検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 558 件

  • 骨軟化魚の養殖と食味評価

    杉浦 省三 日本水産学会誌 89 (6), 546-550, 2023-11-15

    <p> コイ稚魚とホンモロコ稚魚に,低リン飼料(試験区)もしくはリン充足飼料(対照区)を1か月間給餌した。低リン区のコイ(平均体重8.7 g)は,リン充足区のコイ(平均体重8.0 g)と比較して,脊椎と鱗の灰分,カルシウム,およびリンの各含量が低く,体脂肪量および肥満度が高かった。食味試験でも低リン区のコイは,リン充足区のコイよりも骨が柔らかく,総合評価においても高い評価を得た。一方,ホンモロコ…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 金魚の生産活動と流通経路

    新海 拓郎 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 93-, 2023

    ...大島泰雄・稲葉伝三郎監修『養魚講座 第9巻 金魚』191-204. 緑書房.</p>...

    DOI

  • イワナ0年魚の塩水耐性

    田中, 英樹, 神澤, 裕平, 山下, 耕憲, 星野, 勝弘 群馬県水産試験場研究報告 (27) 11-13, 2022-09

    ...しかし、飼育水温や残餌の有無を含めた摂餌状態、飼育魚の健康などに注意して給餌しなければならず、経験に基づく高度な養魚技術が必要となる。近年、ニジマスOncorhynchus mykissの塩水経験による成長促進効果が報告されており、成長ホルモン分泌作用による効率的な飼育が期待されている。...

    日本農学文献記事索引

  • 異なる給餌方法によるハコスチ飼育試験

    神澤, 裕平, 山下, 耕憲, 星野, 勝弘, 田中, 英樹 群馬県水産試験場研究報告 (27) 1-5, 2022-09

    ...群馬県水産試験場川場養魚センター(以下「川場養魚センター」という。)で、箱島系ニジマスOncorhynchus mykissの雌とスチールヘッド系ニジマスの雄との交配により作出した「ハコスチ」は、引きの強さの計測法を用いたところ、スチールヘッド系ニジマスと同等の引きの強さを持つことが確認され、県内の釣り場で利用されている。...

    日本農学文献記事索引

  • 漢代画像石の観漁図に見る漢文化と地域

    菅野, 恵美 関東学院大学人文学会紀要 146 133-154, 2022-07

    ...これらは漢文化の特徴であるが、その象徴性はこの地域に特有な居住地近くの養魚池に表現されている。このことから、この地域の歴史と生態環境に則した形で漢文化を表現するという、成熟した地域の姿が見えてくる。墓葬装飾には地域における漢文化の受容がよく表れていると同時に、地域の歴史や自然環境などの地域性を読み取ることができる。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 国内の養殖ヤマメで初確認された微胞子虫<i>Loma salmonae</i>

    井上 僚, 柳田 哲矢 魚病研究 57 (1), 20-25, 2022-03-15

    ...また,2019年10月~2021年7月までに東京都内の3養魚場で<i>L. salmonae</i>の寄生が4例確認された。<i>Loma salmonae</i>は北米およびヨーロッパのサケ科魚類養殖で被害をもたらしている。国内においては北海道で,<i>Loma</i> sp.の寄生報告が1例あるが,種同定されたのは初である。...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 国内の養殖ヤマメで初確認された微胞子虫Loma salmonae

    井上, 僚, 柳田, 哲矢 魚病研究 57 (1), 20-25, 2022-03

    ...また,2019年10月~2021年7月までに東京都内の3養魚場でL. salmonaeの寄生が4例確認された。Loma salmonaeは北米およびヨーロッパのサケ科魚類養殖で被害をもたらしている。国内においては北海道で,Loma sp.の寄生報告が1例あるが,種同定されたのは初である。また,陸封型のヤマメを含めたサクラマスで寄生が確認されたのは世界初であり,ここに報告を行う。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 大和郡山城下町周縁における金魚養殖の変遷史

    竹内 祥一朗 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 215-, 2022

    ...また旧藩主柳澤家も養魚場を設立するなど養殖業を支援した。輸送面では当初は行商形態だったが鉄道輸送が開始された。こうした実践を経て,1900年代には兼業養殖業者は140名に上り,昭和初期には全国生産の6割を占めるまでに成長を遂げた。  「生駒郡錦魚調査ニ関スル沿革調書」(1906年・奈良県立図書情報館所蔵。)...

    DOI

  • アッサム州における近年の農業変容と地域社会

    浅田 晴久 南アジア研究 2020 (32), 6-34, 2021-09-30

    ...稲作が行なわれなくなった耕地は、その大きさや立地環境によって林地か養魚池のいずれかの用途として利用されるが、造成コストがほとんどかからず、すぐに現金収入が見込める養魚池への転換を選択する村人が多くなっている。ヒンドゥー教徒の村人が直接魚を捕獲して販売することは宗教的な理由から忌避されるため、養殖魚の販売ビジネスは周辺村落に居住するムスリムが担っている。...

    DOI

  • 完全養殖ウナギの食味評価

    岡村 明浩, 島村 綾, 三河 直美, 山田 祥朗, 堀江 則行, 塚本 勝巳 日本水産学会誌 87 (4), 393-399, 2021-07-15

    ...成鰻生産,焼成加工は静岡県内の養魚場,加工場で行った。同所で生産した天然種苗由来の従来型養殖ウナギを比較対照とした。官能評価では,完全養殖の方が脂ののり良く,皮がかたいと評価された。一方,化学分析では,脂質含量に差は無かったものの,粗脂肪中の高度不飽和脂肪酸は完全養殖の方が有意に少なく,官能評価に影響した可能性がある。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献16件

  • 多眼ステレオ画像計測による養魚体測システムの精度向上

    田中 達也, 米山 和良, 鳥澤 眞介, 山口 武治, 浅海 茂, 高木 力 日本水産学会誌 85 (3), 314-320, 2019-05-15

    ...<p> 養殖生簀内を遊泳する養魚の尾叉長を非接触で正確に計測するため,4機のカメラを同時に使用する多眼ステレオ計測を行い,一般的に使用される2眼ステレオ計測と比較し性能を検証した。金属製フレームに4機のカメラを固定したステレオカメラで画像較正,既知とする3次元位置の推定,既知の魚体の尾叉長計測を行った。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献18件

  • 清水時と濁水時におけるイワナの半天然魚と養殖継代魚の移動性比較

    山下 耕憲, 鈴木 究真 日本水産学会誌 85 (2), 182-184, 2019-03-15

    <p> 稚魚サイズのイワナの半天然魚と養殖継代魚での移動性の違いを明らかにするため,実験水路を用いて清水時と濁水時における移動性の比較試験を行った。9区のプールに分割した清水水路と濁水水路にそれぞれ両系統のイワナを放流した。イワナが移動したプールの区に対しての実験水路の条件(清水,濁水)と系統(半天然魚,養殖継代魚)の関係を解析した結果,濁水では系統に関係なくイワナは清水よりも下流側へ移動し,ま…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献12件

  • 人工アユの高水温耐性

    田中, 英樹, 阿久津, 崇, 清水, 延浩, 垣田, 誉志史, 鈴木, 究真, 久下, 敏宏 群馬県水産試験場研究報告 (25) 15-16, 2019-03

    ...近年、全国の真夏日と猛暑日の年間日数は増加しており、これに伴い河川や養魚池の水温も異常に高くなることが認められる。アユPlecoglossus altivelis altivelisの種苗を生産地から河川や養魚場に放流あるいは放養する際、移動元と移動先の環境水温に大きな差が生じることが予測され、アユの受ける生理的な影響が懸念される。...

