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検索結果 868 件

  • 『昭和・平成書き言葉コーパス』の設計・構築・公開

    小木曽 智信, 近藤 明日子, 髙橋 雄太, 間淵 洋子 情報処理学会論文誌 65 (2), 278-291, 2024-02-15

    日本語の歴史的変化を研究するための基礎資料として昭和・平成期の雑誌・ベストセラー書籍・新聞を収録した『昭和・平成書き言葉コーパス』を構築しオンラインで公開した.このコーパスは1933年から2013年までの間,8年おきに11カ年分,合計約3,340万語を収録した大規模なもので,明治・大正期までの『日本語歴史コーパス』の後を承け,現代に至るまでの日本語の成り立ちを探ることのできる資料として,日本語研…

    DOI 情報処理学会

  • 腹腔鏡下腫瘤摘出術を行った先天性膵囊胞の1例

    梶 祐貴, 中原 康雄, 高橋 雄介, 向井 亘, 人見 浩介, 浮田 明見, 高田 知佳 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 59 (7), 1101-1104, 2023-12-20

    <p>先天性膵囊胞は非常に稀な疾患であり,治療方針は確立していない.我々は胎児超音波検査で発見した単純性囊胞に対して,待機的に腹腔鏡下腫瘤摘出術を施行し,先天性膵囊胞と診断した1例を経験したので報告する.症例は7歳,女児.在胎38週2日の胎児超音波検査で左上腹部に直径約2 cmの単純囊胞を指摘されていた.在胎39週1日,3,280 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 高齢者救急医療における看取りを含めた在宅医療介入症例の推移の検討

    佐藤 悠子, 中野 秀比古, 奈良場 啓, 望月 將喜, 高橋 雄治, 園生 智弘, 中村 謙介 日本在宅救急医学会誌 7 (1), 17-23, 2023-10-31

    <p>【背景】高齢化が進むにつれ顕在化している急性期医療領域での入院患者の出口問題や患者・家族の意思を尊重した医療提供のため看取りを含めた在宅医療の介入が選択肢にあがる。【方法】2018年4月1日~2021年7月31日の間に日立製作所日立総合病院救命救急センターに入院した65歳以上の患者の電子診療録を用いて入院患者の転帰や入院期間を検討した。【結果】訪問診療介入は2018年度の12人から16人、…

    DOI

  • 骨形成不全症患者の慢性根尖性歯周炎罹患歯に対応した1症例

    前薗 葉月, 川西 雄三, 島岡 毅, 高橋 雄介, 林 美加子 日本歯科保存学雑誌 66 (2), 131-137, 2023-04-30

    <p> 緒言:骨形成不全症(Osteogenesis imperfecta,以下,OI)は約2万人に1人の割合で発生する先天性疾患であり,歯科的な症状として,象牙質形成不全やそれに伴う歯髄腔の狭窄などが認められる.今回,OI患者の慢性根尖性歯周炎に罹患した下顎中切歯に対し根管治療を行う際,歯科用コーンビームCT(以下,CBCT)や歯科用実体顕微鏡(以下,マイクロスコープ)を用いた拡大視野下で施術…

    DOI

  • 閉塞性尿路感染症に伴う高アンモニア血症を呈した1例

    若松 真央, 岩田 史歩子, 高橋 雄介, 佐野 正彦, 鈴木 義夫, 長谷川 修 日本病院総合診療医学会雑誌 19 (2), 110-114, 2023-03-31

    認知症はあるがADLは保たれた91歳女性が,意識障害を主訴に来院し,尿閉に伴う尿路 感染症と診断された。脱水や腎機能障害に加え血清アンモニアが119 μg/dLと高値であり, 意識障害の原因と考えられた。高アンモニア血症をきたすような肝疾患の既往や肝障害,薬剤の使用はなく,尿検査でアルカリ尿や尿中リン酸マグネシウムアンモニウム結晶を認めたことから,ウレアーゼ産生菌による高アンモニア血症が疑われた…

    DOI 医中誌

  • エベロリムスを付加した腎移植後免疫抑制療法の短期成績

    藤原 拓造, 徳永 素, 窪田 理沙, 太田 康介, 高橋 雄介 移植 58 (Supplement), s241_2-s241_2, 2023

    <p>【背景】エベロリムス(EVR)が腎移植後免疫抑制療法として2011年12月に保険収載され10年以上が経過した。当科では2017年10月以降、移植後3週間目よりEVLを導入、カルシニューリン阻害剤を半量に減量するレジメンを試み始めた。短期成績について検討した。【対象・方法】2017年10月より2022年4月までに当院で腎移植を施行、1年以上経過観察した18歳以上のレシピエント、60症例(生体…

    DOI 医中誌

  • クリニカルラダーを活用した若手管理者・リーダーの育成に関する取り組み

    西尾 尚倫, 田口 孝行, 桒原 慶太, 塚田 和也, 山口 賢一郎, 髙橋 雄己, 赤坂 清和 理学療法 - 臨床・研究・教育 30 (1), 12-17, 2023

    <p>昨今,地域包括ケアシステムに対応するために,医療・介護・福祉の連携を強化するだけではなく,理学療法士個人のさらなる質の向上が求められている。一方で,指定規則改定により,卒前教育だけではなく今後は卒後教育の重要性が高まっていくことが予想される。臨床現場では治療技術に加え,規律や服務,自己啓発などさまざまな能力が要求され,各経験年数により求められる役割や達成する目標も異なってくる。今回,後輩育…

    DOI Web Site 医中誌

  • 〇〇しすぎる心理学?

    高橋 雄介, 野崎 優樹, 高野 明, 久保 沙織, 楠見 孝 日本教育心理学会総会発表論文集 65 (0), 34-35, 2023

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  • 小児期に腎移植後長期経過中に関節リウマチを発症した1例

    高橋 雄介, 藤原 拓造, 太田 康介, 後藤 隆文 移植 58 (Supplement), s340_2-s340_2, 2023

    <p>【症例】</p><p>21歳、女性。X-16年、低形成腎を原疾患とする慢性腎臓病に対し、母をドナーとする血液型適合生体腎移植実施。X-11年、移植後糖尿病(PTDM)を発症しインスリン導入された。移植後長期に渡り腎機能は安定していたが、X-4ヶ月頃より動悸を認められるようになり、ホルター心電図施行するも異常を認めなかった。X-2ヶ月頃より、右第1指のMCP関節、および左第1指のPIP関節に…

    DOI 医中誌

  • 学力とは何か

    藤村 宣之, 高橋 雄介, 鹿毛 雅治, 工藤 与志文, 楠見 孝, 篠原 郁子 日本教育心理学会総会発表論文集 65 (0), 38-39, 2023

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  • 前十字靭帯不全膝の生体内機能評価

    小林 公一, 髙橋 雄也, 坂本 信, 渡邊 聡 生体医工学 Annual61 (Abstract), 147_1-147_1, 2023

    <p>膝前十字靭帯(Anterior Cruciate Ligament,ACL)は,膝関節において大腿骨と脛骨を結ぶ主要四靱帯の一つであり,脛骨内側顆間隆起部と大腿骨顆間窩外側壁に付着している.ACLは主に前内側線維束(AM束)と後外側線維束(PL束)の2つの線維束から構成され,両線維束が適切な張力を維持することで,大腿骨に対する脛骨の前後移動や回旋の安定性を保つ機能を果たしている.一方,AC…

    DOI

  • インドシアニングリーン(ICG)蛍光イメージングを用いた腎移植術中尿管血流の評価

    白石 裕介, 染谷 理玖琳, 田中 恵梨子, 山崎 真実, 横井 那哉, 飯島 平祐, 高橋 雄大, 上田 政克, 吉村 耕治 移植 58 (Supplement), s244_2-s244_2, 2023

    <p>【背景】腎移植後尿管狭窄は2-10%程度と言われており、多くは尿管の虚血が原因とされている。ただ通常光での観察では客観的な血流評価が難しく追加切除の判断に悩むことが多い。今回われわれはICGを用いて移植腎の尿管血流を評価したので報告する。【対象と方法】対象は2021年4月から2023年2月までに腎移植術中にICGで尿管血流を評価した症例。レシピエントの血管吻合終了後、尿管吻合の準備が整った…

