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  • 清酒製造工程の副生米ヌカを原料とする効率的乳酸生産

    尾形(斎藤) 美貴, 木村 英生, 飯村 穰 日本食品科学工学会誌 61 (7), 302-307, 2014

    (1)清酒製造工程で副生される赤ヌカで麹を調製する方法を検討した.蒸煮した赤ヌカに種麹として「麦用専用菌」を0.5%の割合で加え,温度30°C,湿度90%の条件で1日から3日おくことにより,高い糖化力をもつ麹が調製できた.<BR> (2)乳酸生産の効率化を目的に赤ヌカ麹を用いた白ヌカの糖化と<i>Lactobacillus …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • 病原性酵母<I>Candida</I>に対する抗真菌剤の標的候補:必須遺伝子群の分離と同定

    小山 友嗣, 川 良香, 宇野 潤, 知花 博治, 三上 襄, 中山 浩伸, 飯村 穰, 宮川 洋三 日本医真菌学会総会プログラム・抄録集 51 (0), 68-68, 2007

    カンジダ症の主要な原因菌である<I>Candida albicans</I>および一倍体ゲノムで遺伝子解析の比較的容易とされる<I>C. glabrata</I>においては、必須遺伝子の解析にとくに有用なTETシステムが中山ら (Microbiol., 1998, Infect. Immun., 2000) …

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  • <I>Candida</I>属酵母に対する抗真菌剤の標的候補としての必須遺伝子群の探索

    原 貴彦, 宇野 潤, 知花 博治, 三上 襄, 中山 浩伸, 飯村 穰, 宮川 洋三 日本医真菌学会総会プログラム・抄録集 50 (0), 69-69, 2006

    現在、わが国は高齢化社会を迎え易感染性宿主における日和見感染症が医療現場の重要な問題になりつつあり、なかでもヒト常在菌である病原性酵母によるカンジダ症はその主要な部分を占めている。<I>Candida</I>属酵母においては一昨年、<I>C. albicans</I>および<I>C. glabrata</I>の両者で相次いで全ゲノムシークエンスが公開され、これらの菌種に関する研究も新たな時代を迎…

    DOI 医中誌

  • 清酒酵母の増殖における選択的アミノ酸取込みに及ぼす醸造要因

    岩野 君夫, 伊藤 俊彦, 幡宮 顕仁, 中村 拓郎, 渡辺 誠衛, 中沢 伸重 日本醸造協会誌 99 (11), 801-808, 2004

    ...<BR>最後に本研究に当たり奨学寄附金を頂戴した秋田県酒造組合様, 貴重なアドバイスを頂きました山梨大学飯村穣教授, 日本醸造協会吉田清上席技師に厚くお礼を申し上げます。...

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  • 麹抽出液培養における清酒酵母の選択的アミノ酸取込み

    岩野 君夫, 幡宮 顕仁, 中村 拓郎, 渡辺 誠衛, 伊藤 俊彦, 中沢 伸重 日本醸造協会誌 99 (10), 735-742, 2004

    ...<BR>最後に本研究に当たり奨学寄附金を頂戴した秋田県酒造組合様,貴重なアドバイスを頂きました山梨大学飯村穣教授,日本醸造協会吉田清上席技師に厚くお礼を申し上げます。...

    DOI 被引用文献3件

  • 醸造研究-この100年と今後

    伊藤 清, 飯村 穰 日本醸造協会誌 99 (9), 610-617, 2004

    新しい21世紀の幕開けを契機に, 醸造研究-この100年と今後をあれこれ考えを巡らしてみるのも有意義なことである。この特集では「原料から製品に至るまで」6回にわたり, 各分野に造詣の深い先生方に最新の手法で伝統的な酒造りの本質を科学し, さらにこれからの酒造りを概観していただくことにする。本報はその序章である。なお, これは平成16年3月31日に広島大学で開催された, …

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  • 繊維凝集性酵母<I>M111</I>株からの高凝集活性変異株の分離

    秋田 修, 岩下 雄二郎, 藤井 力, 家藤 治幸, 飯村 穣 日本醸造協会誌 93 (6), 481-485, 1998

    焼酎廃液の固液分離に有効な<I>Geotrichum</I>属酵母M 111株から,より増殖性が高く,繊維成分との凝集活性にも優れた変異株を分離できた。変異株M-3は栄養培地だけでなく,焼酎蒸留廃液の液部を培地としたときも親株より早い菌数増加を示し,また最大増殖酵母数も高くなった。細胞は親株よりも小さいが1細胞当たりの凝集活性は親株と同等であるため,培養液あたりの凝集活性は親株の2倍程度まで上昇…

