検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 61 件

  • 1 / 1

  • 非調和フォノン理論が拓く有限温度物性の第一原理計算

    只野 央将 日本物理学会誌 78 (9), 542-547, 2023-09-05

    ...</p><p>SCP法はイマジナリーフォノンの問題を解決し,これまで困難だった高温相のフォノン分散やヘルムホルツ自由エネルギーの効率的な計算を可能にする.例えばSCP法で計算した立方晶SrTiO<sub>3</sub>のフォノン振動数は非弾性中性子散乱実験とよい一致を示し,また調和近似では説明できなかったSrTiO<sub>3</sub>のバンドギャップの温度依存性はSCP法で非調和効果を考慮することで...

    DOI

  • 多次元ヒストグラムのビン幅最適化と非弾性中性子散乱実験への活用

    武藤 健介 日本神経回路学会誌 29 (1), 24-29, 2022-03-05

    ...<p>神経科学で用いられるデータ解析手法の分野横断的な活用事例として,材料科学,特に非弾性中性子散乱実験での事例を紹介する.中性子散乱実験は応用範囲が広く,様々な対象の研究に用いられている.近年の技術革新により,高効率に大容量の非弾性中性子散乱実験データを得られるようになった.データは,エネルギーと運動量で表される4次元空間中の点群として得られ,解析のためにこれをヒストグラム化する必要がある.従来は...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 蜂巣格子上 Kitaev-Heisenberg模型の摂動クラスター展開による磁気励起の解析

    山田 拓人, 鈴木 隆史, 菅 誠一郎 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2085-2085, 2017

    ...これまで我々は、これらの有効スピン模型に対して線型スピン波近似に基づく分散関係や数値厳密対角化法により動的構造因子を求め、非弾性中性子散乱実験の結果と比較してきた。本研究では、キタエフスピン液体相近傍の磁気励起にマヨラナ励起由来の特徴が現れるかを議論するため、蜂巣格子キタエフハイゼンベルク模型の磁気励起を摂動クラスター展開で調べる。...

    DOI

  • S = 1/2 三角格子ハイゼンベルグ反強磁性体Ba<sub>3</sub>CoSb<sub>2</sub>O<sub>9</sub>の磁気励起

    伊藤 沙也, 栗田 伸之, 田中 秀数, 河村 聖子, 中島 健次, 桑原 慶太郎, 伊藤 晋一, 加倉井 和久 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1273-1273, 2017

    ...<p>今回我々はS=1/2 TLHAFの良いモデル物質であるBa3CoSb2O9の非弾性中性子散乱実験を行った。K点近傍の低エネルギー励起の分散が線形スピン波理論と一致する、M点においてロトン的な極小が現れる、更に高エネルギー領域における励起エネルギーの負の再規格化が起こるなど、理論と定性的に一致する振る舞いが観測された。...

    DOI

  • VIII-4 冷中性子ディスクチョッパー型分光器・AMATERASとそれによって行われる研究

    中島 健次 RADIOISOTOPES 66 (2), 101-115, 2017

    ...最新の技術を投じた本装置は,J-PARCの大強度中性子源を最大限に活かして高分解能,高強度,目的に合わせて条件を最適化できる高い自由度で準弾性,非弾性中性子散乱実験を行うことができ,固体中の磁性や格子の集団励起,生体物質や機能性材料内における原子,分子の揺動,拡散など幅広いダイナミクス研究に用いられている。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献32件

  • アンダードープBa<sub>1-x</sub>K<sub>x</sub>Fe<sub>2</sub>As<sub>2</sub> (x = 0.25)の非弾性中性子散乱

    村井 直樹, 中島 正道, 梶本 亮一, 池内 和彦, 出田 真一郎, 田中 清尚, 鈴木 雄大 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2007-2007, 2017

    ...<p>アンダードープ 領域のBa_{1-x}K_{x}Fe_{2}As_{2} (x = 0.25)に対する非弾性中性子散乱の結果について報告する。鉄系超伝導体の超伝導状態で見られる顕著な応答として、磁気シグナルの増大、所謂、レゾナンスの存在が挙げられる。今回我々は同試料においてエネルギーの異なる2種類のレゾナンスを観測した。講演ではその起源について議論する。</p>...

