検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 374 件

  • 核スピンゼーベック効果の観測

    吉川 貴史, 齊藤 英治 応用物理 91 (12), 745-749, 2022-12-01

    <p>電子の熱運動を介して温度勾配から電圧を生み出すゼーベック効果は,熱電変換技術の根幹を担ってきた.また近年,この電子スピン版であるスピンゼーベック効果が見いだされ,電子スピンの熱揺らぎを,スピン流を介して電圧に変換することも可能となった.しかしこれらの熱電現象は電子由来に制限されており,低温域では電子系のエントロピー凍結により抑制されてきた.本稿では最近我々が観測に成功した,固体中の核スピン…

    DOI

  • 絶縁体スピントロニクス

    齊藤 英治, 大門 俊介 電気学会誌 139 (11), 742-747, 2019-11-01

    <p>1.スピントロニクス</p><p>電子のもつ電荷の自由度のみならず,スピン角運動量の自由度をも利用することで非従来型デバイス機能の創出を目指す分野をスピントロニクスという<sup>(1)(2)</sup>。スピントロニクス研究の先駆けとなった巨大磁気抵抗(Giant Magnetoresistance:GMR)効果<sup>(3)</sup>は,電子のスピン偏極方向に依</p>

    DOI Web Site Web Site 参考文献22件

  • 物理法則の新たな歴史を創るスピン流

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2019 (4), 3-, 2019-04-01

    ...スピンの流れ、すなわちスピン流の物理現象に世界に先駆けて着目し、スピン流の基礎物理法則を解明してきたのが、東京大学大学院工学系研究科の齊藤英治教授だ。スピン流を組み込んだ電磁気学の体系化とともに、新しいエネルギー技術の開発や次世代磁気デバイスへの応用を目指す。</p>...

    DOI

  • 700℃級 A-USC 蒸気タービン開発

    齊藤 英治, 田中 良典, 西本 慎, 中野 隆 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2018.23 (0), C221-, 2018

    From a viewpoint of stable equilibrium between energy demand and supply, the development of technologies for improving the efficiency of coal fired power generation is critical to alleviating the …

    DOI Web Site

  • 非慣性系のスピントロニクス

    松尾 衛, 齊藤 英治, 前川 禎通 日本物理学会誌 72 (9), 641-648, 2017-09-05

    <p>スピントロニクスにおける中心概念の一つがスピン角運動量の流れ「スピン流」である.保存流である電流に対して,非保存流であるスピン流は物質中の様々な散乱過程によってスピン偏極方向が乱され,ナノスケールで減衰してしまうため,その生成制御は困難である.</p><p>近年の微細加工技術の進展に伴い,固体中にナノ構造を作り込むことによってスピン流の制御が可能となり,スピン流を媒介とする様々な物性現象が…

    DOI Web Site

  • All-optical observation and reconstruction of spin wave dispersion

    橋本, 佑介, 大門, 俊介, 井口, 亮, 追川, 康之, Shen, Ka, Koji Sato, Bossini, Davide, Tabuchi, Yutaka, 佐藤, 琢哉, Hillebrands, Burkard, Bauer, Gerrit E.W., Johansen, Tom H., Kirilyuk, Andrei, Rasing, Theo, 齊藤, 英治 Nature Communications 8 15859-1-15859-6, 2017-06-12

    To know the properties of a particle or a wave, one should measure how its energy changes with its momentum. The relation between them is called the dispersion relation, which encodes essential …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか3件 被引用文献26件 参考文献34件

  • 磁気弾性結合が磁性絶縁体中の熱的スピン流生成に与える影響

    吉川 貴史, 内田 健一, Qiu Zhiyong, 齊藤 英治 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1041-1041, 2017

    <p>磁性絶縁体中の磁気弾性結合(マグノン-フォノン混成状態)が駆動するスピン流によって生じるスピンゼーベック効果の磁場依存性の異常を報告する。試料にはイットリウム鉄ガーネットY_3_Fe_5_O_12_/白金Pt接合構造を用い、Pt層の逆スピンホール効果を用いてスピンゼーベック効果を電気的に検出した。講演では、上記現象の物質依存性・温度依存性について焦点を当て、発表を行う予定である。</p>

