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検索結果 1,881 件

  • X線吸収分光法による重い電子系化合物の価数評価と価数温度変化の物理的意味づけ

    水牧 仁一朗 SPring-8/SACLA利用研究成果集 12 (2), 118-119, 2024-04-30

    ...重い電子系として知られている4つの Yb 金属間化合物 YbT<sub>2</sub>Zn<sub>20</sub> (T=Co,Rh,Os,Ir) について、Yb-L<sub>3</sub> 吸収端を用いてX線吸収分光測定を行った。それらのスペクトルから平均価数を評価しその温度変化を求めた。その温度変化は近藤温度と強い相関を持っていることがわかった。...

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  • 巨大創発電磁応答をもたらす高密度磁気スキルミオン物質の設計

    車地 崇, 十倉 好紀 日本物理学会誌 79 (4), 186-191, 2024-04-05

    ...</p><p>われわれは磁気フラストレーションの効果を利用して,反転対称性のある物質においても磁気スキルミオンを安定化させる物質設計方法を開発した.特にガドリニウム原子(Gd)が三角格子を形成するように配列した結晶構造をとる金属間化合物Gd<sub>2</sub>PdSi<sub>3</sub>において,単結晶を使ったX線回折実験による磁気構造解析と電気輸送特性の詳細な測定により,Gdスピンによる磁気...

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  • Ni<sub>3</sub>Ga金属間化合物触媒を用いたベンゼンのドライリフォーミング

    刘 可, 清水 研一, 古川 森也 Journal of the Japan Petroleum Institute 66 (6), 254-257, 2023-11-01

    ...本研究では、CeO<sub>2</sub>に担持したNi<sub>3</sub>Ga金属間化合物がベンゼンドライリフォーミングに有効な触媒として機能することを見出したので報告する。X線回折およびX線吸収微細構造解析の組み合わせにより, Ni<sub>3</sub>Ga金属間化合物がナノ粒子として形成されていることを確認した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献19件

  • XAFS を用いた Al 中の Fe の局所構造解析

    後藤 和宏, 徳田 一弥, 飯原 順次 SPring-8/SACLA利用研究成果集 11 (3), 194-200, 2023-06-30

    ...BL16B2 でX線回折および XAFS を用い、アルミニウム (Al) に鉄 (Fe) を添加した二元系合金において生成される金属間化合物の同定と XAFS スペクトルの調査を行った。合金を加工する際の熱処理条件の違いによって金属間化合物の状態が変化することを回折プロファイルと XANES により確認した。...

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  • A7075と軟鋼の異種摩擦攪拌接合

    サリ モハメド, 森貞 好昭, 潮田 浩作, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 84-85, 2023

    The microstructure and mechanical properties of AA7075 and mild steel FSW joints was investigated. A joint with a tensile strength equivalent to the strength of the steel base metal was achieved.

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  • Mg 合金と Al 合金とのレーザロール溶接継手におよぼす溶接条件の影響

    青山 太知, 津田 遼馬, 川上 博士, 尾崎 仁志 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 210-211, 2023

    ...輸送機器の軽量化のため,マグネシウム合金やアルミニウム合金の使用が提言されている.しかし,これらの異なる金属同士を溶接した場合,接合界面に脆性な金属間化合物が生成され,継手強度の低下等の問題がある.前報ではこれらの接合に,異種金属の溶接に有効とされるレーザロール溶接法の適用を試みた.本研究では,溶接条件が継手強度におよぼす影響について2種類の供試材設置用治具を用いて検討した....

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  • Al/Fe 異種金属接合界面における金属間化合物層の成長に及ぼすNiの影響

    鈴木 聖顕, 鴇田 駿, 佐藤 裕, 巽 雄二郎 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 160-161, 2023

    ...Al/Fe接合界面へのNi添加は金属間化合物(IMC)を微細化し、接合強度を向上させる。しかし、IMCの成長に及ぼすNiの影響はいまだ不明な点が多く、微細化の原因も明らかになっていない。本研究では、IMCがない界面に熱処理を行うことで、IMCの成長に及ぼすNiの影響を調査した。Ni添加による微細化がIMCの成長初期に確認されたことから、核生成頻度の増加がIMC微細化の原因であることが示唆された。...

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  • 複動式摩擦攪拌点接合によるAl合金と合金化溶融亜鉛めっき鋼板の接合界面微細組織観察

    海保 凪佐, 岩本 知広, 左近 隆介, 松田 朋己, 廣瀬 明夫, 武岡 正樹 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 98-99, 2023

    複動式摩擦攪拌点接合によるAl合金と合金化溶融亜鉛めっき鋼板の接合界面について、ツールの保持時間を変えたときの微細組織の変化を観察した。接合界面は3つの領域に分けられ、保持時間が増加すると、ショルダ外周部における反応相粒と亜鉛の巻き上げが安定化した。また、保持時間が1sから3sへと変化すると、接合界面における亜鉛の分布は広がった。TEMによる観察では、各領域の接合界面に形成されたIMCについて解…

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  • A1050/C1020電磁圧接材の波状界面形態に及ぼすFlyer plateの板厚の影響

    木村 慎吾, 村石 信二, 熊井 真次 軽金属溶接 60 (Supplement), 29-36, 2022-12-23

    ...<p> 近年,様々な工業的分野で異種金属接合のニーズが高まっている.しかし,溶接等の被接合金属の溶融を伴う接合手法では,融点が大きく異なる異種金属の接合は困難であり,金属の組み合わせによっては接合界面に生成する脆性な金属間化合物によって接合強度が大きく低下することが知られている.また,拡散接合等溶融を伴わない固相接合においても,接合に高温•長時間を要すれば同様な問題が生じる.このようなことから高速で...

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  • 摩擦攪拌点接合を用いた新規異材接合法におけるウェルドボンド継手の継手強度特性

    武岡 正樹, 深山 拓真, 松田 朋己, 小椋 智, 大橋 良司, 廣瀬 明夫 軽金属溶接 60 (Supplement), 14-21, 2022-12-23

    ...抑制する目的だけでなく,接着剤の経年劣化に対する強度保証としての役割も有するため,接合部強度と接着剤強度が両立することが非常に重要になる.しかしながら抵抗スポット溶接の異種金属接合では抵抗スポット溶接部の強度が大幅に減少してしまい,接合自体が困難になることが報告されている<sup>11)</sup>.これはスポット溶接部に接着剤が残留することで通電部における上下板の直接接触を阻害し,接合界面における金属間化合物...

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  • マグネシウム合金/アルミニウム合金爆着クラッド材における界面の金属組織の特徴

    成田 麻未, 森 久史, 佐藤 尚, 渡辺 義見, 斎藤 尚文, 千野 靖正, 花野 嘉紀, 山田 吉徳, 箕田 正, 田中 宏樹 軽金属溶接 60 (Supplement), 38-45, 2022-12-23

    ...,金属接合および金属複合材料の製造に極めて有望な手法である<sup>7)</sup>.Yanらは,爆着法で作製したAZ31Bマグネシウム合金/A7075アルミニウム合金のクラッド材の焼鈍による界面の金属間化合物層の厚さに着目した解析を行っており,焼鈍温度とともに界面層の厚みが大幅に増加することを確認している<sup>10)</sup>.Sahulらも同様に,爆着法で作製したAZ31マグネシウム合金/...

