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検索結果 635 件

  • ユーカリのコンテナ育苗における培地の影響

    永嶋 春輝, 浅田 隆之, Omari Abdulhaq, 崔 東寿, 戸田 浩人, 吉田 智弘 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 368-, 2023-05-30

    ...本研究では、比較的低温に耐性を有し冷温帯域での造林実績があり、台風など防風害への抵抗性があるとされているユーカリ属5種をマルチキャビティコンテナで育苗し、成長に及ぼす培地の影響を調査した。その結果、5樹種ともピートモス配合培地(ピートモス:赤玉土:バーミキュライト:パーライト=4:3:2:1)で、ピートモスをココナツハスク、バーク堆肥、もみ殻燻炭とした配合培地よりも良好な成長が認められた。...

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  • 防風林管理が育む絶滅危惧種と生物多様性

    速水 将人, 中濱 直之, 岩﨑 健太, 新田 紀敏 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 50-, 2023-05-30

    ...<p>防風林は、主に農地の風害などを軽減し、農業の生産性を直接高める機能が期待されてきた。同時に、絶滅危惧種の避難場所としての機能など、多様な生物の生息場所としての役割を担っているが、防風林の景観や更新施業・下刈りなどの管理が生物多様性にもたらす影響はよくわかっていない。...

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  • シンポジウム「島嶼火山の自然災害―伊豆諸島における実体と対策―」:趣旨説明

    鈴木 毅彦, 市古 太郎 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 114-, 2023

    ...</p><p>◆ 気象災害</p><p>太平洋に位置し黒潮の流路にあたる伊豆諸島は湿潤温暖な気候特性をもつ.一方で台風が通過しやすく風水害を受けやすい.近年では2013年台風26号の豪雨により顕著な土砂災害が発生した.こうした風水害をはじめ塩風害・高潮・竜巻・旱魃などの気象災害がこれまで生じてきた.山川修治氏によりこれまで伊豆諸島で発生した過去の顕著な気象災害事例が紹介される....

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  • 長期再解析領域ダウンスケーリングを用いた森林風害リスク評価の試行

    勝島 隆史, 勝山 祐太, 竹内 由香里 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 538-, 2022-05-30

    ...<p> 台風などの強風により人工林に生じる風害のリスクの地域特性に関する情報は、風害に強い森林づくりのための施業計画の立案において重要である。これまで、被害の発生履歴や気象観測所の風速の観測値を用いてリスク評価が行われてきたが、データの統計期間や空間的な密度が十分ではなく詳細な地域特性を得ることは困難であった。...

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  • 立木根鉢の風に対する力学的反応

    上村 佳奈, 南光 一樹, 勝島 隆史, 平野 恭弘, 谷川 東子, 石川 仁 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 178-, 2022-05-30

    <p>台風や温帯低気圧の強風に起因する立木の倒伏は、立木の各部位に発生する動的現象の連鎖の結果である。つまり風が樹冠に当たることで振動が生じて枝から樹幹に振動が伝わり、やがて地下の根まで到達して根鉢(根と土壌)全体の破壊が始まって、最終的に木が倒伏することが予想される。これらの現象の中で風による樹幹部の振動については、国内外で研究されている。しかし、倒伏の直接原因である「振動が根に達して根鉢を崩…

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  • スギ根系が抱きかかえている土壌の量はどれくらい? : 台風21号が地上に残した根鉢の解体

    谷川, 東子, 池野, 英利, 藤堂, 千景, 山瀬, 敬太郎, 大橋, 瑞江, 岡本, 透, 溝口, 岳男, 中尾, 勝洋, 金子, 真司, 鳥居, 厚志, 稲垣, 善之, 中西, 麻美, 平野, 恭弘 水利科学 65 (6), 1-14, 2022-02

    根鉢は,根返りに抵抗する根系の強度(root anchorage)に重要な役割を果たしているが,その質量の実測値は世界でも稀少である。また,樹木地上部との相対成長指標を用いて根鉢の質量を推定することが多いが,その妥当性を確認した研究はほとんどない。本稿は,樹木の根が自身のバイオマスよりも劇的に重い土壌を保持していることを初めて定量的に示した研究である“A quantitative …

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  • 台風被害をうけた都市緑化樹木の幹被害と材の曲げ強度との関係

    中村 彰宏 日本緑化工学会誌 47 (1), 75-80, 2021-08-31

    <p>台風による都市緑化樹木の被害特性解明のため,2018年第21号台風が樹木に与えた影響を約22 haの都市緑地で調査した。台風前には3,122個体の樹木が生育し,台風によって幹折れが145個体,根返りが58個体,傾斜が23個体で発生した。外来種と栽培品種の根と幹の被害比率は,自生種に比べて有意に高く,外来・栽培品種は台風の被害を受けやすいことが明らかとなった。幹被害割合(幹被害数/被害総数)…

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • 2018年台風24号による強風下での立木倒伏プロセス

    上村 佳奈, 南光 一樹, 上野 真義, 松本 麻子 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 119-, 2021-05-24

    <p>2018年台風24号により倒伏したスギの振動データを解析し、強風による立木の倒伏プロセスを明らかにした。2017年に森林総合研究所千代田試験地の遺伝的に近縁であるスギ人工林(15年生、3000本/ha)内に2つの異なる立木密度プロット(無間伐、間伐1500本/ha)を設置した。プロット内の立木に歪ゲージと慣性計測装置(IMU)を取り付けた。またプロット間の樹冠内に超音波風速計を、プロット外…

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  • 斜面上のヒノキの引き倒し抵抗力の方向による違い

    戴 承睿, 岩岡 正博, 松本 武 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 133-, 2021-05-24

    ...<p>気象災害特に風害に強い森林づくりを進め、持続可能な森林経営を実現するためには、森林整備の強化と風害のリスクを減らす森林施業を行う必要がある。風害防止や集材作業の安全確保を目的として、立木の風害に対する抵抗力を明らかにするため、立木の引き倒し試験を行い、立木の力学的抵抗性を評価する必要がある。...

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  • 野外風荷重の動的計測

    宮下 彩奈, 鈴木 覚 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 556-, 2021-05-24

    ...<p>風害の発生メカニズムを解明する上で、林木に作用する風荷重の大きさとその重心位置は不可欠の要素であるが、これまで森林内の樹木でそれらを直接測定する技術は存在しなかった。発表者らは、ひずみゲージを用いて、立木に作用する荷重の大きさ・重心位置・方向の計測が可能な手法を開発し、これまで、実験室内で既知荷重に対する測定精度を検証してきた。...

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  • 強風の風速と発生頻度に基づく風害リスク評価

    安田, 幸生, 齊藤, 哲, 勝島, 隆史 水利科学 (376) 32-44, 2020-12

    ...強風による森林風害のリスク評価のために,格子点気象データを用いて,全国の強風発生地域や発生頻度を調べた。また,これらをもとに風害リスクの指標としての風害リスク指数を提案した。この指数と実際の風害被害面積とを比較した結果,風害リスク指数が大きくなると風害被害面積が増大する傾向が得られた。...

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  • 樹木の揺れに基づく力学モデルと風害リスク評価

    鈴木, 覚, 高橋, 正義, 安田, 幸生, 勝島, 隆史, 北村, 兼三, 黒川, 潮 水利科学 (376) 3-18, 2020-12

    ...風速変動と,風荷重を受けたときの樹木の動揺とを動的に解析する新しい風害リスクモデルを開発した。さらに,2018年台風21号に伴って発生した風害を対象に,開発したモデルの検証を行った。その結果,被害発生の有無に関する一致率はおよそ6割であった。本モデルは,風荷重が作用して発生する樹木の揺れ振幅を推定することにより,風害リスクを推定するものであった。...

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  • 樹木の揺れに基づく力学モデルと風害リスク評価

    鈴木 覚, 髙橋 正義, 安田 幸生, 勝島 隆史, 北村 兼三, 黒川 潮 水利科学 64 (5), 3-18, 2020-12-01

    ...<p>風速変動と,風荷重を受けたときの樹木の動揺とを動的に解析する新しい風害リスクモデルを開発した。さらに,2018年台風21号に伴って発生した風害を対象に,開発したモデルの検証を行った。その結果,被害発生の有無に関する一致率はおよそ6割であった。 本モデルは,風荷重が作用して発生する樹木の揺れ振幅を推定することにより,風害リスクを推定するものであった。...

