検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 59 件

  • 1 / 1

  • 地域在住高齢者の呼吸サルコペニアに対する口腔機能を含めた評価

    山口 育子, 内田 学, 岡崎 英治, 渡邊 朋子, 村越 春奈 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 98-98, 2024-03-31

    ...呼吸筋力の測定には強く急速な吸気呼気を要し、タイミングに合わせた口輪筋による口唇閉鎖と口腔内の形状を保つ頬筋群の協調性と筋力が必要と考える。呼吸筋測定の前段階として口腔機能を把握すること、さらに今後はカットオフ値の検討も必要と考える。</p><p>【結論】</p><p>呼吸筋力には口唇閉鎖力と頬圧が影響することが示された。...

    DOI

  • かわいさが喚起する感情についての探索的研究

    北條 珠緒, 小川 緑, PERUSQUÍA-HERNÁNDEZ Monica, 綾部 早穂 日本認知心理学会発表論文集 2023 (0), 29-29, 2023

    ...また, 皺眉筋がSCとBSで,眼輪筋と頬筋の活動がSCで増加した 。個人特性については,被影響性と「かわいい」,感情移入のしやすさと「胸がきゅうとなる感覚」 との関連がみられた。以上の結果からかわいさから喚起される感情は,対象の持つかわいさの種類や個人特性からの影響を受け,異なる表情表出をもたらす可能性が示された。...

    DOI

  • 口腔周囲筋がGBR の結果に影響した2 症例

    木下 俊克 THE JOURNAL OF THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY 42 (2), 235-245, 2022-12-31

    ...【症例2】口腔周囲筋への配慮なく施術し,期待通りの結果が得らなかったが,頰筋の影響を排除したところ,治療が円滑に進み,長期に良好な状態にある症例を経験した.GBR が必要なインプラント治療の際は診査診断の段階から口腔周囲筋への配慮が必要で,特に手術直後の創部への口腔周囲筋の力を排除することが治療の成否を分けることが示唆された.</b></p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 副耳下腺原発唾液腺導管癌の3例

    山口 裕貴, 岡村 純, 望月 大極, 今井 篤志, 池羽 宇宙, 竹内 一隆, 山田 智史, 疋田 由美子, 瀧澤 義徳, 細川 誠二, 三澤 清 頭頸部外科 32 (2), 165-172, 2022

    ...<br> 3例全例で術前顔面神経麻痺はなかったが,全例顔面神経頰筋枝の合併切除を要した。2例で後発頸部リンパ節転移に対して頸部郭清術を施行し,切除断端近接または転移リンパ節に節外浸潤のあった2例に対して術後放射線治療を行った。3例全例で原発巣および頸部は制御されたが,2例に遠隔転移を認めた。副耳下腺原発のSDC症例の報告数は少なく,今後の治療方針の検討が必要と考えられた。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 鼻唇溝皮弁にて再建を行った頰粘膜癌症例

    遠藤 一平, 上野 貴雄, 石川 和也, 中西 庸介, 近藤 悟, 脇坂 尚宏, 吉崎 智一 頭頸部外科 29 (3), 285-289, 2020

    ...頰粘膜癌切除後に鼻唇溝皮弁を頰筋間を通して口腔内の欠損部に逢着した。皮弁のdonor部位も一期的に閉創し審美的にも問題は認めなかった。鼻唇溝皮弁は口腔腫瘍切除後の再建において有用な選択肢のひとつである。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 良性耳下腺腫瘍術後の顔面神経麻痺に対する鍼治療の1症例

    蛯子 慶三, 伊藤 隆, 高田 久実子, 杉本 太郎, 藤川 太郎, 小山 雄太郎 日本東洋医学雑誌 71 (1), 58-65, 2020

    ...良性耳下腺腫瘍(径6cm 大)を摘出する際,右顔面神経頬筋枝の分枝1本を犠牲にした。術直後より頬筋枝ならびに下顎縁枝の支配領域に顔面神経麻痺を発症し,術後5日目より鍼治療を開始した。主として麻痺側顔面部などに,長さ40mm,太さ0.16mm のディスポーザブル鍼を用いて5mm ほど刺入し,15分間の置鍼治療を週1回行った。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 頬粘膜乳頭状扁平上皮癌の1例