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  • 高濃度エタノール存在下で増殖する清酒酵母の取得

    伊野本 真彦, 山田 修, 五味 勝也, 飯村 穣 日本醸造協会誌 93 (3), 224-230, 1998

    協会7号酵母は10%程度のエタノールを含むYEPD平板培地で増殖するが,それ以上のエタノール濃度になると増殖が停止する。今回高濃度エタノールを含む培地で増殖する突然変異株の取得を試み以下の結果を得た。<BR>1.協会7号酵母をEMS変異処理し得られた突然変異株を窒素飢餓状態で30℃,約4週間,培養後,生残ったものの中から通常より高いエタノール濃度で増殖する清酒酵母を取得することが出来た。<BR>…

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  • 米焼酎蒸留廃液の生物処理

    鈴木 修, 秋田 修, 家藤 治幸, 下飯 仁, 飯村 穣 日本醸造協会誌 91 (1), 58-63, 1996

    米焼酎蒸留廃液の固液分離及び脱水濾液の酵母及び活性汚泥による総合浄化処理法について検討し, 以下の結果が得られた。<BR>(1) 米焼酎蒸留廃液にGeotrichum.sp M111株を 2×10<SUP>7</SUP>cells/mlとセルロース系濾過助剤を2%添加し, 廃液中の固形分を凝集させ, ベルトプレス式脱水機で固液分離を行ったところ, …

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  • 清酒膠及び清酒貯蔵中におけるトリプトファン誘導体 (MTCA) の挙動とその生成要因

    近藤 洋大, 小林 正樹, 中川 秀幸, 浜田 由紀雄, 飯村 穣, 小林 信也, 蓼沼 誠 日本醸造協会誌 91 (1), 64-69, 1996

    清酒醪中や, 製成酒貯蔵中におけるトリプトファンとトリプトファンがアセトアルデヒドと反応して生じる1一methyl-1, 2, 3, 4-tetrahydro-β-carboline-3-carboxylic acid (MTCA) の動向について検討し, 次のような結果を得た。<BR>(1) 醪中では初期のトリプトファン濃度はほとんどゼロに近いが, …

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  • 酵母による甘藷製焼酎蒸留排液の処理

    鈴木 修, 下飯 仁, 家藤 治幸, 飯村 穣, 小幡 孝之 日本醸造協会誌 89 (4), 321-323, 1994

    Treatment of waste water discharged from sweet potato shochu distillery with yeasts was studied. The solid-liquid separation of the distillery waste water was carried out effectively by adding …

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  • 醸造酵母における分子育種の展開

    飯村 穣 日本醸造協会誌 87 (3), 176-182, 1992

    近年の遺伝子工学を用いた微生物の育種改良技術の広がりは目を見張るものがある。醸造微生物についてもこれまでに多くの試みがなされているが, 著者はその草分けの一人である。<BR>本稿ではこれまでの研究の流れを整理し, わかりやすく解説していただいた。

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  • 清酒酵母のピルビン酸生成能に及ぼすエタノールの効果

    飯村 穣, 松丸 克己, 水野 昭博, 上田 護国, 斎藤 泰夫, 伊藤 康 日本醸造協会誌 86 (12), 957-961, 1991

    清酒酵母を合成培地を用いて種々の異なる濃度のエタノール存在下で培養し, 得られた休止菌体についてピルビン酸生成能を比較した結果, 以下の知見を得た。<BR>1.0~10%の範囲で各種濃度のエタノール存在下で前培養した菌体について, 集菌後グルコースを唯一の炭素源として含む培地で置換培養し, ピルビン酸生成能を比較したところ, 高いエタノールで前培養した菌体ほど, …

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  • 清酒粕を酒母の原料に使用した清酒仕込

    野村 佳司, 水野 昭博, 上田 護国, 飯村 穣, 斎藤 和夫, 伊藤 康 日本醸造協会誌 86 (5), 378-381, 1991

    掛米の代わりに清酒粕を用いた酒母による小仕込試験を行い, 酒母及び膠の発酵状況, 製成酒の成分, 官能審査などを行った結果, 次の知見を得た。<BR>1. 清酒粕を酒母掛米の代わりに用いた場合120%の汲水では十分に溶けず, 発酵の進行が見られなかったので, 汲水歩合を200%に高め希薄酒母とした結果, 順調な酵母の増殖がみられた。<BR>2. …

