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検索結果 37,199 件

  • 防災科学技術研究所における氷災害研究の取り組み

    佐藤 研吾, 平島 寛行, 本吉 弘岐, 伊藤 陽一 安全工学 63 (2), 67-72, 2024-04-15

    ...本稿では , 特に崩研究における崩危険度の指標やハザード マップの開発 , 屋根の研究では , 「おろシグナル」のシステムの紹介と屋根荷重の観測方法の開発 , 着に関する研究については , 様々な構造物を対象とした着試験の事例と着ハザードマップの紹介を 行う .</p>...

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  • 運動量の確保と食事療法にて小児肥満の改善に至らなかった症例

    佐々木 優太, 中島 卓也, 依田 奈緒美, 楠本 泰士, 真野 英寿 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 99-99, 2024-03-31

    <p>【はじめに】</p> <p> 近年,小児肥満の割合は増加しており,大きな問題となっている.小児肥満は成人肥満に繋がりやすく,学童期肥満で4割,思春期肥満で7割が成人肥満に移行するとされ,幼児期からの対応が重要とされている.肥満治療では運動療法・食事療法を併用し,生活習慣の改善が必要とされ,3歳から5歳までの児では1日3時間の運動が推奨されている.しかし今回,小児肥満児に対して運動量…

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  • 訪問リハビリテーション利用者における転倒リスク評価指標の検討

    荒巻 吏志, 野上 裕子, 服部 寛士, 泉 清徳, 古賀 さとみ, 堤 千代 地域理学療法学 3 (0), 60-68, 2024-03-31

    <p>【目的】訪問リハビリテーション利用者に対する転倒リスク評価の一助とするために,居宅で行える身体機能評価と転倒との関連を明らかにすることを目的とした.【方法】訪問リハビリテーション利用者88名を横断的に調査した.過去1年間における転倒歴の有無で2群に分け,カルテ情報および身体機能評価(握力,SS-5,開眼片脚立位),FRI-21を群間で比較し,関連を分析した.身体機能評価は,転倒歴を判別する…

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  • 小児の理学療法介入におけるCOPMの有用性の検討

    佐々木 優太, 中島 卓也, 依田 奈緒美, 楠本 泰士, 真野 英寿 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 167-167, 2024-03-31

    <p>【はじめに,目的】</p> <p> 発達障害児や診断名のついていない発達遅滞児では,Pediatric Evaluation of Disability Inventory(PEDI)やこどものための機能的自立度評価法(Functional Independence Measure for Children:Wee FIM)などの従来の評価方法で把握することが …

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  • 当院急性期病棟における入退院支援カンファレンスの効果と理学療法士の役割

    久保 清資, 正木 正子, 長見 康子, 荒瀬 深, 村上 博美, 留河 知子, 田中 康介, 奥野 知佳, 田原 美幸, 西川 正一郎 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 343-343, 2024-03-31

    <p>【はじめに】</p><p>二次救急病院に指定されている当院において、円滑な入院や早期退院を目的とした病床管理は重要で、転帰先や方向性を検討する多職種カンファレンス (以下、CF)は厚生労働省より推奨されている。今回、当院急性期病棟で重症化予防と早期離床・ADL獲得を目的に定期的な入退院支援CFを新たに導入した結果、平均在院日数が短縮したため、理学療法士の役割と共に報告する。 …

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  • ボーリングコア試料を用いた地層の学習

    高橋 唯, 植木 岳 理科教育学研究 64 (3), 265-274, 2024-03-31

    <p>街中に位置する学校はコンクリートやアスファルトに囲まれ,そもそも露頭などの材料が乏しく地層の観察が困難であることに加え,野外観察のための移動時間確保の問題もあり,地層の観察を行うこと自体が難しい。そのため,本研究ではまずボーリングコア(オールコア試料+部分ペネ試料)という着眼点で学校の中で学校地下の地層を観察する手法を試み,街中の学校に通う児童にもその生活圏にある学校の土地の成り立ちを学ぶ…

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  • 北ベトナムにおけるトウガラシ・ナス属等植物遺伝資源の共同探索,2022 年

    近藤 文哉, 武田 和宣, 梅田 小, 熊埜御堂 由依, 増田 栞, NGUYEN Van Kien, TRAN Thi Thu Hoai, 松島 憲一 植物遺伝資源探索導入調査報告書 39 85-104, 2024-03-31

    本報告は農林水産省委託プロジェクト研究「海外植物遺伝資源の民間等への提供促進」において実施された,北ベトナムにおけるトウガラシ・ナス属等植物遺伝資源の共同探索・収集に関するものである.本探索は国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(NARO)とベトナム農業科学アカデミー植物資源センター(PRC)との間で締結された共同研究協定に基づいて,2022年11月22~12月4日に行われた.本探索で…

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  • サービス付き高齢者向け住宅の機能と役割について-入居に至る背景・生活サービス・健康ニーズ-

    佐々木 聖子, 山田 英人, 枝廣 誠彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 54-54, 2024-03-31

    ...生活の困難さ:食事準備(25回答)かきや冬季外出(14回答)体力低下(28回答)。サ高住の情報収集:子供(26回答)、自分(14回答)入居中の知人(3名)。施設選択の決定打:土地勘・子供・友人と会える距離、交通の利便性、通院。入居後の満足感:暖かい家・職員・食事・医療・頼れる人・情報が得られる。...

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  • フェストロリウム新品種「ノースフェスト」の育成とその特性

    田村 健一, 田瀬 和浩, 眞田 康治, 小松 敏憲, 秋山 征夫, 谷津 英樹, 横山 寛, 高山 光男, 林 拓, 牧野 司, 出口 健三郎, 佐藤 尚親 農研機構研究報告 2024 (17), 1-22, 2024-03-29

    <p>フェストロリウム「ノースフェスト」は越冬性や放牧適性等を育種目標として四倍体のメドウフェスクとペレニアルライグラスの交雑後代を母材に育成された複二倍体品種であり,4 母系 19 栄養系で構成される.北海道内 7 か所での地域適応性検定試験の結果,「ノースフェスト」の越冬性はいずれの地域でもペレニアルライグラス「ポコロ」や既存のフェストロリウム品種より優れた.メドウフェスク「ハルサカエ」との…

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  • 株式投資家の会計情報選択と処理

    経済学論集 84 (1), 51-78, 2024-03-29

    <p>本論文では,株式投資家の会計情報選択と処理に関する日米の実証研究をサーベイする.まずは,情報処理キャパシティが制約される中で,投資家がいかに価値の高い情報を選択して優先的に処理するかを考察する.その上で,投資家の情報選択と処理が企業の株価形成に与える影響を分析する.最後に,企業経営者が投資家の情報選択と処理を意識して,情報開示と経営活動を戦略的に行うことの実証的証拠を紹介する.本論文のサー…

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  • 日本海北東部の筋状降雲の半日周期振動

    川島 正行, 織田 将太, 下山 宏, 渡辺 力 低温科学 82 183-194, 2024-03-29

    ...衛星やレーダーの画像を調べると,シベリアからの寒気吹き出し時に発生する日本海北東部の筋状降雲は,寒気吹き出しに対し直交方向に半日周期で振動することが確認できる.一方,日本海の北西部では,降雲の半日周期の振動は不明瞭で,1日周期の振動が卓越する.本研究では,筋状降雲の半日周期振動のメカニズムを,領域大気モデルを用いた寒気吹き出し事例の数値シミュレーションと,境界層大気の変動を表現する線形浅水波モデル...