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  • スクラビング複動式摩擦攪拌点接合のアルミニウム合金/超高張力鋼接合への適用

    武岡 正樹, 土田 泰輔, 松田 朋己, 小椋 智, 大橋 良司, 廣瀬 明夫 軽金属溶接 60 (Supplement), 21-28, 2022-12-23

    ...<p> 自動車産業では軽量化を目的とした車体のマルチマテリアル化が進んでおり,アルミニウム合金/鋼の異種金属接合技術のニーズが非常に高まっている<sup>1)</sup>.Al/Feの溶融溶接は多量の金属間化合物(IMC:Intermetallic compound)が生成されるため困難とされており<sup>2)</sup>,溶融を伴わないSelf Piercing Riveting<sup>3)<...

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  • ホイスラー合金の触媒としての性質

    小嶋 隆幸 応用物理 91 (6), 346-350, 2022-06-01

    ...<p>金属間化合物は特有の電子状態と表面規則構造を有するため新奇な触媒になりうる.三元系の金属間化合物群であるホイスラー合金(X<sub>2</sub>YZ)は,X,Y,Zの組み合わせが豊富なため高機能触媒が眠っていると期待され,また,元素置換の自由度が高いため触媒機能制御が可能と考えられる.触媒としては全く未知だった本合金の触媒機能について,金属学的に合成した粉末触媒を用いて研究してきた結果,アルキン...

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  • 大面積電子ビーム照射によるAl-Cu合金の陽極酸化皮膜特性の向上

    宮本 郁也, 渡部 隼, 篠永 東吾, 岡田 晃 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 428-428, 2022-03-02

    ...<p>Al-Cu合金は軽量かつ高強度を有し,自動車産業などに広く用いられているが,銅などで構成された金属間化合物(IMC)の含有による耐食性の低下が報告されている.一般的な防食方法として陽極酸化処理が行われるが,合金中のIMCにより陽極酸化皮膜に欠陥が生じ,充分な耐食性や意匠性が得られない.本研究では,大面積電子ビーム照射によりAl-Cu合金表面近傍のIMCを固溶または微細化することで,陽極酸化処理後...

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  • NO<sub><i>x</i></sub>還元およびアルカン脱水素に有効な多元素合金触媒の開発

    古川 森也 Journal of the Japan Petroleum Institute 65 (1), 11-17, 2022-01-01

    ...具体的には「擬二元合金構造」と「金属間化合物の表面修飾」の二つの設計指針を用いた。擬二元系合金では二元系金属間化合物の構成元素の片方を第三の元素により部分的に置換することができる。それにより元素の比率とそれに基づく触媒活性を幅広く,かつ連続的に調整・最適化することが可能である。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • 固相抵抗スポット接合法による鋼/アルミニウム合金の異材接合

    相原 巧, 釜井 正善, 森貞 好昭, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2022s (0), 176-177, 2022

    ...鋼とアルミニウム合金の抵抗スポット溶接では、アルミニウム側を溶融させるためFe/Al界面で厚く脆い金属間化合物が形成し接合強度が低下する。そこで本研究では、鋼とアルミニウム合金の接合に対し固相での接合を可能とする「固相抵抗スポット接合法」の適用を検討した。固相かつ低温での接合を達成することで、せん断引張強度8.5 kNを超える高い強度の継手を得ることに成功した。...

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  • 溶融塩中でCaH<sub>2</sub>還元剤を用いた金属間化合物ナノ粉末の低温合成

    小林 靖和, 宗宮 穣, 多田 昌平, 菊地 隆司 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2022 (0), 26-, 2022

    ...近年、構成金属の低コスト化などの観点から、魅力的な代替品としてNiZn金属間化合物触媒が注目されている。結晶性の良いNiZn金属間化合物の取得には、前駆体であるZnOが難還元性のため、高温(500~750℃)での処理が必要となるが、この処理においてもNiZn金属間化合物の単一相を得るのは困難であり、NiZnとNiが共存する報告例が多いのが現状である。...

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  • 速度論的検討を用いた鋼/アルミニウム合金のレーザブレイジングにおけるIMC成長速度評価

    山下 正太郎, オ田 一幸 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 24-25, 2022

    鋼とアルミニウム合金の異材レーザブレイジングにおいて接合部界面においてIMC生成・成長が問題となる.本研究では,鋼とアルミニウム合金のブレイジングにおいて生成するIMCの成長速度を速度論的検討により評価した.速度論から得られたIMC成長速度とレーザブレイジング中の界面温度履歴から算出されたIMC厚さは,実験結果とよく一致した.

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  • Al/Cu摩擦攪拌接合継手の引張せん断強度に及ぼすNi添加の影響

    倉林 康太, 三村 俊介, 佐藤 裕, 鴇田 駿 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 62-63, 2022

    ...Al中に適量のNi添加をすることで、異材界面に形成した金属間化合物の相の構成が変化し、破断位置が脆弱な金属間化合物層間の界面から攪拌部に変化したことで継手強度は向上した。...

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  • 圧力制御通電圧接法による銅とアルミニウムの異材固相接合

    橋本 康裕, 釜井 正善, 森貞 好昭, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 338-339, 2022

    ...本研究では、低温での接合が可能な圧力制御通電圧接法を用いた純銅と純アルミニウムの固相接合を検討し、接合界面での金属間化合物の形成や継手の機械的性質に及ぼす接合条件の影響を詳細に調査した。...

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  • 狭窄パルスTIG溶接を用いた異相界面複雑化によるAl/Cu接合強度の増加

    山本 啓, 柳 悠輔, 伊藤 和博, 古免 久弥, 田中 学, 村田 彰久 溶接学会全国大会講演概要 2022s (0), 64-65, 2022

    ...前報では,狭窄ノズルを用いたTIG溶接にて板厚0.5 mmのAlとCuの薄板を突合せ溶接し,一部の試験片においてAl側母材で破断するほどの高強度継手が得られることを示した.本報では,更なる継手強度の向上を狙い,TIG溶接条件を調整することにより,金属間化合物の生成を抑制するとともに,両金属が複雑に入り組んだ界面形状へと変化させた.その界面組織形成機構や各種強度特性への影響について議論する....

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  • 抵抗スポット溶接を用いた銅とアルミニウム合金の異種材料接合に関する検討

    泊 圭一郎, 岩瀬 哲, 西川 昌希, 伊與田 宗慶 溶接学会全国大会講演概要 2022s (0), 86-87, 2022

    ...アルミニウム合金板材と銅板材の異種材料抵抗スポット溶接において、溶接電流、通電時間や電極形状などの溶接条件が、溶融部の形成、金属間化合物の成長や接合強度に及ぼす影響を調査した。本検討によりアルミニウムの溶融面積を拡大する溶接条件を選定することで強度向上の可能性が示唆された。また、プロセスシミュレーションの解析結果と実験値を比較し、シミュレーションの活用方法について検討した結果を報告する。...

