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検索結果 3,332 件

  • 非外傷性膀胱破裂の1例

    鐘ヶ江 紘典, 早川 達也, 植地 貴弘, 首藤 瑠里, 柴崎 貴俊, 宮城 隆志, 竹下 諒, 中村 俊介, 中森 知毅 日本救急医学会関東地方会雑誌 45 (2), 127-131, 2024-03-29

    <p>症例は60歳代の男性。受診の10ヶ月前に尿膜間囊胞に対する腹腔鏡下摘出術を受け, その際に膀胱頂部を合併切除された。長時間排尿を我慢した後の下腹部痛を主訴に当院救急外来を受診した。腹部CT検査で膀胱周囲に腹水の貯留があり, 膀胱造影検査で, 膀胱頂部からの膀胱外への造影剤の流出がみられたため非外傷性膀胱破裂の診断で抗菌薬投与を行い, …

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  • 老舗ブランドの持続可能性に資する経営モデルの研究

    首藤 明敏 明治大学社会科学研究所紀要 62 (2), 156-181, 2024-03-25

    日本は世界的にも稀にみる老舗大国であり、その経済的、社会的価値は大きい。一方、継承者の不在により、家業としての存続が危うい事例も多々みられる。そこで、本論では、家業の存続に関わらず、老舗ブランドの価値を持続可能にする経営モデルを明らかにすることを目的とした。まず、既存文献や調査データ等の整理・分析を通じて、老舗経営の現状を把握し、その経営課題を把握し、関連概念の整理を行った。そうした論考に基づき…

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  • 右上下肢の舞踏運動で救急外来を受診した左内頸動脈・左中大脳動脈狭窄の1例

    野中 厚志, 首藤 瑠里, 宮城 隆志, 竹下 諒, 海老原 直樹, 植地 貴弘, 入福浜 由奈, 三田 直人, 中村 俊介, 中森 知毅 日本救急医学会関東地方会雑誌 44 (4), 366-369, 2023-12-28

    <p>症例は67歳の女性。受診7日前から右上下肢を動かした際に意図とは異なる動きが出現し, 症状が増悪したため救急受診した。受診時に右上下肢舞踏運動がみられた。入院時の血液検査および頭部画像検査から, 本症例は左基底核虚血に伴う右上下肢舞踏運動と考えられ, アスピリン, スタチン系薬の内服を開始し入院した。入院4日目に行った脳血管造影検査で左内頸動脈狭窄症 (狭窄率84%), …

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  • ラグビーのルール改正に関する研究

    古川 拓生, 諸藤 陸, 首藤 弘人 コーチング学研究 37 (1), 59-73, 2023-10-20

    <p> This study aims to analyse the effects and impacts of the newly introduced 50:22 rule and goal line dropout (GLDO) rule in 2022, to obtain learnings to adapt to the new rule implementations. A …

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  • 抗凝固療法が有効であった多発動脈血栓症を合併した自己免疫性蛋白漏出性胃腸症の 1 例

    山内 健, 並川 浩己, 衣畑 成紀, 奥山 直木, 幕内 安弥子, 福本 一夫, 豊田 宏光, 鎌田 紀子, 栩野 吉弘, 首藤 太一 日本病院総合診療医学会雑誌 19 (5), 337-342, 2023-09-30

    70 歳,男性。数日で体重が 13 kg 増加し,低Alb血症(1.4 g/dL)が出現し,当科に入院した。入院時,リウマチ因子・抗核抗体・抗SS-A抗体陽性および補体低値で,体幹部造影CT検査で腹部大動脈に壁在血栓を認めた。99mTc標識ヒト血清Albシンチグラフィ検査を行い, 胃下部~上部空腸にradioisotopeの集積があり,自己免疫性蛋白漏出性胃腸症と診断した。 …

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  • 食道癌手術における周術期感染管理

    鍋谷 圭宏, 加野 将之, 水藤 広, 桑山 直樹, 首藤 潔彦 日本外科感染症学会雑誌 20 (2), 92-100, 2023-09-15

    <p>食道癌に対する食道切除再建術(食道癌手術)では,術後感染性合併症(postoperative infectious complication:以下,PIC)が術後短期・長期の予後不良因子となる。近年は鏡視下/ロボット支援下の低侵襲食道癌手術(minimally invasive esophagectomy:以下,MIE)が普及し,縫合不全が関与しない切開創手術部位感染(surgical …

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  • スキャン活動を把握可能な宛先ポート番号別時系列グラフ描画システムの検討

    首藤 葵, 二井 智成, 福原 悠真, 池部 実, 吉崎 弘一, 吉田 和幸 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 58-59, 2023-08-31

    <p>サイバー攻撃は増加傾向にあり,組織のネットワーク管理者は攻撃の予兆を把握しサイバー攻撃へ対処する必要がある.本研究では,単位時間あたりの宛先ポート番号ごとのパケット数を時系列グラフとして描画することで,スキャン活動を把握するためのシステムの開発を目指す.インターネット側から流入するSYNパケットから宛先ポート番号を含めたパケット情報を抽出して時系列DBへ格納する.一定間隔ごとに時系列DBか…

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  • 舘脇操博士が北海道礼文島および利尻島から発表した4種内分類群のレクトタイプ選定

    首藤 光太郎 植物研究雑誌 98 (4), 208-213, 2023-08-20

    <p>北海道大学農学部に所属した舘脇操博士は,地域的な植物相研究で作成した植物目録の中で,しばしば新たな種内分類群の学名を発表した.これらの原発表にはわずかな記載文のみが伴い,証拠標本やタイプ標本が引用されていないことが多い.加えて,タイプと推定される標本に発表時の学名やタイプであることを示す書き込みがないこともある.本研究では,北海道礼文島および利尻島の植物相研究の過程で,標本の引用なく記載さ…

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  • 縦隔気管孔形成術を施行したムコ多糖症I型(Hurler症候群)の1例

    首藤 喬, 舟井 優介, 堀 耕太郎, 脇 彩也香, 森 隆 日本集中治療医学会雑誌 30 (4), 235-238, 2023-07-01

    <p>重度の頸椎後屈制限を伴うムコ多糖症I型(Hurler症候群)の患児に対し,縦隔気管孔形成術を施行した1例を経験した。症例は10歳,男児。幼少時よりHurler症候群と診断され,4歳時に頸椎症に対して椎弓切除術を受けた。ARDSのため他院で気管挿管されたが,集中治療目的に当院に搬送された。集中治療により肺炎は改善したが,人工呼吸器からの離脱が困難で,気管切開が必要な状態と判断された。しかし,…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献5件

