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検索結果 1,844 件

  • 葉間血腫を呈した肉腫様肺癌の1例

    杉原 実, 岡本 紗和子, 後藤 真輝, 谷口 哲郎 日本呼吸器外科学会雑誌 38 (2), 138-144, 2024-03-15

    ...<p>患者は66歳男性.喀血と左前胸部痛で受診.CTで左肺上下葉間に内部吸収域不均一な腫瘤影を認めた.左葉間血腫の疑いで,腫瘍を栄養する左気管支動脈を塞栓したが血性胸水の増加と左下葉無気肺の進行を認めたため,内科的治療は困難と判断し,胸腔鏡下血腫除去術を行った.腫瘍を疑う充実性の病変は明らかでなく,葉間に多量の血を認めた.血腫の一部を病理検査に提出したところ,肉腫様肺癌の診断に至った.充実性の腫瘍...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 左下葉肺部分切除術後,ステープルの突出による胸部下行大動脈外膜損傷で術後出血をきたした1例

    丸山 来輝, 山﨑 宏継, 佐藤 之俊, 井上 準人 日本呼吸器外科学会雑誌 37 (7), 650-654, 2023-11-15

    ...組織の安全な切離,閉鎖のために多用されている.今回,肺切除断端のステープルが大動脈外膜を損傷し術後出血をきたした症例を報告する.症例は63歳,女性.転移性肺腫瘍に対して胸腔鏡下左下葉部分切除術を施行した.術後1日目にドレーンを抜去,術後2日目に退院となった.術後4日目に呼吸苦を自覚し救急搬送となり,左胸腔内出血を認め緊急手術を施行した.左胸腔内には血腫が充満し下行大動脈の外膜が頭尾側方向に欠損し血が...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 全血由来PAS置換血小板濃厚液の室温保存と冷蔵保存における品質の比較

    藤原 満博, 金敷 拓見, 布施 久恵, 有澤 史倫, 若本 志乃舞, 生田 克哉, 秋野 光明, 紀野 修一 日本輸血細胞治療学会誌 69 (5), 589-598, 2023-10-05

    ...</p><p>バフィーコート(BC)4バッグのプール(n=4)では10単位以上,BC 5バッグのプール(n=4)では15単位以上のプールPAS-PCが得られ,それぞれ本邦のPCの基準を満たした.プールPAS-PCの室温保存では,血小板凝集能,低浸透圧ショック回復率(%HSR),血形成能が保存5日目まで良好に保たれた.冷蔵保存では,%HSRが保存後早期から低下したが,凝集能や血形成能は14日目まで...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献26件

  • HIT抗体陽性患者に対しアルガトロバンおよびメシル酸ナファモスタットを使用した1症例

    立花 怜, 大石 博史, 荒井 理歩, 長岡 治美, 長崎 晶美, 古田 美奈子 Cardiovascular Anesthesia 27 (1), 73-78, 2023-09-01

    ...活性化凝固時間(ACT)を400秒以上となるようにアルガトロバンを増量したが,人工心肺および回収式自己血輸血システム回路内に血が生じた。また人工心肺終了30分前にアルガトロバン,人工心肺終了時にメシル酸ナファモスタットの投与を終了したが,人工心肺離脱後より止血困難となり大量輸血を要した。ACT回復を認めたのは人工心肺離脱から6時間後であった。...

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  • T.S. エリオットが描写した大戦のトラウマ

    Saito, Junichi 国際経営論集 (65) 17-24, 2023-03-31

    ...ウイルソンの提唱した国際連盟の理想も絵に描いたに過ぎず、第一次大戦の勃発を避けることはできなかった。世界の恒久的な平和を唱えた国際連盟の条文も国際政治の現場では生かされることはなかった。しかもそのような恒久的な平和の理想は国際連合に引き継がれて後も各国の紛争の調停に力を発揮することはできないでいるのは言わずもがなである。  そうした失望感はEliotの『荒地』に所々表されている。...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 江戸時代の甘味噌と料理の再現

    河合 潤子 椙山女学園大学研究論集 : 人文科学篇・社会科学篇・自然科学篇 (54) 63-74, 2023-03-01

    ...しかし,1回の食事が整っているわけではなく2個や饅 頭,粥などの軽食ですませているため,現代の3食とはかなりかけ離れてい る。小腹がすいたら食べるという軽食感覚であったと考えられる1)。江戸で は,参勤交代による単身赴任の武士が外で飲食をする機会も増え,味噌をは じめ様々な調味料や文化が開発,発展していったとされている。  ...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • シート化したMohsペーストの在宅医療での導入経験

    原 弘樹, 山本 泰大, 川村 幸子, 木下 寛也, 古賀 友之 Palliative Care Research 18 (3), 165-170, 2023

    <p>Mohsペースト(以下,MP)は,悪性腫瘍による皮膚自壊創の症状を緩和させる.MPの使用は患者のQOLを改善させる一方でさまざまな使用障壁が報告され,とくに在宅医療での使用報告は少ない.われわれはガーゼを支持体としてMPを厚さ約1 mmにシート化する工夫により,在宅医療でMP処置を実践している.本報ではその具体例を,訪問診療を受ける乳がん患者への使用を通して報告する.患者の主な症状は滲出液…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 鈍的胸部外傷による右外傷性血気胸を8K内視鏡システムを使用した胸腔鏡手術で治療した1例

    平山 伸, 千代 孝夫 Japanese Journal of Acute Care Surgery 13 (0), 99-103, 2023

    ...右胸腔内肺尖部に血が存在し,これを除去すると胸膜頂に破綻した拍動性新生血管の出血を認めた。同病変部の止血を行い,さらに肺尖部ブラ近傍の損傷を認めたため,肺尖部ブラを含めて肺囊胞切除術を施行した。術後の状態が良好なため翌日にドレーンを抜去し,入院後4日目で退院した。当院呼吸器外科で8K内視鏡システムを使用した初めての緊急手術症例を報告する。...

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  • 内視鏡下クリップ法にて止血し得た十二指腸水平部憩室出血の1例

    小池 弘太, 窪田 裕幸, 髙柳 泰宏, 池田 誉, 芹澤 亜紗美 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (5), 454-459, 2023

    ...<p>症例は84歳女性,吐下血を主訴に当院へ救急搬送された.血液検査でHb 8.3g/dlと貧血を認め,BUN/CRE比の上昇があり,緊急で上部内視鏡検査を行った.遠景観察で十二指腸水平部の憩室内に血を認めたが,上部用スコープでは憩室まで到達できなかった.大腸用スコープに変更し,水平部の憩室に到達可能となり,憩室内の血を除去すると露出血管を認めた.出血源と判断しクリップ法による止血術を行った.十二指腸憩室...

    DOI 医中誌

  • 人工心肺を用いた心臓血管手術後の血液凝固能力の予測を目的とした機械学習モデルの構築

    梅井 克行, 伊藤 俊夫, 井上 貴仁, 城方 宏太 生体医工学 Annual61 (Abstract), 217_2-217_2, 2023

    ...目的変数を血液凝固因子であるフィブリノーゲンの血強度とし、説明変数には術前検査値の他、身体情報、人工心肺記録および術中検査値を用いた。解析手法として重回帰分析、ランダムフォレスト、ロジスティック回帰分析、主成分分析を行った。【結果】それぞれの回帰モデルは概ね良好な予測結果を示した。また、主成分分析では輸血量、ヘマトクリット値、年齢が凝固能力に強く影響していると判明した。...

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  • 腰椎硬膜外ブロック後に生じた脊椎硬膜下血腫の一例

    安元 慧大朗, 水内 秀城, 荒武 佑至, 屋良 卓郎, 石橋 正二郎, 原 正光, 徳丸 達也 整形外科と災害外科 71 (3), 611-614, 2022-09-25

    ...【臨床経過】80歳女性.近医で腰椎硬膜外ブロックを受けた後から徐々に両殿部~大腿外側部痛及び両下肢筋力低下が出現し同日当科受診.下肢筋力はMMT4程度に低下しており,MRIでL1-L5背側に血腫形成が疑われたため,同日緊急で血腫除去術を施行した.術中所見では硬膜表面に穿刺痕と思われる血付着があり,硬膜を切開すると硬膜下・くも膜上に多量の血腫貯留を認め除去した.術後,下肢筋力と下肢痛は著明に改善し,...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 酒粕が松風(蒸し菓子)の物理特性および食嗜好性に及ぼす影響

    鳥居 優理香, 村上 陽子 日本調理科学会誌 55 (4), 184-190, 2022-08-05

    ...松風には,煎様の焼き菓子,カステラ様の焼き菓子,蒸して作る蒸し菓子など,様々な種類がある。本稿では,蒸し菓子「松風」に着目し,酒粕を添加した場合の松風の物理特性や食嗜好性に及ぼす影響について検討した。</p><p> その結果,酒粕の添加により,松風の硬さは有意に低下した。松風の色彩構成は,酒粕添加に伴い,赤みや黄みが増した。...