    DOI 医中誌

  • 菌血症を伴う尿路感染を発症した腎移植レシピエントの検討

    徳永 素, 藤原 拓造, 高橋 雄介, 太田 康介, 窪田 理沙 移植 58 (Supplement), s255_3-s255_3, 2023

    <p>【目的】腎移植後の尿路感染症やそれに伴う菌血症は重大な合併症として知られている。これらの合併症は移植腎機能低下や予後に影響を与える可能性がある。本研究では菌血症を伴う尿路感染症となった腎移植患者の患者背景、移植腎機能の推移、および予後について検討することを目的とした。</p><p>【方法】当院で2007年4月から2022年3月までに行った234例の腎移植患者(生体腎移植196例、献腎移植3…

    DOI 医中誌

  • 腹腔鏡下手術で診断・治療した外膀胱上窩ヘルニアの小児例

    石橋 脩一, 中原 康雄, 高橋 雄介, 橋本 晋太朗, 大倉 隆宏, 浮田 明見 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 58 (6), 897-901, 2022-10-20

    <p>症例は8歳の女児.左鼠径部の膨隆を認め,当科紹介受診された.診察時に通常の鼠径ヘルニアに比べて,やや外側に背の低い膨隆を認めた.外鼠径ヘルニア以外の可能性を考慮し,正確な診断・治療が可能な腹腔鏡下手術を施行した.腹腔内を観察すると左膀胱上窩にヘルニア門を認め,外膀胱上窩ヘルニアと診断した.治療については小児例でありメッシュの使用は回避すべきと考え,ヘルニア門の縫縮および内側臍ヒダを用いた壁…

    DOI Web Site 医中誌

  • 腫瘍崩壊症候群を来たした精巣腫瘍の1例

    小寺澤 成紀, 増井 仁彦, 羽間 悠祐, 高橋 雄大, 澤田 篤郎, 赤松 秀輔, 小林 恭 泌尿器科紀要 68 (6), 201-205, 2022-06-30

    A 36-year-old man presented to our hospital with right scrotal swelling. A computed tomographic scan revealed a mass in the right scrotum, multiple masses in the lung and liver, and enlarged …

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • 受傷後早期にLetton-Wilson手術を施行したIIIb型外傷性膵頭部損傷の小児例

    花木 祥二朗, 中原 康雄, 大倉 隆宏, 高橋 雄介, 橋本 晋太朗, 石橋 脩一, 浮田 明見 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 58 (4), 740-746, 2022-06-20

    <p>IIIb型膵損傷は治療方針が確立されておらず,また小児例の報告が少ない.我々は受傷後早期に,膵空腸吻合にBlumgart変法を用いたLetton-Wilson手術を施行し,良好な転帰を得た小児例を経験したので報告する.患者は13歳男児で,上腹部打撲を主訴に受診した.腹部造影CTで膵頭部損傷を疑った.緊急内視鏡的逆行性膵管造影を試みたが,主膵管は造影されなかった.CT所見から主膵管損傷を疑い…

    DOI 医中誌

  • <論文>形式名詞「うち」の意味ネットワーク

    パリハワダナ ルチラ, 高橋 雄一, 近藤 安月子 京都大学国際高等教育院紀要 5 37-58, 2022-03

    形式名詞「うち」は時間的意味や人称的意味などの様々な意味を表す多義語である。「うち」のこのような多様な意味の相互関係、すなわち意味ネットワークを明らかにすることが本稿の目的である。先ず、「うち」のプロトタイプ的意味として〈ある空間の区切られた境界の中〉を抽出した。次に、スキーマ的意味を〈境界の中〉とする仮説を立てた。「うち」が意味拡張を起こす対象を〈人〉、〈区分を持つもの〉、〈時間〉に大別し、そ…

    DOI HANDLE Web Site

  • サイトメガロウイルス感染症による伝染性単核球症に脾梗塞を合併した健常成人例

    高島 明美, 長谷川 修, 佐野 正彦, 若松 真央, 高橋 雄介, 岩田 史歩子, 鈴木 義夫 日本病院総合診療医学会雑誌 18 (1), 36-41, 2022-01-31

    本邦において,成人でのサイトメガロウイルス(CMV)初感染による急性感染例が増加している。呈示症例は 31 歳,男性。3 週間持続する発熱,頭痛を認め,リンパ球の軽度増加,肝胆道系酵素上昇を合併していたが,咽頭炎や頸部リンパ節腫脹は目立たなかった。不明熱の精査目的で当院に入院し,CMV感染による伝染性単核球症と診断した。肝脾腫を認め,無症状の脾伷塞を合併した。経過観察で脾伷塞の増悪はなく,1 …

    DOI 医中誌

  • 完全内臓逆位に対する冠動脈バイパス術の1例

    髙橋 雄, 新野 哲也 日本心臓血管外科学会雑誌 51 (1), 21-24, 2022-01-15

    <p>症例は75歳,男性.生下時より右胸心,完全内臓逆位を指摘されていた.2019年9月,労作時の前胸部不快感,左背部痛を自覚し,当院救急外来を受診.血液検査で軽度の心筋逸脱酵素の上昇,心電図検査でⅠ,aV<sub>L</sub>,V<sub>4</sub>-V<sub>6</sub>のT波の平坦化を認めた.冠動脈造影検査を施行したところ,解剖学的左冠動脈前下行枝および解剖学的右冠動脈に有意狭窄…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • ホルスタイン種雌子牛預託農場における体表温センサを用いた導入後の発熱検知とBRDCの原因との関連

    安西 真奈美, 赤間 俊輔, 米山 州二, 尾澤 知美, 澤田 浩, 高橋 雄治, 宮本 亨, 宗田 吉広 日本獣医師会雑誌 75 (1), e1-e8, 2022

    <p>本研究では,牛呼吸器病症候群(Bovine Respiratory disease complex:BRDC)が多発する栃木県内の子牛預託牧場にて,冬季のBRDC発症による発熱の検知を目的として,群導入時の子牛40頭の尾根部腹側に体表温センサを装着し,発熱検知及び発熱原因の探索を行った.測定された体表温実測値から補正式を用いて計算された補正体表温を用いて算出した一日発熱積算値及び発熱検知頭…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献26件

  • 青年期初期の創造性の発達軌跡と養育態度との関連

    澤田 和輝, 高橋 雄介, 野村 理朗 日本認知心理学会発表論文集 2021 (0), 8-8, 2022

    本研究は,青年期初期における創造性の発達軌跡の様相を明らかにし,複数の発達軌跡間の質的な違いを説明する養育態度を同定することを目的とした.第1時点目のデータは中学1年性392名から収集した.創造性は言語性のトーランス創造性テストを用いて6ヶ月の間隔を経て合計3時点で測定した.親の養育態度は第1時点でのみ自立的支援と心理的支配を測定した.混合軌跡モデルを用いた分析とモデル比較の結果,創造性の発達軌…

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  • 治療中に骨転移巣のフレア現象を認めた腎明細胞肉腫の一例

    浮田 明見, 中原 康雄, 大倉 隆宏, 石橋 脩一, 橋本 晋太朗, 高橋 雄介, 丸中 三菜子 日本小児血液・がん学会雑誌 59 (2), 192-196, 2022

    <p>3歳男児,腹痛で受診し,左腎腫瘍を指摘された.CTで左腎由来の16㎝大の腫瘤性病変と両側肺転移を認め,生検で腎明細胞肉腫Stage4と診断した.初診時に骨シンチグラフィで異常集積はなかった.JWiTSプロトコールRegimenⅠに準拠し術前化学療法を施行し,原発巣と肺転移巣の縮小を確認し,開腹腫瘍摘出術を施行した.術後放射線療法とRegimen …