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  • Al/Fe異種金属接合の接合強度に及ぼすNiおよびZn複合添加の影響

    鈴木 聖顕, 大村 隼, 鴇田 駿, 佐藤 裕, 巽 雄二郎 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 44-45, 2022

    元素添加はAl/Fe異種金属接合の高強度化に有効であることが知られている。本研究では、TIGアークブレージングを用いたAl/Fe異種金属において、Al-Zn溶接材とNiめっきを同時に用いることで、接合界面へのNiとZnの複合添加を実施し、これらの元素が接合強度に及ぼす影響を調査した。NiとZnの複合添加は、IMC層の硬さを低下させ、結果として接合強度を添加なしの場合の約3倍に向上させることが明ら…

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  • 鍛接法により創成したFe/Al固相接合界面の引張強さとその破壊形態

    山岸 英樹 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 48-49, 2022

    Fe/Al鍛接において界面の引張強さはまだ明らかでない。この鍛接界面の引張強さを測定するため、SPCCシート材をA2024押出材でサンドイッチすることで直接引張試験が可能な鍛接部材を作製した。この継手の引張強さは250 MPaに達した。またこの引張強さに及ぼす酸化スケールの影響を明らかにしたほか、界面各相の接合強度を算出した。これより健全なFe/Al鍛接界面の引張強さは339 …

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  • 溶融金属対流現象を考慮した軟鋼/アルミニウム合金異材抵抗スポット溶接中のナゲット形成過程の3次元粒子法シミュレーション

    古免 久弥, 築地 慎之輔, 立花 瑞樹, 永瀬 裕也, 伊與田 宗慶, 城 鮎美, 佐野 智一, 菖蒲 敬久, 田中 学, 茂田 正哉 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 292-293, 2022

    ...軟鋼とアルミニウム合金との異材抵抗スポット溶接における溶融金属の対流挙動の解明と対流熱輸送が金属間化合物層の形成に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし,溶融金属の流動を考慮した溶融・凝固過程のシミュレーションを行った.その結果,軟鋼は板厚中央部から溶融し,アルミニウム合金は接合界面から溶融する一連の現象が再現された.さらに,接合界面近傍の溶融アルミニウム合金は外向きに流動することが示唆された....

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  • 複動式ツールを用いたFe-Al異材重ねFSW

    森貞 好昭, 藤井 英俊, 松下 宗生, 伊木 聡 溶接学会全国大会講演概要 2022s (0), 70-71, 2022

    ...また、得られたFe-Al異材重ねFSW継手の接合部の状態と継手強度の関係を調査し、脆弱な金属間化合物層の抑制と無欠陥攪拌部の形成を両立可能な接合条件を探索した。...

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  • スポット鍛接法による純チタンTP270とアルミニウム合金A6061の異材接合

    山岸 英樹 溶接学会全国大会講演概要 2022s (0), 26-27, 2022

    Ti/Al重ね接合においてスポット鍛接法の適用を検討した。引張せん断試験において接合界面破断となる接合条件(接合温度270℃) と母材破断となる接合条件(接合温度350℃)の2種類について、疲労試験及び接合界面の解析を行い比較した。接合温度350℃では、厚み30-100 nm程度のTiAl3と思われる反応層が認められた。強度試験の結果から反応層の厚みは数十nm程度が良いことが明らかになった。

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  • 銅とアルミニウムのレーザ溶接における照射方法に関する基礎的研究

    越智 彬裕, 岡本 康寛, 岡田 晃, 林 佳佑, 山村 健, 長崎 克俊, 豆野 和延, 西 則男 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 306-307, 2022

    ...近年,バッテリーケースや電極として用いられるアルミニウムと導体棒として用いられる銅を高品位に溶接する技術の需要が増大している.しかし,異なる融点や高い熱伝導率のためにレーザ溶接おいても欠陥が生じやすく,その適応には困難がともなう.そこで,本研究では,破断強度の低下が懸念される溶接欠陥や金属間化合物を評価し,破断強度が高く安定した溶接となるレーザ光照射方法に関して基礎的検討を行った....

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  • Sb添加がはんだ接合部エレクトロマイグレーションに与える影響

    山中 公博, 近藤 直希, 水鳥 秀良 エレクトロニクス実装学会誌 24 (6), 606-613, 2021-09-01

    ...175°C,50 A/mm<sup>2</sup>のEM試験を実施した結果,いずれも,カソード側の金属間化合物(IMC)層が消失後,EM起因の故障が発生した。Sb添加は,このIMC層の消失を遅くし,はんだ接合部のEM寿命を延ばす影響がある。</p>...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献14件

  • 第一原理計算によるB2型金属間化合物FeAlの点欠陥に伴う局所電荷の偏りの解析

    高原 渉, 野田 賛太, 廣瀬 明夫 溶接学会全国大会講演概要 2021s (0), 54-55, 2021

    ...B2型金属間化合物FeAlを対象に、点欠陥として空孔や原子置換が存在するときの局所電荷の偏りを第一原理計算により調査した。計算は、擬ポテンシャル法、平面波基底による第一原理計算と数値原子基底を用いた全電子の第一原理分子軌道法によるクラスター計算を併用した。...

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  • 5052/SPCC 回転ツール点接合過程における負荷履歴計測

    金谷 和磨, 川上 博士, 尾崎 仁志 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 314-315, 2021

    ...Al合金と異種金属の溶融溶接では,接合界面に脆弱な金属間化合物が生成され,十分な強度が得られないといった問題があります.本研究では固相接合法である摩擦攪拌点接合を応用した回転ツール点接合法を用いてAl合金5052とSPCCの重ね継手を作製し,回転ツール点接合プロセス中の押込み方向荷重および回転トルクと接合強度の関係をしらべた...

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  • マイクロスケール引張試験によるGA980/A6061異材接合継手の界面特性評価

    林 浩太郎, 松田 朋己, 小椋 智, 廣瀬 明夫 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 120-121, 2021

    A6061/GA980鋼の異種材料接合継手における界面組織とその局所力学特性の関係を明らかにすることを目的とし,摩擦攪拌接合ならびに熱処理により界面組織の異なる継手を作製した.継手に対してナノレベル組織観察およびマイクロスケール引張試験を行い,これらの関係を直接対応付けた.その結果,Znが濃化している反応層は延性的な破壊挙動を示す一方,Znの濃化がない反応層は脆性的な破壊挙動を示すことが明らかと…

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  • Al-Cu の常温圧接継手の継手強度に及ぼす界面組織の影響

    新屋敷 宝良, 水本 将之, 本郷 武延, 野上 雅民, 千葉 純, 高橋 舞 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 96-97, 2021

    ...AlとCuの常温圧接継手における界面組織が継手強度に及ぼす影響を調査した.接合のままでは接合界面に厚さ150 nmのAl2Cu層が析出していたが,引張試験では母材破断し,高い継手強度を有していた.7.2 ksの焼鈍を施すと,焼鈍温度の上昇に伴って接合界面の金属間化合物層は厚くなり,新たにAl2Cu3+Al4Cu9が形成された.厚さが4.4 μm を超えると界面破断が生じた....

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  • スポット鍛接法によるFe/Al及びAl/Al異材接合

    山岸 英樹 溶接学会全国大会講演概要 2021s (0), 164-165, 2021

    スポット固相接合装置開発に向けた基礎的検討として、SPFC980/A5083及びA2024/A6061の2組のシート材重ね接合において「スポット鍛接法」の適用を検討した。本法の特徴である低温短時間加工により、Fe/Al接合界面では反応層(RL)を10nm程度に抑制した。またAl/Al接合界面では特別な反応層は確認できなかった。いずれもプラグ破断を実現した。

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  • 摩擦攪拌接合と圧延により作製した鋼/アルミニウム合金異材接合薄板材の疲労強度特性

    前田 十和, 宮下 幸雄, 堀 久司 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 176-177, 2021

    ...摩擦攪拌接合と圧延により作製したアルミニウム(Al)合金と鋼の異材接合薄板材の疲労強度特性を評価し、強度支配因子について検討した.接合後の圧延加工により、界面角度が変化していた.接合材は引張試験ではAl合金母材部で、疲労強度試験では界面で破断した.疲労き裂発生箇所に金属間化合物などは認められなかったことから、界面角度やAl合金と鋼の弾性率の違いに起因する力学的因子が強度特性に対して支配的と考えられる...