    日本農学文献記事索引

  • ホタテのウロを原料とした養魚用摂餌促進物質の開発

    山口 勝透, 若杉 郷臣, 信太 茂春, 佐藤 敦一, 三坂 尚行, 藤山 純 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 30 (0), 275-, 2019

    ...<p>Cdを高濃度に含有するために有効活用が困難であった水産系廃棄物のホタテのウロ(中腸腺)などの内臓類を、養魚用摂餌促進物質「ウロエキス」へ転換する技術を開発し、試験プラントレベルでの製造プロセスを構築した。エキス化の工程では、ウロに含まれる自己消化酵素を利用して遊離アミノ酸含有量を増加させる方法により、腐敗を防ぎながらタンパク質を遊離アミノ酸に分解することを可能にした。...

    DOI

  • 水圏環境における多剤耐性菌の繁殖度調査

    浦野 直人, 石田 真巳, 岡井 公彦, 高塩 仁愛, 武井 俊憲 Studies in Science and Technology 8 (1), 13-22, 2019

    ...都市河川の上流域にはしばしば養魚場や養鶏場・養豚場等が点在し、抗菌薬を配合した餌料を養魚や家畜に、日常的に給餌している。養魚水等はそのまま環境中へ放水されるケースも多い。そこで筆者らはモデル実験として、飼育魚糞中の耐性菌増殖に及ぼす配合餌料の影響を調べた。魚に抗菌薬非配合餌料を日々給餌している間は糞中の耐性菌数がほぼ0であったが、抗菌薬配合餌料の給餌に換えると糞中の耐性菌数が急上昇した。...

    DOI Web Site

  • 四年成熟系ニジマス固定化の検討(2)

    松原, 利光, 山下, 耕憲, 星野, 勝弘, 松岡, 栄一 群馬県水産試験場研究報告 (24) 6-8, 2018-12

    ...群馬県水産試験場川場養魚センター(以下「川場センター」という。)で選抜育種により通常のニジマスOncorhynchus mykiss(以下「ニジマス」という。)から開発した三年成熟系ニジマス「ギンヒカリ」は、ニジマスと同様に2年で成熟する場合があり、成熟した個体は肉質が低下するため、早期成熟抑制対策が求められている。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • <論説>近世における「水田漁猟」の展開と河川流域の環境変化

    佐野 静代 史林 101 (3), 534-567, 2018-05-31

    ...丘陵上の溜池での魚漁は、天保期には入札制と養魚が行われる段階にあったが、これは淀川・大和川上流の山地荒廃に伴い、丘陵谷口に位置する溜池で土砂流入が問題となり、その修築費用をまかなうために取られた方策であった。一方、淀川沿岸の低湿田での「魚鳥漁猟」については、堀上田との関わりが重視された。...

    DOI HANDLE Web Site

  • 低魚粉飼料の有効性評価(1)

    松岡, 栄一, 山下, 耕憲, 星野, 勝弘, 松原, 利光 群馬県水産試験場研究報告 (23) 14-15, 2018-03

    ...養魚飼料の主原料である魚粉の供給は需要増加やエルニーニョ現象等の気候変動により不安定であることから、その代替え原料を用いた飼料の開発が検討されている。そこで、全国養鱒技術協議会(以下「養鱒協議会」という)に加盟している各県では、低魚粉飼料の普及を目標とした連絡試験を行っている。...

    日本農学文献記事索引

  • 四年成熟系ニジマスの肉質成分の分析

    松原, 利光, 五十嵐, 昭, 関口, 昭博, 山下, 耕憲, 星野, 勝弘, 松岡, 栄一 群馬県水産試験場研究報告 (23) 10-13, 2018-03

    ...群馬県水産試験場川場養魚センター(以下「川場センター」という。)で選抜育種により開発した三年成熟系ニジマスOncorhynchus mykissは、ギンヒカリという名称で2002年に商標登録され、優れた食味を持つことから温泉旅館等を中心に食用の目的で利用されている。しかしながら、ギンヒカリは通常のニジマス(以下「ニジマス」という。)...

    日本農学文献記事索引

  • 低魚粉飼料の有効性評価(2)

    松岡, 栄一, 山下, 耕憲, 星野, 勝弘, 松原, 利光 群馬県水産試験場研究報告 (23) 16-17, 2018-03

    ...サケ科魚類を飼育する上で、養魚飼料の高騰は大きな問題である。その原因として養魚飼料の主原料である魚粉の価格高騰が挙げられることから、その代替え原料を用いた飼料の開発が検討されている。そこで、全国養鱒技術協議会(以下「養鱒協議会」という)に加盟している各県では、低魚粉飼料の普及を目標とした連絡試験を行っている。...

    日本農学文献記事索引

  • 四年成熟系ニジマス一腹仔系統の2年目秋期における成熟状況

    松原, 利光, 山下, 耕憲, 星野, 勝弘, 鈴木, 究真, 松岡, 栄一 群馬県水産試験場研究報告 (22) 1-4, 2017-03

    ...群馬県水産試験場川場養魚センター(以下「川場センター」という。)と群馬県水産試験場箱島養鱒センター(以下「箱島センター」という。)で四年成熟系ニジマスOncorhynchus mykiss一腹仔系統(系統Iと系統II)を飼育し、2年目秋期に成熟状況を確認した。川場センターの供試魚については、かなりの割合で成熟魚が確認され、系統Iと系統IIは環境条件により、2年で成熟することが示唆された。...

    日本農学文献記事索引

  • 漢代黄河下流域の釣魚図と観漁図について

    菅野, 恵美 関東学院大学人文科学研究所報 40 21-42, 2017-02

    ...また、描かれた建築物の性質を文献資料から明らかにすることで、二つの図像における水辺が小規模な水利施設であり、范蠡『養魚法』に範を取った養魚池である可能性を指摘した。これら二つの図像は、時間および分布地にズレがあり、養魚池という水利技術が人の移動あるいは水の連環により伝播したと想定できる。小規模水利施設の存在は、今後黄河下流域の地域形成を解明する上で重要な要素となるだろう。...