    DOI

  • イットリウム系銅酸化物高温超伝導体におけるスピンゼーベック効果の研究

    塩見 雄毅, ルスティコバ ヤナ, 齊藤 英治 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1064-1064, 2017

    <p>熱流とスピン流の関係を研究するスピンカロリトロニクスが、近年スピントロニクス分野において注目を集めている。その中でもスピンゼーベック効果は、熱流によりスピン流を生成する手法の代表例であり、様々な磁性体|金属接合系で研究が行われてきた。本研究では、高温超伝導体YBCO薄膜|磁性体接合系において、スピンゼーベック効果の測定を行ったので実験結果を報告する。</p>

    DOI

  • スピンゼーベック効果とスピンペルチェ効果の相反性の検証

    大門 俊介, 井口 亮, 日置 友智, 齊藤 英治, 内田 健一 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1068-1068, 2017

    <p>スピンゼーベック効果とスピンペルチェ効果は、磁性体/金属接合において生じるスピン流と熱流の変換現象である。スピン流-熱流変換現象の理解を深めるためには、両効果の相反性の検証が不可欠である。本発表では、同一試料を用いてスピンゼーベック効果とスピンペルチェ効果を測定した結果について報告し、それらの相反性について議論する。</p>

    DOI

  • スピンペルチェ効果の高磁場抑制

    伊藤隆一, 井口亮, 大門俊介, 大柳洸一, 内田健一, 齊藤英治 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1067-1067, 2017

    <p>スピンペルチェ効果は、スピン流から熱流を生成する現象であり、その起源は磁性体中のマグノンであると考えられている。マグノンの励起は高磁場下では抑制が起こることから、本現象においても高磁場による抑制が期待されうる。本発表ではスピンペルチェ効果の原理解明に向けて、高磁場下での測定を、熱電対を用いて実現した結果について報告する。</p>

    DOI

  • スピノン・スピン流の熱的輸送についての微視的理論

    佐藤 正寛, 廣部 大地, 川股 隆行, 塩見 雄毅, 内田 健一, 井口 亮, 小池 洋二, 前川 禎通, 齊藤 英治 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 988-988, 2017

    <p>スピントロニクス分野においてスピン流の生成・制御は1つの重要テーマであり、スピンゼーベック効果は代表的なスピン流生成現象といえる。これまでの研究により、多くの磁気秩序を持つ磁性絶縁体(主に強磁性体)におけるスピンゼーベック効果が観測され、多様な観点から精力的な実験・理論研究が進展している。一方、長年の磁性研究の蓄積から、強磁性体以外にも膨大な種類の磁性体が発見・合成されており、これらの磁性…

    DOI

  • 縦型スピンゼーベック効果の温度依存性の定量測定

    井口亮, 内田健一, 大門俊介, 齊藤英治 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1069-1069, 2017

    <p>温度勾配からスピン流を生成するスピンゼーベック効果について、同効果によるスピン流出力と熱伝導率を同一試料同一セットアップにて低温で評価した結果について報告する。従来手法の問題点について概説し、純粋なスピンゼーベック効果の温度依存性と熱伝導率が良い相関を見せることを報告する。</p>

    DOI

  • 擬一次元モット絶縁体Sr<sub>2</sub>CuO<sub>3</sub>におけるスピノン・スピン流の観測

    廣部 大地, 佐藤 正寛, 川股 隆行, 塩見 雄毅, 内田 健一, 井口 亮, 小池 洋二, 前川 禎通, 齊藤 英治 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 987-987, 2017

    <p>量子効果が強く現れる局在スピン系を量子スピン系とよぶ。その物性は量子揺らぎが支配しており、磁気秩序を伴わない長距離のスピン相関など、種々の稀有な特性が発現する。本研究では、この特性に基づくスピントロニクス現象の開拓を試みた。その結果、低次元量子スピン系中の量子揺らぎによって、スピン流(スピン角運動量の流れ)を生成・輸送できることを実験的にはじめて見出した。本講演では、この実験的観測について…

    DOI

  • スピン偏極RbビームによるPt薄膜へのスピン注入の試み

    下村 優輔, 永田 祐吾, 大柳 洸一, 井口 亮, 追川 康之, 齊藤 英治, 畠山 温 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 633-633, 2017