    勝田 秀行, 倉澤 侑也, 齊藤 芳郎, 北嶋 達也, 江川 峻哉, 櫛橋 幸民, 池田 賢一郎, 宮崎 裕明, 佐藤 仁, 代田 達夫, 嶋根 俊和 昭和学士会雑誌 77 (3), 349-353, 2017

    ...扁平上皮癌の稀な型である.頭頸部では,喉頭,中咽頭および上咽頭に発生することが多く,口腔での発生は少ない.今回,われわれは頬粘膜乳頭状扁平上皮癌の1例を経験したため報告する.症例は76歳の男性で,左側頬粘膜の腫瘤を主訴に当センターを受診した.左側頬粘膜に境界明瞭な30×20mm大の弾性硬の乳頭状腫瘤を認めた.CTでは左側頬粘膜後方部に28×16mm大の不均一に造影される腫瘤性病変を認め,MRIでは,頬筋...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 頬粘膜憩室様病変の1例

    大貫 尚志, 飯田 明彦, 小林 孝憲, 山田 瑛子, 木口 哲郎 日本口腔外科学会雑誌 62 (12), 633-637, 2016

    <p>A diverticulum is a pouch of the digestive tract mucosa that penetrates the muscular layer because of a partial defect in the muscle. It has often been reported in the digestive tract mucosa, but …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 肉腫様変化をきたした乳腺類似分泌癌の1例

    能田 拓也, 山田 健太郎, 山本 純平, 三輪 高喜, 堤内 俊喜, 下出 祐造, 辻 裕之 口腔・咽頭科 28 (2), 137-141, 2015

    ...外科的治療として左副耳下腺腫瘍摘出術, 皮膚耳下腺合併切除術, 左頸部郭清術, 大耳介神経による顔面神経頬筋枝再建術及び rotation advanced flap により皮膚欠損部の閉鎖を行った. 術後の病理では肉腫様変化をきたした Mammary analogue secretory carcinoma (MASC) との診断であった....

    DOI 医中誌

  • 頬脂肪体を用いた顎口腔再建術の有用性に関する検討

    吉野 綾, 成相 義樹, 狩野 正明, 辰巳 博人, 恒松 晃司, 高村 雄太郎, 管野 貴浩, 柳井 智恵, 近藤 誠二, 関根 浄治 頭頸部癌 41 (4), 406-410, 2015

    ...頬脂肪体は頬筋,咬筋,下顎枝で囲まれた領域を満たしている組織で,周囲組織からの豊富な血流を有している。われわれは,腫瘍切除後に生じた口腔領域の欠損の再建や,顎関節受動術などに頬脂肪体を適用してきた。これまでの臨床症例について報告する。対象は頬脂肪体を用いて再建を行った症例49名,再建数50例であった。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 顔面神経麻痺後、ボツリヌス毒素療法を施行した症例に対する理学療法 ~自主練習指導の併用~

    川畑 真司, 井舟 正秀, 久保 佳子, 田口 裕介, 細田 千尋, 小塚 寛也, 岡田 俊, 川北 慎一郎 東海北陸理学療法学術大会誌 28 (0), 118-, 2012

    ...自主練習は正確な運動を行う為パンフレットを作成し、眼輪筋、頬筋、口輪筋の他に、頬骨筋、口角挙筋、笑筋のマッサージ、鏡を使用した視覚フィードバックによる随意運動を指導した。また、X+7日より1回/週で外来通院を2回実施。その後、正確な自主練習を習得したので1回/2週に変更した。随意運動は、X+14日以降より積極的に行うように指導した。...

    DOI 医中誌

  • 顔面表情筋(眼輪筋および口輪筋)の支配神経に関する研究

    塩澤 佳, 吉本 信也, 三川 信之, 森山 浩志, 大塚 成人 昭和医学会雑誌 72 (6), 656-661, 2012

    ...について眼輪筋と口輪筋への分布を中心にそれぞれの走行,分布について探求した.その結果,頬骨枝は眼輪筋にすべて分布していたが,25体中8体で口輪筋に分布していた.また頬筋枝も全例で口輪筋に分布していたが,25体中5体で眼輪筋への分布を認めた.顔面表情筋のなかでも,特に重要な働きをする眼輪筋と口輪筋は,教科書的には,眼輪筋が顔面神経の側頭枝と頬骨枝,口輪筋が顔面神経の頬筋枝(あるいは頬筋枝と下顎縁枝)が...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 咀嚼筋および頬筋に疼痛を伴い,開口制限を呈した2症例