  • 陰囊膿瘍を伴う鼠径ヘルニア盲腸嵌頓に対し腹腔鏡手術を施行し得た1例

    成島 一夫, 森 幹人, 平野 敦史, 首藤 潔彦, 吉田 雅博 日本腹部救急医学会雑誌 43 (4), 769-772, 2023-05-31

    <p>症例は92歳男性,右鼠径部の膨隆および硬結,右陰囊からの膿汁流出を主訴に当院を受診した。精査の結果,陰囊膿瘍を伴う右鼠径ヘルニア盲腸嵌頓の診断となった。右鼠径部から陰囊にかけて広範な皮下の炎症性肥厚を認めたが,腹腔内の炎症所見は認めなかったため,腹腔鏡手術を選択した。嵌頓した盲腸は穿孔していたため回盲部切除術を施行した。一方鼠径部は炎症が強く高度に硬化していたため,鼠径ヘルニアの同時修復は…

    DOI Web Site 医中誌

  • 肝門部胆管内腫瘍栓を伴った肝原発神経内分泌腫瘍の1切除例

    村上 崇, 清水 宏明, 野島 広之, 山崎 一人, 松本 智弘, 碓井 彰大, 小杉 千弘, 首藤 潔彦, 山崎 将人, 幸田 圭史 胆道 37 (2), 220-228, 2023-05-31

    <p>症例は60歳,男性.皮膚掻痒感と黄染を主訴に近医を受診した.血液検査で肝胆道系酵素上昇を認めた.造影CTでは左肝に50mmの濃染する腫瘍を認め,同部から肝門部領域胆管内に連続する病変を認めた.減黄後,左肝・尾状葉切除,中肝静脈合併切除,肝外胆管切除術を施行した.切除標本の左肝内に50×38mmの白色腫瘍を認め,主病変から境界明瞭な腫瘍が肝門部領域胆管内に進展し,腫瘍栓を形成していた.病理組…

    DOI 医中誌

  • ALOS-2データを用いた伐採検知情報の茨城県森林クラウドでの利用

    林 真智, 田殿 武雄, 濱本 昂, 落合 治, 斎藤 英樹, 髙橋 正義, 志水 克人, 小川原 寛朗, 首藤 誉史, 金子 歩 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 130-, 2023-05-30

    <p>伐採など森林変化情報は、地域の森林管理を適切に進めるうえで必要な基礎的情報の一つであり、衛星を利用した伐採検知技術により、その情報取得の大幅な省力化が期待できる。著者らは、ALOS-2/PALSAR-2を利用した伐採検知技術の実用化を進めており、2021年11月から、茨城県の森林クラウドを用いて実証を行っている。2022年12月までに5回の伐採検知情報を登録しており、初回から3回分は、各自…

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  • 左側大腸穿孔に対するハルトマン手術中に麻酔科医がカテコラミン投与を決断するための術前危険因子

    中筋 正人, 首藤 日本腹部救急医学会雑誌 43 (3), 615-620, 2023-03-31

    <p>左側大腸穿孔は外科的ドレナージが成功しても敗血症性ショックに悪化することがあり,麻酔科医による術中の初期治療,とくに血圧維持の循環管理が重要である。左側大腸穿孔に対する緊急ハルトマン手術を受けた患者を対象に手術中に持続カテコラミン投与をした群15名と血圧の維持は輸液・輸血のみでカテコラミンを持続投与しなかった群17名に分けて手術中にカテコラミンを必要とする患者の術前危険因子を検討した。2群…

    DOI Web Site 医中誌

  • 北海道の稲作における全要素生産性と米の市場評価

    八畑 知礼, 首藤 久人, 茂野 隆一 農業経済研究 94 (4), 257-262, 2023-03-25

    <p>The objective of this study is to measure total factor productivity (TFP) on a gross revenue basis reflecting the market valuation effect on products due to quality/taste improvement. The study …

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  • 香港における日本産いちごの輸出競争力

    白木 晟理那, 首藤 久人 フードシステム研究 29 (4), 189-194, 2023

    This study estimated the linear approximate Quadratic Almost Ideal Demand System (LA/QUAIDS) of Hong Kong's fresh strawberry import demand by origin. The estimation results showed that the import …

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 血液透析患者における体幹および四肢脂肪量と動脈スティッフネスの関連

    首藤 亜侑美, 奥野 仙二, 乗峯 京子, 岡﨑 久宜, 小野 克宏, 太口 翠, 山川 健次郎, 庄司 繁市, 山川 智之, 森 克仁, 繪本 正憲 日本透析医学会雑誌 56 (5), 161-166, 2023

    <p>【目的】血液透析患者における,体脂肪量およびその分布と動脈スティッフネスの関連を検討する.【方法】609名の血液透析患者を対象として,上腕―足首間脈波伝播速度(baPWV)を,またdual-energy X-ray absorptiometryにて,体幹,四肢および総脂肪量を測定した.【結果】baPWVは年齢や収縮期血圧と有意な正の相関を認めていた.また,baPWVに男女差は認めなかったが…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献29件

  • カルシア改質土の海域投入に伴う濁りの発生に関する実験的研究

    首藤 啓, 阿式 邦弘, 西本 高志, 林 李々香, 西嶋 渉, 寺田 邦男, 大川 郁夫 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 海砂利採取跡地の環境修復のために浚渫土をカルシア改質土に改良し,その適用性について検討を行った.改質土の投入に際しては濁りが発生し周辺海域への影響が懸念されるが,改質土の濁りに関する定量的な評価手法はなく,対象海域が深く強流速の場であることから従来の施工方法も難しい.</p><p> 改質土の強度特性は配合試験の結果を解析し,24時間養生のデータから有効遊離石灰率<i>L<sub>e</s…

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  • 生体腎移植後グラフト側に生じた鼠径ヘルニアの1例

    秋本 修志, 尾上 隆司, 鈴木 崇久, 首藤 毅, 清水 洋祐, 田代 裕尊 日本臨床外科学会雑誌 84 (5), 831-835, 2023

    <p>腎移植後の鼠径ヘルニア根治術では,腹膜前腔を走行し膀胱と吻合している移植腎尿管の損傷リスクを避けるために腹膜前腔の剥離操作が加わらない方法が有用であるとされている.今回,われわれは生体腎移植後2年でグラフト側に鼠径ヘルニアを生じLichtenstein法にて修復を行った1例を経験した.症例は63歳,男性.2年前に末期腎不全にて生体腎移植術を施行.定期受診にて右鼠径ヘルニアを認め,Licht…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • 戦前期林業経済学の諸相

    峰尾 恵人 森林応用研究 32 (1), 21-29, 2023

    ...その結果、フィシュバフ著・首藤訳(1879)、ウェーベル著・望月訳(1896)、小出(1910)、川島(1917)など複数の文献が見いだされた。これらの文献には、ドイツ語圏の学術の影響や、私経済論と公経済論の混合といった特徴がある。また、国内外の林学者と経済学者の文献が引用されたものもあり、一定の水準を持つ林業経済学が戦前期に展開していたことが確認された。...

