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検索結果 176 件

  • 1 / 1

  • 診断名の提示が自閉症スペクトラム障害に対するスティグマに及ぼす影響:知識との関連から

    谷口 あや, 山根 隆宏 発達心理学研究 31 (3), 130-140, 2020

    <p>本研究の目的は,自閉症スペクトラム障害(以下,ASD),アスペルガー障害(以下,AS)の診断名の提示が大学生のASDに対するスティグマにどのような影響を及ぼすのか,またASDへの知識との関連がみられるのかを検討することであった。大学生286名を対象に質問紙調査を実施した。ASDの特性(関心の制限,社会的相互作用の困難)を示す登場人物を描写した2つの場面のビネット(グループ課題場面,クラブ活…

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  • 児童青年期から通院を継続している自閉症スペクトラム障害患者の就労状況について

    武井 明, 鈴木 太郎, 土井 朋代, 土井 準, 富岡 健, 廣田 亜佳音, 泉 将吾, 目良 和彦 児童青年精神医学とその近接領域 58 (5), 742-756, 2017-11-01

    <p>高機能の自閉症スペクトラム障害(ASD)患者が成人後に示す就労状況については十分検討されていない。そこで,今回われわれは,児童青年期から経過観察できた高機能のASD患者が示す成人後の就労状況を明らかにするための調査を行った。対象は18歳以下で当科を初診した高機能のASD患者のうちで,成人後も通院を継続している56例(男性21例,女性35例)である。調査時の平均年齢は24.1歳で,経過観察期…

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  • 自閉スペクトラム症と言語性記憶

    十一 元三 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 36 (2), 201-206, 2016

    <p>  自閉スペクトラム症の言語性記憶に関する心理学的研究の展望を行った。まず, 言語性記憶の基本的概念 (記憶の三段階など) について確認をした後, エピソード記憶の古典的モデルである二重貯蔵モデルおよび短期記憶・長期記憶について概説し, さらに, エピソード記憶研究の推進に大きく寄与した検査課題である自由再生について, その特徴とともに解説した。次に, …

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  • 自閉スペクトラム症と 少年司法の課題

    十一 元三 法と心理 16 (1), 3-6, 2016

    最初に、自閉スペクトラム症の概念について歴史的に展望し、現在なおよく用いられる病型(自閉性障害、アスペルガー障害、特定不能の広汎性発達障害) を説明した後、その基本障害である診断的特徴( 対人相互性の障害、同一性への強迫的こだわり)、随伴しやすい症状、頻度の高い合併症、および現在の治療について解説した。次に、本障害をもつ少年による司法事例について、知能、心理社会的要因、障害に由来する要因の関与に…

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  • 自閉性障害, アスペルガー障害と関連障害

    田巻, 義孝, 加藤, 美朗, 堀田, 千絵, 宮地, 弘一郎 人間学研究 14 43-62, 2015

    本稿では, Kanner(1943, 1944)が自閉的な孤立を示す子どもの症例を(当時の精神医学の学説を踏まえて)早期幼児自閉症と命名し, DSM‐Ⅲ(APA, 1980)で自閉性障害が広汎性発達障害として認定された経緯などを概観した. また, 自閉性障害のサブタイプとして, ①高機能自閉症, 中機能自閉症, 低機能自閉症, ②孤立型, 受動型, 積極奇異型, …

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  • 発達障害患者における身体化の三重構造

    中村 晃士, 沖野 慎治, 小野 和哉, 中山 和彦 心身医学 54 (12), 1105-1110, 2014

    不定愁訴に基づき身体科をいくつもかかる患者の中には,自閉症スペクトラム障害(ASD)と思われる一群がいる.こうしたASD患者の特徴をアスペルガー障害の男性症例を提示して考察した.まずASD患者は,基本的に身体過敏性をもち,さらにコミュニケーション障害を含む社会性の障害からくる不適応による症状の身体化,そしてそれを強固なものとする症状へのこだわりをもつ.筆者らはこれをASD患者の「身体化の三重構造…

