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検索結果 128 件

  • 1 / 1

  • 2.陥入爪の診療

    椎谷 千尋 日本皮膚科学会雑誌 134 (4), 711-721, 2024-04-20

    ...<p>爪は指趾を守る働きをもつ一方,その硬度のため,ときに皮膚を傷つけることもある.この,爪によって皮膚が傷つけられた状態が陥入爪である.陥入爪では通常,疼痛を伴う.疼痛は患者の生活の質を低下させるので,適切な治療が求められる.本稿では,陥入爪の病態や原因を理解したうえで陥入爪を治療することを目的とし,陥入爪の発症原因と治療方法を中心に概説する.</p>...

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  • 爪の解剖と爪疾患

    東 禹彦 日本フットケア・足病医学会誌 3 (3), 105-110, 2022-09-30

    ...趾爪に生じやすい陥入爪, 巻き爪では, アクリル人工爪療法が優れている. 厚硬爪, 爪甲鉤彎症は抜爪し, 趾先端の隆起部を下方に下げるようにテープ固定を行えば治癒し, 正常爪になる. 多重爪, 後爪郭部爪刺しについては原因および治療法について記す. 爪部の良性腫瘍の症状と治療法について簡単に記す. 爪部の悪性腫瘍にも注意すべきである....

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  • 陥入爪に対するフェノール法施行後趾壊死の治療経験

    村井 則之, 西山 綾子, 松浦 壮平, 向後 寛子, 澤 真太郎 日本血管外科学会雑誌 31 (4), 259-262, 2022-08-26

    ...に再入院.大動脈弁狭窄症への弁置換術を他院で受け,10月下旬に再々入院.入院当日意識消失あり,ペースメーカー植込みを行った後,左大腿動脈–足背動脈バイパス.11月中旬左第1趾腐骨除去.入院中,直腸潰瘍より出血し止血術施行,12月中旬,陥入爪処置から9カ月後治癒退院.フェノール法による陥入爪の処置は簡便・低侵襲で普及しているが,虚血が疑われる症例では慎重に行うべきである....

    DOI 医中誌

  • アクティブライフを支えるフットケア

    右田 貴子 臨床リウマチ 33 (2), 150-158, 2021

    ...</p><p> 胼胝・鶏眼に対してはグラインダーで除去,ペディグラスの技術で陥入爪や巻き爪の補正を行うが,それだけでは再発が繰り返される.再発予防で一番大切なことは足の環境を変えることである....

    DOI 医中誌

  • 3.外力による爪疾患

    東 禹彦 日本皮膚科学会雑誌 130 (10), 2209-2219, 2020-09-20

    ...<p>外力により生じる爪疾患として手指爪に生じやすい匙状爪,波板状爪(洗濯板状爪),爪甲中央縦溝症,爪甲縦裂症,爪甲層状分裂症を,第1趾に生じやすい陥入爪,巻き爪,爪甲鉤彎症,多重爪,後爪郭部爪刺し,ギリシャ型の足では第2趾に生じやすい爪下出血や爪甲の肥厚混濁,第5趾爪に生じる爪変形について,それらの原因について簡単に記し,治療法についても記した.</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 安全な周術期管理を行えた脊髄小脳変性症を合併した肺癌の1手術例

    米井 彰洋, 森山 裕一 肺癌 60 (2), 120-124, 2020-04-20

    ...</b>症例は68歳男性,当科初診5年前にSCDを発症した.当院整形外科の左母趾陥入爪に対する術前胸部単純X線写真で左上肺野に結節影が指摘され,当科紹介となり,気管支内視鏡検査を行ったが確定診断を得ることができなかった.しかし,胸部CT上は肺腺癌を強く疑うものであったため,術中診断を用いた根治術を計画した.術中迅速針生検で腺癌の診断を得たため,胸腔鏡下左上大区切除術を施行した.SCD症例における声帯運動障害...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 肉芽を伴う陥入爪への新しい試み─肉芽切除とワイヤー挿入そしてコットン充填固着法(長谷川)の併用─

    米澤 幸平, 米澤 孝信, 米澤 嘉朗, 松原 秀憲 日本臨床整形外科学会雑誌 45 (1), 97-98, 2020

    ...<p>肉芽形成を伴う陥入爪の病態は,爪と皮膚並び肉芽の接触に伴う機械的刺激の継続と肉芽再生の悪循環に病態があると考え,①肉芽の切除,②ワイヤーの挿入,③コットン充填固着法(長谷川)を併用した治療を6例6母趾に施行し,平均約3週間で治療が可能であった.従来,難治とされていた肉芽形成を伴う陥入爪に本法はきわめて有用であった.</p>...

