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検索結果 2,439 件

  • 身体運動が若年成人女性の熱放散と睡眠に与える効果

    伏見 もも, 飯島 竜星, 木山 水月, 久保川 媛加, 菅原 このみ, 高倉 麻里子, 野口 史織, 金野 倫子, 有竹(岡田) 清夏 女性心身医学 28 (3), 337-348, 2024

    ...<p>【目的】女性の月経周期に伴う体温リズムは睡眠と密接に関連しており,黄体期では眠気が強い一方,睡眠の質が低下することが報告されている.月経周期に伴う睡眠障害は,女性が社会生活を送る上での大きな問題である.本研究では,身体運動による熱放散の促進に着目し,女性の卵胞期・黄体期における熱放散と睡眠構造の生理的特性の検討とともに,身体運動による体温,熱放散,夜間睡眠,主観的評価への効果を検証した.本研究...

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  • 月経周期における膝関節弛緩性と剛性特性の変化

    安井 和奏, 平田 恵介, 後藤 寛司, 森下 佑里 理学療法 - 臨床・研究・教育 31 (1), 50-54, 2024

    ...【方法】健常女子大学生7名を対象に月経周期(月経期,卵胞期,排卵期,黄体期)毎に,機器特性を考慮し,脛骨の牽引速度に配慮しながら,AKLとstiffnessを算出した。【結果】AKLは44N-133Nの牽引時に月経期よりも排卵期と黄体期で有意に高かった(p=0.002-0.008,p<0.001)。また,卵胞期よりも排卵期と黄体期で有意に高かった(p<0.001-0.004,p<0.001)。...

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  • 研修道場 ポイントはここだ! 下垂体機能検査の実際

    渡邉 涼香, 鈴木 佐和子 糖尿病・内分泌プラクティスWeb はじめに  下垂体は下垂体前葉ホルモンである副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、成長ホルモン(GH)、プロラクチン(PRL)と、後葉ホルモンであるバソプレシン(AVP)、オキシトシンの分泌の場である。それぞれ視床下部-, 2023-12

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  • エネルギーの代謝・栄養やストレスと生殖機能調節系の密接な神経・神経内分泌関連

    小澤, 一史 保健医療技術学部論集 17 3-14, 2023-03-01

    ...新しく発見された生理活性神経ペプチドであるキスペプチン(kisspeptin)を上位の統合中枢として視床下部の性腺刺激ホルモン放出ホルモン GnRh)-下垂体の性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン FSH/ 黄体形成ホルモン LH)-性腺からの性ステロイドホルモンという視床下部-下垂体-性腺軸(HPG axis)のしくみを全面的に見直すことが生殖内分泌学の中で進んでいる。...

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  • 二絨毛膜二羊膜双胎の1児胎内死亡後にdelayed interval delivery(DID)で出産となった1例

    松本 培世, 平久 進也, 金子 めぐみ, 窪田 詩乃, 荻野 美智, 船越 徹 産婦人科の進歩 75 (1), 51-56, 2023-02-01

    ...継続し,妊娠28週で死亡児が娩出となりその4日後に第2子が早産となった症例を経験した.症例は32歳,日本人女性,1妊0産.排卵誘発法で妊娠成立後二絨毛膜二羊膜双胎と診断された.妊娠15週で第1子に脳瘤を認めたため当院に紹介となったが,予後が不良であることを説明すると自己判断で妊娠17週6日に他院で減胎術を受けた.妊娠28週4日に突然,死亡児が娩出となり第2子の胎胞形成を認めたため,子宮収縮抑制剤,黄体...

    DOI Web Site 医中誌

  • 大学女子サッカー選手における月経周期とフィットネステストの関連

    三ツ橋 利彩, 澤井 朱美, 藁科 侑希, 水島 諒子, 目崎 登, 中田 由夫, 白木 仁 日本臨床スポーツ医学会誌 31 (1), 203-211, 2023-01-31

    ...の測定を実施できた7 名(20.5±1.0 歳)を対象に解析を行った.その結果,月経周期間で,フィットネステストの結果に有意差は認められなかった.しかしながら,30m スプリント(0―10m)と月経期の血清エストラジオール値(r = 0.95)の間には強い正の相関が認められ,30m スプリント(0―30m)と月経期の血清エストラジオール値(r=-0.91),黄体期の血清プロゲステロン値(r=-0.87...

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  • 流産を繰り返すカニクイザルへの性ホルモン投与

    山海 直, 小原 実穂 霊長類研究 Supplement 39 (0), 51-51, 2023

    ...内分泌異常は黄体機能不全などに起因しプロゲステロンやエストロゲンの関与が考えられる。当研究所のカニクイザルにおいてもヒトと同程度の割合で流産を認めており、内分泌異常を原因とする個体が存在する可能性があると考えられる。そこで、妊娠保持を目的に性ホルモン製剤の投与を試みた。【方法】実験対象は妊娠履歴で流産を2回以上認めたカニクイザルとした。...

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  • 月経周期が持久性運動時の胆汁酸に及ぼす影響

    松田 知華, 山田 満月, 石川 明良, 市川 季穂, 須永 美歌子 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 367-, 2023

    ...卵胞期前期(E-FP)、卵胞期後期(L-FP)、黄体期(LP)にそれぞれ最大作業負荷容量の70%強度で60分間の自転車運動を実施した。実験室に来室後すぐに形態および体組成(体重、骨格筋量、体脂肪率)の測定を行った。また、運動前、運動終了直後、運動終了60分後に採血を行い、エストラジオール、プロゲステロン、総胆汁酸を測定した。【結果】実験時の月経周期は、29.9±0.6日であった。...

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  • 成人女性における下肢のむくみと月経周期の関連

    中島 紀江, 楢木 ゆうか, 立石 礼望, 藤田 香奈恵, 松本 美晴, 松尾 和枝, 小崎 智照, 橋口 暢子 女性心身医学 27 (3), 295-304, 2023

    ...,重たさも卵胞期より黄体期,月経期で自覚が強い傾向を示した.以上のことより,黄体期および月経期は卵胞期より下肢に水分が貯留し,形態的に増大すること,また主観的にも下肢のむくみ感が高まることが示され,成人女性の下肢のむくみに月経周期の違いが関連するということが明らかとなった....

    DOI 医中誌

  • リラクセーション法による月経随伴症状緩和の効果についての文献検討

    大西 彩友美, 本岡 夏子, 齋藤 いずみ Bulletin of health sciences Kobe 38 69-92, 2023

    ...月経周期別の「月経随伴症状に対するリラクセーションの効果」を検討した結果、黄体期、月経期において実施されていた主なリラクセーション法は、アロマセラピーであった。リラクセーション法を実施することで「Premenstrual Syndrome(以下:PMS)症状」「月経痛」などの多岐に渡る月経随伴症状に効果があった。...

    DOI HANDLE

  • 月経周期が女子陸上競技選手のコンディションおよび走・跳パフォーマンスに及ぼす影響

    宮口 愛子, 池上 和, 山田 満月, 石川 明良, 市川 季穂, 北島 彩音, 中山 真羽, 平松 樹亜, 鰐渕 めぐみ, 須永 美歌子 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 374-, 2023

    ...主観的コンディションは月経期および黄体期に低下すること(須永,2017)や唾液コルチゾールは月経期に高値を示すことが報告されている(岩田ら,2012)が、これらが走・跳パフォーマンスに影響を及ぼすかについては明らかになっていない。 【目的】 女子陸上競技跳躍選手において月経周期がコンディションおよび走・跳パフォーマンスに及ぼす影響を検討した。...

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  • γ線照射時期の違いによるラットの卵巣発育への影響

    山本 大, 佐藤 順子, 土居 卓也, 佐々木 淳, 菅野 剛, 内田 秀臣, 小久保 年章 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), O2-11-, 2023

    ...全ての卵巣について、黄体数(旧黄体及び新生黄体)と卵胞数(胞状卵胞、二次卵胞以下及び原始卵胞)をカウントした。原始卵胞のカウントにはPCNA染色標本を用いた。</p><p>【結果及びまとめ】2 Gyでは、FD15、PND5及びPND20照射群で黄体と卵胞の枯渇がみられた。失われた卵胞顆粒膜細胞の代わりに、通常は精巣にて分化するセルトリ細胞様の細胞からなる管腔構造が多数認められた。...