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  • P-drugレポート導入による薬理学ロールプレイの学習効果の向上

    首藤 隆秀, 柳田 俊彦, 笹栗 俊之, 西 昭徳 日本薬理学雑誌 158 (2), 128-133, 2023

    <p>薬理学ロールプレイは,与えられた症例に対して,医師が適切な治療薬を選択し,患者と家族に対して薬物療法の説明を行うアクティブラーニングであり,久留米大学では2013年に医学科3年生を対象として開始した.薬理学ロールプレイは医師役や患者役を体験した学生には高い学習効果が期待されるが,配役のない学生は傍観者として参加してしまい,学習効果が比較的低くなる可能性がある.この問題を改善するため,201…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 強潮流・大水深海域におけるカルシア改質土投入時の濁り拡散に関する現地実験

    高橋 俊之, 菅野 孝則, 首藤 啓, 阿式 邦弘, 西本 高志, 林 雄介, 宮崎 章博, 江島 和宏 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> カルシア改質材(転炉系製鋼スラグ)は,成分調整と粒度調整が行われた改質材であり,改質材と港湾工事で発生する浚渫土を混合したカルシア改質土は,固化によって強度が発現する.自然物と人工物を効果的に組み合わせたカルシア改質土は,環境修復事業において有効活用されている.一方,瀬戸内海には海砂利採取によって大水深化した海域が点在しており,自然な回復には至っていない.ここでは,土砂投入事例がほとんど…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 第38回 (株)C-HASプラスの線虫健康寿命の見える化技術と天然物もの・ことづくり事業

    首藤 ファルマシア 59 (11), 1030-1032, 2023

    株式会社C-HASプラスは、熊本大学の天然物もの・こと作り事業UpRodから誕生した大学発ベンチャーである。熊本大学薬学部で積み重ねられた、線虫健康寿命ミニ集団解析技術C-HASや天然資源探索ツール・ノウハウを基盤として、医薬品・化粧品・健康食品などのシーズと有効性エビデンスを取得する。温故創新のユニークなビジネス戦略で、健康・医療関連製品開発を効率的に推進・支援する。

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  • (エントリー)鮮新統宮崎層群生目層の貝形虫化石と古底層環境

    矢野 稜真, 岩谷 北斗 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 454-, 2023

    ...首藤次男,1952.宮崎層群の地史學的研究,九州大学理学部研究報告 地質学之部,4,1-40.  高清水康博,2009. 前弧海盆に発達した化石海底谷システム:中新-鮮新統宮崎層群“宮崎相”の堆積学的解析,地質学雑誌 第115巻,第11号,559-577 Zhou, B., 1995....

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  • BL24XU における時分割角度分解準大気圧領域の環境型硬X線光電子分光解析技術の開発

    豊田 智史, 梶野 雄太, 山本 知樹, 首藤 大器, 野瀬 惣市, 水野 勇, 住田 弘祐, 三根生 晋, 町田 雅武, 横山 和司 SPring-8/SACLA利用研究成果集 10 (6), 499-503, 2022-12-28

    環境型光電子分光法 (NAP-XPS: Near Ambient Pressure X-ray Photoelectron Spectroscopy) は、超高真空下ではなく、準大気圧領域の環境下にて、試料の化学状態を観測する手法であり、近年特に触媒、電池分野において注目されている手法である。しかしながら、環境下では試料のスパッタリングが行えないため、試料の表面の状態観測に限られていた。<br…

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  • 大雪山系富良野岳で確認されたツンドラスズメノヒエ(イグサ科)

    中川 博之, 首藤 光太郎, 佐藤 謙, 黒沢 高秀 植物研究雑誌 97 (6), 329-335, 2022-12-20

    <p>大雪山系富良野岳で,国内未報告と思われるイグサ科スズメノヤリ属植物を発見した.問題のスズメノヤリ属植物は,葉身の幅,葉縁の毛,茎葉の鞘の毛,1 団集花序の小花数,最下の団集花序 の位置などによって近縁種群から識別することができた.このことから,問題のスズメノヤリ属植物は,クモマスズメノヒエに近縁なツンドラスズメノヒエとされる植物と同定した.ツンドラスズメノヒエは,これまで千島列島南部以南で…

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  • ブロックチェーンで信頼性を担保する:1.トラストレスのメカニズム

    首藤 一幸 情報処理 64 (1), e1-e6, 2022-12-15

    2008年に発表されたBitcoinは,特定の人や組織を信頼する必要なしに,電子なお金を成立させました.この「トラストレス」という性質は,Bitcoinに端を発する暗号通貨,そしてブロックチェーンの中核的な価値です.しかしこの性質は無条件に成り立つわけではなく,トランザクション承認方式や,ブロックチェーンの運用形態を注意深く選び,承認の権限を適切に分散させる必要があります.トラストレスという性質…

    DOI 情報処理学会

  • 分子シミュレーションを用いたフェノール樹脂の 構造-物性相関解析

    首藤 靖幸, 和泉 篤士, 萩田 克美, 柴山 充弘 ネットワークポリマー論文集 43 (6), 246-252, 2022-11-10

    <p>架橋後のフェノール樹脂の構造-物性相関を解明するため,全原子分子動力学シミュレーションを用いた分析を検討した。架橋フェノール樹脂は現実の化学反応を模した疑似架橋反応により構築し,化学構造,分子量,構造因子関数を比較することで得られた構造の妥当性を確認した。得られた架橋樹脂について一軸伸長変形を施し,小ひずみ領域における弾性特性発現メカニズムの解析,大変形領域におけるネットワーク破壊挙動の解…

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  • ユーティリティトークンの性質を備えたNFTの使用権のみを他者に貸与する方法の提案

    首藤, 健一, 山崎, 重一郎 コンピュータセキュリティシンポジウム2022論文集 1360-1366, 2022-10-17

    NFTとは,識別可能な資産の所有を意味するブロックチェーン上のデジタル証書のことである.所有権とは,主に有体物に対する使用,処分,収益を統合する排他的な権利である.また,スマートロックの開閉など所有資産に対する操作などの機能を備えたトークンをユーティリティトークンと呼ぶ.本研究では,ユーティリティトークンとしての性質を備えた NFT …

    情報処理学会

  • 食道癌手術周術期代謝栄養管理は手術部位感染(surgical site infection)対策として貢献するか?