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  • 九州大学北海道演習林における風穴の気温と風穴地の植生

    山内 康平, 榎木 勉 九州大学農学部演習林報告 105 5-11, 2024-03-22

    ...2023年1月,風穴地の斜面上方で対応する温風穴を示す融を確認した。2023年10月,風穴地の内外で植生調査を行い,風穴地内でコケモモやオオタカネバラなどの北海道における風穴を代表する植生を確認した。風穴地外ではミヤコザサや周辺に生育するハリギリ等の木本の実生が生育していた。...

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  • 高校の物理基礎における「主体的な学び」を目指した反転授業デザインの設計と実践

    亮, 中谷 圭佑, 遠藤 正則 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 101-104, 2024-03-20

    <p>本研究では,高校での物理基礎の授業において生徒の主体的な学びの実現を目指した反転授業デザインを考案し,実際に年間を通して授業実践に取り組むことで授業デザインの評価を行った.その結果,アンケート調査では2019年度・2021年度ともに全体の約6割以上の生徒が主体性が身についたと実感しており,提案授業デザインが長期的実践を通して生徒の学びへの主体性の涵養に有効であることを確認した.また,相関分…

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  • 占いやおまじないに対する態度と情報処理や制御焦点のスタイルとの関連性

    向居, 暁, 桑田, 県立広島大学地域創生学部紀要 3 75-121, 2024-03-15

    占いやおまじないを信じたり,利用したりすることは,不思議現象信奉や実証的根拠を欠く信念の一種として研究されてきた。本研究では,まず,占いやおまじないに対する態度を多面的に捉えることが可能な尺度を作成し,その妥当性を検討した(研究 1 ~ 3 )。そして,占い・おまじないに対する態度尺度を用いて,占いやおまじないに興味を抱いたり,それらの効果を信じたり,それらを生活に取り入れたり,また,それらに対…

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  • 菅平高原における積層構造の年々変動と冬季天候パターンとの関係

    浪間 洋介, 上野 健一 氷 86 (2), 97-114, 2024-03-15

    ...<p>長野県菅平高原での15冬季分の積断面観測結果に基づき,天候パターンの年々変動が積構造に与える影響を明らかにした.2月中旬の積深は根開始以降の積算降水量と有意な相関を示した.積深に占めるざらめ層の割合や氷板形成には年々変動が大きく,根開始以降の平均気温や積上の降雨(ROS)の発生頻度と有意な相関が見られた.アメダスデータから主要な層の形成期日を推定すると,氷板やざらめ層の発生...

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  • 希有な温暖少年を含む3寒候期のスギ人工林小流域からの流出特性

    田村 浩喜, 野口 正二, 阿部 俊夫, 飯田 真一 日本水文科学会誌 54 (0), 13-23, 2024-03-12

    ...これに対し2022年では,厳冬期の平均気温は低く,日流出量はほぼ一定で低水流出量に集中して分布する一方,春期(3~4月)の融増水が確認された。これらのことから,温暖少年時は融流出による災害リスクは低く,春先の降水量が少ない場合には渇水リスクが高くなることが示唆された。...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 黒石「横町十文字まちそだて会」の伝統的な空間を活かしたまちづくり活動が実現する新たな価値の抽出と言語化

    土肥 真人, 土井 良浩, 太田 和, 木村 直紀 都市計画報告集 22 (4), 754-759, 2024-03-11

    ...津軽平野の長い冬とが生みだした「こみせ」「かぐじ」は、行政、市民の時代に応じた的確な協働により守られ、まちのフレームワークが維持されてきた。今日、独立した個々の家が形成する「こみせ」「かぐじ」は、新たな経済活動や文化を受け入れる優れた空間となっている。加えて、本研究からは、津軽平野の風土と文化圏が、黒石と他の町を繋ぎ、まちづくり活動のスケールアップに貢献していることが把握された。</p>...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 流動床インタフェースを用いたプロジェクションマッピングに関する研究

    山﨑 乃, 菅谷 諭, 的場 やすし ものつくり大学紀要 (13) 1-5, 2024-03-06

    流動床インタフェースをスクリーンとして設置した,プロジェクションマッピングに関する検討を行った.流動床インタフェースの「自動的に動きを持たせることが出来る点」と「ものの出し入れが可能な点」を利用した映像コンテンツを検討した.プロジェクションマッピングを用いた映像コンテンツの,表現の幅の拡大が可能となった.また,同一の場所の設定において大きく場面が転換する際に,プロジェクションマッピングと音の効果…

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  • 期のUAV-SfM測量における地上基準点設置作業の効率化に関する研究

    高橋 浩司, 白川 龍生, 長沼 芳樹, 佐野 至徳 80 (22), 2024-03

    ...積期の道路管理においては,道路横の斜面等での積深の変化を適切に把握することが重要である.積深を計測するには,近年活用事例が増えているUAV-SfM測量が効率的だが,無期の点群と位置を正確に重ね合わせる必要があるため,積斜面で安定的に恒常的な地上基準点を複数設置することは難しいと指摘されていた.そこで本研究では,UAVの測位方式の違い,斜面上に設置する地上基準点の数の違いに着目し,その計測精度...

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  • 多分野の専門看護師のオンラインミーティングによる役割開発のピア・サポート会

    片山 将宏, 小野 美, 大沼 順一, 河村 奈緒, 國友 香奈, 栗林 佑季, 伊賀 規子, 立松 あき 人間看護学研究 22 85-88, 2024-03-01

    CNS は,所属組織内で活動するために役割開発が必要となる.これまでは,CNS による役割開発に関するサポートを所属組織内外で得られていたが,COVID-19の影響で,所属組織外のCNSからサポートが得られにくい状況であった.そのような状況のなか,多分野のCNSによるオンラインミーティングを活用したピア・サポート会を開催した.ピア・サポート会では,認定年数の近いCNSが全国で役割開発のために奮闘…

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  • 山地における積層を経路とした融流出機構

    相浦 英春, 図子 光太郎 日本森林学会誌 106 (3), 41-48, 2024-03-01

    ...このような融期の流出量とECの関係の変化は,表面融水の一部が地表まで鉛直浸透せずに,積層内を流出経路とする側方流として渓流まで達していることによると推定された。したがって多山地の融期の流出機構には,積が大きく関わるものと考えられた。</p>...