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  • 血中ビタミンD濃度が月経前症候群の主観的重症度に与える影響

    市川 季穂, 山田 満月, 石川 明良, 松田 知華, 北島 彩音, 中山 真羽, 舟喜 晶子, 池上 和, 亀本 佳世子, 須永 美歌子 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 378-, 2023

    ...<p>【背景】月経前症候群(PMS)は月経開始前、黄体期の3~10日の間続く精神あるいは身体症状であり、月経開始とともに軽快ないし消失する(日本産婦人科学会,2018)。PMSの主な原因は明らかではないが、血中ビタミンD(VD)濃度の低値がPMS症状の強さと関連することが報告されている(Abdi F et al.,2019)。...

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  • 月経周期における睡眠で気になることの特徴 -黄体期と月経期の記述より-

    藤田, 小矢香, Fujita, Sayaka 島根県立大学出雲キャンパス紀要 19 20-29, 2022-12-27

    ...黄体期と月経期のMDQ 下位項目で有意差が見られた(p<0.001~=0.026)。30%前後の女性が睡眠について気になることが示された。記述の分析より睡眠の特徴は黄体期は3つのサブグラフが示された。1つ目は日中に眠たくなる,2つ目は睡眠が不足していて眠い,3つ目は悩みがあり夜間目が覚めると特徴づけることができた。月経期は5つのサブグラフが示された。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 組換えマウス黄体形成ホルモン結合タンパク質の選択的ホルモン阻害剤としての開発

    山口, 祐之, 佐藤, 可野, 河村, 和弘 Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌 39 (1), 35-47, 2022-05

    生理的濃度のゴナドトロピンは卵胞発育や排卵を促進するが,卵巣機能低下症例(DOR)や早発卵巣不全(POI)でみられる高LH環境はこれらの過程を阻害する可能性がある。我々はDORやPOIモデルマウスで検証するためのマウスLH阻害剤として,マウスLH結合タンパク(mLBP)を開発した。LHに対する結合親和性は,卵巣摘除(OVX)マウスから採取した血清(OVXマウス血清)を使って確認した。さらにLH受…

    日本農学文献記事索引 医中誌

  • ホンドギツネ<i>Vulpes vulpes japonica </i>の 繁殖期における性ホルモン動態および偽妊娠について

    野田 亜矢子, 畑瀬 淳, 屋野丸 勢津子, 楠田 哲士 日本野生動物医学会誌 27 (1), 1-8, 2022-03-01

    ...性ホルモン動態から,ホンドギツネは季節性の単発情動物で,妊娠,非妊娠に関わらず黄体期が妊娠期と同様に続く,他のイヌ科動物と同様の特徴が認められた。また,P<sub>4</sub>濃度増加期の後半からイヌで見られる偽妊娠と同様の行動が認められ,ホンドギツネでも偽妊娠が存在する可能性が示唆された。群れ動物ではないホンドギツネの偽妊娠の意義については,育子の際のヘルパー行動との関連性が考えられた。...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 卵管切除後に生じた同側卵巣からの排卵による遺残卵管妊娠の1例

    光岡 真優香, 山本 拓郎, 髙橋 裕司, 土屋 宏 産婦人科の進歩 74 (1), 151-156, 2022

    ...のある患者に同側遺残卵管妊娠を生じ,画像所見からその排卵が同側卵巣からであったと考えられる1例を経験したので報告する.36歳,4妊1産.妊娠反応陽性のため前医受診し,胎囊が確認できず経過観察されていた.再診の際に右卵管間質部妊娠を疑われ当院紹介となった.当院受診時,特記すべき症状は認めず血中<i>β</i>hCGは14,570 mIU/mlと著明な高値を示していた.経腟超音波および骨盤MRIでは右卵巣黄体囊胞...

    DOI Web Site 医中誌

  • 放牧地草量の違いが黒毛和種繁殖雌牛の体温,歩数,体重に及ぼす影響

    邉見 広一郎, 續木 靖浩, 徳丸 美夢, 小林 郁雄 日本暖地畜産学会報 65 (2), 77-84, 2022

    ...<p>季節による放牧牛の生理状態を把握することは,適正な飼養管理のために有効である.本研究では黒毛和種繁殖雌牛において放牧地草量の違いが体温,歩数,体重に与える影響を明らかにするために春季と夏季で比較を行った.放牧期間は両季節とも7日間であり,放牧前後に草量を測定した.非妊娠で子牛のいない同じ雌牛5頭を供試牛として用いた.体温は小型データロガーを腟内留置型黄体ホルモン製剤に装着し腟内に挿入し,測定した...

    DOI

  • 腹腔鏡下coring-type resectionを行った非交通性副角子宮の1例

    高石 侑, 安田 美樹, 増田 望穂, 池田 真規子, 安堂 有希子, 佐藤 浩, 田口 奈緒, 廣瀬 雅哉 産婦人科の進歩 73 (3), 334-339, 2021

    ...原因となることがある.今回,対側子宮角との結合が強い非交通性副角子宮に対し,coring-type resectionを取り入れた腹腔鏡下副角子宮切除術を実施した.13歳女性で初経は11歳.12歳時から嘔吐,腹痛を間歇的に認めた.先天性食道閉鎖症(C型)と合指症に対する手術歴があり,他院小児外科にて精査を受けるも異常は指摘されなかった.その後,近医産婦人科を受診し双角子宮を指摘され低用量経口避妊薬,黄体...

    DOI Web Site 医中誌

  • 当帰芍薬散による卵管緊張度上昇反応のメカニズムの検討

    窪田 早耶香, 山本 ゆき, 木村 康二 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), OR-28-OR-28, 2021

    ...【方法】卵巣の所見によりウシ卵管峡部を排卵直後,黄体期,排卵前の 3 つのステージに分け,長軸方向で収縮試験(マグヌス法)を行った。低濃度(100 µg/ml)および高濃度(1000 µg/ml)TSS エキス添加後1時間までの各ステージの卵管における収縮頻度,収縮弛緩力,緊張度を経時的に測定した。...

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  • 室傍核ダイノルフィンAニューロンは泌乳ラットにおけるLHパルス抑制を仲介する

    土田 仁美, 井上 直子, 上野山 賀久, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), OR-26-OR-26, 2021

    ...本研究では,泌乳によるGnRH/黄体形成ホルモン(LH)のパルス状分泌の抑制におけるダイノルフィンA(Dyn)ニューロンの役割を明らかにすることを目的とした。【方法】分娩後に卵巣除去および低濃度17β-エストラジオール処置を施した泌乳ラットを用い,泌乳16日目の泌乳ラットの第3脳室内にDyn受容体拮抗剤を投与し,血漿LH濃度を測定した。...

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  • 黄体形成ホルモン遺伝子の未成魚における過剰発現は雄ニジマスを早熟化するか?

    守谷 奈津子, 三輪 美砂子, 吉崎 悟朗 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), P-23-P-23, 2021

    ...本研究ではこの限界を超えるため,黄体形成ホルモン(<i>lh</i>)遺伝子をニジマスに過剰発現させ,1年未満で成熟する早熟の宿主用ニジマスの作出を目指した。【方法】恒常的に発現する熱ショックコグネイト(<i>hsc71</i>)遺伝子のプロモーターを含むLh発現コンストラクト(<i>hsc:lh</i>,α鎖とLhβ鎖の一本鎖タンパク質を発現)を構築し,ニジマス受精卵へ顕微注入した。...

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  • 黒毛和種繁殖雌牛子宮内膜におけるMUC1の発現と制御

    久保田 海雄, 三輪 雅史, 林 憲悟, 細江 実佐, 阪谷 美樹 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), P-60-P-60, 2021

    ...性周期中においては発情期に発現が高く,着床期である黄体期に減少した。培養細胞における解析から,EがMUC1の発現を誘導した一方,P処理や胚の存在はMUC1発現に影響を及ぼさなかった。受胎しづらいと考えられている長期空胎牛の子宮内膜細胞では,分娩後150日以内の受胎適期と比較して高いMUC1の発現が認められた。...

