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  • 方法と対象を結ぶもの(<特集>古代文学研究の<方法>)

    高田 祐彦 日本文学 59 (5), 24-31, 2010

    古代文学研究において方法を問う前提として、古代文学研究そのものをどう捉えるかという視点が不可欠である。日本文学研究の危機的な側面は、長く「国文学」の抱える問題として指摘されており、近年の研究状況の危機は外部からもたらされたものであるばかりでなく、実は研究内部にも大きくその要因があったことは否めない。そのことを認識したうえで、<方法>に過去の期待をかけることなく研究に新生面を切りひらく必要がある。

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  • 身のはての想像力 : 柏木論の断章(<特集>古代文学と身体)

    高田 祐彦 日本文学 43 (6), 50-58, 1994

    『源氏物語』柏木巻で、柏木が幻視する自らの荼毘の煙の表現は、和歌の表現の歴史を縦横にとりこみながら、わが身のはてを分厚いことばの想像力によって把握したものになっている。柏木の身のはての想像力を通して、『竹取物語』の帝や求婚者、および六条御息所との関連を明らかにするところから、柏木の身体の滅びが物語世界の進行にいかに深い次元で関わるかについて論じた。

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