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  • アスペルガー障害の青年の社会性と自己有能感を高める取り組み

    安部 博志 自閉症スペクトラム研究 11 (1), 23-31, 2013-10-31

    <p>地域のセンター的機能を担う特別支援学校のコーディネーターが、アスペルガー障害の青年の社会性と自己有能感を高めるためにおこなった4 年半にわたる取り組みについて報告する。インテーク時、本人と保護者の支援ニーズは、希望の大学に合格することであった。特性を考慮した支援策によって、第2 希望の大学に合格することができた。大学生からは、社会性や自己有能感を高める指導を本格的に実施した。具体的には、傾…

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  • アスペルガー障害児への障害児教育と才能児教育

    張 正芬, 段 傳芬 自閉症スペクトラム研究 11 (1), 5-11, 2013-10-31

    <p>アスペルガー障害の児童生徒は、各種さまざまな才能を有し、2 つのスペシャルニーズを持つ特殊児童(twice exceptional children)に属する場合がある。台湾では法律に基づき、障害を持つ才能児は、障害児教育と才能児教育を同時に受けることができる。本稿では、まず台湾の台北市の障害児教育における才能児(優れた才能を有する児童)への支援サービスについて紹介する。次に情緒・行動問題…

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  • Chromosomal Abnormalities in Patients With Autism Spectrum Disorders From Taiwan

    Hsiao‐Mei Liao, Susan Shur‐Fen Gau, Wen‐Che Tsai, Jye‐Siung Fang, Ying‐Cheng Su, Miao‐Chun Chou, Shih‐Kai Liu, Wen‐Jiun Chou, Yu‐Yu Wu, Chia‐Hsiang Chen American Journal of Medical Genetics Part B: Neuropsychiatric Genetics 162 (7), 734-741, 2013-10

    ...In addition, we detected a novel reciprocal chromosomal translocation between long arms of chromosomes 4 and 14, designated t(4;14)(q31.3;q24.1), in a patient with Asperger's disorder....

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  • 女児Asperger障害の臨床的特徴

    山内 裕子, 宮尾 益知, 奥山 眞紀子, 井田 博幸 脳と発達 45 (5), 366-370, 2013

     【目的】Asperger障害の女児の臨床的特徴を男女で比較検討し, 診断上の注意点を明らかにする. 【方法】初診年齢, 初診理由となったおもな症状, 受診前の状況, WISC-IIIの結果をカルテより後方視的に比較検討した. 【結果】男児と比べ, 女児は10~15歳の受診が多く, 初診年齢が思春期に集中していた. 女児では睡眠リズム障害や心身症, 適応障害の合併が多かった. また, …

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  • アスペルガー障害は局所から広域への注意レベルの切り替えに困難を抱えている

    片桐 正敏, 河西 哲子, 松井 三枝, 室橋 春光 日本認知心理学会発表論文集 2012 (0), 11-, 2012

    【目的】本研究はアスペルガー障害のある人を対象に,同じ注意レベルへの持続的注意後の注意切り替えをレベル反復手続き用いて検討した。<br>【方法】成人のアスペルガー障害群11名と年齢と性を統制した統制群11名が参加した。参加者は,局所か広域レベルのいずれか一方に連続して出てくる2か3の標的を弁別することが求められた。標的レベルは一定回数反復すると別のレベルに切り替わった。<br>【結果】レベル反復…

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  • 乳幼児期より客観的評価ができたAsperger障害の発達経過について

    吉岡 三惠子, 井坂 雅子 脳と発達 44 (1), 60-65, 2012

     乳幼児期に運動や言語の遅れを主訴に受診し, 5~6歳でAsperger障害と診断された症例の内, ほぼ年1回の発達検査によって乳幼児期の認知や言語について客観的評価ができた12例 (男10例, 女2例) の発達経過を検討した. 発達検査は6歳までは新版K式発達検査2001 (新K式2001), 5~6歳以降はWechsler知能検査 (WISC-III) を施行. 前者の認知・適応項目 …

