深井 仁子, 村山 紀子, 上田 昇, 大橋 靖
Journal of Japanese Cleft Palate Association
3
(2),
16-30,
1978
...<BR>1.軟口蓋挙上度は嚥下が最大で,以下blowing ,発声の順であった.発声では高い方から子音,母音,通鼻音の順であり,5母音ではウが最も高く,以下イエオアの順であった.<BR>2.鼻咽腔の開放は安静時,吸引時,通鼻音発声時の全例,ア発声時の4例,オの1例,アの5秒連続発声時の開始時5例,終了時11例に認めた.その距離は安静時,吸引時,通鼻音発声時,ア発声時のいずれの間でも有意差を認めた....
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