    DOI 医中誌

  • 経過中にECMOを要したStage 4S神経芽腫の1例

    中原 康雄, 高橋 雄介, 橋本 晋太朗, 大倉 隆宏, 石橋 脩一, 浮田 明見 日本小児血液・がん学会雑誌 59 (2), 197-201, 2022

    <p>神経芽腫Stage 4S症例は大半が予後良好ではあるが,まれに肝病変が増大し,全身管理に難渋する場合がある.症例は2か月の神経芽腫stage 4Sの女児である.初診時より,下腿浮腫,呼吸障害などの腹部コンパートメント症状および凝固異常を認め,肝病変生検後に腹部に1.5 Gy,3日間の放射線照射を行った.腫瘍崩壊と腹部コンパートメント症候群が合わさり,照射3日目には呼吸不全,腎不全の状態とな…

    DOI 医中誌

  • 膝前十字靭帯損傷前後の生体内運動評価

    高橋 雄也, 小林 公一, 渡邉 聡, 坂本 信, 田邊 裕治, 大森 豪, 古賀 良生 生体医工学 Annual60 (Abstract), 160_1-160_1, 2022

    <p>膝前十字靭帯(Anterior cruciate ligament,ACL)は大腿骨外側後顆内壁と脛骨関節面前方を結ぶ靭帯であり,大腿骨に対する脛骨の前後移動や回旋の安定性を保つ機能を果たしている.ACL損傷の有無による膝キネマティクスの変化を調査した従来研究は同一被験者における健側と患側の比較や,異なる被験者による健常群と損傷群を対象に実施されているが,ACL損傷の有無のみを条件に比較し…

    DOI

  • 仕事に対する達成目標と仕事の意味づけとの関連

    市村 賢士郎, 河村 悠太, 枡田 恵, 伊川 美保, 髙橋 雄介, 楠見 孝 心理学研究 93 (1), 51-57, 2022

    <p>In recent years, there has been a growing social movement in Japan to develop better work styles. With this background, the present study aimed to examine the relationship between achievement …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献18件

  • 当科における小児腎移植後ウイルス血症/尿症の現況

    高橋 雄介, 清水 順也, 窪田 理沙, 藤原 拓造, 後藤 隆文 移植 57 (Supplement), s362_1-s362_1, 2022

    <p>【目的】</p><p>当科における小児腎移植後ウイルス感染の現状を報告する。</p><p>【対象・方法】</p><p>2020年10月から2021年6月までに当科で施行した20歳未満の小児腎移植4例の移植後CMV・EBV・BKV感染(viremia/viuria)に関し検討した。</p><p>【結果】</p><p>4例の年齢中央値は6.8歳(2.6-11.6歳)、献腎2例、血液型不適合が1…

    DOI 医中誌

  • BKウイルス腎症発症レシピエントの中長期予後

    藤原 拓造, 窪田 理沙, 髙橋 雄介, 太田 康介 移植 57 (Supplement), s362_2-s362_2, 2022

    <p>【背景】腎移植後BKウイルス腎症(BKVN)発症症例の予後について検討した。【対象・方法】2000年4月より2018年8月までに当院で腎移植を施行、1年以上経過観察した16歳以上のレシピエント、214症例(生体177、献腎37例)を対象とし、2022年4月30日時点で当院診療録より評価した。9例(4.2%、生体8、献腎1例)が病理学的にBKVNと診断され、発症の無かった対照群、205例と比…

    DOI 医中誌

  • リモートメンテナンスを伴いフィードバックを有するIoTシステムのリスクアセスメント手法

    佐々木 良一, 金子 朋子, 高橋 雄志, 福澤 寧子 日本セキュリティ・マネジメント学会誌 35 (3), 3-17, 2022

    近年,社会の情報システムへの依存度の増大に伴い,情報システムの安全性を評価し,適切な対策案の組み合わせを求めるための統合的リスクアセスメント手法の重要性が増してきている.しかし,最近,増大してきているリモートメンテナンスを伴いフィードバック機能を有するIoTシステムを対象としたリスクアセスメント手法は提案されていなかった.そこで,フィードバック機能を持つシステムにリスクをもたらすハザード要因(H…

    DOI

  • 腰椎変性疾患の治療

    安原 隆雄, 佐々田 晋, 髙橋 雄一, 伊達 勲 Japanese Journal of Neurosurgery 31 (5), 284-294, 2022

    <p> 腰椎は運動器であり, 骨・椎間板・靱帯・関節などの変性を基にして生じる病態が腰椎変性疾患とされ, 具体的には腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・腰椎変性側弯/後弯などが挙げられる. 診断には病歴聴取・神経診察・画像診断が重要である. 多くの腰椎変性疾患に対して, 生活指導や内服などの保存的治療は有効である. 症状が急を要する場合や保存的治療が無効の場合には侵襲的治療が選択されるが, …

    DOI Web Site 参考文献28件

  • ゲームにおける無意味な選択の面白さに関する研究

    高橋 雄大, 長谷 宏紀, 遠藤 雅伸 画像電子学会研究会講演予稿 21.04 (0), 268-270, 2022

    ゲームにおける意思決定は,自己主体感による面白さを作る大切な要素である.しかしデジタルゲームの中には,経過や結果に影響を及ぼさない選択も存在する.我々は無意味な選択であっても,プレイヤーは面白いと感じるという仮説を基に実験による検証を行った.その結果,プレイヤーは無意味な選択であってもナラティブを形成し,選ぶことで自己主体感が増して面白いと感じることが示唆された.

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  • 抑うつの長期的及び短期的な変化の軌跡とそれらを予測するパーソナリティ特性との関連

    高橋 雄介 発達心理学研究 33 (4), 346-355, 2022

    <p>本研究の目的は,ウェブ調査を用いて5年間にわたって全国的に収集された長期縦断データセット(<i>N</i>=1,448)及び3週間にわたって小規模に対面実施して収集された短期縦断データセット(<i>N</i>=91)を分析して,本邦における青年期・成人期以降の抑うつの変化の軌跡を描き出し,初回調査時点で測定された行動賦活系(Behavioral Activation System; …

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  • 肝門部に2か所の吻合を行った胆道閉鎖症の1例

    中原 康雄, 大倉 隆宏, 浮田 明見, 花木 祥二朗, 石橋 脩一, 高橋 雄介, 橋本 晋太朗, 後藤 隆文, 青山 興司 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 57 (6), 1012-1015, 2021-10-20

    <p>症例は胆道閉鎖症の女児である.日齢57に肝門部空腸吻合を施行した.門脈は本幹から3分岐する型に近く,門脈左右枝が分岐してすぐに前枝と後枝に分岐していた.結合組織塊は門脈左枝と前区域枝の間に入っていたが,その背側から門脈後区域枝に沿って索状物が分岐していた.南回り胆管が索状になっていると推察された.結合組織塊は門脈左枝と前区域の間で肝被膜を損傷しないレベルで切除した.また後区域に向かう索状物…

    DOI Web Site 医中誌

  • 不動により高Ca血症を呈した高齢女性

    若松 真央, 岩田 史歩子, 高橋 雄介, 佐野 正彦, 鈴木 義夫, 長谷川 修 日本病院総合診療医学会雑誌 17 (4), 394-398, 2021-07-31

    未治療の骨粗鬆症を背景に持つ 73 歳女性が,偏平足に伴う足の痛みと肋骨骨折をきっかけに不動となり,高Ca血症に至った。高Ca血症を誘発する薬剤使用歴はなく,尿中Ca排泄の低下はなかった。画像所見や血液検査では,結核やサルコイドーシス,多発性骨髄腫を疑う所見はなく,PTHやPTHrPの上昇もみられなかった。1,25(OH)2D3 は低値,尿 NTx …

    DOI 医中誌

  • 気腫性膀胱炎の 1 例

    鈴木 義夫, 長谷川 修, 佐野 正彦, 高橋 雄介, 岩田 史歩子, 若松 真央 日本病院総合診療医学会雑誌 17 (3), 355-356, 2021-05-31

