初田 隆, 吉田 和代
美術教育学:美術科教育学会誌
33
(0),
359-373,
2012
胎内あるいは出生時の記憶を描写した絵(「胎内記憶画」とする)では,光や音,水,へその緒,包まれている様子などが,ジグザグ線や二重円,マンダラ型などの描画パターンで表現されており,それらは,母子にとって意味のあるシンボルだと思われる。そこで,幼児の表現活動を活性化させるとともに,望ましい母子関係への気づきを促すために,「胎内記憶画」を描く活動が有効なのではないかと考えた。本論では,ワークショップ「…
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