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  • <I>Aspergillus</I>属の形質転換

    飯村 穣 日本醸造協会誌 83 (5), 293-299, 1988

    醸造において麹菌の生産する各種の加水分解酵素や代謝生産物は重要な役割を担っている。従って, 有用麹菌の育種は醸造では大事な仕事であるが, 新しい育種の方法として遺伝子組替えによる糸状菌の形質転換技術の研究が進んでいる。この分野の研究の進歩は急速で, 専門外の者には把握が困難であるが, 本稿では分子育種の可能性と問題点を解説していただいた。

    DOI Web Site 医中誌

  • 米麹からの尿素の抽出と製麹中における尿素の経時的変化

    原 昌道, 飯村 穣, 五味 勝也 日本醸造協会誌 83 (4), 272-275, 1988

    米麹に含まれる尿素量を測定するために, 米麹から尿素の抽出方法について検討した。米麹中の全尿素量を求めるためには, 麹の諸酵素を煮沸失活させた後に, 糖化酵素剤を用い55℃, 3時間の糖化を行って得られる糖化液について酵素法によって測定するのが適当であることを認めた。<BR>また, 単に蒸留水を用いて抽出する方法でも, 大部分の遊離尿素を抽出できることから, …

    DOI 被引用文献1件

  • 尿素生産能の低い清酒酵母の造成

    原 昌道, 飯村 穣, 五味 勝也, 吉沢 淑, 中村 欽一 日本醸造協会誌 83 (5), 351-354, 1988

    尿素生産能の低い清酒酵母を造成する目的で, 尿素の前駆体と考えられるL-アルギニンの資化能が弱い酵母の取得を試み, つぎの結果を得た。<BR>(1) 清酒酵母の紫外線照射によって得られたL-カルバニン耐性突然変異のなかから, ナイスタチン濃縮法によって, L-アルギニンを唯一の窒素源とする培地において生育の遅い株を選択した。これらの株は完全培地 (YPAD培地) においては, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件

  • 昭和63年度日本醸造学会大会講演要旨集

    木曾 邦明, 野本 秀正, 佐川 浩昭, 今村 利久, 榛葉 芳夫, 馬場 茂, 岡本 竹己, 小林 有一, 高橋 順子, 小野 章夫, 田代 道夫, 島津 武, 大河内 基夫, 若井 芳則, 白石 真奈美, 前中 幹興, 小西 康夫, 舟橋 章, 伊藤 文雄, 桑平 秀夫, 中里 博志, 古井 和久, 小泉 幸道, 柳田 藤治, 神田 晃敬, 三森 智子, 松井 菊恵, 浜地 正昭, 本馬 健光, 布川 弥太郎, 田中 準浩, 永井 英雄, 中沢 英五郎, 三島 秀夫, 竹村 成三, 田仁 祥信, 太田 一良, 友弘 幸男, 林田 晋策, 清水 文夫, 曽根 秀隆, 井上 喬, 浦野 直人, 西川 紀男, 鎌田 耕造, 佐藤 敦, 尾形 智夫, 藪内 精三, 横森 洋一, 田原 孝嗣, 秋山 裕一, 清水 健一, 富田 実, 岩田 深也, 伊藤 清, 吉田 和司, 岡崎 直人, 小林 信也, 岩野 君夫, 三上 重明, 長尾 敬一, 椎木 敏, 舘 博, 村 清司, 岡田 早苗, 新村 洋一, 矢野 幸男, 羽田 輝美, 渋谷 泰子, 中村 豊郎, 中西 弘一, 佐藤 正之, 鴇田 恵子, 佐藤 俊一, 田中 裕之, 下飯 仁, 家藤 幸治, 蓼沼 誠, 川戸 章嗣, 岩本 将稔, 市川 英治, 安部 康久, 今安 聰, 飯野 修一, 渡辺 正平, 水品 圭司, 高橋 利郎, 北野 一好, 戸塚 昭, 原 昌道, 吉澤 淑, 野口 雅敏, 土屋 秀紀, 石井 降幸, 西方 君恵, 赤尾 綾子, 内田 雅昭, 中谷 和夫, 小野 美代子, 永見 憲三, 金田 弘挙, 狩野 幸信, 吹上 禎久, 西村 顕, 柴田 正人, 田島 和成, 津田 孝範, 木村 與司雄, 吉沢 淑, 高橋 康次郎, 松本 邦男, 高尾 享司, 鍵本 佳孝, 川合 菜穂美, 水津 哲義, 泉 禄郎, 平田 勤, 山下 伸雄, 近藤 恭一, 栃倉 辰六郎, 五味 勝也, 飯村 穰, 清水 理通, 大塚 謙一, 本間 伸夫, 石原 和夫 日本醸造協会誌 83 (9), 627-651, 1988