    木村 陽志, 竹岡 義博, 神野 洋輔, 大竹 浩史, 伊東 由教, 佐野 友彦 理学療法学Supplement 2011 (0), Cd0838-Cd0838, 2012

    ...現病歴:2011年6月上旬,右上下親不知を局所麻酔下にて抜歯.その後約1週間は右頬の腫脹,熱感等の炎症所見があり,咀嚼時と開口時の疼痛とともに開口制限を生じていた.約3週間後には炎症所見はほとんど消失したが,右側頭筋,内側翼突筋および頬筋の疼痛と開口制限は残存していた.それらの症状が食事の際の咀嚼,開口や欠伸の際にも悪影響を与えていた. ...

    DOI

  • セロトニン分泌に影響を及ぼす生活習慣と環境

    小西 正良, 吉田 愛実 大阪河﨑リハビリテーション大学紀要 5 11-20, 2011-03

    ...その量が減少すると抗重力筋である体幹の背側筋や頬筋や眼瞼挙筋など顔面の筋緊張が低下し、背が丸くなる、顔の締まりがなくなる傾向が見られる。また、精神的に不安定となり、気分が滅入り、ストレスによってイライラ感、攻撃性や衝動性が高まり、いわゆるキレやすくなるという報告がある。セロトニン分泌量の減少要因として、近年の生活習慣がある。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 小学生における視力と口唇閉鎖力の関係

    山中 玲子, アクター ラヘナ, 古田 美智子, 江國 大輔, 江崎 光恵, 山本 龍生, 岡崎 好秀, 丸山 貴之, 横井 彩, 森田 学 口腔衛生学会雑誌 61 (3), 288-294, 2011

    ...,主に口輪筋の機能を反映している.口輪筋は発音や咀嚼などさまざまな口腔機能に関連している.口唇閉鎖力は咀嚼能力や不正咬合に関連がある.一方,裸眼視力1.0未満(<20/20)の小学生は,日本においてこの20年間増え続けている.小学生の視力低下を予防することは,重要な課題である.視力は眼輪筋の強さに関連する可能性がある.眼輪筋は口輪筋とともに顔面筋の一つであり,両者ともに顔面神経の支配を受けており,頬筋...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献22件

  • 外側咽頭後リンパ節転移を生じた頬粘膜癌の2例と本邦報告例に関する文献的考察

    木村 幸紀, 花澤 智美, 岡野 友宏, 入江 太朗, 立川 哲彦 日本口腔腫瘍学会誌 22 (3), 107-114, 2010

    ...<br>頬粘膜後部や臼後三角の癌は容易に頬筋および翼突下顎縫線に浸潤する。翼突下顎縫線には頬筋と上咽頭収縮筋が付着する。さらに,翼突下顎縫線は口蓋帆張筋が関係する翼突鈎に付着する。口蓋帆張筋と口蓋帆挙筋部にはLRPNのリンパ輸入管が走行することを既報告にて示した。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献22件

  • 口腔内圧法による呼吸筋力測定の検討

    平野 正広, 安達 拓, 松尾 洋, 竹内 万里子, 薄 直宏, 北目 茂, 猪飼 哲夫, 吉野 克樹 理学療法学Supplement 2009 (0), A4P2017-A4P2017, 2010

    ...測定の際の注意点として、頬筋の影響を除くための対応と声帯を閉じないように事前の十分なオリエンテーションが重要である。<BR>【理学療法学研究としての意義】一般に呼吸理学療法の効果判定に用いられている口腔内圧法による呼吸筋力測定上の問題点を抽出検討した。本研究は呼吸筋力を正確にかつ定量的に評価する上で意義があると思われた。...

    DOI

  • 静脈を指標とした耳下腺部分切除術

    吉岡 伸高 頭頸部癌 34 (4), 552-556, 2008

    ...この方法は,本幹が腫瘍に圧排されている場合以外に,下顎枝,頬骨枝,頬筋枝の領域に存在する腫瘍に対してもアプローチしやすいという利点がある。さらに逆行性アプローチに比べると剥離する神経が太いという利点も併せもつ。今回,その手術手技と術式の有用性について報告した。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献18件

  • 下顎歯肉へん平上皮癌の臨床的腫よう進展様式からみた外科切除症例の検討

    岩本 修, 古賀 千尋, 楠川 仁悟 頭頸部癌 31 (3), 444-450, 2005

    ...顎骨切除では,I型では骨浸潤レベルに応じて顎骨切除レベルが決定されていたが,L型やB型では顎舌骨筋や頬筋の付着部を超えた骨膜浸潤例でしばしば区域切除が適応されていた。局所再発は,E,G型に比べI型,B型,およびL型で高く,とくに周囲浸潤を伴うL型の31%で再発がみられた。頸部転移もこのようなL型で有意に高かった。全体の5年累積生存率は86.7%であった。...