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  • 異なる性周期におけるファン付作業服による作業成績と皮膚温度への影響

    小崎 智照, 今村 知佳 人間と生活環境 28 (2), 75-81, 2021

    ...以上の実験は卵胞期と黄体期にて行われた。本実験の結果、黄体期において腹胸部と前額の皮膚温が作業服無条件に比べ作業服有条件で有意に低下した。また、温熱的快適感も黄体期の作業服有条件で作業服無条件よりも有意に高い値を示した。以上より、暑熱環境下におけるファン付き作業服による空冷効果は卵胞期より黄体期で高くなることが示唆された</tt><tt>。 </tt></p>...

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  • 泌乳ラットにおける<i>Kiss1</i>発現抑制を担うエストロゲン受容体共役コリプレッサーの探索

    滝沢 麻里奈, 上野山 賀久, 井上 直子, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), OR-25-OR-25, 2021

    ...<p>【目的】泌乳ラットでは,生殖中枢である弓状核キスペプチンニューロンにおけるキスペプチン遺伝子(<i>Kiss1</i>)発現が抑制され,その結果,黄体形成ホルモン分泌が抑制される。これらの抑制は,泌乳後期(約20日間の泌乳期中の分娩後10日以降)には,エストロゲン依存性である。...

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  • 排卵前のウシ卵管峡部収縮の増大におけるギャップ結合の関与

    山本 ゆき, 窪田 早耶香, 木村 康二 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), OR-27-OR-27, 2021

    ...【材料と方法】1) 排卵直後(E:排卵1–4日後),黄体中後期(ML:排卵11–17日後),排卵前(F: 排卵1–3日前)のウシ卵管峡部を用いてマグヌス法による収縮試験を行い,各発情ステージにおける長軸方向の収縮頻度および振幅を検討した。...

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  • Neuropeptide Bの脳室内投与による黄体形成ホルモン分泌増加作用

    渡辺 雄貴, 岩田 衣世, 小澤 一史 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), P-1-P-1, 2021

    ...そこで,本研究ではNPBの中枢投与が黄体形成ホルモン(LH)分泌に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。Wistar-Imamichi系統の成熟メスラットを卵巣除去し,E<sub>2</sub>含有シリコンチューブを皮下に留置した(OVX+ E<sub>2</sub>)群と,卵巣除去(OVX)群を用意した。...

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  • 子宮内膜の脈管構造と免疫寛容に携わる脱落膜化子宮内膜間質細胞の転写制御機構の解明

    村田 紘未, 田中 進, 岡田 英孝 関西医科大学雑誌 72 (0), 11-16, 2021

    ...<p>子宮内膜の脱落膜化は,胚着床と妊娠の維持に必須の過程である.脱落膜化の障害は不育症,流産,および妊娠高血圧腎症などの周産期疾患をもたらす.排卵後の黄体から分泌されるプロゲステロン(P)によって,子宮内膜間質細胞は形態学的および機能的に分化する.子宮内膜間質細胞におけるHeart and neural crest derivatives-expressed transcript 2 (HAND2...

    DOI Web Site 参考文献30件

  • 虫垂子宮内膜症手術の3年後に回腸子宮内膜症による腸閉塞を発症した1例

    桑原 麻衣, 伊藤 可奈子, 戸田 匠, 秋山 真之, 中島 拓也, 新堰 佳世子, 若田 光男, 高橋 雅哉, 布村 眞季 日本外科系連合学会誌 46 (5), 588-593, 2021

    ...<p>【症例】37歳女性.主訴は腹痛.3年前に虫垂子宮内膜症に起因する急性虫垂炎で腹腔鏡下盲腸部分切除術を施行された.その後黄体ホルモン療法を2年間行った後,不妊治療で凍結胚移植のため内服を終了したところ腸閉塞を発症,保存的加療で改善なく手術を施行した.回腸末端での癒着が強固であり,回盲部切除を施した.病理所見で回腸には複数か所で異所性子宮内膜が介在しており,その破綻に伴う癒着が腸閉塞の原因であった...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 2,3,7,8-Tetrachlorodibenzo-p-dioxin次世代毒性の予防:児の性未成熟に対するα-リポ酸の回復効果

    袁 鳴, 佐野 宏江, 西田 恭子, 古賀 貴之, 武田 知起, 田中 嘉孝, 石井 祐次 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), O-11-, 2021

    ...<p>【目的】当研究室では、2,3,7,8-tetrachlorodibenzo-p-dioxin (TCDD)への母体曝露は、性腺ステロイド産生の主要な調節因子である周産期の下垂体における黄体形成ホルモン(LH)の産生を減弱させること、また、TCDDに曝露された妊娠中の母体へのα-リポ酸の補給は、減弱したLHおよび 臨界期の性腺ステロイド産生を正常レベルまで回復させる事実を見出している。...

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  • 排卵刺激後のINSIG消失に伴うSREBPの転写活性亢進は排卵に必須である

    中西 寛弥, 藤内 慎梧, 山岡 愛実, 岡本 麻子, 川合 智子, 島田 昌之, 山下 泰尚 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), AW-1-AW-1, 2021

    ...Fato投与により排卵数と黄体数が減少し,P4の追加投与によりこれらが回復した。以上から,排卵刺激後のINSIG消失に伴うSREBPの活性化がCho新規合成とP4産生,排卵に重要であることが明らかとなった。</p>...

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  • ウシ黄体における抗ミューラー管ホルモンおよび受容体発現

    山口 凜, 作本 亮介, 松浦 馨, 澤井 健, 古山 敬祐, 大久保 倫子, 相馬 幸作, 平山 博樹 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), P-8-P-8, 2021

    ...【結果】AMHおよびAMHR2タンパク質発現は,すべての時期の黄体組織で認められた。AMHタンパク質は,小型黄体細胞と大型黄体細胞のいずれの細胞においても検出された。また,AMHR2タンパク質は、形成期では少なくとも小型黄体細胞で検出され,中期以降は小型および大型黄体細胞の両方で検出された。AMHのmRNAおよびタンパク質発現量は,黄体期を通して一定であった。...

    DOI

  • 三陰交への灸刺激が女子大学生の月経随伴症状,体温および自律神経活動に及ぼす効果

    近藤 桃子, 篠原 ひとみ, Kondo Momoko, Shinohara Hitomi 秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻紀要 28 (2), 21-29, 2020-10-31

    ...結果:灸刺激後,黄体期の月経随伴症状は軽減した(p=0.025).修正MDQ スコア下位項目では,黄体期の「痛み(p=0.0016)」「行動の変化(p=0.044)」「否定的感情(p=0.037)」「PMS 症状(p=0.025)」スコアが有意に下降し,「気分の高揚」スコアが有意に上昇した(p=0.025).また,月経痛のスコアは有意に減少した(p=0.005).灸刺激後,黄体期の足部深部温は有意に...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 2.マウス卵胞形成研究とその利用

    佐藤 友美 谷本学校 毒性質問箱 2020 (22), 6-10, 2020-09-26

    ...卵胞は、いったん形成されると同じ形態を維持したまま成長し、脳下垂体からの黄体形成ホルモン刺激により排卵する。また、通常は1つの卵胞内には1つの卵母細胞が含まれているが、2つ以上の卵母細胞を含む多卵性卵胞が発生することがある(<b>図1</b>)。...

    DOI

  • 卵丘細胞におけるprogesterone産生関連遺伝子の発現とウシ卵子の初期発生能の関連

    フリチャビリグ アチラト, 佐藤 あかね, 芦部 詩織, 長尾 慶和 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-41-P-41, 2020

    ...同時に成熟培養に入れる前のCOCから卵丘細胞の一部を採取し,total RNAを抽出し,卵胞刺激ホルモンレセプター(<i>FSHR</i>),黄体形成ホルモンレセプター(<i>LHR</i>),インスリン様成長因子1レセプター(<i>IGF1R</i>)およびP4生産関連酵素(<i>STAR</i>,<i>CYP11al</i>,<i>CYP17al</i>,<i>HSD3</i>および<i>CYP19al...

