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高橋 泰一 日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2011 (0), 57-57, 2011
法隆寺は日本最古の木造建築であり、我国建築技術の始祖となるものである。日本建築史上では突如として現われたものであるが、その建築技術の背景には半島系渡来工人のもたらした高度の建築技術、さらに中国大陸から半島に移住した中国系工人による数百年の歴史に裏付けられた技術が存在することは明らかであり、法隆寺を通してその技術的背景をさぐることが可能となろう。本報告は、法隆寺の金堂、五重塔、回廊などに現われる各…
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高橋 泰一 日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2010 (0), 35-35, 2010
我国はメートル法を批准し尺貫法を禁止した後も、実質的に伝統的な尺寸モデュールに依存した寸法の建材を使い続けている。この尺寸モデュールは、約1300年前に中国の工人がもたらした曲尺に由来するが、この尺度原理や曲尺に盛込まれている5種類の目盛りの相互関係及びこれら工人尺の成立経緯については、文献記録のない時代にまで遡らなければならず未だ明らかでない。本報告は、中国歴代律尺の変遷をふまえつつ、これに影…
内川 久美子, 八木澤 壯一 学術講演梗概集. E-1, 建築計画I, 各種建物・地域施設, 設計方法, 構法計画, 人間工学, 計画基礎 (2006) 423-424, 2006-07-31
日本建築学会
沖本 弘 竹中大工道具館研究紀要 13 (0), 67-90, 2001
...3) 吉凶文字目は中国では魯班尺と云われるが、最初は造営尺1.2尺を8等分していたことは文献(⌈ 事林広記 ⌋ ) が示している。明代に入って1.44尺を8等分するように変化している。1.44尺と考えられる門尺を現地調査でも観察した。日本の曲尺の吉凶文字は1.2尺を8等分していることを考えると、南宋時代の影響を引き継いでいるといえる。...
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