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  • 薬師寺修二会(花会式)に荘厳される花づくり

    村田 浩子, Hiroko MURATA 畿央大学紀要 19 (1), 1-10, 2022-06-30

    ...薬師寺修二会は「花会式」と呼ばれ薬師三尊を祀る金堂の内陣に檀供ののほか10種の造花(梅、桃、桜、藤、椿、百合、杜若、山吹、牡丹、菊)が荘厳されている。献花される10種類の花のうち梅・藤・椿・山吹・牡丹・菊の6種類を100年に亘り作り続けている橋本家を取材し、花造りの歴史、花造りに込めた思い、製作工程、製作技術等の調査を行い報告する。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 12道県の水田土壌における乾田化傾向の要因

    伊勢 裕太, 神田 隆志, 前島 勇治, 八木 哲生, 髙橋 良学, 中川 進平, 岩佐 博邦, 本間 利光, 大橋 祥範, 小松 茂雄, 松山 稔, 平山 裕介, 田 利之, 松井 佳世, 久保寺 秀夫, 高田 裕介 日本土壌肥料学雑誌 93 (3), 108-120, 2022-06-05

    <p>包括的土壌分類第1次試案による縮尺5万分の1農耕地土壌図(包括農耕地土壌図)は1959~1978年の地力保全基本調査事業の調査結果に基づいており,現在の土地利用状況や最近の調査結果が反映されていない.特に日本の水田地帯に広く分布するグライ低地土群は,近年の乾田化の進行により地下水グライ層の出現位置が低下し,それゆえ全国的に分布面積が減少している可能性がある.本研究では12道県(北海道,青森…

    DOI

  • 12道県の水田土壌における乾田化傾向の要因

    伊勢, 裕太, 神田, 隆志, 前島, 勇治, 八木, 哲生, 高橋, 良学, 中川, 進平, 岩佐, 博邦, 本間, 利光, 大橋, 祥範, 小松, 茂雄, 松山, 稔, 平山, 裕介, 田, 利之, 松井, 佳世, 久保寺, 秀夫, 高田, 裕介 日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan 93 (3), 108-120, 2022-06

    包括的土壌分類第1次試案による縮尺5万分の1農耕地土壌図(包括農耕地土壌図)は1959~1978年の地力保全基本調査事業の調査結果に基づいており,現在の土地利用状況や最近の調査結果が反映されていない。特に日本の水田地帯に広く分布するグライ低地土群は,近年の乾田化の進行により地下水グライ層の出現位置が低下し,それゆえ全国的に分布面積が減少している可能性がある。本研究では12道県(北海道,青森,岩手…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 持続可能な療育システムと支援体制構築

    肥後 祥治, 福元 康弘, 塚本 亜希, 城門 千代, 有村 玲香 発達障害研究 44 (1), 36-40, 2022-05-31

    ...を設置し,より多くの専門家を養成していけばよいことになる.しかしこのような取組みは,近年わが国が志向しつつあるノーマライゼーションやインクルーシブ教育,地域生活と言った基本理念とは反する方向性をもつだけではなく,持続可能性において大きな問題を抱えており,先に挙げたような課題の解決は,現状では不可能である.特に鹿児島のように多くの離島や僻地を擁している地域において,このような取り組み方は,絵に描いたとならざるを...

    DOI

  • 胃アニサキス症により出血性胃潰瘍を発症した 1例

    藤井, 祥平, 内多, 訓久, 窪田, 綾子, 黒岩, 千比呂, 矢山, 貴之, 大家, 力矢, 佐々木, 紫織, 岩崎, 丈紘, 小島, 康司, 岡崎, 三千代 高知赤十字病院医学雑誌 25 (1), 41-43, 2022-04-15

    ...症例は61歳の女性.アジを生食した3日後に胸やけと少量の血が混在した黒色嘔吐が出現し たため救急外来を受診した.緊急上部消化管内視鏡検査を施行したところ,胃内に活動性の出血は認 めなかったが,胃壁に刺入したアニサキス虫体と多発する小潰瘍を認めた.鉗子で虫体を摘出後,胃 内観察中に胃体中部大弯の小潰瘍から噴出性の出血を認め,クリップで止血処置を行った.Proton pump inhibitor(PPI...

    機関リポジトリ

  • 血漿交換療法で救命し得たびまん性肺胞出血の1例

    秋山 雅裕, 藤原 篤司, 吉田 正道, 三木 寛登, 伊藤 稔之, 後藤 広樹, 児玉 秀治, 寺島 俊和 日本内科学会雑誌 111 (3), 611-617, 2022-03-10

    ...<p>59歳,女性.関節リウマチを背景としたびまん性肺胞出血(diffuse alveolar hemorrhage:DAH)を発症した.活動性出血が著明であったため,挿管管理でステロイドパルス療法を施行するも出血は持続し,血による窒息イベントを発症した.重度の肺胞出血の救命のために,血漿交換療法を導入したところ,症状は迅速かつ著明に改善が認められ,第44病日には自宅退院となった.関節リウマチに起因...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 水稲品種「山形糯128号」の安定多収栽培法

    石塚, 和, 本間, 猛俊, 横山, 克至, 中場, 理恵子, 阿部, 洋平, 渡部, 貴美子, 安達, 成美 山形県農業研究報告 (13・14) 1-13, 2022-03

    ...また,加工したの白色度が高く,伸しの硬化性が高まる登熟気温は出穂後40日間の平均気温で22.0~24.5℃であった。刈取適期については発芽粒や着色粒等の発生による品質低下を防ぐため,出穂後日平均気温積算値1,000~1,200℃で,刈始めの青籾歩合は20%程度となることを明らかにした。...

    日本農学文献記事索引

  • 中国山地におけるトチノミ利用をめぐる知識・技術の継承

    伊藤 千尋 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 99-, 2022

    ...例えば,藤岡ほか(2015)は,滋賀県高島市朽木において,1950年代まではトチモチ(栃)が多くの家庭でつくられ,正月などに食されてきたが,産業構造や生活の変化のなかで,トチノミ採集やトチモチづくりが衰退した過程を報告している。また近年では,地域振興の文脈のなかでトチノミ加工品が商品化され,特産品として販売される動きもみられる。...

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  • 長野県の郷土料理 焼き(おやき)の食文化

    中澤 弥子, 尾関 彩, 小川 晶子, 小木曽 加奈 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 138-, 2022

    ...長野県は昭和58年に『県選択無形民俗文化財』に焼きを指定した。かつては家庭で作られるものであった焼きは、一般におやき(以下、おやきと記す)と呼ばれるようになり、地域の製菓店をはじめアンテナショップ等で販売され、現在は長野県下に広く普及している。そこで本研究では,現在の長野県にけるおやきの食習慣および販売店舗の分布を明らかにし,おやきの食文化伝承に役立つ情報を得ることを目的とした。...

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  • 北海道の家庭料理 地域の特徴

    宮崎 早花, 菊地 和美, 山口 敦子, 伊木 亜子, 木下 教子, 佐藤 恵, 田中 ゆかり, 藤本 真奈美, 坂本 恵, 菅原 久美子, 土屋 律子, 村上 知子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 175-, 2022

    ...道南では米粉を利用した,道北では,干した鱈・鮭などの海産物などもおやつとして捉えられていた。酪農が盛んな道東では,自家製の「牛乳豆腐」がみられた。行事食は,正月料理を大晦日に年取り膳として食べる家庭が多かった。雑煮は,一般的には醬油味に角が多いが,味噌仕立てや餡入り丸などもみられ北海道入植者が故郷の味を受け継いでいる様子が窺えた。...

    DOI

  • 長崎県の家庭料理 地域の特徴

    冨永 美穂子, 植村 百江, 久木野 睦子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 214-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】聞き書き調査を行った5地域において日常食として必ず出てきたものはさつまいも(甘藷)で地形的特徴より救荒作物として県内全域で食されていた.蒸し芋あるいは薄くスライスして生干しあるいはゆで干しして保存性をもたせ,そのままかじる,蒸す,米と混合(こっぱ飯,かんころ飯,かんころ),さらには粉や発酵団子(せん)にして麺類(ろくべえ)にも加工されていた.ちゃんぽん,皿うどん,手延べうどんに...

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  • 福島県の家庭料理 地域の特徴

    會田 久仁子, 阿部 優子, 加藤 雅子, 津田 和加子, 中村 恵子, 福永 淑子, 栁沼 和子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 181-, 2022

    ...ハレの日には県内全域でやもち米を利用した料理が伝承されていた。②おやつ:中通り、会津では凍みが、県内全域ではみそかんぷらが食されていた。③主菜:中通りや会津では乾物が利用され、海に面した浜通りでは新鮮な魚介類が用いられていた。主菜と副菜とに分類しにくいことが特徴。④副菜:県内全域で、畑で収穫される作物や山林で収穫できる山菜・きのこ類を食材としていた。...

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  • 千葉県の家庭料理 地域の特徴

    渡邊 智子, 梶谷 節子, 柳沢 幸江, 今井 悦子, 石井 克枝, 大竹 由美, 中路 和子, 鈴木 亜夕帆 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 185-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】利根川流域:自家野菜料理「野菜の煮物や漬物」、荒川の小魚佃煮「ざっこ」、重曹を使う「小麦粉饅頭」、自家米のくず米使う「草」、東京湾奥:田せりを使う「せりと油揚げの煮浸し」、根深葱を使う「あおやぎのぬた」、自生のよもぎを使う「もち草のだんご」、房総湾奥海岸(市川・行徳):自家製野菜の「野菜の煮物(ごった煮)」、「あさりの味噌汁」、房総湾奥海岸(船橋・習志野):丸めずに作る...

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  • 群馬県の家庭料理 地域の特徴

    堀口 恵子, 神戸 美恵子, 永井 由美子, 阿部 雅子, 高橋 雅子, 渡邊 静, 綾部 園子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 188-, 2022

    ...田植え(6月上旬)、麦刈り(6月下旬)、農休み(7月中旬)、稲刈りなどの農作業の節目には、赤飯やあん入り蒸しまんじゅう、季節の野菜の煮物などを作り、こじゅはんとしてねぎ味噌やあん入りのおやき(焼き)、ふかしいも、たくあんやしょうがの漬物を田んぼに持参した。年間を通して大変忙しいので、麺類(うどん・おっきりこみ)やすいとんを農作業の合間にこねておくと、すぐ食べられて便利だった。</p>...

