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検索結果 22 件

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  • 接続助詞用法の「~べきを」の推移

    佐伯 暁子 日本語の研究 18 (2), 1-18, 2022-08-01

    <p>本稿では,助動詞「べし」の連体形「べき」に接続助詞「を」が付接した「~べきを」について,中古から近世における使用実態を調査するとともに,形式名詞に付接する接続助詞的な「を」との関係を考察する。「~べきを」は中古には頻繁に用いられていたが,中世前期の過渡期を経て,中世後期には使用されにくくなった。ただし,逆接の意味を担う形式として語彙的に固定化することで,現在でも細々と使用されている。「~べ…

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  • 災害用備蓄食品となるアルファ化粥の物性評価

    佐藤 真実, 木谷 朱里, 印牧 静可, 別司 琴美, Satou Mami, Kidani Akari, Kanemaki Shizuka, Beshi Kotomi 仁愛大学研究紀要. 人間生活学部篇 (13) 15-23, 2022-02-20

    大規模災害における市区町村の準備状況は,アルファ化米(粥)またはパン缶の備蓄が8 割を超えている.一方,東日本大震災では,避難所で乳幼児や高齢者を対象とした食事の提供ができなかったとされる.災害時に要配慮者が食べられるアルファ化粥,アルファ化米粉の物性についてえん下困難者用食品の許可基準で評価した.アルファ化粥を水で調製した場合,テクスチャー測定項目の値は,いずれも規格基準Iになった.しかし,米…

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  • 「ツベイ」と「ツベシイ」 : 助動詞「ベシ」のシク活用化について

    山本 佐和子 日本語の研究 8 (1), 29-44, 2012

    助動詞「ベシ」は本来ク活用だが,中世室町期にはシク活用化したものが見られる。本稿では,シク活用化が「ツ+ベシ」である「ツベイ」でのみ起きることに注目し,「ベシ」の意味の二面性とモダリティ体系の史的変遷との関わりから,その要因を考察する。「ベシ」の意味は,状態・性質を表す〈事態的意味〉と,話し手の判断作用を表す〈認識的意味〉とに大別される。「ツベシ」「ヌベシ」は,中古から〈事態的意味〉専用の形式と…

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  • 上代「-ソ-連体形」文における話し手の認識と形容詞述語文

    勝又 隆 日本語の研究 1 (4), 93-79, 2005

    上代における「-ソ-連体形」文は、「ム」「ラム」「ケム」「マシ」「ベシ」「ラシ」といったいわゆる推量系の助辞を結びの用言にとりにくい。一方、中古の「ゾ」の場合は「ラシ」結び以外は決して少なくない。上代と中古でこのような差異が見られるのは何故なのか。またそのことと構文構造とはどのような関わりがあるのだろうか。本稿では、まず「-ソ-連体形」文が発話の根拠となる情報を現実に存在する事態として認識してい…

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  • 「可思之」考

    小林 あづみ 名古屋文理短期大学紀要 28 (0), 80-70, 2004-04-01

    京都高山寺の明恵上人の『夢記』に見られる「之を思ふべし」という表現を考察し、明恵の夢解釈上の典拠や、修行の上で特に清浄性を重んじたことを指摘する。

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