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  • 尿素生産能の低い酵母による清酒醸造

    原 昌道, 飯村 穣, 五味 勝也, 吉沢 淑, 中村 欽一 日本醸造協会誌 83 (5), 355-359, 1988

    協会7号および9号酵母から分離した尿素生産能の低い突然変異株を用いて, 小仕込試験および総米100kgの中間規模の清酒製造試験を行い, 次の結果を得た.<BR>(1) 協会7号から分離したK-7U系の変異株を用いた清酒製造では, 対照の協会7号と比べ, 酒母, 膠とも発酵経過に大差はなく旺盛な発酵力が示された。一方, 尿素については, 尿素生産能の低いK-7U系の酵母を用いた場合, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件

  • 固定化麹菌による清酒からの特異臭の除去

    飯村 穣, 中村 重光, 五味 勝也, 原 昌道 日本醸造協会誌 83 (8), 555-558, 1988

    麹菌 (Aspergillus oryzae) の分生胞子を包括法によリアルギン酸ナトリウムのゲル中に固定化後, 麹汁培地で静置あるいは振とう培養することにより固定化麹菌を調製することができた。この固定化麹菌を用いて清酒中の異臭の除去を試みたところ, 老香, アセトアルデヒド臭及び木香に対して特に高い効果が認められた。また, ゲル中での過度の菌体増殖を抑えることにより, …

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  • 吟醸酒用麹菌の育種

    五味 勝也, 飯村 穣, 原 昌道 日本釀造協會雜誌 82 (11), 792-797, 1987

    吟醸酒造りは精神的肉体的にかなりの負担を伴うが, 中でも最も重要かつ神経をつかう工程は麹造りであろう。著者は, 吟醸造りに適した麹菌の育種を目的として, 吟醸用種麹菌の具備すべき諸条件を設定し, 多くの保存菌株から優良種麹菌を選択し, さらに諸条件に近づけるため紫外線照射による変異株の造成を試みたので, …

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  • 醸造に関するシンポジウム講演集

    原 昌道, 五味 勝也, 飯村 穣, 前田 辰郎, 今井 学, 安平 仁美, 中野 浩, 玉城 武, 高橋 康次郎, 吉田 淑, 氏家 文憲, 岸 聡太郎, 朝倉 康夫, 永見 憲三, 西野 晴夫, 佐伯 昌俊, 向井 静夫, 渡辺 正平, 飯野 修一, 乙黒 親男, 神田 晃敬, 浜地 正昭, 本馬 健光, 平塚 昌秀, 円谷 悦造, 正井 博之, 姫野 国夫, 野崎 信行, 小林 東夫, 産本 弘之, 斎藤 和夫, 佐藤 俊一, 山本 奈美, 下飯 仁, 蓼沼 誠 日本釀造協會雜誌 82 (10), 719-778, 1987

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  • 細胞

    飯村 穣 日本釀造協會雜誌 82 (1), 48-49, 1987

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  • 吟醸酒用有用麹菌変異株の造成

    五味 勝也, 飯村 穣, 辻 巌, 井上 博, 原 昌道 日本釀造協會雜誌 82 (6), 425-429, 1987

    Breeding of the useful strains of <I>koji</I> molds for <I>ginjo</I>-sake (superior sake) production was performed by the mutagenesis of a glucoamylase-high-producing strain.<BR>Among the culture …

    DOI 被引用文献2件

  • 発現

    飯村 穰 日本釀造協會雜誌 82 (12), 890-891, 1987

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  • アデニン要求性酵母による桃色清酒の醸造 IV  桃色にごり酒もろみの発酵および色調管理法

