本研究ではアンサンブル学習を活用することでプラントにおける異常を検出し、さらにその…

    DOI

  • 変数領域選択と適用範囲を考慮した土壌成分値予測のための非線形モデル開発

    厳 路, Matheus de Souza Escobar, 金子 弘昌, 船津 公人 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2016 (0), P13-, 2016

    近赤外線スペクトルはサンプルの性質や物性を推定するモデルの入力値として、様々な研究分野に使われている。近年、精密農業において、生産管理向上のために、土壌成分値をモデルで迅速に予測することが求められている。本研究では、線形回帰モデル及び非線形回帰モデルと遺伝的アルゴリズムを組み合わせた波長選択手法を用いて、ある官能基を表す波長と土壌成分値の間に非線形な関係が存在することを確認した。また、それぞれの…

    DOI

  • 食道癌に対する非開胸食道抜去術後にみられた横隔膜ヘルニアの1例

    白鳥 史明, 島田 英昭, 澤口 悠子, 谷島 聡, 大嶋 陽幸, 名波 竜規, 鈴木 隆, 伊藤 正朗, 鷲澤 尚弘, 金子 弘真 日本外科系連合学会誌 40 (5), 1019-1023, 2015

    症例は83歳男性.食道扁平上皮癌に対して非開胸食道抜去術+後縦隔胃管再建+腸瘻造設術を施行した.無症状であったが術後第5病日の胸部単純X線検査で左肺野に腸管ガス像を認めた.胸腹部CT検査を施行したところ横行結腸が左胸腔内に脱出しており,食道裂孔部間隙から腸管が脱出したと診断し緊急手術を施行した.術中所見では,食道裂孔部間隙から横行結腸が左胸腔内に脱出していた.脱出した横行結腸に血流障害や周囲組織…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献1件

  • データベース更新によるJust-In-Timeモデルの予測精度の改善

    田中 健一, 金子 弘昌, 長阪 匡介, 船津 公人 Journal of Computer Aided Chemistry 16 (0), 1-14, 2015

    化学工学プロセスにおいて実時間測定が困難な変数の値を推定するための手法としてソフトセンサーが広く利用されている。しかし、触媒の劣化や製造銘柄の変更に伴い説明変数Xと目的変数yとの関係が変化した場合、変化前の状態で測定されたデータを用いて構築されたソフトセンサーでは変化後の状態でyの値を予測することは困難である。この問題はソフトセンサーモデルの劣化と呼ばれ、それに対応するため各種の適応型ソフトセン…

    DOI Web Site 参考文献19件

  • Cu含有量の異なる金銀パラジウム合金の接触腐食における腐食面のXPS分析

    金子 広美, 金谷 貢, 小野 高裕, 野村 修一 日本補綴歯科学会誌 7 (4), 371-379, 2015

    <b>目的</b>:組成が異なる,同種合金の接触による腐食の影響を調べることを目的として,Cu含有量の異なる金銀パラジウム合金の接触腐食実験を行い,X線光電子分光法によりその腐食表面を分析し,接触腐食における初期の腐食挙動を検討した.<br> <b>方法</b>:Cu含有量の異なる3種類の12%金銀パラジウム合金をプレート状に鋳造後,研磨し,試料の約半分の面積を2種類ずつ接触させてゴムで固定し,…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • ソフトコンタクトレンズ装用時の形状変化がレンズ度数に及ぼす影響

    栗山 祐輔, 格内 敏, 比嘉 昌, 阿保 政義, 金子 弘 精密工学会学術講演会講演論文集 2015A (0), 765-766, 2015

    ソフトコンタクトレンズ(SCL)は光学領域、中間領域および装用感等を担うベベル部から構成されが、軟質材料のSCLを装用すると、眼球に沿って形状が変化して矯正度数に影響を及ぼす。報告では未公開データが多いSCLの形状を測定し、CAD・FEM解析によるSCLの形状変化、およびCODEVによる度数への影響について考察した。

    DOI

  • 目的領域に多様な構造を生成する化学空間探索型構造ジェネレータの開発

    武田 俊一, 金子 弘昌, 船津 公人 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2015 (0), 100-103, 2015

    新薬を開発するために新薬となる可能性の高い多様な構造からなるライブラリを構築する手法の開発が求められている。我々はそのような手法として化学空間上の任意の領域に構造を多数生成する手法であるde novo design algorithm for exploring chemical space (DAECS)に注目し、その改良を行った。DAECSはリガンドデータで規定された部分空間上の特定の領域に…

    DOI

  • オーバーフィッティングは本当に問題か?