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  • 寒冷地域におけるツリーシェルターの破損と積深の関係

    古澤 優佳, 千葉 翔 日本緑化工学会誌 49 (3), 305-308, 2024-02-29

    ...<p>積量の異なるスギの再造林地に2種類のツリーシェルターを3年間設置し,融後の破損と積深の調査による耐性の比較から,積寒冷地域における導入の難易を考察した。資材高170 cmのチューブタイプは,恒常的に160 cm前後の積を記録した試験地において50%が破損したため,補修作業を前提としない導入は困難と考えられた。...

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  • 男性消防職員のストレスと抑うつ状態の関係性について

    髙須 公介, 藤丸 郁代, 北辻 耕司, 中原 史雅, 岡村 子, 尾方 寿好 日本臨床救急医学会雑誌 27 (1), 1-15, 2024-02-29

    <p><b>目的</b>:消防職員の精神健康状態には,職場のストレス要因,ストレスの緩衝要因,個人的要因などが複合的に影響している。一方で,惨事に遭遇した際に被るストレスも精神健康状態に大きな影響を及ぼすことが知られている。本研究では,消防職員の精神健康状態に惨事ストレスが及ぼす影響の程度について明らかにすることを目的とした。<b>方法</b>:A県B市消防本部の職員251名に対して,抑うつ状態…

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  • 総括討論

    坂倉 裕治, 嶋 宏一, 福島 知己, 長尾 伸一, 松波 京子 一橋大学社会科学古典資料センター Study Series 81 54-66, 2024-02-29

    司会 : 小関武史

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  • 希少糖生産のためのアルドースイソメラーゼ活性を適切に評価する比色定量法

    篠田, 小, 鈴木, 琢磨, 森本, 兼司 香川大学農学部学術報告 76 (129), 47-51, 2024-02-28

    アルドースイソメラーゼは希少糖生産上有用であるため近年注目を集めているが、希少糖生産に向けて適切に酵素活性を測定するのは困難である。そのため、希少糖生産に必要な酵素量を正確に算出することができず、酵素の過不足が生じやすい。本稿では、ADA法がD‐フルクトース存在化ではほとんど呈色しないが、アルドースは鋭敏に検出・定量できるという報告をもとに、本法のアルドースイソメラーゼ活性測定への応用を試みた。…

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  • 滞在人口データを用いた取引先企業のリース需要予測

    加藤 塁, 宮川 大介, 柳岡 優希, 本 真治 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (FIN-032), 110-115, 2024-02-27

    <p>本稿では、近年利用が拡大している個人のGPS位置情報データ(滞在人口データ)を用いて工場レベルの滞在人口を計測した上で、計測対象工場を有する企業の「取引先」におけるリース需要の予測を行う。具体的には、第一に、製造業に属する企業の主要な工場における滞在人口の変動をGPS位置情報データによって計測する。第二に、この計測値を用いて、当該企業の仕入先に当たる取引先企業におけるリース需要の発…

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  • 新庄における気象と降積の観測(2022/23年冬期)

    冨樫, 数馬 数馬, 荒川, 逸人 逸人, 田邊, 章洋 章洋, 鈴木, 紘一 紘一, 安達, 聖 聖, 佐藤, 研吾 研吾, 小杉, 健二 健二, 根本, 征樹 征樹 防災科学技術研究所 研究資料 (499) 1-45, 2024-02-26

    ...2022 年11 月から2023 年4 月までの冬期間,防災科学技術研究所氷防災研究センター新庄氷環境実験所(山形県新庄市十日町高壇1400)で行った気象観測,降積観測および積断面観測の結果を報告した.収録項目は以下の通りである.気象観測では,毎日の風速,風向,気温,湿度,地温,日射量,放射量,降水量である.降積観測では,毎日の天気,積深,積相当水量,積全層密度,新積深,新積密度...

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  • 秋田県羽後町旧長谷山家の建築史的評価

    安高 尚毅, 齋藤 俊輔, 大場 修 日本建築学会技術報告集 30 (74), 444-449, 2024-02-20

    <p>The Former Haseyama Residence is located in Tashiro, Ugo-machi, Ogachi-gun, Akita Prefecture. The former Haseyama residence consists of a main house and an annex. The attached house consists of a …

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  • クリニックで活かすサブスペシャルティ―診療所で診る嚥下障害―

    唐帆 健浩, 野 広樹 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 127 (2), 77-82, 2024-02-20

    <p> 超高齢社会であるわが国では, 高齢者割合の増加とともに嚥下障害のある高齢者も増加してきていると推測される. 加齢に伴う嚥下機能低下 (老嚥) は直接誤嚥に結びつかない軽微な変化であることが多いが, 脳血管障害など併発症がある場合には誤嚥を繰り返す症例もある. 老人医療費が増加の一途をたどっていることから, 高齢者の嚥下障害への対策は社会的にも重要な課題であり, …

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  • XRAIN降水強度を用いた冬期の交通状態分析

    山城 皓太郎, 萩原 亨, 高橋 翔, 松田 真宜 交通工学論文集 10 (1), A_198-A_207, 2024-02-01

    ...<p>札幌都心部では冬期の大により道路交通に大きな影響が出る.本研究では,札幌都心部におけるXRAIN降水強度とMFDで表される交通状態の関係について分析する.降状況を面的かつリアルタイムに把握する手法としてXRAIN降水強度の活用が考えられる.一方,MFDは交通状態の変化を表すことができる.最初に,地上の降状況を把握する方法としてXRAIN降水強度の有効性を検証した.XRAIN降水強度と地上観測...

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  • 北海道内陸部の陸別における冬季の降量と降雨量の季節内変動と年々変動

    平沢 尚彦, 小西 啓之 Okhotsk Sea and Polar Oceans Research 8 1-7, 2024-02-01

    ...これまで世界的にも降と降雨を分離した継続的観測はほとんど行われておらず、降と降雨の比率の今後の変化を示すことは難しい。最近世界中で利用され始めた低価格のディスドロメータは降水粒子の特性に基づいて降と降雨を別々に記録できる。本研究は、現在の気候に関する情報の一つとして、北海道陸別における2012–13年から2022–23年の冬期の降量と降雨量をディスドロメータの観測値を用いて調べた。...