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  • 宮崎県の家庭料理 地域の特徴

    篠原 久枝, 長野 宏子, 磯部 由香, 秋永 優子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 217-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】正月料理に着目すると、西臼杵郡五ヶ瀬町では、刺身(鯨)、焼いた数の子、酢の物、いわしの頭付き煮付け、煮しめやイモの天ぷら、雑煮は丸で焼かず具沢山のすまし仕立てだった。児湯地区沿岸部の川南町では、酢にんじん、金柑の甘煮、黒豆の代わりのうずら豆の煮物、酢あじや酢いわし、雑煮はすまし仕立てで焼かないに、お節の煮しめの具と小さく切ったものを加えていた。...

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  • を食べた後のアクエリアスはなぜ苦いか?

    鞍貫 心美, 佐藤 夏妃 霊長類研究 Supplement 38 (0), 84-, 2022

    ...その中で、おを食べた後にアクエリアスを飲むと、灰汁っぽい苦みが残るという話を聞き、味覚のひとつである苦味について興味を持ったためこのテーマの研究に着手した。私たちはおに苦味を生じさせる原因があると考え、2つの仮説を立てた。その後、それぞれの仮説に基づいた実験を行った。1つ目はおの粘り気が舌の甘味受容体を塞ぐと考え、実験1を行った。...

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  • トチノミの資源利用に影響する大凶作状況の実態把握

    飯田 義彦 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 211-, 2022

    ...しかし、トチノミの経年的な結実量については、大学演習林等での記録を除いてあまりなく、栃づくりに関わる資源利用の観点から豊凶の実態や影響を捉えた事例は少ない。とくに2021年はトチノミの大凶作年とのことが複数の地域で聞かれ、資源利用の観点からも実態の把握が必要である。...

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  • 秋田県の家庭料理 地域の特徴

    高山 裕子, 熊谷 昌則, 髙橋 徹, 駒場 千佳子, 大野 智子, 三森 一司, 山田 節子, 逸見 洋子, 長沼 誠子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 179-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】 県内の全地域で挙げられた料理は、てんこ小豆の赤飯、味噌漬け、かやき、茶わん蒸し、おやき、干し・あられ、呉汁、山菜料理、つくだ煮であった。主食は米料理のみで麺料理はみられなかった。赤飯は、黒ささげ(てんこ小豆)を使用する濃い赤褐色であることが全地域で共通し、県中央部から南部で、砂糖の添加量が多いという甘味の地域性があった。...

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  • 徳島県の家庭料理 地域の特徴

    三木 章江, 高橋 啓子, 後藤 月江, 川端 紗也花, 長尾 久美子, 松下 純子, 坂井 真奈美, 近藤 美樹, 金丸 芳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 208-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】徳島県全域において、主食では「かき混ぜ寿司」、「魚の姿寿司(ボウゼ)」、主菜では「すき焼き」、副菜では「なます」、汁物では「そば米汁」、おやつでは「ういろ」、「柏(練り込み)」、「干し芋」、「(のし・おへぎ・あられ)」が挙げられた。...

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  • 大量下血を契機に緊急手術を施行した小腸GISTの1例

    岩下 幸平, 山本 訓史, 茂内 康友 日本外科系連合学会誌 47 (5), 643-647, 2022

    ...<p>症例は79歳,女性.2日間,継続する下血を主訴に来院した.来院時,患者の拒否で造影の同意が得られず,腹部単純CTのみ施行した.骨盤内に10cm大の腫瘤性病変を認めたが,卵巣腫瘍の診断であった.下部消化管内視鏡検査にて活動性出血は認めなかったが,上行結腸に憩室と同部位に付着する血を認めたため上行結腸憩室出血の診断で絶食保存加療開始となった.しかしその後下血を繰り返し,第16病日に大量下血を契機...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • の香りから和菓子の包みとして植物の葉を用いる食文化の継承を考える

    真部 真里子, 久保 加織 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 130-, 2022

    ...また、質問紙調査の結果、桜、柏の喫食率は85%で、喫食者の50%以上が喫食理由として「季節・行事」を選択した。しかし、喫食者の50%程度が今後「食べたい」ではなく「出されたら食べる」と回答した。今後のこの食文化の継承には、若年層の積極的な喫食行動が重要であると考えられた。...

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  • 京都府の家庭料理 地域の特徴

    福田 小百合, 桐村 ます美, 坂本 裕子, 豊原 容子, 湯川 夏子, 米田 泰子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 200-, 2022

    ...一方で内陸部(丹波、美山)は水田、山間地帯で、農業や林業、養蚕業の従事者が多く、良質の米は出荷し、家では「ひっこもち」などのくず米を利用したや、くず芋で飴を作るなど工夫をして、おやつや料理が作られていた。京都市内は商家が多く、計画的に食材調達が行われており、毎月決まった日に食べる「小豆ごはん」や「あらめと油揚げの炊いたん」などのおきまり料理が定着していた。...

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  • 広島県の家庭料理 地域の特徴

    渡部 佳美, 奥田 弘枝, 近藤 寛子, 石井 香代子, 渕上 倫子, 高橋 知佐子, 岡本 洋子, 木村 安美, 海切 弘子, 前田 ひろみ, 村田 美穂子, 向島 佳織, 上村 芳枝, 木村 留美, 小長谷 紀子, 塩田 良子, 政田 圭子, 山口 享子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 206-, 2022

    ...代満て(しろみて)は、「さんばいさん」「どろおとし」と地域によって呼称は異なるが、おはぎや餡を用いた、ちしゃもみが食された。福山地域では秋祭りにはうずみを食す習慣があった。</p>...

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  • 鹿児島県甑島のトシドン伝説

    原田 信之 新見公立大学紀要 42 (1), 1-22, 2021-12-25

    ...下甑島のトシドン(年殿)は「年神様」で、天から首切れ馬に乗って集落近くの山や瀬に下りてきて観察し、大晦日の夜に来訪して子どもたちに「年」と「年」をくれる。...

    DOI 機関リポジトリ

  • による食餌性小腸閉塞9例の検討

    木村 紀志, 五十野 博基 日本プライマリ・ケア連合学会誌 44 (4), 141-146, 2021-12-20

    ...</p><p><b>結果:</b>自験例9例と既報67例を収集し,56例(73.7%)が保存的治療で治癒していた.の摂取から発症までの期間は1.7±0.3日,腸管内に描出されたのCT値は160.0±8.9 Hounsfield Unit(HU)だった.による腸管穿孔6例のうち5例で長径4 cm以上の片が認められた....

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 笹色の紅

    高橋 圭子 日本画像学会誌 60 (5), 544-552, 2021-10-10

    ...<p>山形産ベニから,伝統的な手法に準じてベニバナ色素を抽出・精製した.核磁気共鳴,NanoESI (nano electrospray ionization) 質量分析,蛍光X線分析,原子吸光分析を総合した結果,伝統的笹色紅,ベニバナ色素はカルサミン-3'カリウム塩であった.黒色基盤に塗布されたベニバナ色素膜は,金属光沢を有した緑色を呈していた.ベニバナ色素膜は白色光入射に対して,波長550nm...

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  • 深層学習を用いたオンライン手書き日本語文字認識の研究

    原 幹太, 渕田 孝康 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 220-220, 2021-09-17

    <p>近年のスマートフォンやタブレットなどの電子端末の爆発的普及に伴い, 画像から認識するオフライン認識より, 筆記過程から認識するオンラインでの手書き文字認識に再び注目が集まっている. オンライン認識の特徴として時系列情報から認識を行うため, 崩し字や続け字に対して頑健である事が挙げられる. 一方で画像認識などの様々な研究分野で近年高い成果を実現している畳み込みニューラルネットワーク(CNN)…

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  • 校内研究の推進に関する一考察( 2 ) ―外部講師の助言のあり方を中心に―

    渡辺, 秀貴, 石丸, 憲一, WATANABE, Hideki, ISHIMARU, Kenichi 教育学論集 (73) 27-41, 2021-03-31

    ...ただし、それらは授業研究においては抽象的な概念に近く、そのままでは画に過 ぎない。そこで、より具体的に校内研究のあり方や進むべき道を示すためには、「助 言」という形で分かりやすく教師集団に伝えていく必要がある。しかし、内部、外部 を問わず講師の「助言」についても、個々人に任されていてそのあり方が明確になっ ているとは言いがたい。...

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  • Tissue-ingrowthによる胆管プラスチックステント閉塞を来した1例

    白鳥 俊康, 中路 聡, 吉村 茂修, 木下 英幸, 井上 薪, 吉川 亮 胆道 35 (1), 113-117, 2021-03-31

    ...</p><p>プラスチックステントのrecurrent biliary obstructionの主な原因はステントへの胆泥付着であり,他にはステント逸脱や血等に伴う閉塞が挙げられる.我々が検索しうる限りにおいて,現在までにtissue-ingrowthによるプラスチックステント閉塞の報告は無く,稀な事象であると考えられた.</p>...