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  • アルミニウムと鉄族元素からなる二元系B2型金属間化合物の電子状態

    高原 渉, 本條 直, 廣瀬 明夫 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 100-101, 2021

    ...Alと鉄族元素Fe、Co、Niからなる二元系B2型の金属間化合物を対象に、その電子状態を第一原理計算により調査した。CoAl、NiAlは高温までB2型金属間化合物相が安定で、融点は単元素のCo、Ni、Alよりも高い。一方、FeAlは、高温で固溶体となり融点はFeより低い。これら物性の違いと電子状態の関係、および化学結合性に及ぼすAl元素の役割について考察した。...

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  • 表面活性化接合法で得られたAl/Fe接合界面における金属間化合物の成長挙動

    鴇田 駿, 永瀬 椋, 佐藤 裕, 小川 和洋, 市川 裕士 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 274-275, 2021

    ...Al/Fe接合界面で金属間化合物が形成され、機械的特性に影響を及ぼすことが知られているが、その形成メカニズムは明らかになっていない。本研究では、表面活性化接合を用いて作製した金属間化合物のないAl/Fe接合体を熱処理することで、金属間化合物の形成挙動と機械的特性の変化を調査した。...

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  • Al/Cu異材薄板の狭窄TIG溶接

    山本 啓, 伊藤 和博, 高橋 誠, 田中 学, ヌエン ヴァン アン, 村田 彰久 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 12-13, 2021

    ...Al/Cu異材接合では金属間化合物の生成を抑制するために,低入熱なプロセスが求められる.本研究では,狭窄ノズルを用いたTIG溶接にて板厚0.5 mmのAlとCuの薄板を突合せ溶接し,その界面微細組織と継手特性を評価した.TIG溶接条件や溶接位置を調整することで接合状態は変化したが,Al側母材で破断するほどの高強度継手を得ることができた....

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  • ロールキャスターにより鋳造したリサイクルAl-Mg合金板の機械的性質

    生田 圭亮, 香西 晨人, 羽賀 俊雄 関西支部講演会講演論文集 2021.96 (0), 2504-, 2021

    ...<p>リサイクルアルミニウムは新地金と比べ,靭性などの機械的性質が低下するため,多くは鋳造材で使われ展伸材では一部の材料でしか使われていない.機械的性質が低下する原因は不純物,主にFeを含む粗大な金属間化合物の発生であり,この問題を解決することが出来れば展伸材におけるリサイクルアルミニウムの使用用途を拡大することが出来る.急冷凝固を伴うロールキャスターは組織を微細化させ不純物を無害化することができる...

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  • マグネシウム合金とアルミニウム合金とのレーザロール溶接

    津田 遼馬, 川上 博士, 尾崎 仁志 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 44-45, 2021

    ...輸送機器の軽量化のため,マグネシウム合金やアルミニウム合金の使用が提言されている.しかし、これらの異なる金属同士を溶接した場合、接合界面に脆性な金属間化合物が生成され,継手強度が低下する等の問題がある.そこで本研究では異種金属の溶接に有効とされるレーザロール溶接法の適用を試みた.その際,溶接条件を変化させて溶接を行い,溶接条件が継手強度および接合界面に生成する組織におよぼす影響について検討した....

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  • AZX611/A5083摩擦圧接継手の引張強さに及ぼすAZX611側試験片形状の影響

    井坂 颯, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 138-139, 2021

    ...脆弱な金属間化合物の生成により,難燃性Mg合金であるAZX611と,Al合金の代表格であるA5083を溶融溶接法で直接接合することは極めて困難であるため,摩擦圧接法で接合した.継手の引張強さを向上させるために,AZX611側に設ける接合端部の形状を変化させ,その一部に段差をつけた形状として摩擦圧接を行った.その結果,AZX611母材の約52%の引張強さを有した継手を作製することができた....

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  • レーザによるチタンと鉄の異材接合に関する研究(第5報)

    瀬渡 直樹, 立花 晃一, 長谷 泰治, 上瀧 洋明 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 42-43, 2021

    ...CrをインサートしたTi-Fe異材レーザ溶接では、レーザの狙い位置を突合せ面からオフセットすることでCrの希釈率を抑え、溶接金属部の金属間化合物生成を避けられることを前報で示した。しかしオフセット量の制御は容易ではない。そこで、オフセット制御なしでもCrによる希釈を抑え、かつ欠陥のない良好な溶接部を得るためにTiワイヤを添加するオフセットなしのレーザ溶接を試み、その効果を検討した。...

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  • 溶融LiCl–KClとCaH<sub>2</sub>還元剤を用いたNiZn金属間化合物ナノ粉末の低温合成

    小林 靖和, 宗宮 穣, 多田 昌平, 菊地 隆司 Journal of the Japan Petroleum Institute 63 (6), 380-387, 2020-11-01

    ...<p>近年,水素化プロセスにおいて,Pd系触媒に代わり,NiZn金属間化合物が注目されている。結晶性の良いNiZn金属間化合物の取得には,前駆体ZnOの難還元性のため,高温処理(500~750 ℃)が必要となる。しかしながら,高温処理を行ってもNiZn金属間化合物の単一相を得るのは困難であり,NiZnとNiが共存する結果を示す報告が多い。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献6件 参考文献31件

  • AIH-FPPシステムを用いた投射粒子成分の移着と拡散による金属間化合物の創成

    武末 翔吾, 渡邊 一敬, 三阪 佳孝, 小茂鳥 潤 砥粒加工学会誌 64 (8), 421-427, 2020-08-01

    ...明らかになった.これは,粒子投射の際に被処理面に移着したAlが基材に拡散するためである.本研究で得られた結果は,提案した処理により投射粒子成分のアルミニウムを移着,拡散させることで,チタン合金の表面にTi-Al金属間化合物層を形成できることを示すものである....

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • ECAP加工に供したZK60マグネシウム合金の腐食特性

    馬島 正成, 湯浅 元仁, 宮本 博之 同志社大学ハリス理化学研究報告 61 (1), 1-6, 2020-04-30

    ...これは、ECAP加工中の金属間化合物と転位密度の増加が腐食速度が増加した原因である可能性を示唆している。573Kで1.5時間熱処理すると、ECAP加工されたZK60合金の腐食速度は大幅に低下した。これは、熱処理により転位密度が減少し、不動態皮膜の特性が改善したことが原因であると考えられる。...

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  • レーザ肉盛装置を用いたFeAlCr金属間化合物皮膜の形成

    髙橋 隼人, 永井 捷太郎, 五味 健二, 八高 隆雄, 薩田 寿隆, 高木 眞一 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集 2020 (0), 17A07-, 2020-03-13

    <p>In recent years, there is a strong demand for longer life of buried pipes and underwater pier reinforcements, etc. This is because their maintenance is difficult. Therefore, surface treatment …

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  • 鉄アルミナイド金属間化合物バインダー超硬切削工具の工具摩耗改善

    赫 慶哲, 酒井 克彦, 静 弘生, 古嶋 亮一, 下島 康嗣, 細川 裕之 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 796-797, 2020-03-01

    <p>超硬合金は切削工具の材種として産業界で最も広く用いられている硬質材料の一つであるが,その原料の産出国が限られていることから現在レアアースを使用しない工具材種への転換が求められている.本研究ではバインダー材料としてコバルトを使用しないWC-FeAl超硬工具の耐摩耗性改善試みた.その結果,WC-FeAl超硬工具基材にTiAlNコーティング層を被覆することにより,工具寿命の大幅な改善が見られた.…

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  • レーザによるチタンと鉄の異材接合に関する研究(第4報)

    瀬渡 直樹, 立花 晃一, 長谷 泰治, 上瀧 洋明 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 28-29, 2020

    ...純Crをインサート材としたチタンと鉄の異材接合では、レーザの狙い位置を制御すれば溶接金属部に金属間化合物を生成せず、良好な溶接ができることを前報で報告した。しかし、異種材の突合せレーザ溶接は、材料の融点や熱伝導等の違いにより、非対称に溶融することが多く、それも考慮しないと良好な溶接は困難である。そこで本報では、Ti-Cr異材レーザ溶接で良好な継手を得るために着目すべき項目をプロセス面から検討した。...