    機関リポジトリ

  • 岩手県沿岸河川で起きた養殖ギンザケの逸出とその後の分布様式

    佐々木 系, 長谷川 功, 八谷 三和 日本水産学会誌 83 (6), 1005-1007, 2017

    ...<p> 2016年8月30日,台風に伴う河川増水により,岩手県の某河川沿いにある養魚場が冠水し,ギンザケ当歳魚(0+)(推定50万個体)が逸出した。このため,種間関係(競争・交雑等)を通じた生物多様性への影響が懸念され,駆除等の対策を要する。そこで,対策を講ずる基礎的知見を収集するために,ギンザケ逸出後の河川で魚類相調査を行った。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • 2014年長野県大町市におけるツキノワグマの捕獲状況と捕獲個体の人里依存度

    中下, 留美子, 橋本, 操, 岸元, 良輔, 瀧井, 暁子, 鈴木, 彌生子, 林, 秀剛, 泉山, 茂之 信州大学農学部AFC報告 14 51-62, 2016-03-30

    ...その結果,クマの捕獲は北アルプス山麓の高瀬川や鹿島川に沿った地域に多く,特に鹿島川に沿った地域で捕獲された個体の中には,養魚場に依存していた個体が多数捕獲されていることが明らかとなった。今後,大量出没ではない平常年の出没状況と比較していく必要はあるが,出没の多寡にかかわらず,当該地域における徹底したクマを寄せつけない環境づくりによる被害防除・軽減対策が求められる。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • 近赤外分光分析法による養殖クロマグロの脂質含量測定

    広瀬 あかり, 吉武 政広, 小野寺 純, 大場 邦夫, 榊原 卓哉, 伊藤 暁, 芦田 慎也, 椎名 康彦 日本水産学会誌 82 (5), 753-762, 2016

    <p> 養殖クロマグロの脂のりを非破壊で評価するため,近赤外分光分析法による脂質測定法を開発した。近赤外透過深度の検討結果から腹部後方を測定部位とし,この部位で測定した近赤外スペクトルと脂質含量の実測値で重回帰分析を行い,脂質含量測定用の検量線を作成した。この検量線を用いて2008年から2015年にかけて,3000尾以上の養殖クロマグロの脂質含量を測定した結果,3歳魚から6歳魚の間では魚体年齢に…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献13件

  • 長野県佐久市における農地の文化的機能とその変容

    橋爪 孝介, 渡邊 瑛季 日本地理学会発表要旨集 2015a (0), 100139-, 2015

    ...水田養魚は江戸時代以降、農家の副業として行われてきたが、1960年代に化学肥料や農薬を利用したイネの多収量化の志向により、急速に衰退した。1970年代になると、減反政策に伴って養魚が見直され、田の一部にイネを作付しない区画を設け、フナを養殖する農家が現れた。しかし、専業農家ではイネの生産に特化しており、現在養魚を行うのは年金など他の収入源がある高齢の農家に限られる。...

    DOI

  • 冷水病に強い人工産アユ種苗の開発 : 異なる冷水病菌株の感染に対する2種類の耐病種苗の耐性の比較

    苅谷, 哲治, 武藤, 義範, 桑田, 知宣 岐阜県河川環境研究所研究報告 = Report of Gifu Prefectural Research Institute for Freshwater Fish and Aquatic Environments (59) 13-18, 2014-03

    ...その原因を究明するため、当研究所で選抜育種に用いてきた冷水病菌株(研究所株)と養魚場で発生した冷水病菌株群(養魚場株群)を用いて、2種類のアユ種苗(海産系、新規系)で実験感染を行った。2. 海産系に研究所株を感染させた場合の実験終了時の平均生残率は97.5%、海産系に養魚場株群を感染させた場合のそれは97.5%であり、海産系はいずれの冷水病菌株に対しても高い耐性を示した。3....

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 長野県佐久市における内水面養殖業の変容(2)

    児玉 恵理, 橋爪 孝介, 落合 李愉, 堀江 瑶子 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 2-, 2014

    ...本研究ではフナに着目し、水田養魚の変容を明らかにすることを目的とする。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>...

    DOI

  • インド、ブラマプトラ川氾濫原に暮らすムスリム移民の生業

    浅田 晴久 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 40-, 2014

    ...<br>3.結果と考察<br> 調査村落で行われる生業活動のなかで他地域に見られないものが、乾季のボロ稲作と雨季の養魚である。耕地が湛水して雨季に稲作が行えない代わりに、乾季に管井戸で地下水を汲み上げてボロ稲が栽培される。このボロ稲作と組み合わせて、水田内で養魚が行われている。...

    DOI

  • 長野県佐久市における内水面養殖業の変容(1)

    橋爪 孝介, 児玉 恵理, 落合 李愉, 堀江 瑶子 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 1-, 2014

    ...これらの事業者は養魚事業者、加工事業者、自給的養魚者の3つに類型化できる。事業者は佐久鯉の養殖だけでは現在経営を成り立たせることは困難であり、他の収入源を確保した上でコイの取り扱いを継続している。<br> 厳しい経済状況でコイの取り扱いが継続されている背景として、地域に根差した鯉食文化の存在を指摘できる。...

    DOI

  • 炭素・窒素安定同位体比を用いた養殖および天然スネークスキングラミの食性に関する比較研究

    グエン コン トン, 飯泉 佳子 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100354-, 2014

    ...本研究では、魚の筋肉とエサの炭素・窒素安定同位体比の組成を調べることにより、養魚と天然魚の食性を比較する。調査の結果、養魚と天然魚の摂取した炭素と窒素の起源には違いがあった。養魚は商用餌料と底生動物を摂食して同化する割合が高いと推定される。農家が餌として使用する米ぬかは、消化・吸収効率が良くない可能性が示唆される。...

    DOI

  • 水田におけるナマズ稚魚の生残

    米倉, 竜次, 松田, 宏典 岐阜県河川環境研究所研究報告 = Report of Gifu Prefectural Research Institute for Freshwater Fish and Aquatic Environments (58) 14-19, 2013-03

    1. 水田でのナマズ稚魚の生残に与える影響を調べるため,水田を利用した実験を計31回実施した。ナマズ稚魚を人為的に水田へと放流し,一定期間経過した後,中干しの際に流下した稚魚数を水田で生残したナマズと仮定した。2. 疑似ポアソン分布(family=quasipoisson),link関数としてlog関数(link=log)を指定した一般化線形モデルの解析結果から,水田でのナマズ稚魚の生残に影響を…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ホタテウロを原料とした機能性養魚用飼料の開発

    平間 政文, 若杉 郷臣, 富田 恵一, 鎌田 樹志, 高橋 徹, 信太 茂春, 麻生 真吾, 佐藤 敦一, 石田 良太郎 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 24 (0), 339-, 2013

    ...<br>  そこで、ホタテウロの処理工程を改良し、電気分解によるカドミウム除去効率向上を図ると共に、摂餌促進効果や成長促進効果を持った付加価値の高い養魚用飼料原料としての検討および評価を行った。...

    DOI

  • ディスカスSymphysodon discusにおける単生虫Sciadicleithrum variabilumの寄生

    Aquaro, G., Salogni, C., Galli, P., Gibelli, L., Gelmetti, D. 魚病研究 47 (1), 23-26, 2012-03

    ...2009年冬に,北イタリアのある養魚場のディスカスに激しい呼吸障害を伴う病気が発生した。本病は,食欲不振,呼吸困難,行動異常から始まり,罹患魚の80%が数日以内に死亡した。病魚の鰓弁には単生虫S. variabilumの寄生と,炎症と壊死が観察された。虫体の迅速な同定のためのマーカーとしてチトクロームオキシダーゼI領域(COI)をPCRで増幅し塩基配列を決定した。...

    日本農学文献記事索引

  • 実需者ニーズに即した高品質付与試験(平成22年度/県単)

    渡邊, 長生, 尾田, 紀夫 栃木県水産試験場研究報告 (55) 41-42, 2012-03

    ...いつでも同じ肉色のヤシオマスを供給できるよう,各養魚場における色揚げ状況を調査しました。各養魚場ともに,今回調査した給餌期間以上給餌しないと消費者に好まれる肉色には到達しないことがわかりました。また夏期と冬期に色揚げ状況を調査したB養魚場においては,水温の低下する冬期には摂餌が不活発となり,色が揚がりにくくなることがわかりました。各養魚場それぞれが自らに適合する色揚げ期間を把握することが重要です。...