    DOI

  • 暑熱ストレス下におけるウシの排卵不全メカニズムの解明

    向山 晃永, 館林 亮輝, 北川 悠梨, 阿部 良哉, 鈴村 玲香, 松山 秀一, 大蔵 聡, 森田 康広 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-10-P-10, 2020

    ...PGF2α製剤投与5日前の黄体期と発情期のDay 1,および排卵期のDay 2に各10時間および7時間連続で採血を行い,血漿中のLH, FSH濃度を測定した。血漿P<sub>4</sub>濃度はPGF2α製剤投与後4時間からDay 0からDay 6まで1日1回測定した。...

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  • 当帰芍薬散がウシ卵管収縮弛緩運動に与える影響

    窪田 早耶香, 山本 ゆき, 木村 康二 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-62-P-62, 2020

    ...使用したウシ卵管組織は,卵巣の所見により排卵直後,黄体期,排卵前の3つのステージに分け,各ステージの TSS の影響を検討した。【結果・考察】収縮頻度および振幅は,どのステージにおいても有意な変化は見られなかった。一方で,緊張度は全ステージで有意に亢進した(<i>P</i> < 0.05)。...

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  • Hyperreactio luteinalisを発症し捻転のため手術を要した例と保存的に管理可能であった2症例

    成冨 祥子, 伊藤 雅之, 長谷川 綾乃, 山﨑 亮, 村上 法子, 津戸 寿幸, 亀谷 英輝 日本周産期・新生児医学会雑誌 56 (1), 128-132, 2020

    ...<p> Hyperreactio luteinalis(HL:黄体化過剰反応)は絨毛性疾患や妊娠などに伴い両側性,多房性に卵巣腫大をきたす状態である.産婦人科診療ガイドラインにも記述があるものの稀な疾患であり,妊娠中急速に増大する卵巣腫瘍として手術が行われる場合がある.今回,HLの2症例を経験した.1例目は妊娠35週に卵巣捻転のため緊急手術を要した.捻転は解除し卵巣の温存は可能であったが,術前にHL...

    DOI 医中誌

  • パーキンソン病様症状を呈する遺伝子改変マウスの雌性不妊解析

    中野 愛里, 上村 麻実, 金井 克晃, 高島 誠司 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-91-P-91, 2020

    ...一方卵巣病理切片解析では,二次卵胞や黄体が形成されており,目立った異常は見られなかった。そして過剰排卵処理ではWTと同等に卵子が得られたことから,卵巣機能も正常であることがわかった。胆嚢は3週齢では有意に肥大していたが,8週齢では差が見られなかったことから,胆嚢における顕著なフェノタイプは加齢とともに減少することが示唆された。...

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  • 自然早産の臨床的な特徴とそこから見えてきた治療戦略と限界、 そして、その予防策へと

    米田 哲 Reproductive Immunology and Biology 35 (0), 1-8, 2020

    ...このような病態を考慮し、抗菌薬の選択、黄体ホルモンを投与により、妊娠期間延長効果があることがわかったものの、すでに高度の炎症が存在するケースでは治療に難渋しやすく、治療限界があるとも言える。よって、妊娠中は子宮内環境が破綻しないような対策が必要である。妊娠維持に必須の制御性T細胞は、腸内Clostridium属と相関があることがマウスによる動物実験からわかってきた。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献19件

  • 月経前症候群・月経前気分不快障害

    岡村 麻子 ファルマシア 56 (3), 240_4-240_4, 2020

    ...月経前症候群(premenstrual syndrome: PMS)は,月経前3〜10日の黄体期に続く精神的あるいは身体的症状で,月経初来とともに減退ないし消失するものをいう.腹痛・乳房緊満感・腰痛・易疲労性・食欲亢進・にきび・吹き出物・眠気・浮腫・体重増加などの身体症状,いらいら・易怒性・意欲減退・不安感などの精神症状がみられる.これらの症状が月経前に毎月1つ以上あれば,PMSと診断される.月経前不快気分障害...

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  • 多機能尾部センサを用いた機械学習法による繋ぎ飼育牛の発情検知

    檜垣 彰吾, 岡田 浩尚, 櫻井 玲奈, 須田 智子, 鈴木 千恵, 吉岡 耕治 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-121-P-121, 2020

    ...試験期間中は1日1回の超音波画像診断法(USG)による卵巣観察を行い,黄体退行開始後は6時間間隔で試情による発情観察,発情終了後は2時間間隔でUSGによる排卵時刻の特定を行った。体表温は1時間毎の最高値を抽出し,前3日間の同時刻平均値との差(体表温差)を算出して解析した。...

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  • ウシの子宮内膜における精子走化性因子発現の検討

    宗友 真帆, 酒井 駿介, 山本 ゆき, 木村 康二 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-67-P-67, 2020

    ...各Stageの主席卵胞もしくは黄体と同側のウシ子宮角上端における子宮内膜を採取し,<i>SDF1</i>および<i>RANTES</i> mRNA発現量の変化を定量的RT-PCR法を用いて検討した。...

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  • 腟内留置型黄体ホルモン製剤(CIDR)の留置開始日が黒毛和種繁殖牛の黄体機能ならびに発情発現日に及ぼす影響

    法上 拓生, 竹之内 直樹 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-80-P-80, 2020

    ...<p>【目的】第112回大会において我々は,黄体の寿命は腟内留置型黄体ホルモン製剤(CIDR)の影響を受けず,発情周期に依存する可能性を示した。このことを確認するため,黄体期初期にCIDR留置を開始し,黄体周囲の血流量(LBF),血中プロジェステロン(P4)濃度および黄体直径の推移ならびにCIDR抜去後の発情発現日について,黄体期中期にCIDR留置を開始した区と比較検討した。...

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  • 月経随伴症状

    江川 美保 心身医学 60 (6), 515-520, 2020

    ...<p>有経女性に比較的高頻度に認められる月経随伴症状のうち器質的異常を伴わないものは, 月経期に出現する機能的月経困難症と黄体期に出現する月経前症候群/月経前不快気分障害に大別される. これらは正常な排卵周期における性ホルモン変動がもたらしており, 周期的に繰り返され生活の質に悪影響を及ぼす....

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 性ステロイドホルモンが牛の子宮内膜組織血流量に及ぼす影響

    河野 光平, ニンペット ナタポン, ヴォン フォン, 阪井 紀乃, 篠原 明, 南家 夕子, 栁川 洋二郎, 片桐 成二 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-114-P-114, 2020

    ...子宮内膜組織中のP<sub>4</sub>濃度は黄体側の子宮角で高いことが知られ,卵巣構造物との位置関係によって血流量が影響を受ける可能性が考えられたが,子宮角基部における血流量は黄体あるいは主席卵胞側とそれら反対側との間で差異はみられなかった。子宮内膜組織血流量は,–3および14日目(黄体期),0日目および次回発情日(卵胞期),2日目および次回発情の2日後の順に高かった(P<0.05)。...

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  • 成人女性の性周期に伴うn-back 課題遂行能の変化と影響要因の検討

    青木 真希子, 鈴木 雅登, 岡山 久代 看護理工学会誌 8 (0), 47-57, 2020

    ...得点と「抑うつ−落ち込み」にPMS 有群とPMS 無群で有意な違いが認められた(<i>p</i>=.006, <i>p</i>=.043).一方,Self-rating Depression Scaleと性ホルモン濃度には違いが認められなかった.以上よりワーキングメモリ機能を評価する課題の1つであるn-back 課題の遂行能がPMS症状を有する女性において黄体期に低下し,その要因は負の気分に由来する...

    DOI 医中誌

  • 性周期における嗅覚感受性とにおいに対する嗜好の変化

    吉成 舞, 江守 陽子, 川口 孝泰 日本看護研究学会雑誌 42 (2), 2_185-2_193, 2019-06-20

    ...方法は,嗅覚測定用基準臭であるT&Tオルファクトメーターを用い,成熟女性の黄体期と卵胞期の2時期で嗅覚検査を実施した。また,においの種類に対する嗜好性についても調査した。その結果,イソ吉草酸(C<sub>5</sub>H<sub>10</sub>O<sub>2</sub>)において,卵胞期よりも黄体期で検知閾値が有意に低く(p< .05),嗅覚感受性が高いことが示唆された。...