    <p>スピン偏極させたRbビームをPt薄膜試料表面に照射し、逆スピンホール効果によってPt薄膜に生じる起電力を測定することでRbビームからPt試料へのスピン移行を観測する。</p>

    DOI

  • ホログラフィック双対性から示唆される磁化ダイナミクスの有効理論

    横井 直人, 石原 雅文, 佐藤 浩司, 齊藤 英治 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1257-1257, 2017

    <p>ホログラフィック双対性とは、ある量子多体系とそれより1次元高い空間で定義された重力理論との対応である。我々は前回の講演で、3次元強磁性体に双対な(4+1)次元時空上の重力理論を構成し、それを用いて強磁性相転移や低温における熱力学量の振舞いを議論した。今回の講演では、ホログラフィック双対性から示唆される有効理論を用いて、静的な熱力学量を超えて、磁化の揺らぎやそれに付随するスピン流などのダイナ…

    DOI

  • 層流におけるスピン流体発電現象の実験

    高橋遼, 針井一哉, 小野正雄, 中堂博之, 松尾衛, 前川禎通, 齊藤英治 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1260-1260, 2017

    <p>流体運動に伴う局所回転(渦度)と電子スピン角運動量が相互作用することにより、力学的角運動量のダイナミクスを用いて金属液体中におけるスピン流のポンプが可能であることが最近の実験・理論研究によって明らかになってきている。今発表では、力学的流体運動から生成されるスピン流に関して、低レイノルズ数領域である層流域における実験の結果や層流、乱流域での実験を比較した結果などについて報告を行う予定である。…

    DOI

  • 回転NMRにおけるBerry位相効果

    針井 一哉, 松尾 衛, 中堂 博之, 小野 正雄, 家田 淳一, 岡安 悟, 前川 禎通, 齊藤 英治 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2016.1 (0), 2011-2011, 2016-03-03

    DOI

  • 絶縁体スピントロニクス物質Y<sub>3</sub>Fe<sub>5</sub>O<sub>12</sub>の磁気励起

    沖野 友貴, 南部 雄亮, 加倉井 和久, Tranquada John M., Winn Barry, Graves-Brook Melissa, 吉川 貴史, 塩見 雄毅, 齊藤 英治, 藤田 全基 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 934-934, 2016

    <p>2008年に報告されたスピンゼーベック効果(SSE)は、強磁性金属と常磁性金属薄膜を接合した系に温度勾配を印加することで、接合界面にスピン流が生成される現象である。さらにSSEは磁性絶縁体であるY_3_Fe_5_O_12_(YIG)を用いても発現されることが明らかとなっている。磁性絶縁体におけるSSEはフェリ磁性体であるYIGの磁気相関と深く結びついている。そこで、我々は中性子非弾性散乱実…

    DOI

  • マグノン-フォノン結合誘起スピンゼーベック効果の観測

    吉川 貴史, Shen Ka, Flebus Benedetta, Duine Rembert A., 内田 健一, Qiu Zhiyong, Bauer Gerrit E. W., 齊藤 英治 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 926-926, 2016

    <p>白金Pt/イットリウム鉄ガーネットY_3_Fe_5_O_12_接合構造におけるスピンゼーベック効果の磁場依存性をPt層の逆スピンホール効果による電気的測定を介して詳細に調べ、マグノン-フォノン結合(磁気弾性結合)によって誘起されるスピンゼーベック効果の共鳴的増大を観測した。講演では、スピンゼーベック効果の共鳴的増大の温度依存性及びその発現メカニズムの理論的解釈を含めて発表を行う予定である。…

    DOI

  • Y3Fe5O12/Cr2O3/Pt三層膜におけるスピンポンピングの温度依存性

    邱 志勇, 侯 達之, 内田 健一, 齊藤 英治 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 920-920, 2016

    <p>本研究では、スピンポンピング技術を駆使することで、反強磁性酸化物Cr2O3薄膜にスピン流を注入し、Cr2O3におけるスピン輸送現象を系統的に調査した。その結果、Cr2O3薄膜がスピン流に対する伝導率はネール温度付近で一次的な相転移特性を示すことが明らかにした。</p>