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  • 透析時間を利用した巻き爪ロボによる巻き爪矯正を試みて

    堀口 真弓, 大澤 葉子, 山浦 小百合, 野溝 明弘 日本フットケア学会雑誌 16 (4), 208-212, 2018-12-25

    <p>【要旨】当施設の通院透析患者 172 人中,巻き爪のある患者は 32 人であり,その内,糖尿病または 70 歳以上である患者は 65.6% であった.糖尿病及び高齢者は足趾潰瘍のハイリスク群であり,巻き爪による足趾の損傷はできるだけ回避する必要がある.早期に適切な介入をすることにより巻き爪による足趾の創傷を防止することを目的に,看護師でも扱える巻き爪矯正具,巻き爪ロボと巻き爪ブロックを導入…

    DOI Web Site 医中誌

  • 陥入爪・巻き爪の違いと治療 -この似て非なるもの-

    青木 文彦 日本フットケア学会雑誌 16 (4), 200-207, 2018-12-25

    ...<p>【要旨】陥入爪と巻き爪は一般診療所においても診察の機会の多い疾患であり,それを扱う診療科も多岐にわたる.しかしながら,これらの疾患が異なる病態であることは,充分に理解されているとはいえない.陥入爪は男女ともに若年者に多く,陥入爪準備状態の爪に対して様々な外因によって引き起こされる一過性の病態といえる.一方,巻き爪は中・高年齢の女性に多く,爪そのものが様々な原因により変形していく継続的な病態と考...

    DOI Web Site 医中誌

  • Retronychia

    藤岡 愛, 佐野 栄紀 西日本皮膚科 80 (4), 317-318, 2018-08-01

    ...診断:Retronychia(後爪郭部爪刺し・後爪郭部陥入爪)...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 足の皮膚・爪所見からみる下肢機能

    今井 亜希子 日本転倒予防学会誌 5 (1), 17-21, 2018-06-10

    ...<p> 足の胼胝(たこ)・鶏眼(うおのめ)などの過角化性疾患や,陥入爪・巻き爪や肥厚爪などの爪疾患は,皮膚科医が日常的によく遭遇する疾患群である。各種の足変形および慢性疾患の合併,生活機能の低下を背景として,多数の高齢者がこのような足のトラブルを抱えている。近年,足部疾患の存在が歩行をはじめとする下肢の運動機能に影響すること,特に高齢者においては転倒のリスク因子となりうることが報告されている。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 慢性疾患看護とフットケア

    瀬戸 奈津子 日本下肢救済・足病学会誌 10 (1), 45-51, 2018

    ...糖尿病看護におけるフットケアでは, アセスメントのうえで, 清潔保持や乾燥防止など足病変の予防方法を伝え, 爪のケアや足浴など必要なケア技術, 創傷や胼胝・鶏眼, 陥入爪などの足病変の適切なケア方法を検討し, セルフケアの支援へとつなげる. さらにフットケア実践をしっかり評価し, つぎのケアへとつなげていく....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 足趾先端に生じ骨融解を伴った粉瘤の7 例

    松原 邦彦 日本下肢救済・足病学会誌 7 (1), 65-68, 2015

    要旨:足趾先端に生じ,骨融解を伴った粉瘤を7 例経験したので報告する.全員が70 歳以上で,うち6 例が透析患者であった.糖尿病を有する患者は2 例で,明らかな重症虚血肢の患者はいなかった.死亡した2 例以外は全員保存的治療にて治癒したが,2 例では1~2 年後に再発した.経過より,粉瘤の圧排による骨融解と内容物に対する異物反応であったと考える.足趾における同様の症例報告は稀であり,骨髄炎として…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • P-2-G28 重症心身障害者の爪ケアマニュアルの作成に向けて

    幸重 かおり, 阿部 やよえ, 高橋 由美子 日本重症心身障害学会誌 39 (2), 343-343, 2014

    ...はじめに 重症心身障害児者の爪には、巻き爪・肥厚爪・陥入爪・爪甲剥離(爪甲がもろく剥がれやすい)・ピポクラテス爪(爪が円形ドーム状に指先を覆う)・さじ状爪(爪が凹んでスプーン状に反り返る)などが多く見られる。爪をカットする際に爪と一緒に皮膚も切ってしまう深爪や、爪の角が残ったままのため掻き傷を生じてしまうなど、爪ケアに関係する外傷が多く発生している。...