    DOI

  • 高齢者の急性好酸球性肺炎 : SARS-CoV-2 との鑑別

    佐野 正彦, 若松 真央, 高橋 雄介, 岩田 史歩子, 鈴木 義夫, 長谷川 修 日本病院総合診療医学会雑誌 17 (1), 49-55, 2021-01-31

    高齢者の急性好酸球性肺炎の 2 症例。当初は発熱,呼吸困難,肺の間質性陰影がみられ,新型コロナウイルス感染症の疑いで入院した。SARS-CoV-2 のPCR検査は陰性であったが,症状,画像所見ともに改善しなかった。末梢血液で,当初は好中球優位の増多がみられたが,発症 10 日目頃から好酸球分画が上昇してきた。急性好酸球性肺炎を疑い,気管支鏡検査で確定診断となった。ステロイド投与後速やかに改善が得…

    DOI Web Site 医中誌

  • 歯根形態異常により生じた歯内-歯周疾患の1例

    岡本 基岐, 木ノ本 喜史, 栗木 菜々子, 沢田 啓吾, 高橋 雄介, 村上 伸也, 林 美加子 日本歯科保存学雑誌 64 (2), 171-180, 2021

    <p> 目的 : 歯内-歯周疾患は日常臨床で頻繁に遭遇する病態であり, 臨床症状として歯根破折・穿孔・セメント質剝離などと類似した症状を呈しうるため, 鑑別診断が重要である. 今回, 複数の歯科医院において, 歯根破折のため抜歯が必要と診断された上顎中切歯に対して, 根の形態異常に由来した歯内-歯周疾患との診断の下, 歯内療法および歯周組織再生療法を実施することで良好な治癒が得られたので, …

    DOI 医中誌

  • 移植腎生着死亡レシピエントの検討

    藤原 拓造, 窪田 理沙, 太田 康介, 高橋 雄介 移植 56 (Supplement), s115-s115, 2021

    <p>【背景】移植腎生着延長、レシピエント高齢化を背景に生着死亡例は増加している。【対象・方法】1988年11月より2019年3月までに当科で施行し観察打ち切り時点まで当科に通院した18歳以上の腎移植レシピエントのうち、1年未満の死亡・機能廃絶例を除いた302症例(生体236、献腎66例)を対象とし、2021年3月31日時点で当院診療録より評価した。生着群(n = 193)、機能廃絶群(n = …

    DOI 医中誌

  • 当科における小児腎移植後surveillance biopsyの検討

    高橋 雄介, 窪田 理沙, 神農 陽子, 藤原 拓造 移植 56 (Supplement), s166-s166, 2021

    <p>[目的]</p><p>腎移植後surveillance biopsy(SBs)による早期治療介入の意義や、中長期予後評価における意義は議論の分かれるところである。</p><p>当科における小児腎移植後SBsの検討を行った。</p><p>[対象・方法]</p><p>当科で施行した小児腎移植症例のうち、primary graft …

    DOI 医中誌

  • 標準的術後化学療法中に再発した後腎芽細胞優位型の限局型退形成腎芽腫の1例

    花木 祥二朗, 中原 康雄, 仲田 惣一, 高橋 雄介, 大倉 隆宏, 石橋 脩一, 人見 浩介, 浮田 明見 日本小児血液・がん学会雑誌 58 (1), 45-49, 2021

    <p>手術,放射線療法に加え,標準的な化学療法施行中に再発をきたした腎悪性腫瘍の1例を経験したので報告する.症例は4歳,女児.腹部腫瘤を指摘され紹介された.CTで右腎原発の腫瘍を認め,摘出術を施行した.病理検査では後腎芽細胞優位型の限局型退形成腎芽腫で,傍大動脈リンパ節転移を認めStage 3と診断した.術後治療はJWiTS-2のプロトコールに準拠して,Regimen …

    DOI 医中誌

  • 蹴鞠使用球の製作

    阿羅 功也, 澤田 直人, 高橋 雄一郎 旭川工業高等専門学校 研究報文 58 (0), 1-10, 2021

    <p>In recent years, a number of actions have been taken in Japan for promoting kemari (football lifting), including the launch of Kemari-kikuyukai. However, kemari balls are rare items and not …

    DOI

  • 固/水界面における毛髪コンディショナー吸着膜の構造解析のための 微小角入射X線回折測定システムの開発

    飯村 兼一, 廣沢 一郎, 大石 泉, 赤羽 千佳, 尾形 葵, 高橋 雄也, 保坂 弦矢 SPring-8/SACLA利用研究成果集 8 (3), 509-512, 2020-10-29

    固/水界面に対する微小角入射X線回折(GIXD)測定システムを構築し、毛髪表面に存在する官能基を疎水鎖末端に持つ有機シラン化合物で表面修飾したシリコンウエハと界面活性剤水溶液の界面に形成される吸着膜の構造を評価した。本研究で用いた界面活性剤分子は、固/水界面で緻密に充填した結晶状態で吸着膜を形成しており、その充填構造は、試料セル内水溶液の超純水による置換(すすぎ洗いに相当)によっても、今回の置換…

    DOI

  • システム理論に基づく事故分析手法CASTによる情報セキュリティ・インシデント分析

    金子, 朋子, 髙橋, 雄志, 吉岡, 信和, 佐々木, 良一 コンピュータセキュリティシンポジウム2020論文集 472-477, 2020-10-19

    複雑なシステムに対する新たな事故分析手法として注目を集めている理論とその安全分析手法にSTAMP (System Theoretic Accident Model and Processes)がある.STAMPはシステム理論に基づく事故モデルであり,その主要な手法の1つであり,ハザード分析手法であるSTPA (System Theoretic Process …

    情報処理学会

  • 顔特性推論の極端さはステレオタイプ化傾向と関連する

    鈴木 敦命, 塚本 早織, 髙橋 雄介 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PI-048-PI-048, 2020-09-08

    <p>人間は他者の顔つきを手がかりとしてその性格や能力を判断しやすいとされるが,そうした顔特性推論を実際に極端に行う程度には個人差がある。この個人差がどのような変数と関連し,どのような原因・作用を持つのかはまだよくわかっていない。本研究では,顔特性推論が社会的カテゴリーにもとづく特性推論(例えば,「笑顔の人は信頼できる」,「赤ちゃんは無知」,「女性はか弱い」など),つまり,ステレオタイプと密接に…

    DOI Web Site

  • 日常社会の中のパーソナリティ特性

    小塩 真司, 下司 忠大, 吉野 伸哉, 西田 裕紀子, 髙橋 雄介, 谷 伊織 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), SS-007-SS-007, 2020-09-08

    <p>パーソナリティ特性は人間の内部に仮定され,一定の行動を予測する概念として設定される。そしてパーソナリティ特性は直接的な観察が困難な概念として仮定されるものの,近年では大規模な調査を背景に日常生活の多様な行動との関連が検討されており,多くの知見が蓄積されている。そしてそのような具体的な行動との関連は,パーソナリティ特性各次元の適応に対する影響,日常生活における機能,そして発達上の役割など多岐…

    DOI Web Site 医中誌

  • 腹腔内再発を認めた類上皮型腎血管筋脂肪腫の1例

    藤原 真希, 星山 英泰, 高橋 雄大, 高島 靖, 河野 有香, 上田 政克, 川西 博晃, 奥村 和弘 泌尿器科紀要 66 (7), 229-234, 2020-07-31

    A 37-year-old man with no symptoms or family history of tuberous sclerosis complex presented to our hospital with abdominal pain in 2013. Abdominal computed tomography (CT) revealed a rupture in the …

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • 救急外来システムの時間記録を用いた救急外来混雑状況・待ち時間の定量化

    園生 智弘, 白川 透, 藤森 遼, 島田 敦, 奈良場 啓, 高橋 雄治, 橋本 英樹, 中村 謙介 日本臨床救急医学会雑誌 23 (2), 151-155, 2020-06-30

    <p><b>目的</b>:救急外来(ER)における患者動態の把握は,業務の評価および患者予後改善の観点から重要であるが,測定が困難である。本研究では,システムログを用いてER混雑度と患者待ち時間の定量化を行った。<b>対象</b>:2019年6月1日〜2019年6月30日に当院ERをwalk-in受診した患者を対象とした。ERシステムNext Stage …