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  • 発達障害を有する思春期女児のための集団心理療法プログラム

    池永 恵美, 村上 広美, 甲斐原 千恵, 遠矢 浩一, 針塚 進 九州大学総合臨床心理研究 2特別 33-45, 2011-03-15

    本研究の目的は,小学校高学年から中学生までの通常学級に在籍する自閉症,アスペルガー障害,ADHD, LDなどの特徴を持つ思春期女児たちのためのプログラムについて検討することであった。彼女らには共通して対人関係に難しさがみられ,日常生活の中で他者との相互的関わりが困難になりがちである。よって本グループでは心理的な居場所づくりや子ども同士の相互的関わり,他者からの被受容体験,自己表現,自己理解・他者…

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  • アスペルガー障害を伴う中学生のための集団心理療法プログラム

    小澤 永治, 鉄 拳, 本吉 大介, 遠矢 浩一, 針塚 進 九州大学総合臨床心理研究 2特別 47-59, 2011-03-15

    本稿の目的は,アスペルガー障害を中心とした発達障害を伴う中学生のための集団心理療法プログラムについて報告することであった。プログラム1「みんなでゴールゲームJ,プログラム3「好きなのはどっちゲーム」では,話し合いや他者への関心を促すことを目的とした構成について報告した。プログラム2「風船バレー」では,活動的な遊びの中で,集団の一体感や凝集性を高めるための構成について報告した。プログラム4 …

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  • アスペルガー障害を伴う小学校高学年児童のための集団心理療法プログラム

    柳 智盛, 神野 陽介, 豊丹生 啓子, 遠矢 浩一, 針塚 進 九州大学総合臨床心理研究 2特別 71-83, 2011-03-15

    本稿の目的は,アスペルガー障害を伴う小学校高学年児童の集団療育のための集団療法プログラムを紹介し,その実施や立案の際の留意点について述べることである。本稿では,児童のグループにおける対人関係形成の流れを軸に各プログラムを報告した。グループ初期において担当セラピストとの関係作りをねらいとするプログラム「オレCM」を報告した。グループ中盤において児童間の関わりを促すベアでの活動として,プログラム「君…

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  • 発達障害児の選好に与える要因の検討 : 活動性の玩具カードを用いた選択機会の機能の分析

    若澤 友行, 杉山 雅彦 行動分析学研究 25 (2), 131-143, 2011

    研究の目的選択決定の効果を特定するために、同一の活動性の玩具カードを用いた選択機会を設定した。研究1では参加児の選択機会に対する選好を特定し、研究2ではカード数が、各選択肢に対する参加児の選好に影響を与えるか否かを検討した。研究計画選好アセスメントにより、課題従事行動の随伴操作として用いる刺激(カード)を特定した。選択機会は複数枚のカードを配置した複数選択肢、1枚のカードを配置した単数選択肢、何…

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  • 発達障害の理解と援助

    渡部 京太 Pediatric Otorhinolaryngology Japan 32 (3), 310-316, 2011

      近年,わが国の子どもの心と発達の問題として広汎性発達障害(PDD),注意欠如・多動性障害(ADHD),学習障害(LD)などの発達障害が注目されるようになった。発達障害という用語は,国際的な疾病分類である世界保健機構(WHO)の定めた ICD–10や米国精神医学会の DSM–IV–TR には,明確な定義が見あたらない。ICD–10では,①発症は乳幼児期あるいは小児期であること,②中枢神経系の生…

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  • Variants in several genomic regions associated with asperger disorder

    D. Salyakina, D.Q. Ma, J.M. Jaworski, I. Konidari, P.L. Whitehead, R. Henson, D. Martinez, J.L. Robinson, S. Sacharow, H.H. Wright, R.K. Abramson, J.R. Gilbert, M.L. Cuccaro, M.A. Pericak‐Vance Autism Research 3 (6), 303-310, 2010-12

    ...<jats:title>Abstract</jats:title><jats:p>Asperger disorder (ASP) is one of the autism spectrum disorders (ASD) and is differentiated from autism largely on the absence of clinically significant cognitive...