    日本農学文献記事索引

  • 日本のサケ科魚類養殖において冷水病菌の卵内感染の可能性は低い

    熊谷, 明, 縄田, 暁 魚病研究 46 (4), 123-125, 2011-12

    ...2006年~2008年に3道県の養魚場で生産されたサケ科4魚種の発眼卵、12道県の6魚種の未受精卵、米国から輸入された2魚種の発眼卵を材料として、冷水病菌の卵内感染の有無を培養法で調査した。冷水病菌は輸入ギンザケ卵13ロット(999粒)のうち1ロットの中の4粒から分離されたが、国産発眼卵61ロット(3,693粒)および未受精卵28ロット(1,680粒)からは分離されなかった。...

    日本農学文献記事索引 被引用文献1件 参考文献20件

  • 3年成熟系ニジマスの釣獲特性評価

    神澤, 裕平, 泉, 庄太郎 群馬県水産試験場研究報告 (17) 25-28, 2011-03

    ...群馬県水産試験場川場養魚センター(以下「川場養魚センター」という。)では、1987年からニジマスOncorhynchus mykissの3年で初めて成熟する形質(以下「3年初成熟形質」という。)の固定化を選抜育種によって開始し、1999年にその固定化に成功した。この固定化したニジマス系統(以下「3年成熟系ニジマス」という。)は、群馬県により2002年に「ギンヒカリ」という名称で商標登録された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 防災工事が破壊する上高地での活動

    岩田 修二 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 254-254, 2011

    ...がさかんになった2006年以後は,その活動にも積極的に参加し,研究成果を発表してきた.しかしながら,研究会の成果(提案)が関係機関(役所)に理解されたとはいえない.無視されてきたといえよう. 5.森林管理署が変化したきっかけや要因  松本市の中信森林管理署の上高地森林事務所に,高山から宗亭正治氏が森林官として赴任してきた.宗亭氏は現場をよく歩き自然史研究会の提案に耳を傾けてくれた.放置されていた上高地養魚場...

    DOI

  • 山形盆地の鉄気水・塩水・どんこ水に関する水質化学的・水文地質学的考察

    町田 功, 内田 洋平, 石井 武政 日本水文科学会誌 40 (2), 21-46, 2010

    ...乱川扇状地扇端の羽入地区には名水百選の自噴地下水,“どんこ水”が存在し,住民はこれを生活用水や養魚に利用している。一方,寒河江地区からは飲用に適さない高Fe 濃度の地下水,“鉄気水”が得られており,これらは消雪用に散水されるため,鉄水酸化物の沈殿によって道路の表面が赤褐色に変色した地域が認められる。さらに盆地西縁の平塩地区では塩水が地表付近から湧出している。 ...

    DOI Web Site Web Site 参考文献50件

  • タンザニア南部,マテンゴ高地における農村開発の展開と住民の対応

    黒崎 龍悟 アフリカ研究 2010 (77), 31-44, 2010

    ...一方,プロジェクト・スタッフは住民の提示した養魚活動とプロジェクトが推奨する諸活動を関連させながら住民の意向に柔軟に対応していった。本論文では,住民がスタッフとのそうしたやりとりを経て,キクンディを単に融資の受け皿から,自発的な活動の母体として位置づけていったプロセスを明らかにするとともに,キクンディ間のネットワーク形成をプロジェクトの副次効果のひとつとして提示した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献1件

  • ギンヒカリ(大型サイズ)未成熟魚、成熟魚の肉質成分の相違

    松原, 利光, 吉野, 功, 黒沢, 静男, 泉, 庄太郎, 垣田, 誉志史, 鈴木, 紘子, 新井, 肇, 吉澤, 和具 群馬県水産試験場研究報告 (15) 10-15, 2009-03

    ...群馬県水産試験場川場養魚センター(以下「川場センター」という。)では、刺身用等の素材として新たな品種を開発する目的で通常のニジマスOncorhynchus mykissから3年成熟系ニジマスの選抜育種を行い固定化した。この3年成熟系ニジマスは「ギンヒカリ」と命名され、群馬県により2002年に商標登録された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ニッコウイワナ養殖技術実用化試験

    石川 孝典, 生方 秀典 栃木県水産試験場研究報告 (52) 67-68, 2009-03

    ...本研究では、養魚現場で経験的に行われている水腫症発症時の塩水浴による治療効果の検証を行った。さらに、コスト面や安全性が評価され利用されている免疫賦活剤のアスコルビン酸を、イワナ稚魚へ大量投与することで水腫症発症予防効果や発症時の死亡低減効果を得られるか調べる目的で試験を実施した。...

    日本農学文献記事索引

  • 北海道北部へのシマフクロウの人為的移動

    早矢仕 有子 保全生態学研究 14 (2), 249-261, 2009

    ...しかし、2008年6月26日、放鳥から246日目に放鳥地に近接する養魚池で溺死し、北海道北部においてシマフクロウの繁殖地を復元するという当初の目標を達成することはできなかった。...

    DOI Web Site 参考文献37件

  • 九州で養殖されていたブリに見られたヒダビルの寄生

    Nagasawa Kazuya, Fukuda Yutaka 生物圏科学 : 広島大学大学院生物圏科学研究科紀要 47 29-34, 2008-12-20

    ...また,寄生を受けていたブリは2000年12月に瀬戸内海中央部にある養魚場から搬入されたものであった。これらのことから,ヒダビルはブリの移動に伴って津久見湾に持ち込まれたと推測された。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 海面魚類養殖施設の歴史と網生簀式養殖

    宮下, 盛 水産技術 = Journal of fisheries technology 1 (1), 13-19, 2008-09

    ...海面魚類養殖は、野網佐吉・和三郎父子が築堤式と称する養魚場で1928年に香川県で始めたブリ養殖が最初である。その築堤式や、後に開発された網仕切式養殖施設も一定の普及をみたが、海面魚類養殖の発展を一気に加速させたのは、原田輝雄が近畿大学白浜臨海研究所(現水産研究所)で1954年に開始した小割式(網生簀)養殖試験であろう。...

    日本農学文献記事索引

  • ギンヒカリ(大型サイズ)の肉質成分の分析

    松原, 利光, 吉野, 功, 黒沢, 静男, 松岡, 栄一 群馬県水産試験場研究報告 : 附業務報告 : 附水産試験場のあゆみ = Report of Gunma Fisheries Experimental Station (14) 26-32, 2008-03

    ...群馬県水産試験場川場養魚センター(以下「川場センター」という。)では、刺身用等の素材として新たな品種を開発する目的で3年成熟系ニジマスを選抜育種により固定化した。この3年成熟系ニジマスは「ギンヒカリ」と命名され、群馬県により2002年に商標登録された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 防疫技術開発試験

    石川 孝典 栃木県水産試験場研究報告 (51) 57-58, 2008-03

    ...は、県内のマス類の種苗生産基地として養魚者に卵を供給しているが、BKDが発生して以来、その対策に苦慮しているところである。当初、本水試ではその対策として親魚へのエリスロマイシン接種による方法を試みたが薬事法上の問題があり、平成15年度からはBKD保菌検査技術とあらたな卵管理手法を組み合わせ、水産用医薬品を使用せずにBKD垂直感染を防止する新たな技術開発を試みている。...