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  • 強風の風速と発生頻度に基づく風害リスク評価

    安田 幸生, 齊藤 哲, 勝島 隆史 水利科学 64 (5), 32-44, 2020-12-01

    ...<p>強風による森林風害のリスク評価のために,格子点気象データを用いて,全国の強風発生地域や発生頻度を調べた。また,これらをもとに風害リスクの指標としての風害リスク指数を提案した。この指数と実際の風害被害面積とを比較した結果,風害リスク指数が大きくなると風害被害面積が増大する傾向が得られた。...

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  • 針葉樹の枝下高および枝下直径の推定

    鳥田 宏行, 阿部 友幸, 岩﨑 健太, 佐藤 創, 石塚 航, 真坂 一彦 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 726-, 2020-05-25

    ...<p>北海道においては,近年,台風による風害がたびたび発生している。気候変動の影響で台風の勢力は今後増加する事が予測されており,勢力を保持したままで台風が北上すると,北海道における森林被害もより深刻になることが懸念される。これらの被害を予測する手段の一つとして力学モデルがあるが,モデルの構築には,力学的なパラメータの他に樹形に関するパラメータが必要である。...

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  • 振動観測、引き倒し試験、生態情報からみる立木の耐風性

    上村 佳奈, 南光 一樹, 上野 真義, 松本 麻子 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 177-, 2020-05-25

    <p>日本は台風の常襲国であり、特に大型台風の上陸、接近に伴う強風によって森林内の立木は大規模に破壊されてきた。しかし、何故風によって立木が倒伏または破損するのか、そのメカニズムは十分解明されていない。本研究では2017年から2019年にかけて、森林総合研究所千代田試験地(かすみがうら市)の遺伝的に類似しているスギ試験地に、無間伐プロット(3000 tree/ha)と間伐プロット(1500 …

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  • ヒノキ人工林の風害リスク評価における林冠地形と樹木力学特性の統合モデル

    小谷野 開多, 水永 博己 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 557-, 2020-05-25

    ...伐採に伴う林冠地形の変化は風害リスクの上昇につながると考えられる。例えば、伐採等によって生じた林冠ギャップに隣接する林は風害を受けやすいことが経験的に知られている。したがって、より正確な風害リスク評価には、林冠ギャップの存在も含んだ景観スケールでの解析が必要になる。そこで本研究では、実際に台風による風倒被害の発生したヒノキ人工林を対象に景観スケールでの力学統合モデルの構築を試みた。...

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  • 2019年台風15号による千葉県内の風倒木と電柱損壊の関係

    黒宮 健佑, 中浦 樹生, 加藤 顕, 髙橋 輝昌, 小林 達明 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 176-, 2020-05-25

    ...また、GISの解析結果より、全植生面積あたりの電柱の被害密度は、台地上のスギ・ヒノキ植林地にて著しく大きい結果となり、サンブスギ造林地の風害に対する脆弱性が示唆された。発表では、風速分布との関係や停電状況との関係、樹木の倒伏原因の検討結果についても報告予定である。</p>...

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  • 立木に作用する風荷重の計測手法の開発

    宮下 彩奈, 鈴木 覚 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 542-, 2020-05-25

    ...<p> 間伐による立木の風害リスクの増加が指摘されており、施業による林況変化と林木にかかる風荷重の変化を評価する必要性が高まっている。風荷重は木の幹に沿った分布荷重であり、時空間的変化が激しい。そのため、林内の風況を知る上でも、風害リスクの予測に関わる力学計算を行う上でも、荷重の重心位置と大きさ、荷重の方向を同時に計測する必要がある。しかし、現在このような計測が可能な手法は存在しない。...

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  • サトウキビの糖度上昇期において台風を含む気象要因が糖蓄積に及ぼす影響

    服部 太一朗, 安達 克樹, 早野 美智子, 梅田 周 日本作物学会紀事 89 (2), 134-142, 2020-04-05

    <p>本研究では,種子島研究拠点における約20年分の生産力検定試験データを基に,糖度上昇期にあたる秋季以降の糖蓄積増加量に及ぼす気象要因の影響について,従来は考慮されてこなかった台風の影響を含めて解析した.対象品種はNiF8,栽培型は春植えとした.試験データから10~1月の茎当たり糖蓄積増加量を求め,これを目的変数として気象要因との重回帰分析を行った.その際,台風の影響を葉身障害による光合成阻害…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 使えるニュース 災害:風速60m級の風害を再現

    日経ホームビルダー : 家づくりの実務情報 (250) 13-15, 2020-04

    台風など猛烈な強風に見舞われた際に、木造住宅にはどのような被害が生じるのか─。 埼玉県草加市にある建材試験センター中央試験所で2020年2月14日、実大サイズの試験体を使った木造住宅の「耐風実験」が実施された。 メディアに公開する形で実施されたこの…

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  • トドマツの風害抵抗性に関わる諸要因と地域間差異の検討

    石塚, 航, 阿部, 友幸, 蝦名, 益仁, 早坂, 一文, 成田, あゆ, 今, 博計, 長坂, 有, 鳥田, 宏行 北海道林業試験場研究報告 (57) 13-23, 2020-03

    ...トドマツの風倒被害率に由来地域の違いに起因する差異があったことを指摘した既報を受け,本研究ではトドマツ次代検定林での立木引き倒しの実証試験を実施して,風害抵抗性に関わる根返り抵抗モーメント(R),ならびにRに関わる諸要因と地域間差異を検討した。Rはバイオマスや幹体積,胸高直径といった樹体サイズと高い相関関係にあった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 日本統治期の澎湖島の植生史論争にみる科学的林業と植民地的環境主義

    米家 泰作 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 66-, 2020

    ...</p><p><b>4.植生史論争のゆくえ</b> 過去の樹林を想定する人為的「荒廃」説は,学知に基づいて植民地林政とその造林策を正当化するものであったが,澎湖島の造林に失敗しつづけた植民地林政としては,むしろ風害を強調することで批判をかわそうとしたようにみえる。...

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  • 自然災害の誘因と自然素因の視点を踏まえた理科教育の課題

    川村 教一 防災教育学研究 1 (1), 93-105, 2020

    ...また、学術書における誘因と自然素因の記述は、土砂災 害についてはよく見出せる一方、火山災害や強風害・冷害・干害などの気象災害ではあま り見られなかった。以上のことから、防災教育のねらいと整合性が改善するような理科の 教育課程の改善や、教材研究が効率よく行えるように災害現象における誘因と自然素因を 扱う学術書の充実が課題として明らかになった。...

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  • 2018年台風24号による玉川上水の樹木への被害状況と今後の管理について

    高槻 成紀 植生学会誌 37 (1), 49-55, 2020

    ...<p>1. 2018年9月30日深夜から数時間,東京地方を襲った台風24号がもたらした玉川上水30 kmの風害木の実態を記録したところ,合計111本(3.7本/km)が記録された.</p><p>2. 樹種はサクラ属が3分の1を占めた.風害木のうち,植林されたサクラ属,ヒノキは平均直径が50 cmを上回っていたが,コナラ,クヌギなど自生する雑木林の構成種は直径30 cm前後であった....

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  • 2019年9月の台風15号による千葉県の園芸施設被害

    両角 政彦 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 211-, 2020

    ...<p>2019年9月9日に関東地方を通過した台風15号は,東日本を中心に広範囲にわたって強風による風害や豪雨による水害を発生させる甚大な被害をもたらした。農林水産関係の被害額に限っても,およそ815億円の被害を発生させた(農林水産省「令和元年台風15号に係る被害情報」2019年12月5日付による)。...

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  • 千葉市の東京湾岸地域における2011年および2018年の台風による都市樹木の潮風害

    福田 健二 樹木医学研究 23 (4), 215-224, 2019-10-31

    ...<p>千葉県千葉市の東京湾岸地域において,2011年9月の台風15号および2018年10月の台風24号により,街路樹等への潮風害が発生した.各地点の樹種別被害度を目視により判定し,海岸からの距離に応じた樹種ごとの被害度を調べた.潮風害により枯死した樹木はみられなかったが,多くの樹種で樹冠の海側に葉枯れがみられた.常緑樹に比べて落葉樹で被害が激しい傾向があったが,トウネズミモチとクスノキは常緑樹ながら...