    DOI 医中誌

  • 日本の相続法における相続回復請求権に関する研究

    川 正雄, Mochikawa Masao 広島経済大学研究論集 43 (3), 53-72, 2021-03-31

    本研究は,我が国の民法884条「相続回復請求権」の法的性質について考察するものである。具体的には,第一に,「相続回復請求権の法的性質は,個別の物権的請求権と異質のものであるのか?」について検討する。筆者は「特別な請求権というものは存在しない」という見解を支持している。その理由は,民法の相続回復請求権の規定は,適用範囲が狭いことから,その存在意義は希薄なものと言えるからである。個々の財産を基準にし…

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  • 青天の霹靂 : 濡れ手で粟

    土岐, 知弘 琉球大学大学教育センター報 (23) 79-80, 2021-03

    化学実験は、高校までは知識偏重的であった「化学」という学問を、受験も終えたいま改めて原点に立ち返って、実験をしてみましょう、という、ある意味大学ならではの授業である。現状、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、対面授業が実施されていないが、テキストだけでは伝わらない実験室の“お作法”の習得が欠如することが懸念される。本受賞の栄誉は、化学実験担当教員全員で分かち合いたい。今後とも、何が評価され…

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  • 埼玉県の家庭料理 行事食の特徴

    駒場 千佳子, 加藤 和子, 河村 美穂, 木村 靖子, 島田 玲子, 土屋 京子, 徳山 裕美, 名倉 秀子, 成田 亮子, 松田 康子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 154-, 2021

    ...特徴的な料理は、穀倉地帯のいがまんじゅう(季節の節目)、塩あんびん(十日夜)、山林地帯のとち(正月:栃の実を利用)、つとっこ(端午の節句:栃の葉を利用)などがあった。</p>...

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  • 京都府の家庭料理 行事食の特徴

    湯川 夏子, 桐村 ます美, 坂本 裕子, 豊原 容子, 福田 小百合, 米田 泰子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 171-, 2021

    ...</p><p>【結果】正月の雑煮は、丸の味噌雑煮が主体であるという共通点がみられるものの、地域ごとに異なる特徴があった。京都市内と南部では、白味噌仕立てにし、材料は、頭芋(里芋の親芋)、子芋(里芋)、大根、金時にんじんが主であった。南部でも農村部では、材料は同様であるが白味噌ではなく、手作りの味噌と焼いた丸を使用した。...

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  • 静岡県の家庭料理 行事食の特徴

    新井 映子, 高塚 千広, 川上 栄子, 市川 陽子, 伊藤 聖子, 神谷 紀代美, 清水 洋子, 竹下 温子, 中川 裕子, 村上 陽子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 161-, 2021

    ...かつおだしに大根と里芋、角の「雑煮」やまぐろの「にぎりずし」を作る。おせちに練り製品を入れる。クチナシで色づける「菱」や「染飯」がある。西部の湖西市は「新居の関所」がある町で、東海道を往来する旅人によって「すわま」という波形をあしらった菓子が伝承され、上巳の節句に作られている。...

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  • 鳥取県の家庭料理 行事食の特徴

    板倉 一枝, 松島 文子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 175-, 2021

    ...県内全域にわたって「赤飯」「小豆ご飯」「あん」などの小豆を使った料理が多く,特に小豆汁仕立ての雑煮である「小豆雑煮」は全国的にみても珍しい正月料理として地域に定着していることが確認できた。</p>...

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  • 神奈川県の家庭料理 行事食の特徴

    櫻井 美代子, 大越 ひろ, 増田 真祐美, 河野 一世, 津田 淑江, 大迫 早苗, 酒井 裕子, 清 絢, 小川 尭子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 153-, 2021

    ...端午の節句には、柏が蓬を用いていた地域もみられた。そのほか、仏事のお盆や彼岸で、ぼたもちや、酒饅頭などがみられた。また、人生儀礼の葬儀では、高齢者の場合、長寿を祝う意味から、祝い事と同様に赤い色の赤飯や白いおこわにささげ又は小豆を加えたものを配る習慣がみられた<b>。</b>地域によっては、えびす講・稲荷講などもみられた。氏神様を祀る祭りでは、太巻きや赤飯がつくられる地域もある。...

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  • 沖縄県の家庭料理 行事食の特徴

    喜屋武 ゆりか, 森山 克子, 大城 まみ, 名嘉 裕子, 田原 美和 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 190-, 2021

    ...十五夜(旧暦8月15日)は、フチャギ(ゆでた小豆をまぶした)を供える。旧暦12月8日は、子どもの健康祈願、厄払いとしてムーチー(月桃やクバの葉に包んで蒸した)を作る。トゥシヌユルー(年越し)には煮染め豚肉をのせた沖縄そば、ソーキ汁(豚あばら肉の汁物)など、豚肉料理を食べることが多い。...

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  • 宮城県の家庭料理 行事食の特徴

    矢島 由佳, 和泉 眞喜子, 宮下 ひろみ, 野田 奈津実, 濟渡 久美, 髙澤 まき子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 148-, 2021

    ...地域の行事にかかわる料理では、ハレの食として県北地域において必ずが振舞われた。</p>...

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  • 岐阜県の家庭料理 行事食の特徴

    木村 孝子, 堀 光代, 西脇 泰子, 長屋 郁子, 坂野 信子, 辻 美智子, 山根 沙季, 長野 宏子, 山澤 和子, 横山 真智子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 167-, 2021

    ...県内の雑煮の特徴ではは角、味付けは醤油仕立てのすまし汁であった。具材は、岐阜・西濃圏域の正月菜のみ、中濃圏域はけんちん汁のように野菜を多く使い、の上に砂糖をのせることもあった。東濃圏域は蒲鉾を入れる場合や飛騨圏域は富山の赤巻き蒲鉾、焼き豆腐、かしら芋を入れるなど圏域ごとで特徴がみられた。</p>...

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  • 高知県の家庭料理 行事食の特徴

    野口 元子, 福留 奈美, 小西 文子, 五藤 泰子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 182-, 2021

    ...皿鉢に用いられる料理の種類を比較したところ、「きんとん豆の天ぷら」、「あたらしや(であんこを包み、模様をつけた上に3色の小さなもちを飾ったもの)」など地域で特徴的な料理が見られた。</p>...

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  • 乳腺腫瘤の超音波画像を特有のサインでカテゴリー分類する試み

    森 美樹, 岩本 久幸, 堤 知佳, 鈴木 瞳, 大久保 雄一郎, 石黒 清介 日本臨床外科学会雑誌 82 (6), 1045-1050, 2021

    ...<p>目的:超音波検査では特有の画像をサイン(sign)と呼んでその存在を診断の一助にする.Target signは腸重積症,bull's eye signは転移性肝癌のサインである.乳腺腫瘤の超音波画像を菓子の形態でサイン化し検査技師の初期教育に活用した.方法:乳腺腫瘤の超音波画像をカテゴリーに分類し,それぞれを菓子の形でサイン化した.カテゴリー3(良性,しかし悪性を否定できず)は大福,カテゴリー...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • これからの地質図を目指して-栃木県シームレス地質図第2版の試み-

    吉川 敏之 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 236-, 2021

    ...ただし、サイバー空間へのデータ集約への具体的な取り組み例はまだなく、絵に描いたに過ぎない。</p><p> 筆者は、栃木県を例として、過去の地質図・地質情報 (位置情報をもつデータ) の集約を試みたので報告する。具体的には、GSJ発行の「栃木県シームレス地質図 (参考資料1、2)」を基に、過去のデータを集約した「栃木県シームレス地質図 第2版」を制作中である。...

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  • 大正期から昭和初期における上巳の節供―文献調査にみる菱の多様性―

    小池 美穂 会誌食文化研究 17 (0), 38-48, 2021

    ...古くは、艾を用いて節供を祝ったとされ、江戸時代には、菱がお供えとして見られるようになる。</p><p>本研究では、調査資料として『日本の食生活全集』全50巻及び主たる参考資料として『諸国風俗問状答』を用いることとした。主に江戸時代に刊行された文献により菱が供えられるようになった経緯を明らかにし、全国各地の菱の調査からその特徴と地域差の要因を解明することを目的とした。...

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  • 徳之島初記録の魚類122種

    和田 英敏, 古𣘺 龍星, 山田 守彦, 藤井 琢磨, 吉田 朋弘, Wibowo Kunto, 荒木 萌里, 伊藤 大介, 赤池 貴大, 中川 龍一, 渋谷 駿太, 是枝 伶旺, 出羽 優凪, 田 樹, 本村 浩之 Ichthy, Natural History of Fishes of Japan 7 (0), 35-52, 2021

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  • 山形県の家庭料理 行事食の特徴

    齋藤 寛子, 平尾 和子, 佐藤 恵美子, 宮地 洋子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 150-, 2021

    ...正月の雑煮に入れるは県内でも地方によって異なり、最上・村山・置賜地方は四角の焼いた、海に面した庄内地方は丸を焼かずに用いるが、丸い形は北前船の影響があると考えられる。また、庄内地方では12月の大黒様の御歳夜に黒豆を用いた料理などを準備し、ごま豆腐やうどんのあんかけなどを作る祭りも伝わっている。...

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  • 山梨県の家庭料理 行事食の特徴

    時友 裕紀子, 阿部 芳子, 柘植 光代, 松本 美鈴, 坂口 奈央 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 159-, 2021

    ...上巳の節句(ひな祭り)は4月3日の行事で、ピンク(食紅)、緑(よもぎ)、白の三色で作ったひしや甘酒などで祝うことが多い。</p>...