    DOI Web Site 医中誌

  • リモートメンテナンスを伴い フィードバックを有する医療用IoTシステムのリスクアセスメント手法

    佐々木, 良一, 金子, 朋子, 高橋, 雄志, 福澤, 寧子 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2088論文集 2020 467-472, 2020-06-17

    近年,社会の情報システムへの依存度の増大に伴い,情報システムの安全性を評価し,不十分なら適切な対策案の組み合わせを求めるためのリスクアセスメント手法の重要性が増してきている.しかし,医療システムに多く見られる,リモートメンテナンスを伴いフィードバック機能を有する IoT システムを対象としたリスクアセスメント手法は提案されていなかった.そこで,フィードバック機能を持つシステムにリスクをもたらすハ…

    情報処理学会

  • 企業健診におけるCOPD質問票の有用性

    杉原 栄一郎, 野村 美加, 田澤 美香代, 山田 敏江, 高橋 雄一, 福田 洋, 内藤 俊夫 総合健診 47 (3), 446-451, 2020-05-10

    <p> 慢性閉塞性肺疾患(Chronic obstructive pulmonary disease; COPD)の早期発見は難しく、未診断のCOPD患者は多く存在すると言われている。近年、COPD質問票の有用性や利用の推奨がされているため、今回、企業健診において、COPD質問票を導入し有用性を検討した。2018年4月~2019年3月の間にライオン株式会社本社地区の健康診断受診者の中で、40歳以…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 妊娠期における母親から子どもへのボンディングの関連要因

    中野 まみ, 深谷 麻未, 崎山 美穂, 諸岡 由依, 高橋 雄一郎, 服部 律子, 金子 一史 北海道心理学研究 42 (0), 1-8, 2020-03-31

    <p><tt>ボンディングとは母親が子どもに対して感じる情緒的絆であり,妊娠中からも生じると考えられる。また,妊娠中のボンディングは産後のボンディングにも影響を与えると考えられている。しかし,妊娠中の胎児へのボンディングに関連する要因については,十分に検討されていない。そこで妊娠中のボンディングに関連する要因を検討するため,質問紙調査を行い,</tt>143 …

    DOI

  • 脳梗塞を契機に発見された CAT(Calcified amorphous tumor)の1例

    髙橋 雄, 新野 哲也 日本心臓血管外科学会雑誌 49 (1), 16-20, 2020-01-15

    <p>症例は62歳,男性.1998年,糖尿病性腎症で維持透析を導入.2018年11月,起床時の呂律障害と左上肢の麻痺を自覚したため,救急要請し当院搬送となる.搬送時,NIHSS(National Institutes of Health Stroke Scale);1点,左上肢の麻痺は改善し軽度の構音障害を残すのみであったが,頭部MRIで右頭頂葉皮質下梗塞を認め,神経内科に緊急入院となる.全身検…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献27件

  • 献腎移植において移植後1年目の腎機能に関与する臨床因子の検討

    藤原 拓造, 太田 康介, 高橋 雄介 移植 55 (Supplement), 361_3-361_3, 2020

    <p>【目的】献腎移植後1年目の腎機能に影響を及ぼす臨床因子の検討を行った。【対象・方法】2001年7月より2018年8月までに当院で施行し、転院、小児例などを除いた20歳以上の献腎移植35例(心停止下23例、脳死下提供12例)を対象とした。2020年4月30日時点での当院診療録及び日本臓器移植ネットワークからのドナー情報より評価し、名義変数に関しては平均値の比較、連続変数は1年目のeGFR …

    DOI 医中誌

  • 腎移植後E型肝炎の2例

    高橋 雄介, 荒井 太一, 米倉 尚志, 若林 宗弘, 松井 哲平, 篠原 美絵, 酒井 謙 移植 55 (Supplement), 386_2-386_2, 2020

    <p>[緒言]腎移植後、HEVによるウイルス性肝炎を発症した2例を報告する。[症例]症例1、42歳、男性。原疾患不明。33歳時に母親をドナーとする生体腎移植施行。入院2週間前から倦怠感が出現、肝酵素の上昇も認め、各種ウイルス検査の結果HEV-IgA抗体陽性であり、E型急性肝炎で入院した。免疫抑制剤の減量では肝機能の改善が得られず、リバビリンを開始したところ速やかに肝機能改善し、HEV-RNAも陰…

    DOI 医中誌

  • 統合失調症におけるミスマッチ陰性電位(MMN)発生異常

    矢部 博興, 刑部 有佑, 落合 晴香, 和田 知紘, 森 湧平, 佐藤 彩, 錫谷 研, 羽金 裕也, 平山 緑香, 高橋 雄一, 菅野 和子, 星野 大, 日野 瑞城, 戸田 亘, 堀越 翔, 志賀 哲也, 國井 泰人, 三浦 至 日本生物学的精神医学会誌 31 (3), 127-133, 2020

    ヒト脳は自動的な音声変化検出の神経機構を発達させてきた。この機構はミスマッチ陰性電位(MMN)に反映される。欠落音MMNのような多くの研究によって,MMNの記憶痕跡説の証拠が集積された。実際,欠落音MMNは160ms以上のSOA(刺激間隔)では誘発されないが,この所見は時間統合窓機能(TWI)の存在を示している。つまり,感覚記憶にコード化された神経痕跡の長さは160〜170msのTWIの長さに相…

    DOI 医中誌

  • 気道狭窄をきたした直腸癌甲状腺転移の1例

    中川 智彦, 高橋 雄大, 松本 宏 日本臨床外科学会雑誌 81 (9), 1862-1865, 2020

    <p>症例は72歳の女性で,2010年9月に直腸癌にて低位前方切除術を施行した.2013年7月に左肺転移巣を切除し,術後に化学療法を施行した.2019年6月に甲状腺腫瘍が急速に増大し,気道狭窄にて呼吸困難となったため,気道確保を目的に甲状腺全摘を伴う気管切開術を施行した.術後にはQOLの著明な改善を認め,短期間ながらも自宅療養できたが,手術4カ月後に死亡した.病理組織学的検討により,直腸癌甲状腺…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • STAMP S&S~システム理論によるセーフティ・セキュリティ統合リスク分析

    金子, 朋子, 髙橋, 雄志, 林, 浩史, 吉岡, 信和, 大久保, 隆夫, 佐々木, 良一 コンピュータセキュリティシンポジウム2019論文集 2019 41-47, 2019-10-14

    IoT時代の複雑なシステムに対する新たな安全性解析手法として注目を集めている理論とその安全分析手法にSTAMP (System Theoretic Accident Model and Processes)とSTPA (System Theoretic Process Analysis) がある.本稿ではSTAMP/STPAによるセーフティとセキュリティ統合視点でのリスク分析とその有効性を提示す…

    情報処理学会

  • 企業における脳ドック受診者の所見および背景因子の検討

    杉原 栄一郎, 野村 美加, 角井 由子, 田澤 美香代, 高橋 雄一, 福田 洋 総合健診 46 (5), 462-467, 2019-09-10

    <p> ライオン株式会社では、50歳以上の従業員に対して脳ドック受診を推奨し、受診者に対して補助金制度を設けている。企業における脳ドック受診者の解析の報告はなく、今回、脳ドック受診者の所見・背景因子および危険因子との関連などの検討を行った。2015年から2017年の3年間で、ライオン株式会社の従業員のうち順天堂東京江東高齢者医療センターで脳ドックを受けた50名(男性29名、女性21名、年齢50~…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 肝膿瘍の無症状期から消褪期までの経時的画像変化