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  • 台風によるギャップ拡大現象の発生メカニズム

    小谷野 開多, 水永 博己 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 266-, 2019-05-27

    <p>日本の森林管理において、毎年襲来する台風による被害は看過できない。上陸する台風の個数や規模によって異なるが、毎年起こる一定以上の被害は森林経営に負の影響を与えている。また、台風など強風由来の森林被害は、もともとあった林冠ギャップの周囲で起こりやすいことが経験的に知られている。一方、このギャップ拡大現象は確実に起こるわけではないことも既知であり、その発生にはいくつかの要因が関与していると考え…

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  • 台風被害に伴う針広混交林の長期的変化:旧空中写真を用いた分析

    尾張 敏章, Sadeepa Jayathunga, 鈴木 智之, 森本 淳子, 平田 泰雅 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 512-, 2019-05-27

    <p>森林の構造は様々な撹乱によって空間的、時間的に変動する。日本は台風が頻繁に発生し、森林に多大な影響を及ぼす。気候変動に伴い、台風の発生頻度や強度、持続期間が増加することも想定される。森林管理において、台風による撹乱が森林の構造に及ぼす長期的な影響を理解することは重要である。近年はStructure-from-Motion(SfM)ソフトウェアの開発が進み、空中写真から森林の3次元モデルやオ…

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  • 樹幹位置の精密計測による横方向外力に対する幹変位応答

    鈴木 覚, 山田 利博, 林 詳悟, 高畑 東志明, 佃 太貴, 安田 幸生, 栗田 直明 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 641-, 2019-05-27

    ...そこで、幹に水平に外力を与え、その時の変位を詳細に測定することにより、風害発生の初期段階としての幹の挙動の解明、および根系強度の推定可能性を検討した。 外力を与えた時の、地際から2mの高さまでの幹の変位を、光切断法を援用して詳細に記録した。光切断法とは、ラインレーザーとエリアカメラによる3次元計測手法である。...

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  • 2018年台風24号の強風による被害木で実測した立木振動

    上村 佳奈, 南光 一樹, 松本 麻子 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 152-, 2019-05-27

    <p>大型熱帯低気圧(台風)は日本だけでなく世界各国の森林に甚大な被害を与えてきた。しかし何故、特定の木が倒れる、折れるのか、その被害発生メカニズムはまだ十分解明されていない。そこで強風による立木の動作(振動)を計測することを目的として、2017年森林総合研究所千代田試験地(かすみがうら市)の13年生スギ試験地に、無間伐プロット(3000 tree/ha)と間伐プロット(1500 …

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  • Sentinel 2 画像を用いた2018年台風21号による風害林分の被害把握

    高橋 正義, 齋藤 英樹, 細田 和男, 鈴木 覚 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 83-, 2019-05-27

    <p>平成30年台風21号による近畿地方の風倒被害を把握するために、多時期のsentinel2画像を解析した。対象エリアは近畿地方の約110 km×約110 km四方の森林域である。被害前の正規化植生指数(NDVI)は着葉期である2017年11月および2018年4月から8月までの5時期の画像(雲量0から4.43)のNDVIの最大値を、また被害後のNDVIは2018年9月4日以降11月までに観測さ…

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  • 植栽苗に及ぼすツリーシェルターの効果と問題点の研究レビュー

    安部 哲人, 野宮 治人 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 98-, 2019-05-27

    ...られておらず,普及していない.そこで,植栽苗に対するツリーシェルターの効果について文献調査をおこなった.ツリーシェルターは日本以外では北米やヨーロッパを中心に使用されており,草食動物による食害防止の他に苗木の成長促進を目的として使われていた.広葉樹にも多用されており,多くの樹種で伸長成長を促進すること,食害率が改善すること等の効果が認められた.一方で,死亡率・伸長成長が改善しない樹種や形状比の偏り,風害...

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  • Eucalyptus saligna・E. smithii 造林試験の経過報告 : 2017年気象イベントによる影響

    村瀬 一隆, 渡邉 良広, 辻 良子, 千井野 聡, 井上 広喜, 鴨田 重裕, MURASE Kazutaka, WATANABE Yoshihiro, TSUJI Ryoko, CHIINO Satoshi, INOUE Hiroki, KAMODA Shigehiro 中部森林研究 67 19-20, 2019-05-13

    東大樹芸研究所では,2013年よりユーカリ属の国内適応優良種の生産性試験を実施している。このうち,樹芸研究所が1982年より実施した現地適応試験で良好な成績を示したEucalyptus smithiiの造林試験と山口県で成林実績のあるE. salignaを用いた春季・冬季植栽の造林試験について生長経過をまとめた。また,樹高10mを超えたユーカリ林が受ける風の影響について,2017年の気象イベント…

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  • 沖縄地域における播種期の違いがヒマワリ6品種の生長および収量特性に与える影響

    寳川 拓生, 薮田 伸, 渡邉 健太, 川満 芳信 日本作物学会紀事 87 (3), 223-232, 2018-07-05

    ...められた.沖縄は年間を通じて10℃を下回ることなく温暖であり,周年的にヒマワリの生育が可能であることが示されたが,7月から10月は台風接近の可能性が高く,本実験の春夏播きのように特に頭花の重くなる開花期以降の被害が懸念される.子実収量が得られた秋冬播きの結果から,開花前の個体群成長速度 (CGR) だけでなく,開花期に乾物重が重く,開花後のCGRを高く維持することで高い子実収量が得られると推察された.台風害...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 自然災害に対する森林所有者の経営対応とリスク軽減策

    岩木 陽平, 尾分 達也, 佐藤 宣子 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 31-, 2018-05-28

    ...また、同地域は1991年に台風による風害被害を受けた地域でもある。風害と土砂災害という自然災害の違いを含めて私有林経営のリスク対応を考察する。</p>...

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  • 森林気象害と森林情報

    高橋 正義, 齋藤 英樹, 細田 和男 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 738-, 2018-05-28

    ...外的要因は、風害や雪害など気象要因によるものや、火災など人為的要因があり、両者が複合的に関係して生じたと考えられる被害もある。林業経営でこうしたリスクを考慮する必要がある。 そこで、どのような森林被害がどのような場所で起きたのかについて、森林災害に関する統計資料や森林保険に関する情報などから概観し、国内の森林被害の特徴を紹介する。 ...

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  • 林冠トポグラフィーに基づく風害リスク評価-SfM技術とLESのリンケージ-

    小谷野 開多, 水永 博己 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 855-, 2018-05-28

    ...地上レーザースキャンによる樹木位置、胸高直径、林冠サイズの測定やFAKKOPによるヤング率の測定などから得られたパラメータを組み合わせ個体の風害抵抗性を計算し風害発生予測を行った。発表では林分構造の違いによる、ミクロスケールの風害木分布の変化について報告をする。</p>...

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  • 森林保険と今後の方向性

    大貫 肇 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 739-, 2018-05-28

    ...<p> 森林保険は、森林所有者を保険金支払いの対象者とし、人工林を対象に、火災、風害、水害、雪害、干害、凍害、潮害、噴火災による損害を補償する制度であり、森林所有者が、これら全ての災害に備える唯一のセーフティネットである。平成28年度末現在、契約面積は約70万ha、契約件数は約10万件である。...