    鍋谷 圭宏, 高橋 直樹, 前田 恵理, 金塚 浩子, 實方 由美, 桑山 直樹, 黒崎 剛史, 水藤 広, 加野 将之, 首藤 潔彦 外科と代謝・栄養 56 (5), 165-171, 2022-10-15

    <p> わが国の食道外科は食道癌に対する食道切除再建術が中心で,縫合不全や肺炎などの感染性合併症が術後短期・長期の予後不良因子であることが報告されている.近年は鏡視下/ロボット支援下の低侵襲食道癌手術が普及し,縫合不全が関与しない切開創手術部位感染(surgical site infection:SSI)や肺炎の減少に貢献している.しかし,縫合不全発症率はいまだ高く,縫合不全による臓器/体腔SS…

    DOI Web Site 参考文献30件

  • 超極細ワイヤを用いたマイクロタービンの研究(第9報)

    首藤 叶汰, 本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 67-68, 2022-08-25

    <p>線径が0.2mmの極細ワイヤ(A)を直径1.6mmの細管を4本並べた櫛針に平織り状に編み込み,次に,この細管の3本に線径が0.5mmの別の極細ワイヤ(B)を挿入した後,細管を引き抜くことで,マイクロ織布を成形し,残り1本の細管をタービンの中心軸とし,極細ワイヤ(B)を中心軸回りにねじり・束ねることで,マイクロ織布がマイクロタービンの翼を形成する新しいマイクロ軸流タービンを考案・開発した.本…

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  • エゾヤママンテマ(ナデシコ科)を北海道層雲峡で再発見する

    中川 博之, 佐藤 謙, 首藤 光太郎 植物研究雑誌 97 (4), 232-235, 2022-08-20

    <p>エゾヤママンテマ <i>Silene harae</i> Nakaiは,1931年に層雲峡で採集された標本に基づいて記載されたナデシコ科の多年草である(Nakai 1932a).しかし,タイプ標本が採集されて以降,新たな標本が採集されなかったこと,1960年代に外来種である可能性が指摘されたことなどから,近年の主要な文献には登場しない.筆者らは,2020年にタイプ産地とほぼ同じ場所でエゾヤ…

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  • タカネタチイチゴツナギ(イネ科)の北海道新産を確認する

    中川 博之, 佐藤 謙, 首藤 光太郎 植物研究雑誌 97 (4), 236-240, 2022-08-20

    <p>大雪山系の忠別岳と朝陽山において北海道新産の広義タカネタチイチゴツナギ(イネ科)を確認した.特に忠別岳産標本は形態変異に富んでいたが,朝陽山産標本を含め,広義の<i>Poa glauca </i>に同定した.</p>

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  • マイクロスケール衝撃波圧縮機構のための衝撃波の可視化

    磯村 耕成, 藤川 寛之, 黒瀨 健斗, 首藤 広樹, 鳥山 寿之 電気学会論文誌E(センサ・マイクロマシン部門誌) 142 (8), 189-196, 2022-08-01

    <p>Mechanical behavior of micro-scale normal shock and shock train were observed to demonstrate its usefulness for compression process of a micro-scale radial wave rotor. The micro-scale radial …

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 実証実験による瓢箪型ラウンドアバウト幾何構造の検討

    奥城 洋, 吉岡 慶祐, 石黒 雄紀, 中根 武志, 松岡 寿章, 首藤 貴子, 張 馨, 中村 英樹, 阿部 義典, 神戸 信人, 下川 澄雄 交通工学論文集 8 (4), B_18-B_25, 2022-04-01

    <p>愛知県豊橋市牧野町における県道と市道の 4 枝無信号交差点は,総流入交通量が約 15,000 台/日と比較的多いが無信号で運用されている.そして,市道が鋭角の食い違い交差となっていることなど,交通安全上の課題を抱えている.その対策案として,瓢箪型ラウンドアバウトの導入が計画されているものの,国内では市街地における導入事例がなく,また,ラウンドアバウトマニュアルにおいても正円でないラウンドア…

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  • 膵癌術後の難治性腹水に対しデンバーシャント<sup>®</sup>を留置して術後補助化学療法を施行できた2例

    田原 俊哉, 首藤 毅, 羽田野 直人, 森本 博司, 嶋田 徳光, 田澤 宏文, 鈴木 崇久, 尾上 隆司, 清水 洋祐, 田代 裕尊 日本消化器外科学会雑誌 55 (4), 260-268, 2022-04-01

    <p>膵癌術後の難治性腹水に対し,デンバーシャント<sup>®</sup>を造設した2例を報告する.症例1は74歳の男性で,全胃温存膵全摘術,D2郭清の術後2か月で難治性乳び腹水が出現し,術後6か月でデンバーシャント<sup>®</sup>を造設した.症例2は肝硬変の既往がある71歳の女性で,幽門輪温存膵頭十二指腸切除術,D2郭清の術後1か月で難治性腹水が出現し,術後2か月でデンバーシャント<s…

    DOI Web Site 参考文献21件

  • 超極細ワイヤを用いたマイクロタービンの研究(第8報)

    首藤 叶汰, 本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 237-238, 2022-03-02

    <p>2枚のマイクロ円板の中心と端部に小径の穴を開け,中心の穴には剛性が高い軸を挿入し,2枚のマイクロ円板がわずかな隙間を隔てるように組み立て,また,端部の穴には弾性体のピンを挿入し,剛性軸と弾性ピンの周りに超極細ワイヤを密着させて巻付け,さらに,マイクロ円板を回転させることで,密着させた超極細ワイヤがタービンの翼となるマイクロタービンを考案した.本報ではタービンの構造と回転実験結果について報告…

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  • 特徴的な遺構・遺物

    首藤,久士, 乗松,真也 公益財団法人愛媛県埋蔵文化財センター発掘調査報告書 : 中村田所遺跡 中村田所東遺跡 西喜光地遺跡 第203集 220-223, 2022-03

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  • 出土した弥生土器について

    首藤,久士 公益財団法人愛媛県埋蔵文化財センター発掘調査報告書 : 中村田所遺跡 中村田所東遺跡 西喜光地遺跡 第203集 223-224, 2022-03

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  • 遺構の変遷

    首藤,久士 公益財団法人愛媛県埋蔵文化財センター発掘調査報告書 : 中村田所遺跡 中村田所東遺跡 西喜光地遺跡 第203集 217-220, 2022-03

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  • Dieudonneらの集合アルゴリズムの時間計算量の改善