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  • ホットワイヤ・レーザブレージング法による鋼/アルミニウム合金異材フレア継手の高速施工の検討

    髙野 彬, 山本 元道, 篠崎 賢二, 沖田 泰明, 澤西 央海, 松田 広志 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 252-253, 2020

    本研究では,ろう材を通電加熱した状態で送給するホットワイヤ法と高出力半導体レーザとを組み合わせたレーザブレージング法を用いて,鋼/アルミニウム合金異材接合技術の開発を行っている.本報では,フレア継手への本施工法の適用の検討を行った.施工速度9.0 m/minまで外観上良好かつ鋼板の降伏点付近もしくはそれ以上の強度を有する継手の作製を行うことが可能となった.

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  • ジュール熱大荷重局部変形接合法によるTi-6Al-4VとSUS316Lの健全異種継手の作製

    林泳錫, 劉 恢弘, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2020s (0), 48-49, 2020

    ...チタン合金とステンレス鋼の異種接合には脆い金属間化合物の抑制だけでなく両材料に新生面が形成し、密着することも求められる。摩擦圧接には接合界面中心部と外周部の熱発生が異なり、均一健全な界面組織を得ることが難しい。本研究では電気抵抗熱を利用する均一入熱可能なジュール熱大荷重局部変形接合法を用い、チタン合金とステンレス鋼の異種接合を施した。寄り代を制御することで界面変形が継手強度に及ぼす影響を調べた。...

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  • FSSWにより接合したAl合金と鋼の微細組織

    岩本 知広, 黒木 颯仁, 松田 朋己, 佐野 智一, 廣瀬 明夫 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 124-125, 2020

    ...HAADFなどによる解析から、鋼とAl合金の間には約4μm幅の金属間化合物(IMC)相が存在し、FeAl3、FeAl、Fe2Al5などが観察された。また反応相粒界ではZnが存在していた。...

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  • 圧力制御通電圧接Ti-6Al-4V/SUS316L異材継手における接合界面形成機構の解明

    林泳錫, 劉恢弘, 森貞 好昭, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 142-143, 2020

    ...チタン合金とステンレス鋼は特性が大きく異なるだけでなく接合界面に脆い金属間化合物を形成するため、溶融溶接が困難である。一方で、摩擦圧接の場合は接合界面中心部と外周部の発熱量が異なり、均一な界面組織を得ることが難しい。本研究では我々が開発した圧力制御通電圧接法を用い、チタン合金とステンレス鋼の異種接合を試みた。また、引張試験及び接合界面の組織分析を行い、継手の健全性を詳細に評価した。...

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  • 両面複動式ツールを用いた低炭素鋼とアルミニウム合金の 異材摩擦攪拌点接合

    汪小培, 森貞 好昭, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 264-265, 2020

    我々が開発した両面複動式ツールを用いたフラット摩擦攪拌点接合によって、マグネシウム合金や低炭素鋼の高強度な点接合部が得られることを報告している。本研究では、この新規接合法を低炭素鋼とアルミニウム合金の異材接合に適用し、良好な異材継手を得ることに成功した。また、得られた低炭素鋼/アルミニウム合金異材継手の微細組織と機械的性質を評価し、継手の強度に及ぼす微細組織の影響を検討した。

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  • Mg-Li-Al合金の摩擦攪拌接合

    森貞 好昭, 周夢然, 藤井 英俊, 王建義 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 98-99, 2020

    ...FSW中の熱履歴による金属間化合物の変化が原因であると考えられる。...

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  • 有機結晶を舞台としたπ電子–プロトンカップリング物性の新展開

    森 初果 日本物理学会誌 74 (2), 82-92, 2019-02-05

    ...<p>電子の波動性と粒子性が拮抗することで多彩な電子物性を与える強相関電子系は,d電子系の遷移金属酸化物,f電子系の金属間化合物とともに,π電子系有機伝導体でも物性研究が盛んに行われている.強相関電子系では,強い「電子–電子」のクーロン斥力エネルギーにより一電子近似が破たんする.そして,このクーロン斥力エネルギーが,電子の運動エネルギーと拮抗し,大変興味深い物性現象が観測されている.例えば,電子間の...

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  • レーザ・アークハイブリッド異材接合方法の開発

    玉城 怜士, 劉忠杰, 恵良 哲生 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 208-209, 2019

    ...従来接合が困難であった6000 系アルミニウム合金と溶融亜鉛メッキ鋼板において,レーザのエネルギ分布制御及びアークの低入熱制御を行うレーザ・アークハイブリッド接合方法を開発した.実験用アルミニウム合金と溶融亜鉛メッキ鋼板の接合に成功した.また,接合部の金属間化合物の厚さや接合部の成分分析を行った.本講演ではこの新接合技術について報告する....

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  • 第三金属で修飾したPd系金属間化合物触媒を用いたニトロスチレンの水素化反応

    川本 史仁, 宮崎 雅義, 髙山 大鑑, 小松 隆之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 138-, 2019

    ...本研究室では4-ニトロスチレンの水素移動反応(CTH)に対するPd系金属間化合物の触媒作用について検討し、Pd<sub>5</sub>Ga<sub>3</sub>触媒上ではビニル基が、Pd<sub>13</sub>Pb<sub>9</sub>触媒上ではニトロ基がそれぞれ優先的に水素化されることを明らかにしている。...

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  • チタン合金/ステンレス鋼における極低回転摩擦圧接

    劉恢弘, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2019s (0), 80-81, 2019

    ...大きい化学物理性質差などで,チタン合金とステンレス鋼の溶融溶接が困難である.摩擦圧接は,固相接合法の一種であり,チタン合金とステンレス鋼の接合に使われているが,低圧力と高回転速度の一般的に用いられる接合条件で,厚い金属間化合物層が生成し,継手強度が低下する.本研究では,チタン合金とステンレス鋼に対して,高圧力と極低回転速度で摩擦圧接を行い,良好な異材継手を得ることを目的とした....

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  • 低温線形摩擦接合によるTi-6Al-4V とSUS316L の異材接合

    稲垣 拓也, 青木 祥宏, 劉恢弘, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2019s (0), 84-85, 2019

    我々はTi6Al4VとSUS316Lの丸棒を用い,印加圧力を制御することで達成される低温摩擦圧接を行い,接合界面での各材料の変形速度差の減少により継手の高強度化に成功した.本研究では,さらに良好な継手を得るために,変形速度差の更なる抑制が期待される低温LFW 法を用い,これらの異種板材継手の作製後,接合部の界面組織および継手の機械的性質の調査を行った.

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  • 金属間化合物による特異な触媒作用の解明

    小松 隆之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019 (0), 2-, 2019

    ...<p>固有の結晶構造をもつ合金である金属間化合物に着目し、その触媒特性の解明およびナノ粒子化による高機能触媒の創製を目指した。Pt、Pd、Rhなどと典型元素または遷移元素との組み合わせによる金属間化合物ナノ粒子を調製し、水素化・異性化・選択酸化などに対し純金属より優れた触媒特性をもつ化合物を明らかにした。固有の結晶構造をとることにより、金属間化合物のみが実現可能な表面原子配列が形成される。...