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  • 秋田県の家庭料理 行事食の特徴

    駒場 千佳子, 熊谷 昌則, 髙山 裕子, 三森 一司, 髙橋 徹, 大野 智子, 山田 節子, 逸見 洋子, 長沼 誠子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 149-, 2021

    ...今回の調査からは「」料理があまり抽出されなかったので再検討の余地がある。</p>...

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  • 鹿児島県の家庭料理 行事食の特徴

    木之下 道子, 木下 朋美, 大山 典子, 山下 三香子, 久留 ひろみ, 進藤 智子, 山﨑 歌織, 新里 葉子, 森中 房枝 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 189-, 2021

    ...奄美群島ではおせち料理や雑煮に代わって、「の吸い物」「刺身」豚または鶏の吸い物からなる「三献」が大切にされる。七草粥は7歳の子供の成長を地域ぐるみで見守る行事としての意味合いがある。桃の節句に欠かせないちらしずしは「さつますもじ」と呼ばれ、祝菓子としての「軽羹」「高麗」「いこ」「小豆羹」「木目羹」などの蒸し菓子が作られてきた。...

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  • 和歌山県の家庭料理 行事食の特徴

    三浦 加代子, 川島 明子, 川原﨑 淑子, 橘 ゆかり, 千賀 靖子, 青山 佐喜子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 174-, 2021

    ...</p><p>【結果】平成21,22年度特別研究の行事食アンケートから,正月の雑煮は,紀北や紀中では白味噌で丸, 紀南ではすまし仕立てで角という結果であった。今回もほぼ同様であることが確認できた。雑煮に注目すると, 和海では, 以外にうるち米を混ぜて作った「白ぼろ」や小豆を混ぜた「赤ぼろ」が食べられていた。橋本では,大豆粉を水で練った「うち豆腐」を入れていた。...

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  • 三重県の家庭料理 行事食の特徴

    飯田 津喜美, 磯部 由香, 阿部 稚里, 乾 陽子, 奥野 元子, 久保 さつき, 小長谷 紀子, 駒田 聡子, 鷲見 裕子, 成田 美代, 萩原 範子, 平島 円, 水谷 令子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 168-, 2021

    ...</p><p>【結果】行事食として収集された料理は306品であった.ごはんもの45品,すし44品,39品,麺(粉物含む)10品,おかず104品,汁物6品,常備菜6品,おやつ34品,その他行事食(セットもの)18件であった.このように,三重県の行事食には,すしが多く挙げられたことから豊かなすし文化を持つことがわかった.北勢では,箱ずしや押しずし等8品が,祭りや人寄せ,運動会の行事食だった.中南勢では...

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  • 佐賀県の家庭料理 行事食の特徴

    萱島 知子, 武富 和美, 副島 順子, 橋本 由美子, 成清 ヨシヱ, 西岡 征子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 184-, 2021

    ...</p><p>【結果・考察】まず、正月料理として、焼き物の里として知られる有田地域にて、窯元ならではのエピソードが「鏡」や「にらみいわし」といった料理にて語られた。また、1月7日には、「七草の味噌おつゆ」という味噌汁を、無病息災を祈願し朝食で食べていた。さらに、6月1日は山登りの日とされ、仲間と一緒に「えんどう豆のおにぎり」を食べていた。...

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  • 岩手県の家庭料理 行事食の特徴

    冨岡 佳奈絵, 髙橋 秀子, 長坂 慶子, 魚住 惠, 菅原 悦子, 村元 美代, 渡邉 美紀子, 佐藤 佳織, 阿部 真弓, 松本 絵美, 岩本 佳恵 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 147-, 2021

    ...県南では、農作業の節目ごとにを食べ、冠婚葬祭にもは欠かせず、婚礼の際は「本膳」があった。一方、県北では、冠婚葬祭に「手打ちそば」だった。盆には、沿岸・北上高地南部・奥羽山系では「てん(ところてん)」、さらに奥羽山系では「カスべの煮つけ」があった。御大師様の日には、県南では「果報団子」があった。...

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  • 愛媛県の家庭料理 行事食の特徴

    武田 珠美, 亀岡 恵子, 香川 実恵子, 宇髙 順子, 皆川 勝子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 181-, 2021

    ...</p><p>【結果】昭和30〜40年頃,行事食としてのみ食べられていた料理は,主食ではばらずし,さわらの姿ずし,おもぶり,鯛めん,汁もの・鍋ものでは雑煮,こくしょう,おかずでは魚介の法楽焼き,ふかの湯ざらし,鯛の煮付け,ふくめん,鉢盛料理の盛り合わせ,焼き豆腐,おからの酢和えと限られていたが,おやつは類(塩餡・福など),米粉の団子(醤油・りんまんなど)が多様に食べられていた。...

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  • 「想定外」は回避できるか

    鈴木 康弘 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 33-, 2021

    ...</p><p></p><p>近年、行政における防災の道筋はある程度明確になったが、絵に描いたではいけない。①ハザードマップを作り、②自らの危険性を知り、③対応を考え、④適切な行動をする、というのは防災の正攻法であるが、重要なことはそれぞれの段階がしっかり機能しているかを点検することではないか。</p><p></p><p></p><p></p><p>3....

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  • 山口県の家庭料理 行事食の特徴

    園田 純子, 森永 八江, 福田 翼, 廣田 幸子, 五島 淑子, 櫻井 菜穂子, 山本 由美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 178-, 2021

    ...</p><p> 食材としては、米を使ったものが多く、すし特に木枠を使用する押しずしや、やだんごとして、正月、節句、法事、祝事に利用されていた。他に豆、根菜、くじら、魚のすり身等が特徴ある食材としてみられた。</p>...

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  • 長野県の家庭料理 行事食の特徴

    中澤 弥子, 吉岡 由美, 高崎 禎子, 小木曽 加奈, 小川 晶子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 162-, 2021

    ...主な行事食は、年取りや正月料理として、鰤雑煮{中信・南信}、ひたし豆{東信}、鮭の粕煮{東信}、王滝なます{木曽}、しぐれ煮{下伊那}が、道祖神には、ねじ{上田市真田町長戸沢}、涅槃会には、やしょうま{北信}、ひな祭りには、からすみ{木曽}、草{全県}、春の彼岸には、ぼたもち{全県}、端午には、ほお葉巻{木曽}、田植えには、田植えの煮物{全県}、七夕には、小豆ほうとう{松本}、ナタまんじゅう{北安曇...

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  • 栄養士養成課程学生の食習慣から見る正月料理の実態について

    岩本 佳恵, 栗本 公恵, 長坂 慶子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 113-, 2021

    ...の準備は購入が最も多く,次いで家でつくだった。おせち料理は手作りと購入の併用が最も多く,次いで手作り,購入の順だった。おせち料理で出現頻度が多いのは順に黒豆,紅白かまぼこ,数の子,伊達巻き,栗きんとんだった。雑煮には両地域ともの形や調味に地域性が現れている学生が多く,食文化が残っていることがうかがえた。...

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  • 茨城県の家庭料理 行事食の特徴

    石島 恵美子, 渡辺 敦子, 飯村 裕子, 荒田 玲子, 野口 元子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 156-, 2021

    ...</p><p>【結果・考察】県北のひたちなか市では、地区によって正月のの食べ方に違いがみられる。畑作地の那珂台地にある勝田地区では、今は市販品になっているが、昭和30年頃までは年末に手造りした納豆をのせた納豆を、海に面した漁港のある那珂湊地区では、荒巻鮭をで挟んだ塩引きを食している。県北の常陸太田市では、「芋串」が正月に供されていた。三が日の三食とも、戒めの意味で「芋串」だけを食していた。...

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  • 香川県の家庭料理 行事食の特徴

    次田 一代, 村川 みなみ, 渡辺 ひろ美, 加藤 みゆき, 川染 節江 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 180-, 2021

    ...①正月:あんもち雑煮、②春の初めに豊凶を占う祭礼:甘酒、押し抜きずし、ばらずし、ゆだめうどん、③ひな祭り:よもぎ、ひなあられ、わけぎ和え、④端午の節句:ちまきやかしわ、赤飯、⑤鰆の収穫時(4〜5月頃):鰆の押し抜きずし、カンカンずし、⑥半夏生:半夏のはげ団子、打ち立てうどん、⑦夏の土用:どじょう汁、⑧盆:米粉団子にあんをまぶしたもの、⑨秋祭り:ばらずし、天ぷら、酒の肴にあじの三杯、しょうゆ豆、⑩...

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  • 群馬県の家庭料理 行事食の特徴

    堀口 恵子, 神戸 美恵子, 永井 由美子, 阿部 雅子, 高橋 雅子, 渡邊 静, 綾部 園子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 158-, 2021

    ...代表的な年中行事の行事食は、正月(雑煮、きんぴら、なます、煮物、煮豆)、七草(七草がゆ)、小正月(小豆粥)、どんど焼き(まゆ飾り、花)、節分(しもつかれ、ざく煮、福豆、いわし)、ひな祭り(ちらしずし、菱、草、きんぴら)、お彼岸(ぼたもち、おはぎ、天ぷら)、端午の節句(柏、鯛の塩焼き、赤飯)、田植え(おにぎり、田植えにしん)、お盆(煮しめ、うどん、天ぷら、きんぴら)、十日夜(けんちん汁、もつ煮...

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  • 兵庫県の家庭料理 行事食の特徴

    中谷 梢, 片寄 眞木子, 坂本 薫, 作田 はるみ, 田中 紀子, 富永 しのぶ, 原 知子, 本多 佐知子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 170-, 2021

    ...</p><p>【結果】各地域とも年末に丸や鏡を作った。元旦の雑煮は白味噌や自家製味噌仕立てだが,千種では蛤入りのすまし仕立てで,淡路では三が日はを食べない所があった。...