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  • 尿素水を用いた平板試験体及び円筒試験体への飛沫着氷実験

    尾関 俊浩, 松沢 孝俊, 野村 慎吾, 安達 聖, 徳留 大樹, 金野 祥久 Okhotsk Sea and Polar Oceans Research 8 17-23, 2024-02-01

    平板および円筒形の試験体を用いて,尿素を添加した飛沫着氷試験を行った.円筒試験体は直径60,165,520 mm Φの3種類を用いた.平板試験体は風向に正対するように設置して着氷試験を行った.風速は2 モード,噴霧粒子径は3 種類を用いた.直径165,520 mm Φの試験では,衝突した噴霧の約半分が凍結した.60 mm …

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  • 実規模観測によるPLY-TACFR電線の着・電線動揺特性の評価

    垂石 早紀, 松宮 央登, 松島 宏樹, 麻生 照雄, 菊池 直志, 金子 隆雄, 鈴木 基希 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 144 (2), 131-138, 2024-02-01

    <p>Polygon thermal resistant aluminum conductors fiber reinforced (PLY-TACFR) conductors are expected to have lower electrical resistance, lower wind load, and lighter weight compared to …

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 令和5年電力・エネルギー部門大会報告

    田 和人, 飯岡 大輔, 中島 達人, 宮崎 輝 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 144 (2), NL2_2-NL2_5, 2024-02-01

    <p>The Power and Energy Society Annual Conference was held at Aichi Institute of Technology on September 4-6, 2023. Total number of papers was 303, and sessions were 43. An invited lecture, a panel …

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  • スポット尿中のナトリウム・カリウム排泄状況と栄養素等摂取量・食品群摂取量の関連

    中川 夕美, 由田 克士, 宮川 尚子, 岡見 子, 大久保 孝義, 岡村 智教, 三浦 克之, NIPPON DATA2010研究グループ 栄養学雑誌 82 (1), 13-23, 2024-02-01

    <p>【目的】スポット尿から推定した24時間尿中のナトリウム (Na)・カリウム (K) 排泄量と食事記録法により求められた栄養素等摂取量および食品群摂取量の関連を検討する。</p><p>【方法】平成22年国民健康・栄養調査およびNIPPON DATA2010の参加者から,重篤な循環器疾患,腎臓病または腎機能低下と指摘された者および高血圧,糖尿病,脂質異常症の治療中の者を除いた男性581人,女性…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 台湾における近代の美術の構造と独自性

    福田, 隆眞 山口大学教育学部研究論叢 73 183-192, 2024-01-31

    ...それらは林玉山、郭湖、陳進、陳澄波、李石樵、廖修平、李貞慧である。彼らの活動を紹介し、独自性追求の姿勢や理念を述べている。そして、現代におけるグローバル化とアイデンティティーの形成については、廖修平と李貞慧を採り上げ、彼らの制作理念を明らかにしている。最後に現在の台湾での美感教育に触れ、グローバル化とアイデンティティーの形成の教育について述べている。...

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  • 看護学生の遂行能力の実態

    齋藤 深, 吾妻 知美 日本健康医学会雑誌 32 (4), 431-436, 2024-01-29

    <p>現代生活におけるメールの普及や家族形態の変化などから,看護学生の生活技術や対人関係能力の低下が指摘されている。看護教育では,看護技術教育と並行して適切な生活習慣の獲得や対人関係技術の向上などを促す学習支援が必要となっている。そのため,看護学生の社会で生活する能力を把握する必要がある。これまでに看護学生用生活機能評価尺度(活動面)を作成し,信頼性と妥当性を確認した。この尺度は肯定的な視点から…

    DOI

  • 複数回の塞栓術を要した下顎動静脈奇形の1例

    野村 英壽, 喜久田 翔伍, 篠崎 勝美, 轟 圭太, 永江 和佳, 楠川 仁悟 日本口腔外科学会雑誌 70 (1), 10-16, 2024-01-20

    <p>We present a case report of recurrent transvenous and transarterial embolization for mandibular arteriovenous malformation. An 11-year-old female patient experienced hemorrhaging from the left …

    DOI Web Site Web Site 参考文献20件

  • 群馬大学皮膚科における天疱瘡初期治療中の免疫グロブリン静注療法のまとめ

    遠藤 恵, 西尾 麻由, 小坂 啓寿, 中島 瑞穂, 金 滋仁, 石川 真衣, 井上 裕太, 齋藤 晋太郎, 岡 愛菜, 栗山 裕子, 関口 明子, 内山 明彦, 上原 顕仁, 安田 正人, 茂木 精一郎 日本皮膚科学会雑誌 134 (1), 83-90, 2024-01-20

    <p>2011年~2020年に初期治療を目的に群馬大学皮膚科に入院した新規天疱瘡患者45例について診療録をもとに調査した.免疫グロブリン静注療法(IVIg)は45例中9例に実施しており,臨床像,治療歴,IVIg導入理由,治療効果,52週後および104週後のアウトカム,有害事象についてIVIg非実施例との比較も含めて検討した.IVIg実施群で治療開始8週後の抗デスモグレイン抗体価は有意に低下したが…

    DOI Web Site 医中誌

  • 日本固有の土へのPFOSの吸着特性評価

    吉村 比呂, 岡田 雄臣, 高井 敦史, 加藤 智大, 岡 聖, 田中 周平, 保高 徹生, 勝見 武 材料 73 (1), 64-69, 2024-01-15

    <p>Perfluorooctane sulfonate (PFOS) contamination in groundwater and soil has become a global problem. Although evaluating the sorption performance of soils against PFOS is essential for considering …

    DOI Web Site 参考文献12件

  • モデル軽油の抽出脱硫における極性溶媒の評価

    村田 聡, 佐々木 和, 園部 塁, 畠山 賢彦, 砂田 聡 Journal of the Japan Petroleum Institute 67 (1), 24-29, 2024-01-01

    <p>いくつかの有機極性溶媒を用いて<i>n</i>-ヘキサンとジベンゾチオフェンからなるモデル軽油の抽出脱硫を行った。極性溶媒(5 g)を用いてモデル軽油(10 g)からジベンゾチオフェンの抽出を行ったところ,49〜86 %のジベンゾチオフェンが抽出された。検討した溶媒の中では,1-メチルピロリジン-2-オンが最も効果的であった。溶媒の抽出能力と性質の相関について検討を行い,溶媒の極性(双極子…

    DOI Web Site Web Site 参考文献27件

  • 崩見通し角の概念と問題点

    松田 宏, 本間 信一 氷 86 (1), 3-16, 2024

    ...<p>高橋(1960)の見通し角は,「崩到達点から発生点を見通す仰角が表層崩は18°,全層崩は24°未満の範囲には崩が到達しない」という簡単な概念のため,これまで崩対策の実用上,多くの場面で利用されてきた.高橋(1960)は崩の到達限界の目安を示しただけで,どのような崩に適用できるかまでは示していないにもかかわらず,現状では斜面規模に関係なく,この経験則を適用して崩到達範囲を決めることが...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 東北地方日本海側地域における過去約350年間の冬春季の降率変動

    平野 淳平, 長谷川 直子, 三上 岳彦 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 129-, 2024

    ...1780年代や1830年代など、従来の研究において、冷夏が原因で凶作となったと指摘されている年代に、冬春季の降率も多かったことが明らかになった。また、1940年代以降には過去約350年間において前例の無い降率の急激な減少がみられた。</p>...