    DOI 医中誌

  • 巻き爪と陥入爪の治療法

    原田 和俊, 山口 美由紀, 島田 眞路 日本皮膚科学会雑誌 123 (11), 2069-2076, 2013

    ...陥入爪とは爪甲が側爪郭を損傷し,炎症を引き起こした状態である.巻き爪とは遺伝的素因,生活環境などにより,爪甲が過度に彎曲した状態である.陥入爪の治療にはポリ塩化ビニル製チューブで陥入した爪甲を覆う方法や,アクリル樹脂を用いて側爪郭への陥入を除去する治療法などがある.疼痛を伴う巻き爪は,弾性ワイヤーなどを用いて過度の彎曲を矯正することが有効である.陥入爪と巻き爪の対応には,正確な診断を行い,各々の病態...

    DOI Web Site 医中誌

  • 陥入爪の手術的治療における細部へのこだわり

    二ノ宮 邦稔, 朴 寿恵, 三宅 啓介, 波田野 智架, 内田 満, 野嶋 公博 創傷 3 (4), 154-159, 2012

    ...目的 : 陥入爪を主訴に来院する症例は多く, 安定した結果が得られる適切な治療が要求される。 われわれは, 1980年ころから一貫して爪甲爪母切除術 (labiomatricectomy : 児島Ⅰ法 ・ Ⅱ法) を行ってきた。 その術式を述べるとともに, 合併症の予防などについて報告する。 <br>手術方法 : 術前の評価は, Heifetzの病期分類を用いている。...

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  • 巻き爪 ・ 陥入爪に対して保存的治療を選択する理由

    青木 文彦 創傷 3 (4), 174-180, 2012

    ...陥入爪の治療に関しては従来より多くの手術的治療法, 保存的治療法が報告されているが, 巻き爪に関しては比較的少ない。 しかし高齢者に多いとされる巻き爪に悩む患者数は非常に多く, また過去に陥入爪手術を受けた爪もその後巻き爪になることがあるため, 潜在患者数は相当数になると考えられる。...

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  • 顕微鏡を用いた低侵襲な陥入爪手術

    矢部 哲司 創傷 3 (1), 8-12, 2012

    There are various methods for treatment of ingrown toenails. The aim of surgery is to remove a partial germinal matrix completely but less invasively. A new less invasive surgical approach, partial …

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  • 抗EGFR製剤による爪囲炎に対し陥入爪治療器具を試みた4例

    池田 勇, 柴田 雄司, 本田 泉, 牧野 良造, 尹 浩信 日本皮膚科学会雑誌 122 (5), 1389-1394, 2012

    ...,悪性腫瘍細胞の増殖・転移に不可欠な因子を阻害することで抗腫瘍効果をあらわす分子標的治療薬の臨床応用が始まっている.ヒト上皮細胞増殖因子受容体(epidermal growth factor receptor:EGFR)阻害剤は非小細胞性肺癌,大腸癌への有用性が認められているが,高率に皮膚症状を合併する.特に爪囲炎は疼痛などの愁訴が強く,難治であることからしばしば治療継続を困難とする.今回,我々は陥入爪...

    DOI Web Site 医中誌

  • 巻き爪の手術療法

    宮島 哲 創傷 3 (4), 160-166, 2012

    ...また陥入爪変形が生じたものは12趾 (11%) で, 再発を生じたものは3症例5趾 (4%) であった。 本手術法は85% の改善を認め, 有用な術式と考える。 down time が長いという短所があるが, 治療効果が良好であるので, 症例を選べば手術療法も有用と考える。...

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  • 入院中高齢者の足爪の変形と転倒の関連性

    伊藤 みち子, 松田 知沙子, 高濱 真理子, 堀部 美紀, 小澤 幸子 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 61-61, 2011

    ...<BR> 〈方法〉65歳以上の入院患者のうち、転倒歴のある群10人と転倒歴のない群20人を対象に、「深爪」「伸び過ぎ」「角質過多」「肥厚」「陥入爪」「剥離」「萎縮」「脱落」「爪の白濁」「爪周囲炎」の10項目の変形を、両足爪全てについて調査し、各観察項目と各足趾別の変形についてx<SUP>2</SUP>検定を使って転倒との関連性を分析した。...