    西谷 尚道, 壱岐 正志, 石川 雄章, 飯村 穣 日本釀造協會雜誌 80 (2), 139-142, 1985

    普通もろみ (白色) に多量の赤色酵母を添加して製造する“桃色にごり酒”の製造法と, 赤色酵母の添加数と製成酒の赤色度の関係を調べた。また赤色キラー酵母を使用して製造する場合の発酵促進法について検討した。<BR>1, 普通清酒酵母 (白色) によるもろみの末期に, 別に培養した赤色酵母菌体を2.5×10<SUP>7</SUP>cell/g以上添加することにより“桃色にごり酒”を製造した。<BR>…

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  • アデニン要求性酵母による桃色清酒の醸造 II  アデニン要求性キラー清酒酵母の育種

    西谷 尚道, 石川 雄章, 飯村 穣 日本釀造協會雜誌 79 (12), 886-890, 1984

    アデニン要求性酵母で桃色に着色した清酒を醸造するにあたり, 野生酵母の侵入を防ぐためにアデニン要求性 (赤色) のキラー酵母を育種した。<BR>1. 細胞質導入法により赤色キラー酵母を造成した。<BR>2. 本キラー酵母はK1タイプであり, 各種醸造酵母に対してキラー活性を発現した。<BR>3. 本キラー酵母は親株 (赤色酵母) …

    DOI 被引用文献1件

  • アデニン要求性酵母による桃色清酒の醸造 III  桃色清酒の製造条件の検討

    西谷 尚道, 壱岐 正志, 山下 秀行, 飯村 穣, 石川 雄章 日本釀造協會雜誌 79 (12), 891-894, 1984

    赤色酵母による桃色清酒の製造条件を検討した。<BR>1. 赤色酵母は増殖が遅いため, 人為的に添加した野生清酒酵母により汚染されやすく, もろみ中期で赤色酵母の割合が20%程度にまで低下した。<BR>2. 新たに造成した赤色キラー酵母を使用することにより, 野生酵母の汚染は完全に防止することができた。<BR>3. 赤色酵母のみでもろみを発酵した場合はアルコール分が10%程度で停滞する。 …

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  • 第16回醸造に関するシンポジウム

    飯村 穣, 五味 勝也, 井上 博, 岡崎 直人, 田中 利雄, 伊藤 寛, 岡田 憲幸, 新国 佐幸, 田中 康夫, 太田 輝夫, 飴山 實, 牛島 重臣, 杉並 孝二, 今安 聰, 福井 作蔵, 高野 勇, 古屋 武, 神戸 千幸, 内田 金治, 円谷 悦造, 正井 博之, 外村 健三, 須田 幹夫, 高木 敦子, 原島 俊, 大嶋 泰治, 田村 学造, 大西 邦男 日本釀造協會雜誌 79 (10), 703-767, 1984

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  • ハプロイド酵母による低アルコール清酒の製造

    原 昌道, 嶋崎 孝行, 北野 一好, 飯村 穣 日本釀造協會雜誌 78 (5), 390-393, 1983

    有用清酒酵母のハプロイド株を多数分離し, それらについて汲水歩合130%, 200%で清酒小仕込試験を行い, 発酵速度が遅く, かつ香りのよい株として, 協会7号系のK-7H-3-7 (α) と協会9号系のK-9H-11 (a) を選択した。これらを用いて, 総米75kg, 汲水歩合190%の中間工業規模での清酒仕込を行い, アルコール12~13%で香りの良い, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献6件

  • ワインにおける酵母産膜の機作

    飯村 穣, 原 昌道 日本釀造協會雜誌 77 (12), 849-854, 1982

    <I>Sacoharomyces</I>に属する産膜酵母によるワイン産膜の現象には功罪の両面がある。一つは産膜病で, ワインの品質が劣化すること, 他の一つはシェリー酵母の産膜で, 良質なシェリー酒が造られることである。今回はこの酵母産膜の機作について, 最近解明された知見を中心に, わかり易く解説していただいた。ワイン関係者はもとより, 酵母細胞表面の構造に興味のある読者に, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 第13回醸造に関するシンポジウム

    田中 利雄, 熊谷 知栄子, 岡崎 直人, 秋山 裕一, 向井 静夫, 安平 仁美, 望月 務, 岩野 君夫, 辻 謙次, 竹鶴 威, 渡辺 正平, 乙黒 親男, 加々美 久, 林 和也, 寺田 勝, 湯浅 克己, 水沼 武二, 高島 正一, 正井 博之, 野老山 英樹, 中小路 忠彦, 福島 達, 浦尾 秀雄, 松本 伊左尾, 今井 誠一, 野田 文雄, 布川 弥太郎, 飯村 穣, 浅野 克彦, 北畠 克顕, 西谷 尚道, 古賀 邦正, 竹内 光枝, 大嶋 泰治 日本釀造協會雜誌 76 (10), 661-728, 1981