    DOI 医中誌

  • 子宮内膜症治療中に発症した胸腔内子宮内膜症の 1 例

    永田 瑞穂, 永石 匡司, 中島 隆広, 前林 亜紀, 川名 敬, 岡田 京子, 逸見 明博, 山下 誠 日大医学雑誌 78 (1), 51-54, 2019-02-01

    ...症例は 37 歳.子宮筋腫,右卵巣子宮内膜症性 嚢胞のため偽閉経療法後に腹腔鏡手術を施行し,再発予 防で黄体ホルモン療法を継続していた.1 年後の健康診 断で右気胸を指摘され,内科を受診,虚脱が小さく,症 状も安定しており経過観察とした.その後再発を繰り返 したため呼吸器外科に紹介となった.胸腔鏡下手術を施 行し,横隔膜に病理学的に子宮内膜症を認めた.現在も 黄体ホルモン療法を継続しており再発を認めていない...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 人工授精後5日から19日までのプロゲステロン徐放剤の腟内留置が乳牛の受胎性に及ぼす効果

    岩崎 紗也加, 水田 晴也, 栗原 雅子, 児島 珠由, 高橋 透 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-127-P-127, 2019

    ...全ての供試牛にDay5からDay25まで2日おきに卵巣の超音波検査(Bモード)と採血を実施して黄体サイズの推移と血中プロゲステロン(P)濃度を調べた。供試牛の妊娠診断はDay30に超音波診断(Bモード)で実施した。また,Day24からDay30にかけて発情が回帰した牛を周期延長牛と定義した。...

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  • 低栄養時の生殖機能抑制に関わる神経経路は室傍核ダイノルフィンAニューロンを仲介する

    土田 仁美, 井上 直子, 上野山 賀久, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), OR2-2-OR2-2, 2019

    ...本研究では,低栄養シグナルによるGnRH/黄体形成ホルモン(LH)のパルス状分泌の抑制性神経経路の解明を目的とし,室傍核に発現するダイノルフィンA(Dyn)が,低栄養によるLHパルス抑制を仲介する可能性を検討した。正常な性周期を示した8週齢の成熟Wistar-Imamichi系雌ラットを用い,卵巣除去および低濃度17β-エストラジオール処置を施した。...

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  • 排卵期前後のウシ卵管における性ステロイドホルモン濃度およびホルモン受容体発現

    硲野 健, 羽田 真悟, 松井 基純 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-84-P-84, 2019

    ...【結果】卵管組織中P4濃度は,卵胞期から黄体形成期にかけて増加し,黄体側の卵管では反対側よりも有意に高かった。卵管組織中E2濃度は,卵胞期で最も高く,排卵卵胞と同側の卵管では反対側と比べて高い値を示した。PGRおよびESR1 mRNA発現は卵胞期から黄体形成期にかけて減少し,ESR2 mRNA発現は黄体形成期にかけて上昇した。...

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  • シバヤギのパルス状GnRH分泌制御メカニズムにおけるセロトニンの役割

    佐々木 拓弥, 森島 愛, 中西 真莉菜, 鈴村 玲香, 舘林 亮輝, 北川 悠梨, 森田 康広, 松山 秀一, 井上 直子, 上野山 賀久, 束村 博子, 大蔵 聡 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), OR2-1-OR2-1, 2019

    ...これまで,GnRH分泌制御におけるセロトニン(5-HT)の役割は黄体形成ホルモン分泌を指標として報告されてきたが,5-HTがGnRHパルスを促進的または抑制的に制御するかは明らかとなっていない。我々はラット弓状核キスペプチンニューロンに促進性のGタンパク質共役型受容体である5-HT2C受容体遺伝子が発現していることを明らかにした(未発表)。...

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  • 当科で管理した卵巣過剰刺激症候群の3症例

    梅澤 奈穂, 尹 純奈, 常弘 あずさ, 大八木 知史, 福田 綾, 筒井 建紀 産婦人科の進歩 71 (1), 30-36, 2019

    ...個採卵,全胚凍結を実施した.翌日腹部緊満感が出現し,重症OHSSを発症.輸液,カベルゴリン内服を開始したが病態は改善せず,</p><p>25%Alb製剤投与,腹水濾過濃縮再静注法を実施したところ,速やかに回復期へ移行し退院.その後,融解胚盤胞移植で妊娠に至った.症例2は27歳,3妊1産,前医でPCOSと診断され, rFSH低用量漸増法を実施し排卵のトリガーとしてhCGを投与した.人工授精を実施し,黄体機能補充...

    DOI Web Site 医中誌

  • 分後1ヵ月後に子宮内から病原性細菌が検出された乳牛に対する治療実施の有効性

    鈴木 貴博, 草場 信之, 高垣 勝仁, 後藤 忠広, 伊藤 純一, 三木 渉 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-131-P-131, 2019

    ...病原性細菌検出牛に対しては,分娩後41~54日目に1回,超音波診断装置にて黄体有無を確認し,黄体がある場合はプロスタグランジン製剤の投与,ない場合は生理食塩水による子宮洗浄を実施した。治療後の初回人工授精受胎率,分娩後150日妊娠率および平均空胎日数について,治療未実施時期の2016年10月から2017年3月に分娩した病原性細菌検出牛の成績と比較した。また,両治療間の成績も同様に比較した。...

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  • 産婦人科からみた心療内科との協働

    小川 真里子, 髙松 潔 心身医学 59 (5), 455-461, 2019

    ...月経前症候群は, 月経前である黄体期にさまざまな症状をきたすが, 心理・社会的因子が背景にあることも少なくないため, 心身医学的アプローチが有効である.</p><p>しかし, 実際の臨床現場で心療内科と産婦人科が密に連携し協働している場面はまだまだ多いとはいえない....

    DOI Web Site 医中誌

  • ゲノムワイド遺伝子発現とヒストン修飾の統合解析による黄体化メカニズムの解明

    白蓋 雄一郎, 田村 功, 清水 奈都子, 田中 結美子, 高木 遥香, 三原 由実子, 品川 征大, 前川 亮, 竹谷 俊明, 田村 博史, 杉野 法広 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), OR1-21-OR1-21, 2019

    ...【結論】顆粒膜細胞の黄体化過程において,ヒストン修飾変化は遺伝子発現をゲノムワイドに制御し,細胞機能を調節することで黄体化に寄与することが示された。</p>...

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  • 体外受精胚および単為発生胚を用いた長期不受胎牛への追い移植の効果の比較検証

    柳沼 日佳里, 舟島 なつみ, 石田 大樹, 濱野 晴三, 宮村 元晴, 土屋 秀樹, 鬼頭 武資, 岩田 尚孝, 桑山 岳人, 白砂 孔明 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), OR2-23-OR2-23, 2019

    ...【方法】乳用種および交雑種卵子からIVFおよびPA処理により胚を作出し,黄体側または非黄体側子宮角に無作為に移植した。IVFとPA胚の機能的差異について遺伝子発現を網羅的に解析した。【結果】経産牛におけるAI回数別受胎率は,4~6回で32.7%,7~9回で29.4%,10回以上で27.0%だった。...

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  • 月経が身体機能に与える影響

    黒木 唯, 柿木 理沙, 桒畑 慶輔, 大山 史朗 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-92_2-H2-92_2, 2019

    ...</p><p>【結果】</p><p>月経周期毎での計測結果では,FFD月経期:0.9±10.9cm,卵胞期:-0.5±8.5cm,黄体後期-0.5±4.3cm,WBI月経:95±13.5,卵胞期:111±12,黄体後期:106±8.8で優位さは見られなかった....

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  • テストステロン動態に及ぼす沖縄産エリ蚕蛹を宿主とする子実体抽出成分の影響

    田村 和広, 宮岡 宏明, 太田 浩一朗, 宮川 真由子, 吉江 幹浩, 岡松 滋美, 仲宗根 豊一 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-14-P-14, 2019

    ...さらに,低用量の黄体形成ホルモン(LH)とジブチリル(db)-cAMP刺激下でみられる培養精巣細胞(ライディヒ細胞)からのテストステロン分泌の亢進作用は,RK抽出エキスにより促進された。【考察】 琉球夏草に含有される成分は,テストステロンの異化を抑制する一方で,テストステロン産生を亢進することが示唆された。よって,琉球夏草由来素材が男性不妊や更年期障害を改善する効果を有することが期待される。...