    日本農学文献記事索引

  • The rice-fish aquaculture system and marketing in the Mekong delta, Vietnam

    Ikeguchi, Akiko, Lan, Lam My, Long, Duong Nhut 横浜国立大学教育人間科学部紀要. III, 社会科学 = Journal of the Faculty of Education and Human Sciences, Yokohama National University. The social sciences 10 11-27, 2008-02-28

    ...本稿では、近年の養殖形態を明らかにするとともに、条件不利地域の主要形態である稲作-養魚システムの成立条件について、産地流通とのかかわりから予備的考察をおこなった。調査対象としたカントー省におけるこのシステムでは多魚種のポリカルチャーが主体であり、そのなかには用水から供給される天然種苗も含まれていた。...

    機関リポジトリ Web Site

  • イカ内臓を用いた養魚用機能性飼料の開発

    若杉 郷臣, 富田 恵一, 高橋 徹, 長野 伸泰, 作田 庸一, 信太 茂春, 佐藤 暁之, 金子 博実, 辻 浩司, 佐藤 敦一, 高谷 義幸, 竹内 俊郎, 佐藤 秀一 廃棄物学会研究発表会講演論文集 19 (0), 130-130, 2008

    ...本研究ではさらに処理コストの低減を図るため,イカ内臓を用いた養魚用飼料製造プロセスの改良について検討を行った。その結果,イカ内臓をエキス化処理することにより電解処理時間が大幅に短縮した。また,イカ内臓飼料は高い摂餌性を持つなどの機能性を有していることが判明した。...

    DOI

  • 地域特産マス類養殖技術開発試験

    阿久津 正浩, 石川 孝典, 加賀 豊仁 栃木県水産試験場研究報告 (50) 58-60, 2007-03

    ...ニッコウイワナの養殖生産を普及させブランド化を図るためには、種苗の安定供給が不可欠であり、これまで実施してきた場内でのニッコウイワナ養殖試験の知見を基に、平成16年度に民間養魚池における実用化試験に着手した。本試験は、事業レベルでのニッコウイワナ養殖特性を明らかにするとともに、種苗生産の基盤づくりを推進することを目的とした。...

    日本農学文献記事索引

  • 中国農村部の土地利用変化をめぐる諸作用

    小野寺 淳 日本地理学会発表要旨集 2007s (0), 217-217, 2007

    ...基本農田と指定された耕地については、国家重点建設プロジェクト以外の非農業建設が行われることを認めず、果樹園、養魚池、牧畜用地、あるいは林野や緑地帯などへの転用も許可しないという方針が強く打ち出された。土地利用計画を厳格に実行し、転用の許可にも厳格な基準を設け、土地収用の審査と補償を適正に行うことが定められた。...

    DOI

  • 養魚排水対策試験

    沢田 守伸, 阿久津 正浩 栃木県水産試験場研究報告 (49) 68-73, 2006-03

    ...養魚排水が天然水域へ与える汚濁負荷を軽減するため、残餌の減量化が期待される自発摂餌システムと養魚池内の沈殿物を系外に排出する排泥ポンプシステムを組み合わせた。沈殿物の排出先には傾斜板を設置し、沈殿物の回収を試みた。今年度は養殖現場への普及性について検証するため、試験を民間のニジマス養殖生産池で実施した。...

    日本農学文献記事索引

  • 通称「ボケ病」に関するアユ疾病対策試験

    糟谷 浩一, 沢田 守伸, 阿久津 正浩, 久保田 仁志, 石井 日出郎 栃木県水産試験場研究報告 (49) 85-86, 2006-03

    ...平成16年9月2日~10月4日に、9月2日に民間養魚場から輸送したボケ病耐過アユを試験区のdonorとし、栃木県漁連産アユを試験区のrecipient及び対照区の供試魚として用いた。期間中の死亡率は、試験区のrecipientが70。9%、donorが17。4%、対照区で2。5%であった。recipientの死亡原因はギロダクチルス症と冷水病の合併症であった。...

    日本農学文献記事索引

  • 地域特産マス類養殖技術開発試験

    阿久津 正浩, 沢田 守伸 栃木県水産試験場研究報告 (49) 64-67, 2006-03

    ...また、ニッコウイワナ養殖生産の普及に向けての取り組みとして、事業レベルのニッコウイワナ養殖特性を把握するため民間養魚池における実用化試験に着手した。...

    日本農学文献記事索引

  • 鹿児島県垂水市周辺におけるサギ類のコロニーや塒の利用と採食場所選択

    栄村, 奈緒子, 畑, 邦彦, 曽根, 晃一 鹿児島大学農学部演習林研究報告 = Research bulletin of the Kagoshima University forests (33) 29-34, 2005-12

    ...アオサギとアマサギは特定の環境に高い選択性を示し、それぞれ海上の養魚場と農地を主な採食場所として利用していた。それに対し、他の3種類のサギでは、特定の環境に対する選択性がアオサギやアマサギほどは高くなかった。チュウサギは主として河川と農地で採食していた。コサギとダイサギは養殖場での採食が最も多かったが、海岸部、河川、農地での採食もかなりの頻度で観察された。...

    日本農学文献記事索引 HANDLE Web Site ほか1件

  • 魚類消化管中の各種消化酵素の精製と作用機作に関する研究

    谷口, 亜樹子 日本食品保蔵科学会誌 31 (4), 189-197, 2005-07

    ...現在の養魚飼料は、主に家畜の飼料をベースに、体重増加等の成長速度との相関を主体とし開発されているのが現状である。魚類の消化器官の様相はほ乳類と大きく異なり、魚類専用の合理的な養魚飼料を開発するためには、魚類の生理および生態に関する知見を得ること、さらに、経済効率が高く、環境汚濁の少ない飼料を開発する必要がある。...

    日本農学文献記事索引

  • ギンヒカリの特性評価(2)

    小林, 保博, 垣田, 誉志史, 茂木, 実 群馬県水産試験場研究報告 : 附業務報告 : 附水産試験場のあゆみ = Report of Gunma Fisheries Experimental Station (11) 30-31, 2005-03

    ...ギンヒカリOncorhynchus mykiss kawabaは刺身などの生食用素材として用いる目的で群馬県水産試験場川場養魚センター(以下「川場センター」という)から種卵・種苗を供給している。種卵の供給を開始して4年が経過し、民間養魚場でも大型魚が生産されるに至り、販売方法の検討がなさられている。...

    日本農学文献記事索引

  • アユの通称「ボケ病」対症療法開発試験

    沢田 守伸, 阿久津 正浩, 糟谷 浩一, 久保田 仁志, 石井 日出郎 栃木県水産試験場研究報告 (48) 76-81, 2005-03

    ...栃木県下のアユ養魚場では、アユの通称「ボケ病」(以下、ボケ病と略記)発症時の対策として塩水浴が多用されている。劇的な効果は得られないものの、死亡数の軽減に若干の効果があるとされている。しかし、その方法(濃度・時間等)は養魚場により異なり、未だ確立した技術とはなっていない。そこで、死亡数の軽減に最も効果のある塩水浴の方法について検討を行った。...