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  • 超弾性ワイヤーを用いた非観血的な陥入爪治療

    笠井, 麻希, 松村, 和子 札幌社会保険総合病院医誌 = Journal of Sapporo Social Insurance General Hospital (JSSIGH) 18 1-4, 2009-12-25

    ...陥入爪は、皮膚科の日常診療においてありふれた疾患の一つである。陥入による疼痛を主訴とする患者は多いが、自己処置や疼痛を放置して悪化してから医療機関を受診する例も少なくない。患者が医療機関を受診する場合、皮膚科、外科、整形外科、形成外科など多岐にわたり、治療法も保存療法、手術療法とさまざまである。種々の治療により適切な処置がなく、難治症例を多く見受けられる。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 超弾性ワイヤーを用いた糖尿病性末期腎不全患者の陥入爪に対するフットケアの経験

    田丸 裕子, 安藤 哲郎 糖尿病 51 (5), 451-456, 2008

    ...本方法を導入し,これまでに陥入爪を有する40名の糖尿病を原疾患とする維持透析患者に対して本治療法を施行した.ほぼ全例において満足できる成果が得られ,ワイヤー挿入に起因する深刻な合併症は認められていない.本方法は非侵襲的であり,比較的容易な方法でありながら十分な効果が得られたことから,透析患者の陥入爪に対しての有効な治療法と考えられた....

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  • スペシャルオリンピックスにおける健診事業の結果と理学療法士の課題

    赤羽 勝司, 社団法人 熊本県理学療法士協会 理学療法学Supplement 2007 (0), C0570-C0570, 2008

    ...29歳までは,1)陥入爪・巻き爪68.3%,2)扁平足65.5%,3)胼胝28.9%,4)爪白癬23.9%,5)足関節可動域異常18.3%,30歳以降では,1)陥入爪・巻き爪72.7%,2)胼胝40.9%,3)爪白癬38.6%,4)扁平足31.8%,5)足関節可動域異常22.7%,内転足22.7%の順に足部の問題が認められた....

    DOI 医中誌

  • 皮膚真菌症クロストーク  フットケア外来

    加藤 卓朗 日本医真菌学会雑誌 49 (3), 173-174, 2008

    ...済生会川口総合病院では皮膚科医とフットケアワーカーが連携してフットケア外来を行っている.対象は軽度の厚硬爪,陥入爪,爪白癬などである.フットケアの方法は,足浴,角質除去,爪を切る,爪を削る,ファイリング,マッサージ,線維挿入などである....

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献1件

  • 超弾性ワイヤーを用いた透析患者の陥入爪に対する矯正術の有効性

    安藤 哲郎, 田丸 裕子, 石崎 さゆり, 才木 多恵子, 石田 秀岐, 関口 博行, 伊藤 恭子, 松尾 英徳, 安藤 義孝 日本透析医学会雑誌 40 (9), 775-780, 2007

    ...陥入爪は彎曲した爪甲の縁が軟部組織に食い込み爪周囲炎をひきおこす, 日常で遭遇する頻度が高い疾患である. 超弾性ワイヤーを用いた陥入爪矯正術は, 彎曲した爪にワイヤーを挿入し, その復元力によって爪を矯正する治療法である. 本研究では維持透析患者における下肢の陥入爪に対して超弾性ワイヤーを用いた矯正術の有効性について検討した....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • VHOの使用経験

    河合 修三 皮膚の科学 5 (6), 466-468, 2006

    ...炎症症状のない陥入爪・巻き爪では,ほぼ万能である。しかし,肉芽組織を伴うものに対しては,ガター法,冷凍療法などを併用することにより,対応可能であるが,困難な場合があった。...

    DOI 医中誌

  • 陥入爪に対する綿花挿入法による治療効果の検討

    國行 秀一, 吉田 有紀, 前川 直輝, 鈴木 伸典 皮膚の科学 5 (6), 445-449, 2006

    ...2002年から2005年に皮膚科外来を受診した49例の陥入爪患者に対して爪甲下綿花挿入による治療を行い,治療効果について評価を行い,その有効性について検討した。本法は爪甲下全体に綿花を少量挿入することにより爪甲全体を浮き上がらせ爪甲先端が周囲組織を損傷しないようにして爪甲の伸長を誘導する方法である。...

