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検索結果 280,006 件

  • 水田域の持つ遊水地機能の超過洪水に対するソフト対策としての活用法

    沢田 明彦, 後藤 慎一, 増本 隆夫 水文・水資源学会誌 advpub (0), 2024-05-05

    <p> 用排水路等の農業水利施設を含めた水田域の持つ潜在的な遊水地機能とその利活用方法を検討するため,マクロな水田域の貯留能力を定量化するとともに,その機能を用いた農村地域が流域治水に果たす役割を論じた.そこでは,流域の排水能力の整備水準を上回る超過洪水時に生じる水田域での氾濫水の貯留が,都市域の治水に貢献してきた実態を遊水地機能の効果として評価し,その機能を治水に利活用することを超過洪水に対す…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • Prognostic Implications of N-Terminal Pro-B-Type Natriuretic Peptide in Patients With Non-ST-Elevation Myocardial Infarction

    Kim Chang Hoon, Lee Seung Hun, Kim Hyun Kuk, Kim Min Chul, Kim Ju Han, Hong Young Joon, Ahn Young Keun, Jeong Myung Ho, Hur Seung Ho, Kim Doo Il, Chang Kiyuk, Park Hun Sik, Bae Jang-Whan, Jeong Jin-Ok, Park Yong Hwan, Yun Kyeong Ho, Yoon Chang-Hwan, Kim Yisik, Hwang Jin-Yong, Kim Hyo-Soo, Choi Ki Hong, Park Taek Kyu, Yang Jeong Hoon, Song Young Bin, Hahn Joo-Yong, Choi Seung-Hyuk, Gwon Hyeon-Cheol, Lee Joo Myung, The KAMIR-NIH Investigators Circulation Journal advpub (0), 2024-04-11

    ...<p><b><i>Background:</i></b> Limited data exist regarding the prognostic implications of N-terminal pro-B-type natriuretic peptide (NT-proBNP) in patients with non-ST-elevation myocardial infarction (NSTEMI...

    DOI PubMed

  • 湿度を使った発電技術と湿度変動電池

    駒﨑 友亮 日本画像学会誌 63 (2), 194-199, 2024-04-10

    <p>海洋から蒸発した水分が雨となって地上に降り注ぎ,河川を通って海洋に戻るサイクルは水の大循環と呼ばれ,水力発電はこのサイクルを利用して発電を行っている.河川は地上に局所的にしか存在しないが,空気中の水蒸気は地球上の大部分の環境でアクセス可能な資源であると言える.近年,この空気中の水蒸気 (湿度) …

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  • まれな偶発症により救命出来なかった気管切開術の麻酔管理の1症例

    黒川 修二, 大島 知子 蘇生 43 (1), 16-18, 2024-04-02

    <p>気管切開術は上気道狭窄,気道浮腫等による抜管困難症例,呼吸不全症例等に施行される外科的気道確保である。術者と気道管理を共有するという面においては麻酔科医の術中の存在意義は大きいと思われる。</p><p> 今回,挿管管理されており,抜管困難と判断された症例に対する気管切開術の麻酔管理において術中換気困難に陥り,最終的には気切カニューレによる気管後壁穿孔という,比較的まれな合併症により,救命出…

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  • いよいよ始まる高温超電導線の大型商用化と小型核融合への課題

    山田 穣 応用物理 93 (4), 206-217, 2024-04-01

    <p>1986年の高温超電導の発見から38年.いよいよ大規模な応用が見えてきた.それが高温超電導小型核融合である.これには従来にない高磁場の大型超電導コイルが必要であり,そのため多量の高温超電導線が必須となる.総量は億kmレベルにもなるため,現在,線材各社は総力を挙げて量産化に取り組んでいる.本稿では,現在主流となっているIBAD-PLD法REBCO線を中心に,量産化へ至る技術開発の道のりと今後…

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  • Multi-Style Shape Matching GAN for Text Images

    YUAN Honghui, YANAI Keiji IEICE Transactions on Information and Systems E107.D (4), 505-514, 2024-04-01

    ...In addition, the results of a user survey study indicate that the proposed method produces higher quality results compared to existing methods.</p>...

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  • Usefulness of New Criteria for Metabolic Syndrome Optimized for Prediction of Cardiovascular Diseases in Japanese

    Yamazaki Yurie, Fujihara Kazuya, Sato Takaaki, Harada Yamada Mayuko, Yaguchi Yuta, Matsubayashi Yasuhiro, Yamada Takaho, Kodama Satoru, Kato Kiminori, Shimano Hitoshi, Sone Hirohito Journal of Atherosclerosis and Thrombosis 31 (4), 382-395, 2024-04-01

    ...The existing MetS criteria and modified criteria were not significantly different in predicting CAD/CVD, but using the modified criteria markedly increased the prevalence of MetS and percentage of people...

    DOI Web Site PubMed 被引用文献1件 参考文献40件

  • 交流電気車トランスレス化用絶縁電源回路の実験検証

    福田 典子, 舟木 剛 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 144 (4), 304-310, 2024-04-01

    ...Accordingly, we devised a flying capacitor circuit to solve the existing problems and achieve capacitive isolation. Subsequently, we devised a nesting capacitor as a short-circuit prevention measure....

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  • Effect of Different Cooling Methods on LCC Calculation of Generator-motors

    Chen Jinxiu, Liu Jie, Huang Jiaxin, Yang Zhangbin, Yao Liang, Gai Fei 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 144 (4), 288-297, 2024-04-01

    ...This paper investigates and summarises the existing research on cooling methods of generator-motor and the application of life cycle theory in the electric field....