    石川 詩織, 高橋 雄介, 真壁 武一, 長谷川 修 日本病院総合診療医学会雑誌 15 (4), 380-384, 2019-07-31

    無症状期にCTで肝内高濃度腫瘤として表現され,2 ヵ月後の症状発現時にはさらに大きな典型的低濃度腫瘤となった肝膿瘍例を経験した。急性心不全で入院した 93 歳女性の腹部単純CTで,肝S6 に 5 cm大でやや高濃度を呈する境界明瞭な腫瘤が偶発的に認められた。腫瘍マーカーの上昇も,発熱や炎症所見もみられず,超音波検査で高エコーを確認したのみで,外来で経過観察とした。2 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 救命救急センターに入院となった高齢の自殺未遂者の臨床的特徴

    井上 佳祐, 日野 耕介, 伊藤 翼, 松森 響子, 六本木 知秀, 野本 宗孝, 高橋 雄一, 平安 良雄 総合病院精神医学 31 (2), 193-198, 2019-04-15

    <p>近年,わが国の自殺者数は漸減傾向にあるが,全自殺者数の約4割が60歳以上で,今後さらなる高齢化が進むと予測されるわが国において,高齢者の自殺対策は重要な課題である。救命救急センターに搬送され入院となった自殺未遂者を,65歳以上の高齢者群(83名)と64歳以下の非高齢者群(586名)に分けて,各々の患者背景,自殺企図の特徴や転帰などについて比較を行った。高齢者は精神科医療を受けていない傾向に…

    DOI 医中誌

  • 高齢認知症女性にみられた閉鎖孔ヘルニアの 1 例

    鈴木 義夫, 井原 健太郎, 長谷川 修, 高橋 雄介 日本病院総合診療医学会雑誌 15 (1), 8-11, 2019-01-31

    症例は 89 歳の認知症のある独居女性で BMI 14.5 とやせ型であった。自立歩行困難,食事摂取困難となり,当院に救急搬送され,高度脱水を認めたため,入院となった。来院時に認めた高度脱水は輸液により改善した。食事を開始したところ発熱,嘔吐を認め,腹部CTにて閉鎖孔ヘルニアに伴う腸閉塞が明らかとなった。本 …

    DOI Web Site 医中誌

  • リハビリテーション職から考える地域包括ケア病棟の有効的活用法

    堀口 遥, 高橋 雄吾, 西田 和夫 理学療法学Supplement 46S1 (0), G-87_1-G-87_1, 2019

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 当院の地域包括ケア病棟は、急性期医療後や緊急時の受け入れ以外にも、内科医師の主導のもとCMやMSWによる地域内多職種協働やリハビリテーション職からの働きかけにより、利用者のニーズに沿った期限付きリハビリテーションを提供しており、柔軟に運営できるようになっている.</p><p> 今回、発症約1年半が経過した生活期の脳卒中患者において、汎用の治療用下肢装具を用…

    DOI

  • 脊髄損傷者における1日の身体活動量について

    村上 平, 山田 義範, 髙橋 雄平, 隠岐 裕子, 松坂 大輔, 難波 邦治, 古澤 一成 理学療法学Supplement 46S1 (0), B-36_1-B-36_1, 2019

    <p>【はじめに】脊髄損傷者は、麻痺の影響で活動量や基礎代謝が低く、健常者よりも生活習慣病のリスクが高い。そのため、健常者以上に活動量を増やすことが重要といわれている。健常者では、1日の身体活動で消費するエネルギー量(以下:身体活動量)において理想とされる目標値があり、歩数などを指標としている。しかし、車椅子で生活する脊髄損傷者には1日の身体活動量に関する報告がなく、具体的な指標もない。今回、入…

    DOI

  • ニッケルチタンファイルFKGレイスによる根管形成実習の教育効果

    大嶋 淳, 川西 雄三, 岡 真太郎, 山田 朋美, 山口 幹代, 朝日 陽子, 外園 真規, 鍵岡 琢実, 渡邉 昌克, 内藤 克昭, 阿部 翔大郎, 上村 怜央, 高橋 雄介, 伊藤 祥作, 林 美加子 日本歯科保存学雑誌 62 (6), 263-270, 2019

    <p> 目的 : 弾性係数が小さく, 形状記憶性, 超弾性, ファイルテーパーの多様化といった特徴をもつニッケルチタン (NiTi) 製ロータリーファイルは, ステンレススチールファイルと比較して高い切削効率や作業時間の短縮, 優れた根管追従性を有し現在の歯科臨床においても頻繁に用いられるようになりつつある. 本研究では, 歯学部学生の臨床前基礎実習において, FKGレイス (FKG …

    DOI

  • 健康診断におけるCOPD質問票の活用

    杉原 栄一郎, 角井 由子, 田澤 美香代, 高橋 雄一, 野村 美加, 福田 洋 総合健診 45 (6), 749-754, 2018-11-10

    <p> 慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease: COPD)は、NICE studyで得られた有病率から、40歳以上の日本人の約530万人が罹患していると考えられている<sup>1)</sup>。COPDは喫煙が主な原因でおこる肺の生活習慣病といわれるが、我が国の三大生活習慣病(悪性新生物、心疾患、脳血管疾患)と比べると、いまだ広く認知されて…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • Pancoast腫瘍の2例

    岡元 彰平, 佐々田 晋, 久壽米木 亮, 髙橋 雄一, 西田 憲記 整形外科と災害外科 67 (3), 628-631, 2018-09-25

    <p>症例1は65歳男性.半年前より左頚部から上肢痛が出現.症例2は52歳女性.4ヶ月前より左肩甲骨部から上肢痛が出現.どちらも近医を受診し,頚椎症と診断され,対症療法が行われるも,症状の改善に乏しく当院を受診.頚椎MRIにて,C7/T1,T1/2高位で椎弓左側やその周囲に浸潤する輝度変化がみられた.その後,呼吸器外科に紹介し,Pancoast腫瘍と診断された.頚椎単純X線の正面像では,どちらも…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • ラーニングコモンズの環境要因と創造性課題の成績との関連

    市村 賢士郎, 河村 悠太, 高橋 雄介, 楠見 孝 日本教育工学会論文誌 42 (1), 55-64, 2018-07-10

    <p>本研究の目的は,ラーニングコモンズの物理的環境が利用者の創造性に与える影響を検討することであった.具体的には,48名の大学生を対象に,創造性課題と作業課題をラーニングコモンズと自習スペースの2つの学習環境で実施し,それらの環境によって課題成績に差がみられるかどうかを検討した.あわせて,それぞれの学習環境の用途や期待される学習効果に関する情報を提示する影響とラーニングコモンズの利用経験の影響…

    DOI Web Site

  • IoTを含む医療機器システムのセキュリティ/セーフティ評価手法の提案と適用

    早川, 拓郎, 佐々木, 良一, 金子, 朋子, 髙橋, 雄志, 大久保, 隆夫 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2018論文集 2018 202-209, 2018-06-27

    IoT (モノのインターネット) の普及が進んでいる.従来スタンドアロンで用いられてきた機器が IoT ではインターネットに接続し,機器同士が連携することで新しい機能が実現される.しかし,IoT は機器の性質上,動作の停止や誤作動により人の命や環境に危険をもたらす可能性がある.したがって,IoT …

    情報処理学会

  • 行動変容を誘発するインタラクティブサイネージへのユーザの反応調査

    Zhihua, Zhang, 高橋, 雄太, 藤本, まなと, 荒川, 豊, 安本, 慶一 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2018論文集 2018 1453-1462, 2018-06-27

    近年,行動変容に関する研究開発が数多く行われている.行動変容の目的は,健康増進などのために,ユーザの生活パターンを改善すること,あるいはその改善を長期間維持できるようにすることである. 新しい習慣を作るためには,ユーザの日常生活パターンを認識し,生活の中で行動変容のきっかけを与える必要がある.これを実現するため,本研究では,通りかかるユーザに対して積極的に話しかけるインタラクティブサイネージを構…

    情報処理学会

  • 継続的マイクロラーニングの実現に向けた隙間時間の調査

    徳田, 博行, 高橋, 雄太, 荒川, 豊, 安本, 慶一 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2018論文集 2018 304-309, 2018-06-27