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  • 長崎県の家庭料理 行事食の特徴

    冨永 美穂子, 石見 百江, 久木野 睦子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 185-, 2021

    ...</p><p>【結果】聞き書き調査を行った5地域において,正月は雑煮,煮しめ,煮豆,魚・肉料理,上巳の節句はすし類,よもぎ類,端午の節句には赤飯,ちまき,盆はまんじゅう,麺類,彼岸にはおはぎ・ぼた類がほぼ共通して食されていた.使用される食材が地域により異なっていたが,ブリ,ハマチ,クジラ,イカ,鶏肉,豆類,季節の野菜類が使用され,各地域特有の料理が存在するとともに同じ料理でも行事によって使用する...

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  • 福島県の家庭料理 行事食の特徴

    津田 和加子, 會田 久仁子, 加藤 雅子, 中村 恵子, 阿部 優子, 福永 淑子, 栁沼 和子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 151-, 2021

    ...雑煮は、切りを用いた醤油味であるが、浜通り北部ではいもがらを、中通り北部では凍み豆腐(凍り豆腐)を、会津では干し貝柱などと、乾物を加える特徴が見られた。1月3日には、県内全域で、「三日とろろ」が食されている。端午の節句には、浜通りでは「柏」が、中通り、会津では「ちまき」「つの巻き」と呼称が異なるが、もち米の笹巻きが盛んに作られる。...

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  • 徳島県の家庭料理 行事食の特徴

    高橋 啓子, 三木 章江, 宇野 美和子, 川端 紗也花, 後藤 月江, 長尾 久美子, 松下 純子, 近藤 美樹, 坂井 真奈美, 金丸 芳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 179-, 2021

    ...<p>【目的】2010年「行事食・儀礼食」の調査では、ひな祭り(上巳)の認知率は94.8%、寿司や・菓子の喫食経験は70%以上で継続されている行事といえる。そして、徳島にはひな祭りには欠かせない遊山箱がある。そこで、ひな祭りと遊山箱の特徴について報告する。...

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  • 内視鏡下経蝶形骨洞手術における手術イラストの意義

    藤尾 信吾, Muhammad Kamil, 吉本 幸司 Japanese Journal of Neurosurgery 30 (2), 153-157, 2021

    ...教育的な意味合いを込めて, 構造物を立体的に描出できるよう積極的に陰影をつけ, 実際の画面では血などで見えにくくなっている部分はクリアにし, 小さくて見にくい部分は少し強調して描くことで, 構造物をわかりやすく表現した. 術者の意図を表現しやすい手術イラストで手術を振り返ることは, 若手医師の技術, 知識の向上につながると考える.</p>...

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  • 産学連携によるオリジナル弁当の開発と活用

    渡邉 美紀子 修紅短期大学紀要 41 (0), 57-64, 2021

    ...地元の特産食材、 の新しいアレンジを試みた弁当、話題の新しい料理をとりいれた弁当、料理コンテストで優秀賞を受賞 した弁当等があった。産学連携のプロジェクトにより、本学は、企業に対し、栄養価が高く、学生なら ではの斬新なアイディアが盛り込まれた新商品の提案ができ、本学の教育の目的である実質的な学びを 実践することができた。...

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  • 東京都の家庭料理 行事食の特徴

    成田 亮子, 赤石 記子, 伊藤 美穂, 色川 木綿子, 宇和川 小百合, 大久保 洋子, 香西 みどり, 加藤 和子, 佐藤 幸子, 白尾 美佳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 152-, 2021

    ...お月見では月見団子の他に島しょであおやぎ、七五三では都下で、とりの子、大晦日では23区で年越しそば、すき焼きなども食べられていた。不祝儀や仏事では23区で白和え、島しょでひら、忌明けだんごが食べられていた。ひらは祝儀と不祝儀で盛り付け方を区別して用いていた。東京23区、都下では行事食で食べられているものは現在と変わらないものが多かった。島しょでは特徴があるものがみられた。...

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  • 北海道の家庭料理 行事食の特徴

    坂本 恵, 菅原 久美子, 土屋 律子, 村上 知子, 伊木 亜子, 菊地 和美, 木下 教子, 佐藤 恵, 田中 ゆかり, 藤本 真奈美, 宮崎 早花, 山口 敦子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 145-, 2021

    ...雑煮は、一般的には醤油味に角が多いが、味噌仕立てや餡入り丸などもみられ北海道入植者が故郷の味を受け継いでいる様子が窺える。ひな祭りでは「ちらしずし」、酒粕または米麹で作った「甘酒」、端午の節句では「のり巻き」・木の葉形の「ベこもち」・「餡入り草」が食されていた。札幌祭りでは初夏が旬の「時鮭(時しらず)料理」、甘納豆や小豆の「赤飯」、山菜を利用した「お煮しめ」などが札幌市民に受け継がれていた。...

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  • 福岡県の家庭料理 行事食の特徴

    松隈 美紀, 入来 寛, 御手洗 早也伽, 仁後 亮介, 熊谷 奈々, 吉岡 慶子, 山本 亜衣, 猪田 和代, 秋永 優子, 楠瀬 千春, 八尋 美希, 三成 由美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 183-, 2021

    ...</p><p>【結果】正月の料理は4地域において雑煮は基本的に丸で、だしはかつお節、昆布を使った澄まし汁が使用され、主材料は海沿いの志賀島や博多では出世魚と呼ばれるブリが使われ、農山部では鶏肉が使われていた。その他の食材として、カツオ菜、大根、人参、牛蒡、椎茸、かまぼこを中心に、お正月の3日間、家庭にある食材をつぎ足しながら作られていた。...

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  • 千葉県の家庭料理 行事食の特徴

    渡邊 智子, 梶谷 節子, 柳沢 幸江, 今井 悦子, 石井 克枝, 大竹 由美, 中路 和子, 鈴木 亜夕帆 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 155-, 2021

    ...いずれの雑煮も醤油と塩で味付けし煮たを加えて食する。は自宅や地域で作ることも多かった。正月に「かいそう」を食すのは、東金地域と九十九里海岸であった。...

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  • 岡山県の家庭料理 行事食の特徴

    我如古 菜月, 藤井 わか子, 藤堂 雅恵, 青木 三恵子, 大野 婦美子, 小川 眞紀子, 加賀田 江里, 槇尾 幸子, 新田 陽子, 人見 哲子, 藤井 久美子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 176-, 2021

    ...端午の節句では柏以外にも、一部地域では芝や小麦まんじゅう、笹(ちまき)が作られていた。また、お彼岸にはおはぎ並びにぼたもち、秋祭りでは赤飯や山菜おこわ、いなり寿司、さば寿司など様々な寿司類が作られていた。</p>...

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  • 広島県の家庭料理 行事食の特徴

    渡部 佳美, 奥田 弘枝, 石井 香代子, 近藤 寛子, 渕上 倫子, 髙橋 知佐子, 岡本 洋子, 海切 弘子, 前田 ひろみ, 村田 美穂子, 上村 芳枝, 向島 佳織, 木村 安美, 木村 留美, 小長谷 紀子, 塩田 良子, 政田 圭子, 山口 亭子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 177-, 2021

    ...代満ては、「さんばいさん」「どろおとし」と地域によって呼称は異なるが、おはぎや餡を用いた、ちしゃもみが食されていた。収穫を祝う秋祭りには福山地域で「うずみ」を食す習慣があった。</p>...

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  • 滋賀県の家庭料理 行事食の特徴

    久保 加織, 石井 裕子, 小西 春江, 中平 真由巳, 山岡 ひとみ, 堀越 昌子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 172-, 2021

    ...神事・祭りの料理には、農産物を主役にしたものも多く、や団子、おこわ、すし、その他、大豆の打ち豆や田楽、里芋などがよく登場していた。人生儀礼においては、慶事のや団子、赤飯、弔事の座禅豆、豆腐汁、葬式菜や塩切なすの煮物などが伝わっていた。人々が工夫を重ねて各種行事を伝え継いでいる様子を聞き取ることができた。</p>...

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  • 唐宋元时代 “茶烟” 文化研究

    趙 方任, ウリジバヤル, 伊藤 みちる International Journal of Human Culture Studies 2021 (31), 446-460, 2021-01-01

    ...</p><p>  (7)团茶表面的茶烟。</p><p>  据笔者统计分析,唐代已经出现前六类茶烟。宋代增加了第七类,说明宋代更注重团茶本身的形态和品质。到了元代,严密地讲,第三类和第七类茶烟没有出现,只有其他五类茶烟见诸史料,而且第一、二、六类茶烟诗的数量均比宋代有所减少。也就是说,元代的茶烟诗集中在第四、第五两类上。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 化粧紅高品質ベニバナ由来赤色色素の核磁気共鳴装置による分析

    佐々木, 麻衣子, 高橋, 圭子, Sasaki, Maiko, Takahashi, Keiko 東京工芸大学工学部紀要 43 (1), 52-55, 2020-12-25

    ...笹色金属光沢であることを既に報告している伝統的化粧紅成分carthaminの分子レベルでの構造を解明する目的で、伝統的抽出精製法を化学的に精査し、伝統的紅原料紅、灰汁、酸成分の化学分析を行い、再現性よくcarthamin精製に成功した.適切な処理により安定に測定を達成し、カリウムを約10%含むcarthaminの1H、13C-NMR シグナルの完全帰属を達成した...