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  • セルロース基材を用いた平面型スーパーキャパシタの電気的特性に及ぼすポリイミド粉末の添加の効果

    村山 凌太郎, 小武内 清貴, 大窪 和也 同志社大学ハリス理化学研究報告 65 (1), 1-7, 2024-04

    本研究の目的をセルロースで作られた平面型スーパーキャパシタ(SC)の電気的特性に及ぼすポリイミド(PI)粉末の添加の効果を調査することとした.PI粉末を添加したセルロースフィルムに青色半導体レーザを照射することで回路パターンを形成しSCを作製した. SCの電気抵抗値および静電容量を測定したところ,電気抵抗値はPI粉末の添加率の増加に伴い低下した.一方,静電容量はPI粉末の添加率の増加に伴い増加し…

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  • Renal Cell Carcinoma and Hepatocellular Carcinoma in a Patient with Wilson's Disease: A Case Report

    Kitahata Shogo, Michitaka Kojiro, Kinebuchi Miyuki, Matsuura Akihiro, Hiraoka Atsushi, Ohama Hideko, Yanagihara Emi, Saneto Hironobu, Izumoto Hirofumi, Kawamura Tomoe, Kuroda Taira, Tada Fujimasa, Miyata Hideki, Ninomiya Tomoyuki, Hiasa Yoichi Internal Medicine 63 (7), 963-968, 2024-04-01

    ...<p>No reports of renal cancer in patients with Wilson's disease (WD) exist. We herein report a 37-year-old Japanese man diagnosed with WD who had been treated with d-penicillamine 9 years prior....

    DOI Web Site PubMed 参考文献25件

  • 萌芽期以前の気象データを用いた茶の摘採適期早期予測の試み

    松本 宜大, 下司 純也, 曹 巍, 藤岡 宏樹 農業情報研究 33 (1), 1-13, 2024-04-01

    <p>摘採時期が品質に大きな影響を及ぼすチャの栽培において,綿密な収穫計画を立てるためには,早期の摘採適期予測が必要である.しかしながら,従来の予測モデルは,萌芽日の情報が必要であり,また,摘採適期の2週間前頃に予測を行うものであった.本研究では,京都府宇治市で栽培されたチャ「やぶきた」,「さやまかおり」,「おくみどり」の10–19年分の摘採適期を,その約1か月前である萌芽期以前の気象データ(日…

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  • マイクロホン対の役割選択に基づく全方位音源追尾性能向上

    佐々木 遥人, 陶山 健仁 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (4), 387-396, 2024-04-01

    ...When a sound source exists at a wide angle to the microphone pairs, the estimation direction indicates highly sensitive to the measurement error of TDOA(Time-Difference-Of-Arrival) between microphones,...

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  • Evaluating Pedestrian Congestion Based on Missing Sensing Data

    Jia Xiaolu, Feliciani Claudio, Tanida Sakurako, Yanagisawa Daichi, Nishinari Katsuhiro Journal of Disaster Research 19 (2), 336-346, 2024-04-01

    ...Despite this challenge, pedestrian congestion with missing data has not been extensively addressed in existing research....

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  • 言語横断検索・リランキングに基づく目的言語翻訳メモリ利用型NMT

    田村 拓也, 王 小天, 宇津呂 武仁, 永田 昌明 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 243-254, 2024-04-01

    Hossainらが提案したretrieve-edit-rerank方式は,翻訳や要約において,(1)外部情報から類似事例を検索し,(2)ニューラルモデルにより出力候補文を生成,(3)リランキング・スコアによって最良の出力候補文を自動選択する枠組みである.本論文では,類似目的言語文を用いた翻訳メモリ利用型NMTのタスクにおいて,このretrieve-edit-rerank方式の枠組みに基づき,類似…

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  • Impact of Low-Density Lipoprotein Cholesterol Levels at Acute Coronary Syndrome Admission on Long-Term Clinical Outcomes

    Sato Ryosuke, Matsuzawa Yasushi, Yoshii Tomohiro, Akiyama Eiichi, Konishi Masaaki, Nakahashi Hidefumi, Minamimoto Yugo, Kimura Yuichiro, Okada Kozo, Maejima Nobuhiko, Iwahashi Noriaki, Kosuge Masami, Ebina Toshiaki, Kimura Kazuo, Tamura Kouichi, Hibi Kiyoshi Journal of Atherosclerosis and Thrombosis 31 (4), 444-460, 2024-04-01

    ...Contrariwise, an inverse association exists between LDL-C levels and prognosis in some patients with cardiovascular diseases—the so-called “cholesterol paradox.”...

    DOI Web Site PubMed 参考文献46件

  • An Automated Multi-Phase Facilitation Agent Based on LLM

    DONG Yihan, DING Shiyao, ITO Takayuki IEICE Transactions on Information and Systems E107.D (4), 426-433, 2024-04-01

    ...In this paper, we focus on the following three problems: 1) The IBIS-based agent was designed to only promote other participants' posts by replying to existing posts accordingly, lacking the consideration...

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  • 長野県在来カブ品種‘開田蕪’における自家採種の現況

    小原, 涼太郎, 松島, 憲一, 根本, 和洋 信州大学農学部AFC報告 22 31-36, 2024-03-31

    長野県木曽郡木曽町開田高原において,長野県在来カブ品種‘開田蕪’の自家採種農家および自家採種圃場を対象に現地調査を行った.その結果,‘開田蕪’は42戸の採種農家により採種され,母本数の平均は20.7個体であった.そのうち,全体の92.5%が16個体以下,70.0%が10個体以下であり,100個体以上の大規模採取種は7.5%であった.また,採種圃場と隣接する採種圃場間の距離や,聞き取り調査から自家…

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  • 長野県在来カブ品種‘開田蕪’における形態的特徴の系統間変異

    小原, 涼太郎, 松島, 憲一, 根本, 和洋 信州大学農学部AFC報告 22 37-44, 2024-03-31

    長野県在来カブ品種‘開田蕪’の自家採種種子から開田高原全域を網羅するよう22系統を選出し栽培を行い,そのうち19系統について各系統最大10個体供試し,12項目について形態調査を行った.その結果,‘開田蕪’は幅広い系統間変異を有しており,高い遺伝的多様性を保持していることが示唆された.これは採種農家の多さと農家間の遺伝的交流に起因するものであると考えられた.また,かつて開田高原を2別する西野地区と…