    金子 弘昌, 船津 公人 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2015 (0), 28-31, 2015

    本発表では回帰分析におけるモデルの精度およびモデルの適用範囲を議論の対象とする。一般的にはモデルのオーバーフィッティングを避けるようにしてモデルは構築される。しかしモデルがオーバーフィットした場合、もちろんそのモデルの適用範囲は狭くなるが、適用範囲内であれば精度良く予測可能なモデルといえる。今回は水溶解度データを使用してモデルの適用範囲を考慮に入れたモデルの性能の比較を行った。非線形の回帰モデル…

    DOI

  • データベース更新によるJust-In-Timeモデルの予測精度の改善

    田中 健一, 金子 弘昌, 長阪 匡介, 船津 公人 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2015 (0), 52-55, 2015

    化学工学プロセスにおいて実時間測定が困難な変数の値の推定にソフトセンサーが広く利用されている。しかし、触媒の劣化や製造銘柄の変更等に伴い説明変数Xと目的変数yとの関係が変化した場合、変化前のデータから構築されたソフトセンサーでは変化後の予測が困難となる。この問題はソフトセンサーモデルの劣化と呼ばれ、対応策として各種適応型ソフトセンサーモデルが提案されている。本研究では適応型ソフトセンサーモデルの…

    DOI

  • ソフトセンサーとその逆解析を利用した新規フィードフォワード制御手法の開発

    木村 一平, 金子 弘昌, 船津 公人 化学工学論文集 41 (1), 29-37, 2015

    プロセス産業では製品の品質改善や生産性の向上が求められており,そのためには設定値変更や外乱に対して迅速かつ安定に制御を行わなければならない.現在プロセス制御にはPID制御やモデル予測制御が広く用いられているが,制御パラメーターの最適化や実プロセスにおけるシステム同定には困難が伴い,コントローラーの最適なチューニングがされないまま非効率的に運転されていることが多い.本研究では日常の運転データから得…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献13件

  • 術前化学療法が奏効しAPRを回避できた側方リンパ節転移陽性進行直腸癌の1例

    鏡 哲, 小池 淳一, 船橋 公彦, 栗原 聰元, 塩川 洋之, 牛込 充則, 金子 奉暁, 新井 賢一郎, 鈴木 孝之, 大久保 陽一郎, 渋谷 和俊, 金子 弘真 日本大腸肛門病学会雑誌 68 (3), 178-184, 2015

    側方リンパ節転移陽性の進行直腸癌に対し術前化学療法が奏効し,肛門温存も図れた1例を報告する.症例は68歳女性.肛門出血を主訴に他院受診し,直腸癌の疑いで当科紹介された.直腸診・下部内視鏡検査で一部歯状線にかかる約1/3周性の可動性不良な腫瘍を認め,生検で直腸癌と診断された.精査で左閉鎖リンパ節腫脹を認め,RbP cT3 (cA) cN3 cM0 cStage …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献7件

  • 適応的実験計画手法を活用したリチウムイオン二次電池の最適化

    中尾 篤之, 金子 弘昌, 船津 公人 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2015 (0), 128-131, 2015

    リチウムイオン二次電池はその優れた特性から幅広い応用がされている。リチウムイオン二次電池に求められる特性は用途に応じて異なるため、電池の設計を用途ごとに最適化する必要がある。しかし、最適化のためには複数の電池の特性を同時に考慮する必要があり、可能な設計変数の値の組み合わせ数も膨大であるため十分な最適化は困難である。また、最適化に厳密なシミュレーターを用いたい場合、計算コストの観点から少ないシミュ…

