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  • 日本の都市大衆文化

    鈴木, 貞美 CIAS discussion paper No.61 : 都市の近代化と現代文化 --ブラジル・日本の対話から 61 96-102, 2016-03

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  • <共同研究報告>「日記」及び「日記文学」概念をめぐる覚書

    鈴木 貞美 日本研究 44 425-443, 2011-10-23

    「日記」および「日記文学」の概念について、専門家諸姉氏の参考に供するために若干の考察を試みる。第一に、今日のわれわれの考える「日記」の概念は、前近代の中国語には見られず、今日の中国で用いられている「日記」は、二〇世紀に日本の教科書類からひろがったものとされている。中国古代においては、皇帝に差し出す上奏文に対して、いわば私人が、日々、記し、また文章を収集編集する作業がすべて「日記」である。すなわち…

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  • <共同研究報告>日本モダニズム文藝史のために : 新たな構想

    鈴木 貞美 日本研究 43 237-260, 2011-03-31

    本稿では、第二次大戦後の日本で主流になっていた「自然主義」対「反自然主義」という日本近代文学史の分析スキームを完全に解体し、文藝表現観と文藝表現の様式(style)を指標に、広い意味での象徴主義を主流においた文藝史を新たに構想する。そのために、文藝(literar art)をめぐる近代的概念体系(conceptual …

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  • 第34回大会報告

    嘉陽 英朗, 大石 和欣, 蔵田 伸雄, 大久保 正健, 西田 毅, 織田 健志, 鈴木 貞美, 名古 忠行, 冲永 宜司 イギリス哲学研究 34 (0), 117-132, 2011

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  • <共同研究報告>江戸川乱歩、眼の戦慄 : 小説表現のヴィジュアリティーをめぐって

    鈴木 貞美 日本研究 42 187-214, 2010-09-30

    日本の一九二〇年代、三〇年代における(狭義の)モダニズム文藝のヴィジュアリティー(視覚性)は、絵画、写真、また演劇等の映像だけではなく、映画の動く映像技法と密接に関係する。江戸川乱歩の探偵小説は、視覚像の喚起力に富むこと、また視覚像のトリックを意識的に用いるなど視覚とのかかわりが強いことでも知られる。それゆえ、ここでは、江戸川乱歩の小説作品群のヴィジュアリティー、特に映画の表現技法との関係を考察…

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  • 日本における「歴史」の歴史 : ひとつのプロブレマティクとして

    鈴木 貞美 日本研究 35 357-403, 2007-05-21

    日本における「歴史」概念の歴史を研究するために蓋然性の高い概略を提起する。中国の「文の学」の一ジャンルとしての「史」を受けとめてきた日本において、日本の「文学」という概念は、どのような意味においても、明治期にいたるまで成立しなかったが、日本の「史」という概念は存在し、教訓を学ぶために編纂される中国の断代史に対して、連続史のかたちをとりつつも、権力とその構成員が自らの正統性の根拠として編む態度が定…

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  • SESSION 4 概要

    鈴木 貞美 世界の日本研究 = JAPANESE STUDIES AROUND THE WORLD 2005 235-236, 2006-08-01

    identifier:在外コリアンのディアスポラと国際ネットワーク戦略

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  • グローバリゼイション、文化ナショナリズム、多文化主義と日本近現代文芸

    鈴木 貞美 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 27 13-56, 2003-03-31

    今日、日本の近現代文芸をめぐって、一部に、「文化研究」を標榜し、新しさを装いつつ、その実、むしろ単純な反権力主義的な姿勢によって、種々の文化現象を「国民国家」や「帝国主義」との関連に還元する議論が流行している。この傾向は、レーニンならば「左翼小児病」というところであり、当の権力とその政策の実態、その変化を分析しえないという致命的な欠陥をもっている。それらは、「新しい歴史教科書」問題に見られるよう…

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  • 鈴木 貞美 世界の日本研究 = JAPANESE STUDIES AROUND THE WORLD 2002 1-, 2003-03-31

    identifier:日本統治下の朝鮮 : 研究の現状と課題

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  • 序文

    鈴木 貞美 世界の日本研究 = JAPANESE STUDIES AROUND THE WORLD 2001 1-, 2002-07-31

    identifier:コリアにおける日本研究の現在

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  • 中里介山における仏教思想

    鈴木 貞美 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 20 293-303, 2000-02-29

    日本の「大衆文学」を代表する『大菩薩峠』の著者、中里介山の独自の仏教思想を検討する。まず、彼の「文学」概念が明治初・中期の洋学者や啓蒙主義者たちが主張した広義の「文学」の枠内で、感情の表現をも重んじる北村透谷や木下尚江のそれを受け継ぐものであることを指摘し、それゆえに仏教思想を根幹におく文芸が展開されたとする。次に、介山の青年期の宗教観について、ある意味では同時代の青年たちの一般的風潮を実践した…