    DOI 参考文献7件

  • 頬筋に発生した骨化性筋膜炎の一例

    奥平 孝史, 住田 知樹, 礒兼 真由美, 吉村 友秀, 新谷 悟, 浜川 裕之 日本口腔外科学会雑誌 51 (10), 493-496, 2005

    Fibro-osseous lesions usually occur in bone and rarely arise from soft tissue in the head and neck region.This report describes a rare case of a fibro-osseous lesion occurring in the buccinator …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 座位姿勢の調整によって嚥下機能障害に改善がみられた一症例

    神尾 百合香, 秋田 裕, 佐藤 史子, 田治 秀彦, 駒場 佳世子 理学療法学Supplement 2004 (0), B0258-B0258, 2005

    ...PT評価では頬筋・舌筋の筋緊張低下。車いす上の不良座位姿勢による後頭下筋群・左胸鎖乳突筋・肩甲帯周囲筋の筋緊張亢進がみられた。以上の評価から、PTは車いす上の不良姿勢が嚥下機能を低下させている一因と考え、車いす上の座位姿勢調整、頸部・肩甲帯周囲筋の筋緊張コントロール、STと共に間接的アプローチ(頬筋・舌筋の促通、口腔マッサージ)を実施した。2004年9月、再度VF実施。...

    DOI

  • 集中したPTにより発症後1年から運動・嚥下機能障害が急速に改善した脳幹梗塞後遺症の1症例

    石田 恵子, 荒木 靖, 今田 奈弥, 中嶋 恭子, 横山 大輔, 諏訪 真弓, 祢屋 俊昭, 中嶋 正明, 中 徹 理学療法学Supplement 2003 (0), B0483-B0483, 2004

    ...<BR>【経過】H15.5.29当院PT開始.右側により強い麻痺を認め,下肢伸展拘縮著明,頚定・自力座位保持不能,発声不可能だがコミュニケーション可能.嚥下困難で,嚥下検査(以下VF)で,嚥下反射の著しい遅延による誤嚥を認めるが,冷温食材では誤嚥が少ないことが確認された.口腔所見では右優位の頬筋の筋力低下,舌筋の萎縮と右変位,口蓋垂の右変位が認められた.以上の初期評価から,車椅子生活と嚥下機能改善を...

    DOI

  • Face Scaleによる下顎骨高度萎縮無歯顎患者の気分評価

    長岡 英一, 西 恭宏, 鎌下 祐次, 濱野 徹, 小野原 昌弘 老年歯科医学 16 (3), 356-365, 2002

    ...<BR>一方, 著明な骨吸収により高度に下顎骨が萎縮した無歯顎患者に対して, 頬棚部を有効に活用して, それによる支持と頬筋による維持を得て義歯の安定性を確保し, 良好な治療成績を得ている。...

    DOI 医中誌 被引用文献5件 参考文献27件

  • 副耳下腺腫ようの手術

    吉原 俊雄 口腔・咽頭科 14 (2), 219-223, 2002

    ...腫瘍組織と同様の腫瘍が発生しうる.また, 悪性腫瘍の頻度が高いのも特徴である.手術法は口内法, 腫瘍直上の皮膚切開によるアプローチと耳下腺腫瘍に準じたS状切開を基本とするアプローチが挙げられる.悪性腫瘍で進展範囲が広い場合, ステノン氏管の切除を余儀なくされる場合, 耳下腺本体の切除が必要となる場合などがあり, 耳下腺腫瘍に準じた手術が推奨される.顔面皮下のていねいな剥離と顔面神経末梢枝, とくに頬筋枝...