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  • 北方異齢林における風害

    Kamimura Kana, Waldron Kaysandra, Carl Bergeron, Ruel Jean-Claude, Mizunaga Hiromi 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 857-, 2018-05-28

    <p>There is a long argument that vulnerability against strong wind in uneven-aged forests is less than that in even-aged forests, but few scientific evidences have been found yet. Such limited …

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  • 東大雪天然林における風倒後60年間の林分動態

    石橋 聰, 古家 直行, 佐々木 尚三, 髙橋 正義 森林総合研究所研究報告 17 (1), 85-90, 2018

    ...北海道中央部東大雪の三股風害跡試験地において、風倒後60年間の林分動態を検討した。風倒60年後の林分状況は、立木本数1,230 本/ha、胸高断面積合計46.15m<sup>2</sup>/ha、林分材積423.4m<sup>3</sup>/ha の針葉樹林で、林分材積は風倒前の1.8 倍になっていた。立木本数は風倒後増加を続け、37年後をピークに減少に転じた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • 風洞実験による直方体型ネットハウスの空力特性の測定

    玉城 麿, 丸山 敬, 西村 宏昭, 根本 浩明 風工学シンポジウム論文集 25 (0), 307-312, 2018

    ...ネットハウスはフィルムを被覆した施設と比べて施設骨材の風荷重を低減でき、かつ露地作物よりも作物への風害を軽減できることから、比較的低コストで施工でき、野菜、花卉、果樹栽培で広く利用されている。しかし、これまでは経験に基づき設置されてきたことから、構造的に信頼できる設計情報はほとんどない。...

    DOI

  • 2017年東北山林火災における岩手県釜石市・宮城県栗原市の被害概要

    峠 嘉哉, Grace Puyang EMANG, 風間 聡, 高橋 幸男, 佐々木 健介 自然災害科学 36 (4), 361-370, 2018

    ...これは将来的に,地表の水分条件や気象条件による延焼過程を比較することで,風害・乾燥害という 自然災害としての林野火災についての理解を深めることや有効な消防活動等に貢献すること等を想定している。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 気象害跡地林分における広葉樹の混交とスギ人工林としての評価

    相浦, 英春, 中島, 春樹, 嘉戸, 昭夫 富山県農林水産総合技術センター森林研究所研究報告 (9) 1-10, 2017-03

    ...富山県北西部の冠雪害及び風害によって攪乱を受けたボカスギやカワイダニスギの人工林における,被害から2生育期間後および20年後と30年後の広葉樹の発生,生育状況について調査した。同時に,冠雪害を受けたまま放置されたスギ人工林の評価を行い,それらの林分についての今後の取り扱いについて検討した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 奈良盆地における孤立神社林の植生動態と保全

    大田 千絵 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100054-, 2017

    ...<br><br> Ⅵ 神社林が抱える問題と保全  <br> 2つの神社林調査より, 風害という自然攪乱以外にも, 植栽や伐採などの人為攪乱が, 神社林の植生動態に多大な影響を与えていることが浮き彫りとなった. 竹林化もネザサの繁茂も, 後継樹が生育しづらい環境を生み出しており, 今後の神社林の衰退が予想される....

    DOI

  • ゲーム理論による森林風害連鎖メカニズムの解明

    上村 佳奈 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 104-, 2017

    ...この傾向は、風洞実験や野外計測結果と類似していることから、 動的プロセスに着目した風害発生メカニズムの解析について本手法は有効であることが示唆された。また、風向に対し立木の配置を変えると、被害の発生場所や連鎖状態が異なることが確認された。</p>...

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  • 樹木の耐風性に及ぼす樹形や力学特性の影響についての数値実験

    南光 一樹, 鈴木 覚, 勝島 隆史, 南野 亮子, 上村 佳奈, 水永 博己 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 103-, 2017

    ...現在の風害モデルは森林管理を目的とした限界風速の計算に焦点を絞っており、風害発生の現象そのものを明らかにするには、樹木の挙動などの動的メカニズムが立木全体の耐風性にどこまで影響するのかを検討する必要がある。本研究では風に対する樹木変形のシミュレーションにより樹形や力学特性が耐風性に与える影響を評価した。基礎となる樹形データをヒノキ立木6本の地上レーザースキャンにより取得した。...

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  • 択伐施業と台風被害に伴う天然生混交林の長期的変化:東京大学北海道演習林の事例

    尾張 敏章, Jayathunga Sadeepa, 鈴木 智之 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 480-, 2017

    <p>自然的、人為的な撹乱を通じて、森林の構造は時間的、空間的に変化する。針葉樹と広葉樹が混交する北海道の天然林もまた、台風被害や森林施業の実行に伴い、立木密度や林分蓄積、樹種構成やサイズ構造が長期的に変化してきた。本報告では、北海道中央部の天然生混交林を対象に、台風被害と択伐施業に伴う森林構造の変化を林班スケール(10<sup>2</sup> …

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  • 海岸に植栽した広葉樹の状況について(Ⅱ)

    楢﨑 康二, 佐々木 重行 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 528-, 2016

    ...またクスノキは、植栽1か月後に8割の個体で塩害(潮風害)による葉の異常や樹勢の衰弱が観察された。これらの樹種は海岸の風当たりが強い場所での植栽は避けた方がよいと思われた。...

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  • 幹のヤング率を組み込んだ樹木の耐風性評価

    南光 一樹, 鈴木 覚 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 119-, 2016

    ...従来の森林風害推定力学モデルでは、樹木のしなりや、樹冠形状の変形が考慮されていない問題点がある。経時的な風速変動に伴う樹木の変形や受風面積の変化が耐風性に変化を与えるはずである。それを検証するために、幹のヤング率(しなりにくさ)を組み込んだ場合の耐風性を樹木変形シミュレーションにより比較評価した。...

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  • スギのダイアレル交配家系で造成した検定林における初期成長と寒害抵抗性調査結果

    蓬田 英俊 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 287-, 2016

    【目的】成長と寒害抵抗性に優れたスギの選抜と寒害抵抗性の遺伝様式解明を目的として,ダイアレル交配家系による検定林で初期成長と寒害を調査した。【方法】9×9(自殖なし)の両面ダイアレル交配による72家系を含む,単木混交6ブロックの検定林を岩手県北と県南の2カ所に造成し,植栽後6成長期経過までの樹高(cm)と寒害程度を調査した。寒害程度は5段階の指数を用い,分散分析はブロックごとの家系平均値を用いた…

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  • 煙樹ヶ浜松林保全に貢献した吉原地区の治山事業(和歌山県美浜町)

    新免 哲則 水利科学 (345) 130-134, 2015-10

    ...この煙樹ヶ浜の松林は,塩害を防ぐために植えられたものといわれ,紀州初代藩主徳川頼宣公の時代(1619(元和5)年頃)には,すでに「御留山」として伐採が禁じられ,背後の日高平野一帯に広がる家屋や田畑を塩害や風害から守り続けてきたが,昭和30年代から松くい虫被害により生育木の枯死が発生するようになったため,松林の健全な育成と保全のための森林整備等が行われることになった。...

    日本農学文献記事索引

  • 飼料イネ「Rayada」の実用化に向けた難脱粒性系統の開発

    四宮, 直子, 松尾, 理華, 梶原, 良徳, 山崎, 敦子, 梶原, さゆり, 篠崎, 久美香, 山城, 信哉, 望月, 俊宏 日本作物学会九州支部会報 81 24-25, 2015-05

    ...望月ら 2013).そのため「Rayada」は飼料イネ向きの品種の一つとして有望視されており,特に日長感受性が高く,極晩生品種であることから,台風害の多発する沖縄の水田二期作米の代替として普及が期待されている.しかしながら,Rayadaは日本型栽培水稲に比べて脱粒しやすく,収量の減少やこぼれた種子から漏生苗が発生する可能性があるため,実用化には難脱粒性系統の育成が必要である.そこで本研究ではRayada...

    NDLデジタルコレクション HANDLE

  • 北海道十勝地方のカラマツ高齢級人工林に共通する林相の特徴と長伐期施業の要件

    岩崎, ちひろ, 渋谷, 正人, 石橋, 聡, 高橋, 正義 北海道大学演習林研究報告 70 (1), 21-30, 2015-03

    ...既存研究で風害抵抗性が高いカラマツ人工林は、平均形状比が70 未満、平均樹冠長率が0.45 以上とされているが、本研究の結果では、樹冠長率は既往の値と一致した が、形状比は一致しなかった。このことから、樹冠長率は風害抵抗性を指標する樹形要素として汎用性が高い可能性があると考えられ、その場合平均樹冠長率が0.45 以上であることが カラマツの長伐期林に必要な条件と仮定された。...