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  • 看護実践における“文化ケア” : 文化人類学的視点からの一考察

    日置, 光葉, 庄子, 幸恵, 太田, 晴美 東北文化学園大学看護学科紀要 13 (1), 1-14, 2024-03-31

    本研究は、文化人類学的な文化の定義を整理し、日本国内の看護実践で何が文化と見なされているかを分析し、“文化とみなされるもの”に対しどのような看護実践が行われているかをLeiningerのサンライズモデルを踏まえ明らかにする。文化人類学的に文化は1)特定の社会において意味づけられるもの、2)習得される価値観、即ち生活様式や行動様式を支配するものであると位置づけられた。看護実践においても、対象とした…

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  • 語構造の観点から見た広東語フットの考察

    陳 凱僑 アジア・アフリカ言語文化研究 2024 (107), 5-20, 2024-03-31

    ...Building upon these observations, previous studies posit the existence of a disyllabic foot in Mandarin, functioning as a prosodic template in word formation....

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  • HFO系冷媒R1233zd(E)およびR1224yd(Z)の液相音速測定

    西山 貴史, 打越 流河, 倉成 太郎, 本田 知宏, 高 雷 日本冷凍空調学会論文集 40 (1), 27-, 2024-03-31

    <p><tt>地球温暖化への影響が小さい新規冷媒候補が次々と提案されるに伴い,それらを評価・利用するために必要となる高精度な状態方程式(</tt>EOS<tt>)の作成が求められている.各冷媒の</tt>EOS <tt>は信頼性の高い熱物性実測値を元に作成されるが,その最適化においては</tt><i>PρT …

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  • ウォータメドウズの保全

    國方 敬司 関東学園大学経済学紀要 50 (0), 1-52, 2024-03-31

    ...<br>  If we recognize the points mentioned above and the cultural importance of water meadows in the Wessex landscape, it's now the right time to change the management regimes of existing meadows to include...

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  • 生活圏と世代を意識した選挙区割

    松原 千波, 鮏川 矩義, 大澤 義明 応用地域学研究 2023 (27), 28-36, 2024-03-31

    <p>現在、衆議院議員の議員定数465名のうち、289名が小選挙区制で選出されている。これら289議席は、茨城県に7議席、北海道に12議席、東京に30議席といった具合に、人口に応じて各都道府県に配分されている。既存研究では、一票の重みの格差の是正を主な目的として、各都道府県での選挙区割の改善案が示されてきた。本研究では、行政圏と生活圏の不調和と少子高齢化に伴うシルバー民主主義の問題に焦点を当て、…

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  • 世界史探究で近世グローバルヒストリーを教える試み : 比較・関係性を意識した授業実践を中心に

    矢景 裕子 研究紀要 : 神戸大学附属中等 論集 8 9-16, 2024-03-31

    本稿は世界をひとつの歴史空間として理解することを目標とする「近世グローバルヒストリー」の実践報告である。全7次・16時の単元を構想し、「ローカル」「リージョナル」「グローバル」の視点の組み合わせを意識しながら、既存の枠組みを維持しつつ地域間交流に焦点を当てた。15時には近世史の論文を教材とした「近世地中海世界と海賊」の授業を行った。生徒たちはグループワークを通して資料を分析し、地中海世界の交流の…

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  • 薬剤探索の新たな戦略:NMR 独自の視点の活用

    井上 直也, 白木 琢磨, 米澤 康滋, 櫻井 一正 近畿大学先端技術総合研究所紀要 (29) 1-9, 2024-03-31

    本稿では近年みられる薬剤の探索戦略の変遷と、その中で見られる核磁気共鳴法(NMR)の役割について概説する。1957年のタンパク質分子の立体構造の報告から、Structure-Based Drug Discovery (SBDD) という戦略が生まれた。タンパク質の立体構造を基に「活性部位をピンポイントで狙う」薬剤分子を人工的にデザインするという発想である。しかしSBDD薬剤には、副作用や細胞馴…

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  • 緩和ケア病棟に入院している終末期患者が体験する安楽

    北谷 幸寛, 八塚 美樹 日本エンドオブライフケア学会誌 8 (1), 42-50, 2024-03-31

    <p>【 <b>目的</b>】 緩和ケア病棟に入院している終末期患者の安楽とはどのような体験かを明らかにする.</p><p>【 <b>方法</b>】 データ収集は,フィールドワークと非構造的面接・半構造的面接を行った.データの分析は解釈学的現象学の手法を用いた.</p><p> <b>【結果・考察】</b> …

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  • 社会問題の教育学を求めて

    辻 浩 名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要. 教育科学 70 (2), 1-9, 2024-03-31

    ...When social problems occur that are left unaddressed, the increase of public dissatisfaction impacts the existing social system negatively, which results in the necessity for educational countermeasures...

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  • 製造業の組織の壁を乗り越えるPMO

    冨田 寛 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 19-24, 2024-03-31

    <p>製造業は長年にわたり,業務効率を追求し縦割り組織を各社内に形成してきた.しかしながら近年,低コスト開発,短納期開発,DXなどが経営課題に掲げられ,製造業においてもアジリティを高め,効率よく高い価値を提供し続けること,「新規事業創出」や「事業の変革」が求められている.一方でこれまでに培われてきたルール,プロセス,資産が存在し,新規事業の立ち上げ,変革の必要性を訴えたとしても,「総論賛成,各論…

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  • 社会的インパクトのアセスメント

    三木 章義, 稲葉 涼太 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 70-75, 2024-03-31

    <p>企業活動の結果は社会にインパクトを与える.企業活動の社会的インパクトには,ポジティブかネガティブ,あるいは意図するものかしないものがある.そのうち,ネガティブな社会的インパクトの影響が深刻化しており,2015年9月に国連が持続可能な開発目標(SDGs)を決定し,多くの企業がSDGs事業を始めようとしている.しかしSDGs事業の立ち上げを支援するSDGsガイド類のほとんどが,多国籍大企業向け…

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  • 生成され続ける在来知

    劉 振業 現代民俗学研究 16 (0), 1-18, 2024-03-31

    ...However, to quantify and deal with this uncertainty, existing gambling research tends to favor the use of “modern science = probabilistic thinking.”...