    機関リポジトリ

  • 日本の相続法における相続分の譲渡に関する研究

    川 正雄, Mochikawa Masao 広島経済大学研究論集 43 (2), 55-78, 2020-11-30

    本研究は,日本の相続法における「相続分の譲渡(民法905条)」に関する諸問題について,相続実務における円滑な遺産分割と法的安定性を重視する観点から,次の三つの論点について検討を加えるものである。|第一に,遺産共有の概念としての「共有説」と「合有説」の違いを考察にする。学説では合有説が有力であるが,判例は一貫して共有説を採っているところである。筆者は,遺産分割前に共同相続人が個々の持分権を処分する…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • ピーナッツやクルミとの交差反応が疑われたゴマによるアナフィラキシーの1例

    原田 晋, 森山 達哉, 太田 國隆 日本皮膚免疫アレルギー学会雑誌 3 (3), 456-463, 2020-10-30

    ...20歳時にブロッコリーのゴマ和え摂取後およびクルミ入り摂取後にアナフィラキシー症状をきたし, ピーナッツ, ゴマ, クルミの特異的IgEおよびプリックテストがすべて陽性であったため, ピーナッツ, ゴマ, クルミに対するアレルギーを併発していると診断した。ただし, ゴマの特異的IgEが陽性であるものの, ゴマの摂取は可能である患者は少なからず存在するとの報告が認められている。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 日本の相続法における単純承認と限定承認に関する研究

    川 正雄, Mochikawa Masao 広島経済大学研究論集 43 (1), 25-46, 2020-07-31

    本研究は,日本の相続法における相続の承認について,相続人の保護・救済という視点から諸問題を考察するものである。その焦点は,「単純承認」と「限定承認」の本質にアプローチして,当然相続主義(=包括承継主義)の問題点を明らかにするということである。|我が国の相続法の基本原理は,当然相続主義に基づき,単純承認を本則としているため,相続放棄や限定承認は例外として位置付けられている。一方で,民法は相続の強制…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • フロントエンド分注装置IDS-CLAS3600を用いた自動搬送血液凝固検査システムの構築と運用

    鈴木 敦夫, 菊地 良介, 安藤 善孝, 松下 正 医学検査 69 (3), 353-359, 2020-07-25

    ...次に,CLAS3600による血検知・開栓・分注・搬出の処理のうち,血検知および分注プロセスについて評価を行った。血検知については実測値とほとんど差がなく計測されていた。また,分注における吸引降下点および吸引速度を検討したところ,吸引降下点では血の上端より5 mmから8 mmの間で分注後の血漿中残存血小板数に明らかな差はなく,また,吸引速度による変動も認められなかった。...

    DOI 医中誌

  • アミロースオートアナライザーを活用したイネ硬化性の効率的評価法の開発

    道満 剛平, 平山 裕治, 佐藤 毅, 田中 淳一 育種学研究 22 (1), 11-20, 2020-06-01

    ...<p>イネの糯品種には生地の硬化が速い品種と遅い品種があり,用途により求められる硬化性(以下,硬化性)が異なることから,硬化性の評価は糯品種の育成過程に不可避である.生地の作製は大量の原料米の確保に加え,多大な労力と時間が必要なため,膨大な点数を扱う選抜初期においては,簡易かつ効率的な評価法の開発と選抜指標が求められてきた.本研究では,育種現場にも導入されている改良型のアミロースオートアナライザー...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献5件

  • トチノミの利用と資源管理−京都大学芦生研究林と地域住民との協働−

    坂野上 なお, 石原 正恵, 德地 直子 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 12-, 2020-05-25

    ...トチノキの実は,数週間にわたるアク抜きのための複数の工程を経て,栃などの食用に利用される。地元の芦生集落でも,かつてはトチノミを加工して保存し常食していたものとみられるが,現在トチノミを利用するのは数世帯に限られている。芦生集落におけるトチノミ利用の変遷と衰退の要因,今もなおトチノミ加工を継承している世帯の実態について報告する。...

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  • 日本の相続法における自筆証書遺言の諸問題に関する研究

    川 正雄, Mochikawa Masao 広島経済大学研究論集 42 (3), 29-50, 2020-03-31

    「相続制度」は,死んでいった者が生前に所有していた財産を生きている者(配偶者や子など)へ移す仕組みであり,あらゆる社会制度の中で極めて重要な制度の一つである。しかし,死者(=被相続人)は,相続自体に関わることができないという冷酷な現実がある。そこで,法律を作ることで死者にも一定の範囲までは,遺産分配を支配できることを可能にした訳である。その最も簡単な方法が本論で考察する「遺言相続制度」である。我…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 軽微な外傷で発症した脂肪塞栓症の1例

    中沢 不二雄 整形外科と災害外科 69 (2), 311-312, 2020-03-25

    ...<p>84歳女性,道路横断中,右折車に接触尻で右大腿骨頚部骨折を受傷し救急外来入院した.右大腿骨頚部骨折は,骨頭へ頚部が陥入し安定,転位軽度で保存的加療とした.昼入院,夕刻から意識障害が見られ,翌朝JCS100となった.頭部胸部CT検査で異常を認めず,頭部MRI検査で頭部多発脳梗塞を指摘された.エダラボン点滴,高圧酸素療法を受け症状軽快した.受傷後6週,見当識障害,四肢不全麻痺が残り転院した.大腿骨頭...

    DOI Web Site 医中誌

  • THA術後MRSA感染症に対する局所高濃度抗菌薬投与による治療経験

    生田 拓也 整形外科と災害外科 69 (2), 284-286, 2020-03-25

    ...<p>THA術後MRSA感染症に対して局所高濃度抗菌薬投与を行いインプラントを温存し感染を沈静化できた1例を経験したので報告した.症例は86歳,女性,当院で左THAを行い順調に経過し外来にて経過観察を行っていたが,術後2ヶ月時に尻をついてから左臀部痛が出現してきた.術後3ヶ月の再来時に創部より排膿があり,術後感染と診断した.起因菌はMRSAであった.関節切開掻爬を行い,術後はGM 240 mg/day...

    DOI Web Site 医中誌

  • 低侵襲の歯周外科治療にEr : YAGレーザーを応用した症例の長期経過

    水谷 幸嗣, 三上 理沙子, 松浦 孝典, 和泉 雄一, 岩田 隆紀, 青木 章 日本歯科保存学雑誌 63 (1), 96-104, 2020

    ...またEr : YAGレーザーを歯周治療に用いる際に根面のデブライドメントや軟組織治療だけでなく, レーザー光の止血効果を活用し, 術部の血を安定化させるという新しい技法により臨床成績の向上と, 飛躍的な応用範囲の拡大がなされている....

    DOI 医中誌

  • 医療イノベーションの社会実装プロセス~医療機器の事業化を絵に描いたで終わらせないために~

    櫻井 公美 生体医工学 Annual58 (Abstract), 144-144, 2020

    <p>医療機器開発の成功とは医療機器の承認をとることではなく、医療現場をはじめとする社会への実装化です。</p><p>医療機器を実装化するには、医薬品医療機器法の規定に適合しなければならないのはもちろんのこと、販路開拓、市販後の管理等、多岐にわたるプロセスが必要であり、開発当初からプロセスの全体像を理解した上で事業に着手することが重要です。また、患者や医療従事者のニーズの把握、競合製品との差別化…

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  • 奄美地域における春播き緑肥鋤込みによるバレイショ増収効果と緑肥の播種時期

    柏木 伸哉, 田 利之, 勝田 雅人 日本作物学会九州支部会報 86 (0), 31-34, 2020

    鹿児島県奄美地域の重粘土壌における春播き緑肥の鋤込みがバレイショの収量に与える影響,春播き緑肥の最適な播種期を検討した.緑肥の鋤込み量が増加すると後作バレイショの収量が増加する増収効果が認められるが,収量レベルの高い年は緑肥鋤込みの効果が小さくなり,増収効果が低いことが明らかとなった.また,緑肥鋤込み量と緑肥鋤込み無のバレイショ収量を100 …

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  • 茶粥文化考察

    趙 方任 International Journal of Human Culture Studies 2020 (30), 151-168, 2020-01-01

    ...有宋一代,往茶中添加 “乳制品或肉类” 的添加茶(包括茶粥)成为 “点茶” 拥护者攻击的对象,但最终的结果却是 “点茶” 人气渐趋式微,“乳肉茶粥” 最终成为明代罢造龙团凤、散叶茶成为主流的契机之一。</p><p>  【5】明代以后</p><p>  清饮文化进一步成为茶文化的绝对主流,《中国茶叶大辞典》所说的 “以茶汁煮成的粥” 应该主要出现在这一时期。...

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  • 3 色覚者に内在する 2 色覚性に関する検討

    遠藤 黎, 原 幹太, 比良 祥子, 大古場 稔, 石川 智治, 阿山 みよし, 大塚 作一 画像電子学会研究会講演予稿 19.03 (0), 39-44, 2020

    多次元尺度構成法(MDS : Multidimensional-Scaling)を使用して,3 色覚者に内在する 2 色覚性を 調査した.その結果,正常な 3 色覚を有する日本人の多くの場合には「R-G 軸を中性色に保ち,Y-B 軸のみを変更 した刺激」を観察した際に得られた解析結果の散布図が凹型の 2 色覚性の特徴を強く示した.主観的な顕著性に関 する追加の一対比較実験を行った結果,MDS …

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  • 岩手県で行われていたしつけ道場の講義本における三三九度の儀式

    髙橋 秀子 日本家政学会誌 71 (10), 666-672, 2020

    ...座敷の床の間には, 掛図・嶋台・・半比・三五肴・男蝶と女蝶・盃を飾ることと, 三三九度の盃の注ぎ方には, 嫁添客, 酌をする男女児, 指揮者がそれぞれ座る位置と注ぐための歩き方が示されていた. 道場の講師の経験者への取材から, 半比とは1対の酒器で, 三三九度の儀式に用いられる重要な道具であることが判明した. その儀式の部分を打板と称し婚礼の中心となる儀式であった....