    日本農学文献記事索引 HANDLE Web Site

  • 塩水暴露された春植えサトウキビの生育と品質の変化および除塩に必要な散水量

    前田, 剛希, 下地, 格, 宮城, 克浩, 手登根, 正, 下地, 浩之, 上地, 克美, 知念, 潤, 伊志嶺, 弘勝, 砂川, 正幸, マエダ, ゴウキ, シモジ, イタル, ミヤギ, カツヒロ, テドコン, タダシ, シモジ, ヒロユキ, ウエチ, カツミ, チネン, ジュン, イシミネ, ヒロカツ, スナガワ, マサユキ, Maeda, Goki, Shimoji, Itaru, Miyagi, Katsuhiro, Tedokon, Tadashi, Shimoji, Hiroyuki, Uechi, Katsumi, Chinen, Jun, Ishimine, Hirokatsu, Sunagawa, Masayuki 沖縄農業 47 (1), 3-16, 2015-02

    ...宮古島は台風常襲地域であり,台風通過後,海岸付近の圃場では,サトウキビが葉の枯れ上がりや裂傷などの潮風害を受けている様子が観察される.多くの農家は,潮風で葉に付着した塩分を洗い流す目的で,台風直後はスプリンクラーによる除塩散水を行う.しかしながら,実際には葉に付着した塩分がサトウキビの生育に及ぼす影響については不明な点が多い.また,除塩に必要な散水量も除塩の効果自体不明である.そこで本研究では,生育旺盛期...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 1万人1週間生命維持システム「いのちラボ」

    いのちラボ 1-16, 2015

    「いのちのラボ」とは大阪市立大学都市研究プロジェクトが進めている「災害コア技術を社会実装するための拠点」である。子どもや障がい者、高齢者を含めた多様な地域住民と消防・警察・医療・看護・介護などの専門職がつながる地域コミュニティにおいて、いのちの大切さや、いのちを守る力、防災技術、環境技術などの災害知を社会実装するための仕組みである。災害時には「いのちのラボ」がコミュニティ防災拠点となり、様々な支…

    機関リポジトリ

  • 巨大台風を科学する

    竹内 義明 表面科学 36 (7), 382-384, 2015

    ...台風被害は,強風被害,高潮被害,大雨による洪水・浸水および土砂災害,台風通過に伴う竜巻被害,塩風害,うねりや風浪による船舶被害などが特徴的である。先進国においては人的被害こそ減っているが,都市域での大規模水害による交通・通信等インフラの広域被害がしばしば起こっている。台風は将来にわたって社会的に影響の大きな気象現象であるため,世界中で活発に研究が行われている。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 北関東域でスギコンテナ苗の通年植栽は可能か? -植栽時期の異なるスギコンテナ苗の活着状況-

    壁谷 大介, 屋代 忠幸, 齊籐 哲, 川崎 達郎, 田中 憲蔵, 右田 千春, 櫃間 岳, 宇都木 玄 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 518-, 2015

    ...<br>13年10 月植栽の苗は初年度冬期に寒風害の被害を受け、特に斜面上部では 14年4 月時点で通常苗の 44%、コンテナ苗の75%の地上部が枯損していた。14年5 月植栽では、苗タイプによらず活着率が高いものの、樹高・肥大成長とも初期個体サイズの大きい通常苗の方が高かった。...

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  • フランスAquitaine地方の海岸マツ風害に関する力学・統計解析

    Kamimura Kana, Gardiner Barry, Sylvain Dupont, Dominique Guyon, Celine Meredieu 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 836-, 2015

    Maritime pine (<i>Pinus pinaster</i> Ait.) trees in the Landes de Gascogne, south west France, were suffered from catastrophic damage caused by Storms Martin (1999) and Klaus (2009). To find …

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  • 天然林施業における更新補助作業の実践:東京大学北海道演習林の歩みと現状

    尾張 敏章, 後藤 晋 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 739-, 2015

    ...1983年には風害地復旧対策として,重機地がきによる天然更新促進作業が導入された。しかし,針葉樹の天然更新が少なかったため,1996年以降は地がきと針葉樹の低密度植栽とを組み合わせて行い,早期の針広混交林化を図っている。2005~2009年には帯状皆伐による更新促進施業を試験的に導入した。...

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  • 1万人1週間生命維持システム「いのちラボ」

    いのちラボ 1-16, 2015

    「いのちのラボ」とは大阪市立大学都市研究プロジェクトが進めている「災害コア技術を社会実装するための拠点」である。子どもや障がい者、高齢者を含めた多様な地域住民と消防・警察・医療・看護・介護などの専門職がつながる地域コミュニティにおいて、いのちの大切さや、いのちを守る力、防災技術、環境技術などの災害知を社会実装するための仕組みである。災害時には「いのちのラボ」がコミュニティ防災拠点となり、様々な支…

    機関リポジトリ

  • 多様な通信環境とセンサ情報を考慮した時空間全方位映像収集配信システム

    伊藤健太, 柴田義孝, 平川剛 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 565-567, 2014-03-11

    ...我が国は地震や水害、土砂災害、風害等の災害多発地域である。災害時には広範囲でリアルタイムな映像とセンサ情報による迅速な状況の把握や監視が必要である。加えて、災害発生時には迅速に情報通信ネットワーク構築が可能な無線ネットワークが有効であると言われているが、中山間地域などでは、接続が長時間不安定になったり、切断状態が続いたりする劣悪な状況が存在する。...

    情報処理学会

  • 強度に抜き伐りした奥多摩スギ林における10年間の総括

    佐藤 明, 菅原 泉, 上原 巌, 河原 輝彦 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 88-, 2014

    ...しかし、強度の抜き伐り区では、2007年に同様の伐採をした以降、風害等の気象害が目立って増えた。よって、60%ほどの抜き伐りは十分な検討のうえ実施が望ましいと言える。...

    DOI

  • 竜巻災害に対して行政が対応すべき項目の整理と地域防災計画への反映

    池内 淳子, 植松 康, 奥田 泰雄 風工学シンポジウム論文集 23 (0), 193-, 2014

    ...その結果、現地対策本部の設置や災害瓦礫の処理、風害に対する地域防災計画上の安全や竜巻注意情報の扱いを定めておくことが重要である。これらの項目を佐賀市地域防災計画上の記述内容と照合したところ、ほとんどの対応項目が記述されていた。風害に対する地域防災計画上の安全について取り決める必要がある。枚方市地域防災計画に竜巻災害対策を記述すると想定し,関係する章・節を確認した。...

    DOI

  • もう間伐をしてはいけない? 風に向かって立つ木から

    水永 博己, 喜多川 権士, 岩間 慎太郎 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 90-, 2014

    ...Kamimuraら(2008)は高齢林での幹密度の低下が風害リスクを増大させることを示唆したが、このモデルは間伐による林冠の疎開や林冠閉鎖に伴う葉分布構造の変化によるアプロ―チではなかった。...

    DOI

  • 多様な通信環境を考慮した DTN ベースの時空間映像配信システム

    伊藤健太, 津田一真, 柴田義孝, 内田法彦 マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 2013 (6), 83-88, 2013-11-27

    ...我が国は地震や水害,土砂災害,風害等の災害が多く発生する地域である.災害時には広範囲でリアルタイムな映像による迅速な状況の把握や監視が必要である.加えて,災害発生時には迅速に情報通信ネットワーク構築が可能な無線ネットワークが有効であると言われているが,中山間地域などでは,接続が長時間不安定になったり、切断状態が続いたりする劣悪な状況が存在する。...

    情報処理学会

  • 劣悪な通信環境等を考慮した時空間映像配信システムの構築

    伊藤健太, 津田一真, 橋本浩二, 柴田義孝 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 299-300, 2013-03-06

    ...我が国は地震や水害,土砂災害,風害等の災害が多く発生する地域である.災害時には広範囲でリアルタイムな映像による迅速な状況の把握や監視が必要である.加えて,災害発生時には迅速に情報通信ネットワーク構築が可能な無線ネットワークが有効であると言われているが,中山間地域などでは,接続が長時間不安定になったり,切断状態が続いたりする劣悪な状況が存在する.そこで本稿では全方位カメラと車載センサを用い,通信速度に...