    鈴木, 雄大, 首藤, 裕一 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 247-248, 2022-02-17

    集合問題とは、グラフ上に任意に配置されたエージェント群をひとつの頂点に集める問題である。本稿では、任意の敵対的な動作をするエージェント(ビザンチンエージェント) がエージェント群に混在したときの集合問題について考える。当然ながら、ビザンチンエージェントが混在する場合はすべてのエージェントをひとつの頂点に集合させることはできない。したがって、すべての正常エージェントがひとつのノードに集合すればよい…

    情報処理学会

  • モバイルロボット群のランダムウォークに基づく分散配置アルゴリズムのシミュレーション評価

    尾崎, 大誠, 首藤, 裕一 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 235-236, 2022-02-17

    分散配置問題は、Augustine とMoses Jr.によって2018年に導入・定式化されたモバイルロボットに関する問題であり、次のように定義される。(i) n頂点からなる無向連結グラフG上にk体のロボット(k<=n)が存在する。(ii) これらのロボットは、同一頂点に存在する他のロボットと通信を行い、保有する情報を交換しながら、グラフ上の辺を経由して頂点間を移動する。(iii) …

    情報処理学会

  • 無限正方格子上でのライト付き移動ロボットの集合

    高山, 龍弥, 首藤, 裕一 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 249-250, 2022-02-17

    本稿では、無限正方格子グラフ上を移動するロボット群をひとつの頂点に集める集合問題に取り組む。これまでに、1単位時間ごとにすべての情報を失う忘却型ロボットについては、ロボット群が集合可能であるような初期配置の必要十分条件があきらかにされている。本稿では、1ビットの情報をメモリに保持できるロボットについて、ロボット群が集合可能であるような初期配置を完全に特徴付ける。

    情報処理学会

  • ビザンチンエージェントが混在するモバイルエージェント群による乱択集合アルゴリズム

    小杉, 泰雅, 首藤, 裕一 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 245-246, 2022-02-17

    集合問題とは、グラフ上に任意に配置されたエージェント群をひとつの頂点に集めるという問題である。本稿では、任意の敵対的な動作をするエージェント(ビザンチンエージェント) がエージェント群に混在したときの集合問題について考える。ビザンチンエージェントを含めてひとつの頂点に集合させることはできないので、すべての正常エージェントがひとつのノードに集合すればよいとする。本稿では、エージェント群の同期性と認…

    情報処理学会

  • 端脚類によるヒジキ人工種苗の食害

    野田 勉, 清本 節夫, 博多屋 卓, 坂井 翔, 首藤 宏幸, 藤浪 祐一郎, 吉村 拓 水産技術 = Journal of Fisheries Technology 14 (2), 11-14, 2022-02

    長崎県小値賀町のアワビセンターで生産していたヒジキに見られた藻体の分断の原因究明のため,藻体の分断が発生した水槽から採集した6個体のヒゲナガヨコエビ科の端脚類Ampithoidae gen. sp.(体長;5.8~10.1 mm,体重;5.0~16.8 mg)をシャーレに収容し,20℃,明暗周期12時間:12時間の条件下でヒジキを給餌した。また,12,24,36時間後にヒジキを観察するとともに,…

    DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 ほか1件

  • COPD-肺がん合併症の病態メカニズム解明

    林 恵, 中嶋 竜之介, 髙橋 宜暉, 岸本 朋樹, 福山 絢美, 小笠原 長耀, スイコ メリーアン, 甲斐 広文, 首藤 日本薬理学会年会要旨集 96 (0), 2-B-SS12-5-, 2022

    <p>Chronic obstructive pulmonary disease (COPD) is the third leading cause of death in the world and is characterized by inflammation, emphysema and respiratory dysfunction. The development of …

    DOI Web Site

  • 日本の管理会計研究の現状と将来展望

    首藤 昭信 原価計算研究 46 (1), 12-23, 2022

    本稿は,日本原価計算研究学会全国大会における統一論題報告の内容を要約したものである。具体的には,①会計研究のパラダイム,②会計の理論と機能,③研究手法,および④会計教育といったトピックについて,財務会計研究で議論されている論点を紹介した上で,管理会計研究へのインプリケーションについて議論している。

    DOI

  • 炎症モデルマウスにおけるグルタチオン輸送トランスポーターSlc25a39/40発現および機能変動

    川瀬 篤史, 畑中 もも子, 松田 尚也, 首藤 礼華, 島田 紘明, 岩城 正宏 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), O-14-, 2022

    <p>近年,細胞質からミトコンドリアへのGSH輸送にSLC25A39/40が関与することが報告された (Wang et al., Nature, 2021)。ミトコンドリアGSH (mGSH)は,酸化ストレスやミトコンドリア機能障害から細胞を保護するうえで不可欠であるが,炎症時のSlc25a39/40の発現変動については明らかにされていない。そこで,本研究では,マウス胆管結紮(BDL)およびリポ…

    DOI

  • VCM板ばね向け超高強度Cu–Ni–Al 系合金の強度発現メカニズム

    笠谷 周平, 首藤 俊也, 兵藤 宏, 渡辺 宏治, 成枝 宏人, 千星 聡, 宮本 吾郎 銅と銅合金 61 (1), 34-39, 2022

    <p>Our group has developed age–hardenable Cu–Ni–Al alloys with excellent tensile strength of over 1400 MPa, excellent discoloration resistance, and non–magnetism, which are useful for leaf springs …

    DOI

  • 薬を飲むこと,やめることの意味

    首藤 真由美, 鈴木 勝己, 野村 亜由美, 辻内 琢也 日本看護科学会誌 42 (0), 588-594, 2022

    <p><b>目的:</b>「HIVとともに生きる人」の人生や,社会や文化との関係性に着目し,抗HIV薬を飲むこと,やめることの意味を明らかにする.</p><p><b>方法:</b>治療を中断した経験のあるHIV陽性者1名にインタビューを行った.医学的・道徳的観点で「正しい」現代社会のコンテクストを相対化し,社会文化的状況と照らし合わせて当事者の語りを医療人類学の観点から分析を行った.</p><p…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 当科における臓器移植患者のCOVID-19中和抗体獲得と感染症発症・重症化リスクの検討