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  • リモートセンシングに基づく周氷河砂礫斜面の礫移動の空間分布

    齊藤 桂, 奈良間 千之, 深田 愛理 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 232-, 2024

    ...</p><p><b>4.考察</b></p><p> 礫移動の空間分布をみると,積が少ない場所で礫移動が確認された.これは,積がある場所は日周期の凍結融解が抑制されるため,礫移動が生じていないためだと考えられる.積分布は,周氷河砂礫斜面でも違いがあり,斜面ごとでも大きく異なることから,積分布も含めた礫移動の空間分布を今後検討していく必要がある.また,約20°以上の傾斜は礫移動の要因の重要な環境要素...

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  • 杓子岳北東斜面における堆積土砂量の経年変化

    高木 芹菜, 奈良間 千之 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 276-, 2024

    ...確認された.この土石流による被害はなかったが,人気登山ルートである白馬大渓では,土石流の発生条件の把握は災害軽減につながる重要な課題である....

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  • キルギス山脈における近年の氷河縮小に関わる氷河湖形成

    ダイウロフ ミルラン, 奈良間 千之 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 303-, 2024

    ...2016年~2021年 の Sentinel-2, 2016年~2021年 の PlanetScopeの衛星画像を用いて,2000年頃,2020年頃の氷河湖と氷河のポリゴンデータを作成した.1964年と1968年の氷河湖の不明瞭な部分については,CORONA KH-4オルソ画像から作成したDSMを使用して,湖表面の傾斜10度以下であれば水域が存在すると仮定し,水域を検出した.さらに,氷河湖上の影や積で...

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  • が盛土安定性に及ぼす影響に関する検証

    高柳 剛, 馬目 凌, 藤原 将真, 佐藤 亮太, 内藤 直人 土木学会論文集 80 (4), n/a-, 2024

    ...<p> 積地帯の斜面では,融期に融水や季節外れの降雨を誘因として土砂災害が生じることがある.本研究では,このような融災害の危険度をより的確に評価する観点から,斜面上の積が斜面安定性に及ぼす影響を検討した.具体的には,積の透水特性,強度特性などを室内試験により把握し,その上で,積を伴う高さ1mの盛土模型を対象とした散水模型実験を実施し,盛土の水分応答および変状を観察した.さらに,この積...

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  • 日本の越冬期の鳥類の分布の変化と気候変動の影響

    植田 睦之, 河村 和洋, 奴賀 俊光, 山﨑 優佑, 山浦 悠一 Bird Research 20 (0), A21-A32, 2024

    ...<p>日本における越冬期の鳥類相の変化とそれに影響する要因について,長期広域データを利用して検討した.また,繁殖期のデータと比較することで,越冬期と繁殖期の違いについても検討した.その結果,1980年代から2010年代にかけて,越冬期の鳥類は繁殖期の鳥類と比べてより分布を北側へと拡げていることが明らかになった.低温や積が分布の制限要因になると考えられる非森林性の地上採食の鳥類や,浅水域で採食する種...

    DOI 研究データあり 参考文献1件

  • 道路・路肩の積計測を目的とした低コスト車両搭載MMSの開発のための基礎検討

    高橋 一義, 中村 健, 千田 良道 土木学会論文集 80 (22), n/a-, 2024

    ...<p> 積寒冷地域の道路除排業務は,担い手の高齢化や人手不足という課題を背景にICTの活用が進められている.しかし,除タイミングを判断する除パトロールのデジタル化は立ち遅れている.除パトロールのデジタル化を推進する手段として,道路・路肩の積状況を3D点群化する車両搭載型のMMSは有用である.本研究では,LiDARが安価に入手可能であることより,除パトロールへ導入可能な低コストなMMSの...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 青森県におけるニンニク‘福地ホワイト’の収穫期の予測

    今 智穂美, 松田 正利, 谷川 法聖, 庭田 英子, 鎌田 直人 園芸学研究 23 (1), 31-36, 2024

    ...<p>2011~2021年産にかけて青森県でニンニク‘福地ホワイト’を対象に透明マルチ栽培で試験を行った.平均の消日は3月7日,りん片分化期は4月19日,A品収量が最も高くなる収穫期は6月30日であった.りん片分化期は消日から約220°C・日の積算気温で到達し,収穫期はりん片分化期から約1010°C・日の積算気温で到達した.収穫期の予測に用いるため,消日もしくはりん片分化期から一定の積算気温で...

    DOI Web Site

  • 大佐渡山地北西斜面の風衝地にみられる植生の成立環境

    細渕 有斗, 森島 済 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 214-, 2024

    ...</p><p>3.結果と考察</p><p>地温観測の結果より,裸地を除いて,冬季から春季までの期間において,積による保温効果がみられた。全地点において,保温期間は冠後の12月初旬よりみられたが,各地点により消時期は異なっている。...

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  • 飛驒山脈の多年性渓の形成条件

    齊藤 建, 奈良間 千之 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 253-, 2024

    ...の形成環境なども明らかでない.そこで本研究では,融末期の10月に取得された衛星画像を用いて,2016年~2023年の渓ポリゴンデータを作成し,渓の数や面積の変化を調べた.また,渓ポリゴンデータに環境要素を追加し,流域ごとに多変量クラスター解析をおこない,渓の維持や消失に関わる環境要因を調べた....

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  • 高知県山間部における巻き狩り猟の変容

    中島 柚宇 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 329-, 2024

    ...檮原町で活動が下火になっていった背景は,大きく2点挙げられる.1点は積の減少による猟場の環境変化である.檮原の巻き狩りでは,必ず積がある日に出猟するため,積日が減ると自ずと出猟回数も減っていった.もう1点は檮原町によるイノシシ捕獲への報奨金の設定である.捕獲にインセンティブが発生したことによって,より捕獲効率の高いわな猟に優位性を見出すメンバーが出てきた.また,わな猟は積があると困難になるが...