    (1) 空気過剰係数 (m) は重油燃焼ボイラーの場合, 1.2~1.4が適正値であるが, 長野県下の味噌製造工場100例のうち21例が適合した。また72例が空気の供給過剰であった。<BR>(2) m=1.4に比べm=2.0の場合, 計算上17.8%の燃料をロスすることになる<BR>(3) m=1.2~1.4で完全燃焼させた場合, 理論上11~14%のCO<SUB>2</SUB>を発生するが, …

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  • シェリー酒タイプの清酒の製造  シェリー酒酵母の清酒表面における産膜条件の検討

    原 昌道, 飯村 穣, 浜田 康太郎, 大塚 謙一 日本釀造協會雜誌 75 (12), 992-996, 1980

    清酒 (Alc.10.0~14.5%) の表面におけるシェリー酒酵母の産膜の条件を検討したところ, 下記のような条件により清酒においても良好に産膜することがわかった。清酒への栄養分の強化として, ピオチン (2μg/<I>l</I>程度) とそれとの相乗効果を持つパントテン酸 (400μg/<I>l</I>程度) を添加すること, それにpHを3.5付近に調節することが必要であった。また, …

    DOI Web Site 医中誌

  • アルコール耐性酵母から分離したあわなし酵母変異株による清酒仕込試験

    原 昌道, 梅津 正敏, 戸塚 昭, 飯村 穣 日本釀造協會雜誌 74 (9), 629-631, 1979

    アルコール耐性の著しく強い酵母 (6-4-C) から分離した泡なし酵母変異株AA-1, 2, 6 (type1) とAA-3, 5 (type2) を用いて清酒を試醗し, 分離株の特徴を調べた。<BR>1. 速醸酒母の枯し中における酵母の生存率は協会7号 (K-7) に比較してアルコール耐性酵母が高く, 中でも6-4-Cならびにtype (AA-6) の酵母が高かった。<BR>2. …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件

  • アルコール耐性の著しく強い変異株酵母からのあわなし酵母の分離と分離株の性質

    原 昌道, 梅津 正敏, 戸塚 昭, 飯村 穣, 野白 喜久雄 日本釀造協會雜誌 74 (9), 624-628, 1979

    アルコール耐性の著しく強い協会7号の変異株 (6-4-C) から泡なし酵母変異株を大内らのflothflotation法によって多数分離し, さらに清酒小仕込試験により香りの高い有用株を5株分離した. 分離株はいずれもキラー耐性があり. かつ糖の資化性と発酵性, TTC染色性, β-アラニン培地での生育が親株と同じであった。他方sugar ester凝集性, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 酵母生菌体溶解酵素を用いるアルコール耐性の強い清酒酵母変異株の分離

    原 昌道, 溝口 晴彦, 小幡 孝之, 飯村 穣, 戸塚 昭, 野白 喜久雄 日本釀造協會雜誌 73 (5), 408-411, 1978

    1. 前報で分離した協会7号酵母からのアルロール耐性の強い変異株酵母, あるいは野生清酒酵母の中でアルコール耐性の強い酵母はいずれも, その対数増殖期において酵母生菌溶解酵素によって溶解されにくいことを認めた。<BR>2. つぎに, この性質を利用して対数増殖期の酵母に生菌溶解酵素を作用させ, 溶解しない酵母 (生存している酵母) を新しい培地に培養, 集菌後, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 醸造試験所講演会

    吉沢 淑, 百瀬 洋夫, 石川 雄章, 井本 吉彦, 秋山 裕一, 大内 弘造, 熊谷 知栄子, 難波 康之祐, 大場 俊輝, 高橋 康次郎, 菅間 誠之助, 西谷 尚道, 岡崎 直人, 家藤 治幸, 布川 弥太郎, 椎木 敏, 岩野 君夫, 永谷 正治, 佐藤 和夫, 筒井 謙之, 原昌 道, 戸塚 昭, 飯村 穣 日本釀造協會雜誌 73 (8), 624-624, 1978