    秋本 修志, 尾上 隆司, 森本 博司, 藤井 友優, 山口 真治, 柴田 祥之, 田妻 昌, 佐田 春樹, 嶋田 徳光, 田澤 宏文, 鈴木 崇久, 首藤 毅, 清水 洋祐, 田代 裕尊 移植 57 (Supplement), s355_3-s355_3, 2022

    <p>目的</p><p> 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染は未だ収束していない。我々はCOVID-19ワクチン接種を2~3回行った臓器移植患者を対象とし2回目接種後6ヶ月、3回目接種後1ヶ月、6ヶ月のCOVID-19中和抗体価を測定し、その獲得量の動きを確認し感染予防や重症価リスクの検討を行った。</p><p>方法</p><p> …

    DOI 医中誌

  • 広汎型重度慢性歯周炎の患者に対し歯周組織再生療法を行った1症例~橋本病(慢性甲状腺炎)との関連を考察する~

    首藤 明日香, 首藤 謙一, 麻生 由莉江, 田仲 美咲, 福岡 拓郎, 松井 正格, 牧草 一人 日本歯周病学会会誌 63 (4), 190-204, 2021-12-28

    <p>本症例は,歯周治療に伴う異常所見を見逃さなかったことで,医科への受診や血液検査では看過されていた重篤な甲状腺機能低下症を伴う橋本病(慢性甲状腺炎)の発見・治癒に至り患者の健康に寄与することができた1症例である。あまり周知されていない橋本病と歯周疾患との関連,特に出血傾向について考察し報告したい。広汎型重度慢性歯周炎患者に対し全顎的な基本治療の過程において,歯肉溝からの易出血を認めた。かかり…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • ビスホスホネート製剤が原因と考えられた外耳道真珠腫症例の検討

    首藤 洋行, 中島 俊之, 進 武幹 耳鼻と臨床 67 (6), 352-360, 2021-11-20

    <p>ビスホスホネート製剤(以下、BP 製剤)の重大な副作用として外耳道骨壊死・外耳道真珠腫が知られているが、症例報告数はいまだに少ない。BP 製剤は強力な骨吸収抑制作用を有しており、骨粗鬆症や骨転移を有する癌患者に対する第一選択薬であるため、高齢化著しい本邦では今後ますます BP 製剤使用者は増加すると予想される。今回、われわれは BP 製剤が原因と考えられる外耳道真珠腫 10 …

    DOI 医中誌

  • アレルギー性鼻炎に対する薬物療法の実態 −佐賀県および近隣の耳鼻咽喉科医を対象として−

    首藤 洋行, 中島 俊之, 進 武幹 耳鼻と臨床 67 (6), 375-380, 2021-11-20

    <p>アレルギー性鼻炎に対する治療は抗 IgE 抗体製剤の登場で広がりをみせているが、依然として治療の中心は第 2 世代抗ヒスタミン薬である。佐賀県および近隣の耳鼻咽喉科医を対象として電子メールを用いたアレルギー性鼻炎の薬物療法に関するアンケート調査を行った。耳鼻咽喉科医自身やその家族、患者への処方薬はいずれもビラスチンが最多であった。アレルギー性鼻炎の有病率は増加しており、各薬剤の効果や服用の…

    DOI 医中誌

  • 膵体尾部癌に対する術前化学療法と腹腔動脈合併尾側膵切除後にneedle tract seedingによる胃壁転移を来し胃全摘術を施行した1例

    田原 俊哉, 首藤 毅, 羽田野 直人, 石山 宏平, 清水 亘, 鈴木 崇久, 尾上 隆司, 清水 洋祐, 倉岡 和矢, 田代 裕尊 日本消化器外科学会雑誌 54 (11), 813-821, 2021-11-01

    <p>症例は63歳の男性で,腹腔動脈周囲神経叢浸潤を伴う切除可能境界膵体尾部癌に対し,超音波内視鏡下針生検で腺癌と診断し,術前化学療法を行い,腹腔動脈合併尾側膵切除術を施行した.術後補助化学療法中の術後10か月で針生検の穿刺経路である胃体部後壁に粘膜下腫瘍が出現し,生検で腺癌と診断され胃全摘術を施行した.免疫組織学的所見が膵癌原発巣と一致し,RAS遺伝子変異陽性も合わせ,needle …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献26件

  • デジタルX線動態撮影の技術と臨床応用

    橋本 直也, 山下 晃司, 首藤 淳, 中西 章仁 杏林医学会雑誌 52 (3), 147-152, 2021-09-29

    <p> X線撮影は,胸腹部及び椎体部や四肢部などあらゆる部位に対して撮影を行うことが出来る。また,形態的な異常を発見し,初期診断や定期的な経過観察に用いられている。今回新しく開発されたデジタルX線動画撮影システム(動態撮影装置)は,連続するパルス状のX線をある一定時間(~20秒間)照射することにより連続したX線画像(X線動画像)を比較的低線量(約1.5mGy)で撮影ができる。従来のX線撮影同様に…

    DOI 医中誌

  • ランミモグリバエの新たな寄主植物と北限と南限を含む国内の分布状況

    辻田 有紀, 山下 由美, 村田 美空, 首藤 光太郎, 天野 正晴, 遊川 知久 昆蟲.ニューシリーズ 24 (3), 55-63, 2021-09-25

    <p>近年,本州以南に自生する様々なラン科植物種から,ハモグリバエ科ランミモグリバエの寄生が報告されている.本種は幼虫が果実や花茎を摂食して種子生産を阻害することから,本種の寄生がラン科植物の増殖に及ぼす影響を明らかにすることは,ラン科の絶滅危惧種を保全する上での課題となっている.しかし,その分布域や寄主植物の詳細は未だ明らかでない.そこで本研究では,北海道から沖縄県まで国内の1道9県に自生する…

    DOI Web Site

  • 腕頭動脈破裂を来たした Stanford A 型急性大動脈解離の1例

    小島 丈典, 宮本 伸二, 首藤 敬史, 岡本 啓太郎, 川野 まどか, 和田 朋之 日本心臓血管外科学会雑誌 50 (5), 333-336, 2021-09-15

    <p>症例は58歳男性.突然の胸痛の後に,右頸部の疼痛,腫脹が増悪し搬送された.Stanford A型大動脈解離と診断し,腕頭動脈周囲に血腫を認めたことから同動脈の破裂を疑った.右総頸動脈は解離によって真腔閉鎖していた.緊急部分弓部置換術の方針となり,右腋窩,左大腿の2本送血で体外循環を確立したが,術中腕頭動脈が再破裂したため,右総頸動脈に脳灌流用の人工血管を吻合し,それを用いて分枝再建も行った…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 膵切除にて長期生存が得られた大腸癌膵転移の2例