    情報処理学会

  • 劣悪な通信環境等を考慮した時空間映像配信システムの構築

    伊藤健太, 津田一真, 橋本浩二, 柴田義孝 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 299-300, 2013-03-06

    ...我が国は地震や水害,土砂災害,風害等の災害が多く発生する地域である.災害時には広範囲でリアルタイムな映像による迅速な状況の把握や監視が必要である.加えて,災害発生時には迅速に情報通信ネットワーク構築が可能な無線ネットワークが有効であると言われているが,中山間地域などでは,接続が長時間不安定になったり,切断状態が続いたりする劣悪な状況が存在する.そこで本稿では全方位カメラと車載センサを用い,通信速度に...

    情報処理学会

  • スギにおける引き倒し試験および力学モデルを用いた風害に強い樹形の解明

    茅島, 信行, 佐々木, 重行, 楢崎, 康二 福岡県森林林業技術センター研究報告 (14) 17-45, 2013-03

    ...その結果,本モデルは実際に発生した風害と適合しており,限界風速は形状比や樹冠長率と高い相関があることがわかった。形状比が低いほど,また樹冠長率が低いほど限界風速は高くなるが,樹冠長率が低い個体は形状比が高いことや樹木の健全性なども考慮すると,現実的に風害に強い樹形は形状比75以下,樹冠長率30~60%程度が望ましいと結論付けられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • スギにおける引き倒し試験および力学モデルを用いた風害に強い樹形の解明

    茅島 信行, 佐々木 重行, 楢崎 康二 福岡県森林林業技術センター研究報告 (14) 17-45, 2013-03

    ...その結果,本モデルは実際に発生した風害と適合しており,限界風速は形状比や樹冠長率と高い相関があることがわかった。形状比が低いほど,また樹冠長率が低いほど限界風速は高くなるが,樹冠長率が低い個体は形状比が高いことや樹木の健全性なども考慮すると,現実的に風害に強い樹形は形状比75以下,樹冠長率30~60%程度が望ましいと結論付けられた。...

    日本農学文献記事索引

  • ドイツにおける新しい森林組合 : イザール・レッヒ森林組合の設立とその意義

    堀 靖人, 石崎 涼子, 久保山 裕史, 平野 均一郎 林業経済研究 59 (1), 45-54, 2013

    ...当森林組合の意義として,(1)風害による木材価格の低迷,経営管理費用の増大による中規模森林経営の悪化への処方箋,(2)製材業の生産集中化に対する供給側としての対応,(3)中規模専用の森林組合として既存の森林組合との併存と機能分化があげられる。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献18件

  • 秋田県における海岸砂丘地への広葉樹造林実績について

    金子 智紀 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 226-, 2013

    ...主な成長阻害要因は、乾燥害、養分欠乏症、潮風害であり、前者2要因については客土が有効であった。広葉樹の樹高成長は環境が厳しいほど抑制されるが、内陸側では10年で2~3m、20年で5~7mの成長を示し、成林すると見込まれる。本報告は三井物産環境基金 2011年度 東日本大震災復興助成(研究助成)を得て行った。...

    DOI

  • 強風が伐採後の残存木にもたらすモーメントの風洞実験による評価

    鈴木 覚, 後藤 義明, 野口 宏典 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 570-, 2013

    ...【目的】 伐採・間伐後に風害が発生しやすいことは経験的に明らかであるが、伐採方法や伐採率と風害リスクとの関係は定量化されていない。本研究では風洞装置を使った樹木模型実験から、伐採後の残存木に作用する強風によるモーメントと伐採方法や伐採率との関係を定量的に示す。【方法】 風洞装置は森林総合研究所のエッフェル型風洞で行った。...

    DOI

  • 間伐シナリオ別に見た、LESによる林冠上部の突風率の解析

    岩間 慎太郎, 水永 博己, 内田 孝紀 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 528-, 2013

    ...よって間伐後の風害発生リスクをより正確に予測するために、間伐後の風況の変化を明らかにする必要がある。本研究では複数の間伐シナリオを設定し、間伐による風況の変化と時間経過による林冠閉鎖を合わせて解析することで、間伐後の風害発生リスクがどのように推移するかを明らかにすることを目的とする。...

    DOI

  • スギ、ヒノキの樹冠構造が流線化に与える影響

    福井 翔宇, 岩間 慎太郎, 喜多川 権士, 水永 博己, 矢澤 速仁, 宇佐美 敦 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 527-, 2013

    力学的な樹木の風倒モデルの構築には、樹木のC<sub>D</sub>を定量化する必要がある。しかし、樹木は複雑な三次元構造を持つため枝葉による透過性や幹・枝のしなりにより樹冠が流線化を起こし、投影面積や樹冠形状が変化する。そのため樹木のC<sub>D</sub>は風速の増加に伴い減少することが知られている。この流線化の程度には、樹冠構造が強く影響することが考えられるが、日本の主要造林樹種に関して…

    DOI

  • 平成18年10月に九州大学北海道演習林で発生した低気圧による風害について

    扇 大輔, 長 慶一郎, 山内 康平, 大崎 繁, 田代 直明, 古賀 信也 九州大学農学部演習林報告 93 28-36, 2012-03-30

    ...平成18年10月7日午後から8日午前中にかけて台風並みに発達し士低気圧により九州大学北海道演習林に大規模在風害が発生した。今後の資料とするため,ここではその被害概要についてまとめた。被害発生時,北海道演習林内では主に北ないし北北東方向から最大風速10m/s以上,瞬間最大風速20皿/.以上回風が吹いたと推定された。...

    DOI 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • 山形県庄内地域における2004年台風第15号および第16号による ダイズ潮風害の実態

    柴田 康志, 松田 裕之, 森静 香, 藤井 弘志 日本作物学会紀事 81 (2), 160-166, 2012

    ...した.また,ダイズの収量は,台風第15号による潮風被害をより強く受けた庄内地域北部の市町村が,南部の市町村に比べて低かった.庄内地域北部では,台風第15号通過直後に小葉が脱水症状を示したのち縮葉褐変し,やがて早期に落葉した.さらに,庄内地域北部における8月23日の小葉褐変症状は,北になるほど,また海岸線から調査地点の距離が短いほど被害程度が大きい傾向を示した.登熟期間である2004年8月23日に潮風害...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献14件

  • 2009年5月の強風による直播テンサイの被害調査

    大波, 正寿, 原, 圭祐, 吉田, 邦彦, 白旗, 雅樹, 梶山, 努 てん菜研究会報 = Proceedings of the Sugar Beet Research Association (52) 11-16, 2011-07

    ...風害の発生要因には,風速,風上側に位置する圃場の作付状況,圃場内土壌の砕土状態の関与が確認され,風上側から飛来した土壌がテンサイの風害へ大きな影響を与えた。被害指数が2.0以下の圃場では枯死株率は5%以下,減収程度はほぼ1割以内であったのに対し,被害指数が3.0以上の圃場では,枯死株率が4割,減収程度が2割を越える事例が多かった。...

    日本農学文献記事索引

  • テンサイ直播栽培における風害軽減を目的とした被覆作物栽培方法(2)

    大波 正寿, 稲野 一郎, 梶山 努 てん菜研究会報 = Proceedings of the Sugar Beet Research Association (52) 7-10, 2011-07

    ...テンサイ直播栽培における風害軽減対策として,テンサイ播種作業後の畦間に麦類を広幅条播する畦間条播方式について,麦類の利用可能性について評価した。検討した麦類のうち,オオムギおよびエンバクは播種量5kg/10a,秋まきコムギは播種量7kg/10aが適し,葉面積は整地前散播方式と同等か多く確保できた。...

    日本農学文献記事索引

  • スイス・ルツェルン州における小規模私有林の経営改善と政府による支援策

    石崎 涼子, 堀 靖人, 久保山 裕史 林業経済研究 57 (2), 30-39, 2011

    ...プロジェクトの成功を支える要因としては,(1)組織化の範囲や程度について,森林所有者が選択できる余地が広い点,(2)RO森林官という専門家への信頼,(3)先行プロジェクトによる木材流通過程の改善,(4)風害の被災を通じた組織化のメリットの実感があげられる。ルツェルン州は,組織運営や経営に対する過剰な介入を慎みながらも,直接的,側面的な支援と不作為を通じた支援を行っている。...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献21件

  • 日本列島における強風出現の地域的差異

    田上 善夫 日本地理学会発表要旨集 2011f (0), 100151-100151, 2011

    ...はじめに<br> 近年強風の出現とそれに伴う風害の増加がみられる。そこでは地域的に大被害を生ずる一方,被害の少ない地域もみられる。風は地域差が大きく,局地的強風にみられるように山地や谷などの地形の影響が大きい。さらに台風のように規模の大きな擾乱でも,風向と地形の影響で,強風出現に地域差が大きくなると考えられる。...