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  • 腟内留置型黄体ホルモン製剤が黒毛和種繁殖牛の黄体機能ならびに寿命に及ぼす影響

    法上 拓生, 竹之内 直樹 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), OR2-18-OR2-18, 2019

    ...<p>【目的】腟内留置型黄体ホルモン製剤(CIDR)は 12 日間腟内へ留置することで発情が同期化される。CIDR留置により,黄体はプロジェステロン(P4)の分泌能を失うとともに退行するが,その様相について詳細な報告はない。最近我々はカラードプラで測定される黄体周囲の血流(LBF)から黄体機能の推定が可能であることを報告した。...

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  • マウスの原始卵胞形成過程におけるTNF-αの関与

    梅野 拳, 木村 直子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-11-P-11, 2019

    ...TNF-αはアポトーシス制御因子の一つであり,卵胞発育,ステロイド産生,排卵,黄体退行および卵胞閉鎖に関与することが報告されている。Lan-lanらの研究では,TNF-αの遺伝子ノックアウトマウスは,野生型と比較して,出生後(PD)4日の原始卵胞数が有意に高くなることを報告している(Theriogenology, 2011)。...

    DOI

  • Glucose 供給の低下はウシ黄体の構造的退行に関与する

    西村 亮, 神保 葵, 長谷川 啓喜, 山下 真路, 山口 武視, 菱沼 貢, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-12-P-12, 2019

    ...<p>【目的】ウシの黄体退行ではprogesterone分泌の低下(機能的退行)の後,アポトーシスによって黄体を構成する細胞が消失する(構造的退行)。黄体退行期には黄体への血流が低下する(J Anim Sci, 1982)ことから,血液を介して黄体に供給されるガス,ホルモン,糖などの栄養成分も減少すると考えられる。...

    DOI

  • 乳牛におけるヨード剤子宮内投与後の子宮洗浄回収液中13,14-dihydro-15-keto-Prostaglandin F<sub>2α</sub>濃度の変化

    安藤 湧希, 遠藤 なつ美, 清水 秀茂, 田中 知己 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-129-P-129, 2019

    ...黄体期に子宮体に挿入したシース管を介してヨード剤(2%ポピドンヨード)50 mlを1回子宮内投与し(処置群,n=10),対照群は無処置とした。両群において処置後翌日に黄体が存在する側の子宮角に留置したバルーンカテーテルを介して生理食塩液50 mlを1回注入し,洗浄液を回収した。回収液を遠心分離し,細胞成分を塗抹・染色後,顕微鏡下で観察される細胞中の多形核白血球の割合(PMN%)を算出した。...

    DOI

  • 腹腔鏡下付属器摘出術5年後に発症した尿管内膜症の1例

    山内 郁乃, 森本 信二, 塚田 貴史, 松岡 竜也, 船崎 俊也, 鎌形 美那, 寺本 有里, 光井 潤一郎, 松田 充弘, 塗師 由紀子, 北野 理絵, 市川 麻以子, 遠藤 誠一, 坂本 雅恵, 島袋 剛二 日本農村医学会雑誌 67 (6), 688-693, 2019

    ...右尿管へのステント留置とdienogestによる黄体ホルモン療法を開始後すみやかに症状は軽快し,投与24か月の時点で経過良好である。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 女子大学生の冷え症と月経随伴症状および自律神経活動との関連

    近藤 桃子, 篠原 ひとみ, Kondo Momoko, Shinohara Hitomi 秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻紀要 26 (2), 1-11, 2018-10-31

    ...が低かった(p <0.05). 4 .黄体期と卵胞期の月経随伴症状スコアの差が大きい者(黄体期の月経随伴症状の重い者)は卵胞期の自律神経活動が低下していた(p <0.05). 5 .冷え症の自覚と自律神経活動との間に有意な関連はなかった....

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 睡眠時の頭部冷却が黄体期における日中の眠気に及ぼす影響

    濱西, 誠司 ヒューマンケア研究学会誌 9 (2), 19-23, 2018-03

    ...黄体期には中途覚醒が増加する一方,レム睡眠や深い睡眠の指標である徐波睡眠が減少するなど睡眠の質が低下することが報告されており,睡眠の質の低下は眠気の増強に影響している可能性がある1 ),5),6).円滑な入眠と睡眠の維持にはメラトニンの働きによる夜間の体温低下が不可欠であるが,黄体期にはプロゲステロンの影響で熱放散が阻害されるため,夜間の十分な体温低下が生じない7 ).このように,黄体期の生理的な体温上昇...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 性周期における主観的排便意識と客観的便形状の変動

    若菜 真実, 山﨑 裕子, 岩佐 太一朗, 武藤 美紀子, 部谷 祐紀, 本間 和宏, 田中 越郎, 若菜 宣明 日本健康医学会雑誌 26 (4), 222-231, 2018-01-31

    ...性周期による便の形状の変動では,黄体期後半に便秘気味になった者が10人(59%),月経期に下痢気味になった者が10人(59%)であった。ブリストルスケールによる客観的変動の平均は黄体期前半 4.2±0.6,黄体期後半3.8±1.0,月経期4.3±1.0,卵胞期 4.2±0.9であり,大きな変動は認められなかった。しかし9人(53%)において性周期を通して1.1ポイント以上の客観的変動があった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 組織学的な地図づくりと正常および病態におけるサブタイプ特異的なガレクチンの役割

    小林(仁尾) 純子 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 30 (172), SJ47-SJ53, 2018

    ...黄体細胞で得られた所見に基づいて、ガレクチンの発現調節機構についても考察している。これまでに様々な複合糖質がガレクチンのリガンドとして同定されているが、ガレクチンを発現する細胞により、リガンドとなる複合糖質は異なる。細胞の生理学的および病理学的な状態が、ガレクチン発現、および、細胞が発現する糖鎖構造に影響を与える。成長因子、栄養素、酸素濃度などの細胞外環境がこれらを調節しているのだろう。...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 若年女性の月経周期における女性ホルモンの変動が脂質摂取量に与える影響

    上島 恭子, 水上 友里, 狩野 紅子, 南 麻由子, 池内 小都美, 森村 奈央, 森本 恵子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 70 (0), 75-75, 2018

    ...<br><b>方法 </b>健康な若年女性19名を対象とし、月経期、排卵前期、黄体中期、黄体後期の4期に2日間の食事調査を用いて脂質摂取量を測定した。また、月経随伴症状の評価にMenstrual Distress Questionnaire (MDQ)スコア、気分プロフィールは日本語版Profile of mood status(POMS)を用いて評価した。...

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  • 雌ウマの発情周期中における腸内細菌叢の変化と性ホルモンとの関係

    外山 晴香, 村瀬 晴崇, 佐藤 文夫, 河田 祐樹, 井上 亮, 渡辺 元, 永岡 謙太郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), OR2-8-OR2-8, 2018

    ...排卵日を基準として,5頭の血中E₂とP₄濃度の平均値を求めたところ,卵胞の発育に伴うE₂濃度の上昇と排卵後の黄体形成に伴うP₄濃度の上昇が確認された。...

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  • 乳用育成雌牛における春機発動前後の卵巣動態とその開始時期に及ぼす要因

    川島 千帆, 近藤 萌里, 田代 真衣子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-11-P-11, 2018

    ...卵巣所見と血中P4濃度から初回排卵後の黄体形成日を春機発動日齢とし,12ヶ月齢まで排卵しなかった牛は12ヶ月齢の観察日翌週を春機発動日齢と仮定し,各項目と春機発動日齢との相関解析を行った【結果】19頭は12ヶ月齢未満で黄体形成が確認され(269–365日齢,平均324日齢),その後の正常な卵巣周期が確認された。春機発動日齢の早さと同月齢での卵胞発育に違いはなかった。...

