藤原 碧, 西野 洋輔, 中島 武之, 門脇 未来, 伏見 博彰
皮膚の科学
14
(4),
179-182,
2015
20歳代,男性。約4年前より両上眼瞼の黄白色丘疹を自覚した。近医皮膚科で凍結療法を受けたが,縮小傾向を認めなかったため,当科を紹介された。初診時,左上眼瞼に小豆大,右上眼瞼に米粒大の境界明瞭な黄白色の扁平隆起性局面を認めた。左上眼瞼から部分生検を行った結果,表皮直下から真皮中層にかけて微細な石灰沈着を認め,subepidermal calcified nodule(SCN)と診断した。SCN …
DOI
医中誌