    久保田 晴菜, 首藤 毅, 清水 洋祐, 羽田野 直人, 田澤 宏文, 鈴木 崇久, 尾上 隆司, 田代 裕尊, 谷山 大樹, 倉岡 和矢 日本消化器外科学会雑誌 54 (9), 604-613, 2021-09-01

    <p>症例1は62歳の男性で,直腸癌術後4年目に膵頭部腫瘤を指摘,症例2は70歳の男性で,下行結腸癌術後3年目に膵体部腫瘤を認めた.両者とも乏血性腫瘤であり,CEAの上昇とPET-CTでFDGの強い集積を認め,MRCPで主膵管に閉塞や狭窄を認めなかった.超音波内視鏡下穿刺吸引法による細胞診所見にて原発性膵癌と診断し,症例1は膵頭十二指腸切除術,症例2は膵体尾部切除術を施行した.病理検査で原発巣と…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献23件

  • HIV陽性者の長期治療における病いの意味づけ

    首藤 真由美, 辻内 琢也 文化看護学会誌 13 (1), 1_19-1_27, 2021-05-31

    目  的<br>HIV陽性者を生活者として捉え,長期にわたって治療を継続してきた中で治療や病気に対してどのような意味づけをおこなっているのか,社会や文化との関連性も含めて明らかにする。<br>方  法<br>HIV陽性の40代女性1名に,長期にわたる治療や病気に関する価値観や行動が,身体的・精神的・社会的な変化と共にどのように関連し,そして彼女がどのように対処していったのかを軸に非構造化インタビ…

    DOI

  • Meckel憩室への異物穿通による肝膿瘍の1例

    北本 和裕, 並川 浩己, 奥山 直木, 幕内 安弥子, 福本 一夫, 豊田 宏光, 鎌田 紀子, 栩野 吉弘, 竹本 恭彦, 首藤 太一 日本内科学会雑誌 110 (5), 996-1001, 2021-05-10

    <p>54歳,男性.1カ月続く発熱の精査目的に入院となった.腹部超音波検査と造影CT(computed tomography)で肝膿瘍と診断したが,同時に小腸内に異物を確認した.小腸内視鏡検査を施行し,全小腸を観察するも異物は認め得なかった.腹腔鏡下手術を行ったところ,小腸Meckel憩室に硬結を触知したため,小腸切除を行った.肝膿瘍の原因は,Meckel憩室への異物穿通と診断した.</p>

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • スポーツ・マーケティング戦略構築のための基礎知識の整理とフレームワーク・デザイン

    首藤, 禎史 経営論集 = Management journal 41 51-69, 2021-03-25

    筆者が「わが国のスポーツ・マーケティングの概念枠組みを求めて」という論文を本紀要に寄稿して以来、わが国のスポーツ・マネジメントやスポーツ・マーケティングの分野における研究も独自の、そして目覚ましい発展を遂げてきた。しかしながら、その捉え方についても、未だ多くの研究者や実務家たちの議論の俎上にあると言えよう。そのようなことから、本稿では今一度、スポーツに関する基礎的な知識を整理しつつ、マーケティン…

    機関リポジトリ Web Site

  • 低灌流体外循環にて塞栓予防を行った一期的胸部大動脈全置換

    宮本 伸二, 首藤 敬史, 和田 朋之, 森 和樹, 岡本 啓太郎, 溝口 貴之, 小田 款文 日本心臓血管外科学会雑誌 50 (2), 110-113, 2021-03-15

    <p>症例は70歳,男性.B型解離の既往があり弓部大動脈の嚢状瘤と慢性解離性大動脈瘤の治療目的で入院した.造影CTで弓部および下行大動脈に内腔に突出した動脈硬化性粥腫を多数認めた.粥腫飛散による塞栓の予防のためAnterolateral thoracotomy with partial sternotomyにて通常の1/2の送血量で冷却後,脳分離体外循環とし全胸部大動脈置換術を行った.術後臓器障…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 大阪市立大学大学教育だより(No.18)

    大阪市立大学大学教育だより 18 1-9, 2021-03

    Voice : 学生の声 : 海外の大学学生との交流を通した学びの経験についての学生座談会 / Campus Inquiry : ウチの学部・研究科・センターではこんな教育を行っています! : 医学部医学科・医学研究科/医学部看護学科・看護学研究科/都市経営研究科 / OCU Education News : 市大教育ニュース! : …

    DOI 機関リポジトリ

  • トリゲモ(トチカガミ科)の北海道新産による国内北限の更新

    永田 優, 片桐浩司, 緑川昭太郎, 持田 誠, 首藤光太郎 植物研究雑誌 96 (1), 38-43, 2021-02-20

    <p>これまで日本では本州以南(青森県以南)でしか知られていなかったトリゲモ<i>Najas minor </i>が北海道十勝地方で初めて記録され,国内の分布北限を更新した.発見されたのは,十勝川下流の後背湿地にある豊頃町大沼と,十勝海岸にある生花苗沼の2 湖沼である.豊頃町大沼で採取できたわずかな個体は,塩基配列と形態によって同定を行なった.生花苗沼では2018 年から2019 …

    DOI

  • COVID-19パンデミック下における筑波大学の解剖学講義・実習の取り組み

    佐々木 哲也, 矢部 一徳, 瀬谷 祐一, 首藤 文洋, 武井 陽介 形態・機能 19 (2), 33-36, 2021

    <p>2020年度はCOVID-19拡大の影響を受け、筑波大学では例年5月中旬から開講する系統解剖学実習をどのように行うのか早急に検討が必要となった。医学類の学生にとって、解剖学実習は人体の構造を学ぶとともに、大学生から医学生に意識が変革される重要な機会である。本学における医学教育カリキュラムにおける肉眼解剖学実習の重要性を鑑み、例年に極力近い形での実習の実施を試みた。本稿では、筑波大学における…

    DOI 医中誌

  • ラドン吸入によるマウス血中サイトカインの変化特性に関する検討

    直江 翔太, 片岡 隆浩, 矢野 凖喜, 首藤 妃奈, 神﨑 訓枝, 迫田 晃弘, 山岡 聖典 アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 87-, 2021

    <p>ウイルス感染症などで注目されている血中サイトカインに着目し,ラドン吸入による変化特性についてマウスを用い検討した。その結果,IL-6やTNF-α等の炎症性サイトカイン,IL-4やIL-10等の抗炎症性サイトカインが,各々興味深い変化をすることがわかった。また,吸入時間は4週間の方が2週間よりも顕著であることから,その変化特性に時間依存性があることもわかった。</p>