    DOI 医中誌

  • 陥入爪の治療

    東 禹彦 皮膚の科学 5 (6), 456-460, 2006

    ...陥入爪の治療として行ってはならない治療法は楔形切除法,フェノール法および爪甲側縁先端を切除する方法である。形状記憶合金板法,B/Sブレイス法,超弾性ワイヤー法は柔軟性のある巻き爪に対しては有用な治療法であるが,深爪で起きる陥入爪に対しては有用性が低い。VHO法は柔軟性のある巻き爪や爪甲側縁の長い軽症の陥入爪に対しては有用である。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 日野クリニックにおける陥入爪,巻き爪治療

    小塚 雄民, 濱 雅世 皮膚の科学 5 (6), 469-472, 2006

    ...2002年1月から2006年2月までに男性84名,女性165名,計249名の陥入爪,巻き爪患者を6名テーピング法,78名アクリル固定ガター法,101名超弾性ワイヤ法,82名VHO法で治療した。...

    DOI 医中誌

  • 日野クリニックにおける陥入爪,巻き爪治療

    小塚 雄民, 濱 雅世 皮膚の科学 5 (6), 469-472, 2006

    ...2002年1月から2006年2月までに男性84名,女性165名,計249名の陥入爪,巻き爪患者を6名テーピング法,78名アクリル固定ガター法,101名超弾性ワイヤ法,82名VHO法で治療した。...

    J-STAGE

  • 陥入爪に対する綿花挿入法による治療効果の検討

    國行 秀一, 吉田 有紀, 前川 直輝, 鈴木 伸典 皮膚の科学 5 (6), 445-449, 2006

    ...2002年から2005年に皮膚科外来を受診した49例の陥入爪患者に対して爪甲下綿花挿入による治療を行い,治療効果について評価を行い,その有効性について検討した。本法は爪甲下全体に綿花を少量挿入することにより爪甲全体を浮き上がらせ爪甲先端が周囲組織を損傷しないようにして爪甲の伸長を誘導する方法である。...

    J-STAGE

  • 陥入爪の治療

    東 禹彦 皮膚の科学 5 (6), 456-460, 2006

    ...陥入爪の治療として行ってはならない治療法は楔形切除法,フェノール法および爪甲側縁先端を切除する方法である。形状記憶合金板法,B/Sブレイス法,超弾性ワイヤー法は柔軟性のある巻き爪に対しては有用な治療法であるが,深爪で起きる陥入爪に対しては有用性が低い。VHO法は柔軟性のある巻き爪や爪甲側縁の長い軽症の陥入爪に対しては有用である。...

    J-STAGE

  • VHOの使用経験

    河合 修三 皮膚の科学 5 (6), 466-468, 2006

    ...炎症症状のない陥入爪・巻き爪では,ほぼ万能である。しかし,肉芽組織を伴うものに対しては,ガター法,冷凍療法などを併用することにより,対応可能であるが,困難な場合があった。...

    J-STAGE

  • 転倒により骨折した患者の実態調査から見たフットトラブル

    加藤 久美子, 村上 美穂子, 村井 美鶴, 高橋 美津子, 吉原 美恵, 工藤 つぎ子 日本農村医学会学術総会抄録集 54 (0), 140-140, 2005

    ...爪の状態で多かった順に色、肥厚、表面の変化、陥入爪、萎縮と脱落、剥離であった。色の変化では、白濁、黄色、黒色変化などが24名、肥厚は21名、表面の変化では表面のざらつきや凹凸などが20名、陥入爪が20名、更に左右共に第5趾に萎縮と脱落が見られたのは15名であった。続いて足の状態は、たこ、外反母趾、角化症、偏平足の順で多かった。たこは第5趾側の足底に多く7名、外反母趾が6名、角化症が5名であった。...

    DOI

  • 母趾末節骨に発生したカンジダ性骨髄炎の一例

    橋谷 実, 玉置 譲二, 松岡 成康, 森 裕之, 芦田 一彌 中部日本整形外科災害外科学会学術集会 抄録集 105 (0), 375-375, 2005

    ...約2年位前から、左母趾陥入爪にて近医で時々治療を受けていた。平成17年3月20日ぐらいから左母趾の疼痛が出現したため近医を受診した。単純X線像で末節骨の骨融解像を指摘され3月23日当院へ紹介となった。左母趾内側、陥入爪部に創があり、圧迫にて膿の流出を認めたので培養検査を行った。骨髄炎と診断し同日、病巣骨掻爬を施行し組織を培養、病理検査出しとした。...