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  • 山形県飯豊山地北東部の崩地形

    関口 辰夫, 秋山 一弥 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 71-, 2024

    ...</p><p> また,地すべり内には筋状地形やアバランチシュートなどの崩地形がみられた.上記の全層崩発生斜面近傍では,2015年3月4日と2021年2月13日にも全層崩が発生した.これらの3時期の全層崩は,いずれも①遷急線付近で発生,②地すべり滑落崖や筋状地形のみられる斜面で発生という共通性が認められた.これらの全層崩の発生や崩地形の存在から,周辺の地域においても同様の崩地形の存在が予想...

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  • 町中散歩

    新家 日本小児科医会会報 67 (0), 71-71, 2024

    <p>抄録無し</p>

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  • オペレーターを対象とした技術習得・技術伝承に関する基礎的研究

    小西 信義, 中前 茂之, 羽鳥 剛史, 原 文宏, 倉内 公嘉 土木学会論文集 80 (3), n/a-, 2024

    ...<p> 現在,担い手の減少と高齢化の進展等と相まって,除オペレーター等も円滑な世代交代について技術習得・伝承の在り方が課題となっている.本研究は,除オペレーター等の技術習得・伝承が個々の経験に基づきどのように構成されているかを把握するため,札幌市内のある除業者に所属する除オペレーター及び助手を対象に質問紙調査を行った.その結果,i) 除技術の習得・伝承は作業現場で実践されることが中心的で,...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 期のUAV-SfM測量における地上基準点設置作業の効率化に関する研究

    高橋 浩司, 白川 龍生, 長沼 芳樹, 佐野 至徳 土木学会論文集 80 (22), n/a-, 2024

    ...<p> 積期の道路管理においては,道路横の斜面等での積深の変化を適切に把握することが重要である.積深を計測するには,近年活用事例が増えているUAV-SfM測量が効率的だが,無期の点群と位置を正確に重ね合わせる必要があるため,積斜面で安定的に恒常的な地上基準点を複数設置することは難しいと指摘されていた.そこで本研究では,UAVの測位方式の違い,斜面上に設置する地上基準点の数の違いに着目し,その...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • コムギ縞萎縮病に抵抗性で麺の色相が優れる寒冷地向けコムギ新品種「ナンブキラリ」の育成

    池永 幸子, 谷口 義則, 伊藤 裕之, 中丸 観子, 髙山 敏之, 中村 俊樹, 氷見 英子, 石川 吾郎, 池田 達哉, 中村 和弘, 平 将人, 前島 秀和, 伊藤 美環子, 齋藤 美香, 吉川 亮 育種学研究 advpub (0), 2024

    ...盛系C-130b-5-5//東北214号(後の「ゆきちから」)/東北207号/3/盛系C-B3423」を母本,「盛系C-B3423」を父本として人工交配(盛交W02-24)した組合せから派生系統育種法により日本麺用軟質小麦として育成した.2018年に品種登録出願を行い,2022年に品種登録された.稈長は「ナンブコムギ」より短く,倒伏しにくかった.平均収量が「ナンブコムギ」より1.4倍程度多かった.耐性...

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  • ケニア山における2016年~2023年の小規模氷河の質量収支

    奈良間 千之, 有江 賢志朗 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 116-, 2024

    ...涵養される.Tyndall氷河末端に設置したタイムラプスカメラの記録から,2回の雨季にあたる2017年9~11月と2018年2~3月に確認された降量はわずかであった.降量の少ないケニア山では,崩や吹き溜まりなどの地形効果による涵養が期待できないため,今後降量が継続的に減少すれば氷河の消滅は避けられないだろう....

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  • 中部ネパール・アンナプルナ南面山地における移牧

    渡辺 和之, 白坂 蕃 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 197-, 2024

    ...年間4000㎜の雨量があり、冬には降もある。同村はアンナプルナ保全地区に属しており、アンナプルナ内院へ向かうトレッキング街道に位置している。このため、住民のなかには、農業や牧畜の他、観光客向けにロッジ経営をする人々もいる。結果として次の点が明らかになった。 まず、家畜種では、ヤク、水牛、羊の移牧がおこなわれている。...

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  • 杓子沢渓で掘削したアイスコアの花粉分析

    武田 皓明, 奈良間 千之, 竹内 望 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 275-, 2024

    ...<p><b>はじめに</b></p><p>日本海側の山地では多くの多年性渓が分布する.特に飛驒山脈ではその数が多いことが知られている.そのうち,小窓渓,三ノ窓渓,御前沢渓,池ノ谷渓,内蔵助渓,カクネ里渓,唐松沢渓は,厚い氷体の存在と流動が観測され,現存氷河であることが確認された(福井・飯田,2012;福井ほか,2018;有江ほか,2019).しかしながら,積が氷へと変態する氷化過程...

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  • 立山・内蔵助氷河でのUAVを用いた積観測

    福井 幸太郎, 飯田 肇, 藤田 耕史 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 304-, 2024

    ...調査地</p><p>内蔵助氷河は長さが350m,幅が120m,氷厚が25m,流動速度が年間2~3cmである.吹きだまり効果および崩によってが集積し,冬期の最大積深は20m近くに達する(渡辺1986).</p><p>3....

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  • 学校資料を活用した長野県安曇野市域における災害記録の抽出

    村岸 純, 佐藤 裕亮 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 39-, 2024

    ...</p><p>この被害に対して,国庫負担金による公立学校施設の災害復旧事業に申請を行っている.申請理由として,「本校の渡り廊下は屋内体操場と北校舎との主要通路となっており他に体育館への連絡がなく殊に当地は積寒冷地であり又雨天等通交にも児童の教育のうえにも甚しく支障をきたします」とし,申請書を提出している.この申請書を含め,工事設計書,図面,被害写真等が一綴りにされ残されている(『穂高町教育委員会 ...

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  • 高校生における冬季に関する季節および自他地域の判断

    川島 朋佳, 澤田 康徳, 古川 武尊 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 45-, 2024

    ...<p><b><u>目的</u></b>:季節に関する学びは,幼児期から始まり,中等教育段階にかけて地理や地学分野を中心に展開されている.季節変化は,気温や降水量を中心に学ばれる一方,その他の気候要素にも季節変化を伴うものは多い.中等教育最終段階の高校生は,これらを総合して季節をとらえていることが想定されるが,高校生における季節判断について十分に分かっていない.本研究では,豪域と同緯度の非豪域に位置...