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  • 小学校における漢字ドリル指導法の実践的検討――「個別自由進度実践」の分析を手がかりに――

    土居 正博 国語科教育 95 (0), 35-43, 2024-03-30

    <p>小学校教育現場において、漢字ドリルは非常に多く用いられている。しかしながら、漢字ドリル指導に関する先行研究はほぼ見られない。教育現場における漢字ドリル指導が持つ課題には、教師が学習のペースを毎日決めてしまい学習者の「自律性への欲求」が満たされていないという点が挙げられる。本稿の主眼は、この課題を解決する実践を開発し、検討することにある。そこで、漢字ドリル指導に自己調整学習の考えを取り入れ、…

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  • フェストロリウム新品種「ノースフェスト」の育成とその特性

    田村 健一, 田瀬 和浩, 眞田 康治, 小松 敏憲, 秋山 征夫, 谷津 英樹, 横山 寛, 高山 光男, 林 拓, 牧野 司, 出口 健三郎, 佐藤 尚親 農研機構研究報告 2024 (17), 1-22, 2024-03-29

    <p>フェストロリウム「ノースフェスト」は越冬性や放牧適性等を育種目標として四倍体のメドウフェスクとペレニアルライグラスの交雑後代を母材に育成された複二倍体品種であり,4 母系 19 栄養系で構成される.北海道内 7 か所での地域適応性検定試験の結果,「ノースフェスト」の越冬性はいずれの地域でもペレニアルライグラス「ポコロ」や既存のフェストロリウム品種より優れた.メドウフェスク「ハルサカエ」との…

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  • 「ふつう」を定義することで作られる自他の境界に気付かせる市民性教育プログラムの研究

    松原 心, 桑原 敏典 岡山大学教師教育開発センター紀要 14 151-164, 2024-03-29

    本研究は,子どもの価値判断基準,つまり自分と他者を区別する価値判断を問い直すプログラム構成原理を明らかにし,その原理に基づいて開発したプログラムを大学生に対して実験的に実践することを通して,原理の有効性や学習者の価値判断基準の変容を明らかにしようとするものである。本研究では,これまでの価値判断学習にはなかった感情を取り入れた新たな構成原理を明らかにするとともに,プログラムの開発・実践を通して,社…

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  • サーモポロメトリーによるセメント硬化体の細孔構造解析に関する一考察

    名和 豊春 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 112-119, 2024-03-29

    <p>サーモポロメトリーを用いた細孔構造解析でヒステリシスが生成する機構について考察を加えた。融解過程での細孔径分布が前処理で試料を乾燥した水銀圧入法による細孔径分布と類似することから、サーモポロメトリーの凍結過程において、セメント硬化体が乾燥し細孔構造の変化が生じていることを明らかにした。これは、従来から指摘されていた測定前の処理による細孔構造の変化をよく説明するものであり、セメント硬化体が晒…

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  • 処女乾燥とその後の再吸湿に伴うセメント硬化体の水和物と水分分布の変化

    佐伯 直彦, CHENG Luge, 栗原 諒, 丸山 一平 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 17-25, 2024-03-29

    <p>セメント硬化体は、外部の相対湿度(RH)に応じてC-S-Hゲルの構造、空隙内での自由水分布および結合水量が変化する。それらの変化には乾燥履歴によるヒステリシスが存在するため、処女乾燥させた系と乾燥後に再吸湿させた系とでは、同じRHで平衡にある状態でもそれらの性質が異なる。本研究ではセメント硬化体をRH 60%で処女乾燥した系、RH 23%乾燥後とD-dry乾燥後にそれぞれRH …

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  • 大企業の新規事業開発におけるエフェクチュエーションの活用

    柳 淳也, 吉田 満梨, 並木 州太朗, 竹林 一, 今庄 啓二 マーケティングジャーナル 43 (4), 18-30, 2024-03-29

    <p>大手電気機器メーカーの事例から,大企業におけるビジネスモデル革新(BMI)という文脈において,コーゼーションとエフェクチュエーションという異なる意思決定のロジックが,「なぜ」,「どのように」組み合わせられるのかについて,本研究では新たなパターンを提示した。具体的には,エフェクチュエーションの実践を短期的にはコーゼーションの評価基準から独立させる重要性と共に,長期的には2つのロジックを組み合…

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  • 消費者向け広告が従業員の転職意向に与える影響

    加藤 拓巳, 池田 亮介, 小泉 昌紀 マーケティングジャーナル 43 (4), 73-85, 2024-03-29

    <p>インターナルマーケティング(IM)は,従業員を顧客として捉え,社内施策に焦点が置かれる。しかし,消費者向け広告は,従業員が仕事の社会的影響を認識したり,意識改革の機会となる。ビジネスではこのような活動が見られるが,研究としては知見が乏しい。本研究は,IMの文献で議論されてきた9つの要因(能力獲得,賃金,ワークライフバランス,上司との信頼関係,人材の多様性,オフィス設備,社員食堂,先端技術,…

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  • 乾湿繰返しの規則性がモルタルの水分移動特性に与える影響

    金氏 裕也, 原田 遼河, 黒田 保 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 129-136, 2024-03-29

    <p>乾湿繰返しを受ける鉄筋コンクリート構造物内部の鋼材は、水分と酸素の供給により腐食が発生・進展する環境下にあると考えられる。鋼材腐食の発生・進展を予測するためには、乾湿繰返し環境下におけるコンクリート部の水分移動特性を把握する必要がある。本研究では、モルタルの吸水実験および乾湿繰返し実験により測定したモルタルの飽和度分布および内部水分量の経時変化より、吸水過程および乾湿繰返し過程における水分…