    学習において,復習は知識を定着させる非常に重要な学習プロセスである.人々は継続的に復習を行うことで学習した知識を定着させる.特に,外国語の習得は,語彙を増やすこと,文法や構文を理解することにより成り立つため,膨大な時間がかかり,継続的に学習する時間を作る必要がある.しかし,日常生活の中で継続的に学習の時間を作ることは容易ではない.そこで,本研究では,日常生活の中で学習の実行が可能な隙間時間を検知…

    情報処理学会

  • BLEビーコンと反響音センシングによる屋内スポット推定

    渡邉, 洸, 髙橋, 雄太, 大坪, 敦, 藤本, まなと, 荒川, 豊, 安本, 慶一 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2018論文集 2018 620-626, 2018-06-27

    日常的に人々の健康状態を客観的に評価する指標としてライフログが注目されている.従来のライフログアプリケーションは GPS による位置情報を取得する屋外向けのサービスが多い中,近年では屋内位置推定のためのデバイスや手法を利用した屋内向けのサービス開発も進んでいる.GPS による屋外位置情報は 「職場」 や 「自宅」 …

    情報処理学会

  • 無莢膜型インフルエンザ菌による重症肺炎・呼吸不全・敗血症を来した3か月乳児例

    高橋, 雄一, 大塚, 岳人, 藤井, 小弥太, 古川, 絵美, 村山, ゆり恵, 森川, 静, 熊倉, 俊一, 佐藤, 英利, 榊原, 清一, 長谷川, 聡, 塚野, 喜恵, 松永, 雅道 新潟医学会雑誌 132 (6), 245-249, 2018-06

    【背景】インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチン導入後,Hibによる侵襲性感染症例が減少する一方で,ワクチンで予防し得ない無莢膜型インフルエンザ菌(NTHi)による侵襲性感染症例の報告が増えている.【症例】3か月,男児.Hibワクチンは2回接種済みであった.母,2人の兄に感冒症状を認めていた.入院2日前から発熱,咳嗽あり,RSウイルス感染症と診断された.咳嗽の悪化,哺乳量の低下を認め,紹介入院した…

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • 腹腔内血腫との鑑別が困難であった大網原発GISTの1例

    山田 修平, 菅原 宏文, 高橋 雄大 日本腹部救急医学会雑誌 38 (4), 757-761, 2018-05-31

    <p>症例は58歳,男性。左季肋部痛を主訴に近医受診し,CTで腹腔内の囊胞性病変を認めたため当科紹介となった。腹腔内血腫を疑い吸引細胞診を行うも,間質成分と血液成分を認めるのみであった。本人の希望もあり経過観察するも腫瘤の縮小を認めず,腹腔鏡下に腫瘤を摘出した。摘出された腫瘤のほとんどは血腫であったが,最外側には紡錘形や上皮様の細胞が増生していた。免疫組織化学的にはc-kitおよびCD34が陽性…

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • センサ装着杖を介した歩行動作検出手法の提案

    高橋, 雄太, 音田, 恭宏, 藤本, まなと, 荒川, 豊 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 8 (2), 43-55, 2018-05-22

    老後を健康にすごすうえで,歩行能力は非常に重要である.そのため,歩行能力を改善あるいは維持するためのリハビリテーションがケアの一環としてよく行われている.しかしながら,超高齢化社会が進むと,ケアワーカ不足によって,このようなリハビリテーションが十分に受けられなくなる可能性が高い.そこで,センサを用いて,日常の歩行から歩行能力の評価を行うことができれば,歩行能力の低下の検知,歩行能力の改善度の把握…

    情報処理学会

  • 革新的技術により実現したGaNパワーデバイス搭載LED電球および高出力LED投光器

    大武 寛和, 高橋 雄治, 戸田 雅宏, 柳田 格二 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 97 (3), 275-279, 2018-05-20

    <p>LED照明は優れた省エネルギー性能と寿命性能が受け入れられ,施設や住宅,屋外向けなど,一般照明のほぼすべての分野で使用されるようになった。しかし,LED照明製品の開発は,小形化と高出力化の面で高い技術が求められることから,その分野での製品ラインアップが遅れていた。これらを解決し,LED照明製品をさらに普及させるよう,白熱電球と同等の小形形状および調光性能を電源回路技術により実現するLED電…

    DOI Web Site

  • 牛の健康モニタリングのための画像処理システム

    大森 友寛, 伊藤 寿浩, 新井 鐘蔵, 高橋 雄治 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 261-262, 2018-03-01

    <p>現在,牛の飼養管理の大規模化が進んでおり,AIで牛の健康状態をモニタリングすることが求められている.牛の健康管理において,座位と反芻の時間は重要な情報であるが,現状は目視によって判定されている.これに対して本研究では目視による判定を自動化することを目的として,牛舎にカメラを設置し座位と反芻の判定を動画データからニューラルネットワークを用いて行い,高い精度で判別できることを確認した.</p>

    DOI

  • セキュリティ要求分析・保証の統合手法CC-Caseの有効性評価実験

    金子, 朋子, 髙橋, 雄志, 勅使河原, 可海, 吉岡, 信和, 山本, 修一郎, 大久保, 隆夫, 田中, 英彦 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 8 (1), 11-26, 2018-01-30

    筆者らが提案してきたCC-Caseはコモンクライテリア(CC)とアシュアランスケースを用いてセキュリティ要求分析と保証を実現する手法である.CC-Case自体が含んでいる要素の中でもライフサイクル全体を通じて用いられるアシュアランスケースは根幹をなすものである.CC-Caseのアシュアランスケースは単にGSNの表記方法ではなく,プロセスを論理モデルとして定義し,そのプロセスに則っていることを具体…

    情報処理学会

  • Er:YAGレーザーの歯髄保存療法における有効性の検討

    岡本 基岐, 小道 俊吾, 渡邉 昌克, 八木 香子, 成瀬 陽菜, 伊藤 勇紀, 高橋 雄介, 林 美加子 日本レーザー歯学会誌 29 (1), 1-9, 2018

    Introduction: Laser irradiation on living tissue have bilateral characters like HLLT and LLLT. It is possible to reduce pathogenic factors such as bacteria using Er:YAG laser in dental caries …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献22件

  • 安全解析手法STAMP/STPAに対するセキュリティ視点からの脅威分析の拡張提案

    金子, 朋子, 髙橋, 雄志, 大久保, 隆夫, 勅使河原, 可海, 佐々木, 良一 コンピュータセキュリティシンポジウム2017論文集 2017 (2), 2017-10-16

    STAMPとその安全分析手法であるSTPAはIoT時代の複雑なシステムに対する新たな安全性解析手法として注目を集めている.STAMP/STPAはセーフティを中心に展開されてきたが,セキュリティ上のリスク分析にも適用可能であり,STPAのセキュリティ対応手法であるSTPA-Secも提案されている.ただし現在のSTPA-Secはミッション・ビジネスレベルに焦点をおき,脅威分析には言及していないため,…

    情報処理学会

  • 胃捻転の 3 例

    高橋 雄介, 長谷川 修, 鈴木 義夫, 長谷川 行健, 真壁 武一, 高山 研一, 石原 健司, 皆川 輝彦, 松本 悠, 加賀美 星子, 石川 詩織, 井原 健太郎, 秋山 佳亮 日本病院総合診療医学会雑誌 13 (2), 1-7, 2017-09-30

    胃捻転は稀な疾患であるが,血流障害を介して胃の壊死や穿孔を来し,致命的な病態となりうる。著者らの 3 例の経験から,①急性に腹痛・腹部膨満,嘔吐を呈し,胃の拡張を伴う場合は,胃捻転を鑑別に挙げ,CTで精査を行う必要があること,②症状の軽い食道裂孔ヘルニアであっても胃捻転のリスクを抱えており,注意深く経過を観察し,必要に応じて待機的な手術を考慮すること,の 2 点が重要と考えられた。 症例 1 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 行動変容を誘発するためのインタラクティブサイネージの検討

    張, 志華, 高橋, 雄太, 藤本, まなと, 荒川, 豊, 安本, 慶一 2017年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 2017 4p-, 2017-09-15