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  • <共同研究報告>総合雑誌『太陽』と『女學雜誌』に見られる恋愛観 : 一八九五年~一九〇五年

    モートン リース 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 19 293-333, 1999-06-30

    ...これは、国際日本文化研究センターの鈴木貞美教授主催の共同研究「総合雑誌『太陽』」の一環である。ここでは、歴史上「恋愛」という観念が現れる現象的様式として、文化、特に文芸に焦点を当てている。『太陽』のような総合雑誌を経験的に検討することにより、文化・文芸史を書き換えていく基盤を築き、そして日本とヨーロッパの思想様式を比較文化的に検討する土壌を確立しようというものである。...

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  • <共同研究報告>「総合雑誌『太陽』の総合的研究」中間報告 : その三

    鈴木 貞美 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 17 255-255, 1998-02-27

    『日本研究』第十三集、第十四集に続き、「総合雑誌『太陽』の総合的研究」中間報告――その三 として、本号には以下の四本を掲載する。  『太陽』英文欄――英学者としての神田乃武を巡って  小田三千子  「総合化された」雑誌におけるジェンダーの表象――『太陽』「家庭欄」をめぐって  佐藤バーバラ  『太陽』における<朝鮮観>――ある<奇妙な情熱>について  三谷憲正 …

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  • 西田幾多郎『善の研究』を読む : 生命主義哲学の形成

    鈴木 貞美 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 17 87-136, 1998-02-27

    本稿は、西田哲学を二〇世紀前半の日本に擡頭した「生命」を原理におく思潮、すなわち生命主義のひとつとして読み直し、その歴史的な相対化をはかる一連の試みのひとつであり、”NISHIDA Kitaro as Vitalist, Part 1―The Ideology of the Imperial Way in NISHIDA’s “Problem of Japanese Culture” and …

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  • 文芸史におけるメディアの意味 : ひとつのプロブレマチックとして(<特集>メディアという視座)

    鈴木 貞美 日本文学 43 (2), 54-60, 1994

    文芸にとって、第一次メディアは言語であり、高い水準でいう場合の文体である。第二次メディアは出版物である。小説はメディアの発達とともに起こってきた文芸ジャンルで、メディアとの関連抜きに、その変遷を語ることは出来ない。明治期は、出版においてもダイナミックな動きが起こっているので、小説とメディアをめぐる問題が、かなりはっきり見える。問題群の抽出と蓋然性の高い議論を試みる。

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  • 文芸における場所の原理(パネルディスカッション「方法としての<場>」,<特集>日本文学協会第47回大会報告 I)

    鈴木 貞美 日本文学 42 (2), 21-26, 1993

    場所を、活動(行為・実践)の主体とその対象との物質的対立によって形成される時空と定義する。実践主体がその行為の対象の性格から逆に規定を受けることはいうまでもない。従って、場所は、主客の相互規定の場となる。言語活動において生産され、受容されるのは言語作品であるから、まず、これを活動の対象とすべきである。発語の主体にとって、本質的には、言語作品は受け手に受容されてはじめてその活動を完了する。受語主体…

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  • <研究ノート>日本の小説話法の特殊性をめぐって : 曽根博義「小説の方法」批判

    鈴木 貞美 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 5 173-205, 1991-10-15

    日本文学、特に近・現代小説の特殊性をめぐる議論について、曽根博義氏の「昭和文学史Ⅱ 戦前・戦中の文学 第二章小説の方法」(小学館版『昭和文学全集』別巻)を取り上げて検討する。曽根博義氏は、昭和十年を前後する時期における小説の方法的追究のうち、横光利一の「四人称」の提唱と、太宰治や石川淳の前衛的な一人称の試みを、「主格が曖昧な日本人の自意識」と「超越的主体を持たない日本語の話法」と関係づけて論じて…

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  • 文芸表現論のかたへ

    鈴木 貞美 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 2 139-170, 1990-03-10

    文芸作品を研究の対象とし、また他の分野の研究の素材として用いるに際して、不可欠なのは、作品を作品として対象化する態度の確立である。  かかる態度の端緒は、時枝誠記『国語学原論』によって開かれているが、その基本は、言語を人間の活動性において把握しようとする立場にある。  この活動論的契機を芸術一般論に導入し、作品を作家の主観へ還元する近代人格主義的芸術観を批判しつつ、芸術活動の本質をなすものは、虚…

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