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  • 起業家的シンボリック・マネジメント

    軸屋 泰隆, 山田 仁一郎 マーケティングジャーナル 43 (4), 6-17, 2024-03-29

    <p>本研究は,ベンチャーの事業成長可能性を高める「起業家的シンボリック・マネジメント」の重要性とその影響力を示唆する概念研究である。「シンボリック・マネジメント」とは,複雑な市場環境においてベンチャーが取り組む新しい事業の識別可能性を高め,その意味を効果的に伝える手段である。また,「シンボリック・マネジメント」とは,ステークホルダーの想像力に訴えながら,「シンボル」それ自身の意味の連想をステー…

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  • 偽造ラグジュアリー製品の購買動機

    北澤 涼平 マーケティングジャーナル 43 (4), 56-63, 2024-03-29

    <p>偽造ラグジュアリー製品とは,オリジナルのラグジュアリー製品と見た目が同一の製品を指し,消費者は,そうした製品を,偽造品であると完全に認識した上で購買することがある。このような消費者の購買行動を説明すべく,既存研究は,消費者の偽造ラグジュアリー製品の購買動機について探究してきた。しかしながら,当該領域の最新動向を詳細にレビューした研究は存在しない。そこで,本論は,マーケティング領域の主要学術…

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  • 畳屋の事業転換と両利きの経営者

    白石 秀壽 マーケティングジャーナル 43 (4), 96-105, 2024-03-29

    <p>畳は日本の伝統的床材であるが,住宅の洋風化に伴い,市場は衰退傾向にある。一般に,畳屋は地域に根差して事業を展開している。なぜなら,畳を敷き込む際には,部屋の間取りや柱の位置に応じて,高さやサイズを調整する熟練の職人的技能が不可欠で,規模の経済を発揮できないからである。また畳は差別化が難しい製品でもある。それゆえに畳業界は典型的な多数乱戦型業界となる。そのような中で,久保木畳店は,全国の飲食…

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  • 「日本のラディカルズ」の帰趨

    佐藤 方宣 経済学論集 84 (1), 2-21, 2024-03-29

    <p>1970年代の日本では,近代経済学者たちの間で方法論的基礎についての反省(内省)が広がった.そこには同時期のアメリカのラディカルズの異議申し立てとの共通点と相違点が見出だせる.後に佐和隆光はこの動向を「日本のラディカルズ」と呼び,アメリカのラディカルズが経済学の価値前提を問うたのに対し,日本のそれは方法論的反省に留まったと評した.本稿はこの佐和の「日本のラディカルズ」という視角を補助線に用…

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  • 政務活動費の適正運用と第三者機関の役割 : ある中核市の取り組みに着目して

    堀, 裕彦 政策創造研究 18 103-117, 2024-03-28

    「事実は小説より奇なり」と言うが、平成26年7月に全国中継された兵庫県議会議員による「政務活動費」の不正使用に関する「号泣会見」は、期せずして制度の存在を広く国民に知らしめるところとなった。その後、この一県議により開かれたパンドラの箱は、全国の地方議会に波及することとなり、その制度自体が「諸悪の根源」であるかのような誤解と錯覚を与える結果になった。筆者は、奇しくも「号泣会見」の直後から、大阪府下…

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  • Displaced and Destitute

    UDDIN M Ala, 宮原 曉 アジア太平洋論叢 26 (1), 81-92, 2024-03-28

    ...Their living conditions in densely populated camps have rendered their existence intolerable....

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  • 極低温不揮発FPGAを対象とした誤り耐性量子コンピュータ向け表面符号復号器のRTL設計

    中村, 徹舟, 宮村, 信, 井上, 弘士, 川上, 哲志, 阪本, 利司, 多田, 宗弘, 谷本, 輝夫 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) 17 (1), 13-25, 2024-03-26

    量子ハードウェアは高いエラー率を示すため,量子誤り訂正技術の実現が不可欠である.特に,表面符号は高いエラー訂正性能を持つ誤り訂正符号として注目されている.本研究では,極低温環境で動作可能なNanoBridge-FPGAへの実装を目指し,iterative greedyアルゴリズムを用いた表面符号復号器のRTL設計を行った.設計した復号器は,先行研究と同じ誤りシミュレータを用いて動作検証を行い,レ…

    情報処理学会

  • 頚椎椎間板ヘルニアに対するTrigger-Flex<sup>TM</sup> Dart Bipolar systemの治療経験

    唐澤 祐輝, 伊達 久, 西山 遼太, 伊藤 裕之, 鈴木 陽子, 末永 佑太 日本ペインクリニック学会誌 31 (3), 64-68, 2024-03-25

    <p>頚椎椎間板ヘルニア治療において,経皮的髄核摘出術(percutaneous nucleotomy:PN)は神経ブロックと手術の中間的侵襲度の治療である.PNデバイスとして,近年Trigger-Flex<sup>TM</sup> Dart Bipolar system(以下,Dart電極)が開発されたが,未だ臨床成績の報告はない.2020年4月から2021年3月に当施設でDart電極によるP…

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  • オントロジーの論理構造と語彙情報を考慮した概念包含のための埋め込み学習

    飯島 彩友, 兼岩 憲 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (SWO-062), 06-, 2024-03-23

    <p>ナレッジグラフに対して様々な埋め込みモデルが提案されているが,それはオントロジーからの包含関係などの予測を強化できない.そこで近年,オントロジーの語彙情報を活用したり,論理構造を図形的に解釈して埋め込み学習を行う手法が提案されてきた.しかし,それらの埋め込み手法のほとんどは論理構造といっしょにオントロジーの語彙情報を学習に使用していない.そこで本研究では,オントロジーの語彙情報を取り入れな…