    DOI

  • HIV感染者に対する抗HIV多剤併用療法中に認められた皮膚症状の検討

    斎藤 万寿吉, 加藤 雪彦, 坪井 良治, 天野 景裕, 香川 和彦, 福武 勝幸 日本皮膚科学会雑誌 114 (4), 839-841, 2004

    ...経過中にウイルスの薬剤耐性の獲得などにより,薬剤が変更されることもあり,1人平均2.2回の治療法がのべ451回施行されていた.HAARTの影響が考えられた皮膚症状は76/205名(37.1%),のべ109例に認めた.その内訳は,紅斑丘疹型皮疹43/451例(9.5%),湿疹18/451例(4.0%),痤瘡・毛包炎14/451例(3.1%),Stevens-Johnson症候群4/451例(0.9%),陥入爪...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献7件

  • 陥入爪の成因の検討ならびに陥入爪に対するVHO法の効果について

    倉片 長門, 鈴木 啓之 日本皮膚科学会雑誌 114 (2), 173-178, 2004

    ...<b>1)陥入爪の成因についての検討</b> 陥入爪は,側爪郭の組織を接地面より押し上げ,爪甲が側爪郭の組織に陥入することにより発生する.特に第1趾に好発する陥入爪は,第1趾への圧負荷の増大が大きな発症因子である.第1趾の圧負荷増大は,足の機能異常と足の変形,疾患に依る.陥入爪患者にみられた足の機能異常は,足関節と第1中足趾節関節(Metacarpophalangeal joint,以下第1 MTP...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献22件

  • 3か月児にみられた両ぼし陥入爪の1例

    松井 珠乃, 小野 友道, 木藤 正人 西日本皮膚科 62 (4), 464-465, 2000

    ...両側拇趾の陥入爪と爪囲炎を主訴に来院。うつぶせで床をける動作をしはじめてから発症し,実際に拇趾に負荷がかかる状態が観察された。生活指導と抗生物質投与により症状の改善をみた。...

    DOI 医中誌 参考文献7件

  • フェノール法による陥入爪の治療経験

    日隈 康雄, 矢野 寛一, 嶋田 直宏, 針 秀太 整形外科と災害外科 49 (2), 564-568, 2000

    Ingrown nails are common painful conditions in toe-nails. Generally, wedge resection is performed as the surgical procedure, but it is painful and the recurrence rate is high if the surgeon has …

    DOI 医中誌 参考文献8件

  • フェノール法による陥入爪の治療経験

    矢野 勝巳, 小田 純爾, 西口 雅彦, 北原 博之 整形外科と災害外科 46 (4), 971-973, 1997

    Ingrowing nails have been described as painful, often chronic and affecting work and leisure.<br>We present a review of our results in treating ingrowing toenails for a two-year period. During this …

    DOI 医中誌 参考文献5件

  • 人工爪による各種爪変形の治療

    東 禹彦, 久米 昭廣, 上田 清隆 皮膚 38 (3), 296-300, 1996

    Two types of nail deformity, disturbed re-growing nail and pincer nail were treated with sculptured nail, and the nail deformities were cured in 8 patients.<BR>Nail growth is disturbed with the …

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • 人工爪による陥入爪の治療

    東 禹彦, 佐野 榮紀, 久米 昭廣 皮膚 37 (3), 391-402, 1995

    We believe the etiology of ingrown toenail is primarily sever cutting back of the edges of lateral nail plate. Therefore, an etiologic therapy of ingrown toenail is the method thformthe nail plate …

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • 彎曲爪甲幅と, 末節骨横径の関係について

    山口 明伸 昭和医学会雑誌 55 (3), 230-235, 1995

    ...今回, 彎曲爪の成因について, 彎曲爪, 陥入爪患者と, 正常者の爪甲と, 末節骨の関係について, CT画像を用いて測定し比較検討し若干の知見を得たので報告する.調査対象は, 臨床的に診断された第1足趾の彎曲爪12趾, 陥入爪8趾, 正常爪8趾について行った.また彎曲爪は臨床的に重症型と軽症型に分け調査を行った.それぞれの足趾に対して1mmスライスにて同一CT装置で, 撮影を行い, コンピュータに取...

