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  • 墜落外傷による寛骨臼骨折部に小腸嵌頓を認めた1例

    関 聡志, 岡田 一郎, 小原 佐衣子, 井上 和茂, 米山 久詞, 菱川 剛, 長谷川 栄寿 Japanese Journal of Acute Care Surgery advpub (0), 2024

    〔要旨〕症例は73歳男性。木の剪定中に約2mの高さから転落し受傷,当院へ救急搬送された。CT検査にて後腹膜血腫を伴う右寛骨臼骨折を認め,待機的手術目的に入院となった。第4病日に腹部膨満,嘔吐症状を認め腹部造影CT検査をしたところ,寛骨臼骨折部に腸管が嵌頓し腸閉塞をきたしており,緊急開腹手術を施行し嵌頓を解除した。術後経過は良好であり,右寛骨臼観血的整復固定術を施行後にリハビリテーション目的にて転…

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  • 当院における12年間の外傷診療の変遷 : 東京都での包括的外傷診療体制への提言を含めて

    岡田 一郎, 米山 久詞, 井上 和茂, 関 聡志, 菱川 剛, 塩島 裕樹, 高田 浩明, 永澤 宏一, 小原 佐衣子, 長谷川 栄寿, 大塚 洋幸 日本外傷学会雑誌 37 (3), 348-354, 2023-07-20

    <p>目的</p><p>東京都多摩地区に位置する一救命救急センターの外傷診療状況の変遷を調査し, 当該地域における外傷診療の課題を検討する.</p><p>方法</p><p>単施設後方視的研究. 2010年から2021年まで集中治療室へ入院した外傷患者を対象に, 患者背景, 外傷重症度および侵襲的治療 (手術および動脈塞栓術) …

    DOI 医中誌

  • 災害医療におけるacute care surgeon の役割とその育成: 高度技能医および外傷リーダーとしての役割を中心に

    岡田 一郎, 井上 和成, 関 聡志 Japanese Journal of Acute Care Surgery 13 (0), 157-161, 2023

    〔要旨〕災害時には,しばしば大量の外傷患者が発生する。外傷の専門家であるACS医(acute care surgeon)は災害医療においても重要な役割を担う。災害時にacute care surgeonは外傷手術を行う高度技能医としての役割と,現場の外傷診療をマネジメントする外傷リーダーとしての役割の二つが大きく求められる。これまで実災害時には四肢外傷手術が多いことが報告されており,acute …

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  • 腹水ドレナージを用いた保存的治療が奏功した肝脾損傷合併の小児膵頭部外傷

    岡田 一郎, 米山 久詞, 井上 和茂, 関 聡志, 菱川 剛, 塩島 裕樹, 神保 一平, 高田 浩明, 永澤 宏一, 笠原 大輔, 小原 佐衣子, 長谷川 栄寿 日本外傷学会雑誌 36 (1), 16-21, 2022-01-20

    <p> 症例は9歳女児. 交通事故で受傷し, 来院時ショックバイタル. 肝脾損傷からの腹腔内出血に対して血管内治療を施行. Trauma pan scanでは膵頭部損傷が疑われたが, 循環動態が改善しており, 腹腔留置カテーテルを用いた腹水ドレナージを行い, 保存的治療とした. 高アミラーゼ腹水のドレナージを第9病日まで継続. 第10病日の食事開始後に血清アミラーゼ値が上昇し, …

    DOI 医中誌

  • 亜全胃温存十二指腸憩室化手術を行った外傷性十二指腸損傷の1例

    関 聡志, 井上 和茂, 長谷川 栄寿 日本臨床外科学会雑誌 82 (2), 391-394, 2021

    <p>外傷性十二指腸損傷に対する術式は,損傷部位やその程度,全身状態などにより判断に難渋することもある.症例は46歳の女性.自転車を運転中に転倒し,ハンドルにて腹部を打撲し救急外来を受診した.CTで外傷性十二指腸損傷の診断にて,同日緊急開腹術を行った.十二指腸下行脚の前壁および後壁に穿孔を認めた.穿孔部を縫合閉鎖したが十二指腸狭窄が考慮され,亜全胃温存十二指腸憩室化術を施行した.術後経過は良好で…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 外傷超急性期におけるextracorporeal membrane oxygenation : 4例の使用経験

    岡田 一郎, 関 聡志, 井上 和茂, 米山 久詞, 菱川 剛, 高田 浩明, 永澤 宏一, 小原 佐衣子, 長谷川 栄寿 日本外傷学会雑誌 34 (3), 85-91, 2020-07-20

    <p> 目的 : 受傷直後のextracorporeal membrane oxygenation (ECMO) 使用の適応, 安全性と効果を検討する. 方法 : 当施設で10年間に診療した外傷症例で受傷当日にECMOを使用した症例を診療録で後方視的に調査した. 結果 : 全4例, すべて男性. 年齢中央値は28.5歳, Injury Severity …

    DOI 医中誌

  • 医療資源の限られた環境下で胸腔開窓術を行った銃創による膿胸の1例

    関 聡志, 入江 工, 山﨑 繁 日本臨床外科学会雑誌 81 (3), 445-448, 2020

    <p>南スーダン北部地域の25歳,女性.道路にて狙撃され,胸腹部銃創にて病院に搬送となった.開腹手術および胸腔ドレーン挿入,射出創の胸壁閉鎖を行った.第10病日に膿胸を検知し,胸腔ドレーンによるドレナージおよび抗菌薬治療を継続したが改善を認めなかった.第17病日に胸腔開窓術を施行したところ膿胸の改善を認めた.人工呼吸器や高流量酸素の設備はなく,呼吸状態の悪化も考慮して胸腔開窓術を施行するか否かの…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

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