    DOI

  • 樹木播植方法

    仲間, 勇栄, Purves, J.M., 陳, 碧霞 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the College of Agriculture, University of the Ryukyus (57) 1-15, 2010-12

    ...これは島嶼環境下における風害への対処法として、琉球で独自に発展したものと考えられる。以上ことから、18世紀の30年代から50年代には、すでに琉球の自然環境に適応した独自の育林技術が確立されていたことがわかる。...

    日本農学文献記事索引

  • カラマツ林の力学的解析による風害予測

    鳥田 宏行, 渋谷 正人, 小泉 章夫 日本森林学会誌 92 (3), 127-133, 2010

    ...本研究では, カラマツの人工林の長伐期化に対する風害リスクを検討するため, 植栽密度や本数密度管理の違いが強風に対する抵抗性へ及ぼす影響を, 力学モデルによって評価した。抵抗性の評価には, 風害 (幹折れ, 根返り) が発生するときの高度10 mにおける風速を限界風速とし, この値を指標に検討を行った。その結果, 被害形態は, すべて根返りとなった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか2件 被引用文献4件 参考文献5件

  • 風害リスクと間伐施業

    水永 博己, 喜多川 権士, 上村 佳奈, 内田 孝紀, 斎藤 哲 日本森林学会大会発表データベース 121 (0), 293-293, 2010

    DOI

  • 「片持ち梁」理論を用いたスギ林木の風害モデル

    嘉戸 昭夫 FORMATH 9 (0), 71-87, 2010

    ...このスギ林木の風害の発生機構を検討するために「片持ち梁」理論に基づく林木の力学的モデルを構築した. モデルの構築に必要な樹幹形や樹幹ヤング率などの資料を富山県西部のカワイダニスギ林から収集した. 根返りモーメントは県内の3箇所のスギ林で測定した. このモデルに林木のサイズをインプットして, その木が根返りまたは幹折れのどちらの被害タイプを示すのかを推定した....

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 2004年台風15号による塩風害が秋田県の樹木に与えた影響 : 樹種,地域による変動及び海岸マツ林の防風効果

    三田 瞬一, 星崎 和彦, 佐々木 佳明, 金田 吉弘, 和田 覚, 蒔田 明史, 小林 一三 樹木医学研究 13 (3), 125-138, 2009-07-31

    ...2004年8月20日に秋田県沖を通過した台風15号は,秋田県内の農作物に甚大な被害を与えた.本研究では,この台風による樹木への塩風害の実態を翌年の樹木の生育状況をもとに記載し,海岸マツ林の防風・防潮機能が健全なマツ林とマツ枯れ被害を受けた林分でどの程度異なるかを検討した.秋田県内各地の塩風害の強度分布調査から,強風が直接日本海から吹き込んだ男鹿半島以南で,海岸線より約10 km内陸まで被害が顕著であった...

    DOI Web Site 参考文献33件

  • 佐賀県の地方都市における高齢者の防災意識と土砂災害リスクの啓発

    北川 慶子, 宮本 英揮 老年社会科学 31 (1), 3-11, 2009-04-20

    ...<p> 近年の気候変動の影響により風水害が頻発している.本論は,自然災害に対する高齢者の防災意識および土砂災害リスクに関する研究成果である.佐賀県小城市(人口4.6万人,高齢化率20.9%)に居住する65歳以上の自立生活者を対象に,自然災害に対する防災意識に関する43項目のアンケート調査を実施した.高齢者は,気象情報や市役所等からの災害情報を気にかける習慣があり,なかでも風害や浸水被害への関心が高い...

    DOI Web Site

  • 台風の被害が少なく株出し収量が高いサトウキビ品種「Ni17」

    謝花, 治, 宮城, 克浩, 伊禮, 信, 宮平, 永憲, 金城, 鉄男, 島袋, 正樹, 神谷, 寿幸, 仲宗根, 盛雄, 前田, 剛希, 大城, 良計, 出花, 幸之介, 正田, 守幸, 恵比寿, 則明, 伊志嶺, 正人, 高江洲, 賢文, 大工, 政信, 神門, 達也, 平田, 清勝, 平田, 清信 沖縄県農業研究センター研究報告 = Bulletin of the Okinawa Prefectural Agricultural Research Center (3) 55-65, 2009-04

    ...2)台風時の潮風害による糖度低下が少なく、収穫期の糖度が高い。3)萌芽性が良く、株出し収量および可製糖量が多い。4)耐倒伏性が優れる。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 力ラマツの風害に関する力学的評価

    鳥田, 宏行 日本森林学会誌 91 (2), 120-124, 2009-04

    本研究では、カラマツの風荷重による根返りおよび折損に関する力学的な評価を行うため、立木の引き倒し試験を北海道十勝管内で実施した。カラマツは、十勝における主要造林樹種であり、たびたび当地域は台風被害を受けてきた。回転モーメントと傾斜角の関係からは、最大回転モーメント時の根元の平均傾斜角は9.7°で、比較的小さな傾斜角であった。最大抵抗モーメントと立木の諸因子(胸高直径D、樹高H、形状比H/D、材積…

    日本農学文献記事索引

  • 防風林の防風防雪機能と気象害に関する研究

    鳥田, 宏行 北海道林業試験場研究報告 (46) 1-51, 2009-03

    ...強風害の軽減に関する研究では、防風林の気象害(風・雪氷)と森林の構造および樹形との関係を解明するため、2002年台風21号により北海道東部の十勝地方に発生した風害や2004年の北海道日高町に発生した雨氷害のデータに基づく被害要因解析(数量化I類)や力学モデルを用いたシミュレーションを実施した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 力学モデルを用いた風害の危険度評価に関する研究

    茅島, 信行, 佐々木, 重行 福岡県森林林業技術センター研究報告 (10) 4-10, 2009-03

    ...本研究ではスギ試験林において毎木調査を行い、外部形態のみを指標とした単木としての簡易な力学モデルを用いて、根返りや幹折れといった風害の危険度と形状比や樹冠長比の関係について評価検討した。その結果、風害の危険度は形状比の指数乗に比例し、形状比によって定量的に風害の危険度を評価できる可能性が示されたとともに、根返りよりも幹折れの方が形状比の影響を受けやすいことが分かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 富士山亜高山帯林の更新動態における腐朽倒木の役割

    勝又 暢之, 南 佳典, 沖津 進 自然環境科学研究 22 (0), 1-13, 2009

    ...富士山亜高山帯の針葉樹優占林(樹林地)ならびに風害により林冠が破壊された立地(風倒地)において,地表面に分布する倒木の量的・質的構成を定量化するとともに,倒木と樹木分布の関連性を明らかにした.樹林地では,材が腐朽し,表面が蘚苔類群落で覆われた倒木が多く記録された.風倒地には,材が腐朽していても,表面が蘚苔類群落で覆われていない倒木が多く記録された.樹林地に出現した 7種の樹木のうち,カラマツを除く針葉樹...