    DOI 医中誌

  • 陥入爪・わん曲爪二次手術例の検討

    原口 彰, 陣内 卓雄, 加藤 利樹, 堤 幸彦 整形外科と災害外科 43 (4), 1497-1502, 1994

    We evaluated the results of treatment in patients who had received surgery for ingrown and incurvated toenails by other surgeons. We treated 51 cases (52 toes) over on 8 years. Removal of the …

    DOI

  • 産業医科大学皮膚科における陥入爪の治療法

    安田 浩, 益雪 浩一, 末永 義則, 旭 正一 西日本皮膚科 56 (6), 1200-1206, 1994

    ...陥入爪の外科的治療法は従来からさまざまな方法が報告されている。しかし術後の整容的な結果まで追求した報告は少ない。そこで当科では従来の楔状切除法に多少の変更を加えてより確実に爪母を切除し, また爪床の切除量をより少なくし, さらに爪床形成を加えて, 術前の爪幅を可能な限り温存する方法を行うことで整容的にも満足できる結果を得ている。...

    DOI 参考文献4件

  • 当院における陥入爪症例の検討

    饗場 松年, 横山 義信, 宗像 周二, 大西 雄太郎 日本臨床外科医学会雑誌 55 (11), 2958-2963, 1994

    Ingrown toenail is not an uncommon disease in the routine clinical duties nowadays. Though it is usually considered as a minor surgical condition, sometimes it can give the patients great discomfort …

    DOI Web Site 医中誌

  • 陥入爪手術における後爪郭形成術の意義 爪床爪郭弁法に後爪郭形成術を加えた方法について

    堤 正彦, 渡辺 亮治, 岩田 充, 大塚 藤男 日本皮膚科学会雑誌 103 (7), 947-, 1993

    ...自験陥入爪31例39趾に対し爪床爪郭弁法を改変し後爪郭形成を加えた手術を行った.術式はlabiomatricectomyと爪床爪郭弁法の中間的なものであり,後爪郭と側爪郭の移行する部分を皮弁として用いて再生爪甲が後爪郭から表出する出口の幅を確保するものである.自験例に基づき術式の具体的な手技を述べると共にlabiomatricectomy・爪床爪郭弁法と術式の比較検討を行い,後爪郭形成術の意義について...

    DOI 医中誌

  • 陥入爪手術103例の経験

    廣本 雅之, 日下部 輝夫, 森 秀樹, 前田 隆志, 津嶋 秀史, 小松 信男, 小林 明彦 日本臨床外科医学会雑誌 54 (2), 547-550, 1993

    Ingrown nail is not uncommon, but the disease has been rarely subjected to some studies up to now. In this paper 103 lesions of 80 patients with ingrown nail of the first toe operated on at our …

    DOI Web Site 医中誌

  • 陥入爪治療における爪郭肉芽切除の役割

    碓井 良弘, 尾崎 正美, 古田 文隆 整形外科と災害外科 39 (4), 1677-1683, 1991

    A method was applied for conservative treatment of 48 toes in the 180 toes 130 cases that a part of the nail wall and all granulation tissue were excised to disclose edges of the nail plate. The …

    DOI 医中誌

  • 皮膚科領域におけるCefepimeの臨床的研究

    大河内 仁志, 高野 志津子, 尹 淑香, 中西 浩, 原田 昭太郎 CHEMOTHERAPY 39 (Supplement2), 538-540, 1991

    The clinical efficacy of a new cephalosporin, cefepime (CFPM), was investigated in 10 patients; 4 with phlegmon, 4 with erysipelas, 1 with secondary infection and 1 with infectious atheroma. CFPM …

    DOI

  • 化膿性爪囲炎を伴う陥入爪およびその他の皮膚感染症におけるスルペラゾン局所投与療法の経験

    中山 樹一郎, 尾木 兵衛, 堀 嘉昭, 矢幡 敬, 安田 勝, 倉員 正俊, 山野 龍文 西日本皮膚科 52 (2), 360-364, 1990

    ...複合抗生物質製剤—スルバクタムとセフォペラゾン1:1の合剤—スルペラゾンを陥入爪術後, せつ·よう·感染性粉瘤の切開·排膿後, 術後二次感染巣などにガーゼ湿布, ガーゼタンポンあるいは粉末散布をおこない, その臨床効果, 有用性を検討した。今回使用した49症例に対する有効率は81.7%, 有用率は83.6%であり, 細菌学的にも26例中20例に菌の消失がみられた。...