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  • ジュール熱大荷重局部変形接合法によるTi-6Al-4VとSUS316Lの異種接合

    林泳錫, 劉恢弘, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 180-181, 2019

    ...脆い金属間化合物の形成などにより,チタン合金とステンレスの溶融溶接が困難である.回転摩擦熱を用いた摩擦圧接は,チタン合金とステンレスの異材接合に使われているが,接合界面中心部と外周部の熱発生と変形状態が異なるため,均一健全な界面組織を得るのは難しい.本研究では,電気抵抗熱を利用するジュール熱大荷重局部変形接合法を用して,均一健全な界面組織を有するチタン合金とステンレス異材継手の制作を試みた....

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  • AZX611/A5083摩擦圧接継手の引張強さ向上に関する検討

    木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 徳永 惇紀 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 166-167, 2019

    AZX611とA5083との摩擦圧接継手に関し,直径12mmの同径同士で接合を行った場合,圧接条件を種々変化させて継手を作製しても最大でAZX611母材の約33% の引張強さしか得ることができなかった.しかし,AZX611側の接合端面直径を16mmと大きくして接合を行ったところ,継手はすべて圧接面から破断したものの,AZX611母材に対して約61%の引張強さを得ることができた.

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  • A6063/SUS304摩擦圧接継手の引張強度に及ぼす後熱処理の影響

    崎野 翔太, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 林田 和宏, 橋本 晴美 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 158-159, 2019

    A6063 とSUS304 の摩擦圧接において,アプセット圧力を変更して接合し,それぞれの継手に種々の条件で熱処理を施した.母材破断した最適圧接条件の継手に熱処理を施しても破断形態は変わらなかったが,圧接面で破断する条件の継手に熱処理を施すとA6063 側から破断することがわかった.また,どちらも熱効果指数がある一定の値を超えると,圧接面に中間層が生成されることで継手強度が著しく低下することもわ…

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  • コアシェル型SnCu系TLP接合材の信頼性評価

    岩田 広太郎, 樋上 晃裕 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 33 (0), 12B2-01-, 2019

    ...接合層は低ボイドかつ均質なSnCu系金属間化合物からなる組織を有し、-40~150℃の熱衝撃試験前後においてはんだとの接合体と比較して低熱抵抗かつ高い信頼性を示した。</p>...

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  • 異形電極を用いた異材抵抗スポット溶接継手の接合強度に及ぼす電極形状の影響

    田口 裕也, 小園 啓太, 伊與田 宗慶 溶接学会全国大会講演概要 2018s (0), 208-209, 2018

    ...Fe-Al異材接合において,継手強度の向上には金属間化合物の形成状態を制御することが重要である.前報で,異形電極により継手強度が向上することと金属間化合物層端部の厚さが影響因子である可能性を示唆した.本検討では,継手強度向上因子の特定に向けて,電極形状を変更した実験を行うとともに,数値シミュレーションを用いて電極形状と温度分布の関係性を把握することで,温度分布と継手強度の関係について検討を行った....

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  • 後熱処理を施したA6063/SUS304摩擦圧接継手の特性

    崎野 翔太, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 林田 和宏, 橋本 晴美 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 90-91, 2018

    A6063/SUS304摩擦圧接継手を対象とし,この継手に対して種々の条件の後熱処理を施した.その結果,ある温度や時間を超えると継手はすべて圧接面から破断することがわかった.また,熱処理を施した継手の継手強度は熱効果という1つのパラメータで整理することが望ましく,熱効果がある一定の値を超えると,圧接面に中間層が生成されることで継手強度が著しく低下することもわかった.

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  • Mg/Cu超音波接合界面における金属間化合物相の成長過程

    永瀬 椋, 藤井 啓道, 植村 勇太, 田中 孝治, 佐藤 裕, 粉川 博之 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 204-205, 2018

    ...MgとCuの超音波接合を実施し,接合界面に形成する金属間化合物相のミクロ組織観察を行った.その結果,接合界面においては初めにMg2Cuが形成し,接合時間が長くなるとMgCu2も形成することが明らかになった.超音波接合中のMg2Cuの成長速度は,接合中の温度上昇から推測される成長速度と比べて著しく大きい値となった.また,接合時の垂直荷重が増加すると,接合中のピーク温度が上昇することが明らかになった....

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  • TIGアークブレージングを用いたAl/Cu異種金属接合部の金属間化合物層形成に及ぼす合金元素の影響

    古谷 拓希, 藪 紗希子, 佐藤 裕, 粉川 博之 溶接学会全国大会講演概要 2018s (0), 212-213, 2018

    種々の元素を含むAl合金と純銅の異種金属接合をTIGアークブレージングにより行った後、継手強度を引張せん断試験により測定するとともに、異種金属界面近傍のミクロ組織を調べた。本研究において、Ni添加により継手強度が大きく向上することが確認された。ミクロ組織観察の結果、IMC層の形成抑制およびAl-Cu-Ni三元系IMCの形成が一因であると推察された。

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  • アルケン水素化における特異的同位体効果

    古川 森也, Yi Pingping, 清水 研一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018 (0), 13-, 2018

    ...Rh系金属間化合物をスチレン等のアルケン水素化反応行於いて、D<sub>2</sub>を用いることで20を超える大きな同位体効果が発現することを見出した。...

    DOI

  • AZX611/A5083摩擦圧接継手の引張強度に及ぼす摩擦圧力の影響

    徳永 惇紀, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 98-99, 2018

    ...AZX611とA5083の摩擦圧接において,摩擦圧力を30MPaに設定して接合を行った結果,圧接面には金属間化合物が生成し継手は圧接面から破断した.そこで,圧接面への入熱を抑えるために摩擦圧力を60MPaに増加させ接合を行い,引張強度に及ぼす影響について調査した.その結果,アプセット圧力270MPaの場合,継手はAZX611母材の約30%の引張強度であり,30MPaの場合と差異は見られなかった....

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  • Fe-Al異材抵抗スポット溶接継手の接合強度に及ぼすIMC端部の影響

    田口 裕也, 小園 啓太, 伊與田 宗慶 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 248-249, 2018

    ...抵抗スポット溶接を用いたFe-Al接合では,既報にて金属間化合物端部の厚さが薄くなるにつれて接合強度が向上する結果と,金属間化合物端部厚さがアルミニウム合金側の破断形態に影響する可能性を示した.本検討では,金属間化合物端部厚さに着目し,異形電極を用いた数値シミュレーションおよび実験的検討により,アルミニウム合金と鋼の接合界面における金属間化合物端部の形成状態と接合強度の関係について詳細に検討する....

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  • CuとSnめっきCuの超音波接合部形成過程と電気特性

    藤井 啓道, 清水 匠, 佐藤 裕 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 202-203, 2018

    ...超音波接合をCuとSnめっきCuにおけるCu同士の直接接合技術として確立することを目指し,接合部形成過程の観察と電気特性の測定を行った.その結果,接合時間の増加と共にCu同士の接合部の面積は増加し,電気伝導度が上昇することが明らかになった.また,接合中のSnめっきは溶融し,接合部周辺へと掃き出され,一部は接合部においてCuと金属間化合物相を形成することが明らかになった....

    DOI

  • レーザによるチタンと鉄の異材接合に関する研究(第3報)

    瀬渡 直樹, 長谷 泰治, 上瀧 洋明 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 428-429, 2018

    ...前報では,鉄とチタンを異材溶接する際に,間に純Crを挿入し,鉄側とチタン側をレーザ溶接する際の照射条件を調整すれば溶接金属部にTiCr2(金属間化合物)が生じない組織で溶接できる可能性を紹介した.しかしTiCr2は,硬さ等の物性データに乏しく評価が難しい.そこで本報では,TiとCrを鋳込んでTiCr2の作成を試み,これを分析する事で必要なデータを取得し,Crを挿入した異材溶接継手の分析を進めた....