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  • ラットの妊娠黄体におけるオートファジー機構の発現とその役割

    浅川 晃士, 石渡 友梨, 大石 泰彰, 岡 翔太, 杉山 真言, 寺島 涼太, 汾陽 光盛, 久留主 志朗 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-50-P-50, 2018

    ...これは,黄体ステロイド産生細胞のサイズと血中P4レベルと似た推移であった。PRG21のステロイド産生細胞の細胞質にLC3の顕著な凝集反応が観察された。Bafiを投与すると,72時間後(PRG18)の黄体細胞のサイズが有意に減少した。無処置群や対照群において通常PRG23の早朝に起こる分娩が,Bafi投与群では半日~1日早まる個体や逆に遅延する個体が見られるようになった。...

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  • ウシ子宮内膜上皮細胞を用いた暑熱負荷培養およびインターフェロン・タウ応答性の検証

    小松 正明, 鈴木 惇文, 国井 宏樹, 川原 学, 木村 康二, 高橋 昌志, 唄 花子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-38-P-38, 2018

    ...IFNTは孵化後の胚から産生され,子宮内膜上の I 型IFN受容体(IFNAR)を介して働き,黄体退行を抑制する。また,インターフェロン誘導性因子(ISGs)の発現を誘導する。本研究ではこの妊娠認識に着目し,子宮内膜上皮細胞におけるIFNT応答性を暑熱負荷培養条件下で評価し,子宮への暑熱ストレスの影響を検証した。【方法】食肉検査場由来ウシ子宮から子宮内膜組織を採取し,上皮細胞を単離,培養した。...

    DOI

  • 卵胞発育におけるM1, M2 Macrophage(Mφ)の役割

    小野 洋輔, 永井 美和子, 吉野 修, 甲賀 かをり, 大須 賀穣, 藤井 知行, 齋藤 滋 Reproductive Immunology and Biology 33 (0), 26-34, 2018

    ...<p> マクロファージ(Macrophage; MΦ)は、卵巣、子宮内でサイトカイン、脈管新生因子、増殖因子等を産生し、卵胞発育、排卵、黄体形成、着床というダイナミックな周期的変化に関与することが知られている。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献28件

  • 国産ゲッチンゲンミニブタを用いた胚・胎児発生毒性試験に関する背景データ

    礒田 泰彰, 三輪 洋司, 遠藤 克己, 久保田 友成, 内藤 一嘉, 長瀬 孝彦 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-160-, 2018

    ...</p><p>【方法】交尾した8~11ヵ月齢のゲッチンゲンミニブタ10頭を入手し、8頭について妊娠108~110日(初回交配日を妊娠0日と起算)に帝王切開し、妊娠黄体数、着床数、胚・胎児死亡数、生存胎児数、性比、胎児体重、外表、骨格(アリザリンレッドS染色)、内部器官を検査した。</p><p>【結果】妊娠率は100%と良好であったが、妊娠102及び109日に各1頭に流産及び早産が認められた。...

    DOI

  • サリチル酸ベンジルの遺伝毒性、反復投与毒性及び生殖発生毒性のスクリーニング

    五十嵐 智女, 髙部 道仁, 髙島 宏昌, 鈴木 洋, 牛田 和夫, 松本 真理子, 磯 貴子, 川村 智子, 井上 薫, 小野 敦, 山田 隆志, 広瀬 明彦 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-110-, 2018

    ...生殖発生毒性については、性周期、交配成績、黄体数、着床痕数、着床前死亡率、着床率及び生後0日の性比に被験物質投与の影響はみられなかったが、300 mg/kg/day群において、半数例に妊娠期間中全胚吸収、1例に全出産児死亡がみられ、全ての出生児が授乳2日までに死亡した。死産児5例(1腹)に神経管閉鎖障害が認められた。...

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  • 自然哺乳黒毛和種において初回排卵が遅延する個体の超音波による診断基準

    竹之内 直樹, 法上 拓生, 阪谷 美樹, 伊賀 浩輔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), OR2-5-OR2-5, 2018

    ...次いで,初回排卵後の黄体は,遅延区で超音波ドプラ強度は低かったが,他2区ではドプラは比較的明瞭であり,ドプラは初回排卵後の黄体確認に有効であった。なお,子宮修復はいずれの区でも同等であった。これらの結果に基づき,診断日を分娩後30または40日目と設定し,遅延個体については初回排卵前の主席卵胞個数が3個以上を摘発基準,さらに早期排卵個体については黄体ドプラの存在を診断基準とした。...

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  • トウキョウX豚(純粋種)の生産性向上に関する研究:初回発情後排卵卵子数および透明帯特性の調査

    岡田 幸之助, 辻本 射芳, 西宮 真都香, 大桃 菜緒, 赤塚 ゆい, 牛島 仁, 椎名 浩己, 鈴木 亜由美 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-94-P-94, 2018

    ...【材料と方法】食肉処理場由来のトウキョウXと三元交雑種(LWD)卵巣を用い,次の実験について両系統間で比較した:1)確実に確認できる一対の卵巣上の黄体数を計測することにより,推測的初回発情排卵卵子数を調べた。2)透明帯特性(硬度)を調べるため,卵胞を切出し,卵丘-卵母細胞複合体を採取した。半数の複合体の卵丘細胞除去後,酸性タイロードに浸漬し,透明帯溶解時間を計測した(培養前区)。...

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  • 弓状核特異的<i>Kiss1 </i>KOラットを用いたGnRHパルス発生機構の同定

    長江 麻佑子, 後藤 哲平, 余郷 享子, 三宝 誠, 平林 真澄, 小林 憲太, 井上 直子, 束村 博子, 前多 敬一郎, 上野山 賀久 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), OR2-25-OR2-25, 2018

    ...投与2週間後に卵巣除去およびエストロジェン代償投与を施し,その1週間後に6分間隔3時間の採血を行い,GnRHパルスの指標として,黄体形成ホルモン(LH)の分泌動態を解析した。採血の翌日に脳を灌流固定し,<i>Kiss1 </i>mRNA発現を<i>in situ </i>hybridizaitonにより解析した。...

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  • ニューロキニンB受容体拮抗剤の経口投与はパルス状LH分泌を抑制する

    佐々木 拓弥, 園田 朋也, 大石 真也, 藤井 信孝, 森田 康広, 松山 秀一, 井上 直子, 上野山 賀久, 束村 博子, 前多 敬一郎, 松田 二子, 大蔵 聡 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-5-P-5, 2018

    ...そこで本研究では,反芻動物のモデル動物であるシバヤギを用い,GnRHパルスジェネレーターの活動およびパルス状黄体形成ホルモン(LH)分泌に対するNKB受容体拮抗剤の経口投与の効果を検討した。【方法】卵巣除去-エストラジオール(E2)代償投与メスシバヤギにNKB受容体拮抗剤(40または200 mg/kg/day)を7日間経口投与した。...

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  • P-1-C20 地域の長期入所施設における重症心身障害者の骨粗鬆症診療体制づくり

    水口 浩一, 北形 仁, 林 なをみ, 宮城 敦 日本重症心身障害学会誌 43 (2), 351-351, 2018

    ...結果 QUSの結果が低値 (GE A−1000 にてstiffnesの%YAM値34−41%、T−score 5.4−6.0)で、骨折の既往がある3名と黄体ホルモン補充療法中の1名が治療の対象となった。年齢は36から58歳で、気管切開+人工呼吸管理1名、胃瘻使用者2名だった。歯科診療は2名が通院困難で訪問診療を利用した。...

    DOI 医中誌

  • マウス顆粒膜細胞の黄体化過程の遺伝子発現におけるゲノムワイド解析

    白蓋 雄一郎, 田村 功, 高木 遥香, 三原 由実子, 品川 征大, 前川 亮, 竹谷 俊明, 田村 博史, 杉野 法広 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), OR2-21-OR2-21, 2018

    ...【結論】LHサージから卵胞破裂までの顆粒膜細胞の黄体化過程では,様々な機能的変化がみられるが,これは複数の遺伝子群の転写が短時間の間に活性化あるいは不活化することにより,調節されていることが示された。</p>...