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  • 郷土料理継承のためのGPT-3.5を用いたレシピ簡単化アプリの作成とコメント機能の追加

    河村 郁江 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (SWO-062), 07-, 2024-03-23

    <p>本研究の目的は、郷土食の継承と理解に資するLinked Open Dataを構築することである。郷土食には地域の特性や文化に関する重要な情報が含まれているが、現代の食生活の変化により、家庭で郷土食を継承する機会が減少している。そこで、郷土食に関するアンケート調査を実施したところ、郷土食を作りたい理由で最も多かったのは「伝承したい」であり、作りたくない理由で最も多かったのは「時間がかかる、面…

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  • 実験と計算で探るクサカゲロウの翅の反射防止性能

    吉田 一也 色材協会誌 97 (3), 73-76, 2024-03-20

    <p>トンボなどの透明な翅(はね)の表面には,微細な構造が存在し,それは光の反射防止性などの多くの機能を備えている。クサカゲロウの翅においても類似の微細な構造が存在し,それはさまざまな機能をもっていると予想されている。しかし,クサカゲロウの翅の光学特性については,ほとんど研究されてこなかった。本稿では,クサカゲロウの翅の表面構造とそれに関連する光学特性についての研究を紹介する。とくに,透過率測定…

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  • 小児の新型コロナウイルス感染症の疫学とワクチン

    岡田 賢司 日本小児アレルギー学会誌 38 (1), 65-70, 2024-03-20

    <p>世界保健機関(WHO)は新型コロナワクチンの接種推奨を2023年3月28日に更新した.その中で,健康小児(生後6か月~17歳)に対するワクチン接種は優先順位が低いとして,国ごとの状況を加味した上で小児へのワクチンの必要性について検討することを奨めている.</p><p>わが国では新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)の感染症法上の位置づけが,2023年5月8日に5類感染症に変更と…

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  • <報告>日本語・日本事情遠隔教育拠点報告 2023

    波多野 博顕, 伊藤 秀明, 陳 祥, 渡邊 芙裕美 筑波大学グローバルコミュニケーション教育センター日本語教育論集 39 131-142, 2024-03-19

    本稿では日本語・日本事情遠隔教育拠点の2022年秋から2023年夏までの主な活動について1) 学習コンテンツの最新利用状況、2) 既存コンテンツの拡充、3) 新規コンテンツの開発、4) 講演会およびシンポジウムの4つに整理して報告を行なう。コンテンツの利用状況ではTTBJの受験件数が集計開始以降初めて2万件を超え、特に団体受験で増加傾向にあることを報告する。また、「筑波ウェブコーパス」のページビ…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE

  • 柔軟剤広告における広告表現の過剰性が商品魅力に与える影響

    蛯谷 孟弘, 加藤 拓巳 マーケティングレビュー 5 (1), 21-29, 2024-03-19

    <p>近年,商品機能を過剰に表現した「過剰広告」が散見される。それら過剰広告が消費者の知覚に及ぼす影響については,これまで盛んに議論されてきた。既存研究の多くは過剰広告の負の影響について論じたものだが,以下2つの条件では正の影響を及ぼす;(1)消費者がブランドに好意的な態度を有する,(2)過剰さを受容しやすい国民性を有する。しかし,これら既存研究は消費者の態度や属性に依拠しており,消費者に魅力的…

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  • 中国重彩画における日本画のマチエール表現の活用についての考察 -材料及び技法を中心に-

    東北芸術工科大学 紀要 31 2024-03-18

    筆者は中国の重彩画の改革と革新に取り組んでおり、日本画の「マチエール」の表現を取り入れることで、材料と技法の観点から新たな可能性を探求している。本論では、これまでの研究成果を統合し、進行中の研究の中間報告としての役割を果たす。 「中国重彩画」という語は、既存の日本の文献では限られた言及しかされていないが、中国の学術界では相当に議論された分野である。中央美術学院で蒋採蘋氏がこの学問分野を設立した1…

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  • 素材の〈経験的性質〉による表現 -〈天然性〉を中心に-

    劉 佳緒 東北芸術工科大学 紀要 31 2024-03-18

    筆者は〈天然〉と〈人工〉という名称の背景に、現代の効率的生活と動物の本能との矛盾の存在を考えている。この矛盾を絵画制作の主題とするため、本稿では制作に用いられる素材と〈自然物〉との関係を〈天然性〉と定義し、更に〈天然素材〉と〈人工素材〉における〈天然性〉を使い分けることを通してこの矛盾を表現することを試みるため以下の検討を加える。つまり、素材となる物質の存在により備わっている性質を〈存在的性質〉…

    機関リポジトリ

  • 熱傷患者における新たな予後推定指数new PBIの検討

    守永 広征, 海田 賢彦, 田中 佑也, 吉川 慧, 山口 芳裕 熱傷 50 (1), 1-5, 2024-03-15

    <p> 【背景】熱傷患者の予後推定指数として海外においてはBaux score, revised Baux score, abbreviated burn severity index (ABSI), Belgian outcome in burn injury (BOBI) などが用いられ, 本邦ではprognostic burn index (PBI) が最もよく用いられている. 近年, …

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  • 自動プログラム生成におけるプログラム依存を考慮した交叉の提案

    渡辺 大登, 柗本 真佑, 肥後 芳樹, 楠本 真二, 倉林 利行, 切貫 弘之, 丹野 治門 情報処理学会論文誌 65 (3), 718-728, 2024-03-15

    自動でプログラムを生成する技術の実現手法として,遺伝的アルゴリズム(GA)を用いた生成と検証に基づく手法が提案されている.この手法では,テストケースを入力として受け取り,プログラムの改変と評価を繰り返して全テストケースに通過するプログラムの生成を試みる.GAにおけるプログラム改変の方法は変異と交叉に大別される.このうち,交叉は過去の改変履歴の一部を再利用する操作であり,一点交叉や一様交叉などの生…