    日本農学文献記事索引

  • 養魚排水対策試験

    沢田 守伸, 阿久津 正浩 栃木県水産試験場研究報告 (48) 60-60, 2005-03

    ...養魚排水が天然水域へ与える汚濁負荷を軽減するため、残餌の減量化が期待される自発摂餌システムと、懸濁物質の流出抑制・回収を目的とした傾斜板システムを組み合わせた。これに加え今年度は、養魚池内の沈殿物を排出する排泥ポンプシステムを新たに組み込んだ。これにより、ニジマス養魚排水中の懸濁物質・窒素・リン等汚濁負荷物質を削減する効果が向上するか否か検討した。...

    日本農学文献記事索引

  • 飼育環境改善試験

    沢田 守伸, 阿久津 正浩, 糟谷 浩一, 久保田 仁志, 石井 日出郎 栃木県水産試験場研究報告 (48) 61-67, 2005-03

    ...アユ養殖現場でボケ病の原因あるいは発症の引き金として養魚池水質環境の悪化を疑い、水質条件の異なるアユ飼育池におけるボケ病発症状況の違いを比較した。すべての試験区でボケ病が発症した。DOのみを高く維持しても、ボケ病の発生抑止には結びつかないと推察された。SSがボケ病の原因、あるいは発症の引き金になることはないと推察された。...

    日本農学文献記事索引

  • 通称「ボケ病」に関するアユ疾病対策試験(3)

    糟谷 浩一, 久保田 仁志, 沢田 守伸, 阿久津 正浩, 石井 日出郎 栃木県水産試験場研究報告 (48) 90-90, 2005-03

    ...症状からA養魚場で5月29日に採取したサンプルは冷水病も併発していると推測された。また、同養魚場で6月4日にサンプルを採取した池は、1ヵ所でボケ病が発生した後、隣の池へと次々と連鎖的に発生してきた池であり、感染を疑わせるような状況であった。これらのサンプルについてウイルス検査を実施したが、ウイルスは分離されなかった。...

    日本農学文献記事索引

  • 東北タイにおける小規模溜池の水文立地に関する評価

    鈴木 研二, 山本 由紀代, 安藤 益夫 システム農学 21 (1), 59-64, 2005

    ...集水面積比(<i>Rca</i>: 集水面積 / 溜池表面積)が5より小さい場合、5年間での年間最低水位が1m以下となり、通年での養魚が困難となる。<i>Rca</i>が9を越える場合、乾季であっても約500m<sup>3</sup>が利用可能となる。...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献5件

  • 長崎県五島・有福湾における 「潮通し」 設置による海水交換促進

    古本 勝弘, 猶木 昌史, 多田 彰秀, 古賀 恵美子, 大田 元 海岸工学論文集 52 1131-1135, 2005

    ...同湾は漁港としての利用のほか養殖漁業が盛んであり, ここ数年来赤潮が発生するとともに, 養殖・蓄養魚の艶死が問題となっている. 地元自治体では, その対策として, 堤防道路の一部を開削して 「潮通し」 を設け, 海水交換を促進して湾内の水質環境を改善しようと計画している....

    DOI

  • 地すべり地特有の地域環境と地震性地盤災害

    宮城 豊彦 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 70-70, 2005

    ...錦鯉の産地である山古志村にしても、この地を訪れる人々の多くは、雑木林と棚田が重なり、養魚池が夕日に照りかえる景観を心に留めて、「なんとも豊かな農村だな」との感慨にひたることができた。...

    DOI

  • 内湖における物質収支(彦根市神上沼での調査事例)

    大久保 卓也 日本陸水学会 講演要旨集 69 (0), 26-26, 2005

    ...この除去率は、これまで調査したきた他の内湖、ため池(エカイ沼、大門池)における値に比べると高く、その原因として流入水の窒素、リン濃度が養魚場排水の影響で高いことが考えられた。...

    DOI

  • 農薬の魚類に対する毒性について(27)

    鈴木, 紘子, 小林, 保博, 垣田, 誉志史, 松原, 利光, 久下, 敏宏, 薩美, 賢策, 信澤, 邦宏 群馬県水産試験場研究報告 : 附業務報告 : 附水産試験場のあゆみ = Report of Gunma Fisheries Experimental Station (10) 1-2, 2004-03

    ...よって農薬の使用方法を遵守し、特にアユが生息する河川や養魚場付近での取り扱いに注意すべきである。...

    日本農学文献記事索引

  • ギンヒカリの肉質と食味

    茂木, 実, 吉野, 功, 垣田, 誉志史, 小林, 保博, 高澤, 智美, 岡崎, 恵美子 群馬県水産試験場研究報告 : 附業務報告 : 附水産試験場のあゆみ = Report of Gunma Fisheries Experimental Station (10) 40-49, 2004-03

    ...群馬県水産試験場川場養魚センターでは、刺身用等の素材として新たな品種を開発する目的で3年成熟系ニジマスを選抜育種により固定化し「ギンヒカリ」と命名した。そして、固定化に成功した後はギンヒカリの生物学的特性に関する研究を行い、飼育技術の確立を目指している。しかし、この家系は従来から普通のニジマスより味が良いとされているが、それを立証する明確な評価はなされていなかった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 当場で発生したアユの通称「ボケ病」について

    沢田 守伸, 糟谷 浩一, 久保田 仁志, 石井 日出郎 栃木県水産試験場研究報告 (47) 42-50, 2004-03

    ...今年度、本県では多くのアユ養魚場でボケ病の発生が見られ、また、当場においても発生を見た。しかし、ボケ病に関する記録は未だ少なく、その原因究明や対策を困難にしている。そこで、今後の試験研究に資するため、当場で発生したボケ病の状況を記録することとした。...

    日本農学文献記事索引

  • 養魚排水対策試験

    沢田 守伸, 阿久津 正浩, 石島 久男 栃木県水産試験場研究報告 (47) 26-26, 2004-03

    ...養魚排水が天然水域へ与える汚濁負荷を軽減するため、養魚池で発生した糞や残餌を効率的に回収する養魚池内設置型の傾斜板を試作し、前年度までにその構造等について試験を実施した。今年度は新たに、汚濁負荷物質の発生量を抑制する手法として、残餌の減量化が期待される自発摂餌システムを取り入れた。...

    日本農学文献記事索引

  • 飼育環境改善試験

    沢田 守伸, 石島 久男 栃木県水産試験場研究報告 (47) 27-29, 2004-03

    ...平成12年度にアユ養魚池内の溶存酸素量(以下、DOと略記)を高め、その飼育成績を調査した。今年度は、4種の酸素飽和度レベルを設定し、摂餌量、成長等が養魚池の酸素飽和度によってどのように変化するか調査した。試験池内の酸素飽和度を80%、100%、120%に維持する3つの試験区を設けた。...