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  • アスペルガー障害をもつ女児に対する鍼灸治療

    澤田 和代, 北川 善保, 坂口 俊二, 郭 哲次 全日本鍼灸学会雑誌 60 (4), 737-743, 2010

    【目的】アスペルガー障害は、 関心と活動の範囲が限局的で常同的反復的であるとともに、 自閉症と同様のタイプの相互的な社会的関係の質的障害によって特徴づけられる。 今回、 アスペルガー障害と診断された女児に対して、 その背景にあるうつ症状を抱える母親との共生関係に着目し、 母子ともに鍼灸治療を行うことで、 双方の身体症状の改善が得られたので報告する。 <BR>【症例】小学生女児、 12歳。 …

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  • 認知神経科学からみた広汎性発達障害の病態

    十一 元三 日本生物学的精神医学会誌 21 (2), 91-96, 2010

    広汎性発達障害(PDD)に関する認知科学的・精神生理学的研究について展望した。精神生理学的研究に関しては,覚醒や注意について事象関連電位や自律神経活動の指標を用いて PDD 群に何らかの所見を見出した報告が多い。対人的注意については行動学的検査をもとに共同注意の低下を示す所見が得られている。脳機能画像を用いた研究からは,顔・表情や感情などの対人的処理と関連する領域を中心に所見が得られている。例え…

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  • アスペルガー障害児童の授業参加行動への自己管理手続きを用いた学級内介入(実践研究)

    五味 洋一, 大久 保賢一, 野呂 文行 行動療法研究 35 (1), 97-115, 2009-01-31

    通常学級におけるアスペルガー障害児童の学習参加を標的として、機能的アセスメントに基づく自己管理手続きの効果を検討した。研究1では、インタビューおよび行動観察を通じて離席等の問題行動の機能を推定し、その結果に基づいて支援計画を立案した。支援計画はおもに1)個別課題の提示、2)代替行動の教示、3)課題従事に対する自己管理手続きの導入によって構成された。自己管理手続きを導入し、適切な行動および代替行動…

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  • アスペルガー障害,学習障害を合併したアトピー性皮膚炎の一例<BR>—成長と共に生じた問題と対応の苦慮—

    前田 七瀬, 猿丸 朋久, 木嶋 晶子, 吉田 直美, 西野 洋, 片岡 葉子 皮膚の科学 8 (Suppl.12), B707-B712, 2009

    13歳,男児。幼少時より重症アトピー性皮膚炎(AD)にて加療していたが,9才時,アスペルガー障害,発達障害と診断された。その後も両親の離婚や母親が精神状態不安定であり,スキンケアが十分に行えず,入退院を繰り返していた。経過中にパニックを発症し,自己欲求が満たされない際・他人と衝突した際などに,周囲への暴力行為・自傷行為に至り,精神的に非常に不安定となった。児童精神科医からパニック時の対処法の指導…

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  • 二次障害のあるアスベルガー障害生が自己理解を深めるための支援:本人の気持ちに寄り添う相談を通して

    宮田, 恭子, 上村, 惠津子 信州大学教育学部附属教育実践総合センター紀要 教育実践研究 9 51-60, 2008-12-26

    対象生に週1回の継続した相談活動を実施し,相談内容を逐語録に起こし経過を追った.逐語録から対象生の質問を抽出して,質問全体に対する割合から客観的に変化を捉え,アスペルガー障害の特性に合わせた相談方法を検討した.対象生に対して,感情に焦点を当てるのでなく,興味ある行動レベルに焦点を当てることが,共同注意行動を取る頻度を増加させ,気持ちの共有につながった.また,話題を共有するにあたっては,写真の視覚…

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  • Emotional Intelligence and Resiliency in Young Adults With Asperger's Disorder

    Janine M. Montgomery, Vicki L. Schwean, Jo-Anne G. Burt, Danielle I. Dyke, Keoma J. Thorne, Yvonne L. Hindes, Adam W. McCrimmon, Candace S. Kohut Canadian Journal of School Psychology 23 (1), 70-93, 2008-04-05

    ...<jats:p> Asperger's disorder (AD) is characterized by sustained and pervasive difficulties with imaginative, social, and communication skills and the presence of repetitive interests and behaviours....