    DOI

  • カンチレバーを用いたアインシュタイン・ドハース効果測定

    針井 一哉, 徐 溶晙, 塩見 雄毅, 松尾 衛, 中堂 博之, 前川 禎通, 齊藤 英治 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 879-879, 2016

    <p>回転と磁化の間の基本的な交差現象としては、回転により磁化が誘起されるBarnett効果と、磁化の変化により回転が誘起されるEinstein-de Haas効果が知られている。近年、高感度な磁化測定装置を用いることで、常磁性体においてもBarnett効果が観測された。そこでEinstein-de …

    DOI

  • 金属二層膜/磁性絶縁体接合におけるスピン注入効率

    井口 亮, 佐藤 浩司, 内田 健一, 齊藤 英治 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 915-915, 2016

    <p>金属/磁性絶縁体界面において、伝導電子スピン流と磁性絶縁体中の磁化ダイナミクスの交換現象が様々な効果として明らかにされている。本研究では、その中でも近年発見されたスピンホール磁気抵抗効果において、明らかにされていなかった金属二層/磁性絶縁体構造におけるスピンホール磁気抵抗効果の膜厚依存性について、スピン流伝搬用の中間金属層の役割についてスピン伝導の理論より明らかになった点を理論及び実験結果…

    DOI

  • 高磁場下におけるスピンゼーベック効果の時間応答変化

    日置 友智, 邱 志勇, 侯 達之, 井口 亮, 内田 健一, 齊藤 英治 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 927-927, 2016

    <p>スピンゼーベック効果は、強磁性体と常磁性体を接合した系に温度勾配を付けることでスピン流が誘起される現象であり、熱的マグノン励起と密接に関わっている。最近は高磁場中のスピンゼーベック電圧をプローブとして、熱的スピン流生成の機構を解明する試みが盛んである。我々は時間分解測定により高磁場下のスピンゼーベック電圧の時間応答を測定し、熱的スピン流生成に寄与するマグノンの伝搬長さスケールを明らかにする…

    DOI

  • スピン波熱移送効果のスピンホール効果による変調

    安 東秀, 内田 健一, 井口 亮, 大門 俊介, 齊藤 英治 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 929-929, 2016

    <p>登壇者らにより発見されたスピン波を用いて熱エネルギーを輸送できる効果であるスピン波熱移送効果をスピンホール効果により変調する研究を行った。イットリウム鉄ガーネット(YIG)磁性体基板中に励起された表面スピン波のスピン波伝搬経路中にプラチナ薄膜を蒸着し電流を印加することでスピンホール効果によるスピントルクを印加して、試料端の生成熱の変調を確認した。変調量はスピンホールスピントルクの極性に応じ…

    DOI

  • 希土類金属を用いた常磁性バーネット効果の観測

    緒方 裕大, 小野 正雄, 中堂 博之, 針井 一哉, 岡安 悟, 松尾 衛, 前川 禎通, 齊藤 英治 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 923-923, 2016

    <p>バーネット効果とは磁性体が力学回転により磁化する効果である。回転運動に磁性体中の電子スピン角運動量が応答することに起因する。昨年、我々が常磁性体におけるバーネット効果を初めて報告した。今回、幾つかの希土類金属における常磁性バーネット効果の観測について報告する。</p>

    DOI

  • 常磁性状態でのバーネット効果測定装置

    小野 正雄, 緒方 裕大, 中堂 博之, 針井 一哉, 岡安 悟, 松尾 衛, 家田 淳一, 高橋 遼, 前川 禎通, 齊藤 英治 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 895-895, 2016

    <p>回転によって磁性体が磁化する現象はバーネット効果として知られている。近年、我々は磁気転移温度が常温近傍のガドリニウムに関して、はじめて常磁性状態での電子スピン由来のバーネット効果の測定について報告した。現在行っている測定精度向上を目指した装置開発について進捗を報告する。</p>

    DOI

  • 数値計算を用いたスピンペルチェ効果に伴う熱分布の解析

    大門 俊介, 井口 亮, 齊藤 英治, 内田 健一 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 883-883, 2016