    DOI 情報処理学会

  • 深海乱流混合のパラメタリゼーションに関する研究

    伊地知 敬 海の研究 33 (1-2), 1-16, 2024-03-15

    <p>深層海洋大循環を把握する上でブラックボックスとなっている深海乱流混合の全球分布を解明するためには,グローバルに観測可能なスケールの大きい物理量から乱流混合強度を推定する,いわゆる,パラメタリゼーションの手法に頼らざるを得ない。しかしながら,既存の乱流パラメタリゼーションはいくつかの問題点を抱えている。海洋の中・深層における乱流散逸率のパラメタリゼーションは,ファインスケールの流速シアーと密…

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  • ECMPの拡張によるハードウェアロードバランサの提案

    中村 遼, 海老澤 健太郎, 奥澤 智子, 李 忠翰, 関谷 勇司 情報処理学会論文誌 65 (3), 635-645, 2024-03-15

    本研究では,Equal Cost Multi-path(ECMP)を拡張することで既存のECMPの欠点を解消した新しいロードバランス手法を提案する.一般的なハードウェアルータの持つECMP機能はトラフィックをフローごとに複数のネクストホップに分散することができる.つまりECMPをそのままロードバランサとして利用できれば,専用の機材を導入するのと比較してコスト面,運用面における負荷が少ない.しかし…

    DOI 情報処理学会

  • 3Dヘアモデリングにおける髪束両端の描画によるヘアカード生成

    高野 正統, 森本 有紀 芸術科学会論文誌 23 (1), 1_1-1_8, 2024-03-15

    <p>我々は、直感的かつ素早くヘアモデリングのため、頭部を囲う形や平面や任意の形状の3Dカンバスを用い、髪束両端の輪郭線の手描き入力によって髪束を表すヘアカードを生成するシステムを提案する。1本の線を軸として髪の束を生成する既存手法ではユーザの意図を詳細に反映することが難しい。本手法では手描きのイラスト作成のように髪束を二本の輪郭線からモデリングことでより自由に詳細な形状を指定しより直感的に詳細…

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  • 0.1 kGy以下のガンマ線照射によりDNA中に生成する5,6-dihydrothymidineの高感度定量法の開発

    藤原 拓也, 福井 直樹, 古田 雅一, 高取 聡 RADIOISOTOPES 73 (1), 35-46, 2024-03-15

    <p>相対的に低線量(0.1 kGy以下)のガンマ線照射によりDNA中に生成される5,6-ジヒドロチミジン(DHdThd)の高感度定量法を開発した。我々は、食品のDNA中に生成される放射線照射生成物であるDHdThdを測定することにより、食品の照射履歴を判別する方法について報告している。本手法は、(1)食品からのDNA抽出、(2)DNAのヌクレオシドへの酵素分解、(3)高速液体クロマトグラフ付タ…

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 中英語における2種類の二重詰めCOMP

    岩﨑 宏之 異文化の諸相 44 (1), 55-65, 2024-03-12

    ...This proposal implies that the existence of Doubly-filled COMP in Middle English is closely related to the absence of that-trace effects in English at that time.<br> </p>...

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  • On intrinsic Hodge-Tate-ness of Galois representations of dimension two

    Hoshi Yuichiro KODAI MATHEMATICAL JOURNAL 47 (1), 99-111, 2024-03-11

    ...Next, we also prove the existence of an irreducible Hodge-Tate <i>p</i>-adic representation of dimension two of the absolute Galois group of a <i>p</i>-adic local field and a continuous automorphism of...

    DOI

  • 重要伝統的建造物群保存地区の住民による住宅減災対策への意向と行動の規定要因に関する研究

    梶原 彰吾, 近藤 民代, 新田 有沙, 北岡 直子 都市計画報告集 22 (4), 609-615, 2024-03-11

    <p>本研究では重要伝統的建造物群保存地区を対象に、住民の防災対策行動へ至る過程とそれにかかわる要因を調査した。本研究により、重要伝統的建造物群保存地区の住民が防災対策を実践する過程が明らかになった。また、当該地区では、地域によって住民の住宅改修工事の目的が異なることが明らかになった。それを踏まえたうえで、目的に応じて支援を変える必要性を考察した。また、住宅の防火対策に対する住民の関心が意思決定…

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  • 米国シアトル市の景観デザイン協議にむけての地域社会への早期の情報提供制度に関する一考察

    栗山 尚子, 堀 裕典, 阿久井 康平, 蕭 耕偉郎 都市計画報告集 22 (4), 777-781, 2024-03-11

    <p>米国シアトル市は2018年よりデザインレビューに向けての地域社会への早期の情報提供制度(アウトリーチ制度)を運用している。本稿では、アウトリーチ制度の概要とアウトリーチで得られた地域社会からの意見と竣工済みの建築物の状況把握を通して、制度の特徴等の考察を目的としている。調査方法は、市のホームページと担当者からの情報収集、学識経験者へのヒアリング調査、開発事例の現地調査である。研究の結果、本…

    DOI

  • 欧米研究機関における日本人研究者と同僚の 発達的相互作用プロセス

    有吉, 美恵 研究紀要 - (25), 1-17, 2024-03-10

    近年,多くの調査で日本の研究力低下が指摘され,研究職の国際的キャリア開発が急務となっている。先行研究は個人の学習過程や職場の相互支援に焦点を当ててきたが,当事者の適応と周囲の支援を可能にするためには,個人と周囲の相互適応プロセスを解明する必要がある。そこで本研究は,駐在研究者18名から質的データを収集,修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチで分析した。結果,47の概念が生成され,コア・カテゴ…

    機関リポジトリ

  • 質問応答データセットによる種差別バイアスの測定に向かって

    竹下 昌志, 進藤 稜真, ジェプカ ラファウ, 荒木 健治 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (AGI-026), 41-49, 2024-03-08