    DOI 医中誌 被引用文献6件 参考文献6件

  • 異なる術式の口蓋形成術が片側性唇顎口蓋裂患者の顎顔面の成長発育に及ぼす影響

    平川 崇 The Journal of Showa University Dental Society 22 (1), 22-30, 2002

    ...片側性唇顎口蓋裂患者におけるpush-back法 (PB群), 哺乳床使用二段階口蓋形成法 (TS群), 頬筋粘膜弁法 (BF群) との術後顎発育について, 矯正歯科治療開始前の混合歯列中期に頭部X線規格写真を用い非裂者 (NC群) との比較検討を行い以下の結果を得た.NC群との比較においてPB群は鼻上顎複合体の高さ深さともに不足していることが示された.下顎は上顎の変化に対応するように後上方位を示した...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献28件

  • ヒト胎児の顔面表情筋と顔面神経分布について

    島田 茂孝, 後藤 昇, 島田 和幸, 保阪 善昭 昭和医学会雑誌 61 (3), 322-332, 2001

    ...目的は, 高胎齢児の顔面表情筋の発達分化とそれに伴う顔面神経の発達と分布を観察し, 各胎齢ごとに肉眼解剖的な観察により出生直後の新生児や乳児期の形態的な特徴をとらえることにある.表情筋の分化発達をみると, 27胎週齢頃からは, 閉瞼する際に働く筋や口唇周囲の筋の分化発達はよく, 眉毛や眉間, 鼻部に付く筋の分化発達は弱い.また同時期になると顔面神経本幹から分岐した末梢の枝である側頭枝, 頬骨枝, 頬筋枝...

    DOI Web Site 医中誌

  • 口腔リハビリ用具 “パタカラ®” についての臨床的研究

    山崎 博嗣, 秋廣 良昭, 小山 享, 渡邊 裕, 外木 守雄, 山根 源之 老年歯科医学 14 (2), 106-110, 1999

    ...このような脳血管障害患者に対しての口腔に関するリハビリとして, 口唇の閉鎖を容易にするための口輪筋, 頬筋, オトガイ筋を主とする表情筋に対するリハビリ用具 “パタカラ®” を開発・製作し, 35症例に応用し, 臨床的に検討した。対象となった疾患は, 脳血管障害, 顔面神経麻痺, 脳あるいは口腔腫瘍手術後の患者であった。...

    DOI

  • 頬リンパ節転移を伴った頬粘膜癌の1例

    丸岡 靖史, 横尾 恵美子, 安藤 智博, 三宮 慶邦, 扇内 秀樹 日本口腔腫瘍学会誌 9 (3), 123-128, 1997

    Metastasis of oral cancer to the buccinator lymph node is uncommon. A case of buccal mucosal carcinoma with buccinator lymph node metastasis was reported. A 79-year-old male complaining of left …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献6件

  • 頬筋粘膜弁法の言語成績

    瀬崎 晃一郎, 鳥飼 勝行, 佐藤 明男, 竹下 圭子, 前田 華郎, 佐々木 恵一, 武田 啓, 中北 信昭 Journal of Japanese Cleft Palate Association 21 (4), 203-206, 1996

    ...我々は,顎発育を考慮し,頬筋粘膜弁を用いた口蓋形成術を行ってきた.1988年5月から1990年6.月までに神奈川県立こども医療センターに於いて1同法によって口蓋形成術を施行した40例について術後言語成績を検討した.本法の主要目的である,健常に近い顎発育についての検索を行うにはまだ至っていないので中間報告として発表した....

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献11件

  • ヒトにおける咀嚼時の頬筋筋活動

    塩沢 光一, 柳沢 慧二 日本咀嚼学会雑誌 2 (1), 35-40, 1992

    To elucidate the role of cheeks during mastication in humans, the electromyographic activity (EMG) was recorded from the buccinator muscle and the masseter muscle with bipolar surface electrodes in …

    DOI

  • ホンドタヌキの顔面動脈について

    藤原 成樹 歯科医学 54 (5), g43-g44, 1991

    ...顔面へ出た本動脈は, 咬筋前縁に沿ってほぼ水平に近い角度で前上方へ進み, 前咬筋枝, 下顎縁枝, 皮枝, 頬枝を派出し, 頬筋の下顎起始下縁に達して下唇及び上唇動脈の2終枝となり, 前者はオトガイ動脈と, 後者は眼窩下動脈と吻合していたが, 両者とも正中には達していなかった. 2. 分枝 : 茎突舌筋枝は舌下腺, 下顎腺管, 顎二腹筋にもまれに分布していた....