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  • 摂食障害における自閉性傾向の検討 : 自閉性スペクトラム指数(AQ)を用いた調査から

    奥平 祐子 心身医学 48 (5), 339-348, 2008

    摂食障害(ED)の病態は多様化しており,精神疾患の先行・併存している可能性に留意する必要がある.近年,日本でもアスペルガー障害と神経性無食欲症(AN-R)の併存例が報告されている.しかしED全体の自閉性傾向の調査は報告されていない.今回,自閉性スペクトラム指数日本版(AQ)を用いてED全体の自閉性傾向を検討した.ED患者は健常人よりもAQ値が高い傾向にあった.また,自閉性障害圏を強く疑う33点以…

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  • 高機能広汎性発達障害における記憶機能の特徴

    嘉手納 志乃 杏林医学会雑誌 38 (4), 85-92, 2007

    自閉性障害,アスペルガー障害および特定不能の広汎性発達障害における記憶機能の異同を,標準化された記憶機能検査(Wechsler Memory Scale-Revised以下,WMS-R)を用いて検討した。その結果,「言語性記憶」「一般的記憶」「遅延再生」において有意な主効果が認められ,自閉性障害では3指標とも他の2群に比して有意に劣っていた。さらに,広汎性発達障害に特異的に認められる記憶想起現象…

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  • アスペルガー障害をもつ不登校中学生に対する社会的スキル訓練 : 社会的相互作用の改善を目指した介入の実践(実践研究)

    大月 友, 青山 恵加, 伊波 みな美, 清水 亜子, 中野 千尋, 宮村 忠伸, 杉山 雅彦 行動療法研究 32 (2), 131-142, 2006-09-30

    本研究では、アスペルガー障害をもつ不登校中学生に対して、社会的相互作用の改善を目指した社会的スキル訓練(SST)が実施された。対象生徒の社会的相互作用に対して行動分析を行った結果、反応型としての社会的スキルをもっているものの、周囲の刺激を弁別刺激として適切に反応できていないために相互作用として機能していない、と分析された。そこで、他者の刺激に適切に反応することにより、社会的相互作用の改善が可能と…

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  • 小児科心療外来受診者の背景にみられた発達障害について

    木村 未夏, 地嵜 和子, 山口 日名子, 生野 照子 心身医学 46 (4), 309-317, 2006

    1993年1月から2002年4月までに小児科心療外来を受診した患者691名のうち発達障害を有するもの70名について,受診時すでに発達障害の診断がなされていたものと受診によって初めて発達障害の診断がなされたものに分類し,それぞれの特徴について障害別に検討した.受診後初めて診断されたものには,アスペルガー障害,特定不能の広汎性発達障害,注意欠陥多動性障害が多く,受診持すでに診断がなされていたものに比…

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  • The Changing Epidemiology of Autism

    Eric Fombonne Journal of Applied Research in Intellectual Disabilities 18 (4), 281-294, 2005-11-07

    ...Currently, conservative prevalence estimates are: 13/10000 for autistic disorder, 21/10000 for pervasive developmental disorders not otherwise specified, 2.6/10000 for Asperger disorder, and 2/100000 for...