    <p>大規模コーパスで学習した言語モデルに社会的バイアスが含まれていることが問題となり、ジェンダーや人種バイアスなど、様々な社会的バイアスを評価するデータセットが開発されている。しかし、多くのデータセットは人間の社会的属性の評価に限定されている。本研究では、非ヒト動物に関する差別的バイアス、すなわち種差別バイアスを評価するためのデータセットの開発を行う。既存の英語QAデータセットを参考に、種差別…

    DOI

  • Study on Na<sup>+</sup> Storage Mechanisms of Carbon Black

    ZHANG Zhanhao, WANG Kun, HAN Beibei, XU Guiying, JIN Ruifa, AN Baigang, JU Dongying, SHI Yingying, LI Zewei, ZHOU Weimin Electrochemistry 92 (3), 037002-037002, 2024-03-07

    ...Carbon black (CB) attracts us to consider that it is a suitable model to study the Na<sup>+</sup> storage mechanism because CB is an extremely popular industry product, and a lot of organic groups exist...

    DOI Web Site 研究データあり 参考文献37件

  • 「性質」理解のための既知概念による説明支援システム

    久乗 皓大, 小尻 智子 人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 100 (0), 95-100, 2024-03-05

    <p>研究が新規性を持つかどうかの判断といった,性質の有無を判断する基準は暗黙的で,獲得するのは難しい.性質は構成要素が持つ特徴の条件であるとみなせるため,性質の基準を理解するためには,対象が持つべき構成要素の条件を知る必要がある.本研究では研究を対象に,性質を表す特徴の表現方法を定義する.また,性質の基準を考えるためのプロセスを定義し,プロセスに沿って妥当な基準の導出を支援するシステムを構築す…

    DOI

  • 「竹取物語」を多面的に読む:視点を変えて読み解く問いの設定

    上川,寛子 鳥取大学附属中学校研究紀要 55 7-12, 2024-03-01

    平成29 年告示の学習指導要領では,古典に親しむことが重視されている。本実践では,「竹取物語」を小さい頃に楽しんだ昔話「かぐや姫」の延長として読むのではなく,新たな視点を持って読ませるため,物語の背景やエピソードの意図に目を向けさせる問いを設定した。小グループを活用し,自由に話し合いをさせると,既有の知識や体験を生かして多面的に読み解き,新たな考えを形成ようとする姿が見られた。

    機関リポジトリ

  • Income Level and Impaired Kidney Function Among Working Adults in Japan

    石村, 奈々, 井上, 浩輔, 丸山, 士行, 中村, さやか, 近藤, 尚己 JAMA Health Forum 5 (3), 2024-03

    ...Although previous studies have shown the association between socioeconomic status and CKD, little is known about whether this association exists in countries such as Japan where universal health coverage...

    HANDLE

  • 深さ優先分枝限定法による目的変数パラメータ数を最小化するベイジアンネットワーク分類器学習

    加藤 弘也, 菅原 聖太, 植野 真臣 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (3), 111-122, 2024-03-01

    ベイジアンネットワーク分類器(Bayesian Network Classifier: BNC)は高い分類精度をもつことが知られている.近年,最も分類精度の高いBNCとして,I-mapの中で目的変数パラメータ数(Number of Class variable Parameters: NCP)を最小にして,分類確率の推定のみを最適化するBNC学習法が提案されている.このBNC学習では幅優先探索を…

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  • Streaming quality control based on object-detection accuracy

    Akutsu Nobuaki, Shindo Takuya, Hiraguri Takefumi, Yoshino Hideaki, Itoh Nobuhiko IEICE Communications Express 13 (3), 76-79, 2024-03-01

    ...The results confirm that the proposed method can reduce bandwidth consumption to 49% of that of the existing video quality control method at the same success rate.</p>...

    DOI PDF

  • Merge and Multidominance.pdf

    今井,隆 都留文科大学大学院紀要 (28) 105-123, 2024-03-01

    ...However, there exists another option of dominance, i.e. a syntactic element dominates more than two elements, called multidominance, which follows from three dimensionality....

    DOI 機関リポジトリ

  • 「だてマスク」はいかにして問題となったか : 2011年から2012年を中心に

    柿本 昭人 同志社政策科学研究 25 (2), 47-60, 2024-03-01

    2023年3月にマスクの着用が個人の判断に委ねられ、コロナ禍は一つの区切りを迎えた。この間マスクの着用をめぐって他者の行動を監視する各種の「警察」が出現するが、「必要のない」マスクの着用を問題とする視点は、コロナ禍以前に「だてマスク」として既にあった。精神医学と心理学はだてマスクを社交不安障害における安全確保行動とし、介入がなければ依存症になると言う。ここには親密な関係性を前提とする人間関係にお…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • リスク概念の構造:現象学の視座からリスクを理解する

    甘利 康文 社会情報学 12 (3), 1-18, 2024-03-01

    <p>リスクの概念に関しては, 先行研究において多くの検討がなされているものの, 現状, 広く一般的に受け入れられているリスクの概念や定義は存在しないとされている。リスクは概念であり自然界に存在するものではないため, 一般的な科学の考え方では, リスクの本質, すなわち「リスクとは何か」は追究しきれない。このことは, 経営実務上の課題としてリスクを扱うリスクマネジメントや, …

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  • 大学構内におけるWi-Fiの受信信号強度とスマートフォンを用いた屋内位置推定システムの開発

    田中 空斗, 足立 裕基, 小松 和暉, 宮路 祐一, 上原 秀幸 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 209-217, 2024-03-01

    本論文では,大学の講義棟のようなWi-Fiインフラが整備されている屋内施設において,スマートフォンを所持した来訪者等のユーザに位置情報を提供するシステムを開発している.開発するシステムでは,Wi-Fiのアクセスポイントから得られる受信信号強度を用いて,ユーザのいる部屋,階,通路上での位置を推定している.本システムは,既存のWi-Fi設備と建物図面のみを用いて構築でき,既存の設備にいっさい手を加え…

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