    行動変容を誘発するために、ユーザに応じて異なるコンテンツを提示するデジタルサイネージを考えている。本稿ではそのシステムのアーキテクチャを検討し、プロトタイプ実装を行なった、結果を発表する。

    情報処理学会 Web Site

  • 歩行リハビリ支援のためのセンサ装着杖を介した歩行動作認識手法の提案

    高橋, 雄太, 音田, 恭宏, 藤本, まなと, 荒川, 豊 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集 2017 44-51, 2017-06-21

    超高齢化社会の到来によりリハビリテーションでの人手が不足し,効果的なリハビリ支援が行えなくなる可能性がある.効果的なリハビリテーションを行うには,大がかりな装置や専用の環境による歩行評価が必要になるが,人手不足などの要因により高齢者や片麻痺患者のようなリハビリ患者の歩行評価を定期的に行うことは難しい.本研究では日常の歩行をセンサデバイスによってセンシングすることで歩行能力の評価を人手を介さずに行…

    情報処理学会

  • 競技者の負担を軽減した自転車競技向け参加型位置共有システムの実装と評価

    河中, 祥吾, 高橋, 雄太, 雨森, 千周, 藤本, まなと, 荒川, 豊, 藤原, 晶, 福島, 徹也, 松原, 敬信 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 7 (2), 12-23, 2017-05-25

    マラソンや自転車競技のようなレース競技において,競技者を応援するための観客向け位置情報共有サービスが始まっている.しかしながら,競技者の位置を得るために,競技者がスマートフォンを持って競技に参加する必要があるという問題がある.そこで本研究では,観客や先導バイクのスマートフォンを位置捕捉のためのインフラとして利用する参加型位置共有システムを提案する.提案システムでは,競技者は,小型BLEビーコンを…

    情報処理学会

  • 未知の家電制御信号に適応可能な対話型家電操作ログ収集システムの提案

    水本, 旭洋, 高橋, 雄太, 前田, 直樹, 荒川, 豊, 安本, 慶一 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 37-38, 2017-03-16

    本研究では,住宅において住人とのインタラクションを通じて住人の思考(または,嗜好)を学習し様々な支援を行う学習型ホームエージェントの実現を目指す.具体的には,住人が普段リモコンを通じて行っている家電操作を学習し,住人へ情報の提供や家電の自動制御といった支援を可能にするホームエージェントを実現する.本稿では,学習型ホームエージェントの実現に向け,住人が赤外線リモコンを用いて操作した家電の操作情報お…

    情報処理学会

  • 精神科医と救急医が互いの専門領域を学ぶ試み

    日野 耕介, 高橋 雄一, 平安 良雄 総合病院精神医学 29 (1), 8-14, 2017-01-15

    <p>精神疾患を有する症例に急性期の身体合併症が発生した場合,精神科と救急科が連携して診療を行えれば理想的である。しかし,実際には精神科医が身体合併症に対応する機会や,救急医が精神症状に対応する機会は多く,両診療科が互いの領域を学ぶ必要性は高い。そのため,当院では両診療科が連携して身体合併症症例に対応するだけではなく,人事交流を行い,共同で研修コースを開催している。救命センターで研修中の精神科医…

    DOI

  • 左冠動脈主幹部解離を伴うStanford A型急性大動脈解離の1救命例

    高橋 雄, 新野 哲也 脈管学 57 (10), 151-155, 2017

    <p>65歳,女性。前胸部痛を主訴に救急搬送。左冠動脈主幹部(LMT)解離を伴うStanford A型急性大動脈解離を認めた。ショックであったため,LMTの経皮的冠動脈形成術(PTCA)を先行後,上行大動脈置換術,冠動脈バイパス術を施行。第28病日,退院。LMT解離を伴うStanford A型大動脈解離は致命的である。外科的修復術に先行しPTCAを行い,救命し得た1例を報告する。</p>

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • リンゴ ‘ふじ’ 果実の雪室貯蔵における内部褐変抑制のための1-MCP処理

    吉田 実花, 梅島 芙美, 馬場 正, 山口 正己, 伊藤 親臣, 髙橋 雄一郎 園芸学研究 16 (4), 479-485, 2017

    <p>長野県産‘ふじ’果実を適期と前後1週間の3回に分けて収穫し,雪室貯蔵と1-MCP処理を組み合わせて,6か月間の長期貯蔵を試みた.貯蔵中の雪室の平均温湿度は0.9°C,≧95%RHであった.6か月貯蔵後に20°C 7日間の棚もち試験を行い,しわおよび果心・果心線・果肉の3部位に分けた内部褐変障害の発生について調査した.その結果,低温かつ高湿度条件であった雪室貯蔵ではしわの発生が抑制された.雪…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献18件

  • メカニカルダイヤモンドの多様なエッジ状態とカイラル対称性の破れ

    高橋 雄太, 苅宿 俊風, 初貝 安弘 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 3118-3118, 2017

    <p>前回はダイヤモンド格子状のバネ・質点モデルであるメカニカルダイヤモンドのエッジ状態についてカイラル対称性とトポロジカル不変量の観点から議論を行った。そして今回はさらに状況を発展させてバネ定数を変えた場合、エッジの形状を変えた場合等にエッジ状態がどう変化するかをトポロジカルな観点から議論する予定である。</p>

    DOI

  • 形容詞「ハヤイ」の意味と表記

    髙橋 雄太, Yuta TAKAHASHI 言語資源活用ワークショップ発表論文集 = Proceedings of Language Resources Workshop 2 107-116, 2017

    会議名: 言語資源活用ワークショップ2017, 開催地: 国立国語研究所, 会期: 2017年9月5日-6日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター

    DOI 機関リポジトリ

  • CC-Caseを用いたIoTセキュリティ認証方法の提案

    金子, 朋子, 髙橋, 雄志, 勅使河原, 可海, 田中, 英彦 コンピュータセキュリティシンポジウム2016論文集 2016 (2), 120-127, 2016-10-04

    概要 : モノのインターネットといわれる IoT システムは今後急激な普及 ・ 拡大が見込まれる.しかし,つながる世界は様々なリスクも抱えており,セキュリティ設計技術,認証技術,標準化はつながる世界では更に重要になる.筆者らは,IoT セキュリティ認証方法として,コモンクライテリア (CC) とアシュアランスケースを用いてセキュリティ要求分析と保証を実現する手法である CC-Case …

    情報処理学会

  • ISMSとCSMSとの関連情報作成の提案

    髙橋, 雄志, 佐藤, 信, 金子, 朋子, 加藤, 岳久, 間形, 文彦, 西垣, 正勝, 佐々木, 良一, 勅使河原, 可海 コンピュータセキュリティシンポジウム2016論文集 2016 (2), 128-133, 2016-10-04

    近年,様々なシステムはインターネットを介して相互接続しクラウドなどと連携してそれぞれ多様なサービスを提供するようになってきている.これまで情報セキュリティと制御系システムのセキュリティは別々に取り組まれてきていたが,モノのインターネットと呼ばれる IoT の世界では同時に考えていかなければならない.しかし,現状ではまだ,双方を網羅する基準が存在していない.そこで我々はセキュリティ標準間の関連情報…

    情報処理学会

  • デルタISMSモデルの提案 : 事故データベースに基づく全社的情報セキュリティマネジメントの強化

    堀川, 博史, 大谷, 尚通, 髙橋, 雄志, 加藤, 岳久, 間形, 文彦, 勅使河原, 可海, 佐々木, 良一, 西垣, 正勝 情報処理学会論文誌 57 (9), 2099-2109, 2016-09-15

    本論文は,事故データベースに基づき全社的情報セキュリティマネジメントを強化する「デルタISMSモデル」を提案する.ISMSでは,情報セキュリティインシデントからの学習を求めているが,ISMS認証を取得している組織でも情報セキュリティ事故が減らず,改善が効果的に働かない組織もある.筆者らは改善が効果的に働かない理由は学習の具体的な方法が手順化されていないことにあると考える.そこで本論文では,事故デ…

    機関リポジトリ 情報処理学会

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