    日本農学文献記事索引

  • 群馬県産マメシジミの1種Pisidium conventus aff. akkesiense

    家山 博史, 高橋 茂 Venus (Journal of the Malacological Society of Japan) 62 (3-4), 111-116, 2004-01-31

    ...群馬県片品村花咲のイワナ養魚池で採集されたマメシジミ属の1種はPisidium conventus aff. akkesienseと同定されたので,その形態を調べた。靭帯が内在し殻内側へ裸出しないこと,外鰓がないことから本種はNeopisidium亜属に属する貝であることが分かった。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献12件

  • 中国のタンチョウ越冬地「塩城自然保護区」における現状と課題

    正富 宏之, 古賀 公也, 井上 雅子, 胡 東宇 保全生態学研究 9 (2), 141-151, 2004

    ...中国では,従来散在していたタンチョウ越冬地が近年開発により消失したため,塩城保護区へ個体が集まり,さらにその保護区でも1980年代以降の北部と南部の急速な開発により,中央部ヘタンチョウが集結する傾向にあった.調査では389羽を目撃したが,北部で4.1%,南部で17.5%,残り78.4 %を保護区の中央部で記録した.保護区内でも乾燥した内陸は水田・ムギ畑等の耕地に,堤防で囲まれた浅水域は大規模な塩田と養魚場...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献28件

  • 名水箱島湧水を活用した住民による農村の観光里づくり

    中村 好男, 増野 途斗, 左村 公 農業土木学会誌 72 (11), 941-944,a2, 2004

    群馬県東村の名水箱島湧水とホタルの保護を通した観光里づくりの効果および課題について検討した。その結果,昭和30年代には湧水を利用した稲作と養鱒という農水産業が有機的に結び付いて地域固有の良好な農村環境が創り出されていたことがわかった。そして,昭和60年に箱島湧水が名水百選に認定されてからは地元住民による名水やホタルの保護活動が活発に展開され,一層良好な農村環境が創出されることになった。箱島地区で…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 一養鱒場内におけるイクチオホヌス症の分布と同症に対する駆逐活動の成果

    吉川, 昌之 静岡県水産試験場研究報告 = Bulletin of the Shizuoka Prefectural Fisheries Experiment Station (38) 31-35, 2003-10

    ...1)イクチオホヌスの感染は養魚場内のある特定の水槽群において起こっていることがわかった。2)イクチオホヌスの感染が起こる水槽群の用水路には浮泥が滞留しており、それが感染源として疑われた。3)清掃の励行により、用水路の浮泥およびもう一つの感染源と目される感染魚の糞の除去を推進したところ、感染の起こる水槽を最下流の水槽に限定するとともに、感染の程度も軽微なものとすることができた。...

    日本農学文献記事索引

  • 農薬の魚類に対する毒性について(26)

    鈴木, 紘子, 久下, 敏宏, 小林, 保博, 垣田, 誉志史, 新井, 肇, 信澤, 邦宏 群馬県水産試験場研究報告 : 附業務報告 : 附水産試験場のあゆみ = Report of Gunma Fisheries Experimental Station (9) 1-2, 2003-03

    ...よって、アユやニジマスなどが生息する河川や養魚場付近での取り扱いに注意すべきである。...

    日本農学文献記事索引

  • 養魚排水対策試験

    沢田 守伸, 石島 久男 栃木県水産試験場研究報告 (46) 34-38, 2003-03

    ...養魚排水中に含まれる有機性の懸濁物質について、簡易で効率的な除去技術を開発し、排水先の天然水域への汚濁負荷軽減を図ることを目的に試験を行った。今年度は沈殿物を傾斜板ユニットの下からサイフォンやポンプの吸入口が容易に入れられるスペースへ誘導する構造物を試作し、その能力を調査した。...

    日本農学文献記事索引

  • 静岡県下の養鱒場におけるニジマスのイクチオホヌス症の罹病調査

    吉川, 昌之, 渡辺, 彩子, 岡本, 信明 静岡県水産試験場研究報告 = Bulletin of the Shizuoka Prefectural Fisheries Experiment Station (37) 13-17, 2002-03

    ...1)淀師水系では10養魚場中5養魚場で、芝川水系では5養魚場中3養魚場で、その他の水系では8養魚場中3養魚場で分布が認められた。2)芝川水系では河川水を介した伝播が考えられた。3)地下水(湧水)を用いている養魚場や、河川水を用いていても同一水系内にひとつしかない養魚場であるにも関わらず分布しているところが多くあった。4)イクチオホヌスの検出率は、腎臓、肝臓および脾臓のうちでは腎臓が最も高かった。...

    日本農学文献記事索引

  • 農薬の魚類に対する毒性について(25)

    久下, 敏宏, 小林, 保博, 垣田, 誉志史, 鈴木, 紘子 群馬県水産試験場研究報告 : 附業務報告 : 附水産試験場のあゆみ = Report of Gunma Fisheries Experimental Station (8) 1-2, 2002-03

    ...よって、アユやニジマスなどが生息する河川や養魚場付近での取り扱いには十分注意すべきである。...

    日本農学文献記事索引

  • 自発摂餌の実用化に関する研究(5)

    田中 英樹, 清水 延浩, 手島 千里 群馬県水産試験場研究報告 (8) 91-92, 2002-03

    ...これまで、自発摂餌式給餌がニジマスOncorhynchus mykiss養殖現場において実用可能であることが示唆されており、民間養鱒場における自発摂餌式給餌についても、用水に湧水を使用するなど飼育条件の比較的安定した養魚池では、その実用性が実証されている1)。...

    日本農学文献記事索引

  • 飼育環境改善試験(1)

    沢田 守伸, 阿久津 正浩, 久保田 仁志 栃木県水産試験場研究報告 (45) 29-37, 2002-03

    ...そこで栃木県の重要な養殖対象魚アユについて養魚池内の溶存酸素量を高め、飼育成績の改善や魚病発生防除等に対する効果を調査した。...

    日本農学文献記事索引

  • 養魚排水対策試験

    沢田 守伸, 石島 久男 栃木県水産試験場研究報告 (45) 44-47, 2002-03

    ...養魚排水中に含まれる有機性の懸濁物質について、簡易で効率的な除去技術を開発し、排水先の天然水域への汚濁負荷軽減を図ることを目的に試験を行った。今年度はサイフォンやポンプの吸入口が池底に入れられるよう傾斜板の構造を改変し、その効果を確認した。Aタイプはアクリル板を傾斜角60°で5cm間隔に26枚並べたものとした。...

    日本農学文献記事索引

  • 西ジャワにおけるホームガーデン構造の20年間の変化

    久保田 尚浩, HADIKUSUMAH Herri Y., ABDOELLAH Oekan S., 杉山 信男 熱帯農業 46 (3), 143-151, 2002

    Changes in the size and function of the homegardens from 1980 were studied in five homegardens each with and without a fishpond in Selajambe Village, located at about 70-km west of Bandung in West …

    DOI

  • 西ジャワにおけるホームガーデン構造の20年間の変化

    久保田 尚浩, HADIKUSUMAH Herri Y., ABDOELLAH Oekan S., 杉山 信男 熱帯農業 46 (3), 152-161, 2002

    All the useful plant species in five homegardens each with and without a fishpond in Selajambe Village, West Java, were surveyed in the dry season of 1999, and the results obtained were compared …

    DOI

  • メコンデルタにおけるファーミングシステムの研究

    日高, 哲志 農林水産技術研究ジャーナル 24 (12), 21-25, 2001-12

    ...ベトナムメコンデルタでは、水稲作を基幹として、養豚、養魚、野菜、果樹などを組み合わせた複合経営が行われている。本地域の経営の特徴は、各生産部門が水と物質の循環システム(ファーミングシステム)で互いにつながっていることである。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献8件

  • 在来マスのBKD垂直伝播防止に関する研究(1)

    小原 昌和 長野県水産試験場研究報告 (5) 39-42, 2001-03

    ...2.BKDに汚染された養魚場では、採卵期のアマゴ親魚群内で11.7~20.0%の保菌親魚を検出した。3.雌親魚の内で、1.8~10.7%の個体の体腔液から病原菌を検出したが、雄精液からは検出しなかった。4.体腔液から菌が検出された親魚は腎臓における保菌程度が高い個体であり、腎臓における保菌が進んだ個体ほど体腔液の汚染が進むのではないかと考える。...