    DOI

  • Inverse-QSPRを利用した分子設計に関する研究

    宮尾 知幸, 金子 弘昌, 船津 公人 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2015 (0), 36-39, 2015

    Inverse-QSPR とはQSPR モデルを反対方向に解析することにより、望ましい物性値を持つ化学構造を生成する手法である。目的変数: y の値に対応する記述子: x の情報をモデルの逆解析により取得し、記述子の情報から化学構造を生成する。発表者らは以前、y を所与とした際のxの事後確率密度関数を導出することにより、効率的にinverse-QSPR …

    DOI

  • 赤外スペクトルデータを用いた混合溶液における純物質の濃度予測モデル構築手法の開発

    柴山 翔二郎, 金子 弘昌, 船津 公人 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2015 (0), 96-99, 2015

    医薬品の製造プロセスでは、分光法を用いてオンラインでしかも非破壊検査によりにプロセスの状態を監視し管理する。スペクトルから混合溶液中の純物質の濃度を精度良く予測するためには多くのトレーニングデータから統計モデルを構築する必要があるがデータ取得のコストは高い。本研究では濃度予測の難しい分子間相互作用を持つ混合溶液のスペクトルに対して分子間相互作用によるスペクトルの変化分をモル分率の関数として表現す…

    DOI

  • O-1-G17 副腎皮質機能低下症が疑われた重症心身障害者の男性例

    櫻井 篤志, 増田 俊和, 金子 広司 日本重症心身障害学会誌 40 (2), 222-222, 2015

    重症心身障害者(以下、重症者)の加齢に伴う活動性低下は、退行によるものと安易に診断されることが決して少なくないと思われる。今回われわれは、運動機能の悪化の要因として副腎皮質機能低下症が疑われた1例を経験したので報告する。 症例 55歳、男性 現病歴 元々、四つ這いや介助歩行にて移動する程度の運動機能であった。X−2年11月、自力移動を行わなくなった。軽度の低Na血症と炎症反応以外、明らかな異常所…

    DOI 医中誌

  • 空腸瘻カテーテル先端による消化管穿孔の1例

    甲田 貴丸, 鷲澤 尚宏, 山﨑 有浩, 大嶋 陽幸, 名波 竜規, 金子 奉暁, 水津 優, 島田 英昭, 金子 弘真 静脈経腸栄養 29 (3), 889-892, 2014

    上部消化管の術中に造設される小腸瘻カテーテルは術後早期からの経腸栄養投与に使用できるため有用である。<br>今回、胃空腸バイパス術施行後、空腸瘻カテーテル先端による腸管穿孔の症例を経験したので報告する。<br>症例は73歳男性、早期胃癌の診断にて開腹幽門側胃切除、Roux-Y再建施行、術中胆道損傷のため胆管空腸再建を加え、術中ジュジュノストミーカテーテルキット9Fr<sup>TM</sup>(日…

    DOI 医中誌

  • 周術期不安軽減と回復意欲の励起策

    鷲澤 尚宏, 名波 竜規, 土屋 勝, 船橋 公彦, 金子 弘真 外科と代謝・栄養 48 (1), 29-34, 2014

      ESSENSE(ESsential Strategy for Early Normalization after Surgery with patient’s Excellent satisfaction)project の4つの中心的理念((1)生体侵襲反応の軽減,(2)身体活動性の早期自立,(3)栄養摂取の早期自立,(4)周術期不安軽減と回復意欲の励起)のすべてに対して術前オリエンテーシ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 内肛門括約筋からの発生が考えられた直腸平滑筋腫に経腟的局所切除術を施行した1例

    鏡 哲, 船橋 公彦, 栗原 聰元, 小池 淳一, 塩川 洋之, 牛込 充則, 平野 直樹, 石川 由起雄, 渋谷 和俊, 金子 弘真 日本大腸肛門病学会雑誌 67 (5), 353-358, 2014