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  • 保育現場における人型ロボットの活用可能性に関する研究

    住本 克彦, 加藤 由美, 金山 時恵, 岡 京子 新見公立大学紀要 40 71-76, 2019-12-25

    ...①挨拶指導(顔認証機能による登園・降園管理)②緊急対応の連絡③行事の説明(「七夕の由来」、「つきの由来」等)④窒息防止の機能(午睡時等の心拍数の把握)⑤園児の写真撮影(カメラ搭載・動画録画)⑥「園便り」メール配信⑦園児との遊び(ダンス・歌・クイズ・絵本の読み聞かせ)⑧健康指導:歯磨き指導・検温等⑨コミュニケーションツールとしての話し相手⑩保育に生かせるアプリによる機能の拡大期待...

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  • 日本の相続法における寄与分の法的性質と相続税の課税に関する研究

    川 正雄, Mochikawa Masao 広島経済大学研究論集 42 (2), 27-50, 2019-11-30

    本研究は,日本の民法(相続法)における「寄与分制度」の諸問題ついて考察するものである。主要なテーマは,「寄与分の法律構成(=法的性質)をどのように解釈するのか?」ということである。具体的には,次の五項目について考察し所論を展開した。|1 「寄与分が認められる5つの類型」|2 「寄与分と遺留分の関係」|3 「寄与分の法律構成」|4 「特別寄与料請求権」|5 …

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  • 糖質過剰摂取により低カリウム血症性周期性四肢麻痺を発症した境界型糖尿病の1例

    畑山 絵理子, 和泉 泰衛, 酒匂 あやか, 道辻 徹, 鳥巣 裕一, 森 隆浩, 森 英毅, 大野 直義 日本内科学会雑誌 108 (11), 2333-2340, 2019-11-10

    ...<p>症例は51歳,男性.下肢脱力を主訴に当院を受診し,低カリウム血症性周期性四肢麻痺の診断に至った.精査の結果,境界型糖尿病によるインスリン分泌過剰とアルドステロン分泌過剰を背景に,大量の等の糖質過剰摂取がその誘因として考えられた.糖質過剰摂取が原因と推察される低カリウム血症性周期性四肢麻痺の原因として,インスリン分泌過剰が背景にあることも念頭に入れる必要がある.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • つき体験システム―物性を利用した力触覚インタフェース―

    森 湧翔, 渡辺 久馬, 岩田 将幸, 河合 秀樹, 中野 拓哉, 柳田 康幸 日本バーチャルリアリティ学会論文誌 24 (3), 253-262, 2019-09-30

    <p>We built an entertainment VR system that provides the experience of Mochitsuki. This system reproduces the unique feel when pounding rice cake with a pestle. We chose an approach that breaks down …

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  • 教師の研修権理論の再検討

    新岡 昌幸 日本教師教育学会年報 28 (0), 72-82, 2019-09-21

    <p>  In the jurisprudential understanding concerning the laws of education, the prevailing view on teachers’ continuing learning was dialogically shaped between the late 1960s and mid 1970s by two …

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  • 空調機用低損失昇圧チョッパ回路の開発と実用化

    石田 圭一, 金森 正樹, 久保田 洋平, 遠藤 隆久, 山梨 泰, 山下 哲司, 川 宏 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 139 (9), 776-783, 2019-09-01

    <p>Large-capacity air conditioners are widely used in office buildings, schools, hospitals, and so forth. Downsized and energy-efficient large-capacity air conditioners are strongly required in such …

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  • 日本の相続法における特別受益制度と相続税法に関する研究

    川 正雄, Mochikawa Masao 広島経済大学研究論集 42 (1), 11-31, 2019-07-31

    本研究は,我が国の相続法における「特別受益制度」の諸問題と関連する相続税法の問題を明らかにすることを目的としている。具体的には,次の五点について考察した。第一に「具体的相続分」という概念がどのようなものかを検討した。具体的相続分とは,共同相続人間の実質的公平を図るため,「特別の受益」や「特別の寄与」が考慮された計算基準としての相続分の概念であり,実体法上の権利ではないことを確認した。第二に,遺産…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 呼吸器内科でのシングルユースビデオ気管支鏡の使用経験

    當銘 玲央, 宮城 一也, 喜友名 朋, Gretchen Parrott, 金城 武士, 原永 修作, 健山 正男, 藤田 次郎 気管支学 41 (4), 411-416, 2019-07-25

    ...</b>2016年4月から2017年3月の間に,11例延べ14件に対しシングルユースビデオ気管支鏡が使用された.代表的な2例を示す.症例7は77歳男性.右膿胸の治療中に喀血にて挿管となった.シングルユースビデオ気管支鏡を用いて血除去を行ったが気管粘膜と血塊の判別が難しく,通常の気管支鏡へ変更とした.症例9は63歳男性.両側誤嚥性肺炎,左膿胸の診断で入院となった.左右主気管支内に多量の喀痰が貯留するため...

    DOI 医中誌

  • 脂質ラフトの不均一性

    笠原 浩二 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 31 (181), SJ23-SJ24, 2019-07-25

    ...血液凝固系において、血退縮は血小板のスフィンゴミエリンラフトにおけるフィブリン、インテグリンαIIbβ3、ミオシンの集積が関わっている。</p>...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 歯周炎およびインプラント周囲炎におけるEr:YAG laser-assisted bone regenerative therapy(Er-LBRT)の開発

    谷口 陽一, 青木 章, 高木 徹, 水谷 幸嗣, 和泉 雄一 日本レーザー医学会誌 40 (1), 45-55, 2019-04-15

    ...<p>波長Er:YAGレーザー光は2.94 μmの水に極めてよく吸収され軟組織と硬組織の蒸散も可能であることから,歯周治療領域では主に炎症性肉芽組織と歯石のデブライドメントに用いられてきた.近年Er:YAGレーザーの表面のみに限局した血形成能を応用した骨再生の新術式であるEr:YAG laser-assisted bone regenerative therapy(Er-LBRT)を開発し,既存の...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献46件

  • 相続法改正と相続税法の交錯に関する研究

    川 正雄, Mochikawa Masao 広島経済大学研究論集 41 (4), 45-68, 2019-03-31

    本研究の目的は,2018年の民法(相続編)の改正内容について,相続実務の視点から考察し,相続法の改正が相続税法との関連において,どのような影響があるのかを検討したものである。第一に,戦後の「配偶者保護」に向けた法改正の動向を整理する。第二に,相続法の改正は,どのような経緯で行われたのか,その流れを概観する。その上で,配偶者の長期居住権の創設や預貯金の仮払い制度の創設,自筆証書遺言の方式緩和など、…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 摂食による腸閉塞の1例

    金森 明, 水野 伸一, 松葉 秀基, 小林 智輝, 松原 庸博 日本腹部救急医学会雑誌 39 (1), 113-117, 2019-01-31

    ...丸を12個摂取した翌日に腹痛が出現し当院を受診。腹部全体に強い痛みを訴え,腹膜刺激症状もみられた。腹部CTでは胃内にと思われるhigh densityな食物残渣が多数みられた。上部小腸は拡張し,小腸内にも,胃内と同様にと推定されるhigh density massを認めた。以上の所見よりによる食餌性腸閉塞と診断し入院となった。...

    DOI 医中誌

  • 永久気管孔から気道熱傷受傷後5日目に呼吸困難を呈した1例

    杉浦 八十生, 藤本 博行, 橋詰 寿律, 根本 悦夫 気管支学 41 (1), 51-54, 2019-01-25

    ...</b>59歳女性.主訴は呼吸困難であった.10年前に喉頭癌に対して喉頭全摘術,永久気管孔が造設され自己吸痰が可能であった.既往歴にC型肝炎による肝硬変があった.年末年始に露天で五平を焼いていた.5日後に主訴を生じた.気管切開孔および近傍の皮膚に熱傷はなかった.即日気管支鏡検査を施行,気管・両側主気管支が滲出液・血液成分・吸入物質により閉塞していた.生理食塩液の吸入で加湿し,気管支鏡によって塞栓物...

    DOI 医中誌

  • 膀胱前壁の膀胱腫瘍に対しTURBTを行い,退院後に膀胱破裂が生じた3例

    奥村 昌央, 森井 章裕, 高川 清, 北村 寛 日本泌尿器科学会雑誌 110 (1), 22-27, 2019-01-20

    ...<p>膀胱前壁の膀胱腫瘍に対しTURBTを施行し退院後に膀胱破裂が生じた3例を報告する.症例1は68歳男性でTURBT後10日目に血尿があり排尿時に血を排出しようと腹圧を加えた際に右下腹部痛が生じた.CTで膀胱腹膜外破裂を認めたため尿道カテーテルを留置した.病理診断で筋層浸潤を認め1カ月半後に膀胱全摘除術を試みたが癒着のため前立腺は残さざるをえなかった.症例2は82歳男性で筋層浸潤性膀胱腫瘍で放射線治療...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献1件

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