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  • 生理活性物質徐放剤を用いた原始卵胞の<i>in vivo</i> activation

    小松 紘司, 増渕 悟 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-7-P-7, 2018

    ...我々は卵胞発育,排卵後の黄体形成などの生理現象に伴って卵巣内で活発に起こる血管新生と原始卵胞発育制御の関連性に着目して研究を行っている。今回の研究では卵巣組織培養によるライブイメージング解析とVEGFを含む生理活性物質徐放剤の移植実験を行い,その関連性について検証を行った。...

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  • 着床期ウシ子宮内膜におけるGALNSの発現解析

    山口 勇人, 藤原 泰佑, 山内 伸彦 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-42-P-42, 2018

    ...【方法】黄体期および着床期のウシ子宮内膜におけるGALNSの局在を免疫組織化学的に検索し,ウェスタンブロット法により発現量を解析した。また,単層培養のウシ子宮内膜上皮細胞(BEE)と間質細胞(BES)を,IFNαで処理し,GALNSの発現量に対する影響を調べた。【結果及び考察】免疫組織化学的検索の結果,黄体期および着床期でGALNSの発現が認められ,BEEとBESにGALNSが局在していた。...

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  • ウシ黄体由来ステロイド合成細胞のアポトーシス誘導機構に及ぼす高温環境の影響

    法上 拓生, 阪谷 美樹, 竹之内 直樹 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-10-P-10, 2018

    ...緩慢な黄体退行が鈍性発情発生の一因であり,高温環境が黄体退行機構への影響を介して鈍性発情を誘導することが示唆されている。黄体ステロイド合成細胞(LSCs)のアポトーシスが黄体退行を誘導することから,高温環境はLSCsにおけるアポトーシスに影響すると考えられるが詳細は不明である。...

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  • ウシ黄体細胞における LH 感受性とコラーゲンの関係

    丸尾 直奈, 羽柴 一久, 渡邊 大輔, 木村 康二 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), OR2-22-OR2-22, 2018

    ...<p>【目的】黄体細胞は豊富な細胞外マトリックス(ECM)に取り囲まれていることが報告されており,黄体形成や血管新生において重要な役割を果たす。黄体の主なECMはⅠ型コラーゲンであるが,コラーゲンと黄体機能の関係について明らかではない。本研究では,ウシ黄体細胞のコラーゲンを用いた培養おける黄体機能について検討した。...

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  • ホルスタイン種経産牛における性選別精液を用いた体内胚採取のための過剰排卵処理

    秋山, 清, 折原, 健太郎, 坂上, 信忠 神奈川県畜産技術センター研究報告 = Bulletin of Kanagawa Prefectural Livestock Industry Technology Center (1) 7-12, 2017-12

    ...試験3: 過剰排卵処理前の卵胞波調整方法として、DFR区は黄体ホルモン製剤留置後5日に直径8mm以上の卵胞を吸引除去し、EB区は黄体ホルモン製剤挿入時にエストラジオール製剤を投与した後に過剰排卵処理を行い、性選別精液を人工授精して胚を採取した。両区とも4頭中3頭で正常胚が採取され、正常胚数は8.0個および6.8個、正常胚率は61.7%および44.6%であり、有意差は認められなかった。...

    日本農学文献記事索引

  • 乳牛におけるカラードプラ法による受胚牛選定と超早期妊娠診断

    金澤 朋美 Japanese Journal of Large Animal Clinics 8 (2), 51-66, 2017-11-01

    ...測定した黄体の血流量が着目されている.そこで,CDUSを用いて測定した黄体血流量に基づく受胚牛選定法と,早期妊娠診断法の有用性を検討することを目的として研究を実施した.試験1として,CDUSを用いて受胚牛のET前後(Day 3,5,7および14;Day0 = 発情日)の黄体血流量の解析を行い,受胎牛と不受胎牛における推移の比較を行った.黄体血流量の指標として,黄体血流面積(BFA)およびらせん動脈の...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献68件

  • 二分割胚による黒毛和種牛の一卵性双子作出技術の改善

    白井, 彰人, 新原, 慎一, 池畑, 義久, 磯部, 知弘, 川嶋, 啓介, 溝下, 和則 鹿児島県農業開発総合センター研究報告 (11) 111-117, 2017-03

    ...(1)過剰排卵処置開始前に,腟内留置型黄体ホルモン製剤とエストロジェン製剤で処置することにより,超音波診断装置を用いて主席卵胞を吸引除去することなく,良質胚の多数作出が可能であった。(2)分割胚の修復培養液にセリシンを0.5%添加することで,胚盤胞発生率が向上した。(3)0.5%セリシン添加修復培養液を用いた新鮮二分割胚移植で8組の一卵性双子を作出した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 反芻家畜の下垂体前葉ホルモン測定のためのプロトコール

    橋爪 力 日本畜産学会報 88 (3), 261-268, 2017

    ...めて重要である.しかし,下垂体前葉ホルモンの測定系の確立は,家畜では容易でなく,一部の研究機関でしか測定が行われていない.著者は,ウシやヤギなどの反芻家畜の下垂体前葉ホルモンの測定系を確立しているので,その方法を広く一般の研究者に紹介する必要があると考えた.本稿では,著者が行ってきたラジオイムノアッセイ(RIA)と酵素免疫測定法(EIA)による反芻家畜のプロラクチン(PRL),成長ホルモン(GH),黄体形成...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件

  • 健常若年女性に対する胸背部圧迫刺激が自律神経活動,手指皮膚温に及ぼす影響

    島雄 南, 岡 真一郎, 田中 晴菜, 筒井 友美, 上原 嵯季, 原野 真伍 理学療法学Supplement 2016 (0), 0550-, 2017

    ...月経周期は10名中9名が黄体期,1名が排卵期であった。圧迫前後の比較において,皮膚温は28.5±4.5℃°から-0.6±0.7℃と有意な低下を認めた(p<0.05)。HFは,571.5±423.2 msec<sup>2</sup>から723.0±551.5 msec<sup>2</sup>と有意な上昇を認めた(p<0.05)。...

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  • 乳がん細胞選択的な白金製剤のデリバリー

    大島 伸宏 ファルマシア 53 (9), 919-919, 2017

    ...の構成塩基との架橋形成によってDNA合成を阻害し,細胞増殖を抑制することで乳がん,前立腺がん,卵巣がん,肺がんなど様々ながんに対して高い抗がん作用を示す.一方で,全身曝露に基づく腎障害,骨髄抑制,神経障害,嘔吐などの重篤な副作用の発現が問題であり,白金製剤のがん組織選択的なデリバリーが副作用の軽減や抗がん作用の増強を可能にすると考えられる.Calderonらは最近,乳がん細胞表面に過剰発現している黄体形成...

    DOI 医中誌

  • 体液調節と女性ホルモン

    鷹股 亮 日本生気象学会雑誌 54 (2), 57-64, 2017

    ...容量調節系で調節されている.浸透圧上昇時には口渇とバソプレッシン分泌による腎臓での水の再吸収の亢進により浸透圧が調節される.エストロゲンは,口渇を抑制する作用が報告されているが,浸透圧調節機能に及ぼすエストロゲンの影響についてはわからない部分も多い.容量調節系は主に体内のナトリウム量を調節することにより行われる.エストロゲンとプロゲステロンはともに血漿量を増加させるが,そのメカニズムは異なる.また黄体期...

    DOI Web Site 医中誌

  • 月経前症候群に対するストレッチング介入効果の検討

    横山 美翔, 寒川 美奈, 宮崎 未来, 石田 優子, 鈴森 雄貴, 生田 亮平, 奥貫 拓実, 佐橋 健人, 齊藤 展士, 遠山 晴一, 山中 正紀 理学療法学Supplement 2016 (0), 1587-, 2017

    ...月経前症候群(PMS)は,黄体期後期に生じ,月経開始とともに終了する精神的及び身体的症状であり,本国では5.3~11.8%の罹患率が報告されている。PMSの発生原因については未だ統一した見解は得られていないものの,自律神経活動に関して黄体期では卵胞期に比べ,副交感神経活動が低下し交感神経活動が優位であるといわれている。...

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