    DOI 医中誌

  • 爪下外骨腫の6例

    栂 雅司, 保阪 善昭, 佐藤 兼重, 鬼塚 卓弥, 角谷 徳芳, 寺内 雅美, 四宮 茂 昭和医学会雑誌 49 (1), 111-117, 1989

    ...爪下外骨腫は, 本邦での過去の報告例は160例に満たない比較的まれな疾患であるが, 陥入爪, 〓疽, グロームス腫瘍などの爪周辺の疼痛をきたす疾患との鑑別が必要となる.また本症は, 病理組織学的に, 骨軟骨腫型と線維性骨化型に分類され, 文献的には線維性骨化型の方が多いとされている.今回われわれは, 骨軟骨腫型の爪下外骨腫6例について文献的考察を加え報告した....

    DOI 医中誌

  • 陥入爪の治療経験

    西川 梅雄, 柴垣 博一, 馬庭 壮吉, 朱 尚孝, 廣谷 速人 中国・四国整形外科学会雑誌 1 (2), 229-233, 1989

    Ingrown toenail is one of the most common affliction of the foot and is often required surgical intervention. Since the cause of it is not well understood, many methods of surgical treatment have …

    DOI 医中誌

  • 陥入爪のサーモグラフィー

    斎藤 宏治, 山科 幸夫, 岡崎 正, 高木 圭一, 飯田 孝志, 櫻井 真也 皮膚 30 (4), 476-481, 1988

    Ingrown nails are relatively common, and tight-fitting shoes, cutting a nail to the quick, trauma etc. have been considered as probable causes, but the true factor is unknown. We studied 20 patients …

    DOI 医中誌

  • こうわん爪の発症機序と原因

    東 禹彦, 松村 雅示 皮膚 30 (5), 620-625, 1988

    In three patients with onychogryphosis of the great toe, nail avulsion was carried out. The distal tissue bulge was found after nail avulsion. In all three patients, re-growing nail was normal in …

    DOI

  • 陥入爪の治療適応

    幸田 衞, 武井 洋二, 稲垣 安紀, 植木 宏明 西日本皮膚科 48 (2), 300-303, 1986

    ...130例, 234患部の陥入爪を治療した。治療成績は, 手術療法(爪甲を含めた爪一部切除術)では94.7%が完治し, 保存療法(爪甲先端の角を爪廓皮膚よりのばす)では40.8%が完治し, 抜爪では大部分が再発していた。最終的に行つた治療方法と, 重症度, 罹患期間, 抜爪歴の有無の相関を調べ, 治療適応を検討した。...

    DOI 医中誌 参考文献1件

  • Winograd法による陥入爪手術

    長谷川 隆, 小林 まさ子, 伊藤 達也, 寄藤 和彦 西日本皮膚科 45 (2), 210-213, 1983

    ...Winograd法による陥入爪手術を11例(21部位)に施行し, 良好な結果を得たので代表的な2症例を供覧し, 併せて手術法について若干の検討を加えた。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 陥入爪の誘因と治療

    坂崎 善門, 武藤 公一郎, 乃木田 俊辰, 永田 貴士 西日本皮膚科 44 (3), 416-420, 1982

    ...過去11年間に経験した陥入爪51例の臨床症状, 誘因, 治療について検討した。性別は男14例, 女37例 (男女比約 1:2.6), 発症年令では10∼20才代に多く全症例の54.9%を占めた。誘因として矮小爪, 短趾症などの爪甲あるいは趾の奇形がみられ, 同胞3人に陥入爪が発症した家族性陥入爪ともいうべき症例もみられた。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献4件

  • 陥入爪手術療法の経過

    幸田 衛, 植木 宏明 西日本皮膚科 43 (5), 790-793, 1981

    ...難治性の陥入爪に,病変部の爪甲,爪床,爪廓,爪母を摘出する爪一部切除術を施行した。33症例64ヵ所中,7症例8ヵ所(12.5%)に再発がみられた。いずれの再発例も爪母の取り残しが原因と考えられ,再手術後の経過は良好であつた。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献6件

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