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  • 重度の摂食障害を合併したアスペルガー障害の一例

    アモウ, カオル, アシカガ, マナブ, ヤマネ, トモコ, カキノウチ, スズコ, ウオハシ, タケシ, サカイ, トシアキ, Amoh, Kaoru, Ashikaga, Manabu, Yamane, Tomoko, Kakinouchi, Suzuko, Uohashi, Takeshi, Sakai, Toshiaki 藍野学院紀要 18 43-48, 2005-03-31

    摂食障害とアスペルガー障害の合併した症例の報告は,僅かしか見られない。今回我々は,重度の摂食障害とアスペルガー障害の合併(comorbidity)した症例を経験した。患者はドイツ留学を契機に摂食障害を発症し,10年余り処々の医療機関や心理カウンセリングを受けていたにもかかわらず,来院時体重は,わずか22.8kgの低体重で,生命の危機的状況にあった。入院時使用していた下剤や,腹部を締め付けていたベ…

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  • アスペルガー障害を伴った神経性無食欲症

    高宮 静男, 針谷 秀和, 植本 雅治, 川本 朋, 井戸 りか, 山本 欣哉, 清田 直俊, 佐藤 倫明 心身医学 45 (9), 719-726, 2005

    近年, 摂食障害は小児期発症から中年期発症までみられるようになり, ますます多様化している.他方, 児童精神医学の分野ではアスペルガー障害が注目を集めている.このような中でアスペルガー障害をもともと有していたと思われる神経性無食欲症(AN)患者を経験したので報告した.2例ともANで受診したことにより, 初めてアスペルガー障害の存在も明らかになった.2例ともDSM-IVの診断基準に基づいてAN, …

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  • 軽度発達障害児の問題点と対応

    飯島 恵 順天堂医学 51 (4), 501-508, 2005

    ADHDやアスペルガー障害に代表される軽度発達障害における関心は医療関係者と教育現場で近年高まってきている. 軽度発達障害の子供たちの一番の問題点は知的に明らかな遅れがないためさまざまな困難を抱えているにもかかわらず障害に気づかれない点である. 軽度発達障害の子供たちへの早期介入は, 二次的に併発する情緒や行動面での問題を予防する上でも非常に重要である. …

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  • The Genetics of Autism

    Rebecca Muhle, Stephanie V. Trentacoste, Isabelle Rapin Pediatrics 113 (5), e472-e486, 2004-05-01

    ...Except for Rett syndrome—attributable in most affected individuals to mutations of the methyl-CpG-binding protein 2 (MeCP2) gene—the other PDD subtypes (autistic disorder, Asperger disorder, disintegrative...

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  • Autism and pervasive developmental disorders

    Fred R. Volkmar, Catherine Lord, Anthony Bailey, Robert T. Schultz, Ami Klin Journal of Child Psychology and Psychiatry 45 (1), 135-170, 2004-01

    ...disorder as a discrete syndrome remains controversial....

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  • 「心理療法の有効性をいう前に」

    麻生 武 心の諸問題論叢 2 (1), 14-15, 2004

    本論文は13歳の広汎性発達障害の男子に対する1年9ヶ月間のプレイセラピーの報告である。論文としての弱点は、3点ある。1つ目は、広汎性発達障害の子どもたちへの援助がトータルにいかにあるべきかを論じずに、「心理療法が必要か必要ではないか」といったきわめて狭い視点から論文が執筆されていることである。対人関係・コミュニケーションの援助および心理的な援助が重要なことは言うまでもない。しかし、それらは果たし…

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  • 紙芝居形式による「心の理論」高次テスト作成に関する予備的研究-健常青年の反応特性-

    伊藤, 斉子, 高原, 朗子, 土田, 玲子, 李家, 正剛, 川村, 伶子, 津田, 剛, 瀧上, 英一, 川崎, 千里 長崎大学医療技術短期大学部紀要 14 (1), 69-76, 2001-03-31

    高機能自閉症及びアスペルガー障害のコミュニケーション評価を作成するために,日本文化に適合させた「心の理論」高次テストを新たに紙芝居形式にて8話試作した.そしてその妥当性について健常青年76名の回答と作成意図との一致率により検討し予備的研究を行った.その結果,8割以上の一致率を示した話は,嘘を意図した「ガッシャーン」(100%),皮肉「どろんこサトル君」(97.4%),冗談「はい100万円」(93…

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