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  • 産地組織の連携によるブランド戦略の革新

    両角 政彦 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 58-, 2024

    <p>国内農業の維持が危ぶまれる中で,産地のブランド戦略は国際機関や国・自治体等による各種の認定・認証制度化と産地間の登録競争を経ながら,現在新たな段階に入っている。先行研究では理論的・実証的に研究が蓄積されており,産地構成員の変化にともなう組織再編とネットワークの再構築や,製品差別化の持続性の創出のほか,産地主体からみた産地の発展段階の地域差などに研究課題があると考えられる。ブランド戦略の実態…

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  • 他出住民による地域社会の持続に関する研究

    齋藤 彦, 吉田 友彦, ワン エンセイ, ナン ホン 住総研研究論文集・実践研究報告集 50 (0), 269-279, 2024

    親が在住する地域外家族,親が在住しない空き家所有者を他出住民と規定し,その地域社会持続への寄与を,集落域,郊外住宅地でその動向から検討した。成果として集落域では,i)空き家所有者では月1回以上帰省が約3割,年1回以上帰省が約8割以上,農作業実施が約2割などは対象地に共通する傾向,ii)空き家率20%の下郷町では約1割弱から約2割弱,33%の南牧村では約1割強から約3割の人口,空間管理,つきあいの…

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  • 改良型FCを用いた超音波減衰スペクトル計による融出水期の土砂輸送量の測定

    古川 仁志, 桒原 昭夫, 安藤 悠, 朝岡 良浩 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...経年ダムの土砂管理において重要である.FC(Flow cell)型超音波減衰スペクトル計は2017年に初めて実河川に設置された浮遊砂観測装置である.これまでの観測ではwash loadは測定できるが,細砂・中砂以上の粒径の粒子を含む土砂の測定にはサンプリング方法やFCの構造などに課題があった.本研究ではサンプルの増量と粒度試験方法の改善を行うとともに,FCを改良した超音波減衰スペクトル計を用いて融出水期...

    DOI Web Site

  • 薬学教育におけるレギュラトリーサイエンスの重要性:薬学生の食の安全に対する意識調査を通じて

    布目 真梨, 近藤 絵, 鈴木 健二, 穐山 浩, 北原 亮 薬学教育 8 (0), n/a-, 2024

    <p>本研究は,薬学生を対象に「レギュラトリーサイエンスと食品中の有害物質のリスク管理」に関する講演を実施し,その前後における薬学生の意識とその変化を解析することを目的として行われた.事前および事後アンケートを分析した結果,講演後には食品の安全に対する意識,及び農薬や残留農薬に対する意識も向上したことが判明した.しかし,リスク評価に関する理解はまだ不十分であり,特に農薬等のハザードの毒性や摂取量…

    DOI

  • 荷重の軽減を目的とした床版開閉式木橋の積軽減性能について

    及川 大輔, 野田 龍, 後藤 文彦, 青木 由香利, 森岡 吉己 土木学会論文集 80 (28), n/a-, 2024

    ...れる事による積軽減性能を調査するため,屋外暴露試験を実施し,橋への積量や積状況などの検討を行った.その結果,橋への積は主桁や開けた床版の上面のみで,橋全体を覆う積は確認されず,試算した荷重は床版を開けない場合と比較し,50%程度減少するなど荷重を一定量軽減させることが確認された....

    DOI Web Site

  • 地域における減塩食品の入手可能性を評価するための調査方法の開発

    早渕 仁美, 武見 ゆかり, 太田 雅規, 坂田 郁子, 坂口 景子, 久保 彰子, 由田 克士, 北岡 かおり, 岡見 子, 大久保 孝義, 岡村 智教, 野出 孝一, 三浦 克之 日本公衆衛生雑誌 advpub (0), 2024

    <p><b>目的</b> 地域における減塩のための食環境整備においては,住民の減塩食品の入手可能性を把握し,その改善や活用の支援が必要である。しかし,その食環境アセスメント手法はまだ確立されていない。本報告では,地域における減塩食品提供状況調査方法の検討を行い,共通の方法と基準,実践のための手段を設け,全国で使用できるように標準化することを目的とした。</p><p><b>方法</b> …

    DOI PubMed

  • 妙高市におけるの体系的な教育内容の開発

    福田 和維 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 142-, 2024

    ...<p>本研究では、に関わる学習内容を体系的に整理し、教育の体系的な教育内容の開発を行った。</p><p> 方法として新聞記事の分析結果と教科書内容の分析結果を比較し、体系的な教科内容の作成した。</p><p> 教育内容構成案の作成においては一つの授業内容においてある事象を軸に複数事象を扱うこと、およびある事象についてできる限り複数の教科で扱うことを意識した。...

    DOI

  • 四国南東部における沖積層の層序・層相・年代の場所による違い

    植木 岳 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 177-, 2024

    <p>四国南東部,高知県の奈半利低地と室津低地,徳島県の牟岐低地において,沖積層のボーリング調査を行ったところ,3つの低地では沖積層の層序,層相,年代が大きく違っていた.沖積層の層序と年代の違いは河川の後背地の大きさ,層相の違いは河川による砕屑物の供給量に起因する.砕屑物の供給量は,後背地の隆起速度に対応し,隆起速度が小さな地域でないと,海成の地層が形成されない.</p>

    DOI

  • 年間総積量を決定づける気候学的要因

    山本 諒, 立花 義裕 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 279-, 2024

    ...つまり,降の回数の多さと総積量は比例していた.次に,日常的な風向が降確率の高い風向の一致度合いが降回数を決めていることを仮説として立てた.そして,最頻風向と降確率の高い風向を豪地点と非豪地点で比較した。その結果、豪地帯の全地点で2つの風向が一致した。一方、非豪地帯はほとんどの地点で一致していないことが分かった。また、2つの風向が一致した非豪地点でもそのときの降確率は低かった。...

    DOI

  • 中央アジア・キルギスの水環境に関する水文地理学的研究(1)

    小寺 浩二, 猪狩 彬寛, 小田 理人, 森本 洋一 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 301-, 2024

    ...河川水の起源は、積による融水と氷河による融氷水が大部分を占めるが、イシククル湖集水域でのNDSI解析の結果から、イシククル湖最大の流入河川は融水による影響が大きいと考えられる。</p><p>イシククル湖のEC と塩分濃度の結果から、湖心と湖東部(イシククル湖最大流入河川河口)の表面ではっきりと差が表れているのがわかる。...