    日本農学文献記事索引

  • 在来マスのBKD垂直伝播防止に関する研究(2)

    小原 昌和 長野県水産試験場研究報告 (5) 43-46, 2001-03

    ...1.BKDに汚染された養魚場のアマゴ親魚に対して採卵1ヶ月前の時期にエリスロマイシンを注射投与し、採卵期における親魚の保菌状態を調べた。2.エリスロマイシンを投与しない対照群の保菌率が11.7~20.0%であったのに対して、投与群の保菌率は1.7~5.0%であり、エリスロマイシンの注射投与が保菌率の抑制に有効であった。...

    日本農学文献記事索引

  • 養魚排水対策試験

    沢田 守伸, 石島 久男 栃木県水産試験場研究報告 (44) 19-21, 2001-03

    ...養魚排水の水質を改善するためには、飼育池内の糞や残餌等を除去することが重要である。今年度は、糞及び残餌からのN,P溶出状況を経時的に調査し、糞や残餌を発生後どれくらいの時間内に除去する必要があるか、検討した。分析結果をもとに,糞または配合飼料1g(ともに乾燥重量)から溶出した各態窒素やオルトリン酸の量を算出した。...

    日本農学文献記事索引

  • 養魚排水対策試験

    沢田 守伸, 石島 久男 栃木県水産試験場研究報告 (43) 22-27, 2000-03

    ...今回の試験により、傾斜板は水中の懸濁物質を早く沈殿させ、池外への流失を強く防止する装置で、養魚排水対策上、きわめて有効な手段であることがわかった。...

    日本農学文献記事索引

  • 代替原料の有効利用による新養魚飼料の開発に関する研究

    青木, 秀夫 三重県水産技術センター研究報告 = Bulletin of the Fisheries Research Institute of Mie (8) 15-107, 2000-02

    ...以上、本研究では、最近の逼迫した魚粉・魚油の需給状況に鑑み、代替タンパク質・代替油脂配合の新しいタイプの養魚飼料の開発を試みるとともに、養魚飼料の安定供給、品質保持、価格低減化を計るためには魚粉に依存しない飼料の開発が不可欠であると考え、そのために必要な基礎資料の集積を行った。本研究で得られた成果は、21世紀の魚類養殖における飼料開発の方向を示す有益な情報を提供するものである。...

    日本農学文献記事索引

  • 養魚用餌料として供給されるサバ類の一般成分

    佐藤, 公一 大分県海洋水産研究センター調査研究報告 = Bulletin of Oita Institute of Marine and Fisheries Science (2) 31-34, 1999-03

    1)近年、海面養殖漁業の主たる生餌源になっているサバについて、水分量と体構成成分の関係を中心にいくつかの解析を行った。 2)63試料の一般成分分析の結果、水分をx、粗脂肪をyとしてy=84.092-1.086x(r=‐0.985)の高い相関のある関係式が得られた。 3)また、水分+粗脂肪をx、粗タンパクをyとしてy=88.122-0,889x(r=-0.920)の関係式が得られた。 …

    日本農学文献記事索引 被引用文献1件

  • 在来水産資源生態調査研究

    土居 隆秀, 糟谷 浩一, 中村 智幸 栃木県水産試験場研究報告 (42) 60-61, 1999-03

    ...養魚所採卵で12,800粒の卵を確保した。9,450粒の発眼を確認した。ふ化数(率)は,約7,000尾(54。7%程度)であった。最終的な歩留りは,平成10年3月31日時点で飼育尾数約2,000尾であった(28。5%程度)。...

    日本農学文献記事索引

  • 養魚用餌料として供給されるサバ類の一般成分

    佐藤 公一 大分県海洋水産研究センター調査研究報告 = Bulletin of Oita Institute of Marine and Fisheries Science (2) 31-34, 1999-03

    1)近年、海面養殖漁業の主たる生餌源になっているサバについて、水分量と体構成成分の関係を中心にいくつかの解析を行った。 2)63試料の一般成分分析の結果、水分をx、粗脂肪をyとしてy=84.092-1.086x(r=‐0.985)の高い相関のある関係式が得られた。 3)また、水分+粗脂肪をx、粗タンパクをyとしてy=88.122-0,889x(r=-0.920)の関係式が得られた。 …

    日本農学文献記事索引

  • 養魚排水対策試験

    加賀 豊仁 栃木県水産試験場研究報告 (42) 23-24, 1999-03

    ...養魚排水の低コストで効率的な処理方法を開発するため今年度は,少ない設置面積で効率的な処理を行うことを目的に,プラスティック濾材と縦型濾過槽を用い,懸濁物質濃度を指標に処理効果を検討した。今回、濾過槽の規模を約20%に縮小、濾材密度を7~14倍に増大し、単位時間当たり同量の原水を導入、処理した結果、定量下限値以下のSS濃度を示した例を除いた処理効率は平均69。0%(範囲25。0~94。...

    日本農学文献記事索引

  • ペヘレイ養殖試験

    野沢 貢, 加賀 豊仁, 渋谷 隆之 栃木県水産試験場研究報告 (41) 22-24, 1998-03

    ...ペヘレイ養殖においては,越冬特に多くの減耗が生じ,養魚経営上の問題となっている。そこで,飼育魚の健全育成及びへい死率低減による生産性向上を目的に各種飼料添加物の給与効果について検討を行った。...

    日本農学文献記事索引

  • 養魚排水対策試験

    加賀 豊仁 栃木県水産試験場研究報告 (41) 29-31, 1998-03

    ...養魚排水の低コスト処理法の開発を自的に,プラスチック濾材による処理効果について,懸濁物質濃度及び生物化学的酸素要求量を指標に検討した。水槽を金網により四分割し,それぞれのブロックに所定量のプラスチック濾材(以下「EC濾材という。)を投入した。...

    日本農学文献記事索引

  • 魚類感染症対策試験

    宇賀神 光男 栃木県水産試験場研究報告 (41) 39-39, 1998-03

    ...多発する魚病被害の軽減を図る一方法として,養魚用水の殺菌が必要である。そこで,本年度はオゾン殺菌の魚毒性の点から検討した。供試魚はアユは平均22。3gを,ニジマスは平均91gを用いた。試験区は1)対照区 2)オゾン接触区とした。アユおよびニジマスともにおおむね8分前後で横転した。水質はD。O。において対照区は減少しているが,オゾン区はほぼ変化がみられなかった。pHは両区ともに変化が見られなかった。...

    日本農学文献記事索引

ページトップへ