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  • Ti-6Al-4V合金/SUS316L鋼の異材摩擦圧接

    劉 恢弘, 青木 洋, 青木 祥宏, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 84-85, 2018

    ...しかしながら、大きい融点差や厚い脆い金属間化合物の形成などで、チタン合金と鉄鋼材料の溶融溶接が困難である。摩擦圧接は,回転摩擦熱と印加圧力により接合を達成する固相接合法である。本研究では、Ti-6AL-4VとSUS316Lの異材摩擦圧接を行い、接合条件を最適化することで、良好な継手を得ることを目的とした。...

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  • LMD(Laser Metal Deposition)方式による傾斜機能材料の3D造形技術の研究

    橘 孝洋, 上谷 佳祐, 田場 隼介, 飯島 直純, 手塚 泰治, 荻村 晃示, 平松 範之, 久野 敦史, 藤谷 泰之 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 440-441, 2018

    ...\n本発表では,異種金属界面に脆弱な金属間化合物が生じる組み合わせにおける異種金属接合技術の開発事例を紹介する。...

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  • Ce金属間化合物の磁気体積効果

    今野, 理喜男, 畑山, 伸訓 近畿大学工業高等専門学校研究紀要 (10) 87-88, 2017-03-15

    We investigated the magneto-volume effects of Ce intermetallic compounds where we used the extended Suhl-Nagaoka method. We find that the temperature dependence of the thermal expansion coefficient …

    機関リポジトリ

  • 異形電極を用いた抵抗スポット溶接による異材接合継手の接合強度に及ぼす温度分布の影響

    田口 裕也, 伊與田 宗慶 溶接学会全国大会講演概要 2017f (0), 178-179, 2017

    ...これまでに,異材接合に異形電極を適用し,金属間化合物を接合界面に薄く広く形成させることで,十字引張強さおよび引張せん断強さが向上する知見を得ている.本検討では,電極形状の最適な組合せを明らかにする目的で,溶接条件と金属間化合物の形成状態および継手強度の関係について検討を行う.また,継手内部の温度場変化を数値シミュレーションにより確認し,実験結果と併せて継手強度が向上する溶接条件を検討する....

    DOI

  • 高周波線形摩擦接合によるアルミニウム合金とステンレス鋼の異材接合

    足立 寛延, 松田 朋己, 佐野 智一, 廣瀬 明夫, 吉田 諒, 堀 久司, 潘 慶竜, 落合 彦太郎, 木村 陵介, 小野 昇造 溶接学会全国大会講演概要 2017f (0), 278-279, 2017

    ...その結果,高い強度が得られ良好な接合が達成されることがわかった.A5083は界面に1~2 μmの金属間化合物層が観察された.A6063は摩擦熱により界面付近で析出物が母相へと固溶し硬さ低下が生じた....

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  • アルミニウムと鉄鋼の異材摩擦攪拌接合における金属間化合物形成過程

    田中 努, 根津 将之, 内田 壮平, 平田 智丈 溶接学会全国大会講演概要 2017f (0), 274-275, 2017

    ...アルミニウムと鉄鋼の接合においては、界面に形成される脆弱な金属間化合物が、接合材の強度低下の要因となっている。低い入熱で接合が可能な摩擦攪拌接合においても、接合条件によっては、界面に金属間化合物が形成される。本研究では、接合温度測定と組織観察により、摩擦攪拌接合時の金属間化合物形成過程を調査した。その結果、接合ツールのショルダ部が金属間化合物の形成に大きな影響を与えていることがわかった。...

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  • 純TiとMg-Al合金の固相接合過程における化合物形成機構と接合強度

    近藤 勝義, Pripanapon Patchara, 梅田 純子, 高橋 誠 溶接学会全国大会講演概要 2017f (0), 318-319, 2017

    ...放電プラズマ焼結法を用いて固相状態にてMg-Al合金と純Ti材を接合する際,接合界面でのTi3Alを主とする金属間化合物の生成が接合強度に強く影響する.そこで,Al含有量の異なるMg-Al合金を対象に,溶体化熱処理によってAl成分を均一固溶したMg合金と純Tiの真空加圧接合を行なった際の化合物の生成機構とその接合強度に及ぼす溶体化熱処理の影響について述べる....

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  • Al<sub>2</sub>PtCu<sub>x</sub>の電子状態

    長谷 泉, 柳澤 孝, 鶴田 泰治, 田村 隆治 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1685-1685, 2017

    <p>AlとPtはともに銀色の金属であるが、両者の合金であるAl_2_Ptは金色を示す。ここにさらにCuを添加して行くと、連続的に金色から銅赤色に変化する。我々は今回この系の電子状態を第一原理計算により調べたので報告する。</p>

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  • 正方晶希土類硫化物YbAgS<sub>2</sub>の磁性

    飯塚 亮介, 沼倉 凌介, 小松 慧士, 牛窪 佑紀, 西川 潮, 酒井 俊, 粕谷 駿介, 小坂 昌史, 道村 真司, 片野 進 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2039-2039, 2017

    ...<p>Yb金属間化合物YbAgS_2_は結晶構造として立方晶の空間群Fm3_-_mと正方晶の空間群I4_1_mdの二つが報告されている物質である。この化合物の詳細な物性報告はこれまでになく、この二つの結晶構造がどのように物性に関わっているかは明らかになっていない。そこで我々は、電気炉による合成を行い、正方晶系に属するYbAgS_2_の単相多結晶試料の合成に成功した。...

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  • AIH-FPP処理によるチタン合金表面のTi-Al金属間化合物化プロセスの検討

    齋藤 周也, 武末 翔吾, 小茂鳥 潤, 深沢 剣吾, 三阪 佳孝 砥粒加工学会誌 61 (3), 145-150, 2017

    ...耐摩耗性や耐酸化性を改善することを最終目標として,AIH-FPP処理システムを用いてチタン合金表面にTi-Al金属間化合物被膜を創成することを試みた.具体的には,メカニカルミリングによりさまざまな成分を有する粉末を作製し,それを用いて処理を施すことにより,均質な金属間化合物被膜を創成するプロセスについて検討した.投射粒子には(i)Ti粒子とAl粒子を混合した粒子,(ii)Ti粒子,Al粒子とFe粒子...

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  • ネオジム磁石の材料組織に関する第一原理計算

    合田 義弘 アンサンブル 18 (1), 7-10, 2017

    ...Dy フリーかつ高温で使用出来るネオジム磁石の開発が社会的要請として求められており,ネオジム磁石の高性能化に資する電子論的な基礎的知見が求められている.一方,Nd-Fe-B 焼結磁石の磁気特性を理解する鍵は磁壁移動のピン留めの原因となると考えられている材料組織界面であり,主相(Nd<sub>2</sub>Fe<sub>14</sub>B 金属間化合物)単結晶の第一原理計算では不十分である.本稿では,...

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  • 合金触媒を用いたアンモニアボランからの水素製造

    西村 元樹, 古川 森也, 高山 大鑑, 小松 隆之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017f (0), 28-, 2017

    ...金属間化合物は、固溶体合金とは異なり構造規則性を有するため、特異な触媒作用を示すことが報告されている。そこで本研究では、アンモニアボランからの水素生成反応に対する金属間化合物の触媒特性を明らかにすることを目的として、単一相の金属間化合物微粒子を担持した触媒を調製し反応を行った。...