    DOI

  • 十勝岳ジオパークの特徴を世界のジオパークと比較する

    中村 有吾 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 83-, 2024

    ...また、融型火山泥流を経験しているジオパークは、アンデス山脈(チリのKütralkuraなど)やアイスランド(Katla)といった、氷河や万年の存在する地域に分布する。火山災害と復興をテーマとするジオパークの代表例は、島原半島であろう。</p><p> 4.十勝岳ジオパークの独自性はあるか</p><p> 世界のジオパークと比較したときに、十勝岳ジオパークの独自性はあるのだろうか。...

    DOI

  • 飛驒山脈の小規模氷河・多年性渓の維持メカニズム

    有江 賢志朗, 奈良間 千之 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 90-, 2024

    ...</p><p> 一方,飛驒山脈に多数存在する多年性渓は,相対的に積量が少なく,地形による吹きだまり涵養の制限(Glazirin et al., 2004)や渓底部のトンネル形成(朝日,2016)などにより,長期平均の表面質量収支において涵養域がなく,多年の積が少年においてその蓄積を失うことで維持されていることが考えられる(図4).</p>...

    DOI

  • Rhythmical Skeletal Muscle Tension(RSMT)変法の検討―ベーチェット病により上肢機能障害を呈した事例―

    髙橋 佑弥, 及川 欧 バイオフィードバック研究 51 (1), 3-10, 2024

    ...までにおいて,毎日1日2回自主トレーニングを継続できていたことを確認した.Total Powerは痛みが軽減した時期(2022年6月)から賦活する傾向を示し,LF/HFは同時期から平均の値となった.また,RSMT変法を実践から1ヶ月後,2022年5月より左肩関節の可動域改善が得られ(肩関節屈曲110度),同年6月には痛みが寛解し,現在も機能維持できている(肩関節屈曲135度).当初より目標としていた除作業...

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  • GNSSデータを用いた冬期道路環境における走行位置の可視化

    林 亮佑, 八木 雅大, 高橋 翔, 萩原 亨, 松本 一城 AI・データサイエンス論文集 5 (1), 191-203, 2024

    ...<p>積寒冷地の冬期道路環境では,路面凍結や視程障害,堆による狭窄など,厳しい条件下での走行を余儀なくされる.これに対して,事故リスクの高い経路を回避する判断を促すため,道路利用者への情報提示が行われている.現状の情報提示は,道路画像や積量,視界情報など,道路に着目した内容に焦点を当てている.本稿では,道路に着目した情報ではなく運転挙動,具体的には自動車の走行位置に着目する.運転挙動の変化を強...

    DOI

  • 原発被災地復興のリミナリティ

    文化人類学 88 (3), 579-590, 2023-12-31

    <p>Although twelve years have passed since the 2011 Fukushima nuclear accident, most former residents have decided not to return to their homeland, even after the evacuation orders were lifted. This …

    DOI

  • 地域の特性を考慮した村民の健康増進への取り組みの検討

    笹野 弘美, 平野 孝行, 池田 耕二, 滝本 幸治, 辻下 聡馬, 笹野 英樹 奈良学園大学紀要 16 47-52, 2023-12-27

    ...【結果】自然豊かな村であり冬は深くなる。 人口は 876 人で 24 の地区ごとにまとまって生活している。 村民の 30%強が第一次産業、 その多くが農業に就いている。 村内公共交通機関が無く自家用車移動が中心となっている。 医療施設は診療所1か所、 内科医 1 名が常駐。 福祉は社会福祉協議会のデイサービスと小規模多機能型居住介護1か所ずつ。...

    機関リポジトリ

  • 衛星地球観測による極域水循環の監視

    島田 利元 色材協会誌 96 (12), 390-394, 2023-12-20

    ...地球上の水循環を考える中で淡水のリザーバである極域の氷は現在進行している地球温暖化の下でその動態が大きく変化しており,海水準変動への寄与という形で,人類共通の喫緊の課題として認識されている。本論文では,極域の変動を把握するためのツールとして,また衛星地球観測が捉えたトピックとして,北極海氷や陸上積の推定手法や,極地氷床の質量やアルベドの変化を解説する。...

    DOI Web Site 参考文献23件

  • スマートフォンのOSとアプリの更新に対するユーザの意識調査

    佐野 絢音, 澤谷 子, 磯原 隆将 情報処理学会論文誌 64 (12), 1628-1644, 2023-12-15

    近年増加傾向のサイバー攻撃から防ぐため,ユーザ自身でセキュリティ対策を継続的に実施することが必要不可欠である.しかし,セキュリティ対策を継続して実施しているユーザは半数以下であり,ユーザにセキュリティ対策の実施を促進させることが重要である.これまで著者らはパソコンのWindows Updateを対象とする行動変容アプローチを提案し,有効性を検証してきたが,パソコンユーザとスマートフォンユーザで,…

    DOI 情報処理学会

  • 高齢者頭部外傷における特徴と予後規定因子の検討

    木下 裕貴, 稲次 基希, 山岡 寛人, 荒井 花, 阿部 大数, 佐藤 陽人, 藤井 照子, 平 直記, 林 志保里, 唐鎌 淳, 石井 洋介, 田中 洋次, 大友 康裕, 前原 健寿 神経外傷 46 (2), 83-90, 2023-12-10

    <p><i>Background:</i> The aging of the Japanese population is accompanied by a rapid rise in the number of elderly head trauma patients. The characteristics of elderly patients differ from those of …

    DOI

  • 因果ダイアグラムの作成とシミュレーションに基づく害適応策シナリオプランニング

    小野 聡, 木村 道徳 環境情報科学論文集 ceis37 (0), 134-141, 2023-12-08

    ...<p><tt>本研究では,豪地帯における探索的シナリオプランニング(</tt>XSP<tt>)を通じた地域的な気候変動適応のプロセスについて示唆を得るため,滋賀県高島市朽木地区を対象に対話を通じた因果ダイアグラムの作成とシミュレーションを通じたプロセスを設計して得られた結果を分析した。...

    DOI

  • 糖類・糖アルコール類が非加熱食肉製品(ラックスハム)の湿塩漬過程で果たす役割について

    矢島 絢介, 川端 庸平, 長谷川 靖洋, 前田 尚之, 岩崎 智仁 日本畜産学会報 94 (4), 433-440, 2023-11-25

    <p>グルコース,ソルビトールは塩漬剤として日本の非加熱食肉製品製造に使用される.しかし,これらを製品製造時に添加する理由は明確ではない.本研究は,これらの糖類を用いて作られた非加熱食肉製品について製造途中での組織化学的観察ならびに熱分析などを行い,その添加効果についての理解を深め,最終製品の品質の管理に利用することを目的に実施した.15%(w/w)食塩を使用し,15%(w/w)グルコース,ある…

    DOI Web Site 参考文献16件

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