    症例は,65歳女性.肛門部違和感を主訴に他院を受診し,内・外痔核の診断で手術目的に当科紹介された.直腸指診で下部直腸前壁に5cm大の粘膜下腫瘍を認め,針生検にて平滑筋腫と診断した.直腸腫瘍の摘除にあたっては,経肛門的超音波検査で経腟的アプローチが有効と考えられ,経腟的直腸腫瘍局所切除術を施行した.術中所見では,腫瘍は被膜を有し,一部内肛門括約筋との連続性が認められたことから内肛門括約筋由来と考え…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • CEA高値が契機となって診断された上行結腸SM癌の肺転移例

    水津 優, 船橋 公彦, 小池 淳一, 栗原 聰元, 塩川 洋之, 牛込 充則, 金子 奉暁, 新井 賢一郎, 金子 弘真, 根本 哲生 日本大腸肛門病学会雑誌 67 (4), 291-295, 2014

    症例は,68歳の男性.胸腺腫と肺扁平上皮癌の既往があり,経過中にCEA高値(6.2ng/m<I>l</I>)と,便潜血陽性のため下部消化管内視鏡検査を施行した.上行結腸に約1cm大の隆起性病変を認め,生検で中分化型腺癌と診断した.この時,胸部CT検査で左肺S3に微小結節を認めたが,転移の確定診断は得られなかった.cT1N0M0の早期癌に対し,腹腔鏡下に根治術を施行した(A,type …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 高精度なNear-Infrared Spectroscopyモデル構築を目指した新規スペクトル解析手法の開発

    菅間 幸司, 金子 弘昌, 船津 公人 Journal of Computer Aided Chemistry 15 (0), 1-9, 2014

    食品の安全および安心を確保するため近赤外スペクトル(near-infrared spectroscopy, NIR)法による内部品質予測が広く用いられている。NIR法では近赤外スペクトルと食品中の成分濃度との間で回帰モデルが構築される。しかし、スペクトルに含まれるノイズの影響や目的成分と他成分が同じ波長領域にピークを持つことにより、モデルの予測精度が低下するという問題点がある。この問題に対してス…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献3件

  • クラス分類および回帰分析におけるモデルの適用範囲

    金子 弘昌, 船津 公人 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2014 (0), O16-O16, 2014

    本発表ではクラス分類および回帰分析におけるアンサンブル学習に基づくモデルの適用範囲について議論する。回帰分析においては予測値のバイアスに注意する必要がある一方で適切な適用範囲を設定可能である。しかしクラス分類においては適用範囲が広く取られてしまう。そこで本研究ではアンサンブル学習とデータ密度を組み合わせた適用範囲の設定手法を提案する。データ密度に閾値を決め、新しいデータ周辺の密度がその値以下であ…

    DOI

  • <b>ビームダウン式太陽集光装置でソーラー水素製造 </b>

    金子 宏 安全工学 53 (6), 431-437, 2014

    水素は主に化石燃料の改質により製造されており,CO2 排出削減の観点から,将来的には再生可能エネルギーから生産することが望まれる.再生可能エネルギーのひとつである集光太陽熱を用いた二段階水分解反応は,反応器内において高密度の太陽エネルギーを化学エネルギー(水素)に変換することが可能であり,CO2 …

    DOI Web Site

  • 大腸憩室炎によるS状結腸膀胱瘻に対する腹腔鏡下手術の3例の経験と本邦報告24例の文献的考察

    金子 奉暁, 船橋 公彦, 小池 淳一, 栗原 聰元, 塩川 洋之, 牛込 充則, 新井 賢一郎, 甲田 貴丸, 鏡 哲, 松田 聡, 鈴木 孝之, 金子 弘真 日本大腸肛門病学会雑誌 67 (8), 536-541, 2014

    大腸憩室炎によるS状結腸膀胱瘻3例に対し,腹腔鏡下手術を行った.全例が男性で,平均年齢71歳.主訴は2例が気尿,1例は認めなかった.全例で腹腔鏡下に瘻孔を含めたS状結腸切除を施行後,一期的に腸管吻合した.虚血性腸炎の既往が認められた1例に一時的回腸ストーマを造設した.膀胱に対する瘻孔切除は行わなかったが,再発は認めなかった.手術時間,出血量の中央値は359分(344-403分),120m<I>l…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献12件