    DOI

  • 最適Pドープされた超伝導BaFe_2(As0.7P0.3)_2におけるスピン励起

    Hu, D., Yin, Z., Zhang, W., Ewings, R. A., 池内 和彦, 中村 充孝, Roessli, B., Wei, Y., Zhao, L., Chen, G., Li, S., Luo, H., Haule, K., Kotliar, G., Dai, P. Physical Review B 94 (9), 094504_1-094504_7, 2016-09

    The temperature and energy dependence of spin excitations in an optimally P-doped BaFe$_2$(As$_{0.7}$P$_{0.3}$)$_2$ superconductor (T$_c$ = 30 K) were studied by using inelastic neutron scattering. …

    機関リポジトリ

  • 充填スクッテルダイトPrFe<sub>4</sub>P<sub>12</sub>の高エネルギー中性子分光

    前田 駿一, 桑原 慶太郎, 川名 大地, 横尾 哲也, 伊藤 晋一 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2068-2068, 2016

    ...<p>充塡スクッテルダイトPrFe_4_P_12_の多重項状態を微視的に調べるため、入射エネルギー700meVまでの高エネルギー中性子を利用した非弾性中性子散乱実験をJ-PARCで行なった。Prの^3^H_4_ → ^3^H_5_多重項励起エネルギーは充塡スクッテルダイトにおいても自由Prイオンの値(260meV)と比較して大きな違いは見られなかった。...

    DOI

  • VI-1-2 Mn酸化物の磁気ダイナミクス—二重交換相互作用と軌道秩序—

    梶本 亮一, 吉沢 英樹 RADIOISOTOPES 65 (9), 393-401, 2016

    ...AMnO<sub>3</sub>の基本物性やこの物質が示す代表的な磁気・軌道秩序について概説し,本物質に特徴的なスピン間相互作用である二重交換相互作用や軌道秩序によって生じるスピン相関の様子を,非弾性中性子散乱によるスピン波の解析から調べた研究例を紹介する。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献27件

  • 重い電子系化合物CePdAl<sub>3</sub>の低温磁性の研究

    池田 陽一, 柴田 浩貴, 植田 大地, 吉田 雅洋, 吉澤 英樹 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2206-2206, 2016

    ...また結晶場状態を明らかにするために、非弾性中性子散乱実験を行った。発表では、中性子散乱実験と比熱測定の結果と合わせて、CePdAl3の結晶場状態を議論する。</p>...

    DOI

  • 空間反転対称性の破れたCeTSi<sub>3</sub>(T=Pd, Pt)の磁気特性

    植田 大地, 池田 陽一, 柴田 浩貴, 吉田 雅洋, 伊藤 晋一, 横尾 哲也, 吉澤 英樹 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2079-2079, 2016

    ...我々は、これらの系の磁性に注目し、最近、CePtSi_3_の結晶場状態を決定すべく、非弾性中性子散乱実験によって結晶場励起の観測を行った。発表では、CePtSi_3_に対して行った実験結果を示し、前回報告したPd系の結晶場状態と比較する。また、他のCeTX_3_系との違いも議論したい。</p>...

    DOI

  • 非弾性中性子散乱によるCe<sub>0.7</sub>La<sub>0.3</sub>B<sub>6</sub>の磁気励起に関する研究

    小栗 真哉, 貝木 隆仁, 桑原 慶太郎, 伊賀 文俊, 岩佐 和晃, 金子 耕士, 椎名 亮輔, 河村 聖子, 中島 健次, 横尾 哲也, 伊藤 晋一 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2078-2078, 2016

    ...<p>Ce_0.7_La_0.3_B_6_の反強八極子秩序状態での低エネルギー磁気励起を微視的に調べるため、単結晶試料の極低温非弾性中性子散乱実験をJ-PARCで行なった。反強八極子秩序状態での揺らぎは、これまでに報告されているCeB_6_の反強四極子秩序及び反強磁性秩序での磁気揺らぎとは異なっていることがわかった。その結果について報告する。</p>...

    DOI

  • 22pWG-3 PrOs_4Sb_<12> の非弾性中性子散乱

    桑原 慶太郎, 岩佐 和晃, 神木 正史, 金子 耕士, 荒木 新吾, 目時 直人, 菅原 仁, 青木 勇二, 佐藤 英行, Raymond S., Flouquet J. 日本物理学会講演概要集 58.2.3 (0), 549-, 2003

    DOI

  • 1 / 1
ページトップへ