    DOI

  • 醸造試験所講演会

    布川 弥太郎, 永谷 正治, 岩野 君夫, 三上 重明, 難波 康之祐, 小幡 孝之, 岩田 博, 吉沢 淑, 百瀬 洋夫, 石川 雄章, 秋三 裕一, 大内 弘造, 熊谷 知栄子, 川瀬 直樹, 佐藤 信, 大場 俊輝, 高橋 康次郎, 国分 伸二, 原 昌道, 戸塚 昭, 飯村 穣, 菅間 誠之助, 西谷 尚道, 岡崎 直人 日本釀造協會雜誌 72 (7), 505-506, 1977

    DOI

  • ブドウ果房の分割醸造試験

    大塚 謙一, 飯村 穣, 秋田 修, 壱岐 勇, 山下 勉, 白田 重明, 袖山 政一, 中村 仁造, 戸塚 昭 日本釀造協會雜誌 71 (8), 641-644, 1976

    Harvested grape clusters were divided into two parts and were separately fermented. The upper cluster contained more reducing sugar, and less acidity (less malic acid) than that of lower …

    DOI Web Site 医中誌

  • 酒類のアルカリ度

    大塚 謙一, 秋田 修, 飯村 穣 日本釀造協會雜誌 71 (6), 476-479, 1976

    酒類のアルカリ度の測定法を検討し, 灰化前に炭酸ソーダを添加し, pH 8.20迄の中和を行なう方法が正しいアルカリ度を示すことを証明した。<BR>清酒のアルカリ度は特級が-2.0~-8.3 (平均-4.8), 一級が-3.2~-11.8 (平均-7.0), 純米醸造が-6.5~-15.1 (平均-10.7) であった。ビールも-2.0~-4.7であって, …

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  • 第14回醸造試験所講演会

    野白 喜久雄, 菅間 誠之助, 西谷 尚道, 岡崎 直人, 荒巻 功, 布川 弥太郎, 永谷 正治, 岩野 君夫, 吉沢 淑, 池見 之宏, 石川 雄章, 原昌 道, 小幡 孝之, 佐藤 俊一, 秋山 裕一, 大内 弘造, 熊谷 知栄子, 中野 成美, 佐藤 信, 大場 俊輝, 高橋 康次郎, 大塚 謙一, 戸塚 昭, 飯村 穣, 秋田 修 日本釀造協會雜誌 71 (7), 527-529, 1976

    第14回醸造試験所講演会は昭和51年4月26日, 北区滝野川会館で開催され, 野白所長以下各室長により以下の講演がなされた。

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  • 市販清酒の官能試験解析結果

    岡崎 直人, 伊藤 清, 飯村 穣, 高橋 利郎, 中村 武司, 辻 邦司, 竹中 昭二, 宮野 信之, 品川 浩 日本釀造協會雜誌 70 (9), 663-665, 1975

    市販清酒の官能試験項目として味のうすいこい, きれいきたない, 品質, ひね香および分析項目として, 18項目を選定して重回帰分析した結果, 味のうすいこいは, 日本酒度, 緩衝能 (酸度), Naを説明変数とした時重相関数R=0.527, 味のきれい・きたないは, 緩衝能 (酸度), 日本酒度, フォーリン反応を説明変数とした時R=0.751, 品質は, 品質を目的変数に, うすいーこい, …

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  • 光線わよび貯蔵による清酒の変化に関する研究

    佐藤 信, 中村 欽一, 蓼沼 誠, 飯村 穣, 浜地 正昭, 依田 方伯, 吉江 輝征 日本釀造協會雜誌 66 (4), 400-403, 1971

    An analytical method for determination of kynurenic acid content in sake was adopted as follows. Kynurenic acid fraction was isolated from sake by polyamide column chromatography and this fraction …

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  • 清酒の酒質に及ぼす金属イオンの影響 (第2報)

    蓮尾 徹夫, 中野 浩, 飯村 穣, 斎藤 和夫 日本釀造協會雜誌 66 (11), 1082-1086, 1971

    1.清酒に銅が混入した場合, 著るしく着色したり, 濁るという現象が当局管内の2製造場でみられた。<BR>2.清酒への銅の混入経路につき, 醸造中, 清酒移動中, 製成火入工程中と, 原料から製品までの銅を調査し, その混入経路をある程度はあくできた。<BR>3.消毒, 殺荷剤による銅製器具からの銅の溶出効果について検討した。<BR>4.銅混入酒の矯正方法について, 活性炭素, …

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