    DOI

  • 登熟期の水稲穂部への海水由来塩分付着害に対するケイ酸による減収の軽減効果

    森 静香, 柴田 康志, 松田 裕之, 藤井 弘志 日本土壌肥料学雑誌 80 (4), 347-354, 2009

    登熟期の水稲穂部に塩分付着害を人為的に発生させ,海水由来塩分付着害に対するケイ酸の幼形期前後の追肥による減収の軽減効果を検討した結果は以下のとおりである.1)2005年は出穂前10日,2006年は出穂前29日のケイ酸処理により,海水散布前のケイ酸吸収量は両年次ともに対照区よりケイ酸処理区で多い傾向であった.2)海水を1株当たり5mL散布した各試験区の一穂塩分量は2005年の海水を散布した全区にお…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献33件

  • テンサイ直播栽培における風害軽減を目的とした被覆作物栽培方法(1) : 麦類の整地前散播方式

    大波, 正寿, 稲野, 一郎, 鈴木, 剛, 梶山, 努 てん菜研究会報 = Proceedings of the Sugar Beet Research Association (49) 19-23, 2008-07

    ...麦類の播種量が5kg/10aのとき,全層施肥を実施したテンサイ直播ほ場おける麦類の葉面積は,テンサイ出芽揃に100cm2/m2弱,テンサイ本葉抽出始に200cm2/m2以上となり,風害軽減対策として有効な葉面積となった。風害時期を過ぎ生育の進んだ麦類に対しては,麦類の5葉期までに除草剤を用いて枯殺処理を行ったが,麦の種類によっては枯殺効果の劣る薬剤があった。...

    日本農学文献記事索引

  • テンサイ直播栽培における風害軽減を目的とした被覆作物栽培方法(1)

    大波 正寿, 稲野 一郎, 鈴木 剛, 梶山 努 てん菜研究会報 = Proceedings of the Sugar Beet Research Association (49) 19-23, 2008-07

    ...麦類の播種量が5kg/10aのとき,全層施肥を実施したテンサイ直播ほ場おける麦類の葉面積は,テンサイ出芽揃に100cm2/m2弱,テンサイ本葉抽出始に200cm2/m2以上となり,風害軽減対策として有効な葉面積となった。風害時期を過ぎ生育の進んだ麦類に対しては,麦類の5葉期までに除草剤を用いて枯殺処理を行ったが,麦の種類によっては枯殺効果の劣る薬剤があった。...

    日本農学文献記事索引

  • 佐賀県における2006年潮風害による「ヒノヒカリ」「ヒヨクモチ」の減収および品質低下

    浅川,将暁, 森,則子, 横尾,浩明, 三原,実, 牧山,繁生 日本作物学会九州支部会報 9-10, 2008-05-15

    2006年の台風13号の潮風により,「ヒノヒカリ」「ヒヨクモチ」は大きな被害を受けた.減収の要因は不稔籾数の増加と,枝梗の枯れによる登熟歩合の著しい低下によるものと考えられ,玄米の粒厚は過去の台風被害と比較しても薄く,被害が大きかった.品質については充実不足のためほとんどが規格外となり, 3等を確保するふるい目での収量は,防風区の1割以下となった.

    NDLデジタルコレクション

  • マツ材線虫病に強い海岸林の造成に関する研究 : 針広混交林化に適する樹種と苗木植栽前の土壌改良

    津田, 裕司, 細田, 浩司, 横堀, 誠 茨城県林業技術センター研究報告 (28) 1-30, 2008-03

    ...それらは、クロマツ、エノキ、タブノキ、トベラ、モチノキ、マサキ、マユミ、ネズミモチである、このうち、クロマツは潮風害に対する抵抗力が最も大きく、樹齢が約10年生以下の若い樹木はこの病気の影響下でも生存できた。それゆえ、ほかの広葉樹を潮風害から守ることができるクロマツを含め、8樹種すべての植栽が可能であることが明らかになった。次に、樹木の成長に対する土壌改良の効果をクロマツとトベラで比較した。...

    日本農学文献記事索引

  • 2004年台風23号により富山県西部のスギ林で発生した風害の要因解析

    嘉戸, 昭夫, 図子, 光太郎 富山県林業技術センター研究報告 (21) 1-8, 2008-03

    2004年10月20日に台風23号の暴風により、富山県西部の森林を中心に大規模な風倒害が発生した。そこで、氷見市北部のスギ林に74箇所の調査プロットを設けて、本数被害率と林況および地形要因との関係について重回帰分析を用いて検討した。林況要因には立木本数、蓄積、平均胸高直径、平均形状比を取り上げ、これらを各調査プロットにおいて測定した。地形要因には標高、斜面方位、開空度、斜面傾斜角、横断面曲率、縦…

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • マツ材線虫病に強い海岸林の造成に関する研究

    津田 裕司, 細田 浩司, 横堀 誠 茨城県林業技術センター研究報告 (28) 1-30, 2008-03

    ...それらは、クロマツ、エノキ、タブノキ、トベラ、モチノキ、マサキ、マユミ、ネズミモチである、このうち、クロマツは潮風害に対する抵抗力が最も大きく、樹齢が約10年生以下の若い樹木はこの病気の影響下でも生存できた。それゆえ、ほかの広葉樹を潮風害から守ることができるクロマツを含め、8樹種すべての植栽が可能であることが明らかになった。次に、樹木の成長に対する土壌改良の効果をクロマツとトベラで比較した。...

    日本農学文献記事索引

  • 2004年台風15号の潮風害による水稲被害の特徴と減収率の推定

    森 静香, 松田 裕之, 柴田 康志, 藤井 弘志 日本作物学会紀事 77 (1), 13-21, 2008

    ...山形県庄内地域で発生した2004年台風15号の潮風害による水稲の枝梗枯れ・登熟状況を品種別に調査し, 精玄米重・品質に及ぼす影響, および減収メカニズムを検討した. 枝梗枯れ数歩合は, 1穂塩化ナトリウム量が1mgまでは塩化ナトリウム量が多いほど高くなり, 1穂塩化ナトリウム量が1mg以上では枝梗枯れ数歩合は概ね80%以上であった....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献6件 参考文献12件

  • BA散布による潮風害水稲への影響

    平原 勇樹, 池田 武 北陸作物学会報 43 (0), 65-67, 2008

    ...植物ホルモンの一つであるサイトカイニン(6-ベンジルアミノプリン,BA)を散布することで,潮風害の被害を軽減できるかを検討した.その結果,植物体全体では乾物生産が維持される傾向を示した.一方で収量に低下傾向が認められ,サイトカイニン散布による生育の改善は,同化産物が栄養生長に優先的に配分されることによるものと考えられた....

    DOI Web Site

  • カラマツの風害に関する力学的評価

    鳥田 宏行 日本森林学会誌 91 (2), 120-124, 2008

    本研究では, カラマツの風荷重による根返りおよび折損に関する力学的な評価を行うため, 立木の引き倒し試験を北海道十勝管内で実施した。カラマツは, 十勝における主要造林樹種であり, たびたび当地域は台風被害を受けてきた。回転モーメントと傾斜角の関係からは, 最大回転モーメント時の根元の平均傾斜角は 9.7ºで, 比較的小さな傾斜角であった。最大抵抗モーメントと立木の諸因子 …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献30件

  • 農業気象から見た潮風害の特徴

    山本 晴彦, 高山 成, 岩谷 潔, 古賀 敦子 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 62 (4), 194-201, 2008

    The largest factor behind the decrease in yields in paddy rice fields in Saga Prefecture is salty wind damage, which has been caused in recent years by “the wind typhoons”; typhoon Nos. 17 and 19 in …

    DOI

  • 鹿児島県と沖縄県の茶園における2004年の台風被害と被害低減要因

    岡本 毅, 折田 高晃, 上園 浩, 玻名 城晋, 平松 紀士 茶業研究報告 2007 (104), 51-65, 2007-12-31

    ...2うねごと(3.6m間隔)や3うねごと(5.4m間隔)の間作では,潮風害や強風害の防止効果が大幅に低下した。<BR>定植後2年目の新植茶園ではソルガム間作がほとんど行われていなかったため,甚大な被害が数多く発生した。しかし2年目もソルガムを間作していた事例では枯死を回避できており,台風常襲地域の新植茶園では定植後2年目もソルガム間作を続ける必要があると考えられた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 苫小牧研究林における林床植生調査のための資料の作成 : 中間報告

    奥田, 篤志, 奥山, 悟 北方森林保全技術 25 31-33, 2007-11-30

    ...林床植生の情報は、地質や土壌、温度や日射など、その場の立地環境と造林や伐採、風害など攪乱の履歴を反映するため、フィールドを取り扱ううえで重要な情報である。苫小牧研究林では、2000年から林床植生の調査を行うようになった。林床のバイオマス、エゾシカの増加による植生の変化など、試験課題や学生の研究課題として調査が行われている。...

    HANDLE Web Site

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