    DOI

  • コモンマーモセットの顔面動脈 (大阪歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容要旨および論文審査結果要旨)

    武田 安弘 歯科医学 53 (3), g105-g106, 1990

    ...本幹は下顎体中央の高さで皮枝, 下顎縁枝, 頬枝を派出し, 頬筋下顎起始の下縁で下唇動脈を前方へ派出したのち, 頬筋外面を上行して頬筋枝を後内側方へ派出していた. さらに本幹は頬骨側頭突起の基部下縁の高さで頬骨動脈との吻合枝を派出したのち, 前方へ曲がり鼻孔外側動脈と上唇動脈に2分して終わっていた. 2体の両側では鼻孔外側動脈を欠如していて上唇動脈が終枝となり, また眼窩下動脈が発達していた....

    DOI

  • ライオンの顔面動脈 (大阪歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容要旨および論文審査結果要旨)

    林 瑞庭 歯科医学 53 (3), g97-g98, 1990

    ...オトガイ下動脈派出後の顔面動脈本幹は, 下顎骨の顔面血管切痕をまわって顔面に出て, 頬筋と咬筋に分布する頬枝, 臼歯腺ならびにその周辺の皮膚に分布する下顎縁枝を派出したのち, 咬筋前縁に沿って前上方に走り, 咬筋下部からオトガイ下部の皮下に分布する皮枝を派出していた. 1側では下顎縁枝はよく発達していて, 下唇下方を前走したのち中オトガイ動脈と吻合していた....

    DOI

  • 凍結療法が神経機能に及ぼす影響に関する実験的研究

    田伏 信 歯科医学 53 (4), g9-g10, 1990

    ...また, A群, B群とも前記と同様に凍結し, 以後の顔面神経機能を検索するため, 眼輪筋眼瞼部, 頬筋頬部, 鼻唇挙筋および下唇下制筋の随意運動時と安静時の筋電図所見を観察した。さらに肉眼的所見についても観察した. 実験結果 1. 液体窒素灌流開始10秒でプローベ温度は-196℃となり, 灌流停止後, 2分30秒で0℃となった. 2....

    DOI

  • 口蓋裂児の歯列弓拡大による嚥下運動の変化

    大木葉 孝宣 Journal of Japanese Cleft Palate Association 8 (1), 1-35, 1983

    ...下顎への全接触もなかったが,拡大直後上顎全域への舌の接触時間が延長し,さらに保定後,上・下顎全域へ舌が接触し円滑な舌接触運動を示し正常咬合者のものにほぼ類似した.頬圧出現と舌接触運動開始が正常咬合者ではほぼ一致し,反対咬合者では拡大保定後に正常咬合者に類似したが,口蓋裂児では大多数の症例で一致しなかった.口蓋裂児の拡大前頬圧は正常咬合者よりそれほど大きくなく,全症例で側頭筋は5筋中で最小値を示し,頬筋...

    DOI

  • 日本人耳下腺管の形態学的研究

    小田島 梧郎 歯科基礎医学会雑誌 14 (4), 465-481, 1972

    ...<BR>2.頬筋を貫ぬく耳下腺管はS状強屈をなし, のち粘膜固有層内をラセン走して耳下腺乳頭を斜めに上行する。<BR>3. 導管粘膜上皮の環走褶はS状強屈部分で著明に現われ, 導管長軸に沿う断面観では円錘鋸歯状を呈し, 次いで頬筋を貫ぬいたのちの管壁の粘膜ヒダはラセン走に変わり, 扁平にして少しく捻転し狭き扁平洞状をなす。...

    DOI 医中誌

  • 口腔内表面電極によるヒト外側翼突筋下頭筋活動の記録

    檜山,成寿, 石渡,靖夫, 黒田,敬之 日本矯正歯科学会雑誌 53 (6), 683-695,

    ...められない個性正常咬合を有する成人男子5名を被験者とし, 口腔内表面電極として直径2 mmの皿電極を上顎結節後方の歯肉頬移行部へシアノアクリレートにて固定した.また同側側頭筋, 咬筋および顎二腹筋より筋活動を同時記録した.口腔内表面電極より噛みしめ時, 開口時, 側方滑走運動時および前方滑走運動時に筋活動が記録され, それらには一定のパターンがみられた.外側翼突筋下頭, 側頭筋, 咬筋, 内側翼突筋および頬筋...

    NDLデジタルコレクション NDLデジタルコレクション 医中誌 被引用文献6件 参考文献7件

  • 1 / 1
ページトップへ