    <p>ペルチェ効果が電流に伴う熱流生成現象であるのに対し、スピンペルチェ効果はスピン流に伴う熱流生成現象である。最近の研究により、スピンペルチェ効果はスピン流注入部近傍に局在した温度分布を生成することが明らかとなり、この結果を前回大会で報告した。この結果を理解するため、実験試料と等価な系で温度分布の数値解析を行い、スピンペルチェ効果が双極子的な熱を生成することを明らかにした。本大会では、この数値…

    DOI

  • カイラル反強磁性体における異常ネルンスト効果

    成田 秀樹, 吉川 貴史, Ikhlas M., 木俣 基, 内田 健一, 齊藤 英治, 中辻 知, 大谷 義近 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 725-725, 2016

    <p>カイラル反強磁性体は運動量空間においてトポロジカルな電子構造を持つことが期待されるため、ベリー位相理論に基づくと、ディラックコーンが2つの異なる磁気モノポールを持って分離したワイルノードに起因する仮想磁場が寄与する熱電応答が期待できる。講演では、カイラル反強磁性体Mn_3Snにおける巨大な異常ネルンスト効果を観測したことを報告する。</p>

    DOI

  • 常磁性状態のGdのバーネット効果

    小野 正雄, 針井 一哉, 岡安 悟, 中堂 博之, 松尾 衛, 家田 淳一, 前川 禎通, 齊藤 英治 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2015.1 (0), 64-64, 2015-02-26

    DOI

  • 回転核磁気共鳴におけるベリー位相

    針井 一哉, 中堂 博之, 小野 正雄, 松尾 衛, 家路 豊成, 岡安 悟, 安岡 弘志, 前川 禎通, 齊藤 英治 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2014.2 (0), 1869-1869, 2014-09-01

    DOI

  • スピンゼーベック効果と熱電変換への応用

    内田 健一, 齊藤 英治 応用物理 82 (11), 928-931, 2013-11-10

    <p>スピンゼーベック効果は強磁性体/常磁性体界面において発現する熱流-スピン流変換現象である.スピンゼーベック効果は金属や半導体のみならず磁性絶縁体においても生じるため,この現象と逆スピンホール効果(スピン流-電流変換効果)を結合させることで,従来技術では不可能だった「絶縁体を用いた熱電変換」を実現できる.本稿では,磁性絶縁体/金属接合におけるスピンゼーベック効果の実証実験の一例を紹介し,スピ…

    DOI Web Site

  • スピンHall効果を介した磁気抵抗効果

    中山 裕康, Althammer Matthias, Chen Yan-Ting, 内田 健一, 梶原 瑛祐, 菊池 大介, 大谷 隆史, Gepraegs Stephan, Opel Matthias, 高橋 三郎, Gross Rudolf, Bauer Gerrit, Goennenwein Sebastian, 齊藤 英治 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2013.1 (0), 1896-1896, 2013-03-11

    DOI

  • 水ジェットによる浮遊油の漂流制御に関する実験と解析

    藤田 勇, 松崎 義孝, 齋藤 英治, 北原 厚生 土木学会論文集B3(海洋開発) 69 (2), I_1174-I_1179, 2013

    海面に浮遊する油の漂流制御を目的として,水面に対して斜めに入射する水ジェットによる集油特性を検討した.高圧水を流れを持つ水面に対して斜めに噴射すると,放物線状のフロントで囲まれた排除領域が発生し,外部の流れは領域内部に進入して来なくなる.この様な排除領域の大きさを表す代表長さを実験によって計測した.計測データを整理し,潮流速度,水ジェットの速度及び流量から代表長を求める実験式を提案した.<br…

    DOI 被引用文献1件 参考文献4件

  • スピントロニクス―エレクトロニクスにおけるスピンの役割とは?

    齊藤 英治 応用物理 81 (1), 71-74, 2012-01-10

    <p>電子の電荷とスピンの両者を駆使することで新しい機能を生み出す「スピントロニクス」は,ハードディスクの高性能な読み取りヘッドや磁気ランダムアクセスメモリを生み出し,現在も急速な進化を続けている.本稿は,スピントロニクスへの平易な入門を意図している.スピンとは何か? からスタートし,スピンのもたらす諸現象を駆け足で紹介した後,これらの基礎にある概念とスピントロニクスの物理の考え方を解説する.<…

    DOI Web Site 参考文献9件

ページトップへ