    DOI

  • 腹部超音波検査手技遠隔トレーニングの試み

    谷 修介, 打田 佐和子, 元山 宏行, 奥 幸子, 冨永 法子, 栩野 吉弘, 河田 則文, 首藤 太一 日本シミュレーション医療教育学会雑誌 9 (0), 36-41, 2021

    大阪市立大学医学部附属病院では、これまで腹部超音波検査(Ultrasonography;US)手技トレーニングを対面で実施してきた。今回、新型コロナウイルス感染症をきっかけに、受講者(初期臨床研修医)と指導者が、遠隔でリアルタイムに US 手技トレーニングを実施することとし、課題画像を対面時の 10 種類から 13 種類に増補して講習会を開催し、全受講者(5 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 超高齢者の下顎骨に発生したびまん性大細胞型B細胞リンパ腫の1例

    村山 敦, 黒田 卓, 首藤 敦史, 姜 良順 日本口腔腫瘍学会誌 33 (1), 1-9, 2021

    超高齢者の下顎骨に発生したびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の1例を報告する。患者は転倒後の顔面痛を主訴に来院した98歳の男性。CT画像で右側下顎の頰側皮質骨に欠損を認め,同部からの生検を行った。その結果,H-E染色では中型から大型の異型リンパ球のびまん性増殖像を認め,免疫染色でCD20,CD79a,BCL-2が陽性であった。FDG-PETでは,下顎骨以外に異常集積は認めなかった。よっ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 日本の若者における道徳的概念の不活性化——道徳的不活性化と道徳的自律との関連——

    首藤 敏元, 利根川 智子, 樟本 千里 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PO-008-PO-008, 2021

    ...本研究は道徳的不活性化傾向と社会道徳的領域調整との関連性を検討することを目的して,高校生200名,大学生247名,18歳から22歳までの社会人200名の合計647名を対象に,首藤他(2021)の開発した道徳的認知の歪み尺度(9項目,3因子,6段階評定;確証的因子分析結果 <i>CFI </i>=.95, <i>RMSEA</i>=.07)とKusumoto他(2019)と首藤他(2020)が使用した...

    DOI Web Site

  • トロン吸入とアスコルビン酸投与による急性アルコール性マウス肝障害の抑制効果に関する検討

    西 微香, 片岡 隆浩, 石田 毅, 直江 翔太, 首藤 妃奈, 矢野 凖喜, 神﨑 訓枝, 迫田 晃弘, 田中 裕史, 光延 文裕, 山岡 聖典 アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 85-, 2021

    <p>トロン(Rn)吸入とアスコルビン酸(AA)投与による急性アルコール性マウス肝障害の抑制効果について検討した。その結果,肝障害の程度はアルコール投与後6時間の方が24時間より,肝臓への中性脂肪の蓄積は投与後24時間の方が6時間より,各々大きいことがわかった。また,アルコール投与後24時間のRn吸入とAA投与の併用は,肝障害と肝臓への中性脂肪の蓄積の回復を早めることもわかった。</p>

    DOI

  • ラドン吸入によるマウス諸臓器中のDNA酸化損傷抑制の濃度依存に関する検討.

    増川 祐伎, 片岡 隆浩, 首藤 妃奈, 直江 翔太, 矢野 凖喜, 神崎 訓枝, 迫田 晃弘, 田中 裕史, 花元 克巳, 光延 文裕, 寺東 宏明, 山岡 聖典 アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 86-, 2021

    <p>ラドン吸入によるマウス諸臓器中のDNA酸化損傷の抑制について検討した結果,脳や腎臓において抑制することが示唆できた。これに関して,ラドン吸入により抗酸化酵素であるMn-SODの活性が増加しDNAの酸化損傷を抑制する機序や,ラドン濃度依存性のあることも示唆できた。</p>

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  • 成人の特性共感と他者の苦境に対する怒りと同情との関連

    利根川 智子, 首藤 敏元, 樟本 千里 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PO-011-PO-011, 2021

    <p>青年期以降,苦境にある他者への共感は加害者や状況への怒りに変換され,様々な社会的行動の動機づけを強めると仮定されている。本研究は他者の苦境への感情と特性共感との関連を分析することを目的に,20歳から50歳代の800名に5つの仮想物語で生じた感情を22の感情語から選択するよう求めた。因子分析では,全場面で怒りと同情の2種類の感情が生起していた。各感情の強さと多面的共感性では,共感的関心と視点…

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  • 資産負債観に基づく歴史的原価会計

    首藤 洋志 簿記研究 3 (2), 11-22, 2020-12-25

    本稿では,収益認識モデルを,会計利益観(収益費用観・資産負債観)と会計の体系(歴史的原価会計・公正価値会計)の組み合わせにより3つの理念的類型に分類する。そのうえで,IFRS15「顧客との契約から生じる収益」,及び企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」が,資産負債観と歴史的原価会計を組み合わせた新たな収益認識モデルでありながら,収益費用観や歴史的原価会計を基礎とした伝統的な収益認識モデ…

    DOI

  • 集学的治療により長期生存中の膵神経内分泌腫瘍の肝転移破裂による腹腔内出血の1例

    兒島 正人, 首藤 毅, 久保田 晴菜, 羽田野 直人, 清水 亘, 鈴木 崇久, 石山 宏平, 尾上 隆司, 清水 洋祐, 田代 裕尊 日本消化器外科学会雑誌 53 (10), 784-791, 2020-10-01

    <p>膵神経内分泌腫瘍(pancreatic neuroendocrine tumor;以下,pNETと略記)の多発肝転移に対してスニチニブ投与中に肝転移破裂による腹腔内出血を来した1例を報告する.患者は78歳の女性で,8年前に膵体尾部脾切除術を施行し,pNET G2と診断された.術後2年3か月後に多発肝転移が出現し,エベロリムスと肝動脈化学塞栓療法計10回併用を3年間施行したが,肝外病変が出現…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献23件

  • MANETにおけるブロードキャストに対する不正確な位置情報の活用法とその効果

    林, 峻正, 首藤, 裕一, 増澤, 利光 2020年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 2020 8p-, 2020-09-11

    不正確な大域情報を用いてブロードキャスト問題を解く分散アルゴリズムをいくつか提案する.さらに,平面上を移動するノードから構成される動的アドホックネットワーク(MANET)におけるシミュレーションによって,それぞれの提案アルゴリズムの性能評価を行い,不正確な大域情報の有用性を示す.

    情報処理学会 Web Site

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