  • 単眼車載カメラ映像からの走行車両速度推定

    森本 雅和, 金子 弘樹, 宮本 直樹 映像情報メディア学会誌 68 (1), J47-J54, 2014

    A method is described that can estimate vehicle speed from video footage taken by an in-vehicle monocular camera. The method involves applying structural information and feature points to a road …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 医療・介護関連肺炎(NHCAP)の現状と展望

    金子 弘美, 山中 悠紀, 大平 峰子, 沖 侑大郎, 石橋 由里子, 石川 朗 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 24 (1), 37-40, 2014

    医療・介護関連肺炎患者の多くは,在宅介護を受けていたり多様な基礎疾患や合併症を抱えて外来で医療ケアを受けている高齢者であり,その大半に誤嚥性肺炎が疑われる.したがって,その予防や治療では患者の意志や家族の希望,社会的条件などを考慮しながら,摂食・嚥下訓練,口腔ケア,適切な栄養管理や食事指導,リハビリテーションなどを行い患者の体力向上を図るといった包括的な対応が欠かせない.そのなかで診察や治療に関…

    DOI Web Site 医中誌

  • 肺結核後遺症患者に対する訪問看護支援を含む包括的呼吸リハビリテーションの長期効果

    山中 悠紀, 石川 朗, 金子 弘美, 鏑木 武, 大平 峰子 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 24 (1), 119-123, 2014

    2週間の短期入院呼吸リハビリテーションに退院後の訪問看護ステーションを中心とした継続支援を組み合わせた包括的呼吸リハビリテーションプログラムを実施した肺結核後遺症患者18名(年齢75.5±6.9歳,男性8名,女性10名)のプログラム開始後2年間の呼吸機能,運動能力,ADL,健康関連QOLの変化を後方視的に分析した.その結果,プログラム開始時と比較して1年後のADL,健康関連QOL …

    DOI Web Site 医中誌

  • 急性膵炎を契機に発見された十二指腸gangliocytic paragangliomaの1例

    馬越 智子, 原 精一, 松清 靖, 宅間 健介, 岸本 有為, 三村 享彦, 伊藤 謙, 岡野 直樹, 五十嵐 良典, 高地 良介, 土屋 勝, 金子 弘真, 大久保 陽一郎, 若山 恵, 渋谷 和俊 Progress of Digestive Endoscopy 84 (1), 122-123, 2014

    A 64 year-old man was admitted to our hospital with acute pancreatitis. Abdominal CT showed a well-enhanced tumor (size 3-5 cm) .<br> Upper gastrointestinal endoscopy revealed a pedunculated …

    DOI Web Site 医中誌

  • COPD患者における安静時PaO2と歩行中Desaturationの関係と在宅酸素療法導入基準についての検討

    藤本 由香里, 沖 侑大郎, 松村 拓郎, 高橋 一揮, 金子 弘美, 大平 峰子, 石川 朗 理学療法学Supplement 2013 (0), 0150-, 2014

    【はじめに,目的】慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者数は世界的に増加している。日本ではCOPDの急性増悪による入院回数および期間の増加による医療費の圧迫が深刻な問題となっており,COPD患者の在宅における適切なケアが望まれる。COPDの主症状の一つに労作時の低酸素があげられるが,在宅酸素療法(HOT)の保険適応は安静時のPaO<sub>2</sub>が基準となっている。今回はCOPD患者における…

    DOI 医中誌

  • 軽度の炭水化物制限食が奏功した2型糖尿病合併重症心身障害者の1例

    櫻井 篤志, 増田 俊和, 金子 広司 日本重症心身障害学会誌 39 (3), 461-466, 2014

    症例は食事熱量制限にもかかわらず体重増加を来し、2型糖尿病を発症した59歳の女性重症心身障害者である。1日血糖では食後血糖が200 mg/dl以上になり、早朝空腹時血糖も140 mg/dlと高値を示した。また軽度の高脂血症も認められた。それまでの熱量 900 kcal/日、炭水化物量 145 g/日の食事内容を主食のみ制限し、後者を126 …

    DOI 医中誌

ページトップへ