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  • Ni系合金触媒を用いたメタノールへのCO挿入反応

    本岡 優, 古川 森也, 高山 大鑑, 小松 隆之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017f (0), 149-, 2017

    ...本研究では、安価なNiを第一元素とした金属間化合物などの合金に着目し、高活性な新規触媒の開発を目的とした。また、本反応に対する第二元素の効果について調べた。...

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  • Snインサート材を用いたSi/Cu接合部における熱応力

    福本 信次, 多田羅 哲, 渡邉 佑人, 松嶋 道也, 外薗 洋昭, 藤本 公三 溶接学会全国大会講演概要 2017s (0), 134-135, 2017

    ...SiチップとCuをSn薄膜をインサート材として用い,Sn/Cu間の固液反応拡散現象を利用して接合を行った.Snの融点以上の温度で保持することで数ミクロン厚さのCu-Sn系金属間化合物を生成しながら等温凝固し,接合が完了する.しかし,冷却時に発生する熱応力によってSiチップが破損する.被接合材の寸法を考慮することで割れ発生を抑制することができ,本接合法のダイボンドへの適用可能性を示された....

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  • AZX611/A5083摩擦圧接継手の継手強度に及ぼす圧接条件の影響

    徳永 惇紀, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2017f (0), 298-299, 2017

    ...難燃性Mg合金であるAZX611と,Al合金の代表格であるA5083との摩擦圧接において,摩擦時間とアプセット圧力を種々変化させて接合を行い,継手強度に及ぼすそれらの影響を調べた.その結果,摩擦圧力30MPa,アプセット圧力200MPa以上の条件で約30%の継手強度を有した継手を作製することができた.また,圧接面には金属間化合物が生成していることがみとめられた....

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  • レーザ溶接によるAl合金とMg合金の異材接合

    松本 幸樹, 西本 明生, 永塚 公彬, 石川 武, 伊藤 和博, 塚本 雅裕, 中田 一博 溶接学会全国大会講演概要 2017f (0), 348-349, 2017

    本研究では、小入熱で、かつ溶接部の組織制御が可能なレーザ溶接に注目し、軽量構造材料として注目されているAl合金A6061とMg合金AZ31の異材突合せ溶接継手の形成に及ぼすレーザ出力、溶接速度およびレーザ狙い位置などの溶接パラメータの影響、さらにインサート材の効果について検討を行い、得られた溶接継手の引張強度特性と溶接部形成組織との関係について考察を行った。

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  • 真空圧延接合法により作製したA1050/C1020クラッド材の接合部強さに及ぼす接合条件の影響

    松本 悟, 山口 富子, 西尾 一政 溶接学会全国大会講演概要 2017f (0), 314-315, 2017

    ...この方法では、接合部界面における金属間化合物および酸化皮膜の形成を抑制し、良好な接合を得ることができる。本研究では、真空圧延接合法を用いて、金属間化合物を形成しやすい組み合わせのAlおよびCuの接合を行った。そして、得られたクラッド材の接合部における微細組織および接合部強さなどの接合性に及ぼす接合条件の影響について調査した。...

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  • 摩擦圧接によるTi-6Al-4V/SUS316Lの異材接合

    青木 洋, 青木 祥宏, 劉 恢弘, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2017f (0), 302-303, 2017

    ...摩擦圧接における異種金属接合の多くは,強度の低い金属が一方的に変形した状態で接合を完了し,接合界面に生成された金属間化合物などにより接合の良否が議論されている.本研究では,Ti-6Al-4VとSUS316Lの接合において,接合界面でそれぞれを十分に変形させ,新生面を得ることによる接合を試みた....

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  • 1/1Zn<sub>6</sub>Sc近似結晶の低温TEM観察

    西本 一恵, 蔡 安邦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1714-1714, 2017

    ...<p>1/1Zn6Sc近似結晶は多重殻なクラスター構造を有する金属間化合物であり、室温でクラスター中心の配向の乱れた4面体が、150K付近で規則化する構造相転移を起こす。この低温で生じる規則相のドメイン構造をTEM観察した結果を報告する予定である。</p>...

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  • c-f混成相互作用に由来するX線分光偏光依存性の理論

    雀部 矩正, 魚住 孝幸 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1587-1587, 2017

    ...<p>内殻X線分光は強相関系の電子状態に対する強力な研究手法である.強相関物質の典型であるCe金属間化合物の共鳴X線分光において,多極子状態や近藤効果を記述するc-f混成相互子作用に由来する物性がスペクトルに与える影響について議論する.今回の計算では,不純物アンダーソン模型に,有効相互作用を現象論的に加えることで,多極子秩序を数値的にシミュレートした.ここでは特に,多重項微細構造や偏光依存性に注目したい...

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  • Sm系重い電子化合物の放射光メスバウアー分光

    筒井 智嗣, 中村 仁, 小林 義男, 久保 謙哉, 依田 芳卓, 山田 瑛, 東中 隆二, 松田 達磨, 青木 勇二, 水牧 仁一朗, 佐藤 英行 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2412-2412, 2017

    ...<p>SmOs4Sb12の重い電子的振舞いの発見以降、磁場に鈍感な重い電子系化合物はいくつかのSm金属間化合物で観測されている。これらのSm金属間化合物での共通点は、X線吸収分光を用いて決定したSm価数が中間価数であることである。最近、我々は放射光メスバウアー分光を用いてSm価数の評価を行い、これらの物質においてSm価数では価数が時間的に揺らいでいることの実証に成功した。...

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  • 前周期遷移金属を含む金属間化合物表面の酸素敏感性

    古川 森也, 西村 元樹, 小松 隆之 Journal of the Japan Petroleum Institute 59 (4), 160-163, 2016-07-01

    ...また,これらの金属間化合物を酸素濃度1 ppb以下の窒素雰囲気下にて粉砕した場合,Pd<sub>3</sub>Zrでは表面の大部分が酸化されず金属間化合物の状態が維持されるのに対し,Pd<sub>3</sub>TiやPd<sub>3</sub>Nbでは表面が完全に酸化されるということが判明した。...

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  • 超高圧電子顕微鏡内高エネルギー電子照射による非平衡固溶体相生成

    穴田 智史, 保田 英洋 顕微鏡 51 (1), 54-57, 2016-04-30

    ...<p>平衡状態図の高温域に固溶体相を有する金属間化合物Cr<sub>2</sub>Al,Ti<sub>2</sub>Pd,Cr<sub>2</sub>TiおよびCrFeについて,高エネルギー電子照射による微細構造変化を超高圧電子顕微鏡によりその場観察した結果,これらの化合物は,様々な固溶体相生成挙動を示すことが明らかとなった.電子照射誘起非平衡固溶体相生成の支配因子は,平衡状態図および化合物の結晶構造...

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  • Rh系金属間化合物触媒を用いたジエンの位置選択的水素化

    宮崎 雅義, 古川 森也, 小松 隆之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2016f (0), 164-, 2016

    ...今回我々は、種々のシリカ担持Rh系金属間化合物を用いて1,4-hexadieneの水素化を行った結果、RhBi/SiO<sub>2</sub>が高収率で2-hexeneを与え、高い末端選択性を示したのでその詳細について報告する。...

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  • Ru系金属間化合物触媒を用いたトルエン水素化

    松波 幸彦, 古川 森也, 小松 隆之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2016f (0), 29-, 2016

    ...本研究では様々なシリカ担持金属間化合物触媒を用いてトルエンの水素化を行った結果、Ru–P系触媒が特異的に高